【異形化】人外への変身スレ第六話【蟲化】at EROPARO
【異形化】人外への変身スレ第六話【蟲化】 - 暇つぶし2ch600:ラミア化リレー外伝 29.5
13/02/06 07:29:17.60 dMavkHEB
「…ぁ。お姉様ぁ…」
弓使いが性的快感に溺れている間にも

弓使いの体はラミアという人外へと変えられていく

尻から伸びてきた突起は長さを増し、それに比例して足は萎縮していき
弓使いが軽く絶頂を迎える頃には下半身の蛇体は長さ7メ-トルを超え
腰の辺りから生えてきた深緑色の鱗が下半身を徐々に冒していく

601:ラミア化リレー外伝 29.6
13/02/06 07:37:40.99 dMavkHEB
「…ぁ。イイ…ダメぇ・・・」
弓使いが最後にして最大の絶頂を迎えると

弓使いの瞳の瞳孔は獣と同じ縦長に変わり
可愛らしい八重歯は凶悪な牙へと変貌をとげラミアへの変貌をとげた

「…ぁ。お姉様ぁ…下半身が熱くて切ないの・・・」

三匹のラミアと化した元勇者一向はただの獣のように犯し、犯され
まるで絡まったロ-プの様にまぐわりつづけた

602:名無しさん@ピンキー
13/02/06 16:22:57.75 va+BFavQ
外伝! 実に詳細な変身描写!
焦って30でピリオドを打ってしまい申し訳ございませんorz
外伝という形でご掲載いただき、ありがとうございました。
なにはともあれみんなで完走できてよかったです。
気軽に参加できる楽しい企画だったかなと。

603:名無しさん@ピンキー
13/02/06 22:59:12.34 RicIep9p
あぁ…自分が何となく書いたラミアという単語がこんな大作に昇華するなんて…胸熱すぎる

604:ラミア化リレー(仮) 【完】 ◆NFt41Ic3fU
13/02/07 01:11:30.65 T7T+Ly2r
ラミア化リレーにご協力いただいた皆様、まことにありがとうございました!
書き手としても読み手としても楽しませていただいた次第です。
スレを思ったより長期に占有してしまった形になり、申し訳ございません。
次回リレーをやるとしたら、2週間くらい間隔をあけてからにしようと思います。
色々とご意見や苦情など受け付けますので、気になることがあれば遠慮なく言ってくださいね。

なおタイトルの募集ですが、話のオチ的に「ラミア化リレー」でもいい感じですねw
明日までに候補が10案上がらなかった場合は「ラミア化リレー」で確定しましょう。

605:名無しさん@ピンキー
13/02/08 01:14:49.56 cA0tuQ7R
遊星からの物体Xやデッドスペースみたいな異形化するシチュも良い気がしてきた

606:名無しさん@ピンキー
13/02/08 23:37:45.72 YYDcA38f
マタンゴとかジャミラとか物体Xとかザ・フライとかいいよね

607:名無しさん@ピンキー
13/02/09 12:19:12.75 dTmWvHZr
ザ・フライは色々と応用ができそうだよなw

608:名無しさん@ピンキー
13/02/09 13:51:08.74 jOgcoNaL
>>607
あれ、元々の何の装置だったっけ…?

609:名無しさん@ピンキー
13/02/09 16:16:55.26 V6PSb4zG
>>608
物質異動ね

個人的にはウルトラマンタロウの赤い靴が
設定的に好きだな

610:ラミア化リレー(仮)後日談 1
13/02/11 16:35:26.05 Vbh85vIW
「ふむ、この大木の下に迎えが来る‥と言うことなのだがな‥」
暇だ。男は森の中で座り込んでその場で時間をつぶしていた。
「どうしたネ?こんなところでアンタ何をしてるネ?」
驚いた彼を笑う木の上に立っている女。肌は浅黒く手には弓を持っている。
「おぉ、驚いたな‥すまない、某はここで待ち合わせをしておってな‥」


苦笑いをしている男は、目の前の女を改めて見る。
男の顔が何かを閃いたような表情をみせ、喜びの声を上げた。
「おお!もしや、君が先方へ案内してくれる迎えか?」


瞬間、彼女は眼を見開く。
「あ‥悪かったネ、狩りに時間がかかって迎えに来るのが遅れたネ。」
彼にとっては遅刻くらいは気にしないようで、彼女にすぐに案内させるように頼み、歩き出す。
だが、彼女はなかなか木から降りないどころか、木の上に上がってしまった。


突然、彼の視界が闇に包まれる。
「へへ、またびっくりしたでしょうネ?」
「な、何だ!?‥おい、あまりふざけないでくれ。」
上から跳びかかってきた彼女を地面に下ろしつつ、彼は彼女を見据えた。


彼女と世間話をしている間にも、着実に彼の転機のときは近づいていた。

しかし、彼がそれに気付くのは全てが終わった後の事だった。


「‥‥と言うわけネ。この入口はどんな探知魔法も利かないネ。私たちの仲間しか通れないのよネ。」
彼にそう語る彼女の眼は自慢げだ。
「なるほどな‥‥では、連れて行ってくれ。」


擬態を解除し、深緑の大蛇の姿になる彼女につかまり、洞窟の中に飛び込んだ彼。
その奥で、彼は見慣れぬ女に声をかけられた。


会話が、洞窟の中に響いていく。
「うむ、よく気付いたな。某は魔王軍の重臣は水の四天王、フェンリルである。
我が主の命を受けここに参った‥」
声の主である彼は青白い肌をした魔族であった。


「そうかね、お偉いさんをこんなところまで来させて悪かったね。」
彼の手を引き寄せ握手する青い鱗のラミア。
「あ、オレはユウだ。よろしくですね。」
彼女が笑顔を見せた瞬間、突如彼が手を振り払う。

611:ラミア化リレー(仮)後日談 2
13/02/11 16:36:26.41 Vbh85vIW
「あ‥ああ、すまない。某、君のような土の魔族は苦手でな‥」
「それもそうだったか。水の魔物は土の魔物と相性が悪いんだったですよね。」
「左様だ‥ここだけの話、ここは某にはあまり居心地は良くはないな。」
「あはは、そうなんだ。
実はオレもここは苦手でね‥細長い生き物が苦手で、ミミズとか出るからここは好きじゃないんだ。
‥あ、もう着いちゃったですね。ここが女王の間‥キミが用のあるところさね。」
「うむ、案内ご苦労であったな、ユウ殿。
ところで、先ほどまでいた案内人がいつの間にかいなくなったようだが‥」
「‥?あぁ、ユミの事ですか?彼女にはオレたちの食料をすべて任せているんでね、
きっと次の狩りに大急ぎで行ってしまったんですよ。」
彼は仕事熱心なことであるなと一言だけ言って何か思いついたように隣にいる彼女を見つめる。

両性具有であるラミア族は上半身が人間の女性、下半身が大蛇の雄の姿をしている。
彼女は容姿麗しいと評される種族の特徴通りの美人だ。
縦長の瞳孔をした瞳は鋭い眼光を放っており、凛々しく意志の強そうな印象を与える。
人間の女にしては大きめな体はやや細めで、
しかしただ痩せているだけでなく、しっかりと引き締まっていてかなり健康的だ。
体中にいくつかある大きな傷跡はおそらく冒険者を返り討ちにでもしてついたものだろう。
青の鱗に覆われた下半身は見たところ8メートルほどはあるだろうか。
くだけた口調で話す口には鋭い牙と二股の舌が見える。

「ん?どうしたね?」
「‥いや、君を見て、誰かを思い出しそうになったが‥‥まぁ今はどうでもよい。気にしないでくれ。」


「ふふ‥フェンリルさん、だったよね?私はここの主で名前はルジュ‥よろしくね♪」
本来、水の属性を持つ彼は苦手とする土の属性を持つ魔物の領地には行くことがない。
ゆえにラミアの女王と言うものをこの目で見るのは今回が初めてである。
「う、うむ‥よ、よろしく頼む‥‥」
一言で言えば、彼は委縮していた。
四天王と言う立場上、態度には出ないようにしたが、どこか本能で彼女を畏れていた。

なにしろ、凄まじく大きいのだ。
彼の身長は擬態を解除し、元の人狼の姿をとったとしてもせいぜいが2メートル強といったものだが、
彼女の体の全長はどう考えても15メートルほどはある。
あまりに大きいために、彼女の隣にいるそれでも彼の4倍もの体長のあるユウが小さく見えてしまう。
凄まじく長い体には不都合なのか、玉座などは用意しておらず、
ひどく広いこの部屋でとぐろを巻く赤紫の蛇の下半身に腰掛けるような格好でこちらを見据えている。
「(大きいのが下半身だけなのが幸いか‥)」
彼女の上半身は人間の少女のそれで、色白で細く、まだまだ成熟してないようにも見える。
そのため、そこだけユウと見比べると何とも儚げな印象を持たせる。
しかし、見た目の年齢など多くの種族のいる魔族の中ではあてにならないことである。

実際、魔王様の秘書をしているバフォメットという悪魔は、
姿こそ獣人の幼女に悪魔の角を生やしたような姿をしているが、
それでも彼女は彼の数十倍もの年月を生きてきた魔王軍きっての古参であり、
彼や彼の親友であるアヌビスを人間の若僧ほどの歳のくせに生意気だとからかってきていたものだ。

612:ラミア化リレー(仮)後日談 3
13/02/11 16:38:29.90 Vbh85vIW
「貴殿の送った書簡、たしかに魔王様の目に通ったぞ。
その内容は、『この洞窟、および森を中心とした地域一帯を貴殿の一族の自治区として承認することの要請』
‥で、間違いはないな?」
「うん。ユウが書いた手紙はちゃんと届いたみたいね。よかったよかった。」
「そして、その返答だが‥協議の結果、そちらが条件を飲めばもっと広い地域を治めることを認める‥
ということになった。」
「へぇ!それって喜んでいいことかしら、ユウ?」
「うーん、とりあえず条件っていうのは何か聞こうよ。」
「うむ。その条件と言うのは‥亡くなった土の四天王、アヌビスの後任者に貴殿がなることだ。」
「‥どういうこと?」
「我らには貴殿がアヌビスを倒したという情報がある‥
ちょうど、ここはかつて彼が治めていた地域で、彼は後任者は自分を倒したものがふさわしいと言っていた。
‥そういうわけだ。
こちらとしても、より強いものがより高い地位にいた方が‥都合が良いのだよ。」

彼が話し終えると、ルジュはすぐに返答をした。
「‥その条件は、頷けないわ。」
「ほう、本来ならすぐにでも粛清とするところだが‥理由を聞こうじゃないか。」
「物騒な話ね‥ユウ、説明よろしく。」
「キミ、フェンリルだっけね、ちょっと俺のここを見てくれないか?」
そう言って自らの首筋を見せるユウ
そこには、大きな傷跡が二つ。
「‥む?‥そうか、君はもともと人間だったのか。‥だが、それとこれに何の関係が?」
「オレとルジュ、それにユミ‥ここにいるラミアはみんなもともとは人間なんだよね‥
‥身体はキミたちと同じようなものになっちゃったけど、それでも心は、魂は人間のままでいたいんだ。
独立したいって申請したのも、人間と魔族の中立になるためにルジュとオレが考えた結論なんだよね。」
「‥‥‥なるほど。君らの事情は分かった。では、今度はこちらの事情を話すとしようか。」


やおら立ち上がった彼は、何を思ったか擬態を解き、真の姿を二人の前に晒した。
体毛は白く、隆々とした逞しい筋肉を持つ人狼。
鋭い牙を持つ獣の口吻が言葉を紡ぐ。
「自分語りになってしまうが‥
某は、この世に生を受けて40年、そのほとんどを武の道に捧げ、交友関係と言うものを持たなかった。
だが、そんな某にも一人、心からの友と言える男がいた。‥アヌビスだ。」
「‥私を仇と思ってるってことかしら?」
「そうとも言えるが、少し違う。もちろん、貴殿を憎く思う気持ちもある。
だが、それと同じくらいに、奴を倒した貴殿の実力、この目で確かめてみたいのだ‥‥お手合わせ願う!」
戦闘の構えをとる彼。
その眼は闘志に燃え、相手の了承もないままに今にも跳びかからんとする勢いだ。
「‥そうなの。じゃあ‥ユウ、頼むよ!」
「わかった‥『再生』!」
瞬間、先ほど解いた彼の擬態の効果が蘇り、彼の臨戦態勢が緩む。
それと同時に、ルジュがその長い体を彼に巻きつけ、拘束する。
「っ!?卑怯な!」
「あら、知らなかったんだ‥私たちはアヌビスを3人がかりで倒したのよ?‥失うものは大きかったけど。
まぁいいわ、おかげでこんな素敵な体が手に入ったんだし‥」
逃さないよう、ルジュの大蛇の体が彼を締め上げる。
「くっ!さすが奴を倒しただけあるな‥凄まじい力だ、賞賛に値するぞ。」
「ふーん、生殺与奪の権利はこっちにあるのに、強気ね?」
「フハハ‥司令官にはどんな苦難にも屈さない根性が必要なのだ‥
たとえ、負けると分かっている戦いでも堂々としてられるような覚悟が‥な!」
彼が力を込め、彼女の巻きつきから逃れようとしたその時、
「逃がさない!」
ルジュの牙が彼の手首に刺さった。

613:ラミア化リレー(仮)後日談 4
13/02/11 16:40:00.50 Vbh85vIW
「‥なかなかの判断力だ、なるほど、その力で奴の智謀を凌いだわけか‥」
牙を振り払い、傷を負いながらもルジュの拘束から逃れた彼は、彼女を見据えてつぶやく。
「そう何度も褒められると、気恥ずかしいわね‥でも、これで勝負は終わり‥あなたの負けよ。」
「何‥‥‥っ!?」
突如、彼の膝に力が入らなくなり、その場に崩れ落ちる。
「‥!毒‥かっ‥!」
「そう、神経毒。私の魔力から生成したものだから、あなたには効果てきめんだと思うけど?」
「はは‥まった、く‥‥だ。‥く、そ‥某の、負けだ‥」
「そう‥なら、毒はすぐに抜いてあげるから、帰りなさい。領地のことは、申請のとおりのままでいいわ。」

