クリトリス責めメインのSS~その7~at EROPARO
クリトリス責めメインのSS~その7~ - 暇つぶし2ch227:203@電波受信者
12/02/07 02:15:47.31 PdnPkgRA
『2度あることは3度ある』ということわざがある。
ただし、私はことわざに関してだけなら、『3度目の正直』のがまだ好きである。
察しの良い方はお分かりかもしれないが・・・私は再び、椅子に座らされてたりする。
見事に2度あったことの、3度目が今おこっている訳です。まったく嬉しくないのだけれど。
例によって、えらくクッションがよく肌触りもいいけど、色々とツッコミどころ満載な椅子である。
肘掛に腕を、脚は開いた状態で固定できて、身動きが取れない機能とか特に。
普段はこの椅子、どこに仕舞ってあるんだろうね・・・とまた現実逃避をしかけていると。

-好きな四字熟語は『四面楚歌』
  あぁ、勿論俺が攻める側で

と、以前に仰っていた主治医ドノが目の前にいた。
周囲を完全に包囲して、じわじわと逃げる隙も与えず笑顔で追い詰める彼の顔は・・・こんな顔かな。
一瞬、そんなことが頭をよぎる位、彼は今、楽しそうな顔をしていた¥る。

「今日は!今日は、私は見ているだけですからね!」
「うん」
「見ているだけって約束で、ここにいるんですからっ」
「そうだね」

キッと睨み付ける私へ、彼は唇の端をクイッとあげて笑っていた。

・・・あ、これCMでやってたシタリ顔だわ。
そうそう今日あたり、寒いから豚バラ鍋は美味しいよね・・・等と、馬鹿なことを考えている暇はなかった。
髪に手を差し入れられた彼の指が耳元を掠めた感触に、背筋に緊張が走る。

「だから、君は見ていればいいよ。ずっと。」


228:203@電波受信者
12/02/07 02:16:39.51 PdnPkgRA
・・・え、何を?
状況に頭が追いつかないまま、ポカーンとしている私を置いて彼は的確に行動していた。
スカートがまくりあげながら、太股をすっと撫でつつ奥へ進む彼の指がよく見える。
流石に抗議しようと、開いた唇はそのままキスで塞がれていた。

その間も、薄いショーツ越しに指は動いていて、2本の指でクリトリスを捏ねられている。
じんわりと濡れ始めた入り口に、潤みをにじませるようにゆっくりとすりつけたり。
気持ちよくなりはじめているのが恥ずかしくて、声があげられない。

視線を横に流せば、お嬢様が机に座って恵方巻を口にしているのが見える。
喋れないのが苦しいのか、口には大きすぎるサイズなのか、やたらと顔が赤いけれど。
とにかく一生懸命に口に頬張って、食べようとしている。

・・・彼女に声をかけて、助けてもらおう。
そうも考えたけれど、食べてる最中は喋ったらいけないと教えたのは私だ。
今は姿の見えない執事が、こういう方面で役に立たないのは身にしみてわかっている。
ともすれば、お嬢様が恵方巻を食べきるのを待つしか私には、手段がない。
驚かしたりして邪魔をしちゃいけない。今は全力で我慢するしか、ない。

「いい表情になってきた、そんなに気持ち良い?」

舌先が耳をちろちろと弄りながら、ふっと囁くように言われた。
我慢しなきゃ、こんなの気持ちよくなんてない!と呪文のように唱えても、頭の芯は痺れていて。
こぼれ出るものを、布越しに指で掬い取りながら、彼はクリトリスに塗りこめていく。

「直接触ってあげる」


229:203@電波受信者
12/02/07 02:17:10.28 PdnPkgRA
・・・だめ!
言葉にする前に、ショーツがくいっと引っ張られて、指が潜り込んできた。
自分の愛液でとろとろになっていたクリトリスを、ぬるんと撫でられて喉がヒュっと鳴った。
ここが気持ちよくなると、中からも刺激が欲しくなってしまう。
そういう風に、私の身体は変えられたのだ。目の前のこの男によって。

「うっ、ふ・・・んぁっ」

長い指が恥ずかしい位に主張しているクリトリスを、柔らかく捏ねている。
敏感になりすぎているのを突かれると、何もされていない筈の内側が同じリズムで蠢く。

「歳の数だけマメを味わうから、ちゃんと見てるんだよ」

・・・ちゃんと見てる?味わう?
言葉の意味を理解するよりも早く、彼は指を浅く入り込ませてくる。
ヒダのなぞるように、指を何度も縦にうごかして。
やがて徐々に奥へと進みむと、溢れてくる愛液を知らしめるように、ぐちゅっと音を立ててかき回した。
快楽から逃げようと目を閉じたと同時に、ビクンと身体が大きく震える。
中をえぐる指が、以前に覚えこまされたイイところを刺激した・・・と同時にクリトリスを食まれた。

「んぁ・・・だめっ、やぁっ」

ぴちゃぴちゃと音を立てて、主治医は愉しそうに私を攻め立てていく。
クリトリスを舐る舌は繊細に、中から押し上げるように蠢く指は大胆に。
吸い出すように唇に食まれて、細かく振るわせた舌先に揺らされると、腰が勝手に動いてしまう。
動いたことで、中へ差し入れられた彼の指に絡んでいた愛液が、音を立てて主張する。

230:203@電波受信者
12/02/07 02:17:35.28 PdnPkgRA
「んんっ、ん・・・くぅっ」

主治医がクリトリスを吸うように食む度、身体中の神経がそこに集まってるような気がしてしまう。
硬くなっているそこを、舐めあげながら「ちゃんと見ないと駄目じゃないか」なんて彼は笑う。
ぐりぐりと指を折り曲げながら、クリトリスの裏側を刺激されると、自分が自分でなくなるような気がした。
とぷりと吐き出されたものが、彼の指を伝って音を立てている。
敏感な所を的確に刺激しつつ、じっくりと攻められると、身体に残る快楽の記憶を引き出されるようで。

「ひっ、あぁっ・・・ゃぁっ!」

追い込まれるように舌先でクリトリスを弄ばれ、中からは指先で擦り上げられ。
ちゅうっと音がしそうな位に、強く吸われた瞬間、突き落とされるように快楽の谷へ落ちていた。

「可愛くイケたら、次はご褒美あげるからね」
「やっ、あぁっ、あっああぁっ!」

そこに息を吹きかけながら、主治医が楽しげに呟く。
もう何も考えられなくて、だらしなく口を開いて喘ぐことしかできなかった。
さらに緩急をくわえて繰り出される動きに、舐られ、吸われ、擦りあげられるたびに、追い詰められていく。
ゆっくりと指を引き抜かれると、恥ずかしい位に硬くなったクリトリスに吸い付かれる。
反射的に中を締め付けてしまい、彼の指の感触も、動かす度にする音も大きくなる。
それを何度も繰り返されると、快感が私をどんどん追い詰める。

「いいですよ、イッても」

声が聞こえてから、言葉の意味を理解するまでの時間差が大きくなる。
軽くクリトリスに歯を立てながら、吸い出されて身体が跳ねた。
怖いような快感が頭の中を占領し、クリームみたいに意識が溶けて-----私の世界は、白くなった。


231:203@電波受信者
12/02/07 02:24:58.45 PdnPkgRA
仕事が忙しくて途中で寝てました。
自分の誕生日のプレゼントは、>>195さんの嫁様&旦那たんが欲しいです。

>>226
追加電波ありがとうございます。
新しい電波の内容が、クリキャップと囁くので続けちゃうかもしれません。
受信した電波の訂正お待ちしております。

232:名無しさん@ピンキー
12/02/07 07:18:57.35 s+auOidP
豊作クリ無双!!!
ごちそうさまでした…ふぅ

233:名無しさん@ピンキー
12/02/07 07:30:50.70 tl6xeiXf
真冬だというのにクリ豊作だ!

234:名無しさん@ピンキー
12/02/10 02:49:24.70 8xlZ9V55
姫とか女騎士とかそういう娘が
敵につかまって敵の魔女にクリオナホ触手で扱かれたり
怪しい薬でクリ肥大化させられてしゃぶられたりして開発されちゃうっていう電波が

235:名無しさん@ピンキー
12/02/10 02:53:28.99 gTefdCq3
開発が蒸発に見えた

236:名無しさん@ピンキー
12/02/10 07:15:08.75 z+RdR5gO
>>234
その系統、倉庫にあった記憶がある

237:名無しさん@ピンキー
12/02/11 06:50:26.30 ah3NYhMS
投下します。
ロリ多めです。

238:名無しさん@ピンキー
12/02/11 06:54:01.82 ah3NYhMS
【赤道直下の赤真珠】

時代が変われば、美の基準は変わる。決して一定ではない。そしてそのことは、時間ではなく、場所を変えた場合でも当てはまるのだ。
赤道に近いオセアニアのある国の、辺境部にある一つの島に、クリトリスの大きさを女性の美しさの基準にする部族がいる。
彼らの呼び名は内外あわせて様々であるが、そのうちの一つにクリトリスの大きな人々というものがある。
それは、この文化が急ごしらえでなく、古い時代から生き残ってきたものだという証拠だ。
周辺部族の人々も、古くからそのクリトリスの大きさに驚愕し、そう呼びつづけてきた。

現在、この部族は自治権を持っており、入国したとしても、その島には簡単に入れない。
島に入るには特別な許可がいる。そしてその許可は簡単には降りない。
よそ者は特にそうだ。彼らは面白半分でやってくる外国人を快く思っていないらしい。
そのことを知ったのが入国した後であったから、途方にくれた。
しかし取材をすすめるうちに、都市に出てきたという、その部族出身の一家の情報を得る。
この部族について調べるには、これが唯一の機会だろう。逃す手はない。
幸い取材にも応じてくれたので、記事を作るため、彼女たちを訪問することにした。

一家の住むアパートは、都市部の中でも、比較的所得が低い人々が住む地域にある。
パラックやらが無秩序に建てられ、道の舗装も中途半端だった。掃除する人も居ないのか、ゴミやネズミの死体もころがっている。
迷路のような道のりであったが、雇っておいた通訳兼ガイドは、このあたりの地理に詳しいらしい。
彼のお陰で目的地へは比較的スムーズにたどり着くことが出来た。
アパートの階段は錆び付いており、踏むたびに音がなる。床が抜けて落ちてしまうのではないかとさえ疑った。
とはいえなんとか目的の場所にたどり着いたわけで、ドアの前に立ち、漸く苦労が報われたのだ。

私が通訳とともにやってきた時、応対してくれたのは、二十代後半ほどの女性である。
笑窪のある、可愛らしい人だ。髪の毛は肩より上でばっさりと切られている。さっぱりとしたショートカットだ。
そして、これが一番驚いたのだが、彼女たちはいくらかのアクセサリーを付けるだけで、裸同然の格好なのである。
部族では裸が普通のようで、今でも家にいるときは服なしで過ごしているそうだ。
クリトリスを美の基準にするのだから、露出するのも、思えば当たり前のことなのかもしれない。
彼女たちの肌は、その他の現地人同様の薄い褐色である。裸の彼女たちは、健康的で美しかった。

239:名無しさん@ピンキー
12/02/11 06:56:09.12 ah3NYhMS
家の中に招き入れてもらうと、女性の三人の娘が出迎えてくれる。その子たちももちろん裸である。
彼女はシングルマザーで、三人の子供と一緒に暮らしているのだという。
一番上の子は髪が長く、十二歳ほどに見えた。日本人とは発育に差があるだろうから、中学生ということもありうる。
都市部で長く過ごしたためか、裸でいることに多少の恥ずかしさがあるようだ。私達が来ると布で体を隠してしまった。
とはいえ、他の子は母親同様、裸であることについて、恥じらっていなかった。
次女は九歳ぐらい、髪の毛を後ろで結っている。日本で言えばポニーテールだ。
言葉は分からなかったが、ちょくちょく私に話しかけてくるなど、子供たちの中では一番人懐っこい性格である。
三女は六歳といったところで、家の中を駆けまわる、元気な少女だった。
姉妹といっても性格は様々らしいが、褐色の肌と、母親譲りの可愛らしい顔立ちは変わらない。
私は寄ってきた次女の頭を撫でる。すると彼女はうれしそうに笑い出した。
通訳経由で彼女たちの話を聞いているうちに、だんだんと空気も和やかになり、
ようやく私は本題に入ることが出来た。

その大きなクリトリスをよく見せて欲しい。
そして出来ればクリトリスを大きくする様子を見せて欲しい。今回の取材の目的はそれであった。
彼女たちは決して生まれつきクリトリスが大きいわけではない。生活の中で徐々に大きくしているのだ。
そのために彼女たちは、毎日欠かさず、様々なマッサージや、時には投薬さえ行うのだという。
それを確認しなければ、彼女たちを取材した事にはならなかった。
空気の変化を見計らい、通訳経由で母親にお願いする。
すると彼女は、写真を取らないという条件付きであったが、あっさりとそれを認めてくれた。
すぐに子供たちを並ばせる。長女は恥ずかしがっていたようだが、母親が説得したようで、しぶしぶ私の前にやってきた。

240:名無しさん@ピンキー
12/02/11 06:59:34.53 ah3NYhMS
直面してあらためて実感するのだが、彼女たちのクリトリスは冗談のように大きい。
特に大きいのは母親のクリトリスで、陰毛の中に隠れたそれは、丸く太く肥大している。
10cmほどもあり、事情を知らなければ男性器だと勘違いしてしまいそうだ。
子供たちも相当幼い頃から大きくしているようで、それぞれが成人女性よりもよほど立派だ。
長女は4cmほどで、すでに皮では包みきれなくなってしまっている。次女は3cm、三女でさえ2cmもある。
了解を得てそっと触ってみると、どれもじんわりと熱を帯びていた。
つまんで擦ってみれば、更に熱くなり、クリトリスは充血して、ますます大きく硬くなった。
これだけクリトリスをいじりまわされていると、幼い少女でさえ性的な快感を感じるようになるらしい。
小学校に入るか入らないかの年齢である三女が、クリトリスの勃起に合わせて甘い息を漏らし、
閉じた膣から液体を漏らしているのは、特に印象的であった。

私が娘たちのクリトリスを観察しているうちに、母親は液体入りのビンを棚の中から持ってきていた。
勃起しきったクリトリスに、それを塗るつもりらしい。
豚の油と薬草、そして様々な木の樹液を混ぜあわせて作る、クリトリス肥大薬とも呼べるものだ。
数百年、あるいは数千年もの間、大きいクリトリスを追い求めてきた部族の秘伝である。効かないはずがない。
その黄色い液体をそれぞれの手に垂らし、各自思い思いにクリトリスに塗りこみはじめる。
母親はかなり手馴れているようで、右手全体を使い、肥大したクリトリスをしごきながら、まんべんなく液体を染み渡らせる。
息は荒い。クリトリスを刺激しているのだから当たり前だ。だがそれでも恥ずかしさはないらしい。
私達の目の前で、甘い声で鳴きながら、何度も何度もクリトリスに液体を塗りつけている。
潮を吹き、絶頂した。しかしそれでも彼女はクリトリスをこすることをやめなかった。
これはオナニーではなく、クリトリスを大きくするための訓練だからだ。
一時満足しても、けっして手を休めてはいけない。

