12/12/25 21:50:00.65 P7OCsk52
「それじゃあ詳しい日時とか決まったら連絡してね、美波」
「え…!いいの、アキ?」
「うん。特に予定とかもないしね。」
「玲さんは?」
「むしろクリスマスの日に姉さんと一緒にいるのが怖いというか…。前なんか、「アキ君、姉さんと一緒に熱い位聖夜を過ごしましょう」って言って襲われそうになったし…」
「あー…なるほどね…アハハ…」
玲さんはホントにアキが好きなんだなあ…
「美波の方こそいいの?僕なんかがおじゃまして?」
「へ?…そんなの…」
いいに決まってるじゃない。アキと一緒にクリスマスを過ごせるなんて、すっごく嬉しいわよ。
…そういえば、いままで何度もアキをこういうことに誘おうとして、恥ずかしくて言えなかったり、
変な意地はって誘えなかったりしたことがあったっけ…ウチ…そのたびに後悔して…
…もうあんな思いは嫌、せっかく素直に言えたんだもん、今回こそは…!
「いいに決まってるじゃない」
自分の想いを素直に言おう。
ウチは笑顔でアキにそう返した