11/11/10 02:23:56.76 ME512XlL
>>262 誰得警報発令中
ぷはあ、と口を離すやいなや、俺はヴェントの背中に手をまわした。
この瞬間だけでも、俺はこの女を自分のものにしたかった。たとえ明日は違う雌畜が手配されても、別の日に此奴が他の男と
寝ようとも、そんなことは知ったことではなかった。頬に唇を落とすと、俺はエラを伝って彼女の首筋まで舌を動かし、吸血
伯爵のように彼女の白い肌に歯を立てた。
「っんっ! んんんっ、か、上条っ…強く、吸い過ぎだよっ」
弱弱しい返事は、俺の劣情を掻き立てる程度のものでしかなかった。
所有印を刻み込んだ直後、俺は再びヴェントに唇を重ねた。
有無を言わさず舌を口蓋に差し込み、彼女の歯の裏を丁寧に舐め上げてゆく。じゅるりじゅるりと彼女の唾液を吸い上げ、
たっぷり1分以上唇を重ねてから、俺は彼女から唇を離した。
「ぷふぅっ…! 上条、そんなぁっ」
「自分から誘っといてそんなもクソもあるか」
そう言うが早いか、俺はヴェントの胸元に手をかけた。
「ックウッ!」
小鳥のような声が上がった。俺は力をこめて、彼女の掌より少し大きめのサイズの乳房を揉みしだいた。ぐに、ぐに、と
柔らかな音とともに、彼女の乳房が形を変えてゆく。
「…柔らけぇ」
「そりゃ、どうもっ…! っつうううっ!」
俺の顔に吹きかかる吐息が、心なしか熱くなってゆく。顔を少し動かして、鎖骨に舌を付けた俺は、一気に舌先をヴェントの
二プルにめがけ滑らせていった。頬から、高鳴る鼓動がもろに伝わってくる。俺は指を伸ばし、ヴェントの乳頭を軽く突いた。
「っああああああああっ!!」
嬌声を上げ、俺の腹の下で彼女は脚を閉じてゆく。躊躇うことなく俺は徐々に勃起していくヴェントの乳首に唇を当て、
舐めまわしていった。
日本語というのは素晴らしい。
しゃぶる、舐めまわす、甘噛みする、吸いつく、撫でる…あらゆる表現技法を、一語でできるのだから。
ますます高くヴェントは喘ぎ、俺の思考回路は徐々に焼かれていった。
息が次第に荒くなっていくのを感じた。もうセガレも、鉄塊どころかギアサードになりつつあった。
「ごめん、ヴェント、脱いでいいか」
「いっ、いイよおっ」
「さんきゅ」
小さく礼を言うと、俺はワイシャツのボタンを外すために胸元に手をやった。
全てを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になると、俺は近くにあった電燈の紐を引いた。
「!! か、上条、なんで電気つけるの!?」
「俺には暗視能力はねえんだよ。どうせなら五感全部使った方が楽しめるだろ」
カチ、と音がして、黄色の光が部屋を薄明るく照らした。
黄色い光に照らされたヴェントの裸体は、生唾を飲むほど淫靡だった。桜色に上気した乳首に打ち込まれた白銀のピアスが、
背徳を掻き立てていた。
軽く上唇を舐めてから、俺は小さく笑って告げた。
「舐められるか?」
何をか、なんて聞くような無粋な真似はさせねぇぞ、ヴェント。
こくり、と小さく恥ずかしそうに首を縦に振り、ヴェントは四つん這いで俺の股間に顔を近づけた。