11/11/22 19:07:47.15 mYw/NK16
以上です。
>245で言った長編SSでのやよいの見せ場が上手く作れなかったため
これで勘弁していただきたく思います。
498:名無しさん@ピンキー
11/11/22 19:22:53.75 gqG9COnl
>>497
勘弁して欲しいのはこっちだ。
涙で前が見えない。GJ。
499:名無しさん@ピンキー
11/11/22 19:37:25.89 fAkLukaX
>>480
もっと書いてくれてもいいのよ?
500:名無しさん@ピンキー
11/11/22 19:38:13.60 WRRtQ1qI
こういう禁断のネタに挑戦してくれる書き手は大好きだ
そしてこういう作品を投下できるこの場所も好き
誰が何と言おうと書き続けてください
やよい…
501:名無しさん@ピンキー
11/11/22 19:47:37.24 RdaWaRdU
何がいい夫婦の日だ!と思いつつチャレンジングなネタをもってくる勇気に乾杯。
502:名無しさん@ピンキー
11/11/22 19:58:55.81 ssaaPMoK
>497 SGGJ! エロパロで感動して心温まるなんてすばらしい!
503:名無しさん@ピンキー
11/11/22 20:14:28.56 Rplzeptz
定番ネタだけど需要ある話だよなー
とか思ってたらチープだけど王道展開でいい話で終わってちょっとビックリ
闇に落ちちゃうのも好きだけど、やっぱりやよいには幸せになって欲しいかな。
504:名無しさん@ピンキー
11/11/23 00:00:12.17 WRRtQ1qI
ぴったりに間に合った!どうも、純愛Pです。美希の誕生日ということで
『純愛M@STER 美希編』投下します。
準拠なし。エロぬるめ。内容甘め。美希視点。
美希は金髪2グライメージです。ハニーではなくプロデューサーさん呼びなのは仕様。
ちなみにテーマは「意外と美希はウブな娘」です。
どういうことかは読んでのお楽しみ。
それでは4レスより参ります。
505:『純愛M@STER 美希編』
11/11/23 00:01:22.35 UgPogNxn
「はーい、ミキだよー。
この話は原作とはパラレルなの…あふぅ…もう眠いからミキ寝るね…むにゃ~」
両手でほっぺたをぺちぺち叩いて気合を入れる。
別に今日はライブでもイベントでも何でもないけど、ミキにとっては大事な日。
今日はミキの誕生日。
大好きなあの人…ミキのプロデューサーさんに告白するって決めた日。
事務所の椅子でプロデューサーさんが来るのをじぃっと待つ。
あ、来た。
「プロデューサーさん!今日の夜、空いてる?!」
「ああ、空いてるけど。どうした?」
「えっと…今夜、プロデューサーさんのうちにお泊りしようかな~、なんて」
「そりゃまた突然だな。家には連絡取ってるんだろうな」
「きょ、今日は休日だから友達のうちって言えばバレないよ。嫌…かな?」
「嫌だなんてそんなことはないけどな…」
プロデューサーさんのうちに着いた時から、ううん、車に一緒に乗ってる時から…
心臓がバクバクしてるのが分かる。
「結構、狭いうちだね」
「一人暮らしの男の家に何求めてんだか」
「そう…だね」
ダメ、適当な話をしてたらそのまま今日が終わっちゃう。
心臓のバクバクはまだ収まりそうにないけど。
これが、ミキにとっての人生初めての告白。
だから、言わなきゃ。
「プロデューサーさん…大事な話があるの」
「大事な話…?」
「ミキは、星井美希は…プロデューサーさん…あなたが好きです」
「!!」
「誰にも聞かれたくなかったから、だからお泊りする時に言おうと思ってて…」
「美希」
「ふえ?」
プロデューサーさんの指が、ミキの唇に触れた。
「ここは現実だよな?夢じゃないよな?」
「な、何言ってるの?プロデュー…」
一瞬、何が起きたのかわからなかったけれど、
ミキのとは違う腕がミキの背中にあって。
「美希に告白されるなんて、俺は幸せ者だよ」
気が付くとそのままの姿勢でベッドに押し倒されてた。
「ま、待って…プロデューサーさん」
「こんなところで告白したんだ…こうなることを望んでたんじゃないのか?」
「そ、そこまでは…」
プロデューサーさんがOKしてくれればミキは幸せで。
Hなことをするなんて思ってもいなくて。
あわよくば、くらいには考えていたけど、でも。
506:『純愛M@STER 美希編』
11/11/23 00:02:12.68 UgPogNxn
「ミキも今年で16だけど…プロデューサーさんとずっと一緒にやってきたけど…」
「けど?」
「怖いの…」
「俺が?」
「ううん…そうじゃないの。ミキ、こういうことするの初めてだし、
何よりミキは男の人に面と向かって自分の気持ちを伝えたことだってない。
だから、きっと不器用だし、変なこと言ってプロデューサーさんを傷つけちゃうかも
しれないし、逆にプロデューサーさんをボーソーさせちゃったりするかも…」
ミキの頭に手が置かれて、髪の毛が揺れた。
「大丈夫、俺もこういうのは初めてだから。
美希だって、H自体が嫌ってわけじゃないんだろ?」
「うん…」
「流れで無理して肯定しなくてもいいんだ。さっきは少し怖がらせて悪かった」
「ううん、大丈夫。プロデューサーさんが優しくて、ミキ、嬉しいよ」
そう言って、精一杯の勇気を振り絞って、キスをした。
舌が絡んでくる。ホントに、そうするんだ。
ドラマとかのウソかと思ってた。
シーツが擦れる音と、唾の音だけが部屋に聞こえる。
カラダがふにゃふにゃになって、へたりこんじゃいそう。
口を離すと、プロデューサーさんの味が残ってる…気がした。
服がびよんって引っ張られてる。
あっそうか。今日はフクザツな服着てきたからうまく脱がせられないんだね。
下着になるまでは職業柄って言うのかな?慣れてるけど、その先は恥ずかしい。
カラダが震える。オトナになるキョーカイセンから一歩、一歩だけなのに進むのが怖くて。
「水着とかになるのは恥ずかしがらないのに…やっぱり、その先は恥ずかしいか?」
「うん…」
「正直に言うとさ、美希はこういうの、リードする側だと思ってたんだけどな」
「ミキも…そう思ってたよ」
下着をもぞもぞいじりながら話す。
ミキって、こんなにオクテだったんだね。
話しながら改めて思っちゃった。
「美希も?」
「うん…好きな人ができて、初めてこういうのが恥ずかしいことなんだあって分かったの。
大事な人に大事なところをぜ~んぶ見せてね、オトナになるの…その、一歩」
思い切って脱いだ下着を部屋の隅っこにほうって、震える腕を伸ばす。
お風呂に入る時と同じ格好なのに…体が縮こまって上目遣いになっちゃう。
だけどね…
507:『純愛M@STER 美希編』
11/11/23 00:02:48.52 UgPogNxn
「精一杯、頑張るから」
「ああ、優しくするよ」
とっくにパンツ一枚になったプロデューサーさんがミキに笑いながら言った。
ミキは震えて何にもできないから、プロデューサーさんにやられっぱなし。
でも、胸とか、足とか、その…あそことか舐められたり触られたりするのは
気持ち良くて、嬉しい。
「ごめんね…プロデューサーさん…タイクツだよね」
「タイクツじゃないよ…ほら」
「あっ…うんっ…きもちぃっ」
Hな声が、ミキの声じゃない声が勝手に出てくる。
目を開けると、プロデューサーさんがパンツを脱いでいた。
ミキのあそことプロデューサーさんのあそこがキスしてる。
ふわっとしたあそこの感触がなんだか心地よくて、思わず目を下に向けた。
だけど…見なきゃよかった。
だって、大きかったから。想像よりもずうっと。
カラダがまた縮こまっちゃう。
「入んないよ…そんなの」
「美希?」
「あそこ裂けちゃうよお…怖いよお…」
頑張ろうと思っても、背筋が伸びなくて、ぐすぐす泣いちゃって。
殻に籠ったアンモナイトみたいになっちゃってるミキはワガママだ。
そんなミキのあそこをさすっているプロデューサーさん。
「だいじょぶだって…美希の身体は、こんなに柔らかくて、白くて、綺麗だ」
体中触られてるのと一緒になんか熱いのが湧き上がってきて大きく仰け反るミキ。
何この感じ…怖いのに、好きだって感じがどんどん広がって、上回って。
眠くなるみたいにもやもやしてるけどしたいことははっきりしてて。
「好きだよ、美希」
「みきも…だから、はやくえっちしよ…」
軽くキスしてただけだった二人のあそこが舌を絡めたみたいに混じって、
上の口もキスして。
ひとつになる。痛みもまた、一緒だって。そんなわけないのに、そう思って。
良くわかんないのに腰まで動かして。
眼はぐるぐる回るってるけど「好き」って言葉だけは忘れないようにいっぱい叫んで。
508:『純愛M@STER 美希編』
11/11/23 00:04:09.54 WRRtQ1qI
「へっくち!寒いの~」
「裸でこの季節に寝るからだ。パジャマぐらい持ってこい」
そう言ってるプロデューサーさんはパジャマを着てる。ちょっとズルいの。
「忘れたんだから仕方ないもん」
「まあいいけど。それより、美希、白目向いて倒れたぞ。気分悪くないか?」
「そうなんだ。途中でぐるんって頭がどうにかなっちゃったからね。
でも今は大丈夫。寒いけど。あ、服とって」
「はい、どうぞ」
「ありがとなの」
部屋の隅っこにあった服を手渡されて、
それを着ながらカーテンの向こうがまだ暗いことを確認しながら言った。
「プロデューサーさんはミキのこと、いつから好きなの?」
「いや…最初、見たとき、かな…なんつーか、手の届かない存在だと思ってたし」
「そうなんだ…嬉しいな」
「美希は?」
「ミキかぁ…わかんない。一緒にいて、順々に、だから。
でも、ほかの人と一緒におんなじ風に過ごしても好きになるわけじゃないって思うな」
「なんでさ?」
「うまく言葉にできないけど…運命、かな?」
「じゃあ、これからずっと一緒なのも運命、か?」
「ホントに、ずっと、一緒にいてくれる?」
「ああ、それと」
「何?」
「誕生日、おめでとう、プレゼント、これしかないけど」
そう言ってプロデューサーさんがくれたのは昨日の続きのキス。
もちろん舌を入れる方。
事務所のみんな、ごめんね。多分、今日のミキはきっとチコクしちゃう。
でも、プロデューサーさんはきっと許してくれると思うし、いいよね?
だって、プロデューサーさんはミキの一生のパートナーだから。
509:名無しさん@ピンキー
11/11/23 00:04:44.46 UgPogNxn
以上です。
奥手な美希は保管庫にあまりないので書けて満足です。
が、代償に深刻なエロ表現不足…精進せねば。
そしてクリスマス・イヴの雪歩プロットが異様にできている件。
その前にはセツナエロ系も書きたいし…
とにかく美希誕生日おめでとう!
