キモ姉&キモウトの小説を書こう!part40at EROPARO
キモ姉&キモウトの小説を書こう!part40 - 暇つぶし2ch78:狂依存 299
11/12/01 18:57:18.90 knyNFC3e
って、感じで、麻由お姉ちゃんの理不尽な頼みごとも喜んで引き受けちゃってたんだよな……。
今の麻由お姉ちゃんは昔の麻由お姉ちゃんそのままだ……。
僕に対する口調も態度も乱暴で、うざったいと言わんばかりの扱い。
「まさか……」
もう何年もあんな麻由お姉ちゃんは見ていなかったし、これからも見ることは無いと思ってた。
だとしたら、麻由お姉ちゃんは僕の事はもう……。

いても立ってもいられず、麻由お姉ちゃんの部屋に再び向かう。
「麻由お姉ちゃん、あのさ……」
「部屋に入る時はノックぐらいしなさいよ。常識も無いの?」
「ご、ごめん……ねえ、買い物だけどさ……今夜はもう我慢して、明日朝早くに行くから、それで……」
「今すぐって、言ったでしょ。お腹空いたし、疲れてるのよ。さっさと行け」
麻由お姉ちゃんはダルそうな声を出して布団に包まり、寝返りを打って、背を向ける。
見てるこっちまで不快になるぐらいの苛立ちを露にした横柄な態度を見て、何かが頭の中ではじけた。
「麻由お姉ちゃんが行ってよ……」
「え?」
「体調が悪いなんて、嘘なんだろ?買い物も、食事も洗濯も掃除も全部、麻由お姉ちゃんがやってたじゃないか。僕をからかってるんだろ?」
「な、何言ってるのよ?今、本当に体が……」
嘘だ……麻由お姉ちゃんは……今の麻由お姉ちゃんはこんなんじゃ、無いはずだ。
「な、何よ……?きゃっ!!」
麻由お姉ちゃんをベッドに押し倒し、胸を触る。
驚いた麻由お姉ちゃんの上着に手をかけて、服を脱がせようよとした瞬間、
「あっ……ちょっと、止め……止めてっっ!!!」
パンっ!!ドンっ!!

「……はあ……はあ……」
大きな悲鳴が部屋に響き渡った後、顔を殴られ、ベッドから突き飛ばされた。
「何で……?」
「今はしたくない……ううん……もう、そういう気分になれない……」
「……!!」
視線を逸らしながら、ぽつりと漏らしたその言葉に頭をハンマーか何かで思いっきり殴られた様な衝撃を感じ、思考が完全に停止した。
「出てって……早く……」
それから、しばらくの間―
殴られた頬を手で抑えながら、ベッドに寝込んで、僕に背を向けた麻由お姉ちゃんを呆然と見つめる事しか出来なかった。
それから、どれくらい経ってからか。
この沈黙に耐え切れず、部屋を出て自分の部屋のベッドへと倒れこんだ。



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