キモ姉&キモウトの小説を書こう!part40at EROPARO
キモ姉&キモウトの小説を書こう!part40 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
11/12/25 02:58:09.20 S/IW2RdT
>>399
妄想乙wまぁ気持ちは分かるけどな・・・

>>398
GJ
お久しぶり!!続きあったのかw
この弟はカラオケ好きだな

401:名無しさん@ピンキー
11/12/25 13:13:17.76 p0Mc129m
クリスマスだからって浮かれやがって畜生
何でこんな日にアホみたいにバイトしなけりゃいけねえんだよ畜生
兄妹みたいなやつがいちゃつきながら店来やがるしよ

402:名無しさん@ピンキー
11/12/25 15:44:17.69 wcQuYom9
妹がサンタガールとか、姉のプレゼントが全裸にリボンを掛けた本人とか、クリスマスネタの投下、まだーーー?
メリークリスマス!
キモ姉! キモウト!

403:名無しさん@ピンキー
11/12/25 21:44:54.23 VlbYY4zS
>>398GJ

404:名無しさん@ピンキー
11/12/26 14:22:28.85 eIR+sxZb
このスレが寂れるのも時間の問題っぽいな

405:名無しさん@ピンキー
11/12/26 19:07:22.64 tkAz4WPH
今、一番人気がある作品は何なん?

406:名無しさん@ピンキー
11/12/26 19:08:37.92 2rkCeqLQ
そういうのはやめとけ

407:名無しさん@ピンキー
11/12/26 20:20:22.10 GpQlbZJY
かなり今更な感じするけど、未来のあなたへって凍月さんの作品だったんだな
知らなかったわ

408:名無しさん@ピンキー
11/12/26 20:28:35.67 eUB3VspZ
有名な人なの?
逆にこっちは続きが読みたくてググって初めて目にした人だけど

409:名無しさん@ピンキー
11/12/26 22:55:19.85 8Waqin9B
凍月さんって言われてもなるほどって思う文体だなぁ読み返してみると
未来のあなたへは一番好きな作品だしまた書いて欲しい。

410:名無しさん@ピンキー
11/12/27 21:18:19.01 01H44U1K
駄作ですけど投下します

411:歩美14歳・第4部
11/12/27 21:20:31.71 01H44U1K
「こんにちは歩美ちゃん~DVD視てくれたかな?」
電話の向こうの声に歩美の小さな胸はドキッとした
(い、いや!)プッ!と電話を切ると歩美は恐怖に襲われた
「だ、誰なの‥なんであたしのこと」まだ14歳の子どもには整理ができなかった
自分の部屋のケータイから「ヘビーローテーション」が流れた
「誰?ママ?」ロングヘアとミニスカをなびかせて急いで電話に出た
「もしもし‥」
「歩美ちゃん~切っちゃだめだよ~」
「キャアーッ!」悲鳴をあげて電話を切ろうとすると
「歩美切るんじゃねえよ!切ったらお前のエロ画像ばらまくぞ!」男はトーンを変えて怒鳴ってきた
(そんな‥!)歩美は従うしかなかった
「あたしに何の用ですかあ‥ズズッ!」もはや歩美は泣くことと鼻水をすすることしかできない
「へへ、歩美ちゃんがかわいいからさあ、商売させてもらうわ。あんなカッコして恥ずかしくないの?」
男はさらに続けた「乳首もマンコもパンツもお前全部見せてバカじゃねえの?痴女か?男に見られるの好きなんだろ?」
(ひどい!)歩美は内股座りでへたりこんだ。もう幼い心はボロボロだが反論しないと負けになる
「あ、あたしそんなこと思ってないです!新体操はあたしの夢です!レオタードもかわいいしやらしくないです!ズズッ!ズズーッ」かわいい顔は真っ赤になり、涙と鼻水、よだれまみれで反論する歩美
しかし健気な反論も男には通用しない
「今までパンツやブラが少なくなったことに気づかないバカが何言ってるの?」
「え・・?パンツ?あたしのパンツ!盗ったの!泥棒!」歩美は泣きながらタンスをあさったがパンツは一枚もなく、「ガキっぽいパンツばかりだな!」と引き出しの中にマジックで書かれていた
「あたしのパンツ‥うええん!」もう今履いているのと、新体操クラブに置いてあるベージュのアンダーパンツしかなかった
パンツを盗まれたことよりも自分が電話の見ず知らずの男の手に落ちたことが歩美にはショックだった
「歩美ちゃん泣いてるの~?もう中2なんだから泣かないの~」
「もうやだ!ママに言う!お巡りさんに言う!」
「言ってもいいけどネットでこのDVDと同じ動画と歩美ちゃんのブラ、パンツ。あと住所とかみんなバラすよ?」男は完全に余裕綽々だ
手慣れた男の前では歩美はただの14歳の少女でしかない

412:歩美14歳・第4部
11/12/27 21:23:10.69 01H44U1K
「うえっ!うええん!」父親と別れた時よりも、弟とケンカした時よりも涙が止まらない
ポタポタとピンクのジュータンの上に涙の滴が落ちる
「言うことききますう!何でもするからばらまくのやめでえ!ズズッ!」歩美は男の言いなりになるしかなかった
「まあ歩美ちゃんが言うこときいてくれていい子にしてればやめてあげるよ」
「本当ですか!?」
「ん~じゃあ歩美ちゃん~その制服スカート脱いでパンツも脱いでもらおうか?」
「え!」歩美はキョロキョロした。何で男は自分の服装を知ってるのか?
(見られてる!)ケータイ片手に歩美はキョロキョロすると、机、タンス、ベッド、クマのぬいぐるみにいたるまでガチャガチャと部屋を荒らした
「カメラあるけど歩美ちゃんにはナイショ~今クマちゃんのぬいぐるみは机の上にあるね~」男の声は歩美にさらに恐怖心を与えた
カタカタ‥「マ、ママあ‥」またポタポタと涙が床に落ちる
「泣かなくていいから早くマンコ出せよ!オナニーしろよ!いつもやってるオナニーをな!」
「オ‥!オナニーってなんですか?あたし知りません!」歩美はとぼけたが全て今までのことは男に見られてるのだ
「とぼけるなよ!いつもベッドの上で寝そべってオナニーしてんだろ!」
「あたし‥あたしやだよう‥」14歳の少女にとって人前でのオナニーがどれだけ恥ずかしいか‥歩美の涙が止まらない
「じゃあ歩美ちゃんの綺麗なママを犯しちゃおうかな~それかかわいい弟君をフルチンにして捨ててこようかな~」
(な、なんでよ!)歩美は愕然とした。美しい母親は女性として歩美は憧れていて、弟の達也とは今はケンカしているが最愛の存在に変わりはない
「やめて!ママやたっくんをいじめないで!」真っ赤になって泣き叫ぶ歩美
「お前がオナニーすれば二人には手を出さねえよ!早くやれよ!」
「はい‥あたし‥オナニー‥します!」(ママとたっくんはあたしが守るもん!)歩美はチェックの制服ミニスカと白いパンツを震えながら脱ぎ捨て、
「歩美ちゃん~アソコとお尻丸出しだね~」ぷりんぷりんのお尻と幼い女性生殖器を丸出しにした
「隠すなよ!気をつけ!」下半身丸出しの歩美は泣きながら言われるまま気をつけ。頼りない細い太ももだが新体操で鍛えられて美しい


413:歩美14歳・第4部
11/12/27 21:29:55.98 01H44U1K
白い靴下のみ履いている(履かされてる)下半身はかえってやらしい
「歩美ちゃんかわいいよ~」男は興奮している。まだまだ子どもの下半身だが、幼いなりに必死に大人になろうと自己主張している
大人と子どもの同居する美しさが歩美にはあった
「あたしは!あたしは負けない!負けないもん!うええん!」すでに負けたのに歩美は子どもの意地であくまで負けてないとむなしい自己主張した
オナニーは男の指示で立ったまま行われた
ニチャニチャ‥ピチャピチャ‥「ううっ‥うええん‥」泣いているがマンコは濡れてきた
(おまんこが暖かい‥気持いい‥)歩美は「片想いの男子と達也に犯されるレオタード姿の自分」をオカズに妄想オナニーだ
少し股間を開くとお尻のワレメも躍動する
「いいよいいよ歩美~!」電話の向こうから男の喘ぐ声。おそらく歩美のオナニーを全方向から見ながら抜いているのだろう
幼い自分にはクリトリス責めが一番気持いいことを歩美は知っていた
「うっ!くっ!くふう!はあ‥ハアハア‥ああーん!」とても中学2年生の少女には見えない色気でよがると、身体がビクッとなった
「おしっこが!おしっこ出ちゃう!イッちゃうよーッ!」下半身を西日にさらして歩美はイッた
内股からピンク色の床を汚い体液で汚してしまった
「はふう‥」歩美はそのまま床に寝転びながらケータイを手にした
「よかったよ~歩美ちゃん~」
「や、約束です‥ママとたっくんは助けてあげてください!ハアハア‥」自分は長女として二人を守った
早く大人になりたい歩美にはまるで自分が一人前の大人の女性になったような感覚があった。しかし歩美はやっぱり頭が悪かったのだ
「歩美ちゃんのオナニー動画よく録れたよ~ありがとう」男には歩美の健気さなど無力だった。歩美はオナニー動画を提供しただけだったのだ
「だましたあ‥」また新たな涙を流しながら歩美は顔をしわくちゃにする
そして男が言った。「このオナニー動画を流されたくなかったら今夜中に弟君とセックスしてよ」
「そ、そんなのできないです!」歩美は反抗した。どんなに最愛でもセックスをしてしまうと仲良し姉弟の関係は壊れてしまうからだ
「どうせ弟とケンカしてるんだろ?それにお前の身体で彼女から弟を奪い返すチャンスだろうがよ~」
「え・・?」男の言葉に歩美はハッとした。(そうだわ!あたしの身体で‥セックスでたっくんを奪ってやる!)

第4部完・投下終了します

414:名無しさん@ピンキー
11/12/27 22:23:06.36 y728FIOc
GJ
やっと弟を襲うのか…
完結まで頑張ってくれよ

415:名無しさん@ピンキー
11/12/27 23:56:37.97 Q7f/FN0h
読みづらい上につまらないとか…(´・ω・`)

416:名無しさん@ピンキー
11/12/28 00:32:29.35 GVA151lB
しーっ!

417:名無しさん@ピンキー
11/12/28 02:07:40.28 VbtBcODI
もはやなんて言っていいか分からない出来っすな^^;

418:名無しさん@ピンキー
11/12/28 02:12:05.21 Z3nWIwsZ
じゃあ何も言わんかったらええんやで

419:名無しさん@ピンキー
11/12/28 02:15:38.12 GyQtoOIG
こいつやっぱ風…

なんでもない

420:名無しさん@ピンキー
11/12/28 02:21:10.29 /1KsNF6f
とりあえず地の文と会話文は段落を変えて見やすくしてくれ
ついでに地の文は3倍は増やしてくれ

421:名無しさん@ピンキー
11/12/28 04:49:02.07 BCSAV4T4
何だこのつまらない作品は登場人物全員が馬鹿なのはなんなの?


422:名無しさん@ピンキー
11/12/28 05:45:55.39 ZikpeHXK
姉に片想いの男子がいる時点で、
キモ姉ですら無い気がする。

423:名無しさん@ピンキー
11/12/28 05:48:52.25 GyQtoOIG
キモスレ破滅の悪寒

424:名無しさん@ピンキー
11/12/28 05:52:45.76 xHsdqI5v
キモウトとキモ姉が仲良くしてる作品ってないの?

425:名無しさん@ピンキー
11/12/28 06:23:09.39 bKd11geX
>>424
結構あるんじゃないか?
個人的に姉と妹は水と油だと思う
姉の劣化コピーが妹

426:名無しさん@ピンキー
11/12/28 07:43:45.52 8SloySRv
>>413
歩美悲惨だね。実際にこんなことされたら中学生なら泣いて発狂してトラウマだな

427:名無しさん@ピンキー
11/12/28 07:55:10.07 8SloySRv
リアルに歩美いたら泣きまくるだろうね。中学生には耐えられないし

428:名無しさん@ピンキー
11/12/28 12:13:05.29 OnTrcsIE
くっそつまんね

429:名無しさん@ピンキー
11/12/28 12:37:52.49 bKd11geX
お姉ちゃんには穴はあるんだよな…

430:名無しさん@ピンキー
11/12/28 12:42:06.45 GVA151lB
狂依存まだかな

431:名無しさん@ピンキー
11/12/28 15:31:53.16 GyQtoOIG
おもしろい作品ばかりですね

432:名無しさん@ピンキー
11/12/28 17:33:15.86 m0d7+p4w
「姉の劣化コピーが妹なんじゃない!妹の旧型が姉なの!」
「な、なんだ、いきなり?」
その日、ネットを見ていた妹が急に吠えた。
「お兄ちゃん、見てみて!すっごくムカつく事、書いてあるの!」
そう言うと妹は、俺の目の前にモニターを差し出す。
そこには”妹は姉の劣化コピー”と映し出されていた。
「ヒドいと思わない?こんな大嘘ついて何がしたいの、この人は!?」
怒りが収まらない様子の妹が悪態をつく。
それはそれとして、その前に妹は俺のPCで一体何を見てるのだ?勝手にお気に入りにまでして。
そんな俺の疑問に関係なく、妹が勢い良く語り出す。
「姉なんて物は私の試作品にすぎないの!中古、使い捨て、欠陥品、型遅れ!そんな姉を高度に改良して昇華させたのがいもう・・」
「何を吠えてるのかな、妹ちゃんは?」
そんな妹の語りを止めたのは、帰宅したばかりの姉さんだ。
姉さんは、「ばばあ!いつの間に帰ってきやがった」と敵愾心剥き出しな妹を気にするなく、モニターに目をやる。
「妹は姉の劣化コピー、これは違うね」
そう言うと、とても優しい眼で妹を見つめながら、
「私のコピーなら、どれだけ劣化していても人間のはずだからね」
そう言い切った。
「ふあぁ!ふざけんな、このくそばばあ!」
「あんたみたいに子供じゃないの」
「おっぱい垂れ始めたばばあに何が出来る?」
「毛も生えそろわないお子様には出来ないことよ」
相変わらずの口喧嘩をし始めた二人に呆れた俺は、その場を立ち去ろうと思った。が、
「お兄ちゃんの好みはわたし!」
妹よ、なぜここで俺を巻き込む?
「弟君は私に一途」
姉さんも妹の言葉にのるな!
「兄さん」「弟君」「「どっちを選ぶの?」」
やばい二人とも眼が尋常じゃない。逃げるしかない。
そう考えるより先に、手は妹に、体は姉に拘束されていた。
「「逃がすワケないじゃない」」
そう呟くと、同じ微笑みを浮かべていた。

その後のことはあまり思い出したくはない。
が、最後に二つだけ言っておこう。
兄弟を襲うときの姉妹のコンビネーションは鬼だということ。
あと一つ、変な書き込みしやがった奴、俺と同じ目に遭え!姉妹がいなきゃ、具現化した脳内姉妹に搾り尽くされろ!

433:名無しさん@ピンキー
11/12/28 19:10:59.16 OnTrcsIE
オ・ワ・コ・ン♥

434:名無しさん@ピンキー
11/12/28 21:05:11.81 DRNwL0bj
>432
GJ!

435:名無しさん@ピンキー
11/12/28 21:38:53.69 xHsdqI5v
ちょっと気になるんだけど、>>432みたいな1レス投下も、次の投下する人は半日~一日間開けて投下しないとダメなの?