241:名無しさん@ピンキー
12/02/11 07:01:12.45 ah3NYhMS
娘たちも部族の血を引くだけあって、そのあたりは承知しているらしい。
幼い体に不釣り合いなほど、過激に力強くクリトリスを刺激している。
あれだけ恥ずかしがっていた長女も、すでに自分だけの世界に入っているのか、腰をつきだしてクリトリスをつまみ上げる。
ふとももに透明の液体がつたう。長い髪をふりみだして喘ぐ姿はとても淫靡であった。
次女などは先端部をつまんで思い切り抓っているが、痛くないのだろうか。苦しそうな声をあげながら、それでもやめない。
ポニーテールの先端が、息遣いと体の震えに連動し、わずかに震えていた。
ただ、姉二人と違い、三女はまだ一人でのクリトリスの刺激に慣れていない。
甘く息づきながら、姉たちを真似るようにクリトリスをいじっているが、比べれば強さと勢いが足りなかった。
見かねた母が三女のほうへやって来る。いつもこういう風に母親に手伝ってもらうのだろうか。
母親は薬がべったりとついた指で、むき出しになった三女のクリトリスを摘む。
手加減なく思い切りつまみ上げると、三女はあーあーと大声で叫び、涎を垂らし始めた。
幼すぎて刺激に耐えられないのだろう。一際大きく叫ぶと、放尿をはじめる。
尿が床にびしゃびしゃとこぼれ、こちらにまで水しぶきがかかってきた。
それだけのことになっても、母親はクリトリスを刺激し続ける。これだけのことをしないと、大きくならないからだろう。
母親の手の中で、三女の息遣いはだんだんと荒くなり、舌をだらしとだして、まるで発情した犬のようになってしまった。

242:名無しさん@ピンキー
12/02/11 07:03:02.62 ah3NYhMS
そのような光景を見ていると、次女がこちらにやってきた。
何かを喋っている。とろりとした顔は発情を示しており、なにか頼んでいるように見えたが、詳しいことは分からない。
私と同じようにあっけに取られている通訳に頼み、その内容を教えてもらった。
なんでも次女は、私にクリトリスを刺激してもらいたいのだという。
他人に触ってもらうというのは、自分で触るのとは違う感覚があるものだ。
クリトリスを大きくするという趣旨からは外れている気がしたが、私も興味があったので、快く受け入れることにした。
勃起してカチカチになったクリトリスは、先ほど触ったよりもはるかに熱い。
私は思い切りそれを引っ張り、時には指の肌で優しくこね回した。
次女の表情はころころと変わり、強く刺激すれば目をつむり、優しく刺激すれば甘えた猫のようになった。
喘ぎ声は大きく、何をされても気持ちが良いのだと分かる。
私は気分は興奮し、指で刺激するだけでは物足りなくなった。
大きなクリトリスの味が知りたい。ひくひくと痙攣するそれを口に咥え、舌で刺激し始めた。
次女の腰が砕け、私の口からクリトリスを抜こうとする。舐めにくかったので、次女の尻を両手で掴み、おとなしくさせた。
その尻は脂肪を含んでおり、とっても柔らかかった。
自由を奪われた次女は、たまらず私の頭に抱きついた。次女の体全体がびくびくと痙攣していた。
クリトリスの味はしょっぱい。恐らくは膣液の味なのだろう。黄色くぬめったあの液体の味も混ざっているはずだ。
舐めれば舐めるほど、もっと長く舐めていたくなる不思議な味だった。
もしかしたらあの液体には興奮作用があって、それを舐めるから、そのように感じるのかもしれない。
私は次女の小さい体が何度絶頂しようとも、クリトリスをしゃぶりつづけた。

243:名無しさん@ピンキー
12/02/11 07:04:56.52 ah3NYhMS
そうしているうちに、青かった空もやがて橙色に染まり始める。
片付けがはじまるのは、母親が全員満足にマッサージできたと考える時だ。
それまで延々と、彼女たち四人はクリトリスをいたぶり続けていた。狂宴の終わりは二時間後である。
私は次女がぐったりしているのに気づき、あわててクリトリスから口を離す。
そのころになると、床は膣液やら尿やらでびしょびしょになり、部屋には性の匂いが充満していた。
母親と娘三人は、雑巾で軽く掃除をし始める。
私も手伝おうとしたが、すでに日も傾き始めている。飛行機の時間も迫りつつあった。
名残惜しいが帰らなくてはならない。私は日本円で一万円程度にあたる取材の謝礼を、母親に手渡す。
もともと提案した額より多かったが、ここまでのものを見せてもらって、わずかな謝礼で済ます気分にはなれない。

私が玄関を出る時、一家は掃除を中断して見送りに来てくれた。
長女は私達の視線に慣れたらしく、最初に出会った時のように体を隠さなかった。
三女は飛び跳ねながら手をふっている。あれだけ絶頂して、よくそれだけの元気があるものだ。
お腹の辺りがぐっと重くなる。私に抱きついてきたのは次女だった。
何度も何度も、また来てね、と言っているようだ。私が頭を撫でると、ポニーテールを揺らしながら、母親譲りの笑窪を見せてくれた。

私は帰国した後も、彼女たちについて、そして彼女の部族についても、記事を書かなかった。
彼女たちを他の人に知られたくない。そんな独占欲が生まれたからかもしれない。
第一、記事にするには、もはや内容が過激すぎる。
また今度、時間を作って、彼女たちに会いに行こう。
今度は一週間ぐらい時間を取って、もっともっと仲良くなりたいものだ。

244:名無しさん@ピンキー
12/02/11 07:12:00.37 ah3NYhMS
おわり

小陰唇を揉んで伸ばす風習は実在するそうです。

245:名無しさん@ピンキー
12/02/11 11:39:57.19 4i07EXf6
GJ以外の何を言えというのか…
ありがとう!そしてありがとう!

246:名無しさん@ピンキー
12/02/11 15:43:24.29 rB0u1dQL
これいいえっろい

247:名無しさん@ピンキー
12/02/12 00:11:32.64 /quDS+oR
GJでした。こういうルポ風のは色々妄想の余地があって大好きです

248:名無しさん@ピンキー
12/02/14 01:42:03.57 eXBM/bI/
GJ!GJ!素晴らしすぎる!

249:名無しさん@ピンキー
12/02/14 02:05:59.20 khdbpFrP
なんというえろさ

250:名無しさん@ピンキー
12/02/14 23:32:12.83 8BJQ4tkK
小陰唇伸ばすのはホッテントットのエプロンっていうんだっけ??
レイプされそうになったら膣に詰め込んで身を守るらしい…。



251:名無しさん@ピンキー
12/02/16 12:25:43.42 dg22F4Rt
それは守っている…のか?

252:名無しさん@ピンキー
12/02/17 00:08:38.40 +AquVjnC
女版ターちゃんの話をされても…。

253:名無しさん@ピンキー
12/02/22 03:17:39.21 ZOLjexgD
オナニーなんてしたことないようなシスターのクリを開発して
どんな時でもクリが起ちっぱなしでパンツにテント作っちゃうような変態シスターに育て上げたい

254:名無しさん@ピンキー
12/02/23 09:11:40.93 g8thFncn
書いてみました
以下の要素を含みますので、ご注意下さい

百合 強まり娘 怪談 時代物(?) 微グロ

255:254
12/02/23 09:15:40.28 g8thFncn
海女と「サネしゃぶり」


「あそこには、おなごは絶対に近づいちゃなんねえ」
それが、とある海辺の村の掟であった。
村の西端にある磯。村の年寄りが言うには、その磯には恐ろしい化け物が棲んでいて、女、特に若い娘にひどい悪さをするのだという。
男が襲われたという話は伝わっていないものの、やはり化け物が出るということで、村の男女共に磯に近づく者は誰一人いなかった。
「そんなの、ただの迷信さ。そんな化け物いるわけが無い。本当にいたとしても、このアタシが返り討ちにしてやるよ!」
こう言ってはばからないのは、村に住む一人の若い海女。名をイソメといった。
年は数えで二十二。大柄で器量も良く、腕っ節の強さが自慢の女丈夫として、村の者達から一目置かれていた。
彼女の武勇伝の中でも特に強烈なのは、漁の最中に自分に襲いかかってきた大きさ一丈(約3メートル)
もの大ウツボに、アワビを岩から剥がすときに使うノミ一本で立ち向かい、見事にこれを仕留めたという逸話であろう。
この一件は、村での語り草になっている。
そんな彼女が、化け物などに恐れをなすはずが無かった。
「今まで人が入らなかった場所だから、きっと獲物がたんまりといる事だろう。アタシがそこへ行って、漁をしてきてやるよ」
こうしてイソメは年寄り衆が止めるのも聞かず、桶とノミを手にふんどし一丁で件の磯へと出かけていった。

256:254
12/02/23 09:18:06.01 g8thFncn
「へへっ、いるわいるわ。大漁大漁!」
イソメが思った通り、長らく人が立ち入る事のなかった磯はアワビやサザエの巣窟となり、絶好の穴場と化していた。
ちょっと潜っただけで、アワビやサザエが面白いように獲れる。しかも、そのどれもが大振りの上物ばかりである。
桶はすぐに、獲物でいっぱいになった。
「さてと、ちょっと一休みするか…な?」
海から上がったイソメは辺りを見回し、休むのに丁度良い場所を探した。
雲一つ無く、どこまでも青く澄みわたった空。風もほとんど吹いておらず、海の表情も穏やかだ。
「…あれは?」
イソメの視線が、ある一点に集中する。
潮だまりだった。もうもうと湯気が立つ、六畳ほどの広さの潮だまり。
海には場違いな、少々奇妙な光景である。
「もしかして…」
何か確信を得たのか、イソメは湯気を立てる潮だまりへと歩き、近づいていった。
そして、その縁にしゃがみこみ、中の海水にゆっくりと触れる。
「やっぱり…!」
温泉だった。
潮だまりの底から、温泉が湧き出している。それが海水と混じって、ほど良い湯加減となっていた。
つまりは、天然の露天風呂である。
「こいつはいい。せっかくだから、ひとっぷろ浴びていこう」
イソメはそう呟くと、傍らに獲物で一杯の桶とノミを置き、腰に巻いたふんどしを解き始めた。
村の海女の中でも、ふんどし一丁で海に潜るのは彼女ぐらいのものであった。
普段から「見られて恥ずかしくなるような身体はしていない」と自負しているイソメであるが、
流石に局部まで人前に晒すのは気が引けるということなのだろう。
だが、ここは村にとっての禁足地。当然誰も居ない。そして目の前には立派な風呂。
そんな状況が、イソメに残された僅かな恥じらいを取り払う。

257:254
12/02/23 09:19:48.02 g8thFncn
とうとうふんどしを解き、産まれたままの姿となるイソメ。
身の丈は五尺六寸(約170cm)。潜るのに邪魔だからと短く切り揃えた艶やかな黒髪に、きりっとした太い眉、
目鼻の整った、精悍にして女性らしさも感じさせる顔立ち。がっしりとした広い肩幅に、見事にくびれた腰。
二つの乳房はさほど大きくはないが、まるで椀を伏せたかのような、整った美しい形をしており、
小振りの乳輪の先端では、やはり小粒の乳首がつんと自己主張している。
胸と対照的に大きく張り出した見事な肉付きの尻と、むちむちに張りつめた逞しい太腿。すらりと長く伸びた、しなやかな手足。
鍛え上げられた筋肉の上をうっすらと脂肪が覆い、さらにその上を日に焼けた浅黒い肌が覆っている。
逞しくもしなやかで、健康的な色気に溢れた肉体。
そして、露わになった股間には黒々とした茂みが豪快に生い茂り、磯の香りとむせ返るような牝の臭いとを放っていた。
「んじゃ、入らせていただきますよっと」
潮だまりの風呂に片足を踏み入れるイソメ。湯の深さは踝より三寸(約3cm)ほど上ぐらいまでしかなかったが、
そんな事は彼女にとってはどうでもよかった。
浅い湯船の中に仰向けになって寝転び、腕を頭の後ろで組んで枕としつつ、肩から上を近くの岩へと預ける。
「ふーっ。極楽極楽…」
冷えた身体が徐々に温まってゆく。青空を眺めながらの風呂は、最高に心地良い。イソメはついうとうとし始めた。
「もし?」
ふいに背後から声を掛けられる。イソメははっとして振り返った。

258:254
12/02/23 09:21:16.27 g8thFncn
一人の海女が立っていた。
年の頃は二十四、五だろうか。イソメよりも年上に見えた。背丈はおよそ五尺二寸(約158cm)と並み程度。
上は白い肌着、下は同じく白い木綿の布を巻き、頭にはこれまた白い手拭いを被っている。この辺りではよく見る海女のいでたちである。
しかし、その女は何とも美しい顔立ちをしていた。
細い眉に細い目。整った鼻筋に、桜色の薄い唇。そして、玉のような白い肌。
よく見れば身に付けている肌着も腰布も水に濡れ、桃色の乳首が透けて見えている。
同じ女のイソメも思わず見とれてしまうほどの、妖しい色気を漂わせた絶世の美女。
「私もご一緒させてもらってよろしいかい?」
女がイソメに尋ねた。
「ん?あ、ああ」
イソメは我にかえり、こんな所に自分以外の海女いる事を怪しんだが、きっと彼女も肝試しがてらここに漁をしにきたのだろうと
思いなおし、別に断る理由も無いので女が一緒に湯に浸かる事を承諾した。
女は黙って頷き、身に付けている物を脱ぎ始めた。
頭の手拭いを外す。腰までもある、長く美しい黒髪がこぼれ落ちる。次に、肌着を脱ぐ。子供の頭ほどもある、豊かな乳房が露わになる。
最後に腰布を解く。まるで餅を二つ重ねたような、丸く白い尻が現れる。股間の茂みはやや薄めで、逆三角形の整った形をしていた。
着ている物を全て脱ぎ去ると、女はゆっくりと、その身体をイソメのすぐ隣に横たえた。
「なあ、アンタこの辺りでは見かけない顔だけど、何処から来たんだい?」
女はイソメの問いかけには答えなかった。
「気持ちいいねぇ」
目を瞑り、ただ一言だけ呟いた。
妙なのと一緒になっちまったな、そんなことをぼんやりと考えていると、不意に女がイソメの下腹部に手をのせてきた。
イソメは思わず顔を横へ向け、隣の女を見る。
「お前さんも、気持ちよくなりたくないかい?」
女の目が妖しく輝き、イソメの目をじっと見つめる。頭の中がぼうっとしてくる。湯にのぼせてしまったのだろうか。
それとも女の色香にやられてしまったのだろうか。何も考えられない。イソメはこくんと頷いてしまった。
「フフフ、お前さん素直でいいねえ。それじゃ、こっちへ」
イソメは女に促されるまま潮だまりの風呂から上がり、近くの岩へと寄りかかった。

