甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度14at EROPARO
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度14 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
14/09/12 21:47:52.03 +HqMPRMv
某所からの転載だが、方言甘えっ娘という新ジャンルを提言したい。



女「男さぁーーーーーーーーん!!!!!」ズドッ
男「ぐほっ……!?」
女「男さんおはよう!!今日もよか天気やねぇ!!」スリスリ
男「お、おはよう……今日はやけにたぎっとうね」
女「だって最近涼しくなってきたけぇ、ようやく
  男さんに近づけるっち思うたとやもん!!」
男「夏場でもあんまり変わらんかったと思うけんが……」
女「夏の間はあれでも我慢しとったとよ!!これから
  寒うなってきたら、もっと甘えられるけんね!!」
男「女さん、顔ば近かよ……恥ずかしかばい……」
女「なぁんもぉ!!今さら照れることなかろーもんっ!!
  男さんもうちの顔ば見て、なんか思うことなかと?」
男「……まつ毛ば長かねぇ、女さんは」
女「見るとこそこ!?他にもあるやろー、もっとよう見てよー!!」
男(……いけん、女さんが可愛すぎてまともに顔ば見れん)

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501:甘え母
14/09/12 22:17:48.76 +HqMPRMv
うちの母が喧しくて困る。

冷凍庫の霜取りをしていた母が、見せたい物があるからと言って俺を呼びつけてきた。

手伝いが必要なことがあったろうかと思いつつ、呼び掛けに応じて母の元へ行くと
当の本人はニコニコしながらまな板の上を指さしている。

そこには、人の拳大の小さな雪だるまが二体、可愛らしくちょこんと置いてあった。

母が言うには、集めた霜が思いの外多かったため、季節外れの雪だるまを作ったのだと言う。

向かって右が父を模した父だるま、向かって左が母自身を模した母だるまだということらしい。

ご丁寧にもまな板の上にはランチョンマットを敷き、足場を少し傾かせて母だるまが父だるまに寄りかかるようになっている。

こういう風に家族を模して遊ぶのは大変結構なのだが、母はこういう場合、 かなりの確率で俺を作るのを忘れがちである。

俺がいないんだけど、とわざと苦い顔をしながら聞くと、これは結婚前の二人だからいいの、と上手くはぐらかされた。

そう言われて見ればどことなく、写真で見たことのある二人の若い頃のように見えてくるから不思議なものだ。

母は父さんにも見せたいからと、その二つの雪だるまを冷凍庫に大事にしまう。

おかげで父が帰宅するまで、冷凍庫の中央は二体の雪だるまに占領され続けた。

.

502:名無しさん@ピンキー
14/09/13 00:23:54.70 853GGxR/
>>501
そして夕食は冷凍庫の居場所を追われた冷凍食品のフルコースとなった。

まで読んだ

503:名無しさん@ピンキー
14/09/13 05:03:39.83 tTABIQe/
>>500
広島弁と大阪弁はパンチパーマのおっさんおばちゃん
おどりゃクソ森すけべえしようやを連想してしまうから無理
名古屋弁なら可愛いと思うよ

504:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:25:48.89 vRm9J3vM
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女「おいーす。男いるー?」ガチャ
男「……」パラ
女「ありゃ、読書中?」
男「ん」パラ
女「そりゃ失礼」
男「構わんよ。適当に寛いでくれ」
女「あいよー」モフッ


男「……何してんの?」
女「男のおなかを枕にしてるの」
男「邪魔。すこぶる邪魔」
女「仰向けに寝てるあんたが悪い」
男「……勝手にしろ」
女「勝手にします」


ごろごろ

505:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:27:01.75 vRm9J3vM
.


女「……」
男「……」パラ
女「……なー?」
男「んー?」
女「お前はさぁ、こんな美少女が傍らに
  いるのに、ドギマギしたりしないワケ?」
男「本読むのに忙しいんで」
女「またそれだよ。読書家もたいがいにしろよー」
男「お前もたまには本の一冊でも読めよ」
女「だが断る!」フンス
男「今さらジョジョかよ……」
女「うん」
男「面白いよな、ジョジョ」
女「ごめん実は読んだことないからよく知らん」
男「知らんで使うな、ジョジョへの冒涜だぞ」
女「うっわジョジョオタきめぇ」
男「るせぇわ馬鹿」


ごろごろ

506:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:28:29.14 vRm9J3vM
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女「ねーねーところでさ」
男「ん?」
女「それ何読んでるの?ジョジョ?」
男「お前にはこれがジョジョに見えるのか?」
女「だってブックカバーしてるから分かんないんだもん」
男「ただの詩集だよ、詩集」
女「詩集?ポエムの詩集?」
男「そう。山村暮鳥」
女「や、やまむらぼちょー……?」
男「うん。あんまり有名じゃないから知らんかもな」
女「そんなの知らんわ」
男「知らないままのお前でいいと思うよ」
女「うあ、今サラッと馬鹿にされた」
男「別に馬鹿にはしてねーよ」


ごろごろ

507:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:30:15.72 vRm9J3vM
.


女「じゃあさじゃあさ、私のためにやまむらぼちょー音読してよ」
男「……まぁ、別にいいけど。それじゃ俺が一番好きなやつを」
女「うんうん」
男「『風景』」


  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  かすかなるむぎぶえ
  いちめんのなのはな


男「……どうよ?」
女「んー……とりあえず菜の花言い過ぎ」
男「ひでぇ感想だな」


ごろごろ

508:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:31:03.06 vRm9J3vM
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女「やっぱりポエムって私にはよく分かんないや」
男「ポエムって言うな。偉大な詩人なんだぞ」
女「でもね、男が私になんか読んでくれるのはすごい好き」ニコッ
男「……そ、そうか」
女「もっとなんか読んでよ。今度は私にも分かるやつ」
男「つってもなぁ……俺んち基本的に小難しい本しかねーし」
女「じゃあまたポエムでもいいから」
男「ポエムって言うなってば……なら、今度は萩原朔太郎でも」
女「はぎわらさくたろー……」
男「この人は教科書にも載ってるくらい有名だぞ?」
女「うーむ、どうやら男と私の教科書は違う出版社のようだ」
男「嘘つけ同級生」


ごろごろ

509:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:32:11.69 vRm9J3vM
.


