14/09/21 12:20:00.39 mXY5F8g/
>>48
残念ながら自分はまとめwikiには全く関係ない人間なんで…
そのつもりも全くなかったですw
ただ単に発売迫ってるっつーのに誰もスレ立てする雰囲気なかったからテキトーに立てただけですw
無責任で申し訳ない
51:名無しさん@ピンキー
14/09/21 18:53:12.82 sybBeppb
801スレは荒らしのせいで何もできなくなってるみたいだ
52:名無しさん@ピンキー
14/09/21 22:22:53.94 W7AXaBhn
つまり俺でもポッパラムのエロいの書いていいのか…?
>>51
詳細
あとwikiは統合でいいと思う
53:名無しさん@ピンキー
14/09/21 22:32:01.94 07jAqO/u
スマッシュブラザーズシリーズで801 その11
スレリンク(801板)
見ればわかると思う
変なのが居ついててずっとスレが機能してない
LL違反って訳でもないし、棲み分けて過疎ってもなんだし
とりあえずなんでもありで運用すればいいんじゃないか
もしそれで問題が発生したらその時に隔離すればいいんだし
54:名無しさん@ピンキー
14/09/21 23:10:12.70 fntNul5Y
まあ男キャラは任男スレとかあるし適宜住み分けていこうぜ
基本なんでもありじゃないとスマブラらしくないし
というわけでポッパラム待機
55:名無しさん@ピンキー
14/09/21 23:35:27.08 LxuhCU8/
前にあったロボットくんの観察日記シリーズが好きなんだけどまた書いてくれないかな
56:名無しさん@ピンキー
14/09/22 14:10:29.00 fjMBCg5l
このスレはmiiファイターの扱いがどうなるか気になる
57:投下
14/09/22 22:01:18.41 fjMBCg5l
フィールドスマッシュの舞台はとても広い
何度となく通った場所もあれば、2、3回しか来た事が無い場所もある
そこに亜空軍のはずの敵が一体いた
「…ここなら大丈夫だよね…?」
そのポッパラムと呼ばれる敵はたくさんのプレゼント箱や菓子を持っており、ファイターに見つかると石やアイテムをばらまきながら逃げていく。
「……」ゴソゴソ
ポッパラムの取り出した箱の中には男性器のような物(ディルド)が入っていた
「えっと…これを性器に入れればいいんだっけ?でもその前に濡れてないと駄目だし…」
困惑しながらポッパラムは取り出したディルドを舐め、同時に自分の股間をこする
「あっ…何か出てきたっ…//」
少しずつだがポッパラムの性器から愛液が漏れだしている
「入るかな…?」ズプッ…
愛液で十分に濡れている性器に非常に少しずつだがディルドが中に入っていった
「…っ!は…入っちゃった…後は出し入れしたらいいんだよね…?」
性器に挿入されたディルドを一度奥まで押し込むと感覚が走っていく
「…!!」ピクン
逆に抜いてみても同じ感覚が走った
「やだ…止まらないよ……//」ビクンビク
次第に下の地面にも愛液が垂れる程抜き刺し繰り返しその速度は速くなっていった
「はぁっ……ああっ……//…もう限界…」
そしてポッパラムの体が一瞬動いた
それからディルドを抜くと大量の液体が漏れだす
「……イった…って事、かな…」ビクンビクン
しばらくそこからポッパラムは動く事はできなさそうだ…
58:名無しさん@ピンキー
14/09/22 23:14:08.67 Uxr+4y62
乙
まさかの人選だな
59:名無しさん@ピンキー
14/09/23 00:13:20.93 T8fkolV3
素晴らしい
60:名無しさん@ピンキー
14/09/23 15:16:37.02 WJN14bXE
コンクエスト見たら圧倒的じゃないか
これは、サムスにお仕置きされるロックマンとかあるな
61:名無しさん@ピンキー
14/09/23 17:20:27.44 HDHF7ZBI
ちなみにここ画像の扱いってどうなってる?
気になる
62:名無しさん@ピンキー
14/09/24 22:16:37.13 9xsEwVnl
基本的に画像は別板
ただ他のスレを見てると、自作絵がたまに投下される程度なら容認してるところはそこそこあるね
スレの雰囲気によるとしか
63:名無しさん@ピンキー
14/09/25 00:01:33.58 VCXMfrSQ
URLリンク(seesaawiki.jp)
wiki更新再開しました。
削除・訂正依頼、各種要望はこちらまでお願いいたします↓
URLリンク(jbbs.shitaraba.net)
64:名無しさん@ピンキー
14/09/25 00:51:16.21 4FyfsUo1
>>63
乙!
65:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:27:58.07 2SDP4Yvo
ピット凌辱のサムス、ルキナ、ルフレ、パルテナものを投下します
ルフレとルキナのキャラがやや崩壊していますがごめんなさい
66:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:28:35.85 2SDP4Yvo
一大的な闘技の催しである、『スマブラ』はもう四度目を迎えていた。
参戦者の移り変わりは激しく、今回もまた多くのファイターが参戦する光景を見て、長く参戦し続けているベテランやこの戦いに慣れてきたファイター達は昔の自分を連想させていた。
所変わって、ここは練習用ステージ、『戦場』。
爽快な空の上の足場では、四度目の戦いを前にした四人のファイターがここに集っていた。
「お二人共、本日はよろしくお願いします」
「よろしくお願いします!」
二人の女性ファイターが深く頭を下げる。
一人は長い銀髪を結んで両脇に流し、黒いコートを纏った少女だ。手には青銅製の剣と魔導書を携えており、理知的な雰囲気を出している。
その少女、ルフレはイーリス軍の軍師だ。
もう一人は深い青色をした長髪に金の髪飾りをしているものの、服装と背格好は男性のそれに近い物がある少女だ。
彼女は名をルキナと言う、流麗な剣士である。
こう見えて二人は親子の関係なのだが、これに関して周囲は多くを探ろうとはしなかった。
その二人を前にした二人のファイターもまた、それぞれ異なった反応を見せた。
「そんなに堅苦しくならなくてもいい。こちらこそよろしく頼む」
大人の女性らしい対応を見せ、軽く微笑んだのは賞金稼ぎ、サムスだ。
艶やかな金髪を一本に纏めた長身の美女であり、オレンジ色の裾の短いノースリーブベストにホットパンツとかなり身軽な格好をしており、それは美しいボディラインを見せつけている様であった。
「よ、よろしくお願いします……」
その脇の天使の少年、ピットは対照的に縮こまっている。
ややボサボサな茶髪に月桂冠を着け、黒いインナーの上にトーガに羽織っているかなり身軽なスタイルだ。
周りが女性ばかりと言う状況もさながら、その注意は隣に立つサムスに向いている。
その理由は 数年前、三度目の『スマブラ』の時から来ていた。
『サムスさん、やめてください! 特訓じゃなかったんですか!?』
『そんなに身構えるな……優しくしてあげよう』
『ふぁあああっ!』
ベテランであるサムスに指導を貰うと言う名目で会うなり、すぐに出力を抑えたレーザーウィップで腕を縛られて成すがままだった。
天使である彼があっという間に堕落してしまいそうな快感を味わい、空が白み、二度は気絶する程に弄られたのもよく覚えている。
しかもその一部始終のリプレイまで撮られて脅されてしまい、それから週に二回は遊ばれている。
その結果、一度も性交などした事はないのに彼の穴は太めのディルドを受け入れられるようになってしまった。
(どうして、今日はサムスさんと一緒なんだろう……やりやすいけど、気が重いや)
心の中で、重いため息をついた。
「と言う訳で、ダメージをじっくり与えた後にスマッシュ攻撃で吹っ飛ばすのがベターな戦略だな」
「ふむふむ」
「スマッシュ攻撃ですか……」
彼の杞憂とは関係なく、サムスは二人にスマブラについて説明をしている。その姿からは初回から参戦を続けているベテランの貫録が溢れていた。
話を聞く二人はピットに特に目をやる事もなく、サムスの話を真摯に聞いている。ピットは気分が重く、サムスの話は途切れ途切れにしか届いてこなかった。
すると、そのサムスがピットの方を向く。
「ピット。私は二人に戦い方を教えるから、待っていてくれ」
「……はーい」
やる気のなさげな返事をして、ピットは戦場の奥に腰を掛けた。ここなら流れ弾が飛んでくると言う事もない。
67:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:29:34.72 2SDP4Yvo
そしてサムスに対し、二人は組んで訓練を始め出した。
「ていっ、やぁっ! サンダー!」
「行きます、それっ!」
ルキナが裏剣ファルシオンを向けて斬りこんでいき、後ろに回ったルフレは魔導書から雷の弾を放つ。
チームとしては比較的ベーシックな戦い方だったが、サムスにとってはこういった相手の扱いは慣れていた。
「甘いな」
放たれたサンダーを手にしたパラライザーを撃ち、軽く相殺した。
そして向かってくるルキナの剣撃を軽く受け止め、その勢いを利用して投げ返した。
「痛っ……!」
「中々いい戦略だったが、突進技は迎撃されやすい。気を付けるべきだ」
「は、はい……」
「分かりました……私もまだ甘いですね」
体を打ち付けた痛みにくらくらするルキナも、その迫力に気圧されたルフレも応える。
(サムスさん、凄いなぁ……これであの性格じゃなかったらいいんだけど)
その一部始終を眺めていたピットの目線は、サムスの肢体に向いていた。
最低限の動きをしつつも、ベストに収められた巨乳は惜しげもなく揺れており、むっちりとした太腿も絶景そのものだった。
願わくはその身体を自由にしたかったが、願望が叶う気配も彼女に敵う気配も到底無いだろう。
その後も三人の手合わせは続き、ピットはよからぬ妄想で暇をつぶしながらその光景を眺めていた。
68:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:30:29.20 2SDP4Yvo
雲がだいぶ流れた頃、うとうとし始めてきたピットの元に彼女は向かってきた。
「交代だ、ピット」
「交代? どうしてですか?」
「何、二人の体も温まって来た頃だろう。そろそろ実戦経験をと思ってな。それに、お前があんまり退屈で眠たそうな顔をしていたしな……ふふっ」
「うっ……まぁ、分かりました。……実戦かぁ」
ピットは反論できぬまま、脇に置いていた神弓を手にして立ち上がる。
確かに退屈していたのは事実だが、相手二人もこの地に来た実力者である上に、手合わせでだいぶ上達しただろう。少しだけ足取りも重い。
「ピットさん、お手柔らかにお願いします」
「お願いします!」
「こ、こちらこそ!」
後輩二人の顔には少し疲労の色も見えたが、疲れ一つないピットを前にしてもその戦意は衰えてはいない。
むしろピット自身が二人の戦意に呑み込まれる前に、神弓を分離させて戦闘態勢に移る。
「さぁ、どこからでもかかってきてください!」
「はい、分かりました。では早速!」
そう言うと同時に、ルキナは裏剣ファルシオンを持って鋭い突きを繰り出す。
(素早いな……だけどこっちだって、負けちゃいられない!)