259:254
12/02/23 09:22:40.06 g8thFncn
「もっと股を広げて、腰を前に突き出して…。そう。いい子ねえ」
女に言われるままの体勢をとる。
目の前の女は更に妖艶さを増し、色っぽくイソメに微笑みかける。
「では、始めようかねえ?」
女が身を屈め、イソメの股間へと手を伸ばした。女の指が黒く生い茂った陰毛を掻き分け、分厚く黒ずんだ二枚の肉の襞を押し広げる。
「…みぃ~っけた」
大柄な体格に見合った、大振りの女性器。真っ黒で不細工なイソメのアワビ。女の指はついに、その先端、肉襞が重なり合う一点に
ひっそりと息づく「それ」を探り当てる。
サネ。陰核。イソメの身体の中で、最も感じる大切な突起。そして、最も欲望に忠実な、荒ぶる小さなイソメ自身。
「大きくなぁれ。固ぁくなぁれ」
女は歌う様に節をつけてそう言うと、指先をつばで湿らせた。そして、そこをゆっくりと、撫で回すように擦り始めた。
女に愛撫されて、イソメの大粒の陰核は見る見るうちに勃起して固くしこり、
充血してぷっくりと膨れ上がり、包皮からその愛らしい顔を覗かせる。
心地良い刺激に、イソメは息を荒くし、顔を紅潮させた。
「立派に育っちゃったねぇ~」
女はクスリと笑い、イソメの顔と雄雄しくそそり勃ってしまった陰核とを交互に眺めた。
イソメは急に恥ずかしくなり、思わず顔を背けた。
「本当、可愛らしいおサネだねえ…。さあ、たんと気持ちよくしてあげるよ。だからたんとしゃぶらせておくれ」
女はそう言うと、両手をイソメの太腿に添え、ゆっくりと押し開き、顔を股間に近づけた。濃厚な牝の香りが、つんと女の鼻をつく。

260:254
12/02/23 09:23:40.20 g8thFncn
女は口をすぼめ、桃色に輝くイソメの肉真珠を優しく、そっと吸い上げた。
敏感な粘膜が、たちまちのうちに熱く滑った感触に包まれる。堪らずイソメは嬌声を上げ、身体をビクンと震わせた。
ぷりっとした柔らかい唇に陰核を挟みこまれ、揉みほぐされ、ゆっくりとしごかれる。そして滑らかな舌先に絡みつかれ、
コロコロと転がされる。
トロトロに蕩けてしまいそうな、甘い感触。
「んうぅっ!うっ!うっ!うぅぅっ!」
ねっとりとした濃密な快感に、イソメが呻いた。
女が嬉しそうな笑みを浮かべる。
口内の動きが、徐々に激しさを増してゆく。舌先が陰核の上で踊り狂う。ちゅうちゅうと啜られ、歯でこりこりと甘噛みされる。
「ああぁん!はうぅぅっ!あっ!あっ!あはぁっ!?」
甘く切ない声で鳴くイソメ。
イソメは快楽の大波に翻弄され、上体を大きく仰け反らせながら、脚をガクガクと痙攣させた。
女にもてなされている一点のすぐ下、陰門はだらしなく口をあけ、淫らな蜜を溢れさせている。
「ダ…メ…も、もう…」
イソメの身体が絶頂に近づいている。
女は最後のとどめとばかり、達しかけている肉芽をちゅうぅっ!と強く吸い上げた。
「あうぅぅぅぅぅぅぅっ…!!」
イソメはついに絶頂を迎えた。頭の中が真っ白になる。身体がふわりと浮き、空中へと投げ出される。
そして肉アワビから、盛大に潮を噴き上げた。飛沫が女の顔へとかかる。
女はそれにも動じず陰核をしゃぶり続ける。すでにイソメは気を遣ったというのに、行為をやめようとしない。
「ちょ、ちょっと!?もうイッた!イッたから止めてくれぇ!!」
達したばかりのそこを責められる猛烈なくすぐったさにイソメが女を制するも、頑として応じようとしない。
突如、女の口内で異変が起こった。

261:254
12/02/23 09:24:28.28 g8thFncn
滑らかだった舌の表面が、急にざらつきだす。何か細い糸の様な物が、舌から沢山生えてくる。
たちまちのうちに、女の舌は無数の繊毛で覆われた。
―何ナンダ、コノ感触ハ……!?
この女は人ではない。人ではないモノに、股ぐらをしゃぶられている。
イソメの背筋が凍りつく。顔から血の気が引く。イソメは恐怖に駆られた。
「嫌だぁ!放せぇっ!化け物めぇっ!?あっち行けえぇっ!!」
イソメは激しく抵抗しようとするも、一体どうしたことだろう。手足に力が入らない。まるで金縛りにかかったように、
手足がピクリとも動かないのだ。せめて股間だけでもおぞましい感触から逃れようと必死になって腰をよじらせるも、
女の手によって太腿をがっちりと押さえ込まれ、それもままならない。イソメは恐慌状態に陥った。
「やだっ!やだあぁっ!いやあぁぁぁぁぁっ!!」
女の口内でざわざわと繊毛が蠢く。包皮をめくり上げ、剥きだしになった粘膜の表面をぬめぬめと這い回り、
ぞわぞわと絡みつく。まるで、数千匹ものゴカイで満たされた風呂桶の中に放り込まれたような感触。
あまりにも異常な感触に、イソメの身体に再び官能の火が付く。
「あああっ!?あっ!あっ!あっ!うあぁぁぁぁぁっ!?」
悲鳴が喘ぎ声に変わる。気持ち悪いのに、凄まじい気持ちよさ。全身が痺れ、焼けつく。腰が激しく痙攣する。
浅黒い肌からは玉のような汗が噴き出し、滴り落ちる。快楽が恐怖に勝り、イソメの頭の中を桃色に染めていく。
「イッ…!くぅっ!!…ま…またっ!イッちゃ…!!」
イソメの肉体が、再び絶頂へと向かって突き進んでいく。
そして。
「イぐうぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!」
先ほどよりもさらに強烈な絶頂。イソメの身体が石のようにこわばり、数瞬後、弛緩してぐったりと力尽きる。
だが妖女は、イソメに休む間を与えなかった。

262:254
12/02/23 09:30:46.09 g8thFncn
「いぎぃぃぃぃぃぃっ!?」
敏感な粘膜に突如、まるでクラゲかイソギンチャクに刺されたかのような鋭い痛みが走った。
イソメの身体が、ガクンと大きく跳ね上がる。
次の瞬間、陰核がカッとが熱くなり、激しく疼き出す。堪らないむず痒さが、強烈な肉欲へと変換されていく。
「あぁぁぁぁ!?痒い…!カユいぃぃぃぃぃ!!」
媚毒を体内に注入されたイソメは悶え狂い、大声で泣き叫んだ。
「私を化け物呼ばわりしてくれた、お仕置きだよ」
妖女はちゅぽん、と口からイソメの陰核を引き抜き、肉の拘束から開放した。
責め抜かれ、すでに包皮の剥けきった肉芽が空気に晒される。媚毒に侵された肉真珠はビクビクと狂ったように脈動し、
よりいっそう膨れ上がる。美しい桃色だったその表面は、すでに赤黒く染まっていた。
女は笑みを浮かべて、心底楽しそうな様子でそれをじっと眺める。陰核には一切触れない。
イソメの胎内で、女の欲望が大嵐となって吹き荒れる。股間の一点が熱く燃え盛る。鈍い痛みと痒みに苛まれるそこは、
快楽を求めて声無き悲鳴を上げる。肉アワビがヒクつき、ダラダラと大量の蜜を垂れ流す。
不意に熱く火照る突起に、ふうっと息を吹きかけられた。
「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
イソメの背筋に悪寒が走る。ついにイソメの心は屈した。
「ア…アタシが悪かったよぅ…。何でも…言う事聞くから…。イかせてぇぇっ!しゃぶってくれぇぇぇぇっ!!早く!はやくぅぅぅっ!!」
イソメは泣きじゃくりながら、女に懇願した。
「どこをしゃぶって欲しいんだい?」
女は意地悪にも、イソメに尋ねる。
「おっ…!おサネっ!!おサネぇぇぇっ!!」
「どんなおサネだい?」
「…アタシの助平で、はしたないおサネぇぇっ!!お願いだぁぁぁっ!!」
なりふり構わず卑猥な言葉を連呼し、絶叫するイソメ。

263:254
12/02/23 09:31:54.08 g8thFncn
「ちゃんと言えたじゃないかい。えらいねぇ。それじゃご褒美にしゃぶり尽くして、たっぷり気を遣らせてあげようかねえ?」
妖女はそう言うと、舌をぺろりと出した。異様に長く、赤黒い。
舌の表面に変化が表れる。桃色をしたイボのようなものが、ぶつぶつと浮き出てくる。大きさもまちまちだ。
あっという間に、女の舌が桃色のイボに覆われた。
「私が今までしゃぶってきた娘達のおサネさ。さあ、皆で一緒に気持ちよくおなり」
妖女は再びイソメの陰核を口に含み、イボだらけになった舌で撫で上げた。
「おごおぉぉぉぉぉぉっ!?」
イソメが獣のような叫び声を上げた。
陰核と舌のイボとが擦れ合ったその瞬間、イソメは自分の陰核同士が擦れ合う感触に襲われた。
肉芽とイボ。お互いの感覚が反響しあっているのだ。
幾つもの自分の陰核が擦れ合い、刺激し合う。絶対にありえない感覚。
「おうぅっ!!おぉっ!!うぐぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
ほんの二、三度擦れあっただけで、あっけなく達してしまった。だが妖女は、休むことなくイソメに「ご褒美」を与え続ける。
「うおぅっ!おふぅっ!おおぉぉっ!うおぉぉぉぉっ!!」
想像を絶する気持ちよさに、イソメは吠え狂う。イボに陰核を擦られ、陰核がイボを擦る度にイソメは絶頂を味わった。
終わることのない快楽地獄。イソメの身体はビクンビクンと激しく痙攣し続け、何度も宙を舞う。すでにその顔は
体液にまみれてグシャグシャに汚れ、白眼を剥いて口からはだらしなく舌を垂らす。
妖女の舌の動きが、より一層激しさを増す。
「……っ!!…っ!!…っ!!…~っ!!」
とうとうイきっぱなしの状態となるイソメ。その身は天空へと舞い上がったまま、降りてくることができない。目は大きく見開かれ、
口からは声にならない声を上げ続ける。

264:254
12/02/23 09:32:38.17 g8thFncn
(あっ!あっ!あっ!ああぁぁぁ!!)
(あうぅぅ!しゅごいぃぃぃぃっ!!)
(きもちいぃよお!きもちいぃよおぉ!!)
おぞましい絶頂地獄の中、何人もの若い女の悲鳴や嬌声が聞こえてくる。それは妖女の舌に浮き出た大小様々な陰核の元の持ち主、
化け物に肉芽をしゃぶり尽くされた犠牲者の娘達のものだった。大勢の人間の意識と感覚とが、イソメの脳に流れ込んでくる。
イソメの頭は、もはや空っぽであった。今、自分が何処にいるのか。そして、何故こんな目に遭っているのか。何も分からない。
何も考えられない。頭の中にあるのは全身を蹂躙する快楽と、自分と同じ責め苦を味わされている娘達の声だけであった。
やがて手足の感覚も麻痺してくる。今や自らの陰核から生じる絶頂地獄のみが、イソメが感じる事ができる唯一の感覚であった。
達しぱなしの状態からどれだけの時が流れただろうか。いつしか、全身が陰核になったような気がしてくる。否、自分自身が陰核
のみの存在になったというべきか。
―お前さんも、こっちへおいで。皆が待っているよ。
妖女の声が頭に響く。自分がサネしゃぶりの女と一体になっていくような気がした。そして、イソメの意識は闇の中へと沈んでいった―

265:254
12/02/23 09:40:24.13 g8thFncn
翌朝、一晩たってもイソメが戻らないことを心配した村人達は、イソメを探すために意を決して禁断の磯へと足を踏み入れた。
しかし、見つけたのは湯気の立つ潮だまりの傍に置かれたアワビとサザエでいっぱいになった桶とノミ。そして脱ぎ捨てられた
イソメのふんどしだけで、肝心のイソメ本人の姿はどこにも無かった。
村人達は、あの娘は磯の魔物に攫われてしまったのだと噂し合い、大いに恐れたという。

266:254
12/02/23 09:44:27.87 g8thFncn
以上です
拙い文章によるお目汚し、失礼いたしました

267:名無しさん@ピンキー
12/02/23 10:51:21.85 cZNsNtG8
GJGJ!朝からいいもん見た!
ありがとうね!

268:名無しさん@ピンキー
12/02/23 18:30:53.41 UPsiuxTl
神さまあざーっす!!

269:名無しさん@ピンキー
12/02/23 23:26:37.44 e30PsgOQ
これは抜ける名作!!


270:名無しさん@ピンキー
12/02/24 08:56:47.54 eV8ReFkq
クリイボ触手舌とか斬新すぎる
超GJ!

271:名無しさん@ピンキー
12/02/26 10:31:17.54 RWMrh2uA
いやー楽しませてもらいました。
グッジョブ!

272:名無しさん@ピンキー
12/02/26 23:37:45.81 /Xe5n+W9
弟とその友達たちに興味本位でクリトリスを弄られるのを書いた職人さんはまだいるかな?
あの後日談を是非とも読んでみたいものだが
設定が俺のツボ過ぎる

273:名無しさん@ピンキー
12/02/27 02:57:58.58 tOw/lPhb
クリによるクリの為のクリ責めとは新しい

274:名無しさん@ピンキー
12/02/27 21:52:31.64 hEgSH1Ih
>>273
栗の尖った部分でクリをいじる図が思い浮かんだ

275:名無しさん@ピンキー
12/02/29 04:38:01.85 HeKCPjup
>>272 あれすげー好き、オモチャにされてる日々でどんなことされてんだろ、たまんないな

276:名無しさん@ピンキー
12/03/01 23:46:18.13 BKC8f612
>>272
それ読んでみたい
保管庫に何てタイトルで載ってるやつ?

277:名無しさん@ピンキー
12/03/02 01:05:34.27 KWRCy12a
3月、ひな祭り。
「ピンクでかわいいひなあられだね~。しゃぶってたら溶けちゃうかな?やって
みようか」

あとは甘酒によるぬるぬるプレイかな。

278:名無しさん@ピンキー
12/03/02 01:36:39.11 HMkV7TYQ
>>276
「弟に性教育」

確かに続きが気になるな

279:名無しさん@ピンキー
12/03/02 02:20:45.80 ie2RQ5nq
自分は美術教師にクリ調教される
女子高生ナツミの続きが読みた過ぎる

280:名無しさん@ピンキー
12/03/02 21:49:54.79 Y+O+DK8F
俺も美術教師の続編が見たい。無理ならこの作者の他の作品が読みたい

281:名無しさん@ピンキー
12/03/03 05:02:09.34 9PBf+OJD
美術デッサンのモデルにされる→書道教室に行ったら再会
のタイトルわかる人いる?

