14/01/17 18:44:17.29 jKcIkAFd
【カプ】 まどほむ
【趣向】 百合? (続き書くなら、ふたなり的なものも含むかも?)
両方闇堕ち、新編叛逆の直後くらいの時期のお話
そんなにエロくは無いと思います。描写下手でごめんなさい。
ほむら叛逆がまどかの仕組んだものだったという設定
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そこはどこでもない、いつでもない場所。
多元宇宙から切り離され、淀んだ瘴気が渦巻く領域・・・。
魔に身を堕とした少女と、神も等しきものながら再び受肉せしめた少女とが、二人だけで睦んでいた。
「クスクス・・・ほむらちゃん、奴ら引っかかったよ・・・全部出てきた・・・ふふふ」
可愛らしくも艶然と微笑む桃色の髪の少女は、黒翼をまとう半裸の少女を後ろから抱きしめ、
その黒髪に頬ずりをする。その瞳は赤く、炎と邪気の澱みを湛え、ここではない何処かを見つめていた。
「ふわぁ・・・あはぁ・・・」
黒翼の少女は恍惚とした顔で蕩けきった声を上げる。
「これでインキュベーターの背後にいる者たちを一掃できそうだよ・・
これもほむらちゃんのおかげだよ・・・あはは・・・んっ・ん・・」
少女は黒髪を掬い上げ、あらわとなったうなじに優しく唇を這わせた。
「あふ・・・まどかぁ・・・」
あえぎながら、甘えた声をあげる黒翼の少女。少女は後ろを振り向き、
艶やかな唇をほころばせ、ねだるように赤い舌を差し出した。
「ん・・・チュ・・チュパ・・・んんん・・・・んっ・・・」
桃髪の少女は、自らの舌先で少女の赤い舌を迎え、最初は優しく、次第に激しく互いの舌を絡め始めた。
黒翼の少女はその闇の渦巻く瞳に歓喜の色を浮かべながら、身に受ける愛撫を余すところなく感じようと、
その身も心も開いていた。
二人の周囲には甘ったるくも濃厚な瘴気が揺蕩い、二人の感情の昂ぶりに合わせて、
不可思議な存在が生まれては消滅を繰り返していた。
そこは、尋常な生物では一時も存在を保てないような異界。
大いなる魔と邪なる女神が身をひそめる穢れた神域・・・。
・・・ほむらは最愛の者に身をゆだねながら、ここに至った経緯を思い出していた。