12/05/02 18:19:42.99 N4l7FBIq
某所でエヴァのスレを一人で守ろうとしている、孤高の素人作家さんがいると聞いてやって来ましたよ。
なになに。
●―見てはならないモノを見てしまった。
いいねぇ。誰が何を見たのか、のっけから読者の興味を引いてくれるなあ。
●ぶわっと額に脂汗を滲ませ、その時相田ケンスケが考えたのは友の心情についてであった。
ここはどうだろう。普通「ぶわっと」なら「噴き出る」だし、「滲む」のなら「じわっと」だ。
ぶわっと滲む脂汗なんてのは、日本語の文章として用法が間違ってるな。
●この事を知ればきっとあいつは傷付く。傷付くに違いない。世の中には知らない方が良い真実があるのだ。
「あいつら」ではなく「あいつ」というからには「友」というのは一人なんだろうねえ。
まさか、このあとケンスケの友達2人が傷つくことになるなんてのは無しだよ。
この部分からしてあり得ないと断言できる。
●だからケンスケはそうっとノートを閉じ、自分のほんの気まぐれ、悪戯心が発見してしまったその劇薬物を
自分の鞄に仕舞おうとしたのである。
どちらかの「自分」は省いてもよかったのでは?
短い一文の中に同じ語句が入るのは、なんか野暮ったいし、こなれていない感じがするよ。
●この世にもし神が仏がいるのであれば、
普通の日本語なら、こう言う時は「神や仏」を使うのが妥当な文章作法だろうなあ。
百万歩譲って「神か仏」であって「神が仏が」なんてのは文法以前の問題だろ。
なんだ、こりゃ全然ダメじゃんか。
続きはもう読ませてもらわなくてもいいよ。
守るのはエヴァスレじゃなく、まずは自分の日本語での文章作法じゃない?