12/03/01 03:43:12.22 XG0QlJAY
>>276のせいでコレクターユイドハマりしてしまったじゃないかどうしてくれる
全部見たらシンユイで何か書くかもしれない
292:冬眠な彼氏殿とぽかぽかな彼女さん 1 ◆DC//ihYmPg
12/03/04 17:07:58.53 aqU4Rwut
彼氏殿はトカゲである。正確にはドラゴンとか龍とかそこらへんのファンタジーなアニマルらしいのだが、火も吹かんし空も飛ばんのでトカゲでよかろうという奴である。
トカゲと言っても四足歩行なそのまんまのトカゲではない。人間の体にまんべんなく鱗をはっつけて、頭をトカゲのそれに挿げ替えて、尻にぶっとい尻尾を生やした、トカゲ人間だ。
正式名称、ミシューフシ。直立歩行の恐竜と言うのがわかりやすいかもしれない。
なんで人間の私がそんなんとつきあってるのと言われると大変困るのだが、まあ、勢いと言うしかない。人生そんなものである。ましてや華の高校生。十代なんて勢いがすべてだ。
「おはよー」
私が手を振ると、彼氏殿は片手を軽く上げてそれに応えた。冬も半ばの通学路にはまばらに雪が降り積もっている。
寒いと動きが鈍くなってほっとくとお亡くなりになってしまう彼氏殿は待ち合わせ場所のコンビニからのそのそ出てきた。
鮮やかな新緑の鱗。鋭い赤褐色の瞳。人間の声帯では名前が発音できなくて、あっちも発音が難しくて片言な、私の自慢の彼氏殿。
「行こか」
「ハイ」
ただでさえでかい図体をしてるのに着膨れして更に大きくなった彼氏殿は頷くなり最大速度で歩き出した。当然、私では追いつけない。
「彼氏殿早いっすよ」
「サムイ。シヌ」
「彼女置いてくんですか」
「シヌッテ」
「愛の為に命捧げないんすか」
「ハナシベツデス」
めんどくさくなったのか、彼氏殿は私をひょいと片手で抱きあげると脇に抱えた。そのままわしわし歩いていく。歩幅だけで私の身長くらいあるんじゃないだろうか。
「彼氏殿彼氏殿」
「ナンデショウ」
「大変申し訳ないんですがこれだと後ろにぱんてぃー大公開なので別の持ち方がいいです」
さすがにストッキングとペティパンツくらいは履いてますけどね。あったかいし。フシュ、と息を吐いた彼氏殿は、しばし思案の後にお姫様だっこしてくれた。
いぇーい世間の皆さま見てますか私今彼氏にお姫様だっこされてますよー、とちょっと叫んでみたくなる。そんなことしたら照れた彼氏殿にぶん投げられそうだから、しない。恥ずかしいし。
押し付けられた彼氏殿の鞄は重い。中には貼るほっかいろが大量に詰まっていた。待ち合わせ場所のコンビニは彼氏殿の為に毎日大量のほっかいろを準備してくれているらしい。ありがたいことだ。
そういえば、と私は下を見る。小学生くらいはころんと入りそうな巨大なクーラーバッグ。
「そういえば今日のお弁当なあに?」
「ブタ」
「また?」
「マタ」
クーラーバッグの中身はごろんとまるごとブタ、らしい。全力で爬虫類の彼氏殿は寒くてかつ栄養が足りなかったりすると冬眠の後に永眠してしまうそうな。
だからこうして冬になるとクーラーバッグに丸焼きにした動物の肉を詰めて持ってくる。そうして昼休みになるとストーブの横を陣取ってバリバリグシャグシャバキバキゴクンと豪快に食う。
あーんとかしてみたいなあ、と思わないでもないけれど、うっかり手を喰われでもしたら責任取って結婚してもらうしかない。それはそれで、とは思うけれど、人肉の味を覚えさせるのはちょっとなーとも思う。
「ね」
「ハイ」
「冬眠、しないでね」
「キヲツケテマス。キョウリョクシテクダサイ」
「してますよ」
彼氏殿の目がきろりと私を睨む。何か言いたげだったので、ぎゅっと抱きついてやった。
「湯たんぽ」
「ハア」
「あったかい?」
「トクニ」
こういう機微がわからんのが彼氏殿の欠点である。がぶりと鼻面に噛みついてやると彼氏殿はフシュッと鳴いた。
「ぎゅっとしてると歩きにくい?」
「ダイジョウブ」
「よかった」
白い雪の上に彼氏殿の足跡が続いていく。
293:冬眠な彼氏殿とぽかぽかな彼女さん 2 ◆DC//ihYmPg
12/03/04 17:12:47.90 aqU4Rwut
そして、放課後。
今日は生徒をいたぶることに人生をかけている感がある数学教師がフルパワーな宿題を出してきた。教科書を読んで出来るような内容じゃないから、真面目にやってくる奴なんてごく一部だ。
妹の彼氏だとかいう軟体生物はすらすら解けるらしい。漬物にでもされてしまえ。
翻って、彼氏殿は数学が致命的に苦手である。正直他の科目も私と接戦を繰り広げているくらいだが、数学だけは常に最低ラインをのたのた這いまわっている。
そんなわけで、彼氏殿はどんよりした目つきで黒板を眺めていた。放課後の教室で私と彼氏殿二人きり。私たちの他には時折べこんと音を立てるストーブがあるきりだ。
「そんな、面倒な課題だからってそんな落ちこまなくても」
「ハア。イヤダナア」
「ほら、脱いで脱いで」
どんよりしている尻尾をまたいで、彼氏殿の服を剥いでいく。八枚重ね。後四枚重ねていれば十二単になったのにな、と思いながら脱がせていく。
「あ」
また溜息をついた彼氏殿の歯に昼間の豚肉がひっかかっていた。骨ごとばりばり食える彼氏殿の牙は尖っていて大変恐ろしい。人間だってばりばり行けてしまうだろう。
「彼氏殿」
「ハイ」
「ちょっと口あけててね。肉取るから」
素直に口をぱかんと開ける彼氏殿。毒々しい赤色をした口の中に、細い舌がちょろんと乗っかっている。ちなみにこれ、引っ張ると大変伸びる。面白いくらい伸びる。引っこ抜きたくなるくらい伸びる。
加えて、この舌は私にぽかぽか殴られようが車に撥ねられようが平気の平左衛門な彼氏殿にダメージを与えられる数少ないポイントなので重宝している。牛タンならぬトカゲ舌。
いつもお世話になってます、と口の中で呟いて、あたしは牙の隙間に挟まった肉を取った。ちなみにこれはミシューフシの間でかなり親しい間柄だけに許される親愛表現、らしい。
「んふふ」
見せつけるように食べてやる。フシュシュシュと彼氏殿の鼻が鳴った。興奮しておられるようである。目つきがけだものですぞ彼氏殿。
いちゃいちゃムードだった教室のドアが引き開けられたのは、そんなときだった。
「お前ら、何やっとる!」
山口。世界史担当の、暑苦しいおっさんの見本みたいな教師だ。年中ジャージのなんだかいちいちめんどくさい人で、彼氏殿も私も素行不良で目をつけられている感がある。
「なにって……」
私が口ごもると、山口はむふーっと鼻の穴を広げた。
「どうして服を脱がしとるんだ」
「ああいや、ほっかいろ貼らないと帰る途中で冬眠しちゃうんです」
ねー、と彼氏殿に言う。彼氏殿はこくこく頷いた。動きが変に子供じみていて、なんかかわいい。
「本当にか? いかがわしいことしとらんだろうな」
「誰が来るかもわからんのに教室でそんなことしませんよ」
「校外でもか?」
じろりと睨まれる。鬱陶しいおっさんだが、すぐセクハラだーとか言われてしまうような今の時代、そこまで踏み込んでくる山口は頑張っている先生だと思う。だから少しだけ敬意は払っているつもりだ。
「不純異種交友など許さんからな!」
山口今ちょっとうまいこと言った。しかし屈するわけにはいかんのだ。
「違います先生。私たちはあくまでも青春の一ページとして、お互いを高めあうために初々しく交流しているのであります」
「嘘こけ」
あっさり一蹴されたので、彼氏殿にバトンタッチ。
「カノジョトハキヨイオツキアイヲサセテイタダイテマス。セケンニハジルヨウナコトハイッサイシテオリマセン」
「う、ううん……」
ぎらんと彼氏殿の縦長瞳孔が闖入者を睨む。肉食動物の気迫に圧されたか、山口は黙り込んだ。
それにしても彼氏殿、トカゲ面に胡坐をかいていけしゃあしゃあと嘘をつく奴である。なんだかんだ言って若い男女なのでやりまくりです。
この間一月分のバイト代をまるごと使って県内ラブホ制覇ツアーとかしました。性春の一ページ。私今ちょっとうまいこと言った。後で彼氏殿に言おう。
「……あんまり悪い影響を与えるなよ」
なぜか私に念押しして山口は出て行った。失敬な。確かになんも考えてない彼氏殿を堕落させたのは認めないでもないが、私に酒の嗜みを教えたのは彼氏殿である。
294:冬眠な彼氏殿とぽかぽかな彼女さん 3 ◆DC//ihYmPg
12/03/04 17:13:19.59 aqU4Rwut
なんとなく、白けた。ストーブがべこんと鳴った。ぺたぺたと彼氏殿の鱗にほっかいろを張り付けていく。それにしても大きな背中だ。
「ね」
「ハイ」
「冬眠しないでね」
「ドウシタンデス? サイキンソレバカリ」
「……そうかな」
「ハイ」
脇にぺたぺた。
「だってね」
首にぺたぺた。
「冬眠しちゃったらさ」
尻尾にぺたぺた。
「さみしいじゃん」
おしまい。
彼氏殿はきょとんとしていた。
「サミシイ」
「……」
「サミシイ」
「……」
「サミシイ」
「繰り返さなくていいです!」
彼氏殿はフシュシュシュフシュシュと大笑いしていた。殴っても、びくともしない。
「サミシ、サミシイッテ」
「やかましい! かば焼きにしてしまうよ!」
ばたばたしている尻尾を踏みつける。あーもう顔真っ赤。よほど面白かったのか、彼氏殿はまだ笑っている。
蹴っ飛ばそうとしたところで、がしっと抱き締められた。
「ユタンポアルカラダイジョウブデス」
彼氏殿の体はぽかぽかしている。ほっかいろだけじゃないぽかぽか。だから私も、ぎゅってした。
295:冬眠な彼氏殿とぽかぽかな彼女さん ◆DC//ihYmPg
12/03/04 17:16:13.50 aqU4Rwut
おしまい。
はちゅうるいまじはちゅうるい。
296:名無しさん@ピンキー
12/03/04 21:38:57.77 QL5uVT5M
GJ
ほのぼのしてていいな
297:名無しさん@ピンキー
12/03/05 01:41:01.67 /VckBtSH
全くもう…リア獣は末永く幸せになれと…GJ!
298:名無しさん@ピンキー
12/03/07 02:56:13.77 SnqLS1NM
乙!