男「ちょっと待ってな、確かこの辺に……お、あったあった」ゴソゴソ
女「うわ、何それ?」
男「何それって?」
女「チョー分厚いよ!それ全部読むの?」
男「まさか。つーか百頁足らずだからそんな分厚くもねーよ」
女「本読まない人間には百頁足らずでもじゅーぶん分厚いの!」
男「そう言うなよ。朔太郎の詩って読んでみれば面白いんだぞ」
女「ホントにー?」
男「うん。暗くて湿ってて、切なくて怖いんだ」
女「男がまたよく分かんないこと言ってる……」
男「読めば分かるから黙って聞いとけ」


ごろごろ

510:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:33:15.12 vRm9J3vM
.


男「んーと、それじゃあ何読んでやろうかな……」パラパラ
女「正直どれ読んでも同じだけどね。言ってる意味分かんないし」
男「そう言うなよ。これでもお前に興味持ってもらおうと
  思って、一応は考えてんだからな」
女「そうなの?」
男「おうともよ」
女「へへ……あんがと、男」
男「お、おう……まぁ一人でも読書家が増えるならな」
女「男って素直にお礼言われると照れるよね?」
男「照れてねーっての。いいからちゃんと聞いとけよ!」
女「はいはい」クスッ


ごろごろ

511:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:33:59.64 vRm9J3vM
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男「それじゃ、いくぞ」
女「はーい」
男「『鶏』」


  しののめきたるまえ
  家家の戸の外で鳴いているのは鶏です。
  聲をばながくふるはして
  さむしい田舎の自然からよびあげる母の聲です
  とをてくう、とをるもう、とをるもう。


女「……なんか、気持ち悪いね」
男「お?」
女「その、とーるもーってとこでゾクッてした」
男「へぇ、お前でも文章を気持ち悪いって感じる感性あるんだな」
女「怒んないの?」
男「は?なんで俺が怒るんだ?」
女「さっきみたいに偉大な詩人だぞっていうかと思ってた」
男「人が詩をどう感じるかまでは文句言いようがねーだろ?」
女「そういうもんなの?」
男「そういうもんだ。続きいくぞ」
女「……はーい」


ごろごろ

512:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:34:51.88 vRm9J3vM
.


  戀びとよ
  戀びとよ
  有明のつめたい障子のかげに
  私はかぐ ほのかなる菊のにほひを
  病みたる心霊のにほひのやうに
  かすかにくされゆく白菊の花のにほひを
  戀びとよ
  戀びとよ。


女「……!」
男「どうした?」
女「ねぇ。最後のとこ、もう一回読んでくんない?」
男「いいけど、なんでだ?」
女「なんでも!いいから早く!」
男「分かったよ……戀びとよ、戀びとよ」
女「うへへー……もっかい」
男「戀びとよ、戀びとよ……って、お前俺に恋人よって言わせたいだけだろ」
女「あ、バレた?」
男「バレバレだよ、アホめ」
女「だって男、面と向かってこんなこと言ってくんないじゃん?」
男「……まーな。つうか大抵の男はこんなこと言わねーよ」
女「だからちょっと嬉しくなっちゃってさ!えへへ……」
男「……(かわいいなこいつ)」


ごろごろ

513:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:36:23.42 vRm9J3vM
甘え11
.


女「あー、でもなんか嬉しいなぁ。男に恋人だって言ってもらえるなんて」
男「別にそういうつもりで言ったワケじゃないけどな」
女「それでもいいのっ!」ムギュッ
男「おい、人の腹に顔うずめんな」
女「なんかさー、嬉しついでにさくたろーさんまで好きになっちゃいそうだよ!」
男「ついでかよ。しかもさっき気持ち悪いとか言ってたクセに」
女「それとこれとは別腹だもん!」
男「まーお前が少しでも本開こうかなって気分になったなら、甲斐はあったかな」
女「へへへ……ねぇ男」
男「ん?」
女「私たちさ、『戀びと』なんだよね?」
男「……お、おう」
女「そっかそっか。むふふ」
男「なんだよ気持ち悪いな」
女「なんでもなーいっ」ニマーッ


ごろごろ

514:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:37:33.66 vRm9J3vM
.


ーーーー
ーーー
ーー



男「……」パラ
女「……」
男「……女?」
女「……」スゥ、スゥ
男「静かになったと思ったら寝てやがる……
  本格的に人を枕にしてやがるなこいつは」
女「……うぅーん……男ぉ……」
男「……ん?」
女「男ぉ……だいしゅきだぞぉ……」
男「……なんちゅう寝言だよ」
女「……」クゥ、クゥ
男「……」


男「『戀びとよ、戀びとよ』……ってか?」ナデナデ
女「……」ニコニコ


おしまい

515:名無しさん@ピンキー
14/09/14 20:39:10.76 vRm9J3vM
以上投下終わり。昔某板で投下したのを短くまとめなおしてみた。

516:名無しさん@ピンキー
14/09/14 21:51:44.11 WiRUeB2E
いい
分厚いのが苦手なら、一緒に薄い本でも読もうか

517:名無しさん@ピンキー
14/09/15 06:48:54.44 +NfYTmHj
>>516
薄い本作りに手伝わされる光景が浮かんだ。

518:甘え母
14/09/20 23:06:53.19 7XzUjLJe
.

うちの母が喧しくて困る。

父の真似をして、台所で豆からコーヒーを淹れていると、香りにつられてか母も寄ってきた。

どうせ一人で飲んでも余る量だったので、母の分までカップに注いでやると、
母はそこへ牛乳と砂糖をためらいもなくどっさりと入れた。

俺としてはブラックで飲んで、まずは風味を楽しんで欲しかったのだが、母は苦いの嫌と一切取り合わない。

そのカフェオレを飲みながら母は、父が淹れてくれれば黙ってても牛乳と
砂糖を入れてくれるのにと、少しだけぶーたれていた。

俺には甘いコーヒーを笑顔で啜る母と、今の俺と全く同じ心境になりながら
苦笑する、若かりし日の父の姿が見えた気がした。

父にあって俺に足りないものは、そういうところなのだろうか。

なんとなく、そんなことを考えた昼下がりだった。

.

