妖狐×僕SSでエロパロat EROPARO
妖狐×僕SSでエロパロ - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
12/03/15 09:01:26.02 a8oGktM7
>>196
まあアニメなくなっても原作は続いてるわけだし、息が長いスレになると嬉しいな

201:名無しさん@ピンキー
12/03/15 19:24:56.94 45FfNXD9
>>199
良い子キャラじゃ見てる方もつまんないしね
ちよみたいな黒髪ロングでクセのあるヒロインは
死神と少女でしかみたことないな

202:名無しさん@ピンキー
12/03/16 22:17:25.86 xIRwNHXS
野ばら×反ノ塚投下します。
エロ少な目+モブによる陵辱有り。
単行本派なので、現在進行形の話と矛盾あるかもしれないし、捏造設定有り。
それでもよろしければどぞ。


203:~雪解け(1/4)~
12/03/16 22:18:10.81 xIRwNHXS
荒い息遣い。
汗ばんだ肌。
私の上でのさばるケモノ。

もう何度目だか。数える気もおきない。
「うっ……出すぞ」
動きが活発になり、私の胎内に穢れが注ぎ込まれる。
大きく息を吐き、気だるそうに私の上から除ける。
それからすぐに別のケモノが私を支配しようとして。

何度も繰り返される行為。

一番古い記憶はまだ幼い頃。
深い眠りから目覚めた時、ケモノが圧し掛かっていて。
気色の悪い手で私の肌に触れ。
逃げようとしても、すでに奥底まで押し込められたモノによって、動きは制限された。
ケモノは乱暴に身体を揺さぶり、征服した証を残していった。
終わった後、何が起こったのかもわからず、泣きじゃくる私に、オヤと呼んでいた者達は大きくため息をつき。

その日から、ケモノ達は昼夜問わずに現れた。
何度も何度も何度も何度も。

……後から知ったのは残酷な事実。
慕っていたオヤは、家の繁栄のため、更なる先祖がえりを望んでいて。
先祖がえりの私と、他の先祖がえりのケモノを交じらわせて、新たな先祖がえりを狙っていた。
無論、そうそう同じ血のモノは見つかるはずもなく、異なるモノとも交わらされた。

それは家を出るまで続けられたが、幸いにも新たな命を宿す事はなく……


「……また……か」
重い頭を持ち上げ、ため息をついた。
汗でぺったりとくっついたシャツが気持ち悪い。
いつも見る悪夢。ケモノが圧し掛かり、何度も私を穢し。
最後は白い雪が全てを包み隠す。
「……馬鹿みたい。あんな事忘れてしまえばいいのに」
皺だらけのワイシャツを強く握り締め、大きく息を吐き出した。
「男は嫌い。男は大嫌い」
呟くいつもの呪文。
それからベッドから足を下ろす。
冷めた瞳の先に見えるのは、あいつがいる場所。

204:~雪解け(2/4)~
12/03/16 22:18:37.38 xIRwNHXS
「あー、ユキノコウジさん? 何のお遊びですカ?」
私の下で腑抜けた笑みを浮かべるあいつが問いかける。
だけど、私は答えてあげない。
大きなワイシャツのボタンを外し、小麦色の胸に唇を落とす。
舌先で段々と上へと移動していき、情けない顔へとたどり着く。
胸をあいつの身体に押し付ける。微かなふくらみが歪み、ワイシャツの隙間から肌が見え隠れする。
それに気がついたのだろう。一瞬だけ胸に視線が行き、それからあいつは大きなため息をついた。
「俺は眠いんだけど。もうちょい寝かせてくれる?」
寝ぼけた声をあげ、欠伸を一つすると、手元のタオルケットを上にかぶせられた。
私の身体を包み隠すように。
それからあいつの瞳は閉じられ。
「馬鹿にしてるでしょ」
思わず出た言葉に、あいつは全く反応を見せない。

―腹が立った。全く相手にされていない事に―

「馬鹿にしないで」
先ほどよりもやや強めに胸元へと吸い付く。紅い華が一つぽつりと咲いた。
それでも微塵に動揺を見せない馬鹿。規則正しい呼吸が続く。
ケモノ達のように、汚らわしい欲望を露にはしない。

―だけど知っている。
こいつも男。だから、ケモノのような欲望を持っている事を。

下着を脱ぎ捨てる。
ふさりと落ちる白い布。
ワイシャツも脱ぎ捨てる。
隠すものの無くなった裸体を、テレビの光が照らし出す。
再びアイツの上に圧し掛かり、微かに濡れた丘を擦り付ける。
腰を動かすたび、液体が小麦色の肌に線を描き。
ぴりぴりとした感触が頭の中を支配し始める。
息が荒くなっていく。頭の芯を溶かすような快楽。
けど、これは防衛反応。
この身を、心を壊さないようにするための処置。

そう。あの時だって。

205:~雪解け(3/4)~
12/03/16 22:19:40.76 xIRwNHXS
『へっ、嫌がってた割には、もうびしょびしょじゃねーか』
腰を押し込めるケモノが吐き捨てる。
乱暴に揺さぶられるたび、脳は快楽物質をただ垂れ流す。
大きく開かれた足に、毒液と混ざった潤滑液が溢れ出し、筋を作り出した。
深く貫かれると、小さく呻き、声を上げる。

それが気に入ったのだろう。
ケモノは気色の悪い笑みを浮かべ、更に強く打ち付ける。
『ずりぃな。俺だって気持ちよくしてくれよ。ノバラ様』
声が漏れた唇に、もう一匹のケモノの粗末なモノが押し込められた。
口の中に広がる生臭さ。
噛み切ってしまおうと何度も考えたが、相手はただの人間で。
ここでは妖怪の治外法権も効かず、自らが罪を負うことになる。
こんなケモノのためにそこまで背負う事もない。

どうせこの嫌悪ある行為は一瞬だ。
何度も先祖がえりを繰り返し、長い時を過ごしてきた自分にとっては。
もう少し我慢すればよい。

心をオフにする。

舌でモノをすり上げ、下半身に力を込める。

鼻にかかる甘い声をだし、ケモノの支配欲を満足させ……

206:~雪解け(4/4)~
12/03/16 22:22:10.06 xIRwNHXS
不意に頬に温かいものが触れた。
その正体を探ろうと視線を動かし。
私の下にいるアイツが手を伸ばしていたのだ。
頬を温かい手で撫で……寂しげな瞳で私を見つめていた。
「あーもう、野ばらはいつもそうだな。無理してるのに微塵も見せないで」
いつものふざけた声ではなく、優しい声で。
頬に触れた手を私の首の後ろにまわし、引き寄せられる。
アイツの肩のあたりに私の頭が来て……丁度腕枕されているような格好にさせられた。
すぐに我に返り、逃げ出そうとしたのだが、アイツの腕は記憶よりと大きくて。
じんわりと広がるぬくもりに、少しだけ心がかき乱される。
耳元に寄せられる唇に、思わず身を硬くした。
「あれは昔……前世代の記憶だ。今の両親は優しくて心配性で。
一人暮らし許してくれなくて。だから俺のトコに下宿する事で納得してくれて。
―だから、お前はまだ綺麗なままで」
髪を梳くアイツの手は、前と違い、少しごつごつしていてた。
「いい加減、極端な男嫌いを治してくれないか?
今いる男どもはそんな奴らじゃないだろ」
アイツは少し遠い目をし、小さく息を吐く。
「ミケは相変わらずりりちよマニアだし、残夏は読めないトコあるし、卍里は青春してるし、
蜻蛉は……まあちょっと変態っぽいけど、実際はそこまで害はないし」
反対側の手で指を折りながら、懐かしい名前を一つ一つ口にして。

「早く会えるといいな。りりちよとミケにも。
また皆で馬鹿騒ぎして……」
大きな欠伸をし、もう片方の手で私の体を包み込んだ。
ケモノのようないやらしい手つきではない。ただぬくもりを求めるだけの抱擁。
すでに瞳を閉じたアイツの顔を見ているとなぜか心が安らぐ。
息を吸い込み、襲いくる眠気に身を委ねる。
とろりとした柔らかい空気。
ささくれ立った心を癒すような温かなぬくもりが心地よくて。
「……早く大きく育てよ。背も胸もな」
いつもならば凍りつかせてやるようなアイツの言葉にも、笑みさえ浮かんでしまう。
頬をつねり、耳元で小さく『馬鹿』とだけ呟くと、私も気持ちのよい眠りへと誘われることにしたのだった。

207:名無しさん@ピンキー
12/03/16 22:23:35.85 xIRwNHXS
以上でした。
何かどうもこの二人の行為は想像がつきませんでした。

208:名無しさん@ピンキー
12/03/16 22:49:08.98 LPy5T95q
おつ!
萌えた!この二人別に好きじゃなかったけど好きになりそうだ。

209:名無しさん@ピンキー
12/03/16 23:02:53.08 gsGPwvBx
おつ!

今までミケちよ以外本番なしなところがいぬぼくキャラらしいといえばらしい気がするw
いやもちろん本番ありもwktkしながら待ってますけどね

210:名無しさん@ピンキー
12/03/16 23:46:06.30 ixjzpY1W
>>202
GJ!!!!
これは2章のお話なのね、最初気付かなかったわ
にしてもイケモメンすぎる!

211:名無しさん@ピンキー
12/03/17 01:16:26.88 QWm46Ou3
gj

212:名無しさん@ピンキー
12/03/17 02:22:12.50 fHCzPOKM
イケモメンすぐる!
反ばらはのばらさんがリードしてるようで、実はモメンの手のひらの上で転がされてる感じが好き。

213:名無しさん@ピンキー
12/03/17 02:40:40.59 iTuAKwQ7
GJ!!
前世の記憶に引きずられるのばらさん切ないな
そして木綿がいい男すぎるマジイケモメン

214:名無しさん@ピンキー
12/03/17 19:08:06.57 tS0Wqjrr
乙~
自分もこの二人に何の興味なかったけど作品投下サンクス

狐×ちよはまだかな?

215:名無しさん@ピンキー
12/03/17 21:33:17.65 UUa6WWw7
乙です!GJ!

イケモメン…♪

どなたか
みけ×ちよor木綿×ちよ投下お願いします

216:名無しさん@ピンキー
12/03/17 23:56:12.16 zpFG1hMT
>>207
乙でした。反ばらはなんか切なさが漂うよ……。

投下がこの調子で続いてくれるといいな
いぬぼくってSSスレ他にないよね?やっぱり読んでる書き手さん自体が少ないんだろうか

217:名無しさん@ピンキー
12/03/18 00:06:49.73 VR+msWrd
いぬぼくでエロパロってどうにも書きづらいんだよなぁ…とくに渡カル・反ばら書きたい自分には
固定カップルではあるんだけどエロに発展できる状態にならないまま転生しちゃうし、転生したら年の差が犯罪的になってるしw

というわけでミケちよ職人の投下全裸待機

218:名無しさん@ピンキー
12/03/18 04:37:14.54 b0nkYhvT
ミケちよはaiko全般が似合うってかハマりすぎる
「秘密」と言う歌が一番ミケちよ
「傷跡」もいいし「二人の形」もいい
でも「カブトムシ」は歌詞的にアレで聴けない…いい歌って言うかドンピシャなハマり歌なのに…

219:名無しさん@ピンキー
12/03/18 04:43:03.62 b0nkYhvT
スレチなのは解って書くが
「すべての夜」「それだけ」もいい

恋愛ソングが全部ミケちよに聴こえてしまって困るw

220:名無しさん@ピンキー
12/03/19 13:54:50.32 DR2hxBie
>>219
そういう時は何かエロいネタとかと一緒に言うといいよ

作中で野ばらさんが言ってるような触手責めってどうだろう?
食べ物探してて遅くなったカルタが襲われるとか・・・まあ、ベタでありがちだからだめかな?

221:名無しさん@ピンキー
12/03/19 21:57:49.53 8T6kVQRz
>>220
もしかしたらいい匂いのする食虫植物的なものに捕らわれてしまうかもしれないな

222:名無しさん@ピンキー
12/03/20 00:54:16.16 DdVkB1E4
>>216
いぬぼくのSS自体あんまりないよね
なんかvipあたりにSSスレ立ってそうなイメージあるけど

223:名無しさん@ピンキー
12/03/20 01:38:06.93 aqE8PEOD
>>221
服を溶かされてからの触手責めですね

224:名無しさん@ピンキー
12/03/21 13:20:59.72 +TkRMBdQ
外からの見た目は木とかみたいな普通の植物だけど女性を捕食して餌にするようなのもいいな
渡狸たちが探してるすぐ横の植物の中で触手責めにあってるとか

それにしてもどうものばらさんでいいセチュが思い浮かばないな・・・

225:名無しさん@ピンキー
12/03/21 23:51:23.89 LHqNzDtV
のばらさんのおっきいおっぱおこそ触手責めにするべきだと思うの
やるなら全裸でなく半裸で。完全に脱がすのはだめだ。
手袋もつけたまま触手入れて内側でグチョグチョに責めるとよいと思う

226:名無しさん@ピンキー
12/03/22 00:30:51.55 NTEiIJMe
野ばらさんは男嫌い設定が妄想の邪魔をするな
触手責めや陵辱をしようとしてもおそらく強すぎてエロいシーンに持ち込めないw

227:名無しさん@ピンキー
12/03/22 00:42:40.35 EVQSUu5o
そこは妖怪の力を封じる何かとか便利アイテムに登場してもらってだなぁ

228:名無しさん@ピンキー
12/03/22 15:07:05.87 moiBJFkN
相手が強い妖怪ならいけるかな?
詳しくないからなんとも言えないけど火を司るみたいな相性の悪い妖怪に負けるとか
まあ、火の妖怪も女でお持ち帰りされてレズ展開、みたいなのでもいいかな

229:名無しさん@ピンキー
12/03/22 17:16:19.44 1Y7rsH9P
相手がご先祖様(妖怪の)とか?(純血にも寿命あるのか?)

230:名無しさん@ピンキー
12/03/22 23:04:29.86 2fVh6ELt
先祖返りが同じ結末をたどる、っていうぐらいだから多分死んでるんじゃねーかな?
生きてると子孫でも先祖返りにならない、とかじゃないかな
まあ、わからないところは面倒だから似たような上位妖怪ってことでもいいんじゃない?
のばらちゃんならメニアックな責めに悶える姿がよさそうだ・・・

231:名無しさん@ピンキー
12/03/23 01:19:26.72 hi0OTKBh
先祖野ばら「ああ~ん!りりちよちゃん!もっと攻められてぇ~!」
先祖りりちよ「き…あっ……んんっ……はぁ……みっ…見てない…で…たすけ…!んん…っあぁぁぁ…っ!」

さすがにこれはないか

232:名無しさん@ピンキー
12/03/23 04:29:43.31 hJr2RsQ1
野ばらちゃんお尻の穴弱そう
気の強い女にはアナル責め

233:名無しさん@ピンキー
12/03/25 00:52:45.90 MnbYsn3V
触手頑張って書いてみます
いつか投稿しますが出来や結果は気にしないでください

234:名無しさん@ピンキー
12/03/29 03:59:39.02 /UlkNWCw
>>233
がんばれ~!
全裸で応援してるから!

