13/04/13 17:45:54.57 ZXfzF36P
職員室。
先生一同が揃い、ある発表がなされていた。
「性の乱れを防止するために本校の全女子生徒に処女検査を実施することになりました。
各先生は生徒に十分説明を行い理解を求めてください」
「ちょっと待ってください。全生徒に処女検査をさせるなんて酷すぎます」
藤沢はそのスラっとした体を震わせながら大声で反論した。
都会育ちで生徒への人権意識も高い彼女にとっては到底納得できる方針ではなかった。
「藤波先生。これは決定事項です。
赴任してきたばかりでうちの学校のルールがわからないかもしれませんが決定には従ってもらいます。
生徒の羞恥心にも考慮しているし調べる際も1対1で誰にも知られないようになっているので問題はありません」
「しかしそれは…」
藤波は決定事項かつ羞恥心にも考慮していると言われて次なる反論を考えていると
「なら、こうしましょう。藤波先生。貴方も受けてください。そうすれば納得されるでしょう」
「どういうことですか?」
「この検査がいかに問題がないか身を持って体験してください。もし課題があるなら考慮しましょう」
「え、そんな…」
「ではそういうことで解散」
「ちょ、持って」
教師たちは藤波をニヤニヤといやらしい目で見ながら次々と去って行った。
(上手く行った。これであの五月蝿い新米女教師も少しは懲りるだろう)