両手に持った神弓で、突きを弾く様な鋭い剣撃を放った。
69:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:31:25.78 2SDP4Yvo
(くそっ、体力が……)
あれから闘いはだいぶ長引いていた。
ピットとて相当の実力者だが、実力者二人を前にしては流石に厳しく、肩で息をして様子を伺っている。
だが、それは二人も同様であった。
「はぁ……はぁっ……」
「あともう少しです……頑張りましょう」
堅い守りを崩せないためスマッシュ攻撃も中々出せず、二人は粘り強く攻めを続けていた。
「では、私から行きます!」
この膠着状態を前に、ルキナは軽やかな跳躍でピットの後ろに回り、剣を突くように構える。それと同時に彼女を蒼い光が包んでいくのが、振り向いた彼の目に映った。
「シールド……ブレイカーッ!」
すべてを吹き飛ばすかの様な突きが放たれる。
だが、披露しているとは言えこんな大振りの攻撃をかわせない程に疲れておらず、半歩下がって軽くかわす。
しかしそれは、軍師ルフレの作戦であった。
「リザイア!」
ピットの背後に立つ彼女がそう詠唱すると、黒い靄の様な物がピットを包んでいく。
「うわぁぁあああっ!」
リザイアとは、相手の精気を吸い取る闇魔法。
ただでさえ疲労困憊状態であるピットは膝をついて倒れ、神弓が軽い音を立てて床に落ちた。
「そこまで!」
この戦いを見ていたサムスが出てきて、勝敗の決着を告げた。
70:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:32:58.11 2SDP4Yvo
「この試合はもう決着がついた様なものだろう。これ以上は戦う必要がない」
「分かりました。……ふぅ」
「疲れた……あ、私の作戦もうまく行きましたね」
「上手いコンビネーションだった。称賛に値する」
戦いをようやく終えた二人は武器を下ろし、深い息を吐く。リザイアで精気を得たルフレにも深い疲労が見られる。
一方でピットは、尻餅をつきっぱなしであった。
「あ……れ? 立てない……」
腕や腰に力を入れるものの、中々立つ事が出来ない。
「あ……リザイアの加減がちょっと出来なかったみたいで……すぐに体力は回復すると思うんですけど、ごめんなさい」
「い、いやいや。大丈夫です」
頭を下げるルフレに対し、ピットは手を横に振る。
それを見てサムスは、彼の後ろにへと歩み寄った。
「と言う事は、抵抗できないと言う事だな。嬉しい話だ」
「は? はぁ……そうだと思います」
「ちょっ、ちょっとサムスさん……?」
サムスは素早い動きでピットのベルトを外してトーガを脱がし、そのベルトで手首を縛りあげた。
瞬く間に、タンクトップとスパッツを合わせたかの様な黒いインナーのみの姿となり、周囲からはその見た目よりもサムスの行動に対して黄色い声が上がる。
「きゃっ! は、破廉恥です!」
「いいっ!? サムスさん、何やっているんですか!?」
「ピットを脱がしているんだ」
「そんなの見れば分かります!」
まだ若く、男性経験も乏しいルキナは勿論、ルフレもまた驚愕している。
脱がしたサムスは当たり前の行為をしたかの様にしているが、何より驚愕しているのはいつもの様に脱がされたピット自身で、身体を揺り動かして叫ぶ。
「サムスさん! どうしてこんな事をするんですか!? ま、周りにルフレさん達もいるのに!」
「おや、先程私が戦っている時……ピットは何処を見ていた?」
「そんな事今は関係ないじゃないですか!」
サムスはどうやら、ピットの性的なものを交えた目線に気付いていた様で、その反応にくすくすと笑う。
確かに現在二人の体は密着しているのだが、ピットはこの状況を喜ぶ事はあまりできなかった。
「ルフレ、脱がしてくれないか?」
「えっ! わ、私……ですか?」
いたって冷静なサムスに突然名を呼ばれ、ルフレは見事なまでにたじろぐ。
「まぁ、男慣れしているからと言うのが理由だな」
「そ、そんな理由で……でも、私にはクロムさんもいますし……」
「おっと、ここでリヒトとの支援がSになったデータが。本来はクロムとの支援がSながらも、リヒトとの支援だけは欠かしてないな。封印をショタキャラのみでクリアする辺り筋金入りだな」
「ど、どうしてそんなものがここにあるんですか!? か、かかかっ、返して下さい!」
ひょいとサムスが取り出したそれに、普段冷静なルフレも錯乱し始めた。
その露出度の高い服装のどこにそれを隠していたのかも分からないが、ショタキャラ専門の同人誌がどさどさと出てきた。
「大丈夫だ。『赤信号、みんなで渡れば、怖くない』とか言うだろう」
「……ですね!」
71:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:34:44.57 2SDP4Yvo
「嫌悪されそうだが、同調して襲われまではしないだろう」とピットは思っていたのだが、当の本人はあっさりと目の前のショタを前に堕ちてしまう。
確かに彼女はサムスの行為に驚いてはいたが、その行為を否定とか嫌悪までしてはいなかった。
「なんでそうなるんですかぁ!?」
「ごめんなさい。……でも、ここで襲っておかないと、ずっと後悔する様な気がしてしまって」
そう謝りつつも、手はスカーフの中にへと潜り込み、インナーの肩紐を掴んで腰の辺りまで一気に脱がし下ろした。
程よく鍛えられた白い肌の肉体と、小さく勃った桜色の乳首が露わになる。
「ピットの身体はいつ見ても綺麗だな」
「か、可愛いです……」
「こんな状況で言われても……嬉しくないです」
歓喜の声を上げるショタコン二人を前と後ろにしてピットはそっぽを向くが、もう一人、そっぽを向いている人がいた。
「ルキナ、あなたもこっちに来て」
「い、嫌です。そんな破廉恥な事……それに、母上がこんな人だとは思いませんでした……」
「ぐっ、正論だわ……」
やはり男性経験がなく、自分の母が重度のショタコンであった事にルキナは飽きれ、嫌悪感すら抱きつつある。
「見た方がいいぞ? 初体験の時に、男性器を見たことがなくて驚くと逆に引かれるぞ」
「ん、むむ……」
「何事も経験と言いますし。ね、ルキナ?」
「……そ、そんなに言うなら、見ておくだけにします」
元から薄らからず内心興味があったのか、ルキナも近づいてピットの身体をまじまじと見つめ始める。
「そんな……ルキナさんまで……」
「私は別にピットさんに興味がある訳ではないです! 勘違いしないでください」
ただでさえ泣きそうなのに六つの眼が全身を見つめて来て、更に逆ギレまでされるとピットの方が怒りたくなってくる。
それとは裏腹に、サムスに散々調教された身体の方は実に正直であった。
72:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:35:48.08 2SDP4Yvo
「実際問題、その視線で感じているのはピットじゃないか」
「そ、そんな事……」
インナーの下腹の辺りから、年相応のサイズであるピットの性器が浮き上がって来た。
「本当に……ピットさんはかなり仕込まれているご様子で」
「……これが、男の人の……?」
前方から彼を見つめる二人は、そう呟きながらまじまじと下腹を見つめていく。
興味津々にそう言われると、徐々にサイズが膨張していった。
するとサムスはピットの上半身を床に引き倒して仰向けに寝かせ、涙目になりつつある顔の上に跨る。
そして曲がったままの膝を掴んで足を開かせると、二人の眼前には内部がひくひくと震える股間が映った。
「何を……む、むぐぅ」
「ルフレ、インナーをそのまま脱がせてくれ」
「はいっ!」
ピットの口を豊満な尻で塞ぎつつ、サムスはルフレに指示を出すと威勢のいい返事が返ってきた。
最後の砦となっていたインナーはあっさりと脱がされる。
それと同時に飛び跳ねる魚の様な勢いを持って、先走り汁を軽く振り撒きながら男性器が顔を出した。
「いつ見ても美味しそうな程だな……」
「ですね! いざ実物を見ると中々……」
「きゃあっ! 何か飛んできました!」
歓喜か嫌悪か、二極化した反応が飛び出す。
(み、見られた……ついに……)
言葉を発する事が出来ないし、眼にもサムスの腰しか映らないピットからは聴覚と触覚が頼りであった。
冷たい外気に晒され、三人のそれぞれの声により、局部はより硬くなっていく。
「どうだ? 私が乳首を刺激するから、二人はそれをしごいてみると言うのは」
「ん、むんんむっ!」
早速サムスは両方の乳首を両手で摘み、上下左右にくりくりと動かしたり、指で軽くはじき始める。
「えっ……し、しごく? これを……?」
「そうよ、ルキナ。……一緒にやりましょう」
「……は、母上が言うなら、やります」
73:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:39:31.01 2SDP4Yvo
満更でもなさそうな顔をしつつ、ルキナはルフレと共に細身の槍にへと顔を近づけた。
独特の異臭が漂っており、全体は皮に包まれているものの、赤い亀頭が先端を見せている。
娘を先導する様にルフレは唾液をたっぷりと垂らして、皮を剥いてから全体をしごき始めた。
「あはは、ぬるぬるして来ました。こんなに感じて可愛いですね」
(すご……いっ! 手でやられるとこんなに……!)
普段のサムスとの行為では、濡らされたりもしないまま弄られたり、ローションとオナホールを使われて責められたりしていて、そのたびに強烈な射精をしていた。
しかし、ルフレの慣れた手つきによるすべすべとした温かい手によるしごきは、それらとは異なる快楽をピットに与えていった。
「ほら、ルキナもやってみなさい。まずは濡らしてみて」
「は、はい……分かりました」
少しおぼつかない様子をしながら、口元を手で隠しつつ唾液を垂らす。
そして、瑠璃色の指抜きグローブを嵌めた手でしごき始めた。
温かみのある指とさらさらしたグローブによる二種の刺激が、またしてもピットを酔わせていった。
「んっ、んぐむ……むぅ……」
「どうだルキナ。ピットは感じているらしいぞ?」
ルキナはぐちゅぐちゅと激しい水音を立ててしごき、サムスの問いには少し間を置いてから答えた。
「その……気持ち悪いです。こんな行為で、性的快楽を得るピットさんが心底気持ち悪いです……こんな人だとは思っていませんでした。……最低です」
「だ、そうだ。聞こえたか、ピット?」
軽蔑しつつも、むしろ楽しみつつある様な彼女の声は、ピットの性感を更に高めていく。
(そう言われても……なんだか、段々、更に気持ちよくなってきて……)
74:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:42:00.58 2SDP4Yvo
「じゃあ、私も参加しますね」
くすっ、と笑いながらルフレは左手で玉を揉んで弄り出し、右手は露わになった穴に向かった。
そして挿れられた人差し指は、抉る様に穴をほじっていく。
「竿、玉、穴に乳首も……四か所も同時に弄るのは初めてだな」
「お尻の穴、きゅうきゅうと締め付けてきて……色々と最高ですね」
「なんだか、ビクビクしてきてるんですが……どういう事ですか、これ」
冷静な声が、興奮した声が、蔑むような声が、ピットの聴覚までも蝕んでいく。
(だ、駄目だ……こんなに同時に弄られたら、もう……!)
そう感じた途端、ピットはビクンと体を震わせて、その激しい脈動が手からルキナにも伝わる。
熱い白濁液が勢いよく大量に噴き出し、自分の体のみならず、特に顔を近づけていたルキナの顔や髪にも降りかかっていった。
「きゃっ、きゃあぁぁあああぁああっ! なんですか、なんですかこれ!」
「それは精液よ。そんなに慌てる事ないわ」
「あ、慌てます! こんな白くてなんだか臭うもの……」
いつになく慌ただしくなって、ルキナはこの白濁液を嫌悪し始めた。
すると、サムスはピットの顔から下り、上体を起こさせる。
「……まぁ、そう思うのも無理はないな。ピット、舐め取ってやれ」
「ぷはぁっ……は、はい……」
息継ぎもそこそこに、ピットはルキナの元へ顔を近づける。
大量に噴き出した精液は端麗な顔や、紺色のロングヘアにまで付着していた。
それをゆっくり、丁寧に舐め取っていく。
「ひゃふ……く、くすぐったい……」
先程までの嫌悪感は何処へ行ったのか、ルキナはくすぐったさすら感じている。
75:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:44:48.41 2SDP4Yvo
しかし、二人の興奮は冷める事を知らなかった。
「ピット、口を開けてこっちを向け!」
「ふぁ……? あ、がっ! むぐっ!」
唾液と精液で満たされ口内に、サムスの分離した神弓の片割れの持ち手が押し込まれる。
突然の行為にピットは困惑したまま、神弓の持ち手が歯に当たらない様に口内を広げたままでいて、サムスはただ強引にをしゃぶらせていく。
十分にしゃぶらせた頃にそれは引き抜かれて、ねっとりと粘液が糸を引いた。
「な、何をするんですか! パルテナ様が直々に作られたものをこんな事に使うなんてっ!」
自らが仕えるパルテナの作りし物をこんな風に扱ったせいか、ピットは手を縛られつつも立ち上がり、今にも掴みかかって来そうな程の怒りを見せる。
しかし、至ってサムスは冷静なままだった。
「だからこそ、いいんじゃないか。これから、そのパルテナ様が作った物に犯されるのだからな」
「おかさ……えっ? うわぁぁあっ!」
「さっ、挿れる準備をしましょうね」
ピットがそれを理解するよりも早く、ルフレが彼を持ち上げて小ぶりな尻を上に向けさせる方が早かった。
そしてサムスは神弓の峰の部分を持ち、小さな穴を開いてそこに押し込んでいく。
「や、やめて! やめてください!」
「大丈夫だ。この前の特大サイズのディルドの方がまだ太かったぞ」
「そんな事じゃ、っ、ううぅあぁぁっ!」
狭い穴が、ぐぷぐぷと音を立てて模様の付いた持ち手を飲み込んでいく。
そんなに太い訳ではないが、ピットにとってはこれを挿れられると言う行為自体に絶望的なまでの嫌悪感がある。
そうは言いつつも、すっかり萎えていた性器はピンと勃ち上がった。
そしてサムスはゆっくりと出し入れを繰り返して穴を慣らしてから、緩急を付けて尻穴へと叩き込んでいく。
「ふぐっ、うあぁぁあっ! やめ、やめてぇえぇぇっ!」
「自分の唾液に、精液に手垢に塗れた神弓……これに犯されてる方が、いつも使ってるバイブより感じてないか?」
「ちが……ぁぁあっ! おねが……もうやめ、んぐっ、許してくだ、うああっ!」
嗚咽交じりの喘ぎ声を叫びながら、ガクガクと全身を震わせる。
ほとばしる先走り汁は床に小さな水たまりを作っていき、いつになく硬くなっていた。
76:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:46:23.66 2SDP4Yvo
「ぜ、是非……リプレイを保存したいです」
「母上、はしたないです……」
その強烈な行為の脇で、二人は興味津々、じっとりとピットを眺めていた。
「よし、じゃあルフレとパルテナに後でリプレイを送ってやろうか」
「ありがとうございます!」
「ちょっ、んんっ! パルテナ様に、パルテナ様にだけはやめて……やめてください!」
涙ながらにピットは懇願する。
それと同時に性器はビクンとしなって腹に当たり、尻穴はより締まりが増した。
「ふふふ、ピットは相変わらず可愛いな。……じゃあ、『僕はみなさんの淫乱奴隷です。お尻の穴をパルテナ様がお作りになった神弓でほじられて感じています』と、思い切り叫ぶんだ」
「な、あっ……? そんな言葉……を……?」
「言うまで動かすのはやめてやる。ほら、早く言うんだ」
サムスは手を離した。
「ぼ、僕は……みな、さんの……」
「全然聞こえません」
「っ……! 僕は、みなさんのっ……淫乱奴隷です……!」
「早く続きを言うんだ」
「おっ、おし、りの穴を……パルテナ様……がぁっ……!」
「……もしかして、言いながら感じたりとかしてませんよね? ……淫乱奴隷さん」
「くそぉっ……! お作りになった神弓で……ほじられてぇっ……感じて……いますっ!」
「よく言ってくれたな。褒美にイカせてやろう」
その叫びを聞き終えたサムスは再び神弓を握り、尻穴から泡が立つ程激しくピストン運動を行う。
「いっ……うっ、もう駄目……! うわぁああぁぁあああぁぁっ!」
先程の叫びにより感じてしまったのか、絶頂に達するのは先程のよりも早かった。
そして、白濁液が床に飛び散っていく。
77:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:48:22.24 2SDP4Yvo
所変わって、天上界の宮殿。
そこのベッドルームのモニターには映像が映し出され……ブツンと切れた。
「……ふぅ。ありがとうございます、サムス。今回の映像は出来が特に良いですね。感謝します」
女神パルテナはローブを脱ぎ、ベッドの上に大股開きで座っていた。
その周りにはイボイボのついたバイブだとか、電動マッサージ機にローションまでもが転がっている。
「私の趣味も兼ねた、クライアントの頼みだからな。精も出るさ。……しかし、女神でありながら自らの親衛隊長を犯させるとは……中々罪作りなものだな」
「あら。直接痛めつけるよりかは、信頼できる他人に任せた方がいいと思いますよ」
「それはそうだが……まぁいいか」
最初はこの仕事に違和感を持ったサムスだが、次々と溜まっていく預金を見ると仕事も性欲も止まらない。
「あと、ルフレの身辺調査もありがたかった。二人……いや、三人ならよりよい映像も撮れると思う」
「いえいえ、お構いなく。隠れショタコンに隠れサディストとは、面白い家庭ですねぇ」
勿論、次元の域すら越えつつあるルフレのショタコン性を調査したのもパルテナだ。
流石にルキナの性格までは見抜けてはいなかったが、彼女が相当な性格であったのは一目瞭然だろう。
「あ、次は裸でのオイルマッサージとかどうでしょうか。ピットを裸で拘束して目隠しも着けてー、媚薬オイルをかけてー、皆さんも裸になって全身でマッサージさせてあげるんです。じゅるり」
「そ、それは……たまらないな。ごくり」
「報酬はいつも通り後払いで……ルフレさんはともかく、ルキナさんはやってくれますかね?」
「正直、乗ってくれるとはあまり思えないが……その前に、トレーナーがそっちの気もあるか調べてみるか」
「うふふ。あの方もピット好みのスタイルのいい方ですものね」
思わず口元から涎をこぼしつつ、ここにいやしない人の話で勝手に盛り上がっていった。
(ピット。私があなたの受難の全ての元凶だと知ったら、あなたはどんな顔をしますかね? 今度、あの子の筆下ろしでもしてあげようかしら……なんて。うふふふ……)
78:名無しさん@ピンキー
14/09/25 17:49:14.34 2SDP4Yvo
以上です
多分続きません
79:名無しさん@ピンキー
14/09/26 02:22:47.61 H2M8aAg9
GJ!
