妖狐×僕SSでエロパロat EROPARO
妖狐×僕SSでエロパロ - 暇つぶし2ch400:【渡カル】二人だけの、熱①
12/08/05 12:33:54.72 VOGoudhf
 『今日から一緒に寝てもいい……?』


 枕を抱えてやってきた恋人の言葉に、卍里は危うく持っていたマグカップを落とすところだった。自分の願望が生み出した空耳ではないかと思い聞き返したが、間違いなく彼女の意思によって発せられた台詞だった。
同年代の男と比べて多少性に関して疎いとはいえ、隣で恋人が寝ていたらぐっすると眠ることなど不可能だというのはわかりきっている。最初は慌てて断ったものの、上目遣いで首をかしげるカルタの『お願い』を、断れた例は今まで一度もなかった。
小さい頃だって同じベッドで寝てたじゃないか。少しいろんな我慢をすれば一緒に寝るくらいどうということはないはずだ。そう自分に言い聞かせて、卍里はカルタの『お願い』を承諾してしまった。

 「どうして急に、一緒に寝るなんて言い出したんだ?」

 彼を抱き枕扱いしているのか、もしくは彼が豆狸になっているときと同じ感覚なのか、ベッドに入って早々ぎゅっと抱きついてくるカルタに卍里は尋ねてみた。
薄い布越しに体に触れるやわらかい感触は、意識しないように努める。問われたカルタは、体勢はそのままに眠たげな声で答えた。

 「恋人同士は、一緒に寝るものなんだって……」

 恋人、という単語に卍里の心臓が踊る。長い間『幼なじみ』だった彼らがそういう関係になってもうすぐ一年が経つ。
『幼なじみ』期間が長かったせいか、そもそもめったに口にするような単語でもないからか、改めて聞くとなんだか恥ずかしくて、それでも、嬉しくなる。
そんな恋人初心者の彼ららしく、二人でしていることといえば、恋人になる前とほとんど変わりがない。一緒にご飯を食べたり、おやつを食べたり。休日には手を繋いで遊びに行ったり。
変わったことを挙げるとするなら、二人きりになったときにそっと唇を重ねるようになったことだろうか。そこにたどり着くのにも、かなりの時間が必要だったけれど。

 「ちよちゃん、朝会ったときに御狐神のにおいがするから……。御狐神に聞いてみたら、恋人だからそうするんだって」
 (あの狐ヤローめ、カルタに余計なことを吹き込みやがって……感謝なんかしてやらねぇぞ)

 卍里は心の中に浮かんだ宿敵(と、一方的に思っている)の胡散臭い笑顔をかき消しながら、そうか、と生返事を返す。
邪念を払う努力をしなければいけないとはいえ、カルタの温かさを感じながら眠るというのは悪い話ではない気もした。何より、カルタが自分をちゃんと『恋人』だと思ってくれているのが嬉しかった。
だから、カルタがそうしたいというのなら、一緒に寝るくらいいいんじゃないか。その時は、そう思っていた。

401:【渡カル】二人だけの、熱②
12/08/05 12:37:51.81 VOGoudhf
 いざ同じベッドで眠る生活が始まって見ると、自分の部屋のベッドの上に、恋人と二人きり。改めて感じる体の小ささ、自分にはないやわらかさ。花とも菓子とも違う、女性特有の甘い香り。頭ではやめなければと思っていても、勝手に脳裏に浮かぶ、いやらしい想像。
彼女の安心しきった寝顔を裏切れない一心で何事かをしでかしそうな手を抑えてはいるけれど、体は正直に反応してしまっているのが現状だ。
すやすや眠るカルタの腕から抜け出しこっそり自身を鎮めた時点で、さすがに無理があると気がついた。
 
 「……もう、一緒に寝るのはやめにしないか?」

 今日も変わらず彼のベッドにもぐりこむカルタに、卍里はそう切り出した。あれから一週間なんとか耐えてきたものの、
このままではいつか我慢がきかなくなる。触れて、キスをして、きっとその先を求めてしまう。守ってやると誓った相手を自分自身が傷つけるなんて、
彼にとってあってはならないことだった。できるだけ男としての欲望やら衝動やらについては隠しつつ説得しようと試みたが、言い訳がましくなってしまっているのが卍里自身にもよくわかった。
 
 「渡狸は、私と寝るのいやだった……?」
 「そんなわけないだろ!ど、どっちかといえば嬉しいというか、でも……!!」
 「じゃあどうして?」

 カルタが珍しく、表情で悲しみを訴えている。こんな顔をされてはもう観念するしかないと、あまり生々しく聞こえないように、自分の思っていることを告げることにした。
適当に誤魔化したところで、彼女にもっと悲しい思いをさせるだけだろう。

 「……怖いんだよ。こうやって近くにいると、もっとカルタに触りたいとか、……も、もっとヤラシーことしたい、とか、考えて、我慢できなくなりそうで」
 
 口に出してしまってから、後悔した。幻滅させたかもしれない。カルタが自分を信頼してくれている、という自覚はあった。
しかし、今まで信頼していた幼なじみが、こんなことを考えていたなんて知ったら、一体彼女はどう思うか。恐る恐るカルタに視線を戻すが、
カルタの様子はいつもと変わらない、つまり幻滅したような気配はない。このあとどう言葉を続けたらいいのかわからずにいる彼に対し、先に口を開いたのはカルタのほうだった。

 「我慢しなくて、いいのに」
 「……え?」
 「御狐神とちよちゃんが、ただ一緒に寝てるだけじゃないって、知ってるから……。だから、渡狸がしたいなら、我慢しなくていいよ……?」

 首をかしげる可愛らしいしぐさは卍里の胸をときめかせるが、肝心の何を言ってるのかがうまく頭に入ってこなかった。我慢しなくていいのか、いやいやダメだろ、そもそもなんであいつらのこと知ってるんだ、という思いと一緒に
今まで抑えていた淫らな想像が卍里の頭の中を駆け巡る。混乱する彼に、カルタからトドメの一言がかけられた。

 「渡狸のしたいこと……ヤラシーこと、教えて……?」

402:【渡カル】二人だけの、熱③
12/08/05 12:41:25.76 VOGoudhf
 猫のように擦り寄ってくるカルタ。ふわりと鼻をくすぐる甘い香り。押し当てられるやわらかい感触。頭の中で反響する愛らしく誘うような声。
何かがぷつんと、切れたような音が聞こえた。彼女の華奢な肩を掴んで、覆いかぶさるような体勢になる。自分をぼんやりと見上げる彼女は、これから何をされるのか本当にわかっているんだろうか。

