13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
>>129の設定をもらい投下
ふたなり優花里×逸見エリカ&西住まほ
犬×エリカ
ド鬼畜ゆかりんなのでファン注意
「まほさんのお尻、お尻…んおッ!わ、私のチンポはどうですか?はッンン」
女の手が私の尻肉を掴み、乳房を貪りながら言った。
「あぐッ…いや…ぐッ…や…いや…あふッ」
完全に中に押し入った肉棒が突き上げられる度に
私は短い悲鳴を上げ、腰を仰け反らせた。
「ああ…出るッ!出ますッ!射精、まほさんの中に精子ぶちまけます!」
「くッ……ああッ!や、やめろ!やめろ!」
その女は私の尻に指を食い込ませ下腹部を密着させた。
「はッはッ出る出る出るぅ!」
小刻みに腰震わせ、豚のようないななきの後、私の体内に欲望の
塊を吐き出した。
「く――うう」
体内に熱くたぎったドロドロの欲望を感じながら私は瞳を閉じた。
涙がこぼれ落ちるが拭うことができない。四肢が麻痺し、動かないのだ。
「た…い…ちょ……たい…ちょ…あ…あ…」
全裸で床に倒れている逸見エリカが微かな声をあげた。
先ほどまでこの女に暴力的に陵辱され、顔以外のあらゆるところに
痣を作っていた。最後には発情した軍用犬と共に檻に閉じこめ、
『交尾ショー』と称し、私の前でエリカと犬を交わらせた。
絶叫しながら、犬に種付けされるエリカの姿を見て女は笑い転げた。
『見ないで』と懇願するエリカの姿は哀れすぎた。
「あはぁぁ…で、出る出るうう…まほさんの中に私の精液…」
女は私の乳房を舐めながら、呻き声と共に自身の下腹部を擦りあて
未だ射精を続けている。
「まほさんに種付けできるなんて最高です…これからお人形さん
として、そっちの豚と一緒に飼ってあげますからね」
ぬるっと私の中から、萎えた欲望を引き抜く。
本来なら、逆流して股から垂れるであろう体液が出てこない。
「あはは…私のザーメン、濃すぎて出てこないみたいですね。
ドロドロのゼリーみたいな塊ですから無理もないですけど……」
女はそういうと私の髪で萎えた欲望に付着した鮮血と精液を拭い始めた。
私の名前は西住まほ、黒森峰女学園の戦車長だ。
201:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
「――ッッ!」
私はベッドから跳ね起きた。全身から吹き出した汗で寝間着が
肌にべっとりと張り付いている。
「はあ…はぁ…はあ…くッ」
頭を振って、あの陵辱劇を払拭する。
時間を見ると起床時間の少し前だ。私は簡単な朝食をとって
身支度をすると部屋を出た。
学園艦の住宅街にある逸見家を訪ねるためだ。
インターホンを鳴らすとエリカの両親が迎えてくれた。
二人とも疲れ切ったような笑みで「いつも、いつもごめんなさい」と言った。
「エリカ……入るぞ」
と声を掛け、私は彼女の部屋の中に入った。
カーテンを閉め切り、真っ暗な部屋の中、唯一の光はノートPCだけだ。
虚ろな表情でエリカはディスプレイを眺めている。
映っているのは、黒森峰が大会連覇を成し遂げた戦車道全国高校生大会だ。
「エリカ………」
切りそろえていた髪は伸び放題だ。部屋の鏡や花瓶は割れ、
小物、写真、戦車教練書などが床に散らばっている。
あの日から、エリカは壊れてしまった。
「エリカ…おはよう」
「あ…隊長…こんばんは。みほが副長というのは納得できません。
私ならもっと隊長のお役に立つことができます」
「ああ、そうだな」
私を見るとエリカの表情が明るくなった。
あの日から、エリカは友人、後輩は言うに及ばず
学園の担任、病院の医師、両親さえも拒絶するようになった。
唯一、心を許すのは私と戦車だけだ。
エリカの寝間着をゆっくりと脱がせ、肌をあらわにさせる。
部屋に籠もりきりのエリカは風呂に入らない。
成長期の少女の新陳代謝は激しい。発汗、傷んだ髪、澱んだ空気、
様々な汚れは酷く臭う。エリカの両親の願いもあって、
こうして休日にはエリカを尋ね、身体を拭きがてら話相手をしている。
もっとも、あの日から今日まで『会話』として成立したことはないが。
「さぁ、身体を拭こう」
鼻をつく臭気を気にするそぶりをみせず、
石鹸を含ませたタオルでゆっくりと拭いてやる。
あの日を境に壊れたエリカの事情を両親には話していない。
誰が話すことができるだろう。
一人娘が女性徒に犯され、犬にも犯されたなどと言えるはずがない。
それは私も同じだ。西住家の女が強姦された事が露見すれば
西住流の名と権威が地に落ちるだろう。
「隊長…今回の大会の相手はプラウダですよね。私に副長をさせて下さい」
「ああ…考えておこう」
上半身を拭き終わり、今度は下半身を拭うため、タオルを交換した。
犬を否応なく受け入れた心の傷は未だに癒えないのだろう。
「私はみほが副長の方がいいと思います。
マニュアルの執われない専従なら聖グロリアーナなんて敵ではありません」
「そ、そう…そうだな。さ、エリカ、脚を――」
自然と涙が込み上げてくる。涙を堪え、エリカの太腿を拭おうとした時
「あ…あ…あ…いやああああッ!いや!やめてええ!い、犬は!犬なんかいやああ!」
エリカの身体が震え、張り裂けそうな声を上げて、めちゃくちゃに暴れた。
エリカは私を突き飛ばそうとした。
「エリカ、大丈夫だ!大丈夫だ!私は、私はここにいる!一緒にいるから」
私は強引にエリカに抱きつき、言った。
「隊長!隊長!た、助けてええ!あッあッあああああああ!」
身体をかき抱き、赤子をあやすように背中をさすった。
こうしてエリカをあやしていると、あの日のことを思い出す。
私とエリカが汚された、あの最悪の日を。
202:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
大洗からメッセンジャーとして来園した秋山優花里という女生徒が
黒森峰学園を通して、私達の戦車工廠を訪れた。
正式な訪問であるために無視するわけにもいかない。
私は副長のエリカを伴って執務室へと入った。
「決勝戦を控えているというのに、この黒森峰に来園するとは余裕だな」
「エリカ……言葉が過ぎるぞ。それで、君は何の用でここへ来た?」
「はい、西住みほ殿から西住まほさんへ親書をお届けにきました。
郵送ではどこかの怖い方にもみ消されそうですから」
女生徒は大洗の校章が入った黒塗りの箱を置きながら
エリカに意味ありげな視線を送った。
暗に彼女のことを指しているのだろう。
「――ッ!!」
エリカが激昂しかけたが、私は手で制した。
「親書……それにしては随分と厚い箱に入っているのだな」
「一応、正式な形をとっていますから」
そう言うと女生徒は、箱を開けた。が、入っていたのは親書ではなかった。
小さな破裂音と共に部屋中に煙が蔓延した。
「ぶはッ!な、なんだこの煙は!?」
エリカが叫んだ。これは煙ではない、催涙ガスの類か!?
立ち上がろうとしたが、脚に力が入らず、床に倒れ伏した。
「あぐッ!か、身体が――た、隊長!!」
朦朧とする意識の中最後に見た光景はガスマスクを被り
こちらを見下ろす女生徒の顔だった。
「………はッ」
意識を取り戻した時、私は両腕を後ろ手に拘束された状態だった。
頭を振り、意識を鮮明にすると周囲を見回そうと脚に力を
入れ、立ち上がろうとした。
「はっ…くぅ――」
力が入らない。それどころか四肢の感覚がほとんどない。
どうやら麻痺しているらしい。這いずるようにして
身体を動かすと、背後から声が聞こえてくる。
「エリカ、どうし―――!?」
私は目の前の光景に息を呑んだ。
床に押しつけられ、尻を剥かれたエリカが犯されていた。
「あぐ…うぐ…んんッ…っ!ぐうっ!」
エリカを犯している人間はこちらに背を向けている為、顔はわからない。
自分より少し低い背丈だろうか、エリカの背中にすがりつき腰を振っている。
あの髪型に白いセーラー服、それに緑のスカート、あれはまさか先の女生徒だというのか?
一体、何故?それにこの場所はどこだ?
執務室で異常があれば警報が鳴り、警備員なり、
工廠にいる隊員達が駆けつけるハズだ。ましてや、あの大洗の
生徒一人だけで私とエリカを運び出すことなどできるハズがない。
内部にスパイが、裏切り者が――私の思考はそこまでだった。
203:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
「んっ…ああっいい、いいよォ!クソ生意気なメス豚に種付けしちゃう!
ん、んお!あ、あ、出ちゃううっ!」
「いや…がっ…はぐ」
甘い声で叫んだ女生徒は、ぶるぶるぶると尻を振るわせ、
「んっ、んんっ」としきりにエリカの背に縋り付いて、腰を尻に擦りつけている。
やがて満足したのか、その女生徒は荒い息をつきながらエリカから離れた。
犯されたエリカは微動だにせず、床に突っ伏したままだ。
そして時折、その股間から逆流した白濁が太腿もつたい、床に滴り落ちている。
「き…貴様……」
「ああ……まほさん」
不気味な笑みを浮かべながら、捲っていたスカートを下げ立ち上がった。
「ようやくお目覚めですか?」
その女生徒は私に向かって言った。
「決勝戦を控えた戦車道の生徒が問題を起こせばどうなるか…」
「はい、存じ上げていますとも。即、出場停止。大洗の敗退は確定です。
でも我慢できなくて……犯すつもりはなかったのですが副長さんをヤッちゃいました」
あははッと笑いながら、エリカの身体を足で仰向けにした。
「エリカッ!」
顔以外、何度も殴打されたのだろう。腕、胸部、腹部、脚、太腿…
身体中に打撲の跡がある。
「まほさん、知っていましたか?こいつ、処女じゃないんですよ。
アソコの肉はみ出ていて、色は真っ黒、おまけにガバガバ。
どうしょうもないヤリマンのクセに生意気に抵抗するんでボコボコにしてから、
何回も膣内(なか)に出してあげました」
「あ…たいちょ――がッうぐ!?」
エリカの腹部に女生徒の蹴りがめり込んだ。
「何を喋っているんですか?ねぇ!ねぇ!」
女生徒は何度も何度もエリカの腹部を蹴り飛ばした。
「やめろ!エリカにそれ以上、暴力を――」
「暴力?これは躾(しつけ)ですよ。躾。見て下さいよ、まほさん。
この豚、お腹を蹴る度にゆるゆるのアソコから、精液垂れ流すんですよ?
汚いですよね?しっかりお腹に力を入れて下さいよ?ねぇ、雌豚副隊長さん!!」
最後に踏み抜くような蹴りを胸部にたたき落とし、女生徒の躾は終わった。
「あッ…かっ…ひ…」
エリカはエビのように身体を曲げ、荒い息をついている。
「危ない、危ない…思わずあばら折っちゃうところでした。このブーツ、
鉄板を仕込んでますから、加減が難しくて…」
そう言いながら女生徒はエリカの頭部を靴で踏んだ。
「やめろ……一体、何が望みだ」
「ふぅん、さすが黒森峰の隊長さん。頭の回転が速くて助かります。
頭の悪いサンダースやプラウダの雌共とは全然、違います。素敵ですよ、まほさん」
「貴様に名前で呼ばれる筋合いなどない」
「あはッ、その眼力すごく感じちゃいます……実は大洗って今回の大会で優勝しないと
廃校になっちゃうんですよ。最近は大した実績もないクズ学園ですから当然なんですが…
要は生徒会の雌共の枕交渉に役人が飽きたって話です」
「それがどうした?」
「私は大洗のことなんてどうでもいいのですが…西住殿と別れる事だけはいやなんです」
「…西住殿?…みほのことか」
「はい。今の大洗の戦力では、まず勝ち目はないので、負けてくれませんか?」
「断る」
「はぁ……やはりですか。では、従順になれるようにまほさんに
これをぶち込んで私のお人形さんにしてあげます」
女生徒はスカートをめくり、ソレをさらけ出した。
ブルンッと飛び出してきたのは、勃起している赤黒いペニス。
エリカを犯していた肉の凶器だ。
「貴様……女では……ないのか?」
おぞましい身体だった。少女の股間からあるハズのない器官が生えているのだ。
スカートから覗く太腿や下腹部は白い女性の肌なのに、
そこだけはどす黒く、グロテスクな別の生き物が蠢いているように見える。
浮き出る血管、亀の頭のような先端、なによりその臭気に思わず顔をしかめてしまう。
204:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
「ふふふ、臭いですか?臭いですよね?すごく臭い栗の花みたいな臭いですよね。
でも、まぁ…あの豚の潤滑液の臭いもついてますから…ねぇ、まほさん」
「…事が公になれば貴様の大層な計画は全て消え、監獄行きだ」
「はは…未成年だから逮捕されませんよ。女の子に犯されて妊娠なんて誰が信じます?
それに公になって困るのはまほさんではありませんか?
「何だと?」
「正確には西住流の家名。ちょっと困りますよね?
姉が強姦されて、もし『妊娠』してしまった…なんて世間に知れたら
……ああ、想像しただけでイキそう…」
女に犯されて妊娠……その言葉からして、この生徒は
プラウダ、サンダース、それに何人かを暴行し、
自身のペニスが生殖能力をもっていることを知っているようだ。
「実をいうと、ここの生徒さんも何人か味見させてもらいました。
今ではとっても協力的な私の友達なんです」
「快楽で篭絡…いや、精神を破壊したな?」
「はい、どっちもであります」
「この外道が!!」
おそらくここは、学園艦内のどこかだ。
複雑に入り組んでいる学園艦の中を船舶科の生徒の案内もなく、歩き回るなど無謀すぎる。
「それでも戦車道を嗜む者か!」
「そうですよ……でも私は戦車が好きなんです。戦車道なんてどうでもいいんですよ。
大会も実弾だったらよかったのに。爆発する戦車に燃える搭乗員、排莢煙に火薬の臭い
覆帯で敵を踏みつぶして、機関銃でなぎ払う感覚なんて最高でしょうね」
「貴様は狂っている」
「ふふ……そろそろおしゃべりは終わりにしましょう。
さんざん生意気な口をきいたまほさんにはお仕置きしてあげます。
手始めに、このチンポ、口で味わってみませんか?
