[レイプ]鬼畜陵辱[スカトロ]第15章at EROPARO
[レイプ]鬼畜陵辱[スカトロ]第15章 - 暇つぶし2ch350:姉の思い出    11/11
13/07/27 12:59:53.75 FqLLOjiH
  
  
それから、二週間の後。
咲子はついに、家に帰ってくる事がなくなった。
彼女の通っていた中学校によれば、保護者申請による転校とのことらしい。
そして弘もまた、迎えに来た義母によって別の町に連れてゆかれ、育つ事になる。
いくらぐずっても、弘が姉に引き合わされる事はなかった。

それから30余年。
弘は起業し、一代での大きな成功を収める。
けして他人の言う事を鵜呑みにせず、自らの頭で徹底的に考えるそのビジネススタイルが、
波乱の世にあって成功した要因だとされている。
後に会長職を辞するに際して、彼はそのスタイルが少年期のコンプレックスによって確立された事を明かした。
家族が消える。
昭和の中期まではよく聞かれたこの悲劇に遭いながらも、彼は逞しく生き抜いた。
そして彼は、姉もまたどこかで幸せに暮らしていることを、今でもなお、信じ続けているのだという。


                                了

351:名無しさん@ピンキー
13/07/28 13:17:17.84 P5a9ns/E


>そして彼は、姉もまたどこかで幸せに暮らしていることを、今でもなお、信じ続けているのだという。
一所懸命、儲けた金を注ぎ込んで、あらゆる手を尽くして探したけど見つけられなかったんだよね?

だよね?

…ね?

352:名無しさん@ピンキー
13/07/29 22:04:58.10 7VMZxq3i
すごい…

乙でした

353:名無しさん@ピンキー
13/08/03 09:45:01.93 wz1HoXdg
てすと

354:名無しさん@ピンキー
13/08/05 23:23:17.29 V/UJWNkk
>>350
GJ!&長編乙でした
ヒロポンとか赤い帯の都電とか昭和(戦後)の匂いがたまらん

ただ、「バタートーストがあり得ない贅沢」だった時代なのに
ついソープって使っちゃったのは凡ミスだったね
あれだけ他の時代考証がしっかりしていただけに惜しい・・・
(あの頃だとやっぱり「赤線」か?まだ「トルコ風呂」って言葉もなかったと思うし)

355:名無しさん@ピンキー
13/08/10 17:51:44.41 XEMXZ3eP
きっとソープという言葉を生み出した第一人者か、ソープって店名の店なんだよ

356:名無しさん@ピンキー
13/08/10 18:51:36.79 GV3oQzfN
レ、レディオス…               ごめん

357:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 16:41:11.39 0aUK+q7k
 レース状のカーテンが、空を舞う羽のように揺れた。
 開かれた窓から、微風が入り込んで頬を撫でる。
 正午を過ぎて陽が傾いたとはいえ、日差しは未だキツいまま。
もしかしたら、気温は午前中より高くなっているかもしれない。
 身体が汗ばんでいるせいか、着ているパジャマの生地が背中や腕に貼り付いて気持ち悪い。
 お風呂に入りたいが、入浴の時間にはまだ早いので我慢するしかなかった。

 不快感に嘆息しつつ、繭澄愛依(まゆすみ めい)は四十五度の位置まで起こされたリクライニングベッドに背中を預けていた。
 開かれた窓から空を見上げる。
アルミサッシの狭い枠から見える空は、見渡す限りの淡色が広がっていた。
 広大な淡色のキャンバスには、エアブラシで噴きかけたような白綿が、うっすらと描かれている。
 見事なまでの快晴。時折聞こえるノイズのような蝉の鳴き声が、知りたくもないのに季節を教えてくれる。

 幼い頃は毎年夏が来るのを楽しみにしていたが、十五歳になった今は、灼熱ともいうべきこの暑さに辟易している。
歳相応に夏を満喫出来ないのであれば尚更だ。
 最後に海や夏祭りへ楽しんだのはいつ頃だろうか?
 かれこれ六年は行ってない気がする。
 もっとも、六畳ほどの狭い個室で一年以上も生活している身分では、季節のイベントなど楽しむのは不可能だ。

「お姉ちゃん……」
 ぼんやり淡色のキャンバスを眺めていた愛依は、消え入りそうな声を聞いて我に返る。
 振り向くと、妹の眞衣(まい)が、ベッドのシーツを握り締めたまま不安そうな目で愛依を見上げていた。
 そういえば―今日は面会の時に眞衣も一緒に来ると、母が言っていたのを思い出す。

「いらっしゃい。眞衣」
 今年八歳になったばかりの眞衣の頭をそっと撫でて、愛依は微笑した。
 陽光に当たって黒真珠のように輝く黒髪は、潤いをたっぷりと含んでいるせいか、手触りがいい。まるで猫の毛のように柔らかかった。
手入れを怠っているせいでパサつきが目立つ自分の髪と比べると、差は歴然だ。

「んっ……」
 頭を撫でられてくすぐったいのか、眞衣は目を細めて微笑む。
歳相応の笑顔とでもいうべき愛らしさが、表情に映っていた。
 髪の毛から香る汗の匂いが鼻孔をくすぐる。
 ドット柄のワンピースから露出する小麦色の肌が、健康的に見えた。
 対する愛依の肌は、蝋のように白く、およそ美白と呼ぶにはほど遠い。
 考えてみれば、愛依はこの夏、一度も外に出ていない。
 紫外線を浴びるのは、窓から差す陽光のみ。大半はカーテンで遮られるため、日焼けはしない。
 常人とは違う生活を送っているため、仕方なかった。
 不健康極まりない自分の肌と眞衣の肌。見比べると、自分が隔離された生活を送っている事実を思い知る。

「お姉ちゃん、大丈夫?」
 心を暗い影が覆って陰鬱な気分になっていると、眞衣がベッドのシーツに両手を置いて首を傾げる。
 穢れの見えない無垢な瞳に、愛依の顔が映り込んでいた。
 幼いながらも、自分の体調を気遣ってくれる妹の優しさが、胸に沁みた。

「大丈夫だよ。ありがとうね」
 再び、愛依は眞衣の頭を撫でる。
 歳が七つも離れているせいか、姉妹喧嘩は一度もしたことがない。寧ろ、愛依は妹を溺愛していた。
 病弱な愛依とは違い、活発で甘えん坊なところがある眞衣を、つい甘やかしてしまう。

358:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 16:42:45.26 0aUK+q7k
「こら、眞衣。うるさくしちゃダメって言ってるでしょ」
 聞き慣れた声が耳朶に触れる。
 スライド式のドアが開け放たれた入り口に、母が立っていた。手には膨らんだ半透明の袋を提げている。

「お姉ちゃん困ってるんだから離れなさい」
「むぅ……」
 ぴしゃりと叱りつける母の声を聞いて、眞衣は口を尖らせる。
 色々と反論したいのだろうが、しぶしぶといった様子で従い、ベッドから離れていった。

「お母さん。私は気にしてないから大丈夫だよ。眞衣に会えて嬉しかったし」
「愛依……眞衣が可愛いのは分かるけど、甘やかし過ぎだよ」
 ため息に伴って漏れる諌めの声に、思わず愛依は苦笑した。
 母はベッドまで歩み寄ると、膨らんだ半透明のビニール袋を床の上に置く。
 替えのパジャマや下着が入っているのだろう。いつも持ってきてもらうため、申し訳ない気持ちになる。

「お姉ちゃん」
 唐突に、眞衣がパジャマの袖を引っ張る。
「どうしたの?」
「もうすぐお誕生日だよね? 何か欲しいものある?」
 眞衣の言葉を聞いて、愛依は壁に掛けられたカレンダーを確認する。
 今日は八月十九日。愛依の誕生日は八月二十二日だ。あと三日で十六歳になる。
 一年以上も入院生活を送っているせいか、すっかり失念していた。

「うーん……」
 顎に人差し指を当てて、愛依は少し考える。欲しいものと言われても、特に思いつくものはない。
 まずお金が掛かるものは無理だ。眞衣が困ってしまう。
 そういえば、眞衣は折り紙が得意なのを思い出す。
 手作りなものであれば、お金も掛からない。なにより、心がこもっているなら愛依にとって充分なプレゼントだ。

「じゃあ……折り鶴が欲しいな」
 思考を巡らせて、辿り着いた答えを言った。
「折り鶴でいいの?」
「うん。眞衣が一生懸命折った折り鶴があれば、お姉ちゃん元気になって早く退院できるよ」
「本当!?」

 声を弾ませた眞衣が大きく身を乗り出す。
 瞳には期待の眼差しが込められており、磨き抜かれた宝玉よりも一層輝いていた。
「眞衣、はしゃいだらダメって何度言ったら分かるの? 言うこと聞かないともう連れてこないよ」
 二度目となる母の叱責に対し、眞衣は心底うるさそうに顔を顰める。邪魔をしないでと言いたげな様子だ。
「じゃあ一生懸命折るから、お誕生日楽しみにしててね!」
 喜悦に満ちた笑みを見せながら、眞衣は気持ちを昂らせている。こうも気合い十分な姿を見せられると、楽しみにせざるを得なかった。

「こんにちは」
 家族と談笑を交わしていると、白衣を身に纏った男が病室に入ってきた。
 歳の頃は二十代後半。黒い前髪を真ん中で分けた髪型に頬から顎にかけてのラインがシャープに描かれている。
 掛けられた銀縁の眼鏡が知的な印象を与えるものの、インテリにありがちな冷淡さは微塵も感じない。
 ―成海俊哉(なるみ としや)。この大学病院に籍を置く敏腕の内科医であり、愛依の担当医だ。

「せん……せい……」
「具合はどうだい? 愛依ちゃん」
 白衣のポケットに手を突っ込んだまま、成海はにこやかな笑顔のまま問う。

「は、はい……お陰様で……」
 成海から視線を逸らすようにして、愛依は俯く。
 身体が震えている。先程までは汗ばむほど暑かったはずなのに、成海の顔を見てから悪寒が止まらない。
 上下の歯が震えてぶつかり合い、ゼンマイで稼働する人形のような音を奏でている。
 喉から絞り出した声も、心なしか上ずっていた。

359:名無しさん@ピンキー
13/08/15 16:46:07.06 0aUK+q7k
「お姉ちゃん?」
 眞衣がきょとんとした顔で自分を見つめてくる。表情が変化しているのを気付かれてしまった。

「な、なんでもないよ……眞衣。大丈夫だから」
 震えを殺し、口を少し開けて上下の歯がぶつからないように務めながら、愛依は笑う。
 けれども、どうしてもさっきみたいに笑うことができない。
 恐らく鏡で見たら、自分の顔は引きつっているだろう。

「じゃあ、お母さんこれから仕事に行くから、先生にちゃんと診てもらうのよ」
 帰り支度をしてから、母が入り口まで歩を進める。
 これから母はパートに向かわなければならないため、平日は家族に会える時間が限られている。

「ほら眞衣。帰るわよ」
「うん……」
 母に促されて、眞衣は首を縦に振って母の後についていく。ずいぶんと名残惜しそうだった。
「お姉ちゃん、ばいばーい」
 入り口に辿り着いた眞衣は、もう一度愛依の方を振り返る。そして、別れの仕草に手を振ってから、母に手を引かれて部屋を出ていった。

 母と妹が退室して、愛依は成海と二人きりになる。今まで耐えていた震えが、一気に襲い掛かってきた。
「さて……と」
 母親と亜衣が退室するのを見送った成海は、ゆっくりと芽衣の方を振り返った。
 顔には先刻と寸分変わらぬ穏やかな微笑みが貼り付いている。
 一見すると、柔和で警戒心を解くには充分な魅力に富んでいた。
 だが、愛依にとって成海の笑顔は、吐き気を催したくなるほど禍々しい。今すぐにでも出ていって欲しかった。

「検診を始めようか。愛依ちゃん」
 リクライニングベッドに腰掛け、成海は愛依の髪を梳いてきた。
 指先が髪と地肌に触れる度に、怖気が強くなる。
 まるで汚物を塗りこまれているような不快感に襲われた。
 辞めて、触らないで。偽善の仮面を被ったまま私に近づいてこないで。
 叫びたかった。手を払いのけたかった。しかし、恐怖で喉は乾ききり、声すらも出せない。
 ただ偽りの慰撫を前に、身を竦ませるしかなかった。
 抗うという選択肢すらも選べず、改めて自分の無力さに打ちひしがれた。

「どうしたんだい。こんなに震えて?」
 未だに馴れ馴れしく髪を触ってくる成海が、愛依の耳に口を寄せて囁いてきた。
 ねっとりとした、まるで身体に纏わりついてくるような声。気持ち悪かった。

「せ、先生……もう……辞めてください」
「どうしてだい? 先週はあんなに愛し合ったじゃないか?」
 精一杯の抗議。だが、成海は聞き入れようともせずに再び囁く。
 ―愛し合う。成海から発せられた言葉を聞いて、突如、愛依の視界は真っ白に塗りつぶされる。いや、視界が消えたと言うべきかもしれない。
 次いで、記憶の奥底に無理矢理押し込めていた断片が蘇ってくる。

360:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 16:49:27.68 0aUK+q7k
 初めに再現された映像は、消灯時間を過ぎた夜、病室に来た成海に、着ていたパジャマを無理矢理引き裂かれた時のものだった。
 頬を何度も殴られ、口の中が出血したのを思い出す。口腔に広がった鉄錆の味は今でも忘れられない。
 誰にも触られた事のない乳房や秘唇、肉芽を無遠慮に弄られ、恐怖で声が出せなかった。

 初めて見るおぞましい陰茎を喉奥にまで押し込まれ、掛け布団の上に吐瀉物を吐き出す。
 苦しくて辛くて、舌を噛み切ろうとさえ思った。魚が腐ったような悪臭を放つ肉茎は、嗅覚にはっきりと刻まれている。
 秘唇をこじ開けて膣内に侵入してきた肉棒の熱さと、身体を引き裂かれそうな激痛。
 膣の肉壁を抉られ、子宮に容赦なく突き刺さって気が狂いそうだった。
 腰を動かされる度に、幾度となく感じた痛み……痛み……痛み……痛み……痛み……
いたみ……いたみ……いたみ……イタミ……イタミ……イタミイタミイタミイタミイタミイタミ
イタミイタミイタミ傷み傷み傷み傷み傷み傷み傷み傷み傷み傷み傷み傷み傷み激痛激痛
激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛
激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛痛いいたいいたいいたいいたいイタイイタイ
いたいいたいイタイタイイタイ痛い傷い傷い傷い痛い傷い痛い傷い痛い痛い痛い痛い痛い
いたいいたいいたいいたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっ!!!!!!!!

「あぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!」
 尊厳を踏みにじられた時の記憶が幾度となく再生され、愛依は絶叫を迸らせる。
 忘れていたかったのに、成海によって全て思い出される。気が狂いそうになり、愛依は頭を両手で抱えた。
 何度忘れたくても忘れられない。陵辱された記憶は無限にリフレインする。

 いっそ頭を壁にぶつけて記憶を追い出したかった。いや、消去したかった。しかし記憶は、脳の中に食い込んで離れてはくれない。
まるで、長年放置した油汚れのようにへばりついている。どれだけ強く擦ったところで削げるものではない。
「うぅぅぅぅぅ……」
 頭を抱えたまま、愛依は大きく俯く。穢された傷が勝手に広がって心を深く抉り、消えることのない爪痕を残していた。

「愛依ちゃん。いくら悲しんだところで何もならないよ。早く検診を始めようか。まず下を全部脱いで」
 加害者である成海の声が響く。鼓膜が破けてなにも音が聞こえなくなれば、どれほど幸福だっただろうか。
 声音は慈愛に満ちたものだが、他人の傷など興味がないといわんばかりの冷淡さが含まれている。
 先生は人じゃない……人の皮を被った別の生き物だ。
 もし逆らえば、また殴られるかもしれない。
 痛いのはもう嫌だ。

361:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 16:52:47.37 0aUK+q7k
「は……い……」
 乾ききった喉から絞り出した声は、自分でも聴き逃してしまいそうなほど小さい。
涙と鼻水が垂れ流されるのも拭わぬまま、愛依は顔を上げて首を縦に振った。



          ×         ×



 パジャマのズボンとショーツを脱いだ愛依は、ベッドの上で四つん這いの体勢になった。
 指示に従い、臀部は成海の方へ向けている。
 余すところなく恥部を晒しているという状況に耐え切れず、愛依はシーツに顔を埋めて、キツく目をつむった。
 成海の視線が薄墨色の肛門に注がれているような気がして、羞恥は更に強くなる。
 早く終わって……。心の中で何度も呟きながら、検診という名の恥辱の終わりが来るのを待った。

「相変わらず肉付きの良いお尻だね愛依ちゃん。形もいいし、これなら子供を産む時に辛くないと思うよ」
 嘲りを含んだ成海の声が鼓膜を震わせる。愛依は唇を強く噛んで、必死に成海の声を聞き流した。
 真に受けたら精神が保てなくなってしまう。だから聞こえないフリを決め込む。

「それに……」
 成海が言葉を途切らせた瞬間、突如として愛依は肛門に異物感を感じた。
「ひぅっ!!」
 短い悲鳴のあと、慌ててシーツから顔を上げ、首だけを後ろに振り向かせる。
「せ、先生っ!? 何を……!?」
「何って? 愛依ちゃんの肛門を触診しているんだよ」
 悪びれもなく、成海は言い放つ。
 触診という言葉と、肛門に感じる異物感。導き出される答えなど一つしかない。尻穴に指を挿れられたのだ。

「やぁぁっ!! いやぁぁぁっ!!」
 必死に身を捩って、愛依は触診から逃れようとする。
 しかし、指は既に深く入り込んでいるだけでなく、直腸が侵入してきた指を締め上げているため、抜くことが出来ない。
 尻穴を無理矢理開かれ、中で指が蠢いているのが分かる。前後に動かされ、腸壁を擦られた。
 不思議と痛みはない。恐らく、ワセリンなどの潤滑油を指に塗っておいたのだろう。

「んくっ……ひぃぅぅうぅっっっ!!」
 まるで多足類の虫が背中を這い回っているような嫌悪感が身体に広がる。
 指が出入りする度に、排泄物が腸内で何度も往復しているような感覚に陥る。頭がおかしくなりそうだった。
 脂汗が額から際限なく滲み出て、白蝋(はくろう)のような肌が粟立つ。

「そういえば、こっちの穴はまだ使ってなかったね。でも大丈夫。すぐに使えるようにしてあげるから」
 使うという言葉に、愛依は頭から冷水を掛けられたような寒気に襲われる。もしかして成海は、排泄器官さえ穢す気なのだろうか。
 湧き上がる疑問は、腸内を蹂躙されてすぐに消える。
 排泄器官を嬲られる度に、ぐちゅぐちゅという粘質を含んだ音が響き渡る。愛依は顔を背けて耳を塞いだ。

「んうぅっ、んくっ……!!」
「愛依ちゃんの肛門は柔らかいねぇ。アナルセックスに使える素質を充分に持ってるよ」
 そんな素質なんていらない。反論しようにも、上下左右の腸壁を引っかかれる度に力が抜けて喋れなくなってしまう。
 腸内を嬲られている度に、不快感しか覚えなかったが、次第に甘い疼きに襲われ始めた。
 下腹部が熱くなり、子宮が何度も収縮するとともに、膣内も急速に蠕動する。
 まるで口の中に唾液が溜まっていくのと同じ感覚で、膣内に牝蜜が分泌されていった。

「ひぃうんっ……んはぁ……はぁ……あぁぁ……」
 自然と、湿りを帯びた吐息が漏れてしまう。
 直腸を弄られて屈辱極まりない状態だというのに、牝としての本能によって身体が反応してしまう。たまらなく嫌だった。
 大量に分泌された牝蜜が、膣口まで溢れていくような気がした。
 どうしてだろう? こんなにも酷いことをされているというのに、身体は何かを求めているような気がした。

362:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 16:55:56.92 0aUK+q7k
「やれやれ……真面目に触診しているのに……しょうがないなぁこの娘は」
 呆れたように成海が言った。自分ではどうにもならない状況なだけに、愛依は悔しさで歯噛みする。
 せめて声だけは漏らすまいと、歯を食い縛る。
 けれども、排泄器官を出し入れされた瞬間、再び力が入らなくなってしまう。
「うーん……こんなところかな」
 言いながら、成海が指の動きを止める。ようやく触診という名の辱めが終わり、愛依は安堵する。
 指が引き抜かれると、肛門は腸液の滴(しずく)を噴き出す。
 放射線状の皺が伸びきって綻んだ肉孔は、緋色の腸壁が覗けるほど開かれていた。
 愛依の呼吸に合わせて菊口が蠢き、収縮を繰り返す。

「はぁ……はぁ……はぁ……」
 額から滲んだ汗が、頬やまつげに滴り落ちる。呼吸も荒くなり、心臓の鼓動が激しい。
 動いてもいないのに、随分と体力を消耗した。
 喉が渇いた。今すぐにでも水を飲みたい。
 水分を要求する身体に従い、サイドボードに置いてあるミネラルウォーターのペットボトルに手を伸ばした。

「愛依ちゃん。次はこれを入れるよ」
 ペットボトルを掴みかけたところで、成海が呼びかける。振り向くと、成海は笑いながら何かを手にしていた。
 成海の手に収まっているのは、ピンク色のプラスチック容器。丸い形をして、先端には細いノズルが伸びていた。
 中には無色透明の液体が入っていて、水風船のように膨らんでいる。
 容器を目にした瞬間、火照っていた顔が急速に冷えていく。
「そ、それって……」
「何度か見たことあるから分かるよね? イチジク浣腸だよ。いつもは看護師にやってもらうんだけど、今日は僕がやってあげるから」
 予想通りの答えが返ってきた。
 絶望と恐怖で目の前が真っ暗になる。気絶しなかったのがおかしいくらいだ。

「や、辞めて……辞めてください……それだけは」
 必死に、愛依は首を横に振る。泣いて縋っても見逃してはくれないだろう。それでも、愛依は必死に懇願した。
「ダメだよ。これも大切な検診なんだから」
 口調こそ柔らかいものの、有無を言わせぬ態度に愛依は愕然とする。

「ちゃんと腸内の便が柔らかくなるまで我慢しなきゃダメだからね」
 成海がイチジク浣腸を愛依の肛門に宛てがい、躊躇なく先端を挿入する。
「いぎぃっ!?」
 再び腸内に感じる異物感。ノズルを刺されて、愛依は苦悶の声を漏らした。
 細いノズルが腸内に入り込むととともに、容器の中に入っていた液体が注入されていく。

「んぐぅっ……くぅぅぅぅっっっ!!」
 腸に入り込んできたグリセリン液が宿便に浸透し、急速に肛門付近へと下降してきている。
 同時に、強烈な腹痛と便意が襲いかかってきた。
 漏らすまいと、腹を抑えたままシーツを噛み締めて便意に耐える。
 だが、愛依の我慢を嘲笑うかのように、括約筋は徐々に緩みはじめていた。
「うぐぅぅぅっ……ぐぅぅぅぅぅっっっっ!!!」
 獣じみた声をあげて、愛依は臀部の筋肉に力を入れる。
 抗いようがない生理的欲求に耐えているせいか、まともな思考が出来なくなっていた。
「せ、せん……せい……おね……がい……です……トイ……レに……」
 息も絶え絶えに、愛依は成海に懇願する。
 トイレに行きたい。早く便座に座ってお腹の中で暴れ回っている排泄物を出したい。
 生理的欲求は高まるばかりで、もうトイレに行きたいという考えしか頭になかった。
「じゃあここで出していいよ」
 懇願に対し、成海は洗面器を愛依の臀部に置いた。

363:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 16:58:41.01 0aUK+q7k
「えっ……」
「だから、これが愛依ちゃんのトイレだよ。ちゃんとここにしないと、汚れた布団の上で寝ることになっちゃうから」
 目の前の信じられない光景に唖然とする愛依に、成海は非情極まりない宣告を送る。
 柔和な笑みを送る成海が、もはや悪魔にしか見えなかった。
 トイレに行くのも許されず、それどころか洗面器に排泄しろという命令。
 人として最低限の扱いすらされず、愛依は眦から涙をこぼした。
 悔しさ、情けなさといった負の感情が心にのしかかり、とうとう愛依の精神は根本から折れた。
 漏らすまいと力を入れていた臀部の筋肉が急速に緩んだ瞬間、薄墨色の肉孔が押し開かれていく。
 ミチミチっという肉が引き伸ばされるような音とともに、肛門からどす黒い塊が顔を覗かせる。

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!」
 濁音混じりの放屁とともに、愛依の尻穴からスプリンクラーのように茶色の汚汁が吹き出す。
 次いで、黒みがかった糞塊が産み落とされた。
 溜まっていた宿便は腸の形に作られており、まるでボロニアソーセージのように太い。
 酷い異臭が病室に充満する。まるで、生肉が腐ったかのような匂いだ。
 腸を伝ってひり出された糞便の長さは、およそ二十センチ。
 重力に従って洗面器へ落下すると、真っ直ぐだった糞便は、折り重なって器の中に収まった。

「うっ……うぅぅっ……うぁぁぁっ……!! あぁぁぁぁぁっっっ……!!」

 ―漏らしてしまった。しかも人前で。
 異性に排泄する様子の一部始終を見られるという屈辱に、愛依は泣き叫んだ。
 何もかもが夢であって欲しい……。そう願ってやまなかった。
「凄いね愛依ちゃん。こんな太くて臭いのが出るなんて驚いたよ。やっぱり愛依ちゃんみたいな可愛い女の子でも出すものは一緒だね」
 必死に現実から逃避しようとしたところで、成海が嬉々とした声を上げる。
「あっ、よく見ると一昨日の夕ご飯だったネギトロやバナナも混じってるよ。愛依ちゃんよく噛んで食べてる?」
 わざわざ声を張り上げて、成海は糞便の状態を説明する。
「もうっ……やだ……やだよぉ……」
 泣きじゃくりながら、愛依はシーツを握り締めて嗚咽を漏らす。
 現実から逃げたいと願っても、糞便特有の悪臭と興味深そうに排泄物を観察している成海が、逃避を許してはくれなかった。



          ×         ×



「落ち着いたかい?」
 ようやく泣き止んだ愛依の頭を、成海が撫でる。
 手を振り払おうとも思わなくなった愛依は、力なく頷いた。
「それなら良かった。じゃあ次の検診だね」
 ベッドに腰掛けている愛依の前に立った成海は、スラックスのファスナーを開けて屹立した怒張を晒した。
 愛依が両手で握っても一周できないほど太い肉幹はどす黒く染まっていて、キノコのように広がった肉傘は天井を向いて反り返っている。
 亀頭から発する強烈な悪臭と、カリ首にこびりついた白い恥垢を見て、胸が悪くなってきた。

「ゆっくりとでいいから舐めてごらん。前に教えたから出来るよね?」
 慈しむような声で発せられる悪魔の言葉に、愛依は再び無言で頷く。

 先ほどの排泄で心が折れ、抵抗する気にもなれない。
 なにより、少しでも反抗の意志を見せれば、以前のように殴られる。黙って従うしかないのだ。
 虚ろになった瞳で、愛依は恐る恐る陰茎を握る。
 熱した鉄のように熱い肉茎は小刻みに脈打っていて、まるで生きているかのように錯覚する。
 ゆっくりと、愛依はグロテスクな肉茎に顔を近付けて舌を出す。舌先が鈴口に触れると、陰茎が僅かに跳ねた。

364:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 16:59:51.09 0aUK+q7k
「ちゃんと恥垢も舐め取るようにね」
 言われるままに、愛依は舌で亀頭をなぞりつつ、不浄の塊をこそぐ。口腔に広がる形容しがたい味に、思わず顔を顰めた。
「んっ……んぐっ……」
 猫がミルクを飲むような音を鳴らしながら、鼻をつまみたくなるほどの汚臭に耐えて亀頭全体を舐め回していく。
 以前、無理矢理レクチャーされた口淫のやり方を必死に思い出しつつ、裏筋を舌先で何度も撫で、肉幹を唇で上下に擦った。
 先走り汁が垂れ始めたの確認して、鈴口を舌で舐めつつ手で竿を擦り、裏筋に舌を這わせて陰嚢を口の中に含んでいく。
 殴られたくない。怒られたくない。心を恐怖で塗りつぶされた愛依は、とにかく必死に眼前の剛直を舐めしゃぶる。

「まだまだ下手だなぁ」
 失望したかのような声が、頭上から聞こえてくる。見上げると、成海が大仰にため息をついている。
 眼鏡越しに凍えるような眼光が覗く。
 先ほどまでの柔らかな微笑が嘘であるかのように。瞳には温もりというものを感じない。
「ひっ……」
「もっとね……こうやってやるんだよ」
 思わず愛依が後退ろうとしたが、後頭部を掴まれて逃げることができない。瞬間、成海が腰を前に突き出すと、口の中に陰茎をねじ込まれた。

「おぶぐぶぅぅぅぅっっっ!!!」
 口角が叫んばかりに大口を開けられ、喉奥にまで突き刺さった。突然起こった事態に、愛依の思考は完全に停止する。
「あははははっ!! 愛依ちゃんの口の中はあったかいねぇ。膣の中も良いけど、口も最高だ」
 呵々(かか)と笑いながら、成海は掴んでいる愛依の頭を前後に激しく動かす。
 自分に何が起きているのか分からず、混乱する愛依はただ喉を犯されるままになっていた。

