11/12/06 21:53:39.67 j72AYkLO
加持は目を覚ますと腕の中にミサトを感じ安堵する。珍しく昨日と同じ姿勢だ。そっと腕を外し、小さな寝息をたてながら眠るミサトを暫く見つめていた。
「ん・・・ん」
寝返りをうつと大きな乳房が露になる。自然にそこに手が伸びる。
昨晩の赤いあとが幾つも残っている。手のひらで揉み、唇と舌で尖端を刺激するとたちまちピンと跳ね上がった。
「あ・・・あ・・・んんんっ」
ミサトは目を開けた。状況を把握するのに時間がかかる。
「ちょ、ちょっと!何してんのよ!」
「やあ。お早う」
加持は手を休めることなく言った。
「ああんっ・・・って、もう9時過ぎてるじゃないっ!なんで起こして・・・」
加持の手がミサトの一番大切な所を弄るので言葉が止まる。
「つれないなあ。昨日はあんなに・・・」
キッ!とミサトは睨んだ。今度は加持が言葉を止める。
「大丈夫。ほら。」
加持は紙切れを取り出してミサトに渡した。
「休暇届。印鑑あるだろ?有給、全く使われていないしな」
ミサトは呆気にとられた。
「どうして・・・」
ミサトの乳房を再び甘噛みしながら答える。
「有給は活用しないとな・・・理由なんてないさ」
外側を数回指でこすると、液体が溢れだした。ミサトは熱くなった。
(駄目だわ。コイツには敵わない)
全て見透かされていた。悔しいような、恥ずかしいような変な気分だ。
「疲れているだろ。たまにはゆっくりするのも必要だぞ」
そうかも知れない。疲れていた。寄りかかり、抱かれて眠りたかった・・・この男に。
そしてそんな気遣いが嬉しかった。
「さて、貴重な休日だ。どういたしますか、お嬢さん?」
加持は意地悪く手を動かしながら笑っている。
「お腹空いた。ドライブしたい。海を見たい。後はねえ・・・」
加持はキスをして耳元で囁いた。
「取り合えず、続きを。時間はまだまだあるよ」
身体が加持を求めている。当然それもお見通しだろう。ミサトは黙ってうなずいた。
「素直だな・・・」
ミサトは何も考えずに加持のくれたひとときの休日を楽しむことにした。
おわり