ほのぼのしてて萌えた
爬虫類いいよなあ
299:名無しさん@ピンキー
12/03/09 00:04:59.49 +5Br+MbB
爬虫類マジカワイイ。
末永く爆発してくれ。
300:名無しさん@ピンキー
12/03/11 05:06:55.76 +P8w9YXn
素晴らしいんだが妹の彼氏の軟体動物氏が気になって夜も眠れず昼寝しそう。
301:名無しさん@ピンキー
12/03/12 06:33:29.76 BEcX979i
>>301
問に対する解の終わりに、二重に斜め線を書く彼氏さんに違いない
302:名無しさん@ピンキー
12/03/12 14:24:47.53 0N1z64XR
急に妄想が来たので
今ハ昔、京ヨリ東へ下ル男アリケリ。
「あー、ヤリてえなあ。それにつけても女のほしさよ。しかし女どころか、見渡す限り大根畑で人っ子一人いやしねえ。
……待てよ?大根、か。こりゃあ面白いことになるな」
「な、何なんですかあなた。私はまだこの畑で成長途中なんです」
「ふうん、その割には葉っぱがすごいことになってるじゃねえか」
「やめてください!引っこ抜かないで!」
「おやおや、嘘はいけないぜ?こんなにも食べごろになってるってのに」
「ひどい……」
「おとなしくしてりゃ痛い目には合わせねえよ。さあ、水できれいに洗うんだ」
「つめたいっ!やだぁ……!」
「ほら、お前の白い肌があらわになってきたぜ?なかなかそそられるな」
「そんなにじろじろ見ないで……。ダメっ、穴なんかあけられちゃ、私……!」
「さすが90%以上が水分なだけはあるな、もうグチョグチョだぜ。おまえみたいな淫乱にはこの棒をくれてやらなきゃ、な!」
「らめえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「ふう、これで全部入ったぞ。どうだ、俺のをくわえこんだ感想は。ん?」
「しゅごいぃぃぃ、あなたのおちんぽしゅごいのぉぉぉぉ」
「 いやだいやだと言いながら、この淫乱はほしくてたまらなかったんだろう?まったく……」
「あぐうぅぅぅ、ひいぃぃぃ、いいぃぃぃぃっ!」
「 ほら、こんなにいやらしい汁をいっぱい垂らして。もっと気持ちよくしてほしいか?」
「してぇぇぇぇぇ、お願いぃぃぃぃ」
「だったら、どうしてほしいかきちんと言ってみろ」
「あ、あなたの、おちんぽぉぉぉぉぉ、もっとぉぉぉ、ズボズボしてくださいぃぃぃ」
「お前は、本当に仕方のない淫乱だな。ほら、ほら!」
「あひいぃぃぃぃぃっ!イクうぅぅぅぅぅぅぅ!」
「……大根のくせして、こんなに締めつけやがって。俺も、そろそろ、ヤバい……!」
「らめえぇぇぇぇっ!ミルクなんかかけられたらぁぁぁぁぁぁ、大根シチューになっちゃううぅぅぅぅぅ!」
「なれよ、なっちまえよ。そうなったらおいしく調理してやる。うっ・・…!」
「ひぎいぃぃぃぃっ!また、イッちゃう、イッちゃうぅぅぅぅぅ!」
大根ハ男ニ食サレタトノミ伝エラレタルトカヤ。
民明書房刊 蒟蒻物語集~新事実!オナホは千年前から存在した!~
303:名無しさん@ピンキー
12/03/12 14:29:45.03 0N1z64XR
原典確認したら蕪ですたwww勘違いサーセンwww
304:名無しさん@ピンキー
12/03/13 15:46:46.11 jvP/9Xgo
オナホはこんにゃくに限るな
読んでるだけでちんこ痒くなってきたw
305:名無しさん@ピンキー
12/03/14 01:09:55.94 A+8isVKb
ゴムなしでヤるのは毒サソリ/毒グモとヤるくらいあぶねーぞ、という海外のエイズ予防の広告
男×サソリ URLリンク(i.imgur.com)
女×クモ URLリンク(i.imgur.com)
306:名無しさん@ピンキー
12/03/14 06:48:10.97 duWrJaQO
>>306
さそりの交尾は独特なんだよな
人間に例えると凄まじくアブノーマル
307:名無しさん@ピンキー
12/03/14 15:49:25.25 YU9JUH6M
婚姻ダンス…
308:名無しさん@ピンキー
12/03/14 16:32:25.70 dInwEBlf
>>306
とてもラブラブに見えてあまり啓発になってないと思います
309:名無しさん@ピンキー
12/03/14 18:27:28.17 b/m5jjou
双方合意の上なら問題ないよねえ
バッドエンドだけど、プラトニックだけど道ならぬ恋を阻まれた二人が、最初で最後の心中エッチをする、って妄想した
毒で死んじゃうからプラトニックを貫いていたけど、引き裂かれて生きるくらいなら、みたいな
310:名無しさん@ピンキー
12/03/14 20:58:57.09 PqECV6no
ぎいい
311:名無しさん@ピンキー
12/03/20 06:44:29.89 yfctMfTr
どつかに触手♀いねぇかなぁ…
312: ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:23:46.31 hRnX0rML
時期遅れの雛祭りネタで、しかも長くてマジすいません。
雛人形×人間女子、百合ありです。
NGは「ももまくら」でお願いします。
313:ももまくら 1/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:26:14.96 hRnX0rML
雛人形をしまうのが遅れると婚期が遅れる、等と申します。
このお話をする前に調べてみたのですが、どうやら旧暦の桃の節句の後は、
すぐ雨の多い季節になるので人形が傷まないように、という意味が込められていたようです。
または、すぐに片づけをしない、だらしのない娘は嫁き遅れる、とか。
最初に私にその話をしてくれたのは、母方の叔母でした。
こんなに綺麗なのだから、ずっと飾っておきたいという私を彼女は笑ったものです。
“お嫁に行けなくなっちゃうわよ、私みたいに”
年齢を感じさせない、不思議な雰囲気だった彼女は、その後にこう、付け加えました。
“雛人形は、持ち主の不幸を全て引き受けてくれるそうよ。
だから、もしも悲しかったり辛い事があったら、お人形に相談してごらんなさい。
きっと、何とかなるわ
……まあ時々、おいたが過ぎるときもあるけれど”
今思うと、叔母はあの雛人形たちについて何かを知っていたのではと思うのですが、
時が経っては知るすべがありません。
私の家にあった雛人形は母の家から伝えられたもので、全部で五段飾りでした。
お雛さまとお内裏さま、三人官女に五人囃子、右大臣に左大臣、それに箪笥や牛車の調度品。
世の中には七段飾りや八段飾りといったもっと大きな雛飾りもあるのでしょうが、
当時の私には五段飾りで十分、天にも届くほど大きく見えたものです。
今私が住んでいる小さなアパートには、とうていあれを飾るような場所はありません。
ささいな事が、後で考えれば大きな事のきっかけになっていた、という事があります。
今思えば、その年の雛祭りの宴が行われなかったのは、きっかけだったのです。
子供だった私はそれに気付かず、
ただ友達や親類が集まる、ささやかな宴が行われなかった事を不満に思っていました。
父親は仕事で夜遅くまで戻らず、母親も体調が優れず、
一人でぽりぽり雛あられを食べるだけの節句は、実にむなしいものでした。
こんな大事な時くらい、お父様だって帰ってきてくれればいいのに。
お母様だってすぐいらいらして、部屋に籠もってしまうし、
何だか私って、親に愛されていない子供みたい。
本気でそう思った訳ではないのですが、
夜中に布団に潜って考える事というのはどうしても膨らんでしまうものです。
314:ももまくら 2/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:28:11.20 hRnX0rML
私は、これをお雛様に相談してみたらどうかしら、と思いつきました。
もちろん、本気でお雛様になんとかしてもらおうと思った訳ではありません。
夜中、月の光が射す下で、お雛様に自分の窮状を訴えかける“美少女”
という絵面に酔っただけの事でした。
それに叔母への話の種になりますし、まあお節句に何もないなんて可哀想、
叔母さんと一緒にデパートにでも行きましょうか、なんて事になるかもしれません。
そんな、下心を持って私は雛人形の前に立ったのでした。
襖を開ける前、私は奇妙な音がしているのに気付いていました。
かちかちと、硬いものをぶつけ合わせるような音。
さらさらと、布のすれる音。
ちりちりと、金属が触れ合う音。
何の音だろう、もしネズミだったら嫌だなあと思いながら襖を開けます。
どこもおかしい所はありません。
赤い雛壇の上に、整然と人形たちが座し、障子から入る月の光に照らされています。
しいんと、何の音も聞こえません。
気のせいだったのかしら、と私は部屋に入り、襖を閉め、雛壇の前に正座しました。
さて、お願いをしなくちゃ、と見ると
先ほどと違うのです。
私の方を向いていたはずの、お雛さまとお内裏さまは、
互いに向かい合って顔が触れ合わんばかりの距離に近づいています。
しかも、二体とも、かちかちと音を立てて動いているのです。
私は恐れよりも、これは何をしている所なのだろうと疑問を抱きました。
もしかして、お雛さま同士でキスをしている所なのかしら、とどきどきします。
しかし、彼らは本当にあと少しで届かないのです。
日頃おだやかな笑みを浮かべているはずの彼らが、
切なげな潤んだ視線を交わしているのを見ると胸がつぶれるような心地がしました。
早く、早くキスしてしまえばいいのに、と思って二体を見ると、どうも邪魔があるようなのです。
315:ももまくら 3/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:29:57.64 hRnX0rML
お雛さまの十二単がもこもこと蠢いて、中に誰か入っているのが解ります。
十二単の端からは袴を履いた足がのぞき、まるで獅子舞の足のようです。
でも十二単の下と言えばスカートの下と同じです。
そんなところに顔をつっこまれて、お雛さまは恥ずかしくないのかしら。
お雛さまの頬は日頃よりもずっと赤かったので、やっぱり恥ずかしかったのかもしれません。
お内裏さまの方はと言えば、狩衣姿の公達に足を捕まえられています。
左大臣か右大臣か……確か、若い方なので右大臣です。
蛙のように足を広げたお内裏さまの太股を右大臣はつかんで持ち上げています。
組体操みたい。
でも、なんで腰をお内裏さまのお尻にぶつけているのかしら。
かちかちかちかち音がしているけど、お内裏さまは痛くないのかな。
時々、びくんっとお内裏さまの身体が跳ねているから、やっぱり痛いんじゃないかなあ。
身体が跳ねていると言えばお雛さまの方もそうで、
立て膝の姿勢が崩れて、びくびくと身体を震わせています。
お雛さまが大きく口を開けてあえぎ、胸をゆさゆさと揺らしました。
硬くて動かないはずの胸が動く事にも驚きましたが、
苦しげに胸元を開こうとしているのが気になりました。
お雛さまは病気なのかもしれません。
時々、胸が苦しいと言って押さえている母の姿が重なります。
大変、お薬とかお水を持ってこなくちゃ、と思った時には、
お雛さまは自分の胸を大きく開いていました。
真っ白な二つの小山の上に、ぽっちりと桃色の点が乗っています。
もう両親と風呂に入る年でもなかった私にとって、久方ぶりの他人の裸でした。
自分の裸とも、着せかえ人形の裸とも全然違います。
むっちりと柔らかげで、触ったらどんなに気持ちがいいだろうと思うような裸です。
その上、お雛さまは自分の両胸を手に取り、ぷにゅぷにゅと弄び始めました。
必死に、泣きそうな顔で乳房を揉み絞るお雛さまを見ていると、
何故か私の胸までがむずむずしてしまいます。
一心に伸ばしていたお内裏さまの首が、お雛さまの胸に届きました。
お雛さまは一際大きく体を震わせます。
大きく口も開いているのですが、声は漏れません。
もしかしたら、お人形の声は小さすぎて人間には聞こえないのかもしれないと私は思います。
316:ももまくら 4/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:31:20.36 hRnX0rML
それよりびっくりしたのは、
お内裏さまがそのまま、お雛さまのおっぱいをちゅうちゅう吸っているところです。
お内裏さまって、赤ちゃんだったのかしら?
とてもそんな風には見えないし、端正なお顔のお内裏さまが、
赤ちゃんみたいな事をしているところを見るのは、とてもいけない事のような気がします。
お雛さまの方は真っ赤な顔で眉をしかめていて、
最初はこんな恥ずかしい事をされるのを嫌がっているのかと思ったのですが、
お内裏さまが吸いついていない乳首をこりこりと自分でいじっているところを見ると、
どうやら嫌という訳でもないようです。
おっぱいの先がむずむずして、かゆくて、吸ってもらわないとどうにもならないような感じなのかしら。
そして、私の幼いおっぱいも、そのような痒みに身をよじり始めているのです。
お雛さまが激しく身をよじり、重い十二単を払い落とします。
その衣の下から、白髪頭が見えました。
どうやらこれは左大臣です。
胸も尻もむき出しになり、もうわずかな薄物が腰回りにまとわりついているだけのお雛さまのふとももを、
左大臣は両手で抱えて開いています。
顔は、ぴったりとお雛さまの足のつけねに押しつけているので見えません。
長く伸びた白い髭が、わずかに上下してるのが見えるだけです。
あんな場所に顔をつけていて、臭くないのかな。
私は自分がそんな場所の臭いを嗅がれる事を考えるだけで、恥ずかしくなってしまいました。
それに、左大臣のお髭のようなふわふわしたものでくすぐられたら、
我慢できなくて、おしっこを漏らしてしまうかもしれません。
その証拠に、お雛さまの内ももはてらてらと膠を塗ったかのように光っています。
透明な、とろりとした水飴のようなものが、後から後からお雛さまのお尻から流れ出て、
左大臣の髭を、脱ぎ散らした華麗な着物を、赤い雛壇を濡らしていきます。
かつかつと鳴る音が更に激しくなりました。
右大臣の腰がお内裏さまのお尻を叩く音です。
お内裏さまも右大臣も真っ赤で苦しそうな顔をしています。
そもそも、どうして主人である側のお内裏さまがお尻を叩かれているのか全く解りません。
お雛さまの腰にしがみつき、乳房に吸いつきながらも、
お内裏さまはお尻を突き上げるように右大臣の腰にぶつけます。
その拍子にはらりとお内裏さまの袴が落ちました。
317:ももまくら 5/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:32:57.00 hRnX0rML
そこに見えたものが何なのか、最初私は解りませんでした。
赤黒い、棒のようなものがお内裏さまの腰から突き出しています。
私の小指の先ほどの長さと太さしかないのですが、
お人形の身体に付いていると、ずいぶん不釣り合いで、大きく見えます。
お雛さまの、小さな白い手が、棒を握りました。
途端に、甘酒のような、白くてどろどろした汁が噴き出し、お雛さまを汚します。
大変、絶対に濡らしても汚してもいけないはずのお雛さまが、べちゃべちゃになってしまうなんて。
そんな私の心配を余所に、お雛さまとお内裏さまは抱き合い、
互いの身体を、着物を、髪を、白い汁で塗りたくっています。
明日、お母様になんて言えばいいのでしょう。
お人形同士が抱き合っていたら白い汁が出た、なんて言い訳で納得してもらえるでしょうか。
お雛さまたち四体の人形が雛壇の最上段で横たわり、
私が座る場所から何をやっているのかよく解らなくなってから、私は溜息をつきました。
これではとても“お人形に相談をする”どころではありません。
下の段に目を移してみれば、三人官女も二人しかおらず、身体をくっつけあってじゃれているようです。
日頃澄まし顔をした彼女たちが、
女学生のように身体をぶつけあったりほっぺたをくっつけたりしているのにも驚きましたが、
互いの袴をまくりあっているのは流石にやりすぎのような気がします。
長くて白い足を絡め合い、頬を桜色に染めて、戯れるニ体を見て、
そう言えばもう一体はどこにいるのだろうと疑問に思います。
仲間外れにされていたら、何だか可哀想です。
その下の段を見たとき、私は驚いて声を上げる所でした。
五人囃子がそろって袴を脱いで、お尻をまるだしにしていたからです。
私は彼らが背中を向けていてちょっとほっとしました。
いくら人形のものとはいえ、男の人のあれを直視する勇気は無かったのです。
五人囃子は、最初三人しかいないように見えました。
三人が中心を囲み、二人がその輪の中にいるようです。
その向こうに、長い黒髪と着物がゆさゆさと揺れています。
一体なにをやっているのかしら、と私は少し伸び上がりました。
318:ももまくら 6/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:34:08.12 hRnX0rML
私は今度こそ、押し殺した声をあげてしまいました。
三人官女の最後の一人は、その下の段にいたのです。
それと気付かなかったのは、並び立つ五人囃子に囲まれていたからでした。
しかも、三人官女は、いじめられているのです。
着物は完全に脱がされて裸になっていますし、四つん這いにされて、お尻を鷲掴みにされています。
そのお尻に五人囃子の一人が腰をかつかつと叩きつけていました。
その上、もう一人の五人囃子は三人官女の頭をつかみ、自分の腰に押しつけています。
何かを三人官女の口に押し込んでいるようです。
やがて、前と後ろの五人囃子はびくんと身体をふるわせ、
それぞれの腰からまた甘酒のような液体を吐き出しました。
甘酒とはまったく違う、磯臭いような匂いが広がります。
五人囃子が三人官女から離れ、私は彼らの腰にあるものを見てしまいました。
赤黒い棒がだらんと垂れ、白い汁にまみれています。
そのときになってやっと、私はそれがおちんちんである事に気付きました。
おちんちんである、という事は、あの白い汁はおしっこです。
三人官女の顔も髪も白く汚れ、半開きになった口元から飲みきれなかった白濁汁が伝っています。
女の子におしっこを飲ませるなんて。
あまりに酷過ぎます。
その間にも、次の五人囃子が三人官女の前に立ち、後ろで足を広げます。
後ろの五人囃子が自分のおちんちんを手に取り、三人官女の足の間にずぶずぶと差し込むのを見て、
怒るより前に呆然としてしまいます。
恥ずかしい話ですが、私はその頃、女陰の存在を知らなかったのです。
下半身にあるのはおしっこの場所と、お尻の穴だけだと思っていた私は、
ぬめぬめと輝く桃色の器官を見ても最初、それが自分にもあるものとは想像もできませんでした。
おちんちんが入っていく度に、官女はきこえぬ声でうめき、身体を震わせます。
私には傷口にものを差し入れていくように見えました。
こんな、酷い事は止めさせなければいけません。
私はぱっと手を伸ばすと、三人官女の身体をつかみました。
手のひらの中に、お人形の温かく、柔らかな身体があります。
まるで生魚のようにぬめり、もがく感触を気味悪くも思ったのですが、
そんな事を言ってはいられません。
なおもかじりつく五人囃子を弾き飛ばします。
彼らはきいきいと怒っているようですが、声は聞こえません。
319:ももまくら 7/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:35:27.49 hRnX0rML
私は自分の両手のひらに三人官女を包み込み、そっとのぞき込みました。
白い、瓜実顔の三人官女は、眉をわずかに寄せ困ったような顔で私を見つめています。
髪の毛はくしゃくしゃで白い汁がついていますし、衣を一枚だけ羽織って、
恥ずかしそうに足の付け根を手で隠しています。
「も、もう大丈夫だからね」
私の言葉にも、彼女は悲しそうな顔をして首を振ります。
私は足下をぴょんぴょん跳ねる五人囃子たちを叱りつけました。
「こんな事して、恥ずかしくないの!