 ―苦しい。
 口を肉棒で塞がれただけでなく、亀頭で喉を容赦なく突き込まれているため、呼吸が困難になっていた。
 鼻孔を広げて必死に酸素を供給するが、気道が遮られているため、空気が肺にまで届かない。
「ごぶぅっ!! うごぉうぅぅっっっ!! ぶぼうぉうぅぉうぅぅ、ぐおうぶぁあぁぁぁぁぁぁぅうぉうぅぅうぅっっっっ!!!!」

 汚らしいえづき声を漏らし、成海が着ている白衣を掴んで愛依は助けを求める。
 しかし、成海が動きを止める気配はない。
「もっと欲しいのかい? 愛依ちゃんは欲張りだねぇ」
 違う! 違う!! お願いだから辞めて!!
 叫びたくても、言葉を発せられない。増長した成海は、愛依の頭を動かすだけに留まらず、自らも腰を動かし始めた。
 一方的な口腔への陵辱に、愛依は白目を剥きながら悶絶する。
 頭を何度も揺さぶられたせいか、脳が頭骨の中でシェイクしている。
 視界も混濁し、フォーカスがズレたように景色の全てがぼやけてきた。
「あぁ……気持ちいいっ……もう出そうだよ、愛依ちゃん」
 両足を震わせながら、成海が恍惚の声を発する。同時に、愛依の口内で肉棒が一回りも大きく膨張した。
 瞬間、成海が腰を突き出す。喉を抉った剛直が痙攣すると、尿道口から欲望の塊を迸らせた。
「んうぶうあおううぅうっぅおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉっっっっっっっ!!!!」
 堰を切った濁流のように流れてくる精液が、愛依の食道を直撃する。
 欲望の汁は熱く、粘膜に当たる度に喉が焼けそうになる。まるで煮えたぎった湯を直接飲まされてるようだった。
 喉を圧迫されて全く息が出来なくなり、全神経が危険信号を発していた。
 食道に流れてきた白濁は、胃に流れていくだけに留まらず、逆流して鼻からも噴出してきた。
 鼻孔から勢い良く流れ出す白い奔流は愛依のパジャマを汚し、生地に白い斑点を刻んでいく。

365:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/15 18:00:22.65 0aUK+q7k
「はぁ……はぁ……気持ちよかったぁ……三日も射精してなかったから随分出たと思うよ」
 スポーツを終えた後のように息を切らせながら、成海は頬の汗を手の甲で拭う。
 愛依の後頭部を拘束したまま、ようやく最後の一滴まで精液を放つと、ようやく肉棒を愛依の口から引き抜いた。
 拘束を解かれた愛依は、力を失ったせいか、そのままベッドに倒れ込む。

「ごぼっ……うぼううぇぇぇ……!! ぐぶうるぅうぅっぅ……う゛ぇぇぇぇっ……!!」
 注がれた仰臥(ぎょうが)したまま、愛依は口から白濁の塊を胃液とともに吐き出す。
 胃が受け付けなかったようだ。瞳が裏返り、痙攣して吐物を口から溢れさせている姿は、見るからに哀れで笑ってしまいたくなる。

「愛依ちゃんもこんなに喜んでくれて……私も医師冥利に尽きるよ」
 つくづく身勝手な事を言いながら、成海は陰茎をしまい、ズボンのファスナーを閉じてから白衣を着直した。
「ごぶぅっ……うぇぇ……ごぅぶぅぅ……」
 腐敗臭にも似た精液を吐き戻す度に、白い湧き水が口から噴き上がる。
 愛依が喘鳴を漏らす度に、鼻孔で精液のちょうちんが丸く膨らんでいた。
 顔が汚れても、愛依は拭おうともしない。いや、力尽きて拭えないのだ。

「愛依ちゃん。聞こえるかい? 今日は消灯時間が終わったら愛依ちゃんに見て貰いたいものがあるんだ。大丈夫、ちゃんと迎えに来てあげるから」
 成海が愛依を見下ろしながら、穏やかな声音で言った。だが、愛依は虚ろな瞳で天井を眺めたまま微動だにしない。
「じゃあ今日の検診はこれで終わりだね。夏とはいえ、風邪を引かないようにパジャマを着てるんだよ」
 踵を返して、成海はリノリウムの床を靴底で鳴らしながら愛依の病室から出ていった。



          ×         ×



 どうして……こんな目に合わないといけないのだろう?
 ただ、同年代の女の子と同じように学校で勉強して、友達と話して、普通に恋をしたかっただけなのに……。
 自分には、それすらも許されないのだろうか?
 何度問いかけても、答えは返って来ない。
 呼吸をする度に、口の中に溜まった吐瀉物混じりの白濁がゴポゴポと音を立てる。
 苦味に耐え切れず、トイレに行って胃の中に収まっている内容物もろとも吐き出したかった。
 しかし、今は指先を動かすのも叶わない。
 白濁に溺れ、薄れゆく意識の中で、愛依は自分の運命を、ただひたすらに呪った。



続く

366:名無しさん@ピンキー
13/08/15 18:04:32.93 0aUK+q7k
今日はここまで。

続きは後日投下します。

367:名無しさん@ピンキー
13/08/15 23:13:23.08 /qmEDJP4
キモイ

368:名無しさん@ピンキー
13/08/16 00:18:39.84 G4G1Ao15
「先生もう辞めてください」に不覚にも笑ったw
奇跡的な誤字だなww

369:名無しさん@ピンキー
13/08/16 18:51:24.98 n5ChcxSY
大変ご無沙汰しております。以前建てた新wiki側の管理人です。まず、皆さんに謝っておきたいことがあります。

昨年以降から仕事やその他の諸事情などで長期間更新が滞っておりました。楽しみにしていた方には深くお詫び申し上げます。
このたび、それらが大方片付き更新が再開できる見通しが付きました。
今後とも何卒宜しくお願いします。

370:名無しさん@ピンキー
13/08/16 20:50:47.24 gk07c10+
乙です!
期待してます

371:名無しさん@ピンキー
13/08/16 23:28:49.68 fGSPo90P
これはよい正統派病院レイプ物

続き待ってます!

372:名無しさん@ピンキー
13/08/20 01:02:03.32 84/hrJxE
最悪のレイプ

被害者は中学3年生。もちろん処女。
下校途中、通りかかった車から飛び出してきた男に草むらへ連れ込まれ、犯される。
男が車で逃走してしばらくして、彼女はフラフラと道に出てきて、バタッと倒れる。
着衣(セーラー服)は乱れ、内腿には血が…。
そこへ通りかかったのが近所の中年女性。
おせっかいにもすぐ警察へ電話。
パトカーがやってくる頃には野次馬が集まっており、
パトカーにかつぎこまれる様子は同級生を含め、多くの者に目撃された。

警察へ迎えにきた母親は、彼女に優しい言葉をかけるでもなく、事務的に警察への挨拶をすませ、車に彼女を押し込んだ。
「あんたに隙があったんじゃないの?」
心無い母親の言葉に傷つく。

学校では、女子からは好奇の目で見られ、男子からは「俺にもやらせろよ」などと卑猥な声をかけられ、体を触られる。

妊娠したことがわかった時、母親はまるで汚いものでも見るような目でにらみつけながら言った。
「あんた、知ってるわよね?うちの一族は宗教の関係で中絶ができないこと…」

つわりなど体調の悪化に悩まされながら、それでもどうしてよいかわからない彼女は
これまでと同じように黙々と学校に通い、受験勉強を続けるしかなかった。
日に日に膨らんでいくお腹を、同級生に、先生たちに、ジロジロ見られながら…。

授業中に破水したのは3月、卒業式と受験日を目前にした頃だった。
その時授業を行っていた先生と、クラスの担任の先生は、貧乏くじを引いたわが身の不幸を呪いながら、救急車の手配などを行った。

彼女は卒業式に出ることも、高校を受験することもできなかった。

担ぎ込まれた病院で出産し、数日の入院を経て母子ともに帰宅。
二人を待っていたのは、押し黙った母親と、彼女の部屋に置かれたひととおりの育児道具だった。
そして、これ見よがしに育児の本が、部屋の真ん中にページを開けた状態で置いてある。
これを読んで一人で勝手にやれ、と言っているかのように…。
赤ん坊の様子を見るでもなく、母親はピシャン!と乱暴に部屋の戸を閉めた。

勉強、スポーツ、恋愛…
同級生たちが青春を謳歌している頃、彼女は薄暗く陰気な家のなかで育児に縛り付けられていた。
日に日に、あの日襲いかかってきた男に似てくる子供の顔を見ながら、彼女は泣いた。

373:名無しさん@ピンキー
13/08/20 02:01:23.22 SX/YhgN3
ほのぼのレイプだねえ
( ´∀`)

374:名無しさん@ピンキー
13/08/20 02:57:24.46 87gxb+ef
警察が救急車を呼ばないなんてあり得ない
やり直し

375:名無しさん@ピンキー
13/08/21 02:22:13.00 O0ErzGvA
高2の悶々としてたときに書いたやつ。多めに見てくんせえ。
あと鬼畜と言いながら爽やか系に終わってしまったんだが、スレ違いかしら。。良いスレ見つかんなくて。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あれは中1の冬。俺の通っていた中学は埼玉の田舎町(っていっても最近はマンションも多い)。
生徒は300人ぐらい。内訳は、優等生2、不良2、あとの6は普通の人たち。
俺は優等生に入っていた。そして俺が脱糞を目撃することになるその娘は、
不良グループに入っている一個上の先輩だった。


名前をあんなさんって言った。ひらがなであんな。
不良っていってもかわいいもんで、ヤクザっぽいやばそうな先輩の脇にくっついて、校内を歩き回るぐらい。
話すと普通の田舎娘ってことがすぐ分かる。


あんなさんのスペックはこんな感じ。黒髪の長髪で、目が凛として、ほっぺがぷっくらしてて、めっちゃかわいい。
アイドル系美少女っていうより、身のこなしが上手くてどんどん出生していくような高嶺の花って感じ。
っていってもまあ、みんなのアイドルだったけど。
不良の横を歩いてたのも、そんな自分をアピールしていたのかも知れない。
その証拠に、あんなさんは不良には染まらないで、穢れ無き自分をキープしていた。
胸はBかCぐらい。落ち着いた声で、汚い言葉は死んでも使わない人だった。



俺の話もするね。自分で言うのもなんだけど、そこそこイケメン。
でもいかんせん暗くってうじうじしてて、友達少ない。全然モテないんだけども、性欲は並みの二倍あった。
学校中の女子は、俺にとっては肉体でしかなかった。股の間にマンコを隠し持っている生き物たちでしかなかった。
機能上、それは俺の股間のアレを突き刺すために付いているのだと想像すると、
授業中でも給食中でも、机の下で大きくしたもんだった。
オナニーは小学校の頃からしてて、童貞を卒業する日を夢見ていた。



その日、俺は確か教室の移動で廊下を歩いていると、向かいから不良の先輩たちがやってくる。
その中にあんなさんがいるのをすぐ気づいたが、俺は誰とも目を合わせないようにうつむいていた。


先輩A「おいあんな、アナルって言ってみ。アナルって。」
あんな「アナル?なにそれ。呪文?」
先輩B「うんこする穴のことだよ。」
あんな「きゃー!最低!」
確かそんな感じの低レベルな会話をしてた。バカだなあって思った。あんなさんもそんな会話するんだね。

376:名無しさん@ピンキー
13/08/21 02:25:04.12 O0ErzGvA
夕方の6時30分くらい。日が暮れるのが早いので部活もとっくに終わりみんな帰っていた。
俺は部室の倉庫の鍵を職員室に返したときに先生につかまり、時間を食ったためまだ学校にいた。
昇降口は鍵が閉まっているので、靴だけとって2階の職員玄関から出る。
もう辺りは夜闇に包まれていた。めっちゃ寒い。電灯でぽつぽつと帰り道が照らされている。
階段を初めはゆっくり降りだし、最後は駆け足で降りる。
足をコンクリの地面につける瞬間、視界の左端に何かを見た気がして、ふっと顔を向ける。


女の子が下半身丸出しでジャージ男三人に両腕を掴まれて歩いていた。驚くよりもまず、興奮した。
後ろ姿なので顔は見えないが、すぐに分かった。あんなさんだ。
女の尻なんて何年ぶりに見たんだろう。昔銭湯で女湯に入った以来だ。
寒さで鳥肌が遠くからでも分かる尻だったが、暗がりで微かに青白く光っているのがなんかエロかった。
なかなか張りがあって大きさも良い。あんなさんのお尻を拝めるなんて、俺はなんてラッキーなんだろう。
あんなさんは足でイヤイヤをしているようだったが男たちは殴ったり蹴ったりして走らせる。
どうしてこうなったかなんて大体検討はつく。
あんなさんが不良の先輩たちの下ネタにノッてあげてたら、だんだんエスカレートして脱がされちゃったんだろう。
その男たちは、学校の中でもやばい奴らだ。一人は一回暴力事件で少年院に入っている。
そんなやつ相手じゃ、いくら抵抗したって、最後には脱ぐことになる。あんなさん、バカだなあ。俺は激しく勃起していた。


そこで俺はちょっとアホなことをした。いつもの癖で、指の関節を鳴らしてしまったのだ。
俺はすぐに身を隠したが、これはバレたな、と思った。
しばらく待っておそるおそる顔をのぞかせると、もう誰もいなかった。後悔の余り泣くかと思った。
それから長い間俺は呆然と、いつまで童貞だろうかなんて考えていた。俺がこのままでいる限り、多分、一生。


しかし夜気に冷まされ、徐々に頭が働き出す。
あいつらはなぜ、学校というこんな危険な場所で、レイプに及ぼうとしているのか。あいつらなら家に連れ込むなんて簡単なはずだ。
それは、彼らは敢えてレイプにスリルを加味したかったのだ。なら、あいつらはまだこの学校にいるかもしれない。



学校の周囲を、息を殺して歩いたら、すんなり見つけられた。あんなさんの声がかすかに漏れていたからだ。
職員玄関の階段から一番遠い反対側の非常階段に腰掛け、あいつらは泣き狂うあんなさんの口を覆い、上の制服も脱がそうとしていた。
度胸があるというか、無謀というか。カエルみたいにじたばた足を動かすあんなさんのあの姿は今でも忘れない。


俺もまた変な度胸がついていた。一旦校舎の中に戻った後、階段に面している教室に忍び込んだ。
学校で一番古い教室で滅多に使われず、鍵もついていない。教室の窓のカーテンに身を隠しながら慎重に覗く。
すると見えた見えたあんなさんのあられのない姿。もう何もまとわぬすっぽんぽんのお姿だ。
教室の方を向いているから、恥ずかしいところが全部見えた。


こうして見ると、中学二年生の裸ってすっげーエロいのな。
乳首はピンク色。ほんのり丸いおっぱい。マン毛はもうボーボー。フサッ。(処理しろよw)
先輩が片足をぐいっと持ち上げておまんこのビラビラをみんなに見せて、あんなさんは犬みたいなすごく滑稽な姿になる。
俺にとっての初まんこが学校のアイドルあんなさんだとはな。その形状を目に焼き付けながら、俺はジャージに手を突っ込んで必死に擦った。
あんなさんは顔面クシャクシャで鼻水も涙も垂れ流し。やっぱワルのふりした普通の女の子なんだわ。
でもお股を無理やり広げられたり、おっぱいを揉みしだかれたり、手マンされたりするのに反抗できない。相当怖いんだと思った。
一人の男が挿入しようとすると、必死の形相で逃げようとする。


「助けて!」何かそのようなことを叫ぶと、慌てて一人の男があんなさんの顔を殴った。
そうして仰向けになったあんなさんの股間に、男のペニスが突き刺さる。俺は思わず射精した。
あんなさんは、すごく痛そうな顔をしたあと、途端に生気が抜け落ちて、一瞬そのうつろな目と目が合った気がした。
俺はもう臆病な俺ではなくなっていたから、見ることをやめなかった。

377:名無しさん@ピンキー
13/08/21 02:27:14.97 O0ErzGvA
地獄はまだ終わらなかった。
あとの二人が順番にあんなさんのマンコではめた後、
あんなさんに階段に手をつかせ、尻の穴を広げると、一人がカバンから浣腸を取り出した。
それをアナルに突っ込んで、中の物を注入した。するとあいつらは……あんなさんを追い立てて、グラウンドの方へ歩き出したのだ!
俺は自分の胸の鼓動を止められなかった。あんなさんの裸が、あの恥ずかしいお姿が、
俺とあいつら三人以外の目に触れてしまうではないか!
俺はやっぱりおかしかったんだと思う。俺は教室の窓をそっと開けて、あいつらを尾行しだしたのだ!


