少女・女性が化物に捕食されちゃうスレ6at EROPARO
少女・女性が化物に捕食されちゃうスレ6 - 暇つぶし2ch106:地獄からの招待状3-10
12/01/09 23:34:35.42 eDQ2d33c

「あ―」

 内臓が喰い散らかされていく。血が啜られていく。肉が噛み砕かれていく。
 口、膣、肛門。それぞれからほぼ同時に血が吹き出る。傷付けられた内臓から吹き出た血が逃げ場を求めた結果だ。

「―エミっ、エミぃ……っ!!」
「がふっ、がぁ……はぁっ、にっ、逃げてよぉ……ぎぃっ、あぐ……っ、食べられちゃうところ、なんてぇ……
お姉ちゃんにだけは見られた、く―……」

 エミの言葉のそれ以降は、言葉にならない悲鳴へと変わった。

「あ゛あ゛あ゛あ゛っ!! はぁあ゛あ゛あ゛っ、はっ、ぁあっ、ぎゃあ゛あ゛あ゛っ!!!」

 中の蟲達がそうさせているのだろう、ビクン、ビクンとエミの重い身体が何度も跳ねる。蟲達が本格的にエミの
身体を内側から喰らい始めたのだ。内臓や血肉だけでなく、骨さえも噛み砕かれるくぐもった音が聞こえてくる。
 エミが一際大きな濁った咳をすると、彼女の口から大量の血が吹き出た。サエに付着したその血は赤というよりは
赤黒かった。少々粘り気もあるそれは、紛れもなく普段出血する事のない箇所から溢れ出たものだ。留まる事を知ら
ない出血が彼女の喉を遮ると、もう断末魔に似た悲鳴も発せられなくなった。唯一発せられたのは「ゴポゴポ」と水
の中で息を吐いたような音のみ。
 サエはその光景に後退りし、ようやく踵を返して一目散に走り出した。目指す先は入って来た道。走れば数分で
ホールまで戻れるであろう、その道。彼女はもうこれ以上見ていられなくなったのだ。エミの身体が壊されていき、
喰われていく様を。それはまるで自分の身体がそうされているかのように見えたからだ。
 もうイヤぁ……っ、何なのよコレ! 一体何なのよぉぉぉぉぉ―。
 出血が止まらない小指の付け根から血が垂れて、ポタポタと赤い点を白い床に作っていく。事切れる寸前、エミは
その血の点々を虚ろな瞳で追い、やがてサエが走り去る後姿へと追いついた。そして見てしまう。サエの背中にくっ
ついて離れない“ナニカ”を。
 エミは最期の力を振り絞って声を上げようとした。サエに“それ”を伝えようとした。だが、その瞬間だった。

 ―ブシャアアアアッ。

 血が吹き出る音と共にエミの膨らんでいたお腹の肉と皮膚を噛み千切り、中から大量の蟲が外へと顔を出した。





 僅か数分後、エミが横たわっていた床にあったのは、人の形をした血の痕と、何かが這った痕だけだった。


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