 「……嫌だと思ったら、言えよ」
 「うん、わかった……」
 「絶対だからな」

 できることなら、歯止めの利くうちに止めてほしい、と卍里は思った。カルタの嫌がることだけは絶対にしたくない。
 真下にいるカルタに体重をかけて、唇を重ねる。キスをするときはいつも心臓の音がうるさいけれど、今はいつも以上に、痛いくらいに頭の中で鳴り響いている。
一度放して、角度を変えてまた唇をふさぐ。いつものそっと触れるようなキスではない、深い深い、初めての大人のキス。行為の淫らさとは裏腹にどこかたどたどしく必死な様子から、卍里の初心さが見え隠れしていた。
カルタは卍里のシャツを小さく掴んで彼からのキスを受け入れる。

 「……んっ、……」

 キスの間に漏れる吐息がやたらと艶かしくて、自分の中の熱が上がってくるのを卍里は感じた。
この手のことに関する知識が少ない卍里は、ただひたすら、本能の導くままに、やがて唇をカルタの首筋に移動させた。唇を這わせ、時折舌で舐めあげるたびに、カルタはくすぐったそうに身を捩る。
首筋に顔をうずめ、左手でカルタのパジャマの裾をたくし上げると、白い乳房が露になった。緊張で強張る手で下からすくうように膨らみに触れる。重くて、やわらかい。
もともと無防備なスキンシップの多い彼女だから、大きめであることも、やわらかいことも知ってはいたけれど、服越しではなく直接触れるそれは、想像以上の感触だった。指先に力をこめると面白いほどに形が変わる。
ドキドキしながらも、つい夢中になって彼女の胸を揉みしだいていた。

 「……あっ……やぁ、……」
 「嫌、か…?嫌だったら言っていいんだからな」
 「いやじゃ、ない…でも、…っ、なんかへん、なの……」

 自分ではない誰かの手で乳房を揉まれるという未知の感覚に、カルタは甘い声を上げて体を震わせる。嫌じゃないなら、と卍里は行為を続けることにして、今度は膨らみの先端を指で擦った。

403:【渡カル】二人だけの、熱④
12/08/05 12:45:31.96 VOGoudhf
 「……ひぁっ……!」

 ひときわ高い声で反応するカルタ。その声が卍里を煽り、左手の動きをエスカレートさせていくことを、カルタも、卍里本人も知らない。
 
 「あ、あぁっ……んっ、…!」

 普段はふわふわと掴みどころのない彼女が、自分の手によって可愛らしく喘がされる姿に興奮が抑えられない。
これ以上はだめ、と言われたとして、本当にそこでやめられるだろうかという不安が卍里の頭をよぎった。こんなに可愛いなんて、やらしいなんて反則だ。
 パジャマの腰の部分を軽く引っ張り、こちらも脱がしていいかと暗に伝える。蕩けた瞳でこくりと頷いたカルタを見て、そっとパジャマを膝まで下ろさせた。
下着も一緒に脱がすべきだろうか、とも思ったけれど、いきなり彼女の大事なところを目にする勇気は卍里にはない。下着越しにカルタの中心に触れると、カルタの体がピクリと跳ねた。窪みに指を沈める。
下着の上からでもそこが湿っているとわかった。

 (濡れてるんだよな、これ…?)

 ほっとした。自分の手探りの愛撫で、カルタが感じてくれていたことに。女の子がされて嬉しいことなんて、気持ちいいことなんてわからない。
自分の愛撫は独りよがりだったのではないか、そんな心配が、ずっと付きまとっていたから。
 そのまま下着の上からぐりぐりと窪みを擦る。くちゃ、という淫らな水の音がかすかに響いて、もっと聞きたくなって、いっそう強く指を擦り付けた。

 「ひぁっ…!渡狸、そこ、あぁぁっ……」

 卍里の本能を刺激する、カルタの喘ぎ声。だんだん糖度を上げて、甘く、切ないものになる。

 「はぅ…やぁ、……っあぁ……」

 下着をずらして指を直接挿入し、かき混ぜるような動作で刺激を与える。カルタの中でくちゅくちゅと音が鳴っている。
初めて恋人の手で与えられる性的快感にカルタの意識は蕩け、襲い掛かる快楽の波に飲まれないよう、無意識にシーツをぎゅっと掴んでいた。
卍里はカルタのその手をとって自らの指を絡めた。握り返してくる小さな手が、どうしようもなく愛おしい。

404:【渡カル】二人だけの、熱⑤
12/08/05 12:49:36.56 VOGoudhf
 「…渡狸、もうだめ、きもちいい、きもちいいよぉ……ぁっ…」

 もう、限界だった。指を抜き、ぐっしょりと濡れた下着を脱がせて、パジャマと一緒にカルタの脚から引き抜いた。
カルタの太股を持ち上げて脚を開かせる。初めて目にするカルタの雌の象徴。うっすらとした茂みでは隠し切れない、穢れのない綺麗な桃色。開いた口から愛液が溢れ、雄を―卍里を誘っている。

 「……挿れて、いいか?」

 入り口に自身の先端を押し当てて問う。これが最後の確認になるだろう。すっかり昂ぶった自身は今すぐにでもカルタの中に押し入りたいと脈打っているが、
もしカルタが嫌がるのなら、自分にはまだその資格はないんだと引き下がるつもりでいた。彼が一番恐れているのは、小さな頃から大切に想ってやまないカルタが傷つくことだ。
カルタは潤んだ瞳で、しかしまっすぐに卍里を見据え、応えた。

「いいよ、きて……?渡狸に、してほしいの」

 微笑むカルタに、衝動的に深く口付ける。こんなに幸せでいいんだろうか。カルタといると、幸せすぎて不安にすらなる―対するカルタも同じことを思っているということを、卍里は知る由もない。
片方の手をしっかりと繋ぎ合ってから、卍里はあらためて挿入の準備を整えた。自身をカルタの入り口にくぐらせてから、少しずつ腰を進めていく。あれほど愛液を溢れさせていたというのに、小柄なカルタの膣内は狭く、なかなか奥に通してくれない。

 「あ、やぁ……いやぁっ……!」

 カルタは無意識に身を捩り、下半身を襲う異物感から逃げようとするが、卍里がしっかりと、彼女を逃がさないように押さえ込んでいた。
ごめん、カルタ。ここから先は、少しだけ我慢してくれ。できるだけ、精一杯、優しくするから。心の中で謝りながら、ゆっくり、ゆっくりとカルタの奥に自身を沈める。