おねショタが捗るな
80:名無しさん@ピンキー
14/09/26 20:58:28.18 GYEjVov/
スマブラはむらびと、ロックマン、ブラピとショタ要員がどんどん増えてきてるよな
81:名無しさん@ピンキー
14/09/26 21:59:37.18 vSbUydYF
ショタではないけどリトルマックって17歳なんだな…
82:名無しさん@ピンキー
14/09/26 22:46:15.82 DAf3TWbs
身長:132cm
体重:105kg
年齢設定:10歳前後
ロックマンてショタのくせにゴツいのな
83:名無しさん@ピンキー
14/09/26 22:54:32.81 DAf3TWbs
トリビア:パックマンは妻子持ち
84:名無しさん@ピンキー
14/09/26 23:17:49.79 7ixijbnq
>>66
一人一人のキャラが立っていて面白かった
自作も期待
85:名無しさん@ピンキー
14/09/27 00:56:54.01 kxNnsf0z
>>82
まあ、機械の体だから重いのはご愛敬・・・なのかな。
私としては、ルキナ(や女ルフレ、女miiファイター)が参戦してくれたのが嬉しい
アシストも含めればリンという前例があるにせよ、やっとプレイアブルで
女剣士が登場してくれて感無量だ
86:名無しさん@ピンキー
14/09/27 19:51:43.00 zbDrkVnq
>>79 >>84
ありがとうごじます
アイスクライマー×ロゼッタ投下します
ちょい鬼畜、獣姦要素がありますがごめんなさい
87:名無しさん@ピンキー
14/09/27 19:53:03.35 zbDrkVnq
夜闇の中、打ち付ける様に白い雪が吹いている。
そこにある小さなログハウスは周りの白さの中に、ただ佇んでいた。
中もあまり大きくないが、一つのテーブルに二つの椅子、横幅も大きなベッドに暖炉と生活用品は充実している。
その暖炉の音が響く中、三人の人影もあったが、とても穏やかな雰囲気ではない。
二つの小さな人影が、ベッドの上に縛られている一つの人影を見下ろしているからだ。
「ど、どうして……こんな事をするのですか……?」
両手両足をベッドの足に縛り付けられているロゼッタは、ひどく怯えているようであった。
艶のあるブロンドヘアーをして、薄い翠色をしたドレスを着ているが、寒さ以外の要因からか少し震えている。
「だってさー、お姉さん、ボク達を差し置いてスマブラに参戦しちゃったじゃないかぁ」
「お姉さん、ずるいわよ。ワタシ達だって参戦したかったのに」
「二人組なのはボク達の専売特許なのにね!」
「そうよそうよ! ずるいわずるい!」
氷山専門の登山家『アイスクライマー』のポポとナナの二人組。
室内でありながら、それぞれ青と桃色の防寒服に身を包んでいる。
子供らしく無邪気な笑顔を浮かべながらも、内心は怒りに満ちているようだ。
「そ、それとこれに関係は……ない様に思えるのですが」
無茶のある二人の言葉に疑問を持ってか、ロゼッタはポツリと呟いた。
確かに彼女の脳裏には、宇宙人みたいな植物を連れた小人に犬と鴨、銀髪の美少女と片脇だけ露出させた男なんかが思い当たる。
すると、ポポの持つ木槌が彼女の顔面に振り下ろされ……寸前で止まった。
「ひぃっ!」
「あまりヤなコト言わないでよ。なんで怒ってる人の前で、そんなコト言えるかなぁ」
静かな怒りを持ちながらも、彼の木槌使いは豪快かつ正確であった。
それと同時に、鈍い水音が響き始めた。
ドレスの色が濃くなり、放射状にそれが広がっていく。
「ひっ……うっ……」
「ん……あら? お姉さん、おしっこ漏らしちゃったの?」
「うわー、きったない。大人なのに恥ずかしいねぇ」
眼に涙を浮かべる彼女の感情は、無垢な二人によって絶望に染まっていった。
88:名無しさん@ピンキー
14/09/27 19:54:17.87 zbDrkVnq
「チコ……助け……」
ロゼッタは思わず、常に行動を共にしている星の子の名を呼ぶ。
「チコ? ああ、あのお星さまのコトかしら?」
「それなら、さっき凍らせちゃったよ。だいじょーぶだいじょーぶ、死んだりはしてないと思うからさ」
「そんな……!」
現にチコは、部屋の隅にて氷に包まれて転がっていた。
いくらロゼッタがチコに戦闘の補助をしてもらう事ができても、凍らされていては動く事もできない。
「チコ……ううっ……」
「そんなにチコチコ言うならさぁ、ボクのチンコも世話してよ!」
「んぐっ!?」
ポポは無茶苦茶な事を言い出し、防寒服のズボンを脱いで露出した肉棒をロゼッタの口に押し込んだ。
勃起していてもサイズは彼の身長に見合ったものだが、彼女の口を塞ぐには十分なサイズだ。
そして口内を女性器に見立てて、肉棒を喉奥に叩きこんでいく。
「んぐ! んむぐ、ぐうっ! んんんうっ!」
「あははははは! お姉さんのクチの中、温かくて気持ちいいよ」
「もう。ポポは穴があればアザラシにだって突っ込んじゃうんだから。じゃあ、ワタシはお姉さんの中を慣らしてあげようかしら」
ポポの行為にあきれつつも、ナナはロゼッタの胸元までドレスの胸元を捲り上げる。
ツンとくるアンモニア臭が響くも、彼女は濡れた肌色のストッキングと白いショーツを強引に脱がす。
「んっ! む、ぐぅ……!」
すると、尿とはまた異なる透明な液体が糸を引いた。
「あら、恐怖で濡れちゃったのかしら? なら、大丈夫そうね。そぉー……れっ!」
そして自身の木槌を持ち、長方形をした太く長い柄を一息に押し込んだ。
「いっ……! あぐ、むぐ……!」
「ナナ、お姉さん喜んでるよ」
「ええ。でも、これから入るのはもっと太い物だから、これで満足されちゃ困るわね」
ポポは相変わらずロゼッタの喉奥に叩きこみ、ナナも柄を激しく出し入れし、性器の入り口から子宮の入り口にへと繰り返す。
「うっ、お姉さん……出すよ!」
「んっ!? んぐぅぅうぅっ!?」
ポポは一層奥へ叩きこむと、口元から溢れんばかりの精液を注ぎ込む。
喉奥に注ぎ込まれたロゼッタは噎せ返りそうになるものの、最後の一滴を注ぎ込んでもポポは肉棒を咥えさせて離さなかった。
89:名無しさん@ピンキー
14/09/27 19:55:18.58 zbDrkVnq
「ナナ、そっちはどう?」
「そうねぇ、もう大丈夫だと思うわ」
ナナはようやく激しい出し入れを止めて、ポポに呟く。
「ごほっ……ごぼっ、も、もう……許し……て……」
ロゼッタは目からは涙を、口からは精液を、性器からは愛液を垂れ流している。
激しい行為に対する精神的なダメージも大きく、十分すぎる程に彼女は痛めつけられていた。
「じゃあ、ホワイトベアさん。入って来て!」
ナナがそう言うと、ドアが開く。
ログハウスごと壊れそうな白い巨体が押し込まれ、サングラスに海パンの白熊が笑みを浮かべて入って来た。
「あ……えっ、これは……?」
「ホワイトベアさん! 今日は綺麗な人に種付けさせてあげるって言って呼んだの!」
「ごめんね、待たせて。でも、この人の中にいっぱい出せるからね!」
二人は無邪気に笑い、ホワイトベアも唸り声と言う名の笑い声を上げながら海パンを下ろす。
そして現れたのは、ロゼッタの肘から指先まで程の太さと長さを持つ、獣らしい巨大な陰茎であった。
「あ……嫌ぁぁぁあああぁぁっ!」
叫ぶものの、縛られている状況では彼女もどうにもならない。
ホワイトベアは地鳴りを上げながら歩み寄り、ベッドの上に乗ると、床ごと崩れて壊れる。
そして彼女の中に、巨大な陰茎が捻じ込まれた。
「んが、あっ、ぁあがっ! ひっ、いぎぃぃいぃっ!」
動物である彼にはとても彼女の肉体事情など分からなかった。
彼女の身長の二倍はありそうな巨躯が彼女の肉に打ち付けられ、鈍い音が響く。
そして亀頭に当たる部分は子宮の中も抉り、痛みと同時に快楽も与えていった。
「いが、あぁぁああぁっ! んぐ、ん、んごぉぉおぅううっ!」
「お姉さん、あんなに声上げて気持ち良さそー!」
「いいわね。ホワイトベアのは大き過ぎて、ワタシの中にはまず入らないもの」
「ゆ、ゆるし、んんぅううぅっ! ああっ、止めてぇぇええっ!」
すると、ホワイトベアは唸り始めた。
90:名無しさん@ピンキー
14/09/27 19:56:22.03 zbDrkVnq
彼を呼んだだけあって、二人はその唸り声の意味を即座に理解する。
「お姉さん、ホワイトベアはね、『フィールドスマッシュでいつもタオしているウラみ』だって言ってるよ」
「じゃあボクも、『ウラみ』を晴らしちゃおうか。ホワイトベア! ボクにも貸してよ!」
ホワイトベアは頷き、縄を引きちぎる。
そして崩壊したベッドの上にあぐらをかいて、ロゼッタを正面から抱きしめて動き続けた。
「わーい、ありがとう! じゃあ、お尻の穴いただきまーす!」
「ひっ! い……っ、お、お尻……あぁぁあああぁぁっ!」
上を突くので辛い体勢なのだが、それでもロゼッタの尻穴を後ろからひたすらに突き上げ続ける。
「あははっ! お姉さんお尻は初めて? すっごく締まってて気持ちいいよ!」
「もう、もう許してえぇぇえぇっ! あぁっ! うぐぅううっ! 壊れるぅぅうぅっ!」
太く長い巨根と獣らしい荒い突き上げによる痛みも、最早完全な快楽となっていた。
ポポの小さいモノでも、経験のない尻穴を抉り、ほじり、かき回してく責めによる快楽も強い。
そしてその二つで二つの穴を同時に、交互に、無造作に突き上げられていく快感は、彼女の理性を崩壊させていった。
「マリオっ、マリオぉぉっ! 助けてっ! わたし、壊れてしまいますぅぅうっ!」
「あーあ、つまんない。マリオならピーチとよろしくやってるんじゃないのかしら? お姉さんなんて助けに来てくれるワケないじゃない」
モノを持たず、ロゼッタが届かない位置にあるナナはやや飽きていた。
一方で一人と一匹は彼女の身体をその身で味わっている。
肉と肉を打ち付け合う音に激しい水音も、暖炉からする火の音を遮る程に大きく、かなりの時間響いていた。
「じゃあ、ボクはそろそろ……出すよ!」
狭い尻穴の中に、二回目の射精が行われる。
二回目と言えど量はたっぷりで、尻穴から滴り落ちてきた。
「んぐっ、あっ! あ、熱いのが……ぁああっ!」
彼女は快楽に最早疲れ果て、四肢もうだりきっている。
しかし、ホワイトベアの大きな睾丸が膨れ上がった。
「お姉さん。ポポので疲れたら、ホワイトベアので持たないわよ」
「あっ……えっ……? いっ……あぁああぁぁああああぁぁっ!」
ナナのつぶやきに戸惑うロゼッタの子宮の中に直接、濃厚な白濁の激流が放たれた。
最早射精とは思えない轟音を立てるそれは、痛ましい程に熱く、ベッドに水たまりが出来る程の量のが数分間も続いていった。
91:名無しさん@ピンキー
14/09/27 19:57:38.96 zbDrkVnq
「遅いね……」
シークの投げた鋭い針が風を切って、真っ直ぐに飛んでいく。
「うっ……」
中距離で放たれたそれはロゼッタには避け切れず、咄嗟にガードで受け止めた。
その隙に彼は素早く駆け寄り、彼女の後ろに回り込む。
「しまった……チコ!」
チコは慌てて彼女を援護しに来るが、時すでに遅し。
彼は上にロゼッタを投げ、落ちて来ると同時にクロスチョップで打ち上げた。
「あぁぁぁあぁっ!」
「やはり、真剣勝負とはいいものだ……」
「え、ええ……気を抜いているとあっさりとやられてしまいます」
と言うロゼッタの頭に、チコは小さい体でひたすらに氷を詰めた袋を置いた。
彼女を容易く仕留めたシークはその光景に笑う事もなく、ぼんやりと見つめている。
「キミ達は協力して戦うようだね……ボクの知る者にも、似た者達がいる」
「それは……どなたですか?」
「名はポポとナナと言う」
ロゼッタの心に、暗い影が差す。
「最近姿を見せないのだけど……元気かな、二人共……」
「……元気ですよ、お二人共」
「それは何より」
彼女のショーツが、少しだけ濡れた。
92:名無しさん@ピンキー
14/09/27 19:58:27.75 zbDrkVnq
以上です
毎回オチが弱いマン
93:名無しさん@ピンキー
14/09/27 22:32:04.09 yrxKLFVm
>>92
乙です
かなり良かった
94:名無しさん@ピンキー
14/09/29 20:15:23.60 Us9duGzU
GJ! 面白かったよ
95:名無しさん@ピンキー
14/09/29 22:28:12.13 QBn1X/BS
Miiネタ投下してもいいかな
96:名無しさん@ピンキー
14/09/29 22:38:22.77 Myd7bGYd
ぜひ頼む
97:名無しさん@ピンキー
14/09/29 22:53:33.91 QBn1X/BS
ではMiiファイター×ピーチで
かなり独自の設定があるので、それでもよければどうぞ
98:名無しさん@ピンキー
14/09/29 22:58:24.10 QBn1X/BS
『Self-Insert』
ステージは、四方にロープの張られた特設リング。
天井から降り注ぐライトの白光がまぶしい。
迫る緑のグローブを、俺は辛くも避けた。散った汗が、凄まじい風圧で弾け飛ぶ。
直撃した時の痛さは知っているから、かわすのにも必死だ。
特に今は、当たるわけにはいかない。蓄積されているダメージを鑑みれば、一発でもアウトだ。
敵は、黒い髪に精悍な顔つきをしたボクサー、リトル・マック。
他のファイターと比べても小柄だが、たくましい肉体が生み出す素早い動きと強烈なパンチは恐ろしい武器だ。
下手な攻撃は命取り。そう判断して、俺はガードと回避に徹した。
赤いバリアが少しずつ削れていく。緊張に心臓がどくどくと高鳴り、一秒が一分にも一時間にも引き延ばされる。
そして「その時」がやって来た。焦れたリトル・マックが大きく拳を引き、最強の必殺技を繰り出そうと構える。
