13/12/07 17:46:39.37 p2OfXVug
―待っていられない。
その言葉を告げず、身体ごとコタツに引き込んだ彼女の身体を満喫することにした。
彼女も俺も、身体はすぐに出来上がった。待ち切れないという風に彼女は自分で下半身を脱ぎ捨てた。俺も下
を脱いでしまう。
俺が上、彼女が下。いつものように凸凹の入り口を触れ合わせる。潤滑油は十分なようだった。
「ほとんど触ってないと思うけど」
「言われなくても知ってるよぉ……っあ、うぅ……」
じわじわと侵入して奥まで到達すると、下から抱き締められる。ふぅふぅと息を荒くして余裕が無いのかとも
思ったが、そうではなかった。下からではあるが、腰をぐいぐいと押し付けてくる。刺激が足りないからと自分
から動こうとしているのだった。
膣内は蕩けている。欲しがる彼女とは対照的に、そんなに強く締め付けているわけではない。それなのに、と
ろとろの襞が絡みつくだけでイきそうだった。
ゆるゆると引き出して、ぬるりと突き入れる。ピストンと呼べるような激しい動きじゃないのに、それだけで
快感が振り切っていた。
「ん、ふぅ……ん、んぁう……」
「だらし、ない、な。涎、垂らしてさ……」
「別に、いい、じゃん」
「……悪くないけど」
彼女の頬の涎を舌で拭い、唇を奪う。彼女が待ち切れないという姿勢そのままの勢いで舌を突き出してきた。
吸われて、吸い返して、唾液を捏ねる。
下半身の結合も忘れてはいない。奥へぶつける度、彼女の喉の奥がくぐもった声で震える。絡みつくでなく、
ぬめつくでなく、ぬるま湯に身を委ねているような心地良い倦怠感が性感に変換されて、暴発寸前にまで高まっ
ていく。
彼女の足が腰へ巻き付く。もうすぐ達する合図だった。一旦口を離して、早いな、とからかうと、相手が貴方
なんだから当然だろう、と返された。
「ホントに、あっ……好き……だい、すきっ……!」
全身でしがみつかれて押し付けられた。変に温かい彼女の身体が密着したせいで、腹の底から湧き上がってき
た衝動が堰を切ったように溢れ出し、彼女の奥を白く汚していく。
「ひ、あ、ああぁあっ……!」
彼女自身もほとんど同時に達していた。うわごとのように好きだ好きだと繰り返していた。
18 「うぅ、暑い……」
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