405:【渡カル】二人だけの、熱⑥
12/08/05 12:51:32.75 VOGoudhf
 「ふぁっ、……渡狸の、熱いの…、はいってきてる、よぉ……」
 「カルタ…っ、あんまり力入れんなって……!」
 「……でも、あぁっ、……渡狸、渡狸……、やぁぁ…っ!」

 カルタの膣内はきゅうきゅうと卍里を締め付けて、理性が飛びそうなほどの快楽をもたらす。無理やりにでもカルタの最奥に自身を突き刺したい衝動を抑えながら、時折カルタの額や唇にキスを降らして、なんとか根元までカルタの体に挿し込むことに成功した。

 「……んっ、はぁ…っ、全部、はいったの……?」
 「……お、おう」
 「そっか…、渡狸……私の中にいるんだね」

 嬉しそうに目を細め、カルタは空いた手でそっと自らの下腹部を撫でた。その手の動きにつられて繋がっている部分に目をやると、カルタの下半身が自分の雄をすっぽり咥えこんでいる光景が見えて、卍里の背中にぞくりと何かが走った。
しっかりと繋がり合う、自分とカルタ。カルタの膣内は温かく、一度奥まで挿れてしまえば狭さすら心地いい。強い締め付け。カルタも自分を求めてくれているような気がした。もっと欲しい。もっと与えたい。

 「あ…渡狸…、また大きくなっ……ひぁっ…!」
 「……カルタ、カルタ……っ!!」

 小さい頃から数え切れないほど呼び続けている名前。何度も何度も呼びながら彼女の体を揺さぶる。引き抜いて、また奥まで挿れて、カルタの体に腰を打ちつける。
最初はゆっくり繰り返していた動作も、カルタの喘ぎの艶かしさに比例して速く、激しくなっていく。

 「…あぁ…、あぁぁっ…!渡狸……すき、渡狸……っ!」
 「……俺も、好きだ…っ……カルタ……!」

 初めて同士の二人に小難しい技術などは通用しない。抑えきれない想いを吐き出して、無我夢中でお互いの体を、存在を求めた。
一緒にいるだけで幸せだった。それでも、今こうして体を重ねている瞬間も、目眩がするほどに幸せだ。もうお互いの声と息遣いしか聞こえない。繋いだ手を痛いほど強く握り合って、二人で腰を振り快楽を貪る。
コントロールできないところに飛んでいきそうな意識の中、卍里はカルタの一番深いところで自らの熱を放出した。

406:【渡カル】二人だけの、熱⑦終
12/08/05 12:53:49.66 VOGoudhf




 隣で何かが動く気配がして、目を覚ました。寝惚けた視界に映る桃色、自分を映す紅色。

 「おはよう、渡狸……」
 「ん……はよ……」

 挨拶を返した瞬間卍里の意識は覚醒し、彼の脳裏には昨夜の光景がはっきりと蘇る。指先で触れたあんなところやそんなところの感触とともに。
よく見れば腕の中の彼女はパジャマをボタンも留めずに羽織っているだけの状態で、自分にいたっては上には何も身につけていない。

 「渡狸、顔真っ赤……」

 当たり前だろ、何でおまえは平然としてるんだ、と言おうとしたところでカルタの恥らう姿など見たことがないと思い出す。相変わらずの表情をした彼女を前にして、一気に力が抜けた。

 (ああいうことした後って、どんな顔すればいいんだ……?)

 考えたところでわかるはずがなかった。せめてこの情けないくらいに赤い顔を見られないようにしようと、そっとカルタを抱き寄せる。おとなしく腕の中におさまる体。あたたかい。

 「あのさ、カルタ」
 「……?」
 「その……大切にするから。これからも、ずっと」

 うん、知ってるよ、とカルタは笑って、ぎゅっと卍里に抱きついた。




407:名無しさん@ピンキー
12/08/05 12:55:35.43 VOGoudhf
以上です。改行下手ですまん。

408:名無しさん@ピンキー
12/08/05 22:50:15.52 ktBYT8L8
>>407
GJ

409:名無しさん@ピンキー
12/08/07 04:00:33.36 TxwWeSNx
>>407
gj
萌え萌えした~幸せがこっちまで飛んでくる
可愛い渡カル乙

410:名無しさん@ピンキー
12/08/07 11:56:30.78 Wvp2PGgA
>>407


カルタのエロ可愛さとドキドキしてる渡狸にニヤニヤした
そういや支部でも見たよ、すぐ消えちゃったけど

411:妖狐×僕SS カルタ陵辱1
12/08/12 16:41:22.84 UCMrgf54

時刻は夕方。学校からの帰り道をカルタは一人で歩いていた。

(渡狸は、先に帰っちゃったのかな…)

幼なじみである少年の顔を思い浮かべる。口は悪いけれど、優しい幼なじみ。
いつもはカルタが遅くまで教室にいても待っていてくれて、一緒に帰っているのに。でも今日は気がついたら教室に渡狸の姿はなく、カルタが用事を済ませ終わっても彼は現れなかった。渡狸は、もう学校にはいない。そんな気がして、カルタはひとり教室を後にした。

口に含んでいた棒つきのキャンディーを、コリッと音を立てて噛みくだく。
飴は甘くて美味しいけれど、やっぱり一人は寂しい。帰ろう、早く。みんなの待っている妖館へ。

そう思って少しだけ足を早めた矢先、曲がり角から3つの人影が現れた。
見知らぬ顔、3人とも男。年は自分と同じか、少し上くらい。
カルタは―同じ状況ならば誰でもそうするだろうけれど―目の前の男たちを警戒する。

「髏々宮カルタ、だよな?」

男の中の一人が前に進み出て問う。確信を持った問い方。
この男たちはカルタの正体を知っている。カルタの本能が彼女にそう告げていた。
しかしここは人目のない裏路地、危なくなったら変化して、男たちを追い払ってしまえばいい。
カルタが普通の少女であればその場所にいたことが不幸となるのだが、がしゃどくろへと変化する能力を持つ彼女にとってこの状況はむしろ好都合だ。
しかし、そんな彼女の考えを読み取るかのように男はにやりと笑った。

