女の子が露出する/させられる小説 その7at EROPARO
女の子が露出する/させられる小説 その7 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
13/09/27 02:52:14.36 n1DDr2i0
つまり、吉見なら脱がしてたと

401:名無しさん@ピンキー
13/09/27 18:32:14.25 MHkR7EQY
「イテテテ」
 吉田は、美奈子に蹴られた頭を手で抑えながら、教室へと入った。
「よお、見ていたぞ。見事にやられたな」
 先ほどのバトルを全て見ていた吉見は、笑いながら撃沈した吉田を出迎える。
「やっぱ、師匠のようにいきませんね。手本を見せて下さいよ」
「ふふ、まかせておけ。お前のおかげで新しい必殺技を思いついた。ヒントはこれ。仇は取ってやるよ」
 吉見は親指を立てた右手をアッパーのように下から突き上げた動作をみせる。
そのポーズを見て、吉田は首を傾げた。
――アッパーでは上手くスカートはめくれないし親指も意味が無い。師匠はどんな技を思いついたんだ。

 翌日、学校。
「よ、美奈子、勝負だ」
「今日はどっち。吉田、吉見?。げ、吉見だ」
 吉見の姿を見て、嫌そうな顔をする美奈子。
吉田は下半身中心のイタズラなので、防御は比較的簡単だった。
 だが、吉見はそうではない。彼はようやく膨らみかけた、淡い乙女の胸を鷲掴みにする荒業も持っていた。
スカートを防御すれば胸を狙われ、胸を抑えればスカートが無防備になる。
秘密兵器のビニールバットも通用せず、今のところ打つ手はなかった。

 右へ左とフェントを掛けながら吉見が美奈子を目掛けて走ってくる。
「でいやー」
美奈子は持っていたカバンを振り回す。
ぶん、スカ。
当たらない。そして前回同様、美奈子のスカートがふわっと捲られる。
「おおー純白のパンツ」
 前回、クマさんクマさんと散々馬鹿にされたせいか今日のパンツは白だった。
「そう、いつもいつも恥ずかしがると思っているの。あんたが情けない顔をしてパンツを見ているうちに、このパンチを…… きゃーー」
 反撃に移ろうと、拳を振り下ろそうとした瞬間、美奈子のお尻の中心に、かつて経験をしたことがない衝撃と痛みが走った。
美奈子は、おそるおそる振り返り、今の衝撃の理由を確認する。
そこには、左手でスカートを大きくめくり、右手を尻に突き刺している吉見の姿があった。
そして美奈子は理解した。吉見がスカートをめくり、なんの躊躇いもなく親指を自分のお尻へと突き刺したのだと。
 普通、浣腸とは人差し指をズボンの上から突き刺すものだが、
今回の浣腸は、相手のスカートを捲り、下着越しに穴の位置を確認しピンポイントで入れる。
しかも、指の中でも最も固く曲がらない親指を回転されながら入れる荒業であった。

 やられた美奈子は未だに動かない。
スカートはめくれたまま。その純白のパンツや深々と肛門に入っている指の有り様も全て晒していた。
「ごくり」
この勝負を見ていた一人の生徒が生唾を飲み込む。

「へへ、どうだ、俺の新必殺技。肛門潰し」
 吉見は自分の指を絡みつく下着の感触と、美奈子の穴の暖かさを直に感じていた。
親指は根本まで入っており、この必殺技の威力を示している。
「のぅのぅ」
 妙な台詞を美奈子は言った。
「の?」
 吉見が聞き返そうと少し体を捻ったその瞬間、美奈子は吉見の股間目掛けて足を振り上げた。
「いいかげんにしなさい!!」
スコーン
「!!!!」
 男の急所を蹴られ、吉見は倒れこむ。
その衝撃でお尻から親指が抜けると、美奈子は「はふぅぅぅ」と妙に色っぽい声を出す。
 美奈子はスカートが捲れたまま倒れこむ。パンツは当然丸出しだ。
吉見も金玉が痛くて動けない。ただ、手を股間に当てて情けない声を出している。
 横から見ていた吉田が側まで行き、「えっと、両者、急所攻撃の反則により失格?」と、どこかトボけた声で言った。
周りにクラスメートはこの言葉を聞き、一斉に笑い出した。

 他愛もない子供たちの日常。ちょっとしたイタズラ。
そんな些細な出来事が将来における個々の性癖を決める場合があることに、
子供たちはまだ気がついていない。

402:名無しさん@ピンキー
13/09/27 18:42:58.19 MHkR7EQY
[終わり]

意味もなく書いてみる。
行数制限きつぅ~ 詰めに詰めたけど一行目に>>398と書く余裕すらなかった。

>>398
なるなる、この展開がありましたか。
容易にブルマ下ろしが成功しないところがいいですね。
これによってあくまで遊びな延長のドタバタ感がうまく出ている感じがします。

私は逆にドタバタが苦手なので、なかなかこういう発想がなかなかできない。
今回は浣腸ネタを入れましたけど、どう考えてもスカートめくりよりも陰湿で、
いじめに近いものなので、本当は入れてはいけないものなんですけどね。
でも、入れてしまうサガ。

403:名無しさん@ピンキー
13/09/28 11:54:46.62 sk6TBm1A

スカートめくり
ブルマ下ろし
カンチョー

パンツ下ろしのターンまだ~( ´ ▽ ` )ノ

404:名無しさん@ピンキー
13/09/29 12:46:32.73 OKOWpcQH
茶巾縛り スカートを捲り上げて裾を縛る遊び

遊びだから問題ない

405:名無しさん@ピンキー
13/09/29 23:40:22.69 s+tBnkAM
>>401
男を蹴るような女は裸にひん剥いて木に吊るしてほしい

406:名無しさん@ピンキー
13/10/02 07:37:41.00 Umb8yvpf
>>390
ギリギリ場違いか場違いで無いかの空間でエロい格好はそそる
前あった話の市民プールまでの道をスリングショットで歩かせる話は興奮した

407:心電図 1/5
13/10/06 14:46:58.76 F1iAb92r
「こんにちはー。診察券をお願いします」
受付の人は私の顔を見て、馴染みの人を見かけたときの表情を浮かべていた。
そりゃあ20年以上もここにお世話になっているから、そうもなるよね。
私も大人になったし、受付のおばちゃんも、言っちゃ悪いけど老けた。

私の心臓は生まれつき異常がある。
日常生活を送るにはそんなに支障はないけれど、たまにどうしようもなく苦しくなる。
自然に治るようなものでもないから、定期的に検診をうけないといけない。
だからこうやって、子供の時からここの病院に通ってるわけで。

「塩原さーん、診察室にお入りくださーい」
あ、もう呼ばれた。今日は早く帰れるかな。
診察室のドアを横にスライドさせると、いつもの先生がいた。
私が小さい頃からお世話になっている、もうおじいちゃん医者の須藤先生。

「こんにちは」
「こんにちは」
どちらからともなく、挨拶。
かかりつけのお医者さんがいてくれることは、やっぱり安心できる。
「塩原さん、ここのところ調子はどう?」
「あ、特に問題ありません」
いつからかな。
須藤先生が私のことを『宇美ちゃん』ではなく『塩原さん』と呼ぶようになったのは。

「じゃあ、胸の音を聞かせてくださいね」
その言葉を合図に、そばに立っていた看護婦さんは私に近づいて、私はTシャツに手をかけた。
今日はTシャツしか着てないから脱ぐのが楽だ。

408:心電図 2/5
13/10/06 14:47:30.07 F1iAb92r
須藤先生は、私が小さいころからずっと私をみてくれている。
須藤先生の前で裸になるのは、昔からのこと。
だからもう恥ずかしくはない。
中学生のときだったかな、一時期は須藤先生相手でもめちゃくちゃ恥ずかしかったけど。

着ていたTシャツをブラを看護婦さんに預けて、背筋を伸ばして座りなおす。
背筋伸ばさないと、お腹のお肉がたるんじゃうからね、ってそういう問題じゃないけど。
あ、そういや私最近痩せたんだー。ほら、デニムにお腹のお肉が乗っかってないでしょ?
ほら、すどーせんせー。私ちょっとスタイル良くなったよねー?
……そんなの、私の胸をみている先生にとっては何の関係もないことだけど。

聴診器が私の左胸に埋まる。
位置を変えて、今度は乳首のすぐそばに埋まっていく。
これ、苦手なんだ……。乳首のそばを何かが行ったり来たりするのってすごく苦手。

「うーん、気になってた音はだいぶ小さくなってきたけど、別の音が聞こえてきた気がするね」
「それは良くない音なんでしょうか」
「いや、日常生活に支障は無いと思うけどね。
 うーん、普通の心音の波形がこうだとしたら、塩原さんの波形はこーんな感じなんだよ」
いまいち伝わらないのに、須藤先生は身振り手振りで一生懸命私に教えようとする。

「まあ、今日はとりあえず心電図とっときましょか。そのあとでもう一回入ってきてね」
「はい。ありがとうございました」
看護婦さんからさっき脱いだ服を受け取る。
あ、私今まで裸のまま須藤先生のお話聞いてたんだ……。何かこっぱずかしい。
面倒だけどブラをつけて、Tシャツを着て、検査室に向かう。

409:心電図 3/5
13/10/06 14:48:01.57 F1iAb92r
「塩原さーん、どうぞー」
カーテンで仕切られた検査室の中から、女性の声が聞こえる。
結構若手(私と同い年くらいかな)で新しい人だけど、私にとってはもうおなじみの技師さんだ。

さっきまで着ていた服をまた脱いで、上半身裸でベッドに横たわる。
はーあ、また腰から上は素っ裸だ。微妙に冷房が肌寒い気がする。
まず足首、次に手首に冷たい吸盤が貼り付けられて、続いて胸の何か所かにも吸盤がくっ付いていく。
正直、めっちゃくすぐったい。薄ら笑いをかみ殺して平静を装う。

「じゃあ、そのままでしばらくお待ちくださーい」
シャーッという音を立てて技師さんがカーテンを開けて、検査室から出ていった。


シャーッという音があと一回聞こえるはず
あー!!カーテン開きっぱなし!!!!
ちょっとちょっと!!!私裸なのに、カーテン開いてるんですけど!!!!
心電図とってるから動けないし!
技師さん、早く戻ってきて!!気づいて!!!

どうしよう!?
カーテンのすぐ向こうでは普通に採血とかしてるし、ここ思いっきり人通るのに……!
やばっ、心拍数上がってきた……恥ずかしくて死にそう……。

「はい、チクッとしますよー」
「じゃあ、血圧はかりまーす」
「最近ちょっと貧血気味なんだけど……」
ナースさんの声だか患者さんの声だかが、検査室の隣からガヤガヤと聞こえてる……
人の気配がもうすごくうるさい……!

『技師さーん!!』と呼びたくてしかたない!
でもでも、大きな声なんて出したら、誰か来ちゃうし……
一般の患者さんもすぐそばにいるんだから、絶対に声は出せないし……!
お願い!誰も通らないで!技師さんは早く気づいて……!!

心臓が打つ早鐘がとてもうるさくて苦しい。
裸の肩のあたりが心細くて寒気を感じる。
なのに、シーツにくっついている裸の背中は汗ぐっしょりだ。
私の裸は、隔てるものが何もなく晒されていた……!

410:心電図 4/5
13/10/06 14:48:34.49 F1iAb92r
誰も来ませんように!
誰も通りませんように!
技師さんが早く気づいてくれますように!

天井が滲む。顔は上げられない。
恥ずかしくて消えたい。
たぶん私の顔は真っ赤だ……

ペタッ ペタッ
誰か来た!!
この足音はきっと、技師さんのはず!
お願い、技師さんであってください!じゃないと私……

ヨレヨレの緑色のポロシャツ。飛び出たお腹。
見上げると、白髪の混じったおじさんの顔。
知らないおじさんの顔!

びっくりしたおじさんの顔!
私を見て、びっくりしてるおじさんの顔!
見られた…見られた…
肩も、おっぱいも、おへそも丸出し状態の、裸の私を…見られた…
あ、天井がどんどん滲んできた…
「ひっ!?」
びっくりして変な声出しちゃった…
自分の口から出た変な声を、自分の耳で聞いて意識してしまったとき、
私はもう、逃げられない事実と対面せざるをえなくなった。
裸を知らないおじさんに見られてしまった……!