自分はコージに捧ぐと俺と彼女の作者の他の作品読みたいな

282:名無しさん@ピンキー
12/03/03 06:08:12.58 sBzEqvKr
>>281 それ、別スレ「淫具・淫薬で女を弄ぶエロSS」の ヌードモデルを嬲る/書道教室で嬲る だな、保管庫20号室だ。この話すげぇクリ責め重点的にしてたから混ざるよな

283:名無しさん@ピンキー
12/03/03 18:41:04.48 LdxxBJgx
クリトリス 気持ちよすぎ もっと舐めて 吸って レロレロ コリコリ ずずっ クリ豆 クリちんぽ

そんないやらしい言葉たちを、あたしはオナニーの度にグーグルで検索する。

大概のクリ責め官能小説サイト、体験談サイトは見てきた。
もちろんパソコンで動画だって観た。

登場する彼女たちと一緒に絶頂を迎え、時には何時間もクリトリスをコリコリといじめ抜き、耐える。


今日もまた、電マをクリトリスに当てる。
小刻みにクリトリスが震える様を腹を丸めて自分で確認する。

「あぁんっ……クリちゃん気持ちいいよぉ……ねえ見てぇ……あたしの勃起クリ見てよぉ……ッ!
クリ豆だけですぐにおまんこびしょびしょになっちゃうあたしのエッチなカラダ見てぇッ……!」

携帯にうつる黄色く色づけされた淫語に一層快感が増し、すぐにイキそうになる。
電マを一旦クリから離す。左手に持っている携帯も離す。

ヒクヒクともがいて勃起しきっているクリトリスの皮を両手の人差し指でつまみ、
男性のそれのように、上下にしごく。

コリンッコリンッ。

皮の中の豆が、何度も何度も顔をあらわし、引っ込み、継続的な快感が与えられる。
残りの指で小陰唇を開き、しごきやすいようにする。

かたく勃起したクリを指でチマチマと素早くしごく自分のいやらしさにまた軽い絶頂感が訪れる。

「あんッ…!クリしごき気持ちイイッ……!!お願い見て!いやらしいでしょ、クリちんぽしゃぶって!じゅるじゅる音立てて吸って!!」


足を開き、つま先をピンと張り、あられもない姿のあたしは誰もいない自室で大声であえぐ。
でもまだイカない。

ずっと気持ちいいままがいい。まぁ最終的には我慢できずにイッちゃうんだけど。

284:名無しさん@ピンキー
12/03/03 18:41:20.99 LdxxBJgx
あたしはクリトリスをクンニされるのが1番好きだ。

生暖かい口に、クリを包まれて、空気と一緒にクリトリスをじゅるじゅる、じゃぶじゃぶと音を立てて吸われるのがたまらない。
皮ごとだ。

そしてたまに、レロレロを中身をほじくられる。
考えただけでクリトリスはじんじんする。

おまんこはびちゃびちゃになっている。
どうでもいいから、濡れそぼったそこにはティッシュを当てる。
女ならわかるだろう。

1番好きなクリフェラのシチュエーションがあるサイトをまた探す。
見つからない間はクリいじりはおあずけ。

勝手に腰が動く。
どうか、どうかクリ狂いのあたしを鎮めて欲しい。
早くクリ触りたい。

同じサイトばかりで飽きた。

誰か、お願い、あたしのためにいやらしい言葉をちりばめたクリ責めサイトを作ってよ!

そしてあたしは思いついたのだ。
自分で書いて、それを見てオナニーすればいいと……






文才がなさすぎて書く気力がなくなりました。
中途半端ですみません

一発クリオナしてきやす
 





285:名無しさん@ピンキー
12/03/04 01:48:52.08 yjDPXSO+
諦めルナ!

286:名無しさん@ピンキー
12/03/04 12:36:26.73 bLZ8ngKu
女の子モンスターをクリ責めだけで倒していく大作RPGを作ってよ

クリ真珠を発達させまくった女の子型モンスター…。
それを舐め、擦り、捻り、噛み、突き、弄り…
イカせて金環を填めて大人しくさせるのだ。


ぷっくりと膨らんだクリトリス
…モンスター化した少女たちの魔札を剥がすと現れるその果実に私はむしゃぶりつく。

最初にこの世界に連れられてきた時には訳が分からなかったが、今はもう慣れてきた。
―魔王という存在が少女達を魔札で操り悪事を働いている
それを解消する為に…魔札を剥がし、その代わりにこの金環をクリトリスに填め込むのだ―
と言う良く訳のわからない説明を女神様から受けとってしまった私。

でまあ…今となっては女の子型モンスターを襲ってクリに金環を填めるだけの簡単なお仕事を続けている。
モンスターっ娘といっても私には適わないのか形ばかりの抵抗を見せるだけ…。

まあそういうことだ…。
魔王という側にも私と同じように女の子が召喚され…
私の填めた金環を外して魔札を貼ると言う仕事をしている同業者がいるのも見た。
金環にしても魔札にしても…少女達のクリを発達するように刺激を与えるようにできている…。
悪事を働いていると言っても街々は平和そのものだし…。

なので私はこの島の少女達のクリをトコトンまで発展させてやりたい。
噛んだら弾けそうな位にまで膨らんだ少女のクリトリスを嘗め回し、少女のイキ声をBGMにそんな事を考える。

全てに飽きたら…
同業のあの子と結託して女神や魔王とやらのクリトリスを責め抜くのもいいかも知れない。


287:名無しさん@ピンキー
12/03/04 22:12:26.93 +gE3X3Qp
初投下です、これから数レススレ汚しすいません。


288:名無しさん@ピンキー
12/03/04 22:14:02.62 +gE3X3Qp
某掲示板で女神をする事が毎週末の密かな楽しみ。
リクエストに応えて、いやらしい台詞を読み上げて…
最初は面白半分だったけれど
今は私のオナニーのオカズにする為に女神をやっているといってもよかった。
特にクリ責め好きな住人からのリクはお気に入りで、
携帯に録音した後は自分でも引くくらいべちょべちょに濡れてしまう。

さっきもスレをチェックしたら新しいリクが来ていたので
部屋着のショートパンツと下着だけを脱ぎ捨ててソファーに横たわり、録音の為の準備を整えた。

「わたしのエッチなクリトリス見て…ぷるぷるって、ふるえてるの…わかる?
あなたのお口で遊んでくれたら、嬉しいな…」

録音ボタンを押して、仔犬みたいに可愛らしい甘い声を出す。
スレ住人に一番受けの良い、私のとっておきのトーン。
どうせならたくさんの人に興奮して楽しんで貰いたいから、がんばるんだ。




289:名無しさん@ピンキー
12/03/04 22:16:24.12 +gE3X3Qp
左手で携帯を持って、右手でゆっくりとクリトリスをなぞる
乾いた指にクリがぴくんと反応するのが分かった。

「あ、あのね…オマンコにベロチューされるの好きなの、いっーぱいキスして、クリかわいがって…
ヌルヌルのベロでいいこいいこして欲しいの」

奥から染みだした愛液をこってりとクリトリスに塗りつけながら、指定された台詞を読み上げる
ぬめった生暖かい舌が、勃起して敏感な肉芽の上を
上下左右に幾度も往復している所を想像しながら
指の腹でクルクルと撫でていると自然と腰が浮く。
気分が乗ってくると台詞以外の言葉で喘ぎそうになるけど
今回は『アドリブ入れて下さい』って事で、正直助かる。

「んぁ…、あぁクリ吸わないで、そんなにジュルルルって音立ててしゃぶったら恥ずかし…
あ、ふあああ!?ベロではじいちゃだめ、それ弱いからだめぇッ」

プリュン、プリュンッ、と親指と人差し指でクリトリスを挟んで皮ごと揉みしだきながら
時折指先でビチビチと強めに撥ね飛ばす
クチュクチュ泡立ってる音も一緒に聴いて欲しくて
携帯をアソコに近づけて、指の速度をめいっぱい速めた。



290:名無しさん@ピンキー
12/03/04 22:20:03.93 +gE3X3Qp
「んはっ、あ、ああ嘘なの、やめないで、恥ずかしいけどやめたらもっとやなの
クリでイキたいのぉ、クリコキきもちい、私の恥ずかしいクリトリス
おちんちんみたいにつまんでシコシコして?
あ、あッ、クリコキ気持ち良すぎてまんこ溶けちゃう
クリコキもっと、もっとシコッて、クリちんぽシコッて
んああっ、クリこきエロいよぉ、くりこきぃいッ!!くちゅくちゅ止めちゃ嫌、やああ」

いやらしい言葉を並べたてながら、剥き出しにした下半身をカエルみたいに広げて
真っ赤になってはじけ飛びそうなクリトリスを
夢中で愛撫してる自分の姿が鏡に写っているのが見えて
頭の後ろがぼうっと痺れた。

「あうぅっ、ひ、ああぁあ、あっ、いやらし、クリきもちくて
お尻までマン汁垂れ流しちゃってるのぉ
とろっとろのマン汁クリ豆になすり付けてプチュプチュいってる音聴こえる?
わた、わたしのすけべなクリ可愛い?わたしのおまめすき?あっ、あはあっ!
あのね…あなただけのクリちんぽなんだよ?だからもっとクリちんぽしつけて
わたしのクリ豆おもちゃに…してぇッ」

……かなりアドリブが入っちゃったけど、とりあえずリクエストの分はここまで。
イキそうになるのを堪えて、私は一度携帯の録音停止ボタンを押した。


291:名無しさん@ピンキー
12/03/04 22:22:56.25 +gE3X3Qp
ここからはおまけとしてうPする分。
女神からのサービスというよりは、湯気がたちそうな程に熟れたアソコをしずめる為に
最後までイかないと気がすまないから…

チェストの引き出しからピンク色のローターを取り出して
ソファーの上で足を限界までM字に開く
指とは別な刺激に期待してビクンと痙攣するクリトリスは
我ながらいやらしいと思う。

「……ハァ…これから…クリトリスオナニーをします…聴いて下さい」

携帯に向かって話す声がもう震えてる、息が乱れる。

「今夜は、ローターで…遊びます指でおまんこを開いて…あっ、クリトリスを剥き出しにします。
皮から飛び出したクリにローターを…ローターッ、あ、ローターをぉ
おお、押しあてますうぅぅーッ」

ヴィィィィィ~~~…というモーターの音と私の甘い甘い泣き声が部屋にこだます
ローターの振動でぷりぷりと小刻みに震えるクリトリスから目が離せない

「クリトリスとローターキスしてるの、ぶるぶる気持ちいいです、あ、ああッ
ロータークリに押し付けながら指で撫でまくるのイイッ、あああ
あふっ、ふぅンッ」




292:名無しさん@ピンキー
12/03/04 22:26:24.45 +gE3X3Qp
「わたし…は、クリトリスオナニー大好きな女の子です
クリいじり…やめ、やめられま…せん
ローターで遊ぶのも好き…ああっ!ローター大好き
ぶるぶるとまらないのもっとぶるぶるして
スイッチ一番強くするね、あっ、んああああっ、あーーークリトリスが馬鹿になっちゃう
クリオナすき、クリちんぽいたずら最高なの
エロいお豆気持ちいい!気持ちいい気持ちいい!勃起クリいじりオナニー気持ちい!!
ローターでクリ挟んだままべろべろしゃぶってほしいって想像しながらシコッてるの
あッ、あなたもおちんちんシコシコして?
クリにたっぷり精液かけてローションみたいにぐちゃぐちゃ揉みまくりたいでしょ?
だからわたしのエロクリ見て、おもちゃでエロクリぶるぶる震わせて、あ、あっ
ちんぽみたいにシコッてるとこ見てお願い

ふあぁあああ?!あ、精子、せーしあっついよぉ
クリにおちんぽの先押しつけて、せーし、びゅーってきたあぁぁ
もっと勃起豆シコシコしたいのにあ、あッ、ちんぽミルクまみれのクリ気持ちよすぎてダメぇッ
ぬるぬる精液泡立ってる、あ、勃起豆ぎゅうううって つねって
ぶるぶるローターでゴシゴシしながらイクの
あ、あ、んぁあッ、クリ、クリ豆クリ豆くりま…ああ最高っ!
勃起豆オナニーでマン汁垂らしてイクッ!!
勃起豆いくうぅぅううう!!!!」

ねっとり糸を引くローターをクリトリスから離して
わざとじゅぷじゅぷと音を立ててそれを舐めしゃぶる所までを録音した。

興奮して頭がぼーっとしてる。
ボイスを上げる前に、もう一回しようかな…


【終】

293:名無しさん@ピンキー
12/03/05 00:50:57.73 pNJyOp9U
ホントに最高でした!
読んでるだけでズキズキしてきて、淫語好きな私としてはたまりませんです!
今すぐクリトリスいじりたい…

294:名無しさん@ピンキー
12/03/05 08:23:57.07 plzKzqtV
>>286
本編を…

>>287
初でこれとは…GJです

>>293
さあそのままその手をクリに当てていいのよ
もしかしてクリオナ禁させられてるとか…

295:名無しさん@ピンキー
12/03/05 23:36:10.27 72RwReuN
なんか変なの居ついた。

296:名無しさん@ピンキー
12/03/06 00:34:45.45 T0/Zsjsm
お互い好き合ってるのに「幻滅されたくない」といってた先輩のクリトリスが大きい事に気付き、あれもしかして幻滅云々ってデカクリだから?そんな寧ろご褒美ですあざっす!では俺の思いを先輩に分かってもらうぞ!!
と闘志を燃やすデカクリフェチの後輩 の話を思いついたけど書けそうにないから粗ましだけ。
寝てる先輩まんぐり返しにしてパンツにクリが飛び出る穴開けたり、包皮剥いて恥垢を丁寧に掃除したり、しゃぶりついて口の中で転がし吸い付き甘噛みして先輩覚醒→潮吹きとか最後らぶらぶとか。デカクリ好きなんだよ肥大した敏感な肉芽を丹念に嬲りたいんだ

297:名無しさん@ピンキー
12/03/06 00:38:33.16 T0/Zsjsm
基本的にここでは女である事前面に主張されると距離を置きたくなるから自重するか男の振りしてくれ頼むから、なんかこう違和感半端ないんだ。過去ログみたら分かると思うけど、前も似たような流れがあったからまじ自重してくれよ。デカクリうめぇ

298:名無しさん@ピンキー
12/03/06 11:36:08.22 4cLsXb4P
改行してくれ

299:名無しさん@ピンキー
12/03/06 15:34:05.87 GSfiFWpu
読みにくさMAXだなおい
ここ多分18禁だぞ?せめてまともな書き込みできるようになってから来ような

300:名無しさん@ピンキー
12/03/06 16:14:37.09 C0X5t0Sx
>>292
すばらしい!!
おねーさま私とクリ豆エッチしてください!!