「‥殺せ、某には、帰る‥場所など‥ない。」
「‥?どういうことなの?」
「ふ‥某が、魔王様に、仇討ちを、願い出たとき‥魔王様は‥
『貴様がアヌビスを倒すような者、それも土の魔の眷属と闘う?馬鹿を言え。死に行くようなものだ‥
まぁ良い。そうだな、用事を伝えたら勝手に私闘をして死んで来い。
貴様の代わりならいくらでもおるわ‥』
と、仰った‥‥そ、某には、もう帰る場所も、迎える仲間もないということだ‥!」
「‥そんなことがあったなんて‥」
「あわれに思うなら‥せめて、武人に‥ふさわしい最後を遂げさせて、くれ‥
命乞いなど、しない。魔王様は‥某を、もう死んだものと、思っているに‥違いないだろうから、な!」
「‥その気持ち、わかるわ。」
ルジュは毒により体の自由が利かない彼に尾の先を巻きつけて引き寄せると、
その長い体いっぱいに彼を抱きしめた。
「私たちも一緒‥帰るところなんて‥ないんだ。」
彼を抱きすくめる赤紫の蛇の体と、少女の体。どちらもひんやりとして心地良い。
しかし、その中に暖かな感情を感じる。
「ルジュ殿‥」
「大丈夫、私たちはフェンリルさんの味方。
あなたにとって私たちは‥仇だけど、それでも‥私たちはあなたのそばにいてあげるから‥!」
「‥!ルジュ、どの‥う、うわああああああああああっっっ!!!」
彼は、泣いた。
親友の仇の胸元にしがみついてむせび泣くなど、本来なら末代の恥だろう。
しかし、彼は泣くのを止めなかった。
それはこれまであった地位が一気に崩れ去ったこともあったし、
主君にあっさりと切り捨てられてしまったこともあったし、
相性が悪いとはいえ、一瞬にして勝負に負けてしまったこともあったし、
彼の武人として信じてきたプライドが一気に壊れてしまったこともあっただろう。


「‥うぅ、そ、某は‥!某は‥!」
涙が枯れてもなお、彼はルジュの胸元から離れることはなかった。
というより、一層ルジュが彼に身を絡ませたために、離れられなくなっていたという方が正しい。
二人の傍らには、一部始終を見ていたユウと騒ぎを聞きつけて戻ってきたユミがいる。
「安心して、私たちは、あなたを心から迎え入れるわ。」
「そうだね、俺たちが困ってる誰かを放っておいたことなんてないし、ね。」
「よくわからないけど‥アンタ、いいヤツそうだから一緒に住むのは楽しそうだネ!」
「‥皆、かたじけない。」
彼は、心から祝福された気分であった。
ルジュの獣の瞳に、嫌味や冗談を交えながらも、彼をいつも笑わせてくれたアヌビスの影が見えた気がした。
「ありがとう。某を、迎え入れてくれて‥」
「ふふ、どういたしまして‥!
でも、まだそのための準備は整ってないわ。ね?ユウ、ユミ?」
「それもそうだね、今から、君をここに住むのにふさわしい姿にしなくちゃね。」
「‥それは、どういう‥?‥‥っ!?」

その瞬間、絡みつくルジュの拘束が緩んだと同時に、彼女が彼の服を爪で切り裂いて裸にし、
それに続いて3人の牙が彼の体を貫いた。

614:ラミア化リレー(仮)後日談 5
13/02/11 16:42:07.89 Vbh85vIW
「(ぐぅ‥っ!?これは、一体何を‥?な、何かを送り込まれていることは分かるが‥)」
3人は、傷口から彼の精気を吸い取り、代わりに自らのエキスである土の魔力を送り込んでいく。
効果が現れるのはすぐの事であった。
「‥!?熱い‥!?身体が‥熱いのだが‥?」
彼の体は燃え上がりそうなほど激しく活性化し、彼の身体を造り替えていく。
熱い、おかしくなる、なぜ?なぜこれが‥
「き、気持ちいい‥だと?」
「ふふ、着実に進んでいるようね‥」
牙を離したルジュが彼に話しかける。
「ルジュ‥殿‥これは!?」
「じきにわかるわ‥それより、ここ、すごいことになってるわね!」
そう言って指差すのは、彼の分身。
2人のラミアの牙を突き立てられた危機的状況にもかかわらず、
彼の分身はもう一押しの刺激を求めるようにひくひくと律動している。
「‥ねぇ?フェンリルさん‥興奮してるの?
天敵の土の魔物に巻きつかれて噛みつかれて‥オチンチン大きくしちゃうなんて‥変態さんだね?」
「!?そ、某は、その‥」
「ふーん‥嘘ついてももう遅いぞー?だって、ここは正直なんだから♪」
ルジュはそういうと同時に、彼の分身を指でつつき、ぐりぐりと押しつけたりを繰り返す。
そのたびに、刺激に彼の体が反応してしまう。
「あっ!ぐ‥っ、そん、な‥‥あぁっ!」
彼は四天王という立場にふさわしい立派なモノを持っていたのだが、これを使ったことはなかった。
半生を全て武道に捧げてきた彼にとって、恋愛や、ましてや性行為など存在しないものであった。
「ふふっ、気持ちよさそうね‥声、すごく大きいわよ?じゃあ‥もっと気持ちよくしてあげようかしら‥」
自らの尻尾の先を手に取り、熱心に二股の舌で唾液を塗りつけるルジュ。
上半身の人間の体が少女の姿だけにひどく倒錯的に見え、彼の目に強い刺激となって映る。
「‥それじゃあ‥いくわよっ!」
その瞬間、彼の下腹部にズルリとした異様な感覚が襲った。


「ん!?っっくはぁあああっっ!?」
「ふふん。何が起こったか全然分からないって顔ね。
‥今、私の尻尾の先がフェンリルさんの直腸の中にあるわ。
そう、あなたのお尻の処女、私がもらわせてもらったの♪」
「そ、それって‥どういう‥ぅ!?」
「私たちが両性具有なのは知っているわね?
‥だから、私たちはみんな、オトコノコ同士がお楽しみのときにする方法も熟知しているのよ♪
たとえば‥こうしたりとか!」

615:ラミア化リレー(仮)後日談 6
13/02/11 16:42:56.95 Vbh85vIW
その瞬間、彼の身体に爆発したかのような刺激が襲った、
ルジュの尾の先が彼の中で暴れ回り、むちゃくちゃにかき回し始めたのだ。
「っうううわああああああ!?!?!?」
「あらあらまあまあ、すごいすごい、黙らせてあげないとね。」
そう言うと彼女は彼の頭を掴んで固定し彼の口を自らの唇で封じた。
魔物には人間と同じ風習がある種族とない種族がいる。
顔がこのような行為に向いていない構造の人狼に、キスという習慣はない。
だが、熱心に絡ませ、口腔を愛撫するルジュの舌の動きから、
彼女たちなりの親愛の行為をしている‥と、初心な彼にもすぐに分かった。

そのうち、彼も普段は体温調節に使う大きな舌を彼女に合わせるように動かすと、
ルジュはニコリと笑い、その長く二股になった舌を彼の喉に滑り込ませ、
丁寧に、彼に吐き気を起こさせないように奥へ、奥へと進ませていき、
胃までたどり着いたところですぐに引き返して舌を引き抜いて唇を離した。
「『つがいの口付け』だよ。
私も話に聞いただけなんだけど‥私たちの仲間は、こうやって夫婦の愛を確かめ合うのよ?」
「‥それは‥!?」
「そう。あなたはこれで、私、ルジュの第三の妃として認められたわけなんだ♪
でも‥‥まだこれで終わりじゃないよ?」
ルジュはおもむろに張りつめている彼の分身を右手で掴む。
「うふふ‥フェンリルさんって、こんなところからも水の魔法が出せるんですか?
もうぐちょぐちょのぬるぬるですねぇ?」
「そう言われても‥某は、恥ずかしながら、自分を自分で慰めたことすらもなく‥
このようなことが起こるとは、某にも想定外で‥」
「うわぁ‥筋金入りの童貞さんだったんだね‥じゃあ、そのフェンリルさんの初搾りも私が頂くから!」
言い終わるが早いか、彼の分身を掴んだ右手を上下に動かし、刺激を彼に叩きつける。


彼には、戦うことしかなかった。
人間との戦に勝ち、同族を実力にて蹴落とし、主たる魔王にゴマをする者たちを横目に、
武道一筋で常に何かと戦いながら生きてきた。
楽しみと言えば、アヌビスとどうでもよいような世間話をしたり、
同僚のガルーダ、ファルシオン姉妹と飲みに行くくらいだった。
しかし、アヌビス、ファルシオンの二人は討たれてもうこの世におらず、
ガルーダも風の四天王に就任してからというもの、ほとんど連絡もない状況が続いていた。

腐敗し、魔王のワンマンな統治が続きながらも、彼は働きによってそれに抗い続けた。
人間によるエルフ狩りが行われたと聞けばアヌビスたちと兵を率いて救い出し、
それぞれの出身の村へと送り届け、
下級悪魔が不当な強制労働をさせられていると聞けばバフォメットに意見を求めつつ、
新たな労働法を練って法案を出し、
たまたま襲ったキャラバンが奴隷商だったときは、無理を言ってまだ存命だったファルシオンに頼み込み、
奴隷たちを人間であるにもかかわらず秘書や使用人として雇う約束を取り付けた。

彼は時にアヌビスにこう言われていた。
『クク‥お前は人間で言うところの勇者だ。
誰よりも気高く、美しい志を持ち、強く、何でもできる頼れる存在‥そう皆に幻想させているヤツだ。
確かに、お前の働きは称賛に値するものだとは思ってるぞ?
だがな、あまりに精力的すぎるのは時に罪悪なのだ‥いつか絶望しても我は知らぬぞ?』
彼はこの台詞を耳にタコができるほど言い聞かされていた。
しかし、彼はこの言葉を無視し続けた。いや、意味を考えることすら拒否していた。
それほど、彼は今の魔界の体制と戦うことに躍起になっていたし、余裕がなくなっていた。

「(某は‥そうか、許されたのだな。もう、誰とも争わなくてよいのだな‥
ただ、ルジュ殿と、彼女たちと愛し合うこと、これが、今の某の‥役目。)」

616:ラミア化リレー(仮)後日談 7
13/02/11 16:43:50.46 Vbh85vIW
「ほらほら~っ‥イっちゃえ~っ!」
彼の直腸に入り込んだルジュの尾が彼の前立腺を刺激し、
彼の脇腹と二の腕にはそれぞれユウとユミの二人の牙から媚薬の効果のある毒が送られ、
彼の分身に添えられたルジュの右手は水音を立てて上下し、
彼の顎にはルジュの左手が添えられ、
彼の唇には彼女の唇が合わさり、番の儀式をしている。
ついに彼は陥落した。

「っ!‥んはぁ、出るねぇ!うわ、すごい熱いしドロドロで濃いね♪
さて、このままどんどん出してね♪」
「!?と、止まらない!話に、聞いていたのと、違う!」
「そうそう、こうやって、フェンリルさんの水の魔力を全部すっきり出して‥
おお‥きたきた!」
「ん‥!?む、胸が、痒いのだが‥って、なんだこれは!」
悦楽に浸っていた彼が目を開けると、そこにあるのは4つの乳房。
控えめな一方は目の前のルジュのもので間違いないが、たわわに実るもう一方は‥
「某の体が‥女に!?」
「そう、あなたはこれから私たちと同じになるの。
性別が変わっちゃうから、新しい名前を考えなくちゃね‥うーん、
リル、なんてどうかしら?」
人間、魔物を問わず、性別などという大切な己を構成する要素がこうもあっさりと崩れてしまうと、
パニックを通り越して、ただ頭の中が真っ白になってしまうのだろうか。
「‥あぁ‥‥あー‥」
とうわごとをつぶやく彼の声は段々と高くなり、張り出した喉仏が喉の中に引っ込んでいく。
体格も少し縮み、全体的に筋肉質なところは残しつつも、
丸みを帯びた女性の魅力あるものへと変化していく、
“彼”は“彼女”へと姿を変えたのだった。

足にはいつのまにか白磁の色をした鱗が生え、
ルジュが力を入れて“彼女”の両足をそろえて挟み込むと、ジッパーが合わさるように嵌まり込み、
両足が1つの尾へとなっていく。
「あ、アハハ‥某の身体が‥女に、ラミアに‥
ふふ、今まで生きてきた人狼という種族を捨てるのか‥
大変なことのはずだが、なぜか生涯で一番心地よく感じるよ‥」
「そう、それはよかった‥二人とも、もう十分すぎるわよ。リルを放してあげて。」
ユウとユミの二人が離れた後にいるのは、一匹の女王と、それに仕える白蛇の妃。
透き通るように白く長い髪からのぞかせる凛とした顔が美しい美女。
その腰から長く太く伸びた白い鱗の尾は10メートル弱ほどはあるだろうか。
「‥リル、これで、ずっと一緒にいられるから‥ね。」
すやすやと寝息を立ててしまった“彼女”に優しく語りかけるルジュ。
「むうぅ‥お姉しゃま‥らいしゅき‥‥」
寝言を言う“彼女”が起きるまでルジュはそっと膝枕をしたまま、そばを離れなかった。
“彼女”の寝相はとても晴れやかな笑顔だった。

617:ラミア化リレー(仮)後日談 8
13/02/11 16:45:09.99 Vbh85vIW
「リル!起きて!狩りの時間ネ!」
「むむ‥‥あと、5分待ってはもらえぬか‥?」
「駄目ネ!リルがもともと夜行性の魔物だからって、こっちが合わせるわけにはいかないネ!」
「‥んふぅ、それもそうだ。‥わたしが悪かった。今支度をする、10分欲しい‥」
「分かったネ。でも、明日こそはちゃんと起きること!いいネ?」
「‥‥了解した。」
この姿になってから半月が過ぎた。
最初の10日ほどは、何もかもが勝手が違うラミアの身体に慣れることに時間を費やしたものだ。
まず、女性の胸とはここまで敏感なものだとは思わなかった。
私の胸‐人間の基準でHカップと呼ぶ大きさらしい‐はその大きさに似合わず感覚が鋭敏で、
少しでも頂点の突起に触ろうものならすぐに頭が惚けてしまい、
すぐにお姉さまのところに這ってでも行って処理してもらわなければいけなくなった‥
あ、よく考えると普段から這って動く体になったんだったか。
そんなことを漠然と考えつつ、タンスを開けて服を選ぶ。
家具はもともとこの洞窟にはあまりなかったのだが、わたしがここに住むようになってから、
今後私のようなものがここに住むかもしれないと、ユミさんが大金を出して大量に用意してくれた。
どこにそんなお金が?と聞いたら、
「いや、オレって人間だったころはもともと勇者でね。ルジュはオレの相棒だったんだ。
それで、なんかあるかもしれないと思って旅費や装備品をケチって少しづつへそくりしてたんだよね。
それがこんな形で使う時が来るなんて思わなかったよね‥」
との返答。
正直、凄まじく驚いたし、納得もした。
「そうか‥ユミさんが誰かに似てると思ってたが、それが勇者だとは!
奇遇でありますな、わたしも前に魔界の勇者と例えられた時がありました‥」
「へーえ!じゃあ、ここには人間界と魔界の勇者がそろい踏み、ってことになるね!」
「これは‥!お姉さまがこの世を統べる未来が見えそうだ‥」
「いいね、頑張ればどの種族も仲間にできるみたいだし、考えておくのもいいかもしれないね。」
とかなんとか話したこともあったなぁ。
そう思い返しつつ手に取った服は、金属の装飾とわずかな布が組合わせられた露出度の高いもの。
なんでも、これがわたしたちの種族の伝統的な衣装らしい。
下半身は何も身につけるものはなくても良いので、それだけを着て、髪形を整えて巣穴の外へ。
「ちょっと!2分の遅刻ネ!時間は大切なんだから、勝手な事されると困るネ!」
「す、すまない‥ユミさん。」
「ごめんで済むなら騎士団も四天王もいらないネ!
ほら、今日はリルに弓の使い方を教える記念すべき日ネ!
ユミは昔は傭兵だったから、実力はしっかりあるネ。だから大船に乗ったつもりで学ぶといいネ!」
「‥わかりました。ユミさん!その‥ちゃんとできたら‥」
「ふふ、分かったネ。‥上手くできたら、今夜は寝かせないネ♪」
「ユミさん‥♪」