519:甘え母
14/09/20 23:12:19.99 7XzUjLJe
.

うちの母が喧しくて困る。

ある日の夜、母が家族三人で川の字になって寝たいと言った。

父が今の家を買う前、社宅に住んでいた頃のことをふと思い出したからだという。

うっすらとだが、俺もその時のことを覚えている。
確か、小さかった俺が父と母に挟まれて寝ていたような記憶がある。

いい歳をした大人と、思春期を迎えた青年のやることではないが、母が人肌恋しくて
眠れないとごねるので、今日は父と俺で、母を真ん中に挟んで眠ることになった。

リビングのソファーをどかし、どうにかスペースを作ると母は、そそくさと布団に入り、父と俺が横に寄り添うのを待った。

布団に入れば入ったで、今度は俺と父のどちら側を向いて寝るかで悩んでいる。

俺のことは気にせず父の方を向けばいいと言うと、母は今から眠るとは思えないほど晴れがましい顔で、父に相対した。

父は母の髪を軽く撫でてやり、それを見た俺はなんとなく母の背中をさすってやった。

父は少し笑っていたような気がしたが、俺の位置からその表情までは伺い知れない。

ただ、母の喜ぶ気配だけが、布団の中に満ち満ちていた。

.

520:甘え母
14/09/20 23:22:06.83 7XzUjLJe
うちの母が喧しくて困る。

家族揃って出かけることにほとんど抵抗のなくなった俺であるが、
それでも微かに羞恥心を覚える瞬間というのがある。

それは、買い物へ行く途中の信号待ちの時間だ。

我が家では家族三人で歩く時、父と母が並んで歩き、その後ろを俺がついてゆくのだが、
赤信号で歩みを止めると、母が必ず父ににじり寄るのだ。

そしてそのまま父に体を預け、腕を絡め、指を絡めする。

いかに見慣れた光景とはいえ、人目が多い交差点でやられると、一抹の恥ずかしさを禁じえない。

それでも父は、平然と前だけを向き、信号が青に変わるやスタスタと横断歩道を渡ってゆくのである。

つかの間の逢瀬がすぐに終わってしまった母は、名残惜しそうに父の後を追い、
またすぐ隣に立って、父と歩調を同じくする。

そうまでするなら普段から腕を組めば良いものを、父は母に絶対それを許可しない。

ゆえに母は、まるで小鳥が枝葉に止まるがごとく、父が歩みを止めた瞬間にだけ腕を組むのだ。

我が親のことと思うと、その瞬間がむず痒く耐え難いので、
俺は信号待ちの間だけ他人のフリをすることに決めている。

.

521:甘え母・父視点
14/09/20 23:32:20.32 7XzUjLJe
.


うちの妻が喧しくて困る。

一日の業務が終わり帰宅すると、朝出る時と我が家の雰囲気がどこか違うような気がした。

キッチンからは明かりが漏れ、鍋はことことと音を立てている。
それはいつもと変わらない我が家の風景である。
その違和感の発生源は、そこに立つ妻にあったようだ。

いつもなら玄関まで私を出迎えた後、強い抱擁と嵐のような口づけが待っているはずなのだが、
今日の妻は私にしなだれかかると、今夜は息子が泊まりに出かけていないんだよと、耳元で囁いた。

普段かしましいだけに、こういう時の妻が何を求めているのかは容易に理解できる。
見れば瞳は潤みを帯び、息も微かに荒いようだ。

私は妻の頭皮に鼻を埋めると、その臭いを嗅いだ。どうやら風呂にはまだ入っていないらしい。

一緒に入るか尋ねると、妻はこくこくと可愛らしくうなずいた。

私はそのまま、妻を抱き抱えて風呂場へ直行する。妻は私に抱き抱えられたまま、首筋に何度もキスをしてくる。

その感触を味わいながら、今日はどこから洗ってやろうか、などとジジむさいことを考えてしまう。

そういう時、自分は歳を取ったのだと痛感して多少落ち込みもするのだが、
愛する妻のためなら、たまにはいいかと思えるから不思議なものだ。

長丁場になりそうだったので、つけっぱなしだったキッチンの火を消すのも忘れなかった。

.

522:甘え母・父視点その2
14/09/20 23:51:38.76 7XzUjLJe
.


うちの妻が喧しくて困る。

毎朝私のベッドに潜り込み、おはようの挨拶とキスをしようとする。

必然、私は早く起きねばならなくなり、仕事に遅刻するようなことはなくなった。

昼は開くのをためらうほど愛情のこもった愛妻弁当を作り、周囲の視線を独占する羽目になる。

おかげで、昼食を誰かと一緒に食べようとは微塵も思えなくなった。

夕方、帰宅すると疲れた私に一番にお帰りを言い、寂しかったと抱きついてくる。

それをかわすのに使う労力より、好きにさせるべきなのだと気づくまでにそう時間はかからなかった。

夜は一緒にいれなかった時間を埋め合わせようとするように、私にすり寄って甘えようとしてくる。

暑苦しいが邪険にも出来ない。これも好きにさせることに決めた。

これを新婚当初から何年も続けている。
私も奇特な旦那だなと、つくづく思う。

.

523:名無しさん@ピンキー
14/09/21 05:38:56.50 gAJYaMtM
>>521>>522の間に何があったかkwsk

524:名無しさん@ピンキー
14/09/26 15:19:46.47 DacALdId
静かに本を読んでる青年と、静かに寄り添ってすりすりむぎゅむぎゅうにうにごろごろしてる少女の何気ない休日

525:名無しさん@ピンキー
14/09/27 00:37:30.74 jrzHTX/h
台風に乗じていろいろしようと計画していたのに気がついたら台風が消えていたのでしょげてる甘えっ娘

526:名無しさん@ピンキー
14/09/29 20:03:29.27 XfRVIznZ
彼氏の実家に行ってみたところ、彼氏にじゃれつく猫やら犬やらのペットと
ニコニコしながらあやす彼氏を見て『もしかして私、ペットと同じ扱い…?』と
へこんだりヤキモチ焼いたりする甘えっ子はどうか

527:名無しさん@ピンキー
14/09/29 20:07:14.45 Q2iNpQHd
え?ペットだろうとなんだろうと甘えさせてもらえれば万々歳なのが甘えっ娘だろ?