235:名無しさん@ピンキー
12/04/02 04:02:49.51 CzhUFcUy
裸裸裸

236:名無しさん@ピンキー
12/04/03 21:23:15.94 VxSoa5vT
>>203
反ばら実は大本命なんで嬉しい・・・ごちそうさまでした(-人ー)


237:名無しさん@ピンキー
12/04/04 00:05:16.03 oKDZCi+j
エロパロ初めて書きますので微妙な感じになってしまうかもですが…みけちよ頑張ります。
御狐神が凛々蝶を軽く縛る感じで行こうかなと…

238:名無しさん@ピンキー
12/04/04 00:45:59.06 35Ci+MOp
わーいやったー
楽しみにしてます

239:名無しさん@ピンキー
12/04/04 03:50:17.64 HInz69+V
>>237
「凜々蝶」
「凛々蝶」じゃない

240:名無しさん@ピンキー
12/04/04 22:38:08.41 ydhp3o+j
>>239
あっ、すいませんでした。
訂正しておきます。
ありがとうございます(>_<)

241:名無しさん@ピンキー
12/04/04 23:12:17.45 ydhp3o+j
「はぁっ⁉」
メゾン・ド・妖のラウンジに凜々蝶の素っ頓狂の声が響く。
「今日は凜々蝶様のお部屋に夜お伺いしたいと申してあげたのですが…何かご予定がございましたか?」と何事もないかのようにしれっと答える御狐神。
「え、そ、そんなきゅ、急に言われても…」としどろもどろになる凜々蝶を尻目に同席していた反ノ塚がニヤニヤとしながら問いかける。
「お?ミケ、堂々と夜這いか?」
「凜々蝶ちゃんのメニアックな姿が観れるかもしれないわね…相手が男なのはいただけないけど。御狐神!!私ももちろん一緒にいっていいわよね⁉」と鼻血を出しながら野ばら。
「どうしますか?凜々蝶様…」
「第三者が来るなんて…まだ君だけならまだしも!!」
「おや?それなら私だけなら伺ってもよろしいのですか?」
「僕はそんなこといってなっ」
「野ばら様、残念ながら凜々蝶様はいらっしゃることを望まれていないようなのでまた別の機会に…」と爽やかな笑みを浮かべる御狐神。
「どうして君は勝手にッ‼」
「昨日何回も私の名前を夜呼んでくださっていたではありませんか…もしかしてここで詳しく皆様に私がお伺いする訳をお話した方がよろしいですか?」とにっこり微笑む。
「どうして君がそれをっ…///」と耳まで真っ赤になって黙る凜々蝶。
「さぁ?まあ、それはゆっくりお部屋でお話いたしましょう」
凜々蝶は差し出された御狐神の手をとって野ばらと反ノ塚の好奇の視線を浴びながらラウンジを後にするのだった。


続く
すいません、エロなしです…
また続きを書いて投稿します。
初めてなので容赦なくダメ出しお願いします。




242:名無しさん@ピンキー
12/04/05 00:23:00.85 o97CP2tf
言いたい事は一つだけ。
それなりに書き溜めてから投稿しよう。

243:名無しさん@ピンキー
12/04/05 10:54:31.34 g4i1v7Pk
メゾン・ド・章樫じゃね?
まあ二人称とかは突っ込まないけど…

244:名無しさん@ピンキー
12/04/05 19:33:33.40 kK6VRd8A
ミケの二人称ってりりちよ様・蜻蛉さま・お兄様以外は「さん」付じゃね?

あとは>>242に尽きる


245:名無しさん@ピンキー
12/04/05 21:30:30.83 WbGPTomw
アニメしか見てなくて聞きたいのですが、
そりのづかとのばらはお互いをどう呼んでますか?

246:名無しさん@ピンキー
12/04/05 21:43:04.07 1zMP9vD/
反ノ塚「野ばら」「野ばらちゃん」
野ばら「アンタ」「反ノ塚」

かなあ…



247:名無しさん@ピンキー
12/04/05 22:58:57.42 ApJddc5U
>>241
作文のように
「(台詞)」となんちゃらする○○が……
っていうパターンばかりで非常に気になる。

248:名無しさん@ピンキー
12/04/05 23:32:13.57 ldwP5XtJ
みけつかみの一人称「私」→「僕」

249:名無しさん@ピンキー
12/04/05 23:46:40.84 2jI5Qc84
皆さんなかなかのS!

250:名無しさん@ピンキー
12/04/06 00:39:26.16 s8UGOwmL
>>246
トン!
呼び捨ても野ばらちゃんもありなんですね。
さん付けかとも思ってましたが、もうちょい親しげな感じなんですね

251:名無しさん@ピンキー
12/04/06 02:49:57.64 y9QoZ9eu
これはリアの香り
みんな飢えてるからって優しすぎだよぉ……

252:名無しさん@ピンキー
12/04/06 09:09:20.41 adsch7Oa
ここって18禁だか21禁だかじゃなかったっけ

253:名無しさん@ピンキー
12/04/06 14:46:24.18 7z0fKfia
きちんと下調べはしてこような
気になる人もいるから

254:名無しさん@ピンキー
12/04/06 21:41:28.59 E8z9XTqx
すいませんでした(;´Д`A
猛省です(泣)
きちんと修行し直してからまた投稿いたします。


255:名無しさん@ピンキー
12/04/06 22:04:46.00 uLbVHR+J
無理するなよ

256:名無しさん@ピンキー
12/04/07 17:54:24.98 R4iCyKW8
成人してからにしろよ

257:名無しさん@ピンキー
12/04/08 21:34:12.00 DVeVYZOc
オカマ×コロポックルで、乳ネタから発展するちょっとおバカな感じのエロが見たいんだ…!

258:名無しさん@ピンキー
12/04/08 21:40:43.28 VYdikg2I
>>245あとたしか野ばら姐さんもあったような


259:名無しさん@ピンキー
12/04/09 01:10:38.26 scDCWDQ5
オカマはちょっとなあ・・・

260:名無しさん@ピンキー
12/04/09 23:44:04.21 3llwT3P3
同級生幼なじみな渡狸×カルタ投下します
1章状態でハッピーエンドを迎えた2人だと思ってください

ぬるいし本番ないけどプラトニックな渡カルが好きな人は注意

261:どんな君でも(1)
12/04/09 23:45:12.84 3llwT3P3
(消えてなくなってしまいたい……)


卍里は真っ白なシーツの上にへたり込んで、目の前に座る幼なじみを見上げる。
一糸まとわぬ姿のカルタは、恥じらいの表情を見せることも、晒された肌を隠すこともなく、ただぼんやりと小さくなった彼を見下ろしていた。



たどたどしい手つきで彼女の服を脱がして。
いまだに慣れない大人のキスをして。

いざ彼女に触れようとした瞬間、ぽひゅんと場違いな音がして視界が煙に覆われた。
自分の身に何が起こったかはよくわかっている。何度も経験してきたことだから。

でも、まさかこんな場面で、豆狸に変化してしまうだなんて。

もともと感情が昂ぶると変化しやすかった彼の体は、極度の興奮と緊張に耐えられなかったらしい。

(かっこ悪すぎるだろ、俺……っ!)

あまりの情けなさに彼女を直視することが出来ず、視線を再びシーツに戻す。
受けだの下だの言われてきたけれど、せめて初めてくらいは上でありたいと思っていた。
こういうのは男の自分がリードするべきだ、常日頃からそう考えていた。
しかし今の卍里はもはや上でも下でもなく―ただの無力な豆狸だ。

(なんでよりによってこんな時に……)

「渡狸……」

頭上から降るカルタの声に思わず顔を上げたのと同時に、卍里の小さな体はふわりと宙に浮いた。
そして、何が起こったのかもわからぬうちに彼の体にやわらかいモノが押しあてられる。

「か、カルタ…!?」

気がつくとカルタに抱きしめられていた。
抱きしめられるのは初めてではないけれど、いつも彼女は服を着ていた。
しかし今のカルタは何も身につけていない。

つまり、卍里が触れているのは彼女の素肌。
豊かに成長した双丘が、直接彼の体を包んでいる。

そう気がついた卍里は、先ほどまで何の行為を始めようとしていたかも忘れ、慌てて短い手足をばたつかせた。
ふわふわの体毛がカルタの滑らかな肌の上をすべる。

262:どんな君でも(2)
12/04/09 23:46:09.72 3llwT3P3
「…ひぁっ、…くすぐったいよ、渡狸……」

「…!!……悪りぃっ!!」

いつもより少し高くて甘いカルタの声に、思わずどきりとして身を縮こませる。
もっと聞いてみたいような気もしたけれど、今の卍里に彼女をどうこうする余裕はない。
おとなしくなった卍里をぎゅっと抱きしめなおして、カルタはささやく。

「……私ね、渡狸が好きだよ」

「カルタ……」

「かわいい渡狸も、優しい渡狸も……どんな渡狸も大好き」

そう言うと、カルタは卍里の体を自分の目線の高さまで持ち上げた。
いつもより少し柔らかい表情をした彼女の紅い瞳に、つぶらな目をした豆狸が映る。

「……だいすき」

もう一度、優しい声でそう告げて、カルタは卍里にそっと口づけた。
まるで魔法が解けたかのように、再び卍里は煙に包まれ、そして―

「う、わっ……!」

突然の出来事にバランスを保つことが出来ず、二人は一緒にベッドに倒れこんだ。
二人分の重みを受け入れ、ベッドが音を立てて揺れる。
相変わらずぼんやりとしているカルタと目が合って気恥ずかしくなったけれど、やがてどちらからともなく笑い合う。


ふと、卍里が真剣な顔になり、耳まで赤くしてカルタに尋ねた。

「えっと、その…続き…してもいいか?や、優しく…するから…」

返事の代わりにカルタはそっと卍里にすり寄る。
わずかに頬を紅潮させて微笑む彼女をどうしようもないくらい好きだ、と思う。
卍里は腕の中のカルタを壊れないように、しかし離れないように強く、強く抱きしめた。

263:名無しさん@ピンキー
12/04/10 00:26:44.73 0bRN48bE
以上です…って書き込むのが遅くなってすいません

2人の初は物理的に渡狸が上でもカルタが精神的に上、という以外は
ごく普通のものだと思っているのでこれ以上は書きませんでした。



264:名無しさん@ピンキー
12/04/10 15:25:11.83 OZZY60Lh
素晴らしい素晴らしい、もう!二人の緊張とか幸せな気持ち伝わってきて素晴らしいとしか言い様がない!

265:名無しさん@ピンキー
12/04/10 18:35:02.66 O8TH+2XK
可愛過ぎる GJ

266:名無しさん@ピンキー
12/04/10 23:02:16.11 KmN5tndS
なかなかのGJ

267:反ノ塚×野ばら
12/04/12 09:08:30.00 SzkYvhY4
投下します。

反ノ塚×野ばら
アニメしかわからないので、ちげーwwとかなったらすまん

268:反ノ塚×野ばら(1/6)
12/04/12 09:09:25.00 SzkYvhY4
 じいーっ……
 野ばらは実は、日頃から結構な頻度で、自分を追う視線を感じている。
 そしてなぜかこの二三日、とみにそれを感じるようになった。
 消去法でその主は特定できるのだが、直接その意味を問いたいとは思わない。

 ただ、野ばらはそいつのシークレットサービスなので、ラウンジを出るタイミングが一緒になれば、
そいつの部屋の前まで送り届ける。これは日常茶飯事のことで、今夜も、いつも通り鍵を開けたところで声をかけた。
「じゃ、おやすみ。朝、いつまでも寝てるんじゃないわよ」
 この男は何を考えているかわからない。そんなわけだから、今夜も普段通りドアの前で別れるはずだった。
 しかし。
「……ちょっと寄っていかないか」
 いつものボーッとした涼しい顔で放たれたその言葉に野ばらが答える間もなく、二の腕を引かれて、
ドアの内側に引き込まれた。
「ちょっと!」
 背後でドアが音を立てて閉じた。掴み掛かろうとするが、両腕を束ねられて、ドアに押しつけられる。
 野ばらは目の前の男を睨んだ。
「何のつもりよ」
「おいおい、自分で分からないのか?」
 怪訝そうな顔をしながら、反ノ塚は野ばらの前髪をすっと払った。
 それから野ばらの顎までその手を伸ばして、言う。
「近ごろ欲求不満だろ、野ばらサン」
「はぁっ?」
 目を丸くする野ばらに、
「この三日間、見てるのが苦痛だったぜ」
と、顔を寄せ、野ばらの紅い唇に触れた。
「ッ!調子に乗らないで!」
 自由な脚を蹴りあげて吹っ飛ばそうとしたが、あっさり避けられて、しかもバランスを崩した拍子に横抱きにされる。
「わっ!きゃ、やだ!」
「じたばたすると落ちるぞ」
 下向きで、しかも後ろ向きの状態。もがいたが、ウエストと腰のところを片手でガッチリと反ノ塚は抱えている。

 簡単には放しそうにない。尻を突き出すような格好にさせられて、野ばらは怒りに顔を染めた。
「凍らすわよ」
 雪女の力を引き合いにして凄んでみるが、この男は、
「そんなこと言うなって」
と、軽く流した。
 薄ら笑いを浮かべているのがわかる、見ないでもだ。

 この部屋の間取りはもちろん知っていて、玄関から寝室までは近いから、じたばた暴れる間もなく。
「きゃあ!」
 ぱふ。
 軽々と放られて、野ばらはふかふかのベッドの上に落下した。
「くっ……」
 うつぶせから起き上がろうとしたところ、肩からひっくり返されて、再度掴み掛かろうとした両腕は
また押さえ込また。
 これだから男は……。野ばらは舌打ちをした。
 骨張った長い指で、ずり落ちていた野ばらの眼鏡を外しながら、反ノ塚は言った。
「自分で気付かないのか?どうみたって誘ってるだろ?」
 当たり前のことを確認するかのような顔。


269:反ノ塚×野ばら(2/6)
12/04/12 09:10:13.27 SzkYvhY4
 白々しい。その顔に野ばらがききたい。どうして。
「だから何であんたにわかるのよ!」
 はっとした。しまった。墓穴を掘った。
 そういうときだって、あるではないか。
 真っ赤になる野ばらに反ノ塚は、しょうがねぇなあ……。そう言って困ったように笑った。
「わかるぜ、ずっと一緒にいるんだから」
 いつもみたくへらっと笑っているのに、手の力は全く緩まない。野ばらの視界は反ノ塚の顔でふさがれている。
 ギシ、とベッドが軋んだ。