うちのお人形が、こんな酷い事をするなんて、許さないから!」
途端に、私の足がさっと払われます。
あっと思った時には、仰向けに倒れていました。
かろうじて手を高く差し上げて、三人官女を押し潰す事は避けられましたが、
畳に打ちつけた頭がちかちかします。
その伸ばした手首を、つぅっと細い糸がくくりました。
手のひらの中から三人官女がこぼれて、ぽろりと私の鼻の上に落ちます。
磯のような、チーズのような嗅いだ事のない匂いに鼻をひくつかせると、
官女は泣きそうな赤い顔をしました。
しまった、人の匂いを嗅ぐなんて、お行儀の悪い事だったな、と思っている間にも、
私の身体には幾重にも細い糸がかけられ、気付いた時には畳に完全に磔になっていました。
しかも、足を組んだ形で縛られて、蛙の足のような無様な姿です。
「なにするの! 離しなさい!」
そう叫んで身体を反らせても、糸は切れる様子がありません。
私の視界の隅に、五人囃子の一人が立ちました。
何かを言っているようですが、唇をぱくぱくさせているだけで、私には解りません。
ただ、私の顔の上の官女が、それに興奮した様子で言い返しているのは解ります。
「……何を言っているの?」
そう尋ねると、官女は困った、泣きそうな顔でのぞき込みます。
視界の端の五人囃子が去り、私は自分のわき腹をくすぐられるような感触に驚いて顔を上げました。
官女が転げ落ちそうになって、かろうじて私の首元につかまります。
首を曲げて見える範囲では、五人囃子の一人が、私の腹に這い上がっていました。
彼が、大きく手を振ります。
同時に、私の腰で布がよじれました。
「だ、だめっ、やめてっ」
彼らは、綱引きのように力を合わせて、私の下着を脱がせているのです。
320:ももまくら 8/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:36:41.59 hRnX0rML
私の声もむなしく、下着はずり下げられてしまいました。
完全に脱ぐ訳でもなく、ももの半ばにひっかかったままの下着は、
まるで用を足す時のようで落ち着かない気分になります。
五人囃子たちは私の身体に上がってきて、ボタンをひとつずつ外していきます。
もうパジャマは腕にひっかかるばかりで、私の身体を隠すものは何もありません。
私のふくらみ始めた胸を、しげしげと官女が眺めていたり、
ぽっこりした腹の上で五人囃子が飛び跳ねたり寝ころんだりしていても、
止める事も隠す事も出来ないのです。
余程“はずかしいからゆるして”と言おうかとも思いました。
でも、私は何も悪い事はしていません。
それで謝るなんて、絶対に嫌です。
泣きそうになるのを、じっと目を瞑って我慢していた私は、
腰に当たる温かな濡れた感触に思わず悲鳴を上げてしまいました。
おもらしをしてしまったのか、と思うような温かい液体がじょぼじょぼと私の股を濡らします。
見れば、朱塗りの銚子から甘酒のような白く濁った液体が、私の股に注がれているのです。
もし、桃の節句の宴が行われていたら、それで甘酒を飲んでいたはずの銚子でした。
五人囃子たちは自分の身体より大きな銚子を持ち上げて、それを私の足の付け根にあてがっています。
自分の身体が白くてどろどろしたものに汚されていく事に、私は改めて嫌悪を感じました。
銚子の口が私の身体を探り、差し込まれます。
感じたことのない痛みに、私は声をあげました。
そんな場所、今までトイレットペーパー越しにしか触った事はありません。
それを、こんなよく解らないものを押し込まれて、しかも甘酒を流し込まれてしまっているのです。
同時に私は、自分の身体に“穴”があるという事に気付いて驚いていました。
こんなところに、穴があったんだ。
ここに、甘酒がどんどん、どんどん入っていく。
おなかが、たぷたぷになる。
甘酒はお酒だから、あんまり飲んじゃいけないのに。
きっと、酔っぱらっちゃったんだ。
身体がほかほかして、ふわふわして、おしっこの場所がすごく熱いのです。
321:ももまくら 9/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:37:55.39 hRnX0rML
「あ、あふれ、ちゃう」
声がかすれて、今までの自分の声と全然違います。
「あまざけ、あふれちゃう、こぼれちゃうよう」
こぼれないよう、腰を持ち上げてから、何でそんな事を心配しているのかと不思議に思いました。
それにもう、甘酒は畳一杯にこぼれて、私の尻の下も、背中もぐっしょり濡れてしまっているのです。
「あついぃ、おしりが、よっぱらっちゃったぁ」
舌が回らなくて、甘えたような声なのが恥ずかしく、私は泣きそうになりました。
そんな私の顔を、大丈夫ですよ、という風に
官女が撫でてくれます。
でも、どうしよう。
今まで、酔っぱらった事なんて、ない。
どうすれば、元にもどるの。
私は、自分の身体がまっぷたつになるような感覚に声を上げました。
「あっ、なに、いまの、なに」
痛い訳ではないのです。
私の内ももの薄い皮膚が、左右に引っ張られているのでした。
私の小指より小さな手が何本も、私の身体を左右に広げようとしているのです。
私は首を曲げて、自分の下半身で行われている事を伺おうとしました。
彼らはもう銚子を床に置き、今は私の身体を左右に開き、私の“穴”を大きく広げています。
私は自分の身体に、こんなに大きな空洞があったのかと驚いていました。
なみなみと、甘酒を注ぎ込まれたと思ったのに、まだ足りないと喉を鳴らすように下腹が蠢きます。
私は、この空洞を塞いで、一杯にして欲しいという事しか考えられなくなりつつありました。
その穴を更に広げられたら、飢えは増すばかりです。
「ひ、ひろげ、ないでぇ」
私の言葉とは逆に、彼らはなおも私の中心を引き裂いていきます。
「だめ、まんなかが、からっぽに、なっちゃう、からっぽなの、くるひぃよぅ」
まわらぬ言葉と共に、唇のはしから涎がこぼれます。
それを、官女がちゅうっと吸うものですから、恥ずかしさは増すばかりです。
322:ももまくら 10/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:40:01.26 hRnX0rML
首を曲げると、五人囃子は右脚にニ体、左脚にニ体、中央に一体と並んでいます。
左右の五人囃子は私の身体を引っ張っているとして、中央は何をしているのでしょう。
ただ、私の身体を観察しているのでしょうか。
考えてみれば、私は自分のそこを、じっくり見た事などありません。
自分より先に、他人にそこを見られてしまったのです。
それは、もしかして、ものすごく恥ずかしいことなのではないでしょうか。
「は、あぁっ、あうぅんんっ」
そう考えた途端、身体の奥から、とろりとした何かが流れ出します。
尿意に似た、しかしそれよりもっと緩やかで、深く身体を痺れさせる感覚に私は恐怖しました。
「は、あ、なに、とま、って、おもらし、やだぁ」
私の意志は身体にとどかず、こぽこぽとそれは、身体の中心からこぼれていきます。
左右の五人囃子たちは、両手をやわやわと開いたり閉じたりして、私の中心を揉み始めました。
もう私は息をはあはあと荒げ、身体をよじるばかりです。
苦しくて、恥ずかしくて、そして身体の飢えを満たしたくて、もう何も考えられません。
自分の股の間に、手鏡がしつらえられたのも、気付くまで大分時間がかかりました。
昼間、自分の顔を映して澄まし顔をして見せた手鏡は、
ぐちゃぐちゃになった私の身体の中心を映しています。
この、桃色の、ぬるぬるしたのが、私の身体?
唇のようにぽってりした肉を五人囃子たちは無造作につかんで広げています。
その奥の、さらに濃い桃色の穴奥からは、白く泡だった汁が、こぽり、こぽりと流れ落ちてきます。
私の穴の前に五人囃子が立ちます。
かがみこんで穴をのぞく五人囃子は、おもむろに顔を穴に押し当てました。
「あぁっ」
それまで感じた中で、最も強い衝撃が私の身体を襲います。
「か、かお、くっつけないで、やめて」
私の制止を聞かず、五人囃子は押し当てた顔をぐちゅぐちゅと左右に振ります。
私はこらえきれずに腰を揺らしましたが、かじりついた五人囃子は離れません。
股を襲った、裂けるような激痛と圧迫感に、私は悲鳴をあげました。
五人囃子は、私の中に、入ってこようとしているのです。
323:ももまくら 11/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:41:46.88 hRnX0rML
「や、やあっ、やだぁっ、こわいぃっ、やめてぇっ」
悲鳴を上げる私を、五人囃子だけではなく、全ての雛人形が見守っています。
「あ、あぅっ、たすけてぇっ」
お雛さまもお内裏さまも、右大臣も左大臣も三人官女も、黙って私を眺めるだけです。
何でこんなに意地悪なんだろう。
私、この人形たちに嫌われるような事したのかな。
ぼろりと流れた涙を、小さな手が拭いました。
あの三人官女が、私の頬に立って涙を拭っているのです。
彼女は私の頬をぽんぽんと叩くと、私の身体の下の方に向かいます。
私は首を曲げ、自分の身体を見下ろしました。
下腹が人形の頭でぽっこりと膨らんでいるのが解ります。
ごりごりと私の中心を頭が通っていくと同時に、
小さな手が私の膣内をかき回していくのが何ともおぞましく思えます。
しかも股の間では、まだ小さな脚がばたばたと振り回されているのです。
中からこぼれる汁は赤い色が混じり、私は自分の身体が傷つけられたのだと知りました。
このまま、身体に穴を開けられて死んでしまうんだ、と気が遠くなります。
三人官女はそんな、汗と汁と血にまみれた私の身体の上をすたすたと歩いていきました。
三人官女は五人囃子が身体を突っ込んでいる箇所の少し上に着くと、私の方を向いて腰を下ろしました。
何故か、びりっとした感覚が私の身体を走ります。
私は一瞬痛みを忘れて、三人官女を見つめました。
官女は薄物をまとったきりで、豊かな胸も、薄い毛の生えた股も全てむきだしです。
官女の腰を下ろした先は、私のまだ毛の生えていない股ぐらの、その先端につんと尖った部分でした。
今となっては、もちろんそこが何なのかわかるのですが、
膣の存在すら知らなかった当時の私には無理な話です。
ただ、その薄桃の膨らみを、官女が自らの腰とふとももで柔らかく愛撫し始めたら、
私は何も考えられなくなってしまいました。
それまでの痛みすら、私の頂点を高ぶらせる刺激のように思えて、
爪を畳に食い込ませて、身体を反らせます。
むっちりしたももで私の肉芽を圧迫していた官女は、やがて腰を上げて唇をつけました。
お人形の唇ですから、小指の爪の先より小さいはずですが、熱い針で刺されたようで私は声を上げます。
苦しく、痛く、熱く、官女の顔にべちゃっとした私の陰部が当てられているのが申し訳なくて
泣く私を慰めるように、官女はそこをさわさわと撫でます。
324:ももまくら 12/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:42:55.45 hRnX0rML
細い指がぽってりした肉の蕾を開き、私はそこに小さな豆のようなものがある事を初めて知りました。
そこに官女がちゅうっと口をつけるものですから、
私はもう身体の他の場所の事など考えられなくなってしまいます。
官女は口からすうっと涎を私の豆に落として、それを丁寧に手でまぶします。
冷たい小さな手にこね回される度に、私の豆は赤く膿んで膨れ上がるように思いました。
私の豆が、官女の涎をたっぷり浴びて、つやつやと輝きます。
桜色に頬を染めた官女に、上目遣いに見つめられて私はどきりとしてしまいました。
たしかに官女は綺麗なお人形でしたが、こんなに綺麗だったでしょうか。
綺麗だけど、お雛さまに比べれば地味で、目立たない人形だったはずです。
それが、人目見るだけでどきどきして、ぎゅっと抱きしめたいような人形になってしまったのです。
雛壇なんかに飾らず、自分の机の引き出しにそっとしまっておきたいと、私は思ってしまいます。
官女が何かを問うように私の顔を見上げた時には、
私はもう何がなんだか解らなくなってしまっていました。
何をされてもいい、とがくがく首を縦に振る私に官女はふんわりと微笑み、
自らの女陰を私の豆に合わせました。
その後の事は、断片的にしか覚えていないのです。
私の腰の上で、髪や胸を振り乱す官女と、まるで身体がつながって、
あそこから生えているように思えた事や、
自由になった右手で、撫でさすると指先に歯形をつけられた事、
私の中を代わる代わる休みなく、人形たちが押し入り、小さな手で襞の隅々まで探っていった事や、
私の乳首を他二人の官女がくりくりとこねあげ、どちらが固く出来るかを競っていたり、
私の痴態を余所に、お雛さまとお内裏さまと左大臣右大臣は行為に没頭していて何だか腹が立った事、
などがせいぜいで、後は絶え間なく襲い来る絶頂に頭を真っ白にしてよがり狂っていただけでした。
何度も、何度も、もう無理だと言ったのに、その度に私の豆を官女の女陰がきゅうっとしめつけます。
そして彼女が、泣きそうな顔で首を振るとき、私は我慢できなくて腰を何度も何度も突き上げていました。
障子から射す月の光が、私の身体を白く照らしました。
腹の上には官女がうつ伏せに横たわって、長い黒髪を広げています。
私の視線に気付いた官女は、顔を上げて微笑み、私のおへそを優しく撫でてくれました。
その晩で覚えている事は、それが最後です。
325:ももまくら 13/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:44:30.28 hRnX0rML
翌朝、白々とした朝の光に目覚めた私は、慌てて辺りを見回しました。
雛人形の前で力尽きたはずなのに、気付いたら自分の寝床で、衣服に乱れもありません。
夢だったのでしょうか。
確かに決して現実ではありえない有様でしたが、夢と片付けるにも生々しく、
私はしばらく寝床の中で呆然としておりました。
ふと、指先の痛みを感じて、私は右手を見つめます。
右手の人差し指の先に、小指の爪よりも小さな歯型と、
針で刺したような大きさしかない十本の指跡が、くっきりと残っておりました。
私は慌てて飛び起き、両親に挨拶する前に雛人形の間に走ります。
部屋の前に立つと何だか怖くなり、私はそうっと襖を開けてのぞきこみました。
雛壇の上のお人形たちは、何もありませんでしたよ、と言わんばかりのすまし顔です。
確か、夜最初に覗いた時もそうだった、と私は忍び足で部屋に入り込みます。
中央に立ち、雛壇の前に正座しても、なんら変わった様子はありません。
白濁液にまみれていたはずのお雛さまもお内裏さまも、まったく穢れのない姿ですし、
どの人形も脱ぎ散らかしていたはずの衣服をきちんと着こんでいます。
私は念のため、お雛さまの十二単をつついてみましたが、
かちかちと硬く爪を跳ね返して、到底脱げそうには見えません。
私は昨日交わった、あの三人官女……右側でお銚子を手にして立っている人形を見つめました。
彼女も他の人形と同じく、何も起こらなかったようなすまし顔です。
ただ、髪の毛がほんの少し乱れていて、私はちょっとどきどきしながら整えてあげました。
寝巻きのまま雛壇に向かい合っている私を母親がとがめ、私は後ろ髪をひかれるような思いで部屋を出て、その日一日、何も手に付かず、雛人形の間をちらちら眺めながら過ごしました。
夜、両親が寝静まってから、私は忍び足で雛人形の間に向かいます。
襖を開けて外から見ると何の変わりもないのですが、雛壇の正面に座ると光景は一変しました。
326:ももまくら 14/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:48:36.03 hRnX0rML
相変わらずの遊びを続けるお内裏さまたちと、
身体をくっつけあってくすくす笑いあっている二体の三人官女、
そして、五人囃子と最後の三人官女はと言えば……
しょんぼり肩を寄せ合っている五人囃子の前に官女は立ち、がみがみと叱り付けているようです。
官女は私に気付くとぽっと頬を染め、私の前に引っ立てるように五人囃子を連れてきました。
私は自分の前で土下座をする五人囃子たちと、それを睨む官女を見て、
どうやら彼女は人形たちにいじめられていた訳ではなく、立場が下という訳でもないと気付いて、
ほっとしたり、では昨日やられていた事は合意の上であるのかとちょっと呆れたりもしました。
三人官女が目を潤ませ、背伸びをして私を見つめます。
私は彼女を掬い上げて、顔の前に持ってきました。
彼女の紅い頬を見ていると、自分の頬も熱く、紅くなっていくのを感じます。
官女はちょっと目を逸らしてもじもじした後、ちゅうっと小さな唇で、私の唇に口付けました。
小さな唇は熱く、酔わせるようで、
私が官女の着物を脱がせて全身に舌を這わせるまで、さして時間はかかりませんでした。
そんな風に十日ほどが過ぎて、叔母がまた、私の家にやってきました。
雛人形の片付けを手伝うためです。
叔母は“この子達に会うのも、久しぶりねえ”と笑いながら、手際よく人形を薄紙でくるみ、
箱に収めていきます。
本当はお手伝いしなくてはいけない私は、じっと箱の中の彼らを眺めていました。
箱の中にあの三人官女が、お雛さまが、
あんな事があったにも関わらず、何となく仲直りをしてしまった五人囃子が消えていきます。
叔母は、私の頬を撫でて微笑みました。
“この子達も、ずっと外ではしゃいでいたら疲れちゃうわよ。お休みさせてあげないとね”
私の頬がちょっと痩せていたのも、恥ずかしさに真っ赤になっていたのも、
叔母は気付いていたのでしょうか。
そして、また桃の節句がおとずれました。
私が夜訪れたのは、いつも雛人形を飾っていた部屋ではなく、物置代わりの部屋でした。
この部屋に雛人形たちは仕舞われているのです。
その年は、節句の宴は行われず、そして、雛人形たちも飾られませんでした。
327:ももまくら 15/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:51:43.57 hRnX0rML
私は記憶を頼りに自分がすっぽり入るほどの大きさの箱を探り当て、
その横にそっと腰を下ろします。
「ねえ」
当然、返事などはありませんが、私は言葉を続けます。
「私、あなたたちと、お別れしなくちゃいけないの」
しん、と冷たく埃っぽい部屋に声が響きました。
「お父さまの会社が、駄目になってしまったの。
去年からずっと頑張っていたけど、どうしても無理だったそうよ。
このお家も、あなたたちも、別の人に売るしかないのですって」
私はつん、とした鼻をすすり、努めて剛い声を出します。
「私も……別の、お家に引き取られる事になったわ」
私は、次の言葉を口に出すのを躊躇いました。
口にしたら、恐ろしい懸念が現実になってしまうように思えたのです。
「私、お父さまとお母さまがけんかしているのを聞いてしまったわ。
私を引き取る人は“評判のよくない”人なのですって。
そんなところに私をやるなんて“身売りも同然”だって、お母さまが、
お父さまは“じゃあ、家族で首をくくれとでも言うのか”って、怒って」
声が震えます。私は流れそうになる涙を必死に堪えました。
「私、もう知ってるわ。
身売りって、あなたたちとした事を、知らない人や嫌な人ともさせられる、って事でしょう?