528:名無しさん@ピンキー
14/09/30 11:24:30.05 dpZ42Bnz
むしろ甘えようとすればするほどペットみたいになってしまうのが甘えっ子でしょ?

529:名無しさん@ピンキー
14/10/01 00:18:01.73 dxWYrmjd
右手ににゃんこ
左手に甘えっ子

男「動けねえ……」
猫「ごろごろ」
女「すやすや」

530:名無しさん@ピンキー
14/10/01 20:09:34.74 gGWoLsLm
ペットが彼氏に甘えてるのを見て自分ももっと甘えたいと思い「そうだ、自分もペットになればいいんだ」という発想に陥る残念な甘えっ子」

531:名無しさん@ピンキー
14/10/06 08:58:02.43 Z9KSL08C
ごろごろ言いながら彼氏の足に纏わりつくも、ズルズル引き摺られて涙目の甘えっ子

532:名無しさん@ピンキー
14/10/09 18:38:59.13 RY86nwJT
なぜ甘えっ子は甘えれば甘えるほどダメな方向に向かってしまうのか…(歓喜)

533:名無しさん@ピンキー
14/10/09 19:29:47.35 F+1mmTsA
甘えると甘やかすがイコールになってしまうからではないか

534: ◆6x17cueegc
14/10/12 23:19:19.33 77KROA7x
こなさんみんばんわ

エロなし小ネタで3レスほど使います。季節は9月初旬をイメージして貰えれば
ではどうぞ

535: ◆6x17cueegc
14/10/12 23:20:03.39 77KROA7x
 よく冷えた静かな図書館の中で、ページを捲る音だけが響いている。
「あ、先輩、そこ違います」
「どこよ」
「三角関数の……ほら、sinとcosをごっちゃに覚えてますね」
「……あー、ホントだ。サンキューな」
 俺のノートを横から見ながら、後輩が間違いを指摘してくれた。消しゴムで書き連ねた式を消してもう一度。
さっきまでとは違って今度は綺麗な数字に落ち着く。多分正解だろう。
 そんな風に正弦定理や余弦定理の公式とにらめっこしている間、後輩は何も喋らない。後輩も自分の課題にか
かりきりだ。
「……先輩、どうしたんです?」
「そこの選択、間違えてる」
「そうですか」
 センターまであと半年。文系でもそれなりの学校を目指すのなら必要と言われ、俺は今頃になって必死で数学
の基礎問題集を解いている。運の良いことに理系が得意な後輩が家庭教師役を買って出てくれたこともあって、
勉強はそれなりに進んでいた。報酬は古典の課題を見てやること。見事にギブアンドテイクが成立している。
「とりあえずあと三つやったら切り上げるよ。そしたらそっちも解説するから」
「うん」
 キリのよいところへ当たりをつけて、また三角関数の羅列に取り組み始める。後輩は動詞の活用が苦手なよう
だった。
「ところで、寒くないですか?」
 後輩が天井の排気口を忌々しげに見上げ、俺もそれに倣う。どこの席も満席だったし、自習室は私語厳禁。互
いに教え合える、並んで座れる場所となると、館内には真上から風が吹き付けてくるこの場所しか空席が残って
いなかったのだった。
「そうか? 俺はこれくらいでいいけど」
 後輩は落胆した様子で溜息を吐いた。

 急に、脛を何かで撫で付けられるような感触が走った。くすぐったくて思わず笑い声を挙げそうになる。机の
下を覗くとタイツに包まれた足が俺のジーンズを擦っていた。図書館特有の無駄に広い机の、角を挟んで隣りに
座った後輩その人の仕業だった。
「……お前さ」
「無駄口叩いてないで早く終わらせてください」
「それなら」
「なら、何ですか?」
 横目でじろりと睨まれ、俺は反論を諦めた。
 後輩の足が往復する度に、じんわりとその辺りが温かくなってきた。その熱を吸収するように時々足がぺった
り貼り付いて動きを止める。……そういうプレイとか趣味とかは無い、はずだが、これはかなり集中力を削がれ
る。
「どうしたの?」
 俺の手が止まっていることを不審がって、後輩はテキストから一旦顔を上げた。俺と視線が合う。
「なんでこっち見てるんですか?」
「そりゃ、お前……」
「私が何かしてますか?」
 知らない振り、ではなく、どうやら無意識の行動だったようだ。どうしようかと色々考えたが……やめた。本
当に無意識ならいちいち相手にしては可哀想だし、そうでないならそのうちそういう素振りを見せるだろう。怒
るのはそれからでも遅くあるまい。
 そんな風に結論付けて、俺は再び数学の問題集に取り掛かった……なんて器用な真似が出来るはずもない。優
しくなぞるのではなく、ただ摩擦して熱を生み出してそれを吸収するだけの動きだった。優しい動きでないこと
が、今の微妙な興奮に繋がっているのかもしれない。集中出来るかこの野郎。
 横目に後輩の顔を見つめる。後輩は見られていることに気がついていない様子で、シャープペンシルの先で文
章を適当に区切っていた。そのまま眺めていると、一文、単語単位まで区切って顔を上げた後輩と視線がぶつ
かった。
「……手」
「手?」
「止まってますよ?」
 集中力がほとんど足に持っていかれているので、何を言われているのか分からなかった。
「あ、ああ! そうだな、手、動いてないな!」
「……図書館では静かにして下さい、ね?」
 ジト目でそう言われ、俺は指摘しないことに決めた。

