13/10/14 03:50:04.25 Hl62lSh8
>>1乙
3:名無しさん@ピンキー
13/10/14 06:51:08.13 Ca6LYV2c
乙カレー
4:名無しさん@ピンキー
13/10/14 08:28:42.54 zwRgE/mR
∩ ∩
| | | |
| |__| |
./ 一 ー \ 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
/ (・) (・) | < チンコとマンコ勝負したらどっちが勝ちますか >
| ○ | YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
\__ ─ __ノ
∩_∩
/ \ /\
| (゚)=(゚) | 人人人人人人人人人人人人人人人
| ●_● | < ぶっ刺すんだからチンコだべ。 >
/ ヽ YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
| 〃 ------ ヾ |
\__二__ノ
___
/ ̄ヽ/ \ / \/ ̄ヽ
| / (^) (^) | | 人人人人人人人人人人人人人人人人
| |////三 //// | | < マ●コでしょう! >
\_ノ\_ __ノ\_ノ < 怒り狂ったチ●コを吸い込んで、 >
| | < あっという間に変な液体を出させ、 >
| | < 弱らせてしまうからね~。 >
(_,、_) YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
しwノ
5:名無しさん@ピンキー
13/10/14 09:51:58.14 p2n0XhtR
象さんが言うと説得力あるな
6:名無しさん@ピンキー
13/10/14 15:24:11.84 f4LknMQj
ほす
7:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
8:名無しさん@ピンキー
13/10/14 18:21:54.14 MRVIJP4D
ところで
本当は強い男バトルファッカーが試合前に寸止めされたり、
エロい映像を見せつけられたりして弱体化し、格下の女の子に負けちゃう展開
ってこのスレの住民的にどうなの?
9:名無しさん@ピンキー
13/10/14 19:11:13.39 r2b+M4YL
>>8
もちろんありだから早く投下するんだ
10:名無しさん@ピンキー
13/10/14 19:36:09.90 Ca6LYV2c
>>8
最高。BF属性と色仕掛け属性が両方備わり最強に見える。
良SS過ぎると頭がおかしくなって死ぬ(俺が)
11:名無しさん@ピンキー
13/10/14 23:33:12.19 uDqukhuU
立て乙
12:名無しさん@ピンキー
13/10/15 11:16:12.51 ihvogdch
保守
・・・即死回避出来たか?
13:名無しさん@ピンキー
13/10/15 21:21:46.05 QYTufcZO
>>8
むしろ格下の相手に負ける方が興奮するので良い!
超人や人外みたいな女の無双よりも、
卑怯で憎い相手に嵌められて堕とされる方が好きだな。
14:名無しさん@ピンキー
13/10/15 22:03:10.20 Cg9KvRaF
はげどう。あとキルファックもだいすきです。
15:名無しさん@ピンキー
13/10/15 22:38:10.66 ZRaKpdBM
即死回避
16:名無しさん@ピンキー
13/10/16 14:57:18.79 HdVtWJkG
前スレで小学生bf書いてた奴だが
即死回避目的で何か続編でも突っ込もうかと思ったんだが、肝心のエロシーンの中身が上手く固まらん・・・
即死危なそうなら、エロ無しでも導入だけ2~3レスくらい突っ込んどいた方がいいのか?
17:名無しさん@ピンキー
13/10/16 15:23:25.42 gPT2j8LY
いらない
お前は二度と投下するな
18:名無しさん@ピンキー
13/10/16 15:39:14.75 nVj/Z4mb
まあとりあえず投下しとけばいいんじゃないかな
19:名無しさん@ピンキー
13/10/16 16:46:49.50 q6FrN0KE
30ぐらいレスがあれば即死は回避出来るし、完成してからでも大丈夫だと思うよ
雑談でもそれぐらいは行くだろうし
20:名無しさん@ピンキー
13/10/16 17:28:49.33 JNqtAFjP
>>16
期待して待ってる
21:名無しさん@ピンキー
13/10/16 18:07:51.13 wRuZdgyT
>>16
消えて
22:名無しさん@ピンキー
13/10/16 18:51:19.77 xbAYRWBT
>>16
あんたはアンチにとって絶対に投下して欲しくない存在だからなw
23:名無しさん@ピンキー
13/10/16 22:52:14.80 Uf3bxZt9
>>16
オマイの投稿をズボン下げて待ってるわ
24:名無しさん@ピンキー
13/10/16 23:38:16.63 HdVtWJkG
了解
こんだけレスありゃ即死は大丈夫だろうし、切りのいいとこまで書いてからにするわ
おっぱい娘は出したから、次は脚責めっ子でいってみる予定なんでよろ
25:名無しさん@ピンキー
13/10/17 00:04:21.03 q6FrN0KE
期待してる
26:名無しさん@ピンキー
13/10/17 00:08:34.12 l3YMm5Pz
脚責め・・・俺得期待
27:名無しさん@ピンキー
13/10/17 02:42:58.87 Xtv5FyYW
いや、いらない 投下も自演支援もやめろ
28:名無しさん@ピンキー
13/10/17 02:49:38.65 iuaH9Jjm
期待してるわ
29:名無しさん@ピンキー
13/10/17 03:39:21.97 21wsYlvV
「ンッン~弱いですねぇ~」
淫魔の巣と呼ばれる迷宮、そこの最も浅い層で幼い淫魔を絶頂させている男がいた。
彼は弱いものをいたぶるのが好きで、大物には絶対手を出さないというスタンスを貫く男だ
「先に進まないのか?」
同業者が彼に話かける
「ンー私はねぇ、汗をかかずに楽をして強くなりたいのです。先に行くのはまだ遠慮しておきますよ」
彼はにやけながら答えた
「そうか…ならば先に行かせてもらおう」
同業者は奥へと進んでいった
(全く、なんておまぬけな人なんでしょうね…)
奥へ進んだ同業者を見送りながらそんなことを考えていた矢先だったーーー
「ここで弱いものイジメをしているのはあなたかしら?」
450 名前:六条[] 投稿日:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:cTwwPR10
後ろを振り返ると金髪のロングヘアの女が立っていた
「何者ですかな?生憎私は弱い人にしか興味がなくてですね…さようなら」
男が女の脇を通り過ぎようとした時だった
男は服を脱がされていた
「!?」
後ろを振り返ると金髪のロングヘアの女が立っていた
「何者ですかな?生憎私は着衣にしか興味がなくてですね…さようなら」
男が女の脇を通り過ぎようとした時だった
男は肉棒を勃たされていた
「!?」
30:名無しさん@ピンキー
13/10/17 06:10:04.97 XsXPBxyD
ああ、同じマップで粘りすぎると永久パターン防止キャラが出るとかそういう・・・
31:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
32:名無しさん@ピンキー
13/10/17 21:27:38.66 rB7rGi3f
キルファックー!
33:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
34:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
35:名無しさん@ピンキー
13/10/18 22:28:32.51 VyE1B+vd
さっきからあは~んあは~んてなんなんだ?
36:名無しさん@ピンキー
13/10/18 22:33:26.88 meEb7DBa
業者の宣伝
37:名無しさん@ピンキー
13/10/18 23:13:38.12 +dxeVUh5
前スレでリクもらったのでこちらに書こうかと思ったのですが、投下予告済みなんですね。
邪魔しちゃうのもなんですし、そちらが終わるまで待ってからの方が良さげですね…
38:名無しさん@ピンキー
13/10/18 23:29:52.83 meEb7DBa
投下中じゃない限り気にしなくていいと思うけど
まぁ強制は出来ないし、気が向いた時に落としてください
39:名無しさん@ピンキー
13/10/19 00:09:23.18 CqKWx8U5
>>37
思ったより前フリが長引いてて、あと二、三日掛かると思う
つーわけで全然邪魔じゃないんで是非頼んます
40:名無しさん@ピンキー
13/10/19 02:16:40.51 9SantGyx
>>39
お前はいらねぇって言ってんだろ
うせろ
41:名無しさん@ピンキー
13/10/19 02:21:50.83 6F3KHnQd
たかが2chの名無しの職人に
劣等感爆発で顔真っ赤にして粘着とか惨めすぎて吹くわw
42:名無しさん@ピンキー
13/10/19 07:52:56.62 nO5rG4GB
では朝からすいません、恐縮ながらご本人に許可いただいたので投下します。
リクエスト頂いた、女コーチに搾られる前スレ827-の後日譚です。
主人公は女子だらけの柔道部の男子主将設定。
ほかは多分、いきなりこっちを読んでもだいたい理解できるような…
全8回ぐらいです。
43:その1
13/10/19 07:55:16.80 nO5rG4GB
奈緒との壮絶な試合から数日、部活の時間はいつも通りに過ぎていった。
新任の女コーチは、人格はともかくトレーナーとしては優秀なようで、
カズヤ達の練習も以前よりピリっとした気がする。
どうも、練習後に女子だけを集めて特別講義のようなことまでやっているらしい。
個人的な恨みを別にすれば熱心な良コーチと評価してもいいだろう。
心配なのは、なんとなく同級生の佐藤遥との仲が気まずくなっていることだ。
先日の敗北によるカズヤの側の気後れはもちろんあるが、遥の方も態度がかなりおかしい。
たしかあれから一度だけ、言いにくそうに話しかけてきたことがあった。
「やっぱりさ、男子はその…ああいうふうにされると、抵抗できないものなの?」
「いや、あれは…自分でも情けなかったと思うよ」
「じゃあさ、例えば、例えばだよ?柔道部の女子に手でされちゃったら、その、どうなの?」
「バカいえよ!お前らみたいなオトコオンナじゃまず勃たねえって!」
答えが気にくわなかったのだろう、たいへん面白くなさそうだった。
だが半分は本音だ。なにしろ柔道部の女子である。
半数近くはデブだし、年頃なのにお洒落にも関心なさげな芋女がほとんど。
遥みたいなのはまぁ例外の部類だ。
じゃあもし相手がその遥だったら?
(うーん、正直、自信はねぇなー)思わずジロジロ顔を見る。
クラスで一番は大袈裟にしても、何番目かにはじゅうぶん可愛い。
むろんお世辞にも華奢とはいえないが、成長の余地を残しつつも
出るところのしっかり出た体型には、この年頃の女子特有の魅力がある。
とくに胸など最近の成長具合には時々ドキっとさせられるし、
実際、オカズにしたことだって何度もある。
意外だったのはてっきり言い返してくるかと思った遥が、
神妙な顔でうんうんと頷いた後、あっさり引き下がったことだ。
「ふーん、そっか。ありがと」
この時の嫌な感じは、今思えば悪夢の予兆のようなものだったのかもしれない。
そして一週間。変化の兆しは徐々に明確になっていった。
まずは女子部員の容姿…それも全員がほぼ一斉にだ。
実も蓋もなく言えば「いかにも柔道部」というような者はいなくなった。
美容に疎い男子中坊から見ても髪や眉の形に手入れが行き届いているのは明らか、
ほかにも目元だとか、肌つやだとか、細かい仕草のひとつひとつ…
とにかく全部が目に見えて垢抜けてきているのである。
あとは寝技の稽古。どうも試合を見て味をしめてしまったらしい。
変な声を出したり、胸を押しつけたりして男子の動揺を誘うようになった。
あまりにあからさまであれば体育会の上下関係で怒鳴り散らしてやるのだが、
わざとかどうかが微妙なので男子の側も注意しづらい。
そっちがエロいことを考えているからだと反論されれば恥をかくのは自分だ。
やれやれ、やりにくくなってきたなとため息をつくカズヤだった。
44:その2
13/10/19 07:57:51.49 nO5rG4GB
その日、女コーチからとんでもない発言が飛び出した。
「今日からエロ攻撃を解禁します」
女子の方は知っていたらしい。間抜けな顔をしているのは男子部員3人だけだった。
「あの、それはどーゆーことでしょうか…」
「知らない?審判にバレなきゃ何をしてもいいんだよ?」
たしかにそういう裏技はある。
チン毛やスネ毛を引っ張るぐらいは序の口、ヒドイ奴はケツの穴に指を入れてくるし。
…そう考えればエロ攻撃も理にかなってるのか?
事実、先日の試合で奈緒が使ってきたエロ攻撃に、審判の遥は気づいてもいなかった。
「といってもキミらのレベルじゃ実戦はまだ早い。
まずはまともに相手をイカせられるようになるのが先だね」
要するに、これから寝技の稽古はすべてバトルファックルールでやるということらしい。
今や部内に男子の立場などないに等しい。
女どもが騒がない時点で、もう話はついていることを意味していた。
カズヤが組むことになったのはひとつ下の詩織というおとなしめの女子だ。
正直なところ異性として特別意識したことはない。
たしかに少し前に比べれば見違えたが、ややぽっちゃりした体型はそのままだった。
「おい…俺は触ったりしないから、気にするなよ」
「余裕のつもりですか?私にイカされてまた泣きべそ晒さないでくださいね」
声が震えていた。語調こそ強いが無理をしているのは明らか。
(お前…そういうタイプじゃないだろ)胸が締めつけられる思いがした。
「1本目、はじめ!」合図がかかるや否や、カズヤが袈裟固めに押さえ込む。
詩織も二年で都大会の上位に食い込む実力者だが、男相手ではパワーの違いは歴然だ。
利き腕を完全にホールドして押さえこんでしまえば、エロ攻撃などできない。
このまま上になって5分間をやり過ごせばいい。
カズヤはそう考えていた。その刹那…
「イクーーーっ!!!」耳をつんざく大絶叫がこだました。
悲鳴を上げているのは奈緒と組んでいる遥だった。
ズボンとパンツをずり下ろされ、股間から透明の液体を噴き上げている。
続けて、震えながら畳をつかんでいた脚がいきなりビンッと伸びて硬直し、
「ゥグゥッ!」蛙が潰れたような声を出して畳に崩れ落ちた。
カズヤ同様、イった瞬間に絞め落とされてしまったのだ。
生まれて初めて目の当たりにする…それも壮絶すぎる異性の生絶頂シーン。
仰向けになったボリュームのある遥の体がビクビクと痙攣し、
それに合わせてふたつの胸が波打つように揺れる。
(マジかよ!エ…エロすぎる!)