あいつらは、グラウンドにはおりず、グラウンドに面している教室の前の道を歩き出した。
俺はばれないように、道と教室の間に木があるので、それに隠れるように尾行した。


あんなさんは、さながら主人にリードを持たれた犬のようだった。
首をうなだれ、股間を右手で押さえ、左手で乳首を隠し、足を震わせながら、一歩一歩歩いていく。
あいつらはその後ろで、一歩下がったところから眺めながらニヤニヤしていた。
あいつらはあんなさんにこの上ない恥じらいと誰かに見られるのではないかという恐怖を与えて、その苦しむ姿を楽しんでいるのだ。
やっぱり悪い奴らはとことん悪いんだなと思いつつ、俺は勃起したちんこをジャージの下から出して、右手で握った。


この状況になってやっと彼らの会話がはっきり聞こえてきた。


先輩A「おいあんな、漏らしたらさっきのハメ撮り写真、学校中にばらまくからな。」

そう言ってあんなさんの尻を叩く。あんなさんのお尻がブビベッと、返事でもするかのようにおならをした。

先輩B「そしたらお前の学校生活も終わりだな。もう一回転校するしか無いな。」
先輩C「え、こいつ転校生なの?」
先輩B「そうだよ。こんな美人いなかったろ。最初は。お前西中にいたんだよな?」
あんな「……(かすかにうなずく)」
先輩B「こいつ、前の学校で相当天狗だったらしいぜ。それでいじめられていじめられて、
この学校に来たってわけ。転校したあとはだいぶおしとやかにしようとしてたみたいだけど、それも長くは続かなかったな。」

Bはあんなさんのお尻を叩いた。また、ブビッブビッと鳴った。

先輩A「お前面白いやつだな。」
先輩C「よし、あそこにある校門まで行って、この学校の校歌を大声で歌って、それから帰って来い。」
あんな「いや……ムリだよ……てかもう漏れそう……便秘なの……許して……」


そのときだった。俺達の背後から、先生の声がした。


教師「おいお前ら!何やってんだそんなとこで!」

そのとき、あんなさんのお尻の穴から、爆音で聞いたこともないような汚い音が漏れ出した。
先輩たちはやべっ!と言って、あんなさんを追いて校門へ駆け出した。

378:名無しさん@ピンキー
13/08/21 02:28:55.03 O0ErzGvA
あんなさんは、年頃の女の子として、保護されてこの全裸で大便をまき散らす姿を見られるよりは隠れたほうがマシだと思ったのだろう。
木の茂みのなかに飛び込んだ。そう、俺が隠れてうんこ座りしている、その目の前へ!
あんなさんは俺と真正面で向かい合う形になった。あんなさんのマンコがこんな目の前にある。
それよりも、あんなさんの顔をこんなにしっかり見たのは初めてだった。
その驚きに見開かれた目。外れてしまったかのように大きく開いた顎。恥じらいより先に、この状況をどうしようかという困惑の顔。
この間にも、あんなさんのアナルからはゴロンゴロンとうんこが飛び出てくるのだ。
反対を向いても恥ずかしいし、どうしようもないので、あんなさんは僕の目を覆った。うんこくさい匂いが鼻をツンとついた。
そのときに気がついたが、僕はちんこを出したままだった。


再び静寂が訪れた。あんなさんは手を外すと股間と乳首を隠して、

「いつから見てた? あ、ごめんねくさくて」
「……」
「ま、いいや。もうなにがどうでも。このこと黙っててくれる?」

俺はここぞとばかりに、あんなさんを睨んだ。

「……分かった。ちょっと貸して。」
「何を?」と思っていると、あんなさんはさっと右手で俺のちんこを握ると、それを口でくわえ、全力でフェラし出した。
もううんこの匂いはどうでもよくなった。あんなさんの舌が亀頭を刺激して、俺は初めての快感に、あっという間に射精した。
あんなさんはおえっと白い液体を茂みの方に吐き出して、

「こういうのって、出す前に言うもんじゃないの? 口の中に出すものなの? なんか思ってたのと違うんだけど」とかなんとかブツブツつぶやいて、
「じゃ、絶対に秘密にしてね。」と言った。

俺はまだまだ引き下がるわけには行かない。今度はあんなさんの股間の毛がフサフサしてるあたりを睨んだ。

「はぁ…………分かった。じゃあ、触るだけね。」

俺は少しがっかりしたが、指を入れさせてもらうだけさせてもらえた。
思わず正座して触ったが、いまいち良さが分からなかった。
でもあんなさんがかすかに鼻から音を出したので、すごく暖かい気持ちになった。



「はい。終わり。じゃあね。名前も知らないけど。今すぐ帰って。」

俺はいきなり罪の意識とうんこの匂いが全部戻ってきて、急いでちんこをしまって駈け出した。



家に帰って、布団の上で悶絶。気づいたら眠っていた。翌朝、結局自分は童貞のままであることにやっと気がついたのだった。

379:名無しさん@ピンキー
13/08/21 02:29:57.63 O0ErzGvA
その後の話。あんなさんは本当に驚いたことに、2週間ぐらい学校に来た。自殺しなかっただけ立派だと思う。
携帯にとられた写真のことがあるから、警察には言えなかったようだ。
俺は廊下ですれ違うたびに、あんなさんと目を合わせようとしたが、それが叶うことはなかった。

で、結局あんなさんはまた転校した。やっぱり、あいつらがクラスや同じ階にいるのは耐えられなかったのだろう。
あいつらのことだからクラスメートにも話しているだろう。かわいそうに。
もちろん、俺のこともあるかもしれないが、あんなさんの中に占める俺の割合なんて、ほんの少し、あったら御の字なもんだ。


俺はこれを書いている今もまだ童貞だ。オナニーをするたびに、あんなさんのフェラを思い出す。
あんなさんは思い出すことがあるだろうか、俺と学校で同じ体温を共有した、あの夜のことを。

380:名無しさん@ピンキー
13/08/21 02:30:58.42 O0ErzGvA
終わりです!

381:名無しさん@ピンキー
13/08/21 13:22:06.87 XJXNJ/Fr


382:名無しさん@ピンキー
13/08/21 20:05:20.32 LjEsZl7t
普通に良い作品じゃないですか…

投下乙です

383:名無しさん@ピンキー
13/08/22 03:12:08.61 q0v9Wfkf
URLリンク(wiki.livedoor.jp)
10章更新完了。また不整合のページがあったため見やすいように若干編集しました。

384:名無しさん@ピンキー
13/08/23 10:47:01.47 ZVy/vJ8w
乙でした~

385:名無しさん@ピンキー
13/08/26 20:24:55.36 lNkq5olZ
>>383
ありがとうございます!!
久々に読み返したい作品があるから嬉しいです

386:名無しさん@ピンキー
13/08/30 00:14:48.45 /rUMZwtd
URLリンク(wiki.livedoor.jp)

11章更新完了。タイトルの文字数制限が入ったため一部編集。
また多分岐するSSはリンク設定しておきました。

387:名無しさん@ピンキー
13/08/30 00:59:23.51 QDRbiud2
乙です!

388:名無しさん@ピンキー
13/08/30 10:38:41.22 p4//vtn7
>>357-365の続き投下します。

※鬱注意

389:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/30 10:40:07.94 p4//vtn7
 夜半。病院内の廊下は、水を打ったように静まり返っていた。
 照明は全て落とされており、光源として機能しているのはピクトグラムが描かれた非常口の誘導灯のみ。歩くには心もとない。
 足を動かすたびに、履いているスリッパがリノリウムの床を叩き、乾いた音が反響する。
 昼間よりも音が鮮明に聞こえるのが、却って不気味だった。

 清潔感溢れる白塗りの壁は、誘導灯によってぼんやりと浮かび上がっている。
 白衣を身に纏った成海の背中を、愛依は追っていた。昼間成海が言った通り、消灯時間を過ぎてから愛依を迎えに来たのだ。

 詳細は伝えられていない。
 ただ愛依に見せたいものがあるとだけいっていた。
 心意も汲めぬまま、愛依は黙って成美に従うことを選んだ。逆らえば、何をされるか分からないからである。

 無言で廊下を歩く成海が突如、立ち止まった。俯きながら歩いていた愛依も、足を止める。
 顔を上げると、成海の背中越しに、緑色の扉が目に入った。

 真ん中に切れ目が入っている扉は鉄製で、固く閉ざされたまま静かな佇まいを見せている。
 扉近くの壁には、上下を示す三角形と逆三角形のボタンがパネルとともに嵌めこまれていた。

 不自由な視界で目を凝らさなくても、その扉がエレベーターだというのを、愛依は理解した。
 エレベーターは通常用や患者用とは違う。この病院では通常用は扉が銀色、患者用は赤い扉になっているからだ。

 そういえば。以前、看護師から各階には緊急時以外での使用を禁止されている非常用エレベーターがあるのを以前聞いたことがある。
 恐らく、眼前にある緑色のエレベーターが、非常用なのだろう。成海が三角形のボタンを押すと、扉が左右に開かれる。

「愛依ちゃん。乗って」
「えっ?」
 成海に促されて、愛依は戸惑う。
「言ったでしょ? 見せたいものがあるって」

 笑顔という仮面を被ったまま、成海は先を歩いてエレベーターに乗り込む。一見すると何ら変哲のない鉄の箱。しかし、愛依にとっては常世から地獄へと運ぶ船にしか見えなかった。
 もし逃げたとしても、成海は追いかけてくるだろう。病魔に侵され、一年以上も入院生活を送ってる身体では、逃げ切れる自信がない。

 何も言わず、愛依はエレベーターに乗り込んだ。
 廊下とは違い、照明が狭い空間を照らしている。
 成海がパネルのボタンを押すと、扉が閉じていく。
 静かな駆動音とともに、鉄の箱がゆっくりと下降した。

 パネルが表示する電光の数字は、愛依がいた五階から四階に表示されている。
 各階には止まらないようになっているようだ。隣にいる成海を横目で見る。
 何が楽しいのか、先ほどから笑みを絶やさず表示された電光の数字を眺めていた。

 やがて、表示された電光の数字は『B1』と表示される。どうやらエレベーターは地下にまで下降したらしい。
 この病院に地下なんてあったのだろうか。浮かび上がる疑問は、目的の階についた電子音によって掻き消された。

390:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/30 10:42:56.23 p4//vtn7
 エレベーターの扉が開かれると、愛依は思わず息を呑む。
 壁が打ちっぱなしのコンクリートのみとなっている回廊が、視界に飛び込んできた。
 白を基調とした壁が続く院内とは異なる、殺伐とした空間。
 床もまた、セメントを固めただけで、リノリウムは貼られていない。

 病院というよりは、どこかの工場のようにさえ思えてくる。
 明滅する黄色蛍光灯が十メートル間隔で地面を照らしているため、院内の廊下より視界は鮮明になっている。
 エレベーターを出た成海が先を歩く。
 成海の靴底が硬質な床を叩く度に、コンクリートで囲われた空間に規則正しい足音が響き渡った。

 愛依もエレベーターから降りると、成海を追って回廊を歩く。
 足音が反響して、乾いた音が耳朶に触れる度に、愛依は拭いようのない不安に駆られる。

 いったい成海は、何を見せようとしているのか? 
 殺風景な空間を歩いていると、奥に一つの鉄扉が見えてきた。
 灰色のペンキで塗られた扉は、赤錆が斑点のように浮かんでいる。

 ドアノブは新しいのか、傷の付いていないスチールが蛍光灯に反射して光っていた。
 成海が白衣のポケットをまさぐると、キーホルダーの類は一切付けられていない鍵を取り出す。
 慣れた手つきで鍵をドアノブの穴に差し込み、解錠すると、緩慢な動作で扉を開ける。

「入って」
 成海に従い、愛依は恐る恐る部屋の開かれた扉をくぐった。
 真っ暗だった。歩いてきた廊下とは異なり、照明の類が点けられていないせいか、何も見えない。

「愛依ちゃん。見てごらん。私の作品の数々を」
 舞台演者よろしく、芝居がかった口調が聞こえる。突如、光が網膜を焼いた。
 眩さに顔を背け、手のひらで双眸を隠す。
 しばらくして、光による刺激に慣れてきた愛依は瞼を震わせ、恐る恐る目を開ける。同時に、手を眼前から離した。

「……っ!!」
 愛依は絶句した。いや、驚愕のあまり悲鳴を発するということさえ失念してしまったのだ。
 室内は二十畳ほどの広さ。まず正面の壁には、五段式のスチール棚が、端までずらりと並んでいた。
 上段から下段の棚には、二リットルほどの水が入るであろう大きさのガラス瓶が置かれている。
 ただし、瓶の中を満たされているのは水ではない。黄色みがかった液体だった。
 液体で満たされた瓶の中には、うねうねとした細長い物体が浮いていた。
 初めは蛇の標本かと思ったが、それにしては長過ぎる。

「な、なんですか……あれ……?」
「あれかい?」
 からからに乾いた喉から声を絞り出すと、成海がスチール棚まで歩を進め、中段から一本の瓶を手に取る。

「綺麗だろう? 完全な形で摘出するのは苦労したよ」
 ガラス瓶を手に持って、成海が戻ってきた。
 細長い物体は、無理やり押し込められたように瓶の中で縮こまっていた。