「肌の肌理、こんなに整っててさ」
 そう囁きながら、何をするかと思いきや、野ばらの頬に触れて、そのまま首もとを辿った。
 野ばらは目を見開く。
「ここは透けるみたいに真っ白で」
「っ!」
 肌を滑る手は止まらない。
 仰向けにされ、両腕を上げられているために、シャツから溢れそうになっている双丘に手を伸ばした。
「しかも胸、張ってるだろ?」
「……!」
 隙間から手を入れられて、プルンとシャツの胸元からまろびでた。
 シャツに押される形で圧力がかかって、ブラからは乳輪が覗いてしまう。
「……そんなところみてたわけ?この、むっつりスケベ!」
 膝蹴りをかましてやろうともがいたが、またひらりと避けられてしまった。
 この、イッタン木綿……!
「あぶねーなぁ。な、だから素直になりなよ」
 そう言いながら反ノ塚は、ブラの上から胸を揉み始めた。

 大きな手に包まれる感触……。生まれる快感とその手から、野ばらは身をよじって逃げようとするが、
今度は下半身まで絡め取られた。
 服の布地ごしに伝わる体温がすごく熱い。触れられているところはもっと熱い。
 野ばらは口惜しくて目を瞑った。だけど揉む手は止まらなくて、その大きな手は好き勝手にする。
 乳首を摘まれれば、快楽の芽が顔を出す。
 声を抑えようとしてるのに、出してしまいそうで、野ばらは唇を噛んだ。
「そんな顔すんなって」
 抵抗をしなくなった野ばらに、反ノ塚が言う。
 そしてふわりと顔を寄せられる気配がして、耳元に吐息がかかった。
「あ……」
 匂いを嗅ぐような鼻息がかかってくすぐったい。
 思いとは裏腹に、背筋が、腰が、ゾクゾクする。
「あ、やっぱりなんか、匂いだって違うんだよな」
「……これは、シャンプーを変えたの!」
 頬が燃える。


270:反ノ塚×野ばら(3/6)
12/04/12 09:12:17.07 SzkYvhY4
 どうしてここまで気付いてるの……。野ばらはわけがわからなかった。
 こうやって女の子たちを構うこともあるけど、野ばらはされたことはない。
 でも、実際されるとなると、すごく……。
「ひゃん!」
 首筋を舐められて高い声が出た。柔らかな肌をちゅ、ちゅと音を立てて吸われた。
 その度に、野ばらの喉が切なげに音を立てる。
 ……これは私の願望?女の子にしたいこと、それともされたいことの……。
 シャツのボタンも外されて、首もとだけじゃなくて鎖骨の窪みから先までも愛撫を受けた。
 時折甘噛みされて、そのたびに身体が跳ねる。指の先が震えて何度も宙を握った。
「ふぁ、そりのづかぁ……」
 とろけるような甘い感覚が襲ってくる。唇の触れたところがいくつも積み重なって、大きな流れとなって。

 反ノ塚は顔をあげた。
「つらい時は言ってくれていいんだぜ?あんたのためなら精一杯するよ」
 そう言って、今まで掴んでいた両腕の、まだじんわり痺れが残る手首を優しく撫でる。
「な?」
 野ばらは潤んだ目で、自分に馬乗りになっている男を見上げた。
 灯された火は燃えるものがなくなるまで消えることはない。
 芯がなくなるまで溶かされてしまう。

 少しの沈黙のあと、野ばらは口を尖らせて言った。
「なにそれ、ずるい」
 欲しいと思うようになるまで弄んで。
 反ノ塚はわしゃわしゃと野ばらの髪を撫でた。
「野ばらは気ぃ強いもんなー」
 そこじゃないのに!そう言い返そうとした野ばらだったが、唇をふさがれた。
「ん」
 重ねるだけではない。舐められ、吸われて、呼吸が奪われる。
 熱くねっとりとした異物が入ってきた。
 咥内を荒らされるのは、苦しいけどとても甘い。
 しばらく続いたあと、唾液が二人分合わさって野ばらの口の端から垂れた。
 唇を離して一息つくと、野ばらは頭を傾けて、額をコツンとくっつけた。
「……脱がして」
「……りょーかい」
 そしてまた、求め合うように二人の唇は重なる。

271:反ノ塚×野ばら(4/6)
12/04/12 09:12:51.06 SzkYvhY4
「やっぱ触るとすごいなー」
「ちょっと、恥ずかしいからやめなさいよ!」
 ぽよんぽよんと胸を波打たせて、反ノ塚は朗らかに言った。
「肉まんとも違うしなぁ」
 そして右の乳房をギュッと押さえて、
「あんっ」
「おっぱいプリンかなー。さて味は、と」
「んん!」
 桃色をした頂に吸い付かれて、野ばらは息を止めた。
 頂を転がすように舐めまくって、そして口いっぱいになるまでそれ全体を吸う。
 野ばらの片手は、愛撫に耐えるようにシーツを掴み、そしてもう片方の手は、自分に覆い被さる頭に添えられた。
 というよりはむしろ。
「無駄口はいいから、さっさとしなさいよ」
「……ふぁい」 
 呼吸困難に苦し気に顔を上げて、反ノ塚が不明瞭な返事をした。

 反ノ塚の指が下腹部をたどり、薄い茂みに触れた。
 ショーツを脱がされた時、すでに我慢できずに濡らしていたそこは、指先で柔らかな肉を開かれると
そのまま指を飲み込んだ。
「あふっん……」
「はは、よっぽど欲しかったんだな。へぇ、こうなってるのか」
 そして、うっとりとした表情を浮かべる野ばらの熱さを、出し入れしたりかき回したりして確かめている。
「~っ!」
 野ばらは自分の指を銜えた。
 声を抑えるための試みだったが、それも疼きを高める新たな刺激にしかならない。
 長い人差し指が裏側を擦り、花芯に親指が触れた。固くたっているそこを、前後に左右に嬲られる。
 反ノ塚はまた乳首に吸いついて、空いた手も遊ばせずしこったもう片方の乳首を指の間で挟んで捻っている。
 野ばらが肩で息を吸うと、潤んだ視界の中で眼が合った。
 そして多分、そいつはにやりと野ばらに笑いかけた。その瞬間、快感が身体を走る。
「んーーー!!!」
 手足をぴんとはって迎えた絶頂。


272:反ノ塚×野ばら(5/6)
12/04/12 09:13:35.22 SzkYvhY4
 余韻が残る中、うなじにキスが落とされる。
「欲しい?」
 ぞくりとまた快感が巡る。
「はぅ……」
 返事のような、要領の得ない声が口の端から洩れた。
「言って?俺のが欲しいって」
 野ばらのヘソの下、子宮の上をさすって、耳もとで囁く。
 懇願するように、誘導するこの男のモノを。
「……お願い」
 野ばらは探り当てて、肉棒に手を触れて言った。濡れる頂きにそいつの欲望を感じながら。
「ちょうだい……、あんたのモノをちょうだい!」
 声を荒げると、その拍子に野ばらの股の間から愛液が溢れた。
 その感覚がまた、野ばらの思考を吹っ飛ばす。
「ああ、いっぱいしてやるよ。めいっぱいにな」

 反ノ塚は身体を起こし、野ばらの腰を掲げた。
 そして。
「いれるぞ」
 熱い塊が、くちゅっと触れた。何度か入り口を擦られたから、切なくて声が出た。
「や、早く。熱いの太いの入れてぇ!!……ん、あっ!あ、入っ!」
 内部を拡げられて、野ばらの腰が大きく跳ねた。
 それを押さえ込むように、ゆっくり、反ノ塚は円を描くように野ばらの中をかき回す。
「あ、はっ」
 穿たれるほどに、内部から熱いものが溢れていく。
 ぐしょぐしょに濡れた結合部分は、いやらしい音をあげて銜え込んでは、幾度も声を響かせた。
「あ、この体勢最高。胸が揺れてすごいな」
 野ばらの両腕を引き上げる形で腰を打ち付けていた反ノ塚が感嘆の声をあげた。
「……え、なに?」
 息も絶え絶えな野ばらが、聞き返す。反ノ塚が一際勢いをつけて野ばらをえぐった。
 悦びの声をあげ、絶頂の波に小さく震える野ばらをきつく抱き締めて、反ノ塚が言った。
「最高にきれい、だから」
 まだ達していない反ノ塚は、ひくつく襞を、まただんだんと揺すり上げる。
 野ばらのを襲う退ききらない快感が、内部からまた寄り戻されていく。
「もう少し付き合ってくれる?」
 壊れてしまいそうな怖さとそれへの愛しさに、野ばらは小さく頷いて、反ノ塚の首筋を両腕で抱き締めた。

273:反ノ塚×野ばら(6/6)
12/04/12 09:16:21.89 SzkYvhY4
 二人で布団を被り、それぞれの呼吸が落ち着いた頃。
「野ばらはさ、こういうの普段はどうしてるの?」
「は?」
「ムラムラする時だよ。自分でしてるの?それとも誰かを誘うの?」
 反ノ塚の問いに、野ばらはギクッと強ばると、布団を顔まであげてそっぽを向いた。
「……」
「言いたくないならいいけどさ」
 彼はそう言うと、ぽすんと腕を野ばらに回して、ぐいっと引き寄せた。
「俺でよければ、野ばらを抱けるくらいには育ったんだから」
 思いがけない言葉に頬が熱くなる。いっちょまえにこんなこと言ってくるなんて。
「……ばか」
 私も、こいつも。
 野ばらは、素直に反ノ塚の胸に顔をすり寄せると、微笑んで目を閉じた。

  END

>>202 さんのSSを受けつつ、書かせてもらいました
ありがとうございました


274:名無しさん@ピンキー
12/04/13 01:58:09.35 0eLrHQaQ



275:名無しさん@ピンキー
12/04/20 01:32:19.79 avAlQoY6
ほしゅ

276:えろ
12/04/22 16:07:16.84 z0qQMYlN
えろ

277:えろ
12/04/22 16:07:55.65 z0qQMYlN
えろ

278:名無しさん@ピンキー
12/04/22 21:27:33.63 LDYSgPF9
6巻のせいで下克上されてしまった19歳蜻さまに目覚めた。
相手は…双子でいいや

279:名無しさん@ピンキー
12/04/22 21:30:48.83 rdlB7yM7
安価みたいなのを受けて書いてくれる猛者はおらんものか

280:名無しさん@ピンキー
12/04/25 04:09:19.16 oNpI870r
もっさもさ

281:名無しさん@ピンキー
12/04/29 23:18:37.25 edADZY5o
ほしゅ

282:名無しさん@ピンキー
12/04/30 02:56:30.78 PyHZrsZ8
>>279
お題によっては書くかも。
曖昧な返事、S!

283:名無しさん@ピンキー
12/04/30 03:11:25.34 RzpclztW
と見せかけてかまってほしいM!

284:名無しさん@ピンキー
12/05/01 01:23:09.75 3zDDG0dQ
>>282
自分は拘束椅子に座らされた凜々蝶様×御狐神くんがいいな
んで合意のうえでの、ミケの無理やり系だと嬉しい

285:282
12/05/03 23:56:17.85 pqBtRzaJ
>>284
最後まで致さない感じでもおk?

286:名無しさん@ピンキー
12/05/04 02:29:22.40 z9lChqc2
284じゃないけど全然OK!!


287:名無しさん@ピンキー
12/05/04 10:15:07.56 WMBCXj3m
「んっあぁ・・・あっはぁ・・・はぁ」
ズブズブネチュネチュ
「やめえイク・・・イク!」
ドピュジュルジュルジュルル
「はぁ気持ちいいはぁ北村の中気持ちいいよ」
「やめれ~あなた、言葉らけでイッちゃうよう」
はぁはぁ
「んっんっ動かして!」
「そんな欲しがっちゃってエッチだなぁ」
ズブズブ
「ハァンんっんっ気もひいよ
 あなたのちんちん」
「俺も気持ちいよはぁはぁでっ、出る!」
ビュル
「いいよ!中に出しれ!」
ビュジュルジュルぺチャビュー
「アァ~はぁはぁ気もりい~」

288:名無しさん@ピンキー
12/05/04 17:58:10.96 8bAq/6wE
>>285
書いてもらえるのに文句なんて言うわけない
むしろ全力で期待

289:名無しさん@ピンキー
12/05/05 00:07:12.32 pWmmtjgJ
渡カルのぬるいの投下します

ミケちよ職人登場までの暇つぶしにどうぞ

290:渡カル・あまいのはどちら①
12/05/05 00:09:28.64 pWmmtjgJ
「か、カルタ、もうやめ……っ!」
「…んっ…ちゅっ……」

卍里が止めるのも聞かず、カルタの舌が水音を立てながら肌の上を這う。
根元から、先端に向かって。緩慢な動作ながらも丁寧に舐めあげられていく。

「…ん、ふぅ…おいひいよ、渡狸……」

上目遣いの潤んだ瞳と目があった瞬間、卍里の心臓がどくりと鳴った、気がした。

―ヤバい。これは本気で、ヤバい。



時は数分前に遡る。

そわそわとカルタを待っていた卍里の目の前に、焼きたてのホットケーキが置かれる。
料理上手なカルタ。今日はおやつにホットケーキを作るから、と卍里を部屋に誘ってくれた。
小さい頃からいつも一緒にいる幼なじみとはいえ、想いを寄せている女の子の部屋に、二人きり。
緊張でぎこちない動きになった手が、うっかりメープルシロップの入れ物を倒してしまった。
シロップは卍里の手にかかり、テーブルの上にも広がっていく。

「わ、わりぃ!今拭くから!」

とりあえず先に手を洗ってこよう、と立ち上がった卍里の手をカルタがつかむ。

「……待って」

そして卍里が反応するよりも先に、カルタは彼の手の甲を、ぺろりと舐めた。

「!?…おまえ、何やって…!」
「何って、もったいないから…」

軽いパニックに陥る卍里と、表情ひとつ変えずに手を舐め続けるカルタ。
指の根元の関節から手首に向かって、シロップを一滴も残すまい、と言うかのように丁寧に舌を這わせる。

「……あまい……」

ひとしきり手の甲を舐めると、次は指と指の間をちろちろと舐め始めた。
可愛らしい桃色の舌は思った以上にざらざらしていて、それが妙に艶やかで、心地いい。
何故だろう、カルタの舌が触れるたびに、体内の熱が上がっていく。
熱い。舐められてるのは手、なのに、全身が、熱い。