心臓が早鐘を打つように暴れていた。失神した遥の姿から目が離れない。
これ以上ないほどにそそり立ち、ドクドクと脈打つ股間。そこへ…
「うぉっ!!」
詩織の右手が伸びてきて、柔道着越しにイチモツを握りしめた。
「二宮先輩…イカせてあげます」
しまった!気を取られて極めが甘くなっていた。
詩織の手がわしゃわしゃと肉棒を揉みしだく。「ぉぉぉっ!!」
愛撫そのものは不慣れで乱暴、奈緒のそれとは比べるべくもないが…
遥の絶頂を見て通常ではありえない程興奮している今はわずかな刺激が命取りだ。
(やべぇっ、コレ、ツボに入っちまってる!)
45:その3
13/10/19 07:59:44.74 nO5rG4GB
あわてて詩織の右手を強引に引っぺがすと、今度は左手の指がアナルにねじ込まれた。
「うぉっ!!!」
思わず背中が硬直した隙をついて詩織が体をひねる。逃げられた!
練習後の特別講義の成果ってことかよ。カズヤは心の中で毒づいた。
今の攻撃のスムーズさ、ためらいのなさ。
いかに普段異性として見ていない相手とはいえ、追撃を受ければ本当に射精させられかねない。
実力差を考えれば焦る必要はないはずだが、今のカズヤに余裕などなかった。
隙をついてバックに回り、
(悪いけど絞め落とす!)強引に首に手を回す。次の瞬間…
「てめっ…!!」「イっちゃえぇっ!」
詩織がズボンに手を突っ込み、息子を直接鷲掴みにした。間髪入れず上下に扱き上げる。
普通なら首を守ろうとするところ、この行動はクレイジーだ。
(なんでだよ…射精させても「有効」どまりなんだろ?失神したら一本負けだぞ!)
詩織は興奮した頭で、しかし冷静にこれまでの経験をはじき出す。
この絞め技は入ってる。落ちるまで10秒もかからないだろう。だが講習を思い出せ。
思春期の少年が、完全に勃起した肉棒を女子に扱かれて10秒ももつはずがないのだ。
男が射精しないと子供はできない。そういうふうにできている。絶対に射精させる!
カズヤの方もいっぱいいっぱいだった。
この手の感触はやはりゴツゴツした自分の手とは違う、異性のものだ。
認めざるをえない。もう詩織のことを完全にオンナだと認識してしまっている。
「ん…あンンッ」断続的に漏れるうめき声や、鼻腔をくすぐるシャンプーの香り。
普段は気に留めたこともないような要素にいちいち色気を感じてしまっている。
その「女の子」に股間を直接握られ、扱かれている現状、
少し前からすればどれだけ異常なことか。
まさにギリギリのところ…その右手から力が抜けた。体越しに詩織の痙攣が伝わってくる。
(よし、落ちた!)
その時。頭に浮かんだのは同じように絞め技で落とされた先程の遥のイキ顔だった。
あの、口のまわりを唾液でベトベトにしてブッ飛んだ視線を泳がせる、同級生の強烈なアクメ顔…
ほんの一瞬、襲ってきた快感に景色が遠くなる。
ピュッ…、ピュピュッ…
「漏れてしまった」としか言いようがなかった。
しかし男の悲しい性。一度睾丸から放出された精子を止めることはできず…
「あッ、ァ、~~!!!」
もどかしげな快感とともに放たれた液体が10代の張りのある肌を汚してゆく。
その右手にもう意思はない。見開いた目に何も見えていないのは明らかだった。
(落ちてる…よな)
詩織の体を解放して畳に横たえ、しばし濡れた股間を見つめて呆然とする。
「あ~あ、二宮君、イカされちゃったんだ?」不意に後ろから楽しげな声。
いつの間にか奈緒がこちらをニヤニヤと見下ろしていた。
(イカされた…こいつに?なんだよこの敗北感…)
今まで毎日体をくっつけて練習していても、オカズにしようと考えたこともない。
その頃のカズヤに今の状況を問えば、勃起すらするはずがないと答えるだろう。
それがまさか…
失神して畳に這いつくばる詩織の口元には満足げな笑みが浮かんでいた。
46:その4
13/10/19 08:02:45.97 nO5rG4GB
それ以来。女コーチのワンマンはますます猛威を振るうようになった。
女子といわず男子といわず、次から次へと毒牙にかけて蹂躙する。
中にはカズヤと同じく連続絶頂で失神させられ死の恐怖を味わった者もいた。
それでも比較的あっけらかんとしている女子連中の適応能力には驚かされるばかりだ。
カズヤ達男子の方は、女子の顔をまともに見ることすらできなくなっていた。
なにしろ、ひととおり全員のあられもない姿を嫌というほど見せつけられている。
廊下でクラスメートと談笑するあどけない横顔を見ているだけでも、
部活での絶頂シーンを思い出して前かがみになってしまうのだ。
寝技の稽古などまさにお話にもならない。
正面に相対するだけでガチガチに勃起してしまうことは、今や女子の方も完全に認識している。
「おまえなんかで勃たねーよ」なんて強がりは言っても空しいだけだった。
「うぁーーっ!!逝くゥゥゥゥッ!! う、あッ…」
二年男子、小川の悲鳴が道場に響いた。
大柄な小川をチングリ返しにして、遥が何度も絶頂によるセルフ顔射を叩き込んでいる。
「コーチ、失神させました」
アヘ顔で四肢を痙攣させる小川には一瞥もくれない。
昨日は同じような状況で一年男子の山下が犠牲になった。
「へぇ~、あんた飲み込み早いわ。正直びっくりした」
奈緒が素直に称賛するぐらいだ。
男子がヨガらされて無様に射精するのはもはやありふれた光景だが、
ここまで一方的な蹂躙劇はほかの女子では再現できるものではない。
一方カズヤの方はというと、奈緒が手を出してこないこともあって、
前回詩織に不覚を取ってからは辛うじて恥をかくのを免れていた。
慣れてくればなんとかエロ攻撃をかわすコツもわかってくる。
これは相手の技術がまだ稚拙だということもあるが、
柔道そのものの実力でかなりの差があることが大きかった。
ただ、なんとなく避けている遥との対決ムードが高まっているのは事実である。
なにしろ遥の餌食になっていない男子はひとりしか残っていない。
女子部員からの期待が日に日に膨らんでゆくのをカズヤは感じていた。
遥は正真正銘の全国レベルだ。
負けはしないにしろ片手間にあしらえるような相手ではない。
その上エロ攻撃を考えると、これはもう耐えられる気がしなかった。
あれから何度、遥の絶頂シーンをオカズに抜いただろうか。
授業中に欲情してトイレに駆け込んだことすらある。
その上最近の色っぽさときたら。
元の素材とも相まって、もう明らかにクラスで何番目というような次元ではない。
できれば卒業まで逃げ回っていたいぐらいだぜ。
カズヤは遥の方を見て大きくため息をついた。しかし…
「明日、ヤルから」
その晩、久々に届いた遥からのメールには揺るぎない決意が表れていた。
47:その5
13/10/19 08:06:26.91 nO5rG4GB
「ちょっと出て公園で話さないか」
考えた末そう返信しておきながら、遥が姿を見せた時にはにわかに信じられない気分だった。
もうかなりの間、口をきくどころか視線すら合わせていない気がした。
「あのさ、聞いてるんだ。俺がコーチに負けて孤立した時…
お前が間に入ってずいぶん庇ってくれてたんだろ。俺、ずっと礼がいいたくて…」
やめてよ、と、冷たい声で遥が遮った。
「やっぱりさ、男なんてエロいことしか考えてないんじゃん」「え…」
「詩織ちゃんにもイカされたんでしょう?
お前らなんかで勃つか、なんて偉そうに言っといてさ。誰が相手でもビンビンじゃんか!
山下も小川も握られて嬉しそうにヨガっちゃって、男のどこにプライドなんてあんの?!」
泣き出しそうな声で遥が怒鳴った。
「仕方ないだろ!あれだけ挑発されりゃ誰だって…」
「最っ低…」
何言ってんだよ。お前達だってコーチにやられていいように潮噴かされてたろ。
アヘアヘと蕩けた泣き顔晒して気絶してたじゃねーか!
いや、違う。違った。そんなことが言いたいんじゃない。
俺、俺さ。ずっとお前のこと…
「明日、みんなの前で思いきり失神させてやるから」
ぴしゃりと言い放ち、遥はきびすを返す。そのまま一度も振り返ることはなかった。
次の日。もう対決のことはすっかり周知の事実となっていた。
女子の方は遥の勝利を確信しているのだろう。前祝いでもやりそうな勢いだ。
「佐藤先輩、ファイトー!」「さっさと失神させちゃってください!」
「お前ら、自分の練習があるだろうが!」
カズヤが怒鳴るが、従う者などいやしない。まさしく完全アウェー。
コーチの奈緒が口をはさむ。
「まぁいいじゃない、キャプテン。
はいはーい、せっかくだから決着がつくまでみんなで見学しましょう!」
嬉しそうにパンパンと手を叩き、部員に大きく円を組ませる。
その輪の中…わずか畳一枚の距離で二人は相対した。
お…大袈裟にしやがって。
チラリと遥の方を見る。自信満々の顔つきだ。
(くそ、やっぱり可愛い。メチャクチャ可愛いよオマエ)
遥とのセックスなら何度も妄想した。
その妄想の中のどんな姿より、目の前の女の子は可愛かった。
こんな勝負じゃなく、普通に肌を重ねることができるならどんなに…
(ダメだ…)思わず股間が反応しそうになる。焦った瞬間目が合った。
ニコリと笑顔と作る遥。続いて手で何かを握り、上下に動かす仕草をする。
「イ・カ・セ・テ・ア・ゲ・ル」唇がそう動いた気がした。
「っ!!!」一瞬にして欲望が膨れ、弾ける。
心臓がフルパワーで脈打ち、次から次へと股間に血液を送り込んでいた。
カズヤも自分なりの対策は練ったつもりだ。
実物の遥を目の前にして、それらがすべて吹っ飛んでしまいそうだった。
(触られてもいないのにコレかよ)
殺されるんじゃねぇの?と、カズヤは頭の中で自虐的に呟いた。
そして。
「はい、1本目、用意~」奈緒の声が戦闘の幕開けを告げた。
48:その6
13/10/19 08:11:32.11 nO5rG4GB
上を取ったのはカズヤ、やはり実力では1枚上手だ。
そのまま体格とパワーの差で強引に押しつぶし、横四方固めを完成させる。
力づくのやり口に女子部員からすかさずブーイングが起きた。
ハッキリしていることがひとつ。
ことエロへの耐性に関しては前の試合より明らかに弱体化している。
なにしろ奈緒に女体の気持ちよさをトラウマレベルで叩き込まれてしまっているのだ。
なりふり構っている場合ではない。
このサイドポジションを時間切れまで維持する。カズヤの作戦だった。
遥がもぞもぞ下半身を動かしているが、ここまで完全に決まればまず逃げられやしない。
挑発する声もどこか苦しそうだ。
「ねぇ、どうせもう勃起してるんでしょ。どう?同級生の胸のカンショク」
「うるせーよ、これで終わりだ」
遥が左手をカズヤの顔の前にひらひらとかざす。
「私の手、こうやって近くでまじまじ見たことないでしょう?
キレイな手だと思わない?よく言われるし自分でも自信あるんだ。
これでさ、オチンチンをシコシコされたら…気持ちいいよぉ?」
「うるっせぇ!!」目を堅く閉じてカズヤは叫んだ。
遥の言う通り、体が触れていることを意識するだけで勃起がおさまらない。
こんな挑発でいちいち興奮してしまう自分が悲しかった。
そのあどけない顔の、どこからそんな言葉が出てくるんだよ…
「?!!」下半身を押さえていた右手の抵抗が急になくなった。
慌てて目を開け、そのまま大きく見開く。右手に持ったズボンがもぬけの殻だ。
(う…うつせみの術?)
隙をうかがいつつ、最初から緩めて穿いたズボンを少しずつズラしていたのだ。
自由になった下半身をひねり横四方を脱出、お互いが半立ちの姿勢になる。そして…
バフッ!
動揺したカズヤの顔に柔らかい塊が貼りついた。ぱふぱふからのボディプレス。
そのまま体重を浴びせて力の抜けたカズヤの体を後ろに押し倒す!
畳に後頭部を打ちつけ、朦朧となるカズヤ。
遥が紐を緩め、ズボンをずり下げようとするのがおぼろげに認識できる。
慌てて端を手で押さえようとした瞬間…「いっ!!!あッ!」
内臓まで響く鈍痛。隙間から伸びた遥の左手が金玉を鷲掴みにしていた。
「動かないで。本気で潰すよ?」
(マジ…かよ)
「痛い痛い痛い!ちょっとは遠慮してくれぇ!」
文字通り女に金玉を握られ言いなりになる屈辱。
遥はこちらを見据えながら、慎重にズボンをずり下げてゆき、
それが膝下あたりまでくると今度は、右手と口で紐を結んでカズヤの両足を縛ってしまう。
悪夢のような既視感。「いくらなんでもこりゃ反則じゃないのか…」
すがるような目でコーチの方を見る。めちゃくちゃ楽しそうだった。
「超~OK♪」
気がつくと遥が腹の上に馬乗りになっていた。そこでようやく睾丸が解放される。
朦朧とする頭、両足は封じられ、なおかつ上が絶対有利のマウントポジション。
(冗談じゃない、コイツ相手にこれだけハンデがあったら普通の柔道でも勝てねーぞ!!)
「もう意地を張る必要もないでしょ。諦めて私に溺れちゃえば?」
遥が上半身をまっすぐにかぶせ、ゆっくり体重をかけてくるのが見えた。
49:その7
13/10/19 08:15:03.83 nO5rG4GB
(遥の…胸が…クゥゥっ)熱い塊が下腹から昇ってきて胸がキュウッと締めつけられる。
BFルール適用ののち、幾度と味わったJCの胸の感触。
相手が遥だと意識するだけでこうも違うものか。
「ガチガチだね。すぐに手コキで搾り出してあげる…」
たしかに…綺麗な手だよ。自分で言うだけある。
細い指がすらりと長くて、先にちょこんと乗った小さな爪は不似合いに可愛らしい。
薄く塗られた透明のマニキュアがよく映えて…クソぉッ!!
