【戯言・リスカ】 西尾維新 vol.18 【物語・刀語】at EROPARO
【戯言・リスカ】 西尾維新 vol.18 【物語・刀語】 - 暇つぶし2ch550: ◆zO7AQfurSQ
13/11/15 20:16:24.35 Bd7skE4l
 蛇が。
 ごく一部の蛇が千石の意思に逆らって動く。
 いや違う。僕の意思に従って動くのだ。それにも千石は気付いていないようだが……。
 僕は頭上で宙吊りにされながら喘いでいる戦場ヶ原に目線を向ける。この操作できる蛇は戦場ヶ原の膣内に挿入されているものだ。
 試しに動きを変えさせてみる。さっきまでの単調な出し入れではなく、戦場ヶ原の感じる箇所を重点的に擦るように。
「んふうっ! んん! んううっ!」
 びくびくっと戦場ヶ原の身体が震え、蜜壷がきゅううっと締まるのがわかる。どうやら達したようだ。催淫効果を受けているままでのこの刺激には耐えられなかったらしい。
 そして。それに伴ってまたもや変化が起こる。僕の意思で動く蛇の数が増えているのだ。
 今度は火憐の中に突っ込まれている蛇。そのことからだいたいの予測がついてきた。
 どうやらこの状態で僕が達するたび、もしくは蛇を挿入されている彼女たちが達するたびに僕に操作権が移っていくらしい。
 ならば。今ここに具現化されている蛇の操作権をすべて僕に移したらどうなるか。千石の思うままになっている現状を打破できるのではないだろうか?
 しかしそのためには僕が蛇を操って皆を犯し続けなければならない。くそ、やるしかないのか。
 脳内で葛藤し、それを即座に乗り越えた僕は覚悟を決めた。僕は今ここで。彼女たちを犯し尽くす!
 確認したところ、現在僕が操れるのは戦場ヶ原、火憐、月火、そして羽川に挿入されている四体。
 まるで自分の手足の如く自在に操れるそれらを動かし、彼女たちを犯していく。催淫効果の影響なのか、失神することもなく彼女たちは膣内を抉られてイき続けた。
 理性などほとんど残っていないようで、ただされるがまま、快楽を得続けている。
 いや、されるがままというのは正しくない。みんながみんな、口内に突っ込まれた陰茎を懸命にしゃぶってきているのだ。
 戦場ヶ原は口内にある自分の性感帯に先端を押し付けるようにくわえて口全体で締め付けてくる。
 羽川は頭を前後に振って唇の輪っかで肉茎を擦りながら全体に舌を這わせてくる。
 神原は喉奥まで深くくわえ込み、ほっぺたをへこませて激しく吸ってくる。
 火憐はカリ首の部分を唇でぎゅむぎゅむと締め付けながら亀頭に舌を擦り付けてくる。
 月火は先っぽだけくわえながら、とがらせた舌先で尿道をぐりぐりとほじってくる。
 それらの刺激を一身に受けた僕は。

551: ◆zO7AQfurSQ
13/11/15 20:17:22.16 Bd7skE4l
「ん、ぐ、ううっ!」
 到底耐えきれるものではなく、またもや千石の中に射精してしまう。
 それを受け止めた千石が身体を震わせ、感極まった声を上げた。どうやら千石も達したらしい。
 しかしそれでも満足しきれないようで、すぐに腰の動きを再開し始めた。千石自身も蛇の催淫効果を受けているのだろうか?
 ちなみに千石が達しても蛇の操作権は移るようで、今は陰茎化した蛇はすべて僕の支配下にあった。
 五人の膣内を、口内を、お尻を責め立て、彼女たちを絶頂へと押し上げる。
 そして操れるようになった新たな蛇たちを同様に陰茎化させ、さらなる刺激を求めだす。
 戦場ヶ原の両手に一本ずつ握らせ、手首を固定させて前後に動かしてしごく。
 羽川の服の中に潜り込んで胸の間に挟ませ、左右から別の蛇に押し付けさせながら前後に動かしてしごく。
 神原の伸びた髪の毛に絡ませ、しっかりとくるませてから前後に動かしてしごく。
 火憐の両腕を閉じさせて両方の腋に突っ込み、二の腕と胸に挟ませながら前後に動かしてしごく。
 月火の両足首を掴んで足の裏で挟ませるようにし、前後に動かしてしごく。
 もともと受けているみんなの膣内や口の快感に加えて手コキ、パイズリ、髪コキ、腋コキ、足コキを同時に受けた僕はあっさりと射精に至った。
 僕本人が受けている千石の膣内の快感だって相当なものだ。
 さらに増えていった蛇を操り、それぞれにしている行為を他のみんなにもおこなっていく。
 膝裏や肘にも挟ませ、ありとあらゆる箇所で何本もの陰茎をしごかせた。
 挟むところがなくなると今度は様々な部分を亀頭で刺激し始める。
 全員の服とブラをずらして胸を露出させ、ピンと尖っている乳首を突っつく。
 柔らかい脇腹や背中、太ももに擦り付ける。
 肥大化してパンパンに充血している陰核に押し当てる。
 陰茎が彼女たちの全身を犯し、彼女たちは全身で陰茎を犯した。
 もはや数えるのも億劫なほどに彼女たちは絶頂を繰り返し、僕は千石に精液を注ぎ込んでいく。
 そしてついに。
 僕の身体を縛っている蛇たちもほとんど支配下に置いた。
 あとは千石周辺の何匹かのみ。僕は勝負に出る。
「千石……キス、しようぜ」
 口元の蛇が自然にどいたように見せて千石に言う。
 千石は一旦腰の動きを止めた。
「ふふ、暦お兄ちゃんようやく撫子を受け入れてくれる気になったんだね」
 身体を僕の方に倒し、唇を合わせる。

552: ◆zO7AQfurSQ
13/11/15 20:18:14.07 Bd7skE4l
 この隙にそっと戦場ヶ原たちを地面に下ろし、解放した。
 そのまま僕を縛る蛇たちをどかせ、自由になった両腕で千石の身体を力強く抱き締める。
「え? んっ……」
 それに驚いて唇を離しかけた千石の後頭部に手を回し、更に唇を押し付けて口内に舌をねじ込んだ。
 舌が触れ合うとすぐさま千石は僕のに絡め、激しく擦り付けてくる。もはや周りが見えないようで、夢中で僕の唾液を啜ってきた。
 身体に力を入れてごろんと転がって千石と体勢を入れ替え、正常位で動きやすくなった僕は上下で繋がったまま千石の身体を弄り始める。
「んっ……んう……」
 ぴくんと千石の身体が跳ねる。
 先ほどから千石も何度も達してはいるが、全部自分のペースだ。攻められるのは慣れていないだろうと当たりをつけ、ぐっと腰を深く沈めて最奥部を亀頭で突く。
「んううっ!」
 やっぱりだ。奥は感じ過ぎるのだろう。騎乗位時は浅い挿入ばかりだったし。
 そしてもう一つ見つけた。右耳の少し下、顎骨の付け根の辺り。
 ここが、千石の弱点だ。
 唇を離してそこに舌を這わせ、跡がつくくらい思いっきり吸い付く。
 びくんっと千石の身体が仰け反り、その口から悲鳴に近い声が出る。
「ふあああああっ!」
 それはさっきよりも全然余裕のないものだった。
 僕は千石が逃げられないように身体で押さえつけ、右手を頭に回して動かせないように首を固定する。さらに左腕を千石の右膝裏に通して抱え上げ、より深く繋がるようにして激しく奥を突く。
「あっ! だっ、だめっ! 撫子、壊れちゃう! ああああっ!」
 自分の力の事も今や頭にないのか、千石は快感に翻弄されてただ身体をよじらせるのみだ。
 僕も精力が常に満タン状態にされているので余裕がなく、いつ発射してもおかしくない。それをなんとか堪えて腰を打ち付けた。
 すでに千石は幾度も達してイき続けており、もはや掠れた喘ぎ声しか出ずにぱくぱくと口が動いている。
「暦、お兄ちゃ……も、撫子……だめ……」
 かろうじて絞り出した声で僕にそう伝えると、千石の身体がぐううっと仰け反りだす。
 僕ももう我慢が効かず、溜まりに溜まった欲望を一気に解放した。
 僕の身体が大きく震えてびゅるびゅるっ!っともの凄い勢いで鈴口から精液が噴射される。当然一度で収まるものでなく、幾度も発射して千石の子宮を満たしていく。
 身体を揺すって快感を求め、最後の一滴まで残らず千石の中に注ぎ込んだ。

553: ◆zO7AQfurSQ
13/11/15 20:19:47.78 Bd7skE4l
 千石のつま先がぴんと伸びきり、両手は何かを掴もうとしているように宙を掻く。そのままびくんびくんと痙攣していたかと思うと、ふっと力が抜けてぱたりと四肢が投げ出された。
 そして周りにいた蛇たちがざあっと潮が引くように千石の髪の毛に戻っていき、気が付けば周囲をドーム状に覆っていた蛇も消えて空が見えている。
 千石を窺うと失神しているようだった。時折ぴくんぴくんと身体を痙攣させているのは絶頂の余韻が残っているせいだろうか。
「御苦労じゃったお前様よ」
 今のうちになんとかしないと、と思ったとき、突如声をかけられる。
 振り返るまでもない、忍だ。そういえば蛇に襲われたあたりから姿が見えなかったが、あれは咄嗟に僕の影の中に避難したのだろう。
 僕が身体を起こすと、代わりに忍が千石に近寄る。何をするのかと思う間もなく、忍は千石と唇を合わせた。
「お、おい、何を……」
 するんだ、と言い切る前に忍は顔を離し、ぺっと口に含んでいた何かを吐き出す。
 くしゃくしゃに丸められた紙。例のお札だった。
「今度はもっと見つからぬようなところに隠しておくんじゃな」
「ああ……ありがとう忍」
 僕はそれを拾いポケットにしまう。
 見ると千石は元の姿に戻っていた。髪の毛も白蛇なんかになっていないし服装も制服のままの、どこにでもいる普通の女子中学生だ。
 いやまあスカートが捲り上げられて僕とひとつになっているのはご愛嬌ということで。
「礼には及ばんわ、儂は最後の美味しいとこ取りをしただけでお前様や他の皆ほど何かしたわけでもない」
 忍は指を立てて僕の頭をとん、と小突いた。
「じゃから儂の番は夜でも構わぬ、しっかり後始末をしてやるんじゃな」
 番……? 何のことだ?
 しかしそれを聞く前に忍はさっさと影の中に引っ込んでしまった。
 とりあえず僕は千石の中から肉棒を引き抜き、そっと千石の頬を撫でる。
「千石…………」
 失ったものは色々あるけれども。もう取り返しのつかないものもあるかもしれないけれども。
 それでもまだ致命傷ではないはずだ。
 少しずつでいい。ゆっくりと歩み寄って。分かり合って。成長していこう。
 お前がどう思っていようともお前は僕の大切な妹分なのだから。







うーむ、時間かかったわりにあまりエロくならなかった……猛省
だが読んでくれたありがたい人たちにはすまないけどなんとこの話、もう少しだけ続くんだ……え?期待してない?

554:名無しさん@ピンキー
13/11/15 21:04:48.63 G7OaojnY
>>553
続きはよ!

555:名無しさん@ピンキー
13/11/22 21:24:56.01 pglkQKmy
最近規制で書き込めなかった
とりあえず続きはよ

556:名無しさん@ピンキー
13/11/25 00:13:37.79 i80Q5uMf
焦らすのイクナイ

557:名無しさん@ピンキー
13/11/25 08:23:00.76 1ppU6ebI
そういえば貝木寝取られさん見なくなったなあ。

558:名無しさん@ピンキー
13/11/25 08:46:41.06 YjCXs6gb
流行りのアニメのスレに移住したんじゃね?

559:小ネタ(戦場ヶ原視点、エロなし)
13/11/25 14:15:12.99 OKy00chw
かけられた
コーヒーを顔にかけられた
アララギくんにもされたことないのに
公衆の面前で、冷めたとはいえコーヒーをかけられたのだ、この私、戦場ヶ原ひたぎが

普段なら腸が煮えくりかえり、即座に倍返しならぬ百倍返しでもしないと気が済まないほどの屈辱
だが
私はそんな気力が起こるどころか事態を呑みこめず未だにキョトンとしていた

なぜアナタがそんなことするの
そんな資格あると思ってるの
私がどれだけ断腸の思いでアナタに依頼し、また、身体を売ってでもお金を都合しようとしたと思ってるの
なのに、その返答が待ったなしのコーヒーぶっかけなんて・・・考えもしなかったわ
鼻眼鏡がなければ即死もとい目がやられていたかもしれないわよ

アナタのことだから
「そうか戦場ヶ原、殊勝なことだ。彼氏の為にその身を売るなど使い古された悲劇のヒロインを演じたいわけか」
「好きにするがいいさ、ビタ一文まける気は無いが、精々励んでくれ」
こう言うと思ってたわ
言ってのけるに違いないと

それがこれだもの
呆気にとられるなというほうがおかしいでしょう?