536: ◆6x17cueegc
14/10/12 23:21:52.16 77KROA7x
 当初からそれほどでもなかった集中力は今や風前の灯だ。
「あーもう、終わりだ終わり! ……これ以上集中なんて続かねえや」
「先輩?」
「なんだよ」
「一昨日、一日で問題集を十ページずつ進めないと追いつかないって言ってませんでした?」
 俺の集中力を奪った張本人が言っていい台詞ではないが、痛いところを突かれたことに変わりない。
「言ってました。ウチでやるよ」
「ダメですよ。一人じゃ出来ないからって私が呼ばれているんですから」
 後輩が、まるで母親のようだ。
「自分で決めたところまできちんと進めてください、いいですね?」
「それなら、お前がウチに来てくれれば―」
「―絶対に駄目です」
 きっぱりと否定された。
「家じゃ集中できないって言ったのも先輩なんですから」
 それに私も、などと聞こえた気がしたが、反撃する暇もなく後輩に再びシャーペンを持たされそうになる。
「先輩」
「とにかく、俺はもう無理。……お前のほう終わらせて、さっさと出よう。寒いんだろ?」
 後輩は暫く睨むように俺と視線を合わせると……諦めた。かぶりを振って、自分の古典問題集を俺に押し付け
る。
「……もう、ちゃんと家で勉強して下さいね? それで、この問三なんですけど」
 後輩は机の下の足の動きを止めることなく、自分の課題について質問を始めた。……やっぱりわざとなのでは
ないだろうか。

 勘違いしている人も多いが、古典は簡単な分野である。……こんなことを言うと後輩に、先輩は登場人物の心
境を読み取ることは出来るのに、問題が解けない人の気持ちは分からない人なんですね、なんて怒られるが。
 要は英語と同じだ。単語と構文を覚えてしまえば、SVOだのSVOCだのという呪文が出てこない日本語なだけ、
読み解くのはとても簡単だ。先輩嘘吐かない。
「……で、だから、えーっと、連用形の、その、あー、変形だから」
「先輩」
 後輩にしては珍しく、俺の話の腰を折りにきた。
「いつも以上に教えるのが下手ですね」
 集中力が足りず、ふわふわした物言いになっているのが気に入らないらしい。こっちとしては、必死で下半身
の刺激を無視しながら教えていたのだが。
「下手でもいいだろ。何を言いたいのか分かるなら」
「問題と先輩、どっちも読み解かないとならない私の立場になって下さい」
 それなら、さっきから脛をずっとこすられている俺の立場にもなってほしい。
「……それにしても、寒いです」
 後輩はそう言うと、俺の右手を左手で包み込んだ。ぎょっとして後輩へ視線を送る。
「寒いから、少し暖めて下さい」
 少しどころか、さっきから熱を奪い続けてるのは誰だ。思わず突っ込みそうになる。
「変な顔していないで、早く終わらせましょう。手足の先まで冷えているんですから」
「そうだろうな、マジで冷たいし」
 後輩の言う通り、触れ合った手は冷え切っていた。手の甲を握られるように繋いでいた手のひらを返して繋ぎ
直すと実に満足そうに頷く。所謂恋人繋ぎの格好だ。後輩は握った手で俺を引き寄せると、耳元へ囁いてきた。
「……この後、ウチでも、温めて下さいね?」
 息を呑む。自分でも真っ赤になったのが分かった。更にベンチから転げ落ちそうになったが、空いた左手で机
の縁を掴みつつ両足を振り上げ体勢を立て直し、無様だけは晒さずに済ませる。
 それもこれも、後輩が俺の腕を引っ張りながら、ヘンなことを言い出すからだ。文句を言ってやらねば。
「おッ前……! 落ちるところだ……って、どうした?」
 後輩が固まっていた。
「おーい?」
「あ、あの、せんぱい?」
 心なしか、後輩の頬が赤く染まり始めていた。唇もワナワナと震えている。
「わ、わたしずっと、せ、せんぱいの?」
 ここに来て、何が言いたいのか分かった。バランスを取るためにずっと動かさずにいた足を振り上げたのだっ
た。彼女が、多分机の脚か何かと勘違いして、ずっとこすっていた足を。
「あー……その、寒いから、な? 無意識なら仕方な―」
 ―途端、後輩は大声で叫びながら図書館を駆け出した。自分の教科書も、ノートも、カバンも……靴も残し
たまま、靴下で外へ駆けて行く。
 俺は司書さんに注意された後、荷物を纏めて彼女を追いかけた。

537: ◆6x17cueegc
14/10/12 23:23:32.74 77KROA7x
と以上です。詰めたらギリギリ2レスで入っちゃった
割りとクールに振る舞ってる癖に、無意識に甘え行為ってアリだと思うんだ


夏に某スレで
「昔見ず知らずのJKに図書館で足こすられて、思わず振り返ったら目が合って、平謝りされたけどJKだったから許す」
的なレスを見かけて、思わず書きだした……あれ?もう秋なのはナンデ?

この後?続いたらいいね(他人事

538:名無しさん@ピンキー
14/10/13 12:06:55.27 4ukQlbdW
いいから続けるんだよ、お前の話だろ?

539:名無しさん@ピンキー
14/10/19 22:35:15.07 7gdstI6n
おかしいなあ、おうちで暖めてあげるシーンがないぞ?
続きオナシャス!

540:名無しさん@ピンキー
14/10/22 22:12:01.76 EYze1zGv
男君からの抱きしめ"られ"心地について熱く語る甘えっ子という妄想

541:名無しさん@ピンキー
14/11/05 06:37:57.24 XuhJ4NIN
「最近寒くなってきたな」

「そろそろ同じお布団で寝ないとねー」

「そんな習慣はありません」

「……じゃあ、なが~いマフラーを二人で」

「身長差あり過ぎクソワロタ」

「じゃ、じゃあ外では手を」

「繋がなくても安心の手袋を完備」

「……」
ぺしぺしぺし

「分かった分かった。炬燵入る時抱っこしてやろう」

「それ超名案」

「まあ、まだ出さないけどな」

「このっ、このっ、このぉ」
ぺしぺしぺしぺしぺしぺし!!




お目汚し失礼しました。

542:名無しさん@ピンキー
14/11/05 23:03:21.57 81eFc/W4
これ超可愛い

543:名無しさん@ピンキー
14/11/08 23:38:23.52 X3JJfb5B
ブンブンハローYouTube!