でも、もう一つ、知っている事もあるの」
私は、掌を箱に当てます。
「あなたたちとした事は、本当は大好きな人としかしちゃいけない事で、
しかも、それを最初に、大好きな人と出来る、というのはとても、素晴らしい事なんでしょう?
私は、初めてを、あなたたちと、したわ。
大好きな、あなたと。
だから、もう大丈夫って事よね?」
顔を押し当てた箱に、涙の跡が付きます。
私はそのまま、夜を箱の隣で過ごしました。
母は私が落ち込みの余りにそんな奇行をしたと思い、ずっとおろおろしていましたが、
私は平静に、そしてその前よりもずっと立ち直っていたと思います。
なぜなら、箱の向こうでは、ずっと彼らの笛や、鼓が奏でられていたのですから。
あの日、私の頬を撫でてくれたのと同じ手が、
ずっと箱の向こうから撫でていてくれたのを感じていたのですから。
もう大丈夫だ、と私は考えました。
それから長い時が経ち、私が次に、あの人形たちと再会したのは、勤めていたお屋敷でのことです。
328:ももまくら 16/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:56:47.51 hRnX0rML
その時の気持ちを、なんと言い表せばいいのでしょうか。
再会の喜びと、彼女たちがもう自分のものではない絶望とがない交ぜになって、
私は思わず涙を流してしまいました。
襖の向こうでは、かつてと同じように人形たちが愛らしい姿で座しています。
ほんの一度でいい。
触りたい。
撫でたい。
連れ去ってしまいたい。
胸の中で荒れ狂った嵐を押さえ、私は目元を拭います。
「何故泣いているの」
襖の向こうから響いた声に、私は考える事なく答えてしまいました。
「そのお雛さまは、むかし、わたしが持っていた……」
その辺りではっと気付きます。
これは、決して、一介の女中である私が口にしていい事ではありません。
「……私が持っていた物に似ていて、懐かしくなってしまいました。
お見苦しいところをお見せして、申し訳ありません」
すっと襖が開き、そこに立っているのは華やかな振り袖の少女です。
下働きの私は初めて顔を合わせたのですが、この家のお嬢さまである事は見当がつきました。
つややかな黒髪に、小さな白い顔。
きつい表情をのぞけば、雛壇のお雛さまの一人と見違えるような、整った顔立ちをしています。
お嬢さまは冷たい顔で私を見やった後、ぽつりと呟きました。
「そうね。あれは、あなたの雛人形かもしれないわ」
女中を始めてから知った事なのですが、人は自分の周りしか見えないし、聞こえないものなのです。
仕事を始める前は、お屋敷暮らしのお嬢さまや奥さまをうらやんだりするのでは、
と密かに心配しておりましたが、
日々の暮らしに追われていてはもう別の世界の住人にしか思えませんし、特にくやしいとも思いません。
そして向こうも、私の事を気付いてもいないのです。
だからと言って、こういう話を耳にしてしまった時、何事もなく忘れるのは難しいものでした。
“立派なお雛さまだったわね”
“お雛さまは、ね”
“我が家に代々伝わる、なんて言うから、笑いをこらえるの、大変だったわ。成金のくせに”
“そういえば、あのお雛さまって、もしかして……”
かつての私も、彼女たちと同じだったのかもしれません。
雛祭りの宴の後、笑いさざめくご令嬢たちの背を眺めながら、何ともうそ寒い気持ちがしたのです。
329:ももまくら 17/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/25 23:58:24.44 hRnX0rML
雛人形の間に足を運んだのは、何故か胸がざわついた為でした。
襖を細く開けると、夕闇にお雛さまの白い顔が点々と浮かび上がっているのが見えます。
気のせいだった、と胸をなで下ろした私はすぐに気付きました。
白い顔が、一つ足りません。
あの、右側の三人官女だけがいないのです。
私はすっかり取り乱して、襖を開け放ってしまいました。
同時に、ひっと息を飲む声が耳に届きます。
襖の影に、お嬢さまが立っていたのです。
お嬢さまの手には三人官女が握られ、今にも叩きつけられようとしていました。
お嬢さまも、まさか私に見つけられようとは思っていなかったのでしょう。
目を大きく見開いて、まじまじと私を見ておりました。
「あの、お嬢さま。何をなさっているのでしょう?」
私の問いで、ようやくお嬢さまは我に返られたようです。
綺麗な顔を歪めて、唇を笑みの形にして答えられました。
「何って、これからお人形を壊すところよ」
「お止め下さい!」
血の気が引いた私の前で、お嬢さまが嘲笑います。
「女中風情が生意気を言うのね。これは私のものよ。壊しても構わないでしょう?」
「で、でも」
私は涙ぐんでいたかも知れません。
でも涙でぼやけた視界でも、お嬢さまの目からぽろぽろ涙がこぼれているのが解りました。
「それとも、あなたも、どうせ私のものじゃないって笑うの?
私だって、こんな人形、欲しくなかったわ!
それを、お父様が買ってきて、家に伝わるものですなんて言うのよ。
そんな嘘、誰も信じる訳ないのに!
こんな、こんな恥ずかしい思いするくらいなら」
私はそっと、お嬢さまの手を握ります。
その手から三人官女がぽろりと落ち、畳に転がったのを気にかけなかった訳ではないのですが、
私はお嬢さまの瞳から目を離しませんでした。
「お嬢さま」
私の声に、お嬢さまはびくりと身体を震わせました。
「この子たちは、あなたのお人形です。
壊したいとおっしゃられるなら、私には止める事は出来ません。
ですが、きっと、この子たちはそれを望みません。
もっと、お嬢さまにお仕えしたいと思っているはずです」
330:ももまくら 18/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/26 00:00:00.19 VjNtyqwY
「そんなわけ、ない」
お嬢さまは俯いて目をそらします。
「お高くとまって、わたしを見下してる」
「いいえ」
気がついたとき、私はぎゅうっとお嬢さまを抱きしめて、耳元に囁きかけていました。
「どうか、どうか一晩、お考えください。
きっと、この子たちがお嬢さまを好いているとお分かりいただけるでしょうから」
自分でも、何故そんな事を言ったのか解らないのです。
でも、そうするべきだと思いました。
もしかしたらそれは、私の足下に転がった三人官女が、私にやらせた事だったのかも知れません。
私が身体を離すと、お嬢さまは三人官女を掴んで乱暴に雛壇に置き、
一度私を睨んでから部屋を出ていきました。
私はため息をつきます。
これで、ここでのお仕事は駄目になってしまったようです。
また次のお勤めを探さなければいけません。
「あなたたちが雇ってくれないかしら」
そう言いながら私は、三人官女の乱れた髪を直し、綺麗に向きを直して部屋を出ました。
翌朝、朝食の支度を終え、お膳を出そうとしたところで、女中頭から声をかけられます。
お嬢さまのお呼びだ、と言われれば見当はつきました。
深呼吸をしてから、お嬢さまの部屋の扉をノックします。
お嬢さまはまだ寝間着のまま、着替えてもいませんでした。
私の顔を、わずかに涙をためた赤い顔でにらみます。
ああこれは、悪いことになってしまったかも、と私は内心青くなり、
あの悪ガキの五人囃子は捨ててしまった方がいいのかも、と心の中で毒づきました。
「あの」
お嬢さまは真っ赤な顔で口ごもり、私たちはしばらく黙ったまま向かい合います。
「ど、どこか、お加減の悪いところはございますか?」
私はとんちんかんな事を言っていると思いつつも、他に言葉が見つかりません。
「べ、べつに! ど、どこも悪くないわ!
いつも通りよ」
お嬢さまはつっかえながらも言い返します。
「あと、痛いところもないし、そ、それに、わたしだって、あれくらい、知ってたわ!」
「知ってた?」
私の問いに、お嬢さまの顔は更に赤くなります。
「と、とにかく、何でもないって話よ。解ったらでてって!」
解ったかと言われれば何も解らない気はしますが、私は一礼し部屋を辞そうとします。
331:ももまくら 19/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/26 00:03:38.38 hRnX0rML
「待って」
お嬢さまの小さな手が、私のスカートを掴みました。
俯いたまま口を開きます。
「ねえ、あなたの、ときは」
声が小さく、よく聞き取れません。
お嬢さまはやがて、やけになったように叫んでから、扉を閉めました。
「やっぱり、あんな人形大嫌い!
今日、じゃなくて、明日には仕舞い込んでちょうだい!」
そんな風にして、その年の節句は過ぎました。
付け加えるなら、結局お嬢さまの命令で雛人形を仕舞うのは何度も延期され、
三月の中旬を過ぎてからになった、ということ位でしょうか。
次の年も、その年とさして変わりませんでした。
節句の宴は盛大に執り行われ、
ご主人さまは変わらずに我が家に伝わる雛人形だと語って密かに失笑を買っていました。
変わったのは、お嬢さまがもはやそれを気にしていなかった事と、
私がお嬢さまのお側仕えになっていた事です。
何故か私はお嬢さまに気に入られていると見られており、そのお役目を授けられる事になりました。
気に入られている訳でも、相性が良い訳でもなく、
お嬢さまは私に対しては気まずくて強く出られないだけなのでしょう。
お気に召さなければ、いつでもお役目をお解き下さいと申し上げたのですが、
人に弱みを見せるのを嫌うお嬢さまは私を睨むだけでした。
その年も、お雛さまをしまうのは中旬を過ぎてからでした。
その次の年、お雛さまを飾る私の背に、お嬢さまは声をかけました。
「ずっと、これを飾っておければいいのに」
振り向く私に、初めて出会った時より背が伸びて、美しくなられたお嬢さまは笑いかけます。
「雛人形をしまうのが遅れると、婚期が遅れるのでしょう?
だったら、ずっと出しておきたいわ」
お嬢さまに、縁談が来ているのです。
相手は、二十も年上でした。
お嬢さまは、右端の五人囃子の頭を撫でます。
何故か、お嬢さまのお気に入りはこの子でした。
私は“お気に入り”が被らなかった事を喜ぶべきか、ちょっと悩んだりもしたのです。
「雛人形って、何で飾るのかしら。
こんなもの、ただ綺麗で楽しいだけなのに。
飾っていい事がある訳でもないのにね」
お嬢さまの笑みは苦いものでした。
「お人形が不幸を引き受けてくれるなんて、嘘ばっかり。
大体、あなただって、そうでしょう?