ここは、人間、魔物、どっちでもいられなくなったものが身を寄せ合う自治区。

「たくさんこの体のことを学んで‥擬態できるようになったら‥
まず、ガルーダに仲間になってもらおう♪」

後に、重役が謎の失踪を遂げ、双方攻め手を欠いた王国軍と魔王軍が停戦をすることになるが、
それはまた別のお話。

めでたしめでたし【完】

618:...
13/02/11 16:56:36.62 Vbh85vIW
もう一つ連鎖堕ちさせてみたかったので恐れながら外伝を作ってみた。
なんとなく勇者と弓使いに名前をつけちゃいましたサーセン…

619:名無しさん@ピンキー
13/02/12 01:18:32.19 k2oQ44gW
後日談! その発想はなかった。
時間のある時に拝読させていただきますね。

620:名無しさん@ピンキー
13/02/13 05:27:24.77 gY1897ah
ラミア 

上半身は美少女であるが下半身の蛇体は両性具有であり
気に入った人間(異性、同姓)問わずに性的交渉によって
同属に変身させる能力を持つ

621:名無しさん@ピンキー
13/02/13 12:09:14.63 iSKT0pcN
※その能力の対象は人魔を問わない

622:名無しさん@ピンキー
13/02/13 23:48:18.97 csUIIzjv
※その能力の対象は生死を問わない

623:名無しさん@ピンキー
13/02/14 01:33:59.32 v2IypmpX
~ランスマスターマヤコ~

マヤコ「くらえドラーゴン!新必殺音速火炎突!」
ドラーゴン「さあ来いマヤコオオ!四天王を倒しても実は異形化するだけで特に害はないぞオオ!」
(ザクッ)
ドラーゴン「グアアアア!こ、このザ・フジミと呼ばれる四天王のドラーゴンが…こんな小娘に…バ…バカなアアアア」
(ドドドドド)
ドラーゴン「グアアアア」

アークマー「ドラーゴンがやられたようだな…」
クモダー「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」
ヨーコー「人間ごときに負けるとは魔族の面汚しよ…」
マヤコ「くらえええ!」
(ズサッ)
3人「グアアアアアアア」
マヤコ「やった…ついに四天王を倒したわ…これでベルゼバブのいる魔龍城の扉が開かれる! …うっ…体が熱い」
上半身がドラゴンになり尻尾も生え、下半身が蜘蛛に、背中にはこうもりのような大きな羽が生え、頭部は妖狐の様になってしまった。
でも見た目が変わっただけで特に問題はない、さあ後はベルゼバブを倒すだけだ!
~完~

マジメなの書きたいと思ってたのになぜか某打ち切り漫画風の誰得SSができてしまった。

624:名無しさん@ピンキー
13/02/14 02:10:57.79 jcc7L6dM
TFが駆け足すぎワロタw
とってつけたような変身描写が妙にツボに入ったわww

625:名無しさん@ピンキー
13/02/15 03:28:00.84 ph+1iqxF
なぜだろう、ラミア化リレーと後日談(笑)より>>623の方がツボだw

626:名無しさん@ピンキー
13/02/16 00:07:50.66 kO/pmv1T
ネタの方向性が完全に別物だから比較するのは変かと思いますが、
>>623のセンスはもっと評価されるべきw

627:名無しさん@ピンキー
13/02/17 19:24:45.35 dOMkpFPx
ラミア化リレーを今更読んだ
昔プレーした聖剣2のファウナッハがラミア化してとてつもなく興奮したのを思い出すw
ラミア自体が大好きなのに、人間(しかも美女)が禍々しいラミアにTFするというのがもう言葉にできないくらい最高!
見た目のギャップというか、どうしてこうなった・・・という切なさがたまらないしエロい

628:名無しさん@ピンキー
13/02/17 19:27:44.19 dOMkpFPx
連投ごめん
確かに623のはシュールというか妙に軽快なテンポで噴くなw

629:名無しさん@ピンキー
13/02/17 21:41:40.17 14uAiuBz
>>623絡みのレスに何となく違和感

630:名無しさん@ピンキー
13/02/17 21:54:36.69 3YGfeWq6
>>629
そんなに違和感あるか?
ずっとSSの投下が無い状況下での投稿だし、
盛り上がるのは普通とも思えるのだが。

631:名無しさん@ピンキー
13/02/17 22:01:53.93 m30Vt2Li
ちょうど1日1回ずつ書き込みがあるから自演の可能性ってことかな
考えすぎだと思うが

632:名無しさん@ピンキー
13/02/18 01:21:25.35 hVyJXVwd
それよりさりげなく後日談(笑)が…
そんなにヒドかったかなぁ…

633:名無しさん@ピンキー
13/02/18 02:12:40.19 2/8STCq2
ラミア化は大好物なので、また定期的にやってほしい

634:名無しさん@ピンキー
13/02/18 07:54:48.57 b9/katzq
ラミア化をリレーで定期的というのはどうかと……。

635:名無しさん@ピンキー
13/02/18 08:27:32.68 9bJf8pzT
第二回のリレー候補募集では、同じテーマは除いた方が面白いだろうな。
ただ、第三回からはラミア化を再び候補にしてもいいんじゃないだろうか。

636:名無しさん@ピンキー
13/02/18 08:49:10.82 AVQvEGZ7
 じゃあ二回目を開催するまでの間に非公認リレーでラミアネタでやる?

637:名無しさん@ピンキー
13/02/18 11:23:34.98 KDa5eeSc
ラミアスレって有りそうでないね
人外娘では1、2を争うメジャーな存在なのに

638:名無しさん@ピンキー
13/02/18 16:53:29.87 b9/katzq
公式もなにもないのと、リレーばっかりでスレ費やすのは、って配慮でやってないんだから、流石にどうかなって思うな。
そんな自粛は不要だろう、というのならまあやればいいんじゃないかな。
いっそ、リレー用のBBSでも設けて、色んなシチュとかTF対象でリレーした方がいいかもしれないね。

639:名無しさん@ピンキー
13/02/18 17:17:44.20 hVyJXVwd
いっそのこと某図鑑のキャラ化をリレーで全制覇目指すとか?

640:名無しさん@ピンキー
13/02/18 23:23:15.64 9bJf8pzT
全面的に>>638に同意だ。リレーに公認も非公認もないと思う。
ただ、個人的には、リレーよりもSSが読みたいな…(言いだしっぺの法則)

641:名無しさん@ピンキー
13/02/18 23:56:24.43 b9/katzq
じゃあ何か書くから動物の種類あげてくださいな。女の子がそれに強制的に変身させられるの書くよ。

642:名無しさん@ピンキー
13/02/19 00:10:22.10 97l9RtLA
ハムスター

643:名無しさん@ピンキー
13/02/19 01:26:51.57 t2APPH9c
じゃあ俺はライオンを推す

644:名無しさん@ピンキー
13/02/19 01:31:19.23 Znm0/9pq
おーけいです。とりあえず半分くらい書いたので、明日あたりにうpします。多分。

645:名無しさん@ピンキー
13/02/19 01:33:54.99 Znm0/9pq
あっ 更新してなかった。一番早かったハムスターでとりあえず書いてました。まだ調整利くところなので、
明日の朝にまた見るくらいまでに上がってるのからランダムで採用します。

646:名無しさん@ピンキー
13/02/19 04:07:44.47 rqCjTGtz
では、半人半虫の蜂娘をリクエスト

647:名無しさん@ピンキー
13/02/19 08:41:31.98 t2APPH9c
人外娘は動物じゃなくね?と思ったわけなんですよ

648:名無しさん@ピンキー
13/02/19 11:08:49.50 1u1CAVwM
人→芋虫→羽化で成虫?で
かけないけど

649:名無しさん@ピンキー
13/02/19 11:54:06.42 Znm0/9pq
ラミアで人外娘やったから人外娘じゃない方がいいかなー、と思って動物の種類で問いました。
ハムスターかライオンで。投降時間の小数点第二位を参照して、偶数ならハムスタ-、奇数ならライオンで書き進めます。

650:名無しさん@ピンキー
13/02/19 22:31:36.37 MKit1mEe
11:54:06.42 ・・・偶数! ハムスターか! 難しそうだな。
そう言えば俺が小学生の頃に初めて書いた変身小説もハムスターだった。
TF描写はゼロだったけどなw

651:名無しさん@ピンキー
13/02/19 23:23:13.73 Nm4/3kD9
5年くらい前にどこかで
「魔物に捕まった女の子が夜の間だけ蛆か芋虫かに変身しちゃうんだけど本人はその間の記憶ははっきり覚えていない」
みたいな話を読んでずっと捜しているのだが未だに見つからない
誰か心当たりある人いたら情報をくれないか

652:名無しさん@ピンキー
13/02/19 23:32:42.24 MKit1mEe
俺も一つ読みたいと思って探しているものがある。
「ドラクエIVのアリーナが魔物の種みたいなのを植えられてキラーパンサーにされて~」
みたいな話で、HPのアドレスもお気に入りに入れていたのだが、ページが消滅したのか見れなくなって久しい。
保存しておけばよかったと何度後悔したことか・・・。
後悔先に立たず。俺の息子も立たz(文章はここで途絶えている)

653:名無しさん@ピンキー
13/02/19 23:51:44.90 ZSrBn7nz
最後に蝿の魔物化のやつとキラーパンサー化で孕まされのやつか
どっかで見かけたな…あったら報告する

654:名無しさん@ピンキー
13/02/20 00:01:17.77 Nm4/3kD9
>>652
「アリーナ 魔物化 キラーパンサー」という超ストレートなワードでググったら出て来たぞ
URLリンク(web.archive.org)

655:名無しさん@ピンキー
13/02/20 00:08:21.28 OCgpH+U5
651だけどここの初代スレにあったわ
無駄に何度もレスしてすまんかった

656:名無しさん@ピンキー
13/02/20 01:16:20.09 6JWGM72s
ごめんよ、ハムスター、思ったより長くなっちゃったのでまた明日(水曜)の夜目標で書き進めてます。

657:名無しさん@ピンキー
13/02/20 09:18:31.69 b5ZK8WxP
>>654
ええ!? おかしいな。うちのパソコンだとググっても出てこない。
なにはともあれ、ありがとう! お礼に強制獣化小説書いて持ってくるわ

658:名無しさん@ピンキー
13/02/20 20:51:55.16 J5leaBb3
Internet Archiveから拾ってこないといけないサイトがググって出てくるわけなかろ

659:ハムスターTF 1/5
13/02/21 00:41:03.47 LFUochCT
「やだ、やめて、お願い……!」
 アメリカのお菓子みたいな原色の緑色をした培養液は、粘つく生臭さを充満させて、私
のすぐ足の下でブクブクと沸き返っていた。その水面に向けて、磔にされた私を乗せたリ
フトは、無機質な駆動音を立て、ゆっくりと降下している。
「お願いします、何でも、何でも話しますからッ!」
 培養タンクの上方にいて、部屋全体が見渡せた。私の叫びが聞こえない筈はないのに、
誰一人反応を示さない。身を揺すっても、拘束具はびくともせず、ただ自らを痛めつける
だけだった。
「お願い! 助けてッ! お願いしますッ!」

 刻一刻と接近する培養液が何なのかは、嫌というほど知っていた。
 私は、ある実験を暴露するために、この地下深くにある研究所に潜入した。通気口から
潜り込み、換気ダクトを這って進んだ。ここで行われている惨たらしい研究の実態を記録し、
それを世間に暴露するために、実験のデータを奪い、『被験者』が『飼育』されている様
子などを超小型カメラで撮影した。
 しかし、やはり全てを明るみに曝すには、その『瞬間』を撮影しなければいけない。私
は焦りすぎたのだ。あるいは、惨事を目前にして、見誤ったのかもしれない。細心の注意
を払ったつもりだった。だが、何も気付かずに、私は奥へ奥へと突き進んでいた。
 実験が行われている中枢の研究室に侵入するその直前、唐突にサイレンが鳴り響く。
 ハッキングの際、全てのセキュリティは解除していたはずであったのに。
 私は咄嗟にその場を離脱しようとするも、前後に伸びていた廊下は格子で封鎖され、
共に、重装備のガードが何人もその周りを取り囲んだ。私は銃を抜き抵抗の姿勢を見せ
たが、多勢に無勢である。
 すぐさま拘束され、服を脱がされると共に、身体を調べられた。
 研究者達は私をまるで物のように扱い、配慮などまるでなく乱暴に扱われた。研究者達
は淡々と、事務的なやり取りだけを交わし、私の悲鳴や訴えなど聞かず、測定する。ゴム
手袋の冷たい手触り、容赦なく突き立てられる採血のシリンダー。
 それが済めば、身体のありとあらゆる場所―表皮は当然のこと、穴という穴の中、鼻
腔、胃腸、膣の中まで―を洗浄され、ぐったりしている内に、気付けば、リフトの台に
磔にされていた。
 身体を隠すことなど当然出来ぬまま、全てを曝された私の前に、所長であると思わしき
白衣の女性が現れる。彼女は私の目を見て言った。皮肉にも、酷く愉快だと言わんばか
りの、汚辱に満ちたそれだけが、この地の底で私へ向けられた、唯一の言葉だった。
「今回の子はなかなか頑張ったんじゃないかしら。わざわざいっぱい訓練したのにね」
 クスクスと笑う。
「残念、ぜーんぶ罠でした。あなたがハッキングしたセキュリティシステムも、脆弱性
を見出した通気口も、全部罠。忍び込むところからセンサーに引っ掛かるところまで、
まるっと録画されていました。当然、あなたがネットワークを通じて送信できた、と思
っていたデータも全部、遮断されているわ。あなたの所も、いい加減、ダメだって気付
かないものかしら」
「わ、罠……?」
「そう罠。だからあなたは、わざわざ、自分が実験材料になるためにここにきたことにな
るの。助かるわ、ほんと。スパイの子はみんな鍛えてるもんだから、多少負荷が掛かって
も、壊れにくいの」
「まっ、待って、そんな―」
「それじゃ、さようなら」
 その言葉を最後に、所長はリフトのスイッチを押す。
 リフトは下降を始める。