それではまた。
510:SS前書き
11/11/23 00:27:43.65 Av+uO/Os
タイトル:「美希の一番欲しいもの」
お誕生日おめでとうなSSといいつつ、なんだかもやもやするかもしれないお話です。
そして純愛P様とネタの被ったSSの連投にて失礼いたしますです。
恋愛には積極的でも、いざとなれば晩生な美希を書きたい気持ちだけで突っ走った
少々アレかもしれないSS、5レス拝借いたします。
※特に準拠作は意識していません/本番なし/登場人物は美希とPだけ/微エロ
511:「美希の一番欲しいもの」 1/5
11/11/23 00:28:36.00 Av+uO/Os
「…プレゼント?欲しいものなんて別にないよ」
「無いってことないだろ。去年だって……」
「いいの。誕生日をオフにしてくれただけで感謝してるの」
それだけいうと、美希はバッグを掴んで立ち上がった。
「美希、ちょっと待ってくれ。何か怒ってる?」
「別に。用がないならもう帰る。欲しい物あるけどハニーには無理だと思うし、じゃぁね!」
やれやれ。
去年の誕生日は仕事の都合できちんとしてやれなかったから
今年は夏過ぎからスケジュールを調整し、なんとか誕生日当日をオフにできた。
プレゼントだって美希が希望を出すというから尋ねただけなのに。
俺には無理なんていうけど、美希が欲しがっているものは俺だってプレゼントしてあげたい。
だが年齢とか立場も考えて欲しいんだよ。親御さんの手前だってあるんだし。
せめて結婚できる年齢になるまで、それだけは我慢してくれないものか。
◇
美希の我がままや無理強いというわけでもなく、半分以上は甘やかした俺の責任だ。
Cランク昇格を境に一気にブレイクした美希は、以前とは別人のようにやる気を見せ
仕事にもレッスンにも真剣に取り組むようになった。
だが彼女の変化はそれだけではなかった。
俺のことを恋人に見立て"ハニー"と呼ぶようになったのもそのひとつである。
ようやくやる気を見せた彼女が、その類まれなる潜在能力を発揮しだしているのである。
調子を合わせて恋人ごっこに付き合ったのは、そうしておけば仕事がうまくいくという
プロデューサーとしてのスケベ心である。
大人びているのは外観だけで、中身はまんま中学生のお子様。
調子を合わせておけばなんとでもなると見くびり、その真意を見ようともしなかった。
だけど美希は真剣だった。仕事の対するのと同じ、いやそれ以上に。
最初はさりげなく腕を組むとか、軽めのハグ。
それで満足していた美希だったが、要求は少しずつエスカレートしていった。
既にハグは事務所でもできないような熱い抱擁に変わり、キスに至るまでそう間が無かった。
挨拶のような頬へオデコへのキスにも、不満をだくようになるのはあっという間だった。
ちなみに唇へのキスをしたのは俺からである。
ライブを終えた直後の楽屋で、まだ興奮が冷めやらない美希の火照った体を抱きしめ
半ば無意識に美希の唇を奪っていた。
美希は驚いて目を丸くし、すぐその目を閉じた。
潤んだ瞳と紅潮した頬、それにおずおずと背中に回された美希の手。
それが少し震えているようなのは緊張なのか、それとも。
やり過ぎたかという思いも、そのあと見せた美希の嬉しそうな表情で吹き飛んだ。
美希が喜んでくれるなら、恋人ごっこも上等。
褒めれば褒めるほど、乗せれば乗せるほど、美希のパフォーマンスは向上していく。
そんなことを言い訳に、今度は俺が行為をエスカレートさせていった。
最後の一線だけ越えなければ、その思いを心の中に秘めながら。
だがキスから先に進んだとき、最初美希が見せたのは躊躇いだった。
仕事を終えた美希に、頑張ったご褒美という名目でするキス。
抱き締めるその体はどこまでも柔らかく、肌から立ち上る甘酸っぱい体臭は
美希がまだ中学生であることを俺に忘れさせる。
胸に押し付けられた乳房の感触。
幼い顔に悩ましい喘ぎでキスに応える美希に、つい無意識に手が背中から下り…
「ハニー、ダメだよ……」
キスの合間の息継ぎをしながら、美希が弱々しい声で呟く。
512:「美希の一番欲しいもの」 2/5
11/11/23 00:30:12.09 Av+uO/Os
「こういうのは嫌か?」
背中から降ろした手で、美希のくびれをそっと撫でてみる。
「イヤじゃないの。ハニーになら何されてもいい、でも……」
「でも、何?」
「美希ね、ちょっとだけ怖いの」
「なら止めとこう」
「……もうちょっとだけならいい」
動きを再開させた俺の手が、腰をこえてヒップラインに進出すると
重ねた唇の中で「んっ…」と可愛い声で喘いでくれるからもう止められなかった。
一通りの愛撫が終わったあと、赤らめた顔を俯けて恥ずかしそうにもじもじしながら
美希は意を決したかのように、顔をあげて俺を見つめる。
「ねえ、ハニーどうだった?」
「どうって?」
「美希の体だよ……ハニーは触ってみてどう思ったのかなって」
「ああ、柔らかくて温かくてずっと触っていたいと思った」
「男のひとってどうしてオンナノコの体、触りたがるんだろうね」
「あ、ああ……まあそれは本能ってやつかな」
「じゃあ……ほかのトコも触りたいよね、む、胸とか」
「美希、無理しなくてもいいから」
「あは、無理に我慢してるのハニーなの。ほら、今が触るチャンスだよ?」
俺をからかって胸を突き出し誇示するいつものしぐさも
潤んだ目で訴えられるだけで
「触っても変態さん呼ばわりしないか?」
「するわけないの。ハニーは美希の恋人なんだから。でもね、優しくだよ?」
「じゃあお言葉に甘えるが、その前に…」
まず抱き寄せてキスしたのは、美希のおっぱいを前に逸る心を静めるためだった。
恋人ごっこはあくまで美希を喜ばせるためのことであり、失望させてはいけないのだから
本能にまかせ、夢中で揉みまくるような醜態は絶対に避けなければならない。
だから俺は、あくまで本命はこうして抱きしめてキスを与えることであり
胸を触るのは、美希がいいというから仕方なくといった体をとったのである。
重ねていた唇を少しだけ離し、美希に囁きかけた。
「いいか美希、触るよ?」
「……んっ、いいよ」
目をみつめながら、手のひらをそっと乳房に着地させる。
「あっ……」
手を置いた一瞬だけ力が入った美希だが、すぐに表情と体から力が抜けていく。
「えへへっ、ハニーの顔マジになってるの」
「み、美希、お前……どうしてつけてないんだよ」
「どうしてって、その方がいいでしょ? それよりハニーのしたいように揉んでもいいよ?」
恥らいつつもオンナの顔と声でそんなことを言われた瞬間、俺の理性は弾けて飛んだ。
柔らかくも弾力のある美希の乳房に指をめりこませ、夢中で揉みしだくと
最初は声を我慢していた美希だったが、そのうち俺の名前を呼びながら
愛撫に応えて体を震わせてくれるようになった。
男を知らない生娘が、胸への愛撫だけで達するものなのか分からないが
ともかく美希は、俺の指が服の内側に侵入し勃起した乳首を軽く抓ったあたりで
一際大きな声をあげると、背中をのけぞらせてからがっくりと脱力した。
「……あのね、ハニーに触ってもらうとすごく気持ちよかったの」
「そう、イッたみたいだったしな」
「ふぅん、あれがいくっていうの。でも好きな人になら触ってもらうだけでも幸せなの」
「そうだろ。恋人同士がこういうことをする理由がわかるだろ」
「うん。だからまたしてくれるよね、ハニー?」
513:「美希の一番欲しいもの」 3/5
11/11/23 00:30:54.19 Av+uO/Os
抱きしめてキス、それから体中を愛撫する。
何か特別な理由がなくとも、俺と美希は暇さえあればそうやって体を重ねる。
楽屋でもレッスンスタジオでも、移動中の車の中でも。事務所だって例外ではない。
ミーティングのための時間は、唇を重ねあうための時間にとってかわり
収録の合間にできた、わずかな時間ですら休息のためではなく
お互いの体をまさぐりあう時間になっている。
そうしてどちらかが、あるいはお互いが慌しい愛撫に我慢ができなくなれば
仕事が終わるのを待ちかねて、誰にも邪魔されない場所でその続きをした。
たいていは俺の家だが、そうも出来ないときには、美希を自宅に送っていく
途中の公園などがその場所に充てられる。
だが美希が一番望むのは俺の部屋だった。
「初めては全部ハニーのお部屋でするの」
最初のキスも乳房への愛撫も、美希の言葉どおり俺の部屋が初めてだった。
その夜、自分から上半身全て脱ぎ捨てた美希を押し倒したのも俺のベッドだった。
夢中になって胸に顔をうずめ、乳首にしゃぶりついて離さない俺の頭を
美希はやさしく抱きしめ、快感の喘ぎ声をもらしながら撫で続けてくれる。
美希は何度も泊まりたいといったが、俺は決してそれを許さなかった。
一線を越えれば歯止めが利かなくなるのが分かっていたからであって
ケジメなどという格好のいいものなんかではない。
そして美希が部屋にくるときは、必ず事前に処理を済ませておくことにしている。
そうでもしなければ間違いなく最後まで突っ走っていただろう。
そんな配慮と苦悩をよそに、美希は期待に満ちた目を俺に向けてくる。
ねぇ、ハニーは美希のこと欲しくならないの?
ねえ、ハニーになら、美希のことあげちゃってもヘーキだよ?
ねえ、ハニー、今度お部屋に泊めてくれてもいいよね?
そんなことを、あの無邪気な笑顔でおねだりされるたび、
俺は揺れる理性を懸命になだめ美希の要求を跳ね返してきた。
上半身は脱がせても、下半身は脱がさないどころか手も伸ばさない。
美希のほうからそれ以上の要求がなかったから高をくくっていたが
何気ない表情の裏で、美希なりに期待を高め続けていたらしく
最後の一線を頑として越えようとしない俺に、不満を燻らせていた美希が
あのような行動にでるとは、まったく予想すらしていなかった。
◇
美希の誕生日パーティで行うサプライズイベントの打ち合わせ。
そう言われて集まった俺が、一体何を疑うことができたであろう。
出されたお茶を味わった直後、強烈な眠気に襲われ眠り込んだ俺が
意識を取り戻したのは見たこともない殺風景な部屋だった。
壁にかかった大きな鏡に映った俺は、どういうわけか
両手両足が頑丈なベルトで椅子に縛り付けられていた。
「ごめんねハニー。窮屈だけどしばらくの我慢なの」
「おい美希、一体どういうつもりだ。ふざけるのはやめてほどきなさい」
「美希、ふざけてなんかないよ? 凄くマジメなんだから」
「マジメならこんな真似しちゃ駄目だろ。今すぐ解けば叱らないから、な?」
「叱られてもいいの。じゃあそろそろ始めるね」
「おい美希、始めるって…あっ、ちょっと脱ぐな、待てって」
美希は俺の言葉にかまわず、こっちを見たまま上着を脱ぎ、シャツのボタンを外し始めた。
514:「美希の一番欲しいもの」 4/5
11/11/23 00:31:42.21 Av+uO/Os
スカートが無造作に脱ぎ捨てられると、美希の体を隠すのは下着と薄いキャミソールのみで
上下揃いの下着は随分と大人っぽいデザインのものだった。
そんな姿はこれまで何度も見て慣れているつもりでも今は状況が違いすぎた。
大人っぽい下着に妖しげな美希の表情。
美希の狙いが俺の予想通りだとしたら、やばいことになるかもしれない。
「ねえハニー、今日は美希が色々としてあげるの」
美希は俺の膝にまたがると、呟くようにそういった。
「だから変な真似はよしなさい、冗談が過ぎるぞ」
それには答えず、美希は俺の頬を両手で挟むとゆっくり顔を近づける。
口を閉じて拒否の意を示して見せたが、美希にわき腹をくすぐられ
思わず開いた口を、美希のピンクの唇でぴったりと塞がれた。
キスというより、ただ口と口を合わせただけの行為。
それでも美希の表情は緩み、口元には小さな笑みが浮かんでいる。
「いいよ、ハニーがそういうつもりなら、美希も容赦しないの」
そういいながら、美希は何度も何度も唇を重ねてくる。
それだけではなく、またがった腰をもぞもぞと動かし擦り付けてくる。
下着とズボンを挟み、お互いの秘部がこすれあう。
事前の処理を済ませていないため、温かく柔らかい美希の股間の刺激で
意思とは反した勃起が始まる。
「ほらね。口では駄目っていっても、ハニーの体は正直なの」
「違う、これはただの生理現象だ」
「どっちでもいいの。大きくなればこっちのものなの」
「や、やめろ、何をする気だ」
「ハニーは黙ってるの。美希はこっちのハニーに用事があるんだから」
手足を拘束されている状態で阻止するのは無理だった。
ベルトが外され、ジッパーが下ろされ、情けないことに少々染みのできたトランクスが
美希の目の前にさらけ出される。
「ハニー、これってお漏らしちゃったの?」
「違うわ! そんなわけあるか」
「じゃあ、これはなぁに?」
しなやかな指が、染みの部分をそっとつついて、目の前にかざして観察している。
「や、やめなさい美希。そういうことはアイドルのすることじゃない」
「そのアイドルの前でこんな風にボッキさせてるの、ハニーなんだよ?」
「……う、うぅ……」
「ねえハニー、男のひとも気持ちいいとオンナノコみたいに濡れるの?」
「……違う、いやそんなことは知らん」
「ハニーは知らなかったんだね、オンナノコが濡れるってこと。
美希ね、最近はハニーにチューされただけで濡れちゃうの」
「そ、それは……どうも」
「そんなことより、今からハニーをもっと気持ちよくしてあげるから期待してね」
そういってキャミソールとブラをあっさり脱ぎ捨てた美希は、俺の前で腰をかがめて
天を突いて勃起している一物を見つめながら近づいてくる。
「や、やめろ美希、何をする気だ」
「ハニーが気持ちいいことだからやめないの、ハニーが降参するまでは……」
「頼む美希、降参する、だからそれだけはやめてくれ」
そういいながら、俺は心の一部で美希が示唆する行為を待ち望んでいた。
自分で処理するとき瞼に思い描く、美希の裸身と奔放な行為。
それが今、現実に再現されようとしている。
515:「美希の一番欲しいもの」 5/5
11/11/23 00:32:24.40 Av+uO/Os
美希は上体を俺の股間に近づけると、ゆっくり豊満な乳房を押し付けた。
手で触れるのとはまた違う、柔らかく包まれる感触は身震いするほど気持ちよかった。
だがそれはまだほんの序の口だった。
美希は両手で乳房を寄せて一物をしっかり挟み込むと
ゆるやかに上体を動かし、刺激を始める。
「んっ、ほらぁ…ハニー、気持ちいい?」
「……あ、ああ」
「じゃ次はこれ使うね」
乳房を俺に押し付けたまま、美希は手を伸ばして取り出したもの。
透明の液体が入ったボトルのふたを開くと、胸の谷間に液体を注ぎ始めた。
ローションのヒンヤリした感触も、すぐ美希の体温で暖められ
さっきとは比較にならない快感が一物を襲う。
「んっ、あぁ……ハニィの、とても固くて熱いの」
「美希、だめだ……もうこれ以上は」
「いいよハニー。最後までいったら許してあげるから」
「た、たのむ美希、お前の体を汚したくない」
「美希へーきだもん、だからいいよハニー、我慢しないで出しちゃって」
どこでそんなことを覚えてきたのだ、などと突っ込むような余裕はなかった。
それどころか、このまま流されてしまおうにもありかと迷っていたくらいである。
だが逡巡はほんの一瞬だった。
このまま目をつぶればほんの少しで頂点に達し、溜まった白濁で綺麗な乳房を汚す。
もちろんそんな選択、俺にはできなかった。
「やめなさい、美希!」
腹に力を込め、大声を出すわけでもなくできるだけ静かに一喝した。
「ひぇっ!! ハニー?」
驚いた美希が体を離し俺を見上げる。
「もういい、美希。こういうことはやめてきちんと話をしよう」
◇
濡れたタオルでローションを拭い取る間、気まずい沈黙に耐えかねた美希が
ことの顛末をポツリポツリと話しながら、脱ぎ散らかした服を集め、着替えなおす。
要約すれば、一線を越えようとしない俺に焦れて実力行使に出たということになる。
場所といい、他人を使って呼び出したことといい、第三者の協力や入れ知恵があったのは
この際不問にしておいた。
美希に悪気はない。流れにまかせエスカレートさせたのはむしろ俺の責任である。
だから、身繕いを終えて向かい合わせに座ると、まず俺から美希に謝った。
「違うの、悪いのは美希なの、だからごめんなさいなの、ハニー」
「確かに行き過ぎではあったが、そのことはもういい。気持ちよかったしな」
「……ハニーのそういうとこ、キライじゃないんけどちょっとビミョー」
「そ、それはおいといてだ。ここらではっきりさせておこうと思う」
「あ、あのね、ハニー。これでお別れとかは美希イヤだからね?」