女生徒は私の頬に怒張をべとっと付けてきた。
「う……く…」
「臭いですよね、でもすぐに好きになりますよ。口をアーンしてくれますか。
してくれなくてもいいですよ?ペンチでぜーんぶ歯を抜いてあげますから」
女生徒の物言いからして、何の躊躇もなく実行するだろう。
私は口をゆっくりと開けた。こんな女生徒に強要されるのは屈辱以外のなにものでもない。
205:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
「はい、よくできました」
「んぐぅううっ!」
女生徒は私の口に特製の皮と金属でできた口枷を押し込んだ。
口の部分は金属製のリング状になっており、口を閉じることができない。
「んぐふふふっ!」
「私のチンポ、よく味わって下さい……はい、『アーン』」
女生徒は私の髪を掴んで、上を向かせた。
「んぐ!」
ゆっくりと女生徒のペニスが私の口に入ってくる。
「ふぐううううう!」
「私のチンポ、泣くほど美味しいですか?…あはっ、お口の中、
とっても熱い…んおお、し、舌が、はふっ、さ、先に当たって…」
「んうう!ああああああっうっぐう!」
女生徒は私の頭を掴んで、何度も何度も挿入を繰り返す。
喉の奥に突き入れ、舌に擦りつけてくる。
生臭い肉の凶器が口内を汚し、喉を突く。
「ぬるぬるの舌がチンポの裏を…んおおッ…頭の中がとろけそうです!
あ…んんっ…まほさんの舌…あっ…すご…ふっ…んおっ…あぐっ
だ、ダメ、も、もう出る!し、射精しちゃう!!」
「ふぐっんんんっ!むぐうううっんんんっ!んううううっ!」
く、口に!?あんなものを口の中に出すつもりか。
「んっんおおおっ出…んぅ!」
女生徒は私の頭をぐっと下腹部に押しつけた。
その途端、先端がビクビクと震え、グワッと大きくなると
ブリュと大量の体液が口内にぶちまけられた。
「んぐううううううううっ!!はぁんくううっ、はむんぐんっんんっ!!」
「ん、ンおッおお、出っ…お、おお」
ブヂュと口に吐き出される煉乳ようなの塊が喉に絡みつく。
先ほどとは比べものにならない臭気が鼻を通して、口内に拡がった。
「んおお…まほさんの舌、舌のザラザラ…まほさんのベロチュー最高です!
くち、口内射精!とっても気持ちいい、さぁ飲んで、飲んでくださいねぇ」
女生徒は一滴残らず私の口に出そうと押し込んだまま抜こうとしない。
「ま、まだ…んっ…残って…んく」
腰をガクガク振るわせながら、身をかがめると
私の頭部に手を回し、二、三回、グッ、グッと腰を突き出す。
「うっ…ううう…く…」
ようやく長い射精を終え、女生徒は口からペニスを引き抜いた。
猛烈な嘔吐感が込み上げてきたが、何とか押し止めた。
「まほさんのよだれとチンポ汁がミックスされて糸を引いてます。
とってもエッチですね。初めてにしては上出来ですリングを外してあげますね」
女生徒は口枷を外すと私を床に押し倒し、股間に顔を埋めてきた。
「ん~…いい匂い。まほさんはやっぱり違いますね…あの豚とか安っぽい石鹸の
匂いしかしないマンコでしたし、形もグロくて、最悪でしたから」
エリカの羞恥を煽るように女生徒はわざと声を大にして言った。
「聞いてますか?生意気なグロマン副―」
「た、隊長から!は、離れろォォ!」
エリカがヨロヨロと立ち上がって女生徒に体当たりした。
206:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
「あッ!?」
女生徒は不意を突かれたのか、エリカと共に倒れた。
「たいちょ…は、はやく…逃げ……くださ…」
最後の力を振り絞ったのだろうエリカが微かな声を上げた。
「この豚ッ!」
すぐさま起き上がった女生徒がエリカの手を取り、捻りあげた。
「あ…痛っ…ああ」
「薬の量が足りなかったようですね。ふざけたことして……
豚にはきつい制裁をしてあげますよ」
女生徒はエリカの頭髪を掴んでずるずると引きずっていった。
その先には船舶科の生徒が水中訓練で使う檻があった。
中には拘束具のようなものがある。
斬首台から骨組みだけ取り出したような奇妙な拘束具だ。
女生徒は強引にエリカを拘束具に叩きつけ、両手、両足首を枷で拘束した。
エリカは両脚を開き尻を後ろに突き出した格好で拘束された。
「…う…わ、わたしに…さわるな…」
「ガバガバの腐ったマンコのくせに何を言っているんですか?
豚にふさわしい相手を用意しておいてよかったです。備えあれば憂いなしですね」
「な……に…」
「豚の相手は犬です。『い・ぬ』。種付けショーをまほさんに見てもらいましょう」
女生徒はエリカの顔を覗き込むように言うと、ボロ切れのようにエリカの尻に
まとわりついていたスカートを一気に剥いだ。
「い、いやだ…い、犬となんか…」
女生徒に連れてこられたのは大型のドーベルマンだった。
いや、その凶悪な面構えは魔物と言った方が適切だろうか。
「拷問ように訓練された犬です。ちょうど今が発情期らしいので何度も
種付けしてくれますよ」
「い…いや…」
女生徒は軍用犬を檻の中に解き放った。
魔物はしきりにエリカの周囲を回り、雌の匂いをかぎつけると
エリカの股間に鼻を擦りつけた。
「はっ!?……い、いやああ」
クンクンとしきりに股間の匂いを嗅ぎ、ざらりとした舌で
閉ざされた割れ目を舐め回した。交配するための秘部を
愛撫し、雌の潤滑油の湧出を促しているらしい。
「い…いやっ、そ、そんな所…な、舐め…舐めるな…」
身体を揺さぶり、魔物の愛撫を解こうとするが、拘束具に
固定されている状態では尻を振り、誘っているようにしか見えない。
『…ワン…ウウウ!』
魔物の咆吼、雌の匂いに興奮したのかエリカの背に前脚をのせた。
ドンという思い衝撃、そしてそのまま、背中に覆い被さってきた。
エリカの尻に幼児の腕くらいはありそうなペニスが擦りつけられた。
207:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
「いやっやだああっ!やああっ!」
魔物はいきり立つペニスをもどかしく尻に塗りたくるだけでいっこうに入らない。
ぶしゅ…ぶりゅ…と漏れ出す黄ばんだ糊のような粘液がドロドロと
鈴口か尻や股間に塗りたくられる。
「い…いや…いやだ……んんんッ!」
やがて、魔物の先端が秘部にあてがわれた。
『ガフッウウウッ!ガアッ!』
「はっ…い、いや…は、入って……入ってこないで!」
魔物はエリカの尻を前足で抱え込んだ。次の瞬間、ズブッっとの
凶悪な雄がエリカの秘唇をかき分け、押し入ってきた。
「あっ…いやああああああっ!!」
エリカが絶叫した。動かない両手、両脚を動かし何とか逃れようとする。
『グ…グブッ、ワンッ、ウウッ!』
魔物が咆哮をあげ、体重をかけエリカの中にペニスを打ち込んだ。
奥を突き上げるような挿入にエリカは悲鳴を上げた。
「いぎっ…あ、あ、あ――ああああああああっ!!」
『ウウウハッハッハッハッ』
荒い息づかいと共に腰を遠慮なしに振り続ける魔物。
「いやだいやだあああ!隊長!見ないで、見ないで下さい!
たいちょ…こんな私を見ないでえええ!」
熱い雄で何度も何度も責められる度にエリカは苦悶の声を上げた。
背中にのし掛かられ、魔物は歓喜の声を上げ腰を振っている。
「いやっほぅ!最高だぜぇ!」
女生徒は歓声を上げた。
「あはははッ、見て下さいよ。まほさん!
ガバマンだから犬のチンポ美味しそうにくわえ込んで。最高の交尾ショーです」
「いや!や…ぐッやめってぇ!」
犬の猛烈な突き、 四つん這いの格好でドスドス激しく突かれる度に
エリカが叫ぶ。魔物さらに深くのし掛かった
突きがよりいっそう激しくなり、エリカの尻がその突きに揺れ、
ぶるぶると乱れ踊っている。
「そろそろぶっ放すみたいですね」
「い、いやっ!やめてっ!やめてっ!もう、もうやめてくれええ!」
エリカが頭を振り、女生徒に懇願した。
「はぁ?それが人に物を頼む態度ですか?」
208:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
涙をまき散らすエリカは一度、眼を閉じ、言った。
「お、お願い!お願いし、しま…す!お願いします!お願いしますっ!」
「……そうですねぇ、隊長さんの前で
今までのセックス経験とか言ってもらえると解放してあげてもイイですけど?」
「そ、そんな…あぐっ!」
「ははは、じゃ、犬と交尾を楽しんで下さい」
「ん、んンン!わ、私!た、隊長が好きで!ネ、ネットで
隊長にに、似た男と!ほ、ホテルで!ね、年齢、騙して!い、今まで
な、何度も、何度もセックスしました!た、隊長に抱かれてるって、お、思ってぇ!
ゆ、許して下さい!た、隊長ッ!隊長ッ!ま…ほ……まほ!私を許してぇぇぇ!」
エリカの顔は涙でくしゃくしゃだ。犬に突かれながら恥もなにもかなぐり捨て叫んだ。
私を意識していることは何となく感じていたが…まさか、それが恋慕の念だったとは。
「もういいだろう!エリカを解放してくれ、もう十分だろう!?」
私は女生徒に言った。エリカの嘆きをこれ以上聞きたくなかった。
「はぁ?解放するなんてウソに決まっているじゃありませんか」
女生徒はとぼけたように言った。
「そ、そんな――あぐッ!?な、中ッ!膨れ――」
エリカが眼を見開いた。
『ガハッ…ガハッ…アウウウッ』
魔物がくぐもった呻き声をもらし、下腹部をぶるぶると震わせた。
ブリュブバッブヂュッッと粘ついた犬の精がエリカの膣内に吐き出される。
「いやあああああッ!や、やめ、やめてえええ!!」
魔物はエリカの尻にぐいぐいと押し込むとを今度は身体を
反転させ、文字通り『交尾』を始めた。
「やだ!やだ!やだあああああ!あ、あ、ああああああ――!!」
尻と尻と密着させ、ドブッドブッと断続的に精が注ぎ込まれる度にエリカの瞳から
光が消えつつある。醜悪な犬に犯され、種を体内に放出されてしまった。
受け入れがたい屈辱。そして絶望。濃厚な魔物の精液が体内に溢れ、
太腿をつたって床に垂れ落ちた。
続
上げて申し訳ありません
209:名無しさん@ピンキー
13/08/13 NY:AN:NY.AN jo1rdZhL
>>129じゃなくて>>192の設定でした。
本当に申し訳ない。
210:名無しさん@ピンキー
13/08/14 NY:AN:NY.AN Uh7v9xCV
一体何人が妊娠させられたんだろうな…(期待)
211:名無しさん@ピンキー
13/08/17 NY:AN:NY.AN nxPkyMoE
>>208の話はエロ方面で特化してるが、薄いガルパン本はもっと悲惨。
みほと優花里の過去がひどすぎて、すげー鬱になった。
212:名無しさん@ピンキー
13/08/17 NY:AN:NY.AN G1BcPoSz
>>211
どこの?
213:名無しさん@ピンキー
13/08/18 NY:AN:NY.AN YQrODD1p
>>212
たぶん蛸壺屋の「ゆきゆきて戦車道」
の事かと思います。
214:名無しさん@ピンキー
13/08/18 NY:AN:NY.AN ZYjau+Us
>>213
いつもの蛸壺じゃねえか…。>>ひどい
買うほうが悪いわ。
ところで10年くらい前に「プロになる!」って言ってたけど、どうなったんだろう。
215:名無しさん@ピンキー
13/08/19 NY:AN:NY.AN WBuzBOLy
英国淑女のダージリンのストッキングを裂いてバックから犯したい
216: 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:8)
13/08/25 NY:AN:NY.AN u9dsZO8Y
>>200
鬼畜物いいな!!
これからも色々書いてくれ
217:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN 6UhHtAD/
蛸壺は……なあ。
218:192
13/08/26 NY:AN:NY.AN c7s+JAYy
>>200
リク感謝ですヾ(*´∀`*)ノ
妄想以上のを頂きました
まほお姉ちゃんは秋山殿の憧れの西住ブランドなのであくまで妹のみほと共に秋山殿の独占でしょうねw
エリカの奴が戦車喫茶での一件のみならず西住ブランドで妄想しやがったので秋山殿はさぞお怒りであったのでしょう
カチューシャは堕胎させてたみたいですが子供はあくまで西住姉妹(特に妹)のしか要らないって感じですね
あと要望ばかりで申し訳ないのですが秋山殿の名台詞の「いやっほー!最高だぜぇー!」をどこかに入れて欲しいですw
続きが楽しみです!!
219:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN THJ/ZW08
>>208の続き
「香水のいい香り…さすが黒森峰のお嬢様……
サンダースの白豚は香水付けても体臭が臭くて、救いようないですよね」
女生徒は囁き、私の髪に鼻を埋め、うなじに舌を這わせた。
「おっぱいも大きいし、お尻も肉付きがいいですね…ホント、美味しそうな身体…」
女生徒の手が私の乳房や尻に手を這わせる。
「………んっ」
唇を結び、声が漏れないように歯を食いしばる。
「はあ…う…ん、んううう」
女生徒は私の上に覆い被さり、その唇を奪った。
「…ん、んふ…」
「はぁ…ん、柔らかい…はあ…んう」
舌を口にねじ込み、その口内を蹂躙するようになめ回す女生徒。
その濃厚なディープキスから逃れる術はない。
エリカは犬の交尾にもう何も反応しなくなった。
女生徒は気にも止めず私の唇を蹂躙し続けた。
「う…ふ…あ…んう!ん、んんん!」
「ん…ちゅ…まほさんの唇…あまぁい…おっぱいも見たいです」
そして女生徒は私の制服を掻き分け、Yシャツの胸元を引き裂いた。
反動で白いブラジャーに包まれた、乳房が顕になる。
220:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN THJ/ZW08
「やっぱり大きい~、どうしたらこんなに大きくなるんですか?