「変化しようなんて考えるなよ?そんなことしたら―」


カルタの背後で靴音がした。反射的に振り返ったカルタが目にしたのは、


「渡狸……!」

顔に無数のあざを作った幼なじみが、気を失った状態で別の男に羽交い絞めにされている姿だった。




412:妖狐×僕SS カルタ陵辱2
12/08/12 16:42:40.32 UCMrgf54


先祖返りの中には、悟ヶ原家の管理下に入らず独自に生活している者がいると聞いたことがある。
遠い昔に絶縁状態になり、今どこに存在するかもわからない先祖返りたち。
目の前の男たちがまさにそんな先祖返りなのだとカルタは彼らの会話から知ることができた。
そして彼らが妖怪としての能力を使い、くり返し女性を襲っていたという事実も。

「でも普通の女ってちょっとチカラ使って脅したら抵抗しなくなるしさー、飽きてきたんだよね」
「たまには同類の女っていうのもスリルあっていいかなぁ、なーんて」
「だからちょっと調べさせてもらったわけよ、この辺に住んでる先祖返りを」

男たちはそう言って下卑た笑い声を上げた。彼ら以外誰もいない、いつ使われているのかもわからない倉庫の中で笑い声はいっそう響き、カルタを不快な気持ちにさせた。

「なかなか可愛い顔してるよな」
「背ぇ低いわりに胸あるじゃん、すげえ俺好み」

品定めするように無遠慮な視線を投げかけられる。普段あまり表情の変わらないカルタの顔に、わずかに嫌悪の色が浮かぶ。
でも、その嫌悪感を口にに出してはいけない。下手に抵抗してはいけない。今も渡狸は気絶したまま、首筋に刃物をあてられているのだから。

(……だめ、渡狸は私が守る。これ以上、危ない目になんか合わせない)

「渡狸を…放して…」

男たちの視線に怯まず、カルタはまっすぐ男を見つめ返してそう言った。
そのセリフを待ってましたといわんばかりに、男たちは顔を見合わせ笑った。

「…俺たちの命令、聞くって言うなら考えてやるよ」

カルタは無言でこくり、と頷いた。頷く以外、選択肢はなかった。


413:妖狐×僕SS カルタ陵辱3
12/08/12 16:43:46.39 UCMrgf54
「まずは服を脱げ。下着もだ」

開口一番、欲望に忠実な命令。言われたとおり制服に手をかけながら、カルタは渡狸の方に目を向けた。
薄暗い倉庫の中でも、彼の顔に作られた痛々しいあざがくっきりと見える。

(ごめんね、私のせいで。この人たちが私に言うこと聞かせるために、渡狸に痛い思いさせて)

表情を変えぬまま、一枚一枚衣服を脱いでいく。屈辱を感じながらも、それを表に出さないように。
カルタの足元にひらりと落ちるブラウス。下着だけの姿になったカルタを男たちはにやにやと眺める。

(お願い渡狸、起きないで。私のこと…見ないで)

ついに下着も取り払われ、一糸まとわぬカルタの肢体が卑猥な視線に晒される。
さすがのカルタも恥辱に耐えかね思わずぎゅっと目を閉じた瞬間、男たちの手が伸びてきて、無理やりその場に座らされた。

「…………!」

倉庫の床の無慈悲な固さと冷たさが、カルタの肌に直接伝わってくる。それとは裏腹に、カルタの肌を撫でまわす複数の熱い掌。
振り払いたい衝動に駆られたが、男たちのうちの1人が常に渡狸のそばで見張っていることを思うと抵抗はできない。

1人がカルタの背後にまわり、両手首をつかんで腕を上げさせる。これでもう、彼女は自分の身体を隠すこともできなくなった。
ぷるんと揺れる形の良い乳房と、その先端の可愛らしい乳首を目にした男たちが唾を飲む。

「服着てたときよりさらにデカく見えるよな」
「ロリ顔巨乳とかマジやらしー」

口々に下品な感想を言い合い、2人の男はそれぞれ胸元に手を伸ばす。1人はカルタの左胸を、もう1人は右胸をつかんで揉みしだく。
男の手の動きに合わせてやわやわと形を変える左右の乳房。手の動きも、息遣いも、だんだんと荒くなっていく。

「……ひあっ……!」

渡狸の耳に届かないように声を抑えていたカルタの唇から甲高い声が漏れた。
右の男がカルタの胸の敏感な部分、先端の蕾をつねったからだ。それはもちろん驚きと痛みから声を上げただけなのだが、男たちは調子づいて一段と激しくカルタの乳房を嬲る。左側の男は乳頭に舌を這わせる。
ちゅ…ぴちゃ…といやらしい水音が聞こえ―わざと聞かせているのかもしれないが―カルタは耳を塞ぎたくなるが背後の男がしっかりと彼女の手首を捕まえ、それを許さない。

「……ん……やぁ……」

「や、じゃないだろ。勃ってきてるぜ、乳首」
「へへ、なんだかんだで感じてんじゃねーか」

そんなやりとりを見ていたもう1人の男、すなわち渡狸のそばで見張りをしていた男がカルタに群がる3人に声をかけた。

「おい、そろそろこっちと代われよ。野郎が寝てるの見てても面白くもなんともねえっつの」

「悪ぃ悪ぃ。つい遊びすぎちまった…つーかさ、」

左側にいた男が立ち上がり、渡狸を一瞥したあと意地の悪い笑みを浮かべてカルタを見下ろす。そして言った。
それは、情け容赦ない宣告。




「そいつ、起こした方が面白いんじゃね?」





414:妖狐×僕SS カルタ陵辱4
12/08/12 16:44:41.59 UCMrgf54
「だめっ…!起こさないで…」

見られたくない。こんな姿。渡狸には、渡狸だけには。それまでだいすきな幼なじみのため、健気に屈辱に耐えてきたカルタがわずかに取り乱す。
こんな、知らない人たちに、裸にされて、触られてる姿なんて。
しかし男はカルタを無視し、渡狸に歩み寄る。そして彼の胸倉をつかんで起き上がらせたかと思うと、その頬に平手打ちを浴びせた。

「これからカノジョがヤられるってのに、いつまでも寝てんなよ!」

「………っ!」

渡狸が、痛みに顔をしかめながら目を覚ます。顔以外も殴られていたのだろう、体を動かすのもつらそうだ。
一瞬ここがどこかわからず辺りを見回そうとしたが、桃色の髪が視界に入った瞬間、自分がどこにいるのかなどという疑問は頭から吹き飛んだ。

「か……るた……?」

見慣れた幼なじみの、見慣れない姿。隠されていない肌。今にも涙が溢れそうな赤茶色の瞳。
それを囲んでいるのは男。放課後自分を呼び出し、気絶するまで殴り続けた男たち。
今、カルタが、自分が、どんな状況に置かれているかなんて聞くまでもない。

