14/04/20 02:25:43.79 PZ5mMX8t
日曜日の昼下がり、美咲はショッピングセンターで洋服を物色していた。
「白いパンツを履きたいけど、無理かな?」
普段は、濃い色のパッと見ではプリーツスカートに見えるキュロットスカートを履く事の多い美咲は冒険したい気持ちがあったが、ためらう理由があった。
「とりあえず、試してみよう」
美咲は自分の実際のサイズより2サイズ大きな白いパンツを手に取り、更衣室に入った。
スカートを脱ぎハンガーに掛け、鏡に映った自分の姿を見て、ため息をついた。
白いパンツを履き、鏡を見て腰からヒップにかけてのラインをまじまじと見る美咲。
正面を向いた時に、着ている物が透けて見える事を確認して、再び大きなため息をついた。
「やっぱり、駄目だね~」と言いながら、パンツを脱いで下半身が下着姿になったところで、更衣室のカーテンが開いた。
「あ、ごめんなさい」カーテンを開けた女性は美咲の下半身を見た瞬間、気まずい表情で「お大事に~」と言い、そそくさとカーテンを閉めた。
美咲も少し嫌な気持ちになったが、慣れているせいか試着したパンツを戻すべく、ハンガーに掛け直した。
何着か試着した後、着てきた服に着替える前に鏡を見た美咲は「交換しようかな」と言い、下半身の下着に手を延ばしたが、ためらった。
キュロットスカートを履き、購入しない服を戻しレジに向かった。
セールの期間で、レジも結構並んでいた。待ちながら、美咲の限界が近くなってきた。
ようやく自分のレジの番になり、洋服とポイントカードとクレジットカードを出し、会計を済ませた。カードのサインを書いた時に、美咲の限界が超えてしまった。
「あっ」と呟いてしまったが、何とか持ちこたえた。
美咲は急いでトイレに向かった。普通の女子トイレではなく、多目的トイレに。
再びキュロットスカートを脱いで、多目的トイレのベンチになっている部分に腰掛ける。
美咲は下半身の下着に手を掛けた。下腹部にテープが4つ付いている紙おむつが美咲の「下着」。ベリベリッという大きな音を鳴らして、テープを外した。
中に入れていた、尿取りパッドはおしっこを受け止めきれず、外側のおむつまで美咲のおしっこが溢れてぐっしょりしていた。レジで待っていた時のおしっこが、尿取りパッドの限界を超えたのだろう。
バッグから、換えの尿取りパッドを取り出そうと思ったら、尿換えのおむつが無いことに気づいた。
あと1回分は外側のおむつがおしっこを吸収するだろうという、安易な予想で、濡れたおむつを当て直した。
そして、薬局コーナーに美咲は向かった。
「また忘れたのね」顔見知りと思われる、50代前半位の女性店員が苦笑いしながらサンプルの紙おむつと尿取りパッドを手渡した。