西住殿もおっぱい大きくて…遺伝ですかねぇ?」
「…………」
私は横を向いたまま何も答えなかった。
下手な反応はこの女生徒を喜ばせるだけだ。
「ふふ、いいですよ。その表情…調教する甲斐があります」
女生徒はブラジャーを引き千切った。その反動で乳房が弾みをつけ、
さらけ出される。
「あの豚のおっぱいは垂れてだらしなかったですが…
まほさんは違いますねぇ…お椀型で形が崩れない…あはッ」
女性とは私の乳房を鷲掴み、その先端の突起にむしゃぶりついた。
「はぁ…んち…ぷはぁちゅ…ん」
「っ…ん…く!」
同性に、それもおぞましい肉の凶器をもった女に乳房を吸われている。
それを拒むこともできない己の無力さに私を唇を噛みしめ、
声を殺すことで耐えた。
「はん、んう…あは…すごいよ、私のチンポ
も、もう我慢できない…はぁ、はあああ」
女生徒は私のスカートを捲り上げ、一気に下着を剥いだ。
「――っ!」
「まほさんのマンコ…マンコ綺麗…きっと処女ですよね?
一度もチンポハメたことない処女マンコですよねぇ?」
まだ未開の地のようにぴっしりと閉じられた秘部。
「あれぇ……まほさんのオマンコ、少し濡れてますよ?感じちゃいました?
あはははっ、それとも副長の交尾ショーみて、興奮しちゃったのかなぁ?」
股を開いたカエルのような屈辱な格好で、私は拳を握り、歯を食いしばった。
「はー…はっ…マンコ…まほさんの綺麗…アソコの毛も淡くて…」
女生徒は己の反り返ったペニスを握りしめ、腰を沈めた。
私の尻に手を這わせ、指を食い込ませた。
221:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN THJ/ZW08
「くっ……」
身の毛もよだつような嫌悪感が背筋に走った。
本能が警告しているのだ。
いくら唇を噛みしめてもじわりと滲む涙。
「や、やわらかい…お尻…は、張りもいい…」
女生徒はもどかしく自身の制服をまくり上げ、
ブラジャーを跳ね上げ、乳房を露出させた。
「ああ、黒森峰の西住まほさんにチンポをぶちこむ日が来るなんて夢みたいです」
女生徒はペニスの先端を私の秘部にあてがった。
「いきますよ、まほさん…私のチンポ、とっても気持ち良くしてください」
女生徒は一気に腰を突き出した。
「ひっ…ぐううっ!!」
肉が引き裂かれるような痛みと共にドスンという衝撃が
下腹部を襲った。
「んおおおっ!まほさんの中、キ、キツイです!処女マンコ
締め付けられます!」
女生徒が喉を仰け反らせながら身を震わせた。
その反動で重力に引かれた乳房が左右に揺れる。
「き、きついい…ん、んんん、んおおおお……」
女生徒は私の上に折り重なり、腰を突き出す。
眉間に皺を寄せ、膣をこじ開けた。ずぶりと根元まで押し込んだ。
「ああっ締まる、締まるうう…ふっんう…まほさんのオマンコ
んっんううっ…とってもいいですゥ」
「は……くうう……」
奧をペニスで抉られる一突き、一突きが重く、強引だった。
身体の中心から裂けるような痛みが脳を直撃する。
こんな形で、こんな無様に、こんな化け物に、
自分の純血は奪われたのかと思うと悔しくて堪らない。
「あれ、涙がどんどん溢れてきますよ?どうせなら、もっと泣き喚いてくださいよ
ほら、ほら、ほらっ!」
パンパンパンと手拍子のような音が空間にこだます。
女生徒が荒々しく腰を繰り出したためだ。
鮮血が、染み出した潤滑液と共に床に飛び散った。
222:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN THJ/ZW08
「くっ……ぐ…あっ…あう…」
その剣突にいくら唇を噛みしめようとも声は漏れる。
「はー…んくう…ああ…たまらない…たまんないよォ
まほさんのマンコ最高!…んく…私のチンポが…チンポ締め殺されちゃいます!
西住流のオマンコって皆、名器なんですか?」
ほとんど叫びにちかい声を上げ、女生徒は尻を振り続ける。
「お、おっぱいもすごく柔らかいです、あっあっ乳首のコリコリ
ま、まほさんも乳首勃起してます!」
女生徒は乳房を押し当てた。ぐにゅっと淫らに歪む乳房を
情欲に満ちた眼で堪能しているようだ。
「まほさん、まほさんっ、んちゅっはんん」
「や、やめっ…くっ!んぶっんんん!」
女生徒は私の顔を舐め回し、背中に手を回した
射精時に逃れないように密着する。
パンパンパンと女生徒の剣突が直線的な激しい動きに変わった。
「あ、あっ…ああっも、もう…で、出る…もう出る出ちゃいます!」
ふいに浮かぶ、妹の顔。幼い頃共に学び、切磋琢磨した妹の顔が浮かんだ。
(みほ……)
「んおお…ああっせーし、精子が…昇って昇ってチンポ、チンポ!
ふふ、あっあっ大洗がゆ、優勝したら、あんっつ、次は西住殿ですから
ま、まほさんでしっかり訓練しておかないとン」
「な…ぐっにィ!き、貴様…みほには手をだすな!」
「知りませんよ、そんな事、ど、んっどうせお人形になるんですし!」
「き、貴様ッ!みほ、みほに…あッぐッ」
私は女生徒に組み敷かれたまま、半狂乱になって暴れた。
髪を振り乱し、涙を飛び散らせながら動かない四肢を恨めしく思った。
「もっと、もっと暴れて、泣き喚いて下さい!ああっ種出る、種出る!
私、私ぃぃまほさんに種付けしちゃううう!」
剣突が最後に私の最奥に到達すると同時に女生徒の尻がピンと張り、
胸を突き出すように背を、喉をのけ反らせた。
ブバッブチュと埋め込んだ女生徒のペニスが最奥で爆発した。
ドロドロの白濁がペニスの鈴口を裂く勢いでぶちまけられた。、
「ん、んおおおおッ出ッ出てる!」
「んッ!ああッ!いやだ!いやだああ!みほッみほッ!みほォ!!」
許容範囲を超えた精子が逆流し、結合しているペニスの隙間をぬって床に垂れ落ちた。
射精絶頂の余韻に女生徒は全身を痙攣させ、私の身体にしがみつき叫んだ。
「いやっほォー!最高だぜぇー!」
「み…みほ…みほ…」
ようやく出し切ったのか、女生徒は萎えかけたペニスをがズルリと引き抜いた。
押し込まれていたモノがなくなった膣口からはドロっと精子が吐き出されていく。
「はぁ…はぁ…んん、はははッ、すごい格好…マンコから
私のチンポミルクを垂れ流して…ちゃんと写真に撮っておかないと…」
急速に薄れていく思考。希望。自分はもうダメなのだろう……
「はぁはぁ最高でしたよ、まほさん……とっても気持ちよかったので
優しく調教してあげます。愛しい西住殿のお姉さんですから」
223:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN THJ/ZW08
「ああ…たいちょ、隊長…」
暴れるエリカを抱きしめ、あの日を思い起こしていた私は
手の力を緩めた。錯乱するエリカも戦車に乗っている間だけは、
少しはマシになる。もっとも、些細なことで激昂し、怒鳴り散らす
気性の荒さに拍車がかかり、乗員の不評をかっているが。
「エリカ…落ち着いたか?」
「隊長の匂い…いい匂いがする」
戦車に対する彼女の思いがそれだけ深いのだろう。
壊れたエリカ。それは私も例外ではない。この身にありとあらゆる
快楽を教え込まれ、薬品を投与された私は、もうあの女生徒には
逆らえない。公の場では何とか自我を保てるが、それも限界がある。
ましてや、こんな暗い部屋で二人きりになるともう止まらない。
身体が火照り、疼き出す。膣口がゆるみ、受け入れる準備を始める。
「たいちょ…大好きです…私、隊長がすきです…」
エリカは寝間着をもどかしく脱ぎ捨てると、ベッドに私を押しつけた。
その力は弱く、大した物ではない。あ……そ、そろそろ時間が切れる。
私が、私でなくなる。
「エリカ……私を許してくれ」
「隊長…?」
覆い被さってくるエリカを優しく抱きしめた。
――もうダメだ――
「エリカ…ここを舐めてあげる」
軽く膣口に触れるとエリカはくすくすと笑った。
「あっ、くすぐったいです…隊長…あッ…ふっ」
「エリカ……私のお願いを聞いてくれたらもっと気持ちよくしてあげるわ」
開発し尽くされた膣口にトロリとしみ出る愛液を感じながら私はエリカに囁いた。
END
224:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN THJ/ZW08
おまけ
「あッああッ!あくゥ!!」
「んッ…お、んおッ…で、出る!」
豪華な執務室の机に手を突き、オレンジペコがわなないた。
ピクッピクッと身体を震わせ、花びらのような唇から甘い声を漏らす。
「これで全員ですね……レズ娘って割と開発されてますから緩くて助かりますよ」
オレンジペコからペニスを引き抜いた優花里は、床に倒れ伏すダージリンに
向かって言った。
「はぁ…はぁ…こ、こんな事をしてただで済むと思わないことね」
ストッキングを裂かれ、髪もほどけたダージリンが息も絶え絶えに言った。
「ケツひん剥かれてザーメン垂らしながら言われても説得力ないですよ。
パイパンのダージリンさん。締まりはこの女が一番よかったですけど」
「くッ………」
「英国淑女か何か知りませんけど…この動画が流されたら…変態レズ娘3人衆として
有名になれますよ?もっとも、もう戦車道には参戦不可になりますけど」
「くっ――」
「知ってますか?貴女と初めてお逢いした時、私はそのまま滅茶苦茶に犯したい
衝動にかられました……抑えるのに必死だったんですよ?それでどうしょうもなかった私は
一晩中、貴女の動画を見ながらこのチンポでオナニーしていたんです」
「……な…何ですって…」
優花里の言葉にダージリンは身震いした。確かに、確かに…記憶はある。
あの戦車戦の後、こちらを向く彼女の眼に違和感を感じた。
それがまさか、自身の姿に欲情していたなんて―――。
優花里の言葉はまだ続く。
「ん…あん…それと朝食にいつもヨーグルトを食べていますよね?」
「――それが何か?」
ダージリンの眼が優花里を睨みつける。
「あはっ、ダージリンさんの、その顔凛々しくて、わ、私…あっ」
優花里はダージリンの鼻先にペニスを突き出した。
「くっ、汚らわしいモノを近づけないで!」
「ああっ、そんなチンポに息掛け――ふ、ふン」
目を閉じ、優花里がダージリンの顔に擦りつけた瞬間、ペニスからドロドロの精液が飛び散った。
ダージリンの顔に優花里の白濁液がぶちまけられる。
優花里は荒い息をつきながら言った。
「厨房に忍び込んで、朝食のヨーグルトにコレを混ぜてました、三回も射精してたんですよ
そうとも知らずに美味しそうに召し上がってましたよね。あははは」
「――ッ!!」
ダージリンは目尻に涙を溜め、優花里を睨み続ける。
「さぁ、またその緩いマンコにハメであげますよ」
「や、やめて…来ないで…来ないで!」
END
225:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN c7s+JAYy
もうリクエストに応えて下さるとは(∩´∀`)∩
いやっほぅー!最高だぜ~!w
やはり西住姉妹だけは秋山殿にとり特別なんですな
秋山殿が出てくるエロは受けよりは攻めの方が合ってますねw
あとヨーグルトとかwwwwダー様エセ英国人らしく味覚音痴なんだなwww
226:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN mISQk41c
みほだけ孕ませるつもりが“似ている”という理由だけで気に入って
姉まで孕み袋にされる展開早く!
227:名無しさん@ピンキー
13/08/26 NY:AN:NY.AN c7s+JAYy
>>226
いや・・・・もうされてるだろw
みほとする為の練習とか言ってるし以前ので顔が似てるから~ってのがあったからな
多分この話的に優しくされてるのみほまほ姉妹だけじゃないのか?w
秋山殿からすれば西住姉妹には愛情があり子供が欲しいが他の女はタダの性欲処理用としか思って無さそうw
ただ大洗女子は意外と生徒会は制裁してるけど相性のよさそうなエルヴィンとかには優しくしてるかも(子供は要らないけどw)
そして何となくだがチョビとかは普通にやっても勝てそうなんで秋山殿も一々裏工作してなさそうなイメージw
228:名無しさん@ピンキー
13/08/27 NY:AN:NY.AN 9m7IXy1I
te
229:名無しさん@ピンキー
13/08/27 NY:AN:NY.AN ACRmpXMj
>>227
”孕み袋”って孕まされて袋(しきゅう)が膨れて来て初めてだよ。
230:名無しさん@ピンキー
13/09/04 20:42:30.38 Deujf9qH
大洗で乳くらべしたら一番大きいのってだれだ?
沙織が一番かね?