「誰が別れるといった。こんな悪さをする美希、俺がずっとついてないとダメだろ」
「美希悪くないって、さっきハニーがいったばかりだよ?」
「いちいち突っ込むな。それより美希、お前ががいやだといっても俺は離さん。
なんなら一生ずっとだ、それでもいいのか?」
「ちょっと待つの、ハニー。その言葉は誕生日にいってほしいの」
「え、どうしてだよ」
「あのね、美希が一番欲しかったのはハニーのその言葉なの」
おしまい
516:SSあとがき
11/11/23 00:33:27.54 Av+uO/Os
以上、お目汚し失礼しました。 <妊
517:名無しさん@ピンキー
11/11/23 00:37:40.05 ufCPoxi4
いい話乙おっつおつ
518:名無しさん@ピンキー
11/11/23 06:11:05.81 kNHv710x
乙乙
519:名無しさん@ピンキー
11/11/23 08:11:40.16 C6z4XYon
昨日から豊作だな
良き哉
520:名無しさん@ピンキー
11/11/24 13:19:06.62 M0hyRDQr
ギャップ萌えはすばらしい…
ファンからみてエロフェロモンバリバリな美希が奥手だったり、
堅物で性的な事に拒否感を示してそうな千早が身体を求めまくってきたり、
みんなの王子様の真がまこまこりん♪だったり…
普段は見せない姿が拝めるっとのが良い
521:名無しさん@ピンキー
11/11/24 14:15:57.75 vGhTMSbN
まこ&ちーさんはむしろ求めまくる話がスタンダードになりつつあるんで
堅物状態のH話も増えてほしいみき
522:名無しさん@ピンキー
11/11/24 18:13:24.65 0w2LF74a
>堅物で性的な事に拒否感を示してそうな
あの有名なセクハラコミュ見る限りそれはねーな
523:名無しさん@ピンキー
11/11/24 19:52:32.68 Wq1L39y3
真「まっこ…まっこ…りーん!!」ボグシャ
俺「ぐにゃあ」
こういう妄想をよくしている
524:名無しさん@ピンキー
11/11/24 20:14:19.78 kz5TBKC6
>>521
ノリ気じゃないながらも流れとかで渋々付き合ってくれる感じ?イヤなわけじゃないみたいな
「だ、ダメですよ…プロデューサー…。こんなところをもし誰かに見られたら…」
と流されるままに野外プレイを強要される推しに弱い真
「どうしてあなたの処理を私がしないといけないんですか。……ちょっとだけですよ?…んむ…ん…」
と他人で勃ったモノを若干拗ねながらなんだかんだでフェラしてくれる千早
…だめだ、あんまり変わりばえしないな…w
525:名無しさん@ピンキー
11/11/24 21:46:29.66 neCCiCDc
コミュ的に性的ガード硬いのは春香か
好感度が低ランクから高めっぽく見える割に身体は許してくれないのよね
526:名無しさん@ピンキー
11/11/24 21:52:29.39 OMFBDXha
16歳の恋に恋する女の子的な意味で異性に興味があるってだけで、
ガチで性的対象にされたいという方向に突っ走るのにはうぶすぎるという
外見的に性的魅力が高いと思われやすい子は大概こういう部分が多かれ少なかれある感じ
527:名無しさん@ピンキー
11/11/24 21:52:36.21 vGhTMSbN
はるるんは言えないでもじもじしてるだけで
実際は抵抗ないと思う
散々自信ないと言ってたゆきぽに先を越されて(処女的意味で)
慌てて告白するもキス止まり
そんなイメージ
528:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:09:50.80 neCCiCDc
>>526
まぁそういう方向に夢見がちな感はあるな。ムード重視的な
実際コミュのは基本的にムードも糞もねぇ場面だし
529:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:20:44.44 Wq1L39y3
だって、垢抜けたキャラデザで性的にイケイケだったら、お前らにビッチ呼ばわりされるだろ
530:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:31:14.93 GrMCuwmH
もじもじしてる春香を抱き上げてベッドにまで運んでくのが理想だろ
531:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:32:27.47 vGhTMSbN
ビッチ状態に堕ちる話も読んでみたいけどな
普通は嫌われるかもしれんが経験持ち設定とかも全然ありです
532:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:33:15.09 neCCiCDc
踏みきれなくて微妙に嫌々してる春香をベッドに押し倒して啼かせるのが理想
533:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:36:40.08 H0V8hAoH
>>529
まあな。まあ例えそうでも、茶髪美希みたいにデレデレになってくれたら愛せる
534:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:39:51.43 VEqcCFk0
準備万端、ムードもばっちりだったはずなのに、やらかして落ち込んでる春香さんの
頭をなでながら、そのままリードしたい。
535:名無しさん@ピンキー
11/11/24 22:52:37.54 VAN22rdw
人の温もりへの飢えと家族に対してのトラウマで板ばさみになって
結果行きずりのSEX中毒になる千早とか
本人は無意識だけど、事故時の実父に近い年齢の男性を好んで選び
その時だけベッドの上では子供のとき出来なかった「甘える」という行為も発露してくる
そんなエロ切なさもある展開だとよりグッときて面白そう
536:名無しさん@ピンキー
11/11/24 23:32:58.88 t1NCJj02
>531 や >535 のようなの、物凄い怖いもの見たさで読みたい希ガス。
でも読んだら読んだですごく後引きそうだよなぁ。
537:SS
11/11/24 23:39:27.71 ZZAo+zeA
投下します
註 響調教ものです 直接描写は薄目
538:SS飼い犬
11/11/24 23:40:33.58 ZZAo+zeA
飼い犬
「脱げ」
男の乾いた声が響く。
威圧感は無い。自分が断る事などとは毛程も考えていないのだろう。
男の眼前に立ち臆する事無く裸身をさらす。
騙しているのはどちらか。騙されているのはどちらか。
騙しているのは無論自分、我那覇響だ。
「元気だったか?」
会話はそれで終わった。
男の愛撫が始まる。反応は……まずまず、悪くは無い筈だ。
この行為に愛は無い。
肌と肌をすり合わせる
電気信号が流れる
快楽を感じる
其処に愛の概念を挟む余地は無い。
疑問に思うものが居れば実践すべし。
二人の間に愛は無いが、ひょっとすると細胞同士では愛があるのかもしれない。
539:SS飼い犬
11/11/24 23:41:28.09 ZZAo+zeA
「今夜部屋へ来い」
はい、解りました。突然の電話、断れぬ呼び出し。
慣れない標準語を使い、恭順の意を示す。
プロデューサーに犯された
IUで敗退した
961プロを追放された
あの日プロデューサーはIUで優勝し、大金を稼いだ。
汚れたお金、赤く破瓜に濡れたお金。お金はお金である。
だから自分もお金を貯めた、生活の為、仕送りの為。
汚れたお金、白く精液に塗れたお金。お金はお金である。
シャワーを浴び、ベッドに腰掛ける。手持無沙汰となったので自分のバックを引き寄せる。
中から犬の図鑑を取り出す。何度も読み返し擦り切れた図鑑。どれだけ眺めても飽きる事は無い。
プロデューサーに背を向けたまま、ページを捲る。家には帰らない。
携帯電話の充電器と犬の図鑑。家にはそれだけしかない。
アルコール・胃液・尿の臭い。汚物は洗い流した、だが全身に染み着いている。
「今日からここで暮らせ」
プロデューサーに与えられた部屋
何もない部屋
プロデューサーから与えられた携帯電話
何も登録されていない携帯電話
床に座り犬の図鑑に目を通す。どれだけ眺めても飽きる事は無い。
水も飲まず、何も食べず、眺めていた
ある日、携帯電話が鳴った
プロデューサーに犯された
540:SS飼い犬
11/11/24 23:42:20.61 ZZAo+zeA
「昔の話はやめよう、悲しくなる」
嘘、答えるのが早すぎる。
プロデューサーの顔を覗き込む、嘘に塗りつぶされた眼。
信じなくても構わない、顔に書いてある。
はい、解りました。心にもない言葉を口にするのは――もう慣れていた。
「萩原さんはね、天使になってしまったの」
765プロに顔を出すようになり、少しづつ噂が耳に入ってくる。
萩原雪歩、プロデューサーの最初のアイドルで恋人
だが目は出なかった。それでもプロデューサーは見捨てなかった
見捨てられなかった――プロデューサーは萩原雪歩を溺愛している
誰もが知っている噂だった
ある日萩原雪歩が居なくなった
理由は不明
それでも噂は流れた
四条貴音が二人を別れさせた
四条貴音、765プロの事務員だ。以前は二人で961プロのアイドルをしていた。
如月千早、765プロのアイドルだ。IUで優勝した。
部外者の自分にも3人の噂は耳に入る。
噂、如月千早がプロデューサーを刺そうとした
噂、プロデューサーが四条貴音を引き抜いた
噂、プロデューサーは今でも萩原雪歩を愛している
噂、噂、噂 そこに自分の名前は無い。
「俺も犬を飼っている。犬が好きなのか?」
時折見せる、残酷なまでの優しさ。
言外の意味、金で買える犬。売女、御前の飼主は俺だ。
シャワーを浴び、ベッドに腰掛ける。手持無沙汰となったので自分のバックを引き寄せる。
中から犬の図鑑を取り出す。何度も読み返し擦り切れた図鑑。
冷たくされればされる程、自分はその残酷さに惹かれていった。
どれだけ眺めても飽きる事は無い。いつか必ず犬を飼う。
541:SS飼い犬
11/11/24 23:43:12.07 ZZAo+zeA
「あの御方には近づかぬ様、警告したはずですが」
四条貴音は、顔も上げずに口を開く。
噂、四条貴音が二人を別れさせた
「響の気持ちも解らぬではありません。再デビューが決まらず飼い殺し、不満を持つは当然です」
噂、四条貴音が二人を別れさせた
はい、解りました。標準語は完全に身に付いていた。
騙しているのはどちらか。騙されているのはどちらか。
「俺達、恋人みたいだな」
意味の無い言葉。どきりとする言葉。
うなずきそうになる――堪えた。
さっと変わる表情。もうプロデューサーが自分を抱くことは無いだろう。
部屋を出て、立ち尽くす。
ドアを開ける
プロデューサーに駆け寄る
抱きしめる
キスをする――妄想が駆け巡る。
急にドアが開いた。引きずり込まれる。
床に投げ出される、プロデューサーが圧し掛かってくる。
自分からお尻を押し付け喘ぐ、止められなかった。
部屋を出る。夜風が寒い。
渡されたお札が、より自分を惨めにする。
こんなはずじゃなかった。
騙しているのは無論自分、我那覇響だ。
寒空の下、プロデューサーの部屋を監視する。
自分と入れ違いで如月千早が部屋に入っていった。
冷たいドアに耳を押し当て中の様子を窺う。
くぐもった声――嬌声。自分が何度も上げている声、間違えるはずがない。
盗んだ合鍵を握りしめる。
ドアを開ける
プロデューサーに駆け寄る
如月千早を引き離す――妄想が駆け巡る。
出来るはずがない。より惨めになるだけだ。
こんなはずじゃなかった。
542:SS飼い犬
11/11/24 23:43:48.85 ZZAo+zeA
「響が戻ってきてくれたと思ったんだ。だからドアを開けたんだ」
嘘、答えるのが早すぎる。
プロデューサーの顔を覗き込む、嘘に塗りつぶされた眼。
信じなくても構わない、顔に書いてある。
騙しているのはどちらか。騙されているのはどちらか。
騙されているのは無論自分、我那覇響だ。
プラチナの首輪を身に付け、床に伏せる。
千早と彫られたネームプレートが揺れる。
残酷なまでの優しさ。
騙す気などプロデューサーには何処にも無い。
「だから言ったのです、近づかぬようにと」
貴音の声が聞こえたような気がした。
気のせいだった。
なあプロデューサー、自分は一体どうすれば良かったんだ?
二人の間に愛は無い。だが繋がれた鎖が千切れる事は無いのだろう。
543:SS
11/11/24 23:47:15.60 ZZAo+zeA
投下は以上です
犬と言えば痴早さんですが偶には響を可愛がってあげても良いよね
544:名無しさん@ピンキー
11/11/25 00:14:45.15 Ho4K6SH2
不幸な時代だ…美しいアイドルほど悲しい涙を流すのか!
お疲れさまでした
GJ
545:名無しさん@ピンキー
11/11/25 20:53:36.99 Ch3AUQ38
>>543
こういう話は結構好きです
乙
546:名無しさん@ピンキー
11/11/25 21:44:14.50 l98REHaC
こういうのもっと読みたい!GJ
547:名無しさん@ピンキー
11/11/25 23:31:57.07 ER/o4V7z
ちょっとSS構想投下してみる。
1.世界観としては魔法というのが一部の人間に認知されている状況
2.魔法はすべての人間が使えるとは限らない
3.素質についてはある程度修練を積んだ人間にはわかる
4.魔法使いのおきてとして、むやみに覚醒させることは避けるべきとの不文律
5.魔法使いは必ずしも男であるとは限らない。というより、男女比はぶっちゃけ女のほうが多い
6.舞台は765プロ周辺
7.年齢などは1などに準拠するが、13人(SPの961の3人も含む)が所属
8.魔法が使えるのはやよいと美希、および貴音。
魔法というものを知っていて魔法素質があるのはあずさ、雪歩。
魔法というものを知ってるが使えないのは真、律子、響、春香。
魔法というものをそもそも知らないのが亜美、真美、伊織、千早。
9.プロデューサはこの事務所には現在6名が所属している。
このうち1人はやよいソロ担当、1人は美希ソロ担当、残り4人のユニットについては未設定。
10.やよい・美希の担当プロデューサ2名については魔法の存在について知識があり、彼女たちが魔法を使えることを知っているが魔法を使うことができない
11.社長は魔法の存在について把握はしているが魔法を使うことはできないし誰が使えるかも知らない。
だいたいこんなところまで書いたが、この世界観でやよい×PのSSをかける人いるかな?
548:名無しさん@ピンキー
11/11/25 23:39:00.29 2nHCCriU
魔法ものは考えたけど演出的にニコマスの方が妥当なのかなって思った
単に服を脱がしたり破いたり触手したりっていうのは簡単だけど
もうそうなるとアイマスではないしなあ
549:名無しさん@ピンキー
11/11/25 23:56:29.05 ER/o4V7z
>>548
全年齢向けの作品なら動画向けっていうのは同意。
ここにもってきたっていうことは、エロ目的なわけだ。
想定しているのは、魔法による攻撃からPを守るやよいと、物理による攻撃からやよいを守るP。相思相愛になって…っていうやつね。
一応、良識は2人ともあるが、最悪、いつ命を落とすともわからぬ状況。思いを遂げられずにパートナーを失うことは避けたいからね。
550:名無しさん@ピンキー
11/11/26 00:02:23.52 6/LBxcux
触手なら響が飼っててもおかしくないな
551:名無しさん@ピンキー
11/11/26 00:08:23.73 w4dC3gFX
書けないくせに突っ込んで聞いてみるが、「一見平和な世界の裏で
魔法による殺し合いが日常的に行なわれている世界」って感じ?
たとえば黒井社長も魔法使いで、961プロによる世界征服の障害に
なりうる765アイドルを亡き者にしようとしている?
552:名無しさん@ピンキー
11/11/26 00:28:13.44 CGGSQ1Ex
P「やよい、実は俺は牛乳を口から飲んでちんちんから出す魔法が使えるんだ」
やよい「わぁー、見てみたいです!」
こんなかと思った
553:名無しさん@ピンキー
11/11/26 00:45:42.07 Zw7rnrRE
スレリンク(mitemite板)
面白そうだけどこっちじゃダメなの?
