アクエリアンエイジハァハァエロパロスレ 3発目at EROPARO
アクエリアンエイジハァハァエロパロスレ 3発目 - 暇つぶし2ch479:お風呂編(3)
12/03/31 02:08:10.93 MlhZ+gU2
自分がされたように、彼女が舌で先端を転がす。
くすぐったいような快感が走り、堪えきれない声が溢れた。
「男の人なのに、ここも気持ち良いんですか?」
唇を離し見上げるように彼女が呟き、首を伸ばし軽く唇を重ねた。
何度も重ね合ううち、彼女の人差し指が臍の上に触れた。
ついと滑らせ腹部を伝い、すぐに陰毛に辿り着く。
手の平で陰嚢を弄られ、竿を中指が昇る。
焦らすようにゆっくりと筋を伝い、やがて指先が先端の窪に嵌ると人差し指を添えて、滲んだ液体を絡ませ悪戯するようにパクパクと尿道口を開け閉めされた。
「あんなに出したのに、もう大きくしちゃって……んっ!」
囁く彼女の言葉を遮るように、同じように彼女の秘部に二本の指を這わす。
先ほどまで締めつけていたそれとは思えないほどにスムーズに内壁に指が飲み込まれ、お返しとばかりに内側で指の間隔を広げてみせた。
「アヌビスも、まだこんなになってる。」
目の前の彼女に、呟く。
「だって……貴方にあんなに衝かれたら……」
恥ずかしそうに、それでも触れた指先を離さずに彼女が話す。
「この子の形に拡がっちゃって、それから……っぁ……」
先端の付け根から割れ目の端までを軽く何度もなぞられながら、彼女の内側から指を抜く。
手の甲に触れると、彼女の手で男性器を握らせた。
「それから?」
問いかけると、少し俯き気味に
「……も、もう一回、したい……です」
そう答えた彼女の頬にキスをした。
見つめあい、もう片方の頬に触れる。
「じゃあ今度は……自分で挿れてみる?」
「……う、うん」
頷くと、彼女が湯の中で自らの入り口を軽く拡げる。
揺れる水面の先を見つめ、狙いを定めるとゆっくりと腰を下ろし始める。
「……っく……は……」
柔らかな感触が男性器の先端を包む。
彼女の内側は先ほどよりもスムーズで、一気に入ってしまわないように彼女が身体を沈めていく。
内壁に弄られる心地よさに身を委ねながら、快感に耐えるような彼女の表情を眺めていた。
やがてお互いの陰毛が触れあい、彼女が座り込むようにすると。
そのまま首に手を廻し、繋がったままに抱きしめられた。
「……幸せ……です」
繋がったまま彼女の髪を掬い、無言で後頭部を撫でた。
少しだけ抱き合うと、やがて少しだけ彼女が身体を起こし腰を浮かせる。
「じゃあ……動きますね。」
そう言うと、普段のそれとは違う表情で。
ゆっくりと身体を上下に動かし始めた。

480: ◆1OAwqH848g
12/03/31 02:09:32.33 MlhZ+gU2
……うぬぬ……エロくない……
とりあえず寝まふ、ごめんなさいTT

481:名無しさん@ピンキー
12/03/31 12:17:19.96 TpzLRrTu
>>477
誰?

482:名無しさん@ピンキー
12/03/31 13:29:16.73 UPHU25f3
>>479
2回戦突入GJ!GJ!
普段彼女のお母さんと同居とかだったらこれくらいは燃え上がるだろうな

483:名無しさん@ピンキー
12/03/31 20:18:27.32 t+bM4IB5
>>481
女神マスターズで先行登録受付プレゼントになってるキャラ
レアリティ5で最高レベル60まで上げたけど4060/4825だからそんなに強くない
7のオルガ・レフトウィックはレベル64時点で8835/8320だからかなり差がある

484:名無しさん@ピンキー
12/03/31 21:29:17.29 TkvOQC99
>>480
  V /  / _,, ァ=ニニ:}    Not _
   .V  /,.ィ"f= <r'ニ三{        |_    ┐   _l_ l
    'vf^<''"  弋z.ミ'テtフ       |_ Х □_ 匚 L | У
    〉!ト _ i{ ´ ̄r' =|'
   ./ェ゙‐ェi.    、__`_ヤ      (  エロいです  )
   ./iュ.Hヽ.、   ゙,ニ/
  -^ ー'-.、,i._`ヽ,.仁リ
  ー - .、     /、



485:名無しさん@ピンキー
12/04/01 15:58:15.03 9oMh4oOh
>>478
アヌビスさまかわいいよアヌビスさま
続きが楽しみです!

486:名無しさん@ピンキー
12/04/02 17:18:12.05 +M7ay97r
エロいな

487:名無しさん@ピンキー
12/04/03 17:11:45.30 nASKM2Y2
マトちゃん荒ぶってるな

488:名無しさん@ピンキー
12/04/03 23:12:06.84 Pm3mszpO
雨が…全てのの、人気カードを洗い流してくれますように……。

489:名無しさん@ピンキー
12/04/04 00:09:27.79 Qn029ZSP
落としたとばかり思っていたデッキを実は弟が隠してた事が判明した。
まあ出来ればコンバートとAAA稼働終了前に見つかって欲しかった気もするが懐かしいしうれしいな。
しかし妹が掃除中に偶然発見したらしいんだが弟の所業にマジギレしててお兄ちゃんあまりの剣幕に少しびっくりだ。

490:名無しさん@ピンキー
12/04/04 10:03:05.98 MdiNkCUF
人気カードを吹き飛ばすのだー!

491:名無しさん@ピンキー
12/04/04 23:53:14.38 XdVsAP3+
女神マスターズこつえー好きすぎだろ

492:名無しさん@ピンキー
12/04/05 20:24:07.73 lGX5OR4b
アンドロイド・ストライクのヘソがエロイ

493:名無しさん@ピンキー
12/04/06 02:05:25.10 UjM8cgDG
グリーとモバゲーのどっちが面白い?

494:名無しさん@ピンキー
12/04/06 09:09:52.72 WTGK+lQO
ハッキリ愚痴を言わせて貰うと戦姫クライシスしんどいです。

495:名無しさん@ピンキー
12/04/06 15:23:43.32 XLnIZsMK
女神マスターズよりはマシだろ
レスポンス重いしサーバーエラー頻繁だし行動力すぐになくなるから課金回復アイテム買わないとプレイがブツ切れになるし
他のプレイヤーと協力して戦うボスは協力しないと倒せないレベルだけど
上記の理由からアクティブプレイヤーが少ないので要請投げても協力してもらえない
鍛えまくってソロで倒そうとしたらもう少しで倒せるところでメンテナンスだよ

496:名無しさん@ピンキー
12/04/06 21:38:00.33 aAHYIsKD
つか、戦姫クライシスの方はやってるが、
女神マスターズの存在は今ググってはじめて知ったわ。

アレかね、モバゲーとグリーに
それぞれイラスト版権貸して2正面作戦ということなのかね。

497:名無しさん@ピンキー
12/04/07 00:56:37.22 XixnOVsa
女神マスターズは3000種類以上と銘打ってるからもしかしたら名前は違っても絵だけはお気に入りのキャラが出てくる期待が持てる。
戦姫★クライシスの方はカードリストの枠が150とメガマスより少ないのでお気に入りが選から漏れているかも知れない。
無論これから枠が増える可能性もあるが。

設定周りは戦姫★クライシスの方が凝ってそう。
アクエリのとは似たものもまるで違うものもあるけど壮大な設定が有りそうだ。
オルガ・レフトウィックの「悪魔が大事にする運命の鎖(デビル・デスティニー)」は厨二心くすぐられる。
メガマスもキャラ紹介文は短いけど光るものがあるしシンプルな方が好きな人も多いだろうしここは好き好きかな。
目をつぶって元々のアクエリキャラとして見る人もいるだろうし。
仮名・偽経歴で潜入とかセラフィエル・ストライクで記憶喪失とか妄想的補完してみたり。

メガマスはボスバトル前にデッキリーダーに設定したキャラがしゃべるのがちょっとうれしい。
ローリンググラビティのはセクシー天使と女子高生天使の両方にセリフ用意されてるし。
セクシー天使の方が姉だってさ。

498:名無しさん@ピンキー
12/04/07 01:01:59.70 XixnOVsa
おい今さっきメガマスで引いたこの「マトリエル24」ってスローンのメルキセデクじゃねえかw
これはひどいw

499:名無しさん@ピンキー
12/04/07 02:56:01.94 TFu8wVE/
同じ名前のキャラが居るのはまずいかなって判断なのかねえ。
しかしアクエリの既存ネームに別の名前が付けられているのはちょっと切ない。

>>498みたいに別名つけた挙句被ってるとかどうしようもねえなw

500:名無しさん@ピンキー
12/04/08 04:32:26.89 Ch1LkwbL
最近絵が張られないな

501:名無しさん@ピンキー
12/04/08 16:47:42.97 BewlSQJm
もともと一人しかいないからさ、絵を貼ってた人
その人がこなくなれば貼られなくなるさ

502:名無しさん@ピンキー
12/04/09 17:31:45.14 AMknmzzs
アヌビス書いてる人だっけ。

503:名無しさん@ピンキー
12/04/09 22:56:21.79 8E4oWAFf
ロダ見ると時々ほかにもいたっぽいけどな

504:名無しさん@ピンキー
12/04/09 23:30:51.14 ZheJOZ9x
>>502
アヌビス人気はSS職人さんとあの絵師さんのおかげだと思う!
カムバックしないかな

505:名無しさん@ピンキー
12/04/10 21:23:41.36 tpE5ilTA
コンプティークマンガのうめ辺が出るまでには俺もうめ編まで行こうと思ってたけど無理だったよ……

506:名無しさん@ピンキー
12/04/11 11:55:54.67 6EzDJ6IE
エロいのを頼むぜ

507:名無しさん@ピンキー
12/04/13 22:41:29.11 RxxD1cTt
オルガはSaga2のイラストの方が好き

508:名無しさん@ピンキー
12/04/14 11:03:19.46 NARVC4e4
藤間のオルガは悪魔っぽくない

509:名無しさん@ピンキー
12/04/15 00:21:20.78 hztcpJdb
かわくのも別に悪魔っぽくないけどね

510:名無しさん@ピンキー
12/04/15 02:13:03.17 7n5xRH/O
アイビットもバカっぽくない

511:名無しさん@ピンキー
12/04/15 03:59:25.70 HdSnnLmM
すぎやま現象の絵柄が戻ってよかったなあとしみじみ思った時期がある。

一時期はどうしちゃったんだってぐらい画風変わったからなあ。

512:名無しさん@ピンキー
12/04/16 20:19:23.75 GQhFkbRc
タスマニアデビルみたいなものか

513:名無しさん@ピンキー
12/04/17 01:49:11.20 NSpe2Wu/
懐かしいな

514:名無しさん@ピンキー
12/04/20 23:05:36.95 BxVqKhFA
温泉合宿の三人誰よ

515:名無しさん@ピンキー
12/04/21 11:46:06.02 v36kM8vZ
ゲハルだろ

516:名無しさん@ピンキー
12/04/24 00:58:22.08 aP2mxjxy
柴原瑞希
URLリンク(6124.teacup.com)

517:名無しさん@ピンキー
12/04/24 01:22:21.11 PAi4bJNI
>>516
おお、スポーティなエロス
GJですにゃー

518:名無しさん@ピンキー
12/04/24 02:10:00.73 g2Bha3W5
>>516
幼児体型ジャンクちゃんGJ
後ろから抱え上げて逆駅弁でハメハメしたいぜ
・・・でもサイボーグだから重いんだっけこの子

519:名無しさん@ピンキー
12/04/24 12:43:10.02 hhPSGP9Q
すました顔してなんてはしたない格好!
けしからんな、もっとやってください

520:名無しさん@ピンキー
12/04/24 17:32:38.16 IcjzMKY6
そのすました顔を(ry
URLリンク(6124.teacup.com)

重いなら転がすしかないな

521:名無しさん@ピンキー
12/04/24 21:26:58.13 PAi4bJNI
>>520
>転がすしかないな
おまえがてんさいか。

522:名無しさん@ピンキー
12/04/25 02:00:06.60 GXKIBuQB
アクエリ世界だもん
サイコキネシスで瑞希を浮かせて、とか
男が鬼の血を受け継いでて怪力とか
色々やり方はあるさ

でも転がすのも好きよ
>>520さんイイヨー

523:名無しさん@ピンキー
12/04/25 10:34:35.21 JZpN75+7
>>520
表情最高や!

524:名無しさん@ピンキー
12/04/25 23:47:30.19 MCDRTjnh
>>516>>520
たまらんす

525:名無しさん@ピンキー
12/04/26 02:25:25.97 iCaPRVix
瑞希最高や!
望なんか最初からいらんかったんや!

526:名無しさん@ピンキー
12/04/26 20:33:49.77 TBq54e8d
望も必要だろ
いらない子扱いすな

527: ◆1OAwqH848g
12/04/27 01:09:52.22 q8C7u6xI
>>516さん >>520さん
ブラボー、おおブラボー!!

528:名無しさん@ピンキー
12/04/28 21:45:14.55 SdH169kq
望ちゃんと鈴ちゃんとHしたい
やっぱり中学生くらいまでが一番食べごろよね
おっぱいも成長しきっちゃったらもったいない
あの時期の女の子の身体を味わうのが一番なのに
望ちゃんの同人今ないでしょうか

529:名無しさん@ピンキー
12/05/01 20:56:24.17 /K0qTGkC
望は高校生くらいじゃないのか

530:名無しさん@ピンキー
12/05/02 15:32:13.92 1rmKqBQt
初期の頃の設定だと三段ブレイクがそれぞれ小中高校生くらいなんだっけ

531:名無しさん@ピンキー
12/05/05 14:29:41.95 PGAkK3EW
URLリンク(6124.teacup.com)
さらに転がしてみた

532:名無しさん@ピンキー
12/05/05 16:37:47.92 a2lCiGDx
エロ過ぎる構図GJ
突っ込まれてるモノ抜いてそのままチンポ挿入したいわー

533:名無しさん@ピンキー
12/05/06 01:48:31.83 xtez3pv9
漏斗に向かって次々に放尿される公衆便所女ジャンクちゃん?

