【量産機】新世紀エヴァンゲリオン【10号機】at EROPARO
【量産機】新世紀エヴァンゲリオン【10号機】 - 暇つぶし2ch900:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:35:48.34 n0UI2eM8
まさかとは思いますが、「マム」でありますか?

901:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:37:10.26 RZhoTl/4
ID:jJ4JDB89=マッチポンプ荒らし [過去の行動サンプル]
ID:j+Y6U2Kb (2012年4月27日)
ID:FhUcsJ5M (2012年4月29日)
ID:ZZwGdRAG (2012年4月30日)
ID:ZHgx1Akm(2012年5月2日) new!
ID:n0UI2eM8(2012年5月3日) new!
-----こっからマッチポンプ荒らし自身が自分の犯行でないと否定-----
・スレ自体が不快だとして、手動による埋め立て荒らし(2時間で120レス、1日で350レス等の引きこもりニート以外には不可能な物量)を行う。(2011春)
 この初期、二次創作方面での盗作常習犯だったナグナブロの名前を連呼。
・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に粘着
 投下作品中の慰安婦という単語使用をとらえ「慰安婦って差別用語です」等正論を装った埋め立て荒しを行う。(2011春)

→2ch運営により荒し行為の咎にてBAN

>★110603 eroparo 顔文字「(*´Д`)」連投埋め荒らし報告
>スレリンク(sec2chd板)
>proxybg022.docomo.ne.jp(7rG0roJ)
(※このdocomo携帯は、過去に盗作行為常習犯ナグナブロの別HN「あり」名義にて2chで用いられていたもの)
-----ここまで-----

・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に対する粘着行為、このHNを用いた嫌がらせ投稿を行う。(2012春)
・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に対する粘着行為、自身の嫌がらせ作品に出演させる許可を寄越せと主張する。(2012春)
・荒らし行為中に投下を行った冒険中年氏に粘着、作品中のセリフをとらえエヴァを馬鹿にしている等と牽強付会の主張を行う。(2012春)
・現在休止状態のまとめサイト管理人氏に無責任だと難癖をつける一方、荒らしの際には氏に見捨てられたスレだと利用する。(2012春)
・投下を装い、Platinum×Platinum掲載の「アタシノモノ」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)
・投下を装い、けんけんZ氏の「エヴァンジェリスト」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)
・荒らしをネタにした◆knYv4oEKcE氏の投下に火病る。稚拙な改変を施し他板投下作の盗作だと濡れ衣を着せようとする。(※1)(2012春)
→ソースの非提示、検索エンジンにキャッシュが存在しない、必死チェッカーに存在しないIDを騙っていること等から、速攻バレる。
・荒らし行為中に投下を行った◆knYv4oEKcE氏に粘着、作品中の誤字や表現ををとらえ中傷。
 さらに作品に敢えてタイトルをつけなかったという事に対してテンプレに違反すると難癖紛いに強調して主張。(2012年5月2日~)
・「書き手の端くれ」であるとうそぶき、投下人を苛つかせる工夫が出来るだけの能力があると見栄を張る。(2012春)
→しかし、直後見せた「芸のある」嫌がらせとやら(※1)は、2ch、ネットに対する知識の無さを露呈しただけで速攻失敗。
・GWのカレンダーを知らない深刻な世間知らずぶりが発覚。無意味にプライドが高いものの、実体はやはりひきこもりニート。(2012年5月)

・ID:n0UI2eM8のIDで住民を馬鹿にした後に、自身に粘着するキチガイの出現で困惑、そして上部テンプレの犯人ではないと主張。スレ住民へ謝罪を求めるとともにテンプレの改変を要求。(2012年5月3日)new!
------
おらよ

902:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:38:39.56 T3lcE287
RZhoTl/4=n0UI2eM8
でいいんだな

903:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:39:36.78 T3lcE287
クールクールクール
俺クール

904:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:41:38.58 n0UI2eM8
・投下を装い、Platinum×Platinum掲載の「アタシノモノ」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)
・投下を装い、けんけんZ氏の「エヴァンジェリスト」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)

以上の2項の削除を求める
そんなアホなことはしていない

905:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:46:00.30 T3lcE287
茶番か?

906:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:49:08.12 VvDQlH0g
人が壊れていく様を見るとはな

907:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:49:30.53 RZhoTl/4
マッチポンプ荒らし [過去の行動サンプル]
量産型10号機
スレリンク(eroparo板)
ID:jJ4JDB89=
ID:j+Y6U2Kb (2012年4月27日)
ID:FhUcsJ5M (2012年4月29日)
ID:ZZwGdRAG (2012年4月30日)
ID:ZHgx1Akm(2012年5月2日) new!
ID:n0UI2eM8(2012年5月3日) new!
-----こっからマッチポンプ荒らし自身が自分の犯行でないと否定-----
・スレ自体が不快だとして、手動による埋め立て荒らし(2時間で120レス、1日で350レス等の引きこもりニート以外には不可能な物量)を行う。(2011春)
 この初期、二次創作方面での盗作常習犯だったナグナブロの名前を連呼。
・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に粘着
 投下作品中の慰安婦という単語使用をとらえ「慰安婦って差別用語です」等正論を装った埋め立て荒しを行う。(2011春)

→2ch運営により荒し行為の咎にてBAN

>★110603 eroparo 顔文字「(*´Д`)」連投埋め荒らし報告
>スレリンク(sec2chd板)
>proxybg022.docomo.ne.jp(7rG0roJ)
(※このdocomo携帯は、過去に盗作行為常習犯ナグナブロの別HN「あり」名義にて2chで用いられていたもの)
-----ここまで-----

・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に対する粘着行為、このHNを用いた嫌がらせ投稿を行う。(2012春)
・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に対する粘着行為、自身の嫌がらせ作品に出演させる許可を寄越せと主張する。(2012春)
・荒らし行為中に投下を行った冒険中年氏に粘着、作品中のセリフをとらえエヴァを馬鹿にしている等と牽強付会の主張を行う。(2012春)
・現在休止状態のまとめサイト管理人氏に無責任だと難癖をつける一方、荒らしの際には氏に見捨てられたスレだと利用する。(2012春)
・投下を装い、Platinum×Platinum掲載の「アタシノモノ」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)→マッチポンプ荒らし=ID:n0UI2eM8自身が犯行を否定。が、この騒ぎを◆knYv4oEKcE氏へ濡れ衣を着せる口実に利用
・投下を装い、けんけんZ氏の「エヴァンジェリスト」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)→同上
・荒らしをネタにした◆knYv4oEKcE氏の投下に火病る。稚拙な改変を施し他板投下作の盗作だと濡れ衣を着せようとする。(※1)(2012春)
→ソースの非提示、検索エンジンにキャッシュが存在しない、必死チェッカーに存在しないIDを騙っていること等から、速攻バレる。
・荒らし行為中に投下を行った◆knYv4oEKcE氏に粘着、作品中の誤字や表現ををとらえ中傷。
 さらに作品に敢えてタイトルをつけなかったという事に対してテンプレに違反すると難癖紛いに強調して主張。(2012年5月2日~)
・「書き手の端くれ」であるとうそぶき、投下人を苛つかせる工夫が出来るだけの能力があると見栄を張る。(2012春)
→しかし、直後見せた「芸のある」嫌がらせとやら(※1)は、2ch、ネットに対する知識の無さを露呈しただけで速攻失敗。
・GWのカレンダーを知らない深刻な世間知らずぶりが発覚。無意味にプライドが高いものの、実体はやはりひきこもりニート。(2012年5月)

・ID:n0UI2eM8のIDで住民を馬鹿にした後に、自身に粘着するキチガイの出現で困惑、そして上部テンプレの犯人ではないと主張。スレ住民へ謝罪を求めるとともにテンプレの改変をしつこく要求。(2012年5月3日)new!
------
削除はしねーぞ、他の荒らしの仕業も残しとかなきゃいけないからな

908:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:49:54.40 T3lcE287
すまんNGしてて見えてないレスがあった

909:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:50:23.60 Ec1hkq/o
>>907
正しい対応だ


910:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:52:46.30 T3lcE287
>>868
違うはぼけぇ
趣味がまるで違う
人は人自分は自分んだから悪く言わないけど
NGしてたくらいだ

911:907
12/05/03 23:55:03.45 RZhoTl/4
やべ、上から4行目のID間違えてたわ
末尾の=は省いてね

912:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:57:57.79 T3lcE287
違うものは違うとはっきり言うべき

913:名無しさん@ピンキー
12/05/03 23:59:20.56 RZhoTl/4
>>912
見極めろ

914:名無しさん@ピンキー
12/05/04 00:00:04.86 T3lcE287
>>913
見極められるような状態だと思うの俺

915:名無しさん@ピンキー
12/05/04 00:05:22.93 n0UI2eM8
マッチポンプ荒らしというのが俺個人のことを指すのなら、削除はすべきだろう
別の荒らしの十字架まで背負うつもりはないぞ
別個の荒らしとして区別するのが正しいだろ
ここは譲れない

916:名無しさん@ピンキー
12/05/04 00:06:30.75 n0UI2eM8
その上で少し考えさせてくれ
俺だって早く謝ってスッキリしたいんだ

917:名無しさん@ピンキー
12/05/04 00:07:19.60 RZhoTl/4
荒らし行為をやめて、まっとうな住人としてスレに溶け込んでいくのならもう十字架をなかったことにして放棄してもいいんじゃね?