「おまえらカルタになにしてんだ……!……ぐっ!」

カルタに群がる男たちに飛び掛ろうとした渡狸を、そばにいた男が押さえつける。
男の腕は獣の腕へと変化していて、長く凶悪にとがった爪を渡狸に向けた。どうやら、それが先祖返りとしての能力らしい。

「大人しくしてろよ。見てろとは言ったけど、手ぇ出せとは言ってないんだからな」

「ふっざけんなよ!カルタっ!カルタ…っ!」

押さえつけられながらも、凶器を向けられながらも、それでも渡狸はカルタを救おうともがく。
その姿を見たカルタの頬を、一筋の涙が伝った。

(ごめんね、渡狸。こんなところ見せちゃって…。でも、私が絶対守るから)

渡狸から顔を背け、男たちに向き直る。

「渡狸には…なにもしないで…」

私には、何をしてもいいから。暗にそう伝えると男たちはますますつけあがる。
先ほどまで渡狸の見張りをしていた男が、おまえら焦らしやがって、と呟いてカルタの膝を持ち上げる。
そして、力まかせに足を開かせた。

「…………!」

薄桃色のうっすらとした茂みに隠れていた秘部があらわになる。誰にも見せたことのない場所。カルタ本人ですらよく見たことのない場所。
それが、名前も知らない男たちの眼前に晒されている。

「なんだ、案外濡れてねーな」

男が指でカルタの花弁を割り開く。男を知らないそこはわずかに湿りはしているが、これからの行為を容易に受け入れられるほどには濡れていない。

「もしかして、こいつ処女なんじゃねーの?」
「おいおいマジかよ…こんないい体したカノジョがいてまだヤってないとか、ひょっとして不能?」

415:妖狐×僕SS カルタ陵辱5
12/08/12 16:45:52.12 UCMrgf54
カルタの背後にいる男が後ろから手を回して、カルタの豊かな乳房を指が食い込むほど強く揉みながら嘲笑う。
残りの男2人は太ももを撫でまわしたり、膣孔に指を突き入れたりと好き勝手にカルタの身体を蹂躙している。

「……ぁ……はぁっ、はぁ……」

3人の男に同時に身体を弄られ、触れたことのなかった膣内まで指で掻き乱され、カルタの息も少しずつ荒くなってくる。

「…ん、あうぅ……ふぁっ…!」

男の1人がカルタの膣に差し込む指を1本増やした。
小さな穴に無理やり挿入された2本の指が、膣肉を割り広げて壁を擦り、それまで精一杯声を抑えていたカルタは苦痛に耐え切れず声をあげる。

「…ああっ…いや、いやぁ……!」

苦痛と屈辱のあまり無意識に体をよじり、抵抗するカルタ。そうはさせないといわんばかりに、男たちの手の動きは激しさを増す。
小柄なわりに豊かな乳房。白く、程よく肉のついた太もも。誰も触れたことのない綺麗な性器。
カルタの体の大事なところも何もかも全て、男たちの手によって穢されていく。

「ちっ、めんどくせぇ。とっととブチこんじまおうぜ」

それでもなかなか濡れないことに痺れを切らした男が性器から指を引き抜き、ズボンのファスナーを下ろした。
取り出した男自身をカルタの秘裂にあてがう。凶悪なまでに太く黒々とした肉棒と、穢れのない桃色の花弁のコントラスト。
こんなモノで貫いたら、小柄なカルタなど簡単に壊れてしまうように思えた。
他の男たちが外道ー、ハジメテなのにー、と囃し立てる。
周りの声を無視し、男は挿入しやすいようにカルタの膝を持ち上げ、花弁に自らの性器からにじみ出る先走りの液をこすりつけ始めた。
にちゅ、にちゅ。触れ合う部分から水音が鳴る。




416:妖狐×僕SS カルタ陵辱6
12/08/12 16:47:04.77 UCMrgf54

(いや…いやだよ、渡狸…)

大切な人の目の前で奪われる純潔。
しかし、その大切な人を守るためには今まさに与えられている屈辱にも、これから襲い来るであろう痛みにも耐えなくてはならない。

「やめろ、やめてくれっ……!」

渡狸の必死の懇願も空しく。

「挿れるぜ…痛くされたくなかったら力抜いてろよっ…!」
「ああぁ……っ!いや、いやぁっ……!!」

肉槍が一気にカルタを貫いた。狭く、濡れてもいないそこに無理にでも押し入ろうと、男は乱暴に腰を進めていく。
みちみちと体内に押し入られ、大事なところを引き裂かれる感覚。白い肌の上を血が伝い、ぽつりと床に落ちた。

「い、いたい、よ……!わたぬき、わたぬき……!いやあああっ……!」
「カルタ、カルタああああ!!!」

2人が必死に名を呼び合う声も、男たちにとっては場を盛り上げるためのBGMにしかならない。
絶望する渡狸に見せつけるように、男根は容赦なくカルタの身体に侵入する。処女膜を破ってもなお、さらに奥へ、奥へと。
カルタは涙を流しながら身をよじるが、他の男にしっかり押さえつけられているせいで逃げることなど当然できない。

「うわ、きつきつ…やっぱり処女は違うな…」
「しっかり見とけよ!カノジョが他の男に犯されてるところを!」

渡狸は血がにじむほど自らの唇を噛みしめた。

(守るって言ったのに。カルタのことは、俺が守るって)

幼い頃からずっとそう思ってきたのに、大切な幼なじみは目の前で男たちに犯されている。
華奢な体に、深々と男根が突き刺さる様は直視できないほどに痛々しい。

(なんで守れなかったんだ、なんで…)

「ほら、奥まで入ったぜ。まだまだお楽しみはこれからだけど、な!」
「あっ…はぁ……んんっ……!?」


417:妖狐×僕SS カルタ陵辱7
12/08/12 16:47:58.24 UCMrgf54

最奥まで挿入し一度動きを止めた男が、腰を前後に動かしてカルタの体を揺さぶり始めた。
さらに固くなった肉棒を、抜いては刺して、抜いて、さらに奥まで突き刺す。

「ああぁ、いやっ…いやあぁっ……!!」

胎内をえぐられる感覚に、カルタは悲鳴に近い喘ぎ声をあげる。カルタに与えられるのは苦痛のみ。
それに構うことなく、男は自らの欲望のためだけに腰を動かし続ける。
それまで傍観していた男もいつのまにかペニスを取り出し、それをカルタの手に握らせしごかせていた。

「すげえ締め付け…マジで気持ちいい…」

(やめて。もうやめて。痛いよ、渡狸。渡狸…!)

