【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B11Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B11F - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
13/07/27 18:07:39.16 90Razd/I
>>1
スレ立て乙
落ちていてびっくりした

3:名無しさん@ピンキー
13/07/28 14:13:41.20 NzbFdJ0+
スレ開いたら落ちてたw

4:名無しさん@ピンキー
13/07/28 15:28:22.75 1FjtpXJh
頭巾ソド子と金ソドで一本。短いのにまだ途中で申し訳ない

月明かりの中で
URLリンク(www50.atpages.jp)

5:名無しさん@ピンキー
13/07/31 23:22:02.51 RdwESUFO

二人ともかわいい

6:名無しさん@ピンキー
13/08/01 02:39:25.66 I3u50KtX

アーサーと各種お姉さんの話が読みたいです

7:名無しさん@ピンキー
13/08/02 13:15:49.15 AbIGag3p
ハイランダー一人でシリカと樹海探索に行って延々とセクハラしたい

8:名無しさん@ピンキー
13/08/07 NY:AN:NY.AN iwf5e1r1
というかあの依頼あらゆる面でかなりやばいよな。安全にへの関心弱すぎる

9:名無しさん@ピンキー
13/08/16 NY:AN:NY.AN 8skKJZBU
小さい方でいいからドリカちゃんやシリカちゃんがお花摘む話が読みたいな

10:名無しさん@ピンキー
13/08/20 NY:AN:NY.AN Cnc5zrME
ほしゅ

11:名無しさん@ピンキー
13/08/31 NY:AN:NY.AN d2R4xt/P
そのうちまた落ちそうだな

12:名無しさん@ピンキー
13/08/31 NY:AN:NY.AN fke9xf9Q
この板即死判定ってあったっけ
勢いなら0.1以下のスレが50くらいあるような

13:4
13/09/01 01:44:05.94 q77/OplJ
頭巾と金ソドのを終わらせました

URLリンク(www50.atpages.jp)

14:名無しさん@ピンキー
13/09/04 11:52:27.37 8/YenA8Z


15:名無しさん@ピンキー
13/09/04 23:33:46.64 BhzLFtBC
前半と後半とで文章密度に大分差があるような…
ともかく完結乙

16:名無しさん@ピンキー
13/09/13 23:50:59.86 lf3N6gbv
h

17:名無しさん@ピンキー
13/09/18 18:16:58.66 noRWVNdL
ラクーナさんの「逃がさないわよ♪」ってえろいな。
普段ぴりぴりしてるサイモンくんをリードしてやるとかおいしいかもしれない

いやおねショタ派だからアーサー推しだが

18:名無しさん@ピンキー
13/09/23 21:41:16.95 ZQtc5Py8
ふぅ…

19:名無しさん@ピンキー
13/09/29 22:11:04.73 E3kpxagz
金ソド(♀設定)が樹海のモンスターにあんな事やこんな事をされて最後には出産までしてしまう





と言う展開だけ考えた

20:名無しさん@ピンキー
13/10/01 05:43:33.69 LjKCc4b+
そういやカスメってNTRに向いてそうだよな

21:名無しさん@ピンキー
13/10/03 20:27:12.27 519uNQOw
ハイランダーが出てくるときって汎用ネームみたいなのあるかな

22:名無しさん@ピンキー
13/10/04 06:47:36.21 co0SCegL
ヴァーさん

23:名無しさん@ピンキー
13/10/04 07:24:44.64 WtCYjIEC
ヴァーがいいと思うがさん付けと様付けには向かない

24:名無しさん@ピンキー
13/10/05 00:15:45.80 DcYV0BMC
ヴァンでもいいんじゃよ

25:名無しさん@ピンキー
13/10/05 18:15:22.88 WTUTAuKY
雑誌とかの記事でなんて名前になってたっけ
アトラスとかだっけ

26:名無しさん@ピンキー
13/10/05 19:30:40.75 Fa/9pDlX
ハイランダーは要らんだー

27:名無しさん@ピンキー
13/10/06 01:25:33.64 mtdhSgA2
>>25
名前欄は「主人公」になってたような記憶

28:ユリスキー ◆H2Dl8U6Qiw
13/10/08 16:26:40.68 x6DWCMmq
お久しぶりですユリスキーです。
新作『悪虐の姫と暴虐の終宴(仮題)』を書き始めるにあたって、前作の加筆修正をしてみました。
修正が入っているのは後編だけですがよかったら前編も併せて読んでみてください。

悪虐の姫と暴虐の宴 前編
URLリンク(www50.atpages.jp)
後編
URLリンク(www50.atpages.jp)

新作はかなり長い話になりそうなので完成まで1ヶ月以上掛かりそうです。
来月中には完成させるつもりなのでしばらくお待ちください。

29:ユリスキー ◆H2Dl8U6Qiw
13/10/08 16:36:34.54 x6DWCMmq
なんかURL間違えたっぽいので修正…

前編
URLリンク(www50.atpages.jp)
後編
URLリンク(www50.atpages.jp)

これで合ってるはず…

30:ユリスキー ◆H2Dl8U6Qiw
13/10/08 16:46:58.73 x6DWCMmq
まだ間違ってました…

前編
URLリンク(www50.atpages.jp)
後編
URLリンク(www50.atpages.jp)

これでダメだったら一覧から探してください…
なんかもうダメダメだ…

31:名無しさん@ピンキー
13/10/20 17:00:13.70 v1F/jZvQ
h

32:名無しさん@ピンキー
13/11/03 02:10:22.40 gA4fRMGU
おう

33:ユリスキー ◆H2Dl8U6Qiw
13/11/26 17:16:55.02 cRzCKGWY
こんばんは、ユリスキーです。
新作が完成したので投下します。
>>30に輪をかけてハードというか悪趣味な内容なのでご注意ください。

悪虐の姫と暴虐の終宴 前編
URLリンク(www50.atpages.jp)
中編
URLリンク(www50.atpages.jp)
後編
URLリンク(www50.atpages.jp)

とりあえずこれで手持ちのネタは出し尽くしました。
また何か新しいお話が浮かびましたらお会いしましょう。
それでは。

34:名無しさん@ピンキー
13/11/27 14:36:50.17 yYhCyXik
GJ 耐える心を捨てない姫様かわいい

35:名無しさん@ピンキー
13/12/01 08:46:22.49 Vo3ImR+l
混乱でパーティ皆殺しにしちゃって二人だけ残って失意の中云々ってのはどうかな

36:名無しさん@ピンキー
13/12/01 14:26:26.27 ouiynR12
書くがよい

37:名無しさん@ピンキー
13/12/09 22:08:34.47 +zQkJJXS
ツスクルに犯されてロリコン化する赤ソド…

38:名無しさん@ピンキー
13/12/13 19:38:31.91 u2dw/qG8
メディ子は特典テレカかなんかのが色っぽかった

39:名無しさん@ピンキー
13/12/17 03:14:08.43 Zs5ja9O6
ししょーは特典CDかなんかのが色物っぽかった

40:名無しさん@ピンキー
14/01/03 20:43:48.94 f/kV6/S5
h

41:名無しさん@ピンキー
14/02/07 20:15:49.92 k6qoMF3y
o

42:名無しさん@ピンキー
14/02/14 22:49:21.21 8oOX4UoY
m

43:名無しさん@ピンキー
14/02/18 01:01:21.97 guLo1AhY
u

44:名無しさん@ピンキー
14/02/26 16:26:37.39 usJ2ZsVU
イラスト的にはⅣがブヒれますよね。
ということでⅣ書いてまーすブヒ。
ひむかいさんはあんまりフトモモ描かないよねーブヒ

45:44
14/03/05 12:12:13.68 MXhkl1Ss
というわけで投下しますビフ。
あしまった逆だったブヒ。



★ソードガールの受難

ギルド「トライチャージ」

クレア・ソド♀1 LV7
ネル・・スナ♀1 LV5
リカ・・メデ♀1 LV6



Scene 1

~碧照の樹海 1F~

「んあっ、はっ、あぅ、んん……」

 ……それはおもわず眼を背けたくなる光景ではあるがさしてめずらしいことではない。
 森の破壊者がソードマンの少女を嬲っているのだ。
 また少女のほうも森の破壊者に合わせるようにして腰を振り、快楽を享受しているように見受けられる。

「ひぅ…はぁ! あぅ、あぁっ、やぁ!!」

 涙と涎を垂らし、全裸に近い恰好で犯されながら、少女は後悔していた。

(……なんで……もっと慎重になれなかったんだろう)



Scene 2

「……この木には魔物を引き寄せる性質がありますね」

 メディックの少女・リカが眉間にしわ寄せつぶやく。

「じゃあここにいればいい修行になるね!」
「いやいや、今の我々のレベルでは離れるのが普通かと」
「……死んだら何も残らない」

 ソードマンの少女・クレアの短絡的な発言に、リカとスナイパーの少女・ネルが落ち着いた突っ込みをいれた。

「あ、あはは……だよね。うん、知ってた」
「……脊髄反射的な発言、ダメ、絶対」

 後頭部をかいて苦笑いするクレアにネルはジト目をむける。

「ともかく、慎重になりすぎるということはありません。我々は迷宮初心者。何が起こるか分かりませんから、ゆっくり歩を進めていきましょう」

 リカが明確な意思を感じさせる発言でその場をまとめ、二人はうなずいた。

46:44
14/03/05 12:13:58.47 MXhkl1Ss
Scene 3

(……せっかくリカが忠告してくれたのに、私は……)

 そのリカとネルはともども帰らぬ人となり、自身は獣にレイプされている。
 こんなことってあるんだろうか。
 クレアはどれだけ自責の念にかられても無意味な気がしていた。

「んあっ、はぅっ、ひゃぁん!! ……ふ、あ?!」

 ビクン、と自分の肢体がわななくのがわかる。
 獣の逸物によって犯され、感じ浸り、あまつさえイかされそうになっている。
 認めたくなかった。

「ひいっっ!? い、いやっ、いやぁ!! あうぅぅぅ!!」

 自身の鼓動や快感とともに、森の破壊者も激しく腰を振りはじめた。
 少女のあえやかな嬌声と、獣の陰茎が淫靡に出入りする濁音が、のどかとも言える景観の樹海にひびきわたる。
 もう昇りつめてゆく気持ちを抑えようがない少女が、人としての尊厳をすてて喘ぎ、恍惚の表情をあらわにした。

「ひゃう! ……はぁぁぁあ! んあぁっ!! ……ひやあぁぁぁんんッ!!」

 魔物の巨躯にガシっと抱きついて瞑目し、至高の快楽を得たクレア。
 魔物より先に絶頂した証左に、いまだ陰茎が挿入っている膣口から愛液が漏れでてきた。

 ドプッ!!

 そして森の破壊者もすぐに射精する。
 溢れんばかりの濃厚な白濁液がクレアに注がれ、人間が排出するのとは比にならない量が二人? の足元にこぼれだした。

「あぁぁぁあ…………あ、あつふい……あつひよぉ……」

 だらしなく開いた口からは……よだれとともに、だらしなく愉悦にみちた声が洩れだしてきた……

47:44
14/03/05 12:15:30.11 MXhkl1Ss
Scene 4

 メキメキ……ドシャア!

「ひ、ひぃ!」
「く……」

 だから近づくなって言ったのに―と言いたげに天を仰ぐリカ。
 見事に破壊された丸太を踏みしめて、恐ろしい巨熊の魔物が姿をあらわした。

「に、逃げよう! 早く!」

 ネルもリカも事の発端であるクレアのセリフにわずかの間、眉目を歪ませたが……

「あとでちゃんと話しあいますからね、クレアさんの処遇については」
「……今は詮無い」

 そこはそれ、一瞬で切りかえた。

「―って、こいつら! どけやクソがッ!」自然と出るリカの悪罵。

 熊に背をむけ逃走をはかる三人の眼前には、森ネズミとボールアニマルが二匹づついたのだ。
 クレアは鬼気迫る顔で森ネズミにリンクフレイムをぶつけ、そこにネルの放ったロングショットが命中し一匹討伐する。

「………………」

 後悔だけはしたくなかったクレアはすぐに後方をふりかえり、仲間の無事に安堵し、単騎で森の破壊者へ駆けていった。

「ちょ、っと! クレアさん!?」
「ちっ……」

 驚きうろたえる仲間を横目に、クレアは盾を振りかぶって熊の腕めがけておもいっきりぶつける。
 熊は予想外の攻撃にややひるんだようにもみえたが、次の瞬間、ふたりは驚愕した。

 ドフッ……ガシャッ

 にぶい音がしたかと思えばクレアの身体が宙を舞っており、そこらの草木の中に姿をけしたのだ。
 まさに一瞬の光景であり、おおよそパワーブレイクの効果など感じることはできなかった。

「……ブツブツブツ(あんの猪突猛進野郎が……くそ……こんなところで死んでたまるかよ……)」
「クレア…………」

 リカとネルはそれぞれショックをうけたが、そのいとまは殆どあたえられない。
 森の破壊者が大きな咆哮を上げ、ふたりに鋭い眼光をさしたのだ。
 それは二人の戦意を喪失わせるには十分であったが、絶望に身を任せることは冒険者としての矜持が赦さなかった。

「……ネルさん、どちらが封じやすそうですか」
「…………脚を封じる」

48:44
14/03/05 12:17:59.92 MXhkl1Ss
 スナイパーの少女は低い声音で断言する。

「……とにかく、逃げよう。今は命を最優先に行動しないと」
「分かりました―ふんっ!」

 すぐ傍までせまってきていた森ネズミにへヴィストライクを叩き込み、その隙に二匹のボールアニマルの襲撃をうける。
 いまは多少の負傷に構っているヒマはない。

「………………」

 ずん、ずん、と無造作に接近してくる破壊者に戦慄を覚えつつ、ネルは腕に比べると細い脚めがけて矢を奔らせた。
 レッグスナイプはしかし、失敗した。
 両膝や脛ではなく大腿部に刺さってしまったのだ。
 ネルの面からさっと血の気が引いた。
 死を覚悟し、瞼を閉じる。
 ……しかし、一向にその瞬間は訪れない。
 嫌な予感はしたが、ゆっくりと眼を開ける。

「…………―ッ」

 言葉にならない。
 このような光景を両眸にうつす覚悟はできていたはずだった。
 リカは、胴体を真っ二つに裂かれ、惨たらしく殺されていた。
 生々しく肉をひきちぎる音も聞こえていた。
 ネルの双眼には自然と涙が溜まっていた。

「……がああぁぁアアアァ!!」

 少女は、ふだんの物静かな様相をかなぐりすてて吠え、弓を引きしぼった。
 されどその矢を放つことはかなわず。

「あ…………」

 武器を弾き飛ばされた事実に呆けたあとには、衝撃が待ちうけていた。
 熊の爪は少女の首に易々とめりこみ、そしてすぐに引き抜かれると、赤々とした鮮血がネル自身にもよく視えるほどに噴出した。

「ガひゅっ」

 視界がブラックアウトし、ドサっとあお向けに倒れる。
 呼吸がままならず、その激痛と辛苦に悶えるが、すでに意識があやしくなっていた。

(…………これで……おわりか……)

 少女は、後悔ばかりしてきた短い生涯を振り返る。
 両親には一緒に住んでいた時でさえ迷惑をかけっぱなしだったのに、冒険者になってからも何も返してあげられなかった。
 ……便りすらも。

(せめて、何か形になるものを遺したかった―)
 
 それを最後に、ネルの意識がふたたび戻ることはなかった。

49:44
14/03/05 12:20:56.23 MXhkl1Ss
Scene 5

「…………はぁ…………はぁ…………はぁ…………」

 行為に満足したのかなんなのか、到底理解が及ぶところではないが、魔物はクレアを殺さずに自らの住処に引き上げていったようだ。

 残されたクレアは。
 仲間を失った虚無。
 背信の快楽。
 その余韻。
 ……今後の展望。

 やるべきことは山ほどあるが、今はとにかく…………

(休みたい……)

 森の茂みの中で、ほぼ全裸に近い状態で、少女は眠りに落ちようとしている。
 正直にいえばいまは何も考えたくないだけだったが、こんなことがあってもクレアはまだ冒険者を続けるつもりでいた。
 それが彼女の、ひいては人間の愚かさと‘らしさ’でもあるのだが――

「うげ……なんだこりゃあ!?」

 人の声が耳朶をうち、少女は思わず身をすくめた。

「ひでえな、女の子がふたりも殺されてるじゃんよ」
「確かにもったいねえな」

 男の声だけだった事実が、彼女の心を沈鬱にさせる。
 もし男だけで構成されたギルドに見つかったらどうなるか、考えただけで寒気と怖気で震えがおさまらない。

(ま、まさか、ね…………このまま見つかって、拉致られて、ああしてこうして、なんてこと…………あるわけ)

 ガサッ――身を隠していた草木がどけられ、クレアと男達の眼が合う。
 一見したところ七人という大所帯だが、いずれも冒険者―いわゆるソードマンやメディックなど―ではない。
 どうみても堅気のものではなく、有体にいえば悪党にしかみえなかった。

「こりゃ高く売れそうだな」
「ああ、ちがいねぇ」
「さっそく持ちかえ――……え゛?」

 ……彼らはさぞ仰天したことだろう。
 一見戦闘力をもたない裸身の少女が、隠し持っていた突剣で―それも眼にも留まらぬ速さで喉を一突きにしたのだ。

「こ、こいつ!」

 彼らに武術の心得がなければ切り抜けることは難しくはない。
 そう自らに言い聞かせたクレアは、手近にいる男へふたたび突剣を奔らせる。

「あがっ」

 まるででくの棒のように少女の突きを受けてしまう男たち。
 魔物と比べれば彼らなどかわいくすら思える……などと考えていた矢先だった。

「―あぐぁっ!」

 ドフッ、というにぶい音とともにクレアはうつ伏せにドサッと倒れこむ。
 後ろから背中に鈍器の一撃を受けてしまったようで、呼吸器官にダメージを負った。

「う、あ……ゴホッ、ゴホッ……―ッ!」

50:44
14/03/05 12:22:25.28 MXhkl1Ss
 その瞬間、少女はもがこうとしたが、大の男四人に四肢をつかまれては何もできない。
 相手の数が多すぎた所為での敗北だが、このまま終わりたくはなかった。

「手間ぁかけさせてくれるねぇ……」

 ひときわ据わった声の主がつぶやく。
 ……どうやらこんな小悪党の集団にも首領が存在するようだ。

「……キレイなカラダぁしてるねぇ。見たところ魔物にやられちゃった後なんだろうが、それでもここまでカワイイとはねぇ……」

 クレアはなぜか声を聞いているだけで全身を舐めまわされている錯覚に陥り、強烈な怖気がした。
 まさかそれが現実のものになるとは少女も予測していなかった、が故に……

「―っ!!?」

 実際に背中を舐められた時は思わず身体をぴんと反らしてしまった。

「うぅん、感度良好?」
「…………!」

 言下にも男はクレアの背中や肩に舌を這わせている。

(こ、こいつ…………)

 少女は屈辱にふるえ、歯噛みする。
 男たちにつかまれている腕も脚もびくともせず、まるで磔にされているような気分になる。

「……あおむけにして差し上げなさぁい」
「…………!」

 鶴の一声でもひびいたかのように、男達は少女をあおむけの姿勢にさせる。
 それでいて腕や脚はつかんだままなのがクレアには不可解だった。

「あらぁ…………」
「! ぐっ……」

 首領の目線に気づき、クレアは頬を染めて顔をそむけた。
 熊に犯されたあとのクレアのそこは、赤かった。
 最中はわからなかったが、そうとう無理やり抜き差しされたゆえに出血してしまっていたのだ。

「ちゃんと拭かないとねぇ……」

 どこからか出した白地の布を水でぬらし、それを少女の局部にあてがう中年の男。

「―あっ!」
「ぅん? 痛くしちゃったかな。ごめんねぇ…………それとも、感じちゃったかなぁ?」

 身体を撫でるような男の言葉に身震いを禁じえない。

「ぅうん、それにしても……本当にキレイなお花だねぇ」
「えっ……!」

 クレアがびっくりする間はほとんどなく、首領は少女の股座に顔をうずめていた。
 恥辱に耐えきれず眼を閉じてしまう。
 男は匂いをかぎまわりながら太ももをやさしく舐め、徐々にその中心にせまってゆく。
 変態に肢体を舐めまわされているというのにえもいわれぬ感覚をおぼえてしまっている。
 その事実に自己嫌悪を感じつつ、少女は先刻の熊に犯されたときのことをおもいだす……

51:44
14/03/05 12:23:56.60 MXhkl1Ss
Scene 6

 ガサガサと草木をかき分ける音でクレアは眼をさました。
 頭と記憶とが朦朧とする。
 今しがた自分は茂みの中でうつぶせに倒れ伏していたようだが―

「!!!」

 魔物と対峙した。
 森の破壊者と呼称される、樹海に生息する危険な熊の魔物だ。
 クレアは瞬時に全てを思いだした。

(―みんなは?!)

 少女が疑問を呈するのと熊の腕がふるわれるのはほぼ同時だった。

「ぎゃあっ!」

 とっさに盾でガードしたものの、ふたたび身体ごともていかれてしまう。
 さっきと違いなんとか受身はとったが、クレアは自身の現状に気づく。
 非常時ゆえに無意識に体を動かせてはいるが、ダメージの累積はそうとうなものであること。
 なにより、先ほどから熊の後ろにちらつく元仲間の遺骸…………

(ネル……リカ…………)

 自分はここで死ぬのか。
 そう考えたら、すべてがどうでもよくなってきた。
 この状況でこの先生きのこるなど到底不可能だろう。

 熊が迫ってくる。
 少女は無抵抗に立ちつくした。
 いっそのことひと思いに殺してほしかった。
 が、魔物はまったく予想外の行動をとった。

「…………え?」

 ビリ、ビリビリ、と破かれていく少女の服。
 唖然として声もでないまま、クレアはほぼ全裸に剥かれてしまう。
 少女は慄然とした。

 熊の太いうでがせまってくる。
 しかしそれに殺意はなく、クレアの体をやすやすと抱きかかえたではないか。
 普通ならそのまま喰い殺すのだろうが、森の破壊者が顔を近づけたのは未だ膨らみも淡い胸部だ。

52:44
14/03/05 12:25:06.75 MXhkl1Ss
「や…やめっ………」

 少女のおもては真っ赤になっていた。
 この上ない屈辱と、形容しがたい喪失感。
 熊は舌を出し、まるで人間の男がするように、クレアの胸の先端をペロペロと舐める。

「あ゛っ―!」

 ‘予想通り’、強烈な衝撃が少女の身体にしみわたる。
 元恋人がいる時は性行為するたび乳首を責められまくったせいで、別れてからも自分で乳首をいじるようになってしまったのだ。

 じゅるる…ぴちゃぴちゃ、ちゅうぅ…

「んぁっ! くぅ……ひぃん! あく……んあぁッ!!」

 我慢しきれるわけもなくもれ出てしまう嬌声。
 魔物に犯されて感じてしまっている背徳感もあわさってか、余計に快感をおぼえてしまっていた。

「だ、あっ! だぇ……い、ひあ! くふぅ……あぁん!!」

 感じたくないのに感じてしまう。
 その事実にひたることで更に敏感に感じてしまう。
 さらに、熊はツメで少女の乳首をこするように愛撫しだした。

「いぎっ――!!」

 電流がほとばしるかのような強烈な快感。
 コリコリ、コリ、コリ……まったくリズム感がない想定外のタイミングで責められるので身構えることもできない。

「ひぎっ、いっ、んやぁ! はぅうっ!! ………―あぁぁァ!!」

 理性が飛んでいってしまいそうな気持ちよさ。
 胸だけでこんなにも感じてしまうのに、下腹部まで責められたらどうなってしまうのか。
 ―という少女の考えをまるで見透かしたかのように、魔物は突然責めを中止し、クレアを草むらに横たえる。

「え…………」

 頓狂な声をあげつつも、クレアは自身の両腕が熊の左腕によって頭上に拘束されている事実にきづく。
 拘束されているのは腕だけなのに、他の部位を動かそうという気力はもはや皆無にひとしい。
 熊の右腕が下腹部にむかって伸びてきたからだ。

「ひっ……!」

53:44
14/03/05 12:41:28.31 MXhkl1Ss
 恐怖にふるえる声のなかにも愉悦が隠しきれない。
 一度は足を閉じようとしたが、熊の腕がそれを制するともう抵抗する意志も見られなくなった。
 ……彼女の名誉のため記すが、快楽におぼれたわけではなく、ただ助かりたい一心があったためだ。

「いあっ!!」

 大人しく犯されることで魔物が満足し命拾いするのであれば、復讐の機会をもつ事ができる。

「くうぅ……んぁ……」

 熊のツメに花をやさしく愛撫され、甘い声を発しながらも、少女はふたりの仲間のことを想っていた。
 今は敵わなくても、いつか必ずあなた達の仇を討ってやる、と……

「ひぅ………あぁっ……んはぁ…!!」

 くちゅくちゅ、ぬちゅぬちゅと微かに聞こえてくる淫らな濁音。
 熊のツメは少女の愛液で濡れそぼっていた。

「くっ―い、いまはっ! あくっ……せいぜいっ……―やぁん!! 調子に、のってろ……っ」

 クレアは抗えない快感に身を任せながら魔物にいい放つ。
 森の破壊者もずっとクレアの表情を見つめていた。

「けどっ、ちかいぅちに、ひあん! ―か、かならずぅ、お前をっ………ひゃあぁあ!!」

 偶然、少女は責められると弱い膣内のポイントを突かれてあえぎ、ぷしゃっと愛液をふきだす。
 それをさとったのか、魔物はたてつづけにそこを責め立て、くちゅくちゅくちゅと連続して淫音を鳴りひびかせた。

「きゃああぁぁああぁ!!」

 熊がツメをくいくいとナカで動かすたびに少女ががくがくふるえ、透明の液体がぴゅっぴゅっと宙をまう。
 飛びそうな意識とこの上ない快感の中、クレアはよだれと涙を流していき果てる。

「はぁ…はぁ……はぁ……はぁ………!」

 息をつく間もほとんどなく、魔物はクレアの両脚をつかんでひらく。
 クレアの目のまえにあったのは森の破壊者の逸物だ。
 それでも、彼女は心にちかう。

(生き延びたら、絶対に殺してやる。おまえなんか歯牙にかけないほど……強くなってやる)

 クレアの修羅の道はここから始まった。



 END



三人プレイ楽しいです。
3P楽しいです。

3P愉しいブヒ

54:44
14/03/09 04:47:55.52 JevakcJh
遅ればせながらユリスキー様のSS読みました。
思ってることと言ってることが逆な姫様にちょっと笑っちゃったブヒ。
最後の絶望的展開はリョナい感じで震えちゃったヒブ……

55:44
14/03/15 05:42:12.21 JyYApZwc
ここは貸し切り銭湯ブヒ?w
反応なくてもどんどん投下してくブー



★淫蕩の褐色母娘

ギルド「カタストロフ」

アルベルト…フォト♂1アナザー LV22
アルテミス…ダン♀2      LV22
エステル……ダン♀1アナザー  LV18
アティ………シカ♀1アナザー  LV20



Scene 1



『近づかなければ危険はない、などとなぜ思い込んだ』

 そんな天啓が耳朶を打ったような気がした。
 いや、この場合は‘天忠’か。

「おとうさん……どうしよぉ」

 エステルが震え声で話しかけてくる。
 初めて踏みしめた大地で、見知らぬFOEに遭遇してしまったとなれば怯えるのも仕方ない。

「……アルテミス、君は私のとなりでガードタンゴを」
「わかりましたわ」
「エステル、後方でリジェネワルツをたのむ」
「……うん!」
「アティ……盲目の投刃だ」
「………………」
「……アティ!」
「…かったよ……」

 こんな時まで反抗的なのは本当に困ったものだ。

「……さぁ、来い!」

 棍棒をかかげ、眼前の魔物を挑発する。
 もくろみどおり、やつは私に向かって突進してき―!?

「ぐハッ……!」

 ば…………馬鹿なっ……。
 盾を構えたというのに、この程度しか衝撃を緩和できない、だと……?

「あなた!」

 シャラン―アルテミスはややあわてつつもガードタンゴをおどってくれる。
 もし彼女に攻撃が来ていたら……

56:44
14/03/15 05:43:48.07 JyYApZwc
「りじぇね!」

 エステルはリジェネワルツを。そして―
 ザクッ、と羊の首元に刺さった短刀は、しかし効果が現れない。失敗か。
 しかしこいつ、見た目以上にパワーがあるようだ。
 さらに守りを固めたうえで…逃げるのが賢明だろう。

「アルテミス、リジェネワルツを!」
「はい!」
「エステル、ガードタンゴ!」
「うん!」
「……アティ、再度盲目をねらえ!」
「……ふんっ!」

 私の命が行き届くまえにアティは羊にむかって投刃した。
 短刀はふたたび羊の首元にささったが、やはり効果はないようだ。

「……防御陣形ッ!」

 いまはアティのことに気を回している場合ではない。
 とにかく逃げ切らなければ。

「元気になあれ!」
「がーど!」

 アルテミスとエステルがそれぞれさらなる踊りを舞い、万全の状態だ。
 さあ、来い羊よ。
 次は余裕をもってうけてやる。


 キュイィィィィィィィィ…………ン


「……ぬ、あ!」

 魔物の眼をみた私は意識を失いかけた。
 ……見まちがいか? やつの瞳……あれはまさしく―

「やはりか……」

 後方を振りかえれば予想通りの光景が広がっていた。
 女たちはみな意識を失っている……
 ならば、私が代わりに全ての攻撃を受けねばなるまい。

「来るがいい、気違いシープめが!」

 アルテミスをディバイドガードした私に、魔物は突進してき―

「ぐはッ!」

 尋常ならざる衝撃がぶつかってきた。
 なぜだ……どういうことだ……まだレベルが足りなかったのか?

「くっ……ホーリーバッシュ!」

 聖なる打撃を羊にぶつけたが、そのやわらかい毛並みに衝撃を緩和されてダメージが通らない。
 私が距離を離すまえに魔物は頭をもたげてきて――ゴギュ

57:Scene2
14/03/15 05:47:30.88 JyYApZwc
 ……すごく、ねむい。
 みっかぶんくらいねてた気がする。
 なのに体がだるい。
 おきあがって目をこすこす、前をみると……

「…………え?」

 アティおねえちゃんがヒツジのモンスターと戦ってる。
 いや、それより先にあたしは見てしまった。
 でも、なんどもそれが映らないように必死にアティおねえちゃんの方だけをみる。

「……ふふふ」

 なぜか、あたしはそのちいさな笑い声にびくっとしてしまう。
 それほどおかあさんの笑いかたは……コワかった。

「ねえ、エステル? こういう時って、どうすればいいのかしら」
「え…………」

 おかあさんは泣いていた。
 ものすごいたくさんのなみだをこぼして、泣いていた。

「……わたくしは生涯アルベルト様についてゆくと誓ったのに」
「………………」
「俄かに信じられないこと、ですわ。ええ、きっとこれは、そう…………夢」

 どん――がさっ。
 アティおねえちゃんがふきとばされて、がけの下におちてすがたが見えなくなった。
 ヒツジのつのに血がたくさんこびりついている。

 怖いよ。悲しいよ。でも、このままじゃ死んじゃう。
 あたしはたちあがって剣をかまえる。
 でも、おかあさんはへたりこんだままあたしの手をつかむ。

「エステル、じっとしていましょう。そう、これは夢なのだから……」
「ちがうよおかあさん!」

 あたしはおもわずどなってしまったけど、それでもやっぱり声はとまらない。

「このままあたしたちまで死んじゃったら、おとうさんかなしむよ! ほら、もうちょっと走れば風馳ノ草原! そこまでなんとか逃げようよ!」

 あたしがなきながらねがっても、おかあさんは首をよこにふるばかり。
 ダメ、どうしよう……このままじゃ……。

「あ……………………」

 ヒツジのモンスターはもうあたしたちのすぐそばまで近づいていた。
 それからはあっというまだった。


 キュイィィィィィィィィ…………ン


「ふぁ………………」

 ……ものすごく……眠くなってきちゃった……。
 おかあさんなんてもう……ねてる、し…………。

 ダメ…………もう………………意識が………………――――

58:44
14/03/15 05:52:59.47 JyYApZwc
Scene 3



「んん………………」

 ああ…………。
 やっと悪夢から解放されるのですね。
 かみさまも何ゆえわたくしにあんなひどい光景を見せたのでしょうか。
 全く、寿命が縮まる思いで――

「―え?」
「あく………ふ、ぁ……うぁ………」

 これは、夢……いいえ、ちがいますわね。
 娘が……エステルが、羊の魔物に…………

「エ、エステル……大丈夫?!」
「お、おかあさ…ひゃあ!」

 そ、そんな…………胸を直に舐められて、嬌声を発するなんて…………ドキドキ

「こ、このモンスターは…ぁん! …大人しくしてれば、はぅぅ! …殺されないよっ」

 まあ……恥辱のあまりそんな世迷い言を?
 大人しくしているからではなく、貴女を姦淫対象として見定めたから一時的に生かされているだけですわよ!

「ひあ、あっ! ん、あ、だめぇ、やだよぉ!」

 ……嫌とか駄目とか、言っているわりには随分とキモチ良さそうじゃありませんこと?
 そんな平べったい胸なのに感じるなんて、破廉恥だわ!
 わたくしのほうが、アルベルト様にみとめられるほど良い躰ですのに……ッ

「はふぅ……んは……あぁん……―え?」

 な、なんで……わたくし、自らを慰めて……?
 で、でも………………

「あぁはぁ! あぅう……くはぁ!」

 もう、こんなふうにアルベルト様に胸を揉みしだかれることもなく…………

「あぁっ! 良いですぅ! キモチ良いですアルベルト様ぁ!」

 こんなふうにオ○○○を愛撫されることもないなんて…………―

 ちゅぷちゅぷちゅく、じゅるるるる―「ひゃぁ! あぁん! おかしくなっちゃうよぉ!」

 ……うるさいですわね。
 いくら娘といえど、快感を独り占めは許しませんわ。

59:44
14/03/15 05:55:40.54 JyYApZwc
「沈黙の夢喰いさん! こちらをごらんあそばせ!」

 わたくしはすべてをさらけ出すかのように両手をひろげました。

「あ、あ、あぁ…ひゃぁん! そんなに吸わないでよぉ!」ジュルルルル

 ……………………。
 ザクッ→クルッ。
 わたくしの刃はまったく通りませんでしたが、ようやく羊さんにふりむいてもらえましたわ。

 ドンッ→ババッ。
「え…………」
 あ……あっという間に馬乗りにされてしまいましたわ。ドキドキ

 ガッ→プルン。
「そ……そんな……」ドクンドクン
 お、おっぱいが……わたくしのおっぱいが羊さんのキモい眼にガン見されて―

 ジュルルルル―「ひやああぁぁん♡」
 ああ……お乳を吸われただけで…全身にしみわたるような快感がわたくしに……!

 ジュルジュル、チュク、じゅぽ、ちゅううぅぅ―

「あぁぁぁっ♡♡ らめぇ、そんなハゲしくしたら、らめぇ……♡」

 交互に吸ったり、ちょっと吸ってすぐにお口を離したり、ヴァキュームしたり……この羊さん、一体どうなってらっしゃるの?!

 ちゅぷ、ちゅうぅ、チロチロ……。
 羊さんはまるでわたくしのカラダを吟味するかのように舐めながら、わたくしの大事なところへ近づいてゆきます……♡

 ぴちゃぴちゃぴちゃ――


「ひあぁぁああっっ!!」


 なんて……まったく無遠慮に、唐突に、それでいていやらしく花芯をお舐めになるの!
 いくらわたくしでも…そんなに的確に責められては……あぁ! 両脚でクリちゃんを良く見えるように拡げるなんて!

 じゅぷじゅぷじゅぷ――

「んはぁあああああッ!! き、キモチいい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」

 じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ―――

「あはぁぁぁあああイ゛グうぅぅゥゥゥ!!!」

 ――――――――ッ

60:44
14/03/15 05:58:16.83 JyYApZwc
 ―………………き、キモチ…良すぎ、ますわ。
 あまりにキモチよくって、羊さんのお顔にえっちなお汁かけてしまいましたが、大丈夫かしら…………―

「やぁぁああ!!」

 ザクッ。
 あら、羊さんの後頭部あたりに剣が……

「き、きいてない?!」
「そうみたいねえ」
「っておかあさん! はやくにげ―きゃあっ!」

 エステルは羊さんに突き飛ばされたあと一睨みされると、意識がとびそうなくらい眠そうな顔になってしまいました。
 彼女はなぜかひとりでに股をひらいて、いつのまにやら下衣すらはいてない……を舐められてしまいます。

「あ…………は……あ…………」

 あまり感じていないのか、涎はたらしていても反応は実に淡白。
 ―かと思ったら、意識が回復してくると目に見えて表情がいきいきしてきましたわ。

「ひゃあ! そんなところきたないよ……ふあぁぁ!」

 ……わたくしなんだか手持ちぶさたですわ。
 と思っていると、羊さんが後ろをふりむいてわたくしの眼をまっすぐに見据えてきます。
 するとどうでしょう、わたくしの体は勝手に動くではありませんか。

 …………なぜか横になってあおむけになって…………羊さんのおまたに近づいて……ええっ!?

「そ、そんな…………まさk―んぐっ?!」

 なんということでしょう、わたくしは羊さんの大切な部分をお口に含んでしまいましたわ。

「んくっ……んん、はふ……あん……」

 じゅぽじゅぽとピストンしたり、おちんちん全体を丹念に舐めまわしたり……させられたり。
 この羊さん、本当にただの羊さんじゃありませんわよ!

「あぁん! あん! だめっ、そんなになめたらぁ……」
「くふぅ………はぁ…………んっ…………ふぁん…………」

 エステルがとっても敏感にかんじて……でも、貴女より先に羊さんをイかせますわよ!
 と思ったら、ああっ……♡
 すごくギンギンになって、あったかくなって……もうイキそうですの?!

 ―ぶびゅるッッ!!!

「んはあぁぁん!!」

 な、なんて…………濃厚で、熱くて、たっぷりな量の精子なの!

61:44
14/03/15 06:01:48.44 JyYApZwc
「ひゃふぅ……――ぎやああああああああああっ―」

 え…………………………………え???

「ぎゃあぁ…あァァアアアアア――こフ」

「え…………………………………え???」

 な、なに…………なんですの?!
 なんでアルベルト様があんなところで無惨に転がってらっしゃるの?
 なんでエステルが下腹部を喰いちぎられて死んでいるの?
 なんでアティはいつも大事な時にいないのよ!


  グルルルル…………


「あ………………」

 ……あらいやだ。
 わたくしとしたことが、失念してましたわ。
 なんて永い夢でしょう。
 早く覚め「ぎゃあああああああぁぁ」

 あら……今、のは……どなたのひめi「腕がああああアアアァ」

 ……うるさいですわねこいつ、さっさと起きなさああああああアア!!

「わ、わたくしの腸ぉぉぉおおおお―になんでごど、じでう゛え゛あ゛あ゛ッ」

 びちゃ、びちゃ…………ドチュッ…………ガブ

「あ゛…………――――」

 ―――――――

62:44
14/03/15 06:04:43.76 JyYApZwc
Scene 4



「く……う………………」

 腹部にはしる鈍痛で眼が覚める。
 あの羊の魔物に吹きとばされたのはよくおぼえている。
 とっさに急所を外したから助かったものの、そうでなければ即死だったろう。
 一見重傷にはみえるが、痛いだけで命にはさほど大事はない。

 ……いや、そんなことよりお母さんとエステルは大丈夫だろうか?
 お父さんは死んだ……そのうえ二人ともやられてたら、私の精神均衡が保てるか心配だ。

 私は眼前の絶壁にナイフをつきたてて登る。
 交易場のおにいさんは気球艇じゃないと無理とか言ってたけど、一部の職業の人なら登れるとおもう。

 私はうでに力をいれて一気にがけをよじ登った。
 するとどうだろう。
 こういってはなんだが、ほぼ予想していたとおりの光景が双眸に映し出された。

「…………現実なんて、こんなもの……」

 意味はないとわかっていても、つい独りごちてしまう。
 羊の魔物―沈黙の夢喰いだったか―は依然、食事中のようだった。
 その食している対象を見ないようにしつつも、私は考え、そして……ふるえていた。
 なぜこんなにもふるえて―

「うぇぁ…は………」

 …最悪だ。
 ‘この程度のこと’でもどしてしまうなんて。
 ……ほら見ろ、余計なことするから、やつがこっちに気づいちゃったじゃない。


  グルルルル…………


 羊は喉をならしてこちらを見すえた。
 グルグルグルグル回り続けている眼が最高にハイってやつだ。イかれてやがる。

63:44
14/03/16 05:06:33.61 Cc3SZFhS
「沈黙の夢喰いだかラリったラム肉踊り食いだかしんないけど……」

 魔物がこちらに突進してくる。
 私は集中力を限界まで高め、麻痺の投刃をはなつ。
 刃はもくろみどおりやつの両目に突き立ち、さすがの羊も立っていられずに転げた。
 が、痛みはまったくと言っていいほどないだろう。

 しとめるなら今しかない―私は高く跳躍した。

「好き放題やってくれやがって…………」

 しぜんと目もとに涙がたまる。
 その涙は重力によって上空へながれ、私自身は下方の羊めがけて刃をひらめかせる。

「…………  死 ね  」


 ドシュウウゥゥゥゥゥッ――大量の鮮血が噴水のように吹きだした。

 やつの急所を狙いすましたアサシネイション。
 成功する確率は百が一、千が一だったかもしれないが、私の執念がその一を引きだした……そう信じたい。

 仇をとった――そう考えてしまうと、おおきな脱力感が私にのしかかってくる。
 これからどうすればいい?

 とりあえず、風馳の草原を経由してタルシスに帰る。
 宿屋に行くまえに冒険者ギルドで「カタストロフ」の解散手続きをする。
 あとは……カートレーのばあちゃんとかに連絡して、葬儀も挙げないとなぁ。
 さすがに……この状況じゃ持って帰れないから……死体はなし?

「っていうか…………」

 なんでこんな時まで現実的な思考ばっかりしてられるんだろう?
 大したことのない諍いのなかで、お父さんに「冷血女」と言われたことを思いだした。
 ……また、涙がぽろぽろと零れだしてきた……―



 END

64:44
14/03/16 05:14:38.58 Cc3SZFhS
ん? 時差かな?(すっとぼけ)

間空いちゃってスイマセン。
セカⅣ持ってるといまだに週三くらいですれ違うのが嬉しいブヒ

65:名無しさん@ピンキー
14/04/15 02:41:42.12 x8EQ6NB7
h


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