231:名無しさん@ピンキー
13/09/05 08:43:51.89 dZhN9q7U
公式ではその名ずばり小山柚子
232:名無しさん@ピンキー
13/09/19 16:36:56.99 fe3sSuTV
割とパイズリできそうな娘がいると思う
233:名無しさん@ピンキー
13/09/20 01:35:23.53 6H7kXDzu
秋山殿は公式だとみぽりんの次に乳デカイんだぜ
あんこうチームだと華、沙織、みぽりん、秋山殿、麻子の順番
一番がノンナでビリが会長だったが実際はカチューシャがビリのはず
234:名無しさん@ピンキー
13/09/20 11:47:12.98 +BGXwOH3
ゆかりんまではパイズリできそうだが
235:名無しさん@ピンキー
13/09/20 16:21:15.57 dmnKngCn
西住ママや秋山ママ、華ママ、それに自衛官のお姉さんも忘れないで
あげてください。特に秋山ママは理髪店の借金とかで身体売ってそうな
くらいエロイ
236:名無しさん@ピンキー
13/09/21 21:51:50.97 gSRM5HaZ
>>235
まてゆかりんママとみぽりんママはともかく華ママはかなり劣化してるだろw
それ考えるとゆかりんママなんか少し歳の離れた姉にしか見えん・・・・
あと蝶野一尉は狙った獲物は百発百中の西住流の申し子みたいな面もある肉食系女子だしな
ちなみに俺がお相手して欲しいのはこの中ではゆかりんママとみぽりんママかなw
237:名無しさん@ピンキー
13/09/22 11:20:17.65 4YpCJ0Vm
しほさんに西住流の性教育して貰いたい
238:名無しさん@ピンキー
13/09/24 02:36:05.75 2h6N4xdr
しほさんって11,12話あたりで急に若返った気がする。
気のせいか、目元のしわ? が薄くなったのかな。
239:名無しさん@ピンキー
13/09/24 16:32:53.32 y8Cn7Fe3
好子さんもBDで若返ったがな
しほさんと好子さんに性の手解きをして貰いたいぜw
240:名無しさん@ピンキー
13/09/25 13:16:37.99 2rEOiezj
各ママAV出演したタイトル
みぽりんママ「西住流四十八手」
ゆかりんママ「美人すぎる理髪店の人妻 好子」
華ママ「股間は百合の香り~百合の百合~」
麻子ババ「久子の病室で…」
241:名無しさん@ピンキー
13/09/25 15:53:30.27 nSImMyF/
しほさんに夜の西住流を伝授して欲しい
実践は娘のまほと一緒にwwww
もしくは好子さんに性教育を施して貰いたい
同じくゆかりんと一緒にwww
華ママは新三郎と華の3Pモノを観て見たい
麻子は麻子とソド子との3Pを・・・
・・・・・こうしてみるとさおりんの家族だけ顔とか分かって無いんだな
242:名無しさん@ピンキー
13/09/25 16:01:08.91 nSImMyF/
あ・・・連投すまんがソド子は麻子の家族ではないが婆ちゃんは勘弁な為ですw
あとみぽりんの場合はあんこうチームの残り4人との絡みをw
243:名無しさん@ピンキー
13/09/27 16:10:01.32 vOZy4jkU
ゆかりんママをベッドの上で組み敷き
鮟鱇踊りをさせたい
244:名無しさん@ピンキー
13/09/28 06:57:20.95 VQ8CoNzF
チョビの紐になりたい
245: ◆Oamxnad08k
13/09/28 21:57:53.12 H80md7QK
ノンナで書いてみたんだけど、凄く長くなった…
オリキャラ・オリ設定、しかも陵辱系なのでなので、
荒れが心配だけど…
取り敢えず、キリの良いところまで投下してみます。
属性:【オリキャラ】【オリ設定】【陵辱】【おっさん×女の子】
246: ◆Oamxnad08k
13/09/28 21:58:51.77 H80md7QK
1
『だーかーらー!言ってるじゃない!カチューシャ達は一生懸命やったの!』
戦車兵のヘルメットを被った少女は勢いよくテーブルを両手で叩いて言った。向かい側に
座る肥満体の男は、一瞬ビクリと身体を震わせて、しどろもどろといった体で言った。
『い、いや、カチューシャ。私が言ってるのはそういうことではなくてだね…君達が最善
を尽くしたことは重々、理解して…』
『だったら、そうやって本国には言うのね!そんで、補充も今まで以上にたっぷり送らせ
るのよ!』
カチューシャと呼ばれた少女は、勝ち誇るように目の前の男に告げた。
『えっ?!い、いや、さっきから言ってるだろう?君達は準決勝敗退なのだよ。優勝した
時以上に支援をよこせ、とはとても…』
優しい、悪く言えば気弱そうな目をした中年の男は、背格好、顔立ちは明らかに日本人で
はない白人のものだったが、汗を拭きながら、流暢な日本語でカチューシャに言った。
『そこを何とかするのが、あなたの仕事でしょ、アキモフ連絡官!大洗は優勝校なの!優
勝校に負けただけなんだから、実質、準優勝じゃない!』
カチューシャは目の前の中年男、アキモフに言う。あまりの論理の飛躍に流石にアキモフ
も汗を拭く手を止め、あんぐりと口を開けて固まってしまった。
『補充が入らないと、報告書には負けたのは、あんたがちゃんと仕事をしなかったから、
って書くからね!ね、ノンナ?』
カチューシャは後ろに立つ長身の女に声をかけた。
『はい』
ノンナと呼ばれた女は一言告げる。アキモフは手に持っていたハンカチを落としてしまった。
『い、いや…ノンナまで…流石にそれは…』
『…』
247:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 21:59:52.91 H80md7QK
2
無言のノンナと勝ち誇るような笑みを崩さないカチューシャ。
昨年、日本の戦車道を制覇したプラウダ高校を、アキモフの祖国は金銭面、物資面でも強
力に支援している。その支援が自分のせいで無駄になったと本国が考えれば…
アキモフは自分の地位と命が本気で危ないことに気付いたようだった。
『は、ははは、は…わ、わかった。最善は…尽くす…』
『ふふーん。最初からそうやって言ってれば良いのよ。少なくとも私達が卒業するまでは、
しっかり補充を入れることね。じゃ、私達は後輩の演習の見学にいかないといけないから』
カチューシャはアキモフに一方的に告げると、ノンナを連れて部屋の外に出ようとする。
『あーノンナ…少し残ってくれるかい?』
アキモフは床に落ちたハンカチを拾いながら言った。
『何よ。演習が有るって言ったじゃない』
『いや、補充の手続きとか、書類の件とかを…カチューシャも残るかい?』
『ふん!カチューシャはそんな雑用はしないわよ。ノンナ、手短に終わらせて、演習に来
なさい』
『はい』
扉をバタリと締めてカチューシャが出ていくと、アキモフは『はぁ…』と息を吐いた。
『すまないね、ノンナ。手短に済ますよ』
『はい』
アキモフはソファから立ち上がると、部屋の隅に置かれた容器の水をコップに注ぎ、両手
に持って戻ってきた。
『こういう時はヴォドカをやりたい気分だが、執務中だし、君は高校生だ。せめて、乾杯
だけでもさせておくれ』
『…』
ノンナはアキモフからコップ受け取ると、座ったアキモフが掲げるコップと触れ合わせた。
チンと乾いた音が響き、ノンナはコップの水に口をつけた。『乾杯』と言うからには飲み干
さないといけないのかと思い、チラとアキモフを見ると、汗をかきながら、ごくごくとコ
ップの水を飲み干す肥満体が視界に写る。ノンナもゆっくりとコップの水を飲み干した。
『さて、ノンナ。補充の件だが…』
248:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:01:16.15 H80md7QK
3
それからは、雑多な手続きの打ち合わせが続いた。アキモフの祖国はいい加減な人物が多
いと言われているが、アキモフ自身は優秀な官吏だった。20分ほどでほぼ全ての処理が終
了した。
『ふぅ…』
アキモフが一息つく。
『意外と早く終わったな。流石だね。全国大会は終わったとはいえ、プラウダにはまだま
だ君が必要だ』
『ありがとうございます』
アキモフは汗を拭きながら気まずそうにノンナを見遣った。
『ところで、今後の支援の件を話したい。カチューシャでは話にならな…』
アキモフはノンナの視線が瞬時に鋭くなるのを察した。慌てて両手を前に出して、ノンナを制す。
『い、いや、違う、勘違いしないでおくれ!私はカチューシャのことを悪く言うつもりは
全く無いのだよ』
ノンナは表情を緩めると、アキモフも『はは…』と一言漏らし、汗を拭く手を止めた。
ノンナはふと、部屋の空気が変わったように感じた。理由は分からない。しかし、まるで
戦車道の試合で感じるような…
『さて、あまり長く話すつもりはない』
先程までとは全く違う口調でアキモフは話しはじめた。
『時間が無いのは分かっているが、敢えて、遠回りして話そう。ノンナ、君は戦車道の現
代における意義について、どう考えるかね?』
『意義…でしょうか』
唐突な質問にノンナは怪訝な表情を浮かべた。
249:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:02:13.49 H80md7QK
『そうだ、意義だ。考えたことは無いかね?』
アキモフはノンナの表情を無視するように、再度問い掛けた。先程までのおどおどした表
情が無くなっていた。
『航空機及び対戦車火器による攻撃が全くなく、しかも、C4Iとは無縁の第二次世界大戦時
の一定数の戦車による集団戦闘。そんな状況は現代戦では成立しない』
アキモフは一言区切り、空になった自分とノンナのコップを手に取り立ち上がった。部屋
の隅に置かれた容器の水をコップに注ぐ。
『しかし、だ…』
コップの一つをノンナの背後から机の上に置くと、アキモフは手をノンナの肩に置いた。
そのまま、話を続ける。
『だからこそ、その架空の戦車“しか”居ない戦場で行われる戦車戦は、戦車という兵器
自体の純粋な運用データを提供してくれる』
『…』
ノンナはチラと肩の上に置かれたアキモフの手を見遣った。極寒の冬季演習でも身じろぎ
しない肌が、微かに粟立つのを感じる。
『それが、私の祖国が貴校に莫大な費用をかけて支援を続ける理由だ。君なら理解してく
れるだろう』
『…はい』
『乙女の嗜み』として普及している戦車道の政治的・軍事的利用は厳に戒められるべきで
ある。そのため、戦車道では先程もアキモフが言った通り、現代戦では使い物にならない
第二次世界大戦時の戦車が使われる。
しかし、アキモフの祖国はどうやら、そのような現行の戦車道でも現代の軍事利用に足る
と判断しているようだった。
『その上で、だが…』
250:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:03:12.93 H80md7QK
5
『…』
アキモフはノンナの肩に手を置いたまま動かない。しかし、背後からの舐めるような粘つ
く視線は感じるとことはできる。
『我が祖国でも戦車道は盛んだ。なぜ、わざわざ極東の島国のハイスクール、つまり、君
達プラウダ高校に支援を行うと思う?』
ノンナはほんの一瞬だけ逡巡する。世界最強の陸軍国であるアキモフの祖国に無く、自分
達の国にあるもの…
『西住流…』
『素晴らしい!』
アキモフはノンナの背後に立つのをやめ、ソファに座りなおした。
『その通りだよ、ノンナ。いや、こう呼ばせて貰おう。“同志”ノンナ』
馴れ馴れしいアキモフの言葉を無視するように、ノンナは能面を崩さないが、明らかに変
わったアキモフの口調と態度に内心、戸惑いを隠せない。
『重戦車の同時運用による、一糸乱れぬパンツァーカイル(装甲突撃)、犠牲を厭わず目標
に向けて攻撃を続ける強固な意思。挙げればキリが無いが、正に純粋な“戦車戦”の在る
べき姿がそこにある』
ノンナは話を聞きながら、心がざわつくのを感じる。それは、アキモフの変貌のせいだけ
では無いような気がした。
「我々は、君達が今年も決勝戦で西住流の黒森峰と戦ってくれることを期待した。だから
こそ、これほどまでの支援を続けてきたのだ。しかし、結果はどうだ?」
何故かニヤつきながら話すアキモフに嫌悪感を募らせつつ、ノンナは口を開いた。
「しかし、大洗のリーダーの西住みほも西住家宗家の次女です」
「その通り。しかし、西住流の真価は、ファシスト達の作ったあの芸術的な重戦車の運用
によって真価を発揮する」
251:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:04:47.08 H80md7QK
6
なぜ、こんなにも心がざわつくのか、ノンナはようやく理解した。
アキモフの自分に対する視線。目、口、首筋、胸、スカートから伸びる太もも…
普段は気弱な風を装っている、目の前の男が、二人きりになった途端、自分のことをそう
いう目で見ている…ノンナは心の中に、まるで初夏の泥炭地のような腐臭が満ちていくのを感じた。
『そう言えば、昨年、君達は黒森峰に勝利したが、あれは西住みほの愚かな行動のおかげ、
と言うのは言い過ぎかな』
その一言がノンナの心に嫌悪感とは違う感情を呼び覚まさせた。
自分達は全国大会で優勝するために、辛い演習に耐えてきた。その結果、プラウダは黒森
峰に勝利したのだ。そして、黒森峰のフラッグ車を撃破した時のカチューシャの喜ぶ姿を、
ノンナは忘れることが出来ない。それを否定し、おとしめることだけは許せない。
『まぁ、昨年はそれまでの戦闘で何とかデータを集めることは出来た。本国へ報告書を書
く時は苦労したがね。しかし、今年はどうすれば良い?』
『意見をお求めでしょうか』
ノンナは敢えて、とぼけた質問で返した。一刻も早くこの場から立ち去りたい。この男と
同じ空気を吸っていたくない。アキモフはノンナに発言を促すように顎をしゃくった。
『練度の高い軽戦車・中戦車の連携攻撃が重戦車の一隊による攻撃をある程度防ぎ、また、
反撃さえしたのです。検証・報告するに足るデータは十分収集することが出来たと考えます』
『流石だな、同志ノンナ。私もその方向で行くしかないと思っている。何しろ彼女達の戦
法は私が見てきた戦車道の中でも群を抜いていた』
252:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:05:44.94 H80md7QK
7
アキモフはソファの背もたれに背中を預けてニヤリとしながら言った。
『38(t)1両の強襲でT-34の2両が撃破、1両が擱座、1両が小破させられたのだ。彼女
達の練度が高かったのか、もしくは、君達に問題があったのか、確かに検証しがいはあるね』
演習や試合でも滅多に点ることの無い冷たい炎が、ノンナの心に青く点った。無言でアキ
モフを睨みつける。しかし、アキモフはカチューシャが居た時とは違い全く意に関せずと
いった体で続ける。
『しかし、大変だな。今年は対重戦車戦闘についての報告書をまとめようとしていたのだ。
もう序文も書いている。全く1から書き直しとなると、なかなか骨が折れる』
『我が校は、協力は惜しみません』
ノンナはすっと立ち上がった。
『演習があります。退席してもよろしいでしょうか』
氷のように冷たい能面を顔に張り付かせてノンナは言った。
『もちろんだ』
アキモフも立ち上がり、ノンナに手を差し出した。アキモフに触れるのは嫌だったが、ノ
ンナも手を差し出す。生暖かい嫌な感触が掌を包む。
『頑張ってくれたまえ。本国はどう言おうが、私は君達プラウダに期待しているのだ、同
志ノンナ』
『ありがとうございます。来年度こそは期待にお応え出来るよう、卒業まで後輩の育成に
全力を尽くします』
ノンナは手を離そうとしたが、アキモフの手はがっちりとノンナの手を掴み、離さない。
『しかし、だ…』
アキモフは視線を落とし、溜息をついた。
『私は報告書の作成に全力を注がねばならない。その他の連絡官としての事務はなるべく
削らざるを得ないだろう』
253:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:07:06.47 H80md7QK
8
『…』
アキモフは落とした視線をノンナに戻す。目を見開き、口元を歪めながら。
『実は本国陸軍大学教授団より、プラウダ高校視察の打診を受けていてね』
『!』
『例年、私が方々に掛け合って、停めていたのだが、これが中々骨が折れる仕事なのだ。
新規の報告書を書きながらでは難しい。今年は受けざるを得んな…』
陸軍大学教授団の視察。
それは言葉通りの意味では決してない。アキモフの祖国の軍隊は依然、旧態然とした風習
が残っている前近代的な体制である。特に高齢かつ階級の高い教授達が、わざわざ極東の
島国の女子高に視察に来る理由は…
『勿論、来るとなれば、君達の支援も必要になる。昼間の演習計画も建てねばならんし、“夜
の慰問”についてもお願いせざるを得ない』
そう、彼等の本当の目的は“夜の慰問”。
『その点については、心配しておらんがね。君達、ホッカイドウの女性は黄色人種にも関
わらず、肌が白く美しい。特に…』
アキモフは一呼吸置き、強調するように言った。
『カチューシャは本国の教授達にいたく人気でね。老人達は歳の割にはかなり幼く見える
あの容姿が堪らないらしい。全く連中の嗜好は同じ国の人間として恥ずかしいよ』
表情こそ変えなかったが、ノンナは背筋が凍りつくのを感じた。泣き叫び抵抗するカチュ
ーシャを複数の老人達が押さえ付け、凌辱の限りを尽くす…
『まぁ、昼間の演習で大洗の時のような無様な姿は晒さないでくれたまえ。それだけが心
配だよ』
『何とかお断り頂くことは出来ないのでしょうか』
冷たい声だったが、ノンナは必死だった。
254:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:09:10.95 H80md7QK
9
アキモフはわざとらしく、おや、という顔をしてみせる。
『先程も言った通り、報告書の作成で手一杯でね』
『御支援はいくらでも致します。データにつきましても出来る限りのことは…』
『必要なデータは全て受け取っているし、私達が独自に入手したデータも十分にある。報
告書の方針も決まっている。あとは本文の記述だけだ』
『では、何をすれば…』
『要は私の“やる気”次第なのだよ』
アキモフは握手の手を強く握ると、ノンナを自分の身体にぐっと引き寄せた。170cm以上
の身長があるノンナでも、見上げねばならないほどアキモフの背は高い。
『君は私に“やる気“を起こさせる為に“何をしてくれる”のかな?同志ノンナ…』
顔を着けんばかりに寄せながら、アキモフはノンナに問い掛けた。握手をしていない左手
はノンナの腰に添えられる。思わず視線を逸らした次の瞬間だった。
『んっ…!?』
男の体臭が鼻腔を突く。アキモフの顔が更に近くに寄せられ、ノンナは自分の唇に不快な
柔らかさを感じた。
いつも冷静なノンナでも一瞬、何が起こったのかわからなかったが、唇を奪われているこ
とにすぐに気付いた。空いている右手で密着するアキモフの身体を必死に押し剥がそうと
するが、その巨体はびくともしない。
ノンナが無駄な抵抗を続けるのを無視するかのように、アキモフの左手が腰からノンナの
短いスカートの中に入り込む。
入り込んだ左手はノンナの尻をいやらしく撫でると、尻の割れ目を通り越して、指先をノ
ンナの股間に進め、強く押し付けた。
(!!)
255:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:10:37.36 H80md7QK
10
身体の一番敏感な部分に加えられた強い刺激は、痛みとなって股間から脊髄を貫く。唇を塞がれながらも思わず、あ、と声を漏らした次の瞬間、開いた口にぬめりとアキモフの舌が入り込んでくる。
生臭く煙草臭いアキモフの唾液がノンナの口内に流し込まれる。吐き気を催しながら、ノンナはアキモフの舌を噛んだ。
『…ッ!』
祖国の言葉で悪態をつくアキモフを突き飛ばし、ノンナが執務室のドアノブに手をかけたその時…
『“それでいい”のかね?』
アキモフからかけられた声にノンナの身体はドアノブに手をかけたまま
凍りついた。
このまま、逃げることも出来る。しかるべき場所に訴えれば、アキモフと二度と会わずに済むかもしれない。
しかし、“それでいい”のか…
傍から見れば数瞬の逡巡だったが、戦車道で常に瞬時の判断を降してきたノンナにとっては、長く辛い時間だった。
ノンナはドアノブにかけた手を離し、ドアの錠を回した。一つ小さく息を吸い込んで、振り返る。
『失礼致しました。アキモフ連絡官殿』
『良いのだ。ドアの錠をかけるのを忘れていたね。失礼した。それと…』
アキモフはノンナを足先から顔までを舐めるように見た後、言った。
『私のことも、“同志”と呼んでくれないかね?』
256:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/28 22:12:46.95 H80md7QK
こんな感じです。
後はどうなるか、分かりますね?
続けてOKかな…
因みにこのSSはフィクションであり、実在の人物・組織・国家などの団体とは
一切、関係がありません。
257:名無しさん@ピンキー
13/09/28 23:20:36.28 mxjvUdvA
悪くは無いとは思うが・・・・
大傑作のフタナリゆかりんのインパクトに比べるとなあwwww
258: ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:31:12.49 DPDzbO0A
>>257
そうっすよね~ww
つなぎのつもりでよろしくですw
259:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:40:03.66 DPDzbO0A
>>256の続き
11
『はい…同志…アキモフ…連絡官殿』
アキモフは満足げに口角を歪めた後、ノンナを見遣り『素晴らしい』と一言呟いた。
『失礼。ここからだと君の立ち姿を上から下まで眺めることができる。日本人とは思えないくらい見事に均整が取れた美しさだ』
『…ありがとうございます』
『ずっと眺めていたい程だよ』
ノンナはアキモフが自分の顔よりずっと下の一点を見つめているのに気付いた。
胸?腹?
(股間…)
アキモフはノンナと目を合わせると、ゆっくりと腕を上げて、今まで自分が見ていた部分を指差し、その指先を地面に向けた。
ノンナはその意味を瞬時に察した。微かに鼓動が早まるのを感じながら、スカートの中に両手を差し入れ、両手でショーツを下ろす。股間に直接触れる外気の感触が冷たい。
アキモフが粘つくような視線でノンナがショーツを下ろす動作を見守っているのを感じた。
『脱いだらこっちに持ってきたまえ』
ノンナは執務机の上に腰を預けるアキモフの下へ、ゆっくりと歩いていく。
『私も昔、戦車に乗っていてね。私の場合は戦争で、だが』
歩幅を進める度に心の中に青い怒りの炎が燃え盛る。
『戦場では戦車は歩兵と連携せねばならん。無線も勿論使うが、爆音が響く中、お互いああやって、目配せや手振りで意志を疎通するのだ』
260:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:47:15.70 DPDzbO0A
12
そして、同時に心に冷たい吹雪が吹きすさぶ。卑劣な手段で、自分の身体を要求する目の前
の男に対する激しい憎悪。
『君は優秀な戦車兵だよ、同志ノンナ』
ノンナはアキモフの目の前に立った。『ブリザード』とまで言われた凍れる心は、青い怒り
の炎と吹きすさぶ憎悪の吹雪で満たされている。
しかし、その二つだけではない感情がアキモフに近付くにつれ、大きくなる。それは、いく
ら戦車道で鍛えた強靭な精神でも、消すことの出来ない女としての本能…。
『恐怖、を感じるかね?』
一瞬だけ眉を動かして崩れたノンナの表情を確かめると、アキモフは執務机のへりから腰を
上げると同時に、ノンナの唇に自分の唇を押し付けた。身体を密着させ、貪るように唇を奪
うアキモフを意に介さないかの如く、無表情を装い、唇への凌辱を受け止める。
唇にアキモフの唇とは違う濡れた感触を感じる。ピタリと閉じられたノンナの唇をこじ開け
るかのように、アキモフの舌が這っているのだ。
261:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:49:58.79 DPDzbO0A
13
ノンナは自分の出来る最後の抵抗として、無表情のまま頑なに唇を閉ざして、アキモフを拒
んだ。
アキモフはノンナの意図を察したのか目を細めると、右手をノンナの後頭部にやって、髪の
毛を掴み、唇をなめ回す様に舌を動かす。掴まれた髪の毛のせいで、ノンナは首の上を動か
すことが出来ず、なすがままに唇の周りを蹂躙される。
ちゅぱ、ちゅぱという湿った音が執務室に響くと同時に、ノンナの白く、きめ細やかな肌を
味わうようにアキモフは自らがなすりつけた唾液をジュルジュルと音をたてて吸う。おぞま
しい行為に関わらずノンナは無表情を崩さない。
しばらく、舌による侵入に固執し続けたアキモフは口を離す。はぁはぁと生臭い息を吐きか
けられ、ノンナは無表情のまま視線を少しだけ横にずらした。
『強情な子猫だ』
子猫。その陳腐な表現にノンナは吐き気を催す程の嫌悪感を覚える。
『先程のように、無理矢理口を開けさせても良いのだよ、同志ノンナ。しかし、“それでい
い”のか?』
ノンナは表情を変えないまま、アキモフを見上げた。
『いいえ。同志アキモフ連絡官殿…』
ノンナはゆっくりと唾液まみれの口を開ける。アキモフは満足の笑みを浮かべると、ノンナ
の唇に再び貪りついた。
『ん…』
ノンナをかき抱くようにしながら、アキモフは先程と同じように激しく唇をノンナに押し付
ける。開けた口から腐臭と共に、再びアキモフの舌がノンナの口内に侵入した。
『…』
饐えた臭いと共にアキモフの舌はまるで別の生き物のように嬉しそうに、ノンナの舌に絡み
付いた。
ノンナは軟体生物が自分の舌と交尾しているような感触を覚え、流し込まれる唾液の腐臭と
の相乗効果から、激しい嘔吐感を覚える。
怒りと憎悪に任せ、先程の様に、舌を噛んでやろうかと強く思うが、同時に頭の冷静な部分
が、それを拒絶する。
262:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:52:28.65 DPDzbO0A
14
もし、自分が再び、アキモフの舌を噛み、部屋を飛び出したら…
泣き叫び、複数の老人達に蹂躙される仲間達。そして、その中には、カチューシャが…
(これでいい…)
ノンナが心の中で呟くと同時に、まるで心を読んだかのように、アキモフはノンナの脇下か
ら手を差し入れ、身体を密着させた。
『んっ…』
と思わず声を上げたノンナを、アキモフは軽々と持ち上げ、自分が腰を預けていた執務机と
入れ替わるように、座らせる。アキモフは執拗に唇への執着を続け、無表情のノンナは体を
反らし、後ろに手をつく。
アキモフは背中に回している右手でノンナの後頭部を掴み、左手を右太ももの下に差し入れ
持ち上げる。
白く滑らかなノンナの脚がミニスカートからこぼれ、あらわになる。そのまま、アキモフは
ノンナの腰に手を這わせ、強く自分の方に引き寄せた。
剥き出しになった身体の一番敏感な部分に、ちょうど立ち上がったままのアキモフの股間が
当たる。痛みと共にアキモフのズボン越しに固い何かが当たるのを感じると、ぐっ、とアキ
モフが腰を前に押し出し、さらに強くノンナの股間に押し付けた。
『ッ…!!』
激痛が走るが、せわしなくノンナの身体をまさぐるアキモフと違い、ノンナは眉間に少し皺
を寄せただけだった。
ノンナが無抵抗、無表情なのを良いことに、アキモフはノンナの薄い唇を貪り、ズボン越し
に股間を激しく擦りつける。
それでも、ノンナは無表情を崩さないように懸命に耐えた。声を上げたり、抵抗してしまう
と、アキモフに屈服するように思えたからだ。激しい痛みを怒りと憎悪で塗り潰し、恐怖を
女子高生を脅迫して凌辱するアキモフへの軽蔑で紛らわせた。
263:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:54:40.17 DPDzbO0A
15
存分に、ノンナの唇を楽しんだらしいアキモフはゆっくりと口を話す。唾液がノンナの口か
ら透明な糸を引いた。
『はぁはぁ、少し痛かったか?』
アキモフは息を荒げながら、興奮が隠しきれない顔を近付けて言う。アキモフも口の周りも、
唾液でべとべとになっている。
『いえ…』
ノンナはアキモフから視線をそらせ、窓の外を見る。西日が射すグラウンドに整列し始めた
T-34が視界に写る。
アキモフはノンナの小さな顎を掴み、自分の方に向かせた。
『ブラウスを脱ぎたまえ。私も準備しよう』
アキモフは顔をノンナに近付けて、自分のズボンに手をかけた。
少しだけ、逡巡してノンナはブラウスのボタンを一つ一つ外していく。ブラウスは、アキモ
フと自分の口から滴り落ちた唾液でベトベトに濡れている。
せわしなくズボンを下ろそうとするアキモフとは対照的に、ノンナはゆっくりとボタンを外
す。
ベルトを外すカチャカチャという金属音。
ジッパーを下げる音。
布が擦れ、床に落ちる音と共に、アキモフの口臭や体臭とは違う、酸っぱい臭いが鼻をつい
た。
思わず、臭いの元に視線をやる。自分のキャミソールからこぼれる胸の谷間越しに、くしゃ
くしゃになったアキモフのシャツから覗く桃色の男性器があった。
264:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:57:01.59 DPDzbO0A
16
『…』
『初めて、ではないだろう?』
無表情を崩さないノンナにアキモフは嬉しそうに声をかけた。
『これが今から君の身体の一番大切な部分に入るのだ』
でっぷりと太った毛むくじゃらの腹越しに見えるそれは、ヒクヒクと脈打ちながら先端をノ
ンナに向けている。それは、男性器と言うよりも、剥き出しの内臓というイメージをノンナ
に与えた。
ノンナの心の中を複数の感情が掻き回す。
卑劣な手段で肉体関係を求めるアキモフへの怒り、アキモフの口臭や体臭への生理的嫌悪感、
男性器が自分に向ける、剥き出しの欲望への動揺、そして…
初めて胎内に男性器を受け入れることへの恐怖。
アキモフはぺっぺっと手に唾を吐くと、それを自分の男性器に扱くように塗りつけた。無表
情でそれを見つめるノンナにアキモフは、興奮を隠しきれない顔で『濡れてないだろうから
な』と告げた。
ぐちゃっ、ぐちゃっ、と音を立てて扱き続けられるアキモフの男性器は、唾液に濡れてテラ
テラと光を反射している。
こんなものが自分の中に…嫌悪感が吐き気を催す程、高まる。
『同志アキモフ連絡官殿…やはり…』
能面のままノンナはアキモフに言うが、アキモフはノンナを無視するように言い放った。
『同志ノンナ。我々は志だけではなく、肉体も一つになるのだ』
265:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 08:59:42.19 DPDzbO0A
17
アキモフは男性器の先端をノンナの膣口にあてがう。身体の最も敏感な部分に重く固い感触
を感じたノンナは、今更ながら、事の重大さを本気で理解した。
同じ場所に居ることさえ嫌悪を覚えるこの中年男と、自分は本当に性交をするのだ。
一生忘れることの出来無い『初めて』の性交を…
『もう、我慢出来ない…一気に突っ込むぞ』
逃れられないとは分かってはいても、せめて心の準備はしていたかったノンナは、ほんの少
しだけ能面を崩してしまう。