俺はその隙を見逃さなかった。
すぐさまガードを解き、リトル・マックに肉薄。ボクサーの目が驚愕に見開かれた。
目にもとまらぬキックの連射が、彼の全身を打ちすえる。
反撃のチャンスは与えない。浮かび上がったリトル・マックに、とどめのアッパーをぶちかます。
拳には、たしかな手応えがあった。ふっ飛ばされたリトル・マックは、悲鳴を上げながら上昇して行き。
程なく、虹色の爆発とともに、その姿が消失する。
息をつく間もなく、俺は別のステージに移動させられた。
遠くでは、今しがた倒したリトル・マックや、他のファイターたちが拍手をしている。
疲れて死にそうな俺の頭上から、勝者を称える声が降ってきた。
『―――Mii!!!』
それは俺の名前であって、けれど俺の名前ではなかった。
99:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:00:16.47 QBn1X/BS
俺がMiiファイターとして、このスマッシュブラザーズの世界に迷い込んでから、およそ三ヶ月が過ぎた。
相手をふっ飛ばしたり、相手にふっ飛ばされたりに、ようやく体が慣れてきた頃だ。
俺は今、ピーチ城の庭園で、夜空の月を見上げていた。城の上空に浮かぶ満月は、現実世界と変わらず綺麗だった。
スマッシュブラザーズの世界は、ある意味では楽園とも言える。
生きてゆく上でのルールは、非常に単純だ。戦えばいい。勝敗はさほど重要ではなかった。
勝者は当然尊敬されるが、かといって敗者が命を奪われるというようなこともない。
どこかから突然湧いてくるカレーなどの料理を不気味と思わなければ、食べ物にも困らない。
みんなそれぞれ、ゲームの主人公なりヒロインなりを務めていただけあって、善人やお人よしばかりがそろっている。
まあ、クッパやワリオ、ガノンなんかの悪役も存在するが。
俺も、最初の内は戦い方もわからず、あっという間に場外に放り出されていたが、最近では少しずつだが勝てるようになってきた。
技が綺麗に決まれば快感だし、乱闘で優勝した時も達成感は、言葉にはできないほど素晴らしい。
人によっては、現実世界よりも遥かにストレスなく、充実した人生を送ることができるだろう。
………それでも、故郷ではないのだ。
俺がこの世界に来た理由は、まだわかっていない。
どうやら、マスターハンドやクレイジーハンドの仕業でもないらしい。
神とも思える奴らの絶大な力でも、俺を家に帰すことはできなかった。
戦いを重ね、この世界に馴染むにつれて、帰郷の実現が月よりも遠くに離れてゆくようで。
俺は少し、泣きたくなった。
「お待たせしました」
鈴が転がるような声に、俺は後ろを振り向いた。
ピンク色のドレスに、美しい金色の髪。頭には小さな王冠がちょこんと乗っていて、両手は白い長手袋に包まれている。
庭の中心に据えられたガーデンテーブルに、紅茶のポットとティーカップを置いた女性は、ピーチ姫だった。
言わずと知れた、スーパーマリオシリーズのヒロインだ。
俺も昔はよく、マリオを操作して彼女をクッパの魔の手から救い出したものだ。
もちろん、この世界におけるピーチは、ダウンしているクッパの頭に、ゴルフクラブを叩きこむ猛者だが。
乱闘が終わり暇になった俺は、ピーチが不定期的に行っているお茶会にお呼ばれしたのだった。
いつも一緒に遊んでいるカービィやネスも、今日はどこかに出かけていた。
そういえば、他にもお茶会に呼ばれているファイターがいるはずなのだが、どこにも姿が見えない。
ピーチに聞いてみると、今日参加するのは俺だけとのことだった。
「マリオはカートのレースに行ってしまいましたし、シークさんも、今日はフィールドスマッシュに参加されていますわ」
100:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:03:13.82 QBn1X/BS
そう言って、ピーチはティーカップに紅茶を注いだ。
他の連中もなんだかんだで用事があり、メンバーが集まらなかったらしい。
ということは、今回彼女は俺のためだけにわざわざ紅茶を淹れてくれたのか。
そう思うと、少しうれしくなった。
ピーチは美人だし、ゲームをやってきた俺としては、それなりに思い入れのあるキャラクターだった。
ありがとう、と言うと、彼女は「こちらこそ、あなたが来てくださって、嬉しいです」と華やかに笑った。
ティーカップを受け取り、一口飲む。温かさが、胃から全身に広がった。
この世界に来るまでは、紅茶などろくに飲んだことはなかったが、これは素直においしい。
比較対象が、自動販売機の缶紅茶なのが申し訳ないくらいだ。
ふとピーチの方を見ると、視線に気づいた彼女はチャーミングにウィンクしてくれた。
俺はなんだか恥ずかしくなり、もう一口紅茶を飲んだ。
「先ほどの戦い、見させていただきました。とても勇敢でしたわ」
一杯目が底を尽きそうになってから、ピーチはそんな風に話を切り出した。
俺は片眉を下げ、運がよかったんだ、と答えた。
実際、乱闘で勝利を手にするには、実力だけでなく運も必要だった。
どれだけ戦いを有利に進めていても、ステージのギミックや、落ちてくるアイテムで逆転されてしまうこともある。
特にマジカントでフライングマンを誰が先に味方につけるかは重要だ。
奴のフライングクロスチョップは実に強力である。
ピーチは口元を手で押さえ、優雅に笑っていた。しかし、やがて彼女は真顔になると、
「………やっぱり、元の世界に帰りたいと、思っていますか?」
俺は目を丸くして、ピーチを見た。ティーカップが、手から落ちそうになる。
胸の奥からこみ上げ、噴出しそうになる感情を抑えながら。俺は、できれば、と短く答えた。
この世界に来たばかりの俺は、かなり見苦しかったと思う。
帰りたいばかりに無意味な投身自殺を繰り返したり、無様に泣き喚いたこともある。
それを、いろんな人たちに面倒を見てもらったりして、少しずつこの世界にいることが嫌ではなくなってきていた。
どころか、好きになってきている、と言ってもいいくらいだ。
それでもやはり、帰りたいという気持ちは捨てきれない。ここがいくら良い場所でも、向こうには家族だっている。
ピーチは申し訳なさそうに俯いていた。
101:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:05:33.64 QBn1X/BS
「ごめんなさい。さっきのあなたの背中が、とても寂しそうに見えて……」
俺はカップをテーブルの上に置き、首を横に振った。
この世界の住人、たとえば目の前にいるピーチ姫も、実はオリジナルではない。
マスターハンドがフィギュアとして生み出した、精巧なるコピーなのだ。
戦うことで、キャラクターが持つイメージを維持しなければ、その体はフィギュアに戻ってしまう。
他に故郷があるのに、そこは彼らが帰るべき場所ではない。それはきっと、悲しいことなのだろう。
そういった事実に比べれば、俺一人が被害者面しているのは恥ずべきことだ。
それでも気遣ってくれるピーチの優しさが嬉しくて、俺は頭を下げた。
「私には、あなたを帰すことはできませんし、力になれることも少ないですけれど」
そう言って、ピーチ姫が椅子から立ち上がる。
そして、何故かぎくしゃくした動きで、座ったままの俺の前にやってきた。
彼女の意図がわからず、俺は動けなかった。なりゆきに任せる他にない、そう思っていると――
ぽふん。いきなり、視界が暗くなった。
顔全体に柔らかい感触が広がり、鼻腔に甘酸っぱい香りが広がった。
細い腕に後頭部を抱きしめられ、俺はやっと、ピーチの胸に顔を埋めていることに気付いた。
何がどうして、と思考が暴走する。振りほどこうという発想に至らなかったのは、たぶん、きっとそのためだ。
「――せめて、寂しさを癒すお手伝いをさせてくださいませ」
顔の見えないピーチの声が、上から降ってきた。
そして頭に回された腕に力が込められ、俺の顔は、さらにピーチの豊満に密着する。
彼女の心遣い、献身には、まったく恐れ入る。
だが、この行為がもたらす結果については、どうやら思い至ってはいないらしい。
混乱が収まってくると、俺はピーチの体の柔らかさを意識せざるを得なかった。
少しでも顔を動かせば、服越しの肉球の弾力を感じる。呼吸をすれば、蕩けるような女性の香りが、脳を焼く。
俺も健全な男子だ。いくら堪えようと思っても………この状況で勃起しないわけがない。
ライダースーツのズボンを押し上げて、俺のペニスは屹立していた。
さらに最悪なことには、その先端がピーチの腹の辺りを突いている。
彼女もそれに気付き、抱擁を一端解いた。そして、固く熱くなっている、男のシンボルを目にした。
俺は、血が凍ってゆくのを感じた。顔も、おそらく真っ青になっていただろう。
次に来るのは絹を裂くような悲鳴か。さもなくば、ビンタで空の彼方にふっ飛ばされるか。
しかし、俺を待ち受けていたのは、そのどちらの答えでも無かった。
ピーチの頬が真っ赤に染まり、青い視線があちこちに飛ぶ。
102:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:07:58.09 QBn1X/BS
「あ、あなたがそれをお望みなら……だ、大丈夫ですわ! 私にお任せください!」
ピーチは深呼吸し、そして決意に満ちた表情で、俺の股間のテントを見た。
そして、俺の足元に膝まづき―― 一気に、ズボンを下ろした。
ぶるん、と解放された赤黒い肉棒が、ピーチの美しい顔の前に出現する。
「あ……わぁ……殿方の、お……おちんちんって、こんなにも大きくなるんですのね……」
キノコ王国の姫君の熱い吐息が、俺の分身を包み込む。
思考停止していた俺が我に返ったのは、白い手袋に包まれた手が、幹を挟み込んでからだった。
さらさらとした感触。巻きつく指から、体温が伝わってくる。
ちょっと待って、と俺が言うと、ピーチは慌てて謝罪した。
「そ、そうですわね。すみません、気付きませんでした。手袋をつけたままでは、痛いですよね」
俺が言いたかったのはそういう問題ではなかったが、ピーチは長手袋を外しテーブルの上に置くと、再び俺のペニスを触り始めた。
白魚のような指は、明らかに経験不足で。どうしたらいいか、おそるおそる亀頭を撫でたり、球袋を手のひらに包んだりしていた。
けれども、その愛撫は俺の性感を刺激していた。しかも、それを行っているのは、あのピーチ姫だ。
日本で知らない者はいないと言っても、決して過言ではない。
彼女に恋い焦がれたプレイヤーも、早い話が大乱闘中にポーズ画面にしてそのスカートの中を覗いた者も、きっといるだろう。
それが、自分の性器に触れている。それを思うだけで、頭が痺れるような快感が全身に走った。
やがて鈴口から先走りが出てくると、ピーチはそれをペニス全体に塗し、手で扱き始めた。
「そうそう、思い出しました。殿方はこうされると気持ちいいと、本で読みましたわ」
ピーチが俺を見上げ、楽しそうにほほ笑んだ。しかし、それを見ている余裕はない。
彼女の滑らかな肌、柔らかな手がペニスを握り込んでごしごしと上下している。
それまでの快楽は、どちらかといえば精神的な要素が大きかったが、今はそこに肉体的な快感が加わった。
ぞくぞくと背筋が震え、腰が浮く。尿道がむずむずとくすぐったくなってきた。
言い訳をすると、俺はこの世界にやってきてから、一度も自慰をしていない。
いつ部屋に誰が遊びに来るかわからないし、ノックの存在を知らない奴や、テレポートしてくる者もいるからだ。
だから当然、敏感になっている。もう射精しそうになっても、それは仕方がないことだ。
俺はピーチに制止を呼びかけた。しかし彼女は、はぁはぁと荒く息を吐き、手コキに夢中になっていた。
「はうぅ……なんて、熱くて、硬くて……たくましいんでしょう……」
力づくで押しのける手もあったが、それは間に合わなかった。
ピーチの右手が、亀頭から根元までを一往復した、その時。
ぶびゅうっ、とエロ漫画のような擬音が出そうな勢いで、俺のペニスは精液を吐き出した。
視界が白くなるような気持ち良さに、俺は呻いた。ピーチはきゃあと驚きの声を上げる。
放たれた白濁液は、ピーチの胸にびちゃびちゃと直撃した。
粘つく液体が、重力に従ってゆっくりと乳房の上を這い降り、やがて生地にも染み込んで、ピンクのドレスに黒い染みを作った。
俺はその様子を、ぼーっと見ていた。久しぶりの射精の疲労感に浸っていた。
一方、ピーチの視線は、未だに俺のペニスに注がれている。欲望を吐き出したばかりにも関わらず、それはまだ硬度を保っていた。
何を満足しているんだ、まだ足りないだろう?とでも言いたげに。
103:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:09:35.56 QBn1X/BS
「手、だけでは、物足りませんでしたか? でしたら……」
ピーチが、その場ですっと立ち上がる。彼女の喉がごくりと動く。
次の瞬間、俺は目を見開いた。
ピーチは前屈みになり、ドレスのスカートの端を掴むと、そのまま一気にたくし上げた。
真っ白で、柔らかそうな両足。その付け根、股間を覆い隠すのは、ドレスと同じピンクのショーツ。
俺がそこに目を奪われるのも束の間、ピーチはスカートの端を口で咥えながら、ショーツを脱いだ。
自分が見ている光景を、俺は信じることができなかった。
ピーチは、ショーツをテーブルの上に放ると、椅子を引き寄せてそこに座った。
そして、明らかに俺に向かって………両足を大きく開いた。俗に言う、V字開脚というやつだ。
「あなたが良ければ、ですけれど。こちらもどうぞ、お使いくださいな」
そう言うピーチ姫の声は、少し緊張していた。