301:名無しさん@ピンキー
12/03/06 23:56:10.30 8VQgcb+C
>おねーさま

あーおっさんだわ、この言い回しはおっさんだわー。

302:名無しさん@ピンキー
12/03/07 03:09:18.27 I/Wbnprt
電気マッサージ器を当てっぱなしにして悲鳴を上げ続けさせたい。
電気ハブラシでクリを磨き続けてあげたい。


303:名無しさん@ピンキー
12/03/07 03:45:41.51 ix4X43uZ
ここで読んだ作品の中で皆が思いいれ深い(純粋に面白かった&好みだった)作品が知りたい。
どんなストーリーがよかった?

304:名無しさん@ピンキー
12/03/07 11:09:10.17 5YpTT3VA
新参なんで最新二作。赤真珠と海女のやつ。

305:名無しさん@ピンキー
12/03/07 11:26:48.62 3Z2mCJ6J
年下攻め好きなせいで年下攻めが好きだった

306:名無しさん@ピンキー
12/03/07 12:41:44.14 scHaLfGi
真理クリとシスターのやつ良かったな

307:名無しさん@ピンキー
12/03/07 18:48:52.90 7DGIVWXd
放課後の神様

308:名無しさん@ピンキー
12/03/07 19:03:44.09 xRi5Dx5a
『姉達の愉しみ』だな
後世に残る傑作だと思う

309:名無しさん@ピンキー
12/03/07 20:54:24.45 /ATV2MUu
>>308
完全同意!本当に「姉たちの愉しみ」は珠玉の逸品だと思う
あと「赤道直下の赤真珠」と「海女とサネしゃぶり」の近作2作品も素晴らしい

保管庫の作品の中では
「放課後の神様」 「紫苑と理苑」 「淫指霊」 「女子水泳部、いじクリ歓迎会」
「本マグロ娘」 「弟に性教育」 「エルフ」 「ミストレス美奈子」 「あおいの場合」
もいいね

「クリピアスの巻き」 「万引きの巻き」 「仙蔵と麗子」 「人妻淫核調教」なんかも
このスレでは異色だと思うけど個人的にはアクが強くてかなり好き

あと保管庫の上のほうにある「小ネタ、合コン」が妙に壷った


それにしても保管庫ってマジ宝箱だよな・・・

310:名無しさん@ピンキー
12/03/08 01:47:24.12 07AeC5dQ
自慰ものが好きなので、最近のものならパンツに穴が空いたやつ、自転車のが好き

311:名無しさん@ピンキー
12/03/08 10:52:04.68 L5IZ4lgC
宝箱だと思うなら、その宝に優劣つけるような真似はやめんかね

312:名無しさん@ピンキー
12/03/08 11:53:25.75 9AmySmUx
どれが好きって言ってるだけで、優劣とかランク付けはしてないだろ

個人的に、沙織(カプセル風マッサージチェア)の話が好きだ

313:名無しさん@ピンキー
12/03/08 12:00:20.70 F6a09FBy
過去投下作品のどれが好き?は高い確率でスレの荒れと終焉を誘うからやめてほしいってのは思う


314:名無しさん@ピンキー
12/03/08 16:49:39.32 A3/AXwX2
若い女の子にはクリトリスの良く分かる薄いパンツを穿いてもらいたい。
もしくはスパッツなどのピッチリした物を…。

315:名無しさん@ピンキー
12/03/09 00:03:02.02 9vS5kgwa
栗と栗鼠の話がいろいろと神だった

316:名無しさん@ピンキー
12/03/09 02:01:26.03 +LIx7oQ5
クリトリスは存在が神
快感専用器官ってエロすぎる

そんな小さな器官を他人に見せて廻る行為はどうか?
構想はある


317:名無しさん@ピンキー
12/03/09 10:08:01.87 eYvmlQLj
クリ品評会か
いいねぇ

318:名無しさん@ピンキー
12/03/09 10:43:53.26 2u7F7qDD
近頃ではクリメイクが流行!
クリ用チークだの、キラキラジェルなどでピンク色にぷっくり見せるのがブームらしい。
化粧筆で塗っているうちにハァハァしてしまうのもデフォ。

しかし男性からは「ノーメイクのすっぴんクリがいいんじゃろうが!」と不評。

319:名無しさん@ピンキー
12/03/09 23:35:02.55 Z4D5CLuJ
①女の子を用意します。

あくまで地獄のクリトリス責めを行う対象です、用意するという無機質な感覚でいきましょう。
どうしてこんな子が援助交際を?と思うくらいに可愛い女子高生ならば言う事なしです。
身バレを避けるためか、私服の上にマスクをして待ち合わせ場所に現れる女子高生。
ただこちらの要望通り、ミニスカートと紺のハイソックスは着けてくれている。
頬のチークが少し濃い目で、香水もやや華美な薫りと子供っぽいですが、ルックスはやはり良い。
特にスカートから覗く脚が堪らない。そんな風なら素敵ですよね。

②ラブホテルへ向かいます。

回らない寿司などで大人の貫禄を見せ付け、デートでも男らしい落ち着きを見せた後は、
いよいよ狩りの時間です。
外面では恭しく、しかし内面では猛々しく、女の子を脱がしていきましょう。
靴下だけは残したまま。
女子高生は下手に出るこちらをいよいよ侮り、仁王立ちで秘部をこちらの鼻先に突きつけます。
こちらがそこから醸し出される若い香りを胸に溜め込んでいると、突如の黄金水。
「あはは、ごめんねー。でもオジサンみたいな人って嬉しいんでしょ、こういうの」
悪びれもせず、小悪魔のように笑う少女に、こちらも追従の笑みを浮かべましょう。
今は、まだ。

③下拵えを進めます。

プレイを始める前に、こちらから少女に宣言をします。
『セックスはしない。ただ君のクリトリスを、時間いっぱい愛でさせてほしい』と。
少女はこちらを変わり者と呼ぶでしょう。そして楽なウリだ、とほくそ笑むでしょう。
それを見届け、いよいよこちらの責めを開始します。
寝台へ仰向けに横たわり、ハイソックスのみを着けたすらりとした脚を伸ばす少女。
まずはその内腿、膝上から脚の付け根にかけてを丁寧にマッサージしていきます。
少女の性感覚を目覚めさせるためです。
これを急いてはいけません。ゆっくりとじっくりと、エスティシャンになった気分で揉み解します。
まだまだ余裕たっぷりに見下ろしてくる少女の前で、マッサージ器でも内腿を解します。

これは本当に地味で単調な作業です。しかし、大事な基礎工事です。
疑ってはいけません。
内腿に密集するように存在する性感帯の存在を、そこをじっくりと目覚めさせられる心地よさを。
「ん……んっ…………」
やがて、手とマッサージ器で脚を揉みほぐされ、少女が声を上げるようになるでしょう。

そこまでになれば神経も過敏になってきているため、指先を使ったくすぐりも効果的になります。
恥骨から膝にかけてを、短い爪先でつうっと撫で下ろす。
逆に同じ箇所を、指の腹で撫で上げる。
内腿を4本指の腹で、触れるか触れないか程度に撫で回す。
敏感になった太腿にはこのソフトな刺激でさえ耐え難く、少女は短い声を上げながら脚をバタつかせるかもしれません。
しかし、気持ち良いのか、と問うとその動きは止まるはずです。
こちらを下に見ている少女が、冴えない中年男の指で感じさせられた……などとは認めたくないものです。
動きが止まればまた再開しましょう。たっぷりと時間を掛けるほど、料理は深い味を出すものです。

320:名無しさん@ピンキー
12/03/09 23:35:30.01 Z4D5CLuJ

④クリトリスを責め始めます。

たっぷりと太腿を愛した後は、お待たせしました、いよいよクリトリスそのものへの刺激です。
宝物を見つけ出すかのように、少女の柔らかく暖かな太腿に手を乗せ、ゆっくりと開いていきます。
美少女が足でMの字を描くあられもない姿を晒した時、その桜色をした若々しい秘所が露わとなるでしょう。
そこは、あるいはヒクついているのではないでしょうか。
じっくりと煮込まれるような太腿への焦らしで、少なくともかすかに潤い始めているはずです。
指を差し入れてみましょう。しっとりとした潤いが指に感じられますね。
そのまま女子高生の膣壁を、臍側の方に沿うようにしてなぞっていきましょう。
難しい事を考える必要はありません。そこのどこかが、クリトリスの根っこの部分に近接しているはずです。
また陰核の根元近くを、ピンポイントに責める必要もありません。
強く、浅く、近く、遠く、まるで潮の満ち引きのように、複雑な陰核性感を味わわせましょう。

そうして膣側から性感を掘り起こしながら、陰核亀頭を唇で摘んだり、舌先で舐めてみます。
きっと良い反応が得られるでしょう。
「あっ、あ、う!!」
餅肌の女子高生は、若々しい桜色の脚を震えさせながら、やや大きめの声を上げるはずです。
当然でしょう。陰核の根元の、その最も末端に当たる部分から、じっくりと目覚めさせられているのですから。
内腿にあるのがそれです。陰核の末端、そこから快感を水分のように吸い上げさせていたのが序盤です。
その快感は膣側の根の上部で収束し、今まさに、静電気が迸るようにクリトリスに通じ始めています。
そこを口に含まれるのは、いわば先走り汁を零すペニスの先端を咥えられる事と同じ。
声を出さない方が不自然というものです。

たっぷりと舐めしゃぶってあげましょう。
現役女子高生の、細く柔らかな毛の触感を目の下に感じながら、思った以上に濃厚な恥の匂いを鼻に嗅ぎながら、
明らかに固く尖り始めている木の芽を舌で拘束し、転がし、唇で挟み込み、あるいは甘噛みさえして。
「あっ、はあっ!!あっ、やっ!!!」
さすがに隠し通すのも難しい快感に、女子高生は腿でこちらの頭を挟み込み、腰を振るでしょう。
しかし、一度頭が秘部に密着すればそうそう離れません。
むしろむちむちとした腿が耳の辺りを生暖かく押しつぶしてくるのは、甘い至福というものです。

もしも苦しいなら、早々に一度逝かせてやりましょう。
秘裂の中に指を2本入れ、臍側に軽く曲げてちゅくちゅくと愛してやりながらクリトリスをしゃぶれば、
おそらく少女は数十秒ともたない筈です。
逝く瞬間の反応は人それぞれで、あるいは呼吸の震えで解るかもしれませんし、頭を挟む腿の強張りでかもしれません。
しかし共通するのは、一度エクスタシーを迎えれば、生物の身体は弛緩するということ。
甘いにおいを撒き散らしながら桜色の下半身がくたっとしたなら、より安心して責めを続けられますね。

321:名無しさん@ピンキー
12/03/09 23:36:32.51 Z4D5CLuJ

⑤さらに深い責めを課します。

内腿越しに根元から陰核を刺激され、陰核亀頭で何度か絶頂を迎えさせられる。
そこまですれば、例え一度も自慰の経験がない少女でさえ、クリトリスはかなり肥大化してきます。
ある程度性を知っている女子高生ならば、半ば包皮を捲り上げるほどになっている場合も多いでしょう。
そうなれば、次はサージカルテープで包皮を完全に捲り上げて留めてしまいましょう。
すべてを曝け出すこと、それがあらゆる快感の基本です。

「や、いや……ピンピンに勃起したクリが、剥き出しに…………っ!!」
少女は戸惑いを見せながら、主張を始めたピンクの突起を見下ろすでしょう。
しかしその表情には、少なからずの期待が含まれているはずです。
少女は、冴えない中年男性などに感じさせられ、けれど明確に未知の快感を覚えています。
悔しいだけど感じちゃう。解りやすく言えばそんな状態なのです。
ならばその機微を汲み取り、多少強引にでも手を引いてダンスに誘うのが紳士というもの。

唾液で濡れ光るクリトリスに、メンソール系の軟膏を塗るのも一つの手です。
冷ややかに感覚が研ぎ澄まされていきり立つ若芽へ、ふうっと息を吹きかけてやる。
そうすれば、少女が感じるのは極北の風。
ひいいいっという愛らしい悲鳴と共に、陰核はいよいよ硬く立ち上がっていくことでしょう。
三十回も息を吹きかける頃には、陰核の下に花開いた淡いから、とろぉっと蜜が垂れてしまうかもしれません。
いつの間にか、可愛らしい尻肉に敷かれたシーツには、楕円のような染みが出来てはいませんか?

クリトリス用の吸引器を使うのもこの頃がいいかもしれません。
ベッドの上で大の字になるように手足を拘束し、むき出しに肥大化したクリトリスをぎゅぽぎゅぽと吸引する。
そうしてどこまで声を我慢できるのかを観察するのです。
俯瞰で自分の状態を見下ろされるようになった少女は、意地から声を殺そうとするでしょう。
「んっ……ふんんっ…………っっ!!!」
鼻から重く抜けるような息を吐くのが初めのころ。
「あっ!あっ、あ、ああっ……くンはあぁ……っ!!!」
とうとう何度か逝ってしまい、愛らしい声を漏らすのが中盤のころ。
そして終盤に差し掛かれば、
「おおおっ!!く、あうううっ!!い、いくっ!!く、クリが何回も吸い出されて、おっきくなって……
 ああまたいくっ、あ、おお……ぉ……おおおおおおっ!!!!」
唇を突き出しながら卑猥な語を散らし、中々胸の躍る狂乱を見せてくれるはずです。
この状態に入ってしまえばもう秘部はドロドロで、指を差し込んでから引き抜けば、指の間を水気の多い蜜が粘り、
秘部に口をつければずずずっと啜り上げられる程になっている事も珍しくありません。

自らの愛液を啜り上げられる音まで耳にすれば、女性の抵抗はかなり弱まることでしょう。
そうなってしまえば、後はさぁご自由に。
後ろから掻き抱き、胸の蕾と共に若芽をさらにくじり回して、悶える少女に様々な宣言をさせるのもいいでしょう。
脚を拘束してからマッサージ器を目覚めきった陰核へ押し当て、獣じみた絶叫と共に暴れる姿を観察するのもいいでしょう。
白目を剥いても、下半身が痙攣を始めても、何でもしますと服従を宣誓しても、なお責め続けてもいいのです。

いずれにせよ、自らの噴いた愛液に塗れる少女は、もう二度とフツウに戻れなくなってしまったでしょうから。

<終わり>

322:名無しさん@ピンキー
12/03/10 03:36:27.92 UO63zaCk
>>321
グッショリ…間違えたグッジョブ!w
シンプルにエロくていいですな。

323:名無しさん@ピンキー
12/03/10 10:26:21.01 KbTp7L8X
>>319-321
これはよい指南書GJ

324:名無しさん@ピンキー
12/03/10 23:07:52.78 OgGLUQsc
アルテマエロス!!
GJ

325:名無しさん@ピンキー
12/03/11 04:20:12.75 nhH2Sf5G
GJ。

>>309
名前出ててちょっと嬉しかった。

326:名無しさん@ピンキー
12/03/11 07:11:00.29 kqK6k1Aa
クリ責めだけで忠誠度100まで持っていけたのか…。
(某コ○エ○社のSLG風に)


327:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:04:01.85 VCvKgFdW
国取り物語ならぬクリトリ物語ですね…。



328:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:07:10.97 4btjViFi
<プロローグ>

そこは、薄暗い空間。
手を伸ばせば自分の指先さえも分からなくなる闇の中。

唐突に音楽が鳴り響くと同時、パッ。とスポットライトが点いた。
闇を切り裂くような強い光の中央で、一人の女が浮かび上がる。
―腰までの波打つ金髪。やや濃い目の化粧を施した顔。
グラマラスなその肢体を見せ付けるように、その体は真っ赤なボンテージに包まれていた。

化粧をしていなくても、相当の美人だと想像出来るその顔の中央で。
赤いルージュで彩られた唇が、にぃ、と楽しげに弧を描いた。

「れっっでーぃぃぃす、あーんっど!じぇーんとるまーん!」

高々と両腕を振り上げ、女は大きく叫ぶ。
おおおおお!と暗闇の中から、大勢の人間の声が響く。

「今宵はこのアタシ、陽子ちゃんの主催する会に参加して頂き、ありがとうごっさいまーっす!
 紳士淑女主人奴隷玩具、全ての存在を大歓迎するわっ!
 皆仲良く元気よく!!会が終わるまで存分に楽しんでいって頂戴ねー!
 今宵は無礼講ー!何が起きても無問題!とにかく楽しんじゃえー!なノリでいきまっしょうー!」

パチパチパチパチパチ。
闇から幾つもの拍手が起こる。

「ただーし一つだけお約束。Sは己の事をソドムだというのを忘れない事。
 Mは己の事をマスターだと忘れない事っ。
 SMに関わる者として、恥かしくない行いをする事。これをちゃーんと守るようにねっ。
 もしも駄目駄目な事をしたらアタシと――」

パッ。とスポットライトが灯る。
赤いボンテージのすぐ横で、カツ。とヒールの音が響いた。

「香澄ちゃんがお仕置きするんで、そこんとこよろしくねっ♪」

真っ白のボンテージに包まれた一人の女王が、おずおずと頭を下げた。

329:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:07:41.46 4btjViFi
<第一章。美奈子>

「…SM友の会?何それ」

居酒屋で焼き鳥を頬張りながら、私は首を傾げた。
目の前には金髪の美人が両手でジョッキ抱えてビールを流し込んでいる。豪快過ぎるその行動は美人台無しだったが、彼女のそういう性格が私は嫌いではなかった。
この、外見と性格が全く釣り合っていない女との友人関係は、もう数年来にもなる。

「あのねあのねっ。すごーく楽しい事思いついたのっ。きっと美奈子も楽しいと思うから、一度話だけでも聞いてみないっ?」

そう持ちかけられたのは、もう随分と前になる。
電話でしつこく誘われ、せめて用件を言え、と突付いてみるものの頑なに口を閉ざし、ようやっと時間の都合をつけて久々に友人と会ってみれば―

「…陽子がそんな宗教みたいなものを作るとは思わなかったわ」
「ちょっ。人聞き悪いわよ美奈子。どこが宗教なのようっ」

まずは名前。と突っ込みたい気持ちをなんとか喉奥で堪える。

「三ヶ月に一回、SMが好きな人達で集まって、色々と遊ぶ会なのよー♪
 希望者には奴隷交換とかー。玩具交換とかもあるけどー。
 それは奴隷ちゃん達が納得済みでなくちゃ駄目とかー。ちゃんとそういうルールもあってね。
 要はみんなで集まってー、SMを心ゆくまで楽しみましょうっていう、そういう会なのよ」

ぷはー、とジョッキを卓の上に置いて、口元についた泡を拭う。
…もう一度しみじみと思うが、本当に美人台無しだ。

「なかなか好評なんだから。
 それでね、次で三回目になるんだけど、ちょっとしたお披露目があるから、
 そのお披露目をね、美奈子にも是非見て欲しいのよ」
「…お披露目?」

そうよー。と、うふふ、と陽子は笑う。
出会った頃から変わらない、猫のような笑顔が顔の上に広がる。
彼女がこういう顔をする時は決まっている。大抵ろくでもない、えげつない、でもとても楽しい事を実行しようとしている時の顔。
…最後に彼女のこの笑みを見たのは、いつの時だったっけ?

「今回はねー。SM友の会に、新メンバーが追加されるのだっ。そのお披露目さんなのよねー!」
「いわゆる、アタシのアシストをしてくれる子、になるんだけど…。美奈子も会うのは久しぶりなんじゃないかなっ?」

ビールのおかわりが届く。
それをまた一気に飲み干して。

「香澄ちゃんが、新しくミストレスとして参加するんだよー」

ほんのりと赤くなった頬を緩ませながら、陽子は楽しそうに微笑んだ。

330:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:10:16.54 4btjViFi
―― そして今に至る。
香澄は居心地悪そうだった。長い黒髪に白い肌。
彼女に白いボンテージ姿は私ですらくらりと来る程に似合っていたが、その露出度はとても高い。胸は半分以上丸見えだし、ハイレグ状態の下肢も香澄には酷く恥かしい事だろう。
香澄に会うのは久しぶりだった。初めての邂逅以来何度かお茶をしたりもしたが、そういえばこうして彼女の肌を見るのはあの時の「遊び」以来だ。
その時の彼女はいつも露出の低い服ばかりで(でも陽子の命令で、下着をつけていなかったり、玩具を装着はさせられていたが)、久しぶりに見る香澄の肌の白さに、私は少しだけ嫉妬も覚えた。
そも、彼女は確か陽子の「玩具」だった筈だが―

「ああ…、そっか」

そこで私は合点がいった。なるほど。これも、「おあそび」なのだ。
陽子の香澄に対する「遊び」が、この「お披露目」なのだ。
私はステージの隅で、彼女達が注目を浴びているのを見守る。その右手はいつでも触れられるよう、スイッチに伸びていた。
私は今日は裏方なのだ。タイミングよくスポットライトをつけたり消したりする役割を担当している。
「なんっでステージに立ってくれないのよおおおおおお」と陽子にはしつこく吠えられたが、私は目立つのは嫌いなのだ。
目立つのは目立つのが好きな目立ちたがりやの陽子だけでいい。
会場で、ポゥ。ポ。と灯りが点いていく。蝋燭が使われているのだろう。
薄くぼんやりとした闇が、ほんの少しだけ姿を現す。
この蝋燭も小道具だ。使いたい人間は好きに使用してもいい。
替えはいくらでも用意され、それは蝋燭だけに限らない。
仮面をつけた男女達が、首輪をつけた男女達が、鎖で繋がれた奴隷達が、ボンテージに身を包んだ女王達が、スーツに身を包んだ主人達が、
全員が、陽子を見詰めていた。
高く振り上げていた腕を、一気に振り下ろす。
カチ。とスイッチをオンにする。

「ではではっ。ここに、第三回!SM友の会を開催いたしまーっ、す!」

赤い光が会場を包み込み、湧き上がった歓声はすぐに嬌声へとその色を変えた。

331:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:11:08.90 4btjViFi
「美奈子嬢」

後ろから声をかけられ、私は振り向く。
眼鏡をかけた白衣姿の少女が、私の事を見上げていた。
…いや、少女と呼ぶのはおかしいか。彼女は私よりも年上なのだ。

「これの設置を手伝って欲しいのだが、少しお時間を貰えるかね」
「構わないですよ」

これ、と呼ばれているのは、産婦人科でよく見る、分娩台のようなものだった。
ただ大きく違うのはそれらは全て、透明なプラスチックのようなもので出来ている、という事だ。
さらに両手両脚にはふわふわとしたベルトのようなものが設置され、明らかに拘束台だというのがわかる。
二人掛かりで台車の上に乗せ終えると、彼女はふう、と息を吐いた。

「すまないね。どうしても、私一人ではこれは無理で」
「いえ。構いません。…それは、今日の新作で?」
「みーなこーっ!」

カツカツカツ、とヒールの音を響かせて、陽子がステージから近付いてくる。

「今のスポットライトのタイミング、よかったわよーっ。GJGJ!ってあれ、小雪ちゃん?」
「ちゃん、はやめてくれんかね。私は君よりも年上だよ?」
「だああってえ、可愛いんだもんっ。ちっちゃいし、眼鏡だし、白衣だしっっ。最高ッ!」
「ちょっ…、眼鏡とかは関係なっ…!こら、抱きつかないでくれないかっ陽子嬢っ」
「いーやーだーもーんっ。あははっ」
「あー。こらこら、やめなさいよ。小雪さん、嫌がっているじゃない」

陽子を小雪さんからひっぺ剥がす。
玩具を取られた子供のように陽子はうー、と唸っていたが、やがて諦めたのか名残惜しそうにしながらも小雪さんから目を離した。
この、身長が百五十にも満たない童顔の彼女は、女王でもなければ奴隷でもない、少しイレギュラーな存在だ。
でも、SM関係者にはなくてはならない存在でもある。

彼女は、アダルトグッズの開発者だ。

「あーっ。これ?小雪ちゃんが前言っていたやつー」

小雪さんで遊べないとみるや、陽子はすぐに分娩台に興味を移した。

「見やすく、いやらしく、わかりやすく、恥かしく。を追求した結果、いっそ丸見えがいいんじゃないのかという結論に達した。座る場所も勿論透明だよ。膣もアナルも全て丸見え、というわけだな」
「両手両足には拘束ベルト。さらに、様々な機能も追加している」

ぺたぺたと台を触りまくる陽子に、小雪さんは丁寧に説明する。
そこでふと気づいた事を私は陽子に聞いてみた。

「…って、陽子。貴女香澄はどうしたのよ」
「えー?あー。うーん、と」

ちら、とステージを見遣ると、一人残されて所在なさそうに佇んでいる香澄の姿。

「…今日も可愛いわよねっ!」
「馬鹿言ってないで早く助けに行ってあげなさいよ」

にこにこと香澄を見てハートマークを飛ばす陽子の背中を、私はばしりと叩いた。
幕は上がった。後はこのまま、幕が下りるまで遊ぶだけ。

「…さあて。と。では、パーティを始めるとしようか」

小雪さんが歩き出す。その後ろに私も続く。
せっかくここまで来たのだし、どうせなら最後まで楽しんでしまおう。
嬌声の響く会場へと、私は足を踏み入れた。

332:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:13:53.90 4btjViFi
<第二章。香澄>

喘ぐ声。
泣き喚く声。
震える声。
途切れる、声。

絶叫。
咆哮。
懇願。
哀願。
呻き。
吐息。

それは。
それは、とても。
私の心を震わせた。

「かーすみっ」

後ろから声が響くのに、私はがばっと振り向く。
ぼんやりと場に飲まれかけていた意識が一気に覚醒する。
この声だけは何が合っても聞き逃してはいけない。私の全てを捧げたこの人にだけは、私は逆らってはいけない。
それは自分で決めた事。
金色の髪を靡かせながら、陽子さんが歩いて来る所だった。
広いステージで注目を浴びながら一人っきりにされていた私は、彼女の姿を見るだけで涙が溢れそうになる程ほっとした。駆け寄りたいのを我慢する。
今日の命令は「アタシに恥じない振る舞いをするように」との事だったから、そのようにしなくてはいけない。
陽子さんに恥をかかせてはいけない。
私の振る舞いはそのまま陽子さんへの周りからの評価に繋がるのだ。
過去二回この会に参加して、私はそれをいやという程知った。奴隷の振る舞いはそのまま主人の振る舞いでもあるのだ。

「ボンテージ、よく似合うわ」

陽子さんの後ろから静かな声がするのに、私はそちらに視線を流す。
頬の辺りで揃えられたボブカット。すらりとしたスレンダーな体に黒のボンテージ。

「…み、美奈子さんにそう言って貰えるの、って、すごく、嬉しい、です」
「あら。頭を下げられちゃったら、香澄の顔が見えないわ」

くすくす笑う声に、慌てて顔を持ち上げる。
至近距離で見ると、この人は本当に綺麗だ。
……陽子さんが、憧れるのもわかる。

333:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:14:47.37 4btjViFi
「あっっ、こらーあ、そこー!女の子には優しくーっ!」

ステージの上からびしっ、と陽子さんが指を差して叱っている。
蝋燭を手にした老人が、縛り上げた女性に蝋をたらしているところだった。
全身が赤かった。胸、腹部、陰部だけでなく、クスコで広げられた膣内にも赤い蝋が滴っている。
ステージの上からずかずかと大股で下りていくと、陽子さんは女性を老人から無理矢理引き剥がした。

「なっ、何を…、ッ」
「女の子には優しくすんのよ。よく見なさいよこの子。痛みと怖さに震えているだけじゃないの」

後ろから女性を抱きしめる。二十代になりたて、といった所だろうか。
猿轡をかけられていて声は出せないが、陽子さんを見詰める目はほんの少しの怯えと、たくさんの感謝で涙に濡れていた。
ぺり。と陽子さんの赤色の爪が、同じ色をした蝋をはがしていく。
ちょいちょい。と手招きされて、私はそちらに近付いた。

「香澄」
「はい。陽子さん」
「SMで一番大事なのは、なんだったか言えるかしら?」

蝋をゆっくりと剥がす。
視界の端で、美奈子さんが老人に近付いていくのが見えた。

「……相手への、思いやり、です」
「せいかいっ」

女性の猿轡を外す。
押し込まれていたボールギャグを外し、唾液に塗れた唇に、何の躊躇いもなく陽子さんはそっと口付けた。

「っ、…ぷは、…っ、あ、あのっ…!」
「はいはい。怖かったわねー?痛いだけだったわよねー?気持ちよくなかったわよねー?」

痛いだけのSMは邪道。やるからには楽しく気持ちよく。
どっちかだけが満足するSMも邪道。どちらも満足するプレイであるべし。
脳内に以前聞いた陽子さんの言葉が蘇る。

よしよしと女性の背中を撫でて。

「香澄。小雪ちゃんを呼んで来て頂戴。この子が今日のスペシャルゲストよ!」

彼女を立ち上がらせながら、陽子さんは大きく胸を張った。

334:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:15:35.53 4btjViFi
彼女をステージに連れて行く。
後ろ手に拘束されていた縄はすでに解かれていた。
可愛い女の人だった。唐突に解放され、そしてまたすぐに陽子さんに連れられて行かれるという戸惑いが彼女の顔の上にありありと表れている。不安そうな顔。
きょろ、と視線を彷徨わせているのはきっと先程の老人を探しているのだろう。
…その老人は、会場の隅で、美奈子さんが相手をしている。
彼女からはきっとテーブルが邪魔で見えないが、私にははっきりと見え…。と、そこで私はそっと視線を逸らした。見ない方がいい事もある。見てはいけないものも、ある。

「はーい。乗って乗ってー」

きゃっきゃうふふ、がぴったりの声が分娩台の前から上がった。

「あーらあら。背中とかお尻とかひっどいなあ。これ一本鞭?やあねえ。背骨とか骨が浮き出ている所に鞭は当てない、というのはSの鉄則なのに。あのジジイったら駄目だわー」
「ッ、」