『す、少しだけ、待っッ!?…ッ!!』
逃れられない強い力で腰を引き寄せられると同時に、アキモフの股間が無慈悲に押し込まれ、
巨大な男性器が、ノンナの膣内に一気に滑りこんだ。
異物の挿入を経験したことが無く、ぴたりと閉じられていた筈の膣は、アキモフの性器に乱
暴に押し拡げられると同時に、ノンナに今まで感じたことの無い激痛をもたらす。
猛烈な痛みのあまり、先程まで無表情だったノンナも目を見開き、水面に酸素を求める魚の
ように口を開閉させてしまう。
視界に映るアキモフは顔を紅潮させ、何かの痛みに耐えるようにしばらく目を閉じていたが、
『はぁ~~~~』と長い息を一息吐くと、短い息をはぁはぁと吐きながら、表情を緩めた。
『まるで…万力か何かで締め付けられているようだ…しかし…あぁ…気持ち良い…』
まるで心地好い音楽を聞くように、目をつむりながら呟くアキモフに、激痛と共に怒りを覚
えるが、必死に感情を抑える。
仲間のため、カチューシャのため。
だから、『これでいい』
266:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 09:01:53.66 DPDzbO0A
18
ノンナは見開いていた目を細め、顎を引いて口をきゅっと閉じた。
『ほぅ…準備が出来たかな』
ノンナの膣内の男性器はアキモフの鼓動と同時に脈打ち、その度に細かくチクチクと痛んだ。
それでも、ノンナは殺意を込めた視線をアキモフに投げ掛ける。こんな卑劣な男に負けたり
しない…。
『良いぞ、その反抗的な目…。私から目を逸らすな』
アキモフは片手をノンナの頬にやり、嫌らしく撫でながら語りかける。
『祖国に君と同じくらいの歳の娘が居てね。そんな風に睨みつけると、私が動揺して言うこ
とを聞いてくれる、と思っているのだ。私もそれには気付いているが、つい娘の言うことを
聞いてしまうのだよ』
それは、気の弱い優しい父親の微笑ましいエピソードかもしれない。
アキモフが娘と同じくらい歳の女の膣内に自分の男性器を、捩込んでいるのでなければ。
『何かして欲しいことがあるのかい?私の可愛いノンナ』
アキモフは顔を上気させて、嫌らしく微笑み、頬を撫でていた手でノンナの顔にかかってい
る前髪を横にかきわけながら言った。
激痛のあまり、睨みつけることしか出来ないノンナだったが、声が震えないように慎重に口
を開いた。
『演習があります…。早く…終わらせて頂けますか…』
アキモフが髪を掻き分けていた手を停める。
『そうだったね、ノンナ。では、手短かに終わらせようか』
アキモフは髪を掻き分けていた手でノンナの豊満な乳房をキャミソール越しに強く揉みし
だいた。突然の強すぎる刺激に、ノンナは小さく『…ッ!』と声を上げてしまう。
267:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 09:02:26.75 DPDzbO0A
19
『本当は、もっと、堪能したいのだが…まぁ、良い』
アキモフは執務机に座るノンナを抱き寄せる。上体をぴたりと密着させ、頬を寄せて花の香
りを嗅ぐように大きく息を吸い込むと、ノンナの耳元で囁いた。
『機会はいくらでもある』
機会はいくらでも…?その言葉の意味を理解する前に、アキモフは立ったまま腰を引いた。
ズリュッという嫌な感触と激痛と共に胎内から異物が引き抜かれた。激痛が消えたと感じた
次の瞬間には肉を打つ乾いた音とともに、再度、ぐっと男性器が突きこまれる。
『…ぅッ!』
『はぁはぁ…このまま…いくぞ…』
そう言うとアキモフはゆっくり、しかし、力強く腰を前後させ始めた。パン、パン、パンと
乾いた音が執務室に響く中、ノンナは激痛に耐え、声が出ないように、眉間に皺を寄せ、拳
を握り締める。
少しでも気を散らすために、視線を横に逸らす。窓の向こう側のグラウンドに、十数台の
T-34が整列を完了しつつあるのが、肉を打つ音と同調して揺れる視界に映った。
高校3年間の全てを捧げたた戦車道。そして、苦楽を共にした仲間や後輩達。
彼女達を守るためなら…
顔を逸らし、窓の外を見つめるノンナの姿を見たアキモフは男性器を最奥に突き込んで腰を
動かすのを停めた。ノンナの顎を掴む。
『誰がよそ見をして良いと言った。私を見続けろ』
はぁはぁ、と臭い息を吐きかけながら、アキモフは言った。
怒りを込めてノンナはアキモフを見上げる。
268:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/09/29 09:05:32.59 DPDzbO0A
20
『そうだ。それで良いのだ同志ノンナ。はは、私を睨んでいるつもりか?顔を赤からめ、涙
を目に溜めて…』
『…』
『手を貸せ』
アキモフは強引にノンナの手をとり、股間の結合部を触らせた。
脂肪の塊のような巨大な腹の向こうに、自分の股間にぴたりとくっつけられた、アキモフの
下腹部があった。
『わかるだろう?私と君が繋がっているのが』
ノンナに自分が中年男と生殖器を交わらせていることをわからせるように、アキモフは何度
も手を触れさせる。
アキモフがゆっくりと腰を引いた。根元だけ出たアキモフの男性器に手が触れる。熱く、固
く、不気味に脈打つそれは、人間の身体の一部ではなく、なにか別の悍ましい生命体のよう
に思えた。そして、それが、自分の身体の中の一番大切な部分に挿入されているのだ。
目に涙が溜まり、視界が曇ったが、必死にこらえ、アキモフを睨み続ける。西日に照らされ
たその顔は喜悦に歪んでいた。
アキモフは結合部に触れていた手を離す。
『ほう…』
何気なく見た手に付着していた赤い液体にアキモフは目を細める。
『同志ノンナ、男に抱かれるのは初めてだったのか?』
アキモフは興奮した口調でノンナに問い掛けた。目を潤ませ黙っているノンナに、答えろ!
と大声を出す。
269:名無しさん@ピンキー
13/09/29 09:25:48.28 cDwZnRfM
オイ?書き込み止まったぞ?
270:257
13/09/29 10:54:37.42 r1gKOETU
>>258
いや・・・これはこれでありですな
ノンナはプラウダで一番好みなので段々と妄想が捗ってきたw
あとニーナとかにも出番をw
271:名無しさん@ピンキー
13/09/30 03:19:21.61 WMyhxHoF
既に手を出されてるとかだろ?コレ
272:名無しさん@ピンキー
13/09/30 10:25:02.41 zsMgI12u
フタナリゆかりんにまた副隊長が処女じゃねーとか言われて馬鹿にされる展開か・・・
273: ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:07:45.23 Z3A5Nc5f
こんばんは。『寒い国から来た男』今日の分、投下します。
>>269
連投規制回避のため、10くらいづつうpしようと思ってます。
>>270
ありがとうです。残念ながらニーナは出てきません!
>>271
違うかなw
>>272
違う作者ですのでw
274:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:10:12.83 Z3A5Nc5f
21
ノンナは小さく首を縦に振った。
『はは、ははは、同志ノンナ、君の処女を奪ったのは私ということなのだね?』
アキモフは嬉しそうに続けた。
『君は学園の片隅の薄汚い執務室で処女を失ったのだよ。その事実は、永久に消えない』
そうノンナは男に抱かれたのは初めてだった。キスもしたことがないし、女子校のプラウダ
では、男と話す機会さえ少ない。あるとすれば、父親くらいだった。
『父親』という言葉が先ほどのアキモフのわがままな娘の話を思い出させた。自分が父親と
同じくらいの歳の男に犯され、処女を散らしたということをノンナは実感した。
頬に一筋、熱い液体が流れ落ちると、アキモフは顔を歪ませて満面の笑みを浮かべた。
『さて、動かすぞ。初めてといっても、手加減はしないからな』
アキモフは右手をノンナの背中に這わせると、キャミソールの中に手を差し入れた。片手で
器用にブラジャーのホックを外す。下着に押さえ付けられていた、両乳房がぱさり、という
音と共に解放された。
アキモフはキャミソールごとブラをたくしあげ、ノンナの白く豊満な乳房をあらわにさせる。
『ほう…立派なものだな…』
まじまじと乳房を観察され、ノンナは頬を赤らめて、顔を横に背けた。アキモフの目を見続
けろという命令を無視することになるが、アキモフ自身が既にノンナの乳房に夢中になって
おり、咎められることはなかった。
『多くの男達が、劣情を募らせたのだろうな、この胸で』
アキモフは乳房に直に手を這わせる。
『君も感じていただろう、同志ノンナ。男達がどんな視線を君に投げ掛けていたかを』
275:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:12:17.35 Z3A5Nc5f
22
アキモフの目をみつめながら、ノンナは今まで考えないようにしてきたことを思い出した。
小学生の頃から大きくなりだした身長と膨らみ始めた胸。その頃から、男達の自分を見る目
が変わったように感じていた。
自分でも分かっている。自分が男達に淫らな視線を向けられているのが。
しかし、だからこそ、戦車道に打ち込んだのだ。自分は、そんな仕打ちを受けるべき人間で
はないと証明したかった。
それなのに…
『君がプラウダのエースだろうが、そんなことは関係が無い。男達にとって、君は劣情を催
させる雌でしかないのだよ』
そう言い終えると、アキモフはノンナの乳房に舌を這わせた。鳥肌が立つような不快感と共
に、怒りだけでなく、悔しさと情けなさが心を満たす。
アキモフは舌を這わせるだけでなく、乳房に口を押し付けるようにして、ノンナの乳房をね
ぶり始める。ピチャピチャといういやらしい音と、興奮したアキモフの荒い息の音が執務室
に響く。
再び涙を流してしまいそうになるが、先程のアキモフの満面の笑みを思い出す。悔しがり、
泣けば、アキモフの思うつぼだ。
乳房の不快な感触を紛らわせるように、再びノンナは窓の外に視線を向けた。T-34が整列
を完了している。演習が始まらないのは、きっと自分のせいだろう…
『そんなに、気になるかね?』
乳房をねぶって居たはずのアキモフがノンナを見上げていた。
『…失礼しました』
『良いのだ』
276:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:12:56.37 Z3A5Nc5f
23
アキモフは胸から顔を離し、ノンナの顔に頬を寄せた。横面を押し付けるように密着させな
がら、窓の外の戦車を見る。
『見たまえ。君と同じ女子高生達が青春をかける戦車を。全て我が祖国の支援で送られたも
のだ』
アキモフはノンナの顎を掴み、自分の方に顔を向かせる。
『私のおかげだ』
『…』
返答のないノンナを無視して、アキモフは続けた。
『わかるかね?彼女達、そして、君の青春は、この私がお膳立てしてやったものなのだよ。
つまり…』
アキモフは吐息をノンナに浴びせながら言う。
『君達の青春は私のものなのだ』
アキモフは執務机に置かれたペンや書類を薙ぎ払うように床に落とした後、机上にノンナを
押し倒し、上体を寄り掛かるように覆いかぶさって、唇を激しく奪う。ノンナはアキモフに
なすがままにされながら、天井を見つめ続けた。
今の自分だけでなく、自分の仲間達、自分の青春、自分の高校生活は全て、この男の手の内
でしかなかった…。
『はぁはぁ…動かすぞ…!』
アキモフは口を離すと、ノンナの手首を掴み、激しく腰を動かし始めた。
腰が打ち付けられる度にぶるんぶるんと大きな乳房が揺れるのを感じる。
パンパンという乾いた音に別の音が混ざる。
277:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:13:56.82 Z3A5Nc5f
24
『はぁはぁ…良い具合に濡れてきたな…はぁはぁ…』
『…』
ぐちょり、ぐちょりと湿った音が混ざる。
巨大な男性器を受け入れるために、ノンナの女性器から分泌される液体によって。
『やはり、胸で感じたのか…?はぁはぁ…それとも、男達の卑猥な視線を思い出したか…?』
ノンナは天井を見たまま何も答えない。