俺は、自分が夢を見ているのだと思った。何もかもが、最初から夢だったのではないか、と。
だって、一体何があったら、俺の人生にこんなことが起きるのだろうか。
さらけ出されたピーチ姫の秘所。
薄い金色の茂みの中に、興奮してぱっくりと口を開け、涎を垂らす桃色の沼があった。
その下の薄い色の肛門は、きゅっと恥ずかしげに閉じている。
月明かりに照らされ、男を誘うピーチ姫の姿は、ぞっとするほど美しく、背徳的だった。
どうすればいいかわからない俺に対し、分身はさらに硬度と熱を増し、答えを出していた。
それでも迷う俺に、ピーチ姫が耳まで赤く染めて、切なげな声をもらす。
「ああっ……嘘。嘘でした……私が、あなたを欲しがっているのです。どうか、私にお情けを……!」
その言葉で、俺に残っていた最後の理性が弾け飛んだ。
椅子を蹴飛ばすように立ち上がると、獣のようにピーチの体に覆いかぶさる。
狙いを定めても、突き出した亀頭はピーチの下腹部を滑るばかりで、結局彼女の手で「ここですよ」と淫裂の前に固定してもらった。
俺は、一度大きく息を吸うと。腰を前に突き出し、ピーチを貫いた。
「はあっ! んうぅぅ……!」
ピーチの目尻から涙かこぼれる。お姫様の膣内は狭く、侵入者をたちどころに拘束した。
童貞喪失はピーチ姫、などというファンから殺されそうなフレーズが脳裏に浮かぶ。
欲望にせかされて、俺は夢中で腰を振った。膣壁がきゅっとペニスを締め付け、密着した襞が舐め回してくる。
女性の体は、こんなにも快楽を生み出すものなのか。いつの間にか、ピーチの手が俺の手に絡んでいた。
104:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:11:29.21 QBn1X/BS
「あふっ、ど、どうですか……私のお腹の中、気持ちいいですか?」
ピーチの問いかけに、俺は口で答えることができなかった。がくがくと首を前に振る。
彼女はそれを見て「うれしいです」と笑うと、顔を寄せ、キスをしてきた。
頬でも額でもない、正真正銘、唇同士のキス。俺は激しくピーチの最奥を突きながら、同時にキスを返した。
まるで、彼女のすべてを貪っているかのようで、興奮の炎に油が注がれた。
下では、ぱんっぱんっ、と腰と腰がぶつかり、上ではちゅうちゅうと唇と唇が吸い合う。
俺はピーチを求め、ピーチもきっと、俺を求めていた。できれば、永遠にこうして繋がっていたいとすら思う。
しかし、何事にも終わりがある。ピーチは喘ぎ声混じりに、俺に訴えてきた。
「あっ、あっ、ああっ……わ、私! もう、達してしまいます。んっ、くう……っ」
ハイヒールを履いた足が、俺の腰に巻きつく。
故意か、それとも無意識にか。どちらにしろ、彼女は離れるつもりがないようだ。
俺も、二度目の射精が近づいていた。
妊娠するかも、などという考えはほとんど頭になかった。ただ、ピーチに受け入れてほしい、とだけ思っていた。
ラストスパート。俺はさらに腰を強く押し付け、ピーチの膣肉から快感を引き出した。
そしてそれはピーチにも恩恵を与え、彼女は涎すら垂らし、悦びを露わにする。
出すぞ、と俺は吠えるように告げた。ピーチはこくこくと、先ほどの俺のように必死に首を振る。
俺はもはやためらわず、先端をピーチの子宮口(もちろん、童貞だった俺に正確にはわかりはしないが)に叩きつけ……
そのまま、二度目とは思えないほど大量に射精した。
「うあっ……ああああああああっ!」
ピーチは嬌声とともに仰け反り、体を大きく痙攣させた。
胎内に注がれる精液を一滴たりとも逃すまいと膣内が収縮し、肉棒を搾る。
気絶しそうな快楽の波に、俺は気を失わないように耐えるので精いっぱいだった。
射精が止まってからも、俺はピーチの体から離れなかったし、彼女も俺を放さなかった。
二人とも、愛の……俺としては彼女の方にも愛があると信じたい……交わりの余韻に浸っていた。
仰け反っていたピーチは、体を起こすと、額から汗の珠を垂らしながら、俺に微笑んだ。
「ふふふ……本当に、死んじゃうかと思いました。とっても素敵でしたわよ」
今度は、俺の方からキスをした。
数日後。俺は相変わらず乱闘をしていた。
今回は悲しくも一位を逃し、二位。勇ましくポーズを決めるマリオに、拍手を送る立場だった。
スマッシュボールに固執し過ぎたのが敗因だ。その隙を突かれて、一気に場外にふっ飛ばされてしまった。
『最後の切りふだ』はたしかに強力だが、決してそれだけで勝敗が決まるというわけではないのに。
反省し、リベンジを胸に帰途につこうとすると、そこにピーチが現れた。
彼女も相変わらず、花のように愛らしい微笑みを浮かべている。
「残念でしたね。あと少しでしたわ」
俺は大仰に肩をすくめ、運が悪かったんだ、と答える。
するとピーチはすっと俺の耳元に口を寄せ、呟いた。
「――今夜、どうでしょう? また、二人きりのお茶会、しませんか」
その声に含まれた、「女」の気配に、俺の体は一気に熱を帯びた。
戦いの時とは、まったく違う興奮を感じる。俺は、行くよ、としか答えられなかった。
ピーチはふふっと笑い、俺の頬にキスをした。
少なくとも、月を見て寂しさを感じる暇がない程度には……夜の戦いは、激しくなりそうだ。
105:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:12:38.31 QBn1X/BS
とりあえずこんなとこで。投下おしまい
106:名無しさん@ピンキー
14/09/29 23:33:11.78 Myd7bGYd
GJ!
久々にピーチがエロく見えた
107:名無しさん@ピンキー
14/09/30 08:52:18.96 B7jTZ16t
GJ!
扱い難しそうかなと思ってたけどMiiファイターもいいもんだな
108:名無しさん@ピンキー
14/09/30 13:54:20.65 An3A+/Rb
乙乙!
すごい良かった!
109:名無しさん@ピンキー
14/10/01 16:29:33.78 +Bxx8JA/
なかなか便利な竿役だなMiiファイター
カップリングに悩んだ時いいかもしれん
110:名無しさん@ピンキー
14/10/01 18:58:40.60 It1kg56c
>>109
もちろん、女miiファイターを男キャラに絡ませるのもアリだな。
彼/彼女らはデフォだと「ゲスト」だし、うまい具合に没個性だから汎用性がある。
111:名無しさん@ピンキー
14/10/01 19:51:33.33 ZvbHFaYS
またMiiファイターネタ投下してもよかですか
112:名無しさん@ピンキー
14/10/01 19:54:09.68 FjimivmD
もちろんよかです
113:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:23:32.63 ZvbHFaYS
『Self-Insert 2-1』
Miiファイターとして、俺がこのスマッシュブラザーズの世界にやってきてから、早半年。
俺は相変わらず戦いの日々を送っていた。まあ、戦う以外にやることなど、この世界ではそうそう無いのだが。
今回のステージはブリンスタ。狭い上に、戦闘中に足場が割れることがあるという、過酷な戦場だ。
うっかり足を踏み外しても、酸の海がせり上がってきている状態であれば落下は免れるのだが、個人的には酸に焼かれる方が嫌だ。
なので、黄色とも緑ともつかない刺激臭のする液体が足元に忍び寄ってくると、俺はさっさと高台に避難してしまうのだった。
当然、対戦相手もそれを見越しているわけで。
「敵に先読みされるような行動は取るなと、私は教えたはずだ」
向かい側の足場。そこに立つ人影は、赤とオレンジのパワードスーツに身を包んでいた。
今回の対戦相手である、サムス・アランだ。宇宙を股にかける、最強の賞金稼ぎ。
見かけはごついが、その鎧の中に何が隠されているかは、今さら言うまでもないだろう。
サムスのアームキャノンからミサイルが発射され、一直線に俺の方に飛んできた。
今の俺は、ヘビーアーマーに身を包んだガンナーだ。慌ててリフレクターを展開し、ミサイルを跳ね返す。
しかし、それも読まれていたらしい。
サムスはすでにアームキャノンを発砲していて、ミサイルを難なく撃墜。
爆炎が俺の視界を塞いだ。
これはまずい、とその場から離れようとしたが、酸の海は足元にまで迫ってきていた。
しかたなく、俺は右手のアームキャノンをサムスがいると思わしき方向に向け、むちゃくちゃに撃ちまくった。
相手が見えないのだから、狙いもなにもあったものではない。せめて牽制になれば、それでよかった。
赤い爆炎を切り裂いて、オレンジ色のボールが現れる。サムスのモーフボールだ。
この形態では、どう人体が変形しているのかわからないほど面積が小さくなる。
弾もろくに当たってはいないだろう。
俺はアームキャノンを下に向け、弾を発射。爆風の勢いに乗って、サムスに拳を叩きこもうとした。
だが、宇宙最強の賞金稼ぎは、俺の悪あがきを空中でひらりとかわした。そして俺の背後に回る。
振り返ろうとした俺は、視界の端に炸裂する閃光を見た。
それが極限までエネルギーを溜めたチャージショットであると気付いた時には、俺は空の彼方にふっ飛ばされていた。
「……まだまだ甘いな」
正直に言うと、俺はガンナーが苦手である。
攻撃してから着弾まで時間差があるために、素早いファイターにはなかなか当たらない。
うまくタイミングを図ろうと思っても、乱闘の最中ではそんなゆとりはない。
呑気に狙いなどつけていたら、背中からのルイージロケットで夜空のお星様だ。
だから俺の戦闘スタイルは、ファイターやソードマンの方に傾いてしまうのだった。
しかし、せっかく使える手があるのだし、苦手なまま放っておくのもくやしい。
そこで俺は、サムスに教えを乞うことにした。
戦闘のプロだし、ミサイルやボム、チャージショットなどの装備もよく似ている。
サムスも最初は渋っていたが、駅のホームに落ちている噛んだガムよりもしつこく頼み込んだおかげで、特訓をつけてもらえることになった。
もちろん、報酬としてゴールドは請求されているが。
114:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:27:37.62 ZvbHFaYS
「今日はここまでにしよう」
ブリンスタからあちこちステージを変え、最後に辿り着いたのは、天空に浮かぶ小さな島、戦場。
遠くに聳える山々は、暮れる夕日で赤く染まっていた。
体力を使い果たし、大の字になって寝転がっていた俺は、サムスの声に体を起こした。
島に生えている低木の幹に腰掛けているサムスは、いつの間にかパワードスーツを脱いでいた。
金色にきらきら光る、腰まで届くポニーテール。
切れ長の目と、引き締まった口元は、俺にクールビューティーという言葉を思い浮かばさせる。
戦いの中で引き締まった肉体は、首から下の、指先から爪先まで、ぴったりと体に張り付く青いボディスーツに包まれていた。
今の彼女は、ゼロスーツサムスと呼ばれている状態だった。
輪郭をまったく隠さないために、重力に背いてつんと上を向く、大き目な胸まで強調されて、俺は目のやり場に困った。
サムスの顔に視線をひた当てて、余計なことを考えないようにする。
それに気付いているのか気付いていないのか、サムスはふうと溜息をつくと、
「射撃戦から格闘戦への切り替えが遅い。相手が見えないからといって、攻撃が雑過ぎる。それに……」
形の良い唇が、つらつらと俺の戦いの問題点を並べていった。
それらは鋭いナイフのようにハートに刺さってゆき、俺はうぐぐと唸り声を上げた。
とはいえ、これは必要なことだった。自分の欠点とは、なかなか気付きにくいものだ。
特に、戦いの間は必死も必死なので、そこまで思い当たることは少ない。
なので、どうしても他人からの指摘が必要だった。欠点を知れば、後はそこを直すために努力すればいい。
二十分ほどして、ハートが刺さったナイフで埋め尽くされると、俺は立ち上がって頭を下げた。
わざわざ時間を割いてもらっているのだ。感謝してもしきれない。
サムスは腰を上げ、ゆったりとした足取りで俺の傍までやってきた。
「礼には及ばないさ、報酬はもらっているんだ。それに、私はただ、お前を叩きのめしているだけだしな。大したことはやっていない」
そして、サムスは少しだけ、口端を上に釣り上げた。
「……前よりも、動きはかなり良くなった。訓練だけでなく、実戦で鍛えてもいい頃だ。今度、乱闘で試してみるといい」
それが褒め言葉であり、彼女が笑ったのだと俺が気付いた時には、サムスはステージから離脱していた。
そのどちらも、俺にとっては初めてのことで。
沈んでゆく太陽を何となしに見ながら、俺の心臓は妙に高鳴っていた。
115:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:29:57.48 ZvbHFaYS
この世界における俺の家は、ゲーム『トモダチコレクション』に登場する島の、マンションだ。
もちろん、ステージとして乱闘に使われるものとは違う。そんな所で寝泊まりはしたくない。
純粋に、ファイターの居住用として用意された建物である。
さらにマスターハンドは、他の部分も丁寧に再現したようで、ゲームに出てくる施設もきちんと用意されていた。
たべもの屋や、服屋の存在は、とても助かった。乱闘などで金を稼げば、衣食住には事欠かない。
遊園地も機能しているらしいので、機会があれば遊びに行ってみたい。
住人は俺一人だけだが、他のファイターも遊びに来るため、寂しくはない。
そういえばこのあいだは、むらびとがたぬきちを伴って島を歩きまわっていた。家か店でも建てるつもりか?