 物体は表面が薄紅色をしており、細い根が張り巡らされたような幾何学模様が浮かんでいる。断じて蛇の標本などではない。
「ま、まさか……それって……」
 背中に氷塊を押し当てられたように、愛依は寒気に襲われた。

「ご明察通り、小腸だよ。人間……しかも、愛依ちゃんと同い年くらいの娘のね」
 まるで買ってもらったばかりの玩具を自慢するような口調で、成海はガラス瓶の中身を説明する。

391:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/30 10:44:24.24 p4//vtn7
「本当は生きてる内に開腹して摘出したかったんだけどね。ちょっと遊んでたら死んじゃって……仕方ないからすぐに開腹して取り出したんだ」
 朗々と語る成海から、愛依は数歩ほど後退して距離を取った。

 成海の笑顔から視線を逸らした瞬間、他のガラス瓶の中身も確認できた。
 小腸の他にも、大腸から肝臓、腎臓、片方のみとなった肺、眼球など。

 図解が掲載されてる人体解剖の本で見たことのある器官が、液体入りのガラス瓶に収納されている。
 右手の壁には、四肢を広げられた格好で貼り付けられた人皮や、顔の皮が、釘で打ちつけられている。
 床の至る所には、毒々しいほどの赤黒いシミが広がっていた。

「うぶっ……」
 咄嗟に、愛依は手のひらで口元を抑えて蹲る。
「ぶおうぅぅぅるぅうぅぅぅぇぇぇぇぇぇっっっっっっ!!!!」
 食道からせり上がってきた内容物の奔流が口内から迸る。
口の中に胃液特有の酸味が広がるが、愛依は構わず床に吐瀉物をぶちまけた。

 吐くことは苦しい。しかし、今の愛依にとっては有り難かった。
 嘔吐の辛苦が、自分の精神を正常に保ってくれているからだ。
 もし、他の事で気を紛らわせなければ、とうに発狂していただろう。

「げほっ……ごぼっ……ぐぅぇぇぇえぇぇっっっ!!」
 ようやく胃液の逆流が収まると、愛依は蹲ったまま猛烈に咳き込む。
 視線は吐瀉物の溜まりが出来た床に固定させたまま。室内のものは視界に入れたくないからだ。無論、成海の顔も。

「私はね、この地下室で標本を作っているんだよ。女の子限定のね」
 罪悪感など微塵もなく―寧ろ、無邪気な少年のように成海は語る。
「摘出するのはこの病院に来た患者からだよ。しかも……死んだ後ではなく、生きている状態でのね」
 口から飛び出した犯罪の自白。それを聞いた瞬間、愛依は全身が震えた。
 一歩踏み出した成海が、愛依に接近する。
「そして愛依ちゃん。私はね……欲しいんだよ……君の内臓が。さぞかし綺麗な色をしているだろうからねぇ」

 全身が、一瞬で粟立った。逡巡する間もなく、成海に背を向けて駈け出し、ドアノブを掴む。
 だが……いくら回しても開かない。知らぬ間に、鍵を掛けられたようだ。

 背後から聞こえた声とともに、愛依は襟首を引っ張られてバランスを崩した。
 支えとなっている足がもつれると、尻もちをついたまま、動けなくなってしまう。

「逃さないよ。せっかくの実験材料が来てくれたんだから」
 先ほどまで温厚な笑顔を浮かべていた笑みが、大きく歪む。耳まで叫んばかりに、口は裂け、双眸の瞳孔は開いていた。
 狂人の笑みと比喩しても何ら遜色ない表情に、とうとう愛依の恐怖は臨海を超えた。

「やだぁぁっ!! 助けてお母さぁぁぁぁぁん!!」
 腰が抜けて立てなくなった愛依は、両足をばたつかせるように動かして後退し、髪を振り乱しながら叫んだ。

 逃げたい逃げたい逃げたい逃げたい逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ―!!
 本能が必死に逃走を促しているが、いかんせん身体に力が入らず、立つことさえままならない。

 涙と鼻水で顔を汚しながらも、愛依はとにかく成海から逃げることを考えた。
 しかし、唯一の出口であろう背後の鉄扉は、施錠されている。 
 内側のロックはドアノブのツマミを捻ればすぐに解錠出来る。
 だが、思考能力が著しく低下した愛依は、そこまで考えを巡らせる余裕を持ち合わせていない。

「やだ……やだよぉ……まだ死にたくないぃぃ……」
「みんなそう言って私に命乞いをしてきたよ。でも、結局は全員同じ道を辿っていったけどね」
「お願いじまずぅっっ!! どうかっ、どうがだずげでぐだざいぃぃぃぃっっっ!!!」

 額が床に密着するほど、低く頭を下げながら、愛依は叫んだ。
 嫌だ。こんなところで死にたくなんかない。
 矜持すらも投げ捨て、愛依は必死に命乞いをする。
「……わかったよ。そこまで言うなら愛依ちゃん。私とゲームをしようか」

392:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/30 10:45:29.52 p4//vtn7
 成海の声を聞いて、愛依が顔を上げる。
 眼前に、片膝をついて聖人ともいうべき笑みを浮かべていた。
「ぐずっ……ゲーム……?」
「そう。もし愛依ちゃんがゲームに勝ったら見逃してあげるし、もう二度と愛依ちゃんに酷いことはしないよ」
「ほ、本当ですか?」
「あぁ。約束するよ」

 頷く成海を見て、愛依は一筋の光明が見えた気がした。
 もし、成海のいうゲームに勝てば、死なずに済むのだから。
 僅かな希望を胸に、愛依は成海が条件として提案したゲームの説明に、耳を傾けていた。


          ×         ×


「ぐぅ……お゛ぉうううぐぅぅぅぅ……」
 成海のコレクションが並ぶ地下室の中央に、苦悶に満ちた声が響き渡る。
 白貌ともいうべき顔は、血の気を失って蒼くなり、瞳は毛細血管が隆起している。
 開かれた口からは舌を放り出し、空気が抜けた風船のような吐息を漏らしていた。

「ぐぶぅぅ……ぐぅぅゅぎゅぅぅぅぇぇぇっっっ……!!」
 愛依が苦しみの声を発している理由―原因は、叩けば簡単に折れてしまうほど細い首に、麻縄が食い込んでいるからだ。
 輪を作った縄が首を一周して寸刻みで締めあげていくたびに、愛依の顔から更に血の気が失せていく。
「愛依ちゃん。少しずつ上げていくから頑張って耐えるんだよ」
 愛依の背後に立つ成海が、さも愉快そうに嘲笑う。
 首に巻きついた縄は、天井に向かって伸びており、コンクリートの天井に備え付けられた滑車を通っている。
 滑車を通って垂れた麻縄は、成海が掴んでおり、縄を引っ張ると、愛依の身体が吊り上げられる構造だ。

「ぐぅえぇっっっ!!!」
 醜い声が、愛依の口から迸る。首に縄が更に食い込み、血流を妨げた。
 のみならず、気道をも塞いで呼吸は先刻よりも困難になっていた。
 身体が僅かに持ち上がったため、愛依は爪先立ちになる。
 両足を小刻みに震わせながらも、地面から離れぬまいと必死に踏ん張っていた。

 成海が提示したゲーム―それは、首吊りのまま十五分耐えることが出来るかどうかというものだった。
 ゲームが始まってから五分が経過。既に愛依の呼吸は限界に達しており、息をしているのも何かの間違いにすら思えてくる。

「うん。思った通り、愛依ちゃんはなかなか我慢できる娘だねぇ。他の娘なんか三分と持たないで死んじゃうのに」
 無責任極まりない声で、成海がいった。
 余りにも残忍極まりない行為。それを成海はゲームとして楽しんでいる。

「ぐぼうぅおうぅぅっ……ごがぁっ……あぁぅぐぅぅぅ……」
 愛依の容貌が歪み、まるで鬼女もかくやといった状態になっていた。
 白い眼球は血走っており、広角からは際限なく唾液が滴っている。
「さて、こんなところかな?」
 成海は掴んでいたロープを、壁から突出しているフックに引っ掛ける。ロープが下がらないように固定したのだ。
「長い時間耐えることが出来た愛依ちゃんにご褒美だよ」
 愛依の背後に接近した成海は、耳元で囁く。続いて、愛依のパジャマとショーツを一気にずり下ろした。

「昼間、少しだけ拡げたから楽に挿入できると思うよ」
 スラックスのファスナーを下ろすと、いきり立った怒張を露出させて亀頭、薄墨色のアヌスに宛がう。
「やめでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っっっっ!!! おねがいだがらぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っっっっ!!!」
 菊座に肉棒を挿入されるという恐怖に、愛依は身を捩りながら泣き叫ぶ。既に精神は崩壊寸前だった。

「別にやめてもいいけど……じゃあ愛依ちゃんの代わりを眞依ちゃんにやってもらおうかな?」
 成海の口から眞依の名前が出てきた瞬間、愛依の叫びが止まった。
 眞依が自分の代わりになる……。
 自分と同じように成海に犯され、生死すらも身勝手な理由で弄ばれる……。
 眞依が成海に蹂躙される光景が頭の中に浮かぶと、愛依は抵抗を諦めた。
 もし、自分が成海に逆らえば、何の関係もない眞依が苦しむ。それは、妹を溺愛している愛依にとって、なによりも耐えられないことだった。

393:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/30 10:46:58.11 p4//vtn7
「はははっ、物分かりが良いんだね愛依ちゃん」
 偽善的な笑い声とともに、成海は薄墨色の蕾を亀頭でこじ開けた。
「ごぐぅぅうぅゅゅぅぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!」
 亀頭が尻穴に埋没し、幹も腸内に侵入してくる。
 ブチブチと尻穴から何かが千切れるような音が聞こえ、次いで激痛が襲ってくる。肛門が裂けたのだ。

「まだ無理だったかぁ。でも挿入ったから問題は無いね」
 尻穴が裂けたせいで滴る血を眺めながら、成海は抽送を開始する。
 まるで、愛依の傷など意に介さないとでもいわんばかりに。
「がぁぁぁぁぁっっっ!! あぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!」
 般若のような形相で、愛依は喉が裂けんばかりに咆哮する。
 陰茎が前後に動く度に肉傘が腸内に引っ掛かり、更なる痛苦を与えた。
 成海が突き込む度に腸汁が際限なく吹き出し続ける。まるで壊れたスプリンクラーの様相を呈していた。

「最高だ、最高だよ愛依ちゃん!! 未熟な膣よりも柔らかくて締め付けがいい!!」
 愛依の身体を気遣う様子もなく、成海は本能赴くままに抽送を繰り返す。
 肉傘に腸壁を擦られ、肉棒が出し入れされると、まるで内臓が引きずり出されるような感覚が愛依を襲う。
「ぐおぅごぉぉぉっっっ!! ごおうぅぅぅぅうぅぅっっっっ!!」
 身体をガクガクと揺らされているせいで、首に括られた縄が更に食い込んでいく。
 頸動脈は完全に圧迫され、脳に血液が行き渡らなくなり、愛依の意識は朦朧としてきた。
 もう何も考えたくない。これ以上苦しいことがあるのなら……生きたくなんかない。

 死を選ぼうとした瞬間、眞依の笑顔が脳裏を掠める。
 自分の誕生日のためにプレゼントを用意してくれる妹。愛依にとって、掛け替えのない大切な存在だ。
(ごめんね……眞依。お姉ちゃん……プレゼント……貰うこと出来なくて……)
 頭に浮かんだ妹の笑顔に、ゆっくりと靄がかかり―やがて、完全に消え失せていった。

「さぁ……イクよ、愛依ちゃん! たっぷり射精してあげるからね!!」
 下劣極まりない成海の声で、愛依は現実に引き戻される。
「~~~~~~~~~っっっっ!!」
 もはや声にならない悲鳴を喉奥から発して、愛依は白目を剥いた。
 欲望の塊が腸内に迸り、自分の内臓が成海によって犯されていくのを感じる。
 膨張した海綿体から噴き出る精液を直に注がれ、腸が焼けそうだった。
 痙攣を繰り返す陰茎が射精する度に、愛依の眦から雫が流れ落ちる。

「ふぅぅぅ……」
 ひとしきり精を吐き出した成海は、大きく息を吐いて余韻に浸ると、愛依の菊座から肉棒を引き抜く。
 窄まっていた薄墨色の蕾は、赤子の握り拳なら簡単に飲み込んでしまいそうなほど開きっていた。
 拡張された肉穴からは、薄紅色の腸内が覗き見える。
 挿入によって生じた肛門の裂傷からは鮮血が滴り、泡立つ白濁と混じり合っていた。
 粘性に富んだ精液が音を立て、肛門から噴き出る光景は、目を背けたくなるほど醜悪だった。

「ずいぶんと楽しませてもらったよ。ありがとう、愛依ちゃん」
 背後にいた成海が、再び耳元で囁く。
 悪魔と比喩しても何ら遜色ない男の言葉は、しかし愛依の耳に入っていなかった。

「せ……ん……せ……い……」
 一字ずつ区切りながら、吊るされた愛依は言葉を発する。
 まるで電池の切れかかった玩具のように、口の動きは酷く緩慢だ。
「……ろ……して……」
 血色を失い、白くなった唇を動かして、愛依は声を絞り出す。

「なにか言ったかい?」
 怪訝な顔をして、成海は注意深く愛依の声を聞いた。
「もう……ころ……して……ころして……くだ……さい……」
 掠れる声で、愛依は成海に訴える。
 もう……早く楽になりたかった。このまま苦しい時が続いて欲しくなんかない。
 だから愛依は訴えた。殺して欲しいと。

394:微笑い、嘲笑って、哄笑う、狂笑った
13/08/30 10:49:30.51 p4//vtn7
「わかったよ。患者の意向に答えるのが私達の仕事だからね」
 唇を歪めて鷹揚に頷くと、成海はフックに括りつけた縄を外して掴む。
 瞬間、あらん限りの力で縄を引っ張った。

「ごぉっ……おごぉうぅぅ……」
 今まで爪先が着いていた愛依の身体が、急速に持ち上げられる。天井の滑車が軋みを上げて回り、首が一気に絞られた。

 浮遊感と同時に、足が着かなくなった恐怖で、愛依は必死に両足をばたつかせる。しかし、それも一瞬のことだった。
 枯れ枝が折れたような音が響き渡るとともに、愛依の首が伸びきる。頚椎が折れたのだ。
 支えを失った頭は重みで愛依の胸辺りまで垂れ下がる。
 暴れていた両足も、完全に力を失ったように、だらんと伸びていた。

 成海は、引っ張っていた縄を今一度フックに引っ掛け、愛依の正面に回る。
 胸に密着していた頭を僅かに持ち上げ、愛依の表情を確認した。
 双眸は黒い瞳が裏返り、瞳孔は完全に開いていた。
 股間からは小水が漏れ出て、太ももをから足先までを伝い、床に垂れている。
「ハッハッハッハッハッ!! 愛依ちゃん、望み通り完璧に殺してあげたよ! さぁ、これからバラバラにして身体の中身を私の新しいコレクションにしてあげるからねぇ!!」