「…っちゅ、…ちゅ…」
「か、カルタ、……っ!」

卍里の呼び声が聞こえているのかいないのか、カルタはそのまま行為を続ける。
指の間を舐め終わると、今度は卍里の人差し指をぱくりと咥えた。

291:渡カル・あまいのはどちら②
12/05/05 00:11:37.55 pWmmtjgJ
「…ん、こっちも…あまい…」

柔らかい唇で甘噛みしたかと思えば、ちゅう、と音を立てて吸い付く。

「…はぁ、っ…もうやめろ、カルタ……!」

卍里の様子を不思議に思ったのか、カルタは指を咥えたまま、上目遣いで卍里を見やる。
そんなカルタと目が合った瞬間、卍里はまずい、と感じた。
これ以上続けられたら、具体的にはよくわからないけど、まずい気がする。
焦って指を引き抜こうとすると、人差し指でカルタの上顎を擦ってしまった。

「んんっ……!」

突然指が動いたことにカルタは驚き、卍里を解放して、軽く咳き込んだ。

「…びっくり、した…」
「ごめん!大丈夫か、カルタ」
「うん…平気…。……あ」

何かに気がついた様子のカルタ。視線を追うと、彼女は自らの胸元を見つめていた。
今日のカルタはいつもの制服でもスーツでもない、ゆったりとした部屋着姿。
開けた胸元には、卍里の手首を伝って落ちたのか、シロップがとろりとかけられていた。
谷間に流れ落ちる黄金色の液体。見てはいけないものを見た気がして、卍里は慌てて目を逸らす。

「……渡狸」
「お、おう、…どうした?」
「こっちは自分じゃ舐められないから……渡狸が、舐める……?」
「!?!?!?」

冷めかけたケーキの傍らで、純情少年の苦悩は続く。

292:名無しさん@ピンキー
12/05/05 00:17:13.41 pWmmtjgJ
以上です。お目汚し失礼しました。
このままカルタから溢れるシロップprpr→本番の流れも考えましたが
暇つぶしの長さじゃなくなるのでやめました

というわけでミケちよ職人待機

293:ミケちよ職人?
12/05/05 02:00:14.81 ISVO7t6u
あらすじはできたけど、もう寝るんで投下は明日以降になります

>>292
渡カル乙!
食欲モードから性感モードに切り替わるカルタたんも見てみたいw

294:名無しさん@ピンキー
12/05/05 17:43:45.32 amnAXNKf
渡カルいいですね。個人的には蜻様が好きですが…

295:名無しさん@ピンキー
12/05/05 20:32:25.24 iHvLXwqQ
蜻さま書きたいけど難しい…
S!M!とか恥ずかしげも無く口にするくせに実は好青年だったり
子供のまま大きくなったみたいな…実際はそんなにエロ大好き!とかじゃなさそう

双子が相手なら寧ろ、双子×蜻蛉みたいなイメージで
「……蜻蛉さま、こちらはお好きですか?(ぺろり)」
「…きっ…貴様はやはり、私の上をゆくドSだな……うっ…くぁ…」
とかそんなのなら

双熾はどのみち鬼畜なんだなw

296:名無しさん@ピンキー
12/05/05 21:37:52.18 pWmmtjgJ
>>293
乙どうもです、ミケちよも待ってます!
カルタたんは一度スイッチ入ったらとことんエロくなれそうw

蜻さまは相手を誰にしていいのやら…童貞がチャームポイントだし

297:名無しさん@ピンキー
12/05/05 22:31:10.99 NmggUM43
チャーwムwポwイwンwトw

うーん。自分も書いてみたいけど先人たちみたいな文章の書き方出来ないんだよなあ・・・

298:名無しさん@ピンキー
12/05/06 01:37:31.93 5uT/sNaA
>>295
寒いから続きはよ

>>297
どんな書き方でもいいんじゃよ?(チラッ

299:名無しさん@ピンキー
12/05/06 18:22:55.74 vAuTD9qm
蜻様の好青年なとこを無視すれば
蜻蛉「フハハハハ!なかなかいい締め付けではないか!!」
野ばら「んんっ、あ、あぁ!!」
みたいなのがいけるかと

300:名無しさん@ピンキー
12/05/06 18:24:40.64 vAuTD9qm
思ってみました。(書き込み失敗してすみません)


301:名無しさん@ピンキー
12/05/08 00:12:28.31 8OIom3Tw
朝チュンで氷漬けですね分かります

302:名無しさん@ピンキー
12/05/10 22:56:48.12 /bDYSkfG
蜻様専用スレがおちてるんだがなんでか知ってる人いない?

303:名無しさん@ピンキー
12/05/11 01:25:23.86 HPFcSKGJ
数日前まで存命していたんだが、落ちたようだ
渡狸スレも野ばら姐さんスレもいつの間にか落ちちゃったなー

304:名無しさん@ピンキー
12/05/11 04:17:49.73 nkP1yRPI
書き込む人いなくなっちゃったからね

305:名無しさん@ピンキー
12/05/11 22:39:41.16 4Zn6y7zW
なんだかんだで書き込んでる人いたけどなぁ…

306:名無しさん@ピンキー
12/05/12 23:42:29.71 zv0UJCu6
3~4日にいっぺんとかだと落ちるの?

307:名無しさん@ピンキー
12/05/13 01:24:44.03 Qc0SFf1C
詳しく知らないけど、そんなに早く落ちるもん?

308:名無しさん@ピンキー
12/05/13 10:39:34.72 hsaohQFx
それだけこのあたりにはドSが多いということか…

309:名無しさん@ピンキー
12/05/15 23:38:57.77 2XNqLWm/
>>306自分の行ってる所は土日書き込みがないと落ちるって言われてる


310:名無しさん@ピンキー
12/05/16 05:53:46.90 bd2toBMe
凜々蝶を彩樫の人たちみんなで調教したい

311:名無しさん@ピンキー
12/05/16 10:37:00.93 6CpOD5SB
昨日はカルタちゃんの誕生日だったのに
生クリームプレイが投下されていない…だと…

312:名無しさん@ピンキー
12/05/16 17:55:31.00 yR/zqFb9
カルタちゃんが舐める側か舐められる側か
それが問題だ

313:名無しさん@ピンキー
12/05/16 18:21:56.11 6CpOD5SB
舐めさせる側だと俺得

314:名無しさん@ピンキー
12/05/16 20:14:46.97 2vZ4kMSj
舐められるなら 野ばら×カルタ
舐めるなら    カルタ×渡狸

315:名無しさん@ピンキー
12/05/17 14:58:29.88 XKwaVf+f
手から腕に零れる生クリームをセルフペロペロもいいと思います

316:名無しさん@ピンキー
12/05/19 15:43:50.91 2Bwknyg4
誰か投下頼む

317:名無しさん@ピンキー
12/05/20 17:49:45.07 n5Ngl1An
なんかリクエストでもあったら職人さんが
考えてくれるかもしれないぜ?

318:名無しさん@ピンキー
12/05/20 20:01:16.10 QGCW4xTc
このスレにおいてカルタがまだ処女を失っていないことに戦慄した
誰か本番まで書いてください喘がせてください

いなければ自分が書いてしまうぞ下手なうえに遅筆だけど

319:名無しさん@ピンキー
12/05/20 21:16:16.33 x4rZhwdq
なんかカルタは、初めは男の方が攻めていたはずがいつの間にかカルタのペースになってて 
最終的にはカルタが攻めてくイメージだからなかなかもらわれない気がする
てかそもそも相手が気弱で純粋なカルタか、調教プレイだけど
挿れるとこまではしなさそうな蜻様ぐらいだからなぁ

いえいえかいてもらえるならなんもいいませんからおねがいします

320:名無しさん@ピンキー
12/05/20 22:01:21.02 QGCW4xTc
そうか…やっぱり難しいのか
無意識に誘惑しちゃう天然誘い受けカルタとかいいと思うんだけどな…

321:名無しさん@ピンキー
12/05/21 00:23:15.10 nzX27kfT
待たれてはいないが、エロ薄な木綿×りりちよ投下。
奇妙な設定はいっていたりするので、要注意です。
ちなみに一部の設定だったりします。
駄目な方は『メゾン・ド・章樫の些細なお話』をNGにしてください。

322:~メゾン・ド・章樫の些細なお話(1/4)~
12/05/21 00:23:50.37 nzX27kfT
「眠れない……」
ほさぼさの髪をかきあげ、身体を起こす。
深く息を吐き、窓の外を眺める。
紅い月が大地を照らす。
血のような月光。それが彼を、そして凶暴な妖怪の血を呼び起こすのか。
熱くなる血を感じながら、彼はベッドから離れる。
「しゃーねぇな。ひとっ風呂浴びてくるか」
大きく背伸びをすると、彼は大浴場へと向かったのだった。

「あ~何だかな~」
熱い湯に浸かっても気分は晴れず、彼は再びため息をついた。
大浴場前のソファーに座り込み、ミネラルウォーターを一口。
熱くなった口内が急激に冷えていく感触は気持ちいい。
だが、それでも身体の奥底は熱く。
このまま部屋に帰る気も起きず、彼はソファーに身を任せる。
ここで眠気が襲ってくれば良かったのだが、逆に神経は張っている。
その理由ははっきりとわからない。ただ、月が異様に紅いからか。
落ち着くために、もう一度水を口に含み。
そこで視界の端に何かが映った。

323:~メゾン・ド・章樫の些細なお話(2/4)~
12/05/21 00:24:28.81 nzX27kfT
「おっ、凜々蝶か。お前も眠れないのか?」
立ち尽くす少女に手を振る。
少女も風呂上りだったのだろう。
しっとりと濡れた黒髪がゆらりと揺れている。
いつもならば、ここで悪態で返してくるところなのだが。
少女は俯いたまま、返事をしない。
ただ、ゆっくりと彼に歩み寄ってくる。
そんな少女に違和感を感じ、彼は首をかしげた。
どんな悪態をついても、律儀な少女なのだ。
だから、彼の声駆けに反応しない事は無い。
「凜々蝶、どうかしたの……ん?」
言葉もなく、彼の膝の上に圧し掛かってきた。
疑問を感じる前に、少女の唇が彼に近づいてくる。
唇同士が重なり、ねっとりとした舌が彼の中へと侵入していく。
拙い動きだが、風呂上りの身体の熱が伝わってきて、彼の熱をも上げていく。
少し唇が離れる。唾液の糸が繋がったまま、少女は妖艶な笑みを浮かべ。
「……凜々蝶」
名前を呼ぶ彼の声に、少女の瞳は大きく開かれた。
はっとしたような表情を見せ、周りを見回す。
すぐに現状……彼の上に圧し掛かっている事に気がついて、顔が強張った。
「反ノ塚……! 違う! これは……」
自らの腕を抱き、小刻みに震え始める。何かを抑えつけるように。
だが、言葉とは裏腹に、身体を更に彼に摺り寄せる。
ズボン越しでもわかる少女の柔らかな足。
いつも無防備なゆるい服。そこから見え隠れする白い肌。
「違うんだ! 僕は……」
首を横に振り、否定しようとするが、彼の上から身体をどかす事はできない。
逆に少女は身体を彼に近づける。
薄いワイシャツからうっすらと見える突起。
つんと硬くなった蕾は彼の胸板でこすれ、更に硬さを増していく。
「違……うっ」
腕が彼の背中に回される。唇が首筋に触れ。


324:~メゾン・ド・章樫の些細なお話(2/4)~
12/05/21 00:25:09.61 nzX27kfT

「違うって言ってもなぁ。ここまで迫られたら期待に応えないと」
いつものへらりとした声で彼の手が少女の細い腰に触れた。
軽く触れただけで、ぴくりと身体を震わし、涙目で睨みつける。
だが、彼は気にする様子もなく、手をワイシャツの中へと滑り込ませ、柔らかな尻に触れた。
「しっかり飯くってんのか? 相変わらずちっこいな」
弾力のある肌を手で包み込み、何度か揉みしだく。
少女は抵抗してみせるが、腰はしっかりと押さえつけられており、逃げることができない。
「や! やめないか! ふぁっ……そこは……」
荒くなってきた呼吸を首筋に感じ、彼は手を段々と前方へと移動させていく。
しっとりと張り付いた下着は、まだ幼い恥丘をくっきりと映し出し。
指で撫でれば、更に蜜が溢れ出す。
隙間から指を差し入れ、とろりとした蜜を絡めとる。
見た目は幼いとは言えども、はっきりとした雌の香りに、彼は笑みを深くした。
「さてっと……上に乗られるのも嫌いじゃないんだけど」
腰を支え、少女の身体をソファーへと横たえる。
片手で少女の手首を押さえ込み、器用にワイシャツのボタンを外し始めた。
一つ、二つと外されるたび、露になる柔らかな肌。
未熟な丘の上でほんのりと色づいた華に口付けを落とし、軽く唇で挟んでみる。

「ふぁっ!」

涙声なのに、甘い雌の声が響く。
それが楽しくて、更に華を吸い上げた。硬くなった華を傷つけぬよう、だが壊す寸前の強さで軽く噛み。
「だ……ダメ…だ……やめ……ないか……んっ」
聞いている方が腰が砕けそうな切ない声。
「嫌い嫌いも好きのうちってか。もうこんなとろとろになって」
下着の間から蜜をかきだし、鼻先に指を差し出す。
強く香る自分の雌の香りに、少女はただ顔を背けるだけ。
だが、身体はしっかりと感じており、足をしきりに摺り寄せていた。


325:~メゾン・ド・章樫の些細なお話(4/4)~
12/05/21 00:25:46.33 nzX27kfT
「欲しいんだろ。こういう時ぐらいは素直になれば?」
指先が恥丘をなぞりあげる。優しく、時に強く。
確実に快楽を与え、だが絶頂を迎えぬよう、的確にポイントを外して。
溢れだす蜜が下着を、そして尻の下になったワイシャツを汚していく。
「ほら、どうして欲しいんだ? 言ってみろ」
静かな瞳の奥に宿る微かな狂気の光に、少女は身を震わせた。
身をも犯されるような錯覚が体中を走り巡る。
口を開けば、だらしなく唾液が形の良い顎を伝い、落ちていく。
「あ……あぅ……んっ」
「言ってみろ」
再度、彼の命令に、少女は何故か微かな笑みを浮かべた。
『入れて……あたしの胎内に』
「嫌だね」
即座に否定される言葉に、彼女はあっけにとられ。
彼女の上から、彼の姿は消え去っていた。
代わりに、彼女の身体にまとわりつく黒い布。
その布はあっという間に、彼女の動きを封じ込めていた。
『え、何?』
彼女は必死に布を振りほどこうとするのだが、逆に強く締め付けてくる。
「……全く、誰だか知らんが、こんな事で俺をたらしこもうと思ったのか?
そりゃ、今は彼女いないからあれだけど」
布からため息交じりの声が零れてきて、彼女は不可解そうな顔を見せた。
『え? お前も化け物……』
「化け物なんてしつれーしちゃう。こんなハンサムな木綿なのにな」
おちゃらけた声ながらも、彼女を締め付ける力は段々と強くなってきていた。
「いい加減にしとけ。俺は戦えないといっても、直接的な戦いは苦手なだけだ」
徐々に声に冷たさが宿り始め、彼女の頬につめたい汗が流れた。
沈黙する彼女に、締め付けは更に強まっていき。