411:心電図 5/5
13/10/06 14:49:09.37 F1iAb92r
目元からこめかみに、熱い雫がつたっていく。
喉が締め付けられる……
私は半泣きだった。
胸の先がチリチリしている。おじさんの視線が胸に注がれていた。
吸盤をくっつけられた裸の、不恰好なあられもない姿の私は、とうとう見られてしまった。

やがてはっとしたおじさんは、ペタペタとスリッパの音を立てて立ち去っていった。
でも、見られてしまったんだ…
私は変態でも不審者でもないのに、見られたくて見せたわけでもないのに、
知らないおじさんに、裸を見られてしまった……

技師さんが戻ってきた。
「あ、開けっ放しだった。すみませーん」
技師さんがのんきに私に謝った。
『すみませーん』じゃないよ!私はあんたの不注意で裸を見られたのに!
うーっ、悔しい!!悔しくてまた涙が出てきた!
「はい、いいですよー。じゃあ服を着て、診察室に行ってくださいねー」
文句を言ってやりたかった。
『すみませーん』と謝るってことは、カーテンが開けっ放しで出ていくことはダメだと分かってるはず。
それなのに、何で裸の患者、ましてや女の私を裸のままでカーテン開けっぱなしで放置できるのか!
その不注意のせいで、私は裸を見られちゃったのに!
それを『すみませーん』の一言で済ませちゃうなんて!
「…はい。ありがとうございました」

結局私は、何も言い返せないまま服を着て、検査室を後にしてしまった。
文句の一つも言えなかったから、もうこのことは忘れてしまうしかない……。

412: ◆SRfo9RzyrI
13/10/06 14:50:11.50 F1iAb92r
知人の体験談をもとに書きました。
少しでもお楽しみいただけたらこれ幸い。

413:名無しさん@ピンキー
13/10/06 17:19:05.95 9VnUqvvU
その知人というのは…いやなんでも

414:名無しさん@ピンキー
13/10/06 19:27:49.02 IAv5TRTg
その知人というのはそれがきっかけで恥人になったんですね。

415:名無しさん@ピンキー
13/10/06 20:33:05.98 wJYRskla
露出の気に目覚めれば痴人になれたかもしれないのにね

416:名無しさん@ピンキー
13/10/06 23:00:44.57 1LzhZpRo
ほう……

417:名無しさん@ピンキー
13/10/07 03:10:04.89 hYwXiPAZ
魔法の鍵にある投稿小説のSkinny-dip middle schoolが最高の自主露出小説だと思ってる
続き読みたい・・・

418:名無しさん@ピンキー
13/10/09 14:55:32.81 6/43mkeQ
銭湯の男湯に、おっぱい大きな子が入る話が読みたい

419:名無しさん@ピンキー
13/10/09 19:55:27.70 7qrts6N0
>>418
公衆浴場という文化がない国から来た外国人相撲取りが相撲部屋の風呂が壊れたので銭湯に行く
普段はまわしだけで人前に出てるのに、そのまわしがないだけでこんなに恥ずかしいなんて><

420:名無しさん@ピンキー
13/10/10 21:59:53.94 xVKoyVsX
そんなに見ないでドスコーイ!
恥ずかしいでゴワス!

421: 忍法帖【Lv=8,xxxP】(1+0:8)
13/10/13 20:32:46.21 GVzRE1mm
自発露出娘が夜にセルフ撮影するけど、カメラとコートをやばい場所に
落してしまい、明るくなるまで探し回る事になるとか

422:名無しさん@ピンキー
13/10/15 21:58:18.75 oJpwF5Go
露出モノは世間でなぜメジャーにならないのだろうか
やっぱ行為に結びつくシーン数が少なすぎるから?

423:名無しさん@ピンキー
13/10/16 01:20:03.14 N+gy6K2W
現実にやると犯罪(公然猥褻)ってのがネックなんだろうか?

424:名無しさん@ピンキー
13/10/16 04:12:42.63 tXyPJ3B6
パターンが限られるからじゃない

425:名無しさん@ピンキー
13/10/21 21:40:04.31 R9u8VGV+
>>423
痴漢だのレイプだのが大量にある時点でそれは関係ない

426:名無しさん@ピンキー
13/10/22 16:52:42.29 g7BJYTra
露出は心理的な面が強くて、直接的な性交じゃないからじゃないの?

427:名無しさん@ピンキー
13/10/22 17:01:37.96 0JXzZqyB
18禁の世界なのに本番が求められないからなぁ
露出属性がない人だと前菜しか無い話に思われそうだし
この良さを人に説明するのは難しそうではある

428:名無しさん@ピンキー
13/10/24 16:11:03.26 KhwUTqu+
投稿サイトで強制露出もの書いたけど
濡れ場が物足りないって言われたよ

429:名無しさん@ピンキー
13/10/24 19:21:02.79 CbvU6SeO
貴重なスレッドだ

430:名無しさん@ピンキー
13/10/24 20:16:19.07 3UbNxyvg
>>428
女の子のまんこは濡れてるのにねぇ

431:名無しさん@ピンキー
13/10/24 20:38:29.14 sknGpFK4
むしろ命中した美女を片っ端から裸にしてしまう光線を放つ
怪人が白昼の街中に出現!!みたいなお馬鹿なのを期待

432:名無しさん@ピンキー
13/10/28 02:15:30.66 lH31aPtN
昔最近を問わず、一番おまえらのツボにはまった作品って何?

433:名無しさん@ピンキー
13/10/28 07:15:49.36 sFvuAfS4
露出以上の事も書かれているけど「魔物と闘技場の少女たち」が良かった
戦闘中にモンスターに服を脱がされたり、仲間を助ける為に半裸で
闘技場に乱入したり

434:名無しさん@ピンキー
13/10/28 13:47:10.36 PlSCcXWa
魔法の鍵の操姫女学院のサイドストーリーのモデルのやつ

435:名無しさん@ピンキー
13/10/29 22:51:24.33 DD15tOo1
ボディペイントの絵里の作品が一番かな
途中で作者さんが書き込まなくなったけど続きが気になる

436:名無しさん@ピンキー
13/10/30 02:03:12.29 G7agx2sX
凛子さんの合宿編
続編まだかなまだかなーと待ってたら秋になってた

437:名無しさん@ピンキー
13/10/31 03:51:19.40 aYINDdy+
凛子さんってまだ続きあるのかな?
何となくあれで終わりかと思ってた

続編でも新作でも、また投下してほしい

438: 忍法帖【Lv=15,xxxPT】(1+0:8)
13/10/31 06:17:22.51 gtMBU8WD
>>435
絵理ちゃんが低温室に閉じ込められて何年になるのやら

439: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8)
13/10/31 12:43:30.49 cJec593K
キチガイ荒らしが常に全裸の~スレに現れなければ良かったんだよ全部

440:名無しさん@ピンキー
13/10/31 16:40:08.44 xZWrV90w
作者も構わなければよかったのに

441:名無しさん@ピンキー
13/10/31 19:59:51.22 f8LlqU8Z
しょうがないよ
書き手がみんな鋼の心を持ってるとは限らん
引き止められなかった自分達を嘆け

442:名無しさん@ピンキー
13/11/01 02:35:27.55 I89hv1mt
でもこのスレは比較的荒らし少ないよな
後、住人も穏やかな人が多い
他の常駐スレなんか作品が投下されても荒らしは来るわ住人はすぐ文句つけるわで作者がほとんど居なくなってるわ

443:名無しさん@ピンキー
13/11/01 07:59:15.28 tAGCjHtD
GJも言わないがな
単純に人数が少ないんだろ

444:名無しさん@ピンキー
13/11/01 22:36:41.92 8OJBDqgU
>>442
ちょっと前までいたけど
特定の作者叩き
その作者がほとんど書かなくなったからそいつも大人しいだけかも

445:名無しさん@ピンキー
13/11/01 23:38:09.99 mGtO2zyq
そして誰もいなくなった

446:名無しさん@ピンキー
13/11/03 23:39:30.29 7wfJIu44
>>435
掃除用具入れに隠れた際におっぱいで窒息しかける所は笑ったけど興奮した

447:名無しさん@ピンキー
13/11/04 09:23:24.94 p+Mn7cS7
>>439
常に全裸の~スレでの絵理作者の言動がそもそもの原因だったし、
それを逆切れする対応が痛かったり、庇う連中も火を付けて状況を悪化させる
キチガイが混ざっていたりだからな、あれは

448:名無しさん@ピンキー
13/11/04 09:38:44.26 9wJKzR7v
常に全裸~スレその2の>298が原因だよ
多分>298の正体は宣言無しに細切れ投下の文章を書いてた奴

449:名無しさん@ピンキー
13/11/04 13:23:26.50 1J+5ENnq
>>447
そうなんだよな…
あと言うとおり、ちょっと笑えるくらい痛い馬鹿が一人いて、いちいち荒らしに構ってたのが雰囲気悪くしてた

450:名無しさん@ピンキー
13/11/04 14:00:49.92 ze/LhJGk
すでに無くなって終わったスレだ
このスレの雰囲気まで悪くしてどうする

451:名無しさん@ピンキー
13/11/04 15:31:07.58 4lE8YR76
別になってないが...
まーあのスレなくなったのは残念
いいとこで終わった話があるんだよなぁ

452:名無しさん@ピンキー
13/11/04 15:36:03.10 kLsMH3zl
ボディぺの絵里ちゃんは保管庫で読んで印象残ってるけど
それ以外にいいとこで終わった話って何があったっけ

453:名無しさん@ピンキー
13/11/04 16:47:15.81 8S9Fny0h
みんな意外と保管庫読んでんだねぇ

454:名無しさん@ピンキー
13/11/04 18:00:48.04 8obvGTgX
もともと常に全裸の女性キャラのスレは「文章が野外露出でなければいけない」
なんて制約は無かったような気がする

455:名無しさん@ピンキー
13/11/07 17:13:17.03 oxTR3VTn
そういやおまいらってリアル露出とファンタジー露出どっちが好き?
現実的にあり得るからこそ燃える派と現実ではあり得ないからこそ燃える派って言ったほうがいいかな
どちらかというと後者の作品が多い気はするが

456:名無しさん@ピンキー
13/11/07 19:06:33.96 +EpHE7GC
そんなにファンタジー露出多かったか?
個人的には夜のプールに忍び込む女の話とかリアリティがあって好き

457:名無しさん@ピンキー
13/11/08 00:00:10.61 EexAPpIC
そもそもありえるありえないの基準が良く分からん

458:名無しさん@ピンキー
13/11/08 00:36:48.60 0J5SPfcp
現実にやったら捕まるじゃねーか=ファンタジー
と思ってる自分は当然ファンタジー派。ちょっと位ありえなくても抜ければいいんだようん

459:名無しさん@ピンキー
13/11/08 00:39:14.26 WQgtappJ
強制脱衣な人なので全滅だな

460:名無しさん@ピンキー
13/11/08 04:53:28.35 CnezWalX
ファンタジー世界で露出かと思った

461:名無しさん@ピンキー
13/11/08 08:56:39.95 AUXnXZyp
ファンタジー世界でっていうと印象的なのがあったな。
商業小説で、魔法少女沙枝ってんだけど。
敵の魔法で恥ずかしい場所に痒みを発生させられて、
人に見せないと治まらないって展開とか。

462:名無しさん@ピンキー
13/11/09 03:27:34.47 G8gJHbUe
ファンタジー設定での露出は自由に設定を作れるけど、
現実世界での露出にある危機感が薄れる分エロいシチュを書くのは技術がいりそうだな

463:名無しさん@ピンキー
13/11/09 17:47:45.80 RviLYtqp
私は、どう屁理屈を並べて女の子に脱衣させるかを考えるのが好きなだけですね。
無理やり脱がされる舞台設定ありきなのでどうしてもファンタジー寄りになりがち。


話の途中ですが脱衣のお時間です。

ヌードモデル、義務的な強制脱衣。姉と弟。
長くてクドい晒し話なので苦手な人は回避推奨。

464:ヌードモデルに選ばれた姉 01
13/11/09 17:52:22.66 RviLYtqp
プロローグ
 とある町に全国から注目される私立学校があった。
その学校は中曽根高校。創立15年の学校でありながら、優秀な生徒を生み出す高校として知られていた。
スポーツ活動では全国有名校と互角に戦い、コンクールでは次々と賞を取った。
 なぜ、この学校が短期間でここまでの結果を出せたのか。
理由の一つとして、学校側の徹底した結果主義があると言われている。
 結果を出した部の要求はほぼ無条件で受理され、
逆に成績不振が続く部には予算すらろくに与えられない。
 優秀な部活こそ勝利者。行き過ぎた結果主義。
この学校は一種の権力社会にも似た構図になっていた

 そんな学校に小さな美術部があった。
部員30名の目立たない部であったが、女部長が書いた絵が全国コンクールで優勝。
日陰の部から一躍勝ち組の座に駆け上がった。
 この結果に喜んだ学校側は、美術部の強化に乗り出す。
美術部員数の増加や、部費の大幅アップと部にとって魅力的な提言を、
次々としてきたが女部長は全て拒否。

 女部長が出した要求はただ1つ。
美術部が選んだ女子生徒をヌードモデルとして使いたいので、
学校側から説得してほしい。ただそれだけだった。
 学校側は当然戸惑った。
学校からの要請は生徒にとって事実上の強制。
美術部とはなんの関係もない一般生徒が、半ば強制的にヌードモデルをやらされる。
普通に考えたらとても許可は出来ないが、貴重な未成年のヌードを書くことによって技術の向上が期待できるのも事実。
 躊躇う学校側の反応を見た部長は妥協案として、
[モデルを選ぶのは月に一人だけ]
[モデルの絵と収集した生徒の個人情報は全て学校側に提供する]
[部外者は一切立入禁止]
[モデルの名前は公表しない]
の条件を提示。
 これなら選ばれた生徒のプライバシーが守られ、学校側にも情報メリットがあると部長案を受理。
この瞬間から生徒の誰もがヌードモデルになる可能性を秘めた学校生活の日々が始まった。

465:ヌードモデルに選ばれた姉 02
13/11/09 17:59:04.63 RviLYtqp
 それから数カ月後。
今日は美術部の発表会。
月一回のペースで行われる、この発表会は数多くの生徒が注目する恒例のイベントになっていた。
なぜなら、この発表会で公開されるのは、美術部が選んだ女子生徒の裸体画。
今回は誰が選ばれたか。思春期真っ盛りの生徒に取っては気になるものだった

 美術部の前に貼りだされたのは部員30人の中でも優秀とされた20枚の絵。
油絵調。スケッチ。抽象画
色々なタイプがあるが一般生徒たちの目を引いたのは、
一番写実的かつ現実に近い部長の絵だった。

「これ、誰なんだ。やけに子供っぽい顔をしているし体つきもまだガキに見える。一年生か?」
「2年のマサキという噂だけど本当かどうかはしらん」
「膨らみかけの胸は好みだけど腹が出ていそうだな」
「いくらなんでも貧乳すぎね。これじゃ中学生並みじゃないか。
体型も処女太りに見えるし色っぽさがなさすぎる」

 裸体画とは言え所詮は絵。
芸術に興味が無い一般生徒にとって絵の価値はわからない。
それよりこの絵のモデルは誰なのか。脱いだ生徒はどんな体をしていたのか。
そちらのほうが興味の的だった。
 選ばれた女子生徒は複数の男子生徒が見ている前でその裸体を晒す。
表向きには生徒の意思となっているが、学校側からの要請を拒否するものはいない。
 この子に彼氏がいようが、誰にも見せたことがない処女の肌だろうが、
選ばれれば、裸体を美術部員たちに晒さなくてはならない。
部員の中には、顔見知りやクラスメートがいる場合もあるだろう。
 いくら限定された人だけが見るヌードモデルと言われても、
選ばれた女子生徒にとっては、生涯で一番辛い体験になるのは間違いなかった。

466:ヌードモデルに選ばれた姉 03
13/11/09 18:07:22.71 RviLYtqp
本編

 キンコンカンコン。
校舎に授業終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
「お、もうこんな時間か、今日の授業はここまで。みんな気をつけて帰れよ」
 数学の男子教師は1年3組の教室から出て行く。
教師がいなくなると張り詰めた空気が無くなり、
生徒たちは一斉に家宅準備を始めた。

「あー、ようやく終わった。早く帰りてぇ」
 1年3組の男子高生、福留隆はいかにも疲れた表情を見せ手を伸ばす。
勉強が苦手というわけではないがそれでも一日の授業は疲れを貯めるのに十分だった。

「でも、お前は部活があるからすぐ帰ったら駄目だろ」
後ろの席の友人が隆に声をかける。

「あー、そっか。今日は部活に行く日か。かったりぃ」
 嫌な現実を聞かされ隆は肩を落とした。
美術部から色々と美味しい話を聞かされ軽い気持ちで入部したはいいが
予想以上のハードスケジュールにウンザリしていた。

「そもそも小学生の頃に少し絵を習っただけのお前が美術部なんかに入るからだ。とうの昔に絵の興味は無くなっていたんだろ」
「だってよ。あのイベントを見せられたら入りたくなるよ」
「イベントと言うと例のヌードモデルか。確かに魅力的だな。お前は5組委員長の裸も見たんだろ」
「あのメガネを掛けた委員長か。胸もでかくて最高だった。ここだけの話、あの委員長は下の毛が生えていないんだぜ」
「メガネで委員長で巨乳。でも下はパンパンかよ。くそ、羨ましい。俺も見てぇ」

「ははは。せいぜい悔しがれ。俺の書いた下手っぴな裸婦画でも見て委員長の裸を想像していろ」
 隆は仲がいい友人相手に冗談交じりに話したが、
心の何処かでなんとも言えない不安を覚えつつあった。
 不安の理由はわかっている。
先ほど廊下で美術部の女部長とすれ違った際に言われた意味深な一言。


「姉の裸を見せてあげるね」

 美術部の女部長は廊下を歩く隆に近づき、耳そばでそっと呟いた。
隆にはなぜ部長が突然自分の姉の話を言い出したのかわからない。
だが、なにか良くないことが水面下で進行している感じがした。

467:名無しさん@ピンキー
13/11/09 18:18:09.51 7NvtoUf5
期待

468:ヌードモデルに選ばれた姉 04
13/11/09 18:19:39.87 RviLYtqp
 隆が美術室に入ると既に全部員が集まっていた。
女部長からは「遅い」の一言。
1年の隆にとって3年生の言葉。部長の言葉は絶対。
素直に頭を下げ決められた席についた。

 女部長の白鳥は席についた隆を見て、ニヤリと厭らしい笑い顔をした。
隆は白鳥部長が苦手だった。
虐められているわけではないが、ネチネチと嫌味を言って来る。
白鳥部長に嫌われるようなことはしていないので相手は嫌っている。
 理由はわかっていた。
白鳥部長は隆本人が嫌いなのではなく、隆の姉である佳子が嫌いなのだ。
隆が姉に『同じクラスの白鳥さんってどんな人?』と聞いたらそれはもうボロクソに話してくれた。
 あの優しい姉が白鳥部長をここまで嫌っているんだから、
2人の関係は憎しみさえも超えた最悪の状態なのは、
第三者である弟にも容易に予想できた。

「ようやく揃ったわね。それでは本日の議題である次回のヌードモデル選定を始めます。
これまでのモデルは1年生が多かったですが、今回は3年生であるこの生徒をヌードモデルに推薦したいと思います。
皆さんの意見も聞かせてください」
 セーラー服姿の白鳥部長は黒板に次のモデル候補の名前と写真を貼り付ける。
ここで部員たちの意見を聞き、正式に決定するのがいつもの流れだった。

写真を見た部員は一斉に感想を言い合う。
「ほほう、可愛いいというより美人系だな。肩までかかったストレートの髪がすげー綺麗」
「端整で聡明そうな顔立ちの女やね。こんなヌードモデルとはまるで縁がなさそうな子を裸にしたら楽しそうだ」
「3年2組ってことは部長のクラスメート?。3年生が候補に上がるのは今回が初めてだよね。
いつもは先輩と呼ばないといけない人の裸を書くのも面白そう」
「下級生の私たちが身分も年齢も上な先輩の裸を隅々まで見る。確かにいいかも」
部員からは概ね好評な意見が飛ぶ。

 隆は黒板に書かれた名前を見て思わず声を上げた。
「ちょっと待って下さい。なぜぼくの姉が候補になっているのですか」
 黒板に書かれているのは彼の姉である佳子の名。
その横には生徒手帳で使われている写真を引き伸ばしたと思われる佳子の写真まで貼られていた

「姉? そんなこと言われてもね。隆くん、芸術に私情を挟まれては困ります」
 白鳥部長は隆の抗議を全く気にせず黒板に姉の情報を書き続けた。
部にとってモデルの選考は重要な選択である。
なにしろモデルの良さによって絵の出来が変わると言ってもいい。
学校側もそれはよくわかっており候補者の個人情報は全て部長に伝えられるシステムになっていた。

 白鳥部長は学校側から提供された佳子のスリーサイズを黒板に書き続ける。
バスト83、ウエスト63、ヒップ86 身長160、体重45キロ。
普通なら他人に知られることはない姉の身体的な個人情報が次々と書かれていく。
 数字を見るたぴに部員からは「顔だけではなくスタイルもいいな」
「これならヌードモデルにピッタリだよ」の声が上がった。

469:ヌードモデルに選ばれた姉 05
13/11/09 18:29:50.38 RviLYtqp
「僕は反対です」
 隆は知りたくもない。しられたくもない姉の身体情報が黒板に書かれるのを我慢できずに、
少し大きな声で反対の意志を表明した。

「理由はなんですか。反対するだけの根拠はあるんでしょうね」
白鳥部長は予想通りの行動と言わんばかりに涼しい顔で聞き返す。
「それは……」
 理由と言われて隆は言葉に詰まる。
彼は、この会議で異議を唱えたことはない。
 例え、同じクラスの女子が選ばれようとしていても反対はしなかった。
それどころかクラスメートの裸が見られると内心喜びさえした。
今更どの面を下げて、反対意見を言うのだろうか。

「どうせ自分の姉だから反対と言うんでしょ。でもね。君だってもう何人の生徒のヌードを書いてきたでしょう。
いざ身内がその順番に回ってきたら嫌なんて筋が通らないのは分かるでしょう」
白鳥部長はグウも言わせない正論を言う。

「で、でも」
「それでは採決します。次のヌードモデルに3年2組、福留佳子を選ぶことに賛成の人は手を上げてください」
あっさりの決議を取る白鳥部長。

「それじゃ俺は賛成。こんな綺麗な先輩の裸を書けるチャンスを逃す手はないよ」
「私も賛成かな。今まで3年だけ選ばれなかったのは不公平だと思っていたし」
「俺は佳子のクラスメートだけど別に友達というわけではないので賛成するわ。
顔見知りの裸を書くいうのはなかなか面白そうだしな」

 次々と手を上げる部員たち。
先輩を裸にし、スケッチする行為に抵抗感がある5人の男子部員は手を上げなかったが、
女子部員は一人も欠けること無く全員が賛成に回った。

 もちろん、隆も手は上げなかった。
姉は美人だが男子と付き合った経験はないはず。
家族の隆ですら、姉の裸を見たのは遥か昔の幼稚園時代の記憶だけだ。
そんな姉の裸がこんなところで晒される。
隆はなんとしても防ぎたかったが、これ以上どうしようもなかった。


―――――「姉の裸を見せてあげるね」

 さっきから気になっていた白鳥部長の一言。
今になって隆は確信した。
これは僕ら兄弟に対する嫌がらせだ。
 この部は白鳥部長と同じクラスの男子生徒が多い。
それはつまり姉と同じクラスメートも多いということ。
 姉の裸をクラスの男子に見せ、晒し者にする気なんだ。
そして弟にも姉の裸を見せて苦しませる。
姉がここまで部長に恨まれていることに、
隆は驚きを隠しきれなかった。