918:名無しさん@ピンキー
12/05/04 00:10:18.93 gbdM/+hZ
いや、今さらまっとうな住民には戻れないだろ
気持ちの整理がついたらちゃんと謝って、すっぱり消えるよ

919:名無しさん@ピンキー
12/05/04 00:12:19.37 oRvJvZP2
次スレでマッチポンプ荒らしが現れないならこのテンプレ自体が次々スレ当たりで消滅するだろう

920:名無しさん@ピンキー
12/05/04 00:21:39.32 YBXzC5vX
本人が否定しても証明はできんからな。自演散々してるし
荒らしをしないようにするのが証明


921:冒険中年
12/05/06 10:15:07.89 q13Jv98R
冒険中年です。
作品の投下をさせて頂きます。ヒロインは、洞木ヒカリです。
彼女と痛いストーリーが苦手な方は、避けて頂いた方が宜しいかと思います。
用語や作品世界観の誤認等があるかも知れませんが、大らかに読み飛ばして頂ければ幸いです。
また、連投規制等で投下の中断を余儀なくされる場合があるかもしれませんが、
作品は完結していますので、どうかご了承くださいませ。


922:冒険中年
12/05/06 10:16:01.80 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 01

常夜灯だけが燈る薄暗い小さな部屋の小さなベッドの上で、
裸の少年と何も纏わぬ少女が身を寄せ合い、一枚のタオルケットの中で語り合っていた。
仰向けの少年の胸に、うつ伏せの少女が顔を埋めて。

既に数度のセックスを終えたらしいその小さな部屋の中は、
ふたりの汗と精液と愛液の混じった生臭い匂いが部屋いっぱいに充満していたが、
甘ったるいピロートークに夢中の少年と少女には、全く気にならない様だ。

少年の名は碇シンジ。
少女の名は洞木ヒカリ。

ふたりは同じ中学校の同級生。

つい先日まで存在した第三新東京市の、
もう無くなってしまった市立第壱中学校の、
他に誰もこの世から居なくなってしまった2年A組の同級生。

だが、今のふたりは…互いを求め合う“おとこ”と“おんな”。


「シンジの部屋、狭いよね。窓も無いし。」

「仕方無いよ、元は物置きなんだからさ。」

「そうよね…でもね、私、この部屋嫌いじゃないよ。ううん…結構好きかも。」

「ありがと。でも、何でさ?」

「何か、こう、わたしみたいな可愛い女の子が、悪い男の人に強引に連れ込まれて、
無理矢理Hな事されちゃう、みたいな感じの部屋だから、とっても興奮するの♪」

「何だよ、それ。大体自分で可愛い女の子って言うなよ。」

「ごめんね、怒った?」

「怒った。Hな事いっぱいしてやるから。」

「きゃあ、やめて。誰か助けて。」

幼子の様に、じゃれ合い始めるシンジとヒカリ。

だが、すぐその幼い“じゃれ合い”は濃密な“まぐわい”へと変わる。

923:冒険中年
12/05/06 10:16:58.46 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 02

「あああああああ……」

もう何度も抱かれているのに、
シンジが次に自分の身体の何処に何をしてくるのかも判っているのに、
ヒカリは我慢できない。
つい、はしたない、大きな声をあげてしまう。

「ああん!」

ヒカリは、今、とても幸せだった。
シンジに抱き締められ、愛されているのだから。

「それ、いいっ!いいわぁっ!もっと、もっとして!」

シンジも幸せだった。
ヒカリを、今こうして抱き締めて、愛しているのだから。

「もう来て!我慢出来ないの!シンジ!わたしの中に入ってきて!!」

シンジの膨張しきったペニスの先端が、ヒカリの濡れそぼるヴァギナに触れて、入口をこじ開ける。

「あああああああぁぁっ…………」

胎内を押し広げられる感覚に、ヒカリはシンジにしがみ付いて背に爪を立ててしまう。

「おっきいよ…シンジの…お腹の中いっぱいだよ…」


シンジもヒカリも、今こうしている時だけ、全てを忘れていられる。
だから、今が幸せなのだ。
肌を合わせ、身体が繋がっているこの時だけが。


シンジは、ヒカリを打ち据える様に腰を振る。
ヒカリも、それに応える様に腰が動く。

「いいっ!いいわぁ!シンジっ!!」

シンジの流す汗がヒカリの肌の上に落ちる。
それは白い肌の上の玉の汗と混じり合って滑り落ち、シーツに沁み込む。


924:冒険中年
12/05/06 10:17:53.47 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 03

「ううっ!もう出るよ!ヒカリっ!!」

「そのままイって!中にいっぱい出して!シンジの熱いのが欲しいの!!」


「イクぅッ!イっちゃううううっ!!」

「ううっ!で、でる!!」

ヒカリが高みに達するのと同時に、シンジもたっぷりの精液をヴァギナの中に注ぎ込んだ。


暫くの間に聞こえるのは、ふたりの荒い息の音だけ。


簡単に後始末をして、どうにか息が整うと、
ベッドに横になってのピロートークが、再度始まる。

今度はヒカリが仰向けで、シンジがヒカリの胸に顔を埋めている。

「ねえ、シンジ…わたしの何処が一番好き?」

「何処って、可愛い処とかお料理上手な処とか…」

「そうじゃなくて…わたしのカラダの、よ…」

「え?…全部好きだけど…そうだな…肩だよ…」

「肩?」

「そう、ヒカリの華奢な肩の線見てると、抱き締めてキスしたくなるんだ。
後からでも前からでも。
肩にキスすると、ヒカリ、凄く感じてくれるし。」

「シンジのキス、上手だから…」

「して欲しい?」

「うん…」

ヒカリの黒い瞳に妖しげな光が燈る。


925:冒険中年
12/05/06 10:18:45.24 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 04

シンジはヒカリをベッドに座らせて背後から抱き締めると、
黒髪を掻き分けて肩と首筋の曲線に沿ってじわじわと唇を這わす。
唾液を塗り付ける。

「あああああああ……」

右側が済むと、今度は左側。

「あんっ…あうぅぅ…ああん!」

次に肩甲骨、左から右。
そこにもヒカリが感じる場所がある。

「ああっ…」

掌で乳房を包み、指で乳首をこりこりと摘む。
ヒカリの小ぶりな乳房はシンジの手にすっぽりと収まって、ぐいぐいと揉みしだかれる。

「はうぅぅぅぅっ!!」

ヒカリは思い切り仰け反って歓びを表す。

「だめ…もう濡れて…来ちゃった…」

「凄くHだね…『不潔よおっ!』って言ってたヒカリは、一体何処へ行っちゃったのかな?…」

「シンジの所為だからね…わたしがこんなHな女の子になっちゃったのは…」

「そうなの?僕の所為?」

「そうよっ…だから…責任取ってね…」

「どうすれば良いの?」

「お嫁さんにして…ずっとシンジの傍に居させて…」

「大丈夫…約束する。ヒカリを誰にも渡さないから…」

「もう離れないよ…だって、キスされるだけでこんなに濡れちゃって、
シンジが入って来るだけでイキそうになるんだもの。
わたし、もう離れられない…
お願い、もう放さないで…」


926:冒険中年
12/05/06 10:20:17.00 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 05

そのまま背後から抱き締める様に、背面座位でふたりは交わった。
勃起したペニスを、ヒカリは自分の手でヴァギナへと挿し込む。
もう既に、そこにはたっぷりとした愛液が満たされている。

「あああああああ……」

ヒカリは達してしまいそうになるのを堪えて、腰を使い、尻を振る。
その間も、シンジは肩や乳房への愛撫は止めない。

「ああっ!ああん!」

暫くの間、ヒカリの歓びの唄が途絶える事は無かった。

★★★

それは、十日程前の事だったろうか。
綾波レイが閃光と爆風に消えた三日後の事、
新たに出来てしまった湖、生き残った人々が仮に『第四芦ノ湖』と呼ぶ湖の畔。

シンジは夕陽の色に染まった湖水を見詰めていた。
静かな美しい水面に見えるのは細波だけ。
あの惨劇が造り出したものだとは誰が信じるだろうか。

シンジは、ひとり呟く。

「どうして、僕の守りたいものは、次々と消えてしまうんだろう…」

折りに触れて自分を導いてくれた、心の何処かで兄の様に思っていた加持リョウジは、
ある日、忽然と姿を消してしまった。
おそらく、もう会う事は出来ないだろう。
何故だか分らないが、シンジは確信している。
彼が、もうこの世に居ない事を。

それを境に、シンジを“家族”だと言って、“家”を与えてくれた葛城ミサトは、
その“家”に寄り付かなくなった。
姉であり、母であり、友人でもあり、時にはもっと親しい存在の様に思えていた女性の瞳は、
今はシンジを見ていない。
極稀にネルフで顔を合わせる事があっても、余り相手にされていない雰囲気だ。



927:冒険中年
12/05/06 10:21:39.54 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 06

「どうして、僕は肝心な時に、見ている事しか出来ないんだろう…何ひとつ出来ずに…」

口喧しいルームメイトであり、クラスメート、それに最も近い同年代の異性でもある、
戦友・惣流・アスカ・ラングレーは、天空より飛来した使徒の精神攻撃に倒れ、
ベッドに横たわるだけの物言わぬ“人形”となり果てた。
開かれたままの碧い瞳に輝きと生気は感じられない。
シンジは、父・碇ゲンドウの命令に背けず、アスカを助けに行く事すら出来なかった。

寡黙な戦友・綾波レイは、使徒と運命を共にした。
何処か他人とは思えぬ、ずっと昔に引き裂かれた半身の様な存在の少女は、
使徒の攻撃からシンジを助ける為に、自ら死を選んだ。
シンジの目前で、レイは光と熱と音と風となって消えて行った。