背中を撫でる手のひらに、女性がびくりと反応する。

「ん?ごめんね。痛かったかしら。だあいじょうぶよー。この陽子ちゃんが来たからには、怖い事はもうなんにもないからねー」
「あ。あの、私、っ…」
「そういえば貴女、お名前は?アタシはね、陽子ちゃん、っていうのよ」

うふ。と手のひらを頬にあてて微笑む。
その顔に少しだけ安堵したのだろう。彼女の吐く息に、安堵が混じった。

「…ゆ、由梨絵、です」
「ゆりちゃん。じゃあ、ゆりちゃんを、今日の特別ゲストにしまっす。
 怖いこと痛いこと辛いこと嫌なことはしない。この会の主催であるアタシがお約束するわ。
 もしどうしても駄目な場合は「ノー」と合図する事。おっけ?」
「え…」
「特別ゲスト、っていうのがあるのよ。この会では。
 主催が参加者の一人を選んでその子の相手をするの。お相手をするのはアタシよ。
 …んーと。やならやめてもいいけど。ゆりちゃんが決めていいわよ。あのジジイの所に、戻る?」

全身が大きくびくつく。
カタカタと震え出す。

「い、いや、です…。戻るのは、いや…」
「そう」

ぽん、と。
分娩台の椅子に、手を乗せて。

「じゃあ、その上に乗ってね。……この時だけはアタシが貴女のご主人様よ。由梨絵」

一気に声の雰囲気を変えて、陽子さんが宣言した。

335:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:16:56.20 4btjViFi
<第三章。由梨絵>

脚が大きく開かされた状態のままで、ふわりとしたものに固定される。
ファーのついた手錠と、同じ素材で出来た足枷。
彼女に言われた通りに分娩台に上がった次の瞬間には、もう手首と足首はそれぞれの場所に固定されていた。
繋がれた場所が温かい。冷たい金属の感触はしない。座る場所も温かくはないけど、でも冷たい場所じゃない。
頭を撫でられて、私はそっと「彼女」を見る。
にこにことしたその笑顔は、Sにはまるで見えなかった。

「ピンクのフリル。可愛いのね」

そっと指先が胸を撫でる。かあっと顔に赤味が差すのがわかった。
私は下着だけの姿で、「彼女」に胸を弄られている。
(…こわい)
がくがくと、膝が震えて来るのがわかる。
自分の意思ではもうどうする事も出来ない恐怖。
あらあら。と困ったように「彼女」は微笑んで。
振り向いて誰かをちょいちょい、と呼んだ。

「香澄」
「はい。陽子さん」

カツン。とヒールの音が響く。
私の視界の中にもう一人の女性が登場した。

「この子、すっごい怖がってるわ。きっと碌な調教を受けずに、SM=怖いこと。と擦りこまれちゃったのね」
「気の毒ですね」

黒髪の女性が頷く。

「だから今日はね、サービスのSの徹するわよ。香澄、お手伝いして頂戴」
「はい」
「まずは、抱きしめてあげて」

分娩台の後ろにと誰かが周り込む気配。
首に後ろから腕を回されて、大きく体がびくついた。

「大丈夫ですよ」

優しい声に顔を持ち上げると、香澄、と呼ばれた女の子だった。
後ろから回した腕を胸の上に伸ばし、そのままあやすように数度体を撫でてくれる。

「陽子さんは、怖いことはたまにしかしません」
「おーい。そこでたまに、とか言っちゃったら台無しじゃないの」
「すみません」

うふふ、と笑い合う彼女達を見ているうちに、なんだか自然と力が抜けた。
そうだ。彼女達は、「あのひと」じゃない。
震えがだんだんと治まって来る。

336:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:18:01.19 4btjViFi
「香澄」
「はい」
「任せるわ。「優しく」してあげて」
「はい」

唇が重なっても、全然恐怖は感じなかった。
嫌悪感も、不快感もない。柔らかい唇が何度か私の唇を啄ばみ、そのまま舌が忍び込みたがるように唇の割れ目を舐めて来ても、私はすんなりと受け入れていた。唇を開き、舌を自分から伸ばし、くちくちと濡れた音をさせて絡ませて唾液を啜り込む。
女の子とキスとするのは初めての経験だけど、でも不思議といやじゃなかった。とても、気持ちよかった。
こんなにもキスって柔らかいんだ、と私は驚いた。

「あ、ふ」

ガチリ。と手枷が鳴る。
手を伸ばしたいのに、香澄さんの顔に触れたいのに、それが出来なくて私はじれったさに身悶えた。

「目が、とろんとして来ましたね」
「香澄、キス上手いもんねー?」
「陽子さんに、仕込まれましたから」

白い細い指先が、私の首筋を擽っていく。
それだけで腰が蕩けそうになる。
――ガチリ。
手枷が。邪魔だ。
――ガチ。ガチ。ガチガチ。ガチ。 ガチ。
足枷も、邪魔だ。
自由にならないこの体がこの上なくもどかしい。
でも、どうしてだろう。
その自由にならないことが、ちりちりと胸の奥で何かを焦がしていく。

「じゃあ、そろそろサービスのSの本領発揮といきましょっか。こーゆきちゃんっ。出番ですよんっ」

ヒールの音じゃない、体重のが軽いのがわかる、小さな靴の音。
その音に被せるように。

「…ほう。今宵はこの娘か。じゃあ、新作のお披露目発表といこうか」

楽しそうな低い女の人の声が、私の鼓膜を震わせた。

337:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:18:52.76 4btjViFi
消毒液のような匂いがする。
学生だった頃に、医務室で嗅いだあの匂いだ。
理科室で嗅いだあの匂いだ。
胸を、まさぐられている。脚を、撫でられている。
カチカチと金属の音がしている。誰かの呼吸の音が聞こえる。
これは、多分手枷の音。
これは、多分私の息。
不意にぴりりとした痛みが走り、口の中に鉄錆の味がふわりと広がるのに、そこでようやく私は唇を噛み締めていた事に気付いた。いつから、だったのだろう。いつから私は唇に歯を立てていたのだろう。
無骨な男の手のひらとは違う、柔らかな、滑らかな手のひら。
同性に触れられるのが、こんなにも気持ちのいい事だなんて知らなかった。

「きゃ、っ」

唐突に脚が開かされるのに私は悲鳴を漏らす。
今までもかなり大股なM字開脚姿だったが、さらに両足が大きく開かされていた。
リモコンを弄っていた白衣姿の女の子が、私を見てああ、と呟く。

「すまない。いきなりだったかな」

そっと腕を撫でられた。
それだけで凄く安心する。

「動作確認は上々だな。全て異常なく稼動している」
「こっゆきちゃーん。もういいー?」
「ああ、いいとも陽子嬢。手間を取らせてすまなかったな」

顎を持ち上げられる。
視界いっぱいに香澄さんの顔が映る。

「…駄目ですよ」

ぺろん。と唇を舐められた。
傷に触れて、ちょっと痛い。

「せっかく可愛い顔をしているんですから。傷をつけたりしては、駄目です」

338:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:19:30.57 4btjViFi
舐められる。
舐められる。
舐められる。
あちこちを。

大きく開かされた脚の中央に、香澄さんが入り込んでいた。両手で頬を包むようにして顔のあちこちに啄ばむような口付けを繰り返し、首筋や、耳朶、鎖骨にと舌が移動する。ぬるぬるとした舌はとても柔らかい。ここでも男女の体の違いをまじまじと感じる。
あの人の舌は煙草でいつも荒れていて。こんなに、唾液でぬるぬるとしている事なんかなくて。

「ふぁ」

胸も、こんなに優しく揉まれた事なんて、ない。

「かーすみっ」
「はい」
「苛めちゃ駄目だからねっ。あくまで、やさしーく。だからねっ」
「はい」

ふふ。と笑い合う女の人達の声。
くらくらと脳が揺れていく。

焦らされていた。胸も突起には決して触れない。ブラすらも外されない。下着の布地越し。乳輪の周りだけを指が撫でている。円を描くように爪が動く。腰が動く。手枷が鳴る。足枷が鳴る。
なんで。どうして。どうして。どうして。
強制的な快感しか私は知らないのに。いいや、あれは快感じゃなかった。苦痛だけだった。こんなのは、知らない。こんな熱は知らない。
何をすればいいのかわからないのに、どう言えばいいのかわからないのに、与えられる熱は微量なのに、でも圧倒的で。
乳首も、下の下着の中で震えているクリトリスも、これ以上ない程に勃起しているのを。
私は自覚せざるを得なかった。

(続く)

339:名無しさん@ピンキー
12/03/12 00:33:05.29 VCvKgFdW
おおGJ&続き期待ですなー
まったく寝れなくなっちゃうじゃないですかー。

340:名無しさん@ピンキー
12/03/12 01:37:00.83 4btjViFi
<第四章。陽子>

たらたらとショーツを汚し、愛液が台の椅子をしどどに濡らすのを、アタシはじっと見詰めていた。
分娩台に固定され、香澄とキスを繰り返している顔は、先程までの怯えとは違い、子供のように無防備に蕩けた表情になっている。
真っ赤に上気している顔が、とても可愛らしい。全く。と私は肩を竦める。
こんな可愛い女の子に、何という無体を働くのだあのジジイは。
本当にSMの、Sというものをわかっていない。

「陽子嬢」

隣で声をかけられるのに、私はそちらに視線を流す。
リモコンをくるくると指で弄りながら、小雪ちゃんがそこに立っていた。

「前に言っていた改良型のクリトリスリングの試作品なんだが。どうする。今日、使うのかね」
「あー…」

考える。
クリトリスリングとはその名の通り、クリトリスにはめ込んで使う玩具だ。
小さい輪ゴムのような形状で、その外見の通りに伸縮可能。
でも一度根元にがっちりとはめ込むと、ローションや愛液でどれだけぬるぬるになっても専用の剥離剤を使わなければクリトリスからは取れず、
しかもリモコン操作で振動させて遊ぶ事も出来る、という、小雪ちゃんが作った中アダルトグッズの中でもアタシの大のお気に入りだった。
香澄とのプレイの時にはもうなくてはならないものになっているし、かく言うアタシも今現在、クリトリスにリングが光っている。

341:名無しさん@ピンキー
12/03/12 01:37:32.67 4btjViFi
だが。

「んー。やめとく」
「何故だ?」
「なんかね。玩具もいいんだけどー。今日はあったかいSMをしたい気分なんだー」

「蝋燭か?」と返ってきた声に、いやそれはあったかいじゃなくて熱いでしょうよ、と返し、アタシは由梨絵ちゃんの内腿をそっと爪先で撫でた。
触れるだけでびくびくと震える。
さっきまでも震えていたけれど、今の震えと前の震えでは種類が違うのは目に見えて明らかだった。
ブラを押し上げている乳首。ショーツの中央で、その存在を主張している小さなクリトリス。
だらだらと溢れる愛液は台の椅子から地面に滴る程。
ガチャガチャと手枷を揺らす由梨絵の顔の前へと、アタシはずい、と身を寄せた。

「ゆーりえっ」
「う、うあ、…ふぁ、あ、あっ」
「ゆーりえちゃんっ。聞こえるかなっ」

目が、虚ろだった。
香澄との口付けの名残りだろう。唾液が唇の端から顎まで筋を作っている。
拘束され、身動きが取れず、思うように動けずに、愛撫とも言えない弱い弱い刺激を繰り返し受け入れるだけだった体は、もうすっかりとどこかしこも火がついたようだった。
うん。こうでないといけない。
女の子は、この顔が可愛い。

「陽子さん」
「ん?なあに?」
「まだ、「優しく」しますか?」

ブラの上から膨らみをゆっくりと揉みつつ、香澄が聞く。
あは。と。自然に顔が笑う。
考えるまでもない。

「準備はおっけーみたいだし、「気持ちよく」させてあげましょうよ」
「はい」

香澄が笑う。
その顔が。
由梨絵の脚の合間に伸びて。

ショーツの上からかりっ。と。由梨絵のクリトリスに噛み付いた。

342:名無しさん@ピンキー
12/03/12 01:38:15.32 4btjViFi
――いい声だなあ。
アタシは思う。
とても、いい声だなあ。
うっとりしてしまう程、由梨絵の声は素敵だった。
喉から張り上げんばかりに発せられた声。
全身からぶわりと汗を浮かび上がらせて体中の空気を吐き出している。

思い思いに会場内でプレイしていた人達が、一斉にこちらを向く。
焦らされ続けていた体に与えられたピンポイントの愛撫は、彼女の意識を一気に絶頂へと押し上げるのに充分な威力だったらしい。
ガクガクと内腿を痙攣させながら、由梨絵はその一噛みだけで達した。
ショーツに染みる愛液が一気にその量を増して香澄の顔まで汚すが、香澄は全く気にせず、拭う事もしない。
ただ、ぴちゃりと布越しに、舌を伸ばして味わうだけだ。
クリトリスごと。

「あっ、あああっあ、あああ、あー!」

悲痛な声。
ガタガタと大きな音を立てて、手枷。足枷。台の全てが揺れる。

「ははは。無理無理。この私が設計したんだから。多少暴れた所で、台はびくともせんよ」

眼鏡の向こうで一重の目を狐のように歪ませながら、小雪ちゃんが呟いた。

「由梨絵さん」
「ひっ、ひい、ひぃ、…ッ!」
「気持ちいい、ですか?」


カリッ。


「あああああああ…ッ!!」
「気持ちいいんです、よね?こんなにぬるぬる、ですもん、ね?」


カリッ。


「ひあああっ!」
「由梨絵さんの味、とても美味しいです。布越しでもすっごくクリトリスが膨らんでいるのがわかるんですよ。
 さっきまでずーっとずーっと触られないままでしたもんね?やっと触ってあげられました。ねえ、」


カプッ。


「――~~~~!!!」
「今、どんな感じですか?」

343:名無しさん@ピンキー
12/03/12 01:39:13.02 4btjViFi
「…香澄嬢はなかなかに、女王の才覚がありそうだな」
「あははー。まあ、アタシが仕込んだからねー」
「…君は彼女を玩具にしておきたいのか、女王に育てたいのかどっちなんだい」

呆れたような小雪ちゃんの言葉は聞こえないフリをする。
ぽん、と香澄の肩を後ろから叩くと、小雪ちゃんは香澄の耳元で何やら囁いた。
ぱちり。と目を瞬かせた香澄が、何かを求めるような目でアタシの事を見てくる。
それに頷いて見せると、香澄は台に埋め込まれている幾つかのボタンを操作した。
ヴィー…、と機械が稼動する、独特の音が響く。

「由梨絵さん」

涙でぐしゃぐしゃになった由梨絵ちゃんの頬に手をあてて、香澄がその視線を上に促す。
大きなモニターが、そこに現れていた。

「…っひっ!?」
「アダルトグッズのサイトなんですけど、『スノードロップ』ってサイト、ご存知ですか。これ実はそこの新商品なんです。
 台のあちこちに、隠しカメラが仕込んであるんですよ。
 ぱっと見透明なのに、凄いですよね」