『そうなんだな?はぁはぁ…男達に見られたことを思い出し…はぁはぁ…毎夜、一人で耽っ
ていたのだろう…はぁはぁ…日本の若い女は奔放だな…はぁはぁ…あぁ…気持ちいい…』
自分の身体の上で腰を振り、身勝手な妄想に浸っているアキモフに、ノンナは精一杯の軽蔑
をこめた視線を送ることしか出来なかった。
時折、アキモフは腰の動きを停め、乱暴に乳房を鷲掴みにしたり、分厚い唇を押し付けるよ
うに口付けを行う。嵐のような凌辱が去った後は直ぐに切羽詰まったかのように、腰を動か
し、ノンナは無表情で、それを受け止める。
そんなやり取りが何度も続いた。アキモフに気付かれぬよう、ちらりと窓の外を見遣ると
T-34が母親を待つ子供のように、整列しているのが見えた。もう少しだけ待っていてね、
とノンナは心の中で呟き、アキモフに視線を戻す。
『はぁはぁ…はは、何だその目は…はぁはぁ…知っているぞ…同志ノンナ…君も気持ちいい
のだろう?』
腰を打ち付けながら、アキモフはノンナに問い掛けた。
『こんなにも濡れているのだからな…はぁはぁ…どうなんだ?』
『……』
『はは、無視か。では、これなら…どうか…な!』
278:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:15:01.68 Z3A5Nc5f
25
アキモフはそう言うとが今までとは比べものにならない程、強く腰を打ち付けた。
ドンッという音と共に執務机が音を立て、卓上のペン立てが倒れる。
膣から突き抜ける強い刺激に、ノンナは目をつぶり、『んッ!』と声を上げてしまう。
『はは…同志ノンナ、君の雌の身体はもう…雄の、この私の身体を望んでいるのだよ…』
そう言い放つと、奥深くに突き込んだまま抽迭を停めたアキモフは、はぁはぁと息を整えな
がら、ノンナの身体を卑猥な目で見つめる。上半身に着ていたものをたくしあげられ、一筋
の臍の窪みがある以外は大理石の彫刻のように一片の無駄のない滑らかな白い腹と、うっす
らと浮かび上がる肋骨。
その肋骨の上には自らの重みで少しだけ潰れているものの、上向きに張りを保ったままの白
い乳房がノンナが息をする度に上下に揺れている。乳房の頂点に乗っている突起は控え目な
薄桃色で、初春の可憐な花の蕾を思わせた。
ノンナの上裸体を隈なく堪能していたアキモフは、その未だ咲くまでには時間がかかりそう
な未熟な蕾をしばらく見つめると、何かの発作が起こったかのように息を荒げ、貪りついた。
『ッ…』
チュパチュパという音がしばらくした後、はぁはぁという荒い息の音が響く。片方の蕾を吸
い付くしたアキモフは、まるで、供された料理を一つ残らず、皿を舐めるまで味わい尽くそ
うとするかのように、もう片方の蕾にも吸い付いた。
ノンナは無表情のまま、少しだけ息を乱して自分の乳房に夢中になっているアキモフを見つ
める。
アキモフが音を立てて吸い付く度に加えられるむず痒い刺激と、アキモフの口が乳房に押し
付けられる度に口髭がチクチクと痛む。そのどちらもノンナにとっては不快でしかなかった
が、もっと不快だったことは別にある。
乳房の先端の敏感な部分を這い回る、ナメクジのようなアキモフの生暖かい舌。
279:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:15:59.29 Z3A5Nc5f
26
貪りついていない方の乳房を、愛撫とはとても呼べないくらい荒々しく掴むごつい手。
はぁはぁと息を荒げる度に顔に浴びせかけられるアキモフの口臭を伴った生暖かい吐息。
中年のアキモフの身体中から発する湿度を伴った汗の臭い。
そして、脈動する度に、ジンジンと鈍い痛みをノンナにもたらす、アキモフの巨大な男性器
…。
全てが信じられないほどの不快感と嫌悪感をもたらしたが、ノンナに最も苦痛を与えたのは、
その全てに対して、自分の身体が精神とは真逆の反応を示しているということだった。
アキモフが、唾液まみれの舌で、乳房の突起を執拗に舐めまわす度、ごつい指が包み込むよ
うに乳房を鷲掴みにし、人差し指と親指でその薄桃色の先端を強く摘む度、突き抜ける快感
に声が上がるのを必死に押し止める。
吐き気を催すアキモフの口臭と汗の臭いは、成分として僅かに含まれる男性ホルモンの作用
によって、精神とは無関係に、ノンナの身体の雌としての部分を活性化させる。
胎内に挿入されたままの男性器は、今まで異物の侵入を許したことの無い膣を押し広げてい
るが、ノンナの身体自身も、その本来の目的 -- -- 奥深く挿入されたオスの男性器に
出来得る限りの快感を与えて射精させる。そして、その尿道の奥の睾丸から、一匹残らず精
子を搾り取る -- --のために、アキモフの男性器に膣の形をなじませ、スムーズな抽
迭を促すための体液さえも分泌している…。
挿入直後の激痛は既に殆どなく、あるのは、アキモフの男性器が脈動する度に感じる鈍い痛
みと、『快感』のみ。
男に抱かれたことが無く、雌の身体の自然な反応など知る由も無いノンナにとっては、たと
え、その『快感』が小さなものであっても、激しい自己嫌悪の念を呼び起こさせるには十分
だった。
『はぁはぁ…ノンナ…同志…ノンナァ…』
280:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:16:56.25 Z3A5Nc5f
27
そんなノンナの感情を余所に、アキモフは情けない声を上げはじめる。乳房をねぶる動きも
何かに焦っているかのように明らかに早くなり、停めていた抽迭も乳房への愛撫の合間に、
ゆっくりとだが力強く行っている。
腰から突き上げられる衝撃で大きく前後に揺れる乳房を、血走った目で見つめるアキモフが
視界に映る。今までノンナの胸を見てきた男達と同じように。
『はぁはぁ…もう、我慢出来ない…イクぞ、同志ノンナ…』
そう言うとアキモフはノンナの唇を奪い、舌を口内に潜りこませた。アキモフの舌が自分の
舌に絡み付いていくのを感じながら、ノンナはアキモフの言葉を心の中で反芻する。
(もう我慢出来ない)
(イクぞ…)
男性経験の無いノンナだったが、ぼんやりとその意味を理解する。もうすぐ、この地獄が終
わる、と言う安堵が心の中に拡がるが、唇を奪われながら、アキモフの様子が先程までの動
きとは少し違うことに気付く。
切羽詰まったような動き、痛みに耐えるように、眉間に寄る皺。
男性は射精の際に、信じられない程の快楽を得ると保健体育の授業で習ったことを思い出す。
目の前の憎く醜い男が自分の身体を利用して、快楽に耽っていることに、限りない嫌悪感と
悔しさを感じてしまうが、直に全てが終わると信じて、なるべく、刺激に反応しないように、
無関心と無表情を装う。
そんなノンナの反応に関係なく、アキモフの動きは激しさを増していく。アキモフが突き上
げる度に、肉を撃つ乾いた音と、ギシギシと執務机が軋む音が響き、机上のものは倒れるか、
床に滑り落ちた。
『はぁはぁ…あぁ!ノンナ!ノンナ!』
ノンナの揺れる視界の端に、口から涎を垂らし、顔中に汗をかいたアキモフの顔が映る。ノ
ンナの胎内に挿入された男性器からの快楽に耽るアキモフは、もはやノンナのことを見てい
ない。咎められる事も無くなり、ノンナは視界が揺れる中、ただ天井を見つめていた。
281:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:17:52.18 Z3A5Nc5f
28
アキモフの動きが更に激しくなり、本能的にアキモフの射精が近いと感じたとき、再度、保
健体育の授業のことが思い浮かんだ。
避妊。
授業では異性交遊の手段としての性交は推奨されないものの、行う場合は必ず避妊具を装着
する、もしくは、相手の男性に装着を要請することを学んだ。
アキモフは避妊具を着けていない…。
挿入の際、ノンナはまさかアキモフが避妊しないということはないだろう、と思っていた。
男性経験の無いノンナではあったが、挿入をしてそれなりのところで、妊娠しないように何
らかの配慮をするだろうと漠然と思っていた。しかし、視界の端に映るアキモフにそんな理
性が備わっているとは到底思えない。
つい先刻まで、自分には全く無関係と思っていたことが、現実味を帯び始める。
否定したいと必死に思っても、心に点った小さな不安の火は、冷静だった心に急速に広がっ
ていった。同じく、保健体育の授業で習った生理周期から排卵日を算出する計算法を思い出
し、一層激しさを増したアキモフの抽迭と唇や乳房に加えられる陵辱に耐えながら、必死に
計算する(それは、戦車道という極限状態での判断を続けてきたノンナだからこそ、出来た
ことだろう)。
計算を終えた瞬間、ノンナはあっと声を上げてしまいそうになった。顔を下にやると、アキ
モフはノンナの右の乳房に顔を押し付け、その先端を舌で必死に舐めているところだった。
『はぁはぁ...はぁはぁ…』
『同志アキモフ…んッ…』
『はぁはぁ…気持ちいいか?同志ノンナ…』
『んぁッ…同志…アキモフ連絡官殿…お聞きください…あぁッ…お願いです!』
今まで聞いたことが無いほどの口調で呼び掛けられたアキモフは、腰の動きを停め、息を荒
げながらノンナに顔を向けた。涎まみれ、汗まみれになりながらも、どこか冷たさを感じさ
せる顔だった。
282:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:19:01.32 Z3A5Nc5f
29
『何だ?』
『はぁはぁ…申し訳…ありません、同志アキモフ連絡官殿…。私は間もなく…排卵日…なの
です』
アキモフの目が見開かれる。
『何だと?それは確かか?』
『はい、生理の周期上、間違いありません。避妊を…確実な避妊をお願いしま…ンッッ?!』
全てを言い終える前にアキモフはノンナの唇を奪った。それと同時に口内に滑り込んだアキ
モフの舌は、今までになく力強くノンナの口内を蹂躙する。
唐突なアキモフの行動に、ノンナは目を見開き、驚愕の表情を浮かべることしか出来ないが、
そんな中、アキモフの腰の前後運動が再開される。先程よりも強く激しいその抽迭は、明ら
かに射精を目的にした動きだった。
激しく揺れる視界の中、のしかかるアキモフの上体を必死に手で押し、顔を左右に振って唇
を引きはがそうとする。
『同志…チュッ…アキモフ…ンッ…お待ち…チュプ…お願いしま…ブチュ…待って…ンッ
ッ!』
唇が離れる度に、アキモフは唇を押し付け、ノンナの発言を許さない。それでもノンナは諦
めず、アキモフに訴えかける。
『お願い…あぅ…お願いです!ブチュ…妊娠…んんッ!…妊娠してしまいます!』
『はぁはぁ…たまらない…』
『!?』
一瞬だけ顔を離し、アキモフが言い放った言葉にノンナは驚愕の表情を浮かべる。
283:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:20:01.02 Z3A5Nc5f
30
たまらない、という全く想像もつかなかった答え。どうして、この醜い肥満の白人はそんな
ことを言えるのか。自分の娘と同じ年頃の女を妊娠させてしまうかもしれないのに…。
目を見開き必死に考え続けるノンナを余所に、アキモフは顔を離し、はぁはぁと息を荒げな
がら、必死になってノンナに腰を打ち付けている。口を開け、恍惚としたその表情を見なが
ら、ノンナは悟った。
そっか…
『あぁ!ノンナ!ノンナ!』
この男は…
『はぁはぁ…たまらない!あぁ!はぁはぁ…』
私の事を…
『はぁはぁ…はは、ノンナ…さっきまでの強気は、どうしたんだ?何だその目は?泣いてい
るのか?ははは…あぁ!気持ち良い!』
“妊娠させる”つもりなんだ…
『ぃ…ゃ…』
アキモフが首筋に舌を這わせる中、天井を見つめる無表情なノンナの瞳から光る水滴が一筋
こぼれ落ちた。
上体を密着させるようにのしかかるアキモフの体重と、首筋の悍ましい舌の感触を感じなが
ら、ノンナは目をつぶり大きく息を吸い込んだ。
叫び声を上げるために。
ノンナの叫び声を聞き付けた誰かに、この地獄から救ってもらうために…
『ああっノンナ!ノンナ!』
284:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/01 00:22:37.12 Z3A5Nc5f
今日はこのくらいで…
285:名無しさん@ピンキー
13/10/01 00:22:56.67 9FHxw/rZ
オイ!