「お前は誰だ?」

逃げ切れない彼の言葉に、彼女は大きく身を震わせた。
薄い唇が開き、口内から白い何かが溢れ始め、形をとり始める。
それは豊満な体をもつ、誰もが目を奪われるような淫猥な格好をした女性であった……のだが。
「すまんなりりちよ。無茶させたな。これくらいやらないと出てこないと思ったから」
彼女を気にも留めず、気を失った少女の汚れた身体を優しくタオルで軽く拭っていた。
立場のない彼女はしばし困り顔していたのだったが。
『こういう時は驚くもんじゃないの? それなのに放置プレイ? いやん、それもいいかも♪』
悶える彼女をちらりと眺め、小さくため息をつく。
「あー、変態さんは蜻蛉でおなか一杯だから。
話だけなら聞いてあげるよ。りりちよを部屋に送ったらな」
そっけない返事をし、彼は少女を抱きかかえ、その場を後にしたのだった。
あっけにとられた彼女を、一人置いたままで。


その後、彼女の話をきっちり聞いてあげたり。
海外から迷い込んできたサキュバスだから、おなかが空いて魔力の有りそうな人たちのいるこのマンションをねらったとか。
おなかすいたとわめく彼女の餌になってあげて、次の日死にそうな状態で学校にいったりとか。
その学校できっちり転校生として彼女と再度出会ったりしたりとか。

普通ならば奇妙な出来事も、きっとメゾン・ド・章樫にとっては、日常的なお話の一つだったりするのだろう。


326:名無しさん@ピンキー
12/05/21 00:26:50.57 nzX27kfT
落ちはあえてさらりと終わらせてみた。
一応戦える木綿が書きたかったようです。

327:名無しさん@ピンキー
12/05/21 18:21:24.95 6NeGpxf3
おお!反ちよキタww
お疲れさまでした~

328:名無しさん@ピンキー
12/05/22 22:15:46.35 hT+/0HwL
現在ストーリーを考えたから今度投稿してみようと思うけど
俺はストーリーを文として上手くかくような才能ないから
投稿していいのだろうか…ちなみに蜻カル

329:名無しさん@ピンキー
12/05/22 23:35:49.01 TdKU5NES
>>328
誘い受けの貴様はドM!と見せかけて焦らしたいS!

人の確認なんてとらずにやっちゃえばいいと思うんだぜ

330:名無しさん@ピンキー
12/05/23 01:26:23.86 NlT3m4WJ
やったああ!蜻様あああ!

331:名無しさん@ピンキー
12/05/23 07:28:50.51 YnajHZtr
じゃあちょっと文まとめる作業してくるけど
全然上手くないからもしかしたら書かないかも
あらすじは思い浮かんでるから書いておく

食べ物に睡眠薬を入れてカルタをベットに拘束&目隠し
プレイをする蜻蛉とちょい誘い受けカルタ

ものすごい面白くなさそうなあらすじだが書いていいんだろうか…
やっぱ文を書くのを投稿するのは初めてだし難しそうだから
もしこのスレにいる人が書いてくれたら嬉しい

332:名無しさん@ピンキー
12/05/23 22:44:24.81 NlT3m4WJ
ゴメンネ、少し質問させて。
・蜻様が歌う「SM判定フォーラム」について
第5話で、「よし、それじゃあ私が貴様ら家畜共をSかMに分別してやる」的な台詞があるよね?
第10話ではこの部分↑って何て言ってるの?

333:名無しさん@ピンキー
12/05/23 23:59:37.35 YnajHZtr
それじゃあやり方がわかったところでもう一発!
家畜共!準備はいいかぁ!じゃなかったっけ?
エロパロ関係ないけどねw

334:名無しさん@ピンキー
12/05/24 15:06:57.12 m9RyAR+F
ちょっと遅いけど、反ちよ乙でした・・・読みやすくて可愛かった

335:名無しさん@ピンキー
12/05/24 15:09:17.53 zuxk9uZg
蜻さまとカルタのさぬきうどんプレイ…ハァハァ♥

336:名無しさん@ピンキー
12/05/24 18:29:35.77 Zbb8w6LU
>>335
さぬきうどんプレイで一瞬だけ木綿の兄貴が頭に浮かんだのはおれだけだろうか

337:名無しさん@ピンキー
12/05/24 18:55:10.48 EURJa1Rq
>>336
またりりちよに染み抜きされるのか

338:名無しさん@ピンキー
12/05/24 19:07:12.65 VVqcnaCT
回答ありがとうございます!エロパロに関係ない事書いてすみません

339:名無しさん@ピンキー
12/05/24 20:05:52.22 zuxk9uZg
>>336-337
BD3巻の原作者様漫画ネタです

蜻さまがさぬきうどんを手打ちして病床のカルタに食べさせてやるというドMプレイ
ひえぴたをしたままベッドの上にちょこんと座り「おいひい」というカルタも萌える

別の漫画で木綿もさぬきうどん食べてたw

340:名無しさん@ピンキー
12/05/25 00:02:01.79 Tlfv2fm1
さてBD3巻Amazonに頼んでくるか…

341:名無しさん@ピンキー
12/05/25 17:39:10.87 Qr86jjG4
あれがカルタの部屋に蜻さまと二人きりならもっと萌えたのにw
何故夏目がいる
そんな気遣い(卍里に対して)も出来ちゃう蜻さまなのか

342:名無しさん@ピンキー
12/05/26 01:47:03.95 dykDVo1m
カントクのリリコスにあるコスチュームで色々なプレイが出来るな……


343:名無しさん@ピンキー
12/05/29 19:36:04.96 2VOa8BLJ
それを使った双ちよを誰か書いてくれ!

344:名無しさん@ピンキー
12/05/31 22:11:24.49 o9yBcaGp
双ちよもいいが俺は反ばらが見たい

345:名無しさん@ピンキー
12/06/02 21:14:41.76 pFhLnK1r
誰か投下マダ―(・∀・)

346:名無しさん@ピンキー
12/06/02 21:39:10.90 KmtGFy9a
投下されるのを待ち続けているMと見せかけて実は職人を焦らせているドSと見た!

私のようにまじめなドSならば投下されるまで待つのが礼儀というものだぞ
気長に待とうではないか!

347:名無しさん@ピンキー
12/06/04 23:31:06.40 hBebPUm+
なんだ俺MじゃなくてSだったのか…
スレが落ちないくらいに気長に待つぜ

348:名無しさん@ピンキー
12/06/05 23:48:45.07 cwoOIt34
投下くるまでふともも談議しようぜ

349:名無しさん@ピンキー
12/06/08 19:24:16.27 Lr4rhsZt
りりちよさまのふとももペロペロしたいn・・・
あれ、みk

350:名無しさん@ピンキー
12/06/08 21:40:51.72 Er7BBe5H
野ばら姐さんのふとももをぺろぺろしたいn…
あれ、なんか冷たい助けてイケ木m

351:名無しさん@ピンキー
12/06/08 22:06:31.17 WF+NL7Mf
カルタたんの太ももペロペロしたいn…
狸?さっき食った

352:名無しさん@ピンキー
12/06/09 04:33:36.47 LGnT4qNx
どいつもこいつもドM!

353:名無しさん@ピンキー
12/06/09 21:55:31.21 huhgxlL0
9話のED後の蜻さまの台詞分かる人いる?
 怖くな~い しか分からんかった

354:名無しさん@ピンキー
12/06/09 23:26:05.50 FxyO/n+Q
そうだ!この私だ!カ「蜻様…」り「あの張り紙も…」
そうだ、やっと気付いたか…
意外な犯人に驚きを隠せないでいるな?フハハ
出迎えご苦労だったな我が肉便器達よ!
だいじょ~ぶ、怖くな~い
耳コピしたけどこれのことか?

355:名無しさん@ピンキー
12/06/10 11:50:12.29 /BNeiiBl
あぁ!それだ!
どうしても気になってたんだけどスッキリした
ありがとう

356:名無しさん@ピンキー
12/06/12 02:27:28.65 Xr1gIfra
だいじょ~ぶ 怖くな~いもナウシカネタだったんだなww
直前のオームから続いてるとは思わなんだ

357:名無しさん@ピンキー
12/06/15 23:17:05.20 ghDJqvg0
そうだ、やっと気づいたか…
意外な小ネタに驚きを隠せないでいるな?フハハハ

すんません

358:名無しさん@ピンキー
12/06/17 00:10:46.74 PFCGN6nx
お前ら投下されるとしたらどんな奴見たい?

359:名無しさん@ピンキー
12/06/17 00:24:36.30 NlDXxHcX
定番のミケちよ

360:名無しさん@ピンキー
12/06/17 00:42:23.02 kKZPedxp
渡カル前提の蜻カル

361:名無しさん@ピンキー
12/06/17 21:51:39.25 zV67B70M
そこにあえての渡蜻

362:名無しさん@ピンキー
12/06/17 21:54:35.96 NlDXxHcX
イベントあったんだよね
いいネタないのかな

363:名無しさん@ピンキー
12/06/18 03:55:36.36 c47TxFe8
残夏ネタってあまりないねー

364:名無しさん@ピンキー
12/06/18 20:08:55.44 nUoQHISm
801板へお帰りください

365:名無しさん@ピンキー
12/06/18 20:40:14.91 JnI4z6au
別に801カプ書いてあるわけじゃないんだしそんなに過敏にならんでも

自分は残夏と野ばらのとか見てみたい
感じるとこ言い当てられて嫌がりながらもやられちゃう野ばらとか…
まあ、その前に氷漬けにされるのしか思いつかないんだけどw

366:名無しさん@ピンキー
12/06/18 21:44:40.90 STMp+6Ig
ミケちよ前提の残夏ちよ


367:138
12/06/19 00:12:47.26 +H+yX3sj
>>365
残夏と野ばらいいね。ただし反ばら前提のがいいな。
連勝が好きなのに素直になれない野ばらさんに指南(?)するとか。


368:名無しさん@ピンキー
12/06/19 21:51:06.23 +cCZ6V0y
もしや…書いてくれるのか(・∀・)

369:名無しさん@ピンキー
12/06/22 19:20:24.42 oNruKoIj
今更だが>>360お前は俺かw

370:名無しさん@ピンキー
12/06/22 19:38:01.20 uS6AUlbr
今月号まだ見てないけど
そういうの書けそうな雰囲気だったら蜻カル書きたいな…

371:名無しさん@ピンキー
12/06/23 12:50:46.82 O8mCQfrf
蜻カル頼む

372:名無しさん@ピンキー
12/06/23 18:14:56.88 IWwF9NOa
おおwktk!!
書いてくださいお願いします!

373:名無しさん@ピンキー
12/06/24 16:06:40.28 0Za4cUx0
第2章じゃカルタの方が年上なんだし
カル蜻もいいよね
カルタの舌技に翻弄される蜻さまとか滾る

374:名無しさん@ピンキー
12/06/25 02:15:17.38 IsD9NRsx
断然渡カル!頼む、何時もする直前迄だから切ない…。

375:名無しさん@ピンキー
12/06/25 02:30:38.40 R9mpu15M
sageような
渡カルは好きだがエロに持ってけないからなあ

376:名無しさん@ピンキー
12/06/25 04:07:04.47 Jrqzy/bo
新刊カバー裏の蜻カルに萌えた

377:名無しさん@ピンキー
12/06/25 10:06:47.20 NKZaSYtx
ちょうど7巻見て蜻カルに目覚めたし
>>370に期待してますw

378:名無しさん@ピンキー
12/06/28 12:42:51.99 uptkarfh
一つネタを考えていたがアンソロと被った…

379:名無しさん@ピンキー
12/06/28 19:18:41.89 2Vm+R6EL
尻尾の毛剃って触手にするのか…

380:名無しさん@ピンキー
12/06/30 20:24:51.92 q8f2g5+u
その手があったΣ(°Д°)

381:名無しさん@ピンキー
12/07/03 16:01:28.32 5tfaPWOI
>>376
お膝抱っこいいよね

382:名無しさん@ピンキー
12/07/06 18:33:24.66 p4X6nZpP
それにしても蜻カルファンを待たせる>>370…ドS!!

383:370
12/07/08 22:23:14.24 pQ0loAPo
途中まで書いたけど、何か正解が分からん。
悪いけどエロなしで落とすから、様子見させて。

遅くとも、来週の今日には続き書くから。

384:蜻蛉×カルタ(第2章バージョン)前編
12/07/08 22:29:50.15 pQ0loAPo
思紋邸内は先刻までの喧騒とは打って変わり…静寂に包まれている。
幼馴染でもある残夏と――もしかしたら自分達にもう朝は来ないのかもしれないなどと話して分かれてから
随分と時間が経ったような気がしたが…夜明けは未だ訪れない。
蜻蛉は、用意された寝室から縁側に出る…携帯を見ると、真夜中の2時を回っていた。
……一向に眠たくならない。
ふう、とため息をつき空を見上げると…誰かの気配。
「――…蜻さま」
「カルタか。卍里はどうした」
「…寝てる。私は眠れなくて…そしたら、急に蜻さまが…心配になった」
「心配には及ばんぞ、家畜よ。もう手紙も書いたのだ。千年桜に行ったりはしない」
カルタがゆっくり近づいてきて、じっと…見上げてくる。今生では、あまりカルタとの関わりは多くない。
現状、身長も然程変わらなくて…あまりよく考えたことはなかったが今のカルタは年上の女性なのだ、と思うと
奇妙な感覚にとらわれる。
「……うん…」
自分の言葉を聞いて、安堵したようにカルタが微笑む。
「…前の時……、私、蜻さまを守れなかった。SS…なのに。守ってもらっただけだった…」
「…――」
「…だから、さっき…守れたような気がして…嬉しかった」
「――…そうか。そうだな…」
そう言いながら頷き、頭を撫ででやる。
「……蜻さまが…嬉しくなることは、どんなことだろうって……考えた…」
カルタは顔を上げ、何処か真剣な眼差しでそう言うと…先刻とは違い、そっと包み込むように抱きついてきた。
「……なっ…」
何か言葉を発する間もなく口付けられる。
「――…蜻さま…好き…」
「……ま、待て家畜よ。卍里のことは……」
らしくもなく慌てふためいている自分に気付いて何とか平常心を取り戻そうとしつつ、なおも顔を近づけてくる
カルタを見つめる。
「渡狸は渡狸…、蜻さまは…蜻さま。好きの種類が違うだけ。どっちも好き…大事…」
「……ふ。貴様には勝てんな……ドSめ…」
「蜻さま、好き…」
カルタの心地良い声を耳元で聞きながら、その甘いふわふわとした菓子のような身体を感触を味わうように強く
抱き締める。
恐らく、カルタは本能で気付いているのだろう…私が傷ついていることを。
許婚殿にフラれたことなど、カルタが知る由もないのだが。
変わらぬカルタの本質。ならば、今生はそれに甘えてみようか――ドMのごとく。
(後編へ続く)

385:名無しさん@ピンキー
12/07/09 19:25:11.23 VL0IDbUR
蜻カルキタ!後半を全裸待機!