ドアを開け、自分の部屋に入ると、人の気配があった。この世界では、いちいち泥棒に警戒する必要はない。
主なファイターの面々はそんなことはしないし、クッパやガノンドルフのような悪役は、もっと大きな悪だくみをする。
まあ、たまに遊びに来たカービィが、誘惑に負けて冷蔵庫に頭を突っ込んでいる、ということもあったが。
しかし、気配と同時に匂ってきた甘い香り―バターや卵、砂糖をたっぷり使った―によって、来訪者が誰なのか、すぐにわかった。
俺は安堵のため息をつき、ヘビーアーマーを脱いで、被っていたMiiフォースのヘルメットを帽子掛けに引っかけた。
リビングで待っていたのは、ワンホールの焼き立てケーキと、花のような笑顔だった。
「お帰りなさい。勝手にですが、ケーキを焼いて待ってましたわ」
そう言って、ソファに腰かけているピーチを見ても、俺は驚いたりしなかった。
数ヶ月前の夜、例のお茶会を経て、俺とピーチの仲はかなり親密になっていた。……マリオに申し訳ないくらいに。
お茶会という建前も徐々になくなっていって、最近ではお互いの部屋に出入りしていた。
もちろん普通におしゃべりをしたり、遊んだりもするが、男女が二人きりで行うアレコレも、しっかりとやっていたりする。
以前ゼルダに「あなたとピーチ、よく一緒にいるの見かけるわね」と言われた時は、心臓が飛び出しそうになった。
あの言葉に、他意はないと信じたい。
「今日も乱闘に行ってましたの? 運動した後は、甘いものが一番ですわよ」
俺が隣に座ると、ピーチはそう言って、ケーキを切り分け始めた。
柔らかいスポンジをナイフで切る手並みは見事で、ソードマンの俺でも真似できそうにない。
そんなところにもピーチの「女の子らしさ」を見つけてしまって、ちょっと胸がどきどきした。
皿にちょこんと乗せられた、苺のショートケーキ。
俺はそれを受け取ると、フォークで掬うように小さく切り、口に入れた。
生クリームのまろやかさと、苺の甘酸っぱさが口に広がる。
甘いものがそんなに好きではない俺も、ピーチのケーキは大歓迎だ。
116:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:31:45.52 ZvbHFaYS
「おいしいですか? ふふ、良かったです」
ピーチは自分の分を皿に取っていたが、まだそれには口をつけず、俺が食べるのをにこにこと笑って見ていた。
元いた世界では、女の子にケーキを作ってもらえるような立場ではなかったので、今の状況は、間違いなくこの世界で手に入れた幸せであると言える。
俺はしっかりと味わいながらケーキを完食し、淹れてもらった紅茶で一服した。こんな贅沢が許されるのか?と思ったりもする。
ふとピーチの方を見ると、俺はあることに気付いた。彼女の金色の髪を、白く小さい花が飾っている。
俺はそれに見覚えがあった。
というか、その白い花の髪飾りは、俺がピーチに贈った物だった。
この島の帽子屋には、帽子だけでなく髪飾りも売っている。
何日か前、いつもケーキや紅茶をごちそうになっているお礼にプレゼントしたのだ。
つけてくれたのか、と俺が言うと、ピーチは少し驚いた顔をしてから、嬉しそうに目尻を下げた。
「あなたからいただいたものですから。……気付いてくれたのですね」
女性のおめかしを見逃すほど、俺も無神経ではない。
もっとも、前の世界でそれを発揮する機会はなかったのだが。
だいたい、ほとんど毎日会っているピーチの変化に気付かないはずがなかった。
それからピーチは、ずっとにこにこ笑っていた。
すでに日が落ち、窓の外には夜闇が広がっているが、彼女の笑顔はそれすら照らせそうほど明るい。
俺も気分が良くなって、今日起きたことを彼女に話した。サムスに褒められたことを、だ。
強く凛々しく、常に冷静沈着。この世界に来る前から、ゲームのキャラクタ―としての彼女のことは知っていた。
それこそ、スマッシュブラザーズで操作したことは何度もある。
しかし、実際に意思を持ち動く、一人の人物として対面してみると、見方は変わるものだ。
サムスは、単なるキャラクターから、俺が尊敬するファイターの一人となった。
そんな相手から褒められるというのは、嬉しいを通り越して誇らしい。
そういったことを、俺は楽しくピーチに語っていた。
………ひと段落ついて、彼女の顔を見るまでは。
俺はぎょっとした。
途中から相槌がなかったので変だと思っていたのだが、ピーチの顔から、笑みが消えていた。
ぷくりと頬を膨らませ(これはかわいい)、青い目を細めて、俺を睨んでいた(これはちょっと怖い)。
俺は、機嫌がいい時のピーチしか知らないので、これは推測でしかないが。
もしかしたら、彼女は怒っているのではないだろうか。
俺はおそるおそる、どうしたのか、と尋ねた。何か、彼女が気に入らないことをしてしまったのだろうか。
乱闘から帰ってきて、まだシャワーも浴びていないのが原因でないといいのだが。
ピーチは何も答えなかった。
彼女は無言で、長手袋に包まれた手で、俺の顔を左右から挟み込むと。
そのまま一直線に、俺の唇を奪った。と同時に、滑ついた何かが口内に侵入してくる。
それがピーチの舌だとすぐに気付き、俺は反射的に自分の舌を絡めた。
ディープキスも、もはや慣れたものだった。ここまでいきなりされたのは初めてだが。
んふー、ふー、とピーチの熱い息が顔にかかる。俺の肩に触れる手は、指が肉に食い込んでいた。
少しばかり痛かったが、そんなことを気にしている場合ではない。
ピーチは唇をぴったりとくっつけ、ちょっとでも離れようとすれば、飢えた獣のように再度食らいついてくる。
その密室の中で、ピーチの舌が暴れまわっていた。並ぶ歯をなぞり、舌を舐め、這い回る。
本当に食われるんじゃないだろうか、と俺は怖くなった。
しかし、ここでされるがままでは男がすたる。俺も舌を動かして、彼女に反撃した。
鼻でしか呼吸ができず息苦しいが、途中でやめることなど出来なかった。
互いの口内で唾液が混じり合う心地よさは、どう表現すればいいかわからないほど素晴らしい。
もしも生きていくために息を吸う必要がなくなったら、俺たちは三日も四日もこうしてくっついているかもしれない。
やがて、ピーチはひとまず満足したのか、自ら唇を離した。銀色の糸が伸び、ぷつんと千切れる。
117:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:34:47.62 ZvbHFaYS
「はあ、はあ……はふぅ……っ」
ピーチの表情は、蕩けきっていた。
半開きになった口からは涎が垂れ、頬は赤く染まり、目には涙が溜まっていた。
両肩は激しく上下して、その度に、俺の目の前で豊満な胸が揺れる。
俺は手を伸ばし、ピーチの涎を拭ってやった。それで、彼女はにっこりと笑った。
少しは機嫌が直ったのかなと、俺は安心していたが。ピーチの攻勢は、まだ終わってはいなかった。
いつの間にか俺の肩から離れていた手が、今度は股間部に触れていた。
今のディープキスで勃起していたことに、彼女は気付いていたのだ。
ピーチは、ズボンの生地の上から亀頭を撫で回すと、囁くように俺に言った。
「キスだけで、もうこんなに……いけない子は、食べちゃいますね」
ピーチはソファから下り、俺の目の前で膝立ちになった。
そして――これもまあ、割といつものように――ズボンのジッパーを下ろし、俺の硬くなったペニスを解放した。
醜いとすら言える男の肉棒と、それにうっとりとした視線を注ぐ、ピーチの美しい顔。
いつ見ても、罪悪感を呼び起こし、そして自分の中の雄に火をつける光景だった。
ピーチは幹を右手の人差指と親指で固定し、左手で髪を掻きあげると、ぺろりと口元を舐めた。
まるで、獲物を目の前にした雌犬だ。
「それでは、いただきます。はむっ……んむぅ」
ピーチは躊躇いなく、俺の亀頭に唇を被せると、そのまま一気に根元まで飲み込んだ。
口内の粘膜が、敏感な部分を擦る感覚に耐えかね、俺はううっと呻いた。
だが、こんなのはまだ、本当に序の口だ。
股間をすっかり占領したピーチは、今度は舌を使って、自分の所有権を主張し始めた。
舌先が鈴口をぐりぐりと抉る。
当然中に入るわけがないのだが、そんなことはお構いなしに、尿道まで掘り進もうとしていた。
一瞬離れても油断してはならない。ピーチは、亀頭にべたりと舌裏を乗せ、左右に動かして擦った。
かと思えば、次は裏筋に移動し、舌を前後させてくすぐってくる。
くびれた部分も丁寧に舐め、汚れを残らずこそぎ取る。この上、両手で陰嚢をやわやわと揉むのも忘れない。
さっきも言ったが、俺は帰ってきたばかりで体を洗っていない。当然体は汗臭いし、股間などもっての他だ。
しかしピーチは、味を感じるための器官を、そこに擦りつけていた。
それがまるで、自分の大好物であるかのように。
俺は奥歯を噛み締め、この情熱あふれるフェラチオに耐えていた。
まだ、ピーチの熱い口の中に留まっていたい。
「はっ、んぐっ……おいひ、おいひいでふ……はふ、んん……っ」
こんな、洗ってもいない臭いのが好きなのか、と俺が聞くと、
ピーチはこくりと顎を引いた。
「ふぉれ……くひゃくて、ひょっぱくふぇ……あなひゃの……ひゅ、ひゅきぃ……♪」
それで、ピーチはさらに興奮したらしい。
頭を激しく上下させ、ペニス全体を刺激し始めた。精液を搾り取るための動きだった。
ふんっ、ふんっ、とピーチの鼻息が荒くなる。
頭を引けば、ペニスに吸い付いている口の肉が離れまいとして下品に伸びる。
時折、舐め回す舌が勢い余って唇から飛び出て、唾液が玉袋を濡らした。
ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ、と淫らな音が俺の脳を犯す。膝ががくがくと震えた。
118:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:37:24.38 ZvbHFaYS
俺はたまらず、ピーチの頭を両手で押さえた。
女性は無暗に髪を触られるのを嫌うという話を聞いたことがあるが、今のピーチはまったく意に介していなかった。
上下運動の激しさで、彼女の頭に乗っていた王冠が落ち、ごとりと床に転がる。
それすら、ピーチは無視した。
金で作られ、宝石で装飾されたキノコ王家の象徴は、無意味なゴミのように放置された。
この、俺の股間に顔を埋めている女性が、一国の姫君であると思う奴がいるだろうか。
今のピーチ姫は……貪欲に雄を求める、一匹の雌でしかなかった。
尿道の奥から、灼熱の塊が駆け上ってくる。俺は、出すぞ、と叫んだ。
ピーチは離れるどころか、さらにスピードを上げた。長い金髪の先端が、悦びを表現するかのように跳ねまわっている。
我慢する理由はなかった。というか、我慢しきれない。
俺は、ピーチの口の中に射精した。命を削っているのかと思うほど、それは大量だった。
「んぶっ!? はぐっ、ぐぅぅ~~~……ごく、ごく……っ」
ピーチは目を見開き、苦しげな顔をしながら、しかし口は離すことなく精液を嚥下した。
細い首の、喉が動く。俺は自分の精液が、ピーチの食道を流れ落ち、胃に溜まってゆくのを幻視した。
このまま死んでも構わない、と半ば本気で思った。射精って本当に気持ちいい。
出された分を飲み干すと、王女は頬をきゅっとへこませた。
ぢゅぞっ、ぢゅぞぞぞっ、とピーチはわざと音を立てながら、ストローのように吸引する。
尿道にこびりついている分まで吸いつくすつもりのようだ。淫乱としか言いようがない。
そして、ひとまず出切ったことを悟って、ピーチはようやく、ちゅぽんと音を立てながらペニスから離れた。
俺はもはや、指一本動かせなくなって、ぜぇぜぇと荒く息を吐いた。
今までも、何度かピーチにフェラチオをしてもらったことはあるが、ここまで激しいのは初めてかもしれない。
何が彼女に火を点けたのだろうか、とぼんやりと考える。
「ね、どうでした? 私のお口、気持ちよかったですよね? だって、私が溺れてしまいそうなくらい、いっぱい出してくれたんですから……」
そんな、男に媚びるような声を出しながら、ピーチが俺を見上げてくる。
やはり、いつもの彼女と、何かが少し違った。何故かわからないが、なんとなく不安そうに見える。
とにかく俺はピーチを安心させたくて、笑顔を作り、金色の髪を指で梳いた。
ありがとう、よかったよ、と声をかける。ピーチは、嬉しそうに目を細めた。
「んふぅ……ありがとうございます」
その後は二人でシャワーを浴び、場所をベッドに移して、熱い夜を過ごしたのであった。
それから数日後。昼間は戦い、夜は時々爛れた時間を過ごす俺に、ある変化が訪れた。
サムスが、俺を避けるようになったのだ。
119:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:38:32.85 ZvbHFaYS
今回は前後篇に分けることにした。投下終了
120:名無しさん@ピンキー
14/10/01 22:01:28.63 +Bxx8JA/
乙乙
ピーチがすっかりビッチ姫に…
121:名無しさん@ピンキー
14/10/02 00:30:44.82 wxezt37e
Miiファイターはどう足掻こうがオリキャラになっちゃうからな
そこらへん苦手な人も出てきそう
122:名無しさん@ピンキー
14/10/02 08:01:55.30 5BZVIhSg
女体化擬人化も人を選ぶな
123:名無しさん@ピンキー
14/10/02 14:04:25.29 wkDEWfzv
枯れ木も山の賑わいと思って書いたけど
駄目ならやめるよ
124:名無しさん@ピンキー
14/10/02 17:09:40.05 Xuuyr7zg
続き期待してるし、書いても駄目じゃないと思うよ
125:名無しさん@ピンキー
14/10/02 17:40:29.81 jMHNOW9X
むしろここで切られたら生殺しもいい所だ…
乱闘しながらのんびり待ってるよ
126:名無しさん@ピンキー
14/10/02 18:05:40.85 BQsUi0m5
投下もしないで文句だけ言うお客様気取りは無視してたらいい
Miiも女体化も擬人化もどんとこい
苦手な人に対してはNGしやすいようにしてたらいいだけじゃね?
127:名無しさん@ピンキー
14/10/02 19:28:41.77 0M8mUtTz
特殊な内容のやつは注意書きあるといいかも
128:名無しさん@ピンキー
14/10/02 20:06:58.50 lrmjUmIS
注意書き把握
基本的になんでもありだから
読みたく無いやつは読まなければいいわけだし
129:名無しさん@ピンキー
14/10/02 21:15:33.94 Wev424cq
気が引ける&ちょっと長めの場合はwikiに貼ってある
アップローダに上げるという手もあるぞ
130:名無しさん@ピンキー
14/10/03 19:54:12.83 NakIARvy
女体化ネタを誰かオナシャス
131:アイク×ピット♀
14/10/03 22:39:01.40 dDdRp9Ps
ちょうど女体化ネタものが書けたのでアイク×ピット♀投下
苦手な人は名前欄NGしてくれ
132:アイク×ピット♀
14/10/03 22:39:53.93 dDdRp9Ps
―よいですか、ピット。天使たるもの、いついかなる時も油断は禁物ですよ。
―はい!心得ております、パルテナ様!