660:ハムスターTF 2/5
13/02/21 00:41:50.90 LFUochCT
 * * *

「やだ、いやッ! まだ人間を、やめたくない!」
 見上げれば、所長はあの凄惨な笑みで私を見ていた。それに見いだせるのは、悪意と狂
気だけ。それが何よりも私を絶望させた。
「助けてッ! こんな、酷い、酷いよぉっ!」
 覚悟していたつもりだった。危険な任務。しくじれば、無事ではないことは分かっていた。のに。
「やだ、いや! いやぁあッ!」
 足の裏に培養液が触れる。指をよじらせて逃れようとしたところでリフトは無慈悲に下
降し続け、それは気休めにもならない。ぬるい温度が、まるで大きな化け物の舌に舐めら
れているかのようだった。
「助けて、やだ、ああああ!」
 呑み込まれていく。水面が身体の輪郭をなぞる。抵抗出来ずに培養液に浸かっていく身
体を目前にしながら、尚もその緑は近づいていく。腹、胸。生臭さはいっそう肺を満たし
て、リフトの駆動音も、ゴポゴポと培養液の湧く音に紛れていく。
「お願い、あ、がっ、たすっ―!」
 培養液が口に入り、それを最後に言葉は封じられる。
 叫んでも、泡立ちの一つにしかなりはせず、そして水面は鼻、目と耳を呑み込み、もは
やそれしか聞こえない。息も出来ず、目を見開いても全ては緑。いつ、私の全身が、培養
液に浸かり切ったのかも分からなかった。
 ―嫌だ、そんな、動物になんてなりたくない……!
 何とか逃れようともがく中、鼻に鋭い痛みが走る。何かが強引にねじ込まれる感触。
 それが、酸素供給用のチューブであることを、私は知っていた。
 次にねじ込まれるのは口。栄養補給と、経口摂取の薬剤投与用チューブ。
 そして排泄用チューブが、お尻と尿道に挿入される。
 最後に、生殖器へ直接投薬するためのチューブ。
 一つ一つに痛がっている余地も無いまま、次から次へと処置される。気付けば、完全に
下降したリフトは前方へ、培養タンクの前面へ、まるで差し出されるようにスライドする。
緑色の視界は弱まり、ガラス越しに私を観察する研究者達が見えた。
 それ以外にも、差し向けられた記録用のカメラ、数え切れないディスプレイ、機器。ど
うにかして逃れる手段はないのか、と血眼になって観察するも、培養液を抜く、拘束を解
く、リフトを上げる、その何もかもは、ガラスの向こう側にあった。

661:ハムスターTF 3/5
13/02/21 00:42:46.98 LFUochCT
 * * *

 変化は長くて数日間に及び、また、何に変わるかは分からない。培養タンクは十分過ぎるほど
大きかったが、盗み見たレポートによれば、鯨に変化した被験者は、途中から培養タンク
に収まりきれなくなり、中断せざるをえなくなってしまったという。身体中がモニタリン
グされ、食事や投薬はそれによって決定されるらしく、果たして自分が、どれだけの時間、
ここでこうしていたのか、まるで見当が付かなかった。
 まず、身体全体が異様な熱を持っているように感じた。風邪で寝込んでいるときのよう
に、嫌な倦怠感が全身にあった。疲労感を覚えて、何度か眠りに落ちるが、食道へ直接食
べ物を流し込まれる、異様な感覚が眠りを妨げた。
 性器には頻繁に薬剤が充填され、下腹部の圧迫感が苦しい。訴えようにも手段はなく、
そしてきっと聞き入れてもらえないだろう。あるいはその苦しさもモニタリングされてい
て、無視されているのかもしれなかった。
 心の内に敷かれていたのは、ひたすらの絶望だった。自分が何かになってしまう、自分
が自分でなくなっていくという未来が地続きに見えて、酷く恐ろしかった。
 やがて、全身を痛痒が襲うようになる。自由に動くことが出来るなら、血が出るくらい
に掻き毟りたいと思うほどの痒みに、身体をよじる。拘束具の縁を利用して掻くと、そこ
だけ少し和らいで感じた。
 どういうわけか、途中から食事を与えられる頻度が減り、恐らく薬だけが流し込まれる
ようになる。私には、自分の身体に起こっていることがよく分からなかったが、食事を与
えられるよりも違和感が少なく、お陰でよく眠れた。逃げる術がないのなら、起きていて
もただ不安と痒みに苛まれるばかりなのだからと、眠る時間が増えた。
 ―もう、だめなんだ。私は、このまま何かになっちゃうんだ。もう……。
 まるで寒さに身を委ねるように眠り、凍死する感情は、ある種の安らぎとなった。全て
を諦めて、受け入れてしまえば、目を閉じれば、暖かい羊水の中に浮かんでいるような、
そんな心地だった。
 しかし、それさえも妨げられる。突如、耐え難かった痛痒は燃え上がるようにその酷さを
増する。加えて、恐らく骨が変化を始めたのだろう、全身が軋む痛み。うめき声も、溢れ
る涙も、全て培養液に溶けて消える。
 私は、拘束具に妨げられながらも、とにかく身を揺すった。じっとしていられない。永
遠にも感じられる苦痛の中、しかし僅かな光が差し込んでくる。
 身を揺すっていると、不意に、腕が拘束具から外れたのだった。
 逃げ出すチャンス、そう確信した私は、挿入されたチューブを全て引き抜く。
 他の部位の束縛も緩んでおり、一瞬のうちに自由を得た私は、培養液から出るべく水中
を掻いた。浮き上がる身体。随分と久しぶりに感じる解放感に、身体を苛む痛みを忘れ、
一心に水面を目指した。
 ―いける!
 だが、それは甘い見通しだった。
 水面まであと少し、というタイミングで、身体が突如、動かなくなる。
 電池が切れてしまったかのように、力が入らない。ただ、培養液の浮力に身を任せたま
ま、私は原因不明の脱力に、ひたすら混乱していた。
 ―え、え、どういうこと……?
 そうしているうちに、また鼻に酸素供給ケーブルがねじ込まれる。他のチューブはすぐ
には挿入されず、膣から薬剤が漏れ出す感覚がよく分かった。私は酷く緩慢ながらも身体
を確認すると、左足のふくらはぎのところに、チューブが突き刺さっているのが見えた。
 大方、そこから強力な鎮静剤でも打ち込まれたのだろう。奪取したデータに、変化の
ペースが低下する為、出来る限り鎮静剤は使用すべきではない、しかし実験に差し障るな
らば使うべきだという旨が記載されていたのを、思い出す。
 ―ああ、ああ、そりゃあ、そうだよね。この期に及んで、助かるわけ、ない、よね……。
 仮にタンクから脱出できたとしても、武器どころか服すらも無いこの現状で、どう対抗
すればいいのか。結局の所、希望だと思っていた光は、ただの思い上がりにすぎなかった。
 それどころか―。
『何故、拘束具が外れたのだろう』という疑問が去来して、私は身体を再度調べた。
 ―そんな、嘘、でしょ……?
 私の身体は、明らかに縮んでいた。目に見えて、腕は細く、短くなっていた。
 事実を否定しようと思えど、ここに至るまでに見てきた被験者を思い返せば、てんで役
立たずの現実逃避にしかならない。
 覚悟を決めていたはずなのにうろたえて、真実だと知っていたのに受け入れられず、そ
して事態は淡々と進行する。
 ―私は、私は……。

662:ハムスターTF 4/5
13/02/21 00:43:43.56 LFUochCT
 後方で、リフトが上昇している。もはやそれを機に逃げよう、という意志はなかった。
再度挿入されるチューブは径の小さいものに変えられたらしく、圧迫感は低減している。
ただ無抵抗に、自分の身体をじっと眺めていた。鎮静剤の作用か、痛痒を感じなくなって
いたのは、幸いだった。それだけでも、逃げようとした甲斐が、あったのかもしれない。
 痛痒がなくなっても、身体がいやに熱いのは変わらないし、身体が変化していく感覚は
とてもよく分かった。軋む感じがしっかりと残っていて、肉の中で何かが蠢くような、不
愉快な感覚が全身を支配していた。それらは次第に悪化していて、変化は加速し始めてい
るのが観察できた。
 再び過ぎるのは、被験者達の姿。本当に人間であったのか信じがたい数多くの動物に、
途中で変化を止められたのか、人と犬が混ざり合った者もいた。いずれも、いずれもまだ、
人の思考を保っているらしいと資料に記されていた。もはやもう、誰にも人間だと扱って
もらうことも、認められることなんて、ないのだ。
 ―そんな、私、は……。
 身体が、みるみるうちに小さくなっていく。その変化の為に生じるエネルギー全てが、
私の身体を燃焼して産み出しているらしい。燃えるように熱く、まさに火を付けられた蝋
燭の心地だった。
 自らが失われていく感覚は、否が応にも焦燥となって心をざらつかせる。諦観も覚悟も
無視して、その全てが現実なんだという事実は、否定しがたく、しかし受け入れがたく。
 そして、どうすることも出来ない。
 ―やだ、やだ、やめてよ……!
 恐ろしいことに、身体の縮小化はまるで留まることを知らず、むしろ空間の方が広がっ
ているのだ、という錯覚を与えるまでに縮んでゆく。そもそも持てあましていた培養タン
クの中は、もはや広大な海となっていたし、いつの間にか酸素供給チューブは、鼻に入る
はずもない巨大なパイプに変わっていた。代わりに酸素を供給するのは、いつの間にか身
体に突き刺さっていた別のチューブだった。もはや呼吸をせずとも強制的に機能させられ
ているという感覚に、まるで生きている感覚がしなかった。
 ―お願い、私を、人間でいさせて……!
 身体が作り替えられていく。縮小は尚も起こっており、やがてそれ以外の変化も見て取
れた。初めは、全身から何かが漏れ出しているかのように錯覚したが、それは体毛だった。
手足を残した全身は、獣毛を生やし、毛皮と呼ぶべきものに変わっていく。
 そして、目が変化しているのだろう。原色の緑は色褪せ、灰色へと移り変わってゆく。
代わりに、甲高い、電子音かモータの回転音か、機械の動作する音が、ブクブクという培
養液の泡立ちの隙間から聞こえるようになる。目が衰える一方、耳の分解能と可聴域が、
明らかに変化していた。
 一つ一つ変化を自覚すればするほどに、自らがもう既に、人間と呼べる存在ではないこ
とを知ってしまう。
 ―こんな、こんな姿……!
 更に皮肉にも、両手で顔を覆おうとしたときに気付いてしまう。指は爪が長く、鋭く変
化しているだけでなく、親指がなくなっていた。いや、辛うじて残されているのだが、そ
れは現在進行系で退化していて、肉のうちに消え行くのが見て取れる。
 塞ぎたかった耳さえ、あるべき所にはなかった。顔の横に付いている筈の耳は、頭の上
に二つ、髪に紛れて生えていた。その異様な耳は確かに自分のもので、塞げばちゃんと、
音は低減される。もう何も知りたくはないのに、拒めば拒むほど、現実は残酷さを見せつ
けてくる。
 ―嫌、やめて……!
 頭の上に乗っかった耳を押さえていると、その手の感触から、顔の形が変化しているの
がよく分かった。鼻を初めとして顔全体が前の方にせり出す形で、私の顔は変形している。
それに触れているのがおぞましくなって手を退ける、その拍子に目を開ければ、飛び込む
のは鼻先。毛皮に覆われ、長い髭が飛び出していた。
 ―違う、私は……!

663:ハムスターTF 5/5
13/02/21 00:44:32.47 LFUochCT
 変化が終了したことを告げるのは、突然、視界に現れる何か。
 水流に弄ばれながら、それが網だと気付いたのはしばらくのことだった。培養液からす
くい上げられると、巨人のゴム手袋に掴まれる。心身共に衰弱しきっており、抵抗はしなかった。
 チューブを抜かれ、身体に残った培養液を拭き取るのだろう、乾いた布が身体をもみくちゃにする。

 その最中、私は、意識が遠のいていくのを感じた。
 目が醒めたとき、全ては夢であったことを、あるいは永遠に目覚めぬことを祈って、私は目を閉じた。

664:名無しさん@ピンキー
13/02/21 06:39:51.90 x0B9RwHN
すごいシリアスだ・・・!
主人公の絶望感が伝わってくるようだった。
素晴らしい作品をありがとう。

665:maledict ◆k/fFCPdV8.
13/02/21 23:07:49.80 4hNBNvHM
>>659-663様
シチュも心理描写もど真ん中でした!!
堪能いたしました。
クオリティの高い話を読めて幸いです!!