386:名無しさん@ピンキー
12/07/11 20:20:51.85 pGca7ARH
蜻カルキタ―(°∀°)―!
ゆっくりでいいんで続き頑張ってください!
まぁ夏だし全裸待機してても寒くないからな


387:名無しさん@ピンキー
12/07/11 20:23:13.56 pGca7ARH
蜻カルキタ―(°∀°)―!
ゆっくりでいいんで続き頑張ってください!
まぁ夏だし全裸待機してても寒くないからな


388:名無しさん@ピンキー
12/07/12 20:08:39.26 LZbfzKWH
カルタ待機

389:名無しさん@ピンキー
12/07/15 23:23:32.53 mAK2ht3I
たいきー

390:蜻蛉×カルタ(第2章バージョン)後編
12/07/16 15:30:54.38 /5iLiQs/
※注 よく考えたらネタバレ満載じゃん。ガンガンJOKER7月号を読んでない人はNGに…って遅いな。


カルタを抱きしめたまま寝室に戻り、その身体を布団の上に横たえ上から覆い被さった。
すらりとした脚の間に手を滑り込ませ、中心に触れて…指で柔らかい割れ目を指でそっと撫でると、カルタがびくんと
身体を震わせる。
「……怖いか」
「――…」
カルタは無言で首を横に振る。少し安堵し、ゆっくりゆっくり…感触を楽しみながら円を描くように指を沈めて行った。
ある程度まで入れると、今度は横から指を入れて直接膣を愛撫する。中は…柔らかくて温かく――何処か甘い香りが
した。カルタの全身は、少し前に抱いた時より熱を帯びているように感じられる。
指を動かすたびに漏れる小さな吐息が、嘗て無いほどの興奮を駆り立てて行った。
本来ならば。
卍里としたいのではないかと尋ね、反応を楽しむのも一興だっただろうと思うのに、そんな気持ちも全く沸いては
来なかった。かといって、この目の前の少女(年上であるがそう思えるのだから仕方がない)を許婚殿の身代わりと
して扱っているわけではない。
何なのだろう、この感情は。
先刻、カルタが私を押し倒し(この表現で正しいのかは甚だ疑問だが)「みんなでおじいちゃんとおばあちゃんになるの」
と言った時、一瞬湧き上がった感情に似ていた。
カルタは息を乱しながら…蜻蛉の優しさを感じていた。最初から優しい人だったけれど、今はより優しいと思う。
今まで誰にもこんなに優しくされたことはないかもしれない、などとふと考えて……蜻蛉に微笑みかけた。
「…気持ち、いい……蜻さま…、好き…」
目が合い、そう小さく言う。仮面の下の蜻蛉の瞳も…笑ったような気がした。
「貴様は可愛いな…家畜よ。――…しかし、もう…そうも言ってはいられなくなる…」
カルタが卍里以外の誰かを好きになるとは思えないし、結果的には私をたきつけ誘ったかたちにはなっているが
とても経験豊富とは考え難い。妖怪の先祖返りではあるし、痛みには強いだろうが…嘗て経験したことのない部分の痛みに
対し平然としていられるわけが無い。
「……私も…経験がないからな…傷つけるかもしれん…、そうはしたくないが」
途中で止めることなど出来そうになかったが、痛がるカルタを無理やりどうにかしてやろうなどとも全く思えなくて
逡巡しつつ、ごくり、と生唾を飲み込むと先端を押し当てる。
途端に、カルタの身体がびく、と反り返りシーツをぎゅっと掴む仕草。
出来る限りゆっくりと押し進めているつもりだったが、カルタは私が腰を動かすたび眉根を顰めて苦しそうな表情を
見せる。一端その動きを止め、顔を覗き込みながら頬を撫でてやった。カルタは少し戸惑ったような瞳で見つめている。
「……痛いのだろう…?」
「…いた…くない……」
私の問いかけに、即座にそう返って来る。
「……嘘を吐くな、痛いはずだ」
「…心は…気持ちは痛くない、から平気、なの……蜻さまの、心は…痛くない…?」
その言葉を聞いて、やはり…カルタの本能が気付いたのだ、と思ったが、そんな冷静な気持ちとは逆に、渇望する
ような…カルタをこのひと時でも私のものにしたい、という欲望が溢れ出していた。
私はゆっくり仮面を外すと、カルタに口付け…その情欲をぶつけるように舌を絡めた。そして、同時に止めていた
腰も前後に激しく動かす。卑猥な粘着質の音が耳に響いて…正気が保てなくなりそうになる。
「……蜻、さま…っ…!」
らしからぬ嬌声のような…カルタの声と共に強く抱きしめられ、その瞬間に勢いよく精を放出した。


疲れていたのだろう…そのまま寝てしまい、気付けば夜が明けていた。
何かが変わるかもしれない、朝……。
「……また、朝が来たか…」
そう呟きながら、温もりを確かめるように腕の中にいるカルタの髪を撫でる。
目覚めた卍里がカルタを探すかもしれない。
ここにやってくるかもしれない。
それでも……今は、この甘い香りのする愛しい少女を離したくはなかった。(END)


ドMな蜻さまでした。
つーか、ドMこじらせてあーなったっていう意見をどっかで見た気がするが、自分もそっち派。
書いてみるとエロ成分少なめだ…もっとトロットロになっちゃうカルタを妄想してたけど、やっぱ
蜻さま童貞だしなーw 
じゃ、また何か思いついたらノシ

391:名無しさん@ピンキー
12/07/16 16:21:08.54 tmAKCICz
乙ですー!

392:名無しさん@ピンキー
12/07/16 19:15:41.86 QDO5SCA5
乙です
蜻カルいいねー

393:名無しさん@ピンキー
12/07/17 02:48:01.77 bK40rRvn
乙です!
悶々とする蜻さまかわいい

394:名無しさん@ピンキー
12/07/17 14:19:18.78 3KPVL81h
乙ですな!
蜻カル最高でした

395:名無しさん@ピンキー
12/07/18 00:47:22.38 WFbFM9ha
乙でした!
トロットロなカルタも見たいが、まあ蜻さまだし無理かw

396:名無しさん@ピンキー
12/07/24 17:38:46.31 0w6STiAB
今更ながら乙!

397:名無しさん@ピンキー
12/07/25 21:21:13.08 KOEtkydN
寝起きの蜻さま
朝からテンションマックス

>>390の後、激しく再開してしまうのを妄想してみた

つーか、仮面なしだとイケメン過ぎ。

398:名無しさん@ピンキー
12/07/31 15:37:17.95 uAGlDhfZ
次は誰が書いてくれるのだろうか?
自分はなんでも大好き派だから楽しみに待ってます

399:名無しさん@ピンキー
12/08/05 12:30:27.61 VOGoudhf
渡カル初体験ネタ投下

※1章の状態でハッピーエンドだと仮定
※数年後設定

苦手な人はスルー推奨。駄文だけど他の職人さんが来るまでの暇つぶしになれば。
ところで、これもともと支部に投下しようとしたんだが反映されないとはどういうことだ。

400:【渡カル】二人だけの、熱①
12/08/05 12:33:54.72 VOGoudhf
 『今日から一緒に寝てもいい……?』


 枕を抱えてやってきた恋人の言葉に、卍里は危うく持っていたマグカップを落とすところだった。自分の願望が生み出した空耳ではないかと思い聞き返したが、間違いなく彼女の意思によって発せられた台詞だった。
同年代の男と比べて多少性に関して疎いとはいえ、隣で恋人が寝ていたらぐっすると眠ることなど不可能だというのはわかりきっている。最初は慌てて断ったものの、上目遣いで首をかしげるカルタの『お願い』を、断れた例は今まで一度もなかった。
小さい頃だって同じベッドで寝てたじゃないか。少しいろんな我慢をすれば一緒に寝るくらいどうということはないはずだ。そう自分に言い聞かせて、卍里はカルタの『お願い』を承諾してしまった。

 「どうして急に、一緒に寝るなんて言い出したんだ?」

 彼を抱き枕扱いしているのか、もしくは彼が豆狸になっているときと同じ感覚なのか、ベッドに入って早々ぎゅっと抱きついてくるカルタに卍里は尋ねてみた。
薄い布越しに体に触れるやわらかい感触は、意識しないように努める。問われたカルタは、体勢はそのままに眠たげな声で答えた。

 「恋人同士は、一緒に寝るものなんだって……」

 恋人、という単語に卍里の心臓が踊る。長い間『幼なじみ』だった彼らがそういう関係になってもうすぐ一年が経つ。
『幼なじみ』期間が長かったせいか、そもそもめったに口にするような単語でもないからか、改めて聞くとなんだか恥ずかしくて、それでも、嬉しくなる。
そんな恋人初心者の彼ららしく、二人でしていることといえば、恋人になる前とほとんど変わりがない。一緒にご飯を食べたり、おやつを食べたり。休日には手を繋いで遊びに行ったり。
変わったことを挙げるとするなら、二人きりになったときにそっと唇を重ねるようになったことだろうか。そこにたどり着くのにも、かなりの時間が必要だったけれど。

 「ちよちゃん、朝会ったときに御狐神のにおいがするから……。御狐神に聞いてみたら、恋人だからそうするんだって」
 (あの狐ヤローめ、カルタに余計なことを吹き込みやがって……感謝なんかしてやらねぇぞ)

 卍里は心の中に浮かんだ宿敵(と、一方的に思っている)の胡散臭い笑顔をかき消しながら、そうか、と生返事を返す。
邪念を払う努力をしなければいけないとはいえ、カルタの温かさを感じながら眠るというのは悪い話ではない気もした。何より、カルタが自分をちゃんと『恋人』だと思ってくれているのが嬉しかった。
だから、カルタがそうしたいというのなら、一緒に寝るくらいいいんじゃないか。その時は、そう思っていた。

401:【渡カル】二人だけの、熱②
12/08/05 12:37:51.81 VOGoudhf
 いざ同じベッドで眠る生活が始まって見ると、自分の部屋のベッドの上に、恋人と二人きり。改めて感じる体の小ささ、自分にはないやわらかさ。花とも菓子とも違う、女性特有の甘い香り。頭ではやめなければと思っていても、勝手に脳裏に浮かぶ、いやらしい想像。
彼女の安心しきった寝顔を裏切れない一心で何事かをしでかしそうな手を抑えてはいるけれど、体は正直に反応してしまっているのが現状だ。
すやすや眠るカルタの腕から抜け出しこっそり自身を鎮めた時点で、さすがに無理があると気がついた。
 
 「……もう、一緒に寝るのはやめにしないか?」

 今日も変わらず彼のベッドにもぐりこむカルタに、卍里はそう切り出した。あれから一週間なんとか耐えてきたものの、
このままではいつか我慢がきかなくなる。触れて、キスをして、きっとその先を求めてしまう。守ってやると誓った相手を自分自身が傷つけるなんて、
彼にとってあってはならないことだった。できるだけ男としての欲望やら衝動やらについては隠しつつ説得しようと試みたが、言い訳がましくなってしまっているのが卍里自身にもよくわかった。
 
 「渡狸は、私と寝るのいやだった……?」
 「そんなわけないだろ!ど、どっちかといえば嬉しいというか、でも……!!」
 「じゃあどうして?」

 カルタが珍しく、表情で悲しみを訴えている。こんな顔をされてはもう観念するしかないと、あまり生々しく聞こえないように、自分の思っていることを告げることにした。
適当に誤魔化したところで、彼女にもっと悲しい思いをさせるだけだろう。

 「……怖いんだよ。こうやって近くにいると、もっとカルタに触りたいとか、……も、もっとヤラシーことしたい、とか、考えて、我慢できなくなりそうで」
 
 口に出してしまってから、後悔した。幻滅させたかもしれない。カルタが自分を信頼してくれている、という自覚はあった。
しかし、今まで信頼していた幼なじみが、こんなことを考えていたなんて知ったら、一体彼女はどう思うか。恐る恐るカルタに視線を戻すが、
カルタの様子はいつもと変わらない、つまり幻滅したような気配はない。このあとどう言葉を続けたらいいのかわからずにいる彼に対し、先に口を開いたのはカルタのほうだった。

 「我慢しなくて、いいのに」
 「……え?」
 「御狐神とちよちゃんが、ただ一緒に寝てるだけじゃないって、知ってるから……。だから、渡狸がしたいなら、我慢しなくていいよ……?」

 首をかしげる可愛らしいしぐさは卍里の胸をときめかせるが、肝心の何を言ってるのかがうまく頭に入ってこなかった。我慢しなくていいのか、いやいやダメだろ、そもそもなんであいつらのこと知ってるんだ、という思いと一緒に
今まで抑えていた淫らな想像が卍里の頭の中を駆け巡る。混乱する彼に、カルタからトドメの一言がかけられた。

 「渡狸のしたいこと……ヤラシーこと、教えて……?」

402:【渡カル】二人だけの、熱③
12/08/05 12:41:25.76 VOGoudhf
 猫のように擦り寄ってくるカルタ。ふわりと鼻をくすぐる甘い香り。押し当てられるやわらかい感触。頭の中で反響する愛らしく誘うような声。
何かがぷつんと、切れたような音が聞こえた。彼女の華奢な肩を掴んで、覆いかぶさるような体勢になる。自分をぼんやりと見上げる彼女は、これから何をされるのか本当にわかっているんだろうか。

 「……嫌だと思ったら、言えよ」
 「うん、わかった……」
 「絶対だからな」

 できることなら、歯止めの利くうちに止めてほしい、と卍里は思った。カルタの嫌がることだけは絶対にしたくない。
 真下にいるカルタに体重をかけて、唇を重ねる。キスをするときはいつも心臓の音がうるさいけれど、今はいつも以上に、痛いくらいに頭の中で鳴り響いている。
一度放して、角度を変えてまた唇をふさぐ。いつものそっと触れるようなキスではない、深い深い、初めての大人のキス。行為の淫らさとは裏腹にどこかたどたどしく必死な様子から、卍里の初心さが見え隠れしていた。
カルタは卍里のシャツを小さく掴んで彼からのキスを受け入れる。

 「……んっ、……」

 キスの間に漏れる吐息がやたらと艶かしくて、自分の中の熱が上がってくるのを卍里は感じた。
この手のことに関する知識が少ない卍里は、ただひたすら、本能の導くままに、やがて唇をカルタの首筋に移動させた。唇を這わせ、時折舌で舐めあげるたびに、カルタはくすぐったそうに身を捩る。
首筋に顔をうずめ、左手でカルタのパジャマの裾をたくし上げると、白い乳房が露になった。緊張で強張る手で下からすくうように膨らみに触れる。重くて、やわらかい。
もともと無防備なスキンシップの多い彼女だから、大きめであることも、やわらかいことも知ってはいたけれど、服越しではなく直接触れるそれは、想像以上の感触だった。指先に力をこめると面白いほどに形が変わる。
ドキドキしながらも、つい夢中になって彼女の胸を揉みしだいていた。

 「……あっ……やぁ、……」
 「嫌、か…?嫌だったら言っていいんだからな」
 「いやじゃ、ない…でも、…っ、なんかへん、なの……」

 自分ではない誰かの手で乳房を揉まれるという未知の感覚に、カルタは甘い声を上げて体を震わせる。嫌じゃないなら、と卍里は行為を続けることにして、今度は膨らみの先端を指で擦った。

403:【渡カル】二人だけの、熱④
12/08/05 12:45:31.96 VOGoudhf
 「……ひぁっ……!」

 ひときわ高い声で反応するカルタ。その声が卍里を煽り、左手の動きをエスカレートさせていくことを、カルタも、卍里本人も知らない。
 
 「あ、あぁっ……んっ、…!」

 普段はふわふわと掴みどころのない彼女が、自分の手によって可愛らしく喘がされる姿に興奮が抑えられない。
これ以上はだめ、と言われたとして、本当にそこでやめられるだろうかという不安が卍里の頭をよぎった。こんなに可愛いなんて、やらしいなんて反則だ。
 パジャマの腰の部分を軽く引っ張り、こちらも脱がしていいかと暗に伝える。蕩けた瞳でこくりと頷いたカルタを見て、そっとパジャマを膝まで下ろさせた。
下着も一緒に脱がすべきだろうか、とも思ったけれど、いきなり彼女の大事なところを目にする勇気は卍里にはない。下着越しにカルタの中心に触れると、カルタの体がピクリと跳ねた。窪みに指を沈める。
下着の上からでもそこが湿っているとわかった。

 (濡れてるんだよな、これ…?)