「うわーっ!!ここにこんなものがあるなんて……!」
ある晴れた日の昼下がり、天使は一人感嘆の息を漏らす。
二度目となる大乱闘への参戦、本日試合のないピットは、
一度目とはまた仕様の異なる施設内を探索していた。
人の分け入らないであろう森林の奥へと好奇心の赴くまま進んだ先に見つけたものは……
ピットが愛してやまない温泉であった。
「これこそまさに、秘湯!ってやつかなぁ。こんなとこ、滅多に来れないよね。」
温泉の周りをぐるぐる歩き品定めをするかのように観察する。
大人数で入るには小さい温泉だが、一人で入るとするなら十分すぎるほどで、
文字通り羽を伸ばして堪能できること請け合いである。
ファイター達の過ごす寮にはもちろん浴場があるが、
なにしろ大乱闘に参戦する人数は毎度増えており、
いくら広い浴場と言えど常に人や人でないものでごった返していて
広い風呂を独り占めして悠々と過ごす、ということはほぼ不可能であった。
「ここは見つけた人の特権ということで……入っちゃってもいいよね!ピット、一番風呂行きまーす!」
と、勢いよく温泉に飛び込もうとしたが何かを思いピタッと静止する。
「誰も来ないだろうし、たまには……いいかなぁ」
普段、ピットは神殿以外で温泉に入る際、着衣のまま入浴していた。
それは主パルテナからいかなる時であれ油断は禁物であると口を酸っぱくして教えられため、
それに忠実に従っていたのであった。
しかし、着衣入浴に慣れているとは言え、やはり服を脱いで入る時とは解放感もリラックス感も違う。
できればやはり、着衣のままではなく裸で湯に入りたい。
ピットは人目を警戒して辺りを見回す。
133:アイク×ピット♀
14/10/03 22:41:13.47 dDdRp9Ps
空は抜けるように青く晴れ渡っていたが、森は静寂に包まれており、何者かが潜む気配もない。
ファイター達が普段行動している範囲からもかなり遠く外れている場所であるため、突然誰かが現れる!
といった可能性とは無縁のように思われた。
―そもそもここまで遠くに来てしまって、ボクはちゃんと帰れるんだろうか?
と別の不安が生まれる。
「とりあえず……多分、きっと、誰も来ない!……はず。短い時間だったら大丈夫だよね。……きっと。」
もごもごと言い訳をしながら自らの羽衣に手を掛ける。そのままするすると脱いでいく。
パルテナがピットに着衣のまま入浴せよと指示しているのは、
もちろん裸の時や着替えの最中など油断しているときに敵に襲われなどしないように、
という予防策としての面と、もうひとつ理由があった。
すっかり衣服を取り払い、一糸纏わぬ姿となったピットの胸には、ほんのわずかにだが膨らみがあった。
脚の間には、雄の証明―は、無く、無毛の丘に未だ誰の侵入も許していない乙女の秘所があった。
「ピット、我々にとって人間は守るべき対象ではありますが、
同時に警戒しなくてはならない存在でもあります。
彼らは知恵を持つ賢き民ではあるのですが……
獣のような野蛮な面を秘めている者がいるのも確かです。」
女神パルテナはかつての大乱闘参戦の際に、愛しい天使にこう指導した。
「ですから、地上に降り立つ際にはこのように性別を隠し、
決して暴かれぬように気を付けるのです。いいですか?」
「わかりました、パルテナ様!」
「大乱闘に参戦するファイター達は皆紳士的な英雄だとは思いますが、一応対策しておかないと。
男性陣がかなり多いので何が起こるかわかりませんから……万一、本が薄くなるような展開になったら即ヤラレチャッタですよ。」
「本……?」
「こちらの話です。幸いある程度隠せばあなたの性別は傍目にはわからないはず。くれぐれも気を付けて。」
「はい!パルテナ様!」
「胸もまっ平らだから潰さなくても大丈夫ですね。まな板でよかったですねピット。」
「うう……パルテナ様ひどい……。」
それ以来、ピットは女神パルテナの指示に忠実に従い、前の大乱闘では見事隠しおおせたのであった。
「ちゃちゃっと出たら大丈夫だよね!前だって全然バレやしなかったし、
今回はパルテナ様だって一緒に参戦してるから何かあったらきっと何とかしてくださるはず!」
慢心しきったピットはすっかり油断して、女神との約束に反し、温泉を素肌で堪能するべく足を差し入れた。
「うひゃー!!癒されるー!!」
あれよあれよという間に肩まで浸かる。温泉は天使にとって癒しの力が強いようで、
ピットの顔はふにゃふにゃに弛緩しきっていた。
「すごいなー。プライベートビーチならぬプライベート温泉……。
なんか変だな。温泉って英語でなんていうのかなぁ。まぁいいや。」
134:アイク×ピット♀
14/10/03 22:44:17.70 dDdRp9Ps
一人であれこれ言いながら、翼を湯のなかに思いっきり広げ、四肢を放り出して湯を堪能する。
夕日に近づきつつあるが日はまだまだ明るく、さんさんと気持ちのいい陽射しを浴びながら入る温泉は格別であった。
短い時間だったら大丈夫……などと入る前には言っていたはずが、完全に時間を忘れ、ご機嫌な天使は歌まで歌い出す始末。
「パルテナ様は~いつも笑顔~♪ボクはおかわり二杯まで~♪」
「妙な歌だな。」
突然後ろから声をかけられる。
しまった。こんなに寮から離れた場所なら誰かに見つかることもないと思っていたのに。油断していた。
ごめんなさいパルテナ様……などと思考をあちこちに巡らせながら、ピットは声の主を確認しようと後ろを向く。
逆光でその大きな影のみが一瞬映し出された。
「ゴリっ……!?」
やがて目が光に慣れ、その姿をとらえる。
「あ、アイクさん!!??」
「いま一瞬何か違うことを言いかけなかったか?」
アイクは少しむっとした様子であったが、ピットにとってはそれどころではなかった。
まずい、バレてしまう、このままではパルテナ様曰く即ヤラレチャッタだ。
なんとかしなくては。なんとかできるのか……。
早くなんとかしないとアイクが獣のように襲いかかってくるかもしれない!ああ今にも……!
「しかし……温泉か。こんな奥にこんなものがあるとはな」
(……あれっ?)
ピットの焦りに反してアイクの反応は至極穏やかなものであった。
(パルテナ様の話だと、もっと、なんか、ウガー!でグオー!な感じになるかと思ってたのに……)
予想外の反応に拍子抜けして呆けていると、アイクが自分の鎧を外し、
服も脱ごうとしていることに気づいた。
「えっ……ぬ、脱ぐんですか!?」
「ああ。俺も折角だから入ってみようかと思ってな。なんだ、独占する気か?」
「い、いえ別に全然そんな気は……ええっと、ただその、なんていうか」
「なんだ?男同士なんだから気にすることもないだろう。妙な奴だな。」
その言葉にはたと気がつく。
男同士。
そう言った。
135:アイク×ピット♀
14/10/03 22:46:02.05 dDdRp9Ps
(バレてない!ウソ!?)
視線を落とし自らの体を確認する。
この温泉は澄んだ湯ではなく濁っており、湯のなかに入ってしまえば中の様子は見えない。
下半身は全く見えないため、肝心な所はアイクにはまったくわからないだろう。
鎖骨から胸の上にかけての部分は湯から出ているため見えてしまっているが、
幸い?その膨らみがわずか過ぎるため、全くバレていないようだ。
穏やかな胸ですね―ふと誰かの声が浮かんだ気がする。
そうか……ボクの胸程度だと全く気付かれやしないんだな……。
まな板でよかったですねピット。
パルテナの声が脳裏に蘇る。ハイ、よかったですパルテナ様。よくないけど。
とにかく今のところはバレていない。
このまま温泉に浸かり続け、アイクが出ていったあとにこっそり出よう。
そうすればきっと最後までバレずにすむはずだ。そうだ、そうしよう。
一人であれこれ考えているうちにアイクの方はすっかり裸になっており、まさに湯に入らんとしていた。
「あ゛っ…わわわ、わ!」
変な声が出た。それも仕方がない。アイクの肉体は見事に鍛え上げられ、まさに筋骨粒々という言葉がふさわしい。
前の大乱闘ではその振るう剣に比べてむしろ華奢であるとまで言われていたが、いまやその面影はどこへ消えたのやら。
華奢という言葉とは程遠い、泣く子も黙るような逞しい姿に成長していた。
対してピットは部下のイカロスマッチョ以外に雄々しい肉体の持ち主などほとんど見たことはない。
そのイカロスマッチョや、ほかの部下のイカロスでさえ裸体など見たことがない。
目の前のジャングルでも余裕で生きていけそうな蒼炎の勇者が、ピットが初めて目にする異性の裸体であった。
(こ、これは……ダメ、ダメだ!)
思わず手で顔を覆う。が、好奇心もあり指の隙間から窺い見てしまう。
(あー……あれが、その、いわゆる……)
指の僅かな間から天使が凝視するのは、アイクの脚の間。
話には聞いたことがあったが、それはピットが最初に見る男性器であった。
(大きいなぁ……あれ何にどう使うんだろう……って言うか
何見てるんだボクは!うそ!うそうそ!別に興味なんか無いんだからな!!)
手で顔を覆ったままはげしくかぶりを振る。自分の中にある邪な好奇心を振り払うかのように。
「どうしたんだ?」
湯に浸かったアイクはピットが妙な様子である事に気づいた。
「ベベベ別にっ!?何でもナイデスけど!?あーいいお湯デスネ!?」
本人としては極めて冷静を装っているつもりであるが、怪しすぎる事は言うまでもない。
しかし本人は混乱していて気づかない。
136:アイク×ピット♀
14/10/03 22:46:34.13 dDdRp9Ps
「そう言えば、風呂場であんたと会ったことが無かったな」
「エエ……そそそうですね……!」
「苦手なのか?他人と一緒の風呂は。例えば、裸を見られるのが嫌だとか。」
「!」
そうだ!その手があったか!このまま頑なに湯に浸かり続けていればいずれ怪しまれてしまうだろう。
しかし、裸を見られるのが嫌だとか、そういうことにしてしまえば怪しまれずに済むかもしれない。
「そうなんです……ボク、羽が生えてたりほかの人と身体が違うでしょ?だから……」
どうかこのまま誤魔化されてくれ。パルテナ様、ボクをお守りください。
必死で祈りながらピットは言葉を紡いだ。
「そうか、だが気にすることはないだろう」
「へ?」
「確かに常人とは身体の構造が違うだろうが、ここにはもっと変なやつがいるだろう。
玉に手足が生えたようなやつまで複数いる。羽どころか尻尾や角まで色々生えているやつもいる。
違うからといって気にすることはない。違うか?」
しまった。
確かにファイター達は翼があるからどうこうとか言っている場合ではないほど多種多様である。
この言い訳は通じなかったか。
「それに、俺のいたテリウスではお前のように翼がある種族もいる。
鳥翼族と言うんだが……だから、その、なんだ。俺は見慣れているし、本当に気にすることはない。」
なんと暖かい気遣いであろう。もし本当にコンプレックスを持っていたなら救われたであろうが、
ウソをついている身としてはただただ肩身が狭くなるのみであった。
「ぁ……アリガトウゴザイマス……」
うまく盾にできると思っていた前提が儚く崩れ去り、更に嘘をついている罪悪感もあり項垂れる。
どうしよう。
元々嘘をついたりするのは上手くない。これ以上どう誤魔化せばいいんだ。
考えを巡らせているピットの耳にザブザブという音が聞こえる。
次いで、頭に何かが乗った感触。
137:アイク×ピット♀
14/10/03 22:48:10.66 dDdRp9Ps
「ほら、気に病むことはない。な?」
気づけばアイクがそばにいてピットの頭を撫でていた。
大きな体つきにそぐわぬ優しい手つきであったが、ピットとしてはそれどころではない。
(あ゛あ゛あ゛あ゛近い!近い!っていうかバレちゃう!ダメ!ダメ!どうしよう!!!)
予想外の事態にただただ混乱する。とにかくこれ以上近くにいると間違いなくバレてしまう!
彼から離れなければ!どうやって!?ああ、近くで見ると本当に逞しい肉体。
まったく未知の雄の肉体。顔が熱い。そんな事に気をとられている場合ではないのに!
思考がぐるぐる回る。
そして視界も回りだす。
(あれ……!?)
音と湯の温度が遠ざかる。視界も薄く暗く閉じていき……
「おい、どうした!のぼせたか!?」アイクの声が彼方で聞こえたような。
アイクがこちらに急いで駆け寄ってくる様子がかすかに見える。世界が遠い。
自分の肉体が誰かに持ち上げられたような気がする。
あれ?それってけっこうまずいんじゃ。朦朧とした頭でぼんやりとそんな事を考えた。
ピットは湯から上げられると徐々に意識を取り戻した。
どうやら興奮やら何やらが相まってのぼせたようだ。
温泉の縁の岩場に上半身を預ける姿勢で寝かせられていた。
思考が回復するにしたがって状況をじわじわと理解した後、
ハッと気づいて身を起こし、身体を隠す。が、もうすっかり遅かった。
「その、すまん……。のぼせていたようだったから、夢中で……。
全然気づかなかったが、そういうことだったんだな。」
アイクが隣で気まずそうに目をそらしながらぽつりぽつりと呟く。
バレた。
ようやっと冷静さを取り戻したピットは自分の状況を悟った。
自分の身体は濁った湯からすっかり上げられ、もう隠すものなど何もない状態ですべてをアイクに曝したのだ。
これ以上はもう何もごまかせはしない。
―天使たるもの、いついかなる時でも油断は禁物です。
パルテナの教えが響く。ああ、パルテナ様、申し訳ありません。
ボクはどうやらこのまま即ヤラレチャッタコースのようです。
ピットが絶望のまま放心していると、次にかけられた言葉は予想外に優しい声色のものであった。
138:アイク×ピット♀
14/10/03 22:48:47.83 dDdRp9Ps
「安心しろ。誰にも言わん。俺もこの事は忘れる。」
仕方がなかったとはいえ、悪かったな、とアイクは付け足す。
よく飲み込めず、頭のなかで反芻する。
「え……言わないって……忘れる、って……?」
「言葉の通りだ。何か事情があるんだろう?俺はもう触れない。その方が良いだろう。」
「うそ……。」
「何がうそだ。信頼できないか?」
「いや、あの、ええっと、パルテナ様から聞いてたことと随分違うから……驚いて、その、ごめんなさい」
「あの女神から?一体どんな話を聞かされていたんだ」
「えーっと人間は賢いけど獣で油断すると即ヤラレチャッタだから
気を付けなさいってずっと言われていたんです」
「……???よくわからんが随分な言われようだな」
「ごめんなさい、その、騙すつもりがなかったって言ったら嘘になるんですが……」
「ああ、気にするな。女神も考えあっての事だろうからな。悪意がないのはわかっている。」
なんと優しいのだろう。前々から頼れる人物であることはわかっていたが、
こうやって実際にその優しさに触れると感動する。
改めて、目の前の勇士は信頼に足ると実感した。
「アイクさん。ありがとうございます。……その、アイクさんでよかったです。」
「礼を言われるような事じゃない。まあ、あまり気にするな。
……そうだ、このままだといかんな……。俺はもう上がろう。
あんたも着替えるといい。気まずいだろう、色々と。」
アイクはいまだ裸のままの少女天使に気をつかって切り上げようとしたが、
当の天使からの返答は意外な提案だった。
「いいえ。まだ浸かっててください。ねえアイクさん、
どうせバレちゃったんだしもうこのまま一緒に温泉に入りましょうよ。」
「それは……。あんたが良いって言うなら構わないが……いいのか?」
「はい。ボクの都合でアイクさんの折角の温泉を邪魔しちゃ悪いですし。
それにもうアイクさんには隠す必要ないですしね。何て言うんですっけ。
毒キノコ食べるなら軸までってやつですよ!」
「それはそんな誤った食育指導のような言葉ではなかったと思うが」
「いーから!湯冷めしちゃいますよ、浸かりましょ!温泉ですよ温泉!」
ピットの勢いに押されてアイクはずるずると湯に引き込まれる。
アイクが温泉の底に座り込むと、そこにピットがぴったりとくっついてきた。
もはや何も隠す必要はないからと開き直っているのか、打って変わってえらく積極的だ。
「やー、いいですねえ!温泉!これ裸の付き合いってやつですか?