666:名無しさん@ピンキー
13/02/21 23:17:52.95 gPdHn05S
>>651
今、作者氏は自分のブログに載せている
URLリンク(girltf.blog22.fc2.com)

>>663
>目が醒めたとき、全ては夢であったことを、あるいは永遠に目覚めぬことを祈って、私は目を閉じた。
このラストが、この主人公はそのまま目を覚ましてしまうんだろうなぁ……という良い意味での後味の悪さを感じました。

667:名無しさん@ピンキー
13/02/23 16:23:17.46 q4XSPTIs
>>659-663 GJ! 描写が素晴らしい!!
キメラ状態大好物なんで、チラッと出てきた
中途半端な犬化・クジラ化でもしばらく妄想で楽しめそう

668:名無しさん@ピンキー
13/02/24 09:41:34.43 GSFTmWmn
>>664-667
読んで頂き、また感想どうもありがとうございます。
久しぶりにスレッドに投稿させてもらって楽しかったです。
また夏にアンソロジー出すのでよろしくお願いします。

669:名無しさん@ピンキー
13/03/01 16:26:13.01 eSSnmzWD
なんという神小説

670:名無しさん@ピンキー
13/03/01 20:39:36.58 IwXtnlaD
ageられててワロタww 俺も読んでみるかな

671:名無しさん@ピンキー
13/03/02 00:44:59.27 dqkg/rs7
クオリティ高杉ワロタ
やべぇ実力差を見せつけられて鬱だ

672:名無しさん@ピンキー
13/03/04 18:32:04.42 cZAAZFvH
さて、またしばらく投稿が無いですので、リレーやってみましょうか。
以前と変更になったりした部分を修正しつつルールまとめたので確認お願いします↓

【リレーTF小説ルールまとめ 】
(1)50文字~150文字程度でリレーTF小説を書いていく。下限10レス、上限50レスでの完結を目指す。
 ※TFシーンが80%含まれている投稿に限り、300文字までOKとする(TFブースト)
(2)ただし7日以上リレーが止まっている場合は打ち切り。※先生の次回作にご期待下さい!
(3)同じ人が連投は無し。逆に言えば一度でも別の人が書き込んだら、また書いてよいものとする。
(4)変化後、何になるかは事前に一人一案ずつ挙げて決める。
(5)変化後の案は、十人分の案が上がった時点の十人目のレスの投稿時刻下一けたを参照する。
 ※その下一桁を(1~10)の乱数として利用。(1,2,3,4,5,6,7,8,9,0)0は10とする。
 ※変化後の案は同じものであっても2案としてカウントする。ただし、明らかにスレの主旨と食い違う案(無生物や微生物)はカウントしない。
 ※《例》五人が「犬」を挙げたなら、50%の確率で「犬TF」が採用になる。
(6)同時投稿などの事故も極力活かし、一致団結して面白い合作に仕上げること。
(7)コメント・声援と区別するため、リレー本文を書く際は、「名前:」欄に「◎◎化リレー(仮)」と書くこと。
 ※◎◎は採用となった変化後の案を書いて分かりやすくする。
(8)長文投下の妨げにならないよう、21日以上続けないようにする。完成したら(5)の用量でタイトル案を募集し、決定する。
(9)ルールは随時状況に応じて変更していく。意見の尊重を重視し始めたらキリがないので、仕切る人がある程度はガンガン進めることが推奨される。
 ※仕切る人は基本的に「リレーやらない?」と書きこんだ人が行うものとする。(言いだしっぺの法則)

673: ◆NFt41Ic3fU
13/03/04 18:36:39.35 cZAAZFvH
あ、仕切る人はトリップ付けるってことでよろしくお願いします。
さて、では早速変身後の案を上げていきましょう。
第一案として、私は『ノラ猫化』を挙げます。
前回、異世界ファンタジーだったんで、今回は現代モノがいいなぁ…

674:ラミア化リレー(仮)22
13/03/05 01:50:57.09 lfvHxbqZ
ドラゴン

675:名無しさん@ピンキー
13/03/05 11:06:47.80 0OWWGVtA
>>674
題名誤爆wちょっと噴いたわw

676:名無しさん@ピンキー
13/03/05 15:44:02.24 lfvHxbqZ
>>675
悪い、言われて気づいたわ。クライアントに残ったままだった。

677:名無しさん@ピンキー
13/03/06 15:35:05.09 nN2nm/7v
んー、悩むなぁ…

678:名無しさん@ピンキー
13/03/06 18:59:29.16 QrMLLKm1
>>674
ラミア化リレーを続けて頂いてもいいのよ?

679:名無しさん@ピンキー
13/03/07 03:08:57.37 tSNOps0A
>>678
ならばということで前回の設定を引きずってみたい、という案
というわけで人魚を猛プッシュ

680:名無しさん@ピンキー
13/03/07 08:39:51.33 qnMcprcS
リレーには結構参加させていただいたけれど、設定引きずるのは勘弁して欲しい……

681:名無しさん@ピンキー
13/03/07 10:46:34.74 q5jRFXJN
設定引きずるのはちょっとなぁ…
外伝2とかなら読んでみたいが。

682:名無しさん@ピンキー
13/03/09 13:11:10.66 6kardXq6
上半身魚で下半身人間の人魚

683:名無しさん@ピンキー
13/03/09 22:59:32.07 kRJZLeca
サハギンいいよね。SaGa3にはお世話になりました

684:名無しさん@ピンキー
13/03/09 23:17:47.00 BS9vfX9M
いまの所出ている案は
「ノラ猫」「ドラゴン」「人魚」「サハギン」「サハギン」
の五つかな? ゆっくりだけど、なかなか濃い候補が揃ってるな

685:683
13/03/09 23:19:52.27 kRJZLeca
あ、683だけど、票じゃないです、ややこしくてすみません。
私はもう票をいれておりますので。

686:名無しさん@ピンキー
13/03/10 01:24:59.11 PK6d/jSq
ファンタジー率高いなw
さて、人外娘か獣化かという発想はいかに?

687:名無しさん@ピンキー
13/03/10 01:25:50.29 ODmMB6jB
これ、10人分も集まるのか心配になってきたわw

688:名無しさん@ピンキー
13/03/10 01:37:45.98 nhm2deJs
リレーっていうのもいいけど気使うからテーマ決めてみんな書こうぜ!とかそんなんでもいいと思う
それだとネタとかシチュ被ると投下しづらいってのもあるだろうけど

689:名無しさん@ピンキー
13/03/10 12:20:52.95 PK6d/jSq
テーマだけ決めて合作やるとgdgdになるからリレーの方が気が楽でいいと思う
ソースは(ry

690:名無しさん@ピンキー
13/03/10 12:45:52.87 P9iBUy2f
ただテーマ決めて合作するなら私は自分で小説書くなあ。
リレーは気分転換で書かせてもらいました。

691:名無しさん@ピンキー
13/03/10 14:28:04.20 ODmMB6jB
そうそう、リレーは気楽にかけるので良いよね。
ってかここ住人少ないのなw

692:名無しさん@ピンキー
13/03/10 20:24:25.29 PK6d/jSq
\ここにいるぞ!/

693:名無しさん@ピンキー
13/03/10 20:25:00.04 PK6d/jSq
\ここにいるぞ!/

694:名無しさん@ピンキー
13/03/10 21:29:22.65 PK6d/jSq
あれ、なんで連投したことになってるんだろうごめんね

695:名無しさん@ピンキー
13/03/10 23:07:27.24 nhm2deJs
う、うーん合作って言うつもりじゃなかったんだけどなあ…
うまい言葉が思いつかない

696:623
13/03/11 03:07:38.16 5/RklBOW
まさかネタで書いたSSでスレが妙な雰囲気になると思ってなかった、申し訳ない
しかも書き込もうと思ったらアク禁に巻き込まれてようやく書き込めた
今度は真面目に書いてみたけどやっぱりSS書くのって難しい
たぶん色々と突っ込みどころ満載

697:なぜかコンなことに
13/03/11 03:18:56.05 5/RklBOW
京子は学校の帰り道、ひと気のない稲荷神社に寄り道をした。
理由は、もうすぐある受験で合格するように神頼みするため。
何故こんなところかというと、人の多い所よりも意外とこういう神社のほうが効果があるんじゃないかと思ったから。
家に帰った後、しばらくしてから財布がないことに気付く。
どこを探しても見つからず、神社でお賽銭を入れた時に落としたんだろうという結論に至る。

慌てて神社に探しに行くと、そこはあたり一面真っ暗。
ひと気のない夜の神社はなんとなく怖い。
とりあえず持ってきた懐中電灯で地面を照らして探し始めた。
そしたら数十秒ほど探したところですぐに発見。
見つかって良かったという安堵感と共に、怖いから早く帰りたいと思ったその時。
神社の脇に青白い火の玉のようなものが浮いているのが見えた。
そしてそれがゆっくりとこっちの方へ向かってきた。
恐怖を感じた京子は無我夢中で走って逃げた。
しかし来た道を必死に走っているはずが一向に民家すら一軒も見当たらない。
それでも必死に走り続けたが何故か先ほどの神社にたどり着いてしまった。

必死に走り続けていた京子は疲れで体が限界に達し、神社の前に座りこんだ。
周りを見てみると幸いにもあの火の玉はいなかったが、またいつ現れるかもわからない。
その時、神社の脇にある手を清める所が目に入った。
走ったおかげで喉がカラカラだった京子は、こんな状況だしいいだろうと思い、その水をゴクゴク飲み始めた。
飲み終えるとまた座り込んだ。
少し休んで落ち着いたらあの火の玉に見つからないうちに帰る道を見つけないと。

しかし体はだんだん落ち着いてくるはずなのに、逆に体が熱くなってきた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
どうしようもなく体が熱い。
あまりに熱いので服を脱ぎ捨てたがそれでも熱い。

そして急に全身がムズムズしてきたと思ったら金色の毛が生え始めた。
突然の変化に慌てふためく京子。
そう思ったのも束の間、今度は鼻の先が前へと伸び、耳は頭頂部のほうへと移動し三角形に、目は金色の虹彩に縦長の黒い瞳孔となった。
手足は縮み同じくらいの長さとなり、指は短く丸くなり鋭い爪が生えてきた。
最後に尻尾が1本、2本・・・9本と生え終わると共に大きな咆哮を上げ、そのまま気を失った。

「うーん・・・」
もしや疲れ過ぎて気を失ったのかな、じゃあさっきのは夢かあ、と体を起こそうとして気付く。
「えっ!?」
何か変だと思って見てみると、そこにはどう見ても人間のものではない手が。
あまりの出来事に一瞬で目が覚めた。
自分の体のあちこちを見てみたがこれはたぶん狐だ、だが狐にしては大きいし尻尾もたくさん。
「もしや九尾の狐??」
なんでこうなったんだろう、これからどうしようということで頭がいっぱいになった。
そして九尾の狐なんだから何か妖力とか使えるんじゃないかという結論にたどり着く。

まずは炎を出そうとしてみると、ちっちゃい炎が出せた。
「やった、これなら色々出来そう・・・!」
とりあえず見た目を変えなきゃ家に帰れないので人の姿に化けようとしてみるも、耳と尻尾がなかなか隠せない。
数十分ほどかかってようやく元の人の姿に化けられるようになった。
空を飛ぼうと思ったら簡単に飛べたので気配を消しつつ空を飛んで家へと帰った。
途中、透明な壁のようなものにぶち当たったが炎で簡単に壊せた。


その後、学校へは人の姿に化けて通い、受験は妖力を使って無事合格できましたとさ
めでたしめでたし

698:名無しさん@ピンキー
13/03/11 22:20:22.34 rOy/6DdK
>>696
どう考えても貴方は悪くないから気にすんなw
心無い皮肉に巻き込まれたという点では貴方も被害者だ。
よくアク禁にもめげず改めてSSを投稿してくれたと思う。
このスレを愛する一人として心から感謝します。

699:名無しさん@ピンキー
13/03/11 23:27:24.03 fMROYXKj
まぁ書いたのをなかったことみたいな空気になった自分よりはましだな

700:名無しさん@ピンキー
13/03/12 02:07:36.63 EHzjURbc
あるあるw 誰もが一度は通る道だよな

701:名無しさん@ピンキー
13/03/12 12:41:15.88 gXMppI82
スルーされたり叩かれたりすると心が折れるけど
感想もらうとすごく嬉しいからなんだかんだでまた書いてしまうw


でもやっぱスルーされたり叩かれたりするのは怖いのでコテは付けれないw

702:名無しさん@ピンキー
13/03/12 13:08:34.12 U0SK86Gg
俺はメルモに流されて無かったことにされたわww

703:名無しさん@ピンキー
13/03/12 18:46:48.20 yt8hKZPu
あぁ....嫌な事件だったね....

704: ◆NFt41Ic3fU
13/03/12 22:22:44.45 EHzjURbc
この流れでコテ付きで発言するのは気がひけますが^^;
リレー小説の案が集まらないまま一週間が過ぎてしまいましたので
リレーは延期した方がよろしいでしょうかね?
もし案を考え中の方がいらっしゃいましたら、
今週中に書き込み頂けますよう、よろしくお願い致します。

705:名無しさん@ピンキー
13/03/13 01:38:08.71 2zcUmcg0
今いるメンツで今ある案を一所懸命にやるのはダメ?
好きだった声優が亡くなった悲しみの気晴らしに合作やりたいのよ

706:名無しさん@ピンキー
13/03/13 02:53:01.17 yYHVMg7V
なんの関係があるか知らんが、お前の意思は尊重したい

707:名無しさん@ピンキー
13/03/14 04:40:04.42 5ab+adW8
こんな凡愚の意見を尊重?恐れ入る

708: ◆NFt41Ic3fU
13/03/14 06:48:47.56 4fjpsT4j
とりあえず最低あと1案くらいは欲しい所です。
そうすれば5人分の案になりますので、
全員の票数を二倍に扱って「五人目の投稿時刻下一ケタ」を
乱数10として扱って決めようと思います。(※)
例)1,2なら「ノラ猫化」、3,4なら「ドラゴン化」という感じ

3月17日までに5人分の案が集まらなければ、
残念ですが、今回は「人員不足につき続行不可」としますね。
逆に3月17日までに10人分の案が集まったら、
普通どおりのルールで決定します。
5人以上10人未満の場合は、
6人目以降の案は次回リレー持ち越しとし、(※)のルールを適用します。

709:名無しさん@ピンキー
13/03/14 23:10:01.62 Prd5DU9k
ワーウルフなんてどうでしょう?