 ほっとした。自分の手探りの愛撫で、カルタが感じてくれていたことに。女の子がされて嬉しいことなんて、気持ちいいことなんてわからない。
自分の愛撫は独りよがりだったのではないか、そんな心配が、ずっと付きまとっていたから。
 そのまま下着の上からぐりぐりと窪みを擦る。くちゃ、という淫らな水の音がかすかに響いて、もっと聞きたくなって、いっそう強く指を擦り付けた。

 「ひぁっ…!渡狸、そこ、あぁぁっ……」

 卍里の本能を刺激する、カルタの喘ぎ声。だんだん糖度を上げて、甘く、切ないものになる。

 「はぅ…やぁ、……っあぁ……」

 下着をずらして指を直接挿入し、かき混ぜるような動作で刺激を与える。カルタの中でくちゅくちゅと音が鳴っている。
初めて恋人の手で与えられる性的快感にカルタの意識は蕩け、襲い掛かる快楽の波に飲まれないよう、無意識にシーツをぎゅっと掴んでいた。
卍里はカルタのその手をとって自らの指を絡めた。握り返してくる小さな手が、どうしようもなく愛おしい。

404:【渡カル】二人だけの、熱⑤
12/08/05 12:49:36.56 VOGoudhf
 「…渡狸、もうだめ、きもちいい、きもちいいよぉ……ぁっ…」

 もう、限界だった。指を抜き、ぐっしょりと濡れた下着を脱がせて、パジャマと一緒にカルタの脚から引き抜いた。
カルタの太股を持ち上げて脚を開かせる。初めて目にするカルタの雌の象徴。うっすらとした茂みでは隠し切れない、穢れのない綺麗な桃色。開いた口から愛液が溢れ、雄を―卍里を誘っている。

 「……挿れて、いいか?」

 入り口に自身の先端を押し当てて問う。これが最後の確認になるだろう。すっかり昂ぶった自身は今すぐにでもカルタの中に押し入りたいと脈打っているが、
もしカルタが嫌がるのなら、自分にはまだその資格はないんだと引き下がるつもりでいた。彼が一番恐れているのは、小さな頃から大切に想ってやまないカルタが傷つくことだ。
カルタは潤んだ瞳で、しかしまっすぐに卍里を見据え、応えた。

「いいよ、きて……?渡狸に、してほしいの」

 微笑むカルタに、衝動的に深く口付ける。こんなに幸せでいいんだろうか。カルタといると、幸せすぎて不安にすらなる―対するカルタも同じことを思っているということを、卍里は知る由もない。
片方の手をしっかりと繋ぎ合ってから、卍里はあらためて挿入の準備を整えた。自身をカルタの入り口にくぐらせてから、少しずつ腰を進めていく。あれほど愛液を溢れさせていたというのに、小柄なカルタの膣内は狭く、なかなか奥に通してくれない。

 「あ、やぁ……いやぁっ……!」

 カルタは無意識に身を捩り、下半身を襲う異物感から逃げようとするが、卍里がしっかりと、彼女を逃がさないように押さえ込んでいた。
ごめん、カルタ。ここから先は、少しだけ我慢してくれ。できるだけ、精一杯、優しくするから。心の中で謝りながら、ゆっくり、ゆっくりとカルタの奥に自身を沈める。

405:【渡カル】二人だけの、熱⑥
12/08/05 12:51:32.75 VOGoudhf
 「ふぁっ、……渡狸の、熱いの…、はいってきてる、よぉ……」
 「カルタ…っ、あんまり力入れんなって……!」
 「……でも、あぁっ、……渡狸、渡狸……、やぁぁ…っ!」

 カルタの膣内はきゅうきゅうと卍里を締め付けて、理性が飛びそうなほどの快楽をもたらす。無理やりにでもカルタの最奥に自身を突き刺したい衝動を抑えながら、時折カルタの額や唇にキスを降らして、なんとか根元までカルタの体に挿し込むことに成功した。

 「……んっ、はぁ…っ、全部、はいったの……?」
 「……お、おう」
 「そっか…、渡狸……私の中にいるんだね」

 嬉しそうに目を細め、カルタは空いた手でそっと自らの下腹部を撫でた。その手の動きにつられて繋がっている部分に目をやると、カルタの下半身が自分の雄をすっぽり咥えこんでいる光景が見えて、卍里の背中にぞくりと何かが走った。
しっかりと繋がり合う、自分とカルタ。カルタの膣内は温かく、一度奥まで挿れてしまえば狭さすら心地いい。強い締め付け。カルタも自分を求めてくれているような気がした。もっと欲しい。もっと与えたい。

 「あ…渡狸…、また大きくなっ……ひぁっ…!」
 「……カルタ、カルタ……っ!!」

 小さい頃から数え切れないほど呼び続けている名前。何度も何度も呼びながら彼女の体を揺さぶる。引き抜いて、また奥まで挿れて、カルタの体に腰を打ちつける。
最初はゆっくり繰り返していた動作も、カルタの喘ぎの艶かしさに比例して速く、激しくなっていく。

 「…あぁ…、あぁぁっ…!渡狸……すき、渡狸……っ!」
 「……俺も、好きだ…っ……カルタ……!」

 初めて同士の二人に小難しい技術などは通用しない。抑えきれない想いを吐き出して、無我夢中でお互いの体を、存在を求めた。
一緒にいるだけで幸せだった。それでも、今こうして体を重ねている瞬間も、目眩がするほどに幸せだ。もうお互いの声と息遣いしか聞こえない。繋いだ手を痛いほど強く握り合って、二人で腰を振り快楽を貪る。
コントロールできないところに飛んでいきそうな意識の中、卍里はカルタの一番深いところで自らの熱を放出した。

406:【渡カル】二人だけの、熱⑦終
12/08/05 12:53:49.66 VOGoudhf




 隣で何かが動く気配がして、目を覚ました。寝惚けた視界に映る桃色、自分を映す紅色。

 「おはよう、渡狸……」
 「ん……はよ……」

 挨拶を返した瞬間卍里の意識は覚醒し、彼の脳裏には昨夜の光景がはっきりと蘇る。指先で触れたあんなところやそんなところの感触とともに。
よく見れば腕の中の彼女はパジャマをボタンも留めずに羽織っているだけの状態で、自分にいたっては上には何も身につけていない。

 「渡狸、顔真っ赤……」

 当たり前だろ、何でおまえは平然としてるんだ、と言おうとしたところでカルタの恥らう姿など見たことがないと思い出す。相変わらずの表情をした彼女を前にして、一気に力が抜けた。

 (ああいうことした後って、どんな顔すればいいんだ……?)

 考えたところでわかるはずがなかった。せめてこの情けないくらいに赤い顔を見られないようにしようと、そっとカルタを抱き寄せる。おとなしく腕の中におさまる体。あたたかい。

 「あのさ、カルタ」
 「……?」
 「その……大切にするから。これからも、ずっと」

 うん、知ってるよ、とカルタは笑って、ぎゅっと卍里に抱きついた。




407:名無しさん@ピンキー
12/08/05 12:55:35.43 VOGoudhf
以上です。改行下手ですまん。

408:名無しさん@ピンキー
12/08/05 22:50:15.52 ktBYT8L8
>>407
GJ

409:名無しさん@ピンキー
12/08/07 04:00:33.36 TxwWeSNx
>>407
gj
萌え萌えした~幸せがこっちまで飛んでくる
可愛い渡カル乙

410:名無しさん@ピンキー
12/08/07 11:56:30.78 Wvp2PGgA
>>407


カルタのエロ可愛さとドキドキしてる渡狸にニヤニヤした
そういや支部でも見たよ、すぐ消えちゃったけど

411:妖狐×僕SS カルタ陵辱1
12/08/12 16:41:22.84 UCMrgf54

時刻は夕方。学校からの帰り道をカルタは一人で歩いていた。

(渡狸は、先に帰っちゃったのかな…)

幼なじみである少年の顔を思い浮かべる。口は悪いけれど、優しい幼なじみ。
いつもはカルタが遅くまで教室にいても待っていてくれて、一緒に帰っているのに。でも今日は気がついたら教室に渡狸の姿はなく、カルタが用事を済ませ終わっても彼は現れなかった。渡狸は、もう学校にはいない。そんな気がして、カルタはひとり教室を後にした。

口に含んでいた棒つきのキャンディーを、コリッと音を立てて噛みくだく。
飴は甘くて美味しいけれど、やっぱり一人は寂しい。帰ろう、早く。みんなの待っている妖館へ。

そう思って少しだけ足を早めた矢先、曲がり角から3つの人影が現れた。
見知らぬ顔、3人とも男。年は自分と同じか、少し上くらい。
カルタは―同じ状況ならば誰でもそうするだろうけれど―目の前の男たちを警戒する。

「髏々宮カルタ、だよな?」

男の中の一人が前に進み出て問う。確信を持った問い方。
この男たちはカルタの正体を知っている。カルタの本能が彼女にそう告げていた。
しかしここは人目のない裏路地、危なくなったら変化して、男たちを追い払ってしまえばいい。
カルタが普通の少女であればその場所にいたことが不幸となるのだが、がしゃどくろへと変化する能力を持つ彼女にとってこの状況はむしろ好都合だ。
しかし、そんな彼女の考えを読み取るかのように男はにやりと笑った。

「変化しようなんて考えるなよ?そんなことしたら―」


カルタの背後で靴音がした。反射的に振り返ったカルタが目にしたのは、


「渡狸……!」

顔に無数のあざを作った幼なじみが、気を失った状態で別の男に羽交い絞めにされている姿だった。




412:妖狐×僕SS カルタ陵辱2
12/08/12 16:42:40.32 UCMrgf54


先祖返りの中には、悟ヶ原家の管理下に入らず独自に生活している者がいると聞いたことがある。
遠い昔に絶縁状態になり、今どこに存在するかもわからない先祖返りたち。
目の前の男たちがまさにそんな先祖返りなのだとカルタは彼らの会話から知ることができた。
そして彼らが妖怪としての能力を使い、くり返し女性を襲っていたという事実も。

「でも普通の女ってちょっとチカラ使って脅したら抵抗しなくなるしさー、飽きてきたんだよね」
「たまには同類の女っていうのもスリルあっていいかなぁ、なーんて」
「だからちょっと調べさせてもらったわけよ、この辺に住んでる先祖返りを」

男たちはそう言って下卑た笑い声を上げた。彼ら以外誰もいない、いつ使われているのかもわからない倉庫の中で笑い声はいっそう響き、カルタを不快な気持ちにさせた。

「なかなか可愛い顔してるよな」
「背ぇ低いわりに胸あるじゃん、すげえ俺好み」

品定めするように無遠慮な視線を投げかけられる。普段あまり表情の変わらないカルタの顔に、わずかに嫌悪の色が浮かぶ。
でも、その嫌悪感を口にに出してはいけない。下手に抵抗してはいけない。今も渡狸は気絶したまま、首筋に刃物をあてられているのだから。

(……だめ、渡狸は私が守る。これ以上、危ない目になんか合わせない)

「渡狸を…放して…」

男たちの視線に怯まず、カルタはまっすぐ男を見つめ返してそう言った。
そのセリフを待ってましたといわんばかりに、男たちは顔を見合わせ笑った。

「…俺たちの命令、聞くって言うなら考えてやるよ」

カルタは無言でこくり、と頷いた。頷く以外、選択肢はなかった。


413:妖狐×僕SS カルタ陵辱3
12/08/12 16:43:46.39 UCMrgf54
「まずは服を脱げ。下着もだ」

開口一番、欲望に忠実な命令。言われたとおり制服に手をかけながら、カルタは渡狸の方に目を向けた。
薄暗い倉庫の中でも、彼の顔に作られた痛々しいあざがくっきりと見える。

(ごめんね、私のせいで。この人たちが私に言うこと聞かせるために、渡狸に痛い思いさせて)

表情を変えぬまま、一枚一枚衣服を脱いでいく。屈辱を感じながらも、それを表に出さないように。
カルタの足元にひらりと落ちるブラウス。下着だけの姿になったカルタを男たちはにやにやと眺める。

(お願い渡狸、起きないで。私のこと…見ないで)

ついに下着も取り払われ、一糸まとわぬカルタの肢体が卑猥な視線に晒される。
さすがのカルタも恥辱に耐えかね思わずぎゅっと目を閉じた瞬間、男たちの手が伸びてきて、無理やりその場に座らされた。

「…………!」

倉庫の床の無慈悲な固さと冷たさが、カルタの肌に直接伝わってくる。それとは裏腹に、カルタの肌を撫でまわす複数の熱い掌。
振り払いたい衝動に駆られたが、男たちのうちの1人が常に渡狸のそばで見張っていることを思うと抵抗はできない。

