俺の屍を越えてゆけでエロパロ2at EROPARO俺の屍を越えてゆけでエロパロ2 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト222:一族男×愛宕屋モミジ 14/09/28 20:31:35.25 6n2LopsJ 萩次郎の右肩には鬼の爪に引き裂かれた大きな傷跡が残っている。 だいぶ色味は薄くなったが、周囲の皮膚に比べて赤黒く、多少凹凸もある。 昔の傷だ。痛みどころか、弓を引くときに違和感があるわけでもない。 普段は萩次郎も忘れている。そもそも傷のない一族などいない。 だが戦いのときに「後ろに下がれ」といまだにきつく当主に仰せつかるのは、この傷が原因だった。 萩次郎が無意識に前に飛び出して庇ったのは、すぐ下の弟分である剣士だった。 「弓使いはまず前衛に出ない。なのにこいつは近距離から食らった傷だ。 誰かを庇いでもしなければ、こんなふうに傷はつかない。おまえが優しい証拠だ。 ただ今後は無茶をするなよ? その…私の子の父親になるのだから」 「モミジ様…」 ぽっと胸が熱くなる。 目の前の女性だけが世の中のすべてになってしまったような錯覚。 引き寄せられるように萩次郎はモミジに顔を寄せた。 形の良い、小さな唇―― 「う、わあぁ!!」 肩を強く押し返される。 あまりの叫び声に萩次郎も我に返る。 「え、なんですか!?」 「い、今、せ、接吻を…!!」 「まずかったですか?」 モミジは顔を真っ赤にして、両手を振って答える。 「あ、いや、そうじゃなくて! 急で驚いたんだ。その、許可を取ってからにしてくれ」 今のは唇と唇がくっついたのか、よくわからなかった。 掠めたような気もするが、突き放されるまで視界の隅にモミジの赤い唇があった気もする。 とにかく、萩次郎の唇にはモミジの唇の感触は欠片も残っていない。 「あの、モミジ様。接吻しても宜しいでしょうか?」 萩次郎は躊躇いなくそう口にしていた。 モミジは本当に許可を求められてたじろいたようだったが、腹を決めたのか顔を突き出した。 「お、おう。どんと来い」 「…あの、できれば目を閉じていただけると…」 「う、うん」 モミジがぎゅっと目を瞑る。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch