13/07/11 23:41:06.22 J5dBoSIb
六花はマナを元気づけたかったが、真正面からマナの顔を見ることが
できなかった。
マナの瞳の中に映る自分が、「よかったじゃない、レジーナにマナの
中の自分の場所をとられなくて、いっそあのまま帰ってこなければいいのにね」
と笑顔で淡々と呟いているように見えたのだ。
よくよく考えれば、マナがいたからこそ自分はプリキュアになったし、
引っこみ事案だった自分が今、毎日を楽しく生きられるのも、マナのおかげだ
った。マナがいなければ、自分はレジーナを助けようとしたのだろうか?
そんな自分は、「人々の自由と平和を守る存在であるプリキュア」に
相応しいのか?、マナと同じく自分の中の思いに気づいた六花は、自分の
悩みを誰かに打ち明けることなんて出来なかった・・・・
そんな時だった・・・、昔ありすをいじめていた同級生の男子に偶々
会ったのは・・・