1人がカルタの背後にまわり、両手首をつかんで腕を上げさせる。これでもう、彼女は自分の身体を隠すこともできなくなった。
ぷるんと揺れる形の良い乳房と、その先端の可愛らしい乳首を目にした男たちが唾を飲む。

「服着てたときよりさらにデカく見えるよな」
「ロリ顔巨乳とかマジやらしー」

口々に下品な感想を言い合い、2人の男はそれぞれ胸元に手を伸ばす。1人はカルタの左胸を、もう1人は右胸をつかんで揉みしだく。
男の手の動きに合わせてやわやわと形を変える左右の乳房。手の動きも、息遣いも、だんだんと荒くなっていく。

「……ひあっ……!」

渡狸の耳に届かないように声を抑えていたカルタの唇から甲高い声が漏れた。
右の男がカルタの胸の敏感な部分、先端の蕾をつねったからだ。それはもちろん驚きと痛みから声を上げただけなのだが、男たちは調子づいて一段と激しくカルタの乳房を嬲る。左側の男は乳頭に舌を這わせる。
ちゅ…ぴちゃ…といやらしい水音が聞こえ―わざと聞かせているのかもしれないが―カルタは耳を塞ぎたくなるが背後の男がしっかりと彼女の手首を捕まえ、それを許さない。

「……ん……やぁ……」

「や、じゃないだろ。勃ってきてるぜ、乳首」
「へへ、なんだかんだで感じてんじゃねーか」

そんなやりとりを見ていたもう1人の男、すなわち渡狸のそばで見張りをしていた男がカルタに群がる3人に声をかけた。

「おい、そろそろこっちと代われよ。野郎が寝てるの見てても面白くもなんともねえっつの」

「悪ぃ悪ぃ。つい遊びすぎちまった…つーかさ、」

左側にいた男が立ち上がり、渡狸を一瞥したあと意地の悪い笑みを浮かべてカルタを見下ろす。そして言った。
それは、情け容赦ない宣告。




「そいつ、起こした方が面白いんじゃね?」





414:妖狐×僕SS カルタ陵辱4
12/08/12 16:44:41.59 UCMrgf54
「だめっ…!起こさないで…」

見られたくない。こんな姿。渡狸には、渡狸だけには。それまでだいすきな幼なじみのため、健気に屈辱に耐えてきたカルタがわずかに取り乱す。
こんな、知らない人たちに、裸にされて、触られてる姿なんて。
しかし男はカルタを無視し、渡狸に歩み寄る。そして彼の胸倉をつかんで起き上がらせたかと思うと、その頬に平手打ちを浴びせた。

「これからカノジョがヤられるってのに、いつまでも寝てんなよ!」

「………っ!」

渡狸が、痛みに顔をしかめながら目を覚ます。顔以外も殴られていたのだろう、体を動かすのもつらそうだ。
一瞬ここがどこかわからず辺りを見回そうとしたが、桃色の髪が視界に入った瞬間、自分がどこにいるのかなどという疑問は頭から吹き飛んだ。

「か……るた……?」

見慣れた幼なじみの、見慣れない姿。隠されていない肌。今にも涙が溢れそうな赤茶色の瞳。
それを囲んでいるのは男。放課後自分を呼び出し、気絶するまで殴り続けた男たち。
今、カルタが、自分が、どんな状況に置かれているかなんて聞くまでもない。

「おまえらカルタになにしてんだ……!……ぐっ!」

カルタに群がる男たちに飛び掛ろうとした渡狸を、そばにいた男が押さえつける。
男の腕は獣の腕へと変化していて、長く凶悪にとがった爪を渡狸に向けた。どうやら、それが先祖返りとしての能力らしい。

「大人しくしてろよ。見てろとは言ったけど、手ぇ出せとは言ってないんだからな」

「ふっざけんなよ!カルタっ!カルタ…っ!」

押さえつけられながらも、凶器を向けられながらも、それでも渡狸はカルタを救おうともがく。
その姿を見たカルタの頬を、一筋の涙が伝った。

(ごめんね、渡狸。こんなところ見せちゃって…。でも、私が絶対守るから)

渡狸から顔を背け、男たちに向き直る。

「渡狸には…なにもしないで…」

私には、何をしてもいいから。暗にそう伝えると男たちはますますつけあがる。
先ほどまで渡狸の見張りをしていた男が、おまえら焦らしやがって、と呟いてカルタの膝を持ち上げる。
そして、力まかせに足を開かせた。

「…………!」

薄桃色のうっすらとした茂みに隠れていた秘部があらわになる。誰にも見せたことのない場所。カルタ本人ですらよく見たことのない場所。
それが、名前も知らない男たちの眼前に晒されている。

「なんだ、案外濡れてねーな」

男が指でカルタの花弁を割り開く。男を知らないそこはわずかに湿りはしているが、これからの行為を容易に受け入れられるほどには濡れていない。

「もしかして、こいつ処女なんじゃねーの?」
「おいおいマジかよ…こんないい体したカノジョがいてまだヤってないとか、ひょっとして不能?」

415:妖狐×僕SS カルタ陵辱5
12/08/12 16:45:52.12 UCMrgf54
カルタの背後にいる男が後ろから手を回して、カルタの豊かな乳房を指が食い込むほど強く揉みながら嘲笑う。
残りの男2人は太ももを撫でまわしたり、膣孔に指を突き入れたりと好き勝手にカルタの身体を蹂躙している。

「……ぁ……はぁっ、はぁ……」

3人の男に同時に身体を弄られ、触れたことのなかった膣内まで指で掻き乱され、カルタの息も少しずつ荒くなってくる。

「…ん、あうぅ……ふぁっ…!」

男の1人がカルタの膣に差し込む指を1本増やした。
小さな穴に無理やり挿入された2本の指が、膣肉を割り広げて壁を擦り、それまで精一杯声を抑えていたカルタは苦痛に耐え切れず声をあげる。

「…ああっ…いや、いやぁ……!」

苦痛と屈辱のあまり無意識に体をよじり、抵抗するカルタ。そうはさせないといわんばかりに、男たちの手の動きは激しさを増す。
小柄なわりに豊かな乳房。白く、程よく肉のついた太もも。誰も触れたことのない綺麗な性器。
カルタの体の大事なところも何もかも全て、男たちの手によって穢されていく。

「ちっ、めんどくせぇ。とっととブチこんじまおうぜ」

それでもなかなか濡れないことに痺れを切らした男が性器から指を引き抜き、ズボンのファスナーを下ろした。
取り出した男自身をカルタの秘裂にあてがう。凶悪なまでに太く黒々とした肉棒と、穢れのない桃色の花弁のコントラスト。
こんなモノで貫いたら、小柄なカルタなど簡単に壊れてしまうように思えた。
他の男たちが外道ー、ハジメテなのにー、と囃し立てる。
周りの声を無視し、男は挿入しやすいようにカルタの膝を持ち上げ、花弁に自らの性器からにじみ出る先走りの液をこすりつけ始めた。
にちゅ、にちゅ。触れ合う部分から水音が鳴る。




416:妖狐×僕SS カルタ陵辱6
12/08/12 16:47:04.77 UCMrgf54

(いや…いやだよ、渡狸…)

大切な人の目の前で奪われる純潔。
しかし、その大切な人を守るためには今まさに与えられている屈辱にも、これから襲い来るであろう痛みにも耐えなくてはならない。

「やめろ、やめてくれっ……!」

渡狸の必死の懇願も空しく。

「挿れるぜ…痛くされたくなかったら力抜いてろよっ…!」
「ああぁ……っ!いや、いやぁっ……!!」

肉槍が一気にカルタを貫いた。狭く、濡れてもいないそこに無理にでも押し入ろうと、男は乱暴に腰を進めていく。
みちみちと体内に押し入られ、大事なところを引き裂かれる感覚。白い肌の上を血が伝い、ぽつりと床に落ちた。

「い、いたい、よ……!わたぬき、わたぬき……!いやあああっ……!」
「カルタ、カルタああああ!!!」

2人が必死に名を呼び合う声も、男たちにとっては場を盛り上げるためのBGMにしかならない。
絶望する渡狸に見せつけるように、男根は容赦なくカルタの身体に侵入する。処女膜を破ってもなお、さらに奥へ、奥へと。
カルタは涙を流しながら身をよじるが、他の男にしっかり押さえつけられているせいで逃げることなど当然できない。

「うわ、きつきつ…やっぱり処女は違うな…」
「しっかり見とけよ!カノジョが他の男に犯されてるところを!」

渡狸は血がにじむほど自らの唇を噛みしめた。

(守るって言ったのに。カルタのことは、俺が守るって)

幼い頃からずっとそう思ってきたのに、大切な幼なじみは目の前で男たちに犯されている。
華奢な体に、深々と男根が突き刺さる様は直視できないほどに痛々しい。

(なんで守れなかったんだ、なんで…)

「ほら、奥まで入ったぜ。まだまだお楽しみはこれからだけど、な!」
「あっ…はぁ……んんっ……!?」


417:妖狐×僕SS カルタ陵辱7
12/08/12 16:47:58.24 UCMrgf54

最奥まで挿入し一度動きを止めた男が、腰を前後に動かしてカルタの体を揺さぶり始めた。
さらに固くなった肉棒を、抜いては刺して、抜いて、さらに奥まで突き刺す。

「ああぁ、いやっ…いやあぁっ……!!」

胎内をえぐられる感覚に、カルタは悲鳴に近い喘ぎ声をあげる。カルタに与えられるのは苦痛のみ。
それに構うことなく、男は自らの欲望のためだけに腰を動かし続ける。
それまで傍観していた男もいつのまにかペニスを取り出し、それをカルタの手に握らせしごかせていた。

「すげえ締め付け…マジで気持ちいい…」

(やめて。もうやめて。痛いよ、渡狸。渡狸…!)

抵抗もできず、ただ身体を杭のようなモノで蹂躙される。いっそ気を失ってしまいたくなるほどの痛み。
そんななか脳裏に浮かぶのは渡狸の存在。これ以上、見られたくなかった。自分が犯されているところなんて。

ピストン運動を続けるうち、腰の抽送が少しずつスムーズになり、結合部分からくちゅくちゅと音が聞こえてくることに男たちが気がつく。

「お、やっと濡れてきた」
「ヤられて感じてるのか、可愛い顔して淫乱だな」

それはもちろん快感からではなく、激しい摩擦から体を守るため、本能的に施された潤いだったが、男たちはそれに気がつかない。
カルタの秘部から溢れる液体を潤滑油にして、男は腰の動きを早め、カルタの身体をがくがくと揺さぶる。

418:妖狐×僕SS カルタ陵辱8(終)
12/08/12 16:52:39.83 UCMrgf54

初めてにも関わらず容赦のない責めを受け続け、カルタの意識は次第に朦朧としてきた。
倉庫の中で反響するのは、男が腰をカルタの身体に打ち付ける音、そしてカルタの唇から漏れる喘ぎ声。

「はぁ…ふあぁ…んっ……」

「そろそろイきそうだ…中に出してやる…!」

その言葉に、自分の中で感じた脈動に、カルタの意識は一気に現実に引き戻される。

「しっかり全部、注いでやるからな…!」

「いや、だめ……やめて……」

その行為がなにをもたらすのか、それくらいはカルタだって知っている。
もう、ここまでされてしまったけれど、それだけはやめて。それだけは。
そんなカルタの願いも男には届かない。ラストスパートとでもいうようにいっそう激しく腰を動かし、
そしてカルタの中でペニスが一瞬膨らんだかと思うと―



「やぁ、いやあああっ……!!」



びゅくっ。膣内でなにかが爆ぜる音を聞いた気がした。胎内に打ちつけられる熱い白濁液。
男は絶え間なく精液を注ぎ込み、カルタの下半身を熱いもので満たしていく。

「あ、あぁ……いや、いや……」

カルタの体の中にどんどん染み込んでいく熱い欲望。お腹の中に向かって流し込まれていく。

(この人たちの…赤ちゃんできちゃう…いやだよ……)

「だいじょーぶだって、もしできちゃってもカレシが一緒に面倒見てくれるってさ」
「他の男のガキでも気にしないよなぁ、カレシくん?」
「じゃあ、次は俺の番な」

カルタの膣からずるりとペニスが引き抜かれる。そこからは汚らわしい白濁と、処女だった証である赤い血の混じった液が溢れ出た。
すぐさまそこに別の男がいきり立つ肉棒をあてがう。
他の男たちも先ほどの行為を見て興奮しているため、すでに準備は万端だ。

「次は、もっと気持ちよくさせてやるよ」





―陵辱は、まだまだ始まったばかり。

419:名無しさん@ピンキー
12/08/12 21:40:41.66 5+dVvzX4
スレ進んでるから投下きたかと思ったら
自分の昔書いたやつが貼られててびびった…
せめて好き嫌い分かれるネタだから注意書きはしてほしかった
もし読んじゃって不快になった人いたらごめん

ちょっとした黒歴史晒されて動揺してるw

420:名無しさん@ピンキー
12/08/13 00:01:45.14 QY3LeiYI
>>419
黒歴史でも自分は好きだよ
というか、やっぱり前スレのSSだったか

421:名無しさん@ピンキー
12/08/13 22:14:02.92 H5aVJlfd
>>420
ガンガン系漫画でエロパロ
スレリンク(eroparo板)

ここからの転載

>>419
注意書きというか、名前欄に分かるように書いてるし貴方が謝ることじゃないよ

時期が時期だけに用心に越したことはないけどね
それであちこち荒れてるみたいだし

422:名無しさん@ピンキー
12/08/18 13:33:24.59 2AcscgWo
どっかで見たことあると思ったら…
ガンガン系の時も見てたけど面白かったよ

423:名無しさん@ピンキー
12/08/24 22:01:59.98 oJaSJPg+
妄想では思いつくのに文字では書き表せない今日この頃

424:名無しさん@ピンキー
12/09/04 14:55:34.96 jkxt5llD
ここの人達って第一章のキャラか第二章の転生キャラ
どっちのほうが好き?俺は第一章だが…

425:名無しさん@ピンキー
12/09/04 20:11:40.22 Le+hsNEF
人それぞれ。

426:名無しさん@ピンキー
12/09/04 20:22:52.76 lPhB0Zjz
ミケの変態性癖はりりちよ様にのみ発揮されるのだろうか
それとも過去にも通常装備されていたのだろうか
作中最もエロいっていうし

427:名無しさん@ピンキー
12/09/05 00:49:51.99 mhVPdUxg
エロが想像しやすいのは1章

428:名無しさん@ピンキー
12/09/07 00:54:27.19 E/6NEuBY
中学生でもいいけど
やっぱり野ばら姉さんは大人の女がいい

429:名無しさん@ピンキー
12/09/18 02:44:55.84 p30jwBwX
野ばらねえさんハイスペックやな
・高身長
・巨乳(G~H)
・眼鏡
・超美人
・処…


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