抵抗もできず、ただ身体を杭のようなモノで蹂躙される。いっそ気を失ってしまいたくなるほどの痛み。
そんななか脳裏に浮かぶのは渡狸の存在。これ以上、見られたくなかった。自分が犯されているところなんて。

ピストン運動を続けるうち、腰の抽送が少しずつスムーズになり、結合部分からくちゅくちゅと音が聞こえてくることに男たちが気がつく。

「お、やっと濡れてきた」
「ヤられて感じてるのか、可愛い顔して淫乱だな」

それはもちろん快感からではなく、激しい摩擦から体を守るため、本能的に施された潤いだったが、男たちはそれに気がつかない。
カルタの秘部から溢れる液体を潤滑油にして、男は腰の動きを早め、カルタの身体をがくがくと揺さぶる。

418:妖狐×僕SS カルタ陵辱8(終)
12/08/12 16:52:39.83 UCMrgf54

初めてにも関わらず容赦のない責めを受け続け、カルタの意識は次第に朦朧としてきた。
倉庫の中で反響するのは、男が腰をカルタの身体に打ち付ける音、そしてカルタの唇から漏れる喘ぎ声。

「はぁ…ふあぁ…んっ……」

「そろそろイきそうだ…中に出してやる…!」

その言葉に、自分の中で感じた脈動に、カルタの意識は一気に現実に引き戻される。

「しっかり全部、注いでやるからな…!」

「いや、だめ……やめて……」

その行為がなにをもたらすのか、それくらいはカルタだって知っている。
もう、ここまでされてしまったけれど、それだけはやめて。それだけは。
そんなカルタの願いも男には届かない。ラストスパートとでもいうようにいっそう激しく腰を動かし、
そしてカルタの中でペニスが一瞬膨らんだかと思うと―



「やぁ、いやあああっ……!!」



びゅくっ。膣内でなにかが爆ぜる音を聞いた気がした。胎内に打ちつけられる熱い白濁液。
男は絶え間なく精液を注ぎ込み、カルタの下半身を熱いもので満たしていく。

「あ、あぁ……いや、いや……」

カルタの体の中にどんどん染み込んでいく熱い欲望。お腹の中に向かって流し込まれていく。

(この人たちの…赤ちゃんできちゃう…いやだよ……)

「だいじょーぶだって、もしできちゃってもカレシが一緒に面倒見てくれるってさ」
「他の男のガキでも気にしないよなぁ、カレシくん?」
「じゃあ、次は俺の番な」

カルタの膣からずるりとペニスが引き抜かれる。そこからは汚らわしい白濁と、処女だった証である赤い血の混じった液が溢れ出た。
すぐさまそこに別の男がいきり立つ肉棒をあてがう。
他の男たちも先ほどの行為を見て興奮しているため、すでに準備は万端だ。

「次は、もっと気持ちよくさせてやるよ」





―陵辱は、まだまだ始まったばかり。

419:名無しさん@ピンキー
12/08/12 21:40:41.66 5+dVvzX4
スレ進んでるから投下きたかと思ったら
自分の昔書いたやつが貼られててびびった…
せめて好き嫌い分かれるネタだから注意書きはしてほしかった
もし読んじゃって不快になった人いたらごめん

ちょっとした黒歴史晒されて動揺してるw

420:名無しさん@ピンキー
12/08/13 00:01:45.14 QY3LeiYI
>>419
黒歴史でも自分は好きだよ
というか、やっぱり前スレのSSだったか

421:名無しさん@ピンキー
12/08/13 22:14:02.92 H5aVJlfd
>>420
ガンガン系漫画でエロパロ
スレリンク(eroparo板)

ここからの転載

>>419
注意書きというか、名前欄に分かるように書いてるし貴方が謝ることじゃないよ

時期が時期だけに用心に越したことはないけどね
それであちこち荒れてるみたいだし

422:名無しさん@ピンキー
12/08/18 13:33:24.59 2AcscgWo
どっかで見たことあると思ったら…
ガンガン系の時も見てたけど面白かったよ

423:名無しさん@ピンキー
12/08/24 22:01:59.98 oJaSJPg+
妄想では思いつくのに文字では書き表せない今日この頃

424:名無しさん@ピンキー
12/09/04 14:55:34.96 jkxt5llD
ここの人達って第一章のキャラか第二章の転生キャラ
どっちのほうが好き?俺は第一章だが…

425:名無しさん@ピンキー
12/09/04 20:11:40.22 Le+hsNEF
人それぞれ。

426:名無しさん@ピンキー
12/09/04 20:22:52.76 lPhB0Zjz
ミケの変態性癖はりりちよ様にのみ発揮されるのだろうか
それとも過去にも通常装備されていたのだろうか
作中最もエロいっていうし

427:名無しさん@ピンキー
12/09/05 00:49:51.99 mhVPdUxg
エロが想像しやすいのは1章

428:名無しさん@ピンキー
12/09/07 00:54:27.19 E/6NEuBY
中学生でもいいけど
やっぱり野ばら姉さんは大人の女がいい

429:名無しさん@ピンキー
12/09/18 02:44:55.84 p30jwBwX
野ばらねえさんハイスペックやな
・高身長
・巨乳(G~H)
・眼鏡
・超美人
・処…

430:名無しさん@ピンキー
12/09/23 22:35:36.09 MUyxRyLc
妖館女性陣だとちのちゃんが一番もてそう



431:名無しさん@ピンキー
12/09/29 23:46:07.79 aZpkjZfb
ちのちゃん巨乳だし2章なら大分クラスの人からモテているだろう

432:名無しさん@ピンキー
12/10/15 13:04:02.28 vkgCulD9
ほしゅ

433:名無しさん@ピンキー
12/10/30 11:51:36.77 +yJsUbSL
ほーしゅっ シュシュッ

434:名無しさん@ピンキー
12/10/30 16:10:04.25 +s7HV1Rz
放出してるw
URLリンク(redir.is)

435:名無しさん@ピンキー
12/10/31 11:40:08.06 wEtiYl9R
今、渡カル微えろ書いてるんだけど需要ある?
拙いし原作知らないけど溜まったら投下するかも

436:名無しさん@ピンキー
12/10/31 19:49:53.47 /ExV77HA
ある

437:名無しさん@ピンキー
12/10/31 20:52:29.59 xUnOrocF
原作読まないとキャラ崩壊の恐れがだな…
渡カルならテンプレ幼なじみでどうにかなるだろうけど

438:名無しさん@ピンキー
12/10/31 21:31:58.70 wEtiYl9R
>>437
そうか…じゃあ原作買って読んでから投下するわ。いつになるか分からないけど
版権もの難しい

439:名無しさん@ピンキー
12/11/07 14:52:07.91 96VEW+BV
フンッ、まあ保守してやらないこともない

440:名無しさん@ピンキー
12/11/11 17:46:39.90 bNjXlp3s
>>438
いつでも待ってるからな!ただ予告はしたんだから
絶対書いて投稿してくれよw

441:名無しさん@ピンキー
12/11/17 02:41:22.82 rJ6R9/DB
御狐神「凜々蝶様っ中で出しますよ!」シコシコ ドピュン

御狐神「ふぅ…部屋中精液だらけになってしまいました…」

442:名無しさん@ピンキー
12/12/06 00:55:40.83 97bArHN9
新刊で蜻カルにたぎったからがんばって何か書きたいな、と

443:名無しさん@ピンキー
12/12/06 13:26:46.54 bQ0/zTLT
ほのぼの系でも何でもい良いので頼む

444:名無しさん@ピンキー
12/12/06 13:43:20.02 A5HKrYqb
歯磨きプレイがエロかったので書きたいと思ったけれど
ただの某物語になってしまうことに気がついた

ここの人ってストレートに卑猥な単語使うえげつないエロより
少女漫画っぽい耽美なエロのほうが好きなのかな
…と、カルタに卑猥な単語言わせておねだりとかさせたい自分が聞いてみる

445:名無しさん@ピンキー
12/12/07 02:39:46.98 u0Tr5hKD
蜻カル投下します。
苦手な人はスルーしてください。

ただしほんとにほのぼのして終わってしまった・・・エロまでいかなかったすまない。
機会があったら続き書きたい。

446:蜻カル「体温」(1)
12/12/07 02:41:46.14 u0Tr5hKD
学校帰りの買い物から帰宅した凜々蝶とカルタは、妖館のラウンジで遅めの夕食をとっていた。
カルタの前にはいつも通り大量の料理が並ぶ。
「相変わらず君はよくそんなに食べられるな・・・」
「ちよちゃんもたくさん食べないと、大きくなれないよ?」
はい、と手元の伊勢海老マリネを差し出す。
「・・・遠慮しておく」

そこに食後の珈琲を持った双熾がにっこり笑って近づいてくる。
「凜々蝶さまは僕が責任をもって大きくして差し上げます。心配なさらないでください」
「僕は君の頭が心配だ」

そのとき、カルタがぴくりと何かに反応した。
カタン。とフォークを置き、妖館の扉をじっと見つめる。

「髏々宮さん?どうし・・・」
「今帰ったぞ我が肉便器共!!」

凜々蝶の声を遮ってあらわれたのは彼女の元婚約者、蜻蛉だった。

「蜻さま...おかえりなさい」
カルタは扉の前でふんぞり返っている蜻蛉に近づきふんわりと微笑む。
「おお我が家畜よ、私が不在の間変わったことはなかったか?」
「うん、何もなかった・・・」
蜻蛉はそうか。と返し、カルタの頭をくしゃりと撫でる。


「よし、沖縄旅行をしてきた私がドMな貴様等に施しをしてやろう!!!」

一通り住人に土産を配り終え、最後に残夏に鞭を渡した蜻蛉は再びカルタの頭に手を置く。
「我が家畜は後で私の部屋に土産を取りにくるがいい。」
「・・・?」
普段は他の住人の分と一緒にその場で土産を渡されるため、
初めての言いつけにカルタは不思議そうな顔をする。
しかし何か考えがあるのだろうと思い直し、「わかった」と返事をする。

447:蜻カル「体温」(2)
12/12/07 02:42:54.31 u0Tr5hKD
数時間後。
シャワーを浴びすっきりしたカルタは、夜食(土産)を貰うため蜻蛉の部屋を訪れていた。
チャイムを鳴らすと直ぐにマントを外しラフな格好に着替えた蜻蛉が出て来た。
「来たか、入れ」

促されるまま部屋の中へ入る。
とすり、と一人掛けのソファに腰をおろした蜻蛉は、カルタに冷凍庫を開けるように命じる。
「アイス・・・」
そこにはひとりで食べるには十分すぎる程の大きさのアイスクリームがいくつも入っていた。
サトウキビ味、パイナップル味、雪塩味、様々なフレーバーのアイスがカルタの目を輝かせる。

「帰宅中に溶けてしまうからな、キンキンに冷やした状態で輸送させてあったのだ。夏も終わる時期にアイスとは我ながらドS!」
「・・・アイスは一年中美味しい」
マンゴー味のアイスを開けてひとすくい食べながらカルタが呟く。
そんなカルタの様子を見て、蜻蛉の仮面の奥の目が知らず細くなる。

既に半分程平らげたカルタが、小さく「あっ」と声を上げる。
「蜻さまも食べる?」
「主人に施しをしようとは、もしや下克上か!? 悦いぞ悦いぞー!」
高笑いをする蜻蛉に近づいたカルタは、ためらいも無くその膝にちょこんと座る。
アイスクリームを食べるには少し大きすぎるスプーンで、やや黄色がかったマンゴーアイスを掬う。
「はい」
あーん。と言いながら蜻蛉の口へ持って行く。
蜻蛉の口元から、とろり、と入りきらなかったアイスが流れた。
それを拭おうと蜻蛉がティッシュボックスへ手を伸ばしかけた時、口元に温かさを感じた。
目線を戻すと、カルタが流れたアイスを舐めとっていた。
目を見開いて硬直する蜻蛉。
予想外の出来事過ぎて、いつもの軽口も出てこない。

「アイス・・・垂れて服に落ちそうだったから」
綺麗にアイスを舐めとった後、カルタが心配そうに蜻蛉を見上げる。

「・・・ふむ、ご苦労だった。折角だ、私も貴様に食べさせてやろう」
カルタからスプーンを取り上げた蜻蛉は、スプーンいっぱいにアイスを掬う。
「蜻さま・・・?」
「主人が食べさせてやるというのだ。ドMな家畜に断るという選択肢はないぞ」

差し出されたスプーンを、「んむ・・・」と頬張るカルタ。
口の端からとろとろとアイスが溢れていく。

「このままでは服につくな」
蜻蛉はそう呟いてカルタの唇に舌を這わせる。
そのまま彼女らしいフリルのついた淡いラベンダー色をしたシャツのボタンをいくつか外していく。
そして唇から顎へ、さらに喉元へと流れたアイスを追うように舐めとる。

「か 蜻さ、まっ」
こんなに焦るカルタは珍しい、と思いながら蜻蛉は鎖骨に溜まったアイスをちゅ、と吸った。
その瞬間、びくり、とカルタの身体が震える。

448:蜻カル「体温」(3)
12/12/07 02:44:05.50 u0Tr5hKD
「どうした、家畜よ」
ニヤリと笑い、腕の中の少女に尋ねる。
「・・・なんでもない」
僅かに朱色に染まった頬を隠すように顔を背けるカルタ。
蜻蛉の口から小さく笑い声が漏れる。

「カルタ」
先ほどより大きくカルタの身体が跳ねる。
顔を背けていても耳まで赤くなっているのが分かる。
「こちらを向け」
ぎこちなく蜻蛉の方へ顔を向けるカルタ。
「蜻さまは ずるい」
「ふふん、生憎私はドSだからな」
そう言って蜻蛉はアイスを一口分掬い、口に含む。
そのままカルタの顎に手を添え、唇を寄せる。
こくり、こくり、とカルタの華奢な喉が鳴る。
最後の一滴まで与えるかのように、舌を絡めさせる。
くちゅ、ぴちゃり、と水音が響く。
「どうだ?」
名残惜しそうに唇を離した蜻蛉がカルタに問う。
「・・・すごく 甘い」
ふにゃりと表情を崩したカルタが、息を乱れさせながら答える。
蜻蛉は愛おしそうにそんな彼女の桃色のふわふわした髪の毛を指で梳く。

「まだ、食べるか?」

「・・・うん」

その答えに満足したかのように、蜻蛉は長めの瞬きをした後、再びアイスを口に含んだ。
カルタは期待と羞恥の混ざった瞳で蜻蛉を見つめている。


アイスクリームはカルタの熱でやわらかくなり始めていた。



-終-
 

449:名無しさん@ピンキー
12/12/07 02:46:40.03 u0Tr5hKD
以上です。
少しでもスレの養分になれば!

450:名無しさん@ピンキー
12/12/11 22:48:02.87 iAonL0uG
続きはよ

451:名無しさん@ピンキー
12/12/21 22:53:32.13 vQ1sdofm
うわ、知らない間に大好物の蜻カルが来てた!>>449今更ながら乙!

452:名無しさん@ピンキー
13/01/08 17:58:58.79 /cFOn3ES
あけましておめでとう今年最初の投下も楽しみにしております

453:名無しさん@ピンキー
13/01/21 17:59:14.92 3swq97lm
ほっしゅ

454:名無しさん@ピンキー
13/02/03 23:57:10.60 cx5MLYFZ
命がアナル掘られる内容の読みたいよ!

455:名無しさん@ピンキー
13/02/20 16:06:04.43 jZTwpGG8
それは801だろ…

456:20:05:31.58 ID:wsCBMVKH



457:名無しさん@ピンキー
13/04/01 15:29:20.66 Ki69dHQl
ざんげ兄さんはないのか~(泣)
だれかお願いします~

ちなみに女です

458:いら省略!
13/04/01 19:04:40.32 ol0gXJx2
渡カル誰かー

459:あは~ん
あは~ん DELETED
あは~ん

460:名無しさん@ピンキー
13/05/14 19:42:55.31 59UVb6sW
ほっしゅ

461:名無しさん@ピンキー
13/05/26 23:47:54.79 G/vQ6awd
イケモメン野ばらに滾った

野ばらちゃん堂々とし過ぎw
脱ぎっぷりはよさそうだー…書きたいけど浮かばない
誰かいませんかー

462:名無しさん@ピンキー
13/06/07 13:36:53.74 L4wgX5Wd
ざんげってエロネタすくないよね

だれか投下ー

463:名無しさん@ピンキー
13/06/09 05:15:35.49 Ht3yJwFB
ざんげさんは相手がいないからな

464:あめ~る
13/06/21 14:56:19.88 X2cxRe+8
野ばら行きますけどいいですか~
嫌な人は見ないでいいで~す。

465:名無しさん@ピンキー
13/07/13 NY:AN:NY.AN afEohwcW
ぜひおねがいします!!!!

466:残夏厨
13/07/13 NY:AN:NY.AN afEohwcW
462>>ちよでもカルタでもいいじゃないか!!
いやむしろそーたんorレンレンでBL展開キタ--------!!!!!

467:名無しさん@ピンキー
13/07/15 NY:AN:NY.AN rd5oJqJa
くっさ

468:名無しさん@ピンキー
13/07/31 NY:AN:NY.AN mKCsfjHh
S!

469:名無しさん@ピンキー
13/08/01 NY:AN:NY.AN yHGinJj5
氏んだふり、ドS!!

となることを信じている・・・

470:名無しさん@ピンキー
13/09/03 09:12:31.67 QE9aliZT
りりちよたんage

471:名無しさん@ピンキー
13/09/03 11:58:33.68 QE9aliZT
ろろみやちゃんペロペロ

472:名無しさん@ピンキー
13/09/04 14:16:13.02 7ZLn1vhM
雪女でパイズリしたい

473:名無しさん@ピンキー
13/09/29 00:19:45.26 Apx8lSUJ
どどんぱ

474:名無しさん@ピンキー
13/12/10 16:17:00.60 vuuWgo1p
保守

475:名無しさん@ピンキー
13/12/10 23:30:51.47 JVTx6Jyu
ほす(`・ω・´)

476:名無しさん@ピンキー
13/12/13 00:08:24.40 q3srcTRv
ほしゅ

477:名無しさん@ピンキー
14/01/06 02:00:47.75 byBv92x8
保守

478:名無しさん@ピンキー
14/01/19 21:30:20.72 gy8eeJS5
丸1年投下ないし需要終わったろ

479:名無しさん@ピンキー
14/02/09 13:54:11.08 vyWA3BwX
ほしゅ

480:名無しさん@ピンキー
14/03/22 17:29:50.88 09qR87bI
りりちよたん

481:名無しさん@ピンキー
14/04/19 19:16:18.76 5K6pwEIp


482:名無しさん@ピンキー
14/04/22 20:16:28.01 qDOYboA5
ほしゅ

483:名無しさん@ピンキー
14/07/09 06:17:07.39 aRzAhDza
保守


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