あー隠す必要がないって気楽~~」
139:名無しさん@ピンキー
14/10/03 22:55:47.08 rKWWQFZQ
すまん連投引っ掛かった上に変なことになってるのに気づいてなかった、ごめんなさい
140:名無しさん@ピンキー
14/10/03 22:58:30.72 rKWWQFZQ
>>139=>>132です
あれ?別に変なことなってなかったか
何度もすみません、続きいきます
141:アイク×ピット♀
14/10/03 22:59:15.09 dDdRp9Ps
天使は危機感など一切無しにのんきすぎる事を言いながら体重を預けてくる。
先程抱えあげたときは無我夢中で意識していなかったが、やはりその柔肌は少女のそれである。
ピットの体型はまだまだ幼い子供に近いようなものであったが、
その柔らかさを妙に意識してしまい―
(まずい!)
アイクはまだまだ若い精力溢れる青年である。
多少幼いとはいえ異性に密着されて無反応でいられるほど枯れてはいない。
しっかりその性器は興奮を受けとめ勃起していた。
濁った温泉で助かった。これが丸見えだったらピットは悲鳴をあげていたかもしれない。
先程まではピットがバレないよう苦悩していたが、立場逆転である。
今度はアイクがバレぬよう苦心する番であった。
ピットはと言うと、もはや自らを煩わせるものは何もないとばかりに楽にしている。
物珍しげにアイクの肉体を観察して、わあアイクさんの腕、
ボクより二周りくらい大きいんじゃないかなーなどと呑気な歓声をあげているが、アイクは気が気ではない。
と、その時、足を滑らせたのかピットの身体がアイクの方へ倒れこんだ。
行き場を失った手が、今アイクが最も触れて欲しくない場所へと触れた。
「えっ!?な、なにこれ」
ピットは驚いて手を引っ込める。なにか未知なる固いものに触れた。
脚だろうか?いいや、それは脚とは大きさのまったく異なる棒状のナニカであった。
(まずい……このままだと非常にまずい!!)
アイクはどうにかこのまま何事もなく切り抜けねばと思ったが、
次の瞬間またしても股間にピットの手が触れる。
「あった!これだ!」
「!?何をっ……」
なんとピットはわざわざもう一度自ら探り当ててきた。
小さな指先がアイクの性器をちらちらと撫でていく。
「こ、これはなんですか?一体……どうなっているんですか?」
「っ……!」
142:アイク×ピット♀
14/10/03 23:00:19.24 dDdRp9Ps
無知ゆえの天然の言葉責めめいた疑問を口にする。その間も探る手つきは止まらない。
やっている本人は完全に無自覚だが、
アイクの方としてはくすぐったいような快感を与えられ続けているのだからたまらない。
更に、探っていたピットの手がアイクのそれを握りこんだ。刺激に限界を受け、白濁を発する。
「うわっ!?跳ねた!?」
「……ぅ、はっ……ゃ、めろ」
やっとのことでアイクは制止の言葉を絞り出すが、すでに遅かった。
赤茶に濁った温泉の湯のなかに白が混ざり込んでいく。
「あの、ごめんなさい……ボク何かしてしまったんですか?」
鈍いピットもアイクの様子の変化におろおろしだす。
「すみません、ボク、えっと……何か変なことしてたらごめんなさい」
とんでもないことをしでかしておきながら無知故になにもわかっていない。
その無垢な姿に妙な気がわき起こる。
汚してみたい。
この白を、純白の翼を背に持つ何も知らぬ天使を己の色で染めてみたい。
アイクの内にそんな感情が芽生えた。
その勢いのまま、欲望がアイクの理性を食いつくさんとする。
アイクも、そしてピット当人も、パルテナが警告していた本当の懸念である、
天使のもつ魔性の魅力については無知であった。
人を狂わせ、理性を殺し、獣の性を目覚めさせる天使の魔性を。
アイクが湯から立ち上がる。先程射精したばかりだというのにもう股間のそれは硬く屹立していた。
「う、わぁ!?」
ピットは思わず素っ頓狂な声をあげた。
なんだアレは!?
ピットは眼前の状況がうまく飲み込めず目を白黒させる。
さっきアイクが温泉に入る際に見たものと同一とは到底思えないが、
別のものに生えかわったわけがないので恐らくソレがアレなのだろう。
なぜこんなことになっているんだ。
最初見た時からすごいものがぶら下がっていると思っていたが、あれはもはや凶器である。
「あの……一体何が……どうなって……」
しどろもどろにピットが言葉を紡いでいると、アイクがそのままピットに覆い被さってきた。
「んひゃっ!?」
「……これが何か知りたいか」
アイクが低く唸る。
「えっ……」
「教えてやろう。お前の体に」
「ちょ、ちょっと何を―!?」
143:アイク×ピット♀
14/10/03 23:02:20.06 dDdRp9Ps
抵抗しようとするもアイクの圧倒的な力量の前ではたやすく征服される。
武骨な手がなだらかな胸に触れる。ほとんど肉が付いていないような薄い身体だが、
男にはない柔らかさがそこにあった。
「ゃ、くすぐった……ひゃん!!」
太い指が淡い色合いの乳首を摘まむ。そのままゆっくりと指の腹で擦る。
(なに?これ……)
くすぐったいような、微弱に電流が走るような初めての感覚にピットはただひたすらに戸惑う。
「あ!」
とうとう片方を口に含まれる。ピットは逃げない。
身をよじって抵抗しようにもアイクに易々とねじ伏せられるのは目に見えている。それに……。
「んぁ!あっ……は、ぁ……」
ピットの身体が跳ねる。自身の胸に吸い付くアイクの頭を抱き締め、呟く。
「もっと……」
ピットはもはや逃げたり抵抗することは考えていなかった。
今まで知らなかった感覚が自分の中に芽生えつつある。
くすぐったいような、怖いような。
ソレが何なのかもっと知りたい。恐怖はあるが、それよりも好奇心が勝った。
要求に答えてアイクは更に勢いを強める。
「あ!……や、やあぁ……!!」
与えられた刺激に素直に反応する。
「や、ぁあ!気持ちい……!!」
感じたまま善いと言葉にする。自分の発言に驚きピットが思わず両手で口を抑える。
ピットの腕から自由になったアイクの頭が胸から離れる。
「次だ。」
短くそれだけ告げると、指を下の方へと這わせて行く。
「ひぅ……っ!」
くすぐったさにピットが耐えていると、指先は下腹部を経て秘所へと行きつく。
既にそこは十分に潤っていた。
誰も受け入れたことのないそこをほぐすかのようにゆっくり指を動かす。
すると愛液がくちゅくちゅと音を立てる。
「ぁ……だ、だめそこっ……!」
「こんなに濡らしておいて何を言う」
「お……温泉、入ってた、から……やっ……!」
「違うな。温泉の湯じゃない。自分でもわかっているだろう」
「ひぅっ……し、知らない……こんなのわかんない……初、めて……んぁっ!」
アイクの太い指がより内部に進もうと侵略してくる。
ただの指の一本ですらも、初な身体には、思考をそれに乗っ取られる程の刺激になる。
「ぁ、はぁ、はぁ…あっ……!」
144:アイク×ピット♀
14/10/03 23:04:23.04 dDdRp9Ps
自分の内部が、突如訪れた異物に困惑している。だがアイクはお構いなしに指を進める。
「ひあぁあ…っ!やだ…だめだめだめ、怖いっ……!」
「だめ?何がだ……随分としっかりくわえこんでいるようだが」
内部をゆっくり掻くように指を動かす。
異物に驚いていた身体も徐々にそれを受け入れ、しっかりと吸い付き締め上げていく。
指一本でもかなり狭い。
自分のを挿れたら裂けるのではないか、とふとアイクは考えたが、ここでやめることは叶わない。
アイクの方も、天使の魔性に悩まされているのである。
身体を密着させるとピットの肌の柔らかさと共に不思議な香りが伝わってくる。
その芳香は天性の媚薬とも言うべきで、嗅ぐ者の脳を支配し理性を徐々に蹂躙していく。
頭の一角が痺れるような心地がする。
本来ならば指ではなく己の剛直を突き立て獣が如く犯し尽くしたいところではあるが、
ピットを必要以上に苦しめてはならない、と辛うじて残った理性が衝動と闘っているのだ。
「ぃあっ!あ……あふ……」
指をもう一本増やす。相変わらず狭いものの、徐々に解されてきたそこは二本目を受け入れた。
そのまま腹の方に指を折り曲げ内壁を強く摩ってやるといっそう強く吸い付いてくる。
「あ、あ、だめ、ぇ、変になる、変になっちゃうからぁ……っ!」
何か未知なるものが自分の中に生まれてきている。
中を摩られると電撃のような快感が走り、身体の奥がジンと痺れる。
それを連続してやられるからたまらない。
「ぁ、だめ、ぁ、あ、あぁあ゛ー……っ!!」
とうとうひときわ大きい電流が肉体を駆け抜けた。
いつのまにかピットの目尻に涙が浮かんでいる。
熱に浮かされた虚ろな目ではぁはぁと荒い呼吸を吐く。
霞がかったような思考の一角で自分の内部がアイクの指を強く締め上げているのを感じていた。
「どこがいいか……人間も天使も、変わらないようだな」
アイクも呼吸を荒くしながらゆっくりと指を引き抜く。
指と共に透明な愛液がたっぷりと引き出され、温泉の湯の中に重く垂れていく。
「はっ、はっ、ぁ……」
ピットは快楽の名残に身を震わせていたが、
ゆったりと余韻に浸る暇も、自分に何が起きたか考えさせる暇も、アイクはピットに与えない。
もう理性の限界であった。
「ひっ……!?」
ピットの片足を上げさせ、愛液に光るそこに男性器を宛がう。その熱に思わずピットが怯む。
「うそ、でしょ、入らないです……!!こんなの、指よりずっとおっきくて太い……!!」
「……悪いが、こっちも、色々……限界なんでな……すまないが」
「ひ!?ぃ゛あっ……む、無理無理無理!!!」
すさまじい圧迫感と共に亀頭が肉を割り開きながら浸入してくる。
「痛゛、いだぃ、痛いよ……ひぎっ!!あ゛ぅ、ぐ、むりぃ……っ!!」
145:アイク×ピット♀
14/10/03 23:06:11.41 dDdRp9Ps
誰も受け入れたことのない箇所にその剛直は辛すぎた。
極太の杭を身体に打ち込まれるが如き激痛が走る。
より内部へと進もうとする度、メリメリと破壊される音が聞こえるような気さえする。
ああ、自分の肉体は今、侵略されている。身を裂かれる痛みがそれを如実に伝えてくる。
「………ぁ゛っ……ぃ゛いい゛…痛ぃい…ッ!!」
「最初なら仕方がない……、受け入れろ」
切羽詰まった様子のアイクの声が聞こえる。
受け入れろとは言うがこの激痛は耐えがたい。
内部を火掻き棒で拡張されているような感覚。
結合部からは血が流れ、破瓜の痛みを視覚化する。
だがそんな状況でもとうとうアイクの全てを納めてしまう。
「動くぞ」
「だだだめそんな……ッ!!壊れる……ぅ、ぁ、や゛っ!!あぐぅぅ……っ!!」
強引にアイクが腰を動かす。ピットの出血には気づいてはいたが、
それで動きを緩めるほどの理性はもはや残っては居なかった。
己の中の獣の衝動に従うまま、狭い狭い膣内を無理矢理に動いていく。
「い゛っ!や、あ゛あ゛ぁぁあ!痛、やめて、やめて死んじゃう!!」
あまりの激痛に悲鳴をあげるが、動きは止まらない。
涙がぼろぼろ出てきてピットの頬を濡らす。
激しい動きに温泉の湯が跳ね、ばしゃばしゃと派手な水温を鳴らす。
「ぃ……は、ぁ、あう……ん……」
時と共にピットの声に艶が出てくる。
恐るべきは天使の驚異的な回復力。
場所が温泉であるが故に、その癒しの力で急速に回復したのだ。
信じられないくらいの激痛を味わっていたはずなのに。
痛みが段々と遠ざかり、新たな感覚が首をもたげる。
「はぁあ……あん!……ひぅ……」
「……っは、善く、なってきたようだな……」
アイクの上擦った声が更にピットを興奮させる。
自分の肉体はこの男にどれ程の快楽を与えているのだろう。
「はぁ……あ!やっ、奥、気持ちいい……っ!!」
とうとう口をついでた快楽の言葉。先程破瓜の痛みに咽び泣いた同じ身だとは思えぬほど。
痛覚はとうに消え、今は完全に快感に塗り替えられていた。
恥らいなど持つ余裕もなく、ただ素直に己に打ち込まれるそれから生じた愉悦に身を委ねる。