554:名無しさん@ピンキー
11/11/26 00:54:08.05 tw58HMTg
>>550
つURLリンク(wiki.livedoor.jp)
>>552
おい
おい
>>553
この手の話は設定説明に時間かかるからそっちの方がいいかもね
ディープなエロがなければ
555:名無しさん@ピンキー
11/11/26 01:01:39.27 Zw7rnrRE
あれだ、設定描写とかあっちで連載してこっちでエロエロな話をスピンアウトで
556:名無しさん@ピンキー
11/11/26 01:18:55.20 eW2/rUeS
P「俺魔法が使えるんだ」
律子「何馬鹿な事言ってんですか」
小鳥「えープロデューサーさん童貞なんですか」
P「……少し泣く」
千早「泣くがいい。声を上げて泣くがいい」
酒が入ると訳のワカラン物が出来上がるでゴザル
557:名無しさん@ピンキー
11/11/26 02:16:09.78 x9fQb0Tt
出来た作品も酒が入ってると思えば違和感がない
558:名無しさん@ピンキー
11/11/26 02:28:18.20 OINdTCYM
12人のプロデューサーと765プロアイドル(+876プロアイドル)の乱交モノSSを投下します。
前中後の三編で完結し、今回は中編です。以下注意点、苦手な人はスルーで
・複数カップルの相互セックス鑑賞プレイがほとんど。相手は876系アイドル以外ほぼ固定されています。
そのため、厳密な意味での乱交は余りありません。
・DS準拠。貴音・響が765入りしています。ただし、765勢はそれぞれ1歳年を取っている設定。
・Pとの絡みが大半を占めます。後半では(律子・千早・やよい・真)×涼、
(春香・雪歩)×愛、(亜美・真美・伊織)×絵理といった要素もあります。
・各種プレイの他、破瓜・レズ・女から男への飲尿プレイ及びペニバンによる肛門責め・
女同士による精液の口移し・アナル・浴槽セックス要素あり。
※今回はレズが入ります。
・体格のいい亜美PをはじめとするPたちの個性も盛り込まれています。
その他淫乱な伊織、濃い陰毛をもつ雪歩、近親相姦済みのやよいといった設定あり
559:性宴・中編(P×亜美・真美)①
11/11/26 02:32:21.41 OINdTCYM
「兄ちゃん、さっきから亜美ばかり抱いてズルイ」
担当プロデューサーの腕に先程からすがり付いている双海真美。
亜美Pは「よしよし」と言って彼女の体を抱き、軽いキスを交わす。
「真美だけじゃなくて、亜美にもキスしてよぉ……」
と、これは双海亜美の意見だ。
「順番な、順番」
亜美Pは体の両側にあどけなさの残る美少女二人を侍らせ
交互にその愛らしい口唇へ舌を差し入れている。
両手に輝く小さな花を携えた彼は、事務所一の艶福家として通っていた。
「何でお前だけいつも二人なんだろうな……」
「へへっ、役得だろ?」
半ば妬みを抱いた雪歩Pの発言に対して、亜美Pはうれしそうな顔をして答えた。
「お兄ちゃん、そろそろ舐めていい?」
「ん? ああ、頼むよ」
そう言うが早いか、双子は合い争うようにして交互に彼の逸物を口に含み、音を立ててしゃぶる。
亜美が亀頭を口いっぱいに頬張ると、真美は巧みに淫舌を肉幹に沿って這わす。
二人して焦らすように亀頭に小さくキスをし、間に少しチュッと吸う様子は愛らしい。
このような艶事を味わえるのだから、他のプロデューサーから羨ましがられるのも当然だろう。
しかしパワフルな年頃の女の子二人を一人で相手しなくてはならないのだから
体力や精力も並以上でなくては務まらない。
「くっ……そろそろ、出すぞ」
「亜美にちょうだい!」
「真美にも!」
それぞれの手で幹の部分を握って、彼女は主張した。
「よし、二人とも口を開けろ!」
亜美Pは彼女らの顔に肉砲を向けて生臭い性汁を射出した。
肉槍を左右に振わせ、均等になるように双子の顔へ交互にぶっかける。
彼女らは嬉しそうに顔に付着した精液を指に絡めてしゃぶった。
「残り汁、も→らったっ!」
亜美は顔の精液だけに飽き足らず、肉棒を掴んで
鈴口から漏れている汁を吸い、更に尿道内に残っている本気汁も掃除する。
そんな彼女たちだったが、二人が宴に参加するのを当初社長は渋っていた。
13歳未満の女子児童との性的交渉は、例え双方同意の上でも強姦罪が適用されるのだ。
当時二人は12歳だったのだから、当然の如くレッドゾーンである。
勿論自分たちが仲間はずれになる事に、彼女らは反対した。
亜美Pも彼女らと一緒に、宴会に参加させて欲しい旨を社長へ嘆願した。
「君たちの言い分は良く分かる。だが、私も流石に危ない橋は極力渡りたくないのだ。
だから、……『私の目の届く所』では13歳未満のアイドルたちとの無礼講は遠慮してもらいたい」
社長の言う最大限の譲歩がこれだったが、これは有名無実なものとなる。
というのも、社長はアイドルたちが性交を始める時に限って必ず席を外すのだ。
560:性宴・中編(P×亜美・真美)②
11/11/26 02:33:42.55 OINdTCYM
# # #
「ほら、お兄ちゃんキモチイイ?」
亜美はツルツルとした無毛の恥部を肉幹に擦り付けた。
数をこなしているため、年に似合わないほどの成熟を遂げている彼女の陰部は
擦れる度に淫唇を妖しく歪ませ、愛汁を肉棒にまとわりつかせている。
「亜美よりも真美の方がキモチイイよ→」
見ていた真美も負けじと、反対側から恥部を擦りつける。
彼女らは肉竿を真ん中にして挟み上げ、上へ下へと動いて自らの淫肉を擦り続けた。
双子の美少女による貝合わせ―、一体このような贅沢な性技を味わえる人間が巷にどれほどいるだろうか。
「くうぅっ……!」
「ねえねえお兄ちゃん、亜美のオマンコの方がキモチイイよね?」
「違うでしょう。真美のオマンコだよね?」
亜美Pはわざと答えを先送りにし、この至上の快楽を貪欲なまでに味わおうとしている。
少女の蜜液によって照り映える肉槍は、淫唇にしごかれる度に身を硬く太くして天を目指した。
穂先の切れ目からは透明な我慢汁がトロトロと溢れ出ている。
「ああっ……、で、出るっっ!!」
次の瞬間、彼の肉兜は鈴口から精汁を一瞬零し、次には大量のそれを勢い良く宙へと飛ばした。
精汁はビュウビュウと音を立てて発射され、一部は天井にも届いた。
その部分だけ雨漏りのように精液が垂れ下がっている。
「うわぁっ、お兄ちゃん2年連続で天井までせーえき飛ばしたよっ!」
「すっごい飛ぶんだね、お兄ちゃんのせーしって!」
双子は天井に張り付いた子種の残骸を見て、ワイワイキャッキャと喜んでいた。
対象物さえ普通なら、それは年相応の子供の反応である。
「お前たちの特製サンドイッチが気持ち良過ぎるからだぞ。あれくらい出て当然さ」
「へえ→、そんなにキモチイイんだ。……ああっ、真美! オチンチン抜け駆けしてる!」
見ると真美は先程からペロペロと陰茎にこびり付いた残り汁をせっせと舌で掃除していた。
「早い者勝ちだよ→!」
「ずるい!」
亜美もまたその掃除に参加し、二人して白濁汁を舌で拭い取る。
二人の美少女にこのようにされては、陰茎も衰える暇がないというものだ。
561:性宴・中編(P×亜美・真美)③
11/11/26 02:36:09.83 OINdTCYM
# # #
「今日は12枚でいいかな」
亜美Pはコンドームを数えてすぐ傍にある卓子の上に置く。
例え社長の目が届いていなくとも、結婚年齢に達していない娘とするために避妊具を着用する。
それがここのルールだ。
「ちょっと少なすぎない?」
「1人6回なんてすぐ終わっちゃうよ→?」
彼女らは割り当てられる性行為の回数に不満をあらわにした。
「まあとりあえずこれだけ使ってしまおう。どうせやよいの所は余るし、分けてもらえるだろう」
「いおりんの所は余らなさそうだけどね!」
彼が見ると、伊織は憑かれたようにプロデューサーの上に跨って犯し抜いている。
彼女の周囲には兵どもが夢の跡と言うべきか、7発ものコンドームの残骸が空しく転がっていた。
「ははっ、アレはな……」
「ねえ早くヤろ→よ!」
「そうそう!」
双子は本日の『メインディッシュ』をせがんだ。
「……よし、じゃあ二人ともこっちに来い!」
亜美Pはその場で胡坐をかき、筋骨隆々とした両腕にそれぞれすり寄ってきた亜美と真美を抱えた。
ボーリングのボールの要領で彼女らの肛穴に曲げた中指を根元まで挿入し
残りの指は尻肉の沿うようにして小尻を支えている。
「最初は亜美からな。真美が風邪で出来なかった分の仕事をしてくれたから、ご褒美だ」
「やった!」
満面の笑みで勝ち誇っている亜美を、真美は羨ましそうな顔で見つめた。
とはいっても途中で彼は二人とも交互に楽しませるはずなので
一番風呂に入るか入らないかの違いでしかないのだが。
「いくぞ、亜美……」
彼はそう言って、真美を支える右腕をそのまま胡坐の中央へとスライドさせる。
真美は自分の下に来た陰茎を手で掴み、そっと花穴に宛がった。
「準備はいいな、挿入れるぞ」
「うん。来て、お兄ちゃん……」
彼は彼女の体をそのまま下ろして、太々とした逸物を根元まで彼女の蜜筒に挿入した。
「あはぁあっっ……!」
彼女の体が快感によって大きく反り返る。
それから彼は腕を使って彼女の体を激しく上下に動かし、連結した彼女の女穴を悦ばした。
それを交互に彼女らに味わわせるのだ。
これは彼が一度に二人を満足させるために編み出した性技なのだが
大柄で筋骨逞しい彼と小柄な彼女二人だからこそ可能な、実に豪快なセックステクニックと言える。
「ああんっ……! 兄ちゃん、気持ち良いよぅ……! 真美トンじゃうぅ……!」
「早くぅ……もっと、もっとしてっ!」
可愛らしい一対の喘ぎ声の中、亜美Pは巧みに美少女二人を回して、交互に犯していく。
彼女らの恥穴から溢れ出す蜜汁は、彼の股座を絶えず濡らしていた。
562:性宴・中編(P×亜美・真美)④
11/11/26 02:38:05.01 OINdTCYM
「ああっ、ああっ……イクぅっ! イッちゃうよぉ―っ!」
「最初は亜美か……我慢しないで、沢山気持ち良くなれよ。……そらぁっ!」
彼は高速ピストンを力強く繰り出し、歯を食い縛って耐え忍んできた亜美を軽く絶頂へと誘った。
「あはぁぁっっ……!」
キュウキュウと締め付ける極上の幼穴の中で、彼は目を閉じて心地良い射精を味わった。
亜美はくたぁっとのけぞり、荒い息を吐く。
自分だけ満足せずに相手をきっちりイカせる事が彼の美学だ。
765プロに入社する前にAV男優の仕事をしていたという噂は真実のようだ。
「……さて、と。まずは一個目だな」
「お兄ちゃん、次は真美の番!」
「じゃあ真美、ゴムを付けてくれ」
亜美をイカせたので、今度は真美を胸板に寄せる。両手がふさがってしまう点が、この性技の弱点だ。
そのため彼は両手に抱えている少女に避妊具の装着を頼まざるを得ない。
しかし彼の体を求めるあまり、真美はゴムを換えずに逸物を挿入して勝手に送迎を始めようとする。
「おいおい真美、ゴムくらいは換えさせてくれ。中で破れたら赤ちゃんが出来てしまうじゃないか」
「いいもん……」
真美が頬を桃色に染めてしおらしい声で囁く。
「真美、お兄ちゃん大好きだから……赤ちゃん出来たら、産んであげる」
普段の小悪魔な彼女に似つかわしくないその真摯な発言に、亜美Pは胸の高鳴りを覚えた。
それを聞いて、黙っていられないのが亜美である。
「ちょっと、真美! 亜美だって、お兄ちゃんと結婚して赤ちゃん産みたいんだからね!」
「いくら亜美でもダメ! 赤ちゃんは真美が産むの!」
「……二人共、ケンカはするな。せめて16歳になるまで、出産や結婚は待とうな」
彼女らはそれぞれ彼の首や胸板に自分の腕を絡ませ、盛んに彼に対する愛を主張した。
「16歳になったら、絶対真美と結婚してっ!」
「ダメダメっ、亜美とっ! 亜美と結婚したら、お兄ちゃん毎晩中出ししていいよ」
「じゃあ真美は毎朝セックスでお兄ちゃんを起こしてあげるっ!」
さらに彼女らは自らと一緒になる時の特典をどんどん上乗せして、アピールし始めた。
この双子は共通の欲しい物が絡むと、互いに一歩も譲らない。
「よおし、分かったっ!」
亜美Pは愛しいこの双子を広い胸板にグッと抱き寄せた。
「16歳になったら3人で一緒に住もう! 二人いっぺんに結婚は出来ないが
俺は平等にお前らを愛して、幸せにする自信があるっ!