710:名無しさん@ピンキー
13/03/15 01:08:31.99 1Hxg3rFS
おお! 人狼ですか! 原点回帰、という感じで良さそうですね。
既に票を入れてしまったのが悔やまれます。
何はともあれ、これで続行不可は回避できました。
ありがとうございます! 17日の開始が楽しみにしております。

711:名無しさん@ピンキー
13/03/16 01:23:15.30 0caXDTrN
現状のままだと、下一けた2=ノラ猫化の流れかな。
果たして6人目以降は現れるのか。

712: ◆NFt41Ic3fU
13/03/17 00:54:43.51 WyTHEboJ
では「ノラ猫化リレー」で進めましょう(^^
スレの容量とか詳しくないので、
途中で落ちそうになったら教えていただけると助かります。
リレー参加前に改めて>>672をご参照ください。
ルールについてのご意見ご質問等ございましたら、
お気軽にコメントいただけると幸いです。

713:名無しさん@ピンキー
13/03/17 09:33:44.03 aXDqzE0H
前も思ったけど、大層なタイトルつけることもないんだし、
あとで決めたり、仮とかいらないんじゃないの。

714: ◆NFt41Ic3fU
13/03/17 21:55:24.88 WyTHEboJ
>>713
それもそうですね・・・。では、タイトルについては、
リレーを書きだした人が勝手に決めて良いということにしましょう。
本文とは別に、良さげなタイトルを考えて、以後の人はそれに合わせる、
という感じで進めましょう。
「名前:」欄には「◎◎化リレー(仮)」ではなく、
「タイトル(◎◎化リレー)」というように表記するということで。

715:商店街から猫が消えた(ノラ猫化リレー)
13/03/17 22:03:55.55 WyTHEboJ
 奇妙な通報が、昼下がりの交番に届いた。
 ―商店街から猫が消えた。
「時々あるんだよ」と同じ部署の先輩は言う。
 この町では、時折、忽然と猫がいなくなるという。
「で、忘れた頃に戻ってくる」
 私には初耳だった。

716: ◆NFt41Ic3fU
13/03/17 22:07:13.51 WyTHEboJ
言いだしっぺなので、とりあえず具体例をあげてみました。
これに続けるもよし、新たに書きだしても構いません。次の人に任せます。
以後のタイトルですが、「商店街から猫が消えた(ノラ猫化リレー2)」
というように最後に番号を振って頂けると助かります。書き忘れました^^;

717:商店街から猫が消えた(ノラ猫化リレー2)
13/03/20 00:28:24.05 iHtEAvwx
「おまけに戻ってくる時には猫が増えている。しかしそれまで何処で何をしているか見た者はいないらしい。
 まあ隣町で仲良くなった猫とでも来てるだけだろうな」と笑いながら言う。
この時私も、そんな事があるのかあ、ぐらいにしか気に留めていなかった。
そしていつものように午後のパトロールへと出かけた。

718:商店街から猫が消えた(ノラ猫化リレー3)
13/03/20 22:41:40.23 V4AR/JJO
 春とは言え、肌寒い日が続く今日この頃。常に入口を解放している交番の中よりも、パトカー運転時の方が幾分温かく感じる。
「鍋島先輩。こうしているとデートみたいですね」
パトロールは、いつも先輩と私の二人組で行っている。
「真面目に運転しろ、伊藤。お前と違ってまだ彼氏はいないが、私だってレズではない」
助手席の先輩が小さく頬を膨らませた。

719:名無しさん@ピンキー
13/03/25 23:19:58.09 xl1Im71/
あれ? 予想外に停滞してるな。

720:名無しさん@ピンキー
13/03/25 23:27:27.31 ZBbdqINz
いいや、想定内だ

721:名無しさん@ピンキー
13/03/25 23:59:23.10 Ugx5lsnl
正直、リレー小説でストーリー重視しようとしたり、
キャラクター性を表現するような展開は、気乗りせんわ……。

722:名無しさん@ピンキー
13/03/26 00:00:01.37 xl1Im71/
何が悪かったんだ? やはり人数か。

723:名無しさん@ピンキー
13/03/26 00:22:26.87 fWcYRKIi
>>721
そんなにストーリー重視にも見えないし、
ラミア化と比べて特別キャラクター性が押されている気もしないけどなぁ。
気に入らない所があればこれから上手く方針転換していく他ないんじゃないか?

724:名無しさん@ピンキー
13/03/26 00:31:33.51 fWcYRKIi
あと、自分もそうなので偉そうに言えたことじゃないけど、
匿名なんだし、自分の意見はもっと積極的にハッキリ表明するべきだと思う。
気に入らないことがある度に無視したり無言になったりするのでは、何も議論が先に進まない。

725:名無しさん@ピンキー
13/03/26 01:07:45.15 7dK4o7g8
>>724
そう判断したのは、ラミアのは即、変身のトリガーとなりうる蛇のシーンから入ってるのに対し、
今回はシーンとしては、TFと即結させるのに難しい導入からなので、そこまで運ぶようお膳立てするシーンを書く気には起きないな、と思った。
まあ、理由は後付だけど、なんかラミアのときより面倒そうだな、と思ったのが率直な感想で、気に食わないわけじゃない。
言い方はまあ、よくないなと俺も思い返したが。気分を害したら悪かったな。
理由を聞かれたから俺はそう述べたけど、書くか書かないかだけで行動したいと俺は思ってる。
別にスレのためとかより、基本的に書きたいから書く、が趣味の創作だしリレー小説だと思うからな。
こんな会話をうだうだするより話書けって言われそうだが。

726:名無しさん@ピンキー
13/03/26 02:19:47.01 cA9xouDb
>>724
俺が勝手に思ってることで少数派だと思うけど書いてみる
シリアスな感じだとどう書いていいかが難しい
話が軽いノリの方がある程度なんでもありな感じがして書きやすい
ただ、話としてはシリアスなほうが面白いのかもしれない

それと個人的には実在する動物への変化はややストライクゾーン外だな

727:名無しさん@ピンキー
13/03/26 04:25:06.00 KBChLtbE
ぶっちゃけるとこういうのは一回やると面倒になるか飽きる
・・・途中で辞めるというのも一つの手だよね

728:名無しさん@ピンキー
13/03/26 15:58:58.61 QKpkWbap
瞬間的に変身するのが好きな人もいれば時間をかけて変身するのが好きな人もいる
薬で変身するのが好きな人もいれば呪いで変身するのが好きな人もいる
好きなシチュエーションは人それぞれだからリレーは難しい
特に変身物は変身するシーンが大部分を占めるから、シチュエーションが最初の方でほとんど決まってしまうリレーは不向きなんじゃないかと思う

729:名無しさん@ピンキー
13/03/27 13:38:08.50 oCmBqys5
こうしてる間にも一人でガッと書いてくれる人の
作品の公表の機会は失われていく

730: ◆NFt41Ic3fU
13/03/27 15:20:25.43 Gwz+BgOE
しばらく多忙につき、事態の把握が遅くなりました。
長々とスレを停滞させてしまい、本当に申し訳ございません。
ご協力いただいた皆様に深くお詫び申し上げます。
ルール(2)にも抵触することになりますので、
本日22時までに続きを書いてくださる方が現れなかった場合は、
リレー続行不可と見なし、中断とさせていただきます。

731:商店街から猫が消えた(ノラ猫化リレー4)
13/03/27 17:10:47.11 GGjYQj+x
「えぇー。先輩にはそっちの気があると思ったのにー」
「お前なぁ・・。!・・おい!伊藤っ前っ!前っ!」「っ!?うわあわぁ」
私は目の前に飛び出してきたそれに気付き、ブレーキに足をかけた。
ガッ!! 車ごし何かを轢いたような感触が伝わる。
・・・・。車の下のそれはピクリとも動かない。
「な、な、鍋島先輩?!?!!」「落ち着け!確認しにいくぞ!」
慌てて車から出た私達は車の下を恐る恐る覗いた。
「な、何だ。小石か・・。おい!伊藤っ!!」
「ハ、ハヒィ!?すみま・・・・?」「・・・・。」
む、無言が怖い。でも黙ってる時間が長いような?
そこで私は先輩がじっと路地の方を見ているのに気が付いた。
「黒猫だぁー♪さっき飛び出してきたのもあの子かなぁ?」
しばらくはしゃいだ後、先輩からの視線に気付き口をつぐむ。
「ん?でも今猫は商店街から消えてるはずじゃ?」
「伊藤。」「先輩ー。あの猫ちゃんの後つけていきましょうか?」「おい!?」
「少しなら大丈夫ですって!危うく事故りそうになった仕返しもしたいですし」
「はぁー・・。少しだけだぞ?この能天気め」
こうして私達はパトカーをしかるべき場所に置いた後、黒猫が消えた路地に入っていった。

732:名無しさん@ピンキー
13/03/27 17:15:52.77 3ED/7t1U
話進めたくて一気に重要そうな場面まで書いちゃった
ゴメンネ。テヘペロ///ちなみに今午後のパトロールの最中の話らしいですよ奥さん

733:商店街から猫が消えた(ノラ猫化リレー5)
13/03/28 23:44:58.12 zwnpjxO9
日陰になった路地は、張り詰めたような冷たい空気で満ちていた。
この先は例の商店街に続いているはずだ。黒猫を追って、私は心躍らせつつ路地の奥へと進んでいく。奥へ行くにつれ、不思議と空気が温かくなっているように感じた。
「ん? どうした、伊藤」
むずむずする背中を掻く私に、少し後ろをついてくる先輩が心配そうに声をかけてくれる。
「なんか急にくすぐったくてですね……」
「そうじゃない。お前、その『手』どうしたんだ」
言われて、自分の手を確認した私は、違和感を覚えた。私はいつのまに黒い手袋なんて着けていたのだろう。

734:名無しさん@ピンキー
13/03/28 23:57:27.93 zwnpjxO9
>>729
俺も一人でガッと書くタイプではあるんだが、
ひとけのないスレに作品を公表することほど悲しいことはないだろ。
そういう意味で、多少なりとも人を集めてくれる「ゆるい」企画には
少なからず期待してるんだ。新作を書くまでの間を持たせてくれるしな。
あと、別に企画中だってSSの投下は可能だぞ。>>729さんが書いてるSS
があったら、読んでみたいんだが。

735:729
13/03/29 00:10:28.41 68PjvnJu
>>734
あることにはあるんだが、色々と恥ずい
敢えていうと>>731は私でござんす
(´・ω・`)この程度の文才しかありゃせんで・・
ゆるい系の企画自体には否定的じゃないよ。時間をかけてゆっくり・・
って、そう考えたら時間制限ちょいと邪魔ね

736:名無しさん@ピンキー
13/03/29 00:16:04.87 Ct586J7O
私もガッと書くけど、別になんかゴタゴタしててもしてなくても投稿するときはするし、しないときはしないかな。

737:名無しさん@ピンキー
13/03/31 19:12:11.13 HZmEtv2o
ヒロインが異形に変身するのを誰か(=恋人や親兄妹や親友だと効果的)に見せつけて、
その見せつけられた人が異形と化したヒロインのおぞましさにショックを受けて阿鼻叫喚して狂うシチュエーションとかたまらない
変身した方も倒錯的なギャップで恍惚する感じだと最高

738:名無しさん@ピンキー
13/03/31 19:50:23.70 QUvm+2Sx
>>737
悪堕ちの系統かな。好き嫌いが分かれるよね。

739:名無しさん@ピンキー
13/03/31 21:37:34.91 HZmEtv2o
>>738
確かに、カテゴライズするなら悪堕ちになる感じかな
異形に変身した姿は人間では到底醸し出せない美しさ・妖艶さとグロさが同居してその姿に酔いしれたヒロイン
見せつけた相手が母ならば・・・
「ねえお母さん・・・今の私、とってもキレイでしょ?」とか恍惚した表情で色っぽく囁くとか
親の立場からしたら、お腹を痛めて生んで愛を注いで来た大事な娘が・・・化物になるなんて信じ難き悪夢
うまく説明できないけど、そんな切ない感じを引き出せる悪堕ち見せつけTFは大好き

740:名無しさん@ピンキー
13/03/31 21:56:38.77 +A/qqS4Y
アウターゾーンで半魚人化する女の子の話に衝撃だった

741:名無しさん@ピンキー
13/04/01 00:06:37.24 6Ivsrbwi
>>739
ノラ猫リレーもその軌道に乗せられればいけるかもw

742:名無しさん@ピンキー
13/04/01 10:38:50.64 plWEacc8
夫「おい、○○!」
妻「ごめんなさぁい…あたしバフォメットになっちゃったのぉ…」
さわ…さわ…
夫「!!そんな…」
魔「この子はもう私たちバフォメットの一員よ…ふふ」

こんな感じ?
Pixivでグレムリン化の人がよく描いてるシチュだけど…
もう少しケモに近いと最高なんだけどな

743:名無しさん@ピンキー
13/04/01 12:00:37.41 Pz4iSE2+
見せ付けた相手が母じゃなくて父というパターンも業が深くてエロくなりそう
「うふふ・・・ねえ、お父さん・・・ラミアになった私を抱きたいと思わない?」
「ほら見て・・・。私・・・こんなにも濡れているんだよ・・・」
異形の姿になった娘は美しくもグロテスク・・・あまりの変わりように大きなショックを受ける父、異形化した娘は高揚してうっとり
目を閉じれば今まで過ごしてきた娘との思い出が走馬灯のようによぎり、目を開けばもう人間ではない娘・・・非情な現実に涙する
父は気が触れそうになるが、それ以上に目の前にいる妖艶な一匹の「雌」を抱きたくてたまらない衝動に駆られる
近親相姦だけでなく人と人じゃないモノとの許されざる禁忌で背徳な交わりがはじまった・・・

書いてて勃起した

744:名無しさん@ピンキー
13/04/01 12:48:42.14 5RP5/rvP
異形に耐性にない場合を考えると

745:名無しさん@ピンキー
13/04/01 17:47:32.55 5eG20lWS
失神するとおもしろくないな
廃人化して狂ったように泣き叫ぶとかはいいかも

746:名無しさん@ピンキー
13/04/01 18:35:39.12 plWEacc8
~夢~

バフォ「うふふ、こんにちはぁ♪」
俺ら「「是非俺(私)もバフォメットに!!」」

もしなれるならふたなり系がいいな。もちろん複乳で。
感じる場所が増えるっていいよね!

複根化、みんなは根本から生える派?それとも裂けて分裂?

747:名無しさん@ピンキー
13/04/01 23:11:19.23 y+8XGZIM
女性化なら男性器は触手派の俺は・・・
触手の話だが生えてくる方が好き

748:名無しさん@ピンキー
13/04/04 18:01:09.37 fjCcReHa
>>740
どんなのかと思ってブコフで立ち読みしてみたらオチがひでえw

749:鹿のステップ1
13/04/06 00:29:04.92 c9zt+zo9
とある樹海の迷宮、そこに迷宮の謎を解かんとするボウケンシャーたちがいた

「さぁ、今日も迷宮の探索と行きますか♪」
「今日はやけに張り切ってるね、なんかあったのラクーナさん」

うざいくらいにテンションが高い銀の鎧を身に纏い大きな盾を持ったパーティの城壁パラディンのラクーナに
気の弱そうな女武士ヒイラギが尋ねた

「昨日ね、ちょーっといい技編み出しちゃって、あのにっくき魔物共にお見舞いするのが楽しみで、楽しみで。」
「新技はいいが、お前の盾がパーティの生命線なんだ、あまりはしゃぐなよ」
「そうだぞ、サイモンの言う通りだぞ、ただでさえラクーナな以外、紙装甲ばかりなんだから。」


迷宮に慣れはじめ、気が緩んでいるラクーナに対し、パーティのリーダー的存在であるサイモンが忠告する
そして術式使いのアーサーがおもしろ半分でそれにのっかる
「はいはい、わかってますって。」

750:鹿のステップ2
13/04/06 00:30:05.68 c9zt+zo9
パーティは樹海の奥へと進んでいき、そこに

毒吹きてふてふ達が表れた!

