12/03/31 02:08:10.93 MlhZ+gU2
自分がされたように、彼女が舌で先端を転がす。
くすぐったいような快感が走り、堪えきれない声が溢れた。
「男の人なのに、ここも気持ち良いんですか?」
唇を離し見上げるように彼女が呟き、首を伸ばし軽く唇を重ねた。
何度も重ね合ううち、彼女の人差し指が臍の上に触れた。
ついと滑らせ腹部を伝い、すぐに陰毛に辿り着く。
手の平で陰嚢を弄られ、竿を中指が昇る。
焦らすようにゆっくりと筋を伝い、やがて指先が先端の窪に嵌ると人差し指を添えて、滲んだ液体を絡ませ悪戯するようにパクパクと尿道口を開け閉めされた。
「あんなに出したのに、もう大きくしちゃって……んっ!」
囁く彼女の言葉を遮るように、同じように彼女の秘部に二本の指を這わす。
先ほどまで締めつけていたそれとは思えないほどにスムーズに内壁に指が飲み込まれ、お返しとばかりに内側で指の間隔を広げてみせた。
「アヌビスも、まだこんなになってる。」
目の前の彼女に、呟く。
「だって……貴方にあんなに衝かれたら……」
恥ずかしそうに、それでも触れた指先を離さずに彼女が話す。
「この子の形に拡がっちゃって、それから……っぁ……」
先端の付け根から割れ目の端までを軽く何度もなぞられながら、彼女の内側から指を抜く。
手の甲に触れると、彼女の手で男性器を握らせた。
「それから?」
問いかけると、少し俯き気味に
「……も、もう一回、したい……です」
そう答えた彼女の頬にキスをした。
見つめあい、もう片方の頬に触れる。
「じゃあ今度は……自分で挿れてみる?」
「……う、うん」
頷くと、彼女が湯の中で自らの入り口を軽く拡げる。
揺れる水面の先を見つめ、狙いを定めるとゆっくりと腰を下ろし始める。
「……っく……は……」
柔らかな感触が男性器の先端を包む。
彼女の内側は先ほどよりもスムーズで、一気に入ってしまわないように彼女が身体を沈めていく。
内壁に弄られる心地よさに身を委ねながら、快感に耐えるような彼女の表情を眺めていた。
やがてお互いの陰毛が触れあい、彼女が座り込むようにすると。
そのまま首に手を廻し、繋がったままに抱きしめられた。
「……幸せ……です」
繋がったまま彼女の髪を掬い、無言で後頭部を撫でた。
少しだけ抱き合うと、やがて少しだけ彼女が身体を起こし腰を浮かせる。
「じゃあ……動きますね。」
そう言うと、普段のそれとは違う表情で。
ゆっくりと身体を上下に動かし始めた。