遥の視線が横に滑る。競技用時計が残り1分と10秒ほどを示していた。
「残り1分。ソーロー退治には丁度いいタイムだよね…」
(そうか、時間だよ!なんとか…なるかも…)カズヤとて無策ではない。
今日は部活前に一発、昨日は遥の写真を見ながら勃起しなくなるまで抜きまくってある。
精巣はほぼカラ。1分ぐらいなら…
「っ!!!」遥が乳首を舐め上げた。ゾクゾクとした痺れがうなじのあたりを駆け抜けてゆく。
熟練した風俗嬢のように、乳輪をねぶり、乳首を玩ぶ遥の舌。
あっという間に胸まわりが大量の唾液でヌルヌルになった。
むず痒い快感の波に晒され、頭をのけ反らせながら畳に爪を立てて悶絶するカズヤ。
「すぐに感じちゃうんだね。男の強さ、見せてくれないの?」
「こっ、これぐらい…」
言い返そうと目を開けた視界に飛び込んできたのは、唾液で汚れた遥の口元。
「あ……」強烈なフラッシュバックがカズヤを揺さぶった。
空中に唾液の糸を引きながらぶっ倒れる遥の絶頂シーンがまたも頭の中をぐるぐる回る。
腹まで反り返った息子が、物欲しげにひくひく揺れていた。
(ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!)
心臓が耳の横で暴れ狂っているようだった。
頭がおかしくなりそうだ。ハッキリと自覚できる。
もはや自分は目の前の美少女に「敗北するのを望んでしまっている」
まだ幼さの残る綺麗な手で息子を扱き上げられて、
無様に泣きながら射精してしまいたいと。
「イカせてくれ」という言葉が今にも口をついて出てしまいそうだった。
「気持ちよくしてあげる」
心の声を見透かすばかりの絶妙のタイミング。「うぁっ!!」
突如股間を包むしっとりとした感覚に思わず声を上げる。
その触感はまさに極上。カリ首に吸い付くようだ。
(上手すぎる!何だよこれっ)
みるみる睾丸が上がり出す。アゴをのけ反らせ、手足を震わせるカズヤ。
「もしかしてもう限界なの?こんな程度で?」
握る力はごく弱くそれでいて急所を掴んで離さぬ、程よいもどかしさ。
それは自分の右手よりずっと正確に、ひと扱きごとに抵抗の意志を奪ってゆく。
「ほら、あと10秒だよ。我慢して?」
(だ…め…だぁ!)
しなやかな5本の指が忍耐を嘲笑うように上下に踊る。
「ァ…!!!」声にならない叫びを上げて、カズヤは下半身を痙攣させた。
「あーあ、最っ低~♪」
嘲笑とともに透明の液体が数滴、跳ねて迸るのが全員にはっきり見えた。
敗北の証を放出しても少女の手はなお動きを止めない。
絶妙の速さと力加減で、まるで最後の一滴まで快楽を引きずり出すがごとく…
長い余韻が終わった時、カズヤは精も根も尽き果て畳に脱力した。
ブザーが一本目の終了を告げる。射精1で…遥の勝利。
50:その8
13/10/19 08:18:46.98 nO5rG4GB
「どう?早漏クン、気持ちよかった?」
きくまでもないことを…身悶えしたい程の敗北感がカズヤを包んだ。
(とても…かなわねぇよ…)
どうしようもなく涙があふれる。止まらなかった。
「なっ、何?なに泣いてんの?」
面食らった表情の遥に、「ズルイだろ」と、カズヤが嗚咽とともに呟く。
「はぁ?コーチだって…いいって言ってたじゃんか…」
しっかり罪悪感はあるようで、見ようによってはなんだか可愛い。
以前の距離感が少し戻ったような気がした。
「だってズルイよ…そんなエロい胸や尻、誰だって見ただけでで興奮しちまう…
俺にゃそんな武器はないし…マ○コをどう責めりゃいいかも教わってない。
戦力が違いすぎるだろよ…かなうわけねぇよ…」
それを聞いて、遥の眉がピクンと跳ねた。
「こっちだって、ずっとズルイと思ってたよ…」
低い声。緩みかけた表情がみるみる険しくなってゆく。
「え…?」
「たいして練習してないくせに力は強いし、技だってすぐ覚えるし!
それが何?こっちがちょっと武器を使ったら簡単にヘロヘロ腰砕けになって。
もうお手上げ?泣き言いって同情ひこうっての?バカッ、ふざけるなっ!」
一瞬の間をおいて…遥が動いた。
素早く体を反転させると、横三角絞めの要領で腕を極めつつ首のうしろに脚を回して固定、
思わず浮いたカズヤの両脚を掴んでちんぐり返しの体制に…
とどめに、そのまま女性器部分を相手の顔面にあてがい体重をかけて座り込む!
「フグゥゥッッ!」顔面騎乗と手コキを同時に可能とした、遥の秘密兵器だった。
顔全体を覆う尻の肉感とむせ返るような女の匂いがカズヤの呼吸を妨げる。
ガッチリ巻き付いた生脚は首を動かすことすら許さず、
くぐもった声を上げて苦悶するのが精一杯…(な…もう終わりだろ…死、死ぬ…!)
遥は無防備なアナルに左手の中指を挿入し、同時に右手で皮をむいて亀頭を露出させた。
そして左手で前立腺を、右手では指の腹を使って裏筋を刺激…
下をむいてぶらんと垂れたイチモツが、みるみる硬く勃起してゆく。
「コーチ、時間計測してください」
尻の下でカズヤが呻く。少女の手が…動き始めた。「ンンンンーーー!!!」
一発目は使わなかった、逆手によるスナップを利かせた高速手コキ。
小指は常時裏筋に触れてまとわりつき、
まるで口で咥えられているかのような吸着感を再現していた。
「この早漏っ!女の子にいいようにやられて悔しくないのか!
思いっきり情けなく失神しちゃえ、バカ野郎!」
射精が終わるより早く次の射精を強制させられる連続絶頂。
癇癪玉が次々に弾けるがごとく、カズヤは快感に頭をシェイクさせられ続けた。
そしてわずか43秒。奈緒の静止が入る。「佐藤…もう落ちてる」
めくるめく快感と窒息によりカズヤは完全に失神、そのまま医務室に直行となった。
わずかに残された男の立場とプライドが、
女の色気の前に完膚無きまでに粉砕された瞬間だった。
「いい顔してるじゃん。友達を地獄に突き落とした気分はどう?」
「別に。あんな弱い生き物に興味なんてありませんから」
コーチの声に答えるその表情や口調にはなんの未練も感じられない。
外では空をぶ厚い雲が覆い、雨が降り始めていた。(END)
51:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
52:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
53:名無しさん@ピンキー
13/10/19 14:48:53.08 7xvgmB15
>>50
GJです
さぁ抜くか
54:名無しさん@ピンキー
13/10/19 22:15:22.89 Rn6QlIej
なんか女同士の部分が気持ち悪くて鼻についたなぁ……
55:名無しさん@ピンキー
13/10/19 22:28:57.16 sC0iaYtD
>>50
乙
56:名無しさん@ピンキー
13/10/20 01:09:35.17 evGyee+w
>>50
マジで良かったです。
比較的に>>50さんのは手コキとか生々しい現実感があって良い。
非現実的なもの好きだけど現実感があるのはレアだからありがたい。
57:50
13/10/20 03:17:18.65 CDe3MEu1
すいません、女同士は完全に自分の趣味です。
嫌いな人が多そうなら控えた方が良さげですね。
今回のは抜きどころがボケてしまってちょっと失敗した気もするので、
しばらくまた皆さんの作品を見て勉強させてもらおうと思います。
雑談の中で好きなシチュなど拾わせてもらえれば幸いですm(_ _)m
58:名無しさん@ピンキー
13/10/20 03:49:11.55 T2y29n/e
1.セルフ反省ができて、
2.めげないガッツを持って歩き続ける奴
は間違いなく大成するよ
特に単調な反復練習だけでは上達が見込めない分野では
59:名無しさん@ピンキー
13/10/20 14:28:58.98 3QXFRsV0
同性愛とか普通に劇物だろ……
専スレ以外では勘弁して欲しいわ
それをわざわざ「女勝ち男負け」って書いてあるスレでまで……
いっぺん自分の常識を疑った方がいいぞ
凄まじく不快だった
60:名無しさん@ピンキー
13/10/20 15:11:03.29 GQOGJekb
あんまり排外主義に染まると本スレの二の舞になりますよっと。
それはそれとして、セックスバトル風俗とかいうのを見つけた。
それも「M型」らしい。
サービスの中身はオナクラと同じだが……手コキに耐えきったら料金が安くなるっぽい。
URLリンク(sexbattle-battlefuck-colosseum.com)
61:名無しさん@ピンキー
13/10/20 15:15:46.61 xF3DN7PP
>>57
嫌いな人が多かったら控える、じゃねぇよ
すぐやめろ
お前だってお気に入りのレズスレにスカモノが投下されて
それを目当てにスカ好きが集まって来て
「賛成多数なんでスカトロガンガンいきましょう」とかなったらイヤだろ?
62:名無しさん@ピンキー
13/10/20 15:39:57.82 atAIy7RV
スカトロガンガンって、鉱物とか地名とか物理現象にありそうなかっこ良さだなおい
63:名無しさん@ピンキー
13/10/20 15:47:59.14 Y5QwI/L5
あっちに相手にされねないからってそっちに噛み付くなよ
64:名無しさん@ピンキー
13/10/20 17:13:43.67 LB8Wc0yY
>>57
妙に口汚いレスは無視していいと思うけど
注意書きくらいはつけて欲しかったな……
wktkして見たのにちょっと辛かった
65:名無しさん@ピンキー
13/10/20 17:58:16.81 T2y29n/e
男同士が男にとって劇物なのは言うとおりだが、女同士は別にそういうものでもない。(生理学的にね)
メインディッシュが「男負け・女勝ち」であれば問題は無いよ
66:名無しさん@ピンキー
13/10/20 19:06:16.61 3QXFRsV0
普通にキモいよ
帰れ百合厨
67:名無しさん@ピンキー
13/10/20 19:51:25.73 T2y29n/e
ふ~ん。格別に萌えはしないが特に嫌悪感与える物でも無いだろうって思って調べてみたけど
URLリンク(kotonoha.cc)
ここではキモイ派とどっちでも良い派で11対50って数字が出てる
一応6人に1人程度の割合で毛嫌いする人もいるみたいだね
68:名無しさん@ピンキー
13/10/21 01:47:43.15 u4z+PoFo
※60
一瞬「おっ?」と思ったけど・・・
よくよく考えてみると、ヌキ目的で風俗に行って、抜くこともできずに金払うとか、絶対損してるよな・・・。
69:名無しさん@ピンキー
13/10/21 01:54:02.51 2cUuBlTP
漫画の話題ってどこでやればいいんだ?
ここは基本的にSSだし、エロ同人板の奴はゲーム限定みたいだし・・・
70:名無しさん@ピンキー
13/10/21 02:11:50.39 jLzwdVdo
個人的にゃこんなチョロっとしたの百合とも思わんし、ちゃんと男女で試合してんだからスレチとも思わんが、
ダメな奴は、文句言う前にまず何かss投稿しようぜ?
それで皆幸せになれる
71:名無しさん@ピンキー
13/10/21 02:17:02.41 jLzwdVdo
催眠スレ常駐してっから、>>60の噂は割と知ってたんだが、
それ、料金表をよく見るんだ
我慢すればするほど割引になるが、一定時間超えると逆に満額取られるらしい所がなんか怪しいんだよな・・・
言い忘れたけど>>50、gj!
またなんか投稿たのむ!
72:名無しさん@ピンキー
13/10/21 11:29:01.57 jcgnvmQs
新部長でもあったけどさ…
勝った証明として写真を撮るのっていいよね
なんか屈辱感が
73:名無しさん@ピンキー
13/10/21 20:56:31.96 MoL3o4sO
新部長!
そろそろ副部長との特訓の成果出てきたんじゃないですかね?
早速調子に乗って優良さんに挑んで見事に返り討ちに遭って下さい!
お願いします!!
74:名無しさん@ピンキー
13/10/21 22:39:16.06 3hnDoLzM
俺も新部長続きずっと待ってます
いなくなってしまった飼い主を同じ場所で
10年待ち続ける犬の気持ちです
75:名無しさん@ピンキー
13/10/22 01:09:15.79 25XCZGk1
部活外で試合をした時は試合の勝敗を証明するために勝者は敗者の写真を撮って部員に送ってください
76:名無しさん@ピンキー
13/10/22 01:10:23.12 2SHdpg89
綾ちゃんにももう勝てるんじゃないかな(適当)
リターンマッチ頼むよ頼むよ~
77:名無しさん@ピンキー
13/10/22 01:15:28.72 25XCZGk1
部員たちの目の前で綾ちゃんに徹底的に足で搾り取られてまた自信喪失しちゃうだろ
さすがに作者さん自身は帰ってこないだろうなぁ
まぁ二次創作は歓迎って言ってたから有志に期待するしかないかな
78:名無しさん@ピンキー
13/10/22 07:22:49.99 6Y3ezbrt
お願いしますばっかりだな
自分が作者になるって奴はいないのか
79:名無しさん@ピンキー
13/10/22 09:30:13.05 c/nDIuAm
>>78
お願いします(^ ^)
80:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
81:名無しさん@ピンキー
13/10/22 22:47:00.42 LDE/xDjo
~BF用語集~
○二度負け(にどまけ)
バトルファックで負けた後、その勝負と相手のことを思い出して
思わず自慰行為を行い、果ててしまうこと
とても恥ずかしい
82:名無しさん@ピンキー
13/10/22 22:59:53.88 tc2gsu51
~BF用語集~
○三度負け(みどまけ)
バトルファックで負けた後、その勝負と相手のことを思い出して
思わず自慰行為を行い、果ててしまうことを思い出して
思わず自慰行為を行い、果ててしまうこと
とてもとても恥ずかしい
83:d
13/10/23 03:11:55.23 vKZLRJ0c
体育祭の人とか、続き書いてくれないかな。。。
84:名無しさん@ピンキー
13/10/23 08:36:02.29 IkUNemZ5
あぁ、結局本家BFスレのほうは潰れたのか。
こっちは隔離スレ、みたいな印象があったけど、優れた話を比較的沢山排出したのもMシチュ支部だし、
(性癖の違いと言われたらおしまいだけど非M系BFで珠玉の作って何かある?)
のれん分けした後に人数足りずに潰れてしまったのも向こうだし。
理屈の上で「○○はBFじゃない・男女平等じゃないと」うんぬん言ったところで、
現実的に多数のユーザーから支持されて生き残ったのはこっちなんだよな。
85:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
86:名無しさん@ピンキー
13/10/23 12:39:23.95 IkUNemZ5
446 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/10/08(火) 21:25:20.41 ID:bg3eSn5w [1/2]
SS投下後に「〇〇の書き手さん、早く帰って来ないかなあ」ってレス。…地味に凹むな。
447 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/10/08(火) 21:29:58.47 ID:DzLLP9/r
そんな糞スレ二度と戻るな
後ろ足で砂かけて出てっちまえ
448 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/10/08(火) 21:31:17.96 ID:ysJOjmAv
>>446
あるある。「○○(コテ)さんの新作見たいなあ」とかも
名指しされてる職人もやりにくいだろうに
449 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/10/08(火) 21:37:45.43 ID:fKRtCx1u
結構人の多いスレなんだけど書き手が少なくて投下がないから、盛り上げたくて始めてSS書いてみた。
結果、スレストwww
こんなことなら叩かれた方がまだマシだwwwww
450 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/10/08(火) 21:48:20.46 ID:z/KqDZyd
「書き手さん云々~」
それは凹ませる目的で言っていると思う…
451 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/10/08(火) 22:00:27.58 ID:Y202r3wo
>>450
禿同
それは某氏にプレッシャーを与えながら他の書き手を追い出しにかかってると思われ
87:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
88:名無しさん@ピンキー
13/10/23 19:50:59.57 TqvwLkmM
新部長はやっぱり優良ルートが一番人気だな
爆乳・パイズリな上に年下の後輩に敗北ってのは屈辱感が
増すからね
89:名無しさん@ピンキー
13/10/23 20:03:06.09 pKdtEask
新部長、震災の頃からストップしてるんだよね
まさかな・・・
90:名無しさん@ピンキー
13/10/24 14:21:25.33 ElWN4oau
スマホで2chとか見てると
アプリの ガールフレンド(仮)
のCMで女の子が
「声、出ちゃってもいい?」
てのがあるのを見るとどうしても
男が声を出すのを我慢出来なくなるほど
気持ち良くしてくれる前振りにしか見えないwww
91:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
92:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん
93:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:26:23.56 9ENdzxFC
クソ、すげー難産だった・・・
えー、大分改稿したけども、最後チョロっとだけ女×女注意で
94:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:27:06.34 9ENdzxFC
資料の読み直しを終えたところで、僕はパイプベッドの上に背を投げた。
まだ全身に痺れが残っていて、体を動かすのも難しい。
思考も僅かに麻痺しているが、今は考え事が出来るだけ有難いと思う事にした。
目を閉じて、資料の中身を反芻する。
途端、瞼の裏に少女の姿が髪の一房、息遣いに至るまで鮮明に再現され、仮想のテクスチャの上を本物宛らに動き始めた。
少女の微かな重心の移動、一挙手一投足に対応して、空想の中の僕は足運びを僅かに変え、動きの隙を縫って身を捻る。
形勢が固まるまでに十二手。
そこから勝負が決まるまで、更に十手を要した。
肉眼で見ているように鮮明なイメージで勝負の結果を受け止めた僕は、背筋に伝う嫌な汗を無視しながら、緊張を解く為に大きく伸びをし、溜息をついた。
「・・・参ったな」
もう一度、深い溜息が漏れる。
軽い頭痛に頭を抱えながら、僕はサポートテーブルの上のタブレットへと目を移した。
架け橋の様な白テーブルの上には、電子の世界への覗き窓が輝いている。
ネット世界の各地に僕を導いてくれるその液晶画面には、今は一人の少女のプロフィールが顔写真付きで浮かび上がっていた。
見るだけで脳髄が痺れるほど整った顔立ちに、薄いブロンドの髪色。十代になりたての少女に特有の無垢な瞳は、画面越しにでも真っ直ぐに僕を魅了しようとする。
名を神谷崎アリス。
先程から、僕が幾度となく空想で姿を再現している相手であり、
僕がこうして床に伏さなくてはならなくなった、直接の原因を作った少女でもあった。
95:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:28:42.39 9ENdzxFC
事の発端を述べるには、一昨日の朝から話を始めるのが一番だろう。
月が変わり、クラスメイトにも長袖が多くなってきた十一月の第一週。
その日の僕たちのクラス、二上小五年一組は、週の初めだけが理由とは思えないほどの雑踏に包まれていた。
「えー。それでは、今日は新しいお友達を紹介します」
担任の桜先生が、騒がしさが収まらないクラスを宥めながら言う。
この日、僕たちのクラスには転校生が来ることになっていたのだった。先生から直接通達があった訳ではないが、僕たち子供はこの手のニュースには常軌を逸して耳聡い。
どこから話が漏れたものか。先生が来る前には、噂はもうクラス中に広まっていた。
おかしな話だ、というのが正直な感想だった。
だって今は十一月の頭、二学期の半ばだ。こんな中途半端な時期に転校なんかするバカがどこにいる?
普通に考えたら、こんなのは絶対におかしい話の筈だったんだ。
せっかくそう思ったのだから、その疑問を、僕はもっと強く持ち続けておくべきだった。
・・・どうせ父親の急な転勤か何かだろう、なんて簡単に自己解決したりせずに、ね。
でも・・・、今にして思っても、そんな些細な疑問を持ち続けるのは無理だったかもしれない。
いや。多分、何かを考えること自体が無理だったと思う。
だって桜先生に促されて―そいつが、やってきたから。
ガラリと扉が開いた瞬間、教室の空気が変わったのが分かった。
今までざわついていたのが嘘のように、水滴の音が聞こえるほどクラスの雰囲気が静まり返る。
無理もない。だって扉を開けたその子は―それほどまでに、可愛かったのだから。
薄く、銀色に近いブロンドの髪が、少女の足の動きと共にフワリと揺れる。
華奢なラインは身体の小柄さと合間って、西洋人形のような印象を醸していた。
ハーフだろうか?童女そのものの可愛らしい顔は、ハリウッドのファンタジー映画にでも出てきそうだ。
端正な顔立ちには幼さが残り、同級生なんだろうけど、僕たちより更に二つばかり年下にも見える。
「神谷崎アリス。櫻之宮学園初等部から転校してきました。よろしくお願いします」
そして少女―アリスは透明な声でそう告げ、頭を下げた。
櫻之宮学園・・・?関東屈指のお嬢様学校じゃないか。
いや、確か五年くらい前から共学になってたか・・・。
でも―そんなところのお嬢様が、何でウチみたいな公立小に編入を?
一瞬だけ浮かんだ些細な疑問は、彼女の淡々とした自己紹介を聞いている内に、いつの間にか僕の頭から消え失せてしまっていた。
96:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:29:18.17 9ENdzxFC
その後は好きな食べ物とか趣味とか、転校生へのありがちな質問が続くだけとなった。
僕が聞いていても退屈な質問に、アリスはピクリとも顔の筋肉を動かさずに朗々と答える。
教科書を朗読する機械のような声色だったが、緊張している気配は伺えない。
きっと、元からあまり感情を表に出さないタイプの子なんだろうと思った。
そんな、思ったよりもクールな転校生の顔を眺めながら。
本音を言うと、僕も少しだけ舞い上がっていたのかもしれない。
ほら、僕も男子だからさ。
新しくクラスに女子が増えて、しかもそれがとんでもない美少女ともなれば、嫌がる方がおかしいだろ?
御多分に洩れず、その時は僕も素直にそう思っていたさ。
・・・後でその美少女に、あんな目に合わされるとも知らずに、ね。
97:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:30:31.66 9ENdzxFC
容姿の端麗さだけで十二分に目立っていたアリスだが、授業が始まるとその存在感は更に増した。
アリスは予想以上の優等生だった。
私立小から来たのは伊達ではないらしく、授業進度だって違っただろうに、どんな質問を当てられてもスラスラと答える。
「―よって、角アの大きさは3/4πになることが分かります。
与えられた辺○と辺×の長さから、余弦定理を用いて、△の二乗=・・・」
「・・・待って。ちょっと待って、神谷崎さん!ちょっとストップして下さい!」
・・・訂正。優等生なんてもんじゃ無かったな。
三時間目の算数の時間。「線△の長さを求めましょう」という問題を当てられたアリスの答えを、桜先生が目を丸くしながら遮った。
「えっと、神谷崎さん?
今は定規と分度器を使いましょうっていう授業で、そんな風に計算して求めなくてもいいんですよ?」
「???」
アリスは相変わらずの無表情のまま、心底不思議そうに首を傾げていた。
・・・本当に分かってないのかコイツは。
弧度法も三角関数も余弦定理も、思いっきり小学校の履修範囲外だよ!
見ろよこのクラスの空気!ポカンとしてるから!
「?ケイくん。今の、分かった?」
「・・・さあ、サッパリ分からないよ。凄い子だね」
豆鉄砲を食らった鳩みたいになっているユウナに、僕は肩を竦めて言った。
アリスの述べた計算結果が、定規で測った回答と全く合致していない事を確認したからだった。
・・・ほらね。小学校算数の図形なんか、こんなに適当に作ってあるんだ。
無駄に本気出したりせずに、適当に周りに合わせて流しておくべきなんだよ・・・!
アリスが納得いかな気に眉を潜め、席につく。
彼女の席は、転校生らしく通路側の一番後ろ。二上小用のタブレットはまだ届いていないらしく、お人形のような転校生は、隣の席になった栗原君に画面を見せてもらいながら首を捻っていた。
・・・だからそこは納得しろよ。首を傾げるな。割り切れって!
ちなみにアリスの隣の席をあてがわれた栗原君はというと、どう見ても40℃くらいは熱がありそうな顔でポーッとしていた。
授業(とアリスの奇講)なんか全く頭に入っていないといった体である。
・・・男女隣同士の席順になっているこのクラスで、選りにも選って隣がいないあんな席に甘んじてきた彼なのだ。
いきなりあんな美少女が隣に来て、きっと感無量なのだろう・・・って、どうしたんだ?
98:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:31:10.46 9ENdzxFC
不意に、それは起きた。
―ビクッ、と。
アリスが体を寄せ、タブレットを覗き込んだ瞬間。栗原君の背筋が、冷水でも垂らされたみたいに反り返ったのだ。
途端、栗原君が立ち上がった。そのままトイレに行くと宣言して、勢い良く教室を飛び出して行く。
・・・おいおい、まさか本当に具合が悪いんじゃないだろうな。
転校生にいきなり病気移すとか、保護者が飛んでくるレベルだからマジ勘弁してくれよ。
軽い頭痛に頭を抱えていると。
「公立の子には、ちょっと刺激が強すぎたかな。うん、反省」
―ふと。
アリスがそんな、全く意味の分からない独り言を呟いていたような気がした―。
99:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:31:48.35 9ENdzxFC
「いくよ~!3、2、1、ゴー!」
五年一組のムードメーカー・須藤さんが、高く掲げた右腕を振り下ろした。
三つの牛乳パックが天を仰ぎ、男たちの喉を鳴らす音が木霊する。
呼吸すら止め、無心で液体を呷る彼らの勇姿は、正に天地すら飲み尽くさんばかりだ。
だが―、やはり本物の強者には敵わない!
男たちの必死の努力を嘲笑うかの如く。一際高く、鋭い、ヂュッ!という吸引音が教室中に響き渡った。
次いでドンッ!と。牛乳パックがランチョンマットに叩きつけられる、鈍い音。パックを握り潰して「中身は空っぽです」アピールをするのも忘れない。
それは・・・正に、王者の貫禄だった。
「はい!今日もわたしが一等賞~!」
我がクラス恒例・お調子者たちによる「パック牛乳早飲み競争」を制したユウナが、今日も元気いっぱいに声を張る。
・・・何でストロー使ってるのにガブ飲みより速いんだよ。
マジでどんなお口してんだお前は。
「くぅ~!ダメだ、勝てねぇ!
ユウナっち早すぎんだよ!」
二着の健吾が崩れ落ち、
「フッフッフ・・・。
王者はいつでも挑戦を受けるのだ」
ユウナが誇らしげに無い胸を張っていた。
午前の授業が終わり、僕たちは給食の時間を楽しんでいた。
最近は諸事情から給食を食べられない状態にされてしまう事が多かった僕だが、幸いにして今日は体育の授業も無い。楽なもんだ。
「ユウナ、凄いんだね」
果汁グミをホムホムと頬張っていたアリスが、目を丸くしてコメントする。
席順から言えば、彼女は本来僕たちの班では無いのだが・・・どうやら本当に具合が悪かったらしい栗原君が、ゲッソリとした顔で午前中に早退してしまったので、アリスの班が二人しかいなくなってしまった。
そこで今日だけは、アリスは一つ前の僕たちの班と一緒に給食を取ることになったのだった。
・・・クラスでも一際騒がしいこの班に入れられたのは、アリスにとってはとんだ災難だったと思うけど。
100:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:32:41.40 9ENdzxFC
「くおぉ、流石は二上最強のフェラインだぜぇ。
おい、ケイよ。このお口で吸いつかれるんだから、男はたまらねーよな」
健吾がニヤケ顔で、ユウナの唇を指差して言う。
・・・文部科学省に毒されすぎだ。
食事時くらい話題を選べないのかお前は。
しかも、お嬢様学校からの転校生の前で―
「うん。正直、すごいと思う」
―と。そのアリスの口から、何か信じられないコメントが飛び出した気がした。
・・・、え?嘘だよな?
まさか、乗るのか?
乗るのか、この話題?
櫻之宮から来たお嬢様が?
アリスは淡々と、
「櫻之宮のクラブでも、こんなに早く吸える子は居なかった。
ユウナのお口、小学生の男子じゃ誰も堪えられないと思う。
本気で練習したら、ユウナ、たぶんリトルの全国大会レベル」
・・・乗って、きやがった。
常時省エネモードみたいな無表情のクセに、真顔でこの手の話題に参加できるのが驚きだ。
いや。転校生として、話を合わせてくれてるだけかもしれないけどさ・・・。
「誰もって―あはは。
アリスちゃん、大袈裟だよ~」
ユウナが頬を掻きながら、バツが悪そうに答える。
「だってわたし、BFそんなに強い方じゃないんだよ?
ペア練習とか模擬戦でも、今でもたまにケイくんに負けちゃってるし・・・」
「ね、ケイくん?」と、ユウナは僕に話を振ってきた。
今の表現には語弊があるだろう。
挿入がありになって以降、僕がユウナに勝てたのなんてほんの二、三回だ。贔屓目に見ても“たまに”なんて頻度じゃ無い。
ユウナとの力関係が逆転したことを見せつけられた気分になって、僕としては改めて複雑な気分にならざるを得なかった。
・・・クソ、文部科学省の馬鹿どもめ。
「?手加減、してあげてるの?」
―と。
ユウナと僕を見比べながら、アリスが不思議そうに首を傾げて、
「だって、男の子が女の子より弱いのは当たり前。
五年生の男女がBFしたら、十中八九女子が勝つ。
挿入まで有りなら、男子なんか一人も女子に勝てなくても驚かない。それが普通」
ほむほむと果汁グミをお口に入れながら、当たり前のようにそう宣った。
・・・おいおい。見た目によらず、随分と挑発的な事を・・・って、そうか。
櫻之宮って言えば、確か―。
101:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:33:15.36 9ENdzxFC
「はぁ?オイオイ、お嬢様。冗談キツいぜぇ?
・・・はっは~ん。さては女子ばっかのお嬢様学校に居たんで、男子の強さ知らずに育ったな?」
不意に。
健吾が僕の肩を、ポンポンと叩いて、
「女子がちょいとくらい成長早いから何だってんだよ。
我らが那由多ケイ様に掛かりゃ、どんな女だって一捻りだぜぃ!」
バッ!と。腕を振り上げながら、そんな事を叫びやがった。
・・・待て。おいちょっと待て。
何で、そこで僕の名前が出てくるんだ?
「はぁ?今さら謙遜してんじゃねーっつーの。
模擬戦の通算戦績九割オーバー!
二上五年のbfクイーン、千夏すら捻った最強の男がよぉ!」
「・・・、・・・・」
「―あ、言っとくけど。俺も七割くらいは勝率キープしてんだからな」と健吾は続ける。
うん。だから、僕よりお前の方が地力は圧倒的に上なんだけどネ?
健吾の妄言に頭を抱える僕をよそに、アリスは「本当?」と、目線だけでユウナに訊いていた。
ユウナはユウナで気まずそうな顔をしていたが、最後には苦笑を浮かべて、「本当だよ。ケイくんは強いんだもん」と答えていた。
・・・やめろ、そんな目で僕を見るな。同情するように目を細めるな。あっち行け。
「ま、“お嬢様”。気になるんなら、明日の授業の時にでもケイに訓練つけてもらえよ。
それでお前も、よーく分かるはずだからよ」
「・・・へ!?だ、ダメだよ~!
だってケイくんのペアは、ずっとわたしって決まって―」
わざとらしく“お嬢様”を強調して健吾がからかい、ユウナがパタパタと慌てる。
そこでオチがついたからか、それ以降、誰も特にその話題を気にすることも無くなった。
―だからこそ。
その時には、健吾の言には少しだけ訂正したいところもあったけど、僕だって、実はあまり気に留めるような事もしていなかったんだ。
・・・ほんと、どうして僕は気づけなかったんだろうな。
今にして思えば。
この時、無感情に僕の顔を見つめていたアリスの瞳には。
微かな、でも確かに、どこか危うい好奇の色が宿っていたっていうのに―。
102:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:35:20.74 9ENdzxFC
「あれが理科室。後ろの掲示板では、毎週“子供科学ニュース”が更新されてるらしいよ。
興味があるなら、昼休みにでも覗いてみたらいいと思う」
「うん」
「で。その一個隣にあるのが家庭科室。普段は鍵が掛かってて、生徒は入れないんだ。
・・・今どきコンロが危ないとかってバカな理由でね。
正面にあるのが第二家庭科室。裁縫の授業とかをするところだよ。
その隣にあるのが視聴覚室だけど・・・、殆ど使わないから、これは特に気にしなくてもいいかな」
「うん」
「・・・、うん。
それじゃ、次に行こうか」
―そして、放課後。
僕はアリスを連れて校舎内を練り歩いていた。
アリスに二上小の施設を案内して回る為だ。
“美少女転校生を連れて、放課後の校舎を二人きりで散策”
・・・字面だけ見れば、大変に魅惑的に思えなくも無いけどね。
見ての通り、そんなにいい物でもないさ。
「次は図書室に行ってみようか。二階にあるけど、公立の割にはけっこうしっかりしてるよ。
・・・タブレットで最新の電子書籍がダウンロード出来るから、わざわざ本借りに行く奴なんか見たことないけど」
「うん」
「あと二階にあるのは、確か音楽室とコンピュータ室と・・・」
「うん」
「・・・、うん。それじゃ、次に行こうか」
・・・何しろアリスは、始終こんな感じなのである。
無口とか無表情ってレベルじゃないぞ。給食の時みたいに話に入ってくるのは稀も稀。
アリスは本当に、基本的に自分からは必要最低限の事しか話そうとしない子だったのだ。
西洋人形みたいな見た目ともあいまって、気を抜くと、本当に意思のある人間だって事を忘れてしまいそうになる。
・・・僻みめいた目を向けてきやがったバカどもめ。
言いたい事があるなら直接言えよ!いくらでも代わってやったのに!
そもそも、アリスの案内役に僕が抜擢された理由からしてよく分からないのだ。
名目上は早退した栗原君の代わりという事になっていたけど―、
桜先生曰く、なんでもアリス自ら僕を指名してきたらしい。
・・・たぶん変わった苗字で覚えやすかったとか、そんなしょうもない理由だとは思うけど。
でも―ねえ、神谷崎のアリスさん。
仮にも僕を指名してくれたなら、もう少しくらい楽しそうな顔をしてくれても、バチは当たらないんじゃないのかな?
103:名無しさん@ピンキー
13/10/24 22:42:56.99 rInn1DsY
し
104:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:10:39.54 9ENdzxFC
「・・・ねえ、ケイ」
「?」
―と。そんな僕の念が伝わったのか、珍しくアリスが口を開いて、
「千夏って、あのおっぱい大きな子だよね。
・・・勝ったって、本当なの?」
「?」
何の脈絡も無く、そんな事を訊いてきた。
「千夏の事、もう知ってるの?」
「うん。この学校にきて、一番初めに声かけてきた子だったから」
うわぉ・・・流石は千夏。
自分を知らない奴を許せない、女王様気質は揺るがない。
でも―、
「まあ、間違ってはいないけど・・・」
そう言って、僕はため息混じりに頭を抱えた。
・・・そうとしか、答えられないからだ。
一応のところ、公的には、あの勝負の結果は僕の辛勝だったと認識されている。
何しろ、あれがユウナのペアを賭けた勝負だったというのは周知の事実。
勝負の後に僕がユウナとペアを継続している以上、勝者が僕であると周りに認識されるのは、まあ当然と言えば当然の流れであると言えた。
・・・ボロボロに抜かれまくった挙句病院送りにされ、お情け同然に勝ちを譲ってもらっただけだって、正直に説明して回っても良いんだけどね。
でも下手にあの話を蒸し返すと、間接的にユウナの機嫌が悪くなる可能性があるし―何より、千夏本人がそれを望むとも思えない。
だから、あの勝負は僕の勝ちだった。
千夏に勝ったかと聞かれれば、僕は勝ったとだけ答える。
・・・それで八方丸く収まるんだから、別にそれでいいじゃないか。
105:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:12:32.78 Aw0XV9qB
お、小学生bfの人? 文章に変な癖を取り入れちゃったね。
でも努力と苦心の跡はひしひしと伝わってくるのでお疲れ様
106:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:12:45.08 9ENdzxFC
「ルールは?」
「デスマッチ形式だけど―」
「・・・挿入は?この学校では、もう挿入技も有効になってたはず」
「あ~、うん、そうだよ。
千夏に挿入した後に、最後はナカで失神させて―」
・・・うん、嘘はついてないよな。
本当の事を言ってないだけで。
つい目が泳いでしまう僕の顔を、アリスは穴が空きそうなくらいじ~っと見詰めてきた。
元からアイドルばりの容姿を持つアリスだ。こうして真顔で詰め寄られると、ハッキリ言って威圧感が半端ない。
美少女転校生は息の掛かりそうな距離に顔を寄せて、一瞬だけ、微かに眉を寄せて、
「―、すごいね。
ケイ、本当に強いんだ」
プラチナブロンドの髪を、フワリと肩に流して、
「――っ!?」
―瞬間。
フワッ、と。信じられないくらい、良い匂いを嗅いだ気がした。
百合の花を蜜で溶かしたような、甘い匂い。
清純なのにどこか官能的で、脳の深いところが痺れるような、そんな感覚。
匂いに身体を内側から愛撫されて、男の性の中枢を、直接的に刺激されたような―。
・・・っ!?やば、少し勃ってきた!?
アレか!?休み明けだし、今日はBFの授業も無かったからか!?
でも―そんな二、三日で溜まるほど、性欲強い方でも無いはずなんだけどな・・・。
107:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:13:40.00 9ENdzxFC
「ケイ、なんで顔そらすの?」
「え、いや、別に―」
アリスが怪訝そうな顔をしている。
ヤバい、気づかれるな。バレたら色々な意味で終わるぞ!?
そう、そのまま。気付かれないように、アリスの身体から、そっと、距離を取って―、
「?ケイ?」
「~~~~っ!?」
―背筋が、仰け反った。
アリスの身体を離そうとして、彼女の肩を軽く押した瞬間。
少しバランスを崩した彼女が脚を上げて、太腿がサワッ、て。僕の股間を、軽く掠めてしまったから―。
ッ、ヤバッ・・・!
「?体調悪いの?」
「ッ、いや、大丈夫。ちょっと、お腹が冷えた、だけだから」
シャツを下げるフリをしながら、なるべく自然に下腹部を確かめる。
おい、ヤバい。ヤバいヤバいヤバいヤバいこれはヤバいぞ!?
もしかして―いや、大丈夫!セーフ、セーフだ!
いま、軽くピュッて何かが跳ねたような感覚があったけど―触った感じ、別にそんなベットリ出てる感じじゃない。
たぶん、一滴漏れたかどうかって感じだと思う。
「・・・?わかった。
それじゃ、次、案内して」
「え―あ、うん。あっちに行くと別棟があって―」
アリスに促され、努めて平静を装って思案する。
少しだけ早口になってしまったのはご愛嬌だろう。
取り敢えず。アリスが気づいていないらしい事を悟って、僕は内心、ホッと胸を撫で下ろしていた。
―この時。
アリスの口元に浮かんだ微かな笑みに気づけなかったのが、僕にとって一番の失敗だったな・・・。
108:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:15:14.29 9ENdzxFC
日の短さに気がつくと、冬の訪れを実感する。
アリスに一通り校舎内を案内し終わった頃。
オレンジ色に染まり始めた空を眺めながら、僕は漠然とそんな事を考えて気を紛らわしていた。
校庭からは、野球少年団の生徒達がトンボがけしている音が聞こえてくる。
「・・・で、そろそろいいかな」
「なにが?」
「いや、そろそろ満足したかなって思ってさ・・・」
「満足もなにも無い。まだ扉を開けただけ」
「・・・、・・・・」
そんな黄昏時の校舎の中で。
アリスが最後にどうしても行きたい場所があるというので連れて来て、僕はため息をついた。
・・・いや、別にいいんだけどね。
アレだけさんざっぱら校舎を案内した後で、自分から見たがった唯一の場所が“体育倉庫”って・・・どういう事だよ。
「・・・満足したならそろそろ戻ろうか。鍵掛けなきゃいけないし」
「あれは何?」
「・・・、・・・・」
僕の言葉は華麗にスルーし、アリスが倉庫の奥から突き出ている、長い竹竿を指差して言う。
「運動会の玉入れに使う籠だよ。
実は長さがそれぞれ微妙に違って、色によって少し不平等でもあるんだけど・・・教師連中は、ゲームのフェアさよりも学校予算の方が大事らしいね。
僕が一年生の時から、ずっと同じ籠を使わされてるよ」
「あれは?」
「BF模擬試合用のマット―ああ、大丈夫。
授業では毎回シーツを変えてるから、そんなに汚く無いよ。―見たことない?」
「うん。櫻之宮には、専用の練習場があったから」
アリスは体育倉庫の中に入って、興味深そうに辺りの物をペタペタと触りまくりながら言った。
お嬢様学校から来ただけあって、公立の粗末な施設は逆に珍しいのかもしれない。
僕も体育倉庫の中に足を踏み入れ、アリスが引っ張り出した棒倒し用の棒を刺し戻し、一つ大きく息を吐いた。
・・・ため息だ。
まったく。お嬢様の庶民見物に付き合わされる身にもなってくれよな・・・。
109:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:16:04.36 9ENdzxFC
「・・・質問は以上かな。それなら、そろそろ解散にしようか。
鍵は戻しておくから、君はもう―」
「うん。ところで―」
鉄格子付きの窓から校庭を眺めていたアリスが、振り返って言う。
妙に真面目な表情で、真っ直ぐに僕を見据えながら―。
「パンツ、替えなくていいの?」
―嫌な汗が、流れた。
「・・・あ、はは。何の、話、かな?」
平静を装って、なんとかその一言を絞り出す。
―落ち着け、冷静になれ、動揺するな。
まだバレてないかもしれないじゃないか。何とかごまかせるかもしれないぞ。
硬直する僕の元へ。
アリスが跳び箱から飛び降りて、トンッ、と距離を詰めてくる。
小柄な彼女は、僕よりも少しだけ背が低い。
普通に立っても、僕の口が彼女の額の高さに来るほどだ。
そんな小さな少女は―お嬢様らしい上品さで腰を折って、そのまま、僕の胸の辺りに顔を近づけると、
「・・・ちょっとしか漏らさなかったんだ。
頑張ったね。栗原君は、パンツがドロドロになるまで精液出しちゃったのに」
鼻をひくつかせながら。
ハッキリと、そう言った。
「!?お前、何を・・・」
「栗原君。私の隣の席の男の子。
何回出せるのか試してたら、午前中でとうとう早退しちゃった。
公立の男子なんてこんなものかって思ったけど―良かった。君は少し期待できそう」
アリスが身体を密着させ、上目遣いに見上げながら言ってくる。
―なんだ?コイツ、何を言っている?
そう思った瞬間。
―カチャッ、と。後ろの方で、小さく金属音が鳴った。
アリスが僕の後ろに手を伸ばし、扉を閉めて鍵を落としたのだのだと分かった。
110:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:16:53.98 9ENdzxFC
「ケイ、私とBFで勝負して」
アリスが、真っ直ぐに僕を見つめて詰め寄ってくる。
吸い込まれそうな瞳なんて、可愛らしいものじゃなかった。
アリスの碧色の目には、見ているだけで本当に魂を吸われそうな魔力がある。
「っ、何でそんな―」
「君が嘘をついてるから」
「嘘?」
「うん。私、嘘つきって嫌いなの。
女の子にBFで勝ったって―そんなの、絶対に無理なのに」
アリスは相変わらずの、感情が伺えない表情を僕に向けて、
「何をやったって、男子が女子に勝てるわけないもの。
女の子はみんな知ってるよ。
男の子がどうしようもなく弱いから、手加減して、プライド傷つけないように立ててあげて、なんとかバランスを取ってあげてるの。
―特に性ことで女の子に勝てる男子なんて、居る筈がない」
今までの無口が嘘のように。
まくし立てるように、そう言ってきた。
・・・おい。おい、ちょっと待てよ。
やっと何か喋り始めたと思ったら、いきなり喧嘩を売るにも程があるだろ。
反射的に眉をひそめる僕をよそに。
アリスは、トンッ、と。ステップで軽く距離を取って、
「―私とすれば、すぐに分かる」
―服を、脱ぎ始めた。
ファスナーが下りる音。アリスのワンピースが抵抗なく、ストンと床に落ちていく。
シューズと靴下を脱ぎ、下着が床に落ちると、一糸纏わぬアリスの裸身が顕になった。
オレンジ色に染まった体育倉庫で。
格子窓から差し込む夕日に照らされて。陶器のように白い素肌に、艶かしい陰影が浮かんでいる。
「ッ!?」
―瞬間。
ゾワ~ッ!と。全身の産毛が、一気に粟立つのを感じた。
この子は―ヤバい。
千夏みたいに、男を釘付けにするバストを持っているわけじゃない。
平坦な胸なんか、それこそユウナと五十歩百歩だろう。
でも・・・アリスの身体は、見ているだけで男の官能を呼び起こすような、どうしようもなく扇情的で、官能的な色気を漂わせていた。
111:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:23:04.37 9ENdzxFC
女児特有の膨らみかけの乳房に、幼さに女性の魅力が混在した肢体の造形。
華奢で、無駄な肉付きの無いスレンダーな体型に―そして何よりも目を引く、理想的としか思えないバランスで伸びた美脚。
アリスの身体は、全てが男を狂わせる為に存在しているとしか思えないほど―。
全てのパーツがあまりにも蠱惑的で、淫靡で、そしてエロティックだった。
もしもこの世界に、淫魔なんてものが居るとしたら―。
きっと、こういう姿をしているのだろうと思った。
「ケイ、勝負しよう」
顔色一つ変えない無表情で、幼い淫魔は誘ってくる。
逃げようとは、思えなかった。
一瞬でもこの子に背を向けてしまったら、僕は最期だ。
あっという間に組み敷かれ、枯れるまで精を吸い尽くされる―。
男としての本能が―そう、確信してしまったから。
他に選択肢なんか無かった。
僕は言われるまま服を脱いで、正面から彼女に向かい合った。
そのままお互いに歩み寄って―先ずはどちらからとも無く、唇を重ねる。
「―ッ」
瞬間。あの性の中枢を直撃するような、官能的な香りに目眩がした。
勘違いじゃない。アリスの匂いは、やっぱり嗅いでいるだけでも男を狂わせる。
呼吸するたびに、まるで愛撫されているみたいに股間が疼いて、あっという間にペニスが限界まで勃起していくのを感じた。
―落ち着け、大丈夫だ。
こんなの嗅ぎ慣れた、ただの女の子のいい匂いじゃないか。
そう、そうだよ。いくら可愛いくて、どうしようもなく良い匂いがしたって、この子も同級生の女の子。
いつも授業でやってきた通りにやれば―、
112:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:23:40.26 9ENdzxFC
「ん。キス、上手いんだね」
アリスが唇を離して、吐息の掛かる距離から僕の表情を観察してくる。
ふと、睾丸の辺りに違和感があった。
これは―太腿か?アリスの脚が、ふよふよと、僕の睾丸を上下させているのが分かる。
なに、を―
「・・・でも、終わり」
そう思った、瞬間。
―ぴゅっ、と。あまりにも、呆気無く。
僕の股間から、何か液体が溢れ落ちたのが分かった。
「・・・、え?」
訳が分からなかった。
だって、まだイッてない。
射精特有の、あの突き刺さるような絶頂感なんか、僕はまだ何も感じていない。
なのに―アリスの膝に、軽く睾丸を持ち上げられた瞬間。
僕のペニスからは、先走りのように少量の精液が、糸を引きながらアリスの太腿に迸っていた。
なん、で・・・、
「何を驚いた顔してるの?」
アリスが、涼しい顔で言う。
「射精は輸精管を通った精子が、前立腺液と混ざって飛び出すだけの現象。
そんなに勃起した状態で陰嚢を刺激されたら、精子が睾丸から飛び出して、間接的に精液が溢れるのは当たり前のこと」
「・・・ポイントを稼ぐ為の作戦、なのかな?
でもこんな方法で射精させたって、男子に大したダメージは―」
「うん、分かってる。
いくら男子が弱くても、このくらいじゃ倒れない」
アリスは相変わらずの無表情のまま。
でも、微かに唇の端を上げて、
「でも、ここから先は堪えられない」
113:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:24:20.20 9ENdzxFC
「っ!?」
―息が詰まった。
グイッ、と。アリスが美脚を持ち上げて、僕のペニスにグリグリと押し付けてきたから。
柔らかく、そのくせ大理石みたいにスベスベな、触れているだけで暴発しそうなくらい心地良い、アリスの太腿の感触。
それがほんの少しだけ零れた僕の精を、ペニス全体に塗りたくるように動いて―!?
おい、まさか―!
「私の脚に、ちょっとでも精液を出しちゃったら。
男の子なんて、もうどうしようもないもの」
アリスは、当たり前のようにそう言って、
「!?おっ、わぁあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?」
―瞬間、ペニスに凄まじい快感が流れ込んだ。
アリスが、アリスの太腿が、少量の精をローション代わりにして、ヌルヌルと僕のペニスを擦り上げてきたから。
見るだけでもそれと分かった、アリス最大の武器による蹂躙。
一番敏感な粘膜で味わわされると、それは恐ろしいまでの衝撃となって僕を狂わせた。
柔らかく、肌理の細かい肌が粘膜を滑る度に、電流を流されたようにペニスが震える。
ペニスがヒクヒクと痙攣する度に白く濁った先走りが延々と漏れ続け、アリスはそれを潤滑油にして更に滑らかに太腿を擦りつけてきた。
最悪の無限ループが始まった。ヌルヌルが増す度に快感が加速度的に強くなっていって―、しかもそれが終わらない!
気が付いた時には、僕は全身を震わせて、アリスの肩にしがみつくことしかできなくなっていた。
そうしないと、もうまともに立ってもいられなかった。
密着することでアリスの匂いを更に強く感じ、肌の感触が僕を狂わせていく。
でも・・・快感に腰の奥まで神経を犯された僕には、もう他にどうすることも出来なかった。
「軽く撫でただけなのに、もう腰が抜けちゃった?
ケイ、情けないんだね」
アリスがクスリと笑う。首筋に吐息が掛かってゾクゾクする。
反論する余裕はどこにもなかった。
だって、それどころじゃない。
アリスの太腿が、ヌルッ、て、僕のペニスの側面を滑って。
そのまま、膝が折れて股間より下がっていた僕のペニスを。
ムニッて、太腿の間に、挟み込んできたのだから―!
114:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:24:58.61 9ENdzxFC
「んっ!!あぁあぁぁああぁぁあああああああああああああッッ!!??」
あまりの快感に、背筋が反り返った。
なんだよこれっ!
ただでさえスベスベで、そのくせ弾力があって、擦り付けただけで射精感が湧き上がるほど気持ち良かった、アリスの脚が。
今は更に先走りと精液でヌルヌルになって、ペニスに隙間なくネットリと絡みついてきて―っ、嘘だろ!?
これじゃ、まるで・・・!
「・・・イカないの?」
「ぉ・・・ぁ・・・っ」
アリスが聞いてくる。
大げさじゃない。
だってアリスの太腿は―思いっきり手加減をしてくれているときの、ユウナのおまんこと全く遜色の無い感触だった。
あの、いつも「一往復」の練習をさせられる時の、ちょっとでも気を抜くとすぐに精を吐き出してしまいそうになる、あの、ユウナのおまんこと。
っ、思い、出し、た。
そういえば、スマタって。
得意な選手がやると、本番エッチと同じくらい気持いいって話を、聞いた、こと、が・・・、
「もう、そんなにイキそうになってるのに」
アリスが、更に聞いてくる。
―分かってる。分かってるんだよ、そんなこと!
でもイケる訳がないだろ!?
だってお前の脚、ちょっと先走りと精液を漏らしただけで、もうこんなに気持ちいいんだぞ!?
これ以上ヌルヌルになったらどうなるかってことくらい、お前も分かって―
「もしかして―。
我慢、出来ると思ってる?」
アリスは、不思議そうに、
「無理だよ。
だって私のココ、小学三年生の膣と同じくらい気持ち良いもの。
第二次性徴前の男の子じゃ、女の子の膣には堪えられない。君も知ってるはず」
三、年、生―?
これが、三年生の膣と同じ快感だって!?
そんなの―、
「っ、バカに、する、なよ。
いくら、なんだって。そんな、子供の、ナカくらい・・・」
「ううん、無理。
だって五年生のペニスなんて、女の子にとっては赤ちゃんと変わらないもの。
子供のペニスじゃ、女の子の膣には絶対に勝てない。―ほら」
「~~っ、あぁっ!」
アリスが、太腿の締め付けを強くしてきた。
―落ち着け、大丈夫。まだ大丈夫だ。
だってこんなの、今まで僕が何回も「一往復」の練習をさせられてきた時の、ユウナのナカと何も変わらない。
しかもアリスの太腿には、ユウナの名器みたいに奥の壁や、入り口の窄まりがあるわけじゃない。
蠢くヒダの感触が僕を狂わせたり、ヒクヒクが僕の精を搾り取ろうとしてくるわけでも無い。
だったらこのまま、ゆっくり引き抜くことくらい―!
115:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:25:42.94 9ENdzxFC
「・・・、そう言えば」
亀のような緩慢さで、腰を引き始めた僕に。
アリスは華奢な両腕を、抱きつくように僕の腰に回して―、
「ケイ、女の子をナカでイカせたって言ってたね。
じゃあ―、このくらいやっても、大丈夫かも」
僕の必死の抵抗を、打ち砕くように。
そのまま、腰を―
「あっ!?うっわぁぁああああああああああああああああああああ!!!!」
股間を突き抜けた快感に、発狂したかと思った。
だってアリスが―太腿を思いっきり締め付けたまま、ドルフィンキックするみたいに、腰を激しくグラインドさせてきたのだから!
駄目だった。一溜りもなかった。アリスの太腿にカリ首をめくられ、竿を舐め回され、根本に振動を与えられると、もうどうしようも無かった。
腰を引こうとしても、アリスの両腕に抱え込まれて逃げられない。
それどころか腰を押されて、強制的にピストン運動をさせられた。
そして、三擦り半も、もたずに―、
「うっ、あッ!!あ゛ぁああッッ!!!!」
射精、させられた。
擬似的な三年生のおまんこに負けて、あっという間に―。
ダメ、だ。ダメだ、堪えられない!
だっていつもの練習の時だって、全く動かないユウナを相手に、僕はあんなにゆっくり動かすのがやっとだったんだ!
あの感触のまま、こんな風に、女の子に腰まで使われたら―、
「・・・ほら、やっぱり堪えられない」
太腿からポタポタと床に伝う白濁を見下ろして、アリスが言う。
一回射精させられただけで、はっきりと分かった。
コイツの脚は、第二次性徴が始まった女の子のおまんこと同じ、男殺しの搾精器だ。
小学生の男子には、絶対に我慢出来る快感じゃない!
「男の子のクセに、なんで余韻になんか浸ってるの?」
射精後の虚脱感で放心している僕に。
アリスは、涼しい顔で、
「戦う気があるなら、早く引き抜いて。
抜く気がないなら、また射精させるよ」
「っ!?アリ、ス。まっ、て・・・まだ、もうちょっ、と―」
「待たない。射精させる」
「!?うわぁぁああああああああああああああああああああ!!!!」
116:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:26:23.89 9ENdzxFC
また、腰を叩きつけてきた。
それも何度も、何度も―!
大量の精液に塗れて、さっきよりずっとヌルヌルになった太腿を、僕の一番気持ちいい所に擦り付けるみたいに!
堪えられなかった。イッたばかりだっていうのに、アリスの脚の間では、僕は十往復ももたなかった。
女の子の中に挿入しているような快感に性感を高められ、あっという間に精液を搾り取られて―、
「おっ!あ゛ぁぁああ゛ああああああ゛あああああああ!!!!」
しかもアリスは、今度はイッても腰を止めてくれなかった。
搾り取った精液をローション代わりにして、半立ちになったペニスをヌプッ、ヌプッと扱き続けてくる。
その度に全身が痙攣して、また一気に射精感がこみ上げてきた。
そして、あっという間に三回目の射精。
強烈な連続絶頂の余韻が身体中の神経を犯して―とうとうアリスにしがみつく事も出来なくなって、僕は少女の足元に崩れ落ちた。
「ぅ・・・ぁ・・・ぁ・・・」
腰が砕けて、尻もちをついたような体勢で床にへたり込んだ。
精液塗れの床の不快感も、気にしている余裕なんか無い。
焦点が定まらない目を股間に向けると―、僕のペニスは酷い事になっていた。
全部がピンク色にフヤケて、トロトロになって、空気が触れるだけでも感じるくらい、神経が過敏になっている。
ようやくアリスの脚責めから開放されたペニスは―女の子のナカでレイプされた時と、本当に、全く同じダメージを負っていた。
「・・・抵抗、しないの?」
「―っ!?」
その、無防備に晒された、僕の股間の上に。
アリスが、足、を―、
「やめ―あっ!?ああああああああああああああああああああああ!!!!」
乗せて、きたっ!
ヌルゥッ!と、アリスの足がペニスを撫でて、精液を掬い取る。
そして、そのまま。足の指をクパァッと開いて、体液が糸を引く足の指を、僕の亀頭の上に、被せるように―、
「あっ!?がぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!」
ペニスを電撃が貫いた。
うそ、だろ・・・!?足って、こんな風に動くものなのかよ!?
精液塗れの指先が、クチュクチュと音を立てながら亀頭に絡みつく感触が、
まるで、ツブツブのイヤらしい触手に責められているみたいな、気持ち良さ、で、
「我慢しようとするなんて、生意気。
君の思いあがり―踏み潰してあげる」
117:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:27:04.12 9ENdzxFC
唯でさえ敏感になっているペニスを、アリスは一気に攻め立ててきた。
ネコの手のように丸めた指で、亀頭だけを包んでニュプニュプと刺激。
その快感に悶絶したと思ったら、不意に親指と人差し指が開いて、カリ首を挟んでそのまま上下に扱き始める。
「うわぁぁああああああああああああああああああああ!
ひゃ、ぃぃいいいいいいいい!!??」
それも、単純な往復運動じゃない。
指がピタピタとペニス全体に張り付いて、無数の舌や吸盤が這い回っているような。
ペニスが溶けて無くなってしまいそうな、強烈な足責めだった。
あまりの快感に頭の中をぐちゃぐちゃになって、もうわけが分からなかった。
自分の手で扱くより遥かに壮絶で、しかも絶え間なく変化する刺激に、ペニスの神経が狂っていくのが分かる。
その嵐のような快感に、とうとう意識が朦朧とし始めた頃。
アリスの指の間から、間欠泉みたいに、白い精液が勢い良く吹き上がるのを、見た気がした。
「はっ・・は・・ぁっ・・・」
そこで、ようやくアリスが足を止めてくれた。
なんて威力の、アリスの足責め。
まだ勝負が十分も経っていないのに、僕はもう息も絶え絶えだった。
「まだ、意識あるよね」
アリスは、相変わらずの無表情で、
「それじゃ、続き―」
また、僕のペニスに、足を乗せて―!?
「分かった!分かった、認める!お前の勝ちだ!だから―」
「?こんなの、前戯ですらない。
君は私の脚で射精して、倒れただけ。BFにもなってない」
「十分だろ?」
僕は、ため息をつきつつ、
「お前も事前に聞いてたはずだ。
この学校じゃ文部科学省のバカどものせいで、挿入戦が有りになってる。
そして五年生の僕は、同じ五年生のお前に挿入されたら対応手段なんか何も無い。
・・・倒されたら終わりなんだよ。
ここまで足コキで弱らされたら、もう跨られて中に入れられて勝負あり。
だからこれ以上の戦いは不毛。それでいいじゃないか」
更に、肩を竦めて、
「大体、何を勘違いしているのか知らないけど―正直に言うよ。
見ての通り、僕の実力なんか大したものでもないんだ。
千夏を挿入で失神させたっていうのだって、数えきれないくらい負かされた後で、マグレのラッキーパンチが入っただけだったんだよ。
僕の実力は、お遊びみたいな体育の授業でも上の下くらい。
櫻之宮から来たお前に比べれば、全然お話にもならないレベルだよ」
118:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:27:52.23 9ENdzxFC
弁明する僕を、アリスは真っ直ぐに見下ろして観察していた。
夕焼けに照らされる美しい顔は、相変わらずの無表情。
何を考えているのか分からないアリスは、そのまま、
「―嘘。君にはまだまだ余裕がある」
グイッ、と。
僕のペニスに体重を掛けながら、言った。
「っ、嘘なんか―」
「―嘘。君は手加減してる。話に聞いてたよりも弱すぎる。
何で本気をださないの?本気で負けるのが怖いから?」
アリスは少女特有の、柔らかい足の裏をペニスに乗せたまま、
「そっちが本気で勝負しないなら―本気を出すまで続ける」
「グッ!あぁ!?」
グリグリと、僕の腹の上で擦り付けてきた。
足の裏とは思えない、吸い付くような肌の感触に、ペニスがイッた事を忘れたみたいに痺れ始める。
―、ヤバい。
今さら何を言っても、きっとアリスは納得しないだろう。
僕が射精して、射精して、射精し過ぎて気を失うまで、この子は責めをやめないはずだ。
なら―ここで下手に誤魔化すのは、たぶん得策じゃない。
アリスを納得させるには―本当に、僕が本気で勝負するしか無いのかもしれない。
「・・・分かった」
だから、僕は観念した。
今までより、更に一際大きくため息をついて、
「分かった。そこまで言うなら、本気で相手をしてあげるよ。
勝負は金曜日の放課後―ってことでどうかな?」
「逃げるんだ」
「そう解釈するならそれで構わない。
でも本当に僕の“本気”が見たいなら、最低でもそのくらいの時間をくれなきゃ話にならないな」
「・・・」
碧色の瞳が、無感情に僕を見つめてくる。
でも、僕には―、
「―噂通りだね。情報収集。
相手の手の内を調べて荒を探す、姑息なやり方」
僕を見つめるアリスの目には。
どこか挑戦的な、好奇の色が宿っていたように思えた。
アリスは、ペニスから足をどけて、
「わかった。じゃあ今日の分はカウントしない。
精々情報収集にでも役立てて。
・・・分かるのは、何をしても無駄だってことだけだから」
119:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:28:43.07 9ENdzxFC
そして。
僕に立ち上がるように促し、“練習”としての勝負を提案してきた。
僕が十回射精するまでに一回でもアリスを絶頂させれば勝ちという、冗談みたいなハンデ戦。
少しでも情報が欲しかった僕はその提案を受けたのだけど―、
・・・それからの事は、もう思い出したくもない。
僕は、何度もアリスに射精させられた。
身体が触れる度に、何度も、何度も。
赤ん坊の手を捻るみたいに、簡単に―。
「もう勃起しないと思ってる?
あり得ない。私とBFした男の子が、五回くらいで萎えられるわけがない」
イッても、イッても。
アリスのフェロモンを嗅がされるだけで、僕は強制的に勃起させられた。
その度にまた脚で擦られて、簡単にイカされる。
正面から組み合った時には、太腿の擬似おまんこで搾精され、
腰を離してアウトレンジから責めた時には、伸ばされた足にペニスを捕まえられ、扱かれて、
バックから覆いかぶさった時にはバックスマタで挟まれ、強烈な快感と引き換えに腰砕けにされた。
でも―その時までの僕は、まだ幸せだったさ。
「・・・これ以上は無駄。
そろそろ、私からも責める」
アリスが。
ずっと僕に先手を譲ってくれてるって事に、気づいていなかったんだから―!
「―六回目。早いね」
自分から責め始めたアリスは、淫魔そのものの強さだった。
艶かしい美脚が白ヘビのように僕の股間に絡みついて、白目を向く程の快感と共に、気が付いた時には精液を搾り取られている。
「―七回目。そろそろ後が無いよ」
避ける事も出来なかった。
逃げる事も出来なかった。
どんなに足掻いても、防戦しようとしても、ローで足を取られて簡単に倒され、足コキで精を搾り取られた。
「八回目・・・面倒だから連射させちゃうね。
―はい、九回目」
僕がどんな風に動いても。アリスの足は、正確に僕のペニスを捉えてきた。
しかもその度に―必殺。
アリスの脚が股間に触れるたび。
まるで初めからそう決められていたみたいに、僕は必ず精液を搾り取られた。
アリスの足が気持ち良くて、気持ち良すぎて―一回も、我慢なんか出来なかった。
そして思い出したくもない、十回目―。
120:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:29:38.99 9ENdzxFC
「最後は、ちょっとだけ本気で狂わせてあげる」
もう足腰が立たなくなった僕を、ローキックで簡単に蹴り倒して。
アリスが僕の両足を脇に抱えて、爪先を僕の会陰の辺りに押し当ててきた。
っ!これは、まさか―、
「電気按摩。私の必殺技」
アリスが涼しい声で言う。
やだ―いやだやめろ!それだけはやめろ!
女子には分からないかもしれないけど、男にはそれ、本当に痛いんだよ!
「大丈夫。痛くはしない。
―気持ち良すぎて、痛い方がマシだと思うけど」
そう言って。アリスはとうとう僕の股間に爪先を押し込んできた。
電気あんま―実戦で食らうのは二年の秋以来か。
あの痛みを知らない女の子の足が股間を踏み、どんな男でも泣き叫ぶ程の激痛が―こ、ない?
それで、気が付いた。
よく見ると、アリスの爪先は陰嚢の下に潜り込んで、ペニスの下―会陰の部分だけに振動を与えていた。
なんでこんな事を―っ!?
待て―なん、だ、この感覚?
ペニスに刺激がある訳じゃない。
なのに断続的に叩き込まれるアリスの振動が、腰全体にどんどん波紋して。
甘酸っぱい、ジーンとした感覚が、股間の奥にどんどん溜まっていっているような―っ!
うそだろ!?まさか、これって―、
121:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:31:52.14 9ENdzxFC
「ドライは初めて?」
アリスが僕の顔を見下ろし、表情を観察する。
そして、少しだけ微笑んで、
「―じゃあ、絶対に意識なんか保てない」
「っ!」
瞬間、アリスの足が速くなった。
腰全体がジンジンと痺れて、それが身体中の血管を駆け巡っているような感覚。
心臓が破裂しそうなくらい、バクバクと音を立てて収縮を繰り返し、
痺れるような快感で息も出来なくなってしまった唇が、わなわなと震え出して―
「おっ!?わぁああああああああああああああああああ!!!!」
―そして、強烈な絶頂感が脳天を突き抜けた。
イッ、た。射精してないのに、間違いなくイッた。
それも、ただの絶頂じゃない。
精液が一滴も漏れて無いのに、射精より遥かに強い快感に全身が犯される、痙攣するほどの絶頂感。
それは―小学生の男子には強烈すぎて、頭の中が真っ白になってしまうほどの、破滅的な快感だった。
「ぉ・・・ぁ・・・」
たった一回の絶頂にしては、虚脱状態から戻るのに呆れるほどの時間がかかったと思う。
きっと、登りつめた場所がいつもより高かったから、戻ってくるのにその分長く時間が必要だったのだろう。
全身に倦怠感を残しながら、僕の意識はようやく絶頂から戻ってきて―、
「なんで安心した顔してるの。
それ・・・終わらないよ」
「!?あっ!?うわぁぁああああああああああああああああああああ!!!!」
アリスが再び会陰を踏み抜き、前立腺を刺激してきた。
瞬間。僕の全身には、またあの強烈な絶頂感が訪れた。
イッたばかりだったのに―。
それもさっきより、数段強い快感が―!
「マルチプル、入っちゃったね。
君はもうダメ。イケばイクほどイキやすくなって、快感もどんどん強くなってくの。
女の子なら止め方も分かるけど・・・男の子の君じゃ―」
アリスの声が遠い。
心臓が破裂しそうなくらい脈を打ち続けて、身体がどんどん高ぶって、もう止められなかった。
イク。イクのが気持ち良くて、またイク。
しかもそれが、一回ごとにどんどん気持ち良くなっていくんだ。
気持ち良い―気持ちいい!!
射精という放出が無いせいか、快感のレベルが一瞬も下がらず、どんどんどんどん溜まっていく。
うそ、だろ!?これ、どこまで、気持ち良く―!
122:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:32:41.76 9ENdzxFC
「あっ!?ンアッ!?ぁあ!?もう、やめ、てぇっ!!
あり、す~ッ!イッら!もうじゅっかい、イッらぁ!」
「ダメ。だって君、まだダウンしてない。
男の子は女の子と違って、射精しないとダウン取ってもらえないの。君も知ってるはず」
「あっ、あっ!あっ!あっ!んぁああああああああ!!!!」
無情な声が脳に響く。
アリスの足が会陰を踏むたび、全身が甘く、蕩けるように痺れて、僕は女の子みたいに喘いで、のた打ち回った。
ダメ、だ。気持ちいい。気持ちいい!アリスの、足が、
「もうイキっぱなし。声も聞こえてないね」
気持ち良くて、
気持ち良、すぎ、て―、
ダメ、だ。ダメ、もうダメ。もう限界。壊れる。もう壊れる!