470:ヌードモデルに選ばれた姉 06
13/11/09 18:50:46.83 RviLYtqp
 隆は急いで自宅に帰り、先ほどの行われた部活動の内容を姉に教えようとした。
「今日、美術室でヌードモデルの選考会があったんだけど、そこで姉さんの名前が」

「次のヌードモデルに私が決まったと言うんでしょう。
あの白鳥が『一生忘れられない貴重な体験をさせてあげる』とか言ってたら、
近いうちにこうなることはわかっていたわよ」
 騒ぐ弟とは裏腹に佳子は冷静に話したが、
内心は怒りで一杯だった

「それでどうするの」
「美術部が正式に決めたんでしょう。となると近いうちに学校側からヌードモデルのお願いが来る。
断ると内申書に響くらしいし、ここは我慢するしか無いでしょう」

「姉さんはそれで平気なのかよ。悔しくないのか」
「平気なわけ無いでしょ!! あの白鳥が見ている前で裸にならなくてはならない。しかもクラスの男たちがいる前で!!
おまけに弟だっている。少し考えただけで頭がどうにかなりそう」

「姉さん。ごめん」
 隆は大声で当たり散らす姉を見てただ戸惑うだけだった。
姉は普段はおとなしくこんな態度をとる女性ではない。
 その姉をここまで取り乱させる白鳥部長の存在。
その宿敵の前で裸になった姉は今後どうやって白鳥部長に対峙するのか。
 2人の詳しい事情を知らない弟から見ても、
姉がもうどうしようもない状態に追い込まれているのがわかった。

--------------

 モデル当日。
隆は普段より早く目が覚めた。
今日は姉がヌードモデルのやる日。
弟にとっても姉にとっても忘れられない日になるのは間違いなかった。

 隆が居間に行くと姉は既にセーラー服を着て登校準備をしている。
「姉さん。おはよう。もう学校に行くの?」
 隆はあえていつもと同じような挨拶をすると、
「おはようさん。今日は人混みを避けたいから早めに行くね」と、
姉もいつも通りの態度を見せながら居間から出て行く。

 朝の様子を見る限り姉の機嫌や行動は普段と同じに見えるが、
美術部員である隆には分かる。
なぜ、姉が人混みを避けるようにこんなに早く登校するのか。
なぜ、椅子から立ち上がる際にスカートを手で抑えながら立ち上がったか。

「姉さん……」
 ヌードモデルになる生徒は当日下着をつけてはいけない。
理由は下着の線が残るからと言うことになっている。
しかし部長曰く『そんなの表向きの理由で嘘に決まっているじゃない。金を取るモデルではないんだからさ』と言う。
 モデルにノーパン登校をさせる本当の理由は教えてくれなかった。
ただ、部長の考えることなんだから、ろくでもない理由なのは分かっている。
そのろくでもない理由のために、姉は一日ノーパンで学校生活を過ごさなくてはいけなかった。

471:ヌードモデルに選ばれた姉 07
13/11/09 19:09:02.22 RviLYtqp
放課後

 いつもは集まりの悪い美術部だが。モデルが来る日だけは別だった。
早くから男性16人、女性14人の美術部全部員が集まり、
今回のヌードモデルである佳子が来るのを今かと待ち構えていた。

 ガラガラガラ。部室の扉が開く。
姉こと佳子が入っている。
30人の部員たちは入ってきた今回のヌードモデルを待ってましたとばかりに注目する。
 部員たちがまず見たのは佳子の顔。そして中はノーパンであるスカート。
写真よりやや気が強そうな顔立ちと、予想以上のスタイルの良さに部員たちは満足気な雰囲気を見せる。
 佳子は意外と多い部員数と体を舐め回すような暴力的な視線に、
少し戸惑いを見せながらも、黒板前にいる部長のもとへと歩いていく。

「白鳥、呼ばれたから来たわよ。で、私はなにすればいいわけ」
 佳子は自分のスカートを気にしながら確かな敵意を持って部長を睨みつけた。
その姿はこれから裸になる生徒とはとても思えない。
まるで今から白鳥部長相手に喧嘩を始めようとする女の姿だった。

白鳥部長はやってきた宿敵の姿に満足し、
「いらっしゃい。待っていたわよ。あら、スカートを手で抑えたりしてどうしたの」
と余裕綽々な顔で答える。

「あんたが今日は下着を着けるなと言ったからでしょう。ふざけないで」
「あら、ごめんなさい。ノーパンで歩くなんて慣れたものだと思っていたわ。
それじゃ、早速で悪いんだけどそこの別室で着替えてちょーだい」
「別室?」
 佳子は白鳥部長が指をさした方角を見る。
そこは美術室から直接繋がった道具部屋で部員の着替えにも使っている部屋だった。

「着替えと言っても中にある白いバスローブを一枚着るだけですよ。後は全て脱いでください。
私達は佳子ちゃんの制服姿には興味ないんですから早く準備してくださいねー」
 白鳥部長の小馬鹿にしたような言い草に、佳子の目つきはみるみるうちに釣り上がって行く。
手は固く握られ、殴りかかる寸前という雰囲気だった。

「ふん」
 佳子は一言、二言、部長に何やら囁いたと思ったら隣の部屋へと歩いていく。
扉を開け、中に入り、
バダン!!
叩きつけるような音が出しながら扉は勢い良く閉まった。
佳子がいなくなると部室内に漂っていたなんとも言えない緊張感が消える

「はぁぁ~、びっくりしたな、取っ組み合いの喧嘩が始まるかと思ったぜ。
部長と同じクラスの生徒だとは聞いていたけど、まさかこんな関係だったとは驚いたよ」
 一人の男子が呆れたように話す。
彼に言われなくても今の2人の受け答えを見れば誰もが気がつく。
 クラスメートをわざわざ指名して裸にしようと言うんだから仲がいいわけがない。
少し考えれば分かることだった。

472:ヌードモデルに選ばれた姉 08
13/11/09 19:32:45.84 RviLYtqp
 突然、別室の扉が開く。
大きなバスローブを着た佳子が、手でローブの合わせ部を抑えながら歩いてくる。
合わせ部から地肌が見えることを嫌っているような手の動きだった。

そのまま部長の前に立つ佳子。
「白鳥。バスローブのヒモがないんだけど、どういうこと?」
 言われてみれば確かに付けられていない。
バスローブは濡れた体を一時的に覆うだけの簡易的な服だ。
閉じるヒモがなければすぐ前がはだけてしまう構造でしか無い。

「すぐ脱ぐのだからヒモなんていらないでしょう。バスローブが用意してあっただけありがたく思いなさい。
本当なら別室で着替えなんかせず、この場で直接セーラー服を脱いで欲しかったぐらいなんだからさ」
 バスローブの合わせ部を必死に隠す佳子の行動をあざ笑うがごとくに部長は楽しそうに話す。
部長にとって今の佳子はライバルでも宿敵でもない。
ただ、全裸になることを運命づけられた哀れな女でしかなかった。

「こんなことで勝ったと思わないでよ。私は貴方を絶対に許さない」
佳子は眼の力だけで人を殺せるんじゃないのかと思う程の強い目力で部長を睨みつけた。

「いいえ、もう終わりよ。人間はプライドをズタズタにされても反抗できる生き物ではないのよ
今、あんたを支えているのは、その薄っぺらいバスローブだけ。今からそれを証明してあげる」

部長は1つ深呼吸をし、ずっと言いたかった台詞を言った
「福留佳子。今すぐそのバスローブを取り、全裸になりなさい」

 なぜか部長は佳子のことをフルネームで言った。
脱がすものと、脱がされるものの立場の違いをはっきりされる意図があったのかわからないが、
この台詞は佳子のプライドを更に傷つける効果があった。

 佳子は目を一度大きく広げて、びくりと身を震わせた。
覚悟していたとはいえ、、宿敵から裸になれと言われる衝撃は予想以上だった。
ショックで体はガタガタと震え、顔色がみるみるうちに青ざめた。
 耐え切れなくなった佳子は、視線を部長から外し、他の部員たちがいる方向を見る。
部員たちは興奮しているのか、血走った目で佳子を見ていた。
佳子の視線が弟を捉える。弟は何か言おうと少し口を開こうとするが佳子はすぐ視線を外す。

 隆は姉の絶望的な状況に、何も出来なかった。
声をかけようとしたが、今さら何を話せばいいのか。
ただ、姉が裸になるのを見守るしかない。

473:名無しさん@ピンキー
13/11/09 19:56:55.59 G8gJHbUe
連投支援

474:ヌードモデルに選ばれた姉 09
13/11/09 20:00:06.05 RviLYtqp
「早くして」
部長が催促をする。

  切なげな瞳を見せ、恥ずかしそうに頬を染めた佳子は、
必死に隠していた手をずらし、バスローブの前を肌蹴させる
  ローブの隙間から見える肌は真っ白でとても綺麗に見えた。
そのままローブの右肩をずらし左肩もずらす。
前がはだけて胸の谷間がはっきり分かるほど露出する。
「ごくん」
肩がむき出しになると生徒の誰か生唾を飲み込む。
教室に緊張が走る。いよいよだと誰もが思った。
肩から外され引っかかるものが無くなったバスローブはストンと床に落ちた。

 そして、佳子の裸が全部員の前にさらされた。
部室の大して明るくない蛍光灯に照らされ、
まるでまわりから浮きあがるような佳子の白い体。
 大きくはないが、形の良い胸の膨らみ。
厭らしくやわらかな体の曲線。キュと締まった腰。
白くスラっとした太腿。女性の柔らかさが感じられる綺麗な足。
 既に女子生徒の裸を数多く見ていた部員ですら、
まばゆいばかりの悩ましさに言葉を失う佳子の裸だった。

 静まり返る部室。
誰かが「すげ」と言い出したを皮切りに、
部員の感情は一気にヒートアップする。

「へぇ、予想以上に形の良い胸しているな。佳子ちゃんの裸はずっと見たかったので感激~」
「ラッキー、陥没乳首じゃない。やっぱ女の乳首はピンク色で立っていなくては駄目。これは合格乳首」
「えぇぇ、なにこの細い体、お腹まわりにも贅肉が全然ついていない。太ももとかスラっとしていて本物のモデルみたい」
「これが先輩の裸、三年生の裸。今まで見てきた1年や2年の体と全然違う……」
 裸体がさらされると男子からは感心の声。女子からは妬みに似た声が次々と聞こえた。
佳子はバスローブを落としてからピクリとも動かない。
表情も先ほどまでの激怒は何処へやら。まるで人形のような無表情な顔をしていた。

部長は床に落としたバスローブを拾い佳子の裸を上から下までマジマジと見ていた
(ついにやった。私があの佳子を裸にしたんだ。この私が女の命とも言える裸を男どもの前に晒したんだ)
 佳子の温もりが残るバスローブを手に持った時、部長は一種の性的興奮を感じていた。
もちろん恋愛感情ではない。一種のマゾ思考。勝利者のみが味わえる女のオーガズムであった

「佳子、どうしたのー。足が震えているわよ」
「だ、大丈夫よ。こんなことなんともないわ。次は何すればいいの」
 佳子は弱音を見せたくない一心で強がりを言ったが、
実際は刺すような視線の嵐に寒気を感じ、立っているのもやっとな状態だった。

475:名無しさん@ピンキー
13/11/09 20:03:55.24 RviLYtqp
>>467
>>473
ありがと。ちょっと回線が不安定なので一旦切ります
少し経ったら再開するのでしばしお待ちを

476:ヌードモデルに選ばれた姉 10
13/11/09 20:30:28.29 RviLYtqp
「それではこの椅子に座ってください。右足だけ椅子の上に乗せて。
股はもう少し開いて。右手は膝に。左手は頭の後ろに置く」

 部長は冷静を装いながら佳子に指示を出す。
まるで感情が少し麻痺しているようなヨロヨロした動きだったが、
言われた通りのポーズを佳子はとった。

 部長は自分の思いのままのポーズを取る佳子を改めて見なおした。
(プロポーションはデータどおり良いし子供から大人に変わりつつある胸の形もいい。
私怨抜きにしても佳子を選んで正解だったわね)
 佳子の白い胸とピンクの乳首は部屋の明かりに反射して輝いて見えた。
部長に男性経験は無いが、この白い肌の輝きは男の手はおろか家族にすらろくに見せたことがない肌だと確信していた。
そんな貴重な肌が30人の生徒の前で晒されている。
 この処女肌は、これまで書いてきたヌードモデルの中でも最高レベルの素材。
しかも、個人的な怨みもこれで晴らせる。
部長にとってはまさに完璧な結果だった

「それでは皆さん初めてください」
 部長は佳子から一番近い真正面に座った。
佳子は言われたとおりに片足をイスに乗せて足を少し開いている。
部長と佳子の位置を考えると部長の目には佳子の女の全てが見えているのは間違いなかった。

 隆は姉の裸体をまじまじと見た
まるで自分の記憶と違う姉の体。胸は女性らしく適度な膨らみがあり陰毛も立派に生えていた。
彼は無意識のうちに姉の黒い茂みを凝視する。
 姉の陰毛は濃いほうに思えた。髪の毛とは違い陰毛らしくよく縮れている。
手入れをしているのか綺麗な逆三角形に生えそろっており女の割れ目もはっきりと確認できた。
 顔は無表情。特に恥ずかしがっている様子もないが家族である隆には姉のやせ我慢が手に取るように分かった
手は微かに震え口元も強張っている。いつも見せている優しい姉の雰囲気とは程遠い。
表には出さないが内心は羞恥と屈辱で押しつぶされそうになっているのがはっきりと伝わった。

 佳子は今の自分の状況を掴みかねていた。
なぜ、自分はこんなところで裸になっているのか。
なぜ、白鳥に自分の全てを見せないといけないのか。
 こんなに沢山の人達に裸を見せてしまった自分はどうやって生きていけばいいのか。
もし彼氏ができたらこの事を打ち明けられるのか。
私の裸はすでに色々な人に見られた体なのよと言えるのか。
 何度繰り返しても答えは出ないのはわかっているが、
それでも佳子は自分に問いかけ続けた。

1年の女子生徒がぼそっと漏らす。
「佳子先輩って意外と毛深いんだね。でもあそこは赤色でハミ出しているから毛に邪魔されずによく見えますよ」
 何のことかわからないのか佳子は少し首を傾げた。
佳子の視線が自分の股間を捉える。そこには濃い陰毛が見えた。
その濃い毛ですら隠しきれない陰裂も一緒に。

 今までは無表情だった佳子の顔が真っ赤に染まり近くに置いてあったバスローブで体の前を隠す。
そして大声で「あんたに関係無いでしょう」と怒鳴った。

「コラコラ、モデルさんは声を出したら駄目。動いてもダメ。体を隠すなんてもってのほか。バスローブを置いて先ほどのポーズ戻って」
部長が今にも1年の生徒のもとに向かっていきそうな佳子に注意する。
「く」
 佳子は部長をチラッと見ると「早く」と言わんばかりの表情をしている
それを見た佳子は、体を隠していたバスローブを名残惜しそうに机の上に戻しポーズを取り直す。
再び女の全てを晒した屈辱的なポーズに戻る佳子。
「佳子のあそこは可愛いから気にする必要はないぞー。恥丘がプックリしているところも初々しくていいぞ」
 佳子のクラスメートと思われる男がゲスな言葉をかける
口元が動きかけるが佳子は何も言わず耐え続けた。

477:ヌードモデルに選ばれた姉 11
13/11/09 20:35:54.15 RviLYtqp
――姉ちゃん……

 隆は黙って部長の指示通りに体を晒し直す姉の姿が見ていられなかった。
宿敵とも言える相手の命令で肌を晒し続ける屈辱。周りには同級生の男も多い
今、姉はどんな気持ちなのかと考えるだけでいたたまれなくなった

「そこの一年生。モデルの身体的特徴は絵に書きなさい。口にだすものではないわよ」
 騒ぎ始めた部員を戒めるように部長は注意する
だが、その目つきは何処か楽しそうに見えた。
「ほーい。すみませんでしたー」
部長が本気で怒っていないことを察したのかまったく心がこもらない声で謝る一年女子。

「でもこの体の特徴は上手く捉えているわよ。このモデルのポイントはこの胸体のラインと臍」
 部長はどこから持ちだしたのか30センチ強の棒を使いながら佳子の体のポイントを説明していた。
棒が右胸に突く。僅かに顔をゆがめる佳子
胸が恥ずかしさを訴えるように小刻みにフルフルと震えている。
尖った乳首がいかにも頼りなげであった。
部長はその震える胸の形をなぞるように棒で円を書く。

「この通り左胸より右胸が微妙に大きい。これは右利きの彼女が自分で胸を揉んでいたからと思われます」
 誰もがそんなわけ無いと思う珍説を部長が言う。なんとも言えない空気が部室を覆う。
無視を決め込んでいるのか佳子は相変わらずの無表情だ。

棒は下へ謎るように動き臍へと到達する。
「臍の形は顔や体型に続く女性の裸を表現する上で大切の部分です。
人によって形も全く違う。彼女の場合は縦臍と呼ばれる美しい臍です。手を抜くこと無くこの臍の形は書くように」

臍から下半身に。棒の先が下の毛に潜ったところで動きは止まった
「この部分を書く必要はありませんが、このモデルの大きな特徴であることも間違いないので、
上手く誤魔化しながら表現してください」
 棒は陰毛を撫でつつ、股間の割れ目をそっとなぞる。棒の先が割れ目の間に食い込む。
「……」
 佳子は無言のまま怒りと憎しみの籠もった目で部長を睨んだ。
その目を見た部長は口の端を歪めて鼻で笑いながら「では始めてください」と作業の再開を指示した。

 カリカリカリカリ
静まり返った部室。ペンを走らす音だけが聞こえる。
この美術部は寄せ集めの生徒で構成されているとは言え、
美術に興味がある生徒しか入部できない。
 確かにエロ目的で美術の道に入った生徒も多いが、
決して美術をバカにしているわけではない
みな一度作業を始めると真剣になって絵を書いていた。

 1時間後。
佳子の表情は変わらない。視線を合わせてきた生徒を睨み返している以外は殆ど表情を変えない。
羞恥のためか体の色こそ赤く染まっているが、最初に言われたポーズも全く崩していない。
 望まない事とはいえ、一度引き受けたことは完璧にやり通す、彼女のプライドがなせる技なのか。
他の生徒だったら、体力の限界が来る一時間の壁も物ともせずに佳子は裸体ポーズを取り続けた。

(ふふ、やせ我慢しちゃって。でも、あんなことされてもまだそんな顔できるかしら)
部員は自分の書いた下書きを眺めながら次に行われる出来事を楽しみにしていた。

478:ヌードモデルに選ばれた姉 12
13/11/09 20:37:56.61 RviLYtqp
「今日はこれで終わりです。佳子には作って欲しい資料があるので後で別室まで来てください」
 佳子は終了の掛け声が聞こえると急いでバスローブを掴み素早く着た。
先ほどまで全てが晒されていた美しい裸がローブで隠れると落胆とも言える雰囲気が教室を覆う。

 部長と他3人の上級生に連れられて佳子は別室へと移動していく。
教室に残った他の3年生達は連れられていく佳子の姿を見てニヤニヤとしている。
作業が終わるとモデルは別室に連れて行かれる。これは例外なく必ず行われる作業。
 普段は特に気にしなかったこの先輩たちの謎の行動だが。
モデルが自分の姉となると、今何が行われているか隆は心配になっていた。

 10分ほど経つと部長が戻ってくる。佳子の姿はない。

「では後始末はB班がやっててください。今日はお疲れ様でした。解散」
部長の声を聞き部員たちは一斉に帰り支度を始めた。

 隆は急いで部室から出る。
別室に行き姉を探したがいない。
隆は部室に戻り、帰り支度をしている部長に声を掛けた。
「部長、姉さんがどこに行ったかしりませんか」
「もう帰ったわよ。色々とショックなことあったから家で慰めてあげてね。あと、実の姉をおかずにしたら駄目だよ」
「そ、そんなことするわけないじゃないですか」
「本当は姉の裸を隅々まで見られて嬉しいくせに。顔に書いてあるわよ。ははっ。じゃーねー」
 上機嫌な部長は笑いながら部室から出て行った。
隆は誰もいなくなった部室で一人立ちすくんだ。

――俺が姉の裸が見られて喜んでいる? いや、そんなことは無い。実の姉があんな目にあって喜ぶはずがない。無いんだ……



--------------------------------



 隆は急いで家に帰った。
玄関を開けると佳子の靴があり、彼はほっとした表情を見せる。
「姉さん、帰っていたんだ」
 あんな姿を見てしまった直後にどう接すればいいのか分からなかったが、
隆は姉の無事な姿が見たくて居間へと移動した。

 居間には佳子がなにか難しい顔をして座っていた。
佳子は隆の姿を見るとすかさず立ち上がり弟の前に立つ。
そして怨みを篭った目で、
「あのことしっていたの?」と言った。

「?」
 隆には何のことだかわからない。
姉は本気で怒っている。何のことだかわからないが姉を慰めるつもりで、
「気にするなよ。もう終わったことだろ」と言ってしまう。

「やはり、しっていたのね。なぜ教えてくれなかったよ。
あんな事されるんだったら絶対引き受けなかったわよ。あんたなんて大嫌い。出て行って」
 佳子は弟の返事を聞くと突然周りの物を投げつけた。
目には涙。泣きながら次々と物を投げる。
隆は急いで扉を閉め姉のもとから去った。

――姉さん。一体何があったんだよ。

 あの感じでは当分は口も聞いてくれないだろう
仮に機嫌が治ったとしても何があったか聞ける日は永遠に来ない。
そんな気がした。

479:ヌードモデルに選ばれた姉 13
13/11/09 20:41:03.55 RviLYtqp
2日目 放課後

 ヌードモデルの約束は2日間。
2日間で概ねの形にして後は記憶力で最後の仕上げをやる。
それがこのヌード画の製作方針だった。

 今日も美術室は満席で欠席者は無し。
集まった部員たちはいつになく明るい。
それもそのはず、これまで数多くの生徒をヌードモデルにしてきたが佳子みたいなモデルはいなかった、
 ただ裸が美しいだけではない。何かを特別なものを持つモデル。
それが何なのかは分からないが、あの裸を書ける喜びは誰もが感じるものだった。
皆上機嫌で昨日の感想を話し合っていた。

「しかし、いいモデルだったな。この絵を見ろよ。もうここまで出来たぜ」
「妙に書きやすい裸をしているんだよな。あの体はヌードモデルをやるために生まれてきたんじゃね」
「俺は裸より吸い込まれるようなあの目付きがいいな。自分の裸を見たものを呪い殺そうとするような怨みが篭った目だ」
「あんな美人に睨まれたら余計に興奮するよな。だってスゲー睨んでいるくせにあそこは丸出しなんだぜ」
「俺の位置からだとあそこがモロに見えていたけどあんなのが名器というんだろうなぁ。あの部分だけドアップで書きたい気分だったよ」
「やだー、田中先輩のエッチ」

 隆は仲間たちの会話に入ることもなく自分の書きかけの絵を見ていた。
ほぽ真っ白な絵。殆ど進んでいない。
 書かなくてはいけないと分かっているんだが、
やはり皆と同じように書くことは出来なかった。

480:ヌードモデルに選ばれた姉 14
13/11/09 20:42:37.82 RviLYtqp
 ガラガラガラ。部室の扉が開く。
佳子がやってくる。相変わらずスラっとした体型。女らしい歩き方
見た目は昨日と何も変わらないが、なにか雰囲気が違う。

やってきた佳子を見た部長は、
「やっと来たわね。じゃ別室に行って素早くバスローブに着替えて」と命令調で話す。

「わかっているわよ」
部長が命令すると佳子は軽くイラっとした表情を出す。

「へぇー。私にそんな態度をとっていいのかな。わかっているでしょうね」
 部長の意味深な言葉言う。すると佳子の顔色が変わる。
佳子は急いで別室に入り、1分も経たないうちにバスローブ姿になり部屋から出てくる。