534:名無しさん@ピンキー
12/05/08 02:12:28.94 QLGZtcAO
何は挿入せずに漏斗にザーメンを飛ばして種付けしてから妊婦プレイ

535:名無しさん@ピンキー
12/05/08 23:59:32.75 isMD0FZ+
エロイ

536:名無しさん@ピンキー
12/05/18 10:44:44.17 70FoydvE
ジャンクちゃんは子宮も改造できちゃいそう

537:名無しさん@ピンキー
12/05/21 23:56:42.39 0r/mYgkX
ジョカ様にアヌビス様とジャンクちゃんと
変わった子が人気になるスレだな

538:名無しさん@ピンキー
12/06/02 11:18:07.43 YcVriEMO
フォルナ「私のうんこがルビーストライク!」
レミリア「け、血便! 赤いうんこということはうんこになってから血が混じっているっ!」
フォルナ(アナルオナニーで激しいプレイやりすぎたかな……切れ痔が…… うんこがしみる……)

マジカルクッキングウォリアー「今日は激辛カレーです!」
フォルナ「マジかよ」

539:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:48:15.88 /fG1y84n
コンプティークのコミカライズもたぶん終了したので俺も惑星ヒロインうめちゃん編。
結構難産だったけどいつまでも出さないと先延ばしにしてしまうので。


 草木も眠る丑三つ時―全体的に古びて湿った埃と黴の臭いが漂う商店街を若干不似合いな少女三人が歩いてゆく。
 先頭を行くのは日向葵。そのすぐ後ろをウェヌス・ドーンと須藤りのんが並び立って歩く。
りのんの足元はと見れば白くてフワフワした小動物がちょこちょこ歩いて続いている。りのんの相方である魔法の妖精的な存在、通称あんみつだ。
「出てこい出てこいゾンビちゃんっ」
 葵は歩みに合わせて右手に持ったヒマワリの花を揺らす。綺麗ではあるもののそれだけの花一輪に見えるが、しかし葵がひとたび念を込めれば鋼鉄をも刺し貫く鋭利な槍となる。
 今回の話は葵が聞き付けてきたものである。今日―厳密には昨日だが、昼食中の世間話の中でクラスメイトが三組の子がこの辺でゾンビに追いかけられたらしいと教えてくれたのだ。
そのような経緯もあって葵は俄然やる気を見せている。
「はぁゾンビですか」
 張り切る葵に対して目に見えてやる気がないのがウェヌスである。極星帝国はレムリアの彼女はアンデッドなど見飽きるほど見てきて珍しくもない。むしろあまり好きではなかった。
ウェヌスが若い生命力に溢れているからかも知れないが、命というものは一度限りだから尊いものなのだと思う。
それにアンデッド化すると魔力の影響や肉体損傷を防ぐ為に全力を出さないよう抑制する自己防御機能が解除される事で肉体能力が強化されるが、それもまた気に食わない。
「せめてジュバ将軍くらいのものだといいけれど」
「ジュバ? グァバ? おいしいよねあれ」
「ジュバ」
 極星帝国十将軍の一人ジュバは極星皇帝マクシミリアン・レムリアース・ベアリスが王太子時代から仕え、彼が王位を姉一派と争った内戦での活躍からその名を賜ったレムリアきっての勇士だった。
その後の極星帝国統一戦争で命を落としたがアンデッドロードとして復活し引き続きマクシミリアンの懐刀として仕えてきたが、
こちら側の地球の敵対勢力重鎮厳島美鈴と藤宮真由美の二名と戦って死霊術を解呪されてついに散ったのだという事だ。

540:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:49:04.48 /fG1y84n
 ウェヌスも何度か会った事があるが、初めて出会った時の事はよく覚えている。
 パーティーが催された折、皇帝自らもっとも信頼する部下の一人だと言って紹介してくれたのだ。無論ウェヌスもジュバの事は話で聞いて知っていた。
彼はその時すでにアンデッドだったが、生前の逸話は彼女の乙女心を刺激するには充分過ぎる程で、引き合わされた時は不覚にも胸がときめいた。
 さてジュバという男は銀髪のなかなかの美形だったが、アンデッド化のおり右顔面が腐り落ちて髑髏がむき出しになってしまった。
それを仮面で隠していたのだが歓談中何気ないふりで外して髑髏を晒してみせたのである。なまじ美しい顔立ちだった分、半面の異相が不気味だった。
なんとか驚きの声は喉元で堪えたが、ぎょっとした表情までは隠しきれなかったのだろう。ウェヌスの様子を見ていかにもおかしそうに笑っていた皇帝の顔は忘れられない。
思えば皇帝自ら引き合わせた事に疑問を抱くべきだったのだが、あの頃の彼女には皇帝が十将軍の一人を紹介に来るのも当然と思える程度の自信があった。
 かくして彼女の幼い憧れは儚く消えたが、しかし実際に知ったジュバの強さは改めて彼女を驚嘆させた。あれがアンデッドというものなのだ。
生前より更にしているというその戦闘能力は目を瞠る程で、ウェヌスが努力の末壁にぶつかった時に彼女の心をよぎっては反発心から更なる努力の種となった。
 こうして、ジュバという男はアンデッドの判断基準の一つになる程度にはウェヌスの人生に影響を与えたのである。
「ふーん、そりゃまたびっくりだね。私だったらきっと悲鳴上げてたな」
 こういった内容を歩きながらかいつまんで話したが、葵にはどうもほろ苦く少し胸に棘を残したエピソードよりもどっきりの方がお気に召したようである。
「でもりのんちゃんに種植え付けられて、発芽してるのを見た時は私もびっくりしたよー」
「それを言ったらわたくしは輪をかけて更に酷かったですけど。わたくしにあのような事をして……手討ちにされても文句は言えませんわよ?」
 肩を竦めるが、ウェヌスの顔は笑顔である。思うに辛ければ辛いほど乗り越えた時は良い思い出になるのではあるまいか。

541:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:50:05.27 /fG1y84n
 三人はりのんと葵の通う学校の高等部生徒会長秋月俊平によって支配虫なるものを植え付けられ覚醒した水晶の巫女である。
呼称の由来ともなった証として乳首とクリトリスに水晶のピアスがあり、その水晶の中には目を凝らせば模様が見える。
 実は人類の歴史の裏では影の覇権をかけて異能者達がとめどない闘いを繰り広げてきたのであるが、彼らは今では六つの勢力に分かれている。
りのん達も意識的に所属していたか否かは別として質的にはそれらのうちいずれかに属しているのだが、水晶の中に輝く模様はその勢力を象徴するものなのだ。
ウェヌスのものはもっともわかりやすく、彼女が属していた極星帝国の統一国旗に描かれた紋章であるし、西洋魔術結社に連なるりのんは五芒星だ。
 子宮に植え付けられた支配虫は肉体と同化し触手として種々の用途に使用出来るようになってなかなか便利なのだが、もうひとつ重要な役割として巫女の素質がある者に植え付けて覚醒させるという事がある。
俊平の目的は六つの勢力の巫女をすべて揃える事であり、そのためには素質を持つ者に先任者である巫女が自らの支配虫を分け与える必要があるのだ。
りのん達がこうして夜の街を歩いているのも、一つは覚醒前にりのんがあんみつに託された街の平和を守るボランティア的な使命の為だが、
同時に街の平和を乱す程の異能者は巫女の素質を持っている可能性があるという事でもある。
ウェヌスがその例で、脱走した天使を誅殺しようと追いかけているところをりのんに見つかって覚醒させられ、彼女自身が脱走した形になっている。

542:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:51:08.24 /fG1y84n
「あうあうあー」
「!?」
 呻くような声がした方向を向くと、見るからに生気のない髪の毛まで青白い少女が立っていた。中学校か高校のものだろう、制服を身に着けているがだいぶくたびれている。
 そして、その口から出てきた言葉は須藤りのんを困惑させるのに充分なものであった。
「西船橋……西船橋……行きたい」
「にしふなば……ど、どこっ?」
 実年齢では幼いりのんの世界は基本的に通学圏内を出るものではない。千葉県の駅名など知る由もない。
「あ、葵ちゃん……」
 りのん自身が迷子であるかのように葵に助けを求める。アンデッド退治の先頭に立ち今日の葵は頼りになって見える。
「んーと……とりあえず新宿に出て……」
 りのんに対して日向葵は西船橋という駅を知っているが、しかし知悉しているわけでもなかった。とりあえず新宿に出ておけば大丈夫だろうと適当に答える。―が、すぐに思い直す。
「あ、と、東京のほうがいいかな? 東京わかる? あっここも東京だけどそうじゃなくて東京駅」
 言葉を重ねる毎に声から自身の色が失せていく。やはり、とりあえず新宿という方針を堅持したほうが良かったか。
 それにしてもとりあえず新宿って居酒屋に入ってとりあえずビールでもあるまいし。自分も大学に行ったら飲み会とかでとりあえずビールって言うんだろうか?
 葵の心中を知っているのかいないのか、道を訊ねてきた少女は相変わらず焦点の定まらない瞳でりのんの方向を見ている。
「えーとあーユーゴートーキオセントラルステーション、アンダスタン? ユーノーオーケー? チュウオウライン!」
 苦し紛れに動かした手は東京駅の赤煉瓦駅舎を模したつもりである。
 しかし彷徨えるアンデッドが葵の問いに答える事はなかった。
 実のところ生前は日本人だった彼女は東京駅を利用した事があった。
それどころか非業の死を迎える直前に立ち寄って、ああ修学旅行客なんと邪魔で目障りな存在である事かと通行人の顰蹙を大安売りで買っていたのだが、
死亡とネクロマンシーによる復活を経てそれらの知識経験が残っていたか否かは明かされないまま再び眠りにつく事になったのである。
 なにか言葉を発しようとしたのか、それとも意味のない呻き声だったのか―
口が動いたかと思ったその時、飛来したコンクリート塊がアンデッドの頭を直撃し鈍い音と共にその中身をぶちまけた。

543:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:52:21.33 /fG1y84n
「……ふたりともいちいち律儀に答えなくてもよろしい。だいたいアンデッドが電車に乗ったら隣の人は大迷惑でしょう」
 ウェヌスが半分呆れながらも一生懸命さを好ましく思いつつ、手近なところに転がっていた錆が浮いたバス停留所表示板の土台を投げつけたのだ。
「あー……」
 りのんが言葉にならない声を発する中ウェヌスはしみじみとつぶやいた。
「ふむ、やはり物足りない…… ああ、モーニングスターで叩き潰したい」
 ウェヌスの得物であるモーニングスターは大きくて重い金属の塊である。
都市環境に於いて人間が持ち歩くには異常な物体で、重量センサーに金属探知機あるいは商品管理システムと、どこでトラブルの種になるかわかったものではないので持ち歩きを自粛するよう要請されている。
 そこで代わりにナイフをはじめとした携帯に便利な武器を持ち歩いているのだが。相手がアンデッドとなると至近距離で斬りつけるナイフを使うのは気後れした。
そこで辺りを見回したらモーニングスターを思わせるちょうどいいもののがありまさに僥倖である。
「んー……そうなんだ」
 ウェヌスのモーニングスターへの熱い思いを耳にして、実際に叩き潰された経験のあるりのんはまたも微妙な声を上げる。
りのんの感覚としては剣とか銃の方がかっこよくてウェヌスにも似合っているだろうに、どうしてこんなにあのトゲトゲボールが好きなのだろう。
今でこそ十代の日本の少女らしい服装だが、あの時は真っ白でお姫さまみたいなドレスを着ていたのにトゲトゲボールでせっかくの可愛い印象が台無しになっていた。
 疑問に思いつつ、杖で空中に魔法陣を描いて動かなくなったアンデッドに向かって飛ばす。魔法陣が拡大しながら包み込むとアンデッドは淡い光とともに灰になり、
続きりのんが巻き起こした風に吹かれてどこへともなく飛んでいった。WIZ-DOMに属する彼女はあんみつを通してターンアンデッドの魔法を習得したのである。

544:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:53:53.97 /fG1y84n
「西船橋に行けるといいね」
「うん」
 葵がぽつりと呟いた言葉にりのんは小さく頷いた。
 ウェヌスはそれには答えずあんみつに呟く。
「……さて、運の良い事にはずれでしたわね」
(極星帝国の巫女は君がすでにいるからね。席が埋まっている以上他の娘が覚醒する蓋然性はゼロだ)
「極星帝国……はあ、アンデッドならWIZ-DOMの魔術師共も作るし野良のもいるでしょうに、これではアンデッドばかりが極星帝国のようだわ」
(忘れたのかい? りのんがWIZ-DOMなんだよ)
「野良の可能性はまだありますわ。ダークロアにだって共食いする屍食鬼が……」
(語るね。まるでアンデッドを巫女に引き込みたいみたいな口ぶりだ)
 あんみつの声に出さない言葉に、こちらも音を立てずに気分だけ鼻を鳴らす。
「まさか。腐りかけの生ゴミに神聖なわたくしの触手を突っ込むなんて御免被りますわ。確かにそろそろりのんや葵以外にも挿れたいですけど」
(僕に突っ込んでみるかい? 前の穴はないけど、アヌスと口はオッケーだよ。ちょっとキツめかも知れないけど、きついのを強引に犯すのが気持ちいいという説もあるし……)
「ご冗談。それとも―」
 モーニングスターで叩き潰されて死んでみるかと言おうとしたウェヌスの言葉は途中で途切れた。クリトリスと乳首の黄水晶のピアスが鈍く輝き、同時に全身の触手が性的快感に似た感覚に打ち震える。
「! これは……陰獣」
「あんみつ!」
 ウェヌスとりのんがあんみつに声をかけたのはほぼ同時だった。
(りのんも感じたようだね。カラーヒヨコも反応している)
「私には全然わかんない……」
 あんみつが宙返りをして描いた円からヒヨコが飛び出し、反応の主を求めてよちよちと歩き始める。暗がりで色がよく見えなかったが、りのんが魔法で光球を作り出してやるとその色が明々と照らされた。
「赤だね」
「阿羅耶識……」
 ウェヌスは微妙な顔をした。極星帝国にはかつて阿羅耶識にいた巫女がいる。
これまたもともとはイレイザーにいた天使のサリエルがヴァンパイア化させて引き込んだセツイ・アラ=ニエミといってなかなか強力かつ凶悪な呪術を使うらしいが、
ウェヌスはアンデッドよりもヴァンパイアの方が更に嫌いだ。理由はセツイがその最たる例であるがアンデッド化よりもヴァンパイア化の方が肉体の強化率と精神に来す影響が大きい事と、感染被害の大きさである。
 しかし阿羅耶識の巫女を堕とすとなればサリエルやらセツイと同じなのではないかと思うと心の奥底の部分で嫌悪感が疼いた。
「どうしたの? ウェヌスちゃん?」
 不思議そうに見つめるりのん、その後ろに葵。二人の笑みに心にわだかまっていたものが雲散霧消する。そうだ、これはあの血まみれハネつきやその食べかすとはまるで違う、素敵で崇高な事なのだ。
「行こう、ウェヌスどん。私にはぜんぜんよくわかんないけど!」
「……いえ、なんでもないわ。ええ、急ぎましょう」
 駈け出したウェヌスの顔にはもはや迷いの影は欠片もなかった。

545:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:57:55.10 /fG1y84n
「あなたの邪魔をする事をお許し下さい。ちょっと道をお訊ねしたいのですが、人間一般はどのようにして東向島駅に行く事が可能ですか?」
 りのん達が魔力を感知した数分前、彼女達が繰り広げたのと同じような会話が繰り広げられていた。
 西の次は東である。実のところ、りのん達が退治したアンデッドと彼女は修学旅行で同じ班なのであった。
新幹線で東京にやってきて初日は官公庁などを見学し、二日目の自由行動中に死んでしまったところをレムリアの死霊術士に拾われてアンデッド化されたのだが、手違いからこうして彷徨っているのだ。
 今や彼女達を動かしているのは断片的に記憶に刻み込まれた自由行動計画を実行しなければならないという使命感のみだった。
 よもや知る由もない、東西線の東端である西船橋が実は東京都ではないなどと。
「知らぬ!」
 声をかけられた、学校指定のださいジャージ上下に身を包んだ少女はきっぱりと、どこか自信すら漂わせて即答した。
「そ、そうですか……わかりましたグリーンオブウィンドウマウスで聞いてみます」
 この時間、実際にはみどりの窓口は開いていないだろうが、アンデッドの記憶からはそのあたりの認識は失われていた。
ただただ誰に聞かされたものやらもはや定かではないが電車で困った事があった時はみどりの窓口に行くのだという意識が強迫観念となって意識にこびりついていた。
 彷徨えるアンデッドは悄然と立ち去ろうとしたが、しかし少女はやはり自信ありげな語調で呼び止める。
「待つのじゃお主、ゾンビじゃな。そのような不浄なものを生かしておくわけには行かぬ!」
「えっ」
 彷徨えるアンデッド嬢に生前の記憶や判断力が残っていたのなら、ゾンビならもう死んでいるのではないかと言い返したところであろう。しかし今の彼女にそれは叶わない。
「……!?」
 目の前の少女は手にしていた布袋(ぬのぶくろ)から中身を取り出した。ジャージ姿も相俟って何かの部活用品とも見えるそれは、
頼りない切れかけの街灯の光の下でもなお燦然と煌く黄金の鞘とそれに収められた一振りの剣であった。
 少女は剣を左手に持ち替え、布袋を右手でくしゃくしゃに丸めてズボンのポケットにねじ込んでからいかにももったいぶるように抜剣する。鞘の見事さに負けず劣らず素晴らしい刀身だが、アンデッドにはその見事さに見とれる余裕など無い。
 剣の鋭さ以前に、少女が全身から放ちはじめた綯い交ぜの剣気と霊気に気圧されていた。逃げる事も叶わず、否、逃走を考える余裕が無い程に圧倒されていた。
「成敗!」
 幼い声に似合わぬ裂帛の気合とともに断罪の剣が振り下ろされる。
「うぐっ……ひ、東向島に……行きた……」
 こうして彷徨えるアンデッドは東向島に行く事なく、見知らぬ少女によって真っ二つ袈裟斬りにされたのであった。それは、彼女達の班がついに全滅した事も意味していたのだが、彼女自身それを意識する事はなかった。

546:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:58:29.14 /fG1y84n
 さて、少女が彷徨えるアンデッドを斬り伏せたところは三人娘も間に合ってしっかり目にしていた。物陰に隠れつつ、まずは思い思いの素直な感想を述べ合う。
「うーん、あの子かなあ?」
「りのんちゃんとおんなじくらいだね」
「えへへっ」
「けれどなかなかの剣捌きだわ。見事なものよ」
「すぐ終わっちゃったからよく……あれ? さっきまであんなにすごかったのに……」
(剣を納めたからか。剣を抜いている間だけ霊力が発動するみたいだね)
「蓄積した霊力を抜剣と同時に解放する居合のようなものという事かしら? 何にせよ……抜かせなければ問題はない」
「抜くって……エロいなあ」
 かく言う葵はかつて触手管の中の種をりのんに抜いてもらった事がある。
(あれはすっごく気持ちよかったなあ)
 雑草を抜くのは園芸部とは切り離せない作業だが面倒で仕方がない、しかしああいう抜くなら大歓迎だ。
「さて……わたくしに腹案があるのだけれど、協力してくれるかしら?」
 スカートを脱ぎながら、ウェヌスは艶然と微笑んだ。

547:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:59:12.11 /fG1y84n
 今日も今日とて八剣うめは拾った剣で悪い怪物を切り捨ててやっつけた。達成感に胸が心が満たされる。
 来歴の知れない拾ったものとはいえこの剣は本当に素晴らしい。拾ってからというものうめは幸運続きである。
まず拾った日は夕食にプリンが付いてきたし、担任が朝の会の時間に気まぐれで行ったテストでも百点がとれた。
何よりも、これまではかけらもなかった霊力が一挙に覚醒し、今では熟練の巫女以上もかくやという程だ。
 いつだったか梨狩りに行った下の姉が得意満面で話してくれたが、二十世紀梨はゴミ捨て場で拾われたものなのだという。それがあんなに美味しいのだ。この剣は拾った場所がゴミ捨て場ではないだけ上等だ。
 ―もっとも、うめも、友達から聞いた事をそのまま姉妹に伝え聞かせたうめの姉も知らなかった事だが、あの日もぎ取って食べたりおみやげに持って帰った梨は二十世紀ではなく豊水であった。
 更に談だが下の姉の時は梨狩りだった農業体験学習はうめの時代には芋掘りになってしまった。芋は芋で美味しいのだが泥まみれになるし食べるとおならが出るのでうめは梨狩りの方がよかった。
 なにはともあれ、自分の強さににやついているうめの耳に、かすれた叫びが聞こえてきた。どうやら女の声だが、その声は必死さの色を帯びている。
「た、助けてーっ!」
「む? なんじゃなんじゃ……? う、むむっ!」
 きょろきょろと辺りを見回し音を頼りに探してみると、果たして女が走っているのが見えた。
うめが声の主を発見したと同時に彼女もまたうめに気付いたらしく、逃げていた少女は方向を微修正してうめの方に駆けてくる。
 驚いた事には、長い金髪を振り乱して疾駆する少女はなんと下着姿であった。これはもう見るからにただごとではない。
 金髪の少女の後ろには、うめはレオタードを知らなかったのでそう思ったのだがスクール水着の露出度を更にげたっぽい格好の悪魔のような女と―よくわからないが植物の塊のようなものが追ってきている。
「な、なんじゃあありゃ」
 植物が走っている。うめも名前が名前だけに植物女とからかわれた事がないわけではないし、野菜の切れ端が水に流れていくのは見た事があるが、
本物の植物が地上を走っているのを見たのはうめも初めてだ。うめが驚愕の眼差しで追跡者を眺めている間に、金髪の少女は彼女のもとにたどり着く。
「あのっ、わたっ……急に襲われて、服……」
 怯えて呂律が回らない少女を落ち着かせるように、うめは頷いて見せる。
「もう大丈夫じゃ! 私に任せよ!」
「あ、あなたは……」
 訊ねる少女にきっぱりと言ってやる。
「名乗るほどのものではない!」
 力強く言ってやって来る化け物どもに向かう自分の背中はさぞや力強いのだろう。半ば自惚れじみた確信を胸にうめは剣を構えた。
「かかってこい化物! この八剣うめが相手じゃ!」
 金髪少女にちゃんと名前が聞こえるように名前を言う。さっき名乗るほどではないといったばかりだが、直接彼女に対して名乗っているわけではないのでもし偶然聞かれてしまっても何の問題もない。

548:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/08 23:59:48.46 /fG1y84n
「木っ樹っ木ー(きっきっきー)!」
 少女が息を呑んで見つめる中、うめの一閃がまずはよくわからない植物っぽいものを切り捨てた。
植物だけあって動きも緩慢で至極あっさりと剣の錆になる。うめも剣を拾ったばかりの頃は巻き藁よろしくその辺の草木を切っては練習したものだ。
「く……ばさな! くーもゅーじー!」
 世にも奇っ怪な断末魔を残し、うめが驚くほどの血だかなんだかを噴き上げて植物っぽいものは崩れ落ちた。動かなくなったのでやっつけたのだろう。そもそも、植物が動くという時点で奇妙なのだが。
 しかし、もう片方はどうか。いかにも悪魔っぽい女である。もしかしたらこの植物っぽいものはこいつが召喚した使い魔だったのかも知れない。
使い魔とはいかにもボスっぽい。これまでやっつけてきた奴らは手応えがなかったので望むところである
「がおーがおーたべちゃうぞー」
 悪魔女(あくまおんな)は頭上に振り上げたフォークのお化けのような得物を振り回してうめを威嚇する。
「おまえもくっちゃうぞーもぐもぐー」
「この者は渡さぬ! 私もお前になど食われぬ!」
 うめは振り返り、不安そうに見つめる金髪少女に力強く頷く。
「うめさん」
 少女は不安そうな顔だったが、うめが頷くと少し安堵したような顔を見せた。その顔が、うめに力をくれる。
「大丈夫じゃ、お主は私が守る! しかし不思議じゃなー、なんでお主、私の名前を知っておるのじゃ」
 少女は目を泳がせたが、幸か不幸かうめの視線は悪魔女に釘付けだった。
「おまえからーたーべちゃーうのだー」
「黙れっ!」
 振り払ったうめの剣が、悪魔の手にした武器を弾き飛ばす。
「うーっ、よくもやったなー」
「八本の剣と書いて八剣うめじゃ、うめはひらがなじゃな。そこのそいつのように八つ裂きになりたくなければ早々に立ち去れ!」
「えっやつざき? だれがどこが?」
 悪魔は一瞬きょとんとした表情になったが、すぐに元の調子に戻る。
「や、やつざきなんていやだぞー、がおがおーくっちまうぞー」
「聞く耳持たぬか! 全く化け物は人の話を聞かぬな! ええい死ねい」
 うめは全体重を剣に託して体当りした。果たして剣は女悪魔の胴体に深々と突き刺さる。
「うぐ……かはっ……」
 女悪魔は血を吐いた。悪魔の血もやはり人間と同じで赤いのかと思った。マンガだと青とかだったような気もするが、まあ悪魔にもいろいろいるという事だろう。
貫通するほど深く突き刺さっていたので悪魔に足をかけて蹴飛ばすようにして剣を抜くと滾々と血が流れ出て水たまりを作った。
「く……うっ」
 うめに蹴飛ばされるまま悪魔女は地面に転がりすぐに動かなくなる。
「正義は勝つのじゃ! わははのはー」
 うめは誇らしげに剣をぶんぶん振り回し、かっこよい決めポーズを取ってからかっこよく納刀した。

549:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:02:07.69 VxnDIbiv
「もう大丈夫じゃ!」
「やっつけた……の……?」
「うむ、悪は滅びたぞ。お主を襲う化物は剣の錆となった。はははっ、私の剣には錆も汚れもないがな、言葉の綾じゃ!」
 ポケットから取り出した布袋を広げて剣を仕舞いながら、うめはいまだ怯えている様子の少女を安心させるように声をかけた。
「ありがとうございます、ありがとうございます」
 少女は恐る恐る二匹の様子を確認し、動いていないのを見て漸く安心したのか表情を緩めぺこぺこと頭を下げる。
「礼には及ばぬ!」
 そう言いながらも誇らしげに胸を張るうめに、金髪少女は下げた頭を上げ、うめの誇らしげな顔を見つめながらさらに礼を重ねた。
「私、なんであんな化け物に……あっ本当にありがとうございます。あなたは命の恩人です。何とお礼を申し上げて良いか……」
「そんなに褒めるではない、照れるではないか!」
「私、うめ様の事は一生忘れません…… 毎朝起きたらうめさんに感謝して寝る時はうめさんに祈ります」
「いやーははははは。そうかのう! おっと、お主身体がベタベタじゃぞ?」
「あっ……あの、何か変な液体をかけられて…… どろっとしてべたべたしてて」
「奴らにかけられたのか? それは大変じゃ。私のハンカチで拭くといい」
「何から何までありがとうございます……」
「気にするな!」
 うめがポケットをまさぐって取り出したハンカチを差し出し、少女もおずおずと手を出した。
「ほんとうに……ありがとう」
 ハンカチを受け取ろうとした少女の指がうめのそれに触れる。

550:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:02:37.31 VxnDIbiv
 その刹那、うめは少女に触れた指の先に鈍い痛みを感じた。しかしそれも束の間、痛みはすぐに消える。
 その代わり、全身に違和感が走り、うめのからだは急速に脱力して地に倒れた。
「な……? なん……」
 少女にかかっていた妙な液体のせいだろうか?考えるうめの目で、少女の指先に何か蛇のようなものが絡み付いているのが見えた。そして、それの先端から針のようなものがのぞいているのも。
 ムー王国の近海にはイモガイという巻貝が棲んでいる。食用にはならないものの大変美しい殻を持つ一方で人間をも死に至らしめる程の猛毒も有する。
彼らは歯舌が変化した槍を持っており獲物を見つけるや槍内部の空洞に毒液を満たし撃ち出して突き刺すのである。
おそらくはリリア・ベテルギウスのコレクションに貝殻があって自慢ついでに聞かされたのだろうがウェヌスはその話をどこかで聞いて覚えており、獲得した触手が軟体動物に類似していると気付いた時から研究を重ねイモガイ様の能力を獲得したのである。
「ゆっくりとお礼させて頂きますわ」
 少女の笑みは可憐で本当に感謝の念に満ちていたが、だからこそうめの目には不気味に映る。
「お主……いったい……?」
 少女はそれには答えず、うめが切り捨てた二匹の方に歩いて行って愛情に満ちた声をかけた。
「ふふん。三文芝居に見事に嵌まってくれましたわね。……りのん、葵、もういいわよ」
 その声に応じて先に立ち上がったのは植物の塊こと日向葵である。地面に倒れていた様は除草作業で抜き取った草を積み重ねた山に似ていた。
 可愛い容姿とみんなに好かれる性格から初等部の演劇ではシンデレラ役を演った日向葵だが、当時から植物が大好きだったのでむしろ木を演じたかったくらいだ。
全身に木の衣装を着て、更に手に枝を持つのだ。こうして時を経て木役を演じる事が出来たわけだが、いざ演ってみるとやはり奥深く難しい。
「あいててて、死ぬかと思ったよー」
「葵、あなた斬られてないでしょう」
 大袈裟に腹を押さえる葵の頭を拳骨で軽く小突く。
「うん、ギリギリで届かなかったみたい。……てて、ウェヌスどんに殴られた方がよっぽど痛いな」
 葵は全身にまとった植物の鎧装で刃を防ぎつつ、一撃目を食らった時点で派手に樹液を撒き散らして倒れてみせたのでうめの目を誤魔化せたのである。
べりべりと剥がし落としながらぺろりと舌を出し、小突かれたところを大袈裟に撫でさする。

551:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:03:20.05 VxnDIbiv
「わたしなんか本当に刺されちゃったから痛かったよ」
 りのんの方は血の付いた腹部を撫でながら、風俗嬢めいた顔に実年齢相応の笑みを濫かべた。悪役を演じるにはいまだ世の悪を知らな過ぎる齢である。
「葵ちゃんのヒマワリがなかったら死んじゃってたかもね。葵ちゃんありがとう。ウェヌスちゃんも」
 りのんの手にウェヌスの触手が絡みつき、強靭な伸縮力でりのんが立ち上がるのを手助けする。
「えへへへへっ…… 礼には及ばぬぞー」
 倒れながら聞いたうめの言葉を真似してみてにやりと笑い、立ち上がったりのんを受け止めた葵は手に感じる感触に気付く。
「あれっりのんちゃんそれもしかして服じゃなくてはだか?」
 手に触れる毛皮は着ているにしてはあまりにからだに密着しており、そして生の体温も感じられる。
「うん、そうだよー。いっけん服に見えるけどたいもうなんだー。毛皮ー。ウール百二十パーセント」
「ふむふむ。全裸なんていやらしいですなあ」
 胸の部分を撫でさすって探すと毛の奥に乳首とそこに施された青水晶のピアスが見つかった。
「いやだーあおいちゃんのえっち」
「毛深いねー。もじゃもじゃもじゃ子だね」
「もじゃ子じゃないよー。まだ変身前はいんもうはえてないもん」
 わざとらしく頬を膨らませた顔は風俗嬢めいた顔に不釣り合いでそれが葵の性欲を刺激する。
「魔法少女になるとふっさふさだけどね。私はちゃんと剃ってるよ! ほーらパイパン」
 別に服の上から植物を付けられないわけではない。胸元や髪に花をつけるなどはなかなか素敵だ。しかし今日はなんとなく嫌な予感がしたので服を脱いでから纏っていた。
超能力修行が実を結んで未来予知でも出来たのだろうか。おかげで服を斬られて台無しにされる事もなかった。
ともかく植物の下は全裸だったので、露わになった性器を自慢げにりのんに見せ付ける。
成熟した性器があるべき陰毛に覆われていないというのは一種異様な淫靡さがある。興奮により愛液を滴らせていれば尚更だ。
「ふたりともお疲れ様。わたくしの財布で飲み物でも買っていらっしゃい」
 二人のやり取りに目を細めた武装戦姫が労を労うが、自分の服などと一緒に彼女の財布を実に詰め込んで預かっていた花姫は緩やかに首を横に振った。
「私はウェヌスどんがその子を堕とすのちゃんと見学するよ」
「もちろんわたしも! お行儀よくね!」
(りのん、僕はそこの自販機の―)
 多数決で淫獣の意見は黙殺された、
「そう。ではわたくしもご期待に添えるよう頑張らないとね」
 茶目っ気を見せてウィンクしてみせる。このような軽薄めいた仕草など、極星帝国にいた頃はした事がなかった。
「さて、それでは……と。そこでいいかしら」
 触手で指したのは先程三人が隠れてうめの様子をうかがっていた場所である。ちょうどよく物陰になっており手頃な感じだ。
無論ジャミングで人払いする事は可能だが、強い目的意識を持った者は耐えてやって来る事がある。無粋な輩にお楽しみを邪魔されたくはない。
「そうだね。わたしが運ぶからウェヌスちゃんはよういしてて」
「ありがとう、りのん」
「どういたしましてっ」
 微笑んで一足先に向かったウェヌスの背中に声を投げる。非力なりのんも変身すれば少女一人持ち運ぶのは訳もない。
そもそも、公園で眠らせたウェヌスとモーニングスターを学校まで運んだのは宅配業者に変身したりのんである。
あの時に比べればこの少女は軽いものだ。武器もモーニングスターではなく剣というのが気が利いている。
 その剣は少女から半ば奪うようにひったくって葵が持ってついてきたのでりのんは少女を運ぶ事に専念できたのだった。
「ところでウールって羊の毛じゃなかったっけ?」
「それをいったら百二十パーセントもへんだよう」
(ああ、ジュース飲みたかったなあ)

552:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:04:32.32 VxnDIbiv
 近づいてくる二人の声も今のウェヌスには聞こえない。あんみつのテレパシーすら精神集中の前に遮断されている。
「んっ……」
 かつて習得した拳法の練気法も使い、全身の力を集中してとっておきの触手を練り上げる。あたかも肉体のすべてが触手を生み出す装置であるかのようだ。
彼女の高まりに呼応するように、左右の乳首と陰核で黄水晶が光を増していく。それに伴って白い肌が桜色に染まり、息遣いも次第に荒くなる。
 ウェヌスは支配虫を操る事に関しては三人の中でもっとも秀でており餅を捏ねたりティーポットから飲み物を注いだりする事が出来るが
反面その総量に関しては大きく水を開けられており、ウェヌスを三とすればりのんは四、葵に至っては五にも及ぶ。
 この許容量は堕ちるまでの間は入れられても耐えられる量でもあり、体内の支配虫が閾値を越えいわば溢れた時に少女は淫欲に堕ち、水晶の巫女として覚醒する。
りのんが葵を堕とした時には植え付けた支配虫が体内で増殖するのを待たなければならなかったのは葵の容量がりのんのそれを上回っていたからだった。
 ウェヌスが見たところうめの容量は恐らくりのん以上。葵に匹敵するやも知れない。持てる支配虫をすべて注ぎ込んでも一度に満たす事は出来ないだろう。
りのんや葵の力を借りればそれも可能だろうが、今回は自分がやると言ってしまった手前意地もあり、ひとりでやりたい。即堕ちは諦めるほかないだろう。
しかし、それならそれで構わない。すぐ堕とせないのならそれなりのしようがあるものだ。
 彼女達の本拠地には六勢力の紋章を結んで描いた六芒星魔法陣が存在するが、偶然にも現在奇数番目の勢力だけが揃っている事で正三角形を描き、不完全ながらも増幅効果をもたらしている。
 それに伴う確かな手応えを膣内に感じながら、武装戦姫は琥珀色の瞳に嗜虐的かつ情欲に塗れた色を濫かべ気丈にも睨みつける少女に向けた。気丈……きじょうと騎乗位もいいかもしれない。
「それにしてもわたくしも人の事は言えませんが貴女も詰めが甘いですわね。わざわざ油断して剣を納めてくれて……叩き落とそうか触手で絡め取ろうか考えていたのに拍子抜けですわ」
 剣を持っていないうめからはまるで霊力を感じない。今目の前で呻いているのはただの小娘だった。

553:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:05:13.83 VxnDIbiv
「さて……お待たせ致しましたわね」
「待ってました!」
「まちくたびれちゃったよ!」
「誰も待っておらんわ!」
 親切げに差し出した手には先程の蛇のようなものが絡み付いて蠢いており、うめは顔をしかめた。
「貴女はどんな触手を見せてくれるのかしら……?」
 一糸まとわぬ姿になったウェヌスがうめににじり寄る。下着姿になったのはりのんの女悪魔に脱がされた危機感を演出するためだったが、同時にうめを犯す際に前もって脱いでおくためでもあった。
 うめは葵が召喚した植物の上に転がされている。アスファルトの上で交合するのはいかにも痛いだろうという気遣いだ。ウェヌスとしても、植物の愛の巣での愛の語らいはミンネザングで親しんでいる。
「あら、まだ脱がせてないのね」
「お楽しみを奪っちゃ悪いと思って」
「敷物といい気を遣ってもらって悪いわね。脱がせる楽しみくらいは譲ってあげてもよかったのに」
「私はウェヌスどんが脱がせるのを見るのも楽しいから」
「わたしはちょっと脱がせてみたかったかなー。悪魔らしくねっ!」
 悪魔姿のりのんは少し残念そうに巨大なフォークっぽい武器を振り回した。先程うめに弾き飛ばされてしまったが、ちゃんと拾ってきたのだ。
「あっ、でもウェヌスちゃんが脱がせていいよ」
「ではお言葉に甘えようかしら。実際のところかなり高まっていて今更譲りたくはないのよ……」
 ほほえみと共に肛門から伸ばした触手で器用にうめの服を脱がせていく。爪のように硬くなった先端でつまみジャージのファスナーを下ろすなど流石である。
「あら……ブルマではありませんのね」
 うめがジャージの下に着用していたのは学校指定の体操服だったが、下半身に穿いているのは同色のハーフパンツだった。
「ブルマの方が可愛いのに……」
 裾から触手を突っ込んで上まで通して脱がせてみせる。
「脱がせるな!」
「だって、脱がせないとこれを植え付けて差し上げられないのですもの。……ふん、これは期待に違わぬお子様ぱんつ」
 色気のないゴム紐の形も露わなずんぐりむっくりした形に、デフォルメされた動物がプリントされている。ぱんつがひらがななのがポイントだ。背伸びをしたいお年頃である。
うめ自身子供っぽいと思っていたので顔を赤らめて言い訳がましい事を言う。
「お姉ちゃんが……買ってきてくれたのじゃ」
 今でこそ全裸だが、目の前で触手を伸ばしている女が身に着けていた下着はうめはおろか姉ですら着ていない凝ったデザインの高級そうなもので、比べてみるといかにも恥ずかしい。
うめは知らないがブラジャーとショーツのセットで三千九百九十円、うめの三枚セットパンツ三百九十円の十倍になる。
「そう。では大事にするといいわ」
 何を思ったのか、それとも触手ではそこまでの繊細な動きは出来ないのか、女は触手を引っ込めて自分の手でうめのぱんつを脱がせ、くんくんと嗅いでからジャージとハーフパンツの間に挟んで置いた。
 引き続いて女の指がハーフパンツと同色の裾を掴み、万歳をさせるようにして体操服を脱がされた。小さな頃姉に着替えさせられたのを思い出す。

554:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:06:14.08 VxnDIbiv
「これは……」
「これは?」
「これはっ?」
「想像通りと申しますかブラジャーをしていない。キャミソールで片付けてしまっている!」
 うめもそろそろジュニアブラをしたく、それとなく話してみようと思っていたところである。まさかこんなところで脱がされるなら伏し拝んででも買ってもらえばよかった。異性と会う時はいつでも勝負下着を着るようにとはけだし名言だ。
「体操服には名前が書いてあるかと思ったけれど……まあいいわ」
 実際は内側に名前を書くタグがついているのだがウェヌスはそこまで確認しなかった。一方でうめもいちいち指摘してやる事などしない。
 最後に残された女児用キャミソールもあっさりと脱がされてしまい、まとめてりのんに渡される。
「貴女はうめというのよね。わたくしはウェヌス。ウェヌス・ドーンよ、はじめまして。わたくし達『う』で始まる者同士ですわね」
「だからといって! 私はおまえの仲間になどならんぞ! そんなに『う』の字が好きならうどんこでも仲間にしておれ!」
「わたくしもそんな事に縁(よすが)を感じるのは恋に恋する陰毛も生え揃っていない小娘だけで充分だと……失敬。貴女も生えそろっていませんわね」
「う、うるさい!」
 顔を赤くして叫ぶうめをまたなだめる。それほどまでに支配虫の寄生を拒むものか。自分もりのん達に覚醒させてもらうまではこうだったのだろうか。
過去の自分を思い出して今更ながらに恥ずかしくなる。もっとも自分は疾うの昔に陰毛は生えていた。
「大丈夫よ、私の仲間にも生えていない子がいるから」
 他校のものは珍しいのか、うめの体操服を眺めていたが、自分の事を言われていると気付き慌てて手を挙げるりのん。
「あっはいはいわたしです。今はこんなだけど元々の姿はうめちゃんと同じくらいなんだよ」
 りのんはサキュバスの格好に似合わない親しげな笑みをうめに向けた。
「葵ちゃんもウェヌスちゃんもいい子だけど、同じくらいのお友達も欲しかったからうれしいなっ」
「友達ならなってやるから解放してくれ」
「それはだめだよー。みもこころも仲間になろうよ」
 ビロード状の毛に覆われて一見レオタードでも着ているように見える性器から触手を伸ばしたりのん。どのその笑顔は変わらず親しい。
「ふふっ、一緒に遊ぶのが今から楽しみね。おままごとでもするのかしら?」
「しないよー。むしろいっしょに宿題をするよ」
「あら、えらいのね。それとも普通なのかしら? マンガでは主人公君がよく宿題を忘れているようだけれど……」
 極星帝国育ちの彼女にとって日本の生活知識はりのん達に聞くかテレビや本で見て獲得したものがほとんどだ。

555:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:07:54.73 VxnDIbiv
「零点のテストなんて本当にあるのかしらね。もっとも、描かれていたテストの内容は高等教育レベルだったという事もあるようだけれど」
 軽口を叩きながら、ウェヌスはうめの太腿を掴んで開き、陰部にくちづけた。舌を突き刺すように入れ唾液を塗りたくるようにして舐め上げる。
「ひゃっ!?」
 無論そのような所を舐められるのは初めてであり、うめは嫌悪感とくすぐったさの入り混じった声を上げた。
「舌で舐めるとそれなりに感じますわね」
(口の中に落ちてきた鼻毛みたいなものか)
 ウェヌスの言葉はうめにとっても実感に裏打ちされた説得力があった。
「ふふっ、そのうち素敵な茂みになるわよ。わたくしみたいに」
 考えてみれば今ちゃんと陰毛が茂っているのは自分だけだ。葵の陰毛はウェヌスが自ら剃り落としてしまったのだ。
あれからは葵が自分で剃っているようだが、きっかけを作ったのはウェヌスである。
 葵の淫らな恥丘もよいものだが、植物を操る彼女に『茂み』がないのは少々申し訳ない気分にもなる。
マジカルスイートに変身したりのんの陰毛に顔を埋めるのは心地よい。押し出されてきた空気の香りはとても芳しい。葵でもその感触や淫香を味わいたいと思うのは贅沢だろうか。
 少し感傷に浸ってしまったが、その間無心に陰部を舐め続けたのはうめに良い効果をもたらしたようだ。古人曰く終わり良ければそれで良し。
「さあご覧遊ばせ。これが大人の性器というものですわよ」
 ウェヌスはうめの目の前で股を開き更にでも開き己の陰部を見せ付けた。同時にりのんが光球を飛ばして照らし出してやる。
金色の陰毛に縁取られ、外性器は好色そうにいやらしく膨らみ、内側はといえば複雑に波打って奈落への入り口のようである。
 金髪の少女は見たところうめの上の姉と同じ年頃のようだ。という事は、姉たちのあそこもこんなふうになっているのだろうか。
長姉の顔と、目の前の奇怪な器官が下手なコラージュ写真のように結び付く。いやいや、姉の陰毛は髪と同じ黒のはずだ。
最近ではその機会も少なくなったし、よく観察しようとすると隠されてしまうが一緒にお風呂に入った時に見た記憶がある。

556:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:08:40.71 VxnDIbiv
「そして……これがわたくし達巫女の証」
 姉の像を振り払ううめの目の前で、ウェヌスの陰部がびくびくと震え、陰核が膨らんだかと思うと黄色く輝く宝珠を頂いたピアスが生えるように出てきた。
まずは大人の性器をそのまま見せるため黄水晶のピアスは体内に収納していたのだが、小用の後で拭く時や着脱時に引っかかるので通常はこうして引っ込めている。
「巫女……じゃと」
「ええ、水晶の巫女ですわ。貴女達の巫女とは少し異なりますわね。もっとも貴女はその両方になれるのだからとても運がいい」
「なりたくなど……」
「そしてもうひとつ……おわかりですわね」
 わかりたくはないが、予想に違わず秘裂を押し開いて内側からうねうねと蠢く黄色い触手が這い出てくる。
先程うめの身体を撫で回し服を脱がせた尻からの触手と同様に、いやそれ以上に奇怪で気色悪い。
 お姉ちゃんにも、こんなものが?
 いやいや、そんなはずはない。人間にこんなものは生えていない。お姉ちゃんに生えているわけがない。
 少し安心して―そしてすぐに絶望する。
 姉には生えておらずいわば無事だとしても、自分は無事ではない。もうすぐ無事ではなくなりそうだ。
「今からこれを貴女に植え付けて差し上げる。そして貴女は巫女として更に上の段階に達する事が出来る」
 これはうめを犯し堕とし覚醒させるための特製触手である。いつもの触手よりも若干太く、表面は健康サンダルのような突起に覆われている。
と、突起のいくつかからとげが伸び得物であるモーニングスターを想像させる形になる。名前からしてそれであり、自分の最高の触手を考えればやはりそこに帰着するのだ。
長さがあるのでモーニングスターというより金棒に近いのはご愛嬌といったところか。
「うわあ、素敵だね!」
「私も欲しいな……」
 羨ましそうな声を上げるギャラリー二名の意見は、全くもってうめには同意しかねるものだった。
 太腿を掴んでいた手が離れたかと思うとうめの脚には触手が絡みつき、特製触手を受け入れさせるべく股を開かせていく。
絡みつく触手は肛門から伸びている。膣から特製触手を伸ばすため取ったM字開脚の形は、肛門から伸ばすにもちょうどいい態勢なのだった。
「ああ、うめ……これからこれを貴女に挿れますわ」
「いやだ」
「聞き分けのない事を言うものではありません」
 わざと顔を顰めてみせたが、うめには見えない。そんな事をしても目の前で繰り広げられる行為が止まらないのはわかっていたが、しかしそれでもうめは目を閉じずにはいられなかった。
 目を瞑った事で鋭敏になった感覚は、触手が膣口を押し広げ這入ってくる様子を敏感に捉えた。
見ないためにまぶたを閉じたはずなのに、うめには毒々しい色の触手が自分の中に侵入して蹂躙していく様子がありありと浮かんでいた。
「ふふ、すっかり入ってしまいましたわ」
 楽しそうな声が絶望に輪をかける。
 突き入れた触手がうめの性器の最奥部に到着したのは、触手自体の鋭敏な触覚でウェヌスにも敏感に捕らえられた。
この後で切り離しうめに贈る予定だが、今はまだウェヌスの身体の一部である。名残を惜しむかのようにうめの第二次性徴が始まったばかりの子宮内を蹂躙する。
彼女も覚醒してしまえばここは支配虫に満たされてしまうだろう。ただの人間としての性器を味わえるのはこれが最初で最後になる。
一生分を味わい尽くすようにウェヌスはうめを犯してゆく。そのアグレッシブな動きは外からもうめの腹部が蠢いて見えるほどだったが、あいにく彼女は目を閉じていて視認する事は出来なかった。
「見たくないのなら見なくても結構よ。ふふっ」
 ぎゅっと目を瞑るうめにあくまでも優しく語りかける。

557:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:10:21.18 VxnDIbiv
「そうだわ。目隠ししてしまいましょう。世の中には見なくてもいい雑音が多すぎるもの」
 言ったウェヌスが舌を伸ばし目元を舐め上げる。仮にうっすら目を開けていたとしても、こうすれば反射的に目を閉じるだろう。
「ひっ……」
 悲鳴を発した次の瞬間、うめの目元を生温い何かが覆う。
 無論うめには形も色もわからないが、ナメクジかアメフラシのような青黒く平たい軟体動物のような塊が、アイマスクのようにうめの両目周辺にへばりついたのだ。
舌に見えたのは塊の先端部分で、そう見せて油断させるために形を調整したのである。
「よくお似合いですわよ」
 吐き出す際に口元に付いた陰液を指先で拭いウェヌスはほほえんだ。彼女が覚醒した際には葵のヒマワリによって目隠しをされた。
江戸の仇を長崎で討つではないが、自分が誰かを覚醒させる時には同じ事をしてあげたいと思っていたのだ。
 目隠し触手は外套膜のような辺縁部の粘液物質でうめの目元にへばりついているだけで、強く吸い付くわけでもなく、うめの体内に侵入しようという様子はない。
もっともそこから入るとなると想定されるのは大惨事なのだが、とにかく何もせずくっついているだけだ。しかしやはり触手である。
表面から漂わせている香気は淫欲をかきたててならない。それが鼻の真上に貼り付いてむんむんと香っているのだ。
うめのつぼみの性欲は弥が上にも刺激され今や花咲こうとしていた。いつしかいまだ未成熟な性器は愛液に濡れ始めている。
 金髪武装戦姫はうめの背中に手を回し抱き寄せた。そして更に足をあぐらのように絡めてくる。
 触手をすっかり排出して腹も元通りになっている。身体を強く密着させられ、クリトリスのピアスが押し付けられた。
体温で温められていたのか、それとも通常の宝石とはそもそも異なるのか、予想した無機質な冷たさはなく、固いものが押し付けられる感触があるだけだ。
「ふふ、わたくしの分身がうめの中で動いているわ。膣内をぬめぬめかき回しているのがわかるかしら?
 わたくしの分泌液と貴女の愛液がぐちょぐちょと交じり合ってぶくぶくと泡立っているのよ」
「やめ……やめろ……」
「抜いたらいやらしい液体がたくさん漏れてしまいますわね。でも大丈夫ですわよ、抜かないのだから。
……うふふ、抜かずに貴女の中に入っていって、貴女の一部になって貴女を作り変えるのよ」
 ウェヌスの言葉に見守っているりのんと葵は感動の微笑みを濫かべたが、目を瞑っている上に目隠しもされたうめにはそれはわからない。

558:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:10:47.29 VxnDIbiv
「それでは仕上げと参りましょう」
 うめの口の中に何か生暖かいものが入ってきて舌に絡みつく。
 もちろんファーストキスである。そもそも、キスというのは唇を触れ合わすものだとしか思っていなかった彼女は舌を絡めるなど想定していなかった。
しかし入れられたのは舌だけではなく触手もだった。伝わって入ってきた触手は舌よりも更に自在な動きでうめの舌に絡みつき、吸盤で吸い付く。
 淫液の糸を引きながら舌を抜き出すと、後に残った触手がうめの口に詰まった形になった。
「んーっ! んんー!」
 叫ぼうとしてもくぐもった声しか出てこない。効果にウェヌスは満足した。指先で淫液を拭い、うめのからだになすりつけてやる。
 続けて右手を股間にやって、自分の膣から触手を引っ張り出した。
生みの親から引き出された触手はしばらくうめの股間にぶら下がる形で蠢いていたがすぐに前張りのように形を変えてうめの性器に張り付いた。
「さて……それでは御覧遊ばせ」
 触手が張り付いた―蓋をした理由はりのんと葵にもすぐにわかった。
 表面を覆っていた鈍い棘が、一挙に鋭く伸長してうめを中から刺し貫いたのである。その鋭さは子宮どころか肉と皮を突き破って体外まで達する程だった。
「う、うわあ……」
「すっごい……」
 りのんも葵も思わず自分の性器を手で覆い隠した。
 うめの下腹部には当然激痛が走った。きっと口に封をされていなければ凄まじい叫び声を上げていただろう。そして、膣口に蓋をされていなければ鮮血が溢れ出てきていたに違いない。
 しかし、同時にほとばしる淫液によって快感ももたらされる。激痛と快感に同時に襲われてうめの心は千々に乱れた。
 うめを刺し貫いた棘は支配虫としての本分に立ち返り、突き刺さったまま肉体に同化して傷を癒していく。傷がふさがると同時に痛みもおさまり、後には痛みを中和して余りある快感がそのまま残った。
中の部分が同化するに従い前張になっていた部分も徐々に中に侵入していくと、散々犯された後かのように血と混じった愛液がぼたぼたと草の褥に滴った。

559:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:11:31.73 VxnDIbiv
 快感も引いて落ち着いてきたところで、口に詰まり目に貼り付いていた触手が取り去られた。
 口に詰められた触手を取り除かれると溜まっていたよだれが一挙に漏れ出た。目隠しの方は涙と汗が混ざっていて、生温い温度で髪に流れていった。
 気がつけば手足も解放されていて、うめは草のベッドの上に力なく横たわり三人の視線を浴びている。
「さて……おめでとう。これで貴女もわたくし達の仲間ですわね」
 葵に預けていた服を再び身に着けた武装戦姫が叙勲めいた口調で言うと、横にいた女の子が親しげな笑みを向けてくる。
「よろしくねっ、うめちゃん」
 うめと同じ年頃の彼女は、消去法で行くと先程の悪魔なのだろう。口調や声が似ていた。
 続いて三人目の少女が数本束ねたヒマワリを差し出してきた。
「まずはこれ、私のヒマワリっ! お祝いの花束だよ」
 しかしうめは葵が差し出した花束を弱々しく払いのけた。
「……お主らの仲間になど、なりたくないわ……」
 続けてヒマワリを地に叩き落とそうとするが、その前に柔らかいてのひらがそっとうめの手を包んだ。
「そう、それでは仕方ありませんわね」
 てのひらの主―ウェヌスは至極あっさりと頷いた。
「わたくしが心を込めて精魂を尽くして植え付けて差し上げたのに勿体ないですし残念ですけれど、裏を返せばそれだけのことをしても貴女には受け容れてもらえなかったという事ですものね……諦めましょう」
 武装戦姫はりのんと葵の目を諭すように覗きながら言い、最後にうめにほほえみかけた。
「でも、もし気が変わったらいつでも歓迎しますからね」
 予想外の答えにうめは目を伏せたが、ウェヌスは構わず続ける。
「りのん、タクシー運転手に変身してもらえるかしら?」
「え……うん」
「お詫びにお送りしますわ。もうこんな時間だもの、早く帰った方がいいのでは?」
「大丈夫じゃ、自分で帰れる……」
「あら、そう…… それでは服も自分で?」
「当然じゃ…… 早く失せろ化け物ども! 地獄に落ちろ」
「あらあら、嫌われたものですわね…… まあいいでしょう。りのん、自分で着られるって」
「うん……」
 りのんがおずおずと差し出した着衣一式をうめはひったくり、三人を無視して着始める。
「それではわたくし達は消えるとしましょう。葵……」
「ちょっといいかな、その草消えるから」
 無視していた割に素直に従ったうめが退くと敷き詰められていた草がみるみる縮んで小さな種に戻る。葵がつまみ上げるとそこには元通りの荒れた路面があるだけだ。
「またわたくし達に会いたくなったら学校にいらっしゃい。そうそう中学校からの編入も受け付けているから、その気があるならご両親に転入を相談してみてくださいな」
 親切な声で語るがやはりうめからの返事はなかった。
 少し寂しそうに笑って歩き出したウェヌスに二人が続き、後には黙々と着替えるうめが残された。

560:第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』
12/06/09 00:11:48.69 VxnDIbiv
「……ねえ、よかったの?」
 行き場を失くしたヒマワリを弄ぶ葵に尋ねられたウェヌスは泰然自若と目を細める。
「ふふ、細工は流々、仕上げを御覧じろ……」
「あ、やっぱり何か企んでるんだ?」
 芝居がかった言い回しの意味はよくわからなかったが、何かしらの計略がある事は理解して葵の表情が明るくなる。
「八剣うめ、いい名前ではないですか」
「うん、ちょっと古臭いけど私は好きだな」
「あ、植物つながりなんだ! 葵ちゃんのあれでしょ? 水戸黄門の」
「そうそうそれそれ。出来れば苗字とつなげて読んで欲しいけどねー、私は」
 日向葵、名字は倒立しているがヒマワリで、名前だけならアオイである。
「りのん、貴女が言っていたとおりよ。一度寄生してしまえば身体はもう元に戻る事はない」
「うん、そうだよね」
「今は表立って活動しないように抑えて人間のままのふりをさせているだけで実際には徐々に変化しているはずよ。確実にね」
「あ、そっか。普通の人間ならあんなにすぐ回復しないもんね」
 合点がいったように葵は一人頷き、その様子からりのんも自分が思い違いをしていた事に気付く。
「あの子も葵ちゃんのヒマワリで回復したんじゃなかったんだ」
 膣の中をめちゃくちゃにされたのだ。それが立って歩けるまでに回復していたのだから当然葵のヒマワリを使ったものと思い込んでいた。
「あの傷を全部埋めたって事は……それに更に増えていくから……なるほどなるほど」
「そして八回オナニーすれば一挙に発動するわ。ふふふ。八剣うめ、本当にいい名前」
「ウェヌスどん悪いなあ」
「ウェヌスちゃんやっるぅ」
(邪悪の極みだね)
 三人は顔を見合わせて笑った。気のおけない仲間の笑みが肴になってとても気持ち良く笑える。それを下からあんみつも見上げている。
「一回でもオナニーすればもう快感の虜でしょうね。最初の一回を越えればあとはもう……ふふっ」
「それをきいて安心したよ。早くうめちゃん仲間になってくれないかなあ」
「もうすぐよ。大丈夫」
 娼婦めいたサキュバスに変身している顔で子供っぽく待ち遠しい顔のりのんに、ウェヌスと葵は姉のように優しくほほえみかけた。
「えへへ、それじゃ……タクシーうんてんしゅさんにへーんしーん! うめちゃんは送っていけなかったけど、ふたりはちゃんと送っていくからね!」
 りのんもそれに応えて満面の笑みを濫かべた。
 これから二人を乗せて夜の道路をドライブするのもなかなかに楽しそうで胸が躍っていた。
(僕は助手席だからね)
「トランクにでも詰め込んでおしまい」