イキすぎて、射精より強い快感でイキっぱなしで、
これ以上は、身体が、心が、本当、に―、
「いいよ、壊れても」
「んあ!あ゛!?ダメェェエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!」
全身が雷に撃たれたみたいに痙攣して、背筋が弓なりに仰け反った。
電気按摩の振動と痙攣、そしてドライ絶頂の強烈な快感で、ガクガクと震える視界で。
汚らしい体育倉庫の天井が、花火みたいにバチバチと光っているのを見た。
それは、いつもユウナのおまんこに壊されてる時とは、明らかに違う。
アリスの脚一本で叩きこまれた、甘い痺れに全身の神経を蕩かされたような。
男としての心が犯されたような、壊れ方だった。
「アヒ・・・あ、あぁ・・・」
半分以上壊れた意識で。
古い映画でも見ているような感覚で、僕はその光景を眺めていた。
快感が強すぎて、逆に射精も出来なくなってしまったからか。
ペニスはビクビクと痙攣するだけで、もう一滴の精も出そうとはしていなかった。
アリスが僕の顔の前で、パタパタと手を振っている。
そのまま数秒―数分?―数時間?手を振っていたところで、アリスは直ぐに―やっと―手を戻して、ため息を吐いた。
123:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:33:16.08 9ENdzxFC
「・・・やりすぎちゃった。
ドライ童貞の子に十分もしたら、やっぱり精神壊れちゃうよね。うん、反省」
淫魔のように淫靡な少女は、そのまま僕から離れて行く。
赤黒く明滅する視界の中で。
少女は脚に付着した大量の精液を、面倒臭そうに靴下で拭き取っているようだった。
そして服を着ようとして―ふと、思い出したように、
「十回目、まだだったね。・・・はい」
精液塗れになったその靴下を、ポトッ、て。
僕の、顔の、上に―、
「ア゛ッ!?、ア゛アア゛アア゛アア゛アアア゛ッッッ!!!!」
目の前に、火花が散った。
精液の匂いに混じって、ほんの少しだけ香ったアリスの匂い。
その微かな香りに反応して、ペニスがビクゥッ!と跳ね上がったのが分かった。
射精以上の快感に延々と晒されて、逆にイクことすら出来なくなっていたペニスが、アリスのフェロモンを染み込まされて、強制的に暴走させられたみたいに―。
射精が始まった。
強烈な快感と共に精液がビュービューと漏れ続けて、もう止まらなかった。
アリスの足が気持ち良すぎて壊れてしまった僕には、もうそれすらよく分からなかったけれど―。
「―金曜日、楽しみにしてる。逃げないで」
服を着直したアリスが、素足にシューズを履いて去っていく。
ペニスが発し続ける快感と、お腹がドロドロに汚れていく不快感と、顔の上に残ったアリスの残り香だけを感じながら。
心と身体に限界がきた僕の意識は、そこでゆっくりと薄れていった―。
124:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:34:51.11 9ENdzxFC
それが、二日前の出来事。
場所が体育倉庫だったのは幸いと言うべきか。
あの後鍵が戻っていない事に気付いた桜先生に発見され、僕はすぐさま病院に運ばれた。
ユイさんが治療に当たってくれたお陰か、命に別状はなかったものの・・・、
アリスの足で連続ドライを叩き込まれたダメージは予想以上に重く、僕はこの二日、ベッドから一歩も出歩けない身体にされてしまっていた。
応急処置が遅れたのがマズかったな。
ユウナが名器で割と本気で犯してきたときとほぼ同じ容態、と言えば、僕の受けたダメージのほども分かるというものだろう。
桜先生によると、発見時。体育倉庫の床は真っ白に染まり、僕はアリスの匂いを嗅ぐたび、まだ精液を垂れ流していたそうだ。
「お友達とは、仲良くしないと行けませんよ~」
意識が戻った僕から事情を聞いて、桜先生が僕に言ったのはそれだけだった。
先生としてはどうやら、今回の件をどうしても“生徒間の私的な喧嘩”という形で処理したいらしい。
事情はともかく、仮にも登校初日の転校生と揉め事を起こしたのだ。
何かお咎めがあると思っていたから、正直拍子抜けしたけれど―、
アリスの素性を調べ、ある程度把握した今となっては、下手に触れたくないという桜先生の気持ちも理解は出来た。
まだ殆ど握力のない手を持ち上げて、タブレットの画面をスクロールする。
そこには、櫻之宮に居た頃のアリスのプロフィールが詳細に表示されていた。
今世紀初頭より大分緩くなったとはいえ、小学生の個人情報を得るのはまだまだ難しい。
それでも僕がアリスの情報を得られたのは―一重にユイさんの力と、アリス自身の有名さによるところが大きかったと言える。
櫻之宮学園と言えば、文武両面に死角が無いことで有名な学校だ。
その校風には、元お嬢様学校という単語から連想されるような軟弱さは全く無い。
中学、高校、大学に進むにも学内の試験を突破しなくてはならず、そのくせ中高では各種部活が軒並み国体やインターハイの常連ときている。
才能のある生徒は、早い内から上の等部の生徒と共に練習に参加出来るという指導方針が功を奏しているのだという。
―勿論、BFも。
125:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:36:03.06 9ENdzxFC
調べている内に、更に驚くべき事実が発覚した。
去年から中等部の部活でBFを練習している小学生の名簿には、なんとアリスの名前があったのだ。
道理であまりにも強すぎると思っていたら―彼女は僕たちみたいに、体育でお遊びみたいな練習をしている素人では無かったのだ。
今年の夏にはリトルの全国大会にまで出場したらしい。
・・・まったく、我ながらとんでもない子に目を付けられたものだと思う。
そのお陰でこうしてスペックやプロフィールの入手が容易になったのは、まあ皮肉と言えば皮肉な話ではあるが―、
調べれば調べるほど、僕はアリスの恐るべき実力に戦慄するばかりだった。
目を引くのは驚異的なダウン率を叩き出す、スマタや足コキを中心とした足技に―特に男子の射精回数の少なさと、失神KO率の異常な高さ。
女子の絶頂回数:0回
男子の絶頂回数:0回
決まり手:電気按摩
結果:男子の失神KO
・・・中にはこんな、明らかに別の現象を連想してしまいそうな記録まであったくらいである。
でも―実際に味わわされた今なら分かる。
アリスのこの戦績を支えているのは、明らかにあの、電気按摩を駆使した連続ドライ戦法によるものだ。
驚異的な失神KO率も納得出来る。確かに、アレに堪えられる男なんか居やしないだろう。
そもそもアリスが、こうして櫻之宮からウチに転校してきた理由からして―、
「・・・参ったな」
思い出すだけでも鬱になりそうな資料を頭の中から追い出して、僕は深く溜息をついた。
・・・参った。今回ばかりは、本当に勝てないかもしれない。
僕は今まで、テストもスポーツもbfも、全部ゲームと一緒だと思っていた。
一見不可能に見える物は、全部そう見えているだけ。
実際にはヒントが隠されているだけで、注意深く探して観察すれば、どこかに必ず正解がある。
その正解さえ見つければ、どんなゲームだってクリア出来る―そう、思ってきた。
でも・・・いま僕が相手しているあの子には、果たして正解なんてものがあるのだろうか?
タブレットを操作し、ダウンロードが終わった動画を再生する。
それは、関東予選でのアリスの一試合だった。
少々荒い画像の中では、十代かどうかも怪しい小柄な少女に、中学生ほども体格のある男子が掴みかかろうとしている。
本職の柔道選手にも劣らない動きでアリスの腕を取ろうとしたその男子は―しかし異常な伸びを見せたアリスのローで足を取られ、子供のように蹴り倒されてしまった。
・・・もう見ていられない。
断末魔のような男子の絶叫を停止ボタンで切り、僕は今しがた見た会場の光景を鮮明にイメージした。
頭の中で男子選手と自分を入れ替え、シミュレートを開始する。
結果は―やはり、惨敗。
格闘系を強みにした本職の男子ですら、立ち技でアリスには太刀打ち出来なかったのだ。
僕が付け焼き刃の柔道技や合気道技を使ったところで、全く通用しないと考えていいだろう。
千夏のように立ち技で付け入る隙は、少なくともアリスには全く無い。
126:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:44:53.27 9ENdzxFC
全国区の女子BF選手は、向かい合っただけでも男に射精感を催させるという。
数え切れないくらい男の精を搾ってきたことで、身体が男を狂わせる為に最適化されているから。
男は向かい合って、甘い体臭を嗅がされただけで、滲み出るフェロモンに圧倒されて、どうしようもなくなってしまう。
都市伝説だと思っていたけど―、アリスの雰囲気は、正にそれだ。間違いなく小学生トップクラスのBF選手。
・・・まったく。あんな淫魔みたいな女の子と、一小学生の僕がどうやって勝負すればいいのやら。
もういっそのこと。こんな勝負なんて適当に投げて、それで本気でしたってことにすれば・・・、
「・・・、搾り殺されるな」
相手は全国区の実力者だ。僕の手抜きなんか一発で見破ってくるだろう。
・・・まったく。どうして僕の周りには、こう扱いにくい女の子しか寄り付かないのやら。
いや、まあ。女の子はそもそも扱いにくいものだって言われたら、それまでだけどさ。
ダウンロードが終わったのを確認し、次の動画を再生する。
新たに表示されたタブの中では、ボクサー体型の男子選手がアリスの太腿に一物を挟まれ、白目を向きながら精液を吐き出し続けていた。
五分ともたずに担架で運ばれていった男子選手に、心の中で合掌をしながら。
幾度めか分からないシミュレートを開始するために、僕は静かに目を閉じた。
127:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:45:34.75 9ENdzxFC
何時間か眠っていたらしい。
微睡みの世界から戻ってきた僕が最初に感じたのは、サポートテーブルの上で鳴るスマートフォンのバイブ音だった。
少しだけ力が戻ってきた手でそれを掴み、画面を見る。
そこには愛すべき我が悪友の名前が、午後を告げるデジタル時計の表示の下に、呑気に眠っていた僕を急かすように白く浮かび上がっていた。
『ケイ!ケイ、大変だ!ユウナがいねーんだよ!』
通話をスワイプした瞬間、息も荒く叫ぶ健吾の声が鼓膜を叩いた。
・・・、落ち着け。頼むから落ち着いてくれよ、健吾。
そっちは昼休みの筈だろ?
そんな大事な話―伝える前に先生に見つかって、その携帯を取り上げられたらどうするつもりだよ。
健吾が落ち着くには、五分程の時間を要した。もどかしい時間だった。
そして―健吾は、僕が居ない学校で起きた出来事を話し始めた。
今日の午前中の話だ。
健吾によると、今日の体育はBFの模擬戦が行われたらしい。
ちゃんと審判係が入ってポイントを競う、実戦形式の練習だ。
その中で―アリスは、四組の福部君と当たった。
一年生の頃から空手をやっていて、体格も良く、僕の知っている限り五年男子でも一二を争う実力者だったが、
結果は勿論―、
『試合形式はワンノックダウン。男は先に一回射精したら負けっつー、あのルールだ。
それで、アリスがよ―』
分かってる。勝敗なんか初めから分かりきってる。
いくら学年トップクラスの実力者と言っても、所詮は体育での話。
全国区のBF選手であるアリスに、勝てる道理はどこにも無い。
問題だったのは―その、試合内容の方だった。
128:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:47:39.58 9ENdzxFC
アリスは、相手の男子を射精させなかったのだという。
試合前にどんなやりとりがあったのかなんて、僕たちには分からない。
分かるのは、アリスがお得意のローで福部君を蹴り倒した後、あの電気按摩で延々とドライ絶頂を叩き込み続けたという結果だけだ。
泣き叫び、許しを乞い、まともに言葉も喋れなくなってしまった少年を、更に快感で狂わせ続けながら。
無数の生徒の目の前で、ダウンすら許さず、完全に壊れて失神するまで、ずっと―、
『その試合の悲惨さっつったら―いや、試合なんてもんじゃないな。
ハッキリ言う。あれはレイプだった。
ルールには触れてねーから、先生も止めるに止められねーでよ・・・』
健吾は、どこか余裕の無い声で続ける。
『それで、完全にぶっ壊れちまった福部を足蹴にして、アイツ言いやがったんだよ。
「何でみんな手加減してるの?ちょっと本気出せば、男の子なんて誰も女の子には勝てないのに」って。
俺はつい、ケイが居れば分からねーって言っちまったんだが―」
―、なるほどね。
その後の展開は、もう分かった。
『アリスの奴、しれっと答えやがったんだよ。
「ケイじゃ無理。私の足で簡単に壊れちゃった。今ごろ病院のベッドの上」ってよ。
・・・お前、桜先生とユウナの姉貴にも口止めしてただろ。
それで俺もユウナも、お前のこと全然知らなくて―あんなに悔しそうなユウナ見たの、久しぶりだったぜ』
唇を噛んで俯く、ユウナの顔が浮かんだ。
変な所で真面目なアイツのことだ。
きっとこの二日で、僕が適当に誤魔化しながら打ち込んだLINEの内容でも思い返していたんだろう。
それに気づけなかった自分を、アイツがどう思うか。
五年間同じクラスだった僕は、誰よりもよく知っている。
『でよ・・・その時、アイツ。ポツッて言ってやがったんだよ。
「許せない。アリスちゃんも、ケイくんと同じ目に合えばいいよ」って』
ああ、分かってる。
その許せないはアリスに対してが三割。残りの七割は自分に対してだ。
あの日、ユウナは僕を残して先に帰った。
こういう時少なくない責任を感じてしまうくらい、アイツは要領が悪いやつなんだ。
それが分かっていたから、僕は桜先生とユイさんに口止めを頼んだ。
この二日間だって、ずっと金曜日までバレないことだけを祈り続けていたんだ。
でも運悪く、それがバレてしまったとしたら―、
「・・・靴が、無いんだね」
『―あん?』
僕は、健吾に訊く。
129:名無しさん@ピンキー
13/10/24 23:48:58.22 9ENdzxFC
「木板を踏む音とボールが跳ねる音が聞こえた。
お前が今居るのは昇降口だ。
そしてさっきの、電話を取った瞬間の荒くなった息。
ユウナの様子がおかしかった事を心配したお前は、靴箱に二人の靴が入っていない事に気が付いた。
人一倍体力があって、行動的なお前のことだ。
電話が掛かってきた、昼休み開始から十五分っていう時刻を考えれば、たぶん校庭を隅から隅まで走り回って二人を探したんだろう。
でもどこにも見つけられなかった。
だからこっちに何か連絡が入っている可能性を期待して、僕に電話を掛けてきた―違うか?」
「――」
健吾が無言の肯定を示す。
僕は、ユウナの行動について考えた。
ユウナは―昔から、やると言ったらやる奴だった。
公園で可愛がってた野良犬が不良が捨てた鶏の骨が原因で死んでしまった時なんか、たった一人で駅前でたむろしてる連中の所に殴りこみに行って、フォローに随分と手間を掛けさせられた。
―アリスも僕と同じ目に会えばいい。
もし本気でそう思ったのだとしたら、アイツは誰がなんと言おうともやるだろう。
問題は―それは、どこでだ?
勿論、第一候補は学校だ。でも、健吾によると学校にはユウナは居ないという。
これはアリスの提案だろうか。アリスは体育倉庫で僕を病院送りにした直後なのだ。
学校内では目を付けられている可能性が高いし、人目の付かない場所に行こうとすれば逆に目立つ立場にある。
だから、二人は学校の外を選んだ。
問題は、それがどこなのかという話だ。
平日の昼間に学校を抜けだしているんだ。目立つ大通りは通れない。
だったら―まず、南は無い。二上小の南はすぐに商店街だ。
近くには交番もあるし、女子小学生が二人で歩いていたらまず間違いなく補導される。
目ぼしい施設が無い東の団地も除外。事が事だ。屋外はあり得ない。
一番可能性があるのは、学校からは裏道だけで行ける西の公民館か?
―いや、駄目だ。
仮に公民館に辿り着いたとしても、その先が繋がらない。
平日の昼間に女児二人で、公民館の多目的室を不審がられずに借りるのはまず不可能だ。