「着替え、終わりました」
 部長の前に直立不動で立つ佳子。
少し動いただけで着崩れるヒモのないバスローブ。
昨日は必死に合わせ部を抑えていたが今回は直立不動しているので前が丸見えだった。

 上級生を除く他の部員がざわめく。
昨日だったら、バスローブ姿にさせられただけで怒り心頭で今にも喧嘩が始まりそうだったが、
今の彼女はヒモがなく、前がはだけたバスローブ姿をまるで隠さず、
部長の前に立ち次の命令を待っている。
その姿はまるで親に怒られるのが嫌な子供のような態度だった。

「着替えたわね。次は何するかわかっているでしょう。昨日と同じなんだから言われなくても自分から裸になってポーズを取る」
「……」
 佳子は無言のまま素早くバスローブを取り裸になった。
あの女の全てが見える恥ずかしいポーズを素早く取る。
 やはり昨日とは違う。
裸を見せる抵抗感より、部長に対する恐怖心が勝っているような佳子の姿だった

胸や股間も露わになっている佳子を姿を見て部長は満足そうに頷く。
「ようやく自分の立場がわかったようね。あなたはもう裸を見せながら生きていくしか無い女なの。
どんな場合でも、すぐ裸になれるように心がけなさい。
常に体を開く気持ちを持つことが大事。わかったわね」
佳子は悔しそうな表情を見せながら「はい」と答えた。

――姉ちゃん、本当にどうしてしまったんだ。部長との間に何があったんだよ。

 朝、挨拶した時は普段通りとまでは行かなかったが、
いつもに近い状態まで戻っていた。
それなのに部長を前にしたとたんこの変わり様。
――やはり何かある。
 なにかあったとすればやはり昨日の別室の件。
そこで姉を縛り付ける何かが行われたんだと隆は確信した。

481:ヌードモデルに選ばれた姉 15
13/11/09 20:44:44.15 RviLYtqp
一週間後。部室

「隆。先週の絵はまるで駄目だ。もっとしっかりしろ」
 副部長が珍しく怒っていた。
白鳥部長とは違いこの副部長は体育会系のカラッとした性格で
隆も話しやすい先輩であったが今回の絵の出来の悪さに相当怒っているようだった。

「すみません」
「自分の姉だからって手を抜いて書いたわけではないだろうな。こんな出来ではとても発表できない」
「いえ、そんなことは」
 隆は決して手を抜いたつもりはなかったが、
気が乗らなかったのもまた事実だった。

「まったく、この写真をやるからもう一度書き直せ」
 渡されたのは一枚の写真。
それは隆にとって愛すべき姉の全裸写真。
 写真の姉は全裸でありながらなぜか直立不動のポーズを取っている。
どう見てもモデル中に撮られた写真には見えなかった。

「先輩、これは何ですか」
「これか? これは学校に提出するモデルの身体資料の一部だ。
もちろん誰でもアクセスできるデータではないが3年の美術部員なら自由に取り出せるぞ」
「こんなもんが学校のサーバーに……」
「他にも色々な写真があるから見たければ早く3年になって偉くなることだな。
部長になれば高レベルアクセス権がもらえるからもっと凄い画像も見放題だぞ」

「部長…… 高レベルアクセス権……」
 隆は姉の裸、いや、今まで選ばれた全モデルの全裸画像が存在する事実にショックを受けていた。
しかも裸体写真だけではないもっと凄いものがある言葉も気になるが、
1年の平部員である彼には資料の存在を確認することすら出来なかった。

----------------------

エピローグ

 隆は自室で副部長が話していたことを考えていた。
副部長いわく部長になれば、高レベルのアクセス権がもらえる言う。
高レベルとなればあの日に撮られたと思われる資料の内容もわかるし、
姉の画像データを学校サーバー内から消去することが出来るかもしれない。

――そうだ。これ以上、姉を苦しめないためにも僕が部長になり姉の画像を消去する。
そして、このふざけたヌードモデルのシステムを廃止してやる。

 隆は先ほど貰った姉の全裸写真を取り出す。
写真をパソコンに取り込み、姉の裸をディスプレイに表示させる。
パソコンの拡大機能を駆使し、体のライン、ほくろの位置、胸の形から太ももの特徴まで、
徹底的に姉の裸体の秘密を暴いていった。
 そしてそのデータを元に書きかけた姉のヌード画を修正していく。
部室でいやいや書いていた絵ではない。
本物の絵。世間に通じるヌード絵画を生み出す決意のもとで。

――まずは、この絵で全国を目指す。そしてそれを足がかりに部長の道を目指すんだ

 ここまでなんの目的も持たず生きていた隆が初めて決めた目標。
手が届くかはわからない。
それでも愛すべき家族のためにその目標へ進む決意をし、
弟は姉のヌードを書き続ける。

[終]

482:名無しさん@ピンキー
13/11/09 20:54:45.38 RviLYtqp
書いても書いても終わらないので強引に区切り。
予想以上に長くなりすみませんでした。

ヌードモデルのテーマは大好きです。
ただし読むのが大好きなのであって自分で書くとなるとまた別問題。
同じテーマを書いても自分だとやはりこういうノリにしかならず。困ったものです

483:名無しさん@ピンキー
13/11/09 20:57:19.38 B0Mn9k3p
GJ
やや暗いノリだが好きです

484:名無しさん@ピンキー
13/11/10 14:22:17.23 4hQqKJXA
GJです
とても良かった

485:名無しさん@ピンキー
13/11/10 15:50:48.63 cRT2DEHU
素晴らしい

486:名無しさん@ピンキー
13/11/11 19:39:34.61 Pz3piop8
次の展開が気になる
[終]なんて言わずに続き(屮゚ー゚)屮 カモーン.

487:名無しさん@ピンキー
13/11/11 19:47:48.59 WJrVLoVl
多数決で決めるなら部長を剥く事も可能だって事だよな…?

488:名無しさん@ピンキー
13/11/11 20:51:26.07 KEF2XBjB
GJ
タイミングも良かった
作品投下されねぇなあと思ってたとこにナイスです

489:名無しさん@ピンキー
13/11/11 21:46:53.36 Ca57rvCA
「部長、画力向上のためには月一回では足りません」
「しかし、学校側との取り決めで・・・」
「大丈夫です。部員をモデルにするぶんには部内だけの話ですみます!」
「他の部員を納得させるためにまずは部長にモデルを努めていただきたく」

490:名無しさん@ピンキー
13/11/11 23:35:34.44 Pz3piop8
そう予想させておいてなぜか弟が選ばれる誰得展開が

ないな

491:名無しさん@ピンキー
13/11/12 06:31:07.83 oerZdnEW
>>489
「そうね。誰か私以上の絵が描けるって言うなら考えてもいいわ」
「例えば次のコンクールで私よりも上に入賞するとか……ね。フフ」

って感じ?

492:名無しさん@ピンキー
13/11/12 11:36:09.49 q4bX1aiU
最後の写真が保存されちゃっている設定がグっと来た。

493:名無しさん@ピンキー
13/11/12 23:00:53.90 44wRMQWB
すばらしい。全裸写真を撮られるところと、1,2年生徒がモデルになるストーリーも希望します。

494:名無しさん@ピンキー
13/11/13 18:42:03.89 6m3KeNn+
感想ありがと。
いつもならカットする余計なプロローグやクドイ描写も全て入れた、
長くて回りくどい趣味の一品を読んでくれて感謝しています。

今回のヌードモデル指名の設定は結構気に入っているので、
続きなり別話なり、何か書ければまた投下したいなとは思っていますがさて。
のんびりと待っていてください。

495:名無しさん@ピンキー
13/11/15 00:24:08.67 wNI3+dGw
写真の使い道の話が読めれば俺幸せ

496:名無しさん@ピンキー
13/11/15 02:24:13.65 ryJPDPOs
URLリンク(morikinoko.com)
こんなSSを見つけた

497:名無しさん@ピンキー
13/11/15 11:33:08.37 6IuYOtr1
まどかが露出狂になるssもvipにあったと思うんだがタイトルがわからん

498:名無しさん@ピンキー
13/11/17 17:38:56.98 rJFSjRX2
>>497
もっと思い出せ

499:名無しさん@ピンキー
13/11/20 18:03:18.19 UCryIXh9
ヌードモデルの話もっと見たいな

500:名無しさん@ピンキー
13/11/22 14:01:10.15 DLy73N7j
>>497
まどか「私、変になっちゃったのかな?」
これかな?

501:名無しさん@ピンキー
13/11/23 22:54:21.93 EddOjVQK
ヌードモデルの話は女同士の対立設定と強気な裸でも姿勢を崩さないところが良かった

続編か外伝でも期待
姉側がなんらかの手段で部長を……とかは無理かなw

502:名無しさん@ピンキー
13/11/30 18:53:51.93 +3JSz1Ut
夏のイメージに合った露出話と言うのは結構思いつくけど
冬と露出と言うのは微妙に合わないような。

外は吹雪。ボロビルの一室で行われるヌード撮影会。
雪の降る中。学校の保健室で全裸検査

うん。読んでいる方が寒い

503:名無しさん@ピンキー
13/11/30 19:07:23.82 8btClvyt
全裸乾布摩擦

504:名無しさん@ピンキー
13/11/30 19:44:20.87 ygEpQvOL
冬の方が全裸コートは捗るがな

505:名無しさん@ピンキー
13/11/30 20:22:35.45 L0HXHNdi
>>503
sそれは賛否わかれるぞ

506:名無しさん@ピンキー
13/12/01 02:16:42.38 Z+xYFAzB
冬だからこそ薄着したいって暖房効いた部屋の中で…。
と思ったがこれじゃ露出じゃなくてただの全裸だな

507:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:34:07.56 ff7lrDhE
冬の露出ということで、導入部みたいなのをひとつ。
こういうシチュエーションも良いかなあと思ったので。
あんま冬関係ないかもですが。

508:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:35:22.16 ff7lrDhE
「ちょ、ちょっと!聞いてないわよ!あんた、何考えてんのよー」
「い、いや。人も少なくて景色も良い広い温泉があるって聞いてたんだけどさ、
まさか混浴だったなんて思いもしなくてよ」
慌てた様子で釈明してくる隆一。
「まぁまぁ、良いじゃねえか。ここまで来ちまったもんは仕方なし。沙希だって
ここまで来てそのまま帰るなんて言い出したりはしないだろ?」
な、何がまぁまぁよ。
子供の頃ならまだしも、この歳にもなって混浴のお風呂になんか入れるかってのよー!
「なに無茶なこと言ってんのよーっ」
確かにここに来るまでかなりの時間をかけて来ている。
せっかくの休みに時間を使ってきたのだ、帰ると言い出す気力は無い。
「別に、混浴ったって他に人が入ってるかどうかも分かんないんだしよ。もしかしたら、
女しか入ってないかもしれねえじゃん?」
むっ。
「隆一。まさかあんた、それが目的でここを選んだんじゃないでしょうね?」
「ち、違うって。俺はホントに知らなかったんだってば」
どうだか。
隆一って、ぬけてるように見えて結構悪知恵働くからなぁ。
「な、良いだろ?な?」
「あ~~、もう。分かったわよ。とりあえず、脱衣所までよ?男の人でいっぱいだったりしたら、
絶対に入んないんだからね」
「うんうん。やっぱお前は良い奴だよ沙希。沙希が彼女でホントに良かったわ~」
「ほんっと調子良いんだから……」

509:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:36:15.61 ff7lrDhE
「ふーん……。脱衣所はあんまり広くないのね」
脱衣所はお世辞にも綺麗とは言えなかった。
随分と昔から使われているのかも知れない。
「さて、誰か入ってんのかね、と」
隆一が浴場への戸を開く。
「わ……」
すごい。
浴場は、脱衣所とは異なりとても広く、上には星が見渡せる。
少し肌寒い初冬の空気も気にならないほど、美しい景色だった。
「ここ、露天風呂だったんだ……」
浴場のところどころに電灯が立っており、転んで怪我をしたりしない程度に浴場を照らしている。
周りは木の柵で囲まれており、柵の隙間からはふもとの街の明かりが見えてとても風情がある。
「ちょっと高いところにあるって聞いてたけど、これはすげえな。趣があるっつーか」
浴場の広さに反して、風呂そのものはそこまで広くないようだ。
広い浴場の一番端に風呂が設置してある。
「こんないい湯に浸からないってのはないだろ。入ろうぜ沙希」
「そ、そうね……。確かに、こんな綺麗なところ、入らないのはもったいないかも……」
「浴場を見てみろって。別に誰か居る感じじゃねえだろ?ここ、山の上にある温泉で知名度も低いらしく人も少ねぇって話なんだ」
「……分かった。あたしだって帰るのは嫌だもん。入りますっ」

510:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:37:10.63 ff7lrDhE
脱衣所を出てすぐに設置されているシャワーで体を洗い、風呂へと歩いていく。
さすがに、一応タオルは巻いてくけどね……。
でも、ホントに静かだな。これ、あたし達の貸切なのかも。
少し暗いのに気をつけて、お湯に脚をつけてみる。
「~~~~」
き、気持ちいい……。
なんやかんやと文句はつけたけど、温泉はやっぱり気持ち良い。
「ふああ……やっぱ、来てよかったかも」
「……えっ?」
「うわっ」
と、突然風呂の少し向こう側で二人の男の人の声が聞こえた。
え!?え!?
顔を上げて見てみると、確かにそこには若い男の人二人が湯に浸かっていた。
「び、びっくりした……」
そのうちの一人が、驚いた目でこっちを見ている。
ちょ、え、うそ……!
お、男の人……。
急なできごとに、慌てて頭が働かない。
「あ、こんばんは。もしかして、そちらも旅行ですか?」
ちょっ、隆一、何いきなり話しかけてんのよっ。
「あ……いや。俺達は地元の人間です。普段、この時期のこの時間に人なんてあんまり来ませんから、びっくりして。
しかも、その……女の子もなんて。ここ、普段は女の子なんて全く来ませんから」
隣の男もコクコクとうなづいている。
「そうなんですか。俺達は、たまたま知り合いからこの温泉の話を聞いて。
まぁこの時期なら混んでもないだろうってんで来てみたんです」
「そうなんですか。……だったら、俺達はもう上がりましょうか?別に、いつだって来れるんで。誠一もそれでいいか?」
「亮平がそういうなら俺もそれでいいよ」
……わあ。なんかすごい紳士的な人たちだなぁ。
こういうことができる人って、なんかカッコいい。
そんな事を考えていると、ふと自分の格好が思い出された。
思わずギュッと体を腕で覆う。
「いや、せっかくですし一緒に入りましょうよ。歳も近そうだし、ここであったのも何かの縁じゃないですか」
け、隆一!?あんた、また何言ってんのよー!
「そ、そうですか?いやでも……」
チラとこちらに視線を向けられる。
一瞬パチと目が合ったが、慌てて逸らされた。
「いやいや、俺達が後から入ってきたのに、追い出すような真似はできません」
「そ、そうですか?まぁ、そちらがそういうなら、俺達は構いませんけど」

511:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:38:08.19 ff7lrDhE
結局、一緒に入ることになってしまった。
「へぇ~、沙希ちゃんは看護士になるんだ」
「いいね、こんな美人な看護士さんなら看護される方も大喜びだ」
ハハッと亮平が笑う。
良い人たちだな……。
最初はとにかく恥ずかし過ぎて話しどころではなかったが、隆一・亮平君・誠一君が
話しているうちに、少しずつ話に混じっていけるようになった。
二人とも、同じ大学4年生で、ここには部活の疲れを癒しにちょこちょこ来るらしい。
「隆一も、二人みたいに紳士的だったらなぁ~」
「お前が大和撫子みたいになってから言えってんだ」
「悪かったわねっ」
今は温泉の隅に固まって浸かっている。
左に隆一、正面に誠一君、右に亮平君がいる。
なんか、慣れてきちゃったな。
段々と恥ずかしさも抜け始める。
それに正直なところ、こんな風に男三人に囲まれて話していると、ちょっとした逆ハーレムみたいで気分が良くなってきてしまう。
と、そこに隆一が肩をとんとんと叩き、こっそり耳打ちしてくる。
「なぁ。あのさ、ちょっとだけ、巻いてるバスタオル下げてみてくれないか」
え、ええ?
「ちょっと、何言ってんのよ隆一。そんなこと……」
「お願い!ちょっとだけ、な!このとおり!」
「何でよっ!?そんなの、恥ずかしすぎるでしょっ」
「ほんのちょっとだけ!彼女のスタイルを、ちょっとだけ自慢したいんだよ。なっ?」
耳元でぼそぼそと、しかし必死にお願いしてくる隆一。
たまーに隆一って変なこと言い出すのよね。
でも、まぁ確かにこんな良い温泉に連れてきてもらったわけだし、ちょっとしたお姫様気分も味わえてるわけだし。
「……仕方ないわね。ほんの少しよ?」
……嬉しそうに頷いちゃってもう。
「ん、どうかしたの?」
二人で話していた亮平君と誠一君が話しかけてくる。
「う、ううん。何でもないよ!」
「そ?なら良いんだ。でさ、あの連携のことなんだけど……」
二人はまた部活の話に戻る。
あ、危ない。
こんな話聞かれたら、大変だよ。
二人が完全にこっちを向いていないのを確認して、少しタオルを下げる。
「おお……」
隆一がため息をもらす。
自分で言うのもなんだが、自分はけっこう胸が大きいので、少しタオルを下げただけでもかなり胸の谷間が露出してしまう。
「これでいいんでしょ。まったく、ホント何考えてんのか分かんないんだから」

512:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:39:16.25 ff7lrDhE
また四人で話し始めてしばらく経つが、さっきから、亮平君と誠一君の視線が気になる。
別にじっと見たり、何か話題的に触れてくるわけではないが、チラりチラりとあたしの胸元を見ている気がする。
で、こちらと目があるとすぐにさっと反らしてしまう。
やっぱり、気になるのかな……。
そう思うと、恥ずかしいけど、少し嬉しくも感じる。
こんな紳士な二人が、あたしの胸元が気になってチラチラと見ていると思うと、なんとなく変な自信を持ってしまう。
それに、そう考えると二人が急に可愛く見えてくる。
と、またも隆一がボソボソと耳打ちをしてくる。
「な……沙希。あのさ、もうちょっとだけ、ダメか?」
「え、ええー……」
こ、これよりもまだ……?
それは、さすがに恥ずかしいかも。
っていうか、隆一の目的は一体何なんだろうか。
「これ以上は、やばいよ。っていうか、あんたはなんでそんなあたしに露出させようと必死なのよっ」
二人に気づかれないようにボソボソと耳打ちを返す。
「そ、それは……」
妙に言いづらそうな隆一。
いつもがやたらとグイグイくるタイプなだけに、余計に珍しい。
もう……何なのよ。
と、ふと左手がたまたま隆一のアレに触れてしまう。
「わっ、ご、ごめん。近づき過ぎちゃって…………え?」
「…………」
左手に触れたモノは、想像をはるかに超えて立派に大きくなっていた。
「……隆一?」
「…………」
なんとも言えない表情で目線を逸らしている隆一。
チラと誠一君達を確認する。
ちょうど話が熱くなっているのか、こちらにはさほど意識が向いていないようだ。
「ねぇ……もしかして、興奮してるの?」
「あ、いや……」
さっきまでの隆一と打って変わって、少し慌てた様子を見せている。

513:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:40:27.81 ff7lrDhE
……話には少し聞いたことがある。
男の人の中には、自分の彼女や奥さんの裸を人に見せることで興奮する人が居るって話。
まさか隆一が……という思いはあるものの、さっきまでの行動や急に誘われた温泉など、何となく話の筋は通るような気がする。
「ねえ、隆一。正直に教えて?…………あたしがあの二人に見られて、興奮してるの?」
「………………」
長い間をおいて、頷きで返事を返す隆一。
まさか隆一にそんな変な趣味があったなんて。
これ、場合によってはその場でビンタされてもおかしくない場面じゃない?
……だから、隆一も急にしおらしくなったのだろうか。
これ以上、さらに、タオルを下ろす……?
…………。
「?どうしたの二人とも、急に黙っちゃって。のぼせてきちゃった?」
急に声を潜めたこちらが気になったのか、誠一君が声をかけてくる。
「あ、ううん?大丈夫。ちょっと、ぼーっとしてただけ」
「そう?もしのぼせそうになったら、無理しちゃ―っ!?、だめ、だよ?」
一瞬目を見開いた後、バッと逸らす誠一君。
「―――」
うわ。
うわっうわっうわーーっ。
見られてた、すっごい見られてた!
誠一君がこちらに目線を向けてきた瞬間、体勢を直すフリをしてタオルをさらにほんの少し下げてみた。
誠一君、顔をまっ赤にして目背けて……。
は、恥ずかしいー……。
…………でも、なんだろうこの感じ。
カッコいい二人があたしの格好ひとつであたふたしてる。
ドキドキする。
こんな感覚、あんまり今まで感じたことない。
「さ、沙希……」
となりではぁはぁと荒い息をつく隆一。
「の、望みどおりやってやったわよ?こ、興奮した……?」
「ごくっ。あ、ああ……正直、やばい」
「…………」
ムズムズする。
何なんだろうこの感覚は。
他の男に自分で肌を見せるなんて、普通の彼氏になら叱られてもおかしくはない。
なのに、隆一はそれを許すどころか、自分から勧め興奮している。
あたしはイケナイ事をしているのに、それが褒められ喜ばれる。
自分の行動ひとつで、あの強気な隆一が、紳士な二人が、興奮したり慌てたり……。
…………これ、ちょっと、やばいかも。
自分の中に、背徳的な興奮が湧き上がってくるのを感じた。

514:名無しさん@ピンキー
13/12/01 19:46:59.87 ff7lrDhE
以上です。
この後は理性がどんどんかき消されてくる紳士二人と、彼女を見せつけたいのに見られたくない葛藤で興奮する隆一と、
彼氏の目の前で露出する興奮に目覚め始める沙希……みたいな感じになるのかなと思いました。

515:名無しさん@ピンキー
13/12/01 20:11:57.69 6p3eirDa
その温泉どこ?
俺も行きたいんだけど!

516:名無しさん@ピンキー
13/12/02 11:20:05.67 wa1BL2xr
乙。
酷い彼氏だけどこれはこれでお似合いのカップルなんでしょうね。
一番得をしたのは偶然出くわした紳士な二人なのもまた間違いなさそう。

517:名無しさん@ピンキー
13/12/04 15:35:12.54 Y4vRDAxj
>>514
大変だろうけど、頑張ってつづき書いて欲しいな~

518:名無しさん@ピンキー
13/12/05 03:53:54.80 wludD4Ip
これは完成すれば超俺得になるに違いない作品
続きをwktkしながら待ってます

519:名無しさん@ピンキー
13/12/05 04:03:20.28 wludD4Ip
っていうかこういう小説(>>514みたいの)が大好物なんだけど
ネット探しても見つからない 誰か知ってたら教えてくだされ

520:名無しさん@ピンキー
13/12/12 12:07:18.13 NFqAiOwK
クリスマスプレゼントに露出プレイをお願いされるサンタ娘

521:名無しさん@ピンキー
13/12/15 15:15:36.71 IELhvAJb
作家様へ、こんな話で書いてもらえませんか?

とある高校のアングラサークル主催の野球拳大会。
観客は全校男子生徒で、主催者がバカお金持なのでテレビ並の演出が可能な会場がある。
野球拳の女の子の選別は、高校の健全ミスコン上位者の女の子対象。
1位になれなかった女の子の私怨が加勢し、イカサマでその子が勝つことが決まっている。
主人公は、おとなしく気弱な男子生徒。
犠牲者は、ミスコンベスト4の女子。私怨があるのは3位の子。
で、4位は実妹。2位が主人公の古くからの幼馴染。1位は主人公の好きな子。

見たい場面が3つ
1、私怨の子が負けて裸に。負けたくせに相手の子を無理やり脱がして辱めてしまう。
2、女の子同士の野球拳。陰険な感じではなく、相手を激励し合って対決する場面。
3、主人公が参加して勝負。途中で愛の告白を受けるが、勝って裸にしてしまう。

そんな感じのを書いてくださいお願いします。(姦通なしで)
終わり方はバッドエンドじゃなくて、参加した女の子が「またやりたいです」って
言ってくれるオチを希望します。

タイトルを考えたのですが、
今風に「なぜか俺の知り合いが野球拳で脱がされまくっている件について」
なんていうのでどうでしょう?センスなくてすみません(汗)

522:名無しさん@ピンキー
13/12/15 15:30:23.80 fu9TzX76
うん、自分で書いてみたらどう?