561:名無しさん@ピンキー
12/06/09 00:22:39.16 VxnDIbiv
要は逃げてきた女の子を助けてみたら実はもう寄生されていて油断してるところを主人公も寄生されちゃうネタをやりたかったのです……
連鎖寄生悪堕ちモノだと割と王道な気がする。
ラスボスやっつけて一安心ってところでヒロインの目が赤く光ったり。おおこわいこわい。

しかし阿羅耶識もそうだけどダークロアとイレイザーのキャラがマジで浮かばないので困る。
歴は長いので全色使ってきたはずだけど……
とりあえず真代詠は渡来愛花との間でお兄ちゃん巡って作り笑いを濫かべつつもテーブルの下で足の踏み合いしてれば俺が楽しい。

562:うめの八点鐘
12/06/09 00:24:41.05 VxnDIbiv
 うめの足取りは重かったが、だからと言って帰らないわけにもいかない。
 むしろ速く歩くように意識する事で嫌な事を忘れられ、いつもより速いくらいの速度で自宅に帰り着く。
 灯りは点いていないし、安物のキャラクター腕時計が示す時間からもまだ家族は寝ているものと思われた。
 部屋の窓には鍵を掛けていない。魔剣の力で霊力に目覚めて以来、夜間辻斬りに出かける時はいつも窓から出入りしていた。
 夜間外出が家族に知られたら厄介な事になるからだが、今日は特に気付かれたくなかった。
 社務所の物置から拝借した潤滑油を注した窓はいつものようにするすると開いた。障子を開けて身を滑り込ませ、再び窓を閉めてしっかりと鍵をかける。
 星明かりに浮かび上がる出かけた時のままの部屋を見渡し、うめは大きくため息を吐き出した。
 とりあえず、出掛けた事には気付かれていないようだ。……問題はもうひとつの方だが。
 部屋は変わっていないのに、自分は―なんかよくわかんないけどなんかされた。もう出掛けた時の自分ではなくなってしまった。
 目覚めた霊力に浮かされて辻斬りなんぞに行かなければよかった。
 胸がつまり、熱い涙がこぼれた。
 もう取り返しはつかないのかもしれないが、きれいにしよう。一瞬でも早く汚れを落としたい。
 今から風呂に入れば気付かれてしまう虞があるが、絞ったタオルで問題の部分を清拭するくらいなら大丈夫だろう。
目が覚めて台所まで水を飲みに行く事は珍しくないし、ついでにタオルを絞ってもなんとでも言い訳できるだろう。
 氏子が持ってきた社名入りタオルを引っ掴み、うめは台所に向かった。三姉妹の中ではうめの部屋が一番台所に近い。親に決められた部屋割りに感謝した。
 言い訳も兼ねて愛用の湯のみに冷蔵庫の麦茶を注いで飲み干した。残り少なかったので飲み切って、冷水筒をざっと洗って流しに伏せる。
思ったよりも大仕事になったと思いながらタオルを絞ってうめは部屋に戻った。
 勉強机の椅子に座って下半身を露出する。あれだけの事をされたのに今はなんの違和感もなかったが、それが却って不気味だった。
 常に清潔に保つよう、一緒に風呂に入った時に大姉ちゃんに言われた場所だ。
あれだけ綺麗にしたいと思っていたはずなのに、いざとなると触れるのが躊躇われた。とりあえず、むき出しの太腿を拭いてみる。
 タオルが肌をこする音、そして目覚まし時計の秒針が刻む音とうめの呼吸が部屋に響く。
「……よしっ」
 しばらくそうした後、意を決してタオルをあてがった。
「……ひ、ぁっ!?」
 ただ拭いて清めるだけのはずだったのに、そこにタオルが触れた途端、全身を衝撃が走った。
 タオルのざらついた生地がこするたびにとてつもなく気持ちよくなる。
「手……がっ、止まらない……」
 実際には自分の意志で手を動かしているのだが、手を止めてこの快感を放棄する事は到底容認し難い。
うめは手が勝手に動いているのだと言い訳しながらタオルで性器をこすりまくって快感を貪った。
 いつしかそこはじんわりと濡れ始めた。タオルの水分が移ったのではない。神社の掃除で鍛えた腕でちゃんとしっかり絞ってきた。
うめの身体は刺激に対する反応として内側から水分を分泌し始めたのである。
生まれ持った体質なのか、それとも先程植え付けられた支配虫の影響なのか―自慰をするのが初めてだとは思えぬほどの量がタオルを濡らし、周囲に塗りたくられて滴り落ちる。
 最初は椅子を掴んで身体を支えていた左手は今や会陰をいじっている。性器から湧き出した液体に濡らされて、指の滑りもなめらかだ。
 誤ってタオルを取り落としてしまう。しかしいま手を休めて身をかがめタオルを拾うのは考えられなかった。
 うめは己の指でそこに触れた。少し前までタオルを触れる事すら躊躇っていたのが信じられないほどに自然な動きだった。
 すでに充分以上に潤されたそこはうめの指を優しく迎え、そして完成へと導く。
「う、あ、ああああああっ? ひ、ひあああああ―っ……」
 初めての感覚が全身を駆け巡り、蹂躙されたうめの意識は白い闇の中に消えていく。
 こうして八剣うめの人生最初のオナニーは無事完了したのだった。

563:名無しさん@ピンキー
12/06/18 02:42:15.70 yl7QZcMN
ネフティス「暇じゃのう」
アヌビス「ですねえ」
セクメト「にゃー」
アヌビス「やることもありませんから新製品の宣伝でもしましょうか」
ネフティス「そういえば次は冥王星らしいの」
アヌビス「はい」
セクメト「メインビジュアルはめーおーせー全然関係にゃい猫だけどにゃー」
ネフティス「なにやら冥界ファクターなるものもあるとか」
セクメト「にゃ」
ネフティス「冥界といえばわらわ達じゃ。復活できそうじゃの」
アヌビス「そうでしょうか。冥約に修行者と、私たち最近入ったばかりですし」
ネフティス「現にお主は復活しておるではないか。夏休みなど取りおって」
セクメト「年中お休みのアヌビスちゃんには、にゃつ休みなんていらにゃいにゃー」
ネフティス「そもそもなんじゃあの卑猥なポーズは。あんなはしたない娘に育てた覚えはないぞ」
アヌビス「(不倫して私を産んだはしたない人には言われたくない・・・)
      ・・・しかも私の能力と全然関係ないですしね。あのカード」
ネフティス「うぅ、いいのう、わらわもカードにならぬかのう」
アヌビス「戦いたいんですか?お母様」
ネフティス「いんや、全然。たとえばお兄様と添い寝できる効果のカードなどをな」
アヌビス「誰も使いませんよそんなの」
セクメト「あたしはそろそろ戦いたいにゃー、出た瞬間みーんなしゅくせいのカードにゃ!」
アヌビス「イレイザーにでもなるつもりですかあなたは」
ネフティス「そもそもお主は特に冥界と関係ないしの、出れるかのう」
セクメト「うにゃー、戦いたい戦いたいさつりくしたいにゃー(じたばた」
アヌビス「(ダメだこの人は・・・)呑みますかセクメトさん」
セクメト「・・・にゃ。ぐびぐび」
ネフティス「そういうお主はどうなのじゃアヌビス、戦いたく・・・はないじゃろな、“夏休み”じゃし」
アヌビス「はいv」
セクメト「こくこく、ぷはー・・・やっぱり平和が一番ですよね」
ネフティス「じゃのう」
アヌビス「戦いなんていりません」

MBさん「いや宣伝しろよお前ら」

戦うTCGアクエリアンエイジ 惑星シリーズ第3弾エクスパンション「冥烙の門」6月22日(金)発売!

564:名無しさん@ピンキー
12/06/19 20:45:28.90 833CzRrf
朝比奈ほたるが分類的に夏が終わると同時に死んでそうで困る。
夏休み旅行の最終日前日の昼頃出会って一緒に夏祭り行って屋台で色々食べて花火見てて繋いで
翌朝駅のホームで「また会おう」と言ったら陰のあるほほえみで頷いてみたり
電車の見える丘で涙を濫かべて大きく手を振ってたりして。

「手紙書くよ」と教え合った住所にやって来たのは訃報でした。
恥ずかしがる彼女を説き伏せて撮った写真は花のような笑顔でそれが遺影になってしまうとか。
書いてて自分でせつなくなってきたな。

あと十誠のレミリアは半目なので自分で書いた話のおかげでオナニーしてる顔に見えてきた。

565: ◆1OAwqH848g
12/06/19 23:24:19.25 Ds2SNjU2
>>539さん
相変わらずGJ!
長文を書けない身としては、マジ尊敬します……

563さんの文章のアヌビスの「やることもありませんから」に「ヤリまくってるくせに……」とか思ったのは内緒です。
色々あって「もう書く気ねーだろ」と突っ込まれもしましたが……エロシーンはこれでやっと最後です。
あとは家で待ってたネフティスさんの出番だけですので蛇足になりますが、まぁこれはそんなにかからないと思いますでのご容赦を。
……こそこそ。

566:お風呂編(4)
12/06/19 23:26:50.33 Ds2SNjU2
「んうっ……」
荒い吐息が、耳元をくすぐる。
自分が上になって動くという慣れない行為はぎこちなく、もどかしいような刺激が性器を刺激する。
水の抵抗としがみ付いた不自然な姿勢のせいか十分に動けないようで、陰茎の中頃までしか抜けずにまた腰を落とす。
「……うう……く……んぅ……」
何度か繰り返し出し入れした後、堪えた声を漏らし腰を下ろした。
少しだけ間を置いて、急に入り口に力を込めたかと思うと押し付けるように円を書いて腰を回した。
「ダメ……」
グリッと音がしそうな程に押し付けながら、浴槽に手を付いて上半身を離す。
困ったような表情を浮かべ、熱を持った声が溢れた。
「こんなのじゃ……我慢、出来ません……」
呟くと畳んでいた膝を伸ばしゆっくりと腰を浮かせる。
殆ど引き抜かれた男性器が湯の中で姿を見せた。
先端の突起が彼女の入り口に引っかかるように残り、そこで彼女が動きを止めた。
「ふうっ……んっ!」
ぐっ!と音がしそうなほどの勢いで腰を落とし、同時に先ほどとは比べ物にならないほどの摩擦と刺激が男性器を襲う。
思わず声が漏れると、それに気づいた彼女が微かに微笑んだ。
「ダメですね、私」
再び腰を浮かせながら、視線を交わらせて言葉を紡ぐ。
「気持ち良いんです……貴方が、気持ち良さそうなのも、気持ちよくて……その……」
軽く頬に唇が触れた。
「……だいすき」
そう言うと、より強い刺激を求め彼女が大きく腰を動かす。
先ほどまでとは違う動きに湯船の湯が大きな波をたて、飛沫が外に溢れた。
いつもと違う彼女が主体の性交に背徳的な快感を感じながら、もう一つの欲求が顔を覗かせる。
それに抗う理由は無く。
咥え込んだ部分を見つめるように下を向く彼女の、その顔のすぐ下に揺れる控えめな乳房が目に入る。
「んくっ……?」
先端を強く摘み全体を鷲掴みにすると、可愛い嬌声が漏れた。
「も、もう……そんな事されたら、ちゃんと動けません……って……」
抗議の声に答えず、もう片方の乳房に舌を這わせそのまま吸い上げた。
先ほどよりも少しだけ柔らかな、それでも普段より硬くなった先端を軽く挟み舌の先で何度も突く。
右手の親指の爪と人差し指で乳首を挟み、硬い部分に押し付けるように人差し指の腹を往復させる。
快感に束縛され動けなくなった彼女の乳房から口を離し、肌を這わせならが首筋を目指し、上半身を起こした。
快楽から逃げるように背筋を伸ばし、彼女が軽くバランスを崩し後ろに身体を落としそうになると、繋がったまま空いた手を背に回し反対側の湯船にそっと押し付けた。

567:お風呂編(4)
12/06/19 23:27:19.85 Ds2SNjU2
「え……?」
状況を整理しきれない様子の彼女。
戸惑ったままの彼女の頬に、先ほどされたように唇を這わす。
「俺の方が、もっとアヌビスの事を、好きだ。」
応える余裕を与えたくなかった。
彼女が考える前に、深く押し込む。
「んっ……!」
自分でもわかるほど乱暴に、彼女を貪るように押し込み一番深い所を押し付ける。
強く抱きしめる。
他の誰にでもわかるようにと首筋を強く吸い上げた。
その印はすぐに消えると分かっていても、永遠に残るように、と想いを込めて。
「うっ……痛っ……」
聞こえるか聞こえないかの、微かな抗議の声。
「ご、ごめん」
その声に少しだけ我に返り謝罪の言葉を伝えると。
……舌を絡ませ、深く口付けをされた。
「……いいんですよ、好きに、して欲しいんですから」
はぁ……と吐息を漏らし、離れた唇から言葉を紡ぐ。
「これ以上無いってくらいに好きなのに……もっと、好きになっちゃうんですもの」
背に手を回される、耳元に息がかかり秘め事のように微かな声が擽る。
「私も……どうしたらこの気持ち……全部伝えれるか、わからないんです……だから」
抱きしめられ、軽く爪を立てられ微かな痛みが走った。
「……壊れちゃうくらい、愛してください……」
両手の力が緩められ、彼女が湯船に背を預ける。
様々な感情を映したその表情を、ただ自分だけのものにしているという一種の罪悪感と幸せを反芻し。
もう一度唇を重ね、腰を動かし始めた。
「ん……ふぁ……」
薄く開いた瞳と、微かに開いた唇から声が漏れる。
引き抜かれる度に彼女の内側が痙攣するように締まっては、押し込む度により深く引き入れようと襞が絡みついた。
別の生き物であるように動くそれは、けれども連動するように溢れる嬌声が彼女自身である事を再認させる。
快感を堪えることを止めた彼女の表情は蕩け、何度も繰り返しキスをした。
すぐにでも彼女の内側を染めてしまいたいのに、いつまでもこの快楽を貪りたい気持ちを止められず、射精を堪え往復を繰り返した。
それでも、何度も感じたことのある背筋を伝う感覚が、射精が近いことを知らせる。
「っく……は……アヌビスっ……」
終わらせたく無い、そう思いながら彼女の名を呼ぶ。
「っは、うん……く、下さいっ……!」
きゅう、と彼女の入り口が締まり、それが合図だったかのように膣内に精液が押し出された。
少しでも奥に流こむ為に腰を押し付け、湯船の床から彼女の身体が浮き上がる。
彼女はその足を閉じ、少しも精液が漏れないようにするかのように、強く強く男性器を締め付けていた。