こうして、わたしなんかに、こき使われているんだから」
332:ももまくら 20/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/26 00:05:10.54 VjNtyqwY
「いいえ」
私を見つめるお嬢さまは、初めて出会った時のような、きつい瞳をしていました。
「負け惜しみなの?」
「違います」
私はほう、と息をついてから、話し始めました。
「父の家業が失敗してしまった時、私は身売りをさせられる寸前でした。
そうでなければ、思い詰めた父は心中をしていたかもしれません。
でも、私は女中とは言え自由の身ですし、両親も元気に暮らしています」
「それが、雛人形の力だと?」
皮肉っぽく笑うお嬢さまを、私はまっすぐに見つめます。
「たまたまかも知れませんね」
私はふっと笑いました。
「私は、身売りされるならされるで、黙って耐えようと思っていました。
でも、あの子たちと別れた後に、少し考えが変わったのです。
もっと、自分の好きなように、思い切ってみようかな、と。
だって、あの子たちって、まるっきり好き勝手じゃないですか。
お雛さまとお内裏さまは変態だし、五人囃子はお猿みたいだし、他の子たちも似たようなものだし。
なのに、私だけが難しい顔で泣きべそをかいているなんて、馬鹿みたいで。
それで、両親に言ってしまったんです。
どうせ身売りするなら、出来るだけ高く売れる所にして欲しい。
そこで私は売れっ姐になって、家も会社も、何もかも取り戻してみせる、と。
両親は真っ青になって泣き出してしまいましたが、逆に冷静さを取り戻したみたいです。
結局、被害を最小限にして事業を畳んで、田舎で暮らしています。
私の方はこうして奉公して、現在に至る、という訳です」
私は震えるお嬢さまの手を包み込みました。
「私が子供の頃、言われた事があります。
困った事があったら、お人形に相談してごらんなさい、と。
この子たちに、そういう物事を解決する力があるのかは解りませんが、
私の時は、良い方に変わりましたから」
お嬢さまはじっと、少し頬を染めて私を見上げていました。
333:ももまくら 21/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/26 00:08:10.55 VjNtyqwY
その夜の事です。
私はぴたぴたと、なにか小さなものが頬に当たる感触で目覚めました。
薄目を開けると、まだ辺りは暗く、カーテンの間から月の光がわずかに差し込んでいます。
寝直そうと目を閉じると、また、頬をぴたぴたと叩かれます。
私の小指ほどの大きさの、ちいさな掌で。
慌てて目を開けると、私の顔の上に、あの三人官女が座り、ぴたぴたと頬を叩いているのです。
私は夢を見ているのかと、目をぱちぱちしてしまいました。
髪の毛を引っ張られ、私は小さく悲鳴を上げてしまいます。
見れば、他二人の官女も私の周りに集まっているのです。
何事かと思いますが、尋ねても人形たちが答えられないのは解っているので、
私はとりあえず、起きあがって見ました。
三人官女たちは、ちょこちょこと扉の前に立ちます。
「開けろって、事?」
三人がこくこく頷きますので、私は扉を開けて、そうっと廊下を伺います。
真夜中の暗い廊下には、誰もいないようです。
私は胸をなで下ろしますが、人形たちは頓着せずに廊下を歩き出し、こちらを振り返りました。
私はおどおどと彼女たちに続きます。
もし他の使用人に見られたら、何て言ったらいいのかしら、と思いつつ辿り着いたのは、洗面所です。
官女が身振りで、顔を洗うように示しましたので、私は冷たい水に震えながら顔を洗いました。
頭の隅にあった眠気が洗い流されて、この夢が冷めてしまうような気がしましたが、
相変わらず視界の隅には官女たちがいます。
私が顔を拭くやいなや、彼女たちは飛びかかってきました。
一人が私の髪を梳き、他の二人が化粧水と白粉で私の顔をはたきまわって、
あっという間に身支度が整えられていきます。
皆、自分の身体より大きな櫛や脱脂綿を持って飛び回っているのに、
私が自分でやるよりずっと綺麗になっていくのです。
毎日、これをやってくれたらいいのに、と内心思いました。
すっかり、綺麗になった私を連れて、三人官女は雛人形の間にやってきました。
しかし、赤い雛壇は空っぽで、人形たちの持ち物が残されているだけです。
そして、雛壇の前に床がのべられているのを見て、ようやく私は飲み込めたのでした。
334:ももまくら 22/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/26 00:10:19.14 VjNtyqwY
そうは言っても、想像もしていなかった事態に、私は座り込んでしまいました。
三人官女は心配そうな顔で、私を見上げます。
「その、これは、そういう事?」
私の口からは、要領を得ない言葉しか出てきませんでしたが、官女たちは頷きます。
「でも、なんで、だって、好きなのは、私じゃなくて、あなたたちでしょう?
あの五人囃子の子とか……」
官女たちは首を横に振ります。
うち一人は、呆れたという風に肩をすくめました。
そうだったんだ、どうしよう。
いくら考えても解らなくて、頭がくらくらしてきました。
その私の肩に座って、心配そうにのぞき込んでいるのは、あの日、私が助けた官女です。
小さな瞳が、少し潤んでいるようでした。
「あのね」
私は、小さな官女がびっくりしないように、そっと声を押さえて話しました。
「私、今でも、あなたがすきだよ。
他の子たちも、すき。
でも」
ああそうか、と私は自分の胸の中に気づきます。
「お嬢さまを、幸せにしてあげたいの。
あの人が、泣いているのが、我慢できない。
あなたが私にしてくれた事を、あの人にもしてあげたいの。
怒ってる?」
彼女は首を横に振り、にっこりと微笑みます。
彼女がぴょんと、私の肩から飛び降りると同時に、細い笛や太鼓の音が耳に届きました。
楽しげな調べが、だんだん近づいてきます。
私はその調べの中に、ひたひたと潜められた足音が混じっている事に気付きました。
調べと足音は、襖の前でぴたりと止まります。
少し間があって、襖はするすると開けられました。
私は襖を開けている右大臣と左大臣の腕力にちょっと感心します。
その前には五人囃子が楽器を構え、ちょっと得意そうな顔をしていました。
その更に向こうには、お雛さまとお内裏さま。
夜見る時は、大体やくたいのない事をしている二人が、珍しくすました顔です。
そして、その向こうに立っているのは、
綺麗な振り袖に身を包んで、真っ赤な顔をしたお嬢さまなのでした。
335:ももまくら 23/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/26 00:13:01.59 VjNtyqwY
私は、恥ずかしさにいたたまれずに身体をすくめました。
大体、化粧はしてもらったものの、身につけているのは、いつもの寝間着一枚です。
しかも一番上のボタンが外れていて、胸元が丸見えでした。
言ってくれたら、もっと気の利いた格好をしてきたのに、と八つ当たりをしたい気分です。
それ以前に、自分がここにいるのは何かの手違いなんじゃないか、という気さえしてきました。
お嬢さまは私の前で立ち止まると、怒ったような顔で私を見下ろします。
私の方は、どうしたら良いのか解らなくて、黙ってお嬢さまを見上げていました。
何か言わなきゃと思った辺りで、お嬢さまが先に口を開きます。
「あの、わたしと」
そこまで言って、お嬢さまは詰まりました。
口を半開きにしたまま、ぷるぷると震えています。
「お嬢さま」
「ちょ、ちょっと、待って」
お嬢さまはぎゅうっと目をつぶって、歯を食いしばってうなり声を上げた後、早口で続けます。
「おまえは、いやだろうし、
いやなら、しかたないし、
だ、だめなら、あきらめる、
けど、わた、わたしと」
私はお嬢さまの桃色の頬を、つややかな唇を、涙のたまった長いまつげをぼんやりと眺めていました。
この人を、自分のものに、していいんだ。
髪を撫でたり、ほっぺたをくっつけたり、ぎゅうっと抱きしめてもいいんだと思うと、
胸が痛くなるような気がしました。
「わたしと、ひなまつりを、して」
お嬢さまは一息に言い切ってから、べそをかいた顔になります。
「あ、あ、今の、間違い、ひなまつりって、わたし、なにいってるんだろう、つまり、その」
私は、お嬢さまの手を引きました。
ふいを突かれた彼女は、ぺたりと布団に座り込みます。
「じゃあ、します、ひなまつり、を」
私もそれだけ言うのが精一杯で、
後はただ、お嬢さまを抱きしめて口づける事しか考えられませんでした。
336:ももまくら 24/24 ◆vpePLp7Z/o
12/03/26 00:15:23.78 VjNtyqwY
その夜、私たちがした事は、世の中でされている事とそれほど変わった所はなかったと思います。
ただ、小さな顔に見守られて行うのはかなり気恥ずかしかった事と、
私の顔の横でお内裏さまとお雛さまが相変わらず右大臣と左大臣を巻き込んで盛っており、
彼らの趣味は理解しがたいな、と思っていた事と、
隙あらば私の胸の谷間に挟まろうとしてくる五人囃子をつまみ出すのに忙しかった事くらいでしょうか。
五人囃子はやっぱり捨てていいような気がします。
それからどうしたかと言えば、
お嬢さまは縁談を蹴って家を飛び出し、一時は私の両親の所で匿ったりもしていたのですが、
今は仕事を見つけて私と安アパートで二人暮らしです。
すきま風の吹き込むような部屋に彼女を置くのは申し訳ないような気もしたのですが、
お嬢さまいわく“父が成り上がる前は、これよりもっと酷い部屋に暮らしていた”との事で、
あっさり馴染んでしまいました。
私の方は、綺麗なお雛さまを掃き溜めに飾っているような気分で、未だに落ち着きません。
そして、雛人形たちの事です。
お嬢さまがお屋敷を飛び出す前、随分話し合ったのですが、
私たちはあの子たちをその場に残していく事にしました。
持ち出すには大荷物過ぎるという事もあるのですが、
もう私たちは、あの子たちがいなくても大丈夫だと思ったのです。
あの子たちは、きっと、次にあの子たちを必要とする女の子の元へ行くでしょう。
そうして、その子を幸せにするでしょう。
まあ、悪ふざけは押さえ目にしてくれる事を願いますが。
私たちは最後の夜に、あの子たちとお別れをして、お屋敷を出ました。
彼女と安アパートで迎えた、最初の桃の節句の夜の事です。
私たちはちょっとだけ良いもの、と言ってもお金はないので蛤のお吸い物だけ作って食べて、
明日も早いからほどほどにして、明かりを落としました。
夜半に、笛や太鼓の陽気な調べと、小さな手拍子が聞こえた気がして、目を開けます。
思わず辺りを見回しますが、その時には調べは完全に消えて、
聞こえるのは近くを走る電車の音ばかりです。
何だ夢か、と寝直すと、何かがはらりと落ちました。
開きかけた、桃の花です。
見れば、彼女の髪にも一輪、桃花が挿されておりました。
私はよく眠る彼女の頭を撫でて、壊さないようにそっと花を取り、
枕元に私の花と並べて置いてから、眠りについたのでした。
337:名無しさん@ピンキー
12/03/26 02:09:47.75 uybfaVsb
GJです!
白酒えろす
338:名無しさん@ピンキー
12/03/26 05:15:04.08 ZXK3aBQH
すげー良かった、ほんと感動した!
百合も守備範囲なので個人的に二度美味しかった
五人囃子は捨てていいワロスw
339:名無しさん@ピンキー
12/03/26 16:55:48.90 Hinx2D6k
淫風漂うすばらしい作品GJ
うちの地域では一月遅れで桃の節句を祝うので、まったく時期遅れではない件
340:名無しさん@ピンキー
12/04/03 02:59:27.82 MB6srZfE
age
341:名無しさん@ピンキー
12/04/04 08:06:03.55 1RZFSBRL
ロクショウ見てたらマスターが女の子だったらとつくづく思ってならない
342:名無しさん@ピンキー
12/04/17 21:46:43.36 hZqKNko8
レズやハーレムもOK?
343:名無しさん@ピンキー
12/04/19 02:32:56.04 PKR/2yz+
始めに注意書きすればおkじゃね
楽しみにしてる
344:名無しさん@ピンキー
12/04/19 23:08:19.01 A+5eg5nU
橋下またしても自爆!
108 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2012/04/19(木) 18:31:17.00 ID:VVE8r+Tf [2/5]
大阪(府でも市でも)って、個人や企業がLED照明導入したり節電に取り組むのに助成金とかないの?
再稼動させなくても足りるはずだってチキンレースだか我慢比べだかするよりも、そっちを促すことで消費電力がこれだけ減りましたってことで実績にするほうがいいんでないの?
企業や市民に我慢を強いた結果で電力が足りるってのは勝利条件じゃないでしょ。
130 名前:無党派さん[] 投稿日:2012/04/19(木) 20:28:52.36 ID:ujAiO6ZT [1/2]
>>108
去年の夏、関電が必死に節電を呼びかけていた時に
橋下府知事は府下の中小企業2000社に対して、「節電しないように要請するメール」
を一斉に送りつけて問題になった
同じメッセージを、府のHPトップにも掲載していた
去年の三月以降関電は大口顧客に対して、ピーク以外の電気代を安くする契約への切り替えを
急ピッチで進めていた中でのメール事件
橋下知事「過度な節電必要ない」と2000社に
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
131 名前:無党派さん[] 投稿日:2012/04/19(木) 20:31:15.26 ID:ujAiO6ZT [2/2]
ついでに書くと、
大阪府は節電への補助はしなかった
大阪市は節電への補助をしていた
橋下は、大阪市の節電への補助政策を批判していた
345:名無しさん@ピンキー
12/04/20 18:46:19.29 auy5gdQw
孕ませたり出産・産卵させるのも
注意書き書いてれば無問題?!
346:名無しさん@ピンキー
12/04/21 01:55:18.99 hXi4T3DJ
無問題
むしろ個人的には産卵シチュ大歓迎
347:名無しさん@ピンキー
12/04/21 23:28:37.16 +sgphUDO
触手がおにゃのこに逆レイプされるのを見たい…っ!orz
348:名無しさん@ピンキー
12/04/22 07:12:01.41 BdWkd0kf
どっかのエロゲメーカーが今年のエイプリルフール企画でそんなネタやってたな
349:名無しさん@ピンキー
12/04/22 15:54:39.81 RKoYJbIX
前そんな話なかったっけ?
350:名無しさん@ピンキー
12/04/23 02:28:25.55 N4+swW+p
ここにあるぞw
【和姦】女の子『が』触手『を』犯すスレ【逆強姦】
スレリンク(eroparo板)
351:名無しさん@ピンキー
12/04/28 23:25:57.96 1ynqCVD3
あげ
352:名無しさん@ピンキー
12/04/30 01:00:49.73 4VNdlmSu
URLリンク(www.ookamikodomo.jp)
これはジャンル的にはここで良いのか?
353:名無しさん@ピンキー
12/05/09 15:46:24.93 2CpMI7HC
去年公開された映画のワンシーンより……いかがでしょ。
URLリンク(akunoonnakanbu.com)
354:名無しさん@ピンキー
12/05/12 01:39:30.98 dfgBw6St
イイネ
355:名無しさん@ピンキー
12/05/13 11:47:17.26 JWa4k/SF
男人外とようじょは絵でよく見るが、女人外とショタってあんま見ないよなとふと思った
ショタやおねしょた属性なおかつ異種姦属性持ちじゃないと厳しいのだろうか
年齢上げて年上姐さんと少年か青年でもいいけど。年増の色っぽい人外とか最高ですやん
356:名無しさん@ピンキー
12/05/13 15:59:50.29 FFPtQFYh
ガリオンの事か
357: 忍法帖【Lv=9,xxxP】
12/05/18 01:26:18.54 f3zvaCff
>>354
電人ザボーガーか。
アレで子供出来ちゃうんだからなぁ……。
358:名無しさん@ピンキー
12/05/23 15:07:13.75 g4NB6GaP
空気人形といい
板尾は人外女とエロいことするやつに縁があるんだな
359:名無しさん@ピンキー
12/05/28 19:40:26.03 X5WPUubV
魚介類マイコも人外か?
360:名無しさん@ピンキー
12/05/31 20:58:56.58 8mJAj6TZ
投下します
・男が巨乳の女狐に搾り取られてるだけ
・ドM向け
苦手な人は回避お願いします
361:名無しさん@ピンキー
12/05/31 21:02:31.35 8mJAj6TZ
「女狐様のつまみ食いにご用心」
とある田舎町の夜の林道には決して出歩いてはいけない
何故ならば、そこには人間の精を食ってしまうという恐ろしい女狐の妖怪が現れるからだ
その女狐は生きのいい若い男の精が好みのようで犠牲になった男は圧倒的に若い男が多い
犠牲になった男は朝には林の中で真っ白に萎びたその姿を晒すことになるというのだ
だからその若い男は決してその夜道を通ってはいけないという噂話があるのだ
そんな話を知ってか知らずか(おそらく知っての好奇心)深夜の林道に一人の男が通ってしまった
「そこの可愛い坊や、妾と遊ばぬかえ?」
清らかな声に男が振り向くと、そこには一人の白い着物を着た美しい女が林の中から手招きをしていた
その女はたしかに美しかったが白銀の髪、頭には二つの獣耳、背後には揺らめく9本の白い尾
まさしく噂の恐ろしい女狐だった
だがその女は胸元を大きく着崩しており胸囲100cmを超える豊かな乳房が今にも弾けんばかりに露出していた
女狐が手招くたび乳房がいやらしく揺れ、それは男の欲望を刺激するのに充分だった
誘われるまま男は人形のようにフラフラと女狐の方へ歩いてゆき、そのまま女狐の胸の中に抱きしめられた
女狐の乳房の谷間に男の顔面がむっちりと挟み込まれる心地よい色香か鼻孔をくすぐる
「もうこんなに勢り勃って・・・愛いのう」
女狐が男が既にギンギンに勃立した股間を見つめながらクスクス笑うと
9本の白尾が男の体に絡みつき、シャツやズボンの中にしゅるしゅると器用に侵入し始めた
男の耳孔、首筋、背筋、脇腹が精細な柔毛で覆われた尻尾がくしゅくしゅと刺激し
両乳首に巻きついた尾がコリコリと乳首を弄遊ぶたびに電流のような快感が走り
男は少女のような声で喘くしかなすすべがなかった
「よい声じゃな、どうれもっと鳴かせてやろう」
ズボンの中に侵入していた尾が下着の中にも入り込み、ペニスと玉袋にふわふわの尻尾が巻きつき
ペニスの竿を上下にしごいては、カリ首、尿道を尻尾の先端でチロチロッとくすぐる
玉袋に巻きついた尾は1本1本の毛の細かい毛が袋の皺を細かく撫で上げ、膨らみを揉みしだく
人外の快感にペニスは限界まで怒張し、玉袋はパンパンに膨れ上がる・・・がそれでも達することができないのは
女狐が妖力で男の射精を調節しているからだ
達することができない苦しみに女狐の爆乳に挟まれた男の表情が悶絶する
その様を女狐は妖艶な笑みで見おろした
「んふふ、イキたいかの?でもまだぞえ、そちにはこちらの快感も教えてやるぞ」
突如、男の口から甲高い悲鳴が上がった
玉袋を責めていた尾が尻の谷間にも忍び込み、肛門の窄まりを尻尾の先端でチロチロとくすぐっては
皺を舐め上げるようになぞり出したのだ
「おやおや、これから妾がそちの精を一滴残らず搾り上げるというのにその様子では
一体いくつまでもつかのう?」
女狐の両脚が開くと同時に下半身の着物がはだけ、むっちりとした白い太ももが露出する
その開かれた脚の奥には淫液にまみれた薄桃色の蜜壺があった
「ふふっ、さあ坊や、たっぷり妾の中を掻き回すがよいぞ」
女狐は指でくぱぁ・・・っと蜜壺を広げ、男の腰に柔らかな脚を絡ませ熱のこもった表情で男のペニスを待つ
その姿は牡の獣性と刺激するの淫美な姿であったが、今男の目の前にいる女は男の精を貪り喰う恐ろしい女狐である
男は逃げようにも頭は女狐の両腕で固定された状態で顔面は爆乳に包み込まれ
今だ妖しく蠢く9本の尾に快感を流され続けているので、逃げようなど考えることさえ空しい行為でしかなかった
尾に巻かれた男の腰は自身の意思に反してゆっくり前に進み、ペニスの先端が女狐の蜜壺にくちゅくちゅと卑猥な音を出しながら
呑み込まれてゆく
「あぁ・・・坊やのぉ・・・入ってぅ・・・」
362:名無しさん@ピンキー
12/05/31 21:03:25.25 8mJAj6TZ
女狐の口から心地よい喘きが漏れると
っと当時に男のペニスからはどぷどぷっと噴水のように大量の精液が射精され
そのまま根元までペニスは呑み込まれた
人外の蜜壺の快感に電流でも流されたがごとく男の体がビクンッ、ビクンッと弓なりにこわばり射精を連続しながら痙攣する
射精後に敏感になった耳孔、首筋、背筋、脇腹、乳首、肛門を尻尾でくすぐられ続けるたび、
男の脳内で火花が鳴った
「あんっ、はぁん、どうしたぁ?今にも狂ってしまいそうじゃのう。お楽しみはこれからじゃぞ?」
男が反白目を剥き涙を流しながら悲鳴を上げた
肛門をくすぐっていた尻尾の先端が窄まりを押し広げズブズブと中へと侵入しだしたのだ
奥へ奥へ侵入する白い尾
尾が肛門の中でうねり出してはジュボッジュボッと激しく出し入れを繰り返すたびに女狐の蜜壺の中のペニスは熱を増し
ビキビキと血管を浮き上がらせながら勢いよく射精し続けた
「ふふふ、坊やもすっかり尻穴の快感の虜じゃのう」
女狐は自身の体の上で悶え苦しむ男を抱きしめながら見下ろし残酷な笑みを浮かべた
「では、妾も存分に楽しませてもらうぞ」
その言葉と同時に、女狐は正常位の体位でさらに男の腰に絡んだ脚を強く挟みあげ腰をくねらせながら蜜壺のペニスを搾り上げた
女狐の乳房もプルンッ、プルンッと激しく上下に揺れ、白い塊が男の顔面をさらに深く包み込む
男の体に絡んだ尻尾も動きも勢いを増し、勃起した乳首をキリキリと捻りあげ、肛門を犯す尻尾も速さを増す
男にはもう悲鳴を上げる余力さえ残されておらず、女狐に精を送り込むだけの射精人形と化していた
一滴残らず搾り取られ股間を萎びかせたその男は
後日早朝、真っ白になって全裸で林の中にぶっ倒れていたそうだ
これに懲りて、ちょっとした好奇心でその林道を男は歩かなくなった・・・と思ったら
毎夜その林道をウロウロと出歩くようになった
すっかり体を人外の快楽で開発されてしまったその男はもうその女狐以外では射精することができなくなってしまったそうだ
そんな女狐に精を奪われ虜になってしまった哀れな男は後をたたず、女狐を求めて夜の林道を徘徊する不気味な男が多いため
その道は「夜のゾンビ道」とも呼ばれるようになった
皆さま、ゾンビになりたくなければ夜の林道にはお気を付けください
363:名無しさん@ピンキー
12/05/31 21:04:07.38 8mJAj6TZ
乱文失礼しました
364:名無しさん@ピンキー
12/05/31 22:46:40.52 3f+LkIr4
GJ
尾っぽは気持ちいいだろなあ
狐狩りに行ってくるか
365:名無しさん@ピンキー
12/06/01 01:24:48.15 JXrLzzTI
翌朝、全裸で萎びた>>364の姿が・・・
366:名無しさん@ピンキー
12/06/01 07:03:59.29 UliWV9kw
良かったよGJ!!
ちょっと林道に身を投げてくる!
367:名無しさん@ピンキー
12/06/02 02:11:16.99 2ZeDVNNE
投下します
注意
・鬼が巨乳の巫女に搾り取られているだけ
・ドM向け
苦手な人は回避お願いします
368:名無しさん@ピンキー
12/06/02 02:12:26.11 2ZeDVNNE
「静葉さんにおまかせ」
とある山中にある村の外れに黒髪の巫女が住んでいる
名は静葉という少女である
「静葉さんはおっとりしていてお姉さん属性なところが可愛いだぁ」
「ちょっと天然入ってるってとこが、オラ、ストライクだぁ」
「しかし静葉さんって乳なんぼだぁ?けしからんってくらい爆乳だぁ、土下座したら生乳みせくれっかなぁ」
っと村の男ならば誰しも嫁にしたいと考える美しい巫女である
そんな静葉でも良く思わない者達がいる
それは毎回村に悪さをする鬼達だ
鬼達はいつも村の畑を荒らしたり、生ごみを捨てて行ったり、塀に落書きをしたり、村の門の前で集団うんこ座りでたむろったり、
電車で老人に席を譲らなかったり、コンビニで超時間の立ち読みをしたり云々
という感じで悪さをするのだ
鬼たちの悪行にたまりかねた村人達はある日、巫女である静葉にこんな相談をした
「静葉さん、悪い鬼たちをブッ殺してやってくだせえ」
「はいー、いいですよー」
「静葉さん、本当にあのデケェ鬼たちをブッ殺せるだぁ?」
「オラ、可愛い可愛い静葉さんが下品な鬼達に何かされたら股間が熱、いや心が悲しくなるだぁ」
「大丈夫でさあ、静葉さんは妖怪退治も職業にしてる巫女だって話でねえか」
「ゴーストスィーパーだぁ」
村人達が見守る中、静葉は今日も村の門の前で集団うんこ座りでたむろっている鬼達の前にてとてと歩いて行った
「はーい、鬼さんたちー、ここで用をたしちゃ駄目ですよー」
背丈3m以上ある5人の鬼達の前で静葉はニコニコと笑いながら声をかけた
「チョベリィ乳でけえ!」
「マジ爆乳巫女萌えっ!」
「スゲーデケェーエロデケェー」
「あなたの乳にエロスの源が」
「爆乳ってただの奇乳じゃね?」
その瞬間、静葉さんの片手に法力の力が宿り、眩い光の玉をポイッと鬼達の輪の真ん中に投げ捨てた
ちゅど~ん!なる轟音を伴う爆破と共に
ゴールド鬼とシルバー鬼とショッキングピンク鬼とカーマイン鬼とエメラルドグリーン鬼は爆炎に包まれながら
隣山まで吹っ飛んでいった
「いきなり吹っ飛ばすって静葉さんっておっとりに見えてけっこうドSだぁ」
「オラも静葉さんに吹っ飛ばしてもらいてえだぁ」
「むしろ踏んでもらいてえだぁ」
「ありがとうごぜえますだぁ、ありがとうごぜえますだぁ」
そしてまた村人達の中で『静葉さんを嫁にしたい同盟』の会員がまた増えるのであった
・・・という感じで、静葉は鬼達を即ブッ殺すため、言わずもなが鬼達の印象がとても悪い
しかも、後日全身に包帯を巻いたゴールド鬼とシルバー鬼とショッキングピンク鬼とカーマイン鬼とエメラルドグリーン鬼が静葉
に復讐するため凶器片手に威勢よく出かけて行ったが、何てことだろう、次の日砦の前で5人が打ち捨てられていたじゃないか
昨日まで鬼らしく筋肉質だった5人は干し物のようにガリガリに痩せ細り、この世で最も恐ろしいものを見たかのような憔悴しきった表情だった
何とか一命をとりとめた5人だがは毎晩悪夢にうなされており、「静葉」という名前を聞くだけでマジ泣きしながら「ひいい!静葉さん御免なさい!」っと
その場でダイビング土下座をするくらいだ
・・・静葉の奴、5人にどんな恐ろしい呪いをかけたんだ・・・?と震え上がる鬼達の中一人の勇敢な赤鬼が立ちあがった
「あの乳のデカイ巫女、俺の仲間をこんな目にあわせて絶対許さん!」
369:名無しさん@ピンキー
12/06/02 02:15:24.52 2ZeDVNNE
赤鬼は木陰から日々日課の山の大自然の中で日光浴をしながらおっとりとする静葉を見つけた
赤鬼はそーっとそーっと背後から近づき
バッと静葉の両手首を掴んで背後から持ち上げた
「ガーーーッハッハッハッ!これではお得意の摩訶不思議な力も使えん!」
「あらー、どなたー?」
宙ぶらりんになりながら静葉は呑気に背後の人物を見た
「先日おまえに世話になった5人の仲間だ!」
「えーと、ゴールド鬼さんとシルバー鬼さんとショッキングピンク鬼さんとカーマイン鬼さんとエメラルドグリーン鬼さんですかー
あの5人はお調子どうですかー?」
「最悪だ」
「まぁ大変ー、私お見舞いに行ってもいいですかー?」
「来んなッ!!!」
っと思わず本来の目的を忘れそうになった赤鬼はいかんいかんっと首を振った
そうだ自分はこの乳のデカイ巫女に復讐に来たのだ
「叫んでも無駄無駄!ここには誰も来んぞ!」
「はいー、私大きな声出すの苦手ですからー」
赤鬼の巨体が静葉に覆いかぶさり
そして乱暴に静葉の衣服を掴み取ると彼女の形の良い爆乳がプルンッと弾きだされた
「ガッハッハッ!おまえなんかコレでヒィヒィ言わせてやる~~~!」
「あらーっ」
赤鬼が虎皮のパンツを脱ぎ捨てると牡馬並の巨大男根が静葉の眼前に曝け出された
「やっぱりー、鬼さんのって大きいー」
人外的な男根に泣いて怯えると思ったら、意外なことに静葉は頬を染めうるんだ瞳で男根を見つめていた
「よーわからんが、これで今からおまえをワンワン泣かせてやるぞ~~~」
赤鬼は静葉の乳房の谷間に男根を突き入れると、毛むくじゃらの手で乳房を揉み上げた
「そいっそいっそいっ」
「あっ、あっ、あんっ、硬くて熱いー」
赤鬼が前後に腰を振た男根を挟んだ静葉の乳房がプルンッと揺れる
鬼の男根は人間の男根の大きさを遥かに超えていたが、静葉の爆乳もなかなかであったので
はみ出しすぎずに挟むことができた
「ガッハッハッ!愉快愉快!泣いても絶対やめてやらんぞ~!」
勝ち誇って高笑いする赤鬼をうっとりした目で静葉は見上げながら
「赤鬼さんはオッパイで遊びたいのですねー」
静葉はにっこり笑うと両乳房に手を添えた
「いいですよー、赤鬼さんのお●んちん可愛がってあげますー」
「はわっっっっっ!」
そう言うと静葉はリズミカルに乳房を上下し谷間の赤鬼の男根を扱き出した
プルンッ、プルンッ、むにゅむにゅむにゅっ、むにゅんっっっ
赤鬼が単純に静葉の胸を使って扱いていたものと違う、ふわふわの乳房の弾力が赤鬼の男根を包む
蠢く谷間は熱を帯び男根は蕩けてしまいそうなほどだ
赤鬼の凶暴な男根は打ち震え見る見るうちにビクンッ、ビクンッと血管が浮きだし、鈴口からは先走り液がトロトロ出ていた
その先走り液が乳房の滑りをよくし男根にさらなる快感を与える
「う~~~~!う~~~~~!こりゃたまらんっっっ!」
赤鬼は歯を食いしばり、脂汗をだらだら流しながら必死に射精を耐える
その様子を見上げながら静葉はクスクス笑い
「赤鬼さんー、イキたいならイッてもいいですよー」
「なっ、べ、別にこれくらい何ともないぞ」
「うふふー、ではもっと気持ちよくしてあげますねー」
「おおうっ!」
ぷにゅ、ぷにゅ、くにゅ、くにゅ、コリコリッ
男根を刺激する新たなる感触に赤鬼は震えがった
静葉の勃立した乳首が赤鬼の亀頭、カリ首、竿に擦り付けてきたのだ
薄桃色の乳首が敏感な部分をチロチロッくすぐり、時にはグリグリと押し付けられるたびに
赤鬼の男根はわななき、鈴口はあえぐようにパクパク閉開した
370:名無しさん@ピンキー
12/06/02 02:17:04.34 2ZeDVNNE
「赤鬼さんのここ、切なそうで可愛いですねー」
「んんんんん~~~~~~~!!!」
ちゅっ
赤鬼の口から悶絶の呻き声が上がる
静葉の柔らかい唇が亀頭に口づけし、鈴口を吸い上げる
ちゅるちゅるっ、ちゅるるんッ
「お、おおおお、うお、で、出るうううぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
赤鬼は背を弓なりに反りかえしながら屈辱の射精を静葉の乳房と顔と黒髪にぶちまけた
どぷどぷどぷどぷぅぅぅっっっ
「あああっ、濃くてねばねばー・・・」
人間の男性が射精する以上の精液で静葉の胸と顔は白濁液に覆われてしまった
乳房と頬についた精液を静葉は顔を上気させ嬉しそうに手でぬぐうと口へ運びすすっている
「苦しい、つかれたぁーーー・・・」
一方赤鬼はゼーッゼーッと荒い呼吸を繰り返しながら完全に力が抜けたようにぐったりしていた
「あらあらー、赤鬼さんのお●んちん元気がなくなっちゃいましたねー」
静葉は乳房の中の萎びた赤鬼の男根を見ながら
「大丈夫ですよー、すぐに私が元気にしてあげますからー」
「ひおっ!そ、そこはぁ!」
背筋を襲う未知の快感に赤鬼は電流が流されたかのごとく痙攣した
いつの間にか静葉の手が尻にまわっており、白い指が割れ目に入って赤鬼の肛門に触れたのだ
肛門の皺の一本一本を指先でなぞっては、窄まりを指先で突かれる
そのたび静葉の乳房の中に赤鬼の男根がビクンッとわななき、硬さを取り戻してゆく
「ふふふー、ここ弄られると頭の中が蕩けてしまいそうでしょーう?」
「そ、そんな所、さわるんじゃないぃぃぃ~・・・」
「そんなことありませーん、指を入れたらもっと気持ちよくなるんですよー」
「ゆ、指ぃ?ひいいいいいいいいいいいいっっっ!」
つぷんっと静葉の細い人指しが窄まりを押し広げながら肛門の奥へ進入する
指はズブズブッと奥へと進入し人差し指の根元まで肛門を貫いた
苦痛と強烈な快感に赤鬼は涙と流しなら悲鳴を上げる
赤鬼の悲鳴に反して男根は脈立ちビキビキと硬さを回復させた
「ほうら、元気になりましたー。すぐに、びゅくびゅく射させてあげますねー」
プルプルプルむにゅむにゅむにゅうぅぅ
乳房の動きが再開され、射精したばかりで敏感になった男根に柔肉と乳首の感触が襲い掛かる
ぐちゅぐちゅっと先ほど乳房に射した精液の弾ける音が響き卑猥さが増す
また肛門に挿入された指もつぷつぷ出し入れを繰り返し指を折り曲げてはぐりぐり掻き回す
「あがががッッ!!お、オッパイがあぁぁ!!尻も熱いいいいいい!!!!!」
「んふふー、お尻の反応が素直な赤鬼さんって可愛いですー」
純粋に微笑む静葉に対して
赤鬼は涙と涎で顔をぐしゃぐしゃにしながら絶叫した
びゅくびゅくびゅく!びゅるびゅるびゅるびゅるぅぅぅぅぅっっっ!!!
「きゃー、また一杯出ましたねー」
「おおおおおおおおおおお!!!!」
それから赤鬼は
静葉のもう片手が赤鬼の玉袋を揉み上げ、男根・玉袋・肛門の三か所同時責めに射精し
男根の鈴口に静葉の舌が進入し、尿道を抉っては射精し
肛門に挿入された指が2本に増え、根元から先まで激しくじゅぽじゅぽ出し入れされるたびに射精した
371:名無しさん@ピンキー
12/06/02 02:18:28.08 2ZeDVNNE
そして数分後・・・・
「んちゅっ、ちゅるっ、ちゅっ、れるれるっ」
反白目を向き涙と涎とぐしゃぐしゃになり苦悶でひきつった顔で大の字で倒れている赤鬼の毛むくじゃらの巨体の上に
精液にまみれた全裸の静葉が乗しかかり、赤鬼の限界まで勃起した乳首を柔らかな唇と舌で愛撫していた
静葉さんの悩ましげな肢体がむっちりした爆乳が密着し、乳首を唇で吸い上げられ先端を舌で突かれるたびに赤鬼は白目を剥いて
ビクンッビクンッと小刻みに全身を震わせる
「くすくすー、赤鬼さんもうすっかり女の子みたいな乳首になっちゃいましたねー」
微笑みながら乳首を爪先で弾く静葉に対して今だ解放されない赤鬼はもう悲鳴を上げる余力さえないようだ
無論、あれほど勇ましく勃起していた赤鬼の男根は枯れ木のように萎びており再度勃ちあがるのに結構な日数が必要そうだ
再度勃ち上がってもこの先悪夢にうなされ続けるかもしれない
・・・ゴールド鬼もシルバー鬼もショッキングピンク鬼もカーマイン鬼もエメラルドグリーン鬼も大変だったんだなぁ・・・
どうあれ、鬼達は村に対して当分悪さはできないでしょう
『村のお悩みは巫女の静葉さんにおまかせください』
372:名無しさん@ピンキー
12/06/02 02:19:10.71 2ZeDVNNE
乱文失礼しました
373:名無しさん@ピンキー
12/06/02 21:14:56.81 lJRzLIdd
新作2連続GJ杉!!!
374:名無しさん@ピンキー
12/06/04 00:13:51.24 lw5Ro2NQ
また投下します
注意
・>>362の女狐を使い回しました
・男と触手が巨乳の女狐に搾り取られてるだけ
・ドM向け
苦手な方は回避お願いします
375:名無しさん@ピンキー
12/06/04 00:15:30.56 lw5Ro2NQ
「女狐様を狙う触手にご用心」
深夜の霧の中の林道、今日も男漁りに出歩く女狐の目の前に黒い影が立ちふさがった
ザンッ!
「ん?何じゃそちは?」
「ふっふっふっ!賞金首10億円!」
邪悪の笑う黒マントの男いかにも怪しい
そんな女狐も、爆乳を大きく露出し着崩した和服に獣耳、9本の尾と充分怪しいのだが
「白狐の大妖怪、その首貰い受けた!」
男が黒マントを投げ捨てる、男はマントの下は全裸だった
「何じゃ、ただの露出狂か」
普段から胸元を開けている女狐も人のことを言えばないが
「ただの露出狂では無いっ!俺のち●こを見ろっ!」
「いくら妾とて男根なら変態のでもいいわけではないぞえ」
軽くあしらいながらもやはりチラッと男の股間を見てしまう女狐
男の股間には無数のペニスがうじゃうじゃと蠢いていた
「な、何じゃとおっ!」
ビュンッ!ビュンッ!ビュンッ!シュルシュルシュルッ!!
瞬時の男の股間からペニスを象った触手が伸び、女狐の手足に絡みつくと高々に宙に持ち上げた
この男、退魔業の術者だ
露出狂で触手マニアの
実際、女狐が10億の賞金を懸けらているのも事実であるし
そのような巨額の賞金をかけられるほど過去何千年どのような淫行・・・いや悪行をなしたかは
今は語るべきではない
ちなみに尻尾1本切り取って差し出すだけでも賞金1億円貰えるようです
「そのように縛られては自慢の尻尾も使えまい!」
「ぐう~・・・ううっ、小癪なっ・・・!
手足を縛られ苦しそうにする女狐、9本の尻尾も無数の触手に強く拘束されている
「喰らうがいい、妖女殺しの必殺技「無限触手地獄の術」!」
「なっ、これ、よさぬかっ、ああっ、はぁっ!」
男が印を組むと、触手が女狐の衣服の中に進入し、服を脱がす
ボロンッと勢いよく飛び出す女狐の爆乳とむっちりした太もも
その爆乳と太ももに淫液に塗れた触手が女狐の白い肌の上を這い回る
「くっ、あっ、妾の断りもなしに、易々と触れるで、あっ、ないっ・・・」
吸盤状に口を開いた触手が女狐の勃立した乳首に吸い付く
「はうんっ!」
女狐の肩が震え甘い吐息が漏れる
そのまま触手に脚が大きく開かれ露わになる愛液に濡れた蜜壺と引き締まった肛門
「ッ!」
無理矢理、性器を晒される羞恥に女狐の顔が紅潮する
376:名無しさん@ピンキー
12/06/04 00:16:18.50 lw5Ro2NQ
「ハッハッ!強がっておるわりにはしっかり濡れておるではないか」
「ぶっ、無礼なっ・・・ああああんっ!」
蜜壺と肛門を同時に貫かれ、身をくねらす女狐
ジュブジュブ卑猥な音を立てながら蜜壺と肛門が物凄い速さで引出し掻き回される
「どうだ、淫獣、男根に翻弄される気分は!」
「んんんっ、駄目じゃっ、そこはっ、そんなに突いては駄目なのじゃあっ!」
全身と獣耳と尾を震わせ触手の快楽の打ち震える女狐
「んんぐうっ!」
喘く口には触手が捻じ込まれ、手の平にも触手が擦り付けれれる
「ほうら、貴様男根の扱いには慣れておるのであろう、やってみぬか!」
「うんん~・・・んんっ・・・ふうううううっ・・・・」
蠢く極太の触手を咥えながら、触手に手淫を強制される女狐
その瞳は既に虚ろであり快楽に墜ちた表情であった
「ハーッハッハッハッ!極上の快楽にさすがの大妖怪も手が出せぬかっ!!」
術者の男は勝ち誇った顔で高笑いする
ピクッ
その瞬間触手責めに淫らな喘き声を上げていた女狐の声が止み、表情が冷める
咥えていた触手が口からぬぽっと抜け、その唇が瞬時に引き締まる
「この程度が極上の快楽?」
女狐が眉を顰め男を睨みつける
その迫力に男はビクッと大蛇に睨まれたハムスターのような表情をした
「ぬるいわっ愚か者っっっ!!!
妾が真なる極上の快楽をそちの体に徹底的に叩き込んでやろうッッッ!」
女狐は一喝すると両手で手淫をしていた触手の尿道を人差し指が貫く
そして触手の外側と内側を物凄い速さでごしゅごしゅと扱きあげた
「うおっ!」
触手の刺激に男は呻き声を上げた
どうやら強烈すぎる刺激ならば触手を通って術者本人にも伝わるようだ
触手に拘束されていた尻尾を勢い振り上げ総ての触手を振り払うと
高速で男に向かって伸び体にしゅるしゅるっと巻きついた
「何ィ、むぐぐっ!」
ふわふわの尻尾が男の胸を覆うと柔毛が揉み上げ、尖った先端が両乳首に巻きつき、さわさわっ、こりこりっと絶妙な力加減で弄り回す
それだけで、男の乳首はビンビンに勃起してしまった
「くおおっ!」
続いて柔毛に包まれた尾が耳穴に入り込み、首筋、脇の下、脇腹、臍、背筋をくすぐる
「はあっ!ああっ!あああっ!!」
尻尾は男の下半身にも巻きつき、太ももの付け根から玉袋、尻の谷間をくすぐる
全身を尻尾に覆われた男は圧倒的快楽に悶絶し地面をのた打ち回った
377:名無しさん@ピンキー
12/06/04 00:17:24.36 lw5Ro2NQ
「おやおや、先ほどの威勢はどうしたのかのう?もっと妾に奉仕して見せぬか」
女狐は邪悪に笑うと、淫らな腰使いで蜜壺と肛門に挿入された触手を搾り上げた
ぐにゅぐにゅぐにゅんぐにゅぐにゅんっっっっ!
2穴の凄まじい肉壁の動きに悶絶して痙攣する触手達
「ああっ!はぁんっ!ほれ、休むでない、妾の奥をもっと貫かぬか!」
穴の中で動きを止めた触手に肉壁が容赦なく絡みつき引きちぎらんかのごとく締め付けをし、触手に仕置きをする
そして、乳房の前で蠢く触手に目をやると
むっにゅううううううううううううんっ!
「ふふふ、ほうれ捕まえたぞ」
胸囲100cm以上の爆乳が何本もの触手に迫り獲物に喰らいつくよう谷間に挟みこんだ
蕩ける熱さの乳房の柔肉包み込ま、いや、四方八方を塞ぐ乳房の牢獄に閉じ込めらたといってもよい
「ほうれ、妾の胸で存分に可愛がってやろう、遠慮するでないぞ」
女狐の爆乳が触手を味わうようにブルンブルンッと大きく上下に揺れる
動くたびに柔肉で締め上げられ、その刺激が触手がビクビクと脈立ち血管が浮き出て震わせる
吸い付く乳房から抜け出せず、逃げようとすればするほど乳房の締め付けは威力を増し
伸びた幹をじたばたさながら二つの白い肉球の中でのた打ち回る複数の触手
哀れ、その触手は一滴残らず全ての精を搾り上げられるまでその柔肉の牢獄から解放されることはないのだ・・・
両手で手淫した手も扱くのを休めず、尿道に挿入した指をちゅぽちゅぽと高速で出し入れする
両足も使い足の裏で触手の裏筋を擦り上げては足の指の谷間で亀頭を刺激する
「んんんーーーーっ!ちゅるちゅるちゅぶっんちゅううううううううっ!!」
女狐は余った触手の先端を口に咥えこむと口淫で激しく上下に顔を動かし、舌で亀頭やカリ首の敏感なところをくすぐり、
尿道の奥から全ての精液を搾り取らんかのごとく吸い上げた
先ほどまで触手に翻弄されていた姿とは明らかに違う女狐の姿
元々彼女は狐、嘘はよくつくものである
特に快楽に溺れたフリなどなどお手のもの
快楽に弱い純情な女狐の姿と淫技を繰り出す妖艶なな女狐の顔を使い分け相手を陥れる
女狐の通常技「狐騙し」の術である
触手の刺激と体を覆う尻尾の圧倒的刺激が相まって男は悲鳴をあげる
「ぐあああああああああああああああああああああああっっっっっっ!!!!!!」
どぷどぷどぷどぷどぷどぷどぷっっっっっっ
ぴゅるぴゅるびゅるびゅるびゅるっっっっっ
触手から大量に吐き出される大量の背液
粘り気のある白濁に染まった精液で女狐は真っ白に覆われる
どさっどさっどさっ!
精を一滴残さず女狐に搾りつくされた干し物触手達が地面に落ちる
ヒクッ・・・ヒクッ・・・と小さく震える様があまりにも無残だ
「まっ、待てっ!今射精したばかッ、ひいいいいいいいいいいいいいっ!!」
横には射精直後も尻尾に快楽を送られ続けのた打ち回る術者の男
「あんっ、美味しいっ・・・」
大量に体に降りかけられた精液を嬉しそうに舐めとる
ぽーっと上気した表情で女狐は残りの触手達に視線を向け
「うふふふふ、さあ、そち達も妾の体を存分に犯すがよいぞ」
女狐は獣耳をピコピコさせウインクすると、爆乳をくいっと持ち上げ、ヒクついた蜜壺と肛門を見せつけながら
むっちりした尻をふりふりさせた
「はああんッ!いいッ!もっとぉ!もっとぉおっ!」
びゅくびゅくっ、びゅーーーーーーーーっ
そして代わる代わる何十本もの触手が女狐の体を犯しにかかっては極上の性技に搾りつくされ干し物にされ地に落ちるのである
378:名無しさん@ピンキー
12/06/04 00:18:04.05 lw5Ro2NQ
数分後
生き残った触手も残りわずか
「さあて、残りの触手も少なくなってきたことじゃし、最後にとっておいたお楽しみといくかのう・・・」
女狐は残酷に笑うと真下で尻尾の餌食になっている術者に視線を向ける
「はうっ!」
地面にうつ伏せでのたうち回っていた男の尻の谷間が尻尾でぐにぃっと開げられ、肛門が外気に晒される
その肛門に向けて鎌首をもたげる1本の白い尾
「ふふ、そちはどのような声で鳴くのかのう?」
「や、やめッ・・・・」
「ん?何じゃ?」
「・・・やめて・・・くださ・・・い・・・」
顔面を青ざめて許しを懇願する男に、女狐はにっこり笑い
「だめじゃ、言ったであろう極上の快楽を徹底的に叩き込むと」
ズボッ!!!!!