 愛依が死んだのを確認して、成海は高らかに、狂笑った。
 新しい玩具を手に入れた幼子のように純粋で、澄んだ声。
 だが、双眸には完全な狂気を宿して、悪魔の化身は心の底から込み上げてくる歓喜の渦に酔いしれていた。


          ×         ×


 リビングに設置されたテーブルの上で、眞依は折り鶴を折っていた。
 以前、文房具店で買ったばかりの折り紙を用いて、せっせと作業に励んでいる。
 テーブルの上には、既に五個以上の完成した折り鶴が並んでいる。

 完成した折り鶴の下には、色鉛筆をふんだんに使って描かれたイラストと、文字が書かれている。
「なにやってるの? 眞依」
 食器を洗い終えた母が、身を乗り出して眞依の手元を覗く。
「お母さんは見ちゃダメ!」
 咄嗟に両手で作り途中だった折り鶴を隠すと、母を睨んで警戒する。

「はいはい。明日も学校あるんだから遅くまでやるんじゃないよ」
 ため息を漏らして、母はキッチンに戻ると、食器を片付ける。

 母が完全に興味を失ったのを確認して、眞依は再び折り鶴作りを再開した。
 愛依の誕生日まであと三日。誕生日までに、とにかくたくさんの折り鶴を折ろうと決めていたのだ。

 丹精込めて作ったプレゼントを、愛依は喜んでくれるだろうか?
 折り鶴を貰った愛依は元気になってくれるだろうか?
 愛依の笑顔、そして、愛依と一緒に遊ぶことを頭に思い浮かべながら、眞依は鶴を折り続ける。



 お姉ちゃん。はやくげんきになってね!
                         まい



 折り鶴が添えられた画用紙には、姉の似顔絵や猫のイラストとともに、励ましの言葉が大きく書かれていた。



END

395:名無しさん@ピンキー
13/08/30 10:50:38.81 p4//vtn7
以上です。
有り難うございました。

396:名無しさん@ピンキー
13/08/30 12:01:09.69 g6A3AW9T
なかなかに鬱い

397:名無しさん@ピンキー
13/08/31 00:07:49.22 QKTRch+R


398:名無しさん@ピンキー
13/08/31 01:37:46.15 qnR4IROG
いくら焦ってるからって、ドアノブのツマミ捻る事さえ出来ないのはご都合過ぎ。
しかもこれまでの全員も同じ道とか、知障しかいないのかこの世界

399:名無しさん@ピンキー
13/09/01 02:35:42.07 0Ht1ueof
どちらかというと、というか間違いなく↓こっちのスレの方が良かったんじゃないか?

猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第11章
スレリンク(eroparo板)

400:名無しさん@ピンキー
13/09/02 08:39:51.00 BCyPPdHG
性的にレイプすんのが目的で、別に痛めつけたり殺したりが目的じゃないもんな

401:名無しさん@ピンキー
13/09/02 19:02:01.03 H3ZQWWvI
確かに内容に文句はないけど、猟奇スレの方が喜ぶ読者は多いと思うよ

402:名無しさん@ピンキー
13/09/02 23:15:12.98 M7VY9SEg
>>399
ただアッチだと
この程度だと「ぬるい」と言われる可能性が微レ存
(むこうはエロも必要だけどその後の解体等の方がメインディッシュだし)

403:名無しさん@ピンキー
13/09/02 23:58:26.61 5tqC15Kf
ねえよ

404:名無しさん@ピンキー
13/09/03 05:48:44.64 nwdf8dns
…これでぬるいのか_| ̄|○ il||li
俺にはとても耐えられそうにない

405:名無しさん@ピンキー
13/09/03 09:36:04.80 9/18DBVq
グロ云々以前に、まず文章がこなれてない割に奇をてらいすぎで不愉快というか見苦しい。

406:名無しさん@ピンキー
13/09/03 13:48:47.57 RsOgWe31
普通に双方のスレに有益な提案としてまとまりかけてた話が
>>402がややこしくしたせいで蒸し返されて、叩きや追い出しになってきた
まあ上のは、板をまたいで活躍中のスレつぶしの荒らしだともうけど

407:名無しさん@ピンキー
13/09/04 09:29:46.75 cjDvhHzI
内容を褒めてるレスが無い時点でお察し。
そもそも何このタイトル?
痛すぎ。

408:名無しさん@ピンキー
13/09/16 23:32:36.43 /ec+RTYO
まぁ投稿が増えて賑やかになってきたのは良いことだ

409:名無しさん@ピンキー
13/09/25 20:14:30.01 d1a5uRyl
14章に読み返したいSSがあったから嬉しい。
保管庫管理人さんありがとう!!

410:名無しさん@ピンキー
13/09/26 01:13:37.94 YUvldHUf
URLリンク(wiki.livedoor.jp)

12章更新完了。トップページにも書いてあるように、
有志の方から頂いた過去ログのデータと不足分は補完しました
13章以降は外部サイトの利用など色々考えておきます

411:名無しさん@ピンキー
13/09/27 17:14:42.70 rUj48bLx
いつもありがとうございます!m(_ _)m

412:名無しさん@ピンキー
13/09/27 20:00:00.40 deLlRBJy
更新乙です。

413:名無しさん@ピンキー
13/10/12 11:08:14.03 dadfhKRR
あげ

414:名無しさん@ピンキー
13/10/20 19:27:39.32 DU4KooX3
百鬼夜行抄のエロパロ投下していいでしょうか

415:名無しさん@ピンキー
13/10/21 05:16:51.13 W3e/ft5T
ダメだと思う理由がわからん

416:名無しさん@ピンキー
13/10/22 22:43:11.00 gFwOQpv1
はよはよ

417:名無しさん@ピンキー
13/10/24 20:08:20.35 B9xDxEQx
妖怪レイプ?

418:名無しさん@ピンキー
13/11/01 01:51:25.06 EcdxbzPg
作者も荒れてるみたいだし久々に秋庭里香の輪姦が見たいな

419:名無しさん@ピンキー
13/11/01 17:00:36.16 08OVZEAS
久々っていうか、過去にあったっけ?

420:名無しさん@ピンキー
13/11/02 07:30:12.70 bU+qYndX
リンリンとカンカン

421:名無しさん@ピンキー
13/11/03 13:54:37.63 AClNInzW
ニンニンとシンシン

422:こじか りん姦
13/11/03 14:55:03.49 5OpUc5b0
夕方の公園のベンチで瀬尾俊二はただぼんやり座っていた。何も取り柄もない
平凡でおとなしい彼の日課だった。
「ん?」
俊二が顔を上げると向かいのベンチに小さな女の子がいた。その子は
俊二を見て意地悪そうに笑うと突然スカートを捲ってみせた。
(ちょ、何やってんだよ)
俊二の目の前に可愛らしい白いパンティーがモロ見えになり、俊二は目のやり場に
困ってしまった。それでも思わずモロ見えになったパンティーをつい凝視してしまう。
俊二の目がパンティーに釘付けになるのを見計らい嘲笑うかのように彼女は
立ち上がって俊二に近づいてきた。
「お兄さんエロいね~。今、わたしがここで大声出したらどうなるかな~」
その言葉に俊二はギクッとなった。サッと血の気が引き背筋が寒くなる。
そんな俊二の反応を楽しむかのように彼女は嘲笑いながら立ち去って行った。
呆然と彼女を見送った俊二は安堵したが次第に彼女にからかわれた怒りが
こみあげてきた。
(ふざけんな!あのガキ!)
復讐を胸に誓い俊二は帰宅した。

翌日
俊二はまずは彼女を見つけるべく学校の校門の近くに車を止めた。
(そろそろ下校時間だな)
腕時計で時間を確認すると続々と帰宅する子供たちを観察した。
なかなか発見できなかったが、30分後ようやく昨日の彼女を発見した。
彼女は3人の友達といっしょに帰宅するところだった。
車を降りて見つからないように距離を保ってあとをつける。
しばらくして友達とも分かれ1人になった。そして10分ほど歩いた
ところで自宅を発見した。
(ここか)
自宅を確認して車に戻り帰宅した。俊二はこれからどう復讐するかを
家でじっくり考えるつもりだった。

423:こじか りん姦
13/11/03 14:55:41.52 5OpUc5b0
「さてと」
俊二は隠し撮りした写真をプリントしてテーブルの上に置いた。
写真とはいえ顔を見れば見るほど苛立ちが募ってくる。写真の中の1枚を
取り出すとその写真に写っている彼女を睨み付けた。そして白いマーカーで

『九重りん』

と大きく名前を書いてボードに突き刺した。
それから俊二は復讐の準備に取り掛かった。
「この部屋がまた役に立つなんてな」
自嘲気味に俊二は言った。そこは地下の部屋だった。俊二の家はかなり大きい、
一戸建てで1F、2F、そして地下室まである。この地下室は元々は倉庫だったが、
俊二がエレキギターを始めた時に騒音になるからというので自分の部屋に
してもらったもので防音措置もしてある。今はもうギターは弾かないために
この広い地下室もほとんど使わなくなってしまっている。
「さてやるとするか~」
俊二は不要のものを隅に寄せて懐かしい、今は使っていないベッドを地下室の
真ん中に寄せた。そして周囲に三脚を置いて撮影の準備をする。さらにTVと
DVDプレーヤーを設置した。こうして準備を終えた俊二はニヤリと笑った。
「明日だ、明日思い知らせてやる」
復讐に燃える気持ちを宥めつつゆっくりと眠った。

424:こじか りん姦
13/11/03 14:56:58.74 5OpUc5b0
翌日
俊二は気持ちを昂ぶらせながら家を出た。もう計画は練ってある。
りんが友達と分かれて1人になるポイントの近くで車を停める。
昨日と同じ時刻、予定通りにりんは現れた。
「時は来た!」
俊二は自分を奮い立たせるように車の中で叫んだ。車のエンジンをかけたまま
降車してりんを待ち伏せする。そしてついにりんを射程に捉えた。
バチィ!
「!!」
後ろから口を塞ぐのと同時にスタンガンを打ち込む。りんが動けなくなるのを
確認して車へと押し込んだ。
「・・・が、あ、あ、あ」
威力がかなりあったせいかりんが後部座席であがく。ただ大きな声は出せないほどの
ダメージはあったようだ。
「・・・い、うう、あ・・・」
りんは衝撃の痛みに堪えてなんとか声をだそうとする。
「おとなしくしてろよ、騒いだらコイツをもう1発撃ち込むぞ」
そう言って俊二が手に持ったスタンガンを見せて火花を見せる。その効果もあってか
りんはうずくまったままおとなしくなった。
家に到着すると俊二は念には念を入れてもう1発撃ち込んだ。
バチィ!
「!!」
強烈な衝撃にりんは悶絶した。俊二は車から降りると衝撃で動けなくなった
りんを抱えて家に入った。そして地下室へ入って扉の鍵をかけた。

425:こじか りん姦
13/11/03 14:58:43.33 5OpUc5b0
「よいしょっと」
俊二は室内の中心にあるベッドにりんを下ろす。りんは逃げ出そうとしたが
スタンガンの衝撃による痛みで身体が動かなかった。スタンガンの効果に満足
しながら俊二はりんの着ていた服を強引に脱がせていった。
「いや!いや!なにすんのよ!」
精一杯の大声をあげるりんだったが、ただでさえ身体が言うことをきかないうえに
俊二の腕力に敵うはずもなかった。抵抗らしい抵抗もできないまま全裸の姿を
晒してしまうことになった。りんを全裸にした俊二はベッドにセットしていた
拘束具で「大の字」になるようにりんの手足を拘束した。
「いやあ、やめて!やめてよう!わたしが何したの?」
りんからすれば当たり前に聞こえる問いであったが、この問いほど俊二を
バカにしたものはなかった。
(コイツ自分が何したか覚えてないのか!ふざけやがってこのガキ!)
俊二は鬼のような形相でりんを睨み付けるとデジタルビデオカメラを持って
りんの身体をじっくりと撮影し始めた。
「いや!やだ!撮らないで!」
りんは抵抗しようともがいたが拘束された状態ではなす術もなかった。
俊二は怒りと復讐できる悦びを感じながら、りんの顔に近づいて言った。
「これから九重りんちゃんをレイプしま~す」
「・・・え?」
衝撃の言葉に絶句する。だがそれはすぐに恐怖へと変わった。
「いや!いや!助けて!先生!助けて!」
「それとこのレイプはしっかり撮影されるから。頑張ってねりんちゃん」
俊二は周囲に配置したビデオカメラも回し始めた。そして小型のビデオカメラを
持ったままりんの広げられた股間へと手を伸ばしていった。
「いやあ!触んないでえ!」
まだ毛も生えていない割れ目を広げる-いわゆる『くぱぁ』状態にして
りんの顔と『くぱぁ』な割れ目を交互に撮影する。
「りんちゃんのおまんこで~す。まだまだピンク色で~す」
「いやだぁ、撮っちゃやだぁ」
だんだんりんの声が弱々しくなってくる。涙と鼻水で顔面がボロボロになる。
そして「ウグッ!」とりんが呻いた。
俊二の人差し指が第一関節までではあるがりんの膣に入れられたのだった。
オナニーの経験はあるが指を深く入れたことはなく初めて感じる衝撃に
りんは頭がパニクってしまった。

426:こじか りん姦
13/11/03 14:59:17.55 5OpUc5b0
「あ、あ、ああ・・・」
俊二は指をグルグルとゆっくり動かして膣内をほぐしていく。そうするうちに
りんの膣内がだんだん湿ってきた。
(生意気に濡れてきやがった)
俊二はかき回した指を引き抜くとりんにその指を見せた。
「ほ~ら、これがりんちゃんの愛液だよ~。ホントこのエロガキが!」
「・・・やぁ、もう許してぇ」
「バカ、これからが本番なんじゃねえか」
俊二がTシャツを脱ぎ、ズボンとトランクスも脱ぐ。俊二は臍まで反り返った
肉棒をりんの目の前に突きつけた。
「ほ~らオチンチンだよ~、このオチンチンでりんちゃんをレイプするからね~」
目の前で見せつけられたグロテスクな肉棒にりんは震えあがった。
「い、い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
必死に、だが全く無駄にりんが足掻く、もがく、逃れようとする。
だが拘束具の金属音がガチャガチャと鳴るのみだった。
俊二はガチガチの肉棒をりんの膣にあてがった。異物が触れた感触に
りんは背筋が凍った。
「りんちゃんの処女レイプ本番いきま~す」
俊二は鳥肌の立ったりんのお尻をガッチリ掴むとりんの膣内への挿入を開始した。
「アグゥ!ウグッ!痛い!痛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
凄まじい激痛にりんが悲鳴をあげる。それもそのはずで挿入という言葉では生温い、
掘削という表現が正確だった。りんのお尻を掴んで何度もガン!ガン!と
深く突き入れていく。突かれるたびにりんから悲鳴があがった。
「・・・たすけてぇ・・せんせい・・・・」
来るはずのない助けを懸命に求めるが、それも俊二の嗜虐心を煽ることになった。
「無駄!無駄!折角だから先生にこのレイプビデオ送ってやろうか」
「いやあ!やめてよお!」
りんが泣き声交じりで哀願する。そのりんの哀れな姿は俊二の復讐心を大いに
満足させるものだった。それと同時に新しい玩具を得た悦びの感情が
湧き上がってきた。
「オラ!りん!このエロガキ!レイプされた感想はどうだ!」
俊二の中でこの生意気な玩具を壊してやりたい衝動が湧き、それが激しい
ピストンとなって表れた。