「表れたわね、今までさんざん毒にされた怨み、今晴らしてやるわ!」
「ラクーナのやついったいなにをやるつもりなんだ?」

ラクーナは困惑のステップを使った!
毒吹きてふてふBに25ダメージ
毒吹きてふてふAに17ダメージ
毒吹きてふてふCに16ダメージ
毒吹きてふてふAは混乱した
毒吹きてふてふBは混乱した
毒吹きてふてふCは混乱した

「この技はッ!?」
「そうよ、あのにっくき鹿が使ってくる技よ!」

説明しよー、困惑のステップとは樹海に生息する狂暴な鹿が使う技である
そのステップは人の五感を狂わせ、思考能力を奪う恐ろしい技なのである

「どうしてラクーナさんがこの技を?」
「さんざんこの技に煮え湯を飲まされたせいか、このステップが頭にこびりついちゃってたみたい
昨日酒場で酔った勢いで頭の中にあるステップをしたら大成功
酒場にいた野郎共を全員混乱させてやったわ
まぁ後で女将からさんざん怒られたけど」
「まぁそれはともかく、この技はありがたいな、俺自身この技の強力さは身をもってしっている」
「ふふふ、私を誉めい、そして尊べ」
「少し誉めるとすぐこれだ」
「それはともかく今がチャンスだ、一気に畳むぞ」
「「「オオオォォォ!!!」」」


パーティは気づいていなかった、眼前の的に集中し過ぎて、ラクーナの新技に心を踊らせて
その背後から猛烈な勢いで突っ込んでくる狂乱の魔物に

751:鹿のステップ3
13/04/06 00:31:40.56 c9zt+zo9
「これで止めよ!!!!」
ラクーナが魔物に止めをさしたと思ったその時

「グワォォォォ!!!!」
狂暴な鹿角が乱入してきた!
敵を倒したと思い油断したところに突然の乱入
防具の厚いラクーナな以外はその突撃により吹き飛ばされる
致命傷ではないもののすぐには起き上がれそうにない

「このままじゃだとまずい、だからといって守るだけじゃじり貧
しょうがない、使うしか無いようねあんたの技
自分の技で狂いなさい!」

ラクーナは困惑のステップを使った!

ラクーナの困惑のステップに鹿は見入り、その動きが止まる

「やったの!?こんらんさえしてくれれば、立て直すだけの時間はあるし、勝てるッ!」

752:鹿のステップ4
13/04/06 00:33:04.24 c9zt+zo9
狂暴な鹿角はこうふんした!
狂暴な鹿角は攻撃力が上がった!
狂暴な鹿角は素早さが上がった!
狂暴な鹿角は固くなった!

「えっ、ちょっとこうふんって何よ!?ことんしか合ってないじゃないの!いやだめ、こっちこないで」

こうふんした事によって強くなった攻撃によりラクーナの鎧はいとも簡単に壊され
中に着ていた服も破かれて全裸にされてしまった
そして固くなった巨大な物をラクーナの穴へとロックオンする

困惑のステップは鹿以外の生物には害となる技であるが
鹿対鹿においては、このステップは攻撃では無く求愛のステップだったのである
そしてラクーナの完璧なステップに鹿が欲情してしまったのである

「いや、やめてそんな大きなの無理だって、助けてぇぇ」

だが無情な事にパーティのメンバーはふらふらとようやく起き上がれたところ、どうあがいても間に合わない
肉体関係に関してもパラディンのように鉄壁の防御で守ってきた穴が
パーティのメンバーが見てる前で犯される

ラクーナの危機にメンバーはいっこくも早く助けに入ろうとするがうまく身体が動かせない

「ひぎぃ、裂ける、やめてお願い!!!!」

753:鹿のステップ5
13/04/06 00:34:10.48 c9zt+zo9
絶望の声をあげるラクーナ、メンバーはラクーナの身体に異変が起きていることに気づく
ラクーナの身体の至るところから青い毛が発生しているのだ
はじめは鹿から抜けた毛かとも思ったが、どうやらそうじゃないラクーナからあの毛は生えている
一人自分への治療を行い、動けるようになったサイモンが、アーサー、ヒイラギへ治療をほどこす
そうしてようやくラクーナの救援に入れるようになった頃にはラクーナの身体の異変は目に見えて明らかなものになっていた
二足歩行では無く四足歩行へと骨格が変わり
手足は生えてきた蹄に覆われ、顔こそはまだ変化の無いものの
身体はそこにいる鹿とまったく同じ毛で覆われていた
パーティのメンバーは犯す事に夢中になっている鹿に対して総攻撃をかけ
完全に不意をつかれた形になった鹿を撃退する

「ラクーナ大丈夫か!」
「うっ、だ、だめみたい、、顔が熱いの、、いやこのままじゃ完全に魔物にホゴォ」

鹿は撃退したもののラクーナの変化は顔にまで侵食する
顔も青い毛で覆われ、鼻と口が前えとのびる、目はくろめが無くなり黄色く変化し、草食動物特有の目へと変化する
最後に大きな角が生えてラクーナは完全な狂暴な鹿角へと変化した

754:鹿のステップ6
13/04/06 00:35:35.45 c9zt+zo9
「ラクーナ、い、意識はあるのか!?」

ラクーナは蹄を器用に使い地面に大丈夫とかく

(これから私はどうなるの!?大丈夫なの?)

「いやまぁ他の地方ではギルドにペットがいたり、魔物使いがいたり、獣人がいたりするらしいから
安全性さえ証明すれば魔物の一匹や二匹ギルドに登録できるだろ」

(いやそういうんじゃなくて、私は元にもど)

「オッケーオッケーわかった皆まで言うな、ちゃんと医療本部に治し方が無いか聞いてやるからさ
もしもしサイモンです、ちょっと症例をかくかくしかしがで
あぁわかりました、ありがとうございます」


(どうだった)


「二週間で元にもどるから大丈夫だそうだ」

(に、二週間もこのままなの)

「まぁ二週間なんてあっという間だぜ」

(二週間もこの姿でどこで生活しろって言うのよ
ってなんでみんな黙るの
なんとかしてよー)

これからラクーナの長い長い二週間が始まる

755:名無しさん@ピンキー
13/04/06 00:39:56.23 c9zt+zo9
とある発売前のゲームの本スレが異形化だの獣化だの魔物化だので盛り上がっていて
興奮してしまったのでその場の勢いで書いてみた
元ネタしらない人からしたら意味がわからないだろうが反省はしていない

756:名無しさん@ピンキー
13/04/06 01:19:10.90 FtFsKPg3
>>755 元の姿に戻りたいけど戻れない状況っていいよね
戻るまでの2週間、困惑したり元に戻ろうとあがく姿を妄想するとたまらん

それはそうとゲームについてkwsk

757:名無しさん@ピンキー
13/04/06 07:09:22.56 c9zt+zo9
>>756
いやゲーム自体には多分異形化の要素は無いよ

ただ今まで魔物しか使わなかった技を使える女キャラがいたり
ヒロインがいろんな属性持ってたり
過去作にラスボスによって魔物に変えられた女キャラがいる事もあって
これ魔物に改造されてボスキャラ化フラグじゃねとか
下半身魔物化したコラ画像とかで盛り上がってただけなんだ

もし期待させてしまったのならすまない

758:名無しさん@ピンキー
13/04/09 10:23:54.23 gLCRAAGX
そういや以前、感想の話になってたけど、どれくらい踏み込んだ感想がほしいのだろう。
細かいところまで突っ込んだりしていいのかな。

759:名無しさん@ピンキー
13/04/10 09:40:31.04 sIEovRnX
知り合いにオススメされた魔女狩りの騎士ってエロゲがなかなか良かった
メインは魔女に捕まった女騎士と弟の精神交換物なんだけど
弟の体で射精の快感を教え込まれた女騎士が全身チンポの触手モンスターと精神を交換させられて
モンスターの本能と自分の理性との間で苦しむテキストが秀逸だった
エロゲとしてはボリューム不足でつまらんけど異形化物としてみたら金払っても後悔しないレベルでしたわ

760:名無しさん@ピンキー
13/04/11 15:09:00.76 gOxaKOum
昔やった聖剣伝説2の敵の女キャラがラミアになったのはよかった
変身過程を見たかったが

761:名無しさん@ピンキー
13/04/16 23:39:46.28 QuHQHftz
ところで、エロで変身というと大体は
A:変身したあとで性交する(獣×獣寄り)
B:性交したことで変身する(異種姦寄り)
の2つのパターンに分かれると思う、つまり変身が先か後かの2種類。
俺はBの方が好きだけど、みんなはどっちが好み?

762:名無しさん@ピンキー
13/04/17 01:33:41.35 AHJGIPyR
>>761様、
自分も性交が変身の原因というパターンは大好きです
変身に興奮する性癖からすると、変身の完了と
性的クライマックスが重なると入り込みやすいと思えます

763:名無しさん@ピンキー
13/04/17 12:46:55.21 XOJLXl5j
象獣人になって数年経ちました、力を生かせる仕事と変化してからの記録と取材などで暮らしています
体力と身体特徴が象と半々で精神は人のままと診断されたものの、最初の春は大変でした
鼻や耳など先がピンクになり性欲が止めどなくなるという状態でいわゆるマストに近いものになり
伸びきった象の性器は勝手にうねり固い肌足を使い射精するばかりになり腰が抜けて仕方なく病院行きを余儀なくされました
その時は看護婦に動く性器を押さえてもらった時、大きく数回射精し収まり来年の春の対策を病院と政府の担当と考えることに
薬はどうしても効かないことも分かり看護婦のヒントから女性の体が必要と判断され政府の方が私の慰安の斡旋をしてもらえるそうです

764:名無しさん@ピンキー
13/04/17 17:13:42.92 MdFqVV21
>>761
C:性交しながら変身する
が抜けてるな。
つまり変身が先か後か中かの3種類。

Aだと、スレ的にはメインディッシュな変身が終わってて、
獣になってるからフツーに獣同士の性交だよな。になりかねんし、
Bだと、まだ性交中は人間だから人間同士の性交なんて興味無い、
とまでは言わんがさっさと済まして変身シーン突入して欲しい、とは思うかも。

765:名無しさん@ピンキー
13/04/18 18:33:05.17 fKmTBUVe
快楽を求めてドンドン異形化するのとかいいよね。手足が触手化してだいしゅきホールドとか

766:名無しさん@ピンキー
13/04/25 18:49:36.61 7P02PkSh
Drナイト、もう少し獣化させまくって欲しかった
ちょっと不完全燃焼・・・

767:名無しさん@ピンキー
13/04/25 22:36:39.39 xGQROKLV
獣化スレの方で、ちょっとTF小説翻訳の話題があがってるな。
スレ違いとか叩かれ始めたら、気付いた人がこっちに誘導してあげてくれ。
このビッグウェーブに乗るしかない。この過疎スレが復興するには。

768:名無しさん@ピンキー
13/04/26 00:31:57.50 6Mhp/P6Z
>>767
その小説、♂×♂の悪堕ちTFなんだけど、ここで扱っても大丈夫なんかなあ?
俺はファンだから一緒に支援してくれるのは嬉しいけど、ここの方がスレチ扱いされる
可能性が高そうでちょっと心配。

769:名無しさん@ピンキー
13/04/26 00:52:14.82 ffAJAy3G
>>768
主に女性がに人外へと変貌していくスレ、って>>1にあるしな。
♂×♂の前例が無かった気もする……。でも前例がないなら作ればいいよ。
別に>>1が全てじゃない。スレ民の総意が>>1を変えることもあるさ。
個人的にはTFに飢えてる今なら、何でも美味しくいただける自信がある

770:名無しさん@ピンキー
13/04/28 05:12:24.99 2XEZ/OM/
自分はオスが苦手だけど、この小説がトリガーとなって小説が増えそうなので賛成。
まあその後がオスだらけなるかもという一種の賭けでもあるが…

771:名無しさん@ピンキー
13/05/09 16:20:52.04 Mmr7/If5
翻訳アップされたようだ 許諾も取ってるらしい やるなー

まだ読んでないから読んでがっかりだったらアレだがw

772:名無しさん@ピンキー
13/05/10 09:57:54.72 NwRtwuuA
>>771
なかなか良かった。あれでまだ第一章とは、だいぶ長い小説なんだな。
もっと評価されてもいいと思うんだが、やはり男×男だと駄目なのかね。
俺はキャラを女性に脳内変換して美味しく頂けました。

773:名無しさん@ピンキー
13/05/14 23:51:33.03 2q+mZ6NL
読んだけど、あれ♂×2がどうのというより蛇嫌いの方がツラいんじゃなかろうか

俺も♂同士のはちょっと…って感じだったけど、格調高い文体がイイっていうコメントあったからエロ前まで読んでみようとしたら、勢いで全部読んでしまった

しかも気がついたら勃起してやんのw
我ながらワラタw

俺も無意識に脳内変換してたのかな

774:名無しさん@ピンキー
13/05/15 09:50:13.08 n3q0pp0a
気が付けば、このスレも出来てから一年以上経過していたのか。
ここらで大きな新展開はないかな、と思っていた所で
獣化板から314氏が移ってきてくれる可能性が浮上している。素直に嬉しい。

775:名無しさん@ピンキー
13/05/16 04:26:59.77 8YexkVW+
かなり時間かかってると思ったけど前回のスレよりはペース速いのか

776:名無しさん@ピンキー
13/05/16 23:19:12.16 QNtpD7PL
人外と人間スレ新スレ立たないのかな

777:あちらの翻訳者
13/05/20 07:44:37.03 NTlHps/6
です。なんか「うしろの百太郎」みたいですがw はじめまして>みなさま 

あちらのスレ読んでない方には意味不明で恐縮ですが、ただいま浪人中です。

「ここでやったら」と何度か薦められたのですが、やはり1の
「主に女性~」の件は気になります。何人か容認コメくださっているのは
心強いのですが、本当にこのスレで続きをやってもいいものでしょうか。

あちらの最後にも書きましたが、私は♂×♂専ではないので、
その系統ばっかりやって埋め尽くすことはないかと思います(他の方の
書き込みまでは責任を負えませんが)。

ただ、あちらでは必要最小限のことしか書けませんでしたが、
できれば広く感想(訳ではなく原作の――原作者に感想を伝えると
約束しているので)を募ったり、疑問やご意見についてお応えしたりと
いったことも行いたいと思っています。

778:あちらの翻訳者
13/05/20 07:47:11.91 NTlHps/6
こんなスタンスで今のところ構えていますが、いかがでしょうか。
あ、あのシリーズは最低でも第三章までは訳を完成させます
( "天文学的幸せ者" こと、あちらの300氏にそう約束しているので)。

問題は私が引っ越すと、私にまとわりついていた方も
一緒に移動してきてこちらにご迷惑がかかる危険性が
あるということです。

あちらのスレ民から良く言われないであろうことは容易に想像がついたため、
最後の書き込み以降あちらは読んでいません。ですから
今現在、先方が私に対してどの程度粘着しているかは
分かりませんが…あーせいせいしたと放ったらかしてくれれば
いいんですけど。結果的に自分が "大変個性的な人" を
連れ込むような形になってしまうと、ちょっとな…と懸念しています。

その辺りのリスクも含めてご判断いただければと思います。

最初に率直なご意見をうかがいたく思います。よろしくお願いします。

779:名無しさん@ピンキー
13/05/20 10:40:33.88 +qhpyf9d
>>778-779あちらの翻訳者様
実は「あちら」がどちらか存じ上げなかったりするのですが
(どこかのスレが翻訳で盛り上がっており、
そちらから新しい書き手さんがくるらしい、
…という話はこのスレで知っていました)、
少なくとも自分は書き手さんが増えるのは大歓迎です。
多少趣味から外れていても面白いと釣り込まれるものです。
(例えば自分が参加させてもらったTFのアンソロジーにBLTF 作品があり、
BL趣味はないのに非常に興奮したことがあります)
合わなかったらスルーすればいいし、
荒らしが来たらやはりスルーして適宜削除依頼をすればいいと
自分は思います。
(要はエロい、面白いのが読めればいいやという、
やや無責任なスタンスです)

よく事情がわかっていないのと、あくまで自分個人の意見なので、
あまり参考にならないかもしれませんが、
書き手さんが去ってしまうのは残念なので書き込ませて頂きます。

780:779
13/05/20 10:43:39.15 XjqSt8hU
>>779アンカーが一番ずれておりました。失礼しました。
最初「うしろの翻訳者様」と書いて送信しかけてしまったのは
内緒ですがやはり失礼いたしましたw。

781:名無しさん@ピンキー
13/05/20 17:54:06.90 keFW/YW/
話の顛末が全く理解できてないけど、騒がずにこっそりやれば大丈夫でしょ

782:名無しさん@ピンキー
13/05/20 23:53:35.74 aru/Rpr0
>>777-778
ちょっとあなた自身頭が冷えてないところがあるみたいだからこれ以上あっちのゴタゴタのことは触れないほうがいい
翻訳と言う分野に光明をさしたその行動力は尊敬するし、作品の質もここで好評をいただけるレベルだと思う
余りにも長編化してスレを埋め尽くすようだったらあちらと同じくロダDLにしたほうがいいと思うが、
まず経緯を説明してから先の一章を投下してみてはいかが

783:名無しさん@ピンキー
13/05/21 16:16:43.16 np6r+YC5
>>777-778
あちらってのが何処の何の事か知らないけど
余所の事をこっちで捨て台詞は格好良くないな
ノイズは気にせず何事も無くで良いんじゃね?

