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=◎= 遊★戯★王 で エロ談戯 =◎= |ドロー27| - 暇つぶし2ch11:蠱惑劇
14/04/20 23:02:58.48 oXzJ7cj9
「…………ッ!?」

 少女の身体で最も敏感な場所。他人には絶対に触れさせることのなかった、そんな下半身にあるサーモンピンクの花弁。
 最初にそこへ到達したのは、小さな甲虫だった。

(ま、まさか)

 もぞもぞと、忙しなく六本の脚を動かす蟲は、リラの悪寒に違うことなく、花弁を包む布の下へと入り込んでいく。
 小さな脚が動く感触は、いやがおうにもソレがソコに入ろうとしている事を表していた。

(待って、待って……そこだけは……やめて)

 蟲の大きさは、わずか2センチ程度。指先よりわずかに大きい程度だ。
 だが、それでも、その『蟲』がソコに入り込む。それは途方もない恐怖でしかない。

「―――ッ……ぅぅッ!?」

 今、まさに入ろうとしているソレを、なんとしてでも止めようと、必死でもがく。
 しかし、見た目以上に頑丈に作られている蜘蛛の糸は、リラを離そうとはしなかった。

(やだ、やだやだやだ……そこだけは本当にだめ!)

 身体を震わせ、懇願する。しかし、それが知性の欠片も何もない蟲に、届くことなんてなかった。

――つぷり。と軽い水音ともに、異物が蜜壷へ侵入した。

「―――ッッッ!?」

 アトラの蟲惑魔の毒によって、すでに蜜壷は洪水状態で、蟲の進行を阻むこともできない。
 蟲が脚を動かすたびに、痒みのような快感が身体を駆け回る。
 しかし、蟲の進軍はそこで止まることはなく、なおも奥へと進んでいく。
 『膜』は破れなかったのは、奇跡だっただろう。

(私、蟲に、犯され……てるの!?)

 屈辱的だった。本来ならば、愛する人間にしか捧げるはずのない場所を、蟲なんて汚らわしいものに蹂躙されているのだ。そんなの、女性としてありえない。
 耐え難い状況の中、リラの目に涙がにじんだ。

「アラアラ、泣いちゃった? かっわいいわねー。でもでも、残念。わたしの劇は、まだ始まったばっかりよ」

 リラにその言葉を聞いている余裕はなかった。
 一匹の蟲が蜜壷へ入り込んだのをきに、ほかの蟲達もそこへ侵入を始めていたのだ。

「――ッッッ!?」

 防がれた口では、悲鳴も上がらない。
 一匹、一匹と蟲達が入り込み、奥へ、奥へと進んでいく。
 そして、一番戦闘の一匹が、再奥の狭い門にたどり着いたことに、リラは気づいてしまった。

(ま、まさか……入る、気なの?)

 予感は当たっていた。
 カリカリと短い脚を動かす感触がした後に、弾けるような感覚がリラを貫いた。

「ねえ、どんな気持ち? 処女のままで、初めてを蟲に奪われるってのは」

 答える気力なんてなかった。
 禁域を蟲達に蹂躙されながら、リラの視界は真っ白に染まった。


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