モニタのボタンを操作する香澄。
パチリ。とチャンネルを切り替えれば、モニタに大きく由梨絵の顔が映った。
何度も絶頂へと追い上げられ、その都度大きく暴れたせいで、顔も、髪も全てがぐちゃぐちゃになっている。
真っ赤に上気した顔。零れるままの涙。口元を汚したままの唾液。
滲んだまま拭う事も出来ない汗。
カチカチ。と操作するとさらにもう一つ窓が出来た。
由梨絵の顔のすぐ横に、ブラを押し上げんばかりに勃起した乳首が鮮明な画質でぱっ、と表示される。

「あら。駄目ですよ」

ぎゅっと反射的に目を瞑った由梨絵の唇を、香澄の指先がそっと摘んだ。
アヒルのように少しだけ引っ張る。

「自分の、今の姿なんですから。ちゃんと見なくちゃ。……ね?」

ひぐっ。としゃくり上げるような声を漏らして。
おずおずと。
由梨絵の二つの、目が開いた。

(続く)

344:名無しさん@ピンキー
12/03/12 02:44:59.21 4btjViFi
<第五章。小雪>

私がこの会に参加したのは、前回からになる。

私の仕事はアダルトグッズの開発だ。
私自身女という事もあり、主に女性用の道具を作っている。
初めは普通にアダルトグッズの会社の開発部で働いていた。でも、会社には制約があった。
あれはいけない。こうでなくてはいけない。そういうのは売れない。
もっと広い顧客層を狙わなくてはいけない。
うんざりしていた。
気持ち良ければそれでいいじゃないか。
気持ちいい、が全てじゃないか。
難しい事は考えたくなかった。快感を求めるのが目的なのだから、余計なものは取っ払って、ただ快楽だけを追求したかった。
全ての人が平均で求める気持ちよさ、よりも、誰かが百パーセント満足する道具を作りたかった。
だからサイトを作った。会社に勤める一方で、会社で玩具を作る一方で、私は独自にアダルトグッズ開発に精を出した。
フルオーダーも請け負っていた為か、そこそこに売上は順調だった。有名になり、顧客数も増え、人の欲望には限りがない事を私は知った。
楽しかった。人の性癖を垣間見るのが。自分に、快楽を求めて来るのが。
私に赤裸々に性癖を晒し、その性癖を満足させようとするのが。
そしてある日、一つのメールが舞い込んできた。
あけすけにずけずけとあれもこれもそれも!とリクエストしてくる顧客。
求めて来るのは全て女物。この客の欲望は単純で、ただ、「女の一番感じる部分をひたすらに刺激する事の出来る道具」を求めてきた。
「痛いのは駄目。あくまで快感だけを感じられるもので」
「強弱は勿論変化可能で。あ、リングの形とかいいかもしれないねっ」
「使ってみた!でも後一歩インパクトが欲しいかなー。で、考えたんだけど、こういうのはどうだろ?」
メールのやりとりは、楽しかった。「彼女」は購入した道具を必ず自分でも使用し、詳細なレビューを書いてメールに書いて来た。
自分だけでなく誰かに使用した場合の感想もメールで書いて送ってくれ、同じ道具でも人によっては感じ方が違うという、
当たり前といえば当たり前なのだがその時の私の頭からは抜け落ちていた、「個体差」という事を知るいいきっかけにもなった。
そして。出会うきっかけになった一通のメール。

「今度、楽しいことをするんだけど、よかったら来ない?」

普段なら無視か、断りのメールだけして終わる筈のその誘いに。
私は何の躊躇いもなくOKの返事を出していた。

345:名無しさん@ピンキー
12/03/12 02:45:40.42 4btjViFi
「分娩台みたいなものが欲しいなーって思うのよ」

そう打診されたのは、丁度半年ほど前の事。

「あのね、モニターとかつけられないかな?責められている自分の姿を自分で眺めながらっていうシチュエーションをやりたいのねっ。
 …ん?鏡?駄目ようそんなの。ベタ過ぎじゃないの。
 モニタっていうのがいいのよっ。動画とか撮れちゃったり、拡大機能とかあるのがいいのよっ」

彼女のその言葉で生まれた私の三十五番目の作品が、今ステージの上で煌々と上からの光を浴びている。
作品が使用されている時が一番美しい。私はうっとりと目を細めた。
衣を裂くような悲鳴がひっきりなしに分娩台の上から上がるが、その声の色を聞いた人間は誰一人として彼女を可哀想、とは思わないだろう。
むしろ羨ましいとすら思うかもしれない。
モニタには由梨絵嬢の下半身がアップで映し出されていた。ショーツがもはや意味ない程にどろどろに愛液に塗れた由梨絵嬢の陰部が、幾多もの衆人観衆の目に晒されている。
先程まで歯で挟まれ、そのまま噛まれ、引っ張られ、時に吸い付かれていたクリトリスが画面の中央で異質な存在感を放っていた。
ぷくりと勃ち上がり、その存在を全身で主張するように、布越しにふるふると震えている肉芽。
そっと香澄嬢の指が持ち上がり、つん。と軽くその先端を突付く。
アッ。と甲高い声を上げ、彼女はまた達した。

「…陽子嬢。念のために聞くが、薬とかは使用していないのだろうな?」

私は隣に居る陽子嬢に視線を流す。
心外だ、と言わんばかりの顔で、彼女はふるりと首を振った。

「じょうっだんっ。アタシがそういうの嫌いなの、小雪ちゃんよく知ってるくせにっ。
 …あれはね、由梨絵ちゃんの素質よ」

陽子嬢の目が細まる。
不思議の国のアリス、に出てくる猫が確かこんな顔をしていたな、と思った。

「多分、知らなかったのよ。ずっとずーっと、知らなかったのよ。
 苦痛しか知らずに快感を知らずに今までずっと過ごしてきたのよ。
 自分で触ろうとも触ったこともなかったのよ。
 自分の中にそんなモノがあるなんて、気付いたこともなかったのよ」

淡々とした声は、普段の彼女とは程遠い。
それでもきっとこの声は的を得ているのだろう。

「…勿体無いわよね」

カツ。とヒールがステージを鳴らす。
爪で弾くようにして、さらに立て続けに三回由梨絵をイカせていた香澄嬢が、その音にぴくりと反応した。
じっと陽子嬢の顔を見る。

「香澄」
「はい。陽子さん」
「交代、しましょ」
「はい。陽子さん」

陽子嬢の玩具は、従順だった。
主にすぐさまに場所を空けた。

346:名無しさん@ピンキー
12/03/12 02:46:56.06 4btjViFi
「ゆっりえちゃーん。聞こえるかなーあ?」

能天気な声が響く。
ぐしゃぐしゃに汚れた顔が、その声にほんの僅かに首を傾けた。
目の中に、ちゃんと金色の髪は映っただろうか。優しげに微笑む彼女の顔を、「彼女」は見つけられただろうか。
そんな事を心配してしまう程、今の彼女はぐしゃぐしゃだった。

「アタシの事、見えるかなっ?」
「……っ、ッ。みえ、ます。見えます。見えます…ッ」
「褒めてあげるわ。由梨絵。貴女はさっきから一度も「ノー」って言わなかったわね?」

涙と鼻水で汚れた顔を、手のひらで拭っていく。
彼女の顔に汚いものなどまるでないというように。

「ノー、って言えばすぐやめる。その言葉、覚えているかしら?」
「…ッ。はい、っ。はいっ、はいぃぃぃっ…」
「そう。それなら貴女、今ここで「ノー」って、言う?」

由梨絵嬢の目が見開かれる。
これは陽子嬢の、慈悲だ。
過ぎる快感はすでに彼女の全身を蝕んでいるだろう。きっと、もうかなり辛くなっているに違いない。
快感も過ぎれば苦痛になる。
もうきっと彼女は線を越え、快感、が苦痛になっている筈に違いないのだ。

「言えば、やめてあげるわ。拘束も解いてあげる。すぐにここから下ろしてあげる。どうする?ノーって、言う?」
「ぅ、え」

ぼろ、と。
泣き腫らした両目から、さらに大粒の涙が溢れた。

「い、いや、です…っ。いや、いや、いや…っ」

肩を震わせて。
鼻を啜り上げて。

「い、いや、です。言ったら、やめちゃうんで、しょう…?
 や、やめないで、欲しい、です。もっとして欲しい、です…ッ。
 わ、私こんな、こんな…気持ちいい、こと、はじめて、で…。
 す、すごく気持ちいいんです…っ。やめちゃ、いやです…っ!いやです…っ!!」

彼女は、主人に懇願した。

「―そう」

ひっく。ひっく。と泣きじゃくる頭を、ぽんぽんと撫でる。
その顔に顔を寄せる。

「…よく言えたわね。偉いわ」

赤いルージュを刷いた唇が、彼女の唇の上に落ちた。

(続く)

347:名無しさん@ピンキー
12/03/12 03:33:50.22 4btjViFi
<第六章。SMに集う者>

SMの。
SとMっていうのは、なんだろうか。
サディストと言う人も居れば、スレイブと呼ぶ者も居る。
マゾヒストと言う人も居れば、マスターと呼ぶ者も居る。
その役割は真逆だ。
スレイブは奴隷。
マスターは主人。

「優劣つける事がまず間違っているのよ」

あっけらかんとした笑顔で、彼女はきっぱりとそう言った。


「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


悲鳴が上がる。
ガタガタガタ、と台が揺れ動く。
もうあれから三時間が過ぎていた。
ヴヴヴヴヴ、と機械音が響く。由梨絵のショーツの中で、小刻みにピンクローターが震えていた。
全身から流れる汗がまるで滝のようだ。何度も達し、その都度失神した由梨絵の意識を、あくまで優しく陽子と香澄は呼び覚ましていった。時には声をかけて。時には頬を撫でて。
時にはクリトリスに爪を立てて。

「じゃあ、ショーツを剥がしちゃおっかー。うーん、待望のお披露目シーンねっ」
「あれ。脱がせちゃうんですか?」
「脱がせちゃうわよ?着たまま、っていうのもオツだけど、でもやっぱり全裸にしないとねっ」

言うと同時に、ショーツを脱がす。両脚が固定されている為、小さな布は由梨絵の足首で留まる事になった。
うーん、と不満そうに陽子が声を漏らす。

「…切っちゃ駄目かしらね」
「駄目ですよ、この下着、メーカーのですよ?大事にしてあげないと」
「むー。どうせ蝋で汚れちゃってるんだし、いーと思うんだけどなぁ」

ショーツを脱がせるとむわ。と、雌の匂いが広がった。
陽子と香澄が微笑み合う。

「美味しそうねっ」
「はい」
「食べたい?香澄」
「はい」

「いいわよ。飲んでおあげなさい」

香澄の顔が股の中に落ちる。
舌先が伸びて愛液を舐め上げる。

「あーーーーーーーーーーーーー!!!」

腰が浮き、喉奥からの声が会場全体を揺るがす。

ず。ずずず。とわざと音をさせて香澄はクリトリスをねぶっていった。
吸い付き、噛み付き、舌で転がし、舌で押し潰し、歯に引っ掛け、吸い付きながら口の中で転がし、濡れたそこに息を吹きかける。
その愛撫の一つ一つに、過剰な程由梨絵は反応した。
喘ぎ、喚き、涙を零し、がむしゃらに全身を震わせ、視線を逸らそうとしてもモニタは常に彼女の眼前にあって。
逃げる事も意識を失う事も許されないままに、ひたずらに自分の感じる一点のみを責められ。
失神を繰り返しても尚彼女達に愛撫を求め。
最終的には全身を震わせながら完全に意識を落とした。

348:名無しさん@ピンキー
12/03/12 03:35:16.32 4btjViFi
「あれー」

気付いた陽子がぺちぺちっ、と、軽く由梨絵の頬をはたく。
ぴくりとも反応しない。

「…駄目ですね。完全に、失神してしまったようです」

口元の愛液を手の甲で拭いながら、香澄が上体を起こした。

「あらー。ざーんねん。後三十回はイカせてあげるつもりだったのに」
「陽子さん。彼女、死にますよ」
「えー。大丈夫じゃない?人間結構丈夫なもんよ?」

言いながら拘束を解く。
ぐらりと傾く体を、しっかりと両腕で受け止める。
汗と涙と鼻水と唾液でぐっしょりと濡れた体。
それでも、この上なく可愛らしい女の子の体。

「タオル持ってきてあげて、香澄。後、この子を休憩室に運ぶわ。手伝って頂戴ね」
「はい」

歩き出そうとした香澄を、ああ。と思い出したように引き止める。

「香澄、さっき小雪が、香澄は女王の素質があるってそう言ってたわよ」
「……え?」

ぱち。と目を瞬かせて。

「…私は、陽子さんの、陽子さんだけの玩具ですから」

ただそれだけ言って、香澄はタオルを取りに戻っていった。

349:名無しさん@ピンキー
12/03/12 03:36:34.97 4btjViFi
その様子を眺めながら、私は足元の椅子を見下ろす。

「気持ち、良さそうだったわね」
「………」

無言が返って来るのに即座に私は右手を振り上げた。
パンッ。と小気味よい音が響く。

「ひっ…!」
「気持ち、良さそうだったわね?」
「っ、はい、…はい、っ…!!」

泣きじゃくる顔はステージの上の由梨絵とは似ても似つかない。
四つん這いにさせた男の背中に腰を下ろしながら、私は頬杖をついた。
肘置き場はまた別の「家具」だ。
ちらりと視線をテーブルのシャンパンに向けると、肘置きはもう片方の腕を伸ばし、私の前にシャンパンを差し出した。

「反省、したかしら」
「はい…ッ」
「何がいけなかったか、わかるかしら?」
「はい、っ…!!」

老人は、由梨絵の主人だった。
SMの意味ではなく、夫婦。の意味での、主人だった。
年若い妻を迎え、しかし自分は勃つことが出来ず、なんとか妻を満足させようと変な道を突っ走った結果、やや見当違いにはっちゃけてしまったらしい。
あの後会場の隅で平和的に「会話」している時に聞いたのだが、別段この老人は悪人という訳でも、似非Sという訳でもなかった。
シャンパンのグラスを傾ける。発砲が、ぴりり、と喉を焼いていく。
宴はまだ続いている。
尽きる事のない嬌声が響く。

「みーなこっ」

声をかけられて、私はそちらを振り向いた。
金色のチェシャ猫が、にこにこと微笑んでいる。

「見てた?見てたっ?アタシのステージっ。どうだったっ?ちょっとは濡れたっ?」
「馬鹿言ってんじゃないわよ」

額にトスッと手刀を落とすと、大袈裟なまでに陽子はよろめいた。

「…っぅぅうー。もうー。酷いんだからー」
「素敵だったわ」
「……。え?」
「だから、素敵だったわ。ステージ」

彼女のSMへと植えつけられた恐怖を取り払い。
拘束される事で快感を高め。
最後まで嫌がる事はせずに。
ただ求めるままに相手へと与え続けた。

「陽子のSMには、愛があるわね」


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