エヴァ参号機のパイロットとなった親友・鈴原トウジを、シンジは助ける事が出来なかった。
使徒に乗っ取られた参号機と戦う事が出来なかったシンジは、
ダミープラグの操る初号機が参号機を破壊するだけでなく、
トウジの乗ったプラグを握り潰すのを、ただ見ているだけだった。

もうひとりの親友・相田ケンスケは、シンジに電話だけで絶交を宣言してこの街を去った。
『悪いけど、オレはシンジには会わないでこの街を出て行く事にしたよ。だって、そうだろ?
オレ達、もう一生笑い合う事なんて出来ないよ。わかってるだろ?じゃあな、シンジ…元気でな。』
留守電を聴いただけで、シンジはコールバックする事は出来なかった。

もうシンジの傍には、誰も居なくなってしまった。

シンジの呟きを聞く者など誰も居ない筈だった。


「碇君?」

聞き覚えのある少女の声。

「洞木さん?」

シンジが振り向くと、そこには良く見知った少女の姿があった。

彼女の名は洞木ヒカリ。
シンジが通っていた第壱中学校2年A組のクラス委員。
だが、制服も二つに分けたお下げの髪も埃に塗れている。
そばかすが僅かに残る愛くるしい筈の顔には生気も笑みも無い。


928:冒険中年
12/05/06 10:22:32.98 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 07

「久しぶりね…」

「うん…」

ふたりとも力無く、そして無理矢理に微笑む。

シンジは、トウジを死なせたあの日以来、登校していない。
だからヒカリと顔を合わせるのは、実に数週間ぶりの事なのだ。

「洞木さんが無事で良かったよ。」

シンジが、ふと口にした言葉で事態は急変する。
突然、ヒカリがシンジに縋り付いて泣き出したのだ。

「ほ、洞木さん、どうしたの?!」

「どうして!どうして守ってくれなかったの!!」

困惑するシンジの問いにも、ヒカリは同じ言葉を繰り返し泣きじゃくるだけだった。
シンジは、そのヒカリの背に手を回して抱き締める。

「あ…」

小さく呻くヒカリ。

何故そうしたのか、シンジには判らない。
ぎゅっと抱き締めて、背を撫でる。

数分後、やっと落ち着きを見せたヒカリは、ぽつりぽつりと事情を語り始めた。

「死んじゃったのよ…お父さんもコダマお姉ちゃんも、ノゾミまで……あの大爆発で…」

シンジは愕然とした。

「そ、そんな…」

「みんな、この中に居るわ。」

ヒカリは湖を見詰めた、いや、睨み付けた。

だが、湖水はそれを無視するかの様に静かだ。


929:冒険中年
12/05/06 10:23:32.20 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 08

日中の避難命令だった為、ヒカリの家族は別々のシェルターに避難した。
会社、学校毎に指定された場所があるからだ。
会社員の父と高校生の姉と小学生の妹の避難したシェルターは、全てが水没した。
余りに速い浸水だった為、その中からは、脱出出来た者も救助された者も、一人として居ない。
機材や人員の手配が出来ず、遺体の収容すら、放棄された様な状態なのだ。

「学校も…もう無いわ。クラスのみんなも死んじゃった。先生方もみんな…」

第壱中学校の校舎は吹き飛ばされ、併設されているシェルターも崩れ落ちた。
生徒も教師も皆、瓦礫の下敷きになって無残に命を落とした。
そしてヒカリだけが掠り傷程度で奇跡的に生き残ったという。


あの零号機の、いや、綾波レイの自爆は第三新東京市全域を呑み込んだ。
多くのシェルターが、多数の民間人が巻き込まれた事はシンジもミサトから聞かされていたが、
まさか身近に犠牲者が居ようとは思っていなかったのだ。

第三新東京市は事実上壊滅し、生き残った僅かな民間人は、
何ヵ所かの避難民キャンプに収容されている。

ヒカリもそのひとりなのだ。

ヒカリが家族と幸せに暮らしていた家はもう無い。
跡形も無く消し飛んでしまった。

此処に来たのは、ただ、父と姉と妹が沈んでいる湖を見て、泣きたかった。
今日もそれだけの為に来た。

「ごめんね、取り乱しちゃって…碇君が悪いんじゃないって分ってるわ。
碇君もアスカも綾波さんも必死に戦ってるんだものね。」

また無理に笑顔を作ったヒカリ。

「綾波は死んだんだ…あの大爆発で。」

ヒカリは、はっとしてシンジを見詰める。

「アスカはね、もう何も分らなくなっちゃった…使徒の攻撃を受けて。
病院のベッドで、ただ寝てるだけだよ。人形みたいになっちゃって…
回復するのは…難しいってリツコさんは…言ってた…」

言い終えたシンジの目に涙が光っていた。


930:冒険中年
12/05/06 10:24:38.83 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 09

「そ、そんな事って…」

ヒカリは言葉を失った。


ふたりの間に重い沈黙が流れる。


「もうひとつ、洞木さんに言わなきゃならない事があるんだ。」

不意にシンジが口を開いた。

「何?」


「洞木さん…トウジはもう居ないんだよ、この世に。
助けられなかった、いや、僕が殺しちゃったんだよ…トウジを…」

「知ってたわ…」

「?!」

「相田君から聞いたの、鈴原君の事…
鈴原君が死んじゃったなんて、とてもショックだったわ。
でも、碇君は助けようとしたんでしょ?仕方が無かったんでしょ?」

「うう…ううっ…」

シンジは蹲って泣き出した。
が、ヒカリは何を思ったのか、シンジを抱き締める。

「一緒に泣こう…碇君…」

優しく囁く。

そして、ヒカリも声をあげて泣き出した

ふたりが泣き続ける大きな声は暫く止む事は無かった。
聞いているのは、湖とヒグラシだけだった。


931:冒険中年
12/05/06 10:25:48.26 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 10

「ねえ、洞木さん、僕の家へ行こうよ。」

「うん…」

泣き終えたシンジは、同じく泣き止んだヒカリの手を曳いて歩き出す。
ヒカリもシンジに付いて歩く。
手を曳かれるままに。

シンジに特に何か考えが有った訳では無い。
ヒカリにも別に何か考えが有った訳では無い。

ただ、ひとりになるのがイヤだった。
誰かに傍に居て欲しかった。

寂しかった。
誰でも良い。
温もりが欲しい。

それが、今のふたりの気持ちだった。

だが、それだけでも無かった。
しかし、今のふたりは、それだけでは無い、何かを口にする事は出来なかった、



葛城家で、ヒカリは三日振りの風呂とシャワーに安堵する。
何か生き返った様な気持ちになる。

「アスカ、ごめんね…」

『アスカせんよう かってにつかったらコロスわよ』と、
余り綺麗でない文字で書かれたボディーソープとシャンプーを拝借して身体と髪を洗い、
流れるシャワーで泡を流す。

汚れていた肌も埃だらけだった髪も綺麗になる。

熱い湯が身体を温めてくれる。

「いいきもち…」


932:冒険中年
12/05/06 10:27:14.92 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 11

だが、ほっとすると、また涙が溢れて来る。

父、母、姉、妹…級友たちの事が思い出される

熱いヒカリの涙は、熱い湯と共に流れて行く。


風呂から出ると、用意されていたアスカの部屋着と、まだ使っていない下着を身に着ける。
ヒカリの着ていた制服も下着も今は洗濯機の中だから。

アスカのドライヤーを借りて髪を乾かす。

おさげを作っていたゴムは髪を解いた時に二本とも切れてしまった。
長年トレードマークの様にして来たのだが、もう拘らなくて良い。
ヒカリは、そう思う。


「洞木さんの口に合うと良いけど。」

そう言って、シンジがヒカリに出した夕食は、挽肉のカレーライスとポテトサラダ。
カレーは早く煮上がる様に、そして消化が良い様に野菜類は小さめに切ってある。
挽肉は合成ものだが、質は悪くないものの様だ。

「…美味しい…」

シンジの作ったカレーもポテトサラダも、とても美味しかった。
ヒカリがこの三日の間口にしていたのは、
避難所で配られた非常用の固形食とペットボトルの水ばかりだった事を全く抜きにしても。

「碇君、お料理上手だね。」

「洞木さんに褒められると何だか凄く嬉しいな。まだたくさんあるから、どんどん食べてね。」

「ありがとう。」

「ポテトサラダにいつもみたいにコショウ入れちゃったんだけど、大丈夫かな?辛過ぎない?」

「ううん、大丈夫よ。美味しいわ。」

場合が場合だけに、会話が弾むと言う訳にはいかない。
だが、何とか間をもたせようとするふたり。


933:冒険中年
12/05/06 10:28:26.75 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 12

「そう言えば、ペンペンは?姿が見えないけど。」

「ミサトさんが、疎開する誰かに預けたって言ってた。僕も知らないうちに居なくなってたよ。」

「そう…」

((ペンペンが居てくれたら、良かったのに…))

シンジだけでなく、ヒカリもそう思った。
間をもたせるのが、もっと楽になるから。



夕食後、ヒカリにアスカの部屋とベッドを勧めて、シンジも風呂に入る。
簡単に汗を流して風呂場の掃除をしてから出る。
元物置きの自分の部屋のベッドに入る。

だが、ベッドに入っても、なかなか寝付けない。
シンジの周りの人たちが次々に消えて行く中で、それはいつもの事になっていた。
消えて行った人が、また次々に脳裏に浮かんでくる。
やっと眠れた、そう思っても、すぐに目が覚めてしまう。

そんな時だった…

そっと襖が開いて、誰かが入って来る。

「碇君…起きてる?」

それは何も身に着けていないヒカリだった。

「抱いて…お願い…」

「ほ、洞木さん…あの…な、何を…」

いきなりの事に付いて行けずに目を逸らしてしまうシンジ。

「だめよ、わたしを見てよ、碇君。
碇君も辛いんでしょう?哀しいんでしょう?寂しいんでしょう?眠れないんでしょう?」


934:冒険中年
12/05/06 10:29:42.50 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 13

「ぼ、僕は…」

シンジは言葉に詰まる。確かにヒカリの言う通り、余り眠れていない。
やっとの事でヒカリと目を合わせる。
ヒカリが目に涙をいっぱい溜めている事に気が付く。

「わたし、眠れないの……
辛いの…哀しいの…
寂しいの…
目を閉じると、お父さんとコダマお姉ちゃんとノゾミと、
ずっと前に亡くなったお母さんまで出て来るのよ。
出て来て苦しそうな、哀しそうな顔でわたしを呼ぶの…

だから、だからね…少しでいい、少しの間でいいの…
何もかも忘れさせて……

だから、わたしを抱いて。

そうすれば…
……きっと碇君の辛いのも哀しいのも寂しいのも…全部忘れられるわ。」

ヒカリはシンジに縋り付いて、黒い円らな瞳を閉じる。
涙がひと筋流れ落ちる。
シンジはヒカリの裸身を抱き締めると、自分も目を閉じてヒカリの唇に自分のを重ねた。
互いに舌を相手の口に差し入れて絡め合う。

初めてのキスと、女の子の肌の柔らかさと温もり、それに甘い匂い。
その甘味な誘いに、シンジは逆らえなかった。
シャツも短パンもパンツも全部脱ぎ捨てて、ヒカリの裸身を抱き締めた。

「もっとよ、もっと強く抱いて!
わたしをあげる!
碇君にあげるわ!
わたしを犯して!
碇君の好きな様にして!
わたしをめちゃめちゃにして!
だから、辛いの全部忘れさせて!!」

シンジは、ヒカリの身体を貪る様に求めた。
今を忘れたいのは確かな事だから。


935:冒険中年
12/05/06 10:31:09.42 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 14

ベッドに押し倒す。
小ぶりな乳房をぎゅっと掴み、乳首を激しく吸い立てる。

「あああああ……」

前に観たAVや隠れて読んだHな雑誌の記事を思い出して、ヒカリを攻め立てる。

「いいの?」

ヴァギナにペニスを突き入れる前に、シンジは囁いた。

「うん…」

声にならない悲鳴をあげて、ヒカリはシンジのペニスを受け入れた。

初めての女性の肌と、女性の中の温かさと心地良さに、
シンジは、僅かに数回腰を使っただけで、呆気無くヒカリの中に精液を放ってしまった。

我に返ったシンジは、痛みの為か、涙を浮かべるヒカリを見詰める。

「洞木さん…初めてだったんだね。あの、僕…ご…」

「謝らないで。
わたし、嬉しいんだから。碇君と、こうなれて…」

「でも、中に出しちゃったし…」

「いいわ…気にしないで。
好きだったの、碇君の事。あの時から、ずっと…」

「あの時から?」

「やだぁ…忘れちゃったの?地球防衛バンドよ。」

「ああ…楽しかったね。洞木さんの歌、とても巧かった。」

「その時から…いつの間にか、碇君の事、好きになってたの。でも…」

「でも?」


936:冒険中年
12/05/06 10:33:04.64 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 15

「碇君は、わたしの気持ちに全然気が付いてくれないし、
アスカと一緒に住んじゃうし、
諦めなきゃいけないのかなって…ずっと思ってた…

アスカが好きなのは碇君だって判ってた。アスカとは親友だから。
それにわたしじゃ、アスカに敵わないもの。
碇君だって…アスカが好きだったんでしょ?
…なのに、ごめんね、わたし…こんな事しちゃって…」

「違うよ、僕はアスカに好かれてなんかいない。
それどころか、僕はアスカに憎まれているんだ。
エヴァの操縦でアスカに勝っちゃったから。

僕が、前から好きだったのは…
…洞木さんだよ。

でも、洞木さんが好きなのはトウジだってアスカから聞かされてたし、
トウジが洞木さんを好きなのは何となく判ってた。
トウジは僕の親友だから。トウジの方が僕なんかより、ずっと男らしいし…。
だから、諦めようとしたんだ、洞木さんの事。僕も…

だから僕も嬉しい、洞木さんと、こうなれて…」

シンジはヒカリを抱き締める。
ヒカリは目を閉じて唇を差し出した。
ふたりは、また、唇を合わせる。


「僕たち、遠回りしてたんだね。」

「でも、良いじゃない。これからずっと一緒だよ、シンジ…」

「名前で呼んでくれるの?」

「当り前でしょ、もうシンジとは、恋人同士なんだから。
わたしも名前で呼んで…“ヒカリ”って…」

「ヒカリ…好きだよ。」

「わたしも好き…シンジ…」

もう一度、シンジとヒカリは唇を合わせた。


937:冒険中年
12/05/06 10:35:00.39 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 16

一度経験すると、シンジとヒカリは、セックスという行為の快楽に溺れる様に耽った。
昼だろうと夜だろうと貪る様にお互いを求めた。
食べる事も忘れて肌を合わせ、眠る事すらも忘れ去って身体を繋げた。
そうしている時だけが、セックスの快楽だけが、
シンジとヒカリ、ふたりを現実の苦しみから遠ざけていたから。

好きだからお互いを求める。
その感情と性欲だけではない。

そうしなければ眠れなかった。
セックスの快楽の中で疲れ果てて、いつの間にか眠りに堕ちるのが、ふたりの日常となった。

避妊の事など、考えもしなかった。
出来たら、シンジの子が出来たら産みたい。
ヒカリは、そう思った。
シンジも思った。
ヒカリに自分の子を産んで欲しいと。

ミサトとアスカの部屋以外は、全てセックスの場だった。
リビングもキッチンも風呂場も、トイレさえも、ふたりが交わる場となった。

だが、ふたりが一番安心出来たのはシンジの小さな部屋での行為。
そして、そのまま身を寄せ合って眠る事。

下着や服を着る事は余り無かったが、
ヒカリはアスカの物を借用するより、シンジの物を身に着ける事が多かった。
シャツや短パンだけでなく、下着でさえも。
それも肌を合わせ、情を通じた気楽さであろうか。

ふたりが離れるのは、シンジが訓練や実験でネルフを訪れる時だけ。
その時、ヒカリは新妻よろしく『行ってらっしゃい』のキスで見送り、掃除や洗濯等の家事をこなし、
温かい夕食を作って、熱いお風呂を沸かして、シンジの帰りを待っている。
そして、『お帰りなさい』のキスで出迎える。

「ご飯にする?お風呂にする?それとも…」

なんて事をして、そのままベッドに雪崩れ込む時もある。

そのまま半月程の時が過ぎて行った。
シンジとヒカリ、ふたりの日常のままに。


938:冒険中年
12/05/06 12:37:40.52 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 17
★★★

ある日の夕方、何かに導かれる様に、
あの第四芦ノ湖にやってきたシンジとヒカリの耳に、
ヒグラシの声に交じって誰かの歌声が聴こえる。
歌と言うよりは、鼻歌。
ベートーヴェンの第九の歓喜の歌。

少年だ。
アッシュグレイの髪の色白の少年が鼻歌で歓喜の歌を歌っている。

湖の畔の瓦礫の上で。

少年がシンジとヒカリに気付いた。

「…歌は良いねえ…乾いた心、疲れた心、傷付いた心を潤して癒してくれる。
リリンの生み出した文化の極みだよ、そう思わないかい?碇シンジ君…」

そう言って微笑んだ少年の瞳は紅い。
綾波レイと同じに。

身に着けているのは、シンジと同じ壱中の男子用の制服に似ている。

「君は誰?どうして僕の名前を知ってるの?」

シンジが尋ねると、瓦礫から身軽に飛び降りた少年が歩いて来る。
背丈は少しばかりシンジより高いが、同じ様に細身の少年だ。

「それはね、ボク、渚カヲルがフィフス・チルドレンだからさ。
今日ドイツから着任したんだ。入院中のセカンドの代わりとしてね。」

「な、渚君?フィフス・チルドレン?アスカの代わり?
ミサトさんもリツコさんも、誰も僕に何も教えてくれなかったのに…」

「その辺の事情は、ボクには良く判らないけど、
重量分のプラチナより高価だと言われているエヴァを、これ以上遊ばせておく訳には行かないらしい。
ボク自身も昨日、急に言われて驚いたくらいさ。
日本の本部に行けって言われてね。
でも、ボクはとても嬉しかった。
ボクは以前から君にとても会いたいと思っていたから。
全ての使徒との戦いに参加し、対使徒戦連戦連勝、絶対不敗のエースのサード・チルドレン、
全世界のネルフにその名が轟く、碇シンジ君にね。」


939:冒険中年
12/05/06 12:38:47.75 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 18