436:名無しさん@ピンキー
11/12/28 21:43:55.64 48ArJ1q+
半年ROMれ

>>432


437:名無しさん@ピンキー
11/12/28 21:57:14.34 bKd11geX
>>435
小ネタ程度ならそんなに待たなくても良いんじゃない?
直後じゃ不味いとは思うよ

>>432
GJ!
姉より優れた妹など存在しねぇ!

438:名無しさん@ピンキー
11/12/28 22:18:21.18 xHsdqI5v
>>437
そうなんだ、ありがとね。
>>436
死ねば?

439:名無しさん@ピンキー
11/12/28 22:24:40.52 GyQtoOIG
>>438
死ねば?

440:名無しさん@ピンキー
11/12/28 22:26:22.38 xHsdqI5v
>>439
死ねば?

441:名無しさん@ピンキー
11/12/28 22:28:04.98 GyQtoOIG
>>440
お先にどうぞ

442:名無しさん@ピンキー
11/12/28 22:32:06.27 xHsdqI5v
>>441
では、お先に

443:名無しさん@ピンキー
11/12/28 22:55:49.70 OnTrcsIE
セックスセックス!!!

444:名無しさん@ピンキー
11/12/28 23:34:10.86 nxTQWhgO
まあ『女の未完成』で妹って書くもんな

姉に負けても仕方ない

445:名無しさん@ピンキー
11/12/28 23:36:12.95 9qYTmiZZ
姉にかなう妹などいねえ!とか言い出したら末期
邪法しか使わなくなる

446:名無しさん@ピンキー
11/12/28 23:42:22.32 UPSd8ftr
じゃあ姉は市に出される女か

447:名無しさん@ピンキー
11/12/29 04:11:06.73 Wp75OKON
>>444
「未だ女ならず、それが妹なんだ」みたいなのはよく言われてることなんだが、実はそれ間違いレベルのこじつけで、実際には「未」は単に年下の意。
「年下の女」ってだけなのよ。

448:名無しさん@ピンキー
11/12/29 04:13:33.18 Wp75OKON
そして「市」は年上の意。
だから姉も妹もひとりの女なんだよお兄ちゃん

449:名無しさん@ピンキー
11/12/29 11:44:11.13 eP28lix7
姉も妹も女が入ってるんだから立派な女性
処女は女って文字が入ってるのになんで童貞は男入ってないのー!!!!!!!????????

450:名無しさん@ピンキー
11/12/30 02:59:15.87 TaZOZ0Db
明日は狂もうとが来る

そんな気がするんだ・・・

451:名無しさん@ピンキー
11/12/30 03:05:55.40 XdORYabu
キモ姉ハーレムで子供が出来たらまた沢山キモ姉が産まれて男は一人だけ

452:名無しさん@ピンキー
11/12/30 08:56:55.47 ZDygJzf3
キモウトに尾行されたい

453:名無しさん@ピンキー
11/12/30 09:27:12.56 Mm5kTxyh
キモ姉の守護神ヘーラーの神殿は、もはや朽ち果てた遺跡が残るばかり。
だが、キモウトの守護神イザナミを祀る神社は、現代でも現役バリバリで
全国にて営業中。

454:名無しさん@ピンキー
11/12/30 12:56:11.45 DKnYsq+N
日本の古語では妻など身内の女性のことは全て妹(いも)と呼んだ

455:名無しさん@ピンキー
11/12/30 21:19:39.77 XdORYabu
キモ姉は子供がキモ姉になったらどうするんだろ?
応援や入れ知恵するのか、反対するのか

456:名無しさん@ピンキー
11/12/30 21:58:03.52 Ui3nFYzL
>>455
自身の標的狙わん限りは親として最大限協力するんじゃね?
そうやって一子相伝で技術が継承されていくんだよ 多分

457:名無しさん@ピンキー
11/12/30 22:25:19.73 SlmDllDi
兄(弟)との平和な暮らしを崩壊させるものと見なしたら止めそうだがな

458:名無しさん@ピンキー
11/12/31 00:39:58.81 rNyUx5Gv
過疎スレすなあwwwwww

459:名無しさん@ピンキー
11/12/31 01:26:32.64 S0FP+DTN
もしも夢に干渉できるようになったらキモ姉キモウトの
都合のいいシナリオにして自分のモノに

460:名無しさん@ピンキー
11/12/31 02:05:51.31 QzHzpNmU
「兄に叶う妹なぞいねえ!」

「お兄ちゃんのおちんちんにはかなわないよぉ…」

「あぁ…?」

461:名無しさん@ピンキー
11/12/31 20:22:27.87 UdGPkda8
親族達が集まって年末年始を過ごそうと
夕食をつついてる最中、
悪戯好きの従妹と姉がいつの間にか大人達のテーブルからこっちに酒を紛れ込ませたらしい。

全員の顔が赤くなってしばらくして、
突然隣の末妹が抱きついて来た辺りから
段々と雰囲気がおかしくなって、
誰が俺の事を一番愛してるか、なんてとんでもない話が何故か始まっていた。

そこで暴露される数々の変態的行為•行為•行為…。
一緒に寝てる間にゴニョゴニョされてたり、
家中を盗撮されていたり、
3桁を余裕で超える数の盗聴器が仕掛けられていたり…。

誰か助けてください。
ドア前のバリケードが破られたら、
もう逃げ場が
(省略されました。続きを読みたい場合はご自身で実演して下さい)

462:名無しさん@ピンキー
11/12/31 21:39:44.14 XUvvdMXg
断言できる
来年このスレは寂れる

463:名無しさん@ピンキー
12/01/01 00:04:19.73 haMTH538
おめでとうお姉ちゃん

464:名無しさん@ピンキー
12/01/01 00:47:42.67 uByoLlav
今年も一緒だよ?おにぃちゃん♪

465:名無しさん@ピンキー
12/01/01 01:13:36.02 wbOEy18V
キモ姉と初詣行きたい

466:名無しさん@ピンキー
12/01/01 01:25:52.80 Y+IhCyAT
妹が欲しかったよ...兄貴も弟も要らんかったつうの...
ブラコン妹大好きだキモウトでもいい 姉はイラン

3つの鎖好きなんだが来ないよな...

467: ◆UgTvGvLQRk
12/01/01 10:25:58.14 zAODHI7r
前編、投下します。

468:クリスマス奸計記
12/01/01 10:26:48.03 zAODHI7r
「ねぇ、クリスマスって予定ある?」
 夕食後のくつろぎタイム。おれがリビングのソファに深くもたれかかり、大学の帰りに買ってきた漫画雑誌をだらだらと読んでいると、突如うしろからそんな声が飛んできた。
 おれは振り返り、発声源へと目をやる。そこには、タオルを首に引っ掛けた風呂上り姿のさび子が立っていた。ショートカットの茶髪が、水に濡れて暗く光っている。
 おれはそんな彼女を無視し、再び漫画雑誌へと意識を戻した。
「ちょっと、シカトしないでよ」
 さび子が声に怒気を含ませながら、おれの前へとやってくる。だが無視。おれはちらりともさび子を見ない。
 すると、ははーんとニヤニヤとしながら(ニヤニヤ顔というのはあくまでおれの想像なので必ずしもそうとは限らないのだが、まあ九分九厘それで合っているだろう)おれの近くへと顔を寄せる。だが、おれは顔を上げなかった。
「兄貴、怒ってるんでしょう? あははー、ゴメンゴメン。そうだよねー。ありもしないクリスマスの予定なんぞを実の妹に訊かれたら、兄貴だって不機嫌になるもんねー」
 ページをめくっていたおれの右手が、空中で停止した。そこではじめて顔を上げる。
 さび子は、やはりおれの想像と一寸も違わない顔つきで目の前に立っていた。その口元は、おれを嘲笑するようにいやらしく歪んでいる。
「不躾な質問しちゃってゴメンね。彼女いない歴イコール年齢のチェリー丸出しの兄貴に、クリスマスの予定なんかが埋まるはずないもんね」
「ど、どどっどどど童貞ちゃうわ」
 おれは思わず漫画雑誌を放り投げて、声を出して立ち上がった。
「お、お、お、おれは童貞じゃない! なぜにおまえさんはそのようなくだらぬ妄言をなんの根拠もなしに軽々と吐けるのだ我が妹よ!」
 おれは唾を飛ばさんばかりの勢いで、一気にまくし立てた。
 それから、すぐに後悔する。やっちまった、絶対スルーするって心に決めていたのに。煽り耐性の低い自分に苛立ちを覚える。
 案の定、してやったりという顔でさび子は笑っている。なんだろう、この敗北感。地雷ゲーだと理解しているのに絵師につられてついつい購入してしまったエロゲーをプレイしている時の気持ちに似ている。
 けど、反応しちまったのだからしょうがない。おれは半ばやけくそに言葉を続ける。

469:クリスマス奸計記
12/01/01 10:27:51.60 zAODHI7r
「ていうか、なんなんだよ一体! さっきから黙って聞いてりゃあ、おれのことを童貞だの童貞だの童貞だのバカにしやがってよ! そんなに童貞が憎たらしいのかいおまえさんはっ」
「そ、そこまで深く童貞について言及はしてなかったと思うけど……」
 おれの怒涛の如き剣幕に、若干引き気味のさび子。が、おれは引かない。引くどころかどんどん押していく。
「いーや、言ったね。童貞には生きる価値がないだの、そもそも繁殖行為を行うパートナーが見つけられないとか生物として間違っているだのと、声高らかにね。おれはたしかに聞いたよ。そして傷ついたよ。かなりHPが減ったよ」
「あたし、絶対そこまで言ってないよ……」
 数歩うしろへ身を下げるさび子。心の底からドン引きしている。
 しかし、そのくせなにがなんでも会話のイニシアチブをとりたいらしく、
「そっ、そんなことよりもさ」
 と、彼女は無理やりに話題を転換した。
「兄貴って、本当に童貞なの?」
「…………」
 さりげに痛いとこを突いてくる。というか、普通につうこんのいちげきだ。痛い、おれの心が痛いよ。
「……わ、悪りいかよ」
「いんやー。べつに悪くないんじゃない? 少なくとも、あたしは気にしないよ。たとい兄貴がチェリーなボーイでも。プッ」
「そのような態度で言われてもぜんぜん説得力がないのですがねっ!」
 おれは握りこぶしをプルプルと震わせて叫んだ。
 悔しい、こんな小娘に見下されるなんて……。もし手元にハンカチがあったら、噛みつきながらキッーとか甲高い声を上げて悔し涙を流すところだ。
 だが、落ち着けおれ。争いというのは同じレベルの者の中でしか起きない。さび子に大してムキになるということは、おれ自身がさび子と同レベルまで堕ちてしまったとも換言できる。だから、ここはあえて大人な態度で対応するのだ。
 おれは前髪をかき上げて、クールに自分を演出する。
「はっ、なんとでも言いやがれ。おれはおまえさんみたいなビッチと違って、己の純潔は堅く守る男なのだよ。そうやってホイホイとインスタントに身体を許す人間ではないのさ」
「ビ、ビッチじゃないもん」
 思いの外、さび子は強く否定した。顔を赤くしておれを睨みつける。
「じゃあなんだ、さび子は処女なのか?」
「そ、それは……」

470:クリスマス奸計記
12/01/01 10:28:47.25 zAODHI7r
「えっ? なになに? なんですか? あれだけ童貞をけなしておいて、肝心の自分は処女なんですか? 答えてくださいよ。どうなんですかい、さび子さんよぉ」
「あ、あたしが処女かどうかなんて、どうでもいいでしょー!」
 うがー、とさび子は髪を逆立てて獣のように威嚇する。
 はっはっはっ、とおれはあくまで紳士な物腰でそれを受け流す。
「とにかく、童貞をバカにするのはこのおれが許さん。わかったな我が妹よ? 以後、そこのところ特に気をつけるように」
「童貞を……バカにする?」
 ピクリ、とおれの言葉に彼女が耳聡く反応した。なんか嫌な予感。
「へー。そんな素晴らしい信条を持ち合わせているってことは、すなわち兄貴は自分が童貞であることに誇りをもっているってことで間違いはないよね?」
「当たり前だ」
「けれども、兄貴は初め自分が童貞なのを思いっきり否定してたよね。童貞ちゃうわーって、たしかに言ったよね」
「……何が言いたい?」
「つまり、兄貴は無意識下に自分が童貞であるのに引け目を感じているのよ。童貞なのは決して恥ずかしいことじゃないって自信を持って言える人なら、殊更自分の童貞性を否定したりはしないもの」
「!!」
「結論から言わせてもらうとさ、童貞をバカにしているのはあたしじゃなく、まず兄貴自身なんだよ。童貞なのは恥ずかしい。そう思っているからこそ、最初に否定の言葉が出たんじゃないの?
 ふん、笑わせるわね。そんな人間が、童貞を至高のものだと捉えているなんて」
「なん……だと……」
 衝撃の事実を知らされて、おれはがっくりと膝から崩れ落ちる。まさか、おれの信条の裏にそんな驚愕の事実が潜んでいたなんて……考えもしなかったぜ。
 自嘲的な笑みと共に、おれは力なく呟く。
「ははは……真の敵は外でなく、まずは己自身だったってわけか……笑えよ、さび子。この愚かにも道化を演じていた兄のことを、笑ってくれよ」
「ちょ、ちょっと……なにマジにショック受けてるのよ」
 おろおろとさび子はうろたえていた。おれは柔らかい笑みを浮かべて、妹に語りかける。
「いや、おれのことは気にしないでくれ。むしろ、さび子には礼が言いたいくらいなんだ。ありがとう、さび子。おまえさんのおかげで目が覚めたよ」
「え、いや、別にあたしはそんなつもりじゃ……」
「いや、おまえさんのおかげだよ。さび子のおかげで、おれには進むべき道が見えた」

471:クリスマス奸計記
12/01/01 10:29:40.13 zAODHI7r
 むくりと立ち上がり、達観した瞳で彼女を見つめる。
「おれはこれから部屋に戻って、自分との対話を試みてみようと思う。まあ、つまりは禅問答なわけだな。
 そして、己の内に溜まったカルマを浄化し、おれはさらなる世界への階段をのぼる。おそらく、それはきっと険しい道のりなるはずだ。想像するだに恐ろしいよ。
 しかし、おれは諦めない。目の前に大きな壁があらわれたら、その壁をぶち壊せばいい。ただ、それだけのことだからな。じゃあそういうことで、おれは今から頑張ってくる。アディオス、さび子!」
 超カッコいい台詞を残して、おれは颯爽とリビングを去った。
 が、
「待て」
 がっちりとおれの首根っこをホールドするさび子。カッコいい場面が台無しである。
「なに誤魔化そうとしてるのよ。そもそもあたしは兄貴にクリスマスの予定を訊いてたんだけど」
「さいですよね……」
 首だけを動かし、背後の妹を確認する。彼女は相も変わらず嫌な笑顔を持続させていた。くそっ、まだイジり足りないというのか。
 機先を制するために、おれはとりあえず質問をひとつ投げかける。
「そういうおまえさんはどうなんだよ。あるのか? クリスマスの予定」
「もちろん」
 さび子は当たり前だと言わんばかりに胸を張った。どうでもいいことなのだが、さび子はなかなかにいい乳を有しているので、つい目線が胸元へと焦点をあわせてしまう。
 うーむ。やっぱりデカい。さび子が妹じゃなかったら、ソッコーで揉みしだいているところだ。
「あたしはなんの予定もない兄貴と違って、クリスマスにクラスの友達とオールで女子会するっていう立派な予定があるの」
「オール(笑)女子会(笑)」
「なっ、む、ムカつく! なによ、その人をバカにしたような言い方!」
「べつにー。バカにしてませんけどー。全然バカにしてませんけどー。超スイーツ(笑)臭そうな連中だなーなんてー微塵も思っていませんけどー」
「や、やっぱりバカにしてるじゃない! ああ、もう、腹立つなっ!」
 そうがなりながら、さび子は乱暴におれの背中を蹴った。不幸なことに、首ねっこをつかまれているので、蹴りを回避することが出来ない。おれはサンドバックよろしく蹴られ続ける。
「ちょ、痛い。痛いって。降参降参! 少し調子に乗りすぎた。謝るから許してくれっ」
 彼女の攻撃が十三コンボまでいったところで、おれはたまらず声を上げた。