544:名無しさん@ピンキー
14/11/09 02:05:57.20 NSjazOo6
ゆー・ちゅー・ぶ
つまりちゅっちゅ動画挙げることだったんですよ!
なる謎曲解で迫りくる甘えっ子の手から君は逃れられるか

545:名無しさん@ピンキー
14/11/09 02:13:29.46 Nbn20Ija
youtuberってそういうことだったのか(納得

546:名無しさん@ピンキー
14/11/09 21:52:23.68 NSjazOo6
 ゆーちゅーばーの暴走!

「この前の動画も、すっごく再生数よかったんだっ!
 だからねっ、今度はもっとすっごいちゅー動画撮りたいなあってっ、それでねそれでねっ!」
「やめてくれよ……。てかなんだよゆー・ちゅー・部ってタグまであんの!?
 何が悲しくてバカップルどものキスシーンなんて見たがるんだよお!? 誰得誰望じゃねえの!?」
「にゃふふっ、みんなもらぶらぶな瞬間しぇあしまくって、はっぴーな気持ちに浸りたいってことなんだよね!
 さあさあっ、もーっといっぱいっ! ……らぶらぶなの、ちゅーってしよっ?
 たまにはさ、そのっ、される方もいいかなあ、なんて……。えへっ、ふへへぇっ」
「……これ以上動画にするなら、ちゅー禁止令出すぞ」
「ええええっ!? そんなのヒドすぎるよ!? ちゅー、禁止されたら……ちゅー、出来ないの、やだぁ……」
「そうだろ、だから動画にするのは―」
「わかった! それじゃ生放送でちゅっちゅしよっ! これなら条件くりあー!」
「更に悪化した!? 生なんて出来る訳ないからな!? 編集も出来ないのに顔なんか出たら人生終わる―」
「えへ、ふへへぇ……。ナマちゅー、しちゃうんだぁ……。
 うああっ!? これ、誓いのキスみたいになっちゃうよねっ!?
 どうしよっ、ふっ、ふつつかものですが、よろしくおねがいしますっ!?」
「妄想やめれ……ってか、して欲しいんじゃなかったのかよ。何で俺が押し倒されそうになってんですかね?」
「だ、だってっ……。
 される時は、けっこんの時まで取っとく……つもりだしっ。
 そっ、それまではわたしが、ちゅーする方だからねっ! 約束だからっ、守らなきゃ絶対ダメだからねっ!!」
「……ふぅん。じゃあ、またちゅー動画撮られそうになったら、こっちから攻めれば良さそうだな」
「だ、だめなのーっ! 誓いのちゅーはふっ、二人きりじゃないとっ……は、恥ずかしすぎるからあっ……!」
「……え、えとな。こちらとしては普通のちゅー動画撮られることもそれ位恥ずかしいことだとご理解頂ければそれはそれで」
「ま、毎回けっこんちゅーしちゃってたの!?
 わ、わたしっ、ただ好きだからってだけで……あ、あうあうあうぅ!?」
「……ちょっと何言ってるか分かんなくなってきたんですけど。大丈夫か、おーい。顔真っ赤だぞ」
「……そ、そんなにドキドキするちゅーなら。二人だけの時の方がいい……よね? だよねっ?」
「やっとか……。そだな、分かってくれたらそれで―むぐっ」
「その代わりっ、ずーっとドキドキするちゅーしなきゃダメなんだからねっ! これからも、ずーっとっ!」

547:名無しさん@ピンキー
14/11/09 21:53:15.32 NSjazOo6
こういうことですかわかりません><

548:名無しさん@ピンキー
14/11/09 22:15:12.91 MWY8j6gh
ふぅ……良い

549:名無しさん@ピンキー
14/11/09 23:17:11.65 ptWxRRqz
かわゆす!

思わずゆーちゅー部を検索してしまったじゃないか…
視聴者も当てられちゃってちゅっちゅ始めそうだなw

550:名無しさん@ピンキー
14/11/11 07:35:23.91 hS5zpWBN
すばらしい

551:名無しさん@ピンキー
14/11/11 08:39:46.70 dvkmGIdL
やだ、私ったらずっと「ようつべ」だと思ってた…

552:名無しさん@ピンキー
14/11/11 11:20:54.72 O7JM3705
男「あー、腰痛べ腰痛べ」

女「昨日激しかったから腰痛にもなるよねー」

男「やかましい」

553:名無しさん@ピンキー
14/11/11 17:29:13.56 4aGBv9xh
>>546を読んで妄想がたぎったので投下


「おーい、男ぉー。お前のゆー・ちゅー・部の動画見たぞー」
「げっ!何でだよ、知人には絶対知られないように隠してたのに!」
「何でもなにも、女ちゃんが知り合いに宛てて無差別にURL送信してんぞ?」
「嘘だろ!?何やってんだあのバカは……!!」
「いいじゃねーのよ。女ちゃんだって見せつけたい年頃なんだろ?」
「あれだけ自重しろって言ってたのに……今後俺がいない時は
絶対にパソコン触らせないようにしよう」
「とか言って、実はお前もまんざらでもない感じなんだろ?」
「正直もうこりごりなんだよ……あいつ一度迫ってくると
ちゅーさせるまで絶対引かないし」
「おうおう、お熱いねぃ。お兄さん嫉妬で狂っちゃいそう」
「……友、お前は俺のこの姿を見ても同じことが言えるか?」スルッ
「ちょっ……おま、何を……うわっ!?なんだよそのアザ、DV痕!?」
「これはなぁ……あいつがちゅっちゅしてきた後の、キスマークだ」
「……は?どっからどう見ても青アザだぞ?」
「あいつが事あるごとに何度も何度も全身くまなくキスしてくるから、
ついには肌が鬱血して腫れてきたんだよ……」
「なっ……マジで?」
「あいつも最初こそ俺に気遣って控えめにしてるが、テンションの
ボルテージが上がると我を忘れるんだよ……」
「……壮絶だな」
「それを踏まえた上でもう一度聞こう。お前は俺が羨ましいか?嫉妬しちゃうか?」
「……御愁傷様です」ナムー
「分かればよろしい」

554:名無しさん@ピンキー
14/11/12 04:48:14.08 jI36ypBY
いいね!