毎日疲れるまで中出しセックスして、赤ちゃんいっぱい作らせてあげるぞ!」
ここで1人に絞らない所が彼の優柔不断な点なのだが、どちらかというと
大海のような懐の深さと包容力、そして堅い甲斐性と感じられる所が、彼の人徳なのである。
563:性宴・中編(P×あずさ・P×貴音)④
11/11/26 02:40:15.68 OINdTCYM
# # #
担当プロデューサー二人によって三浦あずさと四条貴音はそれぞれ向かい合わせにさせられていた。
あずさPと貴音Pの二人は、脇から彼女らの乳房を交互に手や口を使って味わっている。
「いやあ、何度舐めてもあずささんのオッパイは美味しいな。旦那のお前が羨ましいぜ」
「はは、貴音だってしゃぶり甲斐のある上等なオッパイ持っているじゃないか」
グラマラスな体つきの女性が好みなプロデューサー二人は、互いに相手のパートナーを褒め合った。
影でスワッピングでもしているのではないかと疑うほど、彼らは普段から意気投合している仲だ。
両美人の乳房を更に堪能するため、二人は横一列に並んで椅子に腰掛け、彼女らを床にひざまずかせる。
「あずささん。貴音。いつもの、頼むよ」
「ええ、いつもの、ね」
彼女らは快く返事し、その豊満な乳肉をもって逸物を挟み込み、ゆっくりとしごいていく。
765プロの誇る二大巨乳美女が並んでパイズリを施している構図は圧巻の一言だ。
「ほら、これ」
「おっ、サンキュ」
あずさPから渡された液状ローションを受け取り、貴音Pは乳の狭間にトローッと流し込んだ。
ヌチャヌチャと乳肉が上下する度、ローションが白泡の花となって彼女らの乳房に添えられる。
両側から圧迫する柔乳の心地良さは味わった者にしか分からないだろう。
彼らは選ばれた者のみが味わう事の出来る快楽に、日々の疲れを落としていった。
「おいお前ら」
美女のパイズリに心蕩かせている二人に対して、隣にいる亜美Pはセックスの片手間に話しかける。
「この旅行はアイドルたちの慰安が目的だろ?
さっきからあずささんと貴音にご奉仕させてばかりじゃないか。俺を見習え」
宴の主旨に素直に従い、一人で二人ものアイドルに奉仕している亜美Pとしては
彼らの行いはおかしいと思うのだろう。
「ムードを盛り上げているんだよ、ムードを。心配しなくても、この後たっぷりと喜ばせるつもりだ」
「私の方としても、何回か抜いておいた方が長く楽しめるので、お気になさらないで下さい」
あずさPの言葉をパートナーであるあずさがフォローする。すると貴音もそれに同調して、
「私は別に構いません。このいやらしく張った私の胸乳で
貴方様が悦んで下さるなら、その笑顔が何よりの癒しとなります」
と貴音Pの顔を見ながら言った。その男を立てる心根が、彼らの相手への愛おしさに拍車をかける。
「あずささんっ! そろそろ……出そうです……!」
「分かりました。プロデューサーさん、遠慮せずに私のオッパイの中に出して下さいね」
「た、貴音……俺も……!」
「ええ承りました。存分に私の卑しい乳孔で子種を吐き出して、果てて下さいませ」
男二人はほぼ同時に達した。精汁はビュルビュルと音を立てて相方の頭の上まで打ち上がった。
「あんっ……! 私のオッパイの中でプロデューサーさんのオチンチン、いっぱい暴れていますよ」
「肉鉾の元気がよろしくて何よりですね。
貴方様の子種、所々に寒天のような固形物が混じっていて舐め取り甲斐があります」
美女二人は顔や乳肉に付着した淫汁を指で掬い、口に運んでいった。
564:性宴・中編(P×あずさ・P×貴音)⑥
11/11/26 02:42:44.14 OINdTCYM
# # #
彼女らの乳を堪能した彼らは、早速本来の奉仕の役目に戻った。
気分を盛り上げるためという言葉は嘘ではないらしく、先程射精したばかりの逸物は
どちらも天を向いて全く衰えていない。それどころか硬さが増しているくらいだ。
「さあ、二人共お疲れ様。お礼にこれからは
俺たちので、好きなだけほぐしてあげるからね」
「ふふ、楽しみですね……」
あずさは仰向けになり膝を立てて左右に開き
貴音はうつ伏せになりその見事に実った大きな尻を高く掲げた。
「さあ……来て下さい」
二人はその豊かな恥丘の肉門を指で開いて見せた。
どちらの淫部も濃い春毛を備えていて、その桃色の峻谷から温かな蜜汁が早くも漏れ出している。
「いくよ」
二人のプロデューサーは彼女らの恥門に血潮の滾った豪槍を突き入れ
猛獣が肉を食らうように犯し始めた。
「ああんっ……あっ……! 貴方……いくぅ……!」
あずさPが蜜筒を肉槍で攻め入る度に、彼女の柔らかい乳房は大きく暴れている。
その官能的な様が彼の男を刺激し、引きずり回し、更なる興奮へと駆り立てる。
「いいですよ、あずささん! 日頃の疲れを忘れて、思いきり感じまくってくださいっ!」
彼は彼女の乳房に顔を近づけ、乳首を甘く咥えて吸い始めた。
彼の口の中で、彼女の桜桃のような乳首が身を震わせて反応する。
「だめェッ……エッチしている時にオッパイ吸ったら
私……おかしくなってしまいます……っ!」
「あずささん。今夜は俺、チンポが馬鹿になるまで突きまくってあげますから!」
彼は腰を深く入れて、彼女の子宮口に何度も亀頭をぶつけた。
「あずささんはここが一番感じるでしょう!?」
「はいっ! 私……エッチだから貴方のオチンチンでそこを突かれる度に
子宮がキュンと来るんです……!」
子宮口に柔らかな肉帽が当たる度に、彼女は蜜汁を花穴の外まで溢れさせた。
性感帯である乳尖と肉壺を同時に責めまくられて、彼女はもう
宙に浮かされているような頼りなくも心地良い感覚の虜になっていた。
「ああっ……貴方!」
あずさは長く美しい両脚を相手の腰に絡みつけた。絶頂が近いのだ。
「今日は少し、早いですね……」
彼は彼女の胸から顔を上げて、尋ねた。
あずさは胸を切なそうな吐息で上下させながら、愛する男の目を見ている。
565:性宴・中編(P×あずさ・P×貴音)⑦
11/11/26 02:44:48.95 OINdTCYM
「あんっ……! 貴方、早く赤ちゃん植え付けてェ……っ! お願い、私のココに……」
「……駄目ですよ!」
彼は先端近くまで逸物を抜き、破壊槌のように一気に根元まで深く突き入れた。
「あはあぁっっ……!」
「おねだりの時にはちゃんと言わないと!」
「は、はいぃ……!」
あずさは花筒を歪ませながら、彼にねだった。
「私の、……あずさのオチンチン大好きなエッチマンコに
貴方の温かい赤ちゃんゼリーを沢山注いで……
んああっ……! げ、元気満々な赤ちゃんを……私に産ませて下さいっ!」
「分かりましたァッッ!」
彼女の長口上をしっかりと聞き、彼は猛烈な勢いで抽送した。
豊乳の大きな揺れが男の肉欲を更に挑発る。
「いきますよ、あずささん! 一杯出しますからね!
俺のアツアツ精子で子宮満タンにしてあげます! ……くぅぅッッ!」
蜜筒の奥深くで重厚な精液が、鈴口から痛みを覚える程一気に噴き出した。
大きく脈を打ちながら、肉砲は遺伝子の汁弾を近距離で子宮口へとぶつける。
「ああっ……凄いっ! プロデューサーさんのオチンチンで孕ませられて……!
お腹のナカで貴方の濃い精子、いっぱい受精してるのォ……っ!」
あずさはだらしなく開いた口から淫猥な嬌声を出しながら
心地良い律動を繰り返して精液を受け止めていた。
「気持ち良かったですか?」
「はい! 凄く幸せです……。きっと今の精子で、赤ちゃん出来たのかも」
「まだかもしれませんから、精子を塗りつけておきましょう」
彼はグチュグチュと淫棒で白汁に満ちた蜜壺をかき混ぜるように腰を動かした。
彼女はうっとりとした眼をしてその快美を味わっている。
「ああっ……幸せ……」
566:性宴・中編(P×あずさ・P×貴音)⑧
11/11/26 02:47:21.95 OINdTCYM
# # #
「ああっ……!」
貴音はプロデューサーに背後からその厚みのある尻を淫らに突かれて喘いでいる。
彼女は彼にこのような体位で犯されるのが好きだった。
浅ましく突き出した尻を目一杯可愛がられる事を至高の喜びとしていた。
普段彼女は気品を漂わせるお姫様のようなアイドルとして知られている。
だがそれは一つの人格に過ぎない。今こうして情交に身を委ねている
牝犬のような姿の女性も、彼女の一つの側面なのだ。
「ああっ……もっと! もっと私のお尻を、貴方様の肉槍で苛めて下さいませ!」
彼も精力的に彼女の蜜穴を犯し抜く。
暴力的なまでのボリュームを持つ彼女の尻は、男を加虐的な衝動に誘う何かがあった。
「ほらっ、腰の動きが鈍っているぞ!」
彼は馬を駆り立てるように、彼女の尻を平手で叩いた。
ピシャリと小気味良い音がなり、彼女の尻肌に紅葉のような赤い跡が浮かんで来た。
「は、はい! 申し訳ございません」
彼女は肉竿の刺さったまま腰を回して送迎する。
「もっとだ! もっと早く!」
ピシッとまた手鞭が柔尻に振り落とされる。
「はいっ……! んっ……! んはぁ……ああっ!」
彼女は尻に汗を滲ませて腰の動きを早める。彼はそんな彼女の尻を叩いて、急かす。
このように痛めつけ、奉仕させていては本来の趣旨から
外れているのではないかと懸念する人も現れるだろう。
しかしこの激しい情交は二人にとっては最も恍惚に浸れる房中術なのだ。
「あんっ……! んはぁ……!」
薄桃色の肉弁が男の肉幹に絡む様を、結合部は抜挿の度に男に見せつける。
彼女の恥部は涎を垂らすようにして肉棒を咥え込んでいる。
「いかせて下さい……!」
「よし、奥に貴音の大好きな赤ちゃん汁を今から注いでやるぞ! 受け取れ!」
「ええっ、お願いいたします! 愛しい貴方の子種を……私の子宮へ植え付けて下さい!」
彼はずんと深く突き入れ、彼女の深奥で大量の精汁を恍惚感に包まれたままに忙射する。
彼女は目に歓涙を浮かべ、口端から涎を垂らしてそれを受け入れる。
肉襞の一枚一枚が逸物を強くしごき抜く。
「んっ……」
彼女は彼の逸物を含み、尿道の残り汁まで啜り上げた。
「プロデューサー殿、アレを所望したいのですが」
「アレか。うーん……少し早くないかな?」
「先程から疼いて堪りません。ですから……」
567:性宴・中編(P×千早)⑨
11/11/26 02:48:50.75 OINdTCYM
# # #
「……」
あずさと貴音の隣にいる如月千早は、彼女らの激しい淫行の迫力にしばらく目を奪われていた。
「千早、どうしたんだ?」
千早の担当プロデューサーは、自身の胡坐の上に座っている彼女を抱いたまま、尋ねた。
「いえ、プロデューサー……。何でも、ありません……」
「また、胸を気にしていたんだろう?」
彼女は顔を俯かせた。
「そ、そういう訳では……」
「長い付き合いなんだ。千早の考えている事くらい分かるさ」
千早Pは静かに話しかけながら、彼女の長く美しい髪を手櫛で梳いている。
「……もっと胸があれば、プロデューサーも今以上に喜んでくれるかな、って……」
千早は自身の胸に手を当てながら残念そうに呟いた。
確かに彼女の胸には寄せて上げる余分な脂肪もなく、平坦なままだった。
スレンダーで美しい体型の彼女にとって、それは深いコンプレックスなのだ。
「千早」
彼は彼女を先程より、強く抱き締める。
「俺は今でも充分満足している。千早が俺を愛してくれて
俺も千早を愛せて……これ以上ないって言うくらい幸せだ。
それに、千早は充分魅力的だよ。お前の癖のない綺麗な髪も、美しい顔も、白い肌も、細い体も……
そして少し不器用な所も、みんな愛している。千早、お前はどんな宝石より輝いているよ」
彼は胡座の上で彼女のカラダを向かい合うように動かし、その緋門を小さく開いて自身の逸物を宛がった。
「ああっ……!」
彼の淫茎は彼女の淫肉を押し開いて、奥へ奥へと進んでいく。
根元まで入るのを確認した後、彼は彼女の体をゆっくりと上下に動かしていく。
「プロデューサー……!」
送迎が早まるにつれて彼女は髪を乱して、艶めかしく喘ぎ出した。
芳しい香水の匂いが風に乗って鼻に届く。
「あはぁ……っ! んはあ……っ! プ、プロデューサー……」
雪歩とはまた違った消え入りそうな声を、千早は熱い吐息の合間に漏らす。
彼女の快楽に震えて悦んでいる時の声はどの楽器の音色よりも心地良い、と千早Pは仲間に語っている。
「今日は千早が満足するまで続けるから……」
彼は彼女の体を抱き締めたまま、その剛直な逸物を何度も貫かせる。
彼女の細い体は、酔った蝶のように乱れ飛ぶ快感に打ち震えた。
「プロデューサー……!」
彼女は彼の背中に腕を回し、全身を密着させる。絶頂が近いのだ。
「好きですっ……! 好きっ……! 好きっ……!」
「ああっ! 俺も好きだ! 千早……中に射精すぞ……っっ!」
彼の溜め込んでいた性液が、途端にドッと堰を切って彼女の中に暴射された。
痙攣した蜜筒は何度も波を作っては男の放った愛を子宮に運んでいく。
「あっ……、ああ――っ!」
ほぼ同時に千早は高い嬌声を伸ばして、彼の背中に爪を強く立てながら、体をかけ巡る悦楽を受け止めていた。
真と同様に、彼の背中にある深い爪痕は彼女の愛の証なのだ。
568:性宴・中編(P×律子・P×美希)⑩
11/11/26 02:51:48.57 OINdTCYM
# # #
千早とプロデューサーが二人の世界に入っている頃、律子Pは
美希Pとそれぞれ担当の美少女を組み敷いて会話をしていた。
「この前はいい薬を紹介してくれてありがとう。おかげで持久力も出来て、今は何度も楽しめるよ」
美希Pは星井美希の蜜奥を緩急つけて突きながら、感謝の意を伝えた。
彼はセックステクニックに優れてはいるものの連発が出来ず
セックス回数は悩みであり、課題だったのだ。
「役に立ったのなら良かった。こっちこそ、いい方法を教えてくれて助かったよ。
おかげで今まで知らなかった律子の性感帯をいくつか見つける事が出来た」
彼に対して律子Pは持久力こそあるものの、テクニックにいささか自信がなく
秋月律子にその事を何度か指摘されて凹んでいた。
「律子がこんなに喜んでくれるのも、お前のおかげだよ」
先程から律子は人目もはばからず、だらしなく口を開けて
涎を垂らしながら快楽の大海で喘いでいる。
「ホントだ、律子……さん、すごく気持ち良さそうなの!」
美希はプロデューサーのテクに慣れているのか、彼の猛攻にも余裕を持って接している。
「ははは、美希もそのうちあんな風にしてみせるよ」
「ふふっ、ハニーってば……!」
彼女は天使とも女悪魔ともとれる笑みを浮かべて、プロデューサーを見た。
痴態を晒す事を怖れるどころか、むしろ期待している雰囲気である。
「ハニー! 美希、もっと気持ち良くなりたいな」
「よおし!」
うなづいた美希Pは、彼女の見事に盛り上がった乳房を始めに弄い出した。
彼女は全身を満遍なく愛撫されながらのセックスを好む。全身で愛されている事を感じたいのだ。
それを踏まえて、美希Pは合間に愛撫を挟みつつ、腰を素早く振り乱して彼女の恥門を攻め立てる。
「んぁ……! ハニー、もっとッ! もっと擦って!」
美希は茶色の髪を左右に乱れされて喘いだ。
彼女の性感帯は蜜筒の中程に位置するため程々の深さの抜き挿しを何度も行う方がいいのだ。
「今年は響と千早の二人がゴム組から抜け出したな……ああ、早くナマハメセックスしたい……」
「はは、来年まで待とうな」
美希Pは律子Pにこう漏らした。
美希は今年でもまだ16歳に満たないため、コンドームが必須なのだ。
「美希、来年になったら絶対あずさたちのように、ハニーの赤ちゃんを作るの」
「ほらぁ。可愛い美希がこう言ってくれているのに
孕ませセックスできないもどかしさと言ったら……」
既に子作りを考えている彼にとって、1年は非常に長い期間と言えた。
569:性宴・中編(P×律子・P×美希)⑪
11/11/26 02:53:02.21 OINdTCYM
# # #
一方、律子Pは精力的に重厚なピストンを繰り出し、休む事なく律子の女を攻めている。
美希Pのスピード感に満ちた腰使いとは対照的だ。
「律子分かるか!? 俺のチンポが何度も奥をノックしているのが……!」
彼は野獣のように彼女を犯している。
それもそのはず、彼は去年、ほとんど彼女とセックスをしていないのだ。
これは二人の仲がそれほど進んでいなかった事もあるが、何より去年の宴会では
律子が熱を出してセックスそのものがお流れになった事も原因である。
誰よりも公開セックスを楽しみにしていた律子Pは
和気藹々とする765カップルたちを見る度、血涙を流して悔しがった。
今回の宴会における幹事の一人として、彼は病的なまでに律子の体調管理に気を使った。
律子の安全日を基準に旅行の日にちも決定した。
かなり苦労したようだが、律子からゴム無しセックスする許可も取った。
彼のセックスに対する意気込みはかなりのものだ。
「今日は絶対律子を孕ませる!」と豪語している。
「でも安全日だろ。妊娠しないじゃないか?」
と他のプロデューサーが言うと彼は自信満々にこう答えた
「精子は膣内で3日は生きていられる。
俺の計算が正しければ、当日の律子の安全日はあと2日で終わる。
それまでに律子の膣に濃いスペルマを植え付けておけばいいのさ」
「安全日の期間まで把握しているのか……」
彼の執念には他のプロデューサー陣も驚いていた。
570:性宴・中編(P×律子・P×美希)⑫
11/11/26 02:54:06.86 OINdTCYM
# # #
「プロデューサー……っ! 少し、少しだけ休ませて下さい……!」
彼の体の下で、律子が嬌声を抑えて懇願する。
「でないと私……、ああんっ……! な、何も考えられなくなっちゃう……!」
「いいんだよ、律子」
彼は彼女の頬に熱いキスをして、愛おしそうに抱き寄せる。
「お前はただ俺のチンポの事だけ考えていれば。今日は律子のオマンコにチンポハメまくってやるからな。
チンポが欲しくて堪らなくなるくらいに」
「そんな……ああっ! だ……ダメぇ―……っ!」
高く長い嬌声の中で、彼女は天に昇り詰めた。
男の肉槍をくわえ込んだまま、彼女の淫らな下の口は歓喜の蜜汁を噴き散らす。
蜜筒の肉襞は快波に震え、強い律動を繰り返す。
「くぅぅ……相変わらずのイイ締まり……!」
彼は肉竿全体に彼女の熱と興奮を感じている。
通常一緒に昇天し吐精する所を限界までこらえ、彼女の体が悦ぶ様を一歩引いて味わう。
ほとんどセックスをさせてくれない律子と付き合う内に、律子Pはこのような楽しみを覚えていた。
「ああっ……もう限界だっ!」
先程からこのような事を4度繰り返し、律子Pの逸物は臨界に達していた。
彼は溜まりに溜まった淫欲汁を注ぎ込もうと、深いピストンを繰り出す。
「やあぁ……! 今されたら、また、……またイっちゃうっ!」
女のオルガニズムは一度上がるとなかなか降下しない。律子は彼の攻めにすぐさま絶頂を味わった。
快楽の波は更なる波を呼び、飲み込んで、大きくなっていく。
その荒波の中、彼は最後の猛攻に挑んでいる。
「律子ォ! 射精するぞ! お前の奥に、7週間オナ禁して溜めまくったザー汁を、直接注ぎ込んでやる!
3日程度じゃ全滅出来ない濃厚なヤツだぞ!」
律子Pは愛の最中にシャウトするが律子は暴力的なまでの快感の嵐に翻弄され、それどころではない。
彼は何度も膣奥の子宮口を肉槍で突き、己を高ぶらせる。
「ああっ! 出る、出るぅぅっっ!!」
ドクン。まるで体内で大太鼓が鳴ったかのような衝撃を律子は一瞬感じた。
「いいっ……! やあぁ……! んああっ!」
悶える彼女の深奥では、子宮内に大量の白い肉欲汁が暴射されていた。
それはほとんどこぼれ落ちずに彼女の蜜壺へと勢い良く注がれていく。
「ん……んん……!」
彼は射精の間、低い声を漏らして貪欲に快楽を味わっていた。
厳しい禁欲生活なくして、このように強烈なカタルシスを味わう事は出来ないに違いない。
高い艶声を上げて、悦感を体中に受け止めて伸ばしている律子を見下ろし、彼は微笑していた。
571:性宴・中編(P×律子・P×美希)⑬
11/11/26 02:55:25.18 OINdTCYM
# # #
「ああっ……! ハニー!」
美希Pの激しい抽送に、さっきまで余裕を見せていた美希も息を荒げて悶えていた。
ピンポイントで性感帯を攻められては、このようになっても不思議ではない。
「どうだ、美希? 俺のチンポは気持ち良いだろう?」
「うん。私、ハニーの巨きくてカッコいいオチンチン、大好き!」
彼女はとろけた笑顔を彼に向けて言った。
実際彼の逸物は事務所で三指に入るし、太さに至っては随一だった。
愛する娘から褒められて気を良くした彼は、抜挿を続けながら質問した。
「好きなのはチンポだけか?」
「ううん。ハニーが好きだから……。ハニーの全部が好きなの。
鋭い目も、カッコいい声も、何度もキスしてくれる唇も、抱き締めてくれる腕も……」
美希はタイプこそ違うものの、千早と同様にプロデューサーに依存していた。
彼女の場合、それが秘めたポテンシャルを大いに伸ばし、輝かせるのだ。
「ハニー、美希……もう……!」
「イクのか? いいぞ、遠慮するな! まだまだセックスしてあげるからな」
彼は彼女の美尻を撫でて言った。
「ハニーも一緒に気持ち良くなろうよ~……」
「俺か? ……よし、じゃあ俺も一発抜いておこう!」
ラストスパートに入った。美希も美希Pも額に汗を滲ませて夢中になっている。
美希の愛穴では彼の猛攻により沢山の蜜泡が生まれ、尻肌を滑り落ちて床を濡らしている。
「あはぁん……! ハニーのオチンチン熱いっ! 熱いのォ……っ!」
ゴム越しでも伝わってくる興奮の熱を感じながら、美希は達した。
蜜筒は悦びに律動し、何度も肉幹を締め付けた。
とろんとした目と男の芯を溶かすような喘ぎが、射精後の逸物に力を注ぐ。
「んう……ああっ……」
余韻に浸りながら、彼は膣内の精子入りコンドームを引き抜いた。
精水の溜まっている膨らんだ部分を、花穴が外へちゅるっと出す瞬間だけはオツなものだ。
「ハニー、イッパイ出たの!」
美希はプロデューサーからコンドームを受け取り、溜まり所を指先でツンツンと弄っている。
そしてそれを舌の上に乗せ、挑発的に彼を見つめた。
「次はもっとたくさん出してね」
572:性宴・中編(876組参加)⑭
11/11/26 02:58:59.09 OINdTCYM
# # #
「こんにちは―っ! おじゃましま―すっ!」
大きな声量で場の雰囲気をがらりと変えた持ち主は876プロのアイドル・日高愛である。
彼女を含める今回初参加の876組アイドルたちは、遅れたものの
宴の中盤に差し掛かった所でやっと合流する事が出来た。
愛は春香と雪歩に改めて元気良く挨拶をする。
この3人はよくテレビ番組で共演していて、プライベートでも非常に仲が良い。
「相変わらず元気だね、愛ちゃん」
「はいっ! 初参加ですが、先輩たちに負けないように頑張りますっ!」
「じゃあ、愛ちゃん。パーティーの説明をするね?」
雪歩がかいつまんで愛に宴の説明をした。後輩の彼女と接する時の雪歩は
いつもの引っ込み思案でおずおずとした所がなく、普通に頼りになる優しいお姉さんだ。
「……改めて聞いてみると、何だかスゴそうですね」
「病気とかレイプとか気にしなくてもいいよ。15歳以下の娘には避妊を徹底させているし
嫌だったら『イヤ!』ってはっきり言ってくれれば、無理強いはしないよ。皆優しい人ばかりだから」
少し怯える素振りを見せた愛を、春香が言葉を厚くして慰める。
「あと、実は私……人前で裸になるのって、かなり恥ずかしいんですけど……」
「フーン……それっ!」
「きゃあっ!?」
勢い良く春香は愛の服を半脱ぎにした。
めくり上がった上着の下には、歳の割りに肉付きのいい乳房が鎮座している。
「ふふ。愛ちゃんのおっぱい、すごく形がイイね。乳首とか綺麗な桜色で羨ましいな」
「は、春香さん!? 何をするんですかっ!」
「愛ちゃん。こういうものは慣れよ、慣れ。ねっ、雪歩?」
春香の振りに雪歩も答える。
「そうだね……春香ちゃんの言う通りかな。
私も最初は怖かったけど、思い切って脱いだらプロデューサーに優しく抱き締められて……
今ではとても幸せな時間を過ごせるようになったの」
「そ。だから愛ちゃんがすぐに慣れるようにならなきゃ。雪歩も手伝って」
「うん」
そうして、二人の美少女は生娘の愛の体を弄び始めた。
彼女らは互いに愛の可憐な紅唇を何度も吸い、見目良い胸を
優しい手つきで揉みほぐしていく。そして……。
「ああん……ッ! 春香さん! 雪歩先輩!」
愛のパンティーに二人はこぞって手を差し入れた。
春香は毛も生え揃っていない恥門を押し広げ、雪歩は敏感になっている雛豆をそれぞれ愛撫した。
愛はその場所にいる大勢の男たちの熱視線によって羞恥に身を焼かれながら
下着の中で蠢く淫指の心地良さに悶えていた。
「いやあ……可愛い女の子がエッチをし合うのは実に絵になるね」
「麗しい姉妹愛みたいでいつもと違う興奮があるよな。おっと、写メ撮っておこう」
春香Pと雪歩Pは離れた所からパシャパシャと携帯のフラッシュを焚いた。
573:性宴・中編(876組参加)⑮
11/11/26 03:00:36.47 OINdTCYM
# # #
「おっ、愛ぴょんなかなか気持ち良さそうだね」
絵理は伊織や亜美たちと談笑していた。
双子とは友人兼ゲーム仲間としてしばしばテレビゲームで対戦したり
最近ではオフの日にするオンラインゲーム上でもパーティーを組んで付き合っている。
また伊織とはオーディションにおける対決と例の件に協力してもらって以来
昵懇の仲となり、良きライバル関係を結んでいた。
「絵理。妙に落ち着いているけれど、アンタ、乱交の経験はあるの?」
「乱交は……今日が初めて。でも、……異性と寝た事はある?」
「おおっ!」と亜美と真美は驚いた。
「じゃあ絵理姉ちゃん彼氏が居るんだ!」
「彼氏、というか……セフレ?」
「隅に置けないわね。アンタも」
「ねぇねぇ、亜美たちの知っている人? 教えて、教えて!」
絵理はこっそりと少し離れた場所に居る男性陣の中の一人を指差す。
やはり女同士。恋バナは一番盛り上がる話題のようだ。
# # #
「……以上が大体のあらましだが、飲み込めたかな。涼くん?」
涼は真Pや律子Pをはじめとする男性プロデューサー陣から説明を受けていた。
涼は既に男性アイドルとしてデビューしているため、男物の服を着ていた。
「はい……でも改めて考えるとすごい企画ですね」
「ウチの社長が考えたんだよ。プロデューサーとアイドルの恋愛関係は本来なら御法度……
だったんだけれど、気がつくと事務所がカップルだらけでさ」
「そう。だから問題ないと言ってね。全く社長も大胆な事を考えたもんだよ」
「もう一度言うけど、基本的に避妊をきっちりする事。
そして女の子が嫌がらないようにセックスする事だな。
まあ、涼くんはアイドル側だからリラックスしていいよ」
「僕、男ですけど参加していいんでしょうか?」
「遠慮する事ないさ。真だって参加しているんだし……」
「ちょっと待ったっ! その発言、聞き逃せんぞっ!」
真Pが早速噛みついて、プロデューサーたちに軽い混乱が起こった。
574:性宴・中編(876組参加)⑯
11/11/26 03:02:53.38 OINdTCYM
その間、あずさPが彼の肩をポンと叩いて話しかける。
「どうだ? 美人さんが沢山いて目移りするだろう。
俺たちばかり見ていないで、もっと周りを見て目を楽しませたらどうだ?」
涼が恥ずかしがって出来るだけ裸の女性たちを見ないようにしている事を、彼らは気づいていた。
「ははっ、涼くんはお前と違って紳士なんだよ。
女装アイドルの時だって、愛ちゃんや絵理ちゃんに全く手を出さなかったと言うし」
「そうそう。律子から聞いた話だと、温泉で二人に見つかりそうになった時に
気絶したらしい。筋金入りとはこの事だな」
「そんな状況に出くわしたら、俺は理性も何も蒸発してしまって一巻の終わりだな」
一同に軽い談笑が起こる。それに釣られて涼も笑った。
あの温泉の時はこのような事に参加するとは想像できなかっただろう。
「でもよ……さっきからここは必死に出っ張っているぜ」
プロデューサーの一人が涼の股間にトントンとタッチすると、彼はびくっと身を固めて股間を両手で遮った。
「ぎゃおおおおおおん! あまり触らないで下さいよぉ―っ!」
「はは。いや、ごめんごめん。本当に男の子なんだな、と思ってさ」
「気をつけろよ。涼くんは男に迫られてトラウマになっているからな」
律子Pが涼を庇うようにして諌めた。
「やけに詳しいな。それも律子からか」
「律子にとって弟のような存在なら、俺にとっても義弟みたいなものだからな」
律子Pに頭をクシャクシャと撫でられ、涼は少し別の恥ずかしさを思えた。
「あと……」
「んっ、何だ?」
「お尻の穴……使われたりしますか?」
その質問が出た途端、プロデューサーたちは水桶に焼け石を突っ込んだように笑い転げた。