「そ、そんな…僕が?」

「今、この組織に属する者で、碇君の事を知らない者など存在しないよ。
碇君は、もっと自分に、自分の実績と実力に、自信とプライドを持つべきだと、ボクは思うけどね。」

「渚君…」

「“カヲル”、で良いよ。」

「じゃあ、僕も“シンジ”で良いよ。」

シンジと渚カヲルは握手を交わす。

「ところで、シンジ君、君のガールフレンドはボクには紹介してくれないのかい?」

渚カヲルは、初めて制服姿のヒカリに目を向ける。

「あ、ごめん…彼女は洞木ヒカリさん、僕の…こ、恋人だよ。」

「いいえ、違うわ…婚約者よ。」

「ええっ?」

「だって…お嫁さんにしてくれるって約束したじゃない。」

「そ、それは…そうだけど。」

その夫婦漫才的な会話に、にやにやとする渚カヲル。

「おやおや…よろしくね、シンジ君の婚約者の洞木ヒカリさん。」

「よろしく、渚君。」

「あれ?ボクの事は名前では呼んでくれないの?」

「ごめんなさい。わたしが名前で呼ぶ男の人はシンジだけって決めてるから…
それで、あの、名前で呼ばれるのも…シンジだけ…」

「これはこれは…とんだお惚気を聞かされたね…婚約者か…
と言う事は、君達は既に相応の関係、言うなれば…
例えば、もうベッドを共にする間柄だと思って良い訳だね?」


940:冒険中年
12/05/06 12:39:55.11 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 19

「「そ、それは…その…」」

「君達は、科白の息もぴったり合ってるんだね。素晴らしい!実に素晴らしいよ。
日本に来た初めての日に、こうも好意に値する友人たちに巡り会えるなんて、
ボクは何て幸運なんだろうか。」

渚カヲルは、にこやかに笑った。
シンジとヒカリもつられて笑う。

シンジとヒカリは渚カヲルと共に久しぶりに笑った。



数日が何事も無く過ぎた。

シンジは、新たなエヴァのパートナーとなった渚カヲルと訓練や実験を共に行い、親交を深める。
だが、相変わらずミサトには相手にしてもらえず、ヒカリの事を言い出せずにいた。

一方で、ヒカリはシンジとの新婚ごっこの様な生活を楽しんでいた。
亡くした家族を思い出さない日は無かったが、その哀しみも、
シンジとの生活の楽しさとセックスの快楽で、何とか耐えられる程に薄める事が出来ている。


それはシンジの訓練も実験も予定されていない日だった。

ヒカリと昼食を摂っていたシンジの元に、
突然の緊急コールと共に飛来するネルフのVTOL。
マンションまでシンジを迎えに来たのだ。

「いつもの事だから、心配しなくて良いよ。ヒカリは安心して避難して。」

そう言って、お出かけのキスの間も無く、あたふたと出掛けて行ったシンジ。

ひとり家に残ったヒカリは、嫌な予感に囚われていた。
何処かに避難しようにも、もう使えるシェルターはこの街には無い。
ヒカリは此処に居るしか無かった。

シンジの身を案じて待つ、その時は長い。
だが、今のヒカリにはそれしか無いのだ。
シンジの無事を祈って、帰りを待つ事しか。


941:冒険中年
12/05/06 12:41:20.69 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 20

あった!もうひとつ出来る事が。
それは、いつもの様に温かい夕食を作る事。

冷蔵庫の食材を見て、
赤いバンダナで髪を纏めて同じ色のエプロンを身に着けたヒカリが作り始めたのは、ハヤシライス。
食材はネルフから逐次補充されるから、余り在庫に気を使わなくも良い。
葉もの野菜が殆ど無いのは残念だが、この際贅沢は言えない。

タマネギを微塵切りにして、バターとオリーブオイルで弱火でじっくりと炒めて、
牛肉風の合成肉を細かく切って加え、更に炒める。
栄養バランスを考えて、本当のレシピでは入れないニンジン、ジャガイモ、ピーマンも入れる。
後は、適量の料理用のワインと水を加えて弱火で煮込むだけ。
ルウを入れるのも、ご飯を炊くのもシンジが帰って来てお風呂に入っている時にすれば良い。
お米を研いで、付け合わせのサラダに使うトマトとブロッコリーの下準備をして…
お風呂の用意もしておかないと…

新妻の様にヒカリは、くるくるとよく動く。

だが、シンジは中々帰っては来なかった。


嫌な考えばかりがヒカリの頭に浮かぶ。
何か、良くない事があったのだろうか。
ケガをしたんじゃないだろうか。
それとも…

押し潰されそうな不安に、リビングに座り込んでクッションを抱き締めて、シンジの帰りを待つ。
テレビを点けてはあるが、画面など観ていない。
何も音がしないのが寂しいから点けているだけだ。


日付が変わって、やっと戻って来たシンジは、憔悴しきっていた。

「ただいま…」

「お帰りなさい、シンジ。」

「使徒だったんだ…だから仕方が無かったんだ…」

シンジは、それだけ言うとヒカリの胸に縋り付いて声をあげて泣き出した。
まるであの時のヒカリと同じ様に。


942:冒険中年
12/05/06 12:42:46.08 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 21

ヒカリは、そのままシンジを抱き締めた。
シンジが泣き止むまで。

「カヲル君が…使徒だったんだ。だから…殺して、殺してしまったんだ…」

「そ、そんな…渚君が、まさか…」

「カヲル君に頼まれた…友だちなら、殺してくれって…僕やヒカリを死なせたくないからって…
だからエヴァで…エヴァで…」

シンジは膝を抱えて蹲る。


「シンジ…」

自分を呼ぶヒカリの声に、ふと顔をあげる。

「シンジ…抱いて…わたしを抱いて全部忘れるの…」

そこには、あの時と同じ様に、何もかも脱ぎ捨てたヒカリの姿があった。
あの時と同じ様に黒い瞳に大粒の涙を浮かべている。

「もし忘れられないなら、わたしに半分頂戴。シンジの辛さも、悲しみも、苦しみも、何もかも…」

「ヒカリ…」

「シンジの悲しみは、わたしの悲しみだもの…独り占めなんてさせないんだから…」

ヒカリはシンジを抱き締め、そのままベッドへ引き摺りこむ。
あの薄暗い小さな部屋のベッドに。
そして、シンジを求めた。
激しく、悩ましく、艶めかしく。

ズボンもパンツもシャツもさっさと脱がして、シンジの厚く成りかけた胸板にキスの雨を降らせる。
まだ力の無い柔らかいペニスを可愛らしい口に含む。
含んで舐める。
舐めては扱く。
扱いては舐める。
淫靡な音を伴うその行為を、ただ只管に繰り返す。
中々息を吹き返さぬペニス。
だが、ヒカリは諦めない。
根気良く続けるうちに、ペニスは力と熱を得て次第に大きく硬くなる。


943:冒険中年
12/05/06 12:44:09.11 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 22

「ほら、シンジ…こんなになったよ…」

「ヒカリ…僕…」

「良いから、わたしに任せて…」

ヒカリはシンジの上に跨って、生命を得たばかりのペニスを熱く濡れるヴァギナで咥え込む。

「ああああ…」

快感に喘ぎつつ、腰をゆっくりと上下させる。
シンジの左手を腰に、右手を左の乳房に招く。

「ああん、ああん!」

次第に腰の速度を上げ、何も結っていないセミロングの黒髪を両手で掻き上げ、掻き乱す。
吹き出る汗が白い肌を滑り、シンジの上に落ちる。
ベッドが苦しそうに軋む。

その懸命の行為が、シンジの傷を徐々にだが癒していく。
悲しみに凍り付いていた心が融けていく。
その想いに応えねば、と燃えてくる。

「ヒカリ…ありがとう…」

シンジは繋がったままで器用に身体を入れ替える。
今度は自分が上になって、ヒカリと愛し合う為に。

「シンジ…」

ヒカリは自分の想いが通じた事が嬉しくて、また涙を浮かべる。
シンジの心と触れ合えた気がして。


ベッドが、また軋み始めた。


ベッドの軋みと、ヒカリの声が途絶えたのは、東の空が明るくなった頃。


ハヤシライスは、ふたりのブランチになった。
充分に煮込まれたそれは、とても美味しかった。


944:冒険中年
12/05/06 12:47:44.81 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 23
★★★

紺碧のアルピーヌ・ルノーA310改が深夜の荒野を疾駆する。
その荒野とは、言うまでもなく、つい最近まで第三新東京市と呼ばれていたところだ。
最早街灯のひとつとして無い、今の状況では、それは神業に等しい。
目的地はネルフ本部。
ハンドルを握るのは勿論、葛城ミサト。
後部座席には、しっかりと手を握り合ったシンジとヒカリ。



その少し前、シンジを本部に連れて行く為に久しぶりに我が家へ戻ったミサトは、
自宅にヒカリが居るのとふたりの雰囲気から、何より、部屋に籠る匂いから、
自分の不在時に此処で何が起きていたかを瞬時に察した。
だが、ミサトは別に咎めようとは思わなかった。
それより、シンジとヒカリから事情を聞いた時には、代わる代わるふたりを抱き締めた。
熱い涙を添えて。



「最後の戦いが始まるわ。だけど相手は人間…戦略自衛隊よ。
夜明けには来るでしょうね。
情報では2,3個師団。戦車も戦闘ヘリも戦闘爆撃機も来る。
たぶんN2ミサイルも。
それにエヴァの量産機が9体…」

「僕ひとりで、戦うんですよね?」

「ええ、そうよ。今のアスカにはとても戦闘は無理だもの。」

「…それでも…戦わなきゃならないんですよね?僕は…」

「ええ…シンジ君がヒカリちゃんと一緒に生き延びたいと思うならね。
奴らは降伏とか投降を受け入れてくれる相手じゃないから。」

「なら、戦います…ミサトさん。
僕は、ヒカリを守りたい、守らなきゃいけないから。」

「シンジ…」

絶望的な彼我兵力差にヒカリは血の気を失う。
幾らシンジと初号機が強かろうと、とても勝てるとは思えない。


945:冒険中年
12/05/06 12:49:12.40 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 24