472:クリスマス奸計記
12/01/01 10:30:35.00 zAODHI7r
「ふ、ふん。わかればいいのよ」
 さび子も気を取り直したのか、ようやく連続キックを中止した。それでもしっかり首根っこは離さないのだからたいしたものである。
「そ、れ、で。兄貴にクリスマスの予定は無いんだよね?」
 さび子は改まって、念を押すように確認してくる。意外としつこい。
「…………」
 だが、それに対しおれは黙秘権を行使する。疑わしきは被告人の利益に、である。不利益な供述は容易にしたくない。
「クリスマスの予定は無いんだよね?」
「…………」
「無いんだよね?」
「…………」
「兄貴にクリスマスの予定は無い」
「遂に断言しやがった!?」
 確定事項なのですか!? おれにクリスマスの予定がないのは!? 確定事項なのですか!?
「もー、へんな意地はってないで素直に言えばいいじゃない。なんも無いって」
 さすがに呆れたような口調で、さび子がぽつりと呟く。
「…………」
 まあ、たしかにその通りなんだけどさ。けど、やはりおれにもプライドというものがあったりするのでして。そう実直に己の醜態をさらす訳にはいかないのですよ。
 だから自然とおれの返答は、
「無かったら、どうすんだよ」
 と、いまだにどこか含みのある言い方になる。
 さび子はおれの心情などとうに理解しているのだろう。やれやれ、と外国人みたく大仰に肩をすぼめている。
「兄貴はひねくれてるなぁ……」
「ほっとけ」
 おれは拗ねたように唇を突き出してみせた。
「おれのことはいいから、さっさと質問に答えろよ」
 そう言って、さび子を急かした。先からずっと首根っこをつかまれているものだから、そろそろ首まわりが痛いのだ。いい加減、彼女の拘束から解放されたい。
「はいはい、わかったわよ」
 さび子はため息をひとつ吐いてから、再度問いかける。
「兄貴は、もしクリスマスになにも予定がはいらなかったら、その日は家で過ごすつもりなのよね?」
「ああ、もし入らなかったらな」
「それならさ……」
 さび子の声のトーンが幾分か下がった。おれはそんな妹の変貌を訝しんで、彼女の顔を確認しようと顔を向けたのだが、首が痛くてうまく見えない。もどかしい。
「もし、さ。もし兄貴がクリスマスをひとりで過ごすのが寂しいって言うのなら、あたしが―」
 さび子の言葉は最後まで聞こえなかった。テーブルの上に無造作に置かれていたおれの携帯電話が、いきなり鳴り出したからだ。

473:クリスマス奸計記
12/01/01 10:31:16.06 zAODHI7r
 携帯電話は無機質な着信音を垂れ流しながら、ブルブルと机上を踊っている。まるで着信者の応答を誘うように。
「さび子、電話鳴ってるから」
「鳴ってるから、なに?」
「だから、首はなせって。電話取りに行けないだろ」
「兄貴は今、あたしと話をしてるんでしょう? 優先順位でいったら、まずはあたしとの会話を済ませて、それから次に電話をとるのが筋ってものじゃない?」
「いいだろ別に、おまえさんとの会話なんてよ。兄妹なんだし。へんてこな屁理屈いってないで離してくれよ」
「兄妹だからこそでしょ!」
 今までのやりとりの中で、一番真剣味を帯びた声で、さび子は叫んだ。おれは思わずビクッと震える。
「なによ、兄貴は兄妹よりも他の人を優先するっての? 妹よりも、大事な人でもいるっての?」
「わーったわーった。頼むから、そんなキモウトじみた台詞を言わないでくれ。おれが悪ぅございました」
「だから、あたしはそういう言い方が―」
「ああもう、面倒臭いヤツだな」
 と、言ったところで、発信者も痺れを切らしたのか、着信音は止まってしまった。急に、空間が静かになる。リビングには、奇妙な沈黙が訪れた。
 おれは乱暴にさび子の手を振り払い、食卓の携帯電話を手に取った。着信は、おれの数少ない友人であるSからだった。仕方がない、後でかけ直そう。

474:クリスマス奸計記
12/01/01 10:32:03.42 zAODHI7r
「で、話はなんだ?」
 と、おれはさび子へと向き直り、話を続けようとしたのだが、
「もういい」
 さび子は両頬を風船みたいに膨らませておれに怒鳴ると、ぷりぷりと怒って部屋へと戻ってしまった。
「やれやれ」
 どっと疲労が押し寄せてくるのを感じ、おれは再びソファへと舞い戻る。床に落ちていた漫画雑誌を拾い上げ、横に置いておく。
 本当、妹ってのはわけのわからぬ生き物だな、とつくづく思う。
 さび子との仲は決して悪くはないと信じたいが、実際はどうなのであるかはわからない。
 今だって、妹よりも電話を優先したくらいで本気で腹を立てていたようだし、もしかしたらガチでおれのことを嫌ってるのかもしれない。嫌いなヤツの行動ってのは、どんな些細なものでも一々癇に障るもんだしな。
 そういえば、昔からさび子はなにかにつけておれに突っかかってくることが多かったし……はぁ、なんか考えれば考えるほど落ち込んできた。今日はもう早く休もう。
 Sへの電話は明日でいいや。そう結論を出し、携帯電話を漫画雑誌の上に置く。さっさと風呂に入って、あたたかい布団の中で寝よう。
 ―それにしても、さび子はあの時、おれになにを言おうとしたのだろうか。
 そんなことを考えながら、おれはソファから立ち上がったのだった。

475: ◆UgTvGvLQRk
12/01/01 10:34:29.44 zAODHI7r
投下、終わります。
季節はずれの投下になってしまいました。

476:名無しさん@ピンキー
12/01/01 10:40:26.14 tGM/f6hs
>>475
GJ!
年明け早々すばらしい小説が読めて感激です
これで一人でも寂しくない

477:名無しさん@ピンキー
12/01/01 15:31:56.78 BmrBvec9
新年あねましていもうとうございます

478:名無しさん@ピンキー
12/01/01 20:38:50.38 Bsgyu6Tt
>>475
GJ!
童貞についての深い考察がすばらしい

479:名無しさん@ピンキー
12/01/01 23:37:31.48 weLLzHiD
ことよろー

480:名無しさん@ピンキー
12/01/02 00:23:04.68 NGyX2kGj
正月からGJ!

今年は辰年だからドラゴンキモ姉ちゃんが来るぞ
火を吹いて雌豚を焼豚にしちゃうぞ

481: ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 01:56:35.96 3EA3xCbY
狂もうと投下します

482:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 01:57:10.26 3EA3xCbY
金色に輝く月に照らされ光輝く白い雪。
見上げる空からは近年希に見る大粒の雪が降り注いでいた。
空から目を反らして、金網から下に視線を落としてみる。車のヘッドライトが蟻の行列の如く並んで信号待ちをしている。
都会では空を見上げるより高い場所から下を見下ろした方が景色がいいのかも知れない。
そう思わせるほど車のヘッドライトはきらびやかに光輝いていた。
この光りの中には最低一つの命が入っている…もしかしたら数秒後に消える命もあるかも知れない。そう考えると、他人事でも命の儚さに少し身震いがする。

「そう思わない?」
金網から指を放して後ろへ振り返る。

「……あら…足音消したつもりだったんだけど、気づかれてたのね」
ニコッと誰もが見惚れるような笑みを浮かべ暗闇から姿を現した黒髪の女性。
綺麗な黒髪が夜風に靡き、立っているだけで何億もする絵に見えるのはやはりモデルと言う肩書きがあるからだろうか。
もし絵になるなら題名は『雪夜から舞い降りた天使』?
ありきたりな画家ならそれぐらい臭い言葉を並べるかもしれない。
私が題名をつけるなら『闇夜から更に闇を引き連れた悪魔』といった感じ。

483:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 01:57:40.63 3EA3xCbY
それほど私と他人とではこの女性に対しての見方が違うと言うこと。
簡単な話、私はこの女性が世界一嫌いなのだ。

「貴女の匂いは“臭う”からすぐに分かるのよ零菜さん」
金網に背中を預けると、軽く鼻を摘まむ仕草を見せてやる。
そう…数日前に空ちゃんが突き飛ばしたはずの零菜さんが、私の前に立っていたのだ。
意識を取り戻しているのはなんとなく分かっていたのだが…頭には包帯が巻かれ、右腕にはギブスをしているだけだ。
犯罪を犯してまで突き飛ばしたのに、これだけの怪我じゃ殆ど意味が無い。
入院していると聞いていたので病院服ぐらいは着用していると思っていたのだが、普段着と何ら変わらない…いや、普段より小綺麗なぐらいだ。

「酷い言われようね。こんな身体でも優哉は満足してくれていたみたいだけど?」
挑発するように自分の身体を撫でて見せると、私と一定の距離を取ったまま私と対峙する。私を警戒しているのだろう…それ以上私に近づいてくる事は無い。

「あんたとつまらない会話する為に来た訳じゃないの。これ…なんで私が此処へ来るの分かったの?」
ポケットから携帯を取り出すと、零菜さんに画面を向けた。

484:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 01:58:29.52 3EA3xCbY
画面には『屋上へ。お姉ちゃんより』とだけ書かれている。
このメールが私がこの病院の駐車場へ到着した瞬間送られてきたのだ。
完全に行動を先読みされていたという事になる。
お兄ちゃんが零菜さんに拐われた日から最大限注意してきたつもりなのだが…。

「どうしてかしら?」
携帯画面なんて見える距離じゃないのにわざとらしく首を傾げると、此方へ歩み寄ってくる気配見せないまま私の顔へと視線を戻した。
なめてる…完全に私をおちょくってる顔だ。

「まぁ、いいわ。めんどくさいから死んでよ」
言葉を偽る素振りすら見せずにポケットに携帯を放り込むと、スタンガンを取り出し零菜さんに向けた。
「そんなもので人は殺せないわよ」

「別にこれで殺そうとは思わないから。
動けなくなったら貴女がお兄ちゃんに使った薬で顔潰して屋上から捨ててあげる」
もう片一方のポケットから小さな小瓶を手に取り零菜さんにちらつかせた。お兄ちゃんの目に流し込んだ薬物…警察が言うにはあれは硫酸だそうだ。
目に硫酸を流し込むなんて死んでもおかしくなかったそうなのだが、運が良かったのかそれとも初めから目だけを潰すつもりだったのか…。
奇跡的に幸か不幸か失明止まりだった。

485:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 01:59:04.98 3EA3xCbY
「そんな事したら確実にバレるわよ?」

「そんなヘマしないわよ。替え玉なんて腐るほどいるでしょ?“篠崎”には」
小瓶をポケットにしまい込むと、スタンガンを向けたまま零菜さんに歩み寄る。
一歩一歩ゆっくり歩み寄る……が、零菜さんは眉一つ動かさず私を見つめたまま立っているだけだ。

「怖がらないのね。私が殺さないとでも思っているの?余裕かましてると知らないうちに地獄へ真っ逆さま…ってなってるかも」
歩く足を止める事なく零菜さんに話しかける。
それでも零菜さんはその場から動かない。

「ふん……さようならお姉ちゃん」
零菜さんの顔から数十センチ前で嫌味を呟き腹部にスタンガンを押しつけると、零菜さんに対して向けたことの無いほどの最後の笑みを向けてやった。

「えぇ、向こうで家族三人仲良く暮らす事にするわ」

「………………どういう意味よ?」
私の笑みを写すように、零菜さんの顔も満面の笑みを浮かべた。
私が零菜さんの腹部に押し付けたスタンガンのスイッチを親指で一押しすれば全てが終わる…世界一邪魔な女がこの世から消えていく姿を見れるのだ。
早く押せ…早く押せ…自分に何度も言い聞かせ奮い立たせる。

486:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 01:59:30.75 3EA3xCbY
「どういう意味?そのままよ。向こうではお母様も待っているはず。
そうなればまた家族三人で仲良く暮らせるって言ってるのよ…あ、もし私のお腹に子供が居たら家族四人になるわね」
再度スイッチに掛けた指に力を入れると、それを見計らったかのように零菜さんが意味深な言葉を並べ出した。
「……一歩でも動いたらスイッチ入れるから」
スタンガンを押し付けたまま再度ポケットから携帯を取り出すと、お兄ちゃんが入院している病院に電話した。

「もしもし?303号室に入院している篠崎 優哉の家族のモノですが、優哉は今病室に居ますか?」

「ふふ…綺麗な月ね」
私の顔を見て鼻で笑うと、どうせスイッチなんて入れられないでしょ?と言わんばかりに一歩後ろへ下がった。
空を見上げて指を差し出す姿に、不覚にも見とれてしまった自分が腹立たしい…。

「わかりました。はい…いえ、もういいです」
携帯を切ると、零菜に再度目を向ける。

「あんた…お兄ちゃんを何処に連れていったのよッ」
携帯を握る手に力が入ると、ミシミシと音をたてながら携帯が軋んだ。
殺してやりたい…メチャクチャにして早く殺してやりたい。
頭の中へ自分の歯軋りの音が直接響いてきた。

487:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 01:59:59.09 3EA3xCbY
「まだ、大丈夫。9時回って連絡がなかったら私の所へ連れてきてと伝えてるわ。
まぁ、その時私が何処に居るかは貴女次第ってことね」
スタンガンを持った私の手の甲を人差し指でなぞると、自分からスタンガンに腹部を強く押し付けてきた。
腕時計に目を落とす。
8時50分…。

「私の半身が勝手気ままに生きてるのは気持ち悪いでしょ?だから一緒に連れていってあげるの」
私の目を覗き込むように顔を勢いよく近づけてくると、何処か惚けるように頬を赤く染めた。
視点が定まっていない。
コイツ…完全に頭がおかしくなっている。
いや、お兄ちゃんを犯すぐらいだから初めから頭はおかしかったのかも知れない。
零菜さんがデマを言ってる可能性もある…けどお兄ちゃんが拐われたのは事実。
もしかしたら本気でお兄ちゃんと心中する気かも知れない。

「貴女何が目的なの?」
スタンガンを腹部から放して零菜さんに問い掛けた。
私が後ろへ一歩下がると、今度は誰にでも向けるような綺麗な笑顔を私に向けてきた。
その顔が私の怒りを増していく。殺すチャンスはもう無いかもしれない…だけどお兄ちゃんの無事をまず確かめないと。

488:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:00:26.72 3EA3xCbY
「どうやってお兄ちゃんを病院から連れ出したの?」
病院には警察が五人居たので完全に油断していた…。

「あら、貴女がお願いしたんでしょ?病室でお兄ちゃんを見ててくださいって…ね?」

「……この糞女ッ」
まさかあの警察が零菜さんのグルだとはまったく考えていなかった…。だとすると私が此処に来る事を知られていてもおかしくない。
空ちゃんを消すのを少し早まってしまったようだ…。

「由奈…もし、優哉がこの先結婚したらどうするの?」
唐突に発せられた質問に、私は固まってしまった。突然何を言い出すのだろうか?

「そうね、前に喫茶店で会った女の子…名前は忘れたけど、もしその子が優哉と結婚して、新しい家を買って、二人で新居に移った時、貴女はどうするの?」
唖然とする私を無視するかの如く話を続ける零菜さんに、私は何も返せないまま耳を傾けていた。
喫茶店で会った女性とはお兄ちゃんの元友達の事だろう。
しかし、質問の意味が分からない。
お兄ちゃんは私のお兄ちゃんなのだから、私からお兄ちゃんが離れる訳がない。
だってお兄ちゃんは私の家族なのだから。

「優哉は“新しい家族”を手に入れて、優哉の名字をあの子が貰うの」

489:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:01:20.47 3EA3xCbY
演説でもするように私の周りを回りながら話を続ける。
「あっ、もしかしたら優哉が相手側の名字になるかも知れないわね」
背後に回り込むと、わざわざ耳元で呟きまた私の前まで回り立ち止まる。
足でもかけて転がしてやろうかと一瞬考えたのだが、自分の意識は零菜さんの言葉を何とか理解しようと耳元に集中していた。
お兄ちゃんが違う名字になる?だから質問の意味がワカラナイ―
お兄ちゃんが違う名字になる理由は?私が納得できる理由を言えと言いたい。
そうでしょ?お兄ちゃんと私は零菜さんが信じている血の繋がりなんかよりも絶対に離れない繋がりが―。

「貴女はどうするの?貴女も恋人を探して、新しい家族を手に入れる?結婚して普通の家庭を築いて妻になる?」
新しい家族?結婚?普通の家庭?妻?誰が?私が?私はお兄ちゃんと一緒に生きていくのだ。
他人の妻なんか誰が―。

「優哉の幸せを考えたら、優哉には結婚してもらうのが一番じゃないの?優哉と他人の女の間に子供…頭で想像してみなさいよ」
「…黙れ」
自然とスタンガンを握る手に力が強まる。
一瞬、あの女とお兄ちゃんが仲良く手を繋いで家で寛ぐ姿を頭で想像してしまった…沸いた感情はただ一つ…。

490:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:01:46.43 3EA3xCbY
―殺意だけ。

あの女の顔を潰しに潰して泣きわめいても許さない。
あんなバカ女ではお兄ちゃんは幸せになれない。

「優哉とあの女は何回身体の関係を持てば子供が産まれるかしら?優哉も一途だから大切にするでしょうねぇ…妻になった女を」

「黙れぇッ!!!」
大声を張り上げ、零菜さんに近づくと首にスタンガンを押しつけ金網に突き飛ばした。
ガシャンっ!と金網の音が屋上に響き渡る。
しかしすぐに闇に飲み込まれ、無音の世界へと戻った。

「お兄ちゃんは私を見捨てないわよ?何故か分かるかしら。あんたと違うのよ…私はあんたとは違うのよッ!!!あんたはお兄ちゃんに妹として見られていないでしょうけどねぇ!」
金網に押し付け零菜さんの耳元で怒鳴り散らす。やはり私の怒鳴った声も闇夜に吸い込まれる。

零菜さん相手に感情的になるのは間違っているのは分かっているのだが、妙にリアルな零菜さんの脳内妄想に完全に飲み込まれていた。

「そう…貴女は妹。だから貴女はお兄ちゃんの妻に口出す権利なんて無いの。理解できたかしら」

「ッ、この!!」
手に持ったスタンガンを振りかぶると、零菜さんの頬に思いっきり叩きつけた。

491:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:02:14.60 3EA3xCbY
ガツっという鈍い音と共にスタンガンの電池カバーが割れ、中に入っていた電池が飛び散る。
零菜さんの唇から一筋の血が流れ落ちた。
完全に零菜さんのペースに巻き込まれているのは自分でも分かるのだが、知ったふうに核心を突く零菜さんの言葉は私の怒りを煽るだけだった。

「お兄ちゃんは私がいないとダメなのよ!昔からずっとお兄ちゃんは私しかいない!!あんたや空ちゃんやあの女ッ…あんたの母親にもお兄ちゃんは渡さない!!!」
内心本当は私も理解しているのだ…お兄ちゃんの本当の幸せが何かを。

「あんたはお兄ちゃんに家族としてすら思われていないじゃない!同じ腹から産まれたからって何が特別なのよ!?あんたはそこらの御曹司でも捕まえて、古臭い家柄と一緒にいつまでも篠崎にしがみついてろッ!!!」
何度も何度も怒鳴り付け肘で零菜さんの喉を圧迫しながら金網に押しつける。
病院内に居る人にはもう私の声が聞こえているんじゃないだろうか?もし、私が此処で零菜さんを殺せば言い逃れはできそうに無い。
だけど私の頭は血のように赤く染まり続け、沸き上がる殺意が溢れだしている。
ギリギリ押さえられているのは、やはりお兄ちゃんの事が気掛かりだからだ。

492:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:02:50.90 3EA3xCbY
「ふふ…必死な言葉ご苦労様だけど、此処じゃ優哉には届かないわよ」

「うるさいうるさいうるさいッ!他人が口を挟まないで!お兄ちゃんは私だけのものよ!絶対に誰にも渡さないから覚えておきなさいッ!!!!!!」
私だってお兄ちゃんには幸せになってもらいたい…だけど。





―幸せにする相手が私じゃ、なぜダメなのだろうか?
私なら絶対にお兄ちゃんを幸せにできるはず。料理も仕事も全て私がする…お兄ちゃんはただ私の側で幸せになればいい。結婚が幸せ?違う…幸せになるのは相手を想う気持ち…私はお兄ちゃんだけを想っている。
これだけは絶対に誰にも負けない。
こんな女なんかに…絶対にお兄ちゃんは渡さない―。

「貴女はただの独りよがりの子供と変わらないわ。優哉の幸せを願ってるんじゃない…自分の幸せを守る事に必死なのよ」

「おまえッ!!!」
一瞬で頭の血が沸点を振り切る。
地面に落ちた電池カバーの破片を手に取ると、零菜さんの首を締めるように掴んで手を振り上げた。
このまま目に突き刺して眼球をメチャクチャにしてやる…そうすれば痛さで悲鳴をあげる事しかできなくなるだろう。

493:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:03:29.56 3EA3xCbY
「私が死ねば、優哉も死ぬ。優哉が死ねば私も死ぬ。
私は別に貴女から優哉を奪い取ろうとしている訳じゃないのよ?」
零菜さんの眼球寸前で破片を握りしめた手が止まる。
怒りでぶるぶる震える手を理性でなんとか押さえつけ、零菜さんを殺す勢いで睨みつける。

「はぁ…はぁ…ぐッ、ふざけないでよッ!」
このまま首を締めて殺してやりたい…自然と零菜さんの襟首に力が入る。
細い首に私の指がゆっくりと埋まっていくのを指先に感じる。
このまま曲げれば容易く折れそうなほどか細い。

「私は優哉の子を望む。そして貴女は優哉の全てがほしい……どうかしら…私に提案があるの。貴女にもいい提案だと思うけど?」
またしても唐突に話が入れ替わる。
まず子供を望むって考えに私が賛同するとでも思っているのだろうか?
もし今子供ができたとか戯言をぬかせば、私は鉄の棒を下から突っ込んで掻き出して見せる自信がある。

「チッ……なによ?」
しかし、正直もう零菜さんとの会話に疲れきっていた。
早く会話を終えてお兄ちゃんの安全を確かめたい。
金網の向こう側に突き飛ばす勢いで首から手を押し放す。
もしかしたら、零菜さんを殺すスキを見つける事もできるかも知れない。

494:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:03:54.90 3EA3xCbY
仕方なく零菜さんの首から手を放して壊れたスタンガンを投げ捨てた。
「ふふ…それはねy「ちょっと待って」
話し出そうとする零菜さんを制止する。
制止した私の手を見つめると、会話を止められた不満からか、零菜さんは初めて眉を歪ませた。
「まず、お兄ちゃんの安全を確かめさせて」
腕時計に目を向ける。8時58分…後2分で9時だ。

「あら…忘れてたわ、ギリギリね。」
本当に忘れていたように自分の腕時計に目を向けると、携帯を取り出し何処かへかけた。

「もしもし?もういいわ。優哉を私の病院まで連れてきてちょうだい」
それだけ伝えると、携帯を切り、私に再度目を向けてきた。

「それで提案なんだけど―」
零菜さんの話に耳を傾けること数分―零菜さんの話が終わり、その提案を聞いた私は不思議とどこか頭の中がスッキリとしていた。
提案自体は最低の最悪の狂った人間なら誰でも考えそうな安っぽい提案だった。
お兄ちゃんの未来を奪うような内容だったけど、何となくだが“私の未来”が見えた気がする…。いや、正直もうそれしかお兄ちゃんを手放さない方法が思い付かなかった。

495:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:05:18.94 3EA3xCbY
はっきり言おう…私は零菜さんの話でお兄ちゃんがあの女を選ぶんじゃないだろうかと、心の何処かで恐怖を覚えてしまっていた。

だから私は…。

「分かったわ」
―零菜さんの提案に乗ることにした。
だけどそれは今だけの話…私と零菜さんはどうなっても姉妹なんて可愛らしい関係には絶対になれないのだ。
無関心を装っていればよかったのに…お互い篠崎という名前の繋がり…もとから切れているような繋がりでよかったのに…それをこの女がメチャクチャにしたのだ。
絶対に許さない…お兄ちゃんを傷つけたこと…お兄ちゃんの視界に無理矢理入ったこと。

―汚い身体でお兄ちゃんを壊したこと―

その罪はいつか償わせてやる。
それこそ自殺したいと思わせるようなやり方で…殺してやる。
小さく燃え続ける殺意を押し殺し空を見上げる。
もう、月は雲に隠れて灰色になっている…照らしていた雪もいつの間にか冷たい空気を残して散っていた。

「それじゃ、行きましょうか」

「えぇ…」
気持ち悪い笑みを浮かべた零菜さんの後ろを着いて歩く。
私も同じような笑みを浮かべているのは容易に想像ができた。
何故なら、つり上がる頬に痛みすら感じていたから―

496:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:05:44.60 3EA3xCbY
私は今日、本当の意味で“狂っていた”のかも知れない。
そして今日からもっと酷く狂い続けるだろう…私は零菜さんの“おかげ”で決心がついた。
お兄ちゃんの視界に入り込む様々な有害。
今まではそれにお兄ちゃんが惑わされてきただけにすぎない。
だけど、これからはそれもなくなる―目が見えないお兄ちゃんの視界に入り込む存在はもう無い。
視覚が無いお兄ちゃんが頼るのは触覚、聴覚、嗅覚、味覚…。

「零菜さん…貴女何も分かっていないわよ」
零菜さんの背中へ言い放つと、零菜さんが立ち止まり此方へ振り返る。
零菜さんの横を通り過ぎる瞬間、零菜さんの耳元で小さく呟いた。

「お兄ちゃんに毎日話しかけているのは誰?お兄ちゃんと毎日触れ合って来たのは誰?
毎日お兄ちゃんの食事を作っているのは?」

―全部私なのよ?

最後に分かりやすく零菜さんに教えてやると、零菜さんを残して屋上を後にした。

目が見えなくなったお兄ちゃんの耳に自然に入る声は、妹である私の声のみ。

毎日肌と肌との触れ合いをしているのは妹である私―。

毎日お兄ちゃんを包んでいたのは妹である私の匂い―。

497:狂もうと ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:07:39.27 3EA3xCbY
私、私、私、お兄ちゃんの全てを満たしていたのは他の誰でもない私なのだ。
お兄ちゃんが私を一番信頼し、頼りにしている。
零菜さんや空ちゃんが得る事ができない長年に渡って築き上げた信頼を私はもっている。

要はその信頼を奪う可能性を潰せば、お兄ちゃんは私から離れられなくなるはず。そうなるには他人との繋がりを完全に断ち切るのが一番手っ取り早い。
そう…零菜さんの提案に乗ることが、他人からの繋がりを完全に断ち切る足掛かりになるのだ。
そうなれば邪魔な存在は零菜さんだけになる。
零菜さんとの事で少しの間だけお兄ちゃんには苦痛を与えてしまうかもしれないけど、その苦痛すら私の愛で和らぐと思わせればいい。
実際、私は今以上にお兄ちゃんには愛を注ぐだろう…。

その愛に答えてくれると私は信じている。
そして何度でも断言しよう…形が変わろうともお兄ちゃんは必ず私を守るのだ―。

498: ◆ou.3Y1vhqc
12/01/02 02:09:12.87 3EA3xCbY
ありがとうございました、投下終了です

499:名無しさん@ピンキー
12/01/02 03:04:18.64 UcCu81md
あけましておめでとうございます。
そして何よりも乙です。

ついに手を結んだんですね……。
っていうか警官もグルならもう誰も信用出来ない気がw


500:名無しさん@ピンキー
12/01/02 13:53:21.22 sXHS3d2f
正月から続きがくるとは

501:名無しさん@ピンキー
12/01/02 13:55:04.75 NGyX2kGj
GJ
零菜が妊娠したのか…

502:名無しさん@ピンキー
12/01/02 14:01:04.59 +pXbR8fm
[速報]姉に灯油、殺人未遂で妹逮捕
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

2日未明、自宅で同居の姉に灯油をかけ、マッチで火を付け殺害しようとしたとして、
むつ署は同日、殺人未遂の疑いで、むつ市上川町、妹で会社員の四ツ谷真奈美容疑者(21)を逮捕した。
同容疑者は点火したマッチを投げたが灯油には引火せず、姉にけがはなかった。

アホキモウトかと

503:名無しさん@ピンキー
12/01/02 14:04:04.04 t1KuxzLi
殺したいほど姉を愛してたのか…

504:名無しさん@ピンキー
12/01/02 16:37:10.43 q5Zk3LAU
灯油かけられるとか怖すぎだろ

505:名無しさん@ピンキー
12/01/02 16:50:34.80 HSaXrq2D
兄or弟の取り合い、隣の幼なじみ、学校の先輩or後輩
原因はなんだ?

506:名無しさん@ピンキー
12/01/02 17:31:01.83 O892dWMB
「兄に叶う妹なぞいねえ!」
この言葉は、少なくとも俺にとっては、至言だ。
何せ俺の妹は、アレなやつだからだ。
その日も帰宅すると、妹は裸エプロンで俺を出迎えた。
このクソ寒い中、暖房もつけず。
「に゛い゛ぢや゛ん゛お゛がえ゛り゛」
「お前は何がしたいんだ?」
ガタガタ震えながら鼻水垂らして言う妹に、溜め息をつきながら聞くと、
「に゛いづま゛のきほん゛」
「ぜぐじー゛?」
とか何とか答えたがら、ぎこちない動きで一回転しながら答えた。
正直、頭が痛くなる。
「寒いなら服を着ろ!」
「ふぐぎたらせくしいにみえない゛」
「ならせめて、暖房くらいいれろよ・・」
そんな俺の指摘に、妹はようやく気づいたような顔をする。
「ぞれ゛はあ・・、にい゛ちや゛んにあただめ゛てもらいたくて」
ようやく口に出した言葉、言い訳にも何もなってないぞ。

「兄の(望みに)叶う妹なぞいねえ!」
せめて、もう少しまともな、一般的な妹になってもらいたいものだ。

507:名無しさん@ピンキー
12/01/03 23:58:05.69 epxRzbfh
>>506
単発で終わらすのが勿体ないな

508:名無しさん@ピンキー
12/01/03 23:59:42.53 h42YH5Ec
せやろか

509:名無しさん@ピンキー
12/01/04 01:08:28.69 UQdI8H6f
せやで

510:名無しさん@ピンキー
12/01/04 01:16:52.53 jY2p0/Bf
そやな

511:名無しさん@ピンキー
12/01/04 01:34:15.90 hDbL1BYO
そやそや

512:名無しさん@ピンキー
12/01/04 02:20:03.58 D4rDNZaE
ほんまにそうなんやろか?

最初から尽くしてくれるキモウトもいいが
ツンツン→デレデレのキモウトもいい

513:名無しさん@ピンキー
12/01/04 03:53:32.43 ObhvJGji
ええこといいはりますわ

514:名無しさん@ピンキー
12/01/04 19:18:45.56 +GSUqbcd
>>498
新年早々投下乙

515: ◆wBXWEIFqSA
12/01/05 03:02:26.32 uT+fIcIp
こんばんは
>>243の続きを投下します。

516:狂依存 314
12/01/05 03:03:04.15 uT+fIcIp
「麻由お姉ちゃん……おはよう」
「あ……う……」
柱に縛られ、毛布にくるまってる麻由お姉ちゃんと沙耶さんに挨拶をする。
昨日あれから、何度も二人を犯しまくり、抵抗したら鞭で叩いたりしたので、二人はボロボロになっていた。
流石にやり過ぎたかな……と、思ったが、二人とも好きな時に好きなだけ犯して良いって言ってたんだから、むしろ喜んでるはずだよね。
「……いい加減にしろよ……」
麻由お姉ちゃんは鋭い目つきで僕を睨み、低い声で呟く。
そして、その傍らにいた沙耶さんも僕に目を合わさず、俯いてワナワナと震えていた。
何だ……まだ、二人とも目が覚めてないのか。
「怒った顔も素敵だよ、麻由お姉ちゃん。ん……」
「ん、んぐうっ……!ん……」
顔を抑えて、お早うのキスをしてあげると、麻由お姉ちゃんは苦しそうにもがいて、体をバタつかせて抵抗してきた。

「ん、ぷはっ……!げほっ……」
たまらず口を離してやると、何故か下を向いて苦しそうに咳き込んでしまった。
「何でそんなに嫌そうな顔してるの?この前まであんなに喜んでいたのに」
「ねえ……もう、離して……今までの事は謝るから……悪かったと思ってるから……」
パンッ!!
「いたっ!」
沙耶さんが横槍を入れてきたので、すかさず持ってきた鞭で体をぶつ。
麻由お姉ちゃんの部屋にあった物で、僕とSMプレイでもする為に用意していたものの様だ。
今まで、使ったことなかったけど、まさかこんな事で使うとはね。
「黙っててくれませんか?僕は今、麻由お姉ちゃんと話してるんですよ」
「いやあ……もう、いや……」
泣いているみたいだが、この人は僕が何かする度に好きになる病気に罹っているみたいだから、内心喜んでいるのだろう。
「ま、良いや。お腹空いちゃった。何かご飯作って。ハンバーグが食べたいな」
「馴れ馴れしくしないで……あんたみたいな屑、もう弟でも何でも無い……」
「いやだなあ、そんな冗談言っちゃって。本当は僕のお世話がしたくて、したくて仕方ないんでしょう?ほら……」
「な、何を……いや!」
麻由お姉ちゃんの首に犬の首輪をつけて、紐を引っ張る。
「あがあっ!やめて!ゲホッ!」
「ははははっ!麻由お姉ちゃん、まるで本当の犬みたいだよ。もしかして、こういうプレイも好きなのかな?うん、好きなんだよね?」
思いっきり、引っ張ると麻由お姉ちゃんは苦しそうな顔をして、むせてしまった。
ちょっと、やり過ぎたかな?まあ、良いや。
「ねえ、麻由お姉ちゃん。早くご飯作って。ねえってば!」
「ああああっっ!!わかった!わかったから、もう止めてええ!」
更にリードを引っ張ってやると、今まで聞いた事の無いような悲鳴を上げて、ようやく頷いた。
最初から素直に言えば、良かったのに。
「げほっ!ごほ……」
「ちょっと、強くやり過ぎちゃった?ごめんね。さ、早く台所に行こう。沙耶さんの分は……どうでも良いや」
縄を解いてやり、裸のまま首輪のリードを持って台所へと一緒に向かう。
麻由お姉ちゃんの手作り料理。楽しみだなあ……。

「お願い……寒いから服を着せて……」
「何で?石油ストーブも焚いてるし、エプロンがあれば十分でしょ?」
台所で寒そうに腕を擦り、服を着せてくれと懇願する麻由お姉ちゃん。
でも、愛する人の手料理は裸エプロンで作るのが理想だし、今までそうしてきたじゃないか。
「何でよ……一体、どうしたのよ……?今までの事、怒ってるの?……あっ、いたあっっ!!」
ハエタタキで消え入りそうな声で喋る麻由お姉ちゃんのお尻を思いっきりぶつ。
「早く作って。でないと、今度はもっと強くやるよ」
「う……う、うう……」
僕がそう告げると、泣きながら冷蔵庫を開けて、食材を取り出し、食事を作り始める。
その様子を見届けてから、椅子に座り、麻由お姉ちゃんの首輪のリードをしっかりと手に持ってご飯が出来るのを待った。


517:狂依存 315
12/01/05 03:04:22.17 uT+fIcIp
トントン……
あれから、麻由お姉ちゃんは僕の事など見向きもせず、黙々と料理をしている。
(それにしても……)
やっぱり、裸エプロンというのはとても魅力的だ。
今まで、何度も見てきたけど、背を向けた時のお尻などが本当に堪らなく欲情をそそる。
いや、我慢する必要も無いか。
「へへ……麻由お姉ちゃん」
「きゃっ!!何、やっ……」
リードを机の脚にしばりつけた後、背後からお尻を撫でて、麻由お姉ちゃんの胸にも手をかける。
「いやあっ!触らないで!」
「こんな、いやらしい格好してるくせに何言ってるの?本当は気持ち良いんでしょ。そら……」

「くっ……!いい加減にしてっ!!」
ドスッっっ!!
「ぐああっっ!!」
体をまさぐっていると、突然、僕のお腹に肘打ちを食らわせ、強烈な痛みにその場で蹲ってしまった。
「はあ……はあ……これ以上ふざけたら、本当に警察を呼ぶわ……いえ……」
「ま、麻由お姉ちゃん……?」
「本当に刺し殺すわよっっ!!」
まな板に置いてあった包丁を手に取って、振り返り、僕に向けて絶叫する。
何で、こんな大声を出すんだろう?
「はは……麻由お姉ちゃん。物騒な声出さないで、素直に楽しもうよ。本当は嬉しいんでしょ?僕にこうされて」
「……今の私は、この前での私と違うの……どうして、わかってくれないの?あんただって、ずっと嫌がってたじゃない……」
「やっと、気がついたんだよ。僕達が運命の赤い糸で結ばれているって……子供の頃、思ってた事が正しかったんだって。だから、もう自分に気持ちを隠さない」

そうだ。
僕は麻由お姉ちゃんが好きだ。姉としても……いや、それ以上に一人の女性としても。
子供の頃に抱いていた想い。それが、僕の本当の気持ちだ。
「麻由お姉ちゃんはきっと疲れてるんだよ。今まで、家事とか全部こなして、僕の相手までしてくれたんだから、当然だよね。だから……」
「な、なによ……?」
「僕がまた目を覚まさせてあげるよ。また、二人で一緒に楽しもう」
「っ!?来るなっ!あうっ!!」
ポケットから携帯電話を取り出し、麻由お姉ちゃんの手に向けて投げつける。
持っていた包丁で携帯を振り払ったその隙に……
「あっ、いやああっっ!!やめてっ!あぐっ!」
麻由お姉ちゃんの手を掴んで包丁を振り落とし、そのまま押し倒す事に成功した。
「ほら、大人しく僕に股を開いてよ。本当はその体で僕に思う存分、奉仕したいんだろ」
「あぐっ!ん、んふうっ!!いああっ!」
顔を掴み、強引にキスしようとするが、必死にあがいて顔を背けるので、中々唇を奪う事が出来ない。
「離せ!もう、いやっ!離してえっ!!」
「……わかったよ。そこまで、言うなら……」
「え?」
一旦、手を離して行為を止めて、起き上がる。
「ごめんね、麻由お姉ちゃん。もう、二度と無理にやったりしないから」
「……本当でしょうね……」
麻由お姉ちゃんは意外そうな顔をして僕を見、体を起こす。
「うん、しないよ。だから、ご飯だけは作ってよ。お腹空いちゃった」
「……」
簡単には信用できないと言った目をしたものの、黙って僕に背を向け、料理を再開した。
へへ……何だかんだ言っても、ご飯を作ってくれる麻由お姉ちゃん、優しいな。
僕の事を愛してくれてる証拠なんだよね。
(だから、早く目覚めさせてあげないと)

「ほら、出来たわよ」
「ありがとう、麻由お姉ちゃん。いただきまーす」
テーブルの上に、ハンバーグとサラダ、味噌汁とご飯が三人分並び、すぐに箸を取って、口にする。
「んぐ……あれ?沙耶さんの分も作ってあげたんだ。呼んでこようか?」
「良いわよ……それより、これ外して。今なら、冗談で終わらせてあげるから」
僕の座っている椅子の足に繋がれている首輪のリードを手に持って、怒った顔をして外すよう命令する。
「はは……冗談を止めるのは、麻由お姉ちゃん達の方だよ。いつまでも、そんなツンツンした態度取ってないで。怒った顔も可愛いけどさ」

518:狂依存 316
12/01/05 03:05:04.43 uT+fIcIp
「触らないでっ!!」
麻由お姉ちゃんの頬に手をかけようとすると、まるで汚物を見るような目で睨んで怒鳴り声を上げ、僕の手をすぐに払いのけた。
「ふーん……そういう事、言うんだ」
「な、何よ?」
食事を中断して、席を立ち、椅子に繋がれていたリードを外して手に持ち、向かいにある麻由お姉ちゃんの席へと歩み寄る。

「ちょっと、何……?あぐっ……!」
リードを強引に上に引っ張って、麻由お姉ちゃんの顔を僕の顔に近づけさせ、
「麻由お姉ちゃん、今まで僕に何をしてたか忘れたわけじゃないよね?僕が嫌だって言っても無理矢理押し倒したりして、セックスして楽しんでたんだよ」
「そ、それは……悪かったと思ってるわ……私もどうかしてた……ぐあっ!!」
更にリードを強く引っ張って、顔を僕の目と鼻の先まで接近させる。
「なら、責任取って、僕の好きな様にやらせてよ。本当は麻由お姉ちゃんだって、僕の事が好きなんでしょ?素直になってまた楽しもうよ」
「い、いや……やめて……」
胸をエプロン越しにまさぐって、頬にキスしていく。
やっぱり、麻由お姉ちゃんのおっぱいは、最高の触り心地だ。
「そんなに怖がらないで。僕も怒ってるわけじゃない。麻由お姉ちゃんの言うとおりだったんだ。僕も本当は麻由お姉ちゃんの体が大好きで、それ無しでは生きていけない。麻由お姉ちゃんが居ないとダメなんだよ」

「お願いだから、もう少し頭を冷やさせて……怒っているのなら、謝るし、今までの事も水に流すから……」
「そんなに、照れなくても良いんだよ……ほら、んっ……」
「はんっ!ん、んん……!」
麻由お姉ちゃんの顎を持ち上げ、唇を奪う。
不意を突かれたのか、簡単にキスをする事が出来たが、しばらくすると、あからさまに嫌そうな顔をして僕の体を突き飛ばしてしまった。
「はあ……はあ……もう、わかったでしょ?私は変わったの。あんたの事、嫌いになった訳じゃない……でも、今は自分の気持ちが……」
「可哀相な麻由お姉ちゃん。でも、安心してね。僕がすぐに目を覚まさせてやるから」
「え?きゃっ!痛い!何を……」
麻由お姉ちゃんの腕を引き、床に押し倒して四つん這いの格好にさせる。
「何をじゃないよ。こんな格好見せられて我慢できるわけ無いだろ。ほら、大人しくお尻を上げて」
「いやあっ!ダメだって、言って……」
ファスナーを降ろし、既にいきり立っていた肉棒を出して、お尻を突き上げて、秘所にペニスを押し当てた。

またいっぱい、気持ち良くしてあげるからね。
「うっ、お願い……やめてえ……あっ、いああああぁぁぁっっ!!」
「よっ……そら、行くよ!」
さっきお預けを食らって溜まっていたので、前戯も碌にせず、麻由お姉ちゃんの中にち○ぽを突き入れて、一気に腰を動かす。
「あうっ!ああっっ!!だ……駄目よ……あっ、いやあぁぁ……!!」
「はははっっ!気持ち良いよ、麻由お姉ちゃんのエッチなおま○この中。ほら、もっと腰振って締め付けて!」
「はあああっっ!!いやあああ……あんっ!お願い、やめてえええっっ!!」
悲痛な泣き声を上げながら、止めるよう懇願する麻由お姉ちゃんのお尻を掴んで、パンパンと激しく腰を振り、子宮を犯しまくる。
何で、そんなに痛そうにしているんだろう?ああ、そうか。
前戯もしないで入れたから、あそこがまだ濡れてなくて受け入れる準備が出来てなかったんだね。
でも、良いか。いつでも犯して良いって言ってたし。
「やああ……痛い、お願い、抜いてえ……はぐっ!!」
「大丈夫だよ。やっていく内にどんどん気持ち良くなって濡れてくから。麻由お姉ちゃんのおまんこ最高だよ……」
「はっ!ぐあああっっ!い、い……げほっ!んああ!」
腰を振りながら、首輪のリードを引っ張り、強引に体を仰け反らせると苦しそうに咳き込んでしまった。
流石に痛かったのかな?いや、こういう強引なプレイも感じるんだろうね。
「はっ!いあああんっっ!!あっ、あんっ!!あぐっ……だめええっっ!!」
「さあ、行くよ、そろそろ出すよ……」
「いやああ!!中は止めてええっっ!!はっ、はああぁぁっ!!」
再びお尻を掴み、一気にラストスパートをかけて、子宮を突きまくる。
いつもより、明らかに締め付けはきつくないが、それでも麻由お姉ちゃんの肉ヒダが肉棒とフィットして、絡みつく時の快楽は溜まらない。
今、僕の子種をぶちまけて妊娠させてあげるからね。


519:狂依存 317
12/01/05 03:05:58.25 uT+fIcIp
「はっ!!あがあああっっ!!いやっ、だめ……あっ、はんっ!あぐう……!あっ、はああああぁぁっっ!!」
腰を突き動かすスピードを速める度に、麻由お姉ちゃんの喘ぎ声も早くなっていく。
そのヨガリ声が更に僕の欲情を刺激して、ピストンを加速させていった。
もう……限界だ……。
「はっ!!はぐうっ!!駄目、もういやああっっ!!あっ、あふ……はんっ!あっ、はぐう……あっ、あああああっっ!!」
遂に我慢しきれなくなって、麻由お姉ちゃんの中にザーメンをぶちまける。
はあああ……やっぱり、麻由お姉ちゃんのおまんこの中で射精した時の爽快感は病みつきになるぐらい凄いや……。
「あああああ……いやああっっ!はっ、ああああ……」
「はあああ……麻由お姉ちゃん、凄いよ。どんどん中に精液が吸い込まれていっている。これこそ、僕達が愛し合っている証拠なんだよ……」