「おいおいおい、涼くん! ここをホモの集会所と勘違いしてないかい?」
「ハハハ。安心していいぞ! 俺たちは女の子が大好きで仕方ないノーマルだからな」
「でも、ぶっちゃけ涼くんなら掘れるよな?」
「ぎゃおおおおおおん!」
「おいっ、そういう事を言って涼くんを怯えさせるなよ。
ただでさえ半裸の野郎が囲んでいるっていうのに」
こうして、この3人のアイドルが参加した事により、宴はさらに淫らに熱を帯びていったのだ。
575:名無しさん@ピンキー
11/11/26 03:05:16.60 OINdTCYM
今回はここまで。後日の後編に続きます
576:547
11/11/26 06:42:20.69 VoGywh5M
>>554
あいにく、設定はほぼ終わってるんだあれで。
あとは、キャラクタの性質設定程度。各人物の細かい設定ね。要するに。
あと、全年齢向けを動画にまとめることも考えてはいるのだが、致命的問題として絵を作れないことがあるんだ。
とりあえず各キャラクタの設定だけしておく。
やよい:物語の主人公。魔法を操る能力がある。しかし、体力はまるでなく、きっちり守られないと力を発揮しきれない。
逆に、護衛があると最強クラスの実力を遺憾なく発揮し、ほぼすべての敵は彼女1人で片付く。
美希:2番目の主人公といっていいくらいの人物。こちらは世間の常識に疎い代わりに体力と魔法能力、ともに高い。
貴音:魔法を使うことはできるが、めったに使うことはない。これは彼女の使う魔法が特殊で戦闘で使うものがほぼないため。
あずさ:魔法能力の覚醒はしていない。また、覚醒しても、それほど強い威力は期待できず、裏の人物も覚醒させる気が起きないほど。
雪歩:魔法能力の覚醒はまだ。だが、こちらは覚醒するときわめて強い魔法使いになる。自力での覚醒を図っている様子だが実る気配なし。
能力を持っているということは美希から教えてもらっている。彼女は覚醒させる気はない様子だが(戦闘に巻き込まれるのを恐れて)。
真:雪歩をPが護衛しきれない範囲では、彼女がきっちり護衛。そういう局面はかなり多い。物理戦闘能力は高いし、
雪歩が魔法素質を持っていることを知っているし、3人の魔法使いも知っている。
律子:魔法については文献調査で知っているものの、彼女自身は魔法を使えないし、魔法戦に興味があるわけでもない。作品ではほぼ放置状態。
響:魔法素質は持たないものの、魔法能力を持つ貴音の護衛は彼女の仕事。とはいえ貴音が魔法を使うことがまれなことなどもあり護衛も多くない。
春香:魔法素質は持たない。ただし、よく事件に巻き込まれる。やよいと美希が魔法使いなことはそれゆえ知っている。
亜美・真美:魔法についてそもそも知らない。ただ、応急措置はできるので、原因不明の負傷としてけが人を助けることはあり。
父親は医者であり魔法使いでもある。双子に救われたけが人はたいていそこに運ばれる。魔法負傷もここで治療可能。
伊織:魔法についてはまったく知らない。ただ、やよいを守りたいとは思っており、日常で護衛することもしばしば(男性が入れないところで)。
将来的に、魔法について知る可能性はあるだろう。
千早:魔法とはまったくかかわりを持たないといってよい。事件にも巻き込まれず平和に歌の研鑽に励んでいる。
577:名無しさん@ピンキー
11/11/26 07:04:50.60 BjGhIPrY
設定を説明するより、物語の中で読み取れるようにしてもらった方が楽しめるなぁ
>>575
濃さもボリュームも圧倒的ですな。876組がどうなるかが楽しみ。GJ
578:名無しさん@ピンキー
11/11/26 07:11:35.16 Lgim5SYp
乱交(?)の続き来た!!これであと一週間は戦える!!(性的な意味で)
自分で書きかった、見て見たかったけど、文章力が足りず挫折したシチュエーションなので、悦ばしいし嬉しいです!ありがとう!!
579:名無しさん@ピンキー
11/11/26 07:33:50.37 VoGywh5M
>>577
とりあえず、自分で作れるならすでにそうしてますね。
逆に言えば、自分で作品を完遂できないからプロットを持ってきているわけで。
ああ、そうそう、魔法少女ものでお約束の全裸変身はそもそも不要です。
なぜなら、普段着のまま魔法を使えますし。魔法防護関係はそもそも普段着の上に作りますから。
あと、処女性と魔法については無関係です(じゃないとエロをかけないし)。
適当に13歳が身ごもってもかまわないでしょう。さすがに身重の体で機動性確保しつつ行動なんて無理でしょうが、子供を産めば元通りですから。
さすがに13歳未満に種付けするのはやめてください。
あと、原作どおりの設定ですが、やよいが大家族なのを忘れないこと。まずやよいの家で子作りは無理でしょう。工夫すればどうにかなるでしょうが。
あと13人ともきっちり自衛能力を持ってますのでそうそう強姦されることもないでしょう(双子は12なので合意あっても強姦だがそれは仕方ないね)。
あと、原則として死んだ人間は生き返りません。死んだらそのキャラクタが使えなくなるので、アイドルたちをほいほい殺さないこと。
魔法使い同士で戦うことはありますが、まず命のやりとりになるようなことはめったにないです。これは共通の敵がいるためです。
共通の敵は容赦なく命を奪います。一般人であろうとその例外ではありません。
もっとも命を完全に奪う敵はまれですが(じゃないと春香さんが何度も死んでしまう)。
共通の敵でも命を奪うことのないやつもいます。たとえば町を真っ暗闇にするような魔物とか。
もっとも害意むき出しの人間の命は容赦なく奪いますが…。あ、ひらめいた!というわけでちょっとこの後物語準備してきますね。
580:名無しさん@ピンキー
11/11/26 07:50:31.47 vcybU4cA
576
ジャンルは違えどあんたとは同じニオイを感じる
とりあえず昔痛い目見た身から助言な。設定だけ厨は十中八九嫌われるぞw
長文乙だが魔法でなにができるのかわからない。たぶん765アイドル主役の魔法RPGで、
冒険を通してアイドル達の成長を描くプロットでもあるのだろう。レスだけでは舞台が
現代かRPGワールドなのかも不明、敵、ライバル、魔法の存在による社会バランスも見えない。
導入部はいらないから、ストーリーがそこそここなれてきたあたりのワンシーンでも書いてみてくれないか?
それが興味深ければシェアでやってく手もあると思う。
581:名無しさん@ピンキー
11/11/26 07:52:52.84 vcybU4cA
あら続き来てたw
その物語お待ちしますわ
582:名無しさん@ピンキー
11/11/26 08:21:26.21 wHSkk3wl
>>575
超乙!
次回で二穴・三穴が、どうか有らん事を…
魔法設定の方、エロパロでそのような設定が有る…と言う事は…
どうかエロパート・エロシーンで
「精力増強・ペニス能力強化(及び『縦にもう一本追加』で一人二穴同時責め)・女の娘催淫化・
そして…【分身】、○○Pが多数に分身してイチャラブ超和輪姦…」
なシチュが超見たい…つか「魔法」と言うギミックを組み込んだなら是非やって欲しい
583:名無しさん@ピンキー
11/11/26 08:47:01.30 FtA5hk8a
>>579
書けないなら黙ってりゃいいのに
いい加減ウザイぞ
584:名無しさん@ピンキー
11/11/26 08:53:43.80 BBNlEWU/
ぴよすけに亀甲縛り、鞭責めをしよう。
585:名無しさん@ピンキー
11/11/26 09:05:29.04 VoGywh5M
>>579
いい加減、自分でまいた種を少しは回収しようとしてます。ええ。
とりあえず1話、エロへの導入部分は完成しました。
あとはエロパートを書けばいいのですが。昼ごろまでには書き終えます。
586:名無しさん@ピンキー
11/11/26 09:51:23.75 VoGywh5M
とりあえず書きあがったんで投下します。
シリーズのタイトルは「魔法を使うアイドルたちの生活」
1話のタイトルは「魔法との出会い、そして…」です。
注意
破瓜描写あり。
やよい×P
いろいろオリジナル設定付与(>>547>>576>>579参照)
587:魔法との出会い、そして…
11/11/26 09:53:15.29 VoGywh5M
古代から、魔法は多くの人間により現れては消え、消えては現れていった。現代の魔法の体系が確立したのは2000年ごろの話である。
その後、多くの人間がその魔法を習得するにいたった。魔法原理についてはいまだわかっていない範囲も広く、
魔法資質にいたってはたいていの場合、本人には無自覚である。魔法使いの一部はその魔法資質を見抜くことができる。
魔法そのものについてはかん口令がしかれていないため、多くの人間に広まってはいるが、すべての人間に伝わっているわけではない。
20XX年。765プロ。
ここは芸能プロダクションで、6人のプロデューサがいた。しかし、アイドルはまだ2人しかおらず、
そのアイドルたちもそれほど活躍しているわけでもないので、事務所は小さいビルの1フロアであった。
アイドル候補生は11人もいるのだが、レッスンがまったく順調に進まない。やる気はあっても身につかない様子。
高槻やよいはこの事務所で一番最初にデビューしたアイドル。つい最近出したデビューCDは4000枚売れたらしい。
それで入ってきた額は20万円。たいていの人はその額面をたいしたことないと思うのだが、彼女にとっては途方もない大金だった。
7人家族の長女として一家の生活を支えなければならないけなげな13歳の少女にとって、
20万円あれば一家が1ヶ月暮らすには十分な額であったからである。なお、父親は職業柄、仕事がいつ来るかわからないので、
収入が当てにならないという致命的な状況であったのでなおさらである。なお、デビュー前は、事務所清掃しつつレッスンしていて、
月額4万円の収入を得ていた。一家を全部養うには力不足ではあったものの、この収入は彼女の家にとって生命線であった。
星井美希はすばらしいプロモーションをもつ14歳の少女。性格はいたってマイペースで、ほかに合わせることをろくに知らない。
2番目にデビューした少女であり、デビューCDの売り上げは2万枚とやよい以上。もっとも、彼女はこれでも本気ではなさそう。
そんな彼女は魔法を使うことができる。彼女の場合、自力で覚醒したという珍しいタイプである。
本来、魔法は素質を見抜いた別の魔法使いが緊急時にやむにやまれずその場にいる別の素質を持った人物を、
魔法使いに仕立て上げるという方法で増えることが多いのだが、その例外である。たいていそういう人は強いわけなのだが。
588:魔法との出会い、そして…
11/11/26 09:54:19.97 VoGywh5M
ある日、やよいと美希はスーパーマーケットで遭遇した。やよいはその日の家族の料理の食材を、
美希はお菓子とおにぎりを購入しに来たためである。他愛もない話をして会計を終えて外に出ると、真っ暗闇であった。
美希はすぐに戦闘態勢に入ったが、到底彼女1人で太刀打ちできる状況でないとすぐに確信した。
「やよい、ちょっと力を貸してほしいんだけど」
「ええ?!美希さん、私に魔法が使えて、あれを倒すことができるんですか?」
「そうだよ。ちょっと儀式をするから待ってて」
そういうと、美希はやよいに儀式を開始した。
「すべての根源たるマナよ。彼女の目を覚まさせ、力を与えよ!」
そういうと、やよいのあたりに大きな光の柱ができた。彼女が魔法使いとして覚醒した瞬間であった。
「美希さん、この後どうすればいいんですか?」
「ミキが守ってあげるから、大丈夫だよ。とりあえず、私が今知ってる呪文の呪文書。これから適当に使って」
「わかりました。…えっと、これはどう読めば…うぅぅ、わかりませんー」
呪文書を渡したが余計に混乱してしまった様子。結局、呪文書は戻ってしまった。明らかに害意をなすものとして、
闇は2人に襲い掛かる。もう間に合わない、と美希があきらめかけた瞬間、やよいの詠唱が開始された。
「光は闇を消し去り、すべてを照らす。光の刃、闇を切り裂け!」
詠唱が終わると、光の刃が魔法の暗闇を切り裂き、暗闇が消え去った。そして、やよいは倒れてしまった。
「やっぱりそうなるよねー。とりあえず、やよいのプロデューサの家に送っていくの」
そういうと、美希はやよいを抱えて、やよいのプロデューサの家に向かった。
589:魔法との出会い、そして…
11/11/26 09:55:13.65 VoGywh5M
やよいが目を覚ましたのはプロデューサの寝室だった。さすがにプロデューサはそこに座っていたが。美希も同じ部屋にいた。
美希は事情を説明し始めた。
「まず、やよいが魔法を使えるようになったの。だけど、足も遅いし、たぶんあれだと物理的な攻撃がきたら耐えられない。
魔法が使えて、きちんと守れる人がいるのがベストなんだけど、そんなのまず期待できないの。
で、ね。キミは魔法は使えないけど運動神経はいいでしょ?だから、やよいを守ってほしいの。
その代わり、やよいは自分のプロデューサを魔法という危険から守ること。いい?」
「わかった。努力するよ」
「わかりました。プロデューサー、お願いしますね」
「わかってくれて助かるの。あと、もう1個、言いたいことがあるんだけど、魔法の戦場は命がけ。
共同戦線を張って戦ったこともたくさんあるんだけど、守れなかった命もたくさんあるの。
だから、その覚悟はきちんとして。もし何かあったら、ミキ、とても悲しむから」
これに対し、2人はうなづくほかなかった。
そして美希は魔法関係のいくつかの注意をした。人にむやみに言いふらさないこと、むやみに新しい魔法使いを作らないこと、
そして魔法使いとその関係者が所属する集合体があること、などである。とりあえずその集合体に出てみることにした。
「ごきげんよう。星井美希。新入りが2人ですか。とりあえず、魔法使いが1名と魔法使いに付随する人間が1名ですか。
でしたら、この書類にあなたの署名と彼女たちの署名を」
「わかりました。ロード」
というわけで3人はその書面に署名をし、提出。晴れてこの魔法使いの集合体の一員となった。
「これがこの集合体の規約となりますので彼女たちに渡してください」
この規約、ぶっちゃけさっき言ったことと、人をむやみに魔術で殺害しないことなど当然のことが書いてあった。
そして、従わない場合の制裁は死あるのみとも。