「大丈夫だよ、僕たちは…僕はこれまでも勝ってきた。
数どころか何も正体の判らない使徒を相手に。
今度は相手が判っているだけ良いよ。ねえ、ミサトさん。」

「そうね…」

シンジもミサトも無理して造った笑顔をヒカリに向けた。
ミサトはルーフミラー越しだったが。

★★★

やっと辿り着いたネルフ本部の駐車場。

「好きよ、シンジ………ケガ、しないでね…」

「また、後でね、ヒカリ…好きだよ……」

シンジはヒカリと抱き合って口付けを交わす。
もう後など無いかも知れない、これで最後かもしれないキスを。

「さあ、シンジ君は早く着替えてケイジに急いで。ヒカリちゃんはあたしと一緒に来て。」

ミサトに促され、シンジはヒカリを放すと、ケイジに向かって一歩駆け出す。
だが、ヒカリも駆け出してシンジの背に縋り付いた。

「いやっ!行っちゃイヤっ!もう独りは嫌なの!行かないでぇ!」

「ヒカリ…ダメだよ。僕が行かないと、戦わないと、みんなを、ヒカリを守れない…」

「それなら、わたしも一緒に連れて行って!!」

「ダメだったら…僕は戦争しに行くんだから。人を…コロシに行くんだよ。」

「構わない!シンジがヒトゴロシになるんなら、わたしもなるわ!!」

「死ぬ、かもしれないんだよ。」

「いいわ!わたしもシンジと一緒に死ぬ!」

押し問答を続けるふたりにミサトが割って入る。

「シンジ君、ヒカリちゃんを連れて一緒に行きなさい。」


946:冒険中年
12/05/06 12:50:55.42 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 25

ふたりはミサトを見詰める。とても優しい顔をしたミサトを。

「ミサトさん…」

「ふたりでエヴァに乗りなさい。本部の中だって決して安全では無いわ。
ここは人間に、まして軍隊なんかに攻撃される事は全く想定されて居ないもの。
とても防ぎきれるとは思えない。エヴァの中が一番安全よ。」

「葛城さん…」

「ヒカリちゃんにはレイの予備のプラグスーツを着せると良いわ。
ヘッドセットはシンジ君のスペアを忘れずに着けてあげるのよ。」

「はい。あの…ありがとうございます。」

「発進したら、後はシンジ君とヒカリちゃんに任せるわ。
発令所はそれどころじゃ無くなるでしょうし。」

「それは、どう言う事ですか?」

「さっきも言った通り、ここは戦略自衛隊に襲われるわ。人殺しのプロ集団にね。
だから、シンジ君とヒカリちゃんのサポートは、多分出来ない。」

「ミサトさん…」
「葛城さん……」

「人類の未来なんて、もう、どうでも良いわ。ふたりの為に戦って来なさい。
ふたりで戦って、ふたりの未来を勝ち取るのよ!
そして、必ず無事で帰って来なさい、良いわね!」

ミサトは、ふたりを一度に抱き締めた。

「「はい!」」

ミサトが微笑んでふたりを送り出す。

シンジとヒカリは手を繋いで駆けて行く。

ミサトも発令所に急がねばならない。
彼女の仕事をする為に。


947:冒険中年
12/05/06 12:52:55.19 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 26
★★★

「シンジは、こういうの着てエヴァに乗ってたんだ。綾波さんもアスカも…」

更衣室でいち早くプラグスーツに着替えたシンジの傍で、
ヒカリは下着姿のままで、まだ少し躊躇っていた。

「これってプロポーション、丸わかりじゃない…胸やお尻の大きさだって…
それに下着も脱ぐんでしょ…」

ヒカリは、実は小さめの胸と大きめのお尻を気にしているのだ。

「大丈夫だよ、見るのは僕だけだから。それに白はヒカリに良く似合うし。」

ようやく決心のついたヒカリは、下着を脱ぎ捨てて、
シンジに手伝ってもらい、純白のプラグスーツに袖を通す。
左手首のスイッチをシンジが押すと、ぷしゅっ、と音がして、スーツはヒカリの身体に密着する。
ヘッドセットを着けて完成だ。

「可愛いよ、ヒカリ。ヘッドセットがネコ耳みたいで、白い子猫ちゃんみたいだ。」

「ばか…恥ずかしいじゃない…」

「好きだよ…」

「わたしも…」

ふたりは、またキスを交わした。


948:冒険中年
12/05/06 12:55:25.34 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 27
★★★

「エントリー、開始して。」

「了解!エントリープラグ挿入開始!」

発令所に居る赤木リツコは、モニターに映るエントリープラグ内の映像を見て驚く。
シンジの隣に、何処かで見覚えのある少女が居る事に。
レイの純白のプラグスーツを着てヘッドセットを付けたその少女は、
シートの傍に座ってシンジにしがみ付いている。
少女のデータが瞬時にモニター画面に表示される。

「シンジ君のクラスメート?!
シンジ君!その子は何?どうして初号機のエントリープラグに居るの?
何故プラグスーツを着てるの?
誰が許可したの?
まさか、ミサト、あなたじゃないでしょうね?!
シンクロに影響したらどうする積り?」

リツコは、先程入って来たミサトを見る。
前にもシンジの友人二人を強引にプラグに入れた実績があるからだ。

「大丈夫よ、心配しなくても。」

憤るリツコをミサトは笑顔で窘めた。

「シンクロ率97.3%、ハーモニクス誤差0.03%。これまでのシンジ君の最高値です!」

「ええっ?!まさか?理論上有り得ないわ!」

伊吹マヤのコールにリツコは更なる驚きを隠せない。

「ほらね、見ての通りよ。事実は認めざるを得ないわよね、リツコ。」

「そんなバカな?!エヴァが、初号機が、あの子を受け入れたとでも言うの?」

「ヒカリちゃんはシンジ君の恋人だもの、身も心も通じ合ってる。当然でしょ。」

「愛は理論では測れないって事?ホント…ロジックじゃ無いわね。」

リツコは苦笑いを浮かべる。


949:冒険中年
12/05/06 12:57:47.63 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 28

「アスカは、どうする積りなの?」

「弐号機に乗せて地底湖に隠すわ。見つかっても此処よりは安全だもの。」

「それしか無いわよね、あの様子じゃ。」

惣流・アスカ・ラングレーの碧い瞳は、未だ輝きを取り戻しては居ない。


「さあて、あたしたちは戦略自衛隊のお兄さんたちを盛大にお出迎えするわよ!
日向君、みんなに例の物、配って!」

「じゃあ私も、こんな事もあろうかと密かに開発しておいたアレを使おうかしら?
マヤ!お願いね!」

日向マコトは何処から出して来たのかと言うほど大きな段ボール箱から、
怪しげなサブマシンガンの様な銃を出して来て、予備弾倉と共に配った。

マヤは嬉々として機器を操作すると、これまた怪しげなコンソールパネルが現れた。


『総員!第一種戦闘配備!対空対地ならびに対人戦用意!
これは演習では無い!!
繰り返す!これは演習では無い!!』

青葉シゲルのコールがネルフ本部全館に響き渡る。

「そう言えば、司令と副司令は?姿が見えないけど?」

「さあ?私は知らないけど…」

実はリツコは知っている。碇ゲンドウと冬月が何をしているのかを。
誰も存在を知らぬ三人目のレイを伴ってセントラルドグマの奥深くに居る事を。

だが、そんな事より、今はもっと大事な事がある。
構っている暇など無いのだ。

本部に侵入して来る筈の戦略自衛隊の精鋭のお出迎えが。

夜明けはもうすぐ来る。



950:冒険中年
12/05/06 12:59:45.80 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 29

★★★

発令所のそんな様子など、今のシンジとヒカリには余り関係が無かった。
エントリープラグは、文字通りにふたりの世界だったから。

「行くよ、ヒカリ。」

「うん。」

「怖くない?」

「怖いけど、大丈夫。シンジと一緒だから。」

「ああ…生きるも死ぬもヒカリと一緒だよ。」

ヒカリはその言葉を聞くとインダクションレバーを握るシンジの手に自分の手を重ねる。
スーツ越しの筈なのに、互いの手の温もりが伝わってくる。


ふたりの世界に浸るシンジとヒカリにミサトの声が聞こえる。

『シンジ君、ヒカリちゃん、お客さんが来たわ。そろそろ発進よ、良いわね!』

ふたりは頷き合う。

「「了解です!」」

『予想通り、戦車に自走砲、装甲車、戦闘ヘリに戦闘爆撃機。
わんさか来てるわ。相手は選り取り見取りよ!頼むわね!』

「「エヴァ初号機、発進します!!」」


電磁カタパルトで地上に打ち出された初号機は、ミサトの「リフトオフ!」のコールを待つ事無く、
最終安全装置を引き千切って戦略自衛隊の新鋭戦車の群れ目掛けて突進した!

戦車群からも猛烈な砲撃が始まる!!
120mm戦車砲から放たれた劣化ウラン弾が初号機を襲う!
後方の自走砲やロケット砲も火を吹く


951:冒険中年
12/05/06 13:02:07.92 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 30

「「うわあああああああっ!!」」

大声を上げて、ふたりは、ふたりの操る初号機は戦車を蹴飛ばし、踏み潰す!
数億円の戦車が何人かの貴重な乗員の命と共に、一瞬にガラクタになる。
まるで子供に壊されたおもちゃの様に。
直接触れなくとも、初号機が傍を駆け抜けただけで戦車は転覆し戦闘力を失う。
だが、それをも念入りに踏み潰す初号機。

自走砲も装甲車も同じ運命を辿る。
歩兵部隊などまるでアリの様に………

「「負けるもんか!!お前たちに!!」」

戦闘爆撃機からの空対地ミサイルが迫る!
戦闘ヘリや戦闘VTOLからのロケット弾や対戦車ミサイルもそれに続く!

「「このおっ!!!」」

だがATフィールドと12,000枚の特殊装甲は、初号機に傷一つ付ける事は許さない。
反対に手で薙ぎ払う様に放ったATフィールドで次々に撃墜される。
数十億円の戦闘ヘリも100億円を超える戦闘爆撃機も、一瞬で火の玉となって墜ちて行く。
数億円の費用を掛けて養成されたパイロットと共に。


この戦いの意味など、もうシンジにもヒカリにも、どうでも良い事だ。

ただふたりが生きる為に戦う。
生きて明日の朝陽を見る為に戦う。
生き抜いて愛し合う為に戦う。

それだけだった。
それだけで充分だった。


今、碇シンジの最後の戦いが、洞木ヒカリの最初で最後の戦いが始まった。

ヒカリはシンジを介して初号機とシンクロしている。
もう怖さは何処にも無かった。
あるのは不思議な高揚感だけ。

それはシンジも同じ。
湧き起こる奇妙な高揚感に呑み込まれている。


952:冒険中年
12/05/06 13:03:27.18 q13Jv98R
洞木ヒカリ さいごのふたり 31

敵はまだ来る。

戦いはこれからだ。

ミサトの言ったN2ミサイルもエヴァ量産機も、まだ来ていないからだ。

だが、何故かふたりは楽しかった。
戦う事が。
ふたりは嬉しかった。
敵をやっつける事が。

笑顔でヘリを撃墜し、笑って戦車を踏み潰した。
戦闘爆撃機が火を吹いて墜ちて行く度に笑みを交わした。


それは、ひとりじゃないから。
ふたりが一緒だから。

ヒカリと一緒だから。
シンジと一緒だから。


例え、そこがふたりの最期の場所になるのだとしても。

もう…ひとりにはならないから。




その時、遥か彼方の遠い空で何かが光った気がした。

ふたりは、揃って上を見上げると、また笑みを交わした。






        (洞木ヒカリ さいごのふたり 全編終了)



953:冒険中年
12/05/06 13:05:17.06 q13Jv98R
冒険中年です。
『洞木ヒカリ さいごのふたり』全編投下終了しました。
どうもありがとうございました。


954:名無しさん@ピンキー
12/05/06 19:57:23.32 ydH/pHBi
乙です。
ひとつ聞きたいんですが、続編は構想あるんですか?冬月とゲンドウのこと
とか。前作のマユミの話も伏線が沢山有りますが、シリーズとして続くので
しょうか?

気になるので返答お願いします

955:名無しさん@ピンキー
12/05/06 22:09:45.74 Quy5ymBZ
>>953
乙です
笑顔で敵を殲滅していくのは、EOEのアスカ同様、読者によって受け取り方が違いそうだ

956:名無しさん@ピンキー
12/05/07 17:59:44.48 v9LIgsEA
>>953
乙です。これからもがんばって下さい


957:冒険中年
12/05/07 18:54:15.76 aQKz8nU6
このスレの住民の皆様

本スレに投下させて頂いた三本の作品、
『山岸マユミのしあわせ』
『綾波レイ…あのときとおなじに…』
『洞木ヒカリ さいごのふたり』
お読み頂いた皆様、様々な御意見を下さった皆様、深く感謝致します。

この三作品は、「一話完結の短編」として書かせて頂きました。
ですから、残念ながら続編はありません。
今後、もしこの次のスレに投下させて頂く作品にマユミ、レイ、ヒカリが、
ヒロインとして登場したとしても、前出の作品とは全く関連は無いものとお考え下さい。
如何にもこの後の話が有りそうな終わり方をするのは、作者の個人的趣味です。
どうか御容赦下さいませ。
CP以外のキャラが多く登場するのも、痛い表現が多いのも、
背景設定、伏線、陰謀が絡んで来るのも、皆、私、冒険中年の作品の「仕様」であると、
気楽にお考え頂ければ幸いです。

今後も折に触れて作品を投下させて頂くと思いますが、その節は宜しくお願いします。


2012年5月7日 冒険中年


958:名無しさん@ピンキー
12/05/07 19:15:37.32 Qsj13rT2
これだけは言うけどそれなら無意味な伏線匂わせない方がいい

959:名無しさん@ピンキー
12/05/07 19:29:00.63 wrVaLi36
>>958
まぁいいじゃん
取り立てていうべきほどのことでもない

960:名無しさん@ピンキー
12/05/07 20:01:56.30 S7GfJdto
普通「続き続き」とせがむのは、単に文章を褒めるスキルがないだけで
いわばGJと同意義だから
書き手は特に気にする必要も、それと舞い上がる必要もないよ
好きに書きたいものを書けばいいだけのことだ

961:名無しさん@ピンキー
12/05/09 18:46:16.55 XZqk8Okq
エロくないのが問題

962:名無しさん@ピンキー
12/05/09 19:23:26.79 4rUZmLv+
>>961
テンプレよめねーの?

963:名無しさん@ピンキー
12/05/09 20:00:45.10 XZqk8Okq
ここはエロを求めてくるんだろ。このままのスタンスで続けるって宣言して
る中年さんは何言っても聞く耳持たないからいいだろ。
おかげで上手いひといなくなったし。マジむかつくわ。

中年が工作して追い出したとしか思えない。
自分で作者()とか作品()とか言うかよ()
シンジも性格違うし。ヒカリもただのウザイ女になってるし。
キャラの魅力台無しだ





964:名無しさん@ピンキー
12/05/09 20:14:14.07 4rUZmLv+
>>963
テンプレ

965:名無しさん@ピンキー
12/05/09 22:41:21.58 HjcJ6mGY
マッチポンプだろ?


966:名無しさん@ピンキー
12/05/09 23:34:46.14 h2+Sa+an
誰か言うと思ったが、俺の発言は>>960だけで、後はスルーしてるよ
どうやらそいつが噂の携帯BAN君みたいだな

俺ならもっと気の利いた、臓腑を抉るような悪口を言うさ

967:名無しさん@ピンキー
12/05/09 23:37:42.06 4rUZmLv+
誰が誰だなんてのはどうでもいい
書き手を敢えて貶めようとし続ける奴だけは許さん

968:名無しさん@ピンキー
12/05/10 02:09:47.58 htcc6QRL
>>966
あれ?
君なんか忘れてない?

969:名無しさん@ピンキー
12/05/10 08:28:35.45 TcQNDxF3
そちらこそ

970:名無しさん@ピンキー
12/05/10 22:07:05.63 htcc6QRL
>>969
その上で少し考えさせてくれ
俺だって早く謝ってスッキリしたいんだ


971:名無しさん@ピンキー
12/05/10 23:23:35.47 TcQNDxF3
テンプレの分割がまだだよ
といって先の荒らしは俺じゃないけど

972:名無しさん@ピンキー
12/05/13 19:48:36.09 S/+/t91x
テンプレ元に戻すの希望。
※荒らしはスルー
※sage進行

973:名無しさん@ピンキー
12/05/13 20:10:30.56 9Uur2e6J
元のテンプレってどんなのだっけ

974:名無しさん@ピンキー
12/05/13 20:51:12.27 ua4fby7L
<テンプレ案・レス1番用>
新世紀エヴァンゲリオン・ヱヴァンゲリヲン新劇場版・コミックス(貞本)版、
その他派生作品を元ネタにしたエロパロ作品を投下するスレです。※sage進行推奨

<前スレ>
【量産機】新世紀エヴァンゲリオン【10号機】
URLリンク(pele.bbspink.com)

<まとめサイト>
【PC用】
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)<)


<ローカルルール>
前提
1.「1作品」は起承転結を持つ、ひとまとまりのものである
  (短編は「1作品」、長編は複数の「1作品」からなる)
2.本スレはエロパロスレなんので「1作品」にはエロシーンを含む
  (長編作品では、エロシーン抜きの話があるのは可)

職人サイド
1.(推奨)タイトルをつける
2.(推奨)作者名を明記する
3.(推奨)グロ、スカトロ、イタモノなどの内容を含む場合は冒頭で明記する
4.(推奨)(推奨)他の職人の投下後は半日~1日程度、間隔を開けて投下する
5.(必須)1作品を数レスずつ細切れ投下しない(書きながら投下しない)
6.(必須)一回の連続投下が終わった場合は、連続投下が終わったことを示す
7.(推奨)読者のレスに対する職人からのレスは、個別にせず、時間をおいてまとめてする

読者サイド
1.(推奨)自分の気にいった作品にはレスをすること
2.(推奨)自分の気に入らない作品はスルーすること
3.(推奨)ルール違反と思われる投下に対しては、ルールを示して注意すること
4.(推奨)元ネタ作品や、投下作品に関する雑談は可とする
5.(推奨)特定職人への投下待ちコメントはほどほどにすること

次スレ
>>970を超えたら次スレ立てを行うこと。スレ立て終わるまでは書き込みを控えること

荒らし対策
 基本はスルーすること。ただし、書き手、作品に対する誹謗中傷については、厳重注意を行うこととする
 (書き手排撃を狙う粘着荒らしが過去発生しているため)
 過去の粘着荒らしについては>>3参照のこと

975:名無しさん@ピンキー
12/05/13 20:51:34.68 ua4fby7L
<テンプレ案・レス2番用>
<過去スレ>
【初号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【出撃!】
スレリンク(eroparo板)
【弐号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【発進!】
スレリンク(eroparo板)
【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】
スレリンク(eroparo板)
【四号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【消滅!】
スレリンク(eroparo板)
【5号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【起動!】
スレリンク(eroparo板)
【月より飛来する】新世紀エヴァンゲリオン【Mk.6】
スレリンク(eroparo板)
【量産機】新世紀エヴァンゲリオン【7号機】
スレリンク(eroparo板)
【量産機】新世紀エヴァンゲリオン【8号機】
スレリンク(eroparo板)
【量産機】新世紀エヴァンゲリオン【9号機】
スレリンク(eroparo板)

976:名無しさん@ピンキー
12/05/13 20:52:21.94 ua4fby7L
<テンプレ案・レス3番用>
過去の荒らしの種類及び荒らし行為

1.携帯BAN荒らし
(1)過去の行動サンプル
・スレ自体が不快だとして、手動による埋め立て荒らし(2時間で120レス、1日で350レス等の引きこもりニート以外には不可能な物量)を行う。(2011春)
 この初期、二次創作方面での盗作常習犯だったナグナブロの名前を連呼。
・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に粘着
 投下作品中の慰安婦という単語使用をとらえ「慰安婦って差別用語です」等正論を装った埋め立て荒しを行う。(2011春)

→2ch運営により荒し行為の咎にてBAN

>★110603 eroparo 顔文字「(*´Д`)」連投埋め荒らし報告
>スレリンク(sec2chd板)
>proxybg022.docomo.ne.jp(7rG0roJ)
(※このdocomo携帯は、過去に盗作行為常習犯ナグナブロの別HN「あり」名義にて2chで用いられていたもの)

2.マッチポンプ荒らし
(1)過去の行動サンプル
量産型10号機
スレリンク(eroparo板)
ID:jJ4JDB89=
ID:j+Y6U2Kb (2012年4月27日)
ID:FhUcsJ5M (2012年4月29日)
ID:ZZwGdRAG (2012年4月30日)
ID:ZHgx1Akm(2012年5月2日) new!
ID:n0UI2eM8(2012年5月3日) new!

・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に対する粘着行為、このHNを用いた嫌がらせ投稿を行う。(2012春)
・荒らし行為中に投下を行ったLASキッチー氏に対する粘着行為、自身の嫌がらせ作品に出演させる許可を寄越せと主張する。(2012春)
・荒らし行為中に投下を行った冒険中年氏に粘着、作品中のセリフをとらえエヴァを馬鹿にしている等と牽強付会の主張を行う。(2012春)
・現在休止状態のまとめサイト管理人氏に無責任だと難癖をつける一方、荒らしの際には氏に見捨てられたスレだと利用する。(2012春)
・「盗作コピペ荒らし」の盗作コピペ騒ぎを◆knYv4oEKcE氏へ濡れ衣を着せる口実に利用 (2012春)
・荒らしをネタにした◆knYv4oEKcE氏の投下に火病る。稚拙な改変を施し他板投下作の盗作だと濡れ衣を着せようとする。(※1)(2012春)
→ソースの非提示、検索エンジンにキャッシュが存在しない、必死チェッカーに存在しないIDを騙っていること等から、速攻バレる。
・荒らし行為中に投下を行った◆knYv4oEKcE氏に粘着、作品中の誤字や表現ををとらえ中傷。
 さらに作品に敢えてタイトルをつけなかったという事に対してテンプレに違反すると難癖紛いに強調して主張。(2012年5月2日~)
・「書き手の端くれ」であるとうそぶき、投下人を苛つかせる工夫が出来るだけの能力があると見栄を張る。(2012春)
→しかし、直後見せた「芸のある」嫌がらせとやら(※1)は、2ch、ネットに対する知識の無さを露呈しただけで速攻失敗。
・GWのカレンダーを知らない深刻な世間知らずぶりが発覚。無意味にプライドが高いものの、実体はやはりひきこもりニート。(2012年5月)
・ID:n0UI2eM8のIDで住民を馬鹿にした後に、自身に粘着するキチガイの出現で困惑、そして「携帯BAN荒らし」「盗作コピペ荒らし」の犯人ではないと主張。スレ住民へ謝罪を求めるとともにテンプレの改変をしつこく要求。(2012年5月3日)new!

(2)対応
 スレリンク(eroparo板:916番)
 にて、荒らし活動の停止の可能性をほのめかしており、本スレで荒らし行為が無くなれば「マッチポンプ荒らし」の活動終了とみなし、テンプレからの削除を検討する予定。

3.盗作コピペ荒らし 
(1)過去の行動サンプル
・投下を装い、Platinum×Platinum掲載の「アタシノモノ」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)
・投下を装い、けんけんZ氏の「エヴァンジェリスト」をスレにコピペ。速攻バレる。(2012春)


977:名無しさん@ピンキー
12/05/13 20:58:13.59 ua4fby7L
テンプレ案まとめてみた

>>972
基本はスルーだが、書き手排撃の荒らし行為はスルーすることは荒らしの主張を認めることになるので、スルーはできないと考える
(一番弱い立場なのは書き手なのだから)
その旨テンプレに盛り込んだ

>>973
元のテンプレは、過去スレ紹介のみで、ローカルルールは一切設定してなかったよ

>>971
これで納得したか?

978:名無しさん@ピンキー
12/05/13 21:05:12.20 9Uur2e6J
>>977
ありがとう

ただあれだ、2.マッチポンプ荒らしのID欄の一番上がだな
x ID:jJ4JDB89=
o ID:jJ4JDB89
だから憶えておいて修正しておかないといけないな

979:名無しさん@ピンキー
12/05/13 22:22:35.23 clPNBO8x
>>976
妥当なテンプレだと思う。マッチポンプ荒らしと埋め立て、盗作コピペ
同一犯かそうでないかは証明できないが記録を残す事は必要かと。
荒らしが無くなれば、必要もないのでテンプレ削除検討は賛成


980:名無しさん@ピンキー
12/05/13 22:36:44.99 3zMdHiHq
>>976
テンプレ案作った人間だが、とりあえず荒し自己申告で別人の仕業だというものを分割することにも
次スレで荒らしが行われなければ必要なしとして削除とするのも、どちらも賛成だ
それで良いんでない

981:977
12/05/14 00:41:42.56 +05u9S5U
>>978>>979>>980
了解
例の彼の返事がないので、次スレはまだ立てないけど、
明日の夜辺りに立てようかと思います
>>980氏はテンプレ案御苦労さまでした)

982:名無しさん@ピンキー
12/05/14 09:15:21.60 RV7q3a5w
テンプレ作成乙。
荒らしの行動についてもよくまとまってると思う。

しかし、投下ルールについての部分は、過去スレでろくな議論がされないまま、スレ立てた奴が勇み足的に追加したものなんだよね。
初代スレからいる住人としては、このままこれがルールとして定着しちゃうのは若干抵抗感が。

983:名無しさん@ピンキー
12/05/14 11:39:24.16 9KhOEjlB
>>982
なんで抵抗感あんの?修正案提案してみ

984:名無しさん@ピンキー
12/05/14 16:20:45.75 RV7q3a5w
>>983
投稿ルールを決めること自体に抵抗感。
好き勝手に投稿できるのが、職人へのハードル低くてよかった。
がんじがらめにあれはダメこれはダメと決めると、重箱の隅つつく荒らしに悪用される。


985:名無しさん@ピンキー
12/05/14 18:11:10.74 nCJZzosT
>>984
俺もそう思う。推奨やら必須やらって言葉が並んでいると引くわ。
確かにそれを理由にギャースカ言われてた投下者もいたし

986:名無しさん@ピンキー
12/05/14 18:56:34.14 qL3LvkJ7
そうでしょうか?
この程度なら別に窮屈だとは思えませんけど。

2、3レスすつ細切れ投下されて、続くのかどうかも判らず、
作品なのか雑談なのかもよく判らない文章の方が困る気がするんですが。
書き手にも読み手にも。

荒らしや叩きが目的の人はルールがあっても無くてもやるでしょ?



987:名無しさん@ピンキー
12/05/14 18:56:56.64 9KhOEjlB
>>984
内容の規制じゃなく、投稿時の案内みたいなものに何いってんだ?
ハードルが高いもなにもないだろ

(推奨)(必須)は余分だろうけど、あっても何の問題のようにも思わんな

988:977
12/05/15 00:01:17.94 +05u9S5U
次スレ
【量産機】新世紀エヴァンゲリオン【11号機】
スレリンク(eroparo板)

989:977
12/05/15 00:03:44.30 +05u9S5U
>>982
それなりに議論されたものだし、荒らし以前に新しい書き手さんに対する投下マナーを指摘する声が以前からあります
それが書き手叩きと混同されないためにもある程度ルールは明示すべきかと

>>985
必須、推奨はぎょうぎょうしい、とのことなので、どうせ必須は2つしかなかったので、
全部推奨とし、順番入れ替えの後、各行からは削除しました

不満な点、不備な点は多々あると思いますが、残りレス僅かのため、まずはスレ立て優先とし、
これ以上の議論は次スレにて提起してお願いします

990:名無しさん@ピンキー
12/05/15 00:37:19.01 3HDo4H6a
スレ立て乙です!
読み書き両方にある程度のルールは必要と思います。

991:名無しさん@ピンキー
12/05/15 00:45:49.17 CsK7l43V
投下ルールは引き続き次スレで。個人的には推奨でいいと思いますが
皆で楽しめるスレにしましょう!



992:名無しさん@ピンキー
12/05/15 01:43:04.77 n5P4m+gv
スレ立て乙!

993:名無しさん@ピンキー
12/05/15 11:41:34.67 n5P4m+gv
次スレたったので埋め


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