427:こじか りん姦
13/11/03 15:00:03.61 5OpUc5b0
「あぁ!ごめんなさい!もうゆるしてえ!」
りんが何度も叫ぶ。許しを請う泣き声は止むことなく続いているが
俊二には何の感傷も抱かせなかった。
「うるさい!黙ってろ!」
怒鳴りつけて破壊衝動にまかせて犯し続ける。
(壊れちまえ!壊してやる!)
頭の中で何度も反芻する。ざまあみろという気持ちがりんにこれでもか
とばかりにぶつけられる。そしてその激しいピストンもいよいよラストを
迎えることとなった。りんにとっては悪夢でしかないが・・・。
「そろそろ出すぞ!りん!お前のマンコに俺の精液を出してやるからな!」
膣内に出される。そして膣内に射精されることがどういうことなのかも
りんは分かっていた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!出しちゃいやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「うるせええええ!!」
ドビュ!ドビュ!ドビュ!ドビュ!
抵抗も虚しくりんの膣内で大量の精液が注がれていく。
「あ、あ、あぁ、あぁ、あぁぁぁぁぁ・・・・」
膣内に射精されたショックか、りんは虚ろな目で天井を見ていた。焦点は
定まらずまるで抜け殻のようになっている。
「ふぅ」
長い射精の余韻を堪能した俊二が肉棒をりんの膣から引き抜いた。肉棒が
精液と愛液と血でテカテカと光っていた。俊二はビデオカメラを持って
りんをまた撮影し始めた。放心した表情をアップで映し、そして最後に
りんの膣を、膣から溢れた精液が流れるシーンは長い時間撮影した。
俊二は撮影を終えると周囲の機器を整理し始めた。かなりガタガタと音を
立てたのだが、りんは放心したままただ天井を見上げていた。

428:こじか りん姦
13/11/03 15:00:37.33 5OpUc5b0
どれだけ時間が過ぎたのか、りんには分からなかった。
「さてチェックするか」
俊二がTVをオンにしてDVDをセットする。そしてりんの拘束具を外して
今度は手錠を後ろ手にかけた。それからりんをTVの前に座らせる。
りんはフラフラしており、まだ目の焦点が合っていなかった。
「さあ、よく見ろよ」
俊二はリモコンの再生ボタンを押した。TVの画面がこの地下室を映しだす。
そしてりんのレイプの映像が流れ始めた。
「・・・いや止めて、見たくない!」
りんが画面から目を逸らした。画面にはりんの裸が映し出される。
泣き顔がアップになり、首、胸、お腹へとカメラが動いていく。
音声からは泣き声、悲鳴、哀願が耳に
そしてカメラは大きく広げられ丸見えとなった膣を映し出した。
そして問題の「くぱぁ」のシーン、りんの顔と膣が交互に映しだされた。
「レイプのシーンはこれから編集するからよ。楽しみにしてな」
俊二が口を挟んで言った。りんにとっては見たくもない映像を見なくて
済んだとも言えるが、編集ということはこれからこれに組み入れるという
ことなので慰めにならなかった。
「そろそろラストシーンだぜ。じっくり見ろよ」
俊二はりんの顔を掴んで画面を凝視させるようにした。TV画面から
ラストシーンが流れ始める。
「・・・う、う、やだぁ・・・」
行為を終えた後のりんの哀れな表情、そして膣から溢れてくる
精液が零れ落ちるシーン・・・。
レイプ後のシーンをりんはまざまざと見せつけられた。

429:こじか りん姦
13/11/03 15:01:35.76 5OpUc5b0
「ククク、ビデオ見てたらまた勃起しちまったぜ」
俊二はりんをベッドから落とし自身は大股開きで座ったままりんに命じた。
「おい、しゃぶれ!」
「・・・え?」
りんは言葉の意味が分からず呆然とする。
「俺のチンポをしゃぶれって言ってんだよ!」
俊二がりんの眼前に肉棒を突きつける。精液でベットリと汚れた肉棒を見て
りんは拒否するように目を背けた。
「しゃぶんねえとこの映像ネットで流すぞ!」
「え!」
「お前の名前、住所、学校も全部この映像につけてやるよ!」
「あ、あぁ・・・」
逆らうことなどできないと悟らせるのに十分な言葉だった。
「う、うぅ・・・」
おずおずと顔を近づけ汚れた肉棒を口に含む。むせるような悪臭が鼻につき
りんの顔が歪んだ。
(うぅ、臭い・・・気持ち悪い・・・・)
こみあげてくる吐き気を堪え、目を閉じてしゃぶり続ける。
「もっと前後に頭を動かせ!もっと強く!」
俊二がりんの頭を掴んで前後に動かし始める。激しいストロークのために
りんは息がつまり激しくむせた。りんの頭から手を放した俊二が吼える。
「何むせてんだ!早く続けろ!」
俊二の命令にりんは震えながら従った。もう俊二は手を放したままだったが、
りんの方から肉棒を咥えて激しく前後に動いていた。やがてりんの口の中で
俊二のの肉棒がムクリと膨らんだ。
(え?な、なに・・・)
「出すぞ!りん!零すなよ!」
俊二がりんの頭をガッチリ掴んだ。そして、
ドビュ!ドビュ!ドビュ!ドビュ!
りんの口の中で俊二が射精した。
「んぐぅ!んふぅ!んぐっ!んん!んんんんん!!」
りんの口いっぱいに精液が注がれる。頭を掴まれて口を放すことができない
りんはハムスターのように頬を膨らませて溢れてくる精液を受け止めていた。
「零すなよ!しっかり溜めておけ!」
俊二はビデオカメラをセットし直すと、録画モードにしてりんを写した。
「よ~し、ゆっくり口を開けろ!」
言われるがままりんは口を開けた。口の中は俊二の出した精液が所狭しと泳いでいた。
俊二はじっくりと精液で溢れかえったりんの口の中を撮影した。
「よし、もう飲んでいいぞ!」
「!」
このまま吐き出せると思っていたりんは驚き憐れみを請うような目で俊二を見た。
「早く飲め!零すんじゃねえぞ!」
2度目の有無を言わさぬ言葉にりんは身体を震わせながらドロドロの精液を
飲みこんでいった。
「どうだ精液はおいしかったか!」
「・・・・・」
りんは俯いたまま涙を浮かべていた。
「言え!」
「ヒッ!」
「カメラに向かって『精液おいしい!』と言え!」
りんは逆らえない。カメラに向かって言われるまま言うしかなかった。
「・・・せ、せーえき・・お、おいしい・・・」
「声が小さい!!」
俊二が叫んでりんの髪を思い切り引っ張った。
「せ、せーえきおいしい!せーえきおいしいいいいいい!!!」
りんの叫ぶ淫語に俊二は満足そうに高笑いした。

430:こじか りん姦
13/11/03 15:06:15.91 5OpUc5b0
「さてと、もう6時30分か。りん着替えろ!!」
俊二はりんの拘束を全て解くと服を投げて渡した。
りんはフラフラの状態で服を着るにも時間がかかる有様だった。
それでもどうにか着替え終えた。
「・・・きがえました」
りんが弱々しい声で俊二に言う。
「よし、これも忘れんな」
そう言ってりんの携帯電話を渡す。
「お前の登録情報は全部もらっといたからな」
「え?」
「これから俺が呼び出したらすぐに出てこいよ」
「そ、そんな・・・」
「もしもシカトなんかしたら、もう分かってるよな」
りんの顔が蒼白となった。映像をネットで流される。それはもう
りんにとって死刑宣告に聞こえた。そして目の前の男にもう絶対服従
するしかないということを思い知るには十分だった。
りんは俊二の車に送られて自宅の近くで下された。
「じゃあな!また連絡するからな!」
俊二が車で去っていくのをりんは見ていなかった。
ただただ、これから起こることに目の前が真っ暗になっていた。

431:こじか りん姦
13/11/03 15:09:08.56 5OpUc5b0
今回は以上です。
ありがとうございました。

続きを書く予定ですが遅筆なのでどこまで
頑張れるものやら・・・。

テキトーに気長に書くつもりです。

432:名無しさん@ピンキー
13/11/03 15:11:45.94 AClNInzW
乙です!

433:名無しさん@ピンキー
13/11/03 20:51:23.36 qO7CL3w8
乙~

434:名無しさん@ピンキー
13/11/04 05:39:40.40 jioEwuvL
りんちゃんかわいそうー(棒)

435:名無しさん@ピンキー
13/11/07 00:09:09.47 5Eyqu10E
いい!

436:こじか りん姦
13/11/09 00:06:13.38 i8Bc1aeH
あの忌まわしいレイプに遭ってから、りんはいつも脅えていた。
学校の登下校では周りをキョロキョロしながら歩き、授業中はずっと
外を眺め、家で1人の時は部屋の明かりを全て点けるようになった。
そして何より1番脅えたのは携帯の着信音だった。
着信音が鳴るたびにりんは心臓が止まるほどビクッとなり、そして
おそるおそる電話とメールの相手の確認をした。そして相手があの男で
ないと分かると安堵するのだった。
この3日間、あの男からの連絡はない。りんはホッと胸を撫で下ろして
今夜も眠りにつくことができそうだった。

ピロロロン♪
りんがようやく眠りの世界に入ろうとしたとき、りんの携帯の着信音が鳴った。
(な、なに!ま、まさか・・・)
りんは携帯を手に取って誰からのものか確認した。
「!」
アニメのキャラの名前で登録されている相手を確認してりんは身体が震えた。
「は、はい・・・」
りんは声を震わせて電話に出る。
「ほう、ちゃんと出たな。まあ出なかったら映像がネットに流れるだけだがな」
嘲笑う声で楽しそうに言う。酒も入っているようだった。
「な、なんでしょうか・・・」
他に聞こえないように小さな声で訊ねる。
「ああ、明日だけどな朝7:00までに学校裏の公園のトイレ前に来い」
有無を言わさぬ命令を出し、そして一方的に電話を切った。
ツー、ツーという無機質な音だけがりんの携帯から流れる。りんは携帯を
握りしめたまましばらく動けなかった。
「・・・いやだ、いやだよう」
小さな声で呟いたあとりんは泣いた。眠れない夜は無慈悲に時を刻んでいった。

437:こじか りん姦
13/11/09 00:07:08.27 i8Bc1aeH
翌朝
眠れない夜を過ごしたりんは普段よりもかなり早く登校した。
同居しているレイジは不審に思ったが、りんは学校でやることがあるからと
言って家を飛び出していった。
少し遅れていたため、りんは時間に間に合うように必死に走った。
(早く行かなきゃ!)
全力疾走で指定された場所に着き時間を確認する。何とか時間内に着いたようだった。
りんはひとまず安堵する。すると、

ピロロロン♪
りんの携帯が鳴った。
「は、はい」
「時間通りに来たな。よし後ろを見ろ」
りんは言われるまま後ろを振り返った。するとそこにはあの男の車があった。
「車は分かるか」
「は、はい」
「そうしたら車に来て後ろに乗れ」
言葉が終わるや否や電話が切れる。りんは車に向かって走り開いたドアから
車に乗り込んだ。
「よく来たな。まあそこに座ってろ」
りんは言われたままシートに座る。かなりゆったりとしたシートで前後に
かなり余裕があった。車がゆっくり動いて人気のない駐車場に入る。
あの男-俊二が運転席からりんの座っている後部座席へ移った。
俊二はりんの隣りに座ると震えているりんの顔を上げさせてりんの脅えた表情を
楽しんだ。
「・・・あ、あの」
なにをすればという言葉をりんは飲み込んだ。おそらく、いや確実に悪いことに
なると分かっていたから。

438:こじか りん姦
13/11/09 00:08:57.20 i8Bc1aeH
「さてと始めようか」
俊二はそう言うとカチャリとベルトを緩めて、ズボンとトランクスを下ろした。
そそり立った肉棒がりんの顔まで跳ねる。
「う、あぁ・・・」
息を飲むりんに俊二はおぞましいことを語り始める。
「今日は朝1番の精液を口に入れたまま昼まで過ごせ」
「え!?」
驚いて俊二を見上げるりん。だが俊二は構わず言葉を続ける。
「4時限目が終わったら、裏の校門に来い」
「そ、そんなの・・・」
「嫌ならいいぜ」
俊二がニヤリと笑ってDVDを見せる。タイトルにはりんの名前と学校名、
そして住所、携帯の番号までも記されていた。
「・・・あ、あぁ」
「お前には拒否権なんてないんだよ。おとなしく俺に服従しろ!」
「・・・う、うぅ、は、はい」
「よ~し話しの続きだ。裏の校門で俺が待ってるからな。そのときにちゃんと
口の中に精液を溜めてあるか確認するからな。少しでも減ってたらアウトだ!」
俊二の言葉にりんは頷くしかなかった。
「・・・は、はい」
「その前にこれをつけるからパンツ脱げ!」
そう言って俊二はピンクローターを取り出すとりんの膣内に挿入した。
「ああ!」
俊二の肉棒よりははるかに小さいが膣の中に異物が入っている感触が
りんを不快にさせた。俊二はローターのセットが終わると試運転とばかりに
スイッチを入れた。
「あ!ああ!ひゃっ!ああ!!」
ローターの振動にりんが悶える。りんの未熟な膣にローターは刺激が強かった。
「よし快調、快調」
ローターの反応に俊二が満足しスイッチを切る。
「・・・あ、はぁ、はぁ、はぁ」
振動が止まるとりんは息が荒くなりシートの背もたれに寄り掛かった。
「もう感じてやがんのか。ビッチなエロガキだぜ!」
ローターの効果が絶大なことにも満足して俊二は笑った。

