13/12/29 17:38:37.94 NIuegO+/
まほ×エリカ
百合注意
エロ
「ちょっと、そっちのパーツ交換して」
「機銃の弾薬ケースの搬入するから何人か来て」
夜も更け、シンと静まりかえった学園内。
が、戦車道の工廠の喧騒は静まることはない。
公式戦が始まると出場する各学園の生徒はほとんど
学園内に宿泊する。その理由は整備、戦力分析、次戦の
作戦会議など様々だ。もちろん情報漏洩を防止するためでもある。
携帯端末など外部と連絡が取れるモノは持ち込み厳禁であり、
発覚すれば即降格され、2軍行きだ。
さらに伝統ある学園・学院はさらに厳格である。
不確かな情報もあるが今大会では
どこぞの学園が対戦校へ諜報員を潜入させたらしい。
破壊活動などは禁止されているが、諜報活動は公式戦の
規定には明記されていないので、何も問題はない。
がここ、黒森峰学園では早々に歩哨が立ち、巡回する警備部が
臨時に設けられるなど、対策が講じられた。
大きく欠けた月が覗くカーテンの隙間。
ベッドに二人の少女が互いに唇を交わしていた。
場所は黒森峰女学園戦車道の執務室だ。
「は…エリカ……」
「ん…ちゅる…た、隊長…はッ」
旧ドイツ軍の親衛隊を彷彿とさせるような制服を纏い
赤いスカートを着している二人の少女は名を西住まほ、
逸見エリカと言った。