嗚呼駄目だ、早くなんとかしないと
ほら、気の毒なウェイトレスさんがギョっとしてるじゃない
中年男性からコーヒーを浴びせられた女子高生が嬉しそうに身体を震わせるなんて、どう見ても変人よ?
早く顔を仏頂面に戻さないと
あいつが戻ってくる前に
いまの表情をあいつに見られるくらいならそれこそ死んだほうがマシだもの

こんな嬉しくて仕方ないなんて顔だけは見られてたまるもんですか


今回の件で私が学んだ教訓は・・・貝木、あなたも結構馬鹿なのね

560:名無しさん@ピンキー
13/11/25 14:17:10.85 OKy00chw
勢いで書いた
反省はしてない

561:名無しさん@ピンキー
13/11/25 16:08:05.11 ajJFjkL/
うーむ…
阿良々木さんはどう見てもボッチが似合うよなぁ
というか戦場ヶ原と貝木の方が自然にみえゲフンゲフン

562:名無しさん@ピンキー
13/11/25 19:11:22.58 1ppU6ebI
やっぱりガハラさんかわいいな

563:貝木×ガハラさん(NTR注意)微エッチ
13/11/28 14:49:34.89 hsnjrZPx
もしも『ひたぎサラマンダー』がいかがわしいホテルで行われた会話だったら

「ねえ貝木」
「なんだぁ戦場ヶ原」
「なんで私たちこんな場所で『華氏459度』のことについて雑談してるの」
「さあなぁ、寝物語というやつじゃないのか」

それを聞いて即座に跳ね起きたわ
一糸も身に纏ってない裸だったけど、構いはしない
シーツを除けてすぐ隣に寝転がってた貝木に跨り、手に持ったモノを振り下ろした
勿論、殺意充分でね

「女子高生に上位されるのは初めてならコンパスを心臓めがけて突き立てられるのも初めてだ」

チッ、防がれた
私が頭を預けてた枕を使って

「訂正してちょうだい。わたしが貴方とは雑談さえも嫌なのは分かってるでしょう」
「ああ分かってるよ、そんなお前が先刻まで俺に貫かれ可愛い声でアンアン喘いでいたこともな」

中々見応えあったぞ、としゃあしゃあと口にするこの詐欺師に改めて殺意を覚えたわ
だけどやめた
否定できないもの

なんでこうなったのか理解出来ないけれど、私はアララギ君という人がいながら、よりによってこの男、貝木泥舟に抱かれたのだから
いきさつは何だったかしら
それさえも思い出せない
気がつけばこの男と見つめ合い、キスをし、ラブホテルの門をくぐってあれよあれよというまに抱かれてしまいまみた
もしタイムスリップ出来るなら数時間前の自分を殴りつけてでも正気に戻したいところだわ

わたしがね
うわきしたのは
かいきだわ

思わず辞世の句が出来ちゃったじゃない
ちなみに貝木と怪奇をかけてちょうだい

「どうしたぁ戦場ヶ原、お前が俺の腹に跨って裸体をさらけ出したままでいるのはまさに『目に毒』だぞ」
「・・・あら、そのわりにはさっきから私のお尻にカタいものが当たってるんだけど。『毒を食らわば皿まで』ってやつかしら」

幽鬼みたいな外見のくせに・・・いいでしょう、満足するまで付き合ってあげる
もうヤってしまったのだもの、一度も二度も三度も同じことだわ
雰囲気に流された結果、なんてことは死んでも認めないけどね
すっかり鋼のようになった彼のモノを自分に当てがってふと思い至ったわ

「ねえ貝木」
「なんだ」
「どうしてこうなったのかしら」
「それは俺も聞きたい」

初めて意見があったわね貝木

564:560
13/11/28 14:52:00.09 hsnjrZPx
性懲りもなく勢いだけで書きました
このふたりは会話想像するだけで面白いもんで

565:名無しさん@ピンキー
13/11/29 06:30:27.11 2Uo9p/C6
GJ!
もっと書いて欲しい!
これで貝木寝取られさんも本望であろうw

566:名無しさん@ピンキー
13/11/29 07:37:53.90 5pnOqBxk
貝木が押せば落ちそうな所を感じるのがいいよね

567:名無しさん@ピンキー
13/11/30 08:12:58.16 QpT0wXMj
クレーンゲームみたいな事を言うな……店側も結構厳しいんだ

568:名無しさん@ピンキー
13/11/30 10:30:34.52 wbwkq+Gf
悲○伝シリーズはここではネタにされないが個人的にリビドーを煽られるシュチュエーションが多くて良いなー

569:名無しさん@ピンキー
13/11/30 15:36:00.35 rml6Mi56
温泉で会議とか?

570:名無しさん@ピンキー
13/12/01 08:31:31.93 xhV1uuOU
私は今、埋め合わせをしてもらっている。

あの男にはできなかったことを、いえ、もちろん当時は子供だったし、
こんな肉体的なことは考えてもみなかったけれど。
けれども考えてみれば精神的な部分では随分としてもらったような気がしている。

好きな男に抱かれながら、私は何を考えているのだろう。

「ねえ、阿良々木《あららぎ》くん」

名前を呼べなかったのは罪悪感からだったかもしれない。
それでも呼ばずにはいられなかった。

「ん? なんだよ、ひたぎ、いや、戦場ヶ原《せんじょうがはら》。
珍しいな、こんなときに名字で呼ぶなんて。萌えるじゃないか」

こよみ(いつもこんなときは名前で呼びあう)は私の皮膚にポタポタと汗を落としながら、
息も絶え絶えに、それなのに冗談《じょうだん》まじりに言う。

とても熱くて。

とても固くて。

とても愛しくて。

そんな私の奥深くまで埋め合わせしている部分は、一瞬さらにピクンと反応する。

正直な男。

本当に可愛くて、何のために呼び掛けたのも忘れ、腕と脚を深く絡め、
思い切り抱きしめてしまう。

さらに深くなる。

「な、なあ、もう……」

こよみは私に懇願《こんがん》するように耳元で苦しそうに囁《ささや》く。

私は無視をして、そのかわりさらに強く彼にしがみついた。
正確には、もう頭の中が真っ白になりそうで、まともな声が
出せそうもなかったからなのだけれど。

571:名無しさん@ピンキー
13/12/01 08:33:21.93 xhV1uuOU
それでも何とか、みっともない、振り絞るような声にならない声で
「お願い 膣内《なか》に……」とは、言えたと思う。
そのまま私は全身から湧き上がる幸せな思いに押し潰されて、意識が飛んで
しまっていたから、そのあたりは本当ははっきりとしないのだけれど。



「ガハラさん? 大丈夫?」

こよみは私の色々な部分を優しく撫でながら、抱きしめ愛してくれながら、
現実に戻してくれる。もう少しだけ、陶酔を味わっていたい気分もあったのだけれど、
現実逃避のような行為を終えなければならない。

いつもなら私だけが味わえる特別の時間なのだけれど、
いつまでも彼の胸に甘えているわけにはいかなかった。

「ちょっと、お花を摘んでくるわ」

「ん。僕も一緒にしたいな」

「馬鹿!」

そう言って、ふらつく足に気をつけつつ、さりげなく着信ランプが付いた
携帯を持ち、この手のホテルにありがちな、無駄に豪華なトイレへと向かう。

貝木からの着信は履歴に無かった。安堵したような残念なような複雑な気分で
これからのことを考えざるを得なかった大きな鏡に写った全裸の私は、
髪は短かかったけれど、まるでこよみに出会う前のような表情をしていたのだった。

572:名無しさん@ピンキー
13/12/01 22:40:46.10 Uzcew45l
なんかガハラさんスイーツ

573:名無しさん@ピンキー
13/12/02 01:10:08.38 KTuNh0TB
貝木ってなんかタチの悪い性病持ってそう

574:名無しさん@ピンキー
13/12/02 07:54:34.11 0VVGaaFr
貝木とラブホ行ったら割り勘?

575:名無しさん@ピンキー
13/12/02 15:53:17.85 AdvuPk5D
ようやっと終読めた
幼馴染クズやわ~超クズやわ~苗字覚えれね~→ん……?→カワイイッ!オッキオッキ!


ってな訳で誰かこよこよの舌中毒なガハラさんのベロチューデート書いてください

576:萌えよヒーロー!
13/12/05 06:44:00.34 i3hdRxqw
第H話

「萌えよヒーロー!

  人類の運命を握る少女」

失敗した。

結論から言って終えば、空々少年の逃走劇は失敗に終わった。

一か八かの大博打は失敗に終わり、終幕した。

577:萌えよヒーロー!
13/12/05 06:44:51.58 i3hdRxqw
全力で真後ろに走り出して数秒―。

空々は『何か』にぶつかった。何も視えない空気の壁に、ぶつかった。

いや、『何か』と表現するのはもう適切ではないだろう、

ここには剣藤と空々と―花屋瀟しかいないのだから。

視えない服『グロテスク』を着込んだ花屋瀟に―空々少年はぶつかったのだ。

空々は驚愕して体を硬直させているのだと思ったが、実際には

無意識に花屋を抱き締めていた、文字通り、ぎゅうと絞めていた。

視えない剣を振るわせない為にも、振るわされない為にも、

思いっ切りどこが正面なのか分からないがとにかく生きる為に、

花屋瀟を抱いて居た。

―ああ、剣藤さんが見たらなんて思うんだろう。

果たして僕が剣藤さんを裏切って、

自分だけは助かろうと媚を売っていうように見えるのだろうか?

―いや、そもそも、今、花屋は見えないのだった。

ならば独り芝居を打っているように見えるのだろうか?

それはそれで、いやだなあ。

578:萌えよヒーロー!
13/12/05 06:46:44.16 i3hdRxqw
ここで空々少年が斬り付けられなかったのにはある理由がある。

そうは言っても、勿論空々少年がその体を張って、

身を呈して自分の身を守ったからだというのもあるが。

それとは他に、理由があった。

誰にも見えない『グロテスク』を着込んだ花屋瀟は、

嬉しかったのだ、

思いっ切り自分にぶつかるくらい自分の元に走ってきた空々の事が、

腕が折れそうな位に自分を抱いてくれる空々の事が。

空々は自分が逃げる為に、剣藤と一緒に逃げる為に走って逃げたが、

それは幸か不幸か、空々の逃走劇は、

花屋瀟に、そんな感想をもたせるのだった。

579:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:18:34.45 WJlG36WE
数時間後、空々は拷問部屋に居た、地球撲滅軍の一部屋、

普段は地球陣の拷問に使われる物騒な、それこそ死にかねない拷問武器と、

並べられて、そこに座っていた。

当然も当然だが、両腕両足と視覚も奪われてる。

逃げ出そうにも逃げる事が出来ない、そういう気も起きない程に頑丈に縛られている。

「ごめんね、空々」

―と、何処からか声がする、狭いのか広いのかよく分からないが、

音が反響して反響しすぎて一体何処から聞こえているのか分からない、

目の前かもしれないし、真後ろかも知れないし、とにかく、

視界が遮られ、一体何処から話しかけられているのかは分からなかったが、

一体誰から話しかけられているのかは分かった。

小学校の頃からの親友で、誰よりも親しかった、

そして、唯一今この世界で空々少年をよく知る少女。

花屋瀟。

580:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:20:15.75 WJlG36WE
「上からの命令でさ、今空々を自由にしてあげるってことは出来ないんだよね、

 いやー本当に頭固くって、何時か伸し上ったらどうにかしたいもんだよほんと」

と愚痴を溢しながら目の前に移動した花屋は空々の目隠しを丁重に外していく。

想像以上に明るかった拷問部屋は、映画などで見られる薄暗さとは一線を介していて、

とても綺麗で、新品の、引っ越してきたばかりの真新しさが見れたが、

それ以上にどす黒くなっている拷問器具が空々の視界を奪っていた。

とてもではないが最近作られたとは見えない。

「あ、安心して、そういうのは使わないから、

 空いてる部屋も少ないしその中でも一番綺麗なんだよここ、一応だけど、

 もう少しここに居たら解放されるし、それまでの我慢だから、

 解放されたら私たちの部屋に戻ろう」

何を言っているのかが分からないというのが、空々少年の感想だった。

私たちの部屋?

581:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:21:08.74 WJlG36WE
「花屋、僕たちは同棲したことなんて一度も無いぞ」

小学校野球部の合宿の時に一泊したという事を同棲の定義に含めるのならば、

確かに同棲はしたが、残念ながらそういう意味合いで言っている訳では無い。

眩しさに眼を潰しそうだったが、何とか慣れてきた。

「……え?何言っているの?空々?私たち、この一ヶ月間、一緒に居たじゃん」

これまでに見たことも無い妖艶な表情をした花屋を、空々は見た。

とろんとした眼で見つめられる、もう鼻先と鼻先が擦れそうになるくらいに近い。

互いの呼吸音が聞こえるくらいに近い。

―花屋は、花屋は考えを捻じ曲げている?

飢皿木博士を躊躇なく斬り捨て、文字通り斬り捨て、それを剣藤のせいにした時の様に、

花屋瀟は自身の記憶を改竄して、都合の好い様に変えていた。

582:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:21:51.23 WJlG36WE
「嬉しいよ、空々、私を選んでくれて」

こちらの疑問を介さず、花屋はそう続けた。

「あんな女に誑かされたときはどうしようかと思ったけど―

 やっぱり、空々は私を選んでくれた」

言いながら、花屋は空々を抱き締める。

「空々がそうするっていうのは分かってたけれど、分かり切っていたけれど、

 空々がそうして自分で選んで、私を選んでくれたのが、私は凄く嬉しいよ……」

さながら生き別れた恋人の様に、花屋は抱き締める。

抱き締めて離さずに、身体を押し付ける。

「空々空々空々空々空々」

人生三度目のキスは、大量の唾液とともに訪れた。

空々が元放火魔、火達磨に行った口移しの精神ブロック剤のようなものが、

空々の口の中を支配する。

ああ、火達磨もこんな気持ちになったのか、とは考えたけれど。

やはり、空々は何も感じる事が出来なかった。

583:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:22:32.42 WJlG36WE
精神ブロック剤は空々には通用しない。

そこを買われて空々は地球撲滅軍に入ったのだから、

そんな事は、飢皿木博士に紹介した、引いては、

地球撲滅軍に招待した花屋が一番よく知って居る筈である。

つまり、別の何かを飲まされたのだ。

自白剤か、それとも毒か、高熱剤とか、ああいう。

実を言えば、それはとても単純であって、思い付かないだけだった。

それとも、空々からしてみると、まだ小説の中にしかないモノだと、

そんな風に断定しているだけなのかもしれないが。

花屋が空々に飲ませた錠剤、性欲向上剤。


詰まる所の、媚薬である。

584:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:23:48.84 WJlG36WE
「んん……んっ、ふは、ん……ぁ」

媚薬の事は二の次に、幾度も幾度も花屋は空々にキスをした。

媚薬など無くても元からその状態だった花屋に、

媚薬を飲ませることなど、正直に言って意味の無い事だとも思える。

空々に触れて居たいだけで、空々にこうしてキスしていたいだけで、

空々と一緒に居たいだけで、空々の空々に空々と空々で空々を。

五分程度の長いキスを経て、少し酸素不足になった所で花屋は空々を抱いていた

両腕を解放して、空々のズボンを脱がしにかかった。

精神ブロック剤とは違って、かなり即効性のある物だったのか、

身体の異常な変化を感じ取った空々は、ついさっき飲まされた物が何か、

ここでやっとの事で気が付いた。

酸欠状態で、殆ど頭が回らないような状態だったけれど。

「結構大きい……のかな?いやいや、本当に初めてだから

 全然詳しい事わっかんなくてさぁ、処女だよ処女処女、

 花も恥じらう乙女だよ、でも凄いねー、がっちがち、

 固いしなんかびくびくしてるし、やっぱ結構即効性あるんだね、

 初めて使ったけど上手く行ってよかったー、あ、媚薬に上手いも何もないか」

585:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:24:52.76 WJlG36WE
とろんとした目で、少し得意げな表情になる花屋のその表情が、

空々は好きだった、媚薬の効果もあってか、その表情に惹かれる。

花屋はその表情で空々の男性器に頬擦りした。

「……花屋、こういうのは、やめよう」

背徳感を煽られながらも、もういっその事このまま身を委ねてしまえばいいのではないか。

そういう気にすらなってしまうが、抵抗は忘れない、一度逃げようとした身で、

呆気無く抵抗を忘れるほど脳が回らない訳では無い。

「恥ずかしがらなくていいよ、空々、私だって初めてなんだし、大丈夫だよ」

そういう事を言っている訳では無いのだが。

しかしそこからの反論(?)はさせては貰えなかった、


ぱくり、と一口で花屋瀟は空々の亀頭を口に含んだ。

586:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:26:16.71 WJlG36WE
元々中学生に上がりたての空々はそういう性に関する知識というものに疎く、

本人も精通しているかどうかすら知らない程に疎く、

だからこそ幸いにもこの一ヶ月間で、そういうものに困るという事は無かったのだが。

それがこの事態を招いたのだとするのならば、多少は慣れておいた方が良かったのかもしれない。

ハニートラップと言う事態に、慣れておいた方が良かったのかもしれないが、

いずれにしても花屋がそれを許すとは思えない―いや、花屋自身が率先してこなすという可能性も、

それなりにはあるとは思うのだが、兎に角、空々には刺激が強すぎた。

「……っぁあ……!」

ぱくりと咥えた花屋はそのまま味わう様に舌で器用に亀頭を何度か舐める。

苦くはないがそれなりにしょっぱい、それで不快感には全くならないが、

先から裏筋、カリ部分や他の部位まで隙間無く万遍無く舐めていく。

587:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:27:10.10 WJlG36WE
「花屋……だめ、はなや……」

身体に力が異様に入っているのが見え見えで、我慢しているのがよく分かる。

弱々しくも、そういう所も愛おしくて、好きで、すきだ。

「こんな感じ?えっちぃー」

竿の部分を扱きながら舌先で亀頭を弄ぶ。

にこやかに笑いながら花屋は舌と手を休ませない。


「出そうなんだ、精液、びゅーって、出したいんだ」


背中に電流が走るような感覚に至った空々はもう頷く事さえできない。

必死に我慢して、必死に我慢するしかない。

あれ、今僕って何のために我慢しているんだろう。

ふと疑問に思って、答えを出そうと現実から眼を逸らそうとする、

しかし、次の花屋の行動でそんな疑問も手放してしまう。

もう一度、今度は更に深く咥えて、激しくストロークした。

588:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:31:47.16 WJlG36WE
「うぁあぁ……ぅ」

喉奥にあたる感触は決して痛くないという訳では無かったが、

その刺激で、空々は目の前が真っ白になった。

塞き止めていたその精液の量を、花屋は喉奥で受け止めて、

最後の一滴まで搾り取る様に吸い尽くして漸く空々の男性器から、唇を離した。

「…………」

花屋を支配していた独占欲が、身体に充実して充満していくようで、

それと同時にどんどんと、その独占欲が強くなっていくのを感じた。

589:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:32:45.31 WJlG36WE
「……いいんだよ、そらから、そらからはわるくないんだよ」

「そらからはざいあくかんなんてかんじなくてもいいんだよ」

ぎゅうと花屋は空々を抱き締める。

「そらからはやさしいから、そんなことおもっちゃうけど」

「いいんだよそらから」

数時間前とは逆に、今度は花屋から。

「そらからはがまんなんてしなくていい」

「そんなざいあくかんなんて、ほんとはないんでしょ」

耳元で囁く。

「えんぎなんてしなくていい」

「だいじょうぶだよ」

甘い声で囁く。

「だいじょうぶなんだよ」

それは、空々が好きな行動の一つだった。


「はなや……」

590:萌えよヒーロー!
13/12/06 00:35:09.34 WJlG36WE
花屋瀟は得意げな顔でにこりと笑って。


「愛してるよ、空」


空々の名前を呼ぶ。


(第H話)
    (終)




花屋結構好きだったが残念と言えば残念、
伝説エロパロが増える事を願って悲報伝買ってきます。

591:名無しさん@ピンキー
13/12/06 09:19:30.90 WtYPfS0S
途中から視点が変わるのはよくない

592:名無しさん@ピンキー
13/12/09 13:40:04.79 RSbRktln
SS増えてきていいね
GJ!

593:名無しさん@ピンキー
13/12/10 12:00:09.09 qkwkitUi
「なあ、死ねってメールし続けると逮捕されるらしいぞ」
「それって元カレとか元カノにでしょう」
「……そうなのか」
「だから今カレにはいいのよ」
「………………」

594:名無しさん@ピンキー
13/12/10 14:36:19.33 5i9bDZHb
ガハラさんはてにをはを必要以上にきっちりしてるイメージ

595:560
13/12/11 15:16:26.69 GRvI5pPV
投下しまっす
NTRエロ無し
貝木×阿良々木母
前編後編で後編でエロします

貝木でしか書けなくなった…

596:貝木×阿良々木母(前編、エロ無し)
13/12/11 15:18:04.40 GRvI5pPV
この小噺はフィクションである
実在の団体、個人とは一切関係がないのであしからず、うんぬん・・・

そう言っとけばどっかの誰かに正面から堂々と刺されることはないだろう
多分



その日、俺は戦場ヶ原から引き受けた【神様騙し】を行ってる合間に、とあるバーに来ていた。
人間誰しも息抜きは大事だ。
しかも毎日毎日雪を踏みしめ山登りをし、アタマが○×△ってる小娘に会いに行かなきゃならんのだ。
疲れと遣る瀬無さと払拭し、英気を養うためにこういったところであんにゅいな気分に浸るのも悪くない。
別に女をひっかけようと思ったわけじゃないことを宣言しておこう。
ただ、こういうときに限って何故か向こうから寄ってくるのもまた確かなのだが。

「隣、空いてるかな」

2~3杯軽くひっかけそろそろ帰ろうかなと思っていた矢先だった。
いつのまにか傍に女が立っていたことに気付いた。
不覚だったと言わざるをえない、酒と若干の疲労があったとはいえこうまで弛緩していたとはな。
見ると年齢のほどは30代後半、ひょっとしたら40を過ぎてるかもしれない。
だがぴっしりとしたスーツを着こなし姿勢よく立つ姿からは20歳の小娘にも負けない溌剌としたオーラがあった。

「・・・どうぞ」

俺がそう答えると女は軽く微笑み、バーテンダーにウォッカのソーダ割を注文しやがった。
普通の男なら幸運と思うかもしれない。
まぎれもない美女である。しかもスタイルがモデルのようにすらっとしている。
だが俺はこの時すでに逃げる算段をしていた。

刑事(デカ)だ。

597:貝木×阿良々木母(前編、エロ無し)
13/12/11 15:19:16.02 GRvI5pPV
そう直感した。
詐欺師なんぞやってると嫌でもその手の気配には敏感にならざるをえない。
まあ指名手配されるようなへまなんぞやっちゃいないが、身に覚えは両手で足りないくらいあるからな。
だが、その女は俺の機先を制すようにこう言いやがった。

「まだ正月も明けたばかりだというのにひとりでバーなんかにいて、いいのかな?」
「・・・幸いと言うべきか、ツレはいないもので」
「へえ、ではこの街には旅行でかな?」
「まあ、そんなところです。あと知人の娘に会いに」

探りを入れてやがる。
悪党が警察の匂いに敏感なように、警察も悪党の匂いには第六感が働くということか。
だが俺は勿論そんなことおくびにも出さず、傍目には予想外の出会いに少し戸惑ってる孤独な中年のサラリーマンを演じ続ける。
これ以降は端的に記そう。
彼女も仕事の終わりに立ち寄ったのだそうだ。
家に帰れば家族(指輪をしていたしな)が待っているのではと言うと、「そうだよ、だが、偶にはそのすべてから解放される時間が欲しいのさ」とぬかしやがった。


どれくらい会話していただろう。
おそらく1時間は経っちゃいない。
席を辞退しようと口を開きかけた時だ。

「さて、そろそろ行こうかね」

そう言って女はすっくと椅子から降りた。
どうぞどうぞ、さっさと温かい家庭(かどうかは知らん)に帰りやがれとホッとしたのだ が・・・

「何してる?君も来ないと」
「は?」

これほど呆気にとられる声を出したのは久し振りだ。
いやつい先日あったか。
だが女はそんな俺に構わず会計を済ませ(上手いことに俺の会計も一緒にだ、機先を制しやがった)、店の出入り口へとツカツカと歩いていく。
理解できなかった。
理解できないアタマのまま雪が降る道路に出ると当然のように待っていて当たり前のように腕を組みしなだれかかってくる。

なんなのだこの女は
俺の見立てでは、こういうタイプはまさに仕事人間の典型
だが家族を蔑ろにするのではない
おのれの信念を持って家事、育児、仕事を両立させる鋼鉄製の芯が入った人種

「あ~、これは、つまり、そういうことでいいのかな」
「おや、男と女が酒場で出会い、いい雰囲気になって一晩の思い出をつくるのはおかしい?」
「家族が泣くぞ」
「ばれない」
「俺がしつこい男だったら」
「君は淡白だよ、人との出会いも別れも一瞬で忘れることが出来るタイプだね」

あちらも分析してやがった。

598:貝木×阿良々木母(前編、エロ無し)
13/12/11 15:20:45.92 GRvI5pPV
さて、そこで考えた
俺は行きずりの女でしかも家庭持ちの子持ち人妻と一晩だけの浮気の相手を務められるか
紛れもない美女だ
おそらく肢体のほうも素晴らしいだろう
年齢などは関係ない、キレイな女はいくつになってもキレイなままなのだ

だが、まずまちがいなく警察関係者だ
これが何らかの捜査の一環ないしはそれに巻き込まれる可能性というのもおおいにありうる
万が一にもお縄になっては戦場ヶ原の依頼がパーになる、これまでの苦労が水の泡になる、臥煙先輩を敵に回したのが無駄になる

それを踏まえて考えた



YESだ



厄介なことにはなるまい
それが俺の結論だった
誰よりこの女自身が騒動になるのを嫌うだろうしな、俺を嵌めるにしてもこんな回りくどい手を使う必要など皆無だ
それに、俺のような人間にも性欲はある
それを向けるには彼女は悪くない相手だった


「脳内会議は終わった?」
「・・・俺がいまとってるホテルでよければ」
「ビジネスなんて貧乏くさいのは嫌だよ」
「その点は安心してほしい」
「フフフ」

艶めかしく笑う女の赤く濡れた唇がニンマリと三日月の形に歪むのを見て、何故か嫌な予感がしたなぁ。

「そういえば名前を聞いてなかったね、私は・・・」
「いいさ、名前なんて一晩経てば忘れる」

まさかそんな俺たちが腕組んでホテルに入る様を見られているとは思わなかったよ。


戦場ヶ原、おまえにな。

続く

599:560
13/12/11 15:23:51.84 GRvI5pPV
後編は後日、ちゃんとエロしますので
オチにいる通りガハラさんともやる か も

600:名無しさん@ピンキー
13/12/11 18:22:32.25 bK0KXAEj
おお続き楽しみ!
GJですぞ!

601:名無しさん@ピンキー
13/12/20 21:26:58.05 DvaI43Tj
「なあ戦場ヶ原。授乳手コキって知ってるか?」
「馬鹿じゃないの。っていうか死ね」
「いや、そこまで言わないでも……」
「……ほら」
「えっ」
「ほら、はやくこっちにきなさいな」

602:名無しさん@ピンキー
13/12/21 01:10:07.61 4/DVCZjD
かなり無茶な設定と思いつつも、貝木一人称はそれだけでなんか面白いな

603:神原の下ネタボケ倒し
13/12/23 02:06:22.35 7xYAx42d
短期間でよくもここまで部屋を散らかせるものだ。僕の方も慣れたもので、も
う文句を言う気は起きなくなっている。ごみを仕訳し、本を整頓する作業を淀
みなく進行していく。
「ん?これはスクラップブックか。神原が新聞を切り抜いているところなんて
想像がつかないな」
ふと手にとったスクラップブックを開いてみると雑多な紙片が入っている。最
初のページに有ったのは中東情勢についての新聞記事だ。神原の好みそうな卑
猥な文言を探してみたものの、暴動やら軍隊やらといった物騒な単語が並ぶば
かりで何を思って切り抜いたのか意図が掴めない。
本気でこういった世情に関心を持っているわけではないと思うんだが…。本人
に聞いてみるか。
「おい、神原。お前が国際情勢に関心を持ってるとは知らなかったけど、何か
興味をひくようなものがあったのか?」
「国際情勢?私はそんなことに関心はないな。阿良々木先輩の女性関係につい
ては大いに関心があるがそれで手一杯だ」
「物騒なことを言うな!僕は戦場ヶ原一筋だ」
「ああ、その切り抜きを見たのか。特に重要なのは『暴徒鎮圧』という言葉だ
な。暴徒のチンコがアツくなっているのを想像すると胸の先っぽが熱くなる
な!」
「そんなことか!?もしかしてこの切り抜き全部がそんな感じなのか?」
「うむ。例えばそちらの楽譜、上の方に演奏記号があるだろう」
「ああ、アレグロと書いてあるな。速めに弾くんだっけ」
「流石は私が尊敬する阿良々木先輩だ。音楽用語にまで詳しいのだな。指示の
意味は知らなかったが、アレが黒いだけでなく速いとはかなりエッチだ」
「え、そういう意味で取っておいたのか?お前は意外にまめなんだな」
「もちろん私も女だ。股間にまめはあるとも」
「最低だ!」
「そうそう。音楽と言えばマラカスという楽器はエッチだと思う。阿良々木先
輩はマラのカスは戦場ヶ原先輩に舐めとってもらったりしているのだろうか」
「ちょっとまて。僕にそんな性癖はない。普段から清潔にしている」
「実は戦場ヶ原先輩にそれは聞いている。少し物足りないと言っていた」
「変態がいた!っていうか僕の彼女だった!」

604:名無しさん@ピンキー
13/12/23 15:22:13.14 9jnYJM6i
ガハラさん赤裸々に語りすぎや
神原に自慢してるんだろうなあ

605:名無しさん@ピンキー
13/12/31 00:26:56.78 qhHRTWsw
あーあ、伝説シリーズのヒロインサブヒロインが全員ショタコンだったりしないかなー

606:名無しさん@ピンキー
13/12/31 16:35:47.44 Ybis+MJA
あーあ、いーちゃん逆レイプ祭りでも起きないかなー

607:名無しさん@ピンキー
14/01/04 21:17:32.05 lx+cWp1o
いーちゃん×友で投下してみる。戯言らしさはあんまり無いかもしれんが。では投下。

608:名無しさん@ピンキー
14/01/04 21:37:33.20 lx+cWp1o
「いーちゃんいーちゃん」
年も明けた1月1日、僕の隣にくっついてコタツで暖まっていた友が夕飯の餅を頬張りながら喋り始めた。
喉に詰まると危ないと思っているのか、いつもの一気食いは餅ではやっていないようだった。
それでも口の中のスペースは結構埋まっているようで、若干声がくぐもっている。
「口の中を空にしてから喋れよ」
そんな状態で喋ることはあまり行儀が良いとは言えないのでそう注意する。
飲み込んでから喋れとは多くの人が子どもの頃によく言われたことだろう。が、
「んべっ」
と、目の前の皿に餅を吐き出したのだった。
「………」
行儀が良いとは言えないどころの話ではなかった。
「確かに口の中は空になってるけどさ…」
「だって早く喋りたかったんだもん。だったら飲み込むより吐き出す方が早いじゃん」
「なら最初から飲み込むのに時間がかかるほどの量の餅を口に入れるな」
「吐き出したの、いーちゃんいる?」
「…………いらねえよ」
ちょっと迷ったけど。
「でさ、いーちゃん」
「なんだ」
「いーちゃんさ、明日もお仕事入ってないでしょ?」
確かにそうだ。
年末年始くらいは友とゆっくり過ごすのもいいだろうと思って年末からしばらく仕事の予定は入れてなかったはずだ。
明日も、どころではなく、7日くらいまでは休みにしていただろうか。
その休みを利用して具体的に何をするという案があったわけではなかったが
「お正月の余韻が抜けるくらいまではいーちゃんとゆっくりしたいー」
という友の希望でそれくらいの休みを作っていたはずだ。
「たしかにそうだけど、どうした?どこか行きたい所でもあるのか?」
「んー、いやいや、別に行きたい所は無いけどー、やりたいことがあるってゆーかー」
「やりたいこと?」
「ほら、いーちゃんさー、大晦日前日までお仕事いっぱい詰め込んでたじゃん?」
「…ああ」
「しばらくお休み作るためには仕方なかったんだろうけどさー、そのせいでいーちゃん毎日お疲れだったじゃん?」
「…ああ」
「だからさー、僕様ちゃんもちょっとは気を遣っちゃうじゃん?」
「…ああ」
「だから今まではさー、ちょっと誘いづらかったんだよ」
「…ああ」
「でも今はお仕事しばらくお休みになったからさー、早く寝なくても大丈夫でしょ?」
「…ああ」
うん、何が言いたいのかもう見当はついた。次にこいつが何を言うのか、こいつが何をしたいのか、恐らくは僕の考えていることで正解だろう。けれど一応、答え合わせはしておこう。
「で、何がしたいんだ?」
「姫始めしようぜ?」
大正解だった。
「ほら、今日は僕様ちゃんもちゃんとお風呂入ったしさー」
そういえば風呂嫌いの友にしては今日は風呂に入れても随分とおとなしかった。なるほど、あれはそういうわけだったか。
「ほらほらいーちゃん、愛しい奥様が発情してるんだよ?返事は一つしか無いじゃん」
「…まあ、うん、そうだな」
そう、僕も奥さんとそういうことをしたいという欲求が無いでもない。そして友がご無沙汰だったということは僕もご無沙汰だったということだ。友の要求を受け入れる理由こそあれ、断る理由など一つもない。だからそれはいいのだが…
「友、その前にやることがあるぞ」
「うに?」
「吐き出した餅をどうにかしろ」

609:名無しさん@ピンキー
14/01/04 21:41:34.44 lx+cWp1o
今でもたまに、あの時のことを思い出してしまう。ただ破壊衝動に身を任せて少女を押し倒し、壊してしまった時のことを。
僕が壊さなければ、少女は、少なくとも僕が引きずりこんでしまった所よりは良い所にいられたのではないかと。僕が壊さなかったところで少女がどうなっていたのかはわからないけれど、そう考えてしまうのだった。
「ぱちーん」
僕がベッド組み敷いている友が口で効果音を言いながら僕の頬をはたいてきた。それによって僕は動きを止めた。
「いーちゃん、今余計なこと考えたでしょ」
昔のことを思い出すと、こいつはいつもそれをすぐに察する。彼女が鋭いのか、それとも僕がわかりやすいのだろうか。
「…うん、ごめん」
「いーちゃんは僕様ちゃんを壊してなんかないんだよ」
そのたびに、こんな言葉をかけてくれる。数年間もの間、何回も。
「…うん」
「奥様とベッドの上にいる時にそんなこと考えちゃダメ。ううん、いつだって考えちゃダメ」
「…うん」
「いーちゃんは僕様ちゃんに悪いことはしてないんだよ」
「…うん」
こんなやりとりも、もう何回繰り返したことかわからない。友は僕に何回も何回も、同じようにこんなことを言ってくれる。
「…友」
「ん」
「…ありがとう」
このお礼の言葉も、同じように何回も繰り返している。
「うに、どーいたしまして」
それに対して友も、同じように何回もこう返事をしてくれるのだった。
「さ、いーちゃん、続き続きー」
一連のやりとりが終わると、友はそんなふうにねだりながら僕の首に腕をまわして抱きついてきた。
そうだ、僕は自分が組み敷いている妻と結合したままだった。あの時の破壊衝動とは違う、別の感情のもとに。
「ああ、悪いな…動くぞ」
僕はまた自分の体を動かし始めた。友の中に入った自身で、彼女の中をかき乱す。
「んぅっ…いーちゃん…いーちゃん…」
その感覚に反応するように、友は僕の首にまわした腕に力をこめる。友のなけなしの腕力で、僕に密着してくる。
「友っ…」
それに応えて僕も友の身体に腕をまわして抱きしめる。
友が僕を受け入れている。僕が友の中に入っている。段々と登りつめていく。
友の中で。
友の中で。
友の中で。
友の中で。
「いー…ちゃ…ん、んんんんっ!」
先に達したのは友の方だった。友の身体がビクンと一瞬震え、彼女の中の僕をきゅうっと締め付ける。
「っ…」
その締め付けによって僕も一気に限界を迎え、友の中に自分の熱を放出した。極上の快感を感じながら、僕は友と無言で抱き合う。

610:名無しさん@ピンキー
14/01/04 21:44:22.08 lx+cWp1o
「………」
「………」
そうしていると僕の胸には、人間らしい感情が湧き上がってくる。空っぽだった昔の自分には到底あり得なかった、とても人間らしい感情だった。なんとなくそれを口に出してみる。
「…友」
「うに?」
友の顔を見ながら。
「…好きだよ」
空っぽだった頃にも友に言った台詞。その時のように言葉までも空っぽにならないように感情を込めて言ったつもりだが、上手くそれができていたかどうかはわからない。しかし彼女は
「知ってるよん。僕様ちゃんも大好きだぜ、いーちゃん」
と、昔以上の笑顔で、そう返してくれたのだった。
「だからさ、もう一回しようぜ?」
「………」
どうやら長いことご無沙汰して溜まった性欲はまだ尽きないらしい。
「…ああ、いいよ」
しかし僕もそこそこに歳を重ねているとはいえ、まだまだ一回だけでダウンするほどの歳ではない。
そんなわけで、夜はまだ長くなりそうだった。


二人揃って、少し起きるのが遅くなってしまった。まあなんというか、昨夜は結構激しかったので当然だろう。
体が若干重いが朝食(時間が遅いので昼食と言うべきか)は作らねばならないので、気だるげな友と一緒に服を着て台所へ向かった。
友を椅子に座らせて待たせて適当なおかずをいくつか作っていると、玄関のチャイムが鳴った。
来客の予定は無かったはずだが、誰だろうか?味噌汁の火を一旦止めて玄関に向かう。玄関の扉を開けると、そこにいたのは真っ赤な服を着た女性。
「よういーたん、あけおめ」
我らが哀川潤さんだった。
「なにか御用ですか、潤さん」
「おいおいなんだよいーたん、つれねーなー。新年の挨拶に来てやっただけじゃねーかよ。ほら、手土産だ」
そう言って潤さんが渡してきたのはいかにもコンビニで買いましたというような急なお土産用の煎餅の詰め合わせだった。
「…包装すらされてないって、気遣いゼロですか」
哀川さんらしいと言えばそうなのかもしれないけど。
「あん?買ってきてやったことがもう立派な気遣いだろーがよ。ところでなんかいい匂いがするんだけど今昼飯?あたし今日はまだ昼飯は食ってないんだよな。上がっていい?」
「………」
新年の挨拶、と言う割にはかなり図々しかった。これもまあ、哀川さんらしいと言えば哀川さんらしいのだけれど。予定外の来客だが、多めに作ってあるので三人で食べても問題ないだろう。
「ちょうど出来上がるところです。どうぞ」
「サンキュー」
哀川さんを連れて戻ると、友はテーブルにうつ伏せに突っ伏していた。体力のないやつだから、昨夜のアレで僕よりも疲れたのだろう。哀川にはそんなこと言えないけど。
「友、潤さんが来たぞ」
「うーす、玖渚ちん。お昼ご一緒させてもらうぜー」
潤さんが呼びかけると友はゆっくりと顔を上げて
「あー、潤ちゃん、いらっしゃーい…」
と、若干疲れた声で返事をした。
「んー?どうしたんだよ玖渚ちん、元気ねーじゃねーの」
あ、やばい、友が疲れてる理由をなんて説明しようか。本当のことを言うと間違いなく食事中にいじられることに…
「旦那様との姫始めがそーんな疲れたか?」
どうやら説明する必要は無かったようだ。
「…なにを言ってるんですか潤さん」
一応誤魔化してみたものの哀川さんは
「いーたんの体から玖渚ちんの匂いがすりゃあそんくらいわかるっつの」
と、想像通りの嫌な笑みを浮かべて返してきたのだった。
…犬かよあんた。
「んー、いーちゃんってば激しいんだもん…」
そして哀川さんの言葉に続いて友がそんなことを呟く。なにを言ってくれてやがりますかこいつは。
「へーえ、いーたんってば見かけによらず…」
そして哀川さんはその呟きに嬉しそうに食いつくのだった。ああ、さすがにもう逃げられないな…。
「はっはっは、こりゃあ楽しい食事になりそうだぜ」
そんなことを言いながら哀川さんは席に着く。その言葉は僕の料理を楽しみにしての言葉ではないのだろう。食事中の会話も、食事の楽しみの一つ。
「…やれやれ」
新年早々…戯言、ではないけれど…
「幸せだぜ」
哀川さんや友には聞こえないように小さな声でそう呟いて、僕は食事の用意をするのだった。

611:名無しさん@ピンキー
14/01/04 21:45:46.20 lx+cWp1o
以上。いやー、上手く書き込めなくてちょっと焦ったわ。
読んでくれた人、ありがとう。

612:名無しさん@ピンキー
14/01/04 21:49:20.70 lx+cWp1o
あ、 >610 に一箇所、地の文が「哀川さん」じゃなくて「哀川」になってた…
…脳内で修正しといて…

613:名無しさん@ピンキー
14/01/08 18:28:42.81 dPfP7IKK
「先輩、言ったんじゃないですかー」って扇が言ったらアララギさんはなんでも納得するのか?

614:名無しさん@ピンキー
14/01/11 12:07:32.30 NzZGCtF2
そういう能力という可能性

615:名無しさん@ピンキー
14/01/13 00:52:11.39 2FKHbQF5
「えー、先輩言ってたじゃないですかー、私と結婚してくれるって」

「えっ、ぼ、僕そんなこと言ったのか!?」

「ええ、言いましたよ小学一年生入学直前くらいに」

「うわっ!、凄く微妙な時期だ!
 幼稚園の幼い勘違いとも言えないような言えるような凄く絶妙に微妙な時期だ!」

「ええ、でも言いましたし、私は本気にしましたよ」

「……」

「だから待ちましたし、阿良々木先輩が彼女を作っても、
 そして彼女を愛していても、待ちましたよ」

「…………」

「でもまあ押し付けがましいことはしません、先輩は自由でいいんですよ
 先輩は自由に好きな彼女を選べばいいんです、可能性は無限大ですから、
 もしかしたら先輩は男色家で、メメさんとか、貝木さんとか、ええ、可能性は無限大ですから」

「いや、その路線は絶対にないからな」


とか、そういう話が読みたいです

616:名無しさん@ピンキー
14/02/01 19:03:03.28 zURJ+RE6
奥さんまたチョイ役かよ

617:名無しさん@ピンキー
14/02/11 08:37:18.52 fpgBUD/a
なでこスネイクをエロエロにしたいけど文才がない
セカンドで貝木がナメクジ使ったのを見て何となく妄想してしまった。

618:名無しさん@ピンキー
14/02/13 20:49:02.93 EGKekorz
ほう、ならば本当に文才がないかチェックしてやろう
べ、別に読みたいわけじゃないんだからねっ

619:名無しさん@ピンキー
14/02/14 20:13:32.02 PE/fKT6C
文才無いのは俺様が一番わかってんだよ!ああぁん!?
アニメのセリフ切り貼りして文章作るしか能ががないんだよ!こんちくしょーが!!!



千石撫子14才好きなお兄ちゃん暦お兄ちゃん 知らない人が今の撫子を見たらどう思うのだろう。
神社の石畳の上でスクール水着を着て,目隠しまでされて,ヌルヌルした変なものを掛けられ,大好きな暦おにいちゃんに組し抱かれています。
何で目隠しまでされているのかって?いやいや,本当,どうしてこうなってしまったのでしょうか、どうして・・

千石「暦お兄ちゃんどうして目隠しまでしなくちゃいけないの?」
 う・・どうやって誤魔化そう,僕の・・マニアックな趣味だとは口が裂けても言えない・・!
あららぎ「それはな千石,相手は見えない蛇だ,だからあえて目を見えなくすることで,他の感覚,触覚を際立たせるんだ,そうすればより深く蛇の存在を感じ取ることができるんだ」
神原「さすがあららぎ先輩・・こんな危機的状況でも自分の趣味を押し通すとは,恐れ入った」
千石「暦お兄ちゃん・・もしかして神原さんが言っててたマニアックなプレイと関係するの?」
あららぎ「ふざけんな!神原!.少女に誤解を招くような言い方するな!だが・・否定はしない」
神原「否定はしないのだな」
千石「そこは否定してよ!暦お兄ちゃん!」
あららぎ「や・やだなー冗談に決まってるじゃないか,清廉潔白を旨とするこの僕が,そんな低劣な人格の持ち主に見えるのか?」
あららぎ「お兄ちゃんを信じるんだ,千石」
千石「わ・わかったよ暦お兄ちゃん撫子がんばるよ,ただ・・」
 なんだこの信頼度・・
あららぎ「ただ・・何だ?千石」
千石「撫子のことちゃんと見ててね暦お兄ちゃん」
 おっしゃー!蛇切縄のせいにして触り放題だぜー!

620:名無しさん@ピンキー
14/02/16 22:08:51.09 MbQ/CRGZ
e

621:名無しさん@ピンキー
14/02/26 20:52:14.31 GubY9/42
「筆おろし」の「おろし」が「大根おろし」の「おろし」と同じ意味だったらすげー怖いなってことをふと思いついてしまった。

622:名無しさん@ピンキー
14/02/27 21:01:17.42 rMx7gM9M
男は上半身裸でも、まあ有りじゃん?
女性がそうしたら痴女だわな。
この差は何かっていうと、乳房だと思うんだよ。
エロい写真とかで乳首だけ隠してるタイプの修正は、
エロいとこ見せちゃってるじゃん? って思うの。

623:名無しさん@ピンキー
14/02/28 17:11:12.35 /oQ/qtbf
>>621
ガハラーの素質あり

624:名無しさん@ピンキー
14/03/04 20:21:31.15 fKj81P4l
パイプ椅子を買いました!
よく見たらバイブ椅子でした! みたいな。

625:名無しさん@ピンキー
14/03/11 00:03:31.42 wko55RKw
鬼物語での忍の質問に終物語(中)で答えたわけだが。忍ちゃん大勝利ということに・・・ならないか

626:名無しさん@ピンキー
14/03/11 01:17:49.28 K4wJ0sDd
百年後はそうかも  結局恋多き男で選んでるようで選びきれてない男なんかなぁ

627:名無しさん@ピンキー
14/03/29 01:53:52.62 SVXswYMp
子荻ちゃんって胸が大きいよね

628:名無しさん@ピンキー
14/03/29 16:03:40.40 aPolDI4/
『挟んでもらってもいいかな?』

629:名無しさん@ピンキー
14/04/01 01:08:04.36 6Fk+nJ97
今日はいっきーの日だね

630:名無しさん@ピンキー
14/04/01 01:15:14.76 3rt/q5Gv
戯れ言か

631:名無しさん@ピンキー
14/04/01 22:58:17.99 5p7E8p42
『え?』ゾ
『僕?』 ゾ ゾ
『生まれてこの方嘘なんて』ゾ ゾ
『一回も吐いたことがないよ』ゾン

632:名無しさん@ピンキー
14/04/02 00:04:06.11 8u8l37n/
扇が「やだな~、先輩。先輩がセックスしようって言ったんじゃないですか」て言ったら、らぎさんは「そうだっけ?まあ扇ちゃんが言うならそうなんだろ」て納得するのか?

633:名無しさん@ピンキー
14/04/03 06:10:15.05 cbqJzr/B
「ぼくがエイプリルフールだからって嘘をつくと思ったんですか?」
「ぼくは生まれてこの方一度たりとも嘘なんて言ったことが無いのが長所とも言えるほどの正直者です」
「ええ、ぼくの命をかけても構いません、戯言だけどね」

634:名無しさん@ピンキー
14/04/08 02:34:08.02 rRm5fYEW
扇オナニー

635:名無しさん@ピンキー
14/04/10 08:31:57.61 ULHIH6mG
扇ちゃんを犯してもマジでただのオナニーだな

636:名無しさん@ピンキー
14/05/07 22:05:49.44 WE1bDQjF
私の妹にならないかい?

637:名無しさん@ピンキー
14/05/21 21:49:06.94 GOscIUzA
神原に毒されたのか、最近では「おでかけ」という言葉を見ただけでおでこにぶっかけるのを連想したりだとか妄想が炸裂しっぱなしだ。

638:名無しさん@ピンキー
14/06/06 00:54:48.11 v9wLL27P
うーん、完全に続き投下する時期を逸した気がする
まあいいや
とりあえず>>553


 僕は未だ眠ったままの千石の衣服を整え、抱きかかえて社の中に入る。何らかの後遺症がないとも限らないので、無理に起こすより自然に目覚めるのを待つことにしたのだ。
 そっと下ろして横たわらせ、僕の上着をかけてやる。
 規則正しい寝息を立てているのを確認し、音を立てないように建物を出た。
「どう、様子は?」
 突然声をかけられて僕はびくっとしてしまう。
 声が出るのを何とか堪えてそっちに向くと、羽川が立っていた。先ほどまでの痴態が嘘のように澄ました表情ときっちりした服装だ。
「あ、ああ、多分もう心配はいらない。あとは目が覚めるのを待つだけだと思う」
「そう……じゃあ阿良々木くんには後始末をしてもらわなきゃね」
「後始末?」
 そういえば忍もそんなことを言っていたな。
 僕はてっきり千石を家に帰す際のゴタゴタだと思っていたのだが、羽川のニュアンスからするとどうも違うらしい。考えてみれば忍がそんなことを気にするはずもないし。
「うん、彼女たちの、後始末」
 そう言って羽川が振り向いた方には、まるでゾンビのようにふらふらしながら歩いてくる戦場ヶ原たちの姿があった。
 何だよこれ! すげえ怖い!
 いや、羽川が落ち着いている以上危険はないのだろうけどさ。ていうかどういう状況なんだこれ?
「その……千石ちゃんの使った力の効果がまだ残ってるというか、治まってないというか」
 え?
「エッチな気分になっちゃってるのが解消されてないの。阿良々木くんは今は何ともないんでしょ?」
「ああ、僕は別に」
「だったらたぶん……その……」
 羽川はそこで言い淀む。顔を赤くしてるのが可愛い!
 じゃなくて。
 僕は無言で羽川の次の言葉を促す。
「ほ、本物を、男の人の精液を体内に摂取しないと治らないと思う」
 …………は?
 あれだけされても満足出来なかったとか僕は千石に出したから効果は解消されたとかいろいろ説明を受けたが、あまりのことに思考が上手く回らない。
 そうこうしているうちに僕はガッと頭を掴まれた。
 ぐいっと振り向かされた先には戦場ヶ原の上気した顔。それとの距離が一瞬で零になり、唇が合わさる。
 驚く間もなくそれはすぐに離され、荒い息をしながら戦場ヶ原が懇願してきた。
「阿良々木くん……欲しいの、お願い…………して」
 どくん、と心臓が高鳴る。

639: ◆zO7AQfurSQ
14/06/06 00:56:10.49 v9wLL27P
 戦場ヶ原の言葉に興奮しただけじゃない。
 これは。この覚えのある感覚は。
 そうか、最初から忍にはわかっていたのか。だから後始末をしろと僕に。魅了の一部、精力増強をかけたのは影に引っ込む直前のあの時だろう。
 下半身が戦場ヶ原に反応してギンギンになっている。
「阿良々木せんぱ、い……っ」
「兄ちゃん……っ」
「おに……いちゃん」
 神原も。火憐も。月火も。
 すがりつくような目で僕を見る。
「わかったよ、順番にな」
 僕はみんなの頭を軽く一撫でしながら言った。
 一見冷静に見えるけど、実はもう限界ギリギリだ。彼女たちを犯したくてたまらない。僕はぐいっと戦場ヶ原の腰に手を回して抱き寄せる。
「あっ……」
 突然のことにびっくりしたのと真っ先に自分が選ばれた嬉しさと、二つの感情が入り混じった声があがった。
 その発生源、戦場ヶ原の唇に僕は吸い付く。
「ん……ふぅ」
 強く押し付け、舌を口内に侵入させて絡める。
 力が抜けて崩れ落ちそうになるのを支え、スカートを捲り上げて秘所に手を伸ばす。
 いつの間に脱いだのか下着はつけておらず、ぐしょぐしょに濡れた性器に直接指が触れた。
「んうっ……はや、くぅ……っ」
 もはや前戯など必要ないだろう。
 僕は戦場ヶ原を横たわらせ、足を開かせてその間に身体を入れる。
「いくぞ」
 短くそう言い、返事を待たずに腰を沈めて肉棒を戦場ヶ原の膣内に埋めた。
「っ、はあああん!」
 びくんっと戦場ヶ原の身体が跳ね、感極まった声があがる。一瞬で絶頂に達してしまったらしい。
 しかしそれでもまだ満足できないとばかりに両脚を僕の身体に絡みつかせ、小刻みに腰を揺する。
 その刺激に今度は僕がイキそうになるが、それを何とか堪えてゆっくりと肉棒を出し入れし始めた。
「うわ、戦場ヶ原さんの顔すげえエロい」
「ああ……戦場ヶ原先輩、素敵だ」
 火憐や神原の言うとおり、いつもつり上がっている目尻は垂れ下がり、口元は上がって顔全体で余すことなく快感を表現している。
 僕は腰を掴み、戦場ヶ原の身体を壊しかねない勢いで突き始めた。
 一突きごとに戦場ヶ原はイき続けているようだが、それに構うことなく動きを早める。
「神原さん、火憐ちゃん、月火ちゃん、私たちも阿良々木くんを気持ち良くしてあげよう」
 一見善意のようだが、自分の順番まで早く回させるためもあるだろう。僕が早くイけばイくほど次の相手になるわけだしな。

640: ◆zO7AQfurSQ
14/06/06 00:57:18.65 v9wLL27P
 神原も火憐も月火もそれをすぐ理解したのか積極的に僕の身体に絡んできた。羽川も背中に抱き付いてくる。
 二つの柔らかいものが押しつぶされるが、先端の突起だけは負けじと自己主張していた。
 火憐と月火は左右から身体を寄せて来、僕の乳首を中心に舌を這わせ始める。
 神原は戦場ヶ原の身体を跨ぎ、僕と唇を合わせてきた。
 様々な箇所を様々に責められ、理性が吹き飛ばされそうだ。
「ねえ阿良々木くん、気持ち良い?」
 羽川が媚びるような、それでいて挑発するような口調で囁いてきた。
 神原に唇を塞がれているので答えられないが、それをわかっていながら羽川は続ける。
「戦場ヶ原さんを犯しながら、おっぱい背中に押し付けられて、後輩にキスされて、妹二人に身体中舐められて、阿良々木くん幸せ?」
 言い終えたあとに羽川はかぷりと僕の耳に噛み付いてきた。
 それによってついに僕の限界が超えられてしまう。
 口内に侵入してきた神原のと舌を激しく擦り合わせ、戦場ヶ原の腰をしっかりと掴みながら身体を震わせて僕は射精した。
 一度では出し切らず、二度、三度と精液を吐き出し、戦場ヶ原の子宮内を満たしていく。
 快感の波に翻弄されながら腰を揺すり、全て出し切ってからしばらくしてようやくひと息をつく。
 神原の唇が離れ、余韻に浸りながら大きく息を吐いた。
 火憐と月火、羽川も僕から身体を離す。
 戦場ヶ原は身体をびくんびくんと痙攣させているが、目の焦点が合っていない。どうやら快感のあまり気を失ってしまったようだ。
 その様子を見て四人はごくりと固唾を飲む。
 不安と期待が入り混じった表情をしている火憐を引き寄せ、戦場ヶ原の中から抜いた肉棒をくわえさせた。
 突然のことに呻いたのも気にせず、そのまま腰を振って火憐の口を犯し始める。
 そうして火憐、月火、神原、羽川を順番に犯していき、終わった頃にはすっかり夜になってしまっていた。
 皆目を覚まして正気に戻り、後処理をして北白蛇神社を出る。
 火憐に背負われている千石だけはまだ目を覚まさないが、怪異の後遺症も残っていないようでただ体力を消耗しきっているだけのようだ。
 とりあえず今晩はうちに泊まらせて、明日にでも今後の打ち合わせや話し合いをしておかないとな。
 戦場ヶ原、羽川、神原を家まで送り、妹たちと帰路につく。

641: ◆zO7AQfurSQ
14/06/06 00:58:20.67 v9wLL27P
 火憐も月火も僕に聞きたいことは山ほどあるだろうが、千石が目覚めてからにしようということで落ち着いた。
 自分の部屋にたどり着き、僕はどさっとベッドに倒れ込む。
 その途端、僕の影から忍が姿を表した。
「お疲れ様じゃったな、お前様よ」
「ああ……色々な」
 そういえばあの時『自分の番は夜で構わない』とか言ってたっけか。
 僕は身体を起こす。
「なあ、しの……」
「いらぬよ」
 忍は僕の言葉を遮り、ベッドにポスンと腰掛ける。
 そのままぐいっと頭を引き寄せられ、膝枕をされている体勢になった。
「忍?」
「儂は催淫効果を受けておらぬしな。ただお前様が皆と交わるなら儂もと思うただけじゃ。疲労しておるとこに無理やり、ということはせん」
「……そうか」
「ま、別の日に儂のために何かしてくれればよいわい」
「じゃあついでに僕のためにしてほしいことがあるんだが」
「調子に乗りおって……言うてみい」
「このまま、お前の膝枕のまま寝てもいいかな? すごく良く眠れそうなんだが」
「かかっ、神相手に打ち勝ったのじゃ。それくらいの褒美は当然じゃの。ゆっくり眠るがいい」
 すでに半分近く瞼が下りていた僕はそのまま意識を手放す。
 頭に忍の手が乗せられ、撫でられた気がしたが、それに構うことなく僕は深い眠りに落ちていったのだった。






はい、終わり終わり
中途半端なのを仕上げようと思ったけど結局中途半端。ガハラさんとしかヤってる描写ないし短いし。まああまり長くなるよりはね。
花物語延期か……ウチじゃ見れないよそのチャンネル! DVDを待つか……
今度はもうちょっとちゃんとしたのを書きたい
あでゅーノシ

642:名無しさん@ピンキー
14/06/06 05:33:18.35 vxPxCXwo
GJ!
発情物っていいよね
まじめな子の言葉責めっていいよね
最後の忍のやさしさですごいほっこりしたよ

643:名無しさん@ピンキー
14/06/08 10:49:52.65 Djpp8JH/
過疎ってるからチェック怠っていたら投下が。
GJです!
唯一やってないのに言葉通りおいしいとこを持ってく忍さん。

644:名無しさん@ピンキー
14/06/08 12:36:55.29 xVoS+0Yf
乙です

エロパロを投下する時期など逃げてはいかぬぞ

645:名無しさん@ピンキー
14/06/18 00:04:27.29 vl11rWIH
ふと気付いたのだが、マンボウってかなりやらしいな。
マンにボウて。

646:名無しさん@ピンキー
14/06/18 08:37:44.74 PKB0E8id
>645
神原さんこんなとこ来て何やってんスかwww

647:名無しさん@ピンキー
14/06/24 20:13:02.76 Zsw4UZM/
プログラミングとかする人は知ってると思うんだけど、
ある状況で最後にコンマを書くのをケツコンマ (ケツカンマ) って言う用語があるんだ。
神原なら大興奮だな。

648:名無しさん@ピンキー
14/07/03 13:43:21.38 leaX3Rbr
一瞬、卑猥な漫画に見えた
URLリンク(sai-zen-sen.jp)

649:名無しさん@ピンキー
14/07/08 17:55:53.74 6QAl3vvA
ジャズを演奏する人のことをジャズマンとか言うじゃん。
で、「ガバ」っていうジャンルがあるんだよ。 マイナーだけど。

じゃあガバを演奏する人のことは…と思って調べてみたら「ガバマン」だったwww

650:名無しさん@ピンキー
14/07/08 21:17:52.94 ps74yhvo
チェンジマン

651:名無しさん@ピンキー
14/07/10 23:42:11.37 B4WCpjW7
もうエロパロでなくエロ単語スレになってるな

652:名無しさん@ピンキー
14/07/17 10:26:03.01 CSKvfynD
>>651
なあにエロ単語をつなぎ合わせていけばいつかエロパロになるさ

653:名無しさん@ピンキー
14/07/21 16:37:56.34 apuIcvAH
エロ単語?

神原駿河

654:名無しさん@ピンキー
14/07/21 20:48:42.69 lc3EmAWp
>653
千石撫子も大概・・・

んん?
ガハラさんといい
忍ちゃんといい
火燐ちゃんといい



HENTAI以外いないのかこの作品には?

655:名無しさん@ピンキー
14/07/28 11:12:42.62 ZVLkMxpy
陰口 (かげぐち) をついインコウと読んでしまったんですけど、なんかエロい感じがしましたね。

656:名無しさん@ピンキー
14/07/29 23:13:03.74 vn5s36Kj
 


   陰   口   を   た   た   く


 

657: ◆zO7AQfurSQ
14/08/04 23:13:36.01 I53/IhMS
ちょっと投下
メタ発言があるので苦手な方は注意してくらはい



 僕は門扉の前で一呼吸をし、覚悟を決めて呼び鈴を鳴らした。
 すぐに返事がきて、家人が出迎えてくれる。
「阿良々木先輩ではないか。突然どうしたのだ?」
「あー、いや……むしろ用があるのはそっちじゃないかな、なんて」
「? よくわからないがせっかく来てくれたのならば歓迎するぞ! 今日は私一人で留守番だったので暇していたのだ」
 そう言って神原は僕を家に招き入れてくれた。
 ごく普通に。
 …………あれ?
 おかしい。今日という日は何らかの形で僕が神原にいろんな目に合わされてしまうんじゃなかったのか?
 エロ同人みたいに。エロ同人みたいに! 大事なことなので二回言いました。
 突然拉致られることもあればその場で襲われることもある。ならばいっそこちらから出向いてやろうと思っていたのだが……まさか早まったか!?
 なんのトラップもなく神原の部屋に案内される。
「今飲み物を持ってこよう、少し待っていてくれ」
 そう言って一旦部屋から出ようとする神原。
 だけどさり気なく机にあった小瓶をホットパンツのポケットに突っ込んだのを僕は見逃さなかった。
 そして奥まで入りきらず、ポロッと落としていってしまったのも。
 とりあえずそれを拾ってみるとラベルに手書きでこう書かれていた。
『阿良々木先輩用睡眠薬&媚薬』
 やっぱり! やっぱりいいぃぃ!
 ちくしょう、あんな澄ました顔で裏ではやることやろうとしてやがった。
 とにかくこの小瓶はどこかに隠さないと。
 しかしその前に背後に気配を感じ、振り向くと神原がそこに立っていた。
「ふふふ、それを見つけてしまったか……ならばこのまま帰すわけにはいかない!」
「どっちにしても僕は無事に帰れないじゃねーか!」
 肉食動物のように飛びかかってくる神原に応戦する僕。
 一進一退の攻防を繰り広げ、ついに手足を抑えて組み伏せることに成功して一息つく。
 神原が。
「おい離せ、何をするつもりなんだ!?」
「そりゃあナニをするに決まっているではないか!」
 もう使い古されて上手くもなんともねーよ。
 しかしこのままではなすすべなくやられてしまう。なんとか打開しないと。
 手足は抑えられても首はある程度動く。それを利用してぐっと頭を持ち上げ、ほぼ真上にあった神原に接触する。
「ちゅう」
 神原の目が見開かれた。
 慌てて僕の上から飛び退く。

658: ◆zO7AQfurSQ
14/08/04 23:15:42.03 I53/IhMS
「な、なな何を、阿良々木先輩!」
「何だよ、こういうことをするんじゃなかったのか?」
「い、いや、いきなりだったもので……」
 突然しどろもどろし始める神原。
 そういや意外とこいつ攻められるのは慣れてないとこがあるんだよな。
 僕は神原の手を取って引き寄せ、背中に腕を回して抱きしめる。
「はは、神原は可愛いなあ」
「! な、ななな!」
 うん、僕のキャラもおかしいが神原も大概になっていた。しかし照れて顔を赤める神原というのも珍しい。
 ぐいっと身体を反転させて僕が上になる。
 そのまま首筋に唇をつけ、軽く吸う。
「やっ、あ……汗、かいてて、汚い……」
「神原の身体が汚いわけないだろ、怒るぞ」
「そ、そんな……あっ」
 今日の神原はノースリーブのシャツにホットパンツという格好だ。
 現状で晒されている肌を順に愛撫していく。
 首回りの次に二の腕。そこから手の平や甲にじっくりと舌を這わし、指を一本一本口に含んで丹念に吸う。
 程よく引き締まった太ももを撫で回し、時折マッサージするように揉むと、神原の口から艶やかなため息が漏れ出た。
 今度はその太ももに吸い付く。びくっと脚が震えたが、僕はそれを気にせず跡が付くくらい強く吸い、何ヶ所も赤い斑点を残す。
 そのまま舌を這わして膝裏やふくらはぎを経由してつま先にたどり着いた。
 もちろん愛撫に手を緩めるようなことはせず、手と同じように指を一本一本口に含む。指の股に舌を差し込んで擦り付けるのも忘れない。
 両足ともしゃぶりつくした頃に神原の様子を窺うと、声を漏らさないよう両手を口に当てていた。しかしその感じっぷりは下半身を見ればわかる。
 ホットパンツの裾から溢れ出てしまってる愛液が太ももまで濡らしてしまっているのだから。もちろんホットパンツそのものも染みが出来ているのが見て取れた。
「神原、脱げよ。それとも僕に脱がして欲しいのか?」
 神原は無言で自分の服に手をかけ、あっという間に生まれたままの姿になった。
 僕は両手を伸ばし、しとどに濡れている秘所とぴんと尖っている胸の突起を同時に攻めだす。
 そして。
 二時間。
 僕が神原の身体の愛撫にかけた時間だ。
 神原は全身をびくんびくんと痙攣させながら荒い息を吐いている。
 目の焦点がいまいちあっておらず、口からはだらしなく舌が投げ出されていた。
 もはや閉じる力もないのか両脚は開きっぱなしで惜しげもなく性器を晒している。

659: ◆zO7AQfurSQ
14/08/04 23:18:00.44 I53/IhMS
 たぶん本当なら僕がこんな目に合わされていたんだろうなあ。
「神原、何回イった?」
「は、八回……くらい……」
 僕の問い掛けにかろうじて返事をする神原。
 いろいろと限界なのだろう。
 でも。
「そうか、僕はまだ一回もイっていない」
「……え?」
「そろそろいいよな」
「ま、待ってくれ阿良々木先輩、今、入れられたら、壊れ……あああっ!」
 神原の足の間に身体を入れ、肉棒を押し当てて一気に蜜壷に突っ込む。
 神原の身体がぐうっと仰け反り、激しく震えた。
「きゅっ……九回目ぇっ……!」
 一瞬で絶頂に達し、秘口がぎゅぎゅっと肉棒を締め付けてくる。
 それらに委細構わず僕は腰を振ってピストン運動を開始した。
 神原はもう声も出ないようで口をぱくぱくとさせるだけだ。
 そんな神原の艶めかしい顔を見つめながら僕は思いっきり膣内に射精してやった。
 一度だけでなく何度も。何度も。
 ついに気絶してしまった神原をようやく僕は解放し、後始末をしてやる。
 身体を綺麗に拭いて、新しい服を着せてやった。
 あとは目覚めるのを待つだけ。
 せっかくなので膝枕をしてやり、頭を撫でる。
 確かに僕はヘタレでダメな先輩だけどさ。
 時にはお前に対して格好付けたいこともあるんだ。
 たまにはこういうとこも見せてやらないとな。












はい、ヤマもオチも意味もないただの暦×駿河ですよー
今日は俺の誕生日だからね、駿河とのちゅっちゅを毎年恒例にしてるわけですな
最近投下少ないしこのくらいの荒らしは大目に見てくれるよね?
ではコミケの準備も始めます、あでゅー

660:名無しさん@ピンキー
14/08/06 11:34:43.27 8tG7Nb7f
わっふるさんおめまみた!22時くらいに覗きにきて今年はないのかと思ってましたw
GJです!

661:名無しさん@ピンキー
14/08/07 01:31:51.55 gKcdJfrB
GJです!

662:名無しさん@ピンキー
14/08/09 00:13:20.46 5wEE5Wai
神がいた

663:名無しさん@ピンキー
14/08/09 15:03:30.47 GSoqPOOy
過疎ってしまったこのスレの灯を絶やさぬための祈りも込めつつ『GJ!!』

664:名無しさん@ピンキー
14/08/12 18:18:14.48 HhkozOB8
マンデルブロ集合って名前はやらしいな。
マンが出るって。
と思って図形を見たらやらしい図に見えてきた。

665:名無しさん@ピンキー
14/08/19 01:48:29.48 RMBZ42i5
花物語が放送中だってのに
人少なくないか・・・・・・

666:名無しさん@ピンキー
14/08/19 07:57:28.87 9qJAKFgm
セカンドシーズン中には大盛況だったかというとそうでもない

667:名無しさん@ピンキー
14/08/19 20:27:16.63 v5zu6C3a
花物語を見たら神原×沼地の話が読みたくなって思わず来たら投下はなかったか
まぁ攻略難易度高いよな沼地

668:名無しさん@ピンキー
14/08/20 10:49:39.78 HwVtrHdo
そういや悪魔の手とか足は暴力的使い方わかるけど悪魔の腰骨ってどう使うん?(純粋なまなざし)

669:名無しさん@ピンキー
14/08/20 12:05:21.76 nxqqX+Ef
尻相撲とかヒップアタックとかあるじゃないか

670:名無しさん@ピンキー
14/08/20 21:27:38.64 fz9awzPE
腰だから……
足が動かないのに馬にのったりとか、爪が回転したりとか
そういうのじゃない?

671:名無しさん@ピンキー
14/08/26 04:34:06.26 0YQCsWzT
チンアナゴって分解すると「チンコ」と「アナ」と「゛」になるな。
なんというやらしさ

672:名無しさん@ピンキー
14/08/26 21:17:05.93 lSDlqi3M
エロパロ板なのにただ単語を並べてる奴らは何なの?せめて神原に言わせるくらいすればいいのに

673:名無しさん@ピンキー
14/09/06 17:35:57.48 Skp0I4as
「神原駿河」という言葉を目も当てられないくらいにエロいやらしい意味を持つ言葉ということを認識させた上で
神原に「神原駿河」と言わせる鬼いちゃんはよ

674:名無しさん@ピンキー
14/09/20 21:29:49.57 7xLRsord
ツインテロリガハラさんでひとつ

675:名無しさん@ピンキー
14/10/24 22:35:14.14 /LURtHAU
憑がアニメ化すんだから誰か余接がメチャクチャにされる話でも書けよ

676:名無しさん@ピンキー
14/11/08 18:03:03.51 eF3zxwaP
神原先生が小学校女子更衣室にカメラ六台仕掛けて逮捕されたというニュースを見た
見つかるリスクより一瞬たりとも見逃すものかというその執念は見事だが、神原ってのは変態ばかりなんだな

677:名無しさん@ピンキー
14/11/12 00:59:56.76 WZIVAWay
今日子さんきたし伸びてるかとおもったがそんなことなかった

678:名無しさん@ピンキー
14/11/15 14:21:36.23 IqIYCTRW
現状このスレは書き手が絶対的に不足しているからな

679:名無しさん@ピンキー
14/11/20 00:16:32.21 OPL7nUsL
じゃあ、俺がそのうち副音声後の神原先輩のエロ奴隷×阿良々木先輩のエロ奴隷でも書くよ。









と、でも言うと思ったか? 騙されたな、金を払え。

680:名無しさん@ピンキー
14/11/24 17:29:22.02 M3mbIGaQ
よくも騙したな。訴えないでおいてやるから金を払え。

681: ◆BAKEWEHPok
14/12/24 19:20:04.46 MLqCG/P4
月火ちゃんと布団の中でイチャイチャしたいだけのSSです

682:名無しさん@ピンキー
14/12/24 19:20:51.98 MLqCG/P4
「今日も寒いなぁ……ん……?」

やたらと冷え込む冬の夜。
雪降る外から帰ってきた阿良々木暦が着替え、自室のベッドで暖を取ろうと手を入れると
妙に暖かくて柔らかな感触があるのに気付いた。

「にゃん、にゃにゃんっ」
「なんだ猫か……………………ってそんなわけないだろうがっ! 僕の部屋に猫はいないしそもそも飼っていない!」
「ギニャ~!」

阿良々木月火が踏まれた猫のような悲鳴を上げ、首根っこを掴まれ吊り上げられた。
よく変わる髪形は今は首の長さで揃えており、寒いのにいつもの浅黄色の
浴衣だけの格好で阿良々木ベッドの中で丸まっていたようだ。

「寒いっ! 離しなさいよ! お兄ちゃんのくせに生意気な!」
「人のベッドで寝ながらジャイアンみたいな台詞を吐くな!」

素早く月火は拘束から抜け出しまた布団に丸まる。
占有権は我にありと言わんばかりの様相。

「悪いねお兄ちゃん、このベッドは一人用なんだ」
「今度はスネ夫かよ。いや確かに一人用なんだけどさ。断じてお前用ではない」
「細かいことをグチグチと……だからお兄ちゃんはお兄ちゃんなんだよね」
「お兄ちゃんを悪口みたいに言うな。世界中のお兄ちゃんに迷惑だろうが」
「もーそんなんじゃないってばー。お兄ちゃんが寒いと思って布団を暖めておいてあげたの。
 ほらほら枕の痕がお腹に残ってるでしょ」
「……流石の信長も秀吉に寝床を暖められるのは引くんじゃないかなぁ」

そう言いながらも捲ったお腹から取り出される枕を見て、阿良々木も布団へ入った。
受け取ってから温もったそれへと顔を載せる。
そうして一緒に横になる二人は実に仲のいい兄妹の姿であった。

「ほらほらちこうよれちこうよれ。ってつめたっ!? 背中に手入れるならもっと暖まってからにしてよ!」
「やれやれ。お前は僕を暖めにきたんだろ。湯たんぽみたいなもんじゃないか。しっかり役目を果たしてもらおうか」
「くっ……」

どういう理解があったのか、何故か痛い所を突かれた風に月火はおとなしくなる。
阿良々木は布団の中でぬくぬくと暖まった妹を抱きしめたまま、背中とか腰とか色々な所を弄って暖を取っていく。

「うーん月火ちゃん暖かいなー。今度は脚の間で擦ってみて」
「もう……冷たいったら! お兄ちゃん、妹の股に手を入れすぎ!」

単語をちょっと変えただけの常套句を言いながらも、自然に太腿の間に入ってくる手を内股で擦った。
若干いやらしさがあるようだが、れっきとした防寒対策以外の何物でもない。……はずだ。

「……まあ実際助かったよ月火ちゃん。月火ちゃんがいなかったら、もっとガタガタ震えて寒かった」
「へっへー、もっと褒めてもいいんだよ」

すべすべぬくぬくしたお肌で温もってきた手で、月火の頭を撫でる。
嬉しそうに、その手に頬ずりする月火は若干猫っぽい。
喉からゴロゴロ音でも出しそうだ。

683:名無しさん@ピンキー
14/12/24 19:21:54.25 MLqCG/P4
「よくやった。よくやった。……所でこういう時に仲間外れにすんなって火憐ちゃんがきそうなもんだけど、どこいるんだ?」
「んー火憐ちゃんなら道場で冬ごもりの特訓って言ってた」
「じゃあパパとママは?」
「忘年会シーズンだから朝方まで街を見回りなんだって。寒いのにお疲れ様だね」
「……そっか。僕らだけか…………」

何か噛み締めるような響きの呟き。
しばし布団の中で抱き合ったままでいて、暖房と衣擦れの音だけが静かに室内で響いていて。

「ちょっとぉ……お兄ちゃんどこ触ってるのよ」
「失礼な。僕が変な事をしているみたいじゃないか」

妹からの問いかけに堂々とした言葉の兄。
ただし、抱きしめていたはずの手は、いつの間にやら妹の胸に当てられている。
ちなみに月火は家だといつもノーブラで、浴衣の帯を緩くしか結んでいないので年相応にはある胸の谷間が丸見え。
今は浴衣もほとんど肌蹴ていて、谷間当たりにはふにふにとした胸を揉んでいる手があった。

「ふーん……妹のおっぱい触るのって変なことじゃないんだー」
「ああ。僕が今触っているのは妹型湯たんぽだからな。疚しい気持ちになるはずがない」

じとっとした目で見つめてくる月火を尻目に今度は両手でまさぐりはじめた。
成長途上の胸はほんの少し形の悪いお椀型。
手の平に軽く収まるぐらいのそこへ両指を沈めて、回すように撫でる。
ほんの少し力を入れれば、プリンみたいに簡単に形を変えて、内側からは少しのしこりがあった。
沈めた指から伝わる瑞々しい弾力が柔らかく押し返してくる。

「まあでも、中々いい湯たんぽだ。暖かくて、ふわふわっと柔らかいのに張りがあって気持ちいいぞ」
「そ、う……んっ、なんだね。お兄ちゃんは湯たんぽ触って、んぅっ……気持ちいい変な性癖なんだね」

憎まれ口を叩いてる月火は顔を背けているが、耳はほんのりと赤くなっているのがわかる。
もっと赤くしてやろうと阿良々木は行動していく。
そっと指で押して撫でるようにすれば、はぁっと吐息が零れる。
ちょっと強めに揉めば、鼻にかかるような小さな声をあげて、口元が堪えるように引き締まる。
逆にわざと動かないでいると、制止するように阿良々木の腕を握っていた月火の手がまごまごと揺れた。
まるでもっと動かして、触ってほしいとでも言うようだ。

「なによ。もう暖まったの」
「そうだな。もう暑いぐらいだ」
「そ。よかったね……だったら離せばいいと思うよ」

言いながらも月火からは動いたりしない。むーっと不満げな目で阿良々木を見ているだけだ。

684:名無しさん@ピンキー
14/12/24 19:22:42.03 MLqCG/P4
「だから今度は僕が月火ちゃんを暖めてあげるよ。どこがいい?」

問いかけの言外にたっぷりと含まれた意味は、つまりおねだりをしろということで。
月火の口がへの字を作った。

「うー……むかつくぅ~……お兄ちゃんってヘタレの癖にこういう時だけ強気だよね。
 いけないとは思ったが欲望を抑えきれなかったって素直に言えばいいのに」
「性犯罪者の供述みたいな言い方はよせ。お前こそ誰もいないから寂しかったんだろうが。
 たまには僕に甘えてもいいんだぜ」

不毛なマウンティングの応酬。実によく似た素直じゃない兄妹であった。

「妹のおっぱい触りながら言う台詞じゃないってば」
「くっくっく。そろそろ甘い疼きに耐え切れなくなってきただろう」
「くっ……お兄ちゃんなんかに……! く、くやしいっ……!」

ノリがいいのも、よく似ていた。

「違う違う違うそうじゃないの。そういうのもういいから!」
「じゃあどこを暖めてほしいか言うんだ」
「もー……わかったわよ。それじゃあ顔がいい」
「こうか」

兄の威厳か。先に譲歩した月火のほんのりと赤いほっぺを擦る。
パーツは阿良々木と似ているが小さくまとまっていて、片手で覆えそうなくらいの小顔は可愛らしい。
ただ瞳にムカムカがあるためか若干可愛らしさが損なわれている。

「そこもだけど、もっと中心っていうかさ。……わかりなさいよ! ぶっ殺すわよ!」
「どういうキレかただよ。わかってるって……月火ちゃんキス好きだよな」
「もー……む、んぅっ……」

キレ催促に阿良々木は、ぷりぷりとしている月火の唇へ顔を寄せた。
ちゅっと小さな音を響かせて少し離れて

「もっと」

続くストレートなお願いで薄く開かれた唇へと舌を差し入れる。
濡れた柔らかな感触があって不思議に甘く感じる。
そのまま絡め合わせるとくすぐったさを強めたような気持ちよさがある。
敏感な舌は味だけじゃなくて、快楽だって感じるようにできている。
ちゅっちゅっと音を響かせ吸い付き合って、阿良々木がまた胸をまさぐると口中で甘く高い吐息が漏れ出た。

少し阿良々木が舌の動きを止めれば、月火のほうから押し付けるように舌を絡めてくる。
絡めるだけではなく、零れる涎を吸ってきて嚥下もしている。
抱きしめる力も強くて、押し付けてくる裸の胸からは早鐘を打つ鼓動だって響いてきた。
妹に応えるべく、阿良々木は懐中にすっぽりと収まる華奢な身体を抱きしめながら
キスを続け、一分ほどそうしたままそっと離れれば、唾液の糸がお互いの唇から伸びて雫を零しながら切れた。

酸欠なのか少し赤くなった二人の顔。
息を荒げながら瞳に映る姿は二人だけ。

685:名無しさん@ピンキー
14/12/24 19:23:30.35 MLqCG/P4
「……はぁっ…………えへへ、お兄ちゃんとキスしちゃった」

さっき怒っていた時とは違う、本当に嬉しそうな笑顔は兄が大好きというのが言わずとも伝わってくるよう。
阿良々木が口中に残っていた二人分の涎をこくりと飲み込んだ。

「……月火ちゃんの癖に可愛いじゃねえか。……悔しいけど全然悔しくない」

妹の可愛らしい笑顔にほだされたらしく、抱きしめたり首筋を吸ったり
またキスをしたりと、いっぱい愛情を交し合う。
なんのかんの言いつつも、お互い大好きだったりするのだ。

「月火ちゃん……好きだ。くそ、こんなの僕のキャラじゃないけれど大好きだ」
「えへへー私も大好きー。妹大好きキャラがお兄ちゃんなんだよー」
「うーん、そうなのかなぁ……、あっ……」
「だからー……素直なお兄ちゃんにご褒美あげちゃうね」

抱擁していたはずの月火の手が、阿良々木の股間に触れたのだ。

「ふふ、お兄ちゃんカイロ暖かい……」
「く、ぅっ……」

抱きしめ寝ながらの姿勢のため、ほとんど密着している寝間着と下着の内側へと
細い指先がゆっくりと忍び寄ってくる。
随分前から硬く張りつめていたそこを優しく握り、上下に擦り始めた。

「お、ちょちょっと待った……月火ちゃん……」
「ダメだよお兄ちゃん♪ 私はただカイロで暖まってるだけなんだから♪」

楽しそうに兄を見つめる妹。
自分が気持ちよくしてあげているのに喜んでいる。
阿良々木が手の動きに合わせるように短く唸るのを聞いて奉仕を続けていく。

右手で反り上がったモノを握ったまま、上下に擦る。
かと思えば寝間着を脱がせてモノを自分の臍辺りにくっつけたまま、手と挟んで扱いた。


「あ……お兄ちゃんちょっとお汁漏らしちゃってる……もーこれじゃ不良品だよ」
「む、むちゃ言うな……」

ネチョネチョとした汁が身体にくっつくのも気にせず、いやむしろ喜びながら
阿良々木のモノへ身を擦り付ける月火。
粘っこい液が漏れだす先端へ親指をくっつけて擦れば、あっと阿良々木が掠れた声をあげて妹をぎゅっと抱きしめた。

「ふっふっふ……さっきのお返ししてやる……ちゅぅっ……」
「く、っあっ……!」

扱きながら月火が阿良々木の乳首を吸うと、何度か経験があるらしくまた声を上げる。
月火はこしゅこしゅと肉を扱きながら、胸板に吸い付いて阿良々木を高めていく。

「ん、れろっ……お兄ちゃん……ちゅっくっ……気持ちいい……?」
「く、うぅっ、つき、ひちゃ……」

苦しげな、でも抑えきれない情欲を発しながら妹の名を呼ぶ阿良々木。
胸元に抱いた月火は、いつになく優しい顔で優しく呼びかけて、慈しむように奉仕をしてくれている。
吸い付かれて扱かれて、情けない声をあげているのはわかっていても気持ちがよかった。

686:名無しさん@ピンキー
14/12/24 19:24:05.82 MLqCG/P4
「あぁ、んんっ……! お兄ちゃ、ん……今は私が……!」
「僕だって……くっ、したいんだ」

しかし阿良々木はされるだけではなくて月火へと責め返す。
股間の白の下着ごと柔らかなそこを撫でて、生地越しに伝わる縦すじを指でなぞる。
指に布地がまとわりつき、形にそって指が沈む。
そのまま揉むように手を動かせば、ちゅくりと濡れた音が滴ってくるようだ。

「お前だって湯たんぽから漏れちゃってるぞ」
「ふぅっ、くぅっん……お兄ちゃんがそんなに弄るからだよう……」

阿良々木は背を少しを丸めて月火へ覆いかぶさるように抱く。
右手で前から股間をまさぐり、背中側から尻肉を握るように揉みほぐした。
月火も喘ぎながら扱く動きは続けていて、抱き合いお互いの性器を弄りあっている。

「月火ちゃん……」
「んっ……」

そうしてキスをして、手と舌の動きだけに集中していると自然にどちらともなく動きが止まった。
何度もしているからお互い準備ができているのがわかっているのだ。
唇を離して見つめあう瞳は情欲でとろめいて淫らに輝いていた。

「いくぞ……」
「うん。いいよ……お兄ちゃん……はっ、あっ……!」

月火が下着をずらしそっと脚を開くのに合わせて、阿良々木は月火へと覆い被さるように抱いて挿入する。

「……すげー締め付けてくるよ。指だけで感じてた?」
「ふぅっあ、んぅ……お兄ちゃんこそがっちがちで硬すぎ……私がイカせたかったのにぃ……」
「安心しろって。そんな我慢できないから」
「あっ! いきなり……すぎ、んぅ、おにいちゃ……ひぅっ!」

正常位で言葉を交わしながらも、我慢できなくなった阿良々木が抽挿を始めた。
すでにたっぷりと濡れている膣口からはじゅくじゅくとした水音が響いて、月火が突かれるたびに甘い悲鳴をあげる。

「おく、あたって……! あ、くぅふぅんっ……はげし……!」
「中から押し返してくるみたいだ……! 気持ちいいぞ月火ちゃん!」
「あ、わ、わたしもお兄ちゃんのが気持ちいいようっ!」

硬くそそり立つモノを月火の膣内へと激しく叩きつける。
濁り湿った音がリズムよく鳴って、粘膜を擦り合わせる快楽をぶつけ合う。
ベッドの上に置かれていた月火の両手に手を重ねて、頬が触れ合うほど近くセックスを続ける。

687:名無しさん@ピンキー
14/12/24 19:24:53.32 MLqCG/P4
「んぅ、んっくっ……おにいひゃ……ん、れおっ、ちゅっ……」

眼前の阿良々木へと月火がキスをせがんできて、舌を差し込んだ。
繋がったままのキスが気持ちいいらしく、甘い吐息が口中に零れる。
阿良々木が小刻みに腰を振りながら、唾液を送るとこくこくと月火が飲み込む。
同じように膣内がきゅんきゅんと締め付け飲み込んできて、背筋を貫くような快感に襲われた。

「あ、んんぅんんぅぅっっっ……!」

そこで限界が来てしまい唐突に阿良々木が絶頂に至ると、月火の繋いでいた手や絡み合っていた脚にも力が籠った。
遠慮呵責のない中出し射精を受けて、月火もイっているのだ。
硬く脈動する肉棒を締め付け、注がれている精を貪欲に飲み込んでいる。
丸毛の生えていない幼いすじのようなそこは阿良々木の精でいっぱいになっているのだろう。
窮屈なほど密着した所からは愛液と混じって薄く滲んだ液が漏れ出ていた。

「んぅ……はぁ……気持ちよかったぁ……」
「ああ、僕も凄い良かったぞ。月火ちゃんの身体は最高だ。金が取れるぞ」
「もーすぐそんな言い方しちゃって……むかつくーでも好きー……」

抱き合ったままの月火はデレデレで暴言染みた物言いも気にしていないよう。
愛おしい兄にスリスリと頬ずりして幸せそうだ。

「んぅ……また硬くなってきたよー……」
「うーん……まだやりたいみたいだ」
「そぉ……じゃあしちゃうっ?」
「うん。やるぞ」

そうして更に二回戦三回戦と続けたのち裸で一緒に寝てるのを火憐に目撃されて
二人で言いくるめたのは朝方になっての事だった。

688:名無しさん@ピンキー
14/12/24 19:25:38.59 MLqCG/P4
終了
寒い日は月火ちゃんで暖まりたい。

689:名無しさん@ピンキー
14/12/27 18:59:49.40 yHY9VaYW
GJ!
いいクリスマスプレゼントでした!
火憐ちゃんも参加する展開にはならなかったのかw


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