439:こじか りん姦
13/11/09 00:09:39.01 i8Bc1aeH
「さあ惚けてないで!早くしゃぶりやがれ!」
りんの髪を引っ張って自分の肉棒をりんの口へとねじ込む。
「ウグッ!」
りんは呻いたが、俊二に逆らうことなくフェラチオを始めた。
「んむ、んぐ、んむぅ・・・」
最初に叩き込まれたことを思い出してしゃぶるものの、男の性器を口に含むという
行為そのものに嫌悪感は高まる一方だった。
「ほう学習能力は高いじゃねえか」
まだまだぎこちない動きではあるもののりんのおしゃぶりに俊二は満足していた。
それにりんにフェラさせることそのものが十分な快感を呼び起こしていた。
「よ~し出すぞ!りん、しっかり受け止めろよ!」
俊二はりんを逃がさないように頭を強く掴んで自らも腰を動かした。
ドビュ!ドビュ!ドビュ!ドビュ!
「んぶぅ!んぶ!んぐ!んぐ!んぐぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
勢いよく放たれた精液が何度も何度もりんの口の中へと吐き出されていく。
滝のように注がれた精液がりんの口の中で白濁色の汚沼となった。
俊二は最後の射精をするとゆっくりと肉棒を引き抜いた。
そして用意していたデジカメを取り出す。
「りん、ゆっくり零さないように口を開けろ!」
りんは顔を上に向けて言われたように口を開ける。1番搾りの精液が
りんの口の中でドロドロの白濁沼を作っている光景はまさに汚染という
言葉がしっくりきていた。俊二はそれをデジカメで何枚も撮影した。
「よしよし、良い写真が撮れたぜ」
画像をチェックした俊二が出来映えに上機嫌になる。
「お前も見てみろ」
俊二が画像をりんに見せる。自分自身の卑猥な姿にりんは目を逸らした。
「しっかり口を閉じてろよ。昼に確認したときにこの画像通りじゃなかったら
この画像も含めてビデオ流出させるからな」
俊二が言うと、りんは目に涙を溜めて頷いた。
「おら!これつけろ」
渡されたのは大きなマスクだった。口元を見られないようにするためだ。
りんは命じられるまま手渡されたマスクをつけた。
「よし、もう学校に行っていいぞ」
車のドアを開けてりんを降ろす。「行け!」と命じられてりんは学校へ行くのだった。

440:こじか りん姦
13/11/09 00:10:11.36 i8Bc1aeH
学校の校門では今朝も元気に子供たちが登校していた。りんは学校に着くまでの間、
今日をどのように耐えて過ごしていくかを考えていた。
そしてこのマスクをつけた姿を活用して、今日は風邪をひいて声が出ないことに
しようと考えた。だが、この考えがちゃんとできるかはりんにも自信がなかった。
教室に入り自分の席に座ったとき、
「りんちゃん、おはよう」
と挨拶する友達-宇佐美々と鏡黒が近づいてきた。
「どうしたの?りんちゃん」
マスクをつけたりんに美々が訊ねる。
「ん、んんんんんん」
口の中の精液を零さないようにするために、固く口を閉じているので声が出せない。
それに口の中はドロドロで不快な感覚が吐き気を催しそれに耐えなければならなかった。
「風邪ひいちゃったんだね。声も出ないくらい」
2人の問いかけにりんは頷くことで答えた。
「だいじょうぶ?お休みした方がいいんじゃないの?」
この問いにもりんは頷いて答え、大丈夫、大丈夫というゼスチャーをした。
やがて始業の時間となり、担任の青木が教室に入ってきた。
「起立!礼!」
「おはようございます!」
という挨拶が終わり、出欠をとる。
次々と名前が呼ばれ、その都度生徒たちは元気な声で返事をした。そして
「九重」
りんの名前が呼ばれた。
「!」
りんは手を挙げることで返事の代わりにする。
「どうした九重?」
という青木の問いに答えたのは美々だった。
「先生、りんちゃん風邪で声が出せないんです」
「風邪?大丈夫か?」
青木の問いかけにりんは美々にしたゼスチャーで答えた。青木は心配ではあったが
本人が大丈夫と答えたことで残りの出欠をとり続けた。やがて出欠もとり終わり
1限目の授業のチャイムが鳴るのだった。

441:こじか りん姦
13/11/09 00:11:13.93 i8Bc1aeH
1限目の授業は国語だった。
教科書の物語を青木に指された生徒が代わる代わる読んでいくのだが、
りんには内容も誰が読んでいるのかすらも上の空だった。
(う、やだ・・お口ゆすぎたいよう・・・)
口の中の精液はゼリーのように舌や歯に絡みつき味覚を破壊するかのようだった。
そして鼻まで覆ったマスクが密封された精液の臭いを充満させていた。
りんはマスクを外したいと思ったが、強烈な精液の臭いが周りの生徒に
気づかれるのを恐れて外せないでいた。
(はやく、はやく終わって~)
りんは何度も何度も時計を見た。今は1秒でも早くこの時間が過ぎてほしかった。
続く2限目、3限目もりんはこの悪夢のような時間が過ぎるのを必死に耐えるのだった。

4限目
(あと少し、あと少しで終わる・・・・)
3限目までを何とか耐えたりんが頭の中で反芻する。
我慢はもう限界に達している状況だった。3限目までと同じように時計を
何度も見て時間が過ぎ去るのを待つ。
「ねえ、何か臭わない?」
前に座る女子が隣りの女子に話すのが聞こえたとき、りんはギクッとなった。
(ど、どうしよう、どうしよう・・・・)
臭いの元が自分であることは明白である。もし周りが騒いで臭いの原因が
自分だと知られたら。マスクをとられて精液が入っている口の中を見られたら。
軽蔑をともなう好奇の目に晒されるだろう。
りんは無駄と知りつつマスク越しに手で口を覆った。
「うるせえな~、なんか臭うんなら窓開けりゃいいじゃん」
窓際にいた男子がめんどくさそうに窓を開けた。新鮮な空気が流れ臭いも消える。
ヒソヒソと話していた女子も静かになった。
(よ、よかった~、ありがとう)
りんは心から窓を開けた男子に感謝した。お昼まであと15分、りんは少しだけ
希望を持てた。

442:こじか りん姦
13/11/09 00:11:44.50 i8Bc1aeH
(あと少し、あと15分で終わる)
そう思っていたりんを突き落すようにそれは襲ってきた。
ヴィィィィィィィィ
「!?」
りんがビクッと身体を震わせた。りんの膣内のピンクローターが作動したのだ。
口内に忍耐力を集中させていたため、膣内に入れていたローターのことをすっかり
忘れてしまっていた。激しい振動がりんの膣内を刺激する。
(あ、いや、声出しちゃダメ、ああああ)
りんはローターの刺激から少しでも逃れようとりんは身を捩る。
だが、それが裏目に出てしまった。
「!!!」
ローターが外れそうになりズレたことで、ローターがりんのクリトリスに
あたるようになってしまった。
(あぁ、あぁぁぁぁぁぁ、ダ、ダメェ・・・)
ローターからの激しい振動がクリトリスを刺激してしまい、りんのカラダが
エロい反応を見せてしまう。愛液が止め処なく分泌され溢れた愛液が膣から
流れていく。流れた愛液がパンティーを濡らし大きな染みを作っていった。
(いやぁ、濡れちゃってるぅぅぅぅぅ、あぁぁぁぁぁぁ)
「ンフッ!!」
思わず声が出てしまった。ローターの振動が強さを増したせいだった。
口から精液が少し零れマスクを湿らせる。マスクから精液の臭いが
鼻をつく。鼻からは精液の臭いによる不快感、膣からはローターの振動の
強い刺激で頭がおかしくなりそうだった。
(うあぁぁぁ、もうとめて、もうとめてぇ)
身体が燃えるように熱くなり、頭の中がグラグラと揺れる。
(あ!あぁ!あぁぁぁぁぁぁ!!)
授業の終わりのチャイムと同時にりんは机に突っ伏してしまった。
息が荒くなり目がトロンとして焦点が定まらない。ローターのスイッチがオフに
なったことも気づかなかった。
(お、おわったの・・・)
ふらふらの身体で何とか立ち上がり裏の校門へと向かう。
「りんちゃん、大丈夫?」
ふらふら歩くりんを心配して美々が駆け寄ってきたが、大丈夫という意味の
ゼスチャーで手を振った。

443:こじか りん姦
13/11/09 00:12:33.67 i8Bc1aeH
裏の校門まで何とか辿り着いたりんが周りを見渡す。学校の先生や生徒には
気づかれていないしこの裏の校門にも誰もいなかった。
やがてりんの見知った(知りたくなかったが)車が走ってきて裏門の前で止まった。
ドアが開き「乗れ!」という声がしてりんは車に乗った。
りんを乗せると車は走りだし、朝会った場所にまた止まった。
「よーしマスクを外して口を開けろ」
車から降りた俊二が後部座席に来てりんに命じた。
「んぁ」
りんは口を大きく開けて俊二に見せる。朝の精液が唾液と混ざり合って
泡立っていた。
「よし飲んでいいぞ」
俊二の命じるままりんは精液をゴクリゴクリと飲み込んでいった。
「ぷはぁ、あぁ、はぁはぁはぁ」
口の中を支配していた精液を飲んだことでようやく解放された気分になった。
「昼飯はもういらねえだろ。おいしい精液を飲んだんだからな」
俊二はそう言うとマスクをチェックし始めた。そしてマスクについた臭いと
濡れた部分を見つけ出してしまった。
「りん、これは何だ」
「え、あ、あの・・・」
「あ~あ、零しちまったみてえだな~」
「ご、ごめんなさい、ゆ、ゆるしてください」
りんが涙声で許しを請う。ビデオ流出という最悪の事態がりんの心を打ちのめしていた。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
りんの哀願は俊二にとって非常に心地よいものだった。俊二としてもこの遊び甲斐の
ある玩具を簡単に手放す気はなかった。
「仕方ねえな。今回は見逃してやるよ」

444:こじか りん姦
13/11/09 00:13:39.35 i8Bc1aeH
思いがけない俊二の言葉にりんはホッとする。
「ただし」
という言葉にりんがビクッとなる。りんは顔をあげて懇願するように俊二を見た。
「ど、どうしたらいいですか?」
と訊くりんに、
「どうしたらいいと思う?」
と俊二は返した。
(ど、どうしよう、な、なにをしたら・・・)
困惑するりんを俊二は楽しそうに眺める。玩具を弄ぶ行為が優越感を満足させた。
それでも返答に窮するりんにしびれを切らして俊二は命じた。
「おいパンツ脱げ!」
「え?」
「パンツ脱げって言ってんだよ!早くしろ!」
りんは脅えながらパンティーを脱いだ。俊二はパンティーを引ったくると
じっくりと観察して臭いを嗅いだ。
「なんだビショビショじゃねえか」
濡れたパンティーをりんにも見せて顔につける。
「んん!」
「まったくこのエロガキが。ローターで感じやがったな」
俊二は呆れたように言って笑いながらズボンとトランクスと下ろす。
りんの膣に入れていたローターを外すと濡れた膣がテラテラと光った。
そしてりんを抱え上げてシートにもたれると対面座位の形をとった。
「足を開け!力抜けよ!」
俊二はりんの膣に肉棒をあてがうとそのままゆっくりとりんの腰を落とした。
「あ、あがぁ!!!」
前回よりもより深く肉棒が膣内へと突き刺さっていく。りんは息が詰まり
ゲホゲホと咳き込んでしまった。
「りん!お前も動け!上下に腰を動かせ!!」
俊二の命令にりんは逆らうことができず、たどたどしい動きで腰を上下に
動かしていく、抉られるような痛みでりんの顔が歪んだ。
「あぁぁ!痛いぃ!痛いよぉぉぉ!」
苦悶の表情と泣き声が車内に響く。
「うっ!出るぞ!りん!今度はマンコで受け止めろ!」
「いやぁ!膣内はいやぁ!」
ドビュ!ドビュ!ドビュ!ドビュ!
俊二がりんの膣の深いところで射精した。
「いやぁぁぁぁぁ!!」
りんは身体を捩って逃れようとするが俊二がしっかりと抱きかかえている
ためにのけ反ることしかできなかった。
「あぁ、あぁ膣内に・・・膣内にでてるぅ・・・」
最後の1滴まで出し尽くして俊二はようやく肉棒を引き抜いた。
放心したようにりんはシートにもたれて荒い息をしていた。
俊二は時計を確認して運転席に戻り車を走らせて裏門で停めた。
「りん!ボーッとしてないで早く教室に戻れ!」
俊二の声にりんはハッとなって戻ろうとした。そのとき下半身が
スースーするのにようやく気づいた。
「あ、あの、パ、パンティーを・・・」
「これは俺がもらっとく。ノーパンで行け!」
「あ、そ、そんな・・・」
もたつくりんに俊二は苛立って車から引きずり降ろした。
「放課後もここに来いよ!」
そう言って車は走りだした。走り去る車を背にりんはノーパンで
教室に戻るのだった。

445:こじか りん姦
13/11/09 00:16:15.01 i8Bc1aeH
今回はここまでです。

次回はネタが浮かび次第です・・・。

446:名無しさん@ピンキー
13/11/09 12:03:14.65 JTGr9RCS
乙乙~

447:名無しさん@ピンキー
13/11/10 23:35:01.89 abZZttkw
おつ

448:こじか りん姦
13/11/26 19:39:10.47 c4I5I8yD
教室に戻ると黒と美々が心配そうにりんを待っていた。
「りんちゃん、大丈夫?」
「給食はどうしようか?」
2人は優しく訊ねる。りんは苦しそうに手を振って答える。
「給食、食べられそうにないね」
黒はそう言うと青木を呼んで給食の始末を頼んだ。
「何だ九重、食べないのか?」
りんが頷くと青木はクラスの男子にりんの分の給食を分け与えた。
「大丈夫か?九重」
青木が心配そうに訊ねたが、りんは美々たちにしたのと同じように
頷いて答えるだけだった。りんは自分の席に座って休むように目を閉じた。
やがて昼休みも終わり5時限目のチャイムが鳴った。

5時限目は算数だった。黒板に問題が書かれ、その問題を解くようにと
青木が次々と生徒を順番に指していき生徒は前に出て問題を解いていく。
りんは自分が指名されないように俯いていた。
(・・・おねがい、先生指さないで)
膣内の精液が垂れてこないようにギュッと太ももに力を入れている。
ノーパンであるため椅子の感触がスカート越しに伝わり、下半身を
スースーとさせていた。
「次の問題、九重」
「!」
指名されてビクッとなるりんは青木の指名に声も出せずにいた。
「どうした?分からないか?じゃあ」
と青木が言いかけたところでりんはようやく立ち上がり黒板へと
ゆっくり歩き始めた。ただでさえ、青木に依怙贔屓されていると
思われているのに、ここでまた問題を起こすわけにはいかなかった。
(・・・ゆっくり、バレないようにしなきゃ)
りんはノーパンであることと精液が垂れてこないようにゆっくり歩く。
いかにも苦しそうに内股になってしまうのだった。
そして、ようやく黒板に辿り着くと問題の計算式を解いていった。
(・・・あと少し、あと少し、で、できた)
問題を解き終わり安堵したのがいけなかったのか、りんの膣から精液が
ツーと垂れてきた。


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