12/10/12 23:25:03.74 +cRHoF4w
こうですか?
「っ……太一、太一、太一…………っ!」
「ひゃ…………ッ。く、あ、この……!誰がやりやがった!?」
『オレ、いまゲーム中だよ。稲葉っちゃん』
『あ、あたしもやってないわよ!?』
「太一…………お前か?」
『妹の宿題を見てやるという兄として重大な仕事中に、そんなことするわけがないだろ?』
「聞いたアタシがバカだったよ。あとお前は明日、アタシの個人授業を受けてもらうぞ。拒否権はない」
『伊織……』
「…………ッ」
『っ……あ……』
「……………………!」
『…………い、伊織』
「太一、太一、……ッ……!」
『や、やめろ……伊織…………シーツがっ』
「うう…………どうして」
『い、ゃ…………め』
「なんで。こんなに切ないのに。何回やっても、全然……イけないよぉ……」
『もう…………ダ、め……ッ!?』
「はっ……はっ……あ、アタシも……もうっ!」
「ッ!?」
「お兄ちゃん、どうしたの」
「い、稲葉!………って、だ、大丈夫か?」
『どうしよぉ……たいちーぃ……』
「……まさか」
『唯と青木からも……さっきから何回も着信がぁ…………』