568: ◆1OAwqH848g
12/06/19 23:33:06.70 Ds2SNjU2
……アヌビスのエロシーン、以上になります。
ほんっと、色んな意味ですいませんでした!
迷惑ついで、というにはあれですけど……どうぞ最後までお付き合いしてくださる方が居ましたら、宜しくお願い致しますorz

569:名無しさん@ピンキー
12/06/20 00:45:58.45 mjwbbtbm
よーく見てみたら十誡だった。ですよねー。十戒を十誠っていう宗派があるのかと。髪に対して誠実たれみたいな。
十戒だけに十回オナニーとか無理無理むりむりかたつむり。八剣うめの八回もノリで書いて後悔してるのに。
オナンがしたのはオナニーじゃなくて膣外射精(精液を地に流した)なのは何かネタに……ならないか。
オナニーする女キャラをおかずに男MBがオナニーしてどこまで飛ぶか試した後で床にこぼれた精液を四つん這いで舐めさせるとか
よし精液はあそこまで飛んだから今度は尿だと精液必死に舐める頭におしっこハイドロプレッシャーとか。

>>565
もちろんラストまでお付き合いさせて頂きますよー。
過分におほめいただき恐縮ながら私もがんばります……

570:名無しさん@ピンキー
12/06/20 23:56:24.37 NCB9wVvT
アヌビスかわいいよぉアヌビスぺろぺろ

571:第十一話『うめの八点鐘』
12/06/22 23:58:42.87 eDmIxKSq
冥烙買おうと財布に420円用意していったら惑星シリーズ開始に合わせて家格変わってたの巻


 うめは電車に乗っていた。対面型の席の進行方向向き窓側に座り、流れる景色を眺めていた。電車は山の中を走っており、淡く色のついた窓ガラス越しに見える木々の緑が少し寂しく映った。
「ねね、うめちゃん!」
 向かいに座ってやはり車窓の景色を眺めていた少女が話しかけてくる。ずいぶんと馴れ馴れしい態度だが……知り合いだろうか? 誰だろう。思い出せない。
「あれ。炭を焼いているのかな? 社会のじゅぎょうでやったよ」
「あるいは陶磁器を焼いているのかも知れませんわね」
 うめの隣の金髪の少女が、窓際に付いているミニテーブルの上にスペードとダイヤの3のカードを置きながら言った。
「わたしの植木鉢はプラスチックだけどねっ。あーがりっ」
 斜向かいからハートとダイヤのキングが放られ、最後の一枚が向かいの少女に押し付けられる。少女は渋面を作り、意外に手早い動きでシャッフルして五枚のカードをうめに差し出した。
「……私の番か」
「うん、そうだよ」
 左から二番目のカードを引き、裏返して確認する。スペードのクイーンだった。
 うめの手札は―

572:第十一話『うめの八点鐘』
12/06/22 23:59:46.07 eDmIxKSq
「……ん」
 そこで、うめは目を覚ました。
 いつもの布団ではない。勉強机の椅子に座って寝ていたようだ。勉強しながらそのまま寝てしまったのか。自分もなかなか真面目な優等生のようではないか。
 そんな事を思いながら、覚醒していく意識は下半身に何も履いていない事を触覚で捉え―その理由をも思い出させた。
「!」
 快感を貪るうち投げ捨てた濡れタオルが畳を濡らして染みを作っていた。
「なんという……おぞましい……」
(じゃが……)
 口に出すのはしかし、そうやって否定の意思を宣明しなければならぬ程に快感が強く忘れ得ない印象を残した証である。
(気持ちよかった……のう)
 もう一度あの快感を味わいたくて、「おぞましい、なんということじゃ……」口で否定しながらも、パンツを穿いていない下半身に指を伸ばそうとする。
 隣の部屋で物音がした。
(小姉ちゃんも起きる頃か……)
 うめの部屋の隣は次姉の部屋だ。
 これまでの経験に照らせば、もうすぐ朝の務めを終えた長姉がうめを起こしに来るだろう。
 陰部をいじくって快感に溺れる姿を姉に見せたくはない。
 姉の顔を思った途端に自制心が湧き上がる。うめはティッシュペーパーで陰部を拭うと立ち上がってタンスからまずパンツを取り出して身につけ、それから身支度を整え始めた。
 ハンガーに掛かった制服は新しくスカートの折り目もくっきりしている。紺のジャンパースカートの制服率直なところ地味でださいが、大姉ちゃんも小姉ちゃんも着てきた伝統の制服である。そう思うと、だささにも若干の愛着が湧いてきた。

 しかし、果たしてうめは知っていたかどうか。
 今の彼女にとっては姉と重なる清らかさの象徴のような紺は制服同様に体操着にもよく使われる色であり、特にスクール水着の色として一部には色欲の象徴たる色だという事を……

573:第十一話『うめの八点鐘』
12/06/23 00:02:13.91 DLuZBcRf
 衣食足りて礼節を知るという言葉がある。
 三時間目あたりからうめは空腹を覚え始め、それからは退屈な授業の間空腹を意識して過ごしていた。
 四時間目が終わり待ち望んだ給食の時間がやってきて、酢豚とサラダっぽいものにわかめの味噌汁と牛乳の献立で空腹が癒された時、空腹が理性を押しのけて作った脳の場所から退去した後を埋めたのは早朝に味わったあの感覚を求める気持だった。
 あの快感を味わいたい、早く帰っていじりたい。鎌首をもたげ始めた気持ちを抱えながらうめが食事していると、不意に口の中に快感を覚えた。
(……? これは……なんじゃ? 気持ちいいのう)
 ぼうっとしていた意識を引き戻して快感の原因を探れば何の事はない、それは口の中に箸が触れていた。食事をすれば当然の事で、これまで十二年間の人生で意識した事などなかった。
 しかし、唇や舌、口腔内に硬い棒が触れるのは何とも気持ちよかった、何故これまで気付かなかったのだろうか?
 そしてうめは更に気付く。
 この棒で、あそこを触ったら、どうだろう?
 急に高まり始めた鼓動を感じつつ、うめは給食を平らげて休み時間開始をじっと待った。

574:第十一話『うめの八点鐘』
12/06/23 00:03:34.15 eDmIxKSq
 美術の授業は各学級の教室で行われ、美術部も廃部になったため校舎の端にある美術室が使われる事は稀で、傍らのトイレもほぼ使われない。
 姉からの情報でそれを知っていたうめは、誰にも邪魔されず学校で一人になれる場所としてここを選んだ。
 しかし入ったのは男子トイレだった。なぜ異性のトイレを選んだのかはうめ自身よくわからない。ただ、誰も使わない、一日、一週間誰も来ないだろうトイレの入口に立った時、僅かな逡巡の後彼女は男子トイレの扉を押していた。
 個室に入り、扉の鍵を占めるのももどかしくパンツをくるぶしまで下ろした。
 粘液が糸を引いてぷつりと切れる。
 いつのものなのだろう。トイレットペーパーは湿気を吸ってたわんでいる。人が訪れない証明を得て、うめは何故だか誇らしくなった。
 荒い息もここでは隠す必要もない。うめは隠すように持ってきた箸を迷う事なく陰部に突っ込んだ。
 先ほどの給食の時間に酢豚を挟んだ箸。ご飯をつまみ、サラダに入っているレーズンが不評でうめもつまみ出すのに使った。
 その箸が今はうめの幼い性器をかき回している。
 なんという背徳感!
 男子トイレに入ったのもこれを味わうためだったのか。うめは恍惚のままに箸で性器を貪った。
 指よりも細く固く尖った箸はより深く鋭く性器を刺激出来た。
 最初は右手で食事の時の作法を作り刺激していたが、やがて背中を壁に預け両手に一本ずつ持ってやりだした。洋式だったなら腰掛けてしたのだが、まあ仕方がない。
 そういえば昔水飴をこうやって両手に一本ずつ持った割り箸で練った事があった。上手く出来ずに畳に垂らしてしまい小姉ちゃんには怒られたが、大姉ちゃんはかわりに代わりに作って食べさせてくれたっけ。
 今頃姉は何をしているのだろうか。よもや妹が母校のトイレで自慰にふけっているとは思いもすまい。少し申し訳なくなったがもはや手は止まらない。せめて気付かれないようにしなければ。
 股間から滴った粘液がパンツに垂れた。水飴が垂れたのは自分でもまずかったと思っているが、愛液が垂れるのは歓迎だ。どちらにしろ小姉ちゃんには怒られるだろうが。
 箸でかき回された愛液は白く泡立っている。もっとこねれば水飴のように固くなるだろうか。
 少なくとも、快感は高まっていくようだった。

575:第十一話『うめの八点鐘』
12/06/23 00:05:15.12 DLuZBcRf
 武装戦姫はカツカレーが好きである。
 カレーは言うに及ばず、とんかつは勝つに繋がるしそもそも肉だ。好きなもの同士の組み合わせは相乗効果で更に好ましい。
 しかし、今日のお目当てはカツカレーではない。
 ボタンを押せばやってくる仕組みだが、ちょうど他の席に配膳して戻っていく店員がいたので捕まえて告げる。
「注文しても宜しいかしら?」
「はい、お願いします」
「ロースカツ定食の梅を、味噌汁を豚汁にして」
「ロースカツ定食の梅、味噌汁を豚汁変更で……以上で宜しいでしょうか?」
 無言で頷く。
「かしこまりました! 梅定特盛豚汁入りまーす!」
 厨房に注文が通ったのを確認したウェヌスはスマートフォンを取り出して料理がやって来るまでの暇をつぶす事にする。極星帝国には存在していなかったおもちゃだが、なかなか便利で面白い。
 リリア・ベテルギウスにあげたら喜びそうだ。―いや、きっともう持っているだろう。
 と、不意に左手中指が痙攣してスマートフォンを取り落としかける。
「……っ」
 危うくスマートフォンを掴んだ右手中指の爪には、一般の人間には読めないし見えない赤い文字が淡く光っている。もっとも読めないのはウェヌスも同じだが。
(こんな陽の高いうちから……なかなかお盛んなようですわね)
 うめが八回のオナニーで覚醒するのだと説明したところ、現場に残ったうめの体液をもとにりのんが魔法のマニキュアを作ってくれたのだ。
 うめの体液を付けた指をりのんの膣に突っ込んで、呪文を唱えながらぐるぐるかき回したところに今度はウェヌスが親指を除く両手の指を突っ込んでまた呪文を唱えて出来上がり。
 既に済んでいた最初の一回はりのんが主導で点灯させたが、二回目からはうめがオナニーする度に灯るという仕組みである。
 それにしても、発動する時にこんな性的快感をしかも指に覚えるとは思っていなかったが。
(りのんもなかなか茶目っ気がありますわね。今日会ったら覚えてらっしゃい)
 腋をくすぐってやろうか、胸にとぐろを巻かせて揉みあげてやろうか。触手はなかなか重宝する責め具である。
「梅定食豚汁お待たせしましたぁ」
「ええ、ありがとう」
「ご注文は以上でおそろいでしょうか」
「ええ」
「ごゆっくりどうぞ」
 ウェヌスは醤油を取り上げてロースカツに回し掛け、それから七味を一面に振り掛けた。
(うめ定食……ふふん。今日は貴女に敬意を表して和風で頂くわ、うめ)
 かつてカツカレーを目当てに入った時、料理が出てくるまでの時間つぶしに品書きを眺めていたらロースカツ定食(梅)なるものがあったのが記憶に残っていた。それを思い出し、うめの記念に食べてみようと思い立ったのだ。
(それにしても……)
 口に運ぶべく、左端のカツを箸でつまみながら思う。
(この国では梅を食べるそうだけれど、この定食にはどこにどのように梅が使われているのかしら……?)
 日向葵が登校途中のコンビニで昼食にと買ってきた梅の握り飯を半分分けてもらったが、なかなか刺激的な味だった。

 武装戦姫は知らなかった。この国では松竹梅で等級序列を表す事を。

576:名無しさん@ピンキー
12/07/07 01:48:52.89 xcM+xkBe
多目的トイレで夜羽子・アシュレイがうんこした後流さずに出入口をロックして
さらにガムテープで目張りしたりワイヤーで錠を縛り付けた状態で
霧化して外に出てそのまま帰ったらみんな困るだろうなあと思った。

でも別に夜羽子以外でもてレポートできるE.G.O.や次元移動できる極星帝国
魔法のWIZ-DOMに転送とかできそうなイレイザーでも同じ事が可能だよね。

577:名無しさん@ピンキー
12/07/09 00:24:13.50 K/wOtAPd
紙がなくても物質転送装置で送ってもらえるイレイザー最高

578:名無しさん@ピンキー
12/07/11 17:06:48.22 WK95nj5B
チェルノボーグがおしっこちゅるのぼーぐ

579:名無しさん@ピンキー
12/07/14 12:10:33.73 LzLcUUvI
桜庭一花ちゃんの汗でムレムレのおぱんちゅくんくんしたいよぉ

580:名無しさん@ピンキー
12/07/15 14:33:50.12 WwV83HBz
はぁ暑いから体操服ブルマで原稿やってる月島薫子たんのタオルに染み込んだ汗をちゅうちゅうしたいお

581:名無しさん@ピンキー
12/07/21 01:57:07.92 u1WwTizW
真代詠がお兄ちゃん大好きっていう場面できんたまんこって続けたら感動が台無し
お兄ちゃん大好きんたまんこ

582:名無しさん@ピンキー
12/07/27 02:07:10.07 A6aJZgdg
アヌビス様のスレンダーな引き締まったおなかと白水着が眩しすぎる
おへそprprprpr

583:名無しさん@ピンキー
12/07/27 10:10:25.38 YEAdBRjp
土用の丑の日なのでアクエリキャラの皆さんをウナギまみれプールに放り込みたい
水着の中にウナギが入り込むのも萌えるが全裸で前後の穴に入り込むのも(;゚∀゚)=3ハァハァ

584:名無しさん@ピンキー
12/07/27 23:57:38.57 l1+07GCl
うが付くアクエリキャラを片っ端から性的に食べるお( ^ω^ )

585:名無しさん@ピンキー
12/08/03 02:39:54.57 n7rALMf/
誕生日が闇の日で『魔剣拾って悪堕ち』してるロリの八剣うめはもっと評価されていい

586:名無しさん@ピンキー
12/08/04 23:32:24.38 LrNroqS1
サッカー見てからアヌビスの機嫌が微妙に良くないんだぜ
今夜はたっぷりかわいがってあげないとな・・・

587:名無しさん@ピンキー
12/08/04 23:56:22.29 cuGVhwEW
やめろアヌビスそのゴールデンボールはサッカーボールじゃない

588:名無しさん@ピンキー
12/08/06 00:40:18.55 okQDwDKI
「コミケ遠征の帰りに上野のツタンカーメン展を見に行きましょう」って
アヌビスが目を輝かせながらねだってくる・・・
アヌビスにとっては珍しいもんじゃないだろうに
きっとすごい勢いで薀蓄を聞かされるんだろうな

589:名無しさん@ピンキー
12/08/10 21:17:15.32 k167+pal
アヌビス「帰りにツタンカーメン展を見に行きませんか」
MBさん「俺がコミケ入ってる間に見ておいでよ、アヌビスコミケなんて興味ないだろ
(3日目の後で行く体力ないし、アヌビスがいるとエロ本買いにくいし…)」
アヌビス「興味はありますよ」
MBさん「そうなの?(まさか腐か?)」
アヌビス「貴方がどんなものを好きかもっと知りたいですし」
アヌビス「貴方にも、もっと私のことを知ってほしいんです」
アヌビス「だから、一緒に見に行きたいのです」

まで想像した!