286:名無しさん@ピンキー
13/10/01 00:23:49.65 9FHxw/rZ
まぁ、カチューシャのヤロはキッタないロシア人共にオチューシャされちゃってるんですけどね…
287:名無しさん@ピンキー
13/10/02 19:11:26.67 md9S+Mzi
サンダースの反省会が気になる今日この頃w
アリサがどうなるのか妄想がwww
おケイさんにどんなお仕置きされるのかwww
288:名無しさん@ピンキー
13/10/02 21:27:29.44 rJ43VCsU
くすぐり我慢
289: ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:15:00.10 koeorZoC
昨日は投下できませんでした。
続き投下してみますね。
290:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:17:29.17 koeorZoC
31
執務室のドアがドンドンと乱暴に音を立てたのはその時だった。
アキモフもノンナもビクリと身体を震わせ、2人でドアのほうに顔を向ける。
『あ~、え~と、すみませ~ん。ノンナ先輩いますか~』
『カチューシャ先輩がお呼びで~す。てゆ~か演習がはじめられませ~ん』
はぁはぁと息を荒げながら、アキモフはドアに顔を向けながら、舌打ちをする。
『いま、手続き中だ。すまないがもう少し待ってくれないかね』
先刻までの気弱そうな声音でアキモフはドアの向こうにいるであろう、ノンナの後輩たちに
語りかける。
『え~と、カチューシャ先輩から、絶対につれて来いって言われてま~す』
『さもないと、シベリア送り25ルーブルなので!』
廊下の向こうから、きゃははと屈託の無い女子高生の笑い声が響く中、アキモフの顔が露骨
に歪んだ。
『え~、では、もう強行突破しま~す。ガチャ、ガチャ…あれ?鍵がかかってる』
『あ、じゃあ、管理人室行ってもらってくるね~』
トタトタと廊下を駆ける音が聞こえ、残された後輩は未だドアを叩き、ノブをガチャガチャ
と動かしながら『開けてくださ~い』などと言っている。
『シベリア送り25ルーブル、か…。ふん、本人たちはその意味を分かっているのかな』
アキモフは苦笑しながら呟くと、ノンナの耳元に口を寄せ、囁いた。
『ドアが開いた瞬間の彼女達の表情が楽しみだ』
291:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:18:28.42 koeorZoC
32
思わずノンナはアキモフに顔を向ける。
『ふふ、離れると思ったか?まさかな。あの二人に見せてやろうではないか。どう思うだろ
うな。尊敬する先輩が、校内で中年白人と交わっていたとしたら』
そう言うと、アキモフは腰を数度動かした。クチャクチャと卑猥な音が響く。
『口封じのために彼女達にも同じ目に遭ってもらうのも良い。黙っていればそれで良し。ど
こかしらに訴えられ、私が居なくなれば、慰問団、失礼、視察団の老人共が来るだけだ』
悪魔、という言葉がノンナの心の中に浮かんだ。ドアを叩く音が響く中、アキモフはゆっく
りと囁きを続ける。
『それで良いではないか。叫び声を上げるつもりだったのだろう?』
見透かされていたことに対するノンナの驚きの表情を確認して、アキモフはニヤつきながら
続ける。
『泣き叫ぶ仲間や後輩…そして、あのカチューシャが、老人達に組み敷かれても、自分だけ
が助かれば良いと思ったのだろう?』
アキモフは腰の動きを早めた。結合部からのクチャクチャという音と共に、肉を打つ乾いた
音さえも響き始める。
『あ、貰ってきた?』
『うん。でも、鍵束のどの鍵か忘れちゃった』
『もう、何やってんのよ!』
『えーとね、多分これ!ガチャガチャ…あれ?違うなぁ…』
『はぁはぁ…どうするのだ?同志ノンナ。時間は無いようだが?』
アキモフにそう問い掛けられた時、ノンナは自分の目から涙がとめどなく流れているのに気
付いた。
292:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:19:23.27 koeorZoC
33
度重なる非道な仕打ちでも一滴しか流れなかった涙。
それが流れ続ける理由はただ一つ。
『ちが…う…』
『違わない。あのカチューシャが犯され、排卵間近の子宮に精液を流し込まれても、自分だ
けが助かれば良いのだろう?』
『ちがう…』
『では、どうするのだ?同志ノンナ』
ノンナは目をつぶり、大きく息を吸い込みながら、一瞬の判断で、自分と仲間達の運命の全
てを決めた。
『待て!!』
泣いているとは思えない程のはっきりした声で、ノンナはドアの向こうの後輩達に告げた。
『は、はい!ノンナ先輩…カチューシャ先輩が…』
『現在、連絡官殿の本国の資料を閲覧している!許可の無い者は入室出来ない!』
涙で目を潤ませながら、ノンナはアキモフを睨みつける。アキモフの顔が喜悦に歪んでいた。
『で、でも、カチューシャ先輩から絶対に連れて来い、って…』
『じゃないと、その…演習が…』
ぐずり出す後輩達に、ノンナは目を袖で拭いながら、答えた。
『カチューシャには、演習を開始するよう伝えなさい!私抜きでも、演習の進行に問題は無
い筈です!』
293:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:20:03.51 koeorZoC
34
『でも…』
『どうしよう…』
目を拭うのを止め、真っ赤に腫らした目をアキモフに向けながら、ノンナは後輩達に叫ぶよ
うに伝えた。
『あなた達の事は絶対に私が守る!ここは良いから、早く行きなさい!』
時が停まったかのような一瞬の静寂の後、ドアの向こうから『だったら、いっか』『うん、
ノンナ先輩が守ってくれるって言ってるし…』などと囁き合う声が聞こえた。
『りょーかいしました!カチューシャ先輩に伝えます!』
『でも、早く来てくださいね!ノンナ先輩にも私達の戦車道、観てほしいので!』
遠ざかっていく後輩達の足音を聞きながら、アキモフが口を開く。
『ふん、昔、本国であのような者をたくさん見たものだ。何も考えようとせず、盲目的に言
われたことさえしておけば良いと思っている。自分に危険が無いと保証されれば、さっと仕
事を投げ出す』
真っ赤な目で自分を睨みつけるノンナを見下ろしながら、アキモフは言った。
『皆が待っています。早く…お願いします、同志連絡官殿』
『はは、素晴らしい。そんなにも、私の子供を産みたいのかね?』
ノンナは何も答えない。アキモフはニヤけ顔を崩さず、口を開け、赤い舌を目の周りに這わ
せる。
『この涙、正に君の責任感と犠牲的精神、そして青春の結晶だ』
アキモフは、はぁはぁと臭い息を吐きかけながら、ノンナの目の周りを嘗め回す。
『しっかり、味わうこととしよう…』
294:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:20:42.98 koeorZoC
35
ピチャピチャと舌を這わせる音が響き、目の回りが涙から生暖かいアキモフの唾液で濡れて
いくのをノンナは感じた。
先程までの自分なら、嫌悪の余り、吐き気を抑え切れなかったかもしれない。しかし、今は
違う。意思を感じさせる目を天井に向けながら、アキモフの蹂躙に耐える。
とめどなく溢れていたノンナの涙がもはや流れていないことに気付き、おや、と顔を離す。
突き刺さるようなノンナの眼光を受けても、不敵な笑みは崩さない。
『まだ、でしょうか、連絡官殿』
『はは、勇ましいことだ』
アキモフはノンナの後頭部を鷲掴みにして動けないようにすると、顔をつけんばかりに近付
けた。
『よく聞け、同志ノンナ』
アキモフは息を吐きかけながらノンナに言った。
『君が入学した時から、私は君の身体を狙っていた。一人で耽るときも、別の女を抱くとき
も、君のことを想い続けてきたのだよ』
アキモフは言葉を切り、ノンナに唇を押し付ける。無表情にそれを受け止めるノンナだった
が、アキモフの『告白』に激しい嫌悪感を募らせる。ぷはっ、という声と共に、アキモフは
口を離した。
『はぁはぁ…2年半か…長かった。たっぷり射精してやる。睾丸の中の精子を、全て流し込
んでやるからな』
一言一言が、まるで砲声のように体内に響く。ノンナは無表情にそれを受け止める。
アキモフは起こしていた上体をノンナにのしかかるように倒し、脇から手を差し入れ背中に
腕を回して抱きしめた。
295:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:21:18.26 koeorZoC
36
『同志ノンナ、君も私の背中に手を回したまえ』
ノンナは無言でアキモフの肩に腕を回すように抱きしめる。
『そうだ、私の肩を掴め。そう、良いぞ。まるで、愛し合う男女のようだな』
接するばかりに顔を近付けて話すアキモフを、無表情で見つめながら、ノンナは一言、
『未だですか』
と呟いた。絶対に屈しないという強い意思のこもった眼差しをアキモフに向ける。それを受
け止めたアキモフの眉間がピクリと動く。数瞬の静寂と見つめ合いが続いたが、それは突然
破られた。
『良いー?さっき、私が教えた通りに動くのよー!1号車から4号車、前進!』
『うらぁぁぁー!』
グラウンドのスピーカー越しのカチューシャの声と後輩達の鬨の声、複数のエンジン音が響
き渡る。
はっ、とノンナが表情を変えたその瞬間、アキモフは抽迭を再開させた。
『ぅッ!』
一瞬の隙を突くかのようなアキモフの激しい動きに、ノンナは声を上げてしまう。
決して、声を出すまいと誓っていたが、一度決壊してしまった心の堰を修復することはもは
や出来ず、強烈な感覚の濁流に流されるまま、アキモフが動くたびに『あッ、あッ、あッ』
と声を上げてしまう。
『はぁはぁ…良いぞ…痛くないだろう?はぁはぁ…じっくり、馴染ませたからなぁ…どう
だ?はぁはぁ…気持ち良いか?』
『あッ、あッ、気持ち…やッ…良くなんか…あッ…あぁッ…』
296:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:22:02.43 koeorZoC
37
『はぁはぁ…嘘をつくな…よく濡れているぞ…はぁはぁ…聞こえるだろう?』
アキモフが動く度に、結合部から湿った卑猥な音が響く。それは、グラウンドから聞こえる
戦車部隊の音や、スピーカー越しにきんきんとがなるカチューシャの声の中でもはっきりと
聞きわけることが出来た。
『無理矢理では無く…はぁはぁ…感じているのだろう?はぁはぁ…気持ち良いのだろう…』
『そんなこと…あッ…無…あッ…いッ…』
はぁはぁと息を荒げるアキモフの顔が勝ち誇るように、歪んでいる。
そう、言葉でいくら打ち消しても、隠すことは出来ない。
気持ち良い。
本当に、生まれてから今まで感じたことが無いほど、ノンナは『気持ち良い』と感じていた。
それは、膣から押し寄せる生理的な快感だけではない。
激しく身体を動かすアキモフが時折、うっと小さく唸りながら、憂いを帯びたかのような表
情を見せる。それは、目の前のオスもまた、自分の身体で快感を得ているということを、ノ
ンナはメスの本能で察知していた。
のしかかるアキモフの体重。汗ばんだアキモフの上体。その汗の匂い。荒げる息の匂い。肩
を抱きしめながら感じるアキモフの体温。
全てがメスの本能を刺激し、オスと交尾し、子を宿すという生物としての悦びをノンナに与
える。
しかし、悦楽をもたらしたのはそれだけではないことを、戦車道で鍛えられ、半ば習性にさ
えなっている冷静な状況判断により、ノンナは気付いていた。
見慣れた学校の一室で、馬鹿にしていた中年の男に、脅迫され、無理矢理、唇を、そして、
処女を奪われる。激痛の中、目を逸らすことさえ許されず、自分を犯している男の恍惚とし
た表情を見続ける。
297:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:23:09.16 koeorZoC
38
突き上げられ、『あッ、あッ』と声を上げるたびに、股間に熱が集まるのを感じる。興奮し
たアキモフが貪るように乳房とその先端に口づけする時、肌が粟立つのは、もはや、嫌悪感
だけではない。
生理的な反応だけではない。自分はこの『状況自体』に快感を覚えている。無理矢理、逃れ
られない状況で、犯されていることが、たまらなく“気持ち良い”のだ…。
『はぁはぁ…ノンナ!ああ、ノンナ!』
『あッ、あッ、ううっ…、んぁッ、嫌ッ!んッ、あッ、あッ、やぁ!ああッ!!』
押し寄せてくる快楽の大波に耐えるため、ノンナは必死にこらえようとするが、それは、結
果としてアキモフの背中に回していた腕で、強くアキモフを抱きしめることになってしまう。
薄暗い部屋の中、半裸で絡み合う男女。男は激しく動きながら女の名前を呼び続け、女は突
き上げられる度に、男の背中に回している腕に力を込め、小さく悦びの叫び声を上げる。
グラウンドから聞こえる戦車の走行音のなか、乾いた肉を撃つ音と、布の擦れる音、荒い息
と押し殺された叫び声、そして、男女の結合部からは湿った生々しい音がやけにはっきりと
部屋に響く。
『あッ…んあッ…あッ…ううっ…』
『はぁはぁ…もう我慢できない…』
アキモフは抽迭を停め、はぁはぁと息を吐くノンナの小さな口に唇を押し付け、舌を滑りこ
ませた。流し込まれたアキモフの生臭い唾液は、既に吐き気を催すものではなく、滑らかで
力強い舌の動きと併せて、ノンナの口内と、もっと別の部分を刺激する。
急速に股間に血液が集まり、熱を持つのを感じながら、アキモフの言葉を心の中で反芻する。
(もう、我慢出来ない…)
その意味するところは分かっているノンナだったが、最早、先程のように抵抗することは出
来ない。
298:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 00:23:39.44 koeorZoC
39
『はぁはぁ…出すぞ、同志ノンナ…』
『はぁはぁ…お願い…早く…終わらせて…下さい…』
これ以上攻められると…とは最後の理性を振り絞り、我慢する。
『はぁはぁ…ふふっ…そんなことを言われると逆に萎えるな…』
勝ち誇るような笑みを浮かべた後、アキモフはノンナの頬に口づけし、耳打ちをした。
ノンナの目が見開かれ、アキモフに顔を向ける。
『そんな…!』
アキモフはノンナを無視して、上体を起き上がらせると、ノンナの細い顎を掴み、自分の方
に顔を向かせた。汗で張り付いた長い髪を丁寧に横に分け、少しだけ汗ばみ、赤く上気して
いる顔面をすっかり露にさせる。
ノンナがはぁはぁと息をする度に、たくしあげられた下着の下にある乳房が大きく揺れる。
二つの柔肉の塊は、執務机の卓上に寝かせられているにも係わらず、潰れることはなく、上
向きの張りを保ったままだ。
アキモフはノンナの耳元に顔を寄せて、ノンナに囁きかけた。言葉が紡がれるごとにノンナ
の目が見開かれる。
『どうかね?同志ノンナ』
ノンナは何かを言おうとして、口を動かし、更に顔を赤らめた。アキモフから目を逸らす。
『言えません…そんなこと…』
『言うのだ、同志ノンナ。先程も言っただろう。私に“やる気”を起こさせてくれ』
『……』
299:名無しさん@ピンキー
13/10/03 16:25:56.46 CGlUUkFE
連投規制かな?
はぁはぁ…もう我慢できない…
300:名無しさん@ピンキー
13/10/03 16:32:21.97 3Fx/WJ7W
っていうか大体何レス前後って予告して
書いたら投稿数と同じぐらいコメント付けて
次のレス投稿出来るようにしとけ位言えないモンかね?
現状ココで書いてるのノンナモノ書いてる書き手だけなんだし…
「オレが書き込むんださっさと書き込めるよう開けとけ」くらい
言ってもなぁ
301: ◆Oamxnad08k
13/10/03 22:35:45.14 BXcbW3kx
規制でしたすみません。
続き書きますね。
302:寒い国から来た男 ◆Oamxnad08k
13/10/03 22:38:49.54 BXcbW3kx
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アキモフのおぞましく、悪趣味な提案。しかし、ノンナがその“提案”を受け入れないのは、少し違う理由だった。
『もしかして、“図星”なのかな?』
はっ、とノンナは視線をアキモフに向ける。汗まみれの顔が、ニヤニヤと笑みを浮かべている。
『…!』
『その反応が答えだ』
ノンナは顔が更に赤く、熱くなるのを感じた。
『愛らしい反応だよ、同志ノンナ』
『……』
ノンナは目を逸らし、悔しそうに唇を噛んだ。
『心配するな。君は私を喜ばせるため、仲間を助けるために、奉仕しているのだよ。だから、“それ”が君の“本心”で無いことは私が保証しよう。ただ、もし、私が言うことに従わなければ、その逆の解釈も有り得る。つまり…』
アキモフはノンナの手を取り、執務机の卓上に載せた。両手両指をまるで恋人同志がするように絡める。
『“それ”が君の“本心”で、言うのが躊躇われるということだ』
[こらー、三号車!動きが遅いわよー!次、失敗したら、只じゃおかないからね!]
[は、はーい!うらぁぁー!]
グラウンドからの声が響く。
数瞬の静寂。
そしてノンナはキュッと唇を噛む力を強めた。潤んだ瞳でアキモフを睨む。