本当に麻由お姉ちゃんの膣中の締まりは最高だ。何度やっても飽きる事はないし、姉弟で体の相性も良いのだろう。
こんな素晴らしい体を誰にも渡したりしたくない。絶対にだ。
「うっ……えぐ……う……」
「良かったよ、麻由お姉ちゃん。ん……」
中に入ってる一物を引き抜いた後、麻由お姉ちゃんの頬にキスをすると、涙が流れていたのか、しょっぱい味がした。
へへ……麻由お姉ちゃん、嬉しさのあまり泣いちゃったのかな。
「さ、ご飯食べようか。お腹空いちゃったでしょ。早く食べよう。あ、食べたら、ちゃんと食器片付けておいてね」
うずくまったまま、泣いている麻由お姉ちゃんを尻目に、ご飯の残りを食べる。
食べている間、麻由お姉ちゃんは僕に目を合わせようともせず、その場にうずくまったままであった。

「ふう……食べた、食べた。さっ、食後の運動に沙耶さんとちょっと遊んでくるかな。さっ、来て」
「あっ!うげ……ちょっと……まだ……」
食べ終わった後、食器を洗い桶に漬け、リードを引いて、麻由お姉ちゃんと一緒に部屋へと戻る。
また三人で遊んでやれば、沙耶さんも喜ぶだろうしな。
「ただいま。ちょっと遅くなっちゃった。何だ、まだ寝てたんだ」
部屋に入ると、先ほどみたいに沙耶さんは後ろ手に縛られたまま、毛布に包まり、蹲って眠っていた。
まだ、朝だし、昨日は遅くまでやったから、疲れてるんだろうな。
だけど、この人の意思なんてどうでも良い。
「ほら、起きて」
パンっ!!
「あたっ!!な、何……!?いやっ!!」
パンっ!!
沙耶さんの頬に思いっきり平手打ちして起こした後、もう一度逆の頬に平手打ちを食らわす。
「な、何するのよ!はふ……ん……!」
僕を睨んで何か言いかけた後、すかさず、沙耶さんの頬を掴んでキスをしてやり、胸も揉みしだいてやる。
顔を必死に動かして引き離そうとするが、力づくで顔を押さえ、唇を押し付けて舌も中に入れて絡ませてやった。

「ん、んぐう!ん、れろ……ぶはあっ!!げほ……酷いよお……何で、こんな扱いするの……?」
「何、言ってるんですか?僕がしたいからに決まってるでしょ。僕も気づいたんです。沙耶さんの事、麻由お姉ちゃんほどじゃないけど、セックスしたいなって思うぐらいは好きですから、こうやって気が向いた時にやるんですよ。おらっ!」
「あぐ……いや、もう許してえ……ひゃんっ!!」
沙耶さんの股を強引に開いて、膣口に指を突っ込み、ぐちゃぐちゃと掻き回す。
「あああっっ!!いあ……!ダメっ……痛い!いやだああっっ!!」
指で膣肉を持ち上げる様に、爪で引っかくと、本当に痛そうな表情をして、痛々しい悲鳴を上げている。
何だ。この人もまだ目が覚めてないのか。
「やめてえっっ!!あっ、あんっ!!はっ!あああああぁぁぁっっ!!」
「ははは……良い声ですよ。そんなに気持ち良いんですね。今、入れてあげますから」
何だかんだ言って、沙耶さんのスケベな穴の中から、いやらしい愛液が滲み出てきていたので、やはり感じているのだろう。
仕方ないから、食後のデザート代わりに犯してやるか。
「さあ、行きますよ……」
「い、いや……あ、いあああああっっ!!」
沙耶さんの股を開き、肉棒を膣穴に押し付けて、足を手で持ちながら一気に挿入する。
「あうっ!やっ、やだあああぁぁっっ!!あっ、はああんっ!!あっ、あっ……はがあっっ!!」
ベッドを揺らしながら、即位の体勢でバンバン子宮を突きまくって沙耶さんを犯す。
心なしか、いつもより膣中の締め付けが、緩い気がしてイマイチだった。


520:狂依存 318
12/01/05 03:06:50.93 uT+fIcIp
「はがああっっ!!やあん……もう、許してえ……あっ、はあんっ!!」
「ほら、締りが悪いですよ。もっときつくして」
「はひ……い、いたあああああぁぁぁっっ!!痛い、やだっ!やめてええっっ!!」
折角、犯してやったのに、ただ泣き喚くだけで何もしない沙耶さんの乳首を思いっきり抓ってやると、更に泣きながら、大きな悲鳴を上げてしまった。
「お願い、やめてえっ!いたっ……あああああぁぁっっ!!」
「何が、止めてですか!乳首抓られてから、締りがきつくなってますよ。はははっっ!!やっぱり、面白い女ですね、あなたは」
実際、悲鳴を上げながらも沙耶さんは抓られるたびに、膣中を犯しているち○ぽをぎゅっと締め付けてきていた。
へへ……そろそろ、頃合かな。
「ほら、もっと腰を振って!そろそろ、中に出しますよ」
「ええっっ?駄目……!それだけは、お願い……はっ、はぐうっ!!あっ、はんっ!あっ、やあああぁぁぁっっ!!」

足を更に高く上げて、ピストンを一気に速めていく。
さっさと、出してまた麻由お姉ちゃんと遊ぼう。
「あっ!ダメ……ダメだからああっっ!あっ、ひゃんっ!いああっっ!!」
「待っててね、麻由お姉ちゃん。これが終わったら、また一緒に遊んであげるから」
ドアノブに手錠を掛けられて、僕達がまぐわっている様子を目にしないように、目を瞑って視線を下に逸らしている麻由お姉ちゃんに語りかける。
やっぱり、最愛の人が他の女性としているのを見るのは辛いのだろうか?
だが、最近は三人でやっても何も言わなくなったし、好きにしてくれて良いみたいな事、言ってたから構わないよね。
「へへ……二人とも僕の女なんだからね。そらっ!」
そう思うと更に欲情が増していき、腰を振るスピードが益々速まった。
もう、出そう……。
「さあ、出しますよ!!」
「あああっっ!いっ!はあっ!!あっ、嫌だあっ!!あっ、はんっ!!あっ、はああんっ!!あっ、ああああぁぁぁっっ!!」
泣き喚く沙耶さんの子宮に肉棒を思いっきり、押し付けて精液をぶちまける。
うーん……気持ち良い事は気持ち良いんだけど、やっぱり、麻由お姉ちゃんと比べると今一つかな。

「でも、まあまあでしたよ。沙耶さんの体も気分転換に抱くぐらいの価値はあるかな」
「うっ、う……」
ベッドですすり泣いている、沙耶さんに吐き捨てる様に言い放ち、拘束している麻由お姉ちゃんの所へ足を運ぶ。
「ごめんね、麻由お姉ちゃん。でも、僕が一番好きなのは麻由お姉ちゃんなんだ。実際にセックスする時だって、沙耶さんより……」
ドアノブに手錠で拘束され、きつそうな態勢で立っている麻由お姉ちゃんの胸を揉みながら話しかけると、
「話しかけないで……今のあんたとは目も合わせたくない。早くここから、出てって……!」
「まだそんな事言ってるんだ?自分が何をしてたのかも、忘れたの?もう、僕は麻由お姉ちゃんの体なしには生きていけないんだ。麻由お姉ちゃんも下らない事、考えてないで楽しもう」
「あんたはもう弟でもない。一人の男としてもゴミ以下の人間としか思ってない。だから、触るなっ!!んっ!!」
僕を睨んで、怒鳴り散らそうとした瞬間、麻由お姉ちゃんの顔を掴み、キスをして口を塞いだ。
こうやって、僕の方から強引にやるのも気持ちの良いものだ。
「ん、んふうっ!!ん、んんっーっ!!」
「ん、はあ……!はは、今のは言葉責めって奴かな?中々、きつい事を言うね。でも、関係ないよ。僕は僕のしたい様にするだけだし」
「いい加減にわかって!!過去の事なんか関係ないっ!!私は今のあんたが死ぬほど嫌なの!!お母さんたちに言ってやるからっ!!」
「お母さんは昨日、僕の好きな様にして良いって言ったよ。僕達は結ばれる運命にあるんだから、何をしても同じだって」
「なっ……きゃっ!」
手錠を外して、麻由お姉ちゃんを押し倒し、胸を鷲?みする。
「いやあっ!!痛い……やめてえっ!あぐ……!」
「はは……良い悲鳴だよ、麻由お姉ちゃん。記念に写真を撮ってあげるよ」
「え……?やっ……」
パシャ、パシャ!
床に置いてあった、僕の携帯のカメラで麻由お姉ちゃんの裸を何枚か撮る。
「ちょっと、画質が悪いな……まあ、良いや。へへ……麻由お姉ちゃんの裸、携帯のカメラでも綺麗に撮れてるよ」
「ちょっと!ふざけた事してんじゃないわよ!それを寄越しなさい!」


521:狂依存 319
12/01/05 03:07:47.62 uT+fIcIp
麻由お姉ちゃんは立ち上がって僕の襟首を掴みかかり、携帯電話を奪おうとするが、すかさず手に持った携帯を天高く上げ、
「この写真、何処かの掲示板か、投稿写真集にでも送りつけたら、面白そうだよね。実の弟と毎晩セックスして愛し合ってますってキャプション付きでさ」
「なっ……!変な脅しは止めて!!本気でぶっ殺すわよ!」
「脅し?良いじゃない。僕達が愛し合ってる所を皆に見てもらおうよ。麻由お姉ちゃんだって、この前僕とキスしてる映像を隠し撮りしてネットに流そうとしてたじゃないか。あの時は動揺しちゃって、ごめん。あの映像、まだ残ってるよね?」
「あっ……あれは、すぐに消すから……お願い、もう意地悪な事、言わないで……」
僕があの時の事を話すと、ハッとして怒りに満ちた表情を一転させ、悲しそうな瞳で見つめながら、僕に携帯を返すよう懇願してきた。
麻由お姉ちゃん……こんなに弱々しい顔をして……。悪いことをしたと思っているのだろう。
「へへ……でも、そんな顔も可愛いよ。やっぱり、僕には麻由お姉ちゃんがついてくれるのが、一番なんだ」

「ひっ……」
手のひらを麻由お姉ちゃんの頬にかけて、すりすりさせると、何か汚い物にでも触れたような嫌悪に満ちた顔をして、ワナワナと体を震わせる。
きっと、僕の愛の深さを知って感動しているのだろう。
「あ、そうだ……」
パシャ
後ろで縛られてぐったりしていた沙耶さんに歩み寄り、麻由お姉ちゃんと同じ様に携帯のカメラであられもない姿を何枚か撮影した。
「いやああ!撮らないでえっっ!!」
「これで、良しと……もう、帰って良いですよ。一晩、泊まっちゃったから、あまり遅くなるとご両親も心配するでしょうし」
携帯をポケットにしまい、沙耶さんの後ろ手に縛られていた縄を解いてやる。
このまま、もっと遊んでやるのも良いのだが、あまり長く家に置いておく訳にもいかないので、一旦家に帰すことにした。

「さ……どうぞ。昨日、今日と久しぶりに三人でやれて楽しかったですよ。また、気が向いたら誘いますから」
「そんなことより、今の写真、早く消してよお……」
「ああ、ネットにでも投稿してあげましょうか?僕達の愛し合ってる姿、みんなに見てもらいたんですよね?だから……」
「ふざけないでっ!!今までの事は悪かったと思ってるから、もう私に構うのは止めてっ!大輝だってそう言ってたじゃない……あぐっ!」
バンっ!!
僕に食って掛かるように怒鳴りつけた沙耶さんを床に突き飛ばし、顔を踏みつけた。
「いがああっっ!!痛いっ!やめてええっっ!」
ぐりぐりと足で頭を踏みつけると、可愛い顔を歪めながら悲鳴を上げる。
その惨めな様子が何だか、楽しく感じて仕方なかった。
「生意気な事、言ってんじゃねえ!自分の立場わかってるんですか?あなたは僕に犯してもらうだけで、感謝する立場の女なんですよ。今度、舐めた口聞いたら、この写真あちこちにばら撒きますからね」
「ああああっっーー!いや、もう止めてええっっ!!」
更に頭を強く踏みつけて、沙耶さんの顔をゴムボールみたいに弄ぶと、苦しいのか歪んだ悲鳴を上げて、止めるよう懇願してくる。
痛々しい悲鳴ではあるが、それ以上に沙耶さんを支配しているという優越感にも似た感情が妙な高ぶりを覚え、不思議と罪悪感は全く湧かなかった。
「ふん……これぐらいにしといてやるか。それじゃあ、沙耶さん。また今度。今日はもう用がないんで、さっさと帰って下さい」
部屋に脱ぎ捨ててあった衣服を床に倒れこんでいる沙耶さんに放り投げて、麻由お姉ちゃんの部屋を出て自室に戻る。
麻由お姉ちゃんは信じられないと言った呆然とした表情をして、僕を追う事もしなかった。
久々に好き放題二人とやって本当にすっきりした。
今はまだ二人とも完全に目が覚めていないみたいだけど、僕が犯してやればその内、元に戻るだろう。
「そんな事より、今は期末の真っ最中だったな」
センターも近いし、あまり、二人に構っている時間もない。息抜き程度にやるくらいにしておけば良いだろう。
何て思いながら、机に向かいテスト勉強を開始した。

「今日は冷えるな……」
勉強の途中、部屋から出て何か温かい飲み物でも飲もうと台所に行く。
明日は期末試験の最終日なので、これが終われば後は受験まで一直線だ。
「何、飲もうかな……あっ、そうだ」
麻由お姉ちゃんにココアでも煎れてもらおう。愛する彼女の差し入れがあれば、やる気も倍増するよね。
そう思い立ち、
「ねえ、麻由お姉ちゃん。僕に温かいココアを入れてよ」


522:狂依存 320
12/01/05 03:08:48.71 uT+fIcIp
ノックもせず、部屋に押し入り、ベッドに座ってテレビを見ていた麻由お姉ちゃんに話しかけるが、麻由お姉ちゃんは虚ろな目をして僕を無視し、ボーっとテレビを見つめていた。
あれから、ずっとこんな感じなんだよな……。
僕が話しかけても、頼みごとをしても、エッチな事をしようとしても無反応で返事も碌にしない。
こんなんじゃ、つまらない……けど、
「ねえ、麻由お姉ちゃん……聞いてる?」
ベッドに座ってる麻由お姉ちゃんに回りこんで胸を揉んだり、体のあちこちを触って、おねだりをする。
だけど、麻由お姉ちゃんは全くの無反応で抵抗する素振りも喜ぶ素振りも見せようとはしなかった。
これじゃ、つまらないな……
「早く、僕にココアを入れてきてよ。じゃないと、このまま押し倒しちゃうよ」

「こんな事をして、本当に満足なの?」
「ん?何?」
麻由お姉ちゃんはクッションをぎゅっと握って、ぼそりと呟き、
「私は今のあんたの事、弟だとも男だとも思ってないわ。ただのゲスとしか、思ってない……だから、さっさと出てって」
「ははは!麻由お姉ちゃん、まだ変な夢を見ているんだ?昨日だって、僕と何度もやったのに、そんな事言っても説得力ないよ」
あれから、写真を盾に何度も麻由お姉ちゃんとセックスをして、愛し合った。
昨日だって、僕の一物を自分のマンコに入れて、悦んで腰を振っていたんだ。
「そっか、麻由お姉ちゃん、また僕としたいんだね……良いよ、何度でもやってあげるよ」
「あっ……」
ベッドに座っていた麻由お姉ちゃんを押し倒し、股間に手を当てて撫で回す。
「へへ……今日はちゃんと愛撫して、濡らしてから入れてあげるからね」
と、言いながら、麻由お姉ちゃんが履いていたジーンズのファスナーを下ろし、ショートパンツ越しに秘所を手のひらで擦る。
こんな素っ気無い態度とっていても、本当は僕の事を……。
「いい加減にしろよ……」
「え?何?」
麻由お姉ちゃんが低い声で何かを言ったが、良く聞き取れなかったので、聞き返すと、

「いい加減にしろって言ってんだよ!!」
ドスっっ!!
「うわっ!!」
恐ろしく低い怒鳴り声が部屋に響き渡った同時に顔を殴打され、ベッドの外に叩き出されてしまった。
「あっ、あぐうう……」
物凄い力で頬を殴られたので、あまりの激痛にその場で悶える。
「一体、何を……あがっ!!」
麻由お姉ちゃんは床でもがいている、僕の体にすかさず蹴りを入れ、
「我慢の限界だわ。大輝……今までの事を悪かったと思ってたから、昨日までは我慢してやった。でも、口で言ってもわからないなら……」
「っ……?ひっ……」
「安心なさい。楽に殺してあげるから……それが、私に出来る罪滅ぼしだと思ってる……これ以上、幻滅させないで……」
床で蹲ってる僕に跨って、ナイフを取り出し、肩を左手で押さえて、右手でナイフを持ち、刃先を僕の胸にまっすぐと向けた。

じょ、冗談だよな……?
「麻由お姉ちゃん……そんな物騒なものは早くしまって……ね?」
「ええ、しまってあげても良いわよ。あんたが今すぐ写真を返して、金輪際、私にこんな真似をしないって誓うならね」
「こんな真似って……麻由お姉ちゃんだって、本当は悦んでるんでしょ?だったら、止める理由なんて何処にも無いじゃないか」
今まで、麻由お姉ちゃんの方からやってきてたんだ。それを今になって止めろなんて、出来るわけが無い。
麻由お姉ちゃんと出来なくなるくらいなら、死んだ方が……いや、
「嫌だよ。ほら、早くその手を離してよ……!!」
ナイフを持っている右手を掴み、何とか振り落とそうとする。
だが、麻由お姉ちゃんは元々、そこら辺の男子より腕力がある上、さっき蹴られた所の痛みもあって思うように力が出せなかった。
「くっ……!そう……じゃあ、交渉決裂ね!あんたの事は嫌いじゃなかったわ。でも、今は早く死んでっ!」
「あっ……あぐっ……!」
麻由お姉ちゃんは左手で肩を更に強く抑え、ナイフを思い切り僕の胸に振り落とそうとしたので、僕も必死で手を掴み、足をじだばたさせて抵抗を試みる。
あんなに僕の事を愛してくれていたのに、何故こんな事をするの?
全然、わからないよ……。
「麻由お姉ちゃん、止めて……」
「止めて欲しかったら、二度と私を襲ったりしないって誓え!もし、出来なければここで死んで!」
と、絶叫し、物凄い力でナイフを徐々に下ろして、刃先が胸に触れそうになるぐらいまで近づいてきてしまった。
必死にナイフを持っている手を上げて、振り落とそうと力を込めるがビクとも動かすことが出来ない。



523:狂依存 321
12/01/05 03:09:57.12 uT+fIcIp
まずい……このままじゃ、本当に……。
「ま、麻由お姉ちゃん!わかった!わかったから、もう止めてくれ!!」
堪らず目を瞑って、そう絶叫すると、麻由お姉ちゃんもハッとした表情をしてナイフを持っていた手を放す。
「……本当ね?」
「はあ……はあ……うん……もう二度としないから……だから……」
「誓えるわね?」
「うん……絶対に麻由お姉ちゃんの嫌がる事はやらない……約束するから……」
麻由お姉ちゃんは跨ったまま、しばし僕を見つめた後、
「信じるわよ……今度やったら、本気で殺すからね」
と、言ってナイフを持ったまま立ち上がり、僕を睨みながら、後ずさりしドアを開ける。
「早く、出てって。そして頭をしばらく冷やして頂戴」
「わかったよ……」
言われるがままに部屋を出て、一旦、自分の部屋に戻った。

くそ……何でだ。何でこんな事になったんだ?
このまま、麻由お姉ちゃんとの関係も終わりになっちゃうのか?
(いや……そんなのは絶対に嫌だ!)
麻由お姉ちゃんは僕だけの物だ。運命の赤い糸で結ばれた僕の女なんだ。
子供の頃から、ずっとそう思っていたんだから、間違いない筈だ!
「諦められるわけない……」
そうだよ……麻由お姉ちゃんはまだ何か悪い病気にでも罹っているんだ。
いや、例えそうでなくても、もう麻由お姉ちゃんなしでは生きられない。
先程、殺されかかった時の恐怖や約束もすっかり、頭の中から消え、いても立ってもいられないと言った気持ちで部屋を出た。

トントン
再び、麻由お姉ちゃんの部屋へと向かい、ノックをし部屋に入る。
「麻由お姉ちゃん……」
「!?何よ?しばらく、来ないでって言ったでしょ」
「うん……ごめんね。でも、ちょっと考えたんだけどさ……」
机に座っていた麻由お姉ちゃんに徐々に歩み寄ると、麻由お姉ちゃんもあからさまに警戒してる顔をして、ジーンズのポケットに手を突っ込んだ。
恐らく、携帯かナイフを隠し持っているんだろう。
「今まで、本当にごめん。僕も突然の事で頭の整理がつかないで、混乱しちゃったから、あんな酷い事をしちゃったんだと思う。麻由お姉ちゃんが怒るのも無理はないよね」
「……」
麻由お姉ちゃんは異様な雰囲気を察したのか、立ち上がり、僕を見ながら壁伝いにドアの方へとゆっくり歩いていった。
どうやら、僕が何をしにきたのか、察したようだ。
「だけどね……僕は麻由お姉ちゃんの事、好きなんだ。大好きなんだよ。姉としても女性としても。生まれてからずっとだ。この気持ちだけは変える事は出来ない」
「……さっき、約束したばかりじゃない……どうして、私の気持ちわかってくれないのよ……」
悲しそうな顔をして、ポケットから再びナイフを取り出し、僕に向ける。
「無理矢理やったりなんかしないよ……麻由お姉ちゃんだって、本当は今でも僕の事を愛してくれてるはずさ」
「……近寄らないでえっ!!もう、終わったのよ!!終わりにしたいのよ!!あんただって、ずっと言ってた事じゃない!!」
「そんなの、もう関係ないって言ってるだろ!」
「っ!?きゃっ!!」
ポケットに入れておいたゴムボールを麻由お姉ちゃんに投げつけ、怯んだ隙に飛び掛って押し倒す。
「いやっ!!放せっ!!放れろおおっ!!」
上手いこと手に持ってたナイフを振り落とし、遠くに投げつけて、麻由お姉ちゃんの
「大人しくしろ!!僕とまた気持ち良いこといっぱいしよう……今度はもう止めろなんて言わないからさ……」
「いやああっ!!いやだあっっ!!」
激しく腕を振って、大きな悲鳴を上げて必死に抵抗する麻由お姉ちゃん。
だけど、そこまで嫌がってる様子を見て、益々腹が立ってきた。
どうして、ここまで抵抗するの?あんなに僕とやりたがってそっちから襲い掛かってきたじゃないか。
「いやっ!!止めてええっ!!」
「……うるさいっっっ!!!!」
パンっっ!!

麻由お姉ちゃんの頬を思いっきり平手打ちし、パンっ!と、乾いた音が部屋に鳴り響いた。
「……」
抵抗を止め、唖然とした表情で叩かれて真っ赤になった頬を手で抑え、僕を見つめる。
「……入れるよ……」
「……ひ……やっ!」


524:狂依存 322
12/01/05 03:10:59.06 uT+fIcIp
そんな麻由お姉ちゃんを尻目にすかさずファスナーを下ろして、男根を表に出し、麻由お姉ちゃんの履いていたジーンズとショートパンツを引きずり下ろして下半身を露にして、陰唇を指でなぞった。
「やっ!だめ……あう……」
「何が駄目なんだよ……麻由お姉ちゃん、僕にこういう事されるの嬉しいんでしょ?だったら、良いじゃないか……」
「い、いやああっっ!!」
動揺している隙に股を思いっきり開き、麻由お姉ちゃんのエッチなおまんこの穴を前回にする。
麻由お姉ちゃんの中……本当に綺麗だよ。
「さ、今すぐ入れてあげるからね……」
「ま、待って……やっ、だめ……ああああぁぁぁっっーー!!!」
膣中に肉棒を一気に挿入し、ようやく、今日初めてのセックスをする事が出来た。
ああ……やっぱり、止められないよ……麻由お姉ちゃんのおまんこの中は最高だ。

「あっ!やだあっっ!!離れて!いやあああっっ!!」
「ほら、麻由お姉ちゃん。もっと膣中で締め付けてよ。っと……!」
「ああああぁぁぁっっ……」
足を掴んで、ぐいぐいと子宮奥深くまで突きまくる。
痛々しくなるぐらいの悲鳴を上げて泣き叫ぶが、それを聞いても全く罪悪感も湧かず、思うがままに、麻由お姉ちゃんを犯しまくった。
こうやって、犯し続けていればきっと麻由お姉ちゃんも元に戻るはずだ。
「あっ、はうっ……止めろ……止めてええっっ!!」
「ほら、麻由お姉ちゃん。また中に出すよ!」
「あああああーー……!!」
一気にピストンを加速させて、麻由お姉ちゃんの子宮に子種を注ぎ込む。
「……ほら、麻由お姉ちゃん……またこんなにいっぱい出たよ……何だかんだ言って、僕としたいんでしょ?」
「うっ……うっ……大輝……」
本当に悲しそうな顔をして、泣きじゃくる麻由お姉ちゃん。
これだけ愛してやったのに、まだ目覚めていないんだ。可哀相に。
「ほら、麻由お姉ちゃん。まだ終わらないよ。もっと、もっとやって欲しいんだよね?」
「う……ああああぁぁぁ……」
一旦、肉棒を引き抜き、四つん這いにして後ろから、突き入れる。
抵抗する気力を失ってしまったのだろうか?
この後も、麻由お姉ちゃんはただ泣きながら、僕のされるがままに犯されていった。

「あ……」
「ひっ……」
明後日―
学校の帰り、駅前のコンビニに立ち寄ったら、沙耶さんとバッタリ出会った。
丁度いいや。期末も終わったし、息抜きがてらこの人と遊んでやるか。
「この後、ちょっと良いですか?」
「あ、あの……今日はこれから……」
「ああ、あの写真をバラされたいんですね。なら、良いですよ」
「ちょっと、離して……」
有無を言わさず、沙耶さんの手を引き、コンビニを離れた。
何処で、やろうか……そうだ。

「ほら、もっとお尻上げて下さいよ」
「お願いだから、もう許してえ……はぐうっ……」
近くの人気のない公園の茂みに連れ込み、壁に手をつかせて、お尻を突き出させ、スカートとショーツを引きずり出して撫で回す。
「あああ……止めてえ……」
「大人しくしないと、写真ばら撒きますよ。あなたは黙って僕の言うとおりに、してれば良いんです」
「うっ……うぐうううっっ……」
左手で口を抑えた後、右手の指を何本か膣穴に入れて乱暴に引っ掻き回す。
全く……僕がこうやって相手してやってるだけで、有難いことのはずなのに、こんな嫌そうな顔をして止めてなんて言うのは失礼な話だ。
「んぐっ!んんーーーっっ!!ん、んふう……」
こんな乱暴に扱われても感じているのか、指を動かしまくる度に、膣穴からいやらしい汁が滲み出て来ていた。
ほら、見ろ。やっぱり、こうされるのが嬉しいんじゃないか。
「さ、入れますよ……公園なんだから、あまり大声出さないで下さいね」
「い、いやあ……やだあ……はっ、はぐああっっ……!!」
後ろから、挿入しガンガン腰を振りまくって膣中を犯す。
……やっぱり、沙耶さんの中もそれなりに気持ち良いや。
「はっ……はがあっ……やっ、はあああっっ……やっ、いあああっっ!!」


525:狂依存 323
12/01/05 03:12:29.61 uT+fIcIp
「ほら、もっと腰を振って下さいよ」
頬を抓って、口の中に指を入れながら、腰を動かしてやる。
「あっ、いだあああっっ!止めてえ……もう、いやあっ!」
「はは……決めました。あなたの事、麻由お姉ちゃんほど好きじゃないけど、僕専用のダッチワイフにして一生、遊んであげますよ。感謝してくださいね」
沙耶さんは結構可愛いし、せっかく言い寄ってきて何度もやったのだから、今更手放すのも惜しい。
僕の事が好きで、好きで堪らないと言うなら、性欲処理の道具にでも使ってやろう。
「ほら、行きますよ。しっかり受け止めてくださいねっ!」
「いやあああ、駄目……お願い、中は駄目っ!!あっ、あああああぁぁぁっっ!!」
一気にピストンを加速させ、膣中で果てて精液を放出する。
うーん……口直し程度になったかな……。
「あああ……いやああ……」
「ふう……まあまあだったかな。それじゃあ、沙耶さん。今日はこれで。あ、今度の週末明けておいて下さいね。家に来て三人でしましょう」
「あうっう……うっ……」
中に入っていた一物を抜き、泣きじゃくる沙耶さんの着ていた上着で精液を拭き取った後、地面に叩きつけてから、そう言い残し、公園を去った。
二人とも僕の女なんだし、定期的に三人で一緒にやるのは当然だよね。
ああ、すっきりした。
試験が終わった後の良い息抜きにはなったと思い、沙耶さんを置いて家路に着いた。

「ほら、早く入って」
「いや、強く引っ張らないでえ……」
土曜日になり約束通り、沙耶さんを家に連れて中に上げた。
今日は約束通り、麻由お姉ちゃんと三人で遊んでやる日なので、楽しみだ。
「ああん……いや、いやあ……あんっ!」
僕の部屋に強引に押し込んだ後、ベッドの足に縄をくくりつけて、沙耶さんの足首を固く結ぶ。
さて、次は麻由お姉ちゃんだな……。

「待たせて、ごめんね。さあ、今日も三人で目一杯、楽しもう」
「あっ……あう……」
麻由お姉ちゃんの部屋に入り、虚ろな目をしてぐったりしている麻由お姉ちゃんに声をかける。
今日の為に自重しようとしたけど、我慢しきれずに夕べも麻由お姉ちゃんと何回もやったので、疲れているのだろう。

「さあ、起きて。今日は三人でやるって言ったでしょ。ほら」
「いぐうっ!!ちょっ……あがああ……!!」
首輪のリードを思いっきり引っ張って、強引に目覚めさせ、部屋から引きずり出し、僕の部屋に連れて行く。

「さ……そろそろ、始めようか」
「ひっ……あうっ……!」
麻由お姉ちゃんを部屋に入れてすぐ、怯えた顔をしている沙耶さんの衣服を剥ぎ取り、乳房を露にして、軽く揉んでやった。
「ああ……もう、いや、許して……」
「何が、許してですか。こうされるのが好きなんでしょ」
「いっ……いぎいいっっ!痛い!いやああ……」
乳房を思いっきり鷲掴みにしてやり、ぐりぐりと回しながら押し付けると、沙耶さんも相当痛いのか、涙ながらに声を上げる。
あんだけ、やってやったのに、まだ目が覚めてないのか。
「何ですか、その顔は……僕の事が好きなら、もっと嬉しそうな顔をしてお礼を言うべきでしょ」
「んぐっ……もう、嫌なの……今の私はこの前とは違うの……何度言ったら、わかるのよ……」
「(こいつ……!僕の好意を無碍にする気か!)」
泣きじゃくって、懇願する沙耶さんを見て、益々腹が立ってきた。
「僕も何度も言いますけどね、あなたの事は麻由お姉ちゃんの次くらいに好きなんです。体だけですけどね。それに気づいたから、今、こうやってわざわざ誘って抱かせてやってるんですよ」