とりあえず、挨拶だけして帰ることにした。
590:魔法との出会い、そして…
11/11/26 09:55:57.66 VoGywh5M
美希と別れたやよいとプロデューサは、プロデューサの家に向かった。今後、戦場でいつ命を落とすともわからぬ状況で、
2人とも寝られそうにはなかったからだ。当然、やよいの家に電話をしたわけなのだが、
「もしもし。とりあえず、今日はいろいろあって大変なので、私が預からせていただきます」
「そうですか。わかりました。そちらにもいろいろ事情があって大変でしょうから、細かいことは聞かないでおきます。
やよいも13ですし、万一あなたが狼になってしまわれても、私は一向に構いません。では、失礼します」
さすがに「やよいも13ですし、万一あなたが狼になってしまわれても、私は一向に構いません」の応答には絶句せざるを得なかった。
要するに、「くっついてくれてもかまわないよ」っていう意味なんだが、なぜやよいの母親がそんなことを言ったのか、
考えることもできなかった。
ぶっちゃけてしまうと、やよいの家族は魔法そのものについて初期から知っていた。だから、魔法の戦場が命がけなこと、
それを母親は知っていたから、残り少ないかもしれない時間を、有意義に過ごしてほしかったのだ。
電話はやよいも聞いていた。そしてすべてを察した。とりあえずシャワーを浴びに風呂に向かった。
そして小さな体を洗い、体をふき取った後、バスタオルを巻いたまま、プロデューサのベッドに向かった。
プロデューサは、そのバスタオルを巻いただけのやよいを目撃してしまう。
「とりあえず、服を着たほうがいいんじゃないのか?やよい」
「いいえ。プロデューサー、私、プロデューサーのことを大好きです。だから…」
「でも、まだ13だぞ。いつほかの人を好きになるかもわからないし、何より万一のことがあったら…」
「もう、ほかの人を好きになれそうにありません。それに万一のことがあってもかまいません」
この言葉により、プロデューサも覚悟を決めざるを得なかった。だが、あいにく避妊具がない関係上、万一のことを避ける方法はない。
彼も、少し考えた。
(戦場は命がけ。俺が命を落とす可能性だってある。そうなったら…)
591:魔法との出会い、そして…
11/11/26 09:56:26.57 VoGywh5M
もう、迷いはなかった。バスタオルをはがしたやよいは、幼い体つきで、本当に交わって大丈夫だろうか不安にさせるほどであった。
まずはキスからはじめた。さすがにいきなり胸などにいくのはよろしくないだろうと判断したためだ。
キスは深いものに次第に変化していった。
「くちゅっ、くちゅっ、んぱっ」
「ん、ふ、ん」
深いキスが終わると、次は胸へ。普段から、とても不安で仕方ないときは、手でハイタッチするだけでなく、
抱きしめてもらっていた。身長の関係で、抱き上げることになるのだが、必然的に胸を触ることになる。
その関係で、胸の感度はよくなっていた。生で触られたらどうなるかは想造に難くないだろう。
「あ、プ、プロデューサー、あん、も、もう…あぁぁぁ…」
すぐに達してしまい、顔は恍惚とし、下の口からは液体が漏れていた。そしてバスタオルには当然しみが。
「はあ、はあ、はあ、今度は、何を、するんですか?」
プロデューサとしては、豆をなめるべきか、いきなり入れてしまうか、悩むところではあった。
あんまり長くしていると明日に差し支えると判断したプロデューサは、性器を彼女の穴にあてがった。そして…
「いくぞ。痛いだろうが、痛かったら、言ってくれ」
「わかりました」
一気に挿入した。そして行き止まりにぶつかった。
「あぁぁぁぁぁ…」
痛みを感じる前に、絶頂に達してしまった。
「うぅぅ、なんか、少し、後から痛みを感じてますぅ」
「まあ、そうなるよな。とりあえず、動くぞ」
「わかりました!できるだけがんばります」
いったい、彼女は何をがんばるんだろうか。そもそもがんばることなんてないぞ?と思いつつピストンを開始した。
「あん!プ、プロ、あぁぁ!デュー、あっ、サー、あぁっ!私、壊れちゃいそうですぅ」
「なんという締め付けだ。いくぞ」
「はい。中に…あぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」
とても強い締め付けに、外に出す余地もなく、派手に中にぶちまけてしまった。
592:魔法との出会い、そして…
11/11/26 09:57:12.48 VoGywh5M
完全に終わった。万一ばれればもうこの世界にはいられない。とはいえ、彼女を守る使命は果たさなければ…。
とりあえず、純潔を失った証の赤い血の付着したバスタオル。これをどうするかも問題であった。
また、万一できてしまった後のことを考えると絶望以外の何も考えられなかった。
幸い、後で聞くと生理周期の関係で、99%安全だろうとなったため、とりあえず今回は逃げられそうである。
ただ、戦場でのストレスや生命リスクを考えると、今後頻繁に交わることは簡単に考えられたので、
コンドームの常備を次からはしっかりしていこうと固く誓うプロデューサであった。
翌朝、美希から電話があった。
「とりあえず、昨日、あの後襲ったとは思うけど、仕方ないよね。秘密にしておくから」
美希には何でもお見通しである。幸い、口外しないことは約束してくれたのでほかの人にばれてなければ大丈夫だろう。
そして、今後の行動指針について話し合っていくことになった。
とりあえず第1話はこれで終了です。いろいろ失礼しました。
593:sage
11/11/26 11:42:58.12 vO6dpICE
( ^ν^)…
594:名無しさん@ピンキー
11/11/26 11:53:52.33 tw58HMTg
GJ
ランコーなのにハーレムじゃないとこが素晴らしす
595:名無しさん@ピンキー
11/11/26 23:15:22.55 ua6BVP4a
互いの愛の強さを見せあい競い合う展開良いですね
出来ればP同士で自慢し合うような会話を入れたり、その言葉でアイドルがより奉仕に励んだりと、
相互鑑賞の状況にある事をより強調していただければ嬉しいです
596:名無しさん@ピンキー
11/11/26 23:16:52.21 K/4S8tSf
オールスターの大乱交が凄すぎる……
あと魔法のひともお疲れ。
597:名無しさん@ピンキー
11/11/26 23:36:34.17 ZFeyZk/e
>>575 GJなんだけど……誰か一人足りないような……
>>556 マサ伊藤吹いた
598:名無しさん@ピンキー
11/11/26 23:40:55.06 x9fQb0Tt
なんかアイドル、P同士の自慢大会みたいな感じだなw
みんな幸せそうでイイネ!続き期待
599:名無しさん@ピンキー
11/11/27 00:05:37.21 Itse7vEq
>>558
乙乙
素晴らしかった
600:名無しさん@ピンキー
11/11/27 01:03:43.91 ilkIRnXl
>誰か一人足りないような……
それは妄想大好きっ娘(29)の事ですか?
601:名無しさん@ピンキー
11/11/27 01:05:44.74 ilkIRnXl
あげてしまった上に年齢間違えた……スマソ
602:名無しさん@ピンキー
11/11/27 05:39:36.82 e6NHrBtS
>>600
その書き方は……
迷子になった(21)
と言うネタにだな、
603:名無しさん@ピンキー
11/11/27 07:10:57.88 +8LeC1en
>>558
乱交の続き乙です
良い作品ですが一つだけ・・・
「お兄ちゃん」じゃなく「にいちゃん」なんだ・・・、亜美真美はそう呼んでくれるんだ・・・
604:名無しさん@ピンキー
11/11/27 11:12:17.04 q/yq5R70
やよいのスカトロって需要あります?
605:名無しさん@ピンキー
11/11/27 13:14:41.46 1B1gjWf3
>>598
そのうち、その「アイドル、P同士の自慢大会」がエスカレートして
互いの娘のスワッピング…になりそうになるが
アイドル「嫌!」「前は許して…」「ここはPだけなの…」
で、限定的二穴三穴大乱交になり
(一人の子に各Pが群がり…マンコは意中のP、アナル・口・手・髪は他の各Pで)
他の子たちはその子の乱交シーンを見て興奮で濡れていく…
あの子の次は私の番…と
606:名無しさん@ピンキー
11/11/27 13:33:19.34 O2Hz7PIs
>>602
ろりに見える、というネタを律子さんが言ってくれるはず。
607:名無しさん@ピンキー
11/11/27 13:54:52.01 HAJf+SHO
P多人数より一人のほうがいいな
アニメから入ったからだけど
608:名無しさん@ピンキー
11/11/27 14:27:24.93 ilkIRnXl
>>607
でもチンポ一本だぜ?
609:名無しさん@ピンキー
11/11/27 14:46:35.38 e6NHrBtS
>>603
音は合ってるがテキスト指摘なら兄(C)だな。読みにくいけど。
610:名無しさん@ピンキー
11/11/27 16:00:25.28 vxNqxAkd
>>608
実は10本や20本くらい持ってても驚かない
611:名無しさん@ピンキー
11/11/27 17:59:37.65 1B1gjWf3
>>608
つ「質量をもった分身の術、或いはそれに似たような超常的事象」
「上記の効果を持つ秘薬を伊織が」
「P、アイドル全員の偶然的ご都合的夢オチ(←【何故かPが欲情+絶倫+分身してアイドル達と、激しいイチャラブ和輪姦】)」
さぁ好きなのをチョイス、つかこのネタ使って濃厚イチャ三穴和輪姦シチュSS
誰か書いて…
612:名無しさん@ピンキー
11/11/27 21:08:43.88 wO+KHRef
よその会社からやってきたプロデューサー。
「天海」
「は、はい!」
「アイドルにとって一番大事なものはなんだ?」
「心です」
「……どうやら、アイドルをあきらめる第一候補らしいな、お前は」
「!?」
「アイドルにとって一番大事なものは、集客力、集金力、歌唱力、演技力、それらひとまとめにして……技術だ」
「……」
「俺の仕事は、アイドルを作ることじゃない。アイドルの資格がない者を排除することだ」
「た、確かにおっしゃる通りかも知れませんが、それだけじゃ……やっぱり心がないと……」
「人様の役に立ちたいと思う心。そんなものは、あって当たり前だ。どうしてそれを言う必要がある?
技術がなくても心さえあれば? ふざけるな。プロはその技術に心をこめるものだ。
それじゃあ、お前は心で誰かを励ませたか? 今自殺しようとしている奴を救える自信があるか?」
613:名無しさん@ピンキー
11/11/27 21:37:56.91 ASqC+KYM
傷の舐め合いでもやろうかと思ったがやめた!
614:名無しさん@ピンキー
11/11/27 22:03:32.37 /diwdUI6
すっげー今更だが、書斎の人久々に来てたんか。
615:名無しさん@ピンキー
11/11/27 22:56:46.41 QmYTUYdU
書斎の人=りょうえりの人
として定期的に来てるよ
616:SS前書き
11/11/27 22:57:36.65 o2Mg8ZTZ
千早母×Pという、誰得なSSです。
TVに登場したイメージではなく、もっと若くて綺麗(だけどやつれた感じ)をイメージ。
内容はノーマル、特に準拠その他ありません。
とはいえ苦手な方はIDなどでNGにしてくださいませ。では6レス拝借。
617:「母の心、子知らず」 1/6
11/11/27 22:58:22.21 o2Mg8ZTZ
一人暮らしがしたいと千早が言い出したのは、Cランク昇格直後のことである。
家事や学業の負担による影響を考えれば、当然反対したいのだが
決然とした千早の表情をみれば、それが得策ではないこともよく分かる。
彼女のご機嫌を損なわずに打開する適切なプランを考え、そこに思い至った。
「無条件に賛成できんが、千早の意思も尊重したい。親御さんのご意見はどうなんだ?」
予想通り千早は黙って俯く。
離婚後、母親と二人で暮らしているという話はこの前聞いた。
その時の様子から、母娘の関係が上手くいっていないのは推察できた。
つまり独り暮らしはその延長にある話であり、
問題をこじらせれば、影響は彼女のメンタルに及んでしまう。
「まだお母さんとは話、していないんだな」
そう聞くと、無言で頷いてから不貞腐れた顔で俺を小さくにらむ。
家を出たいからあなたが何とかして、とこの幼い歌姫は仰せのわけだ。
独り暮らし云々はともかく、これは千早の母親と話をする絶好の機会である。
本人が明かさない家庭の内情を掴めるかもしれないし、上手くすれば…
いや、今の段階で高望みはするべきでない。
まずは情報を集めること。どうするかはそれ次第である。
俺の第一義が、千早をトップアイドルに仕立てることにあるのを忘れてはいけない。
「分かった。君のお母さんと話をしてみよう」
「……では、お願いします」
ほっとした顔を見せた千早に、俺は母に渡すよう名刺を託けた。
生意気で強情なところのある小娘だが、大切な存在であることに変わりはない。
千早が笑顔でいてくれるに越したことはないのである。
◇
母親から連絡が来たのは翌日のことである。
「千早、この日君は春香たちと地方にいく予定だったな」
「ええ。それが何か?」
「君自身のプライベートな話し合いの場になぜ本人が同席しないのかな?」
「プロデューサーがあの人と話をつけてくれるといったではないですか」
「確かに言った。でも君がいなくていいとはいってない、君の母親なんだぜ」
「母といっても血縁だけの存在。子供をネグレクトするような人と話し合うつもりはありません」
実母に対し容赦の無い言葉を淡々と並べる千早。
その表情と口調に問題の根深さが感じ取れるが、あえて追及はしなかった。
この子は人が思うほど無愛想でも冷たくもない、少しばかり不器用なだけだ。
「分かった。だが、話の結果がどうなっても文句は言うなよ?」
「かまいません。プロデューサーにお任せすれば上手くいくと信じていますから」
勿論きっちり話をまとめる自信はあった。
そして千早の信頼を、できれば公私共々頼りになるパートナーであるという認識を
抱かせたいというのが俺が密かに書く絵ズラなのである。