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兵藤家はそもそもそれほど大きくない一軒家であったが、同居しているリアス・グレモリーの計らいで改築され、今や大豪邸と化していた。
そんな兵藤一誠の自宅の一室、完全防音された一誠の寝室である。
その中に睦み合う2つの影があった。
「んんちゅ、ちゅるっ、んんちゅっ」
天蓋付きのベッドに腰掛けながら情熱的に唇を重ね、吸い合う男女。
熱くヌメる舌ベロを絡め合い、互の粘度の高い唾液を交換する。
こぼれ落ちた唾液が互の口の周りを汚し、白く泡立つ。
一人はこの部屋の主、兵藤一誠その人である。
そしてもう一人は腰まで届く長く艶やかな赤髪の女性。
豊満で女性的な魅力に溢れた肢体を覆うのは薄く透ける黒の上下の下着のみ。
一誠とのディープキスに没頭するのは「紅髪の滅殺姫」の異名をとる上級悪魔、リアス・グレモリーである。
「ぷはぁ」
どちらともなく離れた二人の唇のあいだに、名残惜しそうに互の唾液の橋が架かり、儚く消えた。
少女の顔は紅潮し、幸せに蕩けていた。
「ふふふ、イッセー、キスも随分上手くなったわね」
相手の少年に愛おしそうにそう語りかける。
「見て、イッセー」
そう言うとリアスは立ち上がり手を頭の後ろに組み、胸を張り、その見事なプロポーションを誇らしげに見せつける。
白く長い手足、蜂のようにくびれたウエスト、女性的にむっちりと張ったヒップ、そしてすべての男を虜にする99cmの大迫力バスト。
駒王学園の男子生徒たちが妄想してやまないその躯を惜しげもなく晒す。
「どう、イッセー?興奮する」
「はい、凄く綺麗ですよ、リアス部長」
感極まったように答える一誠に、リアスは妖艶に微笑む。
自分の身体が相手の欲情を掻き立てることに深い女の悦びを刺激される。
「嬉しいわ、イッセー。でも、貴方はこの身体を好きにする権利を持っているのよ」
リアスは優しく一斉の頬に手を当てる。
「さぁ、またいつものように、あなたの方法で私を愛して」