555:名無しさん@ピンキー
14/11/17 19:23:58.76 Cyd62AzY
甘えっ子とお付き合いするには男の方も強くないとアカンのやな…
やはり甘えっ子はS属性

556:名無しさん@ピンキー
14/11/20 10:53:50.89 m5r3l1+J
そして甘えカップルと付き合うには周囲も(精神的に)強くないといけないんですねわかります

557:名無しさん@ピンキー
14/11/21 22:20:37.98 4/Eq0MoO
だが待って欲しい、周りもちゅっちゅすれば世界は平和になるのではないか?

558:名無しさん@ピンキー
14/11/21 22:28:34.26 x8/gSmcg
男女の数は同数やないんや……っ!

559:名無しさん@ピンキー
14/11/21 23:50:45.76 mMjf1W9/
甘えっ子全てが周囲を気にせずいちゃらぶ出来ると言う風潮 一理ない
甘えたくても意中の人に近づけず密かに悶々としてる子もいるはず

560:名無しさん@ピンキー
14/12/06 23:21:28.54 Ruuq+Y3F
いつももじもじ貴方の後ろに這い寄る甘えっ子

561:名無しさん@ピンキー
14/12/08 00:23:06.60 Ab5/g+Oe
這い寄る……歩けない甘えっ子!?

562:名無しさん@ピンキー
14/12/08 07:39:04.91 URwPwiaE
いつももぞもぞ貴方の背中に張り付く甘えっ子

563:名無しさん@ピンキー
14/12/10 15:10:10.63 paRlk58N
おんぶしろー!

564:名無しさん@ピンキー
14/12/11 18:55:16.66 AEBhxAEL
だっこしろー!

565:名無しさん@ピンキー
14/12/12 11:12:36.22 DFbHsMLr
せっくすしろー!

566:名無しさん@ピンキー
14/12/13 00:21:54.52 pfc22uCr
心の中では甘えたいと思っているのに、不器用で甘えられなくて自己嫌悪してしまうおねえさんも甘えっ子に入りますか

567:名無しさん@ピンキー
14/12/13 01:27:09.48 tnssKHYV
あると思います

568:名無しさん@ピンキー
14/12/13 01:41:21.80 45v7EdF2
意地は張ってもここーろーの中じゃー
あまーえたいんだ姉さんはー

569:名無しさん@ピンキー
14/12/16 17:27:48.05 ypGMJ2kM
甘えんぼうと寂しがり屋のちがいとは何ぞや?

570:名無しさん@ピンキー
14/12/16 17:33:47.41 QalWUIWy
いやそれ全く別物でしょう

571:名無しさん@ピンキー
14/12/16 21:57:36.23 kmfBgdJM
一人がいやなのが寂しがりや
一緒にいても甘えられないといやなのが甘えん坊

572:名無しさん@ピンキー
14/12/18 00:15:48.72 fPraioTC
寂しがりやは別に甘えたりしないが、甘えんぼうは離れると寂しい

573: ◆oE/6SBcxv2
14/12/18 22:02:43.46 SZIw+rrc
>>566がツボったから書いてみた。趣旨違ってたらごめん。


暗い部屋に帰る。
疲れた。
脱いだパンプス揃えることもせずに、玄関にごろんと横たわる。働いた。自分で言うのもなんだけど、よく働いた。
本当に疲れた。今日は金曜日な上に、毎月やってくる仕事の締め日だった。くったくただ。
今日は彼氏の諒太が家で待ってるって言ってくれてたけど、断って正解だった。21時には上がるつもりだったのに、結局帰宅したら今日ももう終わる時間だった。待ってるって言われたのは嬉しかったけど、こんなに待たせてしまうのは申し訳なさすぎる。
「あ、連絡……」
家着いたら連絡して、と言われていた。電話をかけようとして、やめた。もう寝てるかもしれないし。
『家着いた。おやすみなさい。明日楽しみにしてる』
そうメッセージを打って、携帯を投げた。本当は電話したかった。でも時間が時間だし、声が聞きたくてたまらないけれど、明日明後日と家に来てくれるっていう約束だから我慢した。
我慢したけど、でも。
「今すぐ会いたいなあ……」
それなりに年も重ねておいて、なのに未だに少女漫画ヒロインみたいなことを思ってしまう。そのくせ口には出さずに大人ぶているんだから、馬鹿みたいだなって思う。
玄関先はさすがに冷えてきたから、リビングに入って暖房をつけてソファに寝転がった。
時計を見ると、もう日付が変わっていた。

574: ◆oE/6SBcxv2
14/12/18 22:04:09.60 SZIw+rrc
付き合って初めて迎える、私の誕生日だった。今日は。いや、昨日は。
だけど仕事で忙しくなるだろうなって思ったから、諒太と会うのは休日にしてもらった。だって、待っててもらう時間が勿体無いし。
日付変わったら電話してもいい?って言われたけど、それも断った。だいたい、諒太だって出張から帰ってきたばかりだったし。疲れてるのに無理させたくない。そういう気持ちだけで充分だ。
……自覚はしてる。かわいくないなーって。
だって、この年になってもわからない。甘え方なんてわからない。わがままと甘えることの違いがわからない。わがままも、迷惑も言いたくない。
だって、だって諒太は優しい。自分で自分のこと茶化して言ったりもするけど、エッチの時はちょっといじわるだったりするけど、基本的に優しい。優しいから、迷惑かけたくない。嫌われたくない。
そう思ったら、鼻の奥がつんとした。
やだな。迷惑かけたくないけど、男の人って頼られたり甘えられたりする方がいいんだろうなーって思う。私じゃ全然だめだ。甘えたつもりがただのわがままになってそうだ。
かわいくなりたかったな。きちんと甘えられて、でも迷惑じゃないの。そういう女の子。いや、もう女の子なんて年でもないか。

