11/10/10 21:30:24.55 B5cJHu/h
鉄格子の嵌った明り取りの窓から黄金色の西日が差し込む畜舎の片隅で、一頭の牝畜がまどろんでいる。
鉄柵に区切られた飼育場の、床に敷かれた藁束の上に横たえられた肢体は、信じられないほど胸と尻が大き
く、腰が細い。
海草のように入り組んだ曲線を描くプラチナブロンドの長髪は、陽射しを反射して複雑な陰影を描き出し、
ちょっとした光と影の芸術といった風情を見せている。
「シルヴィア」
名前を呼ばれたシルヴィア・クシャシンスカは、のろのろと半身を起こした。
これで本日何度目のお勤めになるのか、もう数えるのも面倒臭い。
アンニュイな美貌とマブラヴ世界でも1~2を争う魔乳を持つシルヴィアは、祖国を失い東ドイツ軍で戦っ
ていたポーランド人というバックグラウンドと相俟って、入荷早々コアな客層の支持を受けていた。
首輪にリールを繋がれ、飼育員に引き立てられた全裸のシルヴィアは輸送用のカートに乗せられ、陵辱者が
待つプレイルームへと運ばれる。
カートを牽いているのは第666戦術機中隊の同僚、ファム・ティ・ランとグレーテル・イェッケルンだっ
た。
シルヴィアには劣るものの、十分豊乳と呼べるレベルにあるファムの乳と、柔肌に食い込む革ベルトに寄せ
上げられてさえ控えめと形容するしかないグレーテルの乳に咬まされた乳首ピアスが、カートを牽く二頭の
足取りに合わせて澄んだ音を立てる。
プレイルームでシルヴィアを待っていたのは贅肉のついたドン・フライといった感じの酒臭い中年と全盛期
のアニマル浜口に似た脂ギッシュな中年、そして過酷な調教と陵辱の果てに心を喪ったカティア・ヴァルト
ハイム。
瑞々しい肢体にエナメルのボンデージを纏い、虚ろな笑みを浮かべたカティアを見て、シルヴィアは自分で
も驚いたことに、胸の奥に刺すような痛みを覚えていた。
元の世界にいたころはとかく目ざわりな存在だった。
棘のあるセリフを投げたこともある。
それでも心のどこかで甘ったれだが決して希望を捨てない少女を汚してはいけない、尊いものとして見てい
たのかもしれない。
そのカティアが、身も心も淫らな牝畜となって目の前にいる。
哀れだった。
自分も、カティアも、何もかも。
双頭ディルドウでカティアと連結され、ドン・フライ(仮称)にアナルを掘削されながら、シルヴィアは快
楽と悲しみの入り混じった涙を流す。
泣きながらカティアの唇を吸い、乳房を押し付けあった。
アニマル浜口(仮称)にアヌスを貫かれながらカティアも鳴いた。
カティアがシルヴィアの名を叫ぶ。
シルヴィアもカティアの名を呼びながら少女の肢体を強く抱きしめる。
二人はひとつになり、被虐の快感のなかで果てた。