784:777
13/05/21 20:28:41.01 6t1E/9FV
ありがとうございます>ご意見くださった方々

こちらで続けること自体に異論は頂戴しなかったようですので、
お世話になろうと思います。よろしくお願いします。

782・783両氏のご忠告もふまえ、極力余計な情報を排した「経緯」をまとめて
おきます。ひと区切りつくまで長文が避けられないことご容赦ください。

1.TFと関連の深い某板某スレで、ある海外の小説が簡単に紹介され、
「これを日本語で読んでみたい」との書き込みがあった。

2.その内容に興味を引かれた私が「翻訳に関心あり」と書き込んだ。

3.その作品は「♂×♂」の「小説」で「翻訳・流布未許諾」のため
そのスレで話を引っ張ることは難しい状況だった

4.その一方、そのスレ内でも「訳されたら読みたい」等、その作品に
対する関心・期待など、少なくない需要も確認された

5.私はまず原作者に直接コンタクトして「翻訳およびアップロード」の
許諾を得た。これでこの部分はクリア  …つづく(長くてすみません)

785:777
13/05/21 20:40:36.50 XbTcb2Mn
6.だが3.と4.の矛盾は解決しない。当該の小説は八章以上続く長編の
ため、私は妥協案として、「第一章の翻訳のみをこのスレで発表し、
続きは他所でやる」と書き込んだ

7.当該の訳文を一週間限定でアップロード公開し、既に削除済み。
私は次の場所を探している  ←今ココ な状態

これが現在までの、ミニマムな経緯紹介です。

当該の作品は、Leo_Todrius氏原作の "Code of Dishonor" という
♂×♂の中世風(?)悪堕ち系シリーズです。原作者からは、「読まれた方々の
感想を英訳して、私に教えてもらえないだろうか」と希望を出されましたので、
幅広くコメントいただければ幸いです。

"感想" をまとめるのが難しい・面倒だという方も、たとえば「このフレーズ
(パラグラフ)がグッときた」という部分を抜き出して挙げてもらえれば
先方も参考になると思います(これだと私も英訳する手間がないので楽ですw)。

ところでこちらは、デフォルトのアップローダは特にないのでしょうか。
もし決まっていないようでしたらAxfcあたりで適当にやってしまいますが…

786:名無しさん@ピンキー
13/05/22 01:03:41.19 whQlcdO5
>>785
ご挨拶が遅くなってすみません。以前より影ながら応援していた者です。
異形化板へ来ていただき、誠にありがとうございます。
デフォルトのアップローダは私が知る限り、なかったはずです。(ですよね?)
Axfcあたりでよろしいかと・・・。

787:名無しさん@ピンキー
13/05/23 19:58:28.37 o9srf6Lj
"Code of Dishonor" 日本語版の第一章を以下にアップロードしておきました。
くどいようですが♂×♂なのでご注意ください。

URLリンク(www1.axfc.net)
DLpw:iwa_sfo

他所で上げたときから、てにをは校正ミスの一カ所を含め、表現を十数カ所
修正しています。大した変更ではありませんが。

なおWordのフリガナ機能を使っていますので、テキスト化するとその部分が
失われるかと思います。

テキストファイルの方が都合がよいという方がおられましたら、その旨
お知らせください。次章以降テキストファイル版もバンドルしてzipかなんかに
しておきます。

788:名無しさん@ピンキー
13/05/23 20:10:34.03 bXabDbNH
あpwにコロンは含まれません。「iwa_sfo」のみです。

789:名無しさん@ピンキー
13/06/01 09:31:54.88 htVSBXwv
test

790:名無しさん@ピンキー
13/06/04 23:29:08.57 Q8DV6zUr
>>787
読みたいのですが、時間がないです。
感想は、もうしばしお待ちください。

791:名無しさん@ピンキー
13/06/10 23:12:00.46 SkYd+XGE
あの経緯なんて単純に「画像スレから文章スレに移動した」でいいのでは

792:名無しさん@ピンキー
13/06/11 00:02:31.24 RH62a8Vk
察してやりな

793:名無しさん@ピンキー
13/06/14 12:49:30.68 vZ5DeftY
"Code of Dishonor" 日本語版の第ニ章を以下に
アップロードしました。

URLリンク(www1.axfc.net)
PW : oli_s_hpl

単独でも読めますが、第一章を読んでからの方が
入り込みやすいと思います。第一章については
本スレ787をご参照ください。

794:名無しさん@ピンキー
13/06/18 21:27:12.97 3x4Udiu3
>>793
遅くなりましたが、1章目の感想を。
《膝はゼリーのように緩み》
《巻き爪の矯正をしているかのような痛み》
《たらふく食った後に排泄することに似ていた。》
などといった比喩が、良い意味で生々しく、新鮮だった。
日本でもこういう比喩センスが光るTF作家さんいないかなぁ。
1章についての良い所は、そんな感じ。
悪い点としては、最強の毒使い(笑)の抵抗があっさりすぎた所くらいか、
などと思って2章を読んだら、今度の犠牲者はもう少しちゃんと抵抗して
いたので良かった。

いかにも「和訳した」っていう所も多々感じられたけど、
全体的に楽に読めるレベルなので、すごいと思う。翻訳者さん乙。3章は来月かな?

795:名無しさん@ピンキー
13/06/20 15:04:06.68 gm2ZVAvP
これ毎回自分で自演してんだとしたら恐ろしいな。
狂気を感じるわ。

796:名無しさん@ピンキー
13/06/21 01:30:23.73 O8PRildd
正直に言おう。
俺は、いつかこの過疎化を終わらせてくれるような、
素晴らしいTF小説が投下されると信じている。

797:名無しさん@ピンキー
13/06/22 16:05:38.96 ey8ED3r5
触手アンソロ(同人CD)で公開したやつでも投下するか……

798:名無しさん@ピンキー
13/06/22 16:15:05.80 ey8ED3r5
『肉の城』

 薄暗がりの中に浮かび上がる、あでやかな肢体。
 白い肌。
 上気して桜色に染まる顔や体に張り付く、漆黒の長い頭髪。
 時折、感極まった声が、花を思わせる可憐な色の唇からこぼれる。
 全身に絡みつく縄の色は、生々しい肉の色……。

 いや。それは正しく、生きている肉の縄だ。

 一糸まとわぬ女性の体は、まだどことなく幼さを残しているが、口から漏れ出るの
は、紛れも無く悦楽を秘めた『おんな』の声だ。
 ぬめる粘液も厭わず、口に、尻に、性器に、何本もの触手を挿入されながら、感じ、
よがっている。股間の秘穴には、太さもまちまちの赤銅色の肉の鞭が三本も入り込ん
でいた。表面に浮き出る肉瘤を蠢かせ、女に快楽を与え続けている。白濁した液体が、
肉を濡らしている。
「あ、う。やぁ……」
 無意識に上げた言葉なのだろう。拒絶ともとれる言葉を聞き取ったのか、触手が体
の中から這いずり出るような動きをみせる。
「……めぇ」
 尻の谷間が締まる。
 肛門と秘門がそれによってすぼまり、肉を逃すまいとする。貪欲に、この快楽を貪
ろうとしているのだ。触手が彼女を犯しているのではなく、彼女が触手を喰らってい
るようですらある。
 腿を彩る太い蔦、細い蔦は、彼女の下半身だけに取り付いているわけではない。
 腹も、胸も、腕も、首も、頭も。触手が這っていない場所はどこにもない。どれも、
母の胎から産まれ出た赤子のように濡れそぼっている。触手からにじみ出る粘液にま
みれ、少女が悶えている。
 彼女がいるのは、誰もいないビルの一室。かつては一流ホテルと呼ばれ、内外の有
名人が泊まっていた建物の最上階。
 部屋を埋め尽くすのは、吐き気を催すほどの、血液の詰まった風船を破裂させたよ
うな―肉。
 肉。
 また、肉。
 床ばかりではない。壁も、天井も。まるでこの部屋が内臓の内側であるように錯覚
してしまいかねないほどの、圧倒的な存在感で壁を覆っていた。
 ただひとつ、この肉の中にあっては異色の存在である彼女は、肉でできたベッドの
上に横たわって全身を無数の触手に委ねている。
 月明かりの下、ガラス越しに見えるのは漆黒の大都会。
 街には灯りひとつ無い。

 それは、廃墟だった。

 今、この世に生があるとすればそれは、女と、肉と、月。
 ただ、それだけだ
 滅びは突然やってきて、何もかもが一瞬のうちに終わっていた。人間は青い灰となっ
て崩れ去るか、ぶよぶよの肉腫と化して腐り朽ち果てゆくか、それとも全く別の生命
体となり果ててしまうかの運命をたどった。
 ただひとり、この少女を残して。

799:名無しさん@ピンキー
13/06/22 16:15:38.42 ey8ED3r5
 今や彼女は、全身の細胞全てが快楽器官と化していた。
 粘膜だけではなく内臓も、いや、血管さえも流れる血液に愛撫され、欲情にうねる。
心臓は、絶え間の無いピストン運動で全身に精液を注ぎ続ける、快楽の永久器官だっ
た。
 息を吸えば、空気が鼻の粘膜を凌辱し、舌を蕩かせ、肺に新鮮な欲望の吐息を注ぐ。
 歩けば足の裏を地面が固い掌で撫で回し、土踏まずを、踵を、指を犯そうとするよ
うだった。
 食事をするだけで何度もアクメに達する。味なんかどうでもよかった。口の中に入
る物が、味蕾を様々な体位で貫き、数え切れないエクスタシーを女に与えた。
 耳に入る音は愛しい人の愛の囁きであり、心を蕩かす。
 何もかもが、セックスだった。
 生きる事が即ち、セックスだった。
 彼女は、ただひたすらに、快楽を求める。
 意識せずとも、触手達は勝手にやってくる。
 女の頭にはもう、快楽以外の記憶はほとんど無い。
 かつて、学校に通っていた記憶も、父や母や弟の記憶も、絶え間なく加え続けられ
る快楽の記憶の海に埋もれてしまった。もしかすると、自分が人間である事すら憶え
ていないかもしれない。
 無理もないだろう。人間が千度生まれ変わっても得る事ができない快楽を、彼女は
今も貪り続けているのだ。
 肌を撫で回す醜い肉の縄も、彼女にとってはより深いエクスタシーを与えてくれる
存在にすぎない。彼女の目は開いてはいるが、何も理解していない。彼女の視覚もま
た、目に映った物を快楽信号に変えてしまっているからだ。
 もはや彼女は、狂っているのかもしれない。
 だが、狂っていると誰が判断するのだろう? 狂気とは相対的なものではないのだ
ろうか。この世に彼女ひとりだけしか存在しない今、誰が彼女を狂っていると断定で
きるのだろう?
 膝立ちになった彼女の股間から、小さな肉塊が重力に従って肉で覆われた床に、ぽ
とりと落ちた。床の肉は、やさしくそれを受け止める。
 胎からこぼれ落ちた肉腫は、十センチも無い。表皮が剥けた筋肉組織の色に似た、
毒々しいほどの桜色をしている。なのに、血管は見えない。どのような生物なのか見
当もつかない。見ようによってはソーセージに似ているとも言える。
 蠢く肉を産み出した女は、体を軽くのけぞらせて悶える。
 また、ひとつ、同じような物が秘裂を割り開くようにしている三本の触手の間をす
り抜けて、床に落ちる。そしてまた……。その度に女は体を震わせ、意味不明の言葉
を口にする。
 月明かりに照らされた女の腹は、わずかに膨らんでいるように見えた。
 間違いない。この女は、文字通り触手を産み出しているのだ。
 彼女の子宮にはおそらく、何十もの肉の縄が蠢いているのだろう。動く度に、ひり
出す度に、女は快楽を積み重ねる。
 こうして数える事、六十二回の出産を終え、女は深い息をついた。
 すかさず触手の一本が彼女の口に侵入し、喉奥にどろりとした液体を流し込む。女
はためらいもせずに、白濁した液体を飲んだ。尋常の神経の状態ならば匂いを嗅ぐの
もためらわれるほど獣臭い、悪臭と言っていい液体だった。だが、今彼女を生かして
いるのは、まぎれもなくこの液体だった。
 彼女がこの部屋を出なくなって、どのくらいの時間が経ったのだろう。
 最初は自分で歩き回り、キャンプ用品などを持ち込んで調理をしていた。だが、今
はその道具も肉の山に埋もれて、見る事ができない。それと共に、人間らしさという
物も捨て去ってしまったのかもしれない。
 今の彼女は、触手に犯され、孕み、新たな触手を産み出す、生ける肉の塊と言って
も差し支えないだろう。


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