575: ◆oE/6SBcxv2
14/12/18 22:05:34.72 SZIw+rrc
ますます鼻の奥が痛くなって、やばいと思った。寒いからかな。寒いとネガティブ思考になっちゃうんだっけ。お風呂入んなきゃ。でも面倒くさい。
疲れた。でも入んなきゃ。明日は諒太に会えるんだから。諒太のご飯食べられるんだから。かわいい格好したい。
ーーでも今会いたいの。
そう思ったら、涙がぽろんとこぼれた。
「……ぅ……っ」
涙がこぼれてしまったら、止まらなくなってしまった。
なんでうまく言えないんだろう。本当はああしたい、こうしたい、してほしいっていっぱいあるのに、言ったってどこか迷惑かなって思ってしまう。自分で断っておいて、今すぐ会いたいなんて馬鹿みたい。じゃあ最初から言えばいいのに。なのに、言えない。うまく言えない。
「……声、聞きた、い……今すぐ会いたい、」
声に出してしまったら、ますます馬鹿みたいで、みじめで。
「ぎゅーってしてほしい、いっぱいちゅーしたい、頭なでなでしてほし、い、諒太のご飯食べたい、一緒にごろごろしたい、
……ふぇ、お、風呂一緒に入りたい、手繋いで外歩きたい、好きっていっぱい言ってほしい、かわいくするからかわいいっていっぱい言ってほしい、
いろんなとこちゅーしてほしい、エッチもいっぱいしたい、お揃いのもの欲しい、一緒に旅行したい、……っ」
吐き出しても吐き出しても、まだ全然足りなくて、涙も止まらなくて。あー絶対化粧ひどいことになってる。やだな、明日顔腫れないかな。せっかく会えるのに。
大好きな人に。
「っ、諒太ぁ……」
「なーに?」

576: ◆oE/6SBcxv2
14/12/18 22:06:41.80 SZIw+rrc
よく知った声が突然聞こえて、途端、涙が止まった。
「りょ、た……?」
慌てて起き上がると、諒太だった。モッズコート着て、少し鼻赤くして、にこにこしながら。
どうして。
「諒太くんですよー」
って言いながら、近づいて、ぎゅーっと抱きしめてきた。あ、諒太のにおい。混乱した頭だったけど抱きしめ返した。あったかい。
「なんで……」
「どーしても会いたくなったの。しーちゃん帰ってきたって連絡くれたし。疲れてるかなー迷惑かなーって思ったけど、来てよかった」
体を少し離したかと思うと、ちゅっと軽く唇にキスしてきた。あ。諒太のキスだ。って思ったら、なんだかまた泣いてしまった。諒太が慌てたように私の頬に手を添えてきたから、その手に自分の手を重ねた。
「ゃ、諒太、もっとキスぅ……」
思わず、口からそんな言葉が出てしまって驚いた。諒太も目を丸くしてる。だって、普段の私ならこんなこと絶対言わない。一気に恥ずかしくなって言い訳しようとしたら、諒太がキスしてきた。
何回か軽くくちづけてから、深く入ってきて舌を絡め取られる。いつもは息が出来ないくらいの、食べられちゃいそうなくらいのキスをしてくるのに、今日はなんだか優しくて、心の奥からじわっとあったかくなるような感じ。どうしよう、気持ちいい……。
「ん……ふ、ぁ……」

577: ◆oE/6SBcxv2
14/12/18 22:07:20.31 SZIw+rrc
吸い付いていた舌が離れたと思ったら、口の端に優しくキスされて、また深く深くどろどろになりそうなキスをされる。どうしよう、たまらなく諒太が好き。
唇が離れて、諒太は私の涙のたまった目尻や耳たぶや頬、あちこちにキスを落としてくる。
「かわいい」
「りょうたぁ……」
名前を呼ぶと、くしゃっと笑って頭を撫でてくれた。
「いつからいたの……?」
「わりとさっき」
「……聞いてた?」
「途中から」
死にたい。これは死にたい。
あんな情けないこと声に出してるところを見られたなんて。ていうか気付けよ私。
いつの間にか、また涙が溢れた。
「もー……」
そんなことを言いつつも、諒太は私の涙をぬぐってくれて、ぽんぽんぽんと背中を叩いてあやすように抱きしめてくれた。
「きら、いに、なったぁ?」
「なんで」
「だって、本当はそんなこと考えてたとか、私が。ひくでしょ……?」
「なんで」
「だって、似合わないじゃん……」
「そういうの似合う、似合わないじゃないでしょ。かわいすぎて悶絶したっての」
そんなの。……本当、諒太は優しい。優しいから、ずるずると優しさに頼ってしまってだめになっちゃいそうなくらい。
だけど。

578: ◆oE/6SBcxv2
14/12/18 22:07:59.29 SZIw+rrc
「旅行はまた今度になっちゃうけどさ、今日と明日で言ってたこと全部しよっか」
にこにこしながら、私の鼻の頭にちゅっとキスして諒太が言う。
溺れても、いいんだろうか。
好きで好きで好きで好きで仕方なくて、多分諒太が思ってるよりも私諒太のことが好きで。何されたっていいって思ってるのに。
「いいの?」
「誕生日だからってわけじゃなくて、いつでも」
でも今はお風呂入って寝た方がいいかなとは思うよ、とか諒太が言うけど。確かにそうなんだけど。少しだけ。
言えるかな。今なら言えるかな。
「……もうちょっとだけ、ちゅーしたいの」
なんとなく、諒太の袖を掴んでみる。こんなこと普段言わないし、しないけど、今なら。
「……ほんっと、かわいい」
諒太は袖を掴んでいた私の手を取って、指を絡めてきた。あ、なんだか幸せだ。だんだん顔が近づいてきて、堪え切れなくなって目を閉じた。

【end.】

579:名無しさん@ピンキー
14/12/19 00:58:01.41 sX4B2Thj
何この可愛い生物
GJ

580:名無しさん@ピンキー
14/12/19 18:28:01.67 M+U41+Z6
降り積もった雪が全て砂糖だった

581:名無しさん@ピンキー
14/12/19 23:48:57.41 xZ5TtLfG
すばらすぃ…
これはすばらすぃ…

582:名無しさん@ピンキー
14/12/20 00:10:46.98 w+w6IV/Y
こんなお姉さんを甘えさせられる男になりてぇぜ……GJ!!


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