526:狂依存 324
12/01/05 03:13:31.96 uT+fIcIp
「……何よ、それ……」
「何も糞も、最初からずっと言ってるじゃないですか。それでもそっちから、何度もしつこく誘ってきた。あの時は迷惑だと思ってましたけど、思い出してみるとあなたとやるのは結構楽しかったし、気持ちも良かった。麻由お姉ちゃんと同じだ」
麻由お姉ちゃんも沙耶さんも僕の事を愛してると言ってくれたし、何でもしてあげると言った。
僕はその通りにしているだけなんだ。
「それなのに、突然終わりにしろなんて、二人とも酷いんじゃないですか?まあ、良いですよそれは。僕がはっきりしない態度を取ったのも悪いですし、おかげで、僕も自分の気持ちに気がつきましたから」
大切なものの有難さは、失くしてからわかるなんて良く言うけど、本当にその通りだ。
こういう事態でも起きなければ、二人の体無しでは生きていけない体になってしまった事に気づきもしないで、勝手に苦しんでいただろう。
「だから、もう迷うのは止めた。僕は二人の事を好きな時に好きなだけ、抱かせてもらう。それで、良いんだよね?」

「ひっ……」
胸を揉みしだきながら、沙耶さんの頬を舐めまわし、股間にも手をかけて秘部を擦る。
「こうやって、犯してやれば……僕とセックスしていれば、その内二人も元に戻るんだよね?」
「い、いや……いや……あぐう……」
ショーツを引き摺り下ろし、股を思いっきり開いて秘所を曝け出す。
「待っててね、麻由お姉ちゃん。やり終わったら、すぐに麻由お姉ちゃんにも入れてあげるから」
「あ……あぎ……あっ、あああああぁぁぁっっーー!!」
傍らにいた麻由お姉ちゃんに告げた後、すぐに肉棒を沙耶さんの膣口に宛がって、挿入しピストンを開始する。
「はふ……いや、はあんっ!!は……いあああぁぁっっ!」
麻由お姉ちゃんが悲しそうな目をしてこちらを見ていた気がするが、そんな事は気にもならず、沙耶さんを気の済むまで犯しまくった。
こんなに嫌がっていても、今日徹底的に犯してやれば目も覚めるだろう。
さあ……長い一日の始まりだ。

「はあ、疲れた。んぐ……」
あれから、二人と何時間もやりまくり、流石に疲れたので、一旦部屋を出て台所からペットボトルのジュースを持っていき、コップに入れて一杯飲み干す。
「とっても良かったよ、麻由お姉ちゃん……嫌だ、嫌だなんて言っても、僕のち○ぽ嵌めてあんなに悦ぶなんて、やっぱり麻由お姉ちゃんはエッチだね」
「……」
死んだ魚のような生気を失った目をして、ベッドにもたれかかる様に座り、ただ俯いて、僕の問いかけに答えず黙り込む。
少し疲れてるのかな?
「ねえ、麻由お姉ちゃん。僕の事好き?」

「……」
俯いたまま、やはり何も答えない。
「どうしたのさ……何か、答えてよ……ねえ」
顔を近づけ、胸を揉みながら更に問いかけるが、何も返事をしない。
どうしたんだ?一応、呼吸はしているので、死んでいるわけじゃないのだろうが、まるで人形みたいに黙ったままだった。
「しょうがないな……沙耶さんは、僕の事、好きなんだよね?」
「……」
「聞いてるんですか?」
パンっ!!
やっぱり、麻由お姉ちゃんと同じように何も返事をせずにいるので、平手打ちをして、叩き起こしてやると、
「うっ……えぐっ……」
「何ですか?泣いているだけじゃ、わからないですよ」
「いやあ……もう、いやあ……帰してえ……えぐ……」
「なっ……まだ、そんな事を……」
あれだけ、犯らせてあげたのに、お礼の一つも言わないなんて……。
「酷いよね、麻由お姉ちゃん」
傍らにぐったりとしていた、麻由お姉ちゃんに話しかけると、
「消えろ……」
「え?何だって?」
「……消えろ。消えろ……お前なんか消えろ!!」
「……!?な、どうしたんだよ、麻由お姉ちゃん?」
俯いたまま低い声で、消えろと連発した後、顔を上げて恐ろしい怒鳴り声を上げて、僕を睨みつけた。
「返せ……弟を返せ……大輝を返せ!!返せしてよおっっ!!!」
「な、何だよ、麻由お姉ちゃん……僕はここにいるじゃないか」
「うるさい!!お前は私の弟じゃない!!大輝なんかじゃない!!こんな酷い事をするのは、大輝じゃない!!」
狂ったように絶叫し、僕の胸倉を掴んで食い下がっていく。
な、何だよ、これ……どうしたってんだよ……?
「麻由お姉ちゃん、落ち着いて……ね?んぐあ……!!」
「うわあああぁぁぁ!!大輝を返せ!!返してよおお!!」


527:狂依存 325
12/01/05 03:14:20.84 uT+fIcIp
僕の首を締め上げた後、立ち上がって部屋にある物を投げつけて、暴れまわる麻由お姉ちゃん。
どうしたんだよ……何が起こったんだよ?
麻由お姉ちゃんは……僕とセックスして嬉しくなかったとでも言うの……?
「ああああっっ!!うわあああっっ!!!」
「うっ……えぐ……」
再び僕に食って掛かり、叫びながら、僕の首を締め付け、沙耶さんはひたすら、泣きじゃくっていた。
僕のやっていた事がそんなに嫌だったの?何でだよ……、僕達は……僕と麻由お姉ちゃんは……。
愛し合っているんじゃ……運命の赤い糸で結ばれてるんじゃなかったのかよ……?
いや、そのはずだ。僕は間違ってない……間違ってない……

「間違ってなんかいない!!!」
パンッ!!!
「いあ!あぐ……」
暴れている麻由お姉ちゃんの頬を思いっきり殴り、床に押し倒して黙らせる。
「ねえ、そうだよね?麻由お姉ちゃんは今でも僕の事を愛してくれるよね?そうなんだよね?」
「……」
麻由お姉ちゃんをじっと見つめて、訴えかけるように問うと、麻由お姉ちゃんは何も答えず、視線を逸らした。
「何で、何も言わないんだよ……僕の事、愛してるんだよね?そうなんだよね!?」
肩を掴み、必死に問い詰めるが、何も答えてくれない。
……僕の事、本当にもう好きじゃないの……?
嘘だ。嘘だ!
「麻由お姉ちゃんは、僕の……僕の……」
僕の物……僕だけの物なんだ!!
それなのに、何で嫌がるんだ?好きって言ってくれないんだ?
「うっ……えぐ……」
沙耶さんもベッドに蹲って、泣きじゃくっているだけ。
二人とも……何だよ……僕の女のはずだ……そう言ってた筈だ。
だから、わざわざ僕がやってあげて、お世話までさせようとしてあげたのに……。

「何だよ……何なんだよ!!!」
バンっ!!
そう叫んだ後、この部屋から飛び出し、家の外に飛び出す。
僕のやってた事は間違ってたのか?嘘だ……僕は二人が喜んでくれる事を……好きだって言うから、それに真剣に答えただけなんだ。
僕と麻由お姉ちゃんは……生まれた時から、ずっと……ずっと……。
「はあ……はあ……ゲホっ……」
何処まで走ったのだろうか?人気の無い路地に出て、壁に手を付き、息を切らす。
何で、こんな事に……何でだ!
「本当に二人とも僕の事……」
だとしたら、どうする?諦めるのか?もし、好きでなかったら、今までやった事をどう謝れば良い?
あんなの謝ったぐらいで許してくれる筈ないじゃないか……。
麻由お姉ちゃんと愛し合えない。抱き合うこともキスも出来ない。いや……普通の姉弟にだって戻れない!
「僕は……麻由お姉ちゃんと……もう……」
このまま続けても、もうどうにもならない。後戻りなんか出来ない!取り返しがつかない事をやった!
このままじゃ、本当に麻由お姉ちゃんや沙耶さんと完全に縁を切られてしまう……。
嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ!!
そんな事になるぐらいなら、死んだ方がマシだ。失うぐらいなら死んだ方が……
でも、僕だけ死んでも、二人はどうなる?万一、悲しむ事はあっても、いずれ僕の事を忘れて、いつかは他の奴と……。
「そんなのは、もっと嫌だ……」
誰かに取られるぐらいなら……取られるぐらいなら……
「は、はは……そうだよ……簡単な事だ……」
僕だけ死んでも駄目なら……だったら……。

三人一緒に死ねば良いんだ―

「そうだ……それが一番幸せなんだ……一番だ……」
と、思い立った後、ゆっくりと体を起こし歩き出す。
二人を殺して僕も死ぬ。それだけを延々と頭の中で繰り返しながら、僕は家へと向かっていった。


528:狂依存 326
12/01/05 03:16:35.41 uT+fIcIp
「……」
突然、狂ったように絶叫したかと思ったら、大輝が部屋を飛び出してしまい部屋に二人取り残されてしまった。
「うっ……んぐ……えぐ……」
私の隣ですすり泣いている沙耶の泣き声だけが聞こえるだけだった。
大輝……あんなに変わり果ててしまって……。
「……いつまで、泣いている気?」
「……ん……うっ、だってえ……大輝が……大輝が……」

「まだし足りないのに、沙耶をほっぽって、何処かにいっちゃうんだもん」

「……あぐっ、あああああぁぁぁんっっ!!でも、ダーリンにレイプされたの思い出したら、沙耶のおまんこも心も皆ぐちゃぐちゃになってイっちゃうっっ!!あっ、はぐああっっ!!」
突如、沙耶は叫び声を上げて、体を仰け反らせ、指をヴァギナに突っ込み、自慰を開始した。
「ああんっ!ダメ……あっ、あふんっ……!大輝に無理矢理襲われて、犯されるうううぅっっ!!やっ、はんっ!!」
「ちょっと、うるさいわよ。近所迷惑じゃない」
「はふんっ!だってえ……麻由ちゃんがいけないんだよお……あんな変な芝居を打って、大輝を苛めるから、何処かにいっちゃたんじゃあん……」
「心配しなくてもすぐに帰ってくるわよ。全く……」
あれだけの迫真の演技を変な芝居だ何て……やっぱり、この女はムカつくわ。
でも、そうよ。あの子はもう私から、離れることが出来ない。永遠にね。
「へへ……でも、麻由ちゃんだって、同じでしょ……はんっ、嫌がってるフリをして大輝に乱暴に陵辱されてえ……ははは!やあん……バレたらまた殴られて犯されちゃううっっ!!」

床に転げまわりながら、胸やヴァギナを弄繰り回し、悶絶する。
本当にイカれてるわ……ちょっと見てくれが良いからって、こんな女の体に心を奪われるなんて……。
私の夫の独占欲にも困ったものだわ……。
「ふふ……それにしても、大輝が私をぶって、抵抗を力づくでねじ伏せて犯そうとした時のあの目……はふんっ!ああんっ!!最高だわ!あん……。」
ああ……思い出しただけで、体がぞくぞくしてアソコが濡れちゃう……。
私を何が何でも物にしたいという、狂気じみた目、私が自分を愛してると信じて有無を言わさず犯そうとする態度……
ナイフで脅しても、どれだけ泣いて懇願しても、反抗しても尚も襲い掛かるあの獣のような欲望。

529:狂依存 327
12/01/05 03:18:21.84 uT+fIcIp
「あああぁぁっっ!そうよ……それで、良いのよ!あはははっ!!大好きな麻由お姉ちゃんをあなたの思うままに犯していいのよ!」
あの姿を思い出すと、私も体が火照ってきて止まらなくなり、すかさずヴァギナに指を突っ込んで擦りまくる。
あああ……私があれだけ、泣いて懇願しても激しく拒絶しても愛してくれるなんて……妻として、こんなにも幸せなことはないわ……
「はっ、ああんっ!!へへ……でも、麻由ちゃん。正気に戻ったのは私の方が先だもんね。沙耶はこの前、家に連れ込まれて犯された時には、もう目が覚めちゃったもん……あっ、ああんっ!!これって、麻由ちゃんよりダーリンの事、愛してるって事だよね」
「寝言抜かしてんじゃないわよ。先かどうかなんて関係ないわ。主人が一番愛してるのは私なんだから……んっ……」
沙耶を殺しに行った時、体に異変をきたして、あれから確かに私は変わってしまった。
何故なのかは今もわからないが、あの子への愛に疑問を持って一気に自分がおかしくなってしまった。
そして、昔の私に戻った。あの子を愛する前の醜い私に。
「ふふ……だけど、何度か無理矢理犯されたら、すぐに戻っちゃったわ……んふふ……あんっ!!」
こいつより、戻ったのが遅かったのは、正直少し気に入らなかったけどね……。

あのままの状態がずっと続いたら、どうなっていたか?今、考えただけでも末恐ろしい。
主人ととこうやって愛し合えない人生なんて、私に取ってゴミ以下の価値しかないわ。
「ああん……へへ……ダーリンの昔の写真は何処かな……?……あった。あん……子供の頃の写真も可愛い……ん、ちゅう、ちゅ……」
沙耶は勝手に大輝の机の引き出しを開け、アルバムを取り出し、子供の頃の大輝の写真に吸い取る様にキスの雨を降らせてきた。
ああ……そう言えば、昔の写真見てどうこうほざいていたっけ。どうでも、良いから忘れていたけど。
「ん、ちゅっ、ちゅ……ダーリンの子供の頃、可愛い……この前はごめんねえ……投げちゃったりして、ちゅ……」
「ちょっと、汚いから止めなさいよ」
「ああん……麻由ちゃん、この頃は大輝の事好きじゃなかったんだね……だったら、今からタイムスリップして……沙耶が誘拐して食べちゃっても良いんだよね。そしたら、『お姉ちゃん』って呼ばせながら、麻由ちゃんの前でセックスしちゃおうかな、はあんっ!!」
何て、意味不明の事を呟きながら、また体を悶えさせて猿みたいにオナニーを始めた。

「ふふ……そうこなくっちゃ……」
この女はそうでもなきゃ殺しがいがないしね。大輝に対して何も思ってないこいつを嬲り殺しにしても面白くないもの。
「あふん……!ねえ、麻由ちゃん。これから、どうするの?まだまだ、大輝とのレイプごっこ続けちゃう?」
「それも悪くないけど、この辺が潮時ね。あんまり、おちょくる様な事をしても可哀想だし、それに……」
ああ……感じるわ、あなた……私達を殺す気でいるのね……。
「あはは……はああんっ!沙耶、ダーリンにイキ殺されちゃうう……!あっ、はぐう!」
沙耶も大輝の殺意を感じ取ったのか、
殺したいほど、自分の物にしたいなんて……どれだけ、お姉ちゃんの事、好きなのかしら。
「はは……良いわあ……良いわあ……麻由お姉ちゃんを思いっきり犯し殺してえ……はん……!」
あの子、私を今まで乱暴に扱ったことに、何も罪悪感を感じてないわ。
それで良いのよ。あなたは気の向くままに、麻由お姉ちゃんを犯しかまくればいいの。
ふふ……でも、今までの態度が途中から演技だってのを見抜けないのは、まだまだ愛が足りない証拠かしらね……。
「だから、犯し殺すのはまだしばらくお預けよ……ふ、ふふ……ははははっっ!!」
「はんっ!!ダーリン……早く、早くう……沙耶のおまんこに思いっきりぶち込んでえ……」
二人の喘ぎ声と笑い声が響き渡り、狂ったように自慰に耽りながら、私達は帰りを待ち続けた。



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