一気に尻尾が男の肛門の奥まで勢いよく貫いた
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッッッ!!!!!!!」
反白目を向き涙と涎を撒き散らしながら声にならない悲鳴を上げる男
びゅーーーーーーーーーーーーーーッ!!!
っと同時に触手達から勢いよい射精が噴水のごとく吹き上げる
「おお、凄い凄い、そちの尻穴は快楽の仕込み甲斐がありそうじゃのう」
触手達の精液を浴びながら、肛門を尻尾に犯される男を楽しげに眺める
「あぎぃっ!!うぐおっ!!!」
男の肛門を限界まで押し開げ激しい出し入れを繰り返す尻尾
それは突かれるたびに全身が仰け反るほど勢いだ
全身をくすぐる尻尾も先ほどとは比べものにならないほど激しさを増し
勃起しきった乳首は尻尾で引きちぎらんかのごとく容赦なく捻り上げられ
パンパンに膨らんだ玉袋は尻尾でグニグニ変形させられながら力強く握られる
もはや尻尾に体中の快感を引き出されつくした体は痛みをともなう責めさせ男にとっては快楽
男を犯しつくし、全ての精を搾り取るための本格的な尻尾の動きだ
「ふふふ、妾の首を討ち取りに来た者はそちに限らず幾人もおったぞ。
そのたびに皆妾の尾で狂いよがらせたがのう、このように尻穴の快感で何度も勃たせてのう云々・・・」
「いぎいいいいいいいいいいいっっっっっっっ!!!」
男の絶叫が響く
肛門を犯す尻尾の動きにグリグリと回転が加わったのだ
もう男に女狐の年寄りの長話など耳に入る状態ではない
ぴゅるぴゅるびゅるびゅるびゅくんびゅくんびゅくんっっっ!!!!!
地獄の連続射精はいつまでも止まらなかった・・・
ぼとっ!ぼとっ!ぼぼぼとっ!
最後の触手達が地面に落ち、宙に浮いていた女狐の体が解放される
女狐は「よっと」1回転するとスタッと地面に着地した
女狐の足元には精を全て搾りつくされ真っ白になった術者の男
尻尾で捻られ続けた乳首は腫れ上がり、散々犯された肛門はひくひくとと開きっぱなしだ
股間の触手は全て消えへなへなに萎びかせた男根が1本あるだけである
「これが妾の必殺技「プリティーふぉっくす☆触手枯らしの術」じゃ!」
白目を剥いて顔を涙と涎でぐしゃぐしゃにしガリガリに痩せ細った術者の男の前で女狐は腕組み仁王立ちする
女狐自身かっこよく決めたつもりらしいが、そんな術はない
「次はもっと技を磨いてくるがよい、妾は何処にも逃げはせぬぞ、坊や♪」
片耳を折り曲げ、9本の尻尾をふりふりさせ、ウインクすると
バサッと白い着物を羽織りと女狐は霧の中へ消えていった
379:名無しさん@ピンキー
12/06/04 00:18:45.42 lw5Ro2NQ
乱文失礼しました
380:名無しさん@ピンキー
12/06/05 17:19:33.31 3CCECguA
女狐様かっけえ…乙です!
381:名無しさん@ピンキー
12/06/19 23:53:13.96 loQC2xpw
2週間経過
382:名無しさん@ピンキー
12/06/26 23:34:34.08 wlPXrGmL
最近色々海外小説探して読んでたんだけど
海外の女性向けロマンスものってshape-shifter物が結構あるんだな
現代舞台で男女片方が動物やらドラゴン<->人間に自在に変身するやつでエロ入りが普通っぽい
女性向けロマンスだから痒い感じでほぼ人間状態なのが残念だけど
シリーズものとかで結構な数あってびっくりしたわ
383:名無しさん@ピンキー
12/06/26 23:37:59.72 hK05jncc
神話の流れですかね。
384:名無しさん@ピンキー
12/06/29 03:25:19.97 D8M1nZ4x
投下します
注意
・>>369の静葉さんを使い回しました
・前後ものです
・魚人と巨乳の巫女が犯ったり犯られたりするだけ
・ドM向け
苦手な方は回避お願いします
385:名無しさん@ピンキー
12/06/29 03:26:06.92 D8M1nZ4x
「静葉さん水浴び中にピンチ!?(前)」
「うふふー、皆さんこんばんわー」
夕暮れの山道、静葉は三人の男、村人達に出会った
「あんれー?静葉さん、こんな時間に何処行くだぁ?」
「もうすぐ暗くなるでよ」
「暗くなるとおっかねえ獣が出るだぞ」
「今日は汗をかいたのでー、ちょっと水浴びにー」
「水浴び」という言葉に村人三人はゴクリッと唾を飲む
「心配しなくてもー、私は山の夜道には慣れていますのでー、でわー」
ニコニコしながら山の奥に歩いていく静葉の後姿を眺めながら村人達はお互い顔を見合わせると
「もちろん覗くべ」
「覗いてシコシコするだぁ」
「撮影もして家宝にするだぁ」
意気揚々と静葉の後をつけていく村人三人
だが彼らはこの後、霧葉の姿を見失うばかりか道に迷い、凶暴なクマに襲われ、全治1週間の重傷を負うのであった
満月の夜の川の中に背泳ぎでスイスイと浮かぶ謎の物体
鱗がびっしり張り巡らされた緑色の肌、耳まで裂けた大きな口、尖った耳、細長い手足に付いた水かき、2m半ばまである細めの長身
彼は魚人、下級だが列記とした妖怪である
「あー、暇だ暇だ、何かいいことねえかなーーー」
とポケーッとしながら川に流されていたらこんな山奥まで来てしまった
「今更棲家に戻んのもめんどくせえし、ついこの間まで付き合っていた彼女は別の男の子供を孕んで寝取られたし、
もういっそこの川の主になっちゃおうかなー」
っとブツブツ独り言をいっていると
川岸に一つの影が見えた
静葉さんである
「おー、あの人間の女なかなかべっぴんじゃねえか、しかも巫女か、つーと人間の女が川に来てすることは一つだよな」
静葉が後ろに纏めていた髪を解くと、美しい黒髪が広がる
ご想像の通り「水浴び」だ
「へっへっへっ、こいつはありがてえな」
これはよい暇つぶしになりそうだ
魚人は水から頭半分を出しニヤニヤしながら、遠くからその光景を目に焼き付けておくことにした
「しっかし、あの人間の女、乳でけえな、早脱げ早脱げっ!」
魚人がまだかまだかと脳内でせかす
静葉が巫女装束を脱ぐと隠されていた白い肌があらわとなり
豊満な胸が勢いよくこぼれおちる
プルンッ
その瞬間、魚人は目を見開いた
ただでさえデカい乳がさらに増量している!
何を言っているかわからないならば今起こったことを説明しよう
服を着ていたときの彼女はたしかに胸がデカかった
そんなことは静葉を一目見れば男ならば誰でもあの爆乳に視線が釘付けになり今夜の桃色妄想のネタにするはずだ
(実際、静葉のおかげで村人の男は昼間でも妄想のネタにまったくこまっていない)
だが脱ぐとさらにデカい
彼女はあんな超大な乳を服の下に隠し持っていたのか
その事実に誰しも驚愕せざずおえないのだ
たとえ服を着る習慣がない年中素っ裸の人外である魚人だとしても
恐るべき着衣の下の女体の神秘
386:名無しさん@ピンキー
12/06/29 03:29:10.61 D8M1nZ4x
「~♪」
静葉が鼻歌を歌いながら腰下まで川の水につかりる
水をあびるたびに、ぷよんぷよんと爆乳が左右上下に揺れる
幾つもの透明の水適が白い乳房の上を流れる様はいかにも艶めかしい
魚人を思わず見つかってもおかしくないほど距離を近め岩陰に隠れ静葉の水浴びを覗き続けた
遠くからじゃ確認しきれなかったあの爆乳が今しっかり鮮明によく見える
そう、見えるのだ
乳房の先端にある誘うように天を仰ぎそそり立っている並ぶ二つの薄桃色の乳首が
魚人は唾を飲み込み目を血走らせ鼻息を荒くし、興奮しすぎて緑色の肌は金魚のように赤くなっていた
彼は特別人間の女が好きというわけではない、同族の魚人の女の方が本命だ
だが鱗も尾っぽも無い人間の女に完全に欲情していることは勢り勃った男根が証明している
(乳しか見ていなかったが・・・あの女、尻も乳に負けずいい形してんなぁ・・・)
ふりふり揺れるむちむちの白い尻はいかにも柔らかそうだ
もっと近くで見たい、できれば揉んでもみたい
でもこれ以上近づいたら見つかってしまうぞ
人間に、しかも巫女に手を出していいことなんか絶対何もない
下手したら退魔関係の奴らに討伐されるぞ
(ひぃ~~~、それだけは勘弁っ!)
魚人は開きにされ退魔の炎に燃やされている自分を想像してゾッとする
じゃあ手を出しても騒いだり誰にも言えないようにしちゃえばいいんじゃない?
(つまり、昨日見たAVみたいに調教して肉奴隷か!AVに出てた女優は魚人だったけど!)
「よし、それ決定!!!」
ざばあッと水飛沫を上げながら、後ろを向いている静葉に魚人は飛び掛かった
「あらー?」
魚人は背後から水かきのついた手で静葉の口を塞ぎ、もう片手は乳房を揉む
背後から覆いかぶさったおかげで静葉の尻が魚人の腰に密着した
むにゅううううううっっっ
柔らすぎて蕩けそうな乳房と尻の感触が水かきのついた手と鱗の肌を通して魚人に伝わり
思わず魚人は背筋を震わせる、触っただけでこの快感は予想以上すぎた
(やっぱ揉んでよかったぁぁぁぁ)
そう感じて魚人は感涙する
きょとんっとする静葉を抱えたまま素早い動きで岩陰に連れて行く
387:名無しさん@ピンキー
12/06/29 03:30:08.31 D8M1nZ4x
魚人はきょろきょろと辺りを見回し誰もいないことを確認すると
「へっへっへっ、ネエちゃんいい乳してんな~」
片手で静葉の乳房を揉み続けながらお馴染みの下卑た台詞を言ってみた
腕の中の静葉が自分を見上げながらじーっとあまりに何か言いたそうな視線を送るので
魚人は口を塞いでいた手を放す
「ぷはー、こんにちわお魚さん、いい月ですねー」
その第一声で魚人はズルッと身を崩しそうになる
「おまえなー、そりゃないだろ、今から清純な巫女なB級モンスター映画並みのぬとぎとしたデザインの魚人に
犯されるってえのによ」
「ぬとぎとー?何処にそんな人がいるんですかー?」
「俺だよ俺」
「いいえー、B級以下の低クオリティ映画にも出るのが申し訳ない雑魚っぽいデザインな人ならいますー」
「うっひゃああああ、傷ついた!」
っと完全に静葉のペースに飲まれて意味のない会話をしている自分に気付く
「とりあえず、尻をこっちに向けろよ、AVパッケージ風に頼むぜ」
「はーい、どのようにー?」
「こうだよ、こうっ!」
魚人は静葉に岩に両手を付けさせると腰をクイッと突き上げる体勢にした
すると白い尻丘から覗く引き締まった肛門、そして桜色の美しい蜜唇が魚人に向けて露わになる
(よし!予想以上に、けしからん恰好になった!!)
魚人は静葉の桃尻に手を伸ばすと、指を食い込ませるように揉み上げ、左右に押し開く
くぱぁっと蜜唇のヒダが大きく開かれ蜜壺の奥までよく見える形となった
桜色の肉壁を目にし、魚人の牡が刺激される
「んっ」
蜜壺の奥が外気に触れ、軽く吐息を漏らす静葉
「へっへっへっ、いい眺めだぜ~。さあて、ペロペロしてやろうか、ネエちゃん、ペロペロ~♪」
魚人が口を開くと冷たい息とともに、唾液に濡れた青色の長い舌が伸びる
まず左右のヒダを舌でじっくりなぞると、つぷっと蜜壺の中に進入する
「あっ、ひんっ」
蜜壺の中に侵入する冷たい舌の感触に静葉が背筋を震わす
しかも肉壁に塗りつけられる魚人の透明の唾液は非常に粘液が濃く、ゼリー状だ
「れるっ、ネエちゃんのま●こ、綺麗なうえに凄ぇ美味えぞ・・・」
肉壁の感触と愛液の味に興奮し、さらに奥へと舌を侵入する魚人
見る見るうちに静葉の蜜壺は魚人の唾液にしっとり濡らされ、奥からは刺激による愛液がとくとく溢れてくる
「じゅるるっ、もうま●こ濡れ濡れか、感度いいじゃねえか、ネエちゃん」
「はぁ、はぁ、お魚さんの舌ぁ、冷たくてっ、ぬるぬるですっ、ああんっ」
熱の籠った息を吐き、舌をさらに求めるように尻を突き出してくる静葉の反応は魚人にとって意外だった
(スゲェのりがいいなコイツ)
正直、心底気味悪がって濡れるどころでないほど拒絶してくると思ったが・・・
「ふあっ、ああっ、ふぅん、んっ、くぅっ」
淫らに響く喘き声、白い肌には幾つもの玉の汗が浮かび上がり、蜜壺の肉壁は魚人の青い舌を締め付け、
愛液は飲みきれないほどに溢れ出してきた
そして、決めつけは蜜壺に吸い付く魚人のちょうど目の前の位置にある、ヒクついた静葉の肛門
(てか凄ぇエロエロじゃないですかー!ちょっ、勃ちすぎてち●こやばくなってきた・・・)
無論そのような光景に、水浴びを覗いていた時から勃起していた男根は耐えられるわけがなく限界まで怒張していた
静葉も何かを期待するように、振り返りながら潤んだ瞳でじーっとこちらを見ている
(・・・その目・・・もったいぶらずに、とっとと挿れろってことか・・・)
「勿論、犯ってやんよぉ。さあ、ネエちゃんお楽しみの交尾ターイムだぜ!」
ニヤニヤしながら魚人が静葉の蜜壺に自分の男根を合わせる
男根は魚人の巨体に相応しく巨根で、静葉の蜜壺とは大小の差がかなりあった
しかもその男根は非常にぬめっており幹の部分は鱗に覆われている
まさに魚人特有の男根だ
「へへへっ、これが挿ると鱗が擦れて気持ちいいぞぉ~、ま●こ壊れても犯し続けてやっからな」
「はいっ、気持ちよく、してください」