523:名無しさん@ピンキー
13/12/15 17:05:54.27 c7cNEEJ9
>>521
質問
1、なんで女の子たちは野球拳なんかやるの? メリットはどこにあるの?
2、なんで女の子たちは全裸になるまで野球拳しなきゃならないの? ギブアップは?
3、野球拳のイカサマってどうするつもりなの? 
4、イカサマで私怨の子が勝つ筈なのになんで負けて全裸になってるの?
5、負けたくせに相手を無理やり脱がせて辱めて、とあるがその間なんで誰も止めないの?

ふわふわしてる設定をきちんとさせれば、そのうち自分で書きたくなるんじゃないかな

524:名無しさん@ピンキー
13/12/16 04:04:07.47 oglPUCN5
>>522
>>523
返信ありがとうございます。
自分で書いてみればいいのは当然の指摘なのですが、妄想は出来ても
それを目に見える形に起こすのは難しいのです…。

質問に対しては、ほとんど考えていませんでした。私はそういったところも抜けてて
物語の構成というのは妄想だけでは出来ないのだな、と痛感しました。
考えの及ばないにしても、私なりの答えを書きますね。

1、メリットは旅行券と賞金で、それ以上は考えませんでした。
性格的に物欲で動かないキャラは他に理由が必要だと思うんですが…。
2、ギブアップについても考えてませんでした(汗)許されない空気、なんて
演出できればいいんですが…
3、イカサマ。そうですねジャンケンだと無理ですね。当然の質問だと思います。
ボタン方式で、演出上いい勝負に見せるくらいしか思いつきません。
4、勝つはずなのに負ける。ふわふわですねw
イカサマがバレてペナルティで脱がされるという感じで…
5、これは私の書き方が悪かったようです。場面としては僅かなスキを見ての犯行で
10秒にも満たないシーンを、物語の書き方で長い時間のように錯覚させ辱める技術がないので、書いてもらいたいのです。

どうも架空の世界での出来事と、現実での出来事では考えに差異があり過ぎて、
叩けば 埃ばかりといったものでしかないので恐縮します。
特に難しいのが女の子の心情ですが、冷静に分析したり頭が良いといった女の子だと
君子危うきに近寄らずが先行してしまって、違和感しか出ないんですよね…
上手い具合に騙すというのを考えるのは…難問ですね。

物書きではないので妄想しか出来ませんが、助言のように設定をきちんとさせる事で
なにか開けるかもしれないと思い至りました。
横暴なリクエスト申し訳ありませんでした。

525:名無しさん@ピンキー
13/12/20 20:19:57.37 dMzdVvNE
でもあるよねそういうこと
書きたいシーンはひとつしかないのに、そこにもってくまでの話を書くのが大変で挫折するとか
話として成立させるための、背景描写のが大変なことって多い

526:名無しさん@ピンキー
13/12/20 21:45:32.09 WFiP4BG8
>>525
だが作者によっては「過程」を考えて組み上げるのが一番好きだという人がプロにも居る

曰く、如何に上手く読者を騙す(普通に考えれば不自然極まりない流れを、当然の成り行きと誤解させる)かが重要で、
そこが最も楽しいそうだ

527:名無しさん@ピンキー
13/12/20 21:57:57.96 ZTK+/y2f
>>526
一部、過程のくみ上げが非常にうまいのに肝心のシーンでエロくない作者もいるから困る

528:名無しさん@ピンキー
13/12/21 03:27:07.91 OM5OuerJ
道中のやり終えた感で賢者モード入っちゃってる系だな

529:名無しさん@ピンキー
13/12/21 11:34:09.64 fyT1ssx9
長く書くエネルギーが足りないんだったら、
時系列で描かずに、いきなりクライマックスで
ヒロイン大ピンチ、から書いて、
モノローグでちょっとずつ
状況とゲームの設定書いて行けば?

女の子の見た目描写が大事なら、主人公男子の視点だろうけど、
羞恥プレイがポイントなら、女の子視点で展開した方がいいかも。

なぜか…ってところの理由が落ちになるといいのかな。
となると、なんで野球拳に励ましあってまでがんばるのか、
その理由が、エンディングのカタルシスを導く理由であってほしいですよね。

プラカード方式限定じゃんけんの野球拳なら、
初めからパーがない、とかいかさまできるよ。

530:名無しさん@ピンキー
13/12/21 12:45:30.21 Bx5Kbf8c
>>529
カイジだなw

映画と言えば、「グリーンマイル」とか「スタンドバイミー」の原作者の小説
「The Lonwalk」という話がある

うろ覚えだが、16~25才の男性から無作為に一定人数を招集
時速4マイルでひたすら国道を歩かせて、理由を問わず速度を維持できなくなった参加者は全て射殺
最後の一人になるまで無休、不眠で延々歩かせる競技の話がある
もちろん小便も食事も歩きながら、大きい方は特定のルールを守ればおk

これがR指定どころか国を挙げてのイベントで完全生中継が大人気という設定
しかも舞台は近未来の米国なんだが、なぜLongwalkが誕生したかとか、何故に人気だとか各種団体から非難は無いのかとか、
そういうのは完全スルーで登場人物達もwktkしながら集まってやる気満々で参加するという不思議設定から始まって終わるw


つまり創作においては重要なのは話の中身であって初期設定ではないということ
限度はあるだろうが「こーゆー世界なんです」で押し切っても全然構わないと思う

531:名無しさん@ピンキー
13/12/21 17:58:49.76 ejh70GyU
『バトルランナー』とか『デスレース2000』とか『バトルロワイヤル』とか

個人レベルでやったら変な事でも、
国家レベルになっちゃうとなんか良くわからんけど受け入れられてしまう
(当事者にならない限り)

532:名無しさん@ピンキー
13/12/21 23:40:02.75 fyT1ssx9
ヒロインが4人いるなら、
(1)実は露出願望がある。
(2)一種のツンデレ、絶対やだ、と言いながら露出したら快感。
(3)減るもんじゃなし、脱ぐぐらいどーってことはないよという態度だけど
 本当に脱ぐときがきたら赤面逃亡きゃーきゃーぎゃーぎゃー恥ずかしがる
(4)嫌がっていて、ほんとに恥ずかしい。

 というようなのが対戦する…
一人称キャラが好意を持ってるのが(1)か(2)なら、
「露出」こそ大義、露出万歳、目覚めることができてよかったねENDとか。
一人称キャラに告ってくるのが(3)なら、
最後にどんでん返しで、「お前にだけなら、いくらでも」ENDとか。

ほんとに恥ずかしいのは一人だけで、
残りは実は露出大好きで、結託してわなにはめて、
恥ずかしかった一人も目覚めて万々歳…とか。

 花道みたいなランウェイみたいなのを、その段階の脱いだ格好で
観衆にじっくりみてもらえるようにウォークしてから
じゃんけん、とか。
 と、すると、下着も一見エロくなさそうで
実はエロいのを仕込んでくる奴とか。
 バイブ入れてる奴とか。
 負けたら最初にぱんつ脱ぐ奴とか。
 ワンピの襟口から、すーっと抜いてしまえるつなぎの下着で、
1つ脱いだら次は全裸ワンピソックスのみとか。

 会場外でも巨大スクリーンでパブリックビューイングとか。

533:名無しさん@ピンキー
13/12/22 10:00:23.75 Sf3cbnLj
みやすのんきが書きそうな話ね

歳がバレるw

534:名無しさん@ピンキー
13/12/22 10:02:55.89 YiIyuh10
みやすのんきだとギャグにしかならないイメージ(良し悪しはともかくとして)

と30なりたてが言ってみる

535:名無しさん@ピンキー
13/12/22 10:08:13.05 DhdXhLnr
面白そうなポイントもあるけど、先ず動機付けが難しいな

どう見ても普通の女の子が生脱衣を同じ学校の男全員に見られ、
匿名性ゼロどころか学校名まで晒された状態で全世界ライブ配信
それを承知した上で出場する覚悟を決めるだけの理由か……

536:名無しさん@ピンキー
13/12/22 10:10:53.64 VlO66lii
高校野球ならぬ高校野球拳?

537:名無しさん@ピンキー
13/12/22 10:19:14.56 DhdXhLnr
つかID変更の自演じゃなけりゃ結構人が隠れてるよな、このスレ

538:名無しさん@ピンキー
13/12/22 10:32:12.28 gS6bDtRg
野球拳道部の女子主将、塗木間来瑠子は悩んでいた。
先輩が引退して、部員が団体戦エントリーに必要な
5人未満になってしまったからだ。
いやぶっちゃけ女子は主将の来瑠子ひとりぼっちだった…
なんとか、新入部員を、学年を問わず入部させなければ。
そうだ。学園祭でイベントをひらけば…

 とか?

ユースト配信とニコ生配信で、アイドルになれる!とか?

539:名無しさん@ピンキー
13/12/22 10:55:39.09 BQMTJ8Rd
「おんせん部!」かよw

540:名無しさん@ピンキー
13/12/22 19:27:19.87 vMSZlNKW
冬の風物詩、全国女子野球拳道高校選手権大会が、
京都市東山区の清水寺の舞台で行われました…



 ちょっと寒すぎるか。


今年も、日本全国から女子高生が集まって競う
野球拳の最高峰、九段下から見上げる北の丸公園の
大きな玉ねぎの下、女子高生ならだれもが憧れる
日本武道館で女子野球拳道高校選手権が行われます。

 …ペンフレンドにチケット送っても振られそうだな。


 やっぱさいたまアリーナかな。
 それとも北富士演習場。

541:名無しさん@ピンキー
13/12/22 20:55:01.54 DH04iwTm
前回のあらすじ
弟が不良女に虐められていることをしったヒロインはイジメは止めるように頼んだ。
不良女はイジメではやめる代わりにとんでもない条件を言い出す。
それは女なら誰もが嫌がるあの女子野球拳道高校選手権にヒロインが出場することだった


--------------
その言葉を聞いたヒロインは無意識のうちに手で胸を隠し、不良女を睨みつけた。
「そ、そんなことしてアンタになんの得があるのよ」

顔を真っ赤にし怒るヒロインの顔を見ながら不良女は、
「そんなこと決まっているじゃない。あの大会の学校代表メンバーはいつも候補者不足で困っているし、
もし私が候補者を探してくれば学校へのポイントが稼げるというものよ。
出席日数も足りなかったし丁度いいわ」
と、涼しい顔で言う。

「あんたはいいだろうけど、私はどうなるのよ」
「もちろん貴方にもメリットは有るわよ。弟のイジメは無くなる。
もし代表チームが勝てば学校の知名度も上がり教師たちも喜ぶ。誰も損はしないわ」

「勝てばいいなんてそんな簡単に言わないで。負けたら裸なのよ……」
あの大会はヒロインも見たことがある。
負けた女子生徒が羞恥にまみれながら裸になるシーンも何度と無く見てきた。
一瞬自分が大量の観客とカメラの前で肌を晒すシーンを思い浮かべて
ヒロインは寒気を感じた

「お姉ちゃん、助けて」
か細い声で助けを求める弟
その姿を見たヒロインは1つ深呼吸をし言った。
-------------------------------

うん、自分が書いても原案木っ端微塵にしかならないですね。
この先の話は弟と不良はグルで姉をハメたとか言う例によって胸糞悪い展開しか思いつきません
だめだめー

542:名無しさん@ピンキー
13/12/23 07:39:09.73 lYCVT02f
姉が露出の悦びに目ざめたらhappy end。


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