590:名無しさん@ピンキー
12/08/14 22:41:28.39 eR+B1BQX
夏と言えば水着
水着と言えばアクエリしりとりの優芽の尻だな
よつんばいにさせて水着越しに尻コキしたいれす^q^

591:名無しさん@ピンキー
12/08/15 11:31:23.84 x53r/UKa
ティタニアとか昆虫の羽ついてる系のキャラの羽もぎ取って後ろから突っ込みたい

592:名無しさん@ピンキー
12/08/15 18:57:01.75 OlZgsSJd
>>590
じゃあ俺夏海で

593:名無しさん@ピンキー
12/08/19 04:27:53.15 5c9rw2zh
>>588-590
いまさらだけどアヌビスのことを知るならツタンカーメン展より
六本木ヒルズの古代エジプト展のほうがいいと思う
アヌビス様とネフティス様がこれでもかとばかりに出てくるぞ

594:名無しさん@ピンキー
12/08/20 10:52:33.99 on5N58tB
最近画像が貼られないな

595:アイマス
12/08/20 23:24:18.36 NusQ+E0F
アヌビス様とネフティス様がこれでもかとばかりに出てくる壁紙作りました
URLリンク(userimg.teacup.com)

596:名無しさん@ピンキー
12/08/20 23:56:27.51 2xygSAH8
>>595
かわゆすなぁ
さっそく設定してみた
ウォーリーのくにみたいになったw

597:名無しさん@ピンキー
12/08/21 02:28:59.11 wiS2JiHQ
>>595
GJ
なんかもう一人混じってないか

598:名無しさん@ピンキー
12/08/22 08:34:01.16 vh+JeDtZ
アヌビス様とネフティス様がこれでもかとばかりに出てくる薄い本ください

599:名無しさん@ピンキー
12/08/22 10:14:58.97 Xm4VqfCJ
>>597
ネフティス様のステッキの先のドクロだと思われ

600:名無しさん@ピンキー
12/08/23 02:16:09.67 D2Qnu68f
>>599
なるほど
ドクロまでかわいくなるとは盲点だた

601:名無しさん@ピンキー
12/08/23 14:08:37.19 9qQUAyv/
そのステッキとっても素敵

602:名無しさん@ピンキー
12/08/23 22:24:04.49 tVvXDQdw
>>595の柄のスリーブ欲しい!

603:名無しさん@ピンキー
12/08/24 02:16:13.61 mY4x7m+t
>>598
アクエリで同人してる人は今いるのか?
某サークルはもう売る方も買う方もアクエリ好きではなさそうだし

604:名無しさん@ピンキー
12/08/31 15:11:30.79 rdVs6y8r
某サークル?

605:名無しさん@ピンキー
12/09/08 00:32:34.35 1cSjNbaZ
アヌビス
URLリンク(userimg.teacup.com)

606:名無しさん@ピンキー
12/09/08 09:52:46.39 2yy1TdoL
>>605
これはルパンダイブせざるをえない

607:名無しさん@ピンキー
12/09/08 22:43:46.12 6S1NPjVC
>>605
やっぱ褐色肌に白下着は良いですね
GJです!

608:名無しさん@ピンキー
12/09/09 22:37:59.68 F0cQZLey
水着ジャンク
URLリンク(userimg.teacup.com)

609:名無しさん@ピンキー
12/09/09 23:59:17.22 xQ89nTh1
>>605>>608
眼福

610:名無しさん@ピンキー
12/09/10 12:42:28.86 0vHvE0TF
なんだかマッシブく見えるお(´・ω・)

611:名無しさん@ピンキー
12/09/10 22:18:57.65 V1zJ2T7V
アクエリの登場人物は日々戦いに明け暮れているわけだからな
そりゃみんなムッキムキだろJK



という冗談は置いといて、腕が細くて直線的だからマッシブに見えるのかもね
もう少しぷにっとさせれば…

612:名無しさん@ピンキー
12/09/11 10:28:08.47 qsZb96xB
おっぱいぷにぷになんです?

613:名無しさん@ピンキー
12/09/11 10:41:25.65 Rl1lz8+M
・ワ・ ぷにぷにするほどのものがないかとー

614:名無しさん@ピンキー
12/09/19 00:44:19.01 +pdVyfrk
雨と雷が酷いのでアヌビス様といちゃいちゃして寝ます(`・ω・´)

615:名無しさん@ピンキー
12/09/22 20:00:42.00 wUm1Os/G
やたー次スレできたよー
スレリンク(tcg板)

616:名無しさん@ピンキー
12/10/13 03:05:50.11 9UT4d+ok
かりょーびんがたん(漢字忘れた)のエロ画像ください!

617:名無しさん@ピンキー
12/10/14 14:05:09.46 XjCysEau
スケベんときもええ声で鳴いてくれそうやな>びんがタン

618:名無しさん@ピンキー
12/10/14 20:25:37.87 rhJSlT3b
迦陵頻伽たんは沢山並べてハーレムにしたい

619:名無しさん@ピンキー
12/10/21 16:41:57.01 NI63FBxD
エロはまだでおじゃるか!?

620:名無しさん@ピンキー
12/10/22 23:50:24.94 An++6g2R
まだです

621:名無しさん@ピンキー
12/10/22 23:56:12.55 t1+ZjdVS
おそらく もう はられません

622:名無しさん@ピンキー
12/10/23 08:34:50.02 EedIWqd8
そりゃ また どうして ?

623:名無しさん@ピンキー
12/10/23 19:12:50.34 3ymjA6DQ
だって絵を描く人がいないじゃない

624:名無しさん@ピンキー
12/10/24 02:30:11.68 tEP9eKOY
クビァ・ド・バットちゃんにエロ絵を要求する!!

625:名無しさん@ピンキー
12/10/24 22:24:43.86 a3O9xBtQ
むしろあんなかわいい子に「なんでも願いを叶えてやる」とか言われたら普通にエロ方面に走るよね

626:名無しさん@ピンキー
12/10/26 16:47:22.20 GuAo0L1l
もっと好みの女の子を出してもらうだろJK

627:アイマス
12/10/28 23:21:53.69 Yo/fKPcH
クパァ・ド・バット?
URLリンク(userimg.teacup.com)

628:名無しさん@ピンキー
12/10/28 23:59:39.59 2nXtRjwu
つまりこの娘は
クパァ(したら)ドバッと(精液があふれ出るくらいたっぷり中出し希望)
という名前なのだな

>>627さんGJ!

629:名無しさん@ピンキー
12/10/29 02:36:51.55 RTPxoSgc
>>627
より恥ずかしい要求をしていじめたくなるいい表情だぜ
たまんねえ!

630:名無しさん@ピンキー
12/10/29 19:41:42.20 ieUtYPBY
>>627
5回保存した

>>628
()が長いよw

631:名無しさん@ピンキー
12/10/30 15:24:52.24 YT4VGOlC
マインドブレイクして「願いなんかいくらでもかなえてあげるのぉーっ! セックス10回で1回叶えてあげるからぁーっ! せっくすせっくす」ってしたい

632:アイマス
12/10/30 17:44:02.50 w/DzEPf2
ところで黒ストの似合いそうな子って誰だろう?

633:名無しさん@ピンキー
12/10/30 19:52:00.20 NXw5CKM4
名前欄は忘れて下さい……

634:名無しさん@ピンキー
12/10/30 20:48:03.94 B6mwB3Z9
八剣うめ「どうだ!でっかいだろー!」(ふたなり化して生えてきたものが)

忘れたわけじゃないんだ……
金星発売までには一度は上げたい(フラグ)

635:名無しさん@ピンキー
12/10/30 22:38:58.35 XkVE4JGj
>>632
未依奈ちゃん!

636:名無しさん@ピンキー
12/10/30 22:45:43.72 B6mwB3Z9
愛花は似合いそうだけど黒ニーソか。個人的には敬意を表してニーソを墨守してもらって構わんね。
愛花が黒ニーソだと対比として詠に穿かせたくなる。

マインドブレイクの強制獣人化とか悪魔化とかで尻尾が生えてきてストッキング破るとかシチュエーションとしては楽しいけど破ったらもう穿けないからもったいない。
黒ストを頭にかぶって銀行強盗ごっこやるのが似合いそうな子はちょっとわからんね。

637:名無しさん@ピンキー
12/10/30 23:07:53.06 ldtkow7z
黒スト+メイド服のブランシュ
白いお耳しっぽと黒ストのコントラストが考えただけで眩しすぎるぜ!

638:名無しさん@ピンキー
12/11/01 01:23:29.69 3O69/9/Z
職人が来るとやっぱ盛り上がるね
絵師さんぐっじょぶ!

>>632
ザドキエルせんせー

639:名無しさん@ピンキー
12/11/01 23:25:29.29 OzB7ov/P
ザドキエルは似合いそうつーか似合うキャラだな

640:名無しさん@ピンキー
12/11/03 00:14:26.73 NvYjGFX9
未依奈
URLリンク(userimg.teacup.com)

641:名無しさん@ピンキー
12/11/03 01:17:37.69 Ml/yJdRI
制服の下に細いエロ下着とはけしからん(;´Д`)ハァハァ
お尻パンパンの刑だ!

642:名無しさん@ピンキー
12/11/03 08:05:06.44 I2VhWCHO
未依奈ちゃんメガマスの上位報酬だからね
参加しさえすればバットマスターは取れそうな状況だけど

643:名無しさん@ピンキー
12/11/03 14:09:36.40 KlxL80sV
ペンペンじゃなくてパンパンかよw

>>640
顔埋めてクンカクンカしてぇぇぇぇえぇえぇぇ!!!!!!

644:名無しさん@ピンキー
12/11/03 17:01:57.56 JKGdraXW
>>640
挑発的な顔がまたイイ!
ぜひカラーで・・・

645:名無しさん@ピンキー
12/11/04 13:45:51.47 lb4eKejk
確かにこの絵はカラーで見たいな

646:名無しさん@ピンキー
12/11/04 23:26:06.10 bISc7CI4
個人授業(性的な意味で)
URLリンク(userimg.teacup.com)

647:名無しさん@ピンキー
12/11/04 23:58:08.99 lb4eKejk
>>646
638を書いた者ですが
えろいせんせーをありがとう!!
あんな乳強調服とミニスカで個人授業とか
性的な意味としか思えないよねw

648:名無しさん@ピンキー
12/11/05 00:36:19.13 I8uhWheh
せんせー女の子の身体はどうなってるのか教えてほしいです!!

649:名無しさん@ピンキー
12/11/05 17:04:11.26 c9EqnU6l
いけないザドキエルナ先生だな

650:名無しさん@ピンキー
12/11/05 17:14:59.96 A9P/UO5e
女の子の身体を知らない
   ↓
えっちのとき失敗
   ↓
結婚できない
   ↓
人生の落伍者
   ↓
  犯罪者
   ↓
_人人 人人_
>  死刑  <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


っていうかルナ先生とか懐かしすぎまっせ

651:名無しさん@ピンキー
12/11/06 00:49:26.90 HU7NpcsS
先生自ら開いて見せてくれました
URLリンク(userimg.teacup.com)

652:名無しさん@ピンキー
12/11/06 02:31:28.23 WzIJ6QzZ
これはいいポーズ
「ここはどこですか、どういう器官ですか」って質問しながらいぢりたいぜ!

653:名無しさん@ピンキー
12/11/07 19:05:40.16 nB9HQxrz
>>651
恥ずかしがってちゃ授業になりませんよ先生!

654:名無しさん@ピンキー
12/11/12 23:59:56.57 cDOQG1M1
飼い犬と一緒に寝てるという知り合いから
夜更かししてると犬が早く寝よーよーと迎えに来るという話を聞いて
枕抱えたアヌビス様が「そろそろ寝ませんと体に障りますよ(建前)」と誘ってくる図を連想した俺は病気なのかもしれない

655:名無しさん@ピンキー
12/11/13 16:23:46.35 703cxI69
そろそろ寝ないと体におさわりしますよ?(難聴)

656:名無しさん@ピンキー
12/11/13 18:55:55.36 LeAHZNWx
ドブレさん不眠になってしまうがな!

657:名無しさん@ピンキー
12/11/14 23:23:46.09 rThkoWeJ
猫はマイペースで>>654みたいな可愛いげがないからな
ちょっと羨ましいぜ

658:名無しさん@ピンキー
12/11/15 01:19:11.64 dgNTEAuN
アヌビス:早くMBさんと同衾したくていろいろ理屈つけて誘ってみる
セクメト:MBさんなど眼中になくコタツで酒呑みながらウトウト、いつのまにか爆睡
ネフティス:娘を物陰から見守りながらニヤニヤ、しかし眺めてるうちに一人寝が寂しくなりコタツでセクメトと就寝

今日もMBさんちは平和です


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch