妖狐×僕SSでエロパロat EROPARO
妖狐×僕SSでエロパロ - 暇つぶし2ch203:~雪解け(1/4)~
12/03/16 22:18:10.81 xIRwNHXS
荒い息遣い。
汗ばんだ肌。
私の上でのさばるケモノ。

もう何度目だか。数える気もおきない。
「うっ……出すぞ」
動きが活発になり、私の胎内に穢れが注ぎ込まれる。
大きく息を吐き、気だるそうに私の上から除ける。
それからすぐに別のケモノが私を支配しようとして。

何度も繰り返される行為。

一番古い記憶はまだ幼い頃。
深い眠りから目覚めた時、ケモノが圧し掛かっていて。
気色の悪い手で私の肌に触れ。
逃げようとしても、すでに奥底まで押し込められたモノによって、動きは制限された。
ケモノは乱暴に身体を揺さぶり、征服した証を残していった。
終わった後、何が起こったのかもわからず、泣きじゃくる私に、オヤと呼んでいた者達は大きくため息をつき。

その日から、ケモノ達は昼夜問わずに現れた。
何度も何度も何度も何度も。

……後から知ったのは残酷な事実。
慕っていたオヤは、家の繁栄のため、更なる先祖がえりを望んでいて。
先祖がえりの私と、他の先祖がえりのケモノを交じらわせて、新たな先祖がえりを狙っていた。
無論、そうそう同じ血のモノは見つかるはずもなく、異なるモノとも交わらされた。

それは家を出るまで続けられたが、幸いにも新たな命を宿す事はなく……


「……また……か」
重い頭を持ち上げ、ため息をついた。
汗でぺったりとくっついたシャツが気持ち悪い。
いつも見る悪夢。ケモノが圧し掛かり、何度も私を穢し。
最後は白い雪が全てを包み隠す。
「……馬鹿みたい。あんな事忘れてしまえばいいのに」
皺だらけのワイシャツを強く握り締め、大きく息を吐き出した。
「男は嫌い。男は大嫌い」
呟くいつもの呪文。
それからベッドから足を下ろす。
冷めた瞳の先に見えるのは、あいつがいる場所。


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