【俺の妹】伏見つかさエロパロ22【十三番目のねこシス】at EROPARO
【俺の妹】伏見つかさエロパロ22【十三番目のねこシス】 - 暇つぶし2ch600:名無しさん@ピンキー
11/10/30 00:27:36.18 ep4R+UCL
いいから黒猫のいちゃラブか
麻奈実の老夫婦モノか
あやせのご褒美足コキか
桐乃の夜這いSS書けよ
全てはそれからだ

601:名無しさん@ピンキー
11/10/30 00:34:49.56 jZrdSK6c
なんがなww

602:名無しさん@ピンキー
11/10/30 00:46:36.76 NCpRQToD
>>599
人を煽るときに誤字ると台無しなんがな

603:名無しさん@ピンキー
11/10/30 00:51:10.79 FjmqQ4GZ
煽ってないがな
純粋に読みたいと思ってるけどな。
同じ下手なら評価じゃなくて書けってのが希望。

604:名無しさん@ピンキー
11/10/30 01:29:03.57 bs511Sjr
勇気がないとか決めつけなんがなw
世のほとんどの人間に勇気がないとか唐変木なこと言ってるなんがなw

605:名無しさん@ピンキー
11/10/30 01:32:33.08 Uzzz1Upk
もうちょっとマジメにレスしようよ(迫真)

606:名無しさん@ピンキー
11/10/30 01:44:51.18 FjmqQ4GZ
勇気が無いってのに過剰に反応するのは要するに
そういう事なんだろう。
評論家先生で勇気のある人に期待するしかない。

607:名無しさん@ピンキー
11/10/30 01:48:42.26 rKykOeKn
>>597
師匠の場合は、要はプロ野球見て文句言ってるオッサンに「じゃあやってみろよ」
って、プロ野球選手が言ってる様なもんで、大人気ないったらないw
要は見世物商売なんだから、見られて評価されて成立するものなのに、
いざ色々言われたら何も言うな、見るなって言ってる訳だから…w

特に漫画やラノベなんて作品と金の物々交換だし、ある程度期待したものが得られなければ、
何か言われるのは当然だし言う権利もあるよね、それを言われた本人がどう対処するかだ

608:名無しさん@ピンキー
11/10/30 03:10:16.06 jLpq2pR3
正直、読んだものの感想や批判は、勇気とか持ち出す話じゃないだろ。てか持ち出されても困る

一般論として、各々が自分の発言には責任を持たないといけないけどね
匿名掲示板だから、記名の上でのやり取りに比べて、その辺が徹底されないのは確か
もっとも、それは書き手側も一緒で、いつでも書き捨て・書き逃げが可能

ただこれも、良くも悪くも、だからこその2ch(正確にはPinkだけど)であり、エロパロ板であって
その匿名性を前提にした上で、別の利便性があるから利用されている
この板を利用する以上は、書き手も読み手もそこを否定するのは大間違い

609:名無しさん@ピンキー
11/10/30 04:16:19.93 3D1zAGjW
>>481

610:名無しさん@ピンキー
11/10/30 07:18:42.66 FjmqQ4GZ
そんなご大層な理論武装して自分守らなくても
スレが過疎らない様に立派な文学論があるなら
多少勇気出してあげろってことだよ。
どうしてもイヤなら強制出来るもんでもないんだし。
荒らしてる馬鹿に言ってるわけじゃなくて普通の奴に言ってる。
そして勇気って言葉に過剰に反応されても俺はそう思うから
そうとかしか言えない。

以上

611:名無しさん@ピンキー
11/10/30 09:17:29.07 RuCOqNGa
大事なんは、投稿してる書き手にはプロ野球選手とかと違って、物理的な見返りがなんもないこと
只読むだけの身としては、内容がクソとかは置いといて、
『とりあえず有り難い』て気持ちは持つべきだとは個人的には思う

612:名無しさん@ピンキー
11/10/30 09:47:53.56 rKykOeKn
>>611
とりあえず俺がここに投下していた時期は、ある程度の批判は覚悟の上で書いてたかな
単に書きたいってのがまずあったが、折角書いたから批判含めて評価欲しさに投下って感じ
結局書き手と読み手の両方いて成立するスレなんで、持ちつ持たれつな部分があるって認識は必要

勿論褒められた方が気分は良かったけど、マンセーされるのは参考にならないし、
逆にただの煽りも参考にならなくて荒らしと変わらないんでスルー
まともな読み手がいると思えなければ投下する気は失せるから、そのへんはバランスだと

613:名無しさん@ピンキー
11/10/30 10:15:59.15 ZJjT/fvd
>>610
安心しろ
お前がどうみても馬鹿だよ

614:名無しさん@ピンキー
11/10/30 14:21:39.59 IhcJIhsB
>>612
ご高説、乙
で、何書いたの? いいから、言ってみな

615:名無しさん@ピンキー
11/10/30 16:59:27.70 8+p4Eiv+
>>596
物書きの才能と評論する才能は別物だから、
上手に書けるからいい評論ができるわけじゃないし、
いい評論ができるから上手に書けるわけでもないぞ。

616:名無しさん@ピンキー
11/10/30 18:03:34.06 6JS5/pGf
エロパロ板で批評や評論などハタ迷惑以外の何ものでもない
書き手が減るだろうが、それが一番起こってはいけないことだ
批評や評論したけりゃ専門板でプロの作品を批評や評論しろ
批評や評論して欲しくて投稿してるのなら専門板に投稿しろ

617:名無しさん@ピンキー
11/10/30 19:02:18.66 CDnkkWrD
>>540-563
素直におもしろかった。
投稿ありがとう!

618:名無しさん@ピンキー
11/10/30 19:12:00.96 JIFKdMK2
>>614
ファビョってないでおまえが言ってみろよw

619:名無しさん@ピンキー
11/10/30 19:19:07.36 VIdnVFa7
>>616
言ってることは大いに同意だが、残念ながら言っても無駄
なぜなら連中は批評や評論がしたいんじゃなくて、ただこのスレを潰したいだけだから
スルーが一番だよ

620:名無しさん@ピンキー
11/10/30 19:45:28.09 s69v66hP
スルーが一番だよ(笑)

621:名無しさん@ピンキー
11/10/30 19:58:36.59 IhcJIhsB
>618 名無しさん@ピンキー [sage] 2011/10/30(日) 19:12:00.96 ID:JIFKdMK2 Be:
> >>614
> ファビョってないでおまえが言ってみろよw

いやぁ、ナーバスな反応だねぇ
雉も鳴かずば撃たれまいにwww

622:名無しさん@ピンキー
11/10/30 20:07:50.72 JIFKdMK2
すげーwなんか勝手に思い込んでるw
しかも結局言わねえチキンだし

623:名無しさん@ピンキー
11/10/30 20:23:55.33 NCpRQToD
A「オマエは539よりおもしろいSSが書けるんだな?書けないのに批判するな!」
B「SS書いてみたよ、ほら」
A「なんだこれ、糞つまんねー」
B「ちょっと待て、俺のSSを批判するのは俺よりおもしろいSSを書いてからだ」
A「書いたぞ」
B「どっちがおもしろいか第三者に聞いてみないとな」
A「よし、Cに聞いてみよう」
B「ちょっと待て、それはCがおもしろいSSを書いてからだ」


624:名無しさん@ピンキー
11/10/30 20:55:10.64 KqfcnpoN
この二人でエロいの書いてくれ

        ..:::´::イニ三三三三≧ミ{糞ル'
        イ=ミ^三≫:'^⌒^⌒^⌒^⌒^\
      /{{{変}ル'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        ::::::云彳::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::',,,....,,,、、...,,,....,,
      |::::::::{i:i:| ::::: / ::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::  ..i'´.        ヾ'''、、、,,,
      |:::::::::{i:i|::::::::|:::::::|:::::::::::::::::::::| :::  ..,/ヾ,   ロック       ヽ
     !::::: {i:i|:::::::i|:::::::|::::::::::::::| ::::|   ,;''''   ヾ   ,___       ヽ
.      l::::::: {/|:::::::i|::::::i|::: ̄ ::::|::::リ└ j-‐    `, , ‐'' = )       ヽ:
.       l::::::(^|:::::::i|─ 斤J圷 ̄  、...'       '  .,_//,        !;::
       l:::::::八 :::小.  V:ソ   .!'         -‐' ヾ       ノ:::   
         l::::::::::::\:::∧ :::::::     )        ::     ヽ     ノ::::::
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        |::::::| :::::| :_{^⌒≧=-  __,,.... -‐´           ヽ   /:::::     __,....,,-‐-、
        |::::::|::::::/ \ ゚^'~、{乃ヽ __ ...-‐、     ::     `ヽ-、___,--/'´ ,、   , ヽ、
        | ::::j/    ≫=- ._V厶. ::::::::::::;;;;;;;;ヽ、    ;::          ヽ-‐' !  ./    iヽ
.      厶≪         {{{変}》 ::::::::::::;;;;;;;;;;;;i   ;::   ;      __,,,    `、丿 ./  )
.      /:::::::::::\        人赱人/´:::::::-´::ヽ   l::  ;    -‐´  ..,;;;;    ヽノ、  /
     /:::::::::::丶:::丶、____,/ / ∧ \:::::::∨/´   !::  j::                `´
     {:::::::::::::\}:::::::::⌒^⌒::{  / 丶  〉::::::::/



625:名無しさん@ピンキー
11/10/30 21:32:34.90 bs511Sjr
>>623
ワロタw

626:名無しさん@ピンキー
11/10/30 22:47:47.19 +H20N3EG
>>623
C「メンドクセー、やだ」

627:名無しさん@ピンキー
11/10/30 23:17:41.36 mnvuwX/O
正直このスレに俺芋のSS見に来ているのか
>>623のようなコントを見に来ているのか分からなくなってきた俺ガイル

628:名無しさん@ピンキー
11/10/31 00:27:04.98 BJV2ZGF1
いつまで経ってもまともな状態にならないとわかっているのに見に来てしまうのは惰性か・・・

629:名無しさん@ピンキー
11/10/31 00:56:19.39 /nnxD1Fz
荒れてるのはまだ人がいる証拠だ
嫌な証明だけどな

630:名無しさん@ピンキー
11/10/31 01:02:22.77 xGmSUD+C
評論に対しては評論するなってw
評論を読まされる方の気持ちにもなって欲しい。
でもその評論の評論を読む奴の気持ちも…。

まぁなるほどって評論なら罵詈雑言でも言いけど
馬鹿の落書きはやっぱ迷惑だからな、だから一回書いて
物書く勉強しろってこと。
色々能書きたれて書く勇気の奴には期待しないけどさ。
評論の才能は書く才能と別ってそれ以前の問題。

そして書き手だって書き続けないと上手にはならんのだから
こんな萎縮する空気にされても読む方も迷惑なわけだ。

そして荒らしはどうか奈落に落ちます様に…。

631:名無しさん@ピンキー
11/10/31 01:10:31.34 gELDMnIb
いいから黙っててくれる?

632:名無しさん@ピンキー
11/10/31 01:16:32.66 xGmSUD+C
おいおい、自分は他人の事を自由に言うけど
自分はイヤとか通用せんだろ。
文句言われたくない奴はママのおっぱいをちゅうちゅう吸っとけ。

しかし日曜日だったのに誰も投稿しないとか、ビビりさんばっかりかよ。
一人くらい居ても良さそうのに、ちょっと期待してたのに。

633:名無しさん@ピンキー
11/10/31 01:21:42.03 GAQm4QQ7
ビビりとかほざいてるうちは敬遠されるわ

634:名無しさん@ピンキー
11/10/31 02:13:43.12 2OggK7It
相変わらずここの住人は腐ってるな

635:名無しさん@ピンキー
11/10/31 02:43:24.12 rifNh7D6
なんがな落ち着けよ

636:名無しさん@ピンキー
11/10/31 04:47:04.21 m+/Na2bb
正直、この話題でしきりに勇気連呼している姿は何度見ても笑ってしまう
しかしまあ、原作の失墜ぶりをこうも反映させるスレも珍しいな
多少は人気のあった原作が滑ったなら、それはそれで、もうちょい二次創作が奮起しそうなもんだが

637:名無しさん@ピンキー
11/10/31 07:25:48.65 b0tDgApP
よほどボッコにされたのがくやしいらしいな、なんがなは

638:名無しさん@ピンキー
11/10/31 14:06:59.71 jDpqEKTK
なんがなみたいな奴が自分が最早荒らしだって事実に気付いてないから困る
しつけえよ

639:名無しさん@ピンキー
11/10/31 18:48:09.08 rY+9hsxF
気持ち悪い奴の独り言はもう良いからそろそろ
SS読ませろ。

640:名無しさん@ピンキー
11/11/01 00:31:11.75 6IRQuK3U
ここはケンカするだけのスレか

641:名無しさん@ピンキー
11/11/01 06:57:05.25 hoZtDhhB
>>640
そう思われても仕方ないよな

642:ドピュ男
11/11/01 14:51:19.15 XJ3dW/6f
2010年7月5日月曜日午後5時半,桐乃は学校から家へ帰る途中のことであった。自転車に乗って数分後、桐乃に見知らぬ男が話しかけてきた。
男「すいませんが、ここの町内に桐乃さんという方はいませんでしょうか?」
桐乃「私ですが・・」
男「あなたが桐乃さんですか?可愛らしい顔をしていますね。」
桐乃「何かご用ですか・・?」
その時、男は桐乃を自転車から謎の車へ移動させた。
桐乃「何をするんですか!?」
男「おとなしくしな!」
男は麻酔銃で桐乃を眠らせた。
数時間後、桐乃は広い部屋で目を覚ました。そして、体を見てみると制服が脱がされて全裸になっていた。おまけに手と足はロープで座っている椅子に巻き付けられていて身動きができない状態であった。
桐乃「誰か!助けて!」
その時、5人の男が全裸で部屋に入ってきた。
桐乃「キャー!変態!」
5人の男は桐乃の目の前にたった。
桐乃「ロープを解いてよ!」
男「おい!やるぞ!」
2人の男は桐乃の手にペニスをのせたりした。
桐乃「(何この感覚?)あん!ああん!!最高!」
次にもう2人が桐乃の胸をもんだ。
桐乃「ああん!気持ちい!もっと!やって!」
その言葉の通り4人はもっと快感にさせた。4人の男達は射精を絶えず、繰り返した。桐乃の体は男達の精液で濡れていた。
男「次は俺だ」
4人の男はリーダーのような男に桐乃を譲った。
男「桐乃・・お前に出すぜ!」
桐乃「出して!」
男は桐乃の膣内にペニスを入れた。
桐乃「ああん!快感!」
男は思いっきり射精をした。そして、桐乃の体内へ精液を入れた。そして、桐乃の膣からペニスを抜いた。
桐乃「あん!ああん!もう終わり~!もっとやって!」
男「まだやってほしいか?分かった。」
男はロープをほどき桐乃を床に寝かせた。そして、またセックスを開始するのであった。このあと、桐乃は男達の精子により妊娠してしまった。このセックスは次の朝まで続いた。



643:名無しさん@ピンキー
11/11/01 16:30:51.34 hoZtDhhB
>>642
SSまつやんのじゃねえかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
笑わせんなwwwwwwwwwwwwwwwww

644:名無しさん@ピンキー
11/11/01 17:35:06.60 h25dCtEZ
何でこういう時に限ってクズのキチガイ野郎が出動して
ゴミSS上げるなって言わないんだよ。
本当にクソの役にも立たないな。

645:名無しさん@ピンキー
11/11/01 18:41:02.92 SgJEkGhi
だってNTR最高じゃん
ブス乃はレイプくらいしか需要ないし

646:名無しさん@ピンキー
11/11/01 19:04:11.40 yZ6ck6rV
荒らしの書いたNTRとか以前にゴミなのは論外なだけだろ

647:名無しさん@ピンキー
11/11/01 19:18:34.66 hoZtDhhB
>>645
いくらネトラレ最高でも、まつやんSSはないだろうww

このSS、まつやんっていうSS邪神のコピペだから
どう贔屓目に考えても嵐目的のネタ投下だろうよwww

648:名無しさん@ピンキー
11/11/01 22:09:56.45 lSrqQzrG
ほらな
陵辱やらNTRとか好きな人やつは
きちがいなんだから隔離したほうがいんだって

649:名無しさん@ピンキー
11/11/01 22:53:47.44 OJEnMQ2n
もうドMしか投下しなさそうだな


650:名無しさん@ピンキー
11/11/01 22:56:20.16 FWHr8gw7
久しぶりに来ましたが相変わらずゴミSSしかないクソスレでした

651:名無しさん@ピンキー
11/11/01 22:56:46.60 h25dCtEZ
>>648
取り合えず、おまえみたいに仕切る奴は
いらないから、まずおまえが消えろ。

652:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:04:01.97 lSrqQzrG
仕切るいぜんに決定なんだよスレとして
それがわからんで荒らしてるやつがいる

653:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:17:15.25 h25dCtEZ
>>652
良いから死んどけ、もう出てくんな。

654:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:21:34.34 rlm1bcrz
>>652
おまえが死ねば?
実際以前から糞SSはろくなことになんねえんだ

655:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:33:31.37 h25dCtEZ
ID変えてまで自演かよ
マジで早く死ねっての、ついでにちゃんと苦しんで死ねよ。

656:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:42:37.00 /eozwQPP
てめえが馬鹿扱いされるのは全部自演とか
アホ過ぎ

657:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:44:53.20 hoZtDhhB
>>648
だれもそこまで言ってねえよwww
誇大解釈乙ですwww

658:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:46:49.52 ej6sP/Fl
俺は言う

659:名無しさん@ピンキー
11/11/01 23:55:01.86 rlm1bcrz
>>655
マヌケ乙

660:名無しさん@ピンキー
11/11/02 00:03:08.77 hoZtDhhB
>>659
脊髄反射レス乙ですwwwwwwwwwww

661:名無しさん@ピンキー
11/11/02 00:04:46.44 rlm1bcrz
あれれ?
自演はどっちなんだろかw

662:名無しさん@ピンキー
11/11/02 00:07:16.70 OUtZ8X+Z
そして、その真相とは!?

663:名無しさん@ピンキー
11/11/02 01:21:13.43 Om5APncY
「謎解きはディナーのあとで」好評放送中


664:名無しさん@ピンキー
11/11/04 09:13:57.72 Mf2kJKzJ
?

665:名無しさん@ピンキー
11/11/04 09:18:43.71 zeoI2+jz
28 名前: 高坂桐乃 ◆q7ImHRSKxo [age] 投稿日: 2011/02/01(火) 21:38:09 ID:???
(デカ尻をブルンブルン揺らしながら待機)
(尻コキ盗撮痴漢を希望します、お尻の大きさは125センチです)

31 名前: 高坂桐乃 ◆q7ImHRSKxo [sage] 投稿日: 2011/02/05(土) 22:32:47 ID:???
(デカ尻をブルンブルン揺らしながら待機)

37 名前: 高坂桐乃 ◆q7ImHRSKxo [sage] 投稿日: 2011/02/09(水) 16:27:07 ID:???
(126センチのデカ尻をブルンブルン揺らしながら待機)

39 名前: 高坂桐乃 ◆q7ImHRSKxo [age] 投稿日: 2011/02/09(水) 16:31:05 ID:???
上げます
尻コキ、痴漢、盗撮をしてくれる人を募集します

◆EqHQZWqzB. =◆q7ImHRSKxoはこのような原作レイプを行っています
いかがなものでしょうか!!!

666:名無しさん@ピンキー
11/11/04 12:31:46.09 ygijRuUu
>>665
スレリンク(eroparo板)

こういったスレもありますので
作品以外で自己主張がしたかったらこちらへ

667:名無しさん@ピンキー
11/11/04 22:32:20.67 mjKqNw1i
そいつ情熱って嵐のマルチだから触んない方がいいよ

668:名無しさん@ピンキー
11/11/04 23:25:46.95 BACd5Lt3
このスレで起こっている喧嘩は
ネット上で京介達が喧嘩しているというコンセプトなんだな

このスレ全体で一つの作品なんだ・・・そうなんだ・・・
じゃあ俺は加奈子役で!



669:名無しさん@ピンキー
11/11/05 06:19:44.28 euexgyNb
それなら俺はバジーナ(眼鏡なし)だな

670:浅葱
11/11/06 21:51:47.82 oHcp+fsU
それじゃ、私はあやせで。

671:名無しさん@ピンキー
11/11/07 00:31:08.81 mZZKDIna
ねぇ、ここで批判している皆さん
そんなに嫌いなら、なんでここに居るの?

批判するのが楽しいの?

それとも、批判していれば、誰かが自分の理想のSSを書いてくれると期待してるの?

672:名無しさん@ピンキー
11/11/07 00:37:45.74 sSsWIQN1
はいはいよかったね

673:名無しさん@ピンキー
11/11/07 01:19:22.19 MrNTs78i
>>671
このスレを寂れさせるのが目的
単なるアンチの荒らしだから相手にするな

674:名無しさん@ピンキー
11/11/07 01:48:21.37 3odu+YJl
ただの嫌がらせだろ?
スレを寂れさせるとか考えて無いよw

675:名無しさん@ピンキー
11/11/07 02:12:25.83 qfcIqhW7
SLが来た時点でこの未来は確定してたんだから落ち着けよ

676:名無しさん@ピンキー
11/11/07 07:27:12.13 mgYwNX+R
長文の駄文SSで荒らすのとキチガイSSで荒らすのと手口は一緒だ

677:名無しさん@ピンキー
11/11/08 23:08:08.28 DJ7GivzX
つまり長文の駄文でキチガイなSSを投下して荒らした機関車はハイブリッド、と?

678:名無しさん@ピンキー
11/11/08 23:28:12.33 dD32oY+E
俺はハイブリジットがいい

679:名無しさん@ピンキー
11/11/09 00:10:20.60 2ypG3lRO
俺は灰猫がいい

680:名無しさん@ピンキー
11/11/09 07:11:12.24 6sx0dEHE
唸れ! 灰猫!

681:名無しさん@ピンキー
11/11/09 10:11:29.92 0/bXOZAs
BLEACH自重ww

682:名無しさん@ピンキー
11/11/09 19:52:56.35 gvWj0qc6
>>677
それが荒しの餌だと、なぜ気付かない?

683:名無しさん@ピンキー
11/11/11 23:15:20.09 tZHyViuZ
ちょいとごめんよ
あやせに手錠かけられて足コキされるSSってなかったっけ?

684:名無しさん@ピンキー
11/11/12 00:06:20.25 SC0smG8Y
手コキなら記憶にあるがどれかは忘れた
カップリング別で探すしかないのでは

685:名無しさん@ピンキー
11/11/12 00:08:14.66 UUSWXGcD
それなら削除されたよ

686:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:24:00.58 ufKsSY0p
何かまた過疎ってる…。
書き手が書いた内容を後から説明するのは凄く格好悪いと思うので
予め、格好悪くても説明。

みなさまの貴重なご意見で()は一応必要最低限にした。
(荒らしの意見を聞いたわけじゃないんだからね!)

あやせの心情がおざなりなので『ただヤってる感』があるのは分かるけど
男女の仲はそういうもんとして書いたけど、今回はその意見を参考に
あやせの方から書いてみた。

一応続きはオチがまだ決まってないので、切りが良いところまでを投稿。
過疎ってるからご容赦を。

この前まとめサイトで上手に編集してくれた人有り難う。



前に書いたAntipyreticの続きで
京介×あやせで


687:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:27:19.76 ufKsSY0p




Stummer Dialog






「-----いってらっしゃい、お兄さん」

そう笑顔で言った時…わたしの"過ち"は、、終わった筈だった。



いつも……桐乃を見ていた。
わたしの大切な親友、そして目標…。桐乃と出会って以来きずっとずっと
わたしは彼女の後を追いかけていた。
桐乃は綺麗で、頭も良く、スポーツも出来る才色兼備…でも単純に天才と言うわけでは
きっとない(もちろん才能は凄くあるのだろうけど)、他人には絶対見せたがらないが
桐乃が人一倍努力をしてる事をわたしは知っている。


小さい時から引っ込み思案で、内省的なわたしがモデルの様な派手やかで
他人との繋がりを求められる職業に就いてるのは100%桐乃の影響なのだ。
単純に…桐乃の様に(正確に言えば桐乃そのものに)わたしはなりたかった。
わたしがカメラの前で笑顔になれるのは、桐乃のおかげ。もし桐乃が太陽なら
わたしはきっと月なのだ。桐乃が照らしてくれてる限り…わたしは輝ける、静かに。


でもいつか…わたしも桐乃みたいに人を照らすようになりたい、それは肯定的に
言えば憧れで、同時に月光が届かないわたしの影には言葉に出来ない葛藤があった。


だから、わたしはいつも…桐乃を見ていた。
そして桐乃の中にもわたしの様に、桐乃を輝かせる太陽があった事に気付く。
いや気付くと言うよりも本人が公言していたようなものなのだけど…。
それは京介さん…桐乃の兄であり、、わたしにとっては単なる親友の兄。

初めて会った時の優しそうな印象、、、あの時は何の為にあんなに必死に郵便の箱を
桐乃から引ったくってたのかは分からなかったけれど、きっと桐乃の趣味の物が
入ってたんですよね?お兄さん。

わたしが連絡先を交換して欲しいとお願いした時、ちょっと怪訝そうな顔をして
…わたしが誰とでも簡単に交換する女の子に見えましたか?
わたしがあんなお願いをした男の子はお兄さんだけ。ついでに着信拒否したのも
あなただけ…なんですよ、お兄さん。

「ねえ、ねぇお兄さん…わたし達が初めて会った時の事って覚えてますか?」

手錠したまま深夜わたしの家に来て、仲直りした後、お兄さんは風邪を引いしまった。
どうやら、わたしのせいでちゃんと寝てなかったらしく、お詫びのつもりで
お兄さんを看病している。
もちろん理由なんて無くても看病するつもりなのだけど…。

「ああ、あの時は綺麗な子だって思ってたんだが…まぁ」
体温計をくわえたまま、わたしに返事するお兄さん


688:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:28:59.01 ufKsSY0p

「あの時は?あの時は??あの時は?!」

「…い…………今だって、あ、いや今の方がずっと綺麗です、あやせさん。
そういや、初めて会った時か…おまえの部屋でおまえに手錠された時に言われたよな、
出会った瞬間から俺の事が好きで好きでしょうがないって」

「だからそこまで言ってないでしょ!ただちょっぴり仲良くしたいって思っただけ
だったんです…本当に、ただ…それだけ……」

「あの後、おまえに変態認定されしまったのが、あのコミケの時からだよな…。
俺らってあのコミケで偶然会わなかったら、どうなってたんだろうな?
もっと早くこうなってたのか?それとも…」


そう、偶然、お兄さんと桐乃に出会したとき……我を忘れて桐乃を、桐乃の手を
思いっきり強く握って問いつめた、あの時…桐乃のオタク趣味への偏見で、
わたしはどうにかして、桐乃に目を覚まさせたいと願った。

わたしの桐乃が、わたしの理想である桐乃があんないかがわしい物に執着してるのが
どうしても許せなかった…生理的に嫌悪した。

でも桐乃は結局こう言った。
『親友も趣味も捨てられない…どちらか一方を捨てたら本当の自分じゃなくなる』
と…。

それでも納得出来ないわたしへ、桐乃に愛の告白をして、お兄さんが仲直りの
キッカケを与えてくれたあの瞬間…きっと本当は桐乃が羨ましかったんだ。
その時は変態の兄から妹を守る体で桐乃と仲直りしたし、ずっとそのつもりで
わたしはあの兄妹と付き合うつもりだったのは嘘じゃないけど。

"ぶち殺す"がお兄さんに対するわたしの挨拶になったのはその時から、、そう言う限り
わたしが桐乃の様に親友と"何か"の二択で選択を迫られる事はないと思ったから。
もちろん最初から意図したわけじゃないし、元々のわたしがそういう乱暴で激しい
気性を持つ女の子だったのは否定しない。

『桐乃に手を出したらぶち殺します』とメールした時…何故殺さなければ
ならないのか?その時のわたしは桐乃の貞操の為だと一応納得していたし

あの喧嘩の後、桐乃がわたしにいつもお兄さんの話をする様になったのだけど…
桐乃のお兄さんに対する"キモイ"とわたしの"ぶち殺す"は同じものだと
確信するのは…ずっと後になってからだった。

それなのに…わたしの気持ちを知ってか知らずかお兄さんはわたしの事を可愛いと褒め
あろう事か結婚したいなどと軽口を叩いた。もちろん分かってるのだ、冗談なのは…
本来なら、たわいのない、悪意のない、意味のない言葉なのは…十二分に。
なのに…。


689:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:31:28.48 ufKsSY0p

本当のお兄さんは、もちろんわたしの方向を見てるわけじゃなくて…
桐乃やお姉さんの方をいつも見ているのは分かっていた。

お姉さんの事は、麻奈実さんの事は桐乃とは違う意味で尊敬している。
いつも余裕があると言うか、自然体と言うのか。
月並みな言い方をすれば癒し系なんだろうけど、この人の芯の強さはきっと
桐乃やわたしの比ではない。

わたしがお兄さんに"ぶち殺す"と言うよりも、お姉さんが優しく正論で諭す方が
お兄さんは堪えるに違い。
お兄さんにとって一番大切なのは桐乃、女性として好きなのはお姉さん…
お兄さんに黒猫と言う彼女が出来るまでは、それがわたしが漠然と抱いた印象だった。

これはお兄さんと付き合って確信した事で、わたしがお兄さんのエッチで
いかがわしいコレクションを捨てさせた(最初はそこまで神経質に考えなかったし
、本当は許してあげるつもりだった)理由は結局、お姉さんに対する嫉妬…。
それも単純な嫉妬じゃなくて、罪悪感と言う名前の……。

本からDVDまで『大きな胸』で『眼鏡』の女の子のオンパレード…
しかもショートカットの女の人が多い、まるでわたし自身を否定される
錯覚すら覚えてわたしは表面では、我を忘れて怒り狂ったふりをしたけれど…
本当は凄く悲しくて、それに申し訳なかった。

この前のDVDにしてもそうだった、わたしにだってプライドがある、でもお兄さんが
望むなら眼鏡くらいかけても、髪型だって。"本当のわたし"は優しくしたいのに
お兄さんに喜んで欲しいのに……でも"嘘つきのわたし"がその邪魔をする。


それでも今は狂喜したいほど、怖いほど幸せ…道を歩くだけで小躍りしたくなり
普段、何気なく鼻歌まで歌うほど…に。


「♪」
わたしはおかゆを作りながら…無意識にハミングしていた。

「偉くご機嫌だな…おまえ」
パジャマ姿のお兄さんがわたしに聞いてくる。

「もう寝てないとダメじゃないですか!お兄さんは病人なんですよ」

「言うほど病人ってわけでもないんだぜ。それにさ…何かさ」

「何ですか?」

「あやせのエプロン姿って可愛いなぁと思って」

「はいはい、有り難う御座います。さ、もう寝てください早く」

「あ・や・せ~」
と言いながら抱きついてくる…お兄さん



690:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:33:12.00 ufKsSY0p

「はぁ~、、、ほんとうに京介ちゃんは赤ちゃんでちゅね」
とこの前の桐乃の真似をするわたし…。

「ぐ…まだ怒ってんのか?」
あからさまに恐怖の表情のお兄さん。

「どう思います?お(兄さ)、京介ちゃん?」
全然怒ってないですよ、本当に全然。でもちょっぴり意地悪をする。

「お、おやすみなさい…あやせさん」
相変わらずのヘタレだけど、そういう情けないあなたも今は愛しい。

ううん……そうじゃない、桐乃やわたしや加奈子の為に傷だらけになりながら
必死に頑張るお兄さんがずっと愛しかったんだ。
その姿はスマートじゃないし、全然格好良くもなく、今の顔みたいに情けなくて、
笑ってしまうのに…しょんぼりしていた背中を抱きしめたかった…ずっと前から。


わたしが密かにそう願った所で、現実にはお兄さんの周りにはいつも女の子が居たし、
お姉さんを差し置いて、黒猫と言う子(泥棒猫なんて言ってしまったけど、
きっと彼女もわたしと同じだったと今なら冷静に考えられる…)
と付き合うと聞かされた時にこの気持ちを封印した…それが一度目の失恋。

なのに…彼女と別れたと聞かされて勘違い(と言うよりもそう思いたかった。
わたしのせいで別れたと、それほどわたしは浮かれていた)を否定されて
今までのわたしに対するセクハラ(これも冗談だと分かってたけど…)も
二重に否定されて、お兄さんの事は完全に諦めようと誓った…これが二度目の失恋。

だからあの日、加奈子のライブの時…わたしの前から立ち去ろうとしたお兄さんに
わたしは

『いってらっしゃい』

と言った、例えどんな形でも…二度とわたしが希望する未来をお兄さんと一緒に
迎える事は絶対に不可能だと知ってしまったから。

自分の中で納得したつもりだった、わたしの勘違いで独りよがりだったのだから、
わたしさえこの気持ちを忘れれば、何の波風も起こさないで済む筈だった。
桐乃やお姉さんの為にはこの気持ちを誰にも悟られてはいけない…
(…流石にお姉さんだけは全部分かっていたけど)

今度こそ綺麗さっぱり、全部忘れるつもりだった。

そう決意したのに、わたしの記憶は、ウエディングドレス姿の桐乃と手を繋ぐ
お兄さんを見た瞬間からその直後の事を思い出す事が出来ないほどあやふやになる。

辛うじて覚えている事は

『親友も趣味も捨てられない…どちらか一方を捨てたら本当の自分じゃなくなる』

と言う桐乃の声のリフレイン…さらに桐乃は続ける


『これが本当のわたしなの』……と。

もう一つだけ…
あのコミケの時に桐乃を問いつめて、彼女の手を強く握ったわたしの手が今度は、
桐乃の手を握っていたお兄さんの腕を掴んでいた事…あの時より何倍も強く。


691:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:35:31.57 ufKsSY0p

結局あの日はどうやって家に帰ったのかすら覚えていない。
ただ、誰にも言い訳の出来ない純粋な罪悪感だけが残った…。


「出来ましたよ、お兄さん、お口に合うか分かりませんが、どうぞ召し上がれ」

「有り難うな、あやせ…俺、今、猛烈にリア充って気がしてるわ」
でも何故か、お兄さんはわたしが用意したスプーンを手に取ろうとしない…。

「どうかしましたか?お兄さん…え?」
確かに、お兄さんはどうかしていた、ニコニコしながら口をまるで鳥の雛の様に
大きく開けて、エサを催促する様な目でわたしの目を見る。

「あ、いや…すまん、いただきます、、、」
しかしわたしの呆気に取られた顔を見て0.5秒足らずで辞める、相変わらずの
ヘタレさ加減。

「もうしょうがないですね、ふぅふぅ…熱いから気を付けてくださいね。ほらあ~ん」
この前の桐乃の事を気にしてるのかな…本当に怒ってないのに。

「あ~ん(ぱく)…うん、うめぇ。正直あんまし食欲無かったんだが、これなら
ちゃんと食べられそうだ」
と言いながら美味しそうに完食してくれた。


洗い物が終わった後、お兄さんがおねだりするので、膝枕をしてあげる。

「もう容赦無く、わたしに甘える様になっちゃいましたね、京介さん」

「ダメだったのか?」と言いながら太ももに頬をすりすり、手も変な所を触ってくる。

「いいえ、全然。男の子はそういう生き物だって分かってますから…それがたとえ、
処女厨の京介さんでも……」


「ひ、人聞き悪いな、一応、結婚までそういう事しない約束…だった…筈…だろ」
動揺するお兄さん…

「そうですね、わたしの口では何度も何度もしたし、お尻が紅葉色になるまで
ぶっ叩かれましたけど、そして今もそのお尻を悪戯してますけど……
それでもわたし達は清き純粋な交際ですものね、お兄さん」

「ぐ……い、いや、正直言うと滅茶苦茶………でも」
と幾分恐れながら、しっかりセクハラは続ける京介さん…。

「でも…?」

お兄さんが深夜、わたしの家に来て、仲直りしたあの夜から…わたしが
"儀式"の話をしようとすると…必ずキスされてそれ以上話す事を禁じられた。
お兄さんが焦ってる姿を見るのが可笑しくて何度も、何度もその話をしようとした。
まだ風邪が完全に治ってないわたしの口を何度も何度も塞いで…
風邪を引いてしまったのだ…わたしはやっぱり悪い子なのかも。

692:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:37:19.96 ufKsSY0p

「何でもねぇよ…あやせ、俺は病人なんだから、優しくしてくれよぉ」
多分、その話になるのを察したのか、お兄さんは話を途中で辞めた。

「ふ~ん。わたしは今の話、、凄く興味があるんですけど…」
風邪引いてるから優しくしてあげたいけど…

しかし今度はキスじゃなくて電話の着信で中断させられる…お兄さんは僥倖と
ばかりに電話に出る。


「もしもし、おう黒猫か…ああ、元気だぜ…風邪は引いてるけど、元気なんだって」
わたしの様子を気にしながら幾分大きな声で話す、お兄さん。

「…………」
別に嫉妬なんてしてませんよ、お兄さん。でもわたしの視線が気になるみたいだから
わたしは紅茶を飲もうと立ち上がろうとしたの…だが

お兄さんはわたしの左手を…左手の指に、自分の右手の指を絡ませて、引き寄せる。
わたしは抗議の目でお兄さんを睨め付けるが…

「ああ…確かに今年の風邪は、かなり執念深くて、たちが悪い…と思う」
お兄さんは知らんぷりしながら、楽しそうにおしゃべり…。

わたしは首を振って意思を伝えると、両手の力を込めて、手を引きはがそうとするが
何処から出したのか、わたしの手錠をわたしの左手と自分の右手にはめて…
今度は、有無も言わさずにわたしが身につけていた…この前お兄さんがわたしに
プレゼントしてくれたチョーカーまで外された。

この人…普段はヘタレの癖に、時々キザな真似をする様になった。
はぁ~これに逆らえないって事はわたしもすでに洗脳されてきている証拠なんだ。
だって、その事がとても、とても嬉しいのだから…。

「うん、うん…ああ、フェイトさんだろ、あの人って今…マジでか、凄いよな…。
ああ、どうやら噂では、、ははは…そうだよな」
誰でしょうね?フェイトさんって…

本当に、本当に、別に全く気にしてないけど…わたしは自分の携帯を取り出すと
メールの文章を作って、お兄さんの右手を引いて、注意も引く

『フェイトはさんは女性?』 
肯くお兄さん…まぁ良いでしょう…別に全然、全然気にしてないんだから。


693:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:40:59.31 ufKsSY0p

「え?う~ん…それはちょっと言い過ぎだろ、おまえ。俺泣いちゃうぞ…」
凄く嬉しそうにお話をしているお兄さん、別に良いんだ、お兄さんが笑顔なら
わたしも……嬉しいから……。

「へぇ日向ちゃんってそうなってんのか?いいや、確かにちょっと大人びてる感じが
したけど、しばらく会わないうちに、おいおい…辞めろよ、そんな意味じゃねぇし。
こらこら、俺をあいつみたいな扱いするのは勘弁しろって」
誰でしょうね?日向ちゃんって…

「分かった、分かった…日向ちゃんにも、珠希ちゃんにも俺が会いたいって
言ってたと伝えてくれよ、うん……約束で良いからさ」
誰でしょうね?珠希ちゃんって…

お兄さんは本当に楽しそうにお話していた…きっとわたしが知らないお兄さんを
黒猫と言う子はよく知ってるんだ。
お兄さんとわたしの共通の話題は、わたしがお兄さんと話す口実はほとんどが
桐乃だった…でも、わたしは……その桐乃に対して……。

桐乃が何故、ゲームやアニメをお兄さんにやらせていたのか、この前も家に来て
パソコンを渡したのか……今更ながらに納得してしまう。

黒猫…さんは、、、黒猫さんをわたしが見たのは多分一度だけ…それもやっぱり
あのコミケの時だった。凄い格好をしてたけど、美人だった…気がする。
彼女はお兄さんと付き合って、ある理由があって別れた…。

そんな彼女とお兄さんがいくら電話で話しても、いくら家に遊びに来てても
(そう、お兄さんは自分がストーカーになると言ったけれど、わたしこそ
本当にストーカーみたいなものだった。だからお兄さんの家に黒猫さんや
お姉さんが遊びに来てる事全部知ってるんですよ…)彼女を責める事なんて
わたしには絶対に出来ないのだ…。

どうやら電話の話を聞く限りは、ゲームを作る話らしい…前にお兄さんは部活で
ゲームを作ってたらしいけど、それを今は黒猫さん達とやっているみたい。
そしてわたしが知らない四人目の名前を耳にする事になる…。

「あ~瀬菜…………赤城の奴は、、あいつはこの前、あんな事が有ったのに…
相変わらずあの趣味だからな」

多分、お兄さんはわたしが電話の話を聞きながら難しい顔をしていたから
女の子の名前を言う事に、気が引けて…言い換えたのかもしれない…。
そんな事で…はぁ~やっぱりもっとお兄さんに優しくしてあげよう。

"ぶち殺す"とか"処刑する"なんて言葉を二度使ってはダメなのだ…
もうわたしがお兄さんを縛る必要はない、お兄さんがいくらでもキザな事をして
その事に身を任させられる様に…今みたいな形がわたし達の理想なのだから。

そう思って…ふと…違和感を感じる。


この前のエッチなDVDをわたしが発見した時…わたしに三角締めをされながら
言い訳してた。
あの時お兄さんは…


『「と、友達の赤城と言う奴が『おまえ、彼女いるのにやらせて貰えないんだって?(笑)とか言って
同情してくれて…つい出来心で」 』と言った。

友達の"赤城"と言う奴が…あかぎ、アカギ、赤城…赤城瀬菜………エッチなDVD…
…ざわざわ…

694:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:43:14.59 ufKsSY0p

お兄さんは女の子の友達にわたしとの性関係の相談をしてて、しかもエッチなDVDまで
貰っていたのだ…

わたしは携帯で文章を打つ、途中で手が振るえて何度か打ち損じた……


『あかぎせなさん はわたしより胸大きくて、眼鏡かけてますか?
それにショートカット?』


その後、電話が切れてたのに、お兄さんは携帯で独り言を話してたのに気付くまでに
しばらく時間がかかった。

桐乃なら、お姉さんなら、黒猫さんなら…今ならまだ怒りが抑えられる…けれど…
関係ない知らない女が(に)そんな事をされて、許せるほどわたしは甘くはない。

わたしは自分でまたチョーカーを付けた、この作業をせずに怒り狂ったら
また前みたいになりそうだったから…だから少しだけ冷静になった。

「お兄さん…尋問があります、YESかNOで答えて下さい…良いですか?」

「はい?あやせ………さん…ど、どうかし」

「YESかNOって言ってるでしょ!!!!本当にぶち、ぶち殺されたいの?!!!」

「の、の、NOです、あやせさん……」

「おっぱいが好きなんでしょ!そしてわたしのじゃ…わたしは大きくないから
お兄さん好みじゃないから…だから、だから」

何に怒ってるんだろう?、わたし…

「YESだけど、NOだぞ…………だ、だから突然、何を言い出してるんだ?」

「分かってるんです…お兄さんセクハラしてもお尻とか太ももとか足ばっかりだし。
でも、でも、でも…」
と言ったら…突然、無言のお兄さんに胸を揉まれてしまった…。

「ちょっと…真面目に話しを…あ、もう…」
一心不乱に…服の上からだけど、触り(られ)続ける…とわたしは…

「あん…わ、わかりました…はぁ…うん…もう…わかったから、お兄さん…」
離れようとしても手錠のせいで、それも出来ず、お兄さんは強引にずっとされたまま

「ご、ごめんなさい、京介…さん、きょう、はぁはぁ…謝るから…もう許して…」
多分…この前の夜から、こういう時の立場が逆転しちゃったみたい…でもこれも
全然イヤじゃない…のだから、しょうがない。

「それで何を怒ってるんだ、おまえ?突然、瀬菜の話なんてして…あいつは
普通に俺のダチの妹ってだけなのに」

事情を話して、誤解が解ける…そうか、流石にお兄さんでも、友達の女の子にそんな
話するわけない(でも巨乳で、眼鏡で、短めの髪って偶然かな?)
はぁ~わたしって本当に怒りやすくて、ダメな子だ…。

「いいぜ、気にしなくても。それにおっぱいが何だって?もっと揉んで欲しいんだよな。
俺としたら何の異存も無いぞ…ご褒美過ぎるだろ」


695:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:45:03.84 ufKsSY0p

「もう風邪なんだから、これ以上は本当にしちゃ駄目、ダメですよ。
もっと続きしたいなら早く良くなってください、分かりましたか?」

「へ~い」
と素直な返事したものの、色々な箇所の触り方が凄くエッチになっていた。
わたしは……………結局そのまま自由にさせてあげ(たいからさせ)る。


「熱は下がったみたいですね、まだ顔は赤いし息は荒いようですけど…ふふ」

「まぁ俺は風邪だけじゃなくて、あやせ菌にも感染してるみたいなもんだからなぁ」

「もう、わ、わたしをバイ菌みたいに言わないでください、いくらお兄さんが
病人でもぶち殺しますよ!」

「そういう病ってことだよ、一生治らない不治の病だから、白衣じゃないけど
俺の天使に治療して欲しいなと…思ってるんだ」

お兄さんにはバレてなかったけれど、そう言われて…わたしも気分が高揚して
呼吸が乱れる…。
お兄さん知ってました?…その病気なら、ずっと前からわたしは感染してるってこと。

自覚症状に気付いたのはあのライブが終わった後、お兄さんが電話してくれたから。
その時もわたしは混乱したままで、何を話したのか正直あまり覚えていない。

話した内容よりも、お兄さんがわたしの事を気遣ってくれて、電話してくれた
その行為そのものだけで幸せだった…"わたしの為だけ"に心を砕いてくれて…
嬉しすぎて頭が変になるほど満たされて、わたしは電話の途中で声を殺して泣いた。


『いってらっしゃい』と笑って言った時、諦めようと思ったから、きっと家に帰って
ベットの中で一人で泣くんだろうなと思っていたから…だから、、、、、

でも同時に桐乃やお姉さんの事を考えると胸がとても苦しくなった。
だから最初の半分は嬉し涙だけど、残りの半分の涙はその嬉しさに気付いて
心苦しくなったせい…お兄さんには気付かれてたのか、どうかは分からない。


その後も時々、馴れてくると毎日、お兄さんはわたしに電話をしてくれた。
二人共受験生だったし、表向きの理由は息抜きでお互いに納得したつもりだった
けれど…。

それまでの人生で桐乃や加奈子と一緒に過ごす時間がわたしの幸せだった。
お姉さんとお菓子を作ったり、二人で遊ぶ事にも喜びを見いだしていた。
モデルのお仕事を頑張ってスタッフさんや読者の人達に評価して貰えるのが
わたしの生き甲斐だった。

その筈だった…
なのに…お兄さんと夜ちょっとお話するだけの時間が、何よりも…お仕事よりも
友達よりも、お姉さんよりも、桐乃よりも……わたしの大切な時間になった。

696:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:47:42.80 ufKsSY0p

本当はもう、自分の気持ちは分かっていた…あなたが好きだと。
お姉さんの幼馴染みで、桐乃のお兄さん…京介さんの事で頭も胸もいっぱい。
それでも意図的に自分から電話しない様にした、お兄さんが電話しなくなれば
この気持ちも自然に消えて、全部元に戻ると自分自身に不自然な嘘をついた。

自分から一度でも連絡すれば、もう絶対に後戻り出来ないと分かっていた。
そして…事実、その通りになった。


ある日、モデルとしての撮影のお仕事があった。
おそらく、前に桐乃がやった撮影と同じ内容の企画…きっと評判がよくて
その第二弾に、新たなモデルのうちの一人として、わたしが選ばれた。

わたしの衣装はもちろん、ウエディングドレス………だったけど。


「"白衣じゃない"で…思い出したんですけど、ねぇ…お兄さん、わたしが京介さんに
見てもらった、ウエディングドレスのこと、覚えていますか?」
また膝枕をして、お兄さんの頭を撫でながら、訊ねる。

「ああ…確かにあれは白衣じゃなくて、黒衣の天使って感じだったな…
もちろんちゃんと覚えてるし、綺麗だったよ」

「あの時、わたしに言ってくれた言葉…もう一度言って貰っても良いですか?」

「あやせ…もしかしてセクハラでムカついたりした?」
セクハラをにわかに辞めて、わたしの顔を見つめるお兄さん。

「全然、ただお兄さんに言って欲しいだけ…それだけです、ダメですか?」
多分、本当にただそれだけ…。


「…『俺が見た中で、あやせのウエディングドレスが一番似合ってたし、一番綺麗だ』ったよ」


それは黒いウエディングドレスを身に纏ったわたしが無理やり、お兄さんに言わせた
言葉…

お兄さんがお姉さんと仲が良くても我慢したし、黒猫さんと付き合っても我慢した、
でもお兄さんの隣に桐乃があの美しいウエディングドレス姿で並んでる事を想像すると、
どうしても我慢が出来なかった。

わたしは撮影していた場所までお兄さんを呼び出した、本当に今でも何を考えて
そんな行動をしたのか…分からない、でも…もうそれ以外に選択なんて無かった。

前半は全く上手く行かなかった撮影がお兄さんに言葉をかけられただけで、
(本当に大した言葉ではない、何気ない言葉、普通の言葉)お兄さんに手を握って
貰ったそれだけで…魔法がかかった様に、カメラマンも自分も驚くほどに
わたし変わった。わたしが"誰かの"偽物じゃなくなった、瞬間だった。


黒い妖艶なドレスは偶然わたしが身につける事になっただけ。
でもその白さえ、罪悪感さえ、葛藤さえ、友情さえ、信頼さえ
一色に塗り潰す漆黒はわたしの中のお兄さん以外の思いを糊塗…し…て…

………いいや………そうじゃない………あの姿が、あの色が本当のわたし…

……………今まで京介さんへの気持ちを誤魔化していた。
自分に嘘をついて、自分の心を綺麗な色で塗り潰していた…だけ。

697:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:50:19.17 ufKsSY0p

かつてないほどわたしが評価されて成功した撮影のお仕事が終わると
そのままの姿で、周りの目も気にせずに…わたしはお兄さんに告白した


『お兄さん、わたし、桐乃よりも可愛くないですか?
桐乃よりもわたし魅力ない、、、ですか?
わたしなんかじゃ桐乃よりも…すき…になれないですか?』


『わたしはお兄さん……………あなたが好きです』



あの時のお兄さんの顔を見ると、冗談抜きで今でも死にたくなってしまう。
事実、そう言って脅した…もう願いの為には、どんな手段も選ばなかった。

引き返す事は出来なかったし、そんなつもりは微塵も無かった。
あの時、桐乃が言った様に…今度は


『もう他には何も要らない、あなたが居ないと…本当の自分じゃなくなる』
とわたし自身が知ってしまったから…。


その後、色々な人を本当に傷つけた…お兄さんも傷つけたし、自分自身も傷ついた。
傷つけると分かってた癖に…傷つけた。

この前の桐乃の事だって…本当は嫉妬で怒っていたわけじゃない。
わたしがお兄さんや桐乃に嫉妬して怒る資格なんて最初から無いのだ。

あれは、お兄さんを困らせて、嫌われて…振られても良いと
(絶対にイヤな事なのに、死ぬほどイヤなのに)半ば自暴自棄で、
気持ちが抑えられずに、、、、してしまった、わたし自身の欺瞞。



698:名無しさん@ピンキー
11/11/12 02:51:30.69 ufKsSY0p

だから、その後、わたしの我が侭に付き合ってくれて、家にまで来てくれた時…
本当に、本当に嬉しかった。

「京介さん…本当は、、わたし、何されても怒らないから…何でもして良いから」

そのまま眠ってしまったお兄さんを抱きしめる…あなたが望むなら…
喜んでくれるなら何でもする、何でもしたい、何でもさせてください。



「今でも…黒猫さんが好きでも良いから、桐乃が好きでも構わない…から
お姉さんが好きでも許してあげる、だから離したくない…離れたくない」



あなたにいつも抱きしめられないと不安が消えない…。


ずっとずっと側に居て欲しい、離れたくない…毎日、会えないだけで気が変に
なりそうになる。


でも………


『なんでこんなわたしと付き合ってくれたんですか?』



『黒猫さん……桐乃………お姉さん………………………ごめんなさい……』



『お兄さん…ごめんなさい』




自問して
涙…
彼の寝顔を濡らしてしまった……







つづく


699:名無しさん@ピンキー
11/11/12 03:20:51.99 UUSWXGcD
>>698
乙乙

細かく心理描写ができてると思うよー、いじらしいと言うかなんというかw

ただちょっとばかりメリハリに欠けるかも
瀬菜からの件はもう少しコメディ色と言うか勢いが欲しい
作風、スタイルなのかもしれないけど、三点リーダの多用が気になるといえば気になるかな
間のとり方を三点リーダの長さでとるというのはやりやすいけど、続くと意外に読みにくい
読点連打との使い分けも含めて
改行や行間空けは読みやすくてgood!

オチを途中で作り出すのは難しいので、作品半ば放棄にならないように期待してますー

700:名無しさん@ピンキー
11/11/12 05:20:50.03 SC0smG8Y
これを機に盛り上がって欲しい

701:名無しさん@ピンキー
11/11/12 11:02:54.30 AyAv0ZdN
>>687-698
乙!
あやせの切ない心情がよく伝わってきて、読み応えあったよ。続きが気になる。

あやせたんマジラブリーマイエンジェル


702:名無しさん@ピンキー
11/11/12 12:52:37.78 B2v1ot1M
ホント久々にいいSSが来たな


703:名無しさん@ピンキー
11/11/12 19:06:29.06 Cb1z9A8X
後からも前からもかっこ悪いだけじゃなくてうっとおしい
語りたいならそういうスレあるのでそちらでどうぞ

704:名無しさん@ピンキー
11/11/12 21:40:47.18 32pead4m
>>698
とりあえずお疲れ(迫真)

705:名無しさん@ピンキー
11/11/12 23:16:36.22 lmWQ4nN8
(ディオとは違う)を思いだす

706:名無しさん@ピンキー
11/11/13 09:15:52.06 RF/adpX+
なんという俺得
あやせが一番好きな自分としてはほんとすばらしいssだわ
あやせssもっと増えないかなぁー

707:名無しさん@ピンキー
11/11/13 12:21:12.76 MQ5OyWw1
桐乃、黒猫、あやせssは十分あるだろ
むしろ沙織ssをだな・・・

708:名無しさん@ピンキー
11/11/13 14:04:44.22 Y9Wlexck
加奈子や瀬菜の方がネタにしやすいぐらいだしなー
pspも沙織ルートもう少し捻ってくれよ

709:名無しさん@ピンキー
11/11/15 14:16:53.03 WCQb4UAy
桐乃のスカトロ物って需要ある?

710:名無しさん@ピンキー
11/11/15 14:39:21.78 PVUOloo3
>>1より引用

>◆書き手さんへ
> ○陵辱・NTR・百合・BLなどの特殊嗜好モノや、
>   オリキャラなどの万人受けしないモノは専用スレでお願いします

711:名無しさん@ピンキー
11/11/15 14:50:20.64 gM2oTjMQ
テンプレは>>14
需要あるかどうかは知らんが

712:名無しさん@ピンキー
11/11/15 14:51:11.73 WCQb4UAy
桐乃「うう~ん、漏らしちゃったわ~ん」
糞山盛りのパンツを脱いでティッシュで穴にこびりついたウンコを拭く
その悪臭は半径200メートルからでもわかるぞ!
桐乃「ああ~ん、糞尿まみれだわ~ん」
しかしまだまだウンコは止まらない!

続く

713:名無しさん@ピンキー
11/11/15 15:40:32.81 r2xaXNPq
・・・?

714:名無しさん@ピンキー
11/11/15 16:13:10.26 0eg3nJwS
またキチガイが来たのか・・・

715:名無しさん@ピンキー
11/11/15 17:57:31.31 ccnAy/Om
ID:WCQb4UAy は荒らしだよ。クソSSとスカトロAA投下しまくってる


716:名無しさん@ピンキー
11/11/15 20:09:03.64 Sv3mI8Wi
この荒らしは完全スルーかIDNGで対応よろしくお願いします

717:名無しさん@ピンキー
11/11/16 10:50:20.83 UWSYcBgN
荒らしがどうとか言ってるより、何もなかったかのように完スルーする方が手っ取り早いと思うの

718:名無しさん@ピンキー
11/11/16 12:52:57.26 ObYH9EBk
救世主のエスエ.ルさんはNGにしちゃ駄目だよ??

719:名無しさん@ピンキー
11/11/16 19:30:31.65 WgkjZqP1



720:名無しさん@ピンキー
11/11/17 21:46:09.15 yaPclqNv
エスエル「来年になったら本気出して桐京のエロ書く」

721:名無しさん@ピンキー
11/11/18 00:01:10.00 TOx6lWW4
>>718
いつまでそのネタするの?

722:名無しさん@ピンキー
11/11/18 23:56:04.01 GJyoXzoD
バカチョンの脊髄反射なんだから
無視が一番

723:名無しさん@ピンキー
11/11/19 01:28:33.35 nOl8PU03
脊髄反射では発声出来ません

724:名無しさん@ピンキー
11/11/19 01:56:45.68 lECvwIXU
いい作品だw
押しに弱いあやせ好きの俺は毎度楽しませてもらってるよ^^



725:名無しさん@ピンキー
11/11/19 03:39:33.09 RViXEjcR
>>686
> あやせの心情がおざなりなので『ただヤってる感』があるのは分かるけど
これは俺へのレスと取っていいな。俺は基本どんな傑作だろうと文句しか言わないから無視して構わないんだが・・・

「心情がおざなり」ってのは、()に動作や表情を入れることで淡泊に、いらんギャグ要素が加わってしまうことが不満だったわけ。
決して人称や視点を変えてくれという意味じゃない。

「返せ(大声)」じゃなくて、大声によって響くガラス窓の震えや親が来る心配や怨嗟の表情を、京介視点でもいいから行間で補完して欲しいわけ。
「い゛じ゛わ゛る゛!(お尻振る)」じゃなくてあえぎながらも腰が動く筋肉の躍動、にじむ汗で伝察せる興奮の昂ぶり、バックならシーツを握りしめたり枕に顔を埋めて唸るだろう。
そうした一つ一つの情報を略さないで行間に書いて欲しいと思ったんだ。

もっとも、細かすぎるとそれはそれで見苦しいのし、大体の読者は勝手に脳内補完するから加減が必要なんだが。

さてStummer Dialogだが・・・
うん、文句が言えん。改行も段落の文字数も適切で全く持って読みやすい。
たしかに山も谷もないが幕間だと思えば申し分ない。強いて言えば18描写は今回みたいなライト、または事後報告形式にしたらどうだろう。
どうもあなたの作風に直接描写はいろんな意味で合わないと思う。もちろん書きたいなら自由にしてくれて構わんのだが。
なんにせよこっからどう転げ落ちるかが非常に楽しみだ。乙

726:名無しさん@ピンキー
11/11/19 09:18:19.15 qFt4Xl3l
何この人キモすぎワロタ

727:名無しさん@ピンキー
11/11/19 11:41:06.22 MgS8KR1n
>>726
笑うな

728:名無しさん@ピンキー
11/11/19 13:41:35.63 rbOWMKr8
>>726
息もするな

729:名無しさん@ピンキー
11/11/19 14:03:17.11 koukiYW+
自演だなこりゃw

730:名無しさん@ピンキー
11/11/19 15:10:38.66 VFtVK/ic
久々に来たら酷い有様だな
読み手の態度は論外だが
書き手の質の低さに失笑したわ
俺が昔書いたのに比べればゴミ同然
原作自体つまんなくなってキャラの特徴忘れたから二度と書かねーけどw


731:名無しさん@ピンキー
11/11/19 20:42:10.69 3nOBX376
つっこみません

732:名無しさん@ピンキー
11/11/19 22:06:54.19 MgS8KR1n
>>731
そんな事言わないで、突っ込んでやりなよ。可愛そうだよ(棒

733:名無しさん@ピンキー
11/11/19 23:35:28.44 RDGeH8VC
縦読みかなんかかと思ったらただの釣りか、つまらん

734:名無しさん@ピンキー
11/11/20 17:44:13.52 bzmegpmu
あやせたんのいじらしさカワユス

735:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:13:45.19 r4sQ2KCc
※愚痴です

一応需要がある様なので一生懸命に書いたけど
()なしで書くと話が重くなる。
vipでは別の人が頑張ってくれてるみたいだけど、ここでも書く人増えたら
馬鹿な()あり書いてもそんなに怒られない気もする。
次で多分エロイの書いてあやせは最後、こんなんで応援して貰って申し訳ない。



Stummer Dialogの後編

京介×あやせで

736:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:16:38.21 r4sQ2KCc
Stummer Dialog 
------------------------------------------------------------------------------

「あやせ…?」
俺は不意に目を覚ます、目の前には俺の可愛い彼女…でも………
あの夜以来、俺らはちゃんとした恋人同士になれたと思っていたのに。

「お早う御座います、お兄さん…よく眠ってましたね、まるで赤ちゃんみたいに
ぐっすり……」

「ずっと側に居てくれたんだな、ありがとう、あやせ」
俺がそう言うと、あやせは俺が眠っている間ずっと握っていてくれた左手を離した。

「別に、そんなつもり………ありませんよ。お兄さんが無理やりわたしに
手錠なんてするから…だからしょうがなく寝顔を、見てただけ…です」

カギなら手錠につけたまま………だ。

「さっき寝てた時、夢見たんだ。夢の中でもあやせは彼女で、俺は幸せだけど
あやせは何だか微妙な感じでさ。それで最後は、俺が振られる。変な夢だけど…
起きて、おまえが隣に居てくれて、本当に良かったと思ってるんだ」

今のあやせの表情が、あまりにも夢の中のあやせと区別が出来ないほど似ていて
その事は、ひどく俺を不安にさせる。

「ゆっくり休んで早く良くなってください…また明日来ますから」
あやせは、有無を言わさず、立ち去ろうとする。


「………俺はまだ、ちゃんとおまえを受け止められてないのかな?」

手錠はそのまま、あやせの手を掴んで引き留める。
俺は自分の彼女を泣き顔のままで帰らせるつもりは無い。


「わたしは………自分から……居なくなったり……しない」

あやせの言葉が誰に向かって言ってるのかは分からなかったが、その言葉を
聞けたのだから、やる事は、俺がやるべき事はもう決まっている。

「そうか…分かった。だったら、俺もあやせの前から居なくなったりしない。
だからさ、あやせ、余計な心配なんてする必要ないんだ。何でおまえがそうなったのか、
俺には分からないんだが、俺がまた何かやらかしたのか?
例えば寝言で他の女の名前でも呼んだりとか…………?」

「…………………………」
あやせは何も言わない、ただ首を横に何度か振った。

「なら、どうして?」

「わたしは嫉妬深くて、我が侭で、気まぐれで…自分の事しか考えて無くて…きゃ」

いつもの作戦が出来ない俺は、咄嗟にあやせの頬をつねる。
でも、何でこいつが突然こんな事を言い出したのか、全く検討がつかない。

「俺だってシスコンで、浮気性で、スケベで、ヘタレだ」

「確かにそうですね、重度のシスコン、しかも処女厨のDVで変態………」 

「おまえはついでに毒舌だな」

737:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:18:46.94 r4sQ2KCc

「だから…わたしはお兄さんに嫌われてもしょうがないなって」

「勝手に決めるなよ。言っただろ、ストーカーの変態になってもおまえの事を
ちゃんと捕まえてやるって」

「わたし……………分かってますから」

「全く、、俺の可愛い彼女はやっぱり妄想好きなヤンデレだ。俺は風邪だから、
いつもみたいにおまえの口も塞げないし、どうしたら良い?」

「わたしって凄く悪い子なんです、だから…お兄さんが前したみたいに…
さっきみたいにしても良いですから…拒否なんてしない………から…………」

と言ってあやせは俺がプレゼントしたチョーカーを自分で外そうとするが
俺はそれを止めさせた。

「ま、待て、な?、おまえは色々誤解してる。まぁ俺が変態なのは今更良いけどさ。
もしおまえがその気分なら喜んでいくらでもするけど、今のおまえはちょっと変だぞ?
だからさ、ちゃんと話そう、そうすれば絶対に、おまえの誤解も解けるから」

「……お仕置きしてください…そうしたらまた良い子になるから……それとも
こんなおねだりする様なふしだらな女だから…私の事、もう嫌いになりましたか?」

俺の言葉を遮って、あやせは呪文の様に繰り返す…やっぱり俺の彼女は強情なのだ。

別に喧嘩をしてるわけでもない、あやせが嫉妬で怒ってるわけでもない、なのに…
こんな状態のあやせを見たのは、この時が初めてだった。

あやせ、おまえは本当は何を求めているんだ?
そしてそれは、この俺がおまえに与えられるものなのか?

「やれやれ……じゃぁしょうがないな、お仕置きと言うか俺の命令…で良いか?」

「……はい」

「ほら…これ」

と俺はあやせの腕を取り、俺の家のカギをあやせの手に握らせる。
あやせに喜んで欲しかったから、あやせの家に行った日の帰りに作ってきた合い鍵。
まさかこんな風に渡すとは考えなかったけど、しょうがない。

「あやせ、これからはいつでも好きな時に来てくれて良いからさ。
いや違うな、俺がいつでも来て欲しいから渡すよ」

俺は自分の正直な気持ちをあやせに伝える…が、あやせは黙ったまま、何も答えなかった。
それでもやっぱり伝えるしかない。

「お仕置き、命令、お願い、呼び方は何でも良いんだ。俺はなるべく、
あやせの顔が見たいし、なるべく長く会いたい…だからおまえの気が向いたら」

「それも…同………情…………」

あやせが言いかけた言葉を最後まで言わさず、結局いつも通りにする。
これで解決すると思っていた自分の認識の甘さを、この後、俺はイヤと言うほど
味わう事になるのだが、この時はまだ分かってなかった。

738:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:20:29.02 r4sQ2KCc

「ったくよ、風邪を彼女にうつさせる彼氏にするなんて、あやせは確かに悪い子だ。
やっぱお仕置きすっかな」

「だから……何度もそう言ってるじゃない…ですか……」

「本当に何をしても良いんだな?俺の言う事なら何でも聞くんだな?」

「何度もしつこい……………いくじなし」

「分かった、んじゃ俺の独り言を聞いてくれ、長くなるけど、途中で寝るなよ?」

何でこんな話をしようと思ったのだろう?
やっぱり、あやせの"儀式"を恐れていたのか。
それとも、ちゃんとあやせに向かい合おうと思ったからだろうか?
いや、今までだって、ちゃんと、そうしてきたつもりだったんだけどな……。

「分かりました………何でも話してください…」

でも兎に角、その時の俺はあやせに聞いて欲しいと思って、今まで誰にも
桐乃にも、黒猫にも、麻奈実にも話した事がない自分の気持ちを、俺は語り始めた。


「昔々、ある所に可愛い妹と可愛い幼馴染みを持つ男の子が居た。
男の子は妹も幼馴染みも大好きだった。
でもある事がキッカケで妹と疎遠になって、幼馴染みとばかり過ごす様になる。
男の子はそれでも良いと思ってた、何故なら妹の事を誤解してたからだし、
その幼馴染みの事が本当に好きだったから」

「だけど、またある事がキッカケで妹と関わる様になった。
それからは、あやせも大体知ってると思うが……本当に色々な事があった。
その過程で俺は………男の子は二人の女の子に出会った。
一人は妹の元からの親友で、もう一人はこれから親友になる女の子だ」

あやせはちゃんと相槌を打ち、その度に俺はあやせの左手を力を込めて握った。

「男の子は誤解したままだったから、普段は鬱陶しい妹の事を避けていた。
でも妹がピンチになった時、そんな事は忘れて、全力で助けてしまう。
自分でも何故か分からなかった。
でも、どうしてもそうしなきゃいけないと心の底から思ったんだ」

「それで妹のピンチの中でも一番ヤバかった時に俺は……もう"俺"で話すわ…
俺と黒猫は桐乃の危機を協力して一緒に助けた時に、気付いた事があったんだ。
何でも出来てしまう桐乃に対して言葉に出来ないとても嫌な感情がある事に、、、
同時に俺と黒猫が"その思い"を共有していることにさ」


一瞬あやせの表情が変わった気がしたのだが、その表情はすぐに元に戻り、
そのままあやせは黙ってただ肯いていた。

739:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:22:19.17 r4sQ2KCc

「あやせはちょっと乱暴だけど、単に桐乃と仲が良い親友だとその時は思ってたし、
だから同じ妹の親友でも俺にとっては、その思いを共有した黒猫の方がずっと
親しみがあった。
おまえに色々ちょっかいをかけたのは、逆に絶対にそうならないと高をくくってた
のが原因かも知れない、今考えると…………」

あやせは何か言おうとしたけれど、結局言葉は出て来ずに、首だけを何度か振った。


「俺は黒猫と親しくなって、彼女に告白されて付き合う事になった。
麻奈実も応援してくれたし、桐乃との事もそれで全部解決すると思っていた。
あの時、黒猫がそのつもりなら今でも黒猫と恋人のままだったと思う………」


俺はそこまで一気に話すと、少し黙った。
あやせが何か言うかも知れないし、自分自身の気持ちを整理させたかった。
しかしいつまで待っても、俺の彼女は黙ったままだった。


「………………でも俺は黒猫に振られてしまった。
多分、黒猫が俺よりも"桐乃への誤解"に早く気付いてたから。
それは最初から、麻奈実が気付いてた事で、あいつが幼馴染みのままの関係で
我慢してたのは…………ずっと気づかなかった俺のせいなんだ」


「桐乃は自分自身の為じゃない、俺の為に、昔の俺との思い出を守る為に
人知れず努力して、身を削って、頑張っていた。
俺の妹は俺の事を嫌ってなんて……全然無かった。
馬鹿な俺はずっと正反対の事を考えていた。
黒猫はその事に仲良くなる過程で気付いた………。
麻奈実は最初から全部ずっと分かっていた………。
あやせ…おまえは………いつ……」

「京介さん…あなたは自分の彼女の事も分からない…ん…ですか?」


「俺は今の今まで、黒猫と麻奈実は似てると思ってたんだ、でもよく考えたら…
おまえの方が似てたのかもって。
これは、この前おまえの家に行って何となく気付いた事でさ。
あやせは桐乃とも麻奈実とも仲が良いから、凄く変な話だけど………」

「…………続けてください」

「黒猫は桐乃と俺を両方を取ろうとした、でもおまえは俺だけを取った。
いや、麻奈実は、あいつは、お人好しにも結局俺らの事を応援したけどさ…」

「わたしはお姉さんほど強くない、あなたが一番好きなのは…お姉さんでしょう?
そして同じくらい桐乃が大切だった。だから彼女は……黒猫さんがあんな行動した
理由、わたしにはよく分かるんです、あなた達兄妹よりもずっとハッキリと……」

「…………………」

「黒猫さんはきっと、お姉さんに、桐乃とお兄さんと麻奈実さんが仲が良かった頃の
お姉さんになりたかったんだって。だからどんなに罪悪感があったとしても、
絶対にお姉さんと妥協するわけにはいかなった…。もし彼女がそこまで
欲張りじゃなかったら、わたしは………」


740:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:23:47.05 r4sQ2KCc

俺はあやせは黒猫に似てるとさっき言ったばかりだが、黒猫の事をまるで
自分の事の如く話す察しの良さは、麻奈実の様にも感じられた。

そしてこの前、桐乃が来て喧嘩した時は桐乃に似てるとも思った。
この不謹慎な思考を言おうかどうか迷った……でも自分から胸襟を開かなければ、
あやせの考えている事に、、本当に望んでる答えに辿り着けそうにはない…の

だから俺は

「黒猫が麻奈実になりたかった様に、おまえは黒猫みたいに…………他の誰かに
なりたかったのか?」

「…………わたしの事が好きなら、そんな事、今更聞かないでください」


『「なら、な(んで)…」俺の事好きなの?』なんて今更聞ける筈も無く…俺は黙る。

結局、あやせが言う様に、俺はあやせの事を分かってなかったんだ。
多分、あの頃の桐乃以上に今では妹や親友、幼馴染みよりも、恋人の事が………
俺の彼女の気持ちが一番分かってなかった、未だにずっと。


「あやせ、おまえは………この前、家に行った時、俺を恨んでると言ったよな?
復讐するってさ」

そう…………かつて、黒猫が俺に"呪い"をかけた……みたいに。
俺の知る黒髪で美少女の愛情表現(多分そうなのだ)はとても独特で、断定的で
蠱惑的であり、魅惑的で、俺の心をいつも鷲掴みにする。

俺はあやせが口を開くタイミングを辛抱強く待った………そして

「わたしの事が好きなら、そんな事を今更聞かないでください」と言った時、
             同時に
「おまえの事が好きだから、そんな事を今更聞かせてくれ!」と問うた。


「…………わたし…………………わたしは……決心してたんです……
桐乃は大好き、でも今は…………桐乃には、もう絶対に負けたくない。
黒猫さんとはお友達になれたかも知れないけど………欲張りな彼女は許せない。
お姉さんは尊敬してる、だけど……………わたしは麻奈実さんの様にはなれない。
そしてお兄さん……………わたしはあなたの事が凄く、凄く嫌い…」

「………なら俺を刺して、ぶち殺すか?」

「安心してください………わたしは卑怯でこんな言い訳している、わたし自身が
本当は一番許せなくて、嫌いですから」

「俺はあやせが好きだぜ…だから、この話はもう辞めるか…」

どう考えても解決しそうに無い時は時間を置くのも立派な解決法のひとつだ。
と思ったのだが………


741:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:24:57.99 r4sQ2KCc

「あなたはわたしの何が、どんな風に好きなんですか?言ってみてください」

「………な」今度は今更こんな質問されて、俺は黙ってしまった。

「……………嘘つき」

「………………………び、美人だしさ、それに……」

「見た目だけですか?やっぱり身体だけが目的だったんですね…最低」

性格の事を言おうとして、あやせの性格の何処が良いのか言葉を詰まらせる(べき
じゃなかったのに、絶対に)

「それでも良いんです…わたし、お兄さんが身体だけが目的でも全然良い…ですから」

「あやせ、おまえ…………」

「わたし、自分で言うのも何だけど………結構可愛い方だと思うし、だから
お兄さんのセフレでどうですか?お互いにもう拘束するのは……もう辞めて。
純粋に身体だけの関係、今までもよりもずっと、ずっと気持ちが良いだけの関係……」

あやせは確信犯なのだ、様子がおかしいが別に狂気で言ってるわけではない。
今まで喧嘩したり、言い合いした時に、結局、身体を重ねて有耶無耶にした事を
させない為に…………もしくは、その事実を、俺に認めさせる為に。

そして、怪しげな"儀式"という響きが頭を過ぎって、戦慄する…………
もしかしたら、今までのこの遣り取りこそ、儀式魔法の詠唱ではないのかと………

「く、黒猫がさ…」黒猫の呪いの話で儀式の話を打ち消そうとしたのだが

「何ですか、ふふ…黒猫さんのお話をしながら、お兄さんはわたしとしたいの?
良いですよ、しましょうよ……それで……とっても、キモチいい……こ・と・」

見事に墓穴を掘る、そしてこいつの儀式の正体が何となく分かる…………
こいつの異常な嫉妬とNTRの話を思い出す、俺は結局あやせの身体しか、
本当に文字通り体だけで、心は捕まえる事が出来なかったのか?。

「黒猫ならこんな馬鹿な事はしない。俺はおまえの儀式とやらと、黒猫の"呪い"
が似てると思ったんだ。でもおまえのは単に自分を傷つけてるだけで
黒猫が俺に絆を求めたのはとは全然違う、だから」

「私、言いましたよね?黒猫さんはお姉さんになろうとしたって。それにその"呪い"も
解けたから、わたし達恋人になったんじゃないんですか?あ、今はセフレか…ふふ」


「それはおまえが勝手に言ってる事だろ、決めつけるなよ、黒猫の事をさ…」

本当は黒猫の名誉の為に、俺はもっと強い言葉であやせを叱ろうとしたのだが、
桐乃が麻奈実を貶した時は、どんな事が有っても俺は許さなかった筈なのに……
今は罪悪感のせいで、どうしてもそうする事が出来なかった。

742:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:27:14.00 r4sQ2KCc

「そんなに黒猫さんの事を分かってる癖に、あなたは桐乃を選んだ……そして
桐乃よりもわたしを選んでくれたんでしょう?桐乃の"約束"を破ってまで…」

「なのに、おまえはまだ不満なのか?」

「いいえ………満足してます、だからこれ以上、欲張ったらいけないと思って。
お兄さんは自由にしてあげたいな…と思ってるの」

「だからそんなの望んでねぇし、何でも勝手に決めるなって言ってるだろ!!!!」

俺は今更、やっと怒声を出した。女の子を相手にこんなに大声を、怒りを込めて
相手を叱りつけたのはいつ以来だろう。

しかしあやせは全く怯まず、自分の身体を俺の懐にすり寄せながら、顔を
近づけようとする。嬉しかった事なのに……今は……

「あやせ、辞めろ………」と引き離そうとするが手錠が邪魔で距離が取れない。

「お兄さんはいつでも好きな時に、わたしに触る癖に、セクハラする癖に、
わたしには、させてくれないんですかぁ?ねぇ~京介さん」

あやせの本気の誘惑、確かにこいつが本気で迫ったら、こいつの美貌で迫られたら、
端正な顔だけじゃない、表情そのものが媚態に満ちた、今のあやせに迫られたら……
このまま流されてみたい欲望が自分の中にある事を認めざるを得なかった。

それでも俺は………

「気持ちが無かったら、おまえとちゃんと恋人同士じゃなかったら、やる意味なんて
ないだろ?だから、いい加減にしろよ、あやせ!」

本気で言ったのに、あやせは声を上げて可笑しそうに笑う。

「さっき自分で言ってたじゃないですか?わたしよりも黒猫さんの方が親しみが
あったって……。わたしとは絶対にそうならないつもりだから、セクハラしたり、
好きなんて言葉を言ったんですよね?わたし間違った事言ってますか……お兄さん?」

何たる不覚…桐乃に食って掛かってた時のあやせとは違う、冷静に、冷徹に、冷血に
美しいハンターは獲物を確実に追いつめる。

「すまなかった…でもおまえの事を魅力的だと思ってた事に嘘はないんだ」

「魅力的だけど、心は無かった…あれ…おかしいな?、ふふ、あの時のわたし達って
今のわたし達と、どう違うんでしょうねぇ?」

あやせ…
おまえは桐乃みたいに最愛の妹なわけじゃない。
黒猫みたいに運命的に出会って、宿命的に好きになったわけでもない。
麻奈実の様に何でも心から分かり合える特別な絆があるわけでもない。
でも俺には…

「ずっとおまえがこんな気持ちだったのを知らなかった、知ろうともしなかった。
今、全部理解してるとは言わない、でも知りたいと、なるべくあやせの事を
分かってやりたいと思ってる」

普通ならこのまま押し倒す所だが……。
俺はあやせと手錠で繋がれた、右手で左手を握るだけで後は何もしなかった。



743:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:29:59.88 r4sQ2KCc


………………こいつが求めてる事は、本当はそうじゃないと思ったから……………………。
……違う……そう思いたかったんだ……もう単なる同情じゃない……俺はあやせが………



   『あの時は、、気持ち悪いみたいな顔した癖に………今更………』



何処かで、何時か聞いた言葉………
そしてやっぱり何時か何処かで見た不機嫌で、淋しそうで、ちょっと拗ねた女の子の顔



その顔を見て、俺はあやせが膝枕しながら、訊いてきたことを…突然思い出す。
あやせが告白した時、こいつは黒い花嫁だった。

そして俺らが単なる妹の親友とその兄という関係じゃなくなったのは、
そのキッカケになった出来事も、俺と花嫁姿の桐乃が手を繋いで歩く現場を
目撃されてからだったとようやく気付く。

あやせ、おまえは…本当に、そんな事を望んでいるのか?

手を挙げて、あやせの頭にのせようとしたが、結局、思い直す。
かつて桐乃と繋いだ手を今、あやせと握ったまま、また同じ事をする気にはなれない。
絶対にしてはいけない、あやせがそれを望んでいたとしても…絶対に。

「ちょっと俺ら時間置くか、今のままじゃ冷静に何か話すのは無理だろ、な?」

「…………………………………………………………………………分かりました。
もちろん、良いですよ。自由にしてあげるってわたし言いましたから。
わたしは嘘つきじゃないから、ただし……」


「……………ただし?」

「わたしとちゃんとしてください…今までみたいに中途半端じゃなくて、最後まで
ちゃんと。そうすれば、わたし……、そうじゃないと、わたし……」

俺は手錠を外し、繋いでた手も離す……でもこいつの儀式にまんまと付き合って
やる気は更々無かった。


このまま、刹那的にキスしたりや身体を重ねる事で、あやせの口を
一生塞ぎ続けたくはない、俺はもっとあやせの声が聞きたかった。

「何を勘違いしてるんだよ?俺は外で、少し頭冷やしてくるって意味だぜ」

「このままわたしを置き去りにして……………今、わたしを見捨てたら、
本当に、本当に、、わたしは何をするか分かりませんよ、お兄さん」


そう、あの時の告白の時みたいに、あやせは全身全霊で俺を恐喝する。
それでも俺はあやせの言葉を無視して、外れかけだったチョーカーも完全に外す。

「おまえは何もしない、そして俺は必ず戻ってくるから…さ」



744:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:31:17.70 r4sQ2KCc

あやせの泣いた顔の悲しさを知ってるし、優しい眼差しも知っている。
あやせのシャンプーや、香水の良い匂いを知っている。
あやせの怒った時の声も、あの時の声も、笑い声も知っている。
あやせのすらりと伸びた指先や、肌の温もりを知っている。
あやせの作った料理も、キスの味も知っている。

だから俺はあやせを信じたかった。

俺は本当に、自分で思ってたよりも、ずっとあやせが好きだったんだ……………
自分が考えるよりも、ずっと前から…………。

だから自分自身も信じたかった、もう俺たちはあの時とは違うんだってさ。


だから、結局、俺はあやせを一人で残して部屋を出た。




辺りは黄昏を通り越して、夜の帳が下がっていた。
携帯と財布だけは持ってきたが、何もする事はなく…ただぼんやり喫茶店に入り
コーヒーを飲む。


考えたら、俺は風邪引いてて、あやせに看病して貰ってたんだっけな…。
前の喧嘩の時は色々悩んだし、別れの予感まで感じたが、今回はそんな
気の迷いは全然無かった…。

予想した通り、あやせの着信とメールの大爆撃は無かったが、
気が付くと一件だけ着信履歴が残っていた、友人の赤城からだ。

「もしもし赤城か。何の用だよ?まぁ大体察しは付くけどさ」

『高坂………明日、田村さんに告白しようと思っている、まぁ何だ…一応おまえには
報告しておこうと思ってな』

「そうか…上手く行くと良いな、俺は………応援してるぜ」

『サンキューな。しかしあの時のおまえの右ストレート、本当に効いたぜ。
まさか彼女持ちのおまえに、本当にぶっ飛ばされるとは、はは』

そう、俺はあやせという彼女が居ながら、赤城に麻奈実が好きだと言われてぶっ飛ばした。
我ながら、本当に最低だった。
しかし赤城は本気だったし、どうやら麻奈実の為に、シスコンを卒業したらしい。

「おまえと俺はシスコンの2トップだと思ってたのに、まさかおまえが先に
卒業するとはな。いや、瀬菜が真壁君と付き合うから、無理やり卒業したんだっけ?」


『おいおい、失礼な事を言うなよ。まぁ確かにあの真壁と言う奴を俺もぶっ飛ばしたが、
でも腐海のお姫様だった瀬菜がそんな気持ちになるんだから…俺だって、うぅうう』


麻奈実に告白する前日に、瀬菜の事を思い出して号泣する赤城…まぁ良い奴なんだ。
こいつなら麻奈実を任せても、今の俺よりも幸せにしてくれると信じる事が出来る。

745:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:32:27.77 r4sQ2KCc

「おいおい…まぁ妹好きも良いけどよ、麻奈実泣かせたら…本当にぶっ飛ばすだけじゃ
済まないぞ、と言うかあの例の写真を……」
こんな台詞…よくこの俺が…でも麻奈実の為には、どうしても言っておきたかった。

『高坂君…僕達親友じゃないか……だから安心しろよ。絶対に田村さんは俺が守るから。
まぁこんな事言ってて、明日、断られたら笑うけどな』

「まぁな。また何か有ったらいつでもかけろよ、、相談ならいつでも乗るからな」

『ああ、有り難う。おまえこそ、あの超美人さんと何か揉めたらいつでも俺に
言えよ…じゃないと、こっちは田村さんに告白どころじゃなくなるからな……』

「俺は応援するって言っただろ、卑屈になんなよ。それに、そもそも童貞のおまえに
相談する事なんて何もねぇよ」
これは明日告白する赤城の為についた嘘だったが…。

『お、おまえ……手錠したまま大学に来た時から変だと思ったが、まさか。
キスすらさせて貰えないなんて言ってたのにな……あ!、あのDVDは色々な意味で
もう見ないでくれよ、頼むから、ちゃんと処分してくれ!!!』

ショートカットで、眼鏡で、巨乳の女の子が出演しているDVD、まさか…赤城にあれを
貰った時には、今みたいな事になるなんて想像もしてなかった。

「心配すんな。色々な意味でもう卒業したよ。俺にはあやせしか居ない」

まるで自分に言い聞かせる様に、現実を改めて認識する為に、俺は呟いた。


そして、電話を切った後、何かの衝動に俺は必死で耐える。


『耐えろ…

麻奈実が教えてくれたを絶対に忘れるな…。

あいつは…いつも笑顔だった、どんな時も…俺の為に笑ってくれた事を忘れるな…。

あいつの笑顔を忘れるな……』


変わらない事をいくら願っても---------それはいつまでも続かない…のだ、絶対に。


でも情けない俺は携帯を握りしめて、麻奈実のアドレス宛に、送信される事の無い
文字の羅列を何度も配置していた。

そしてしばらくすると、その文字の羅列は、視界がぼやけたせいで、意味すら失った。


『あなたが好きなのはお姉さんでしょう?』と言うあやせの言葉が蘇る……


俺は、一体何やっているのだろう?
可愛い彼女を一人自分の部屋に待たせて………………。


気付くと着信
画面はまだ、ぼやけたままで、誰からなのか分からなかったが、俺は取り合えず出る。


746:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:33:09.42 r4sQ2KCc

「もしもし、おまえか。何?どうしたんだよ?」

『何って、、あ、あんた、その酷い鼻声…黒いのに聞いたけど、本当に風邪引いてるんだ、大丈夫?』


「ああ、大丈夫だ。で何の用?」
桐乃には悪いが正直、今誰かと話したい気分じゃなかった。

『え…っと……あ、そうだ、あたしのコレクションの感想をい、言いなさいよ。
その為にさ、せっかくパソコン渡したんだからさ!』


「色々忙しくてまだちゃんと見てないんだ。今度ちゃんと見てから感想言うからさ…
じゃぁまた…」

『ちょっと…ま、待って……待ちなさいよ。ご、ご飯はちゃんと食べてんの?
ねぇ京介が良かったらさ、また…』

「チィ」無意識にした舌打ち…

『な、何、その態度…あんた、あたしがせっかく』 

「うるせぇな、おまえには関係ないだろ、一々そんな事で電話してくんじゃねぇよ!」

『……そっか……………もう切る……から』
妹の元気の無い声でやっと気付く、俺は何て馬鹿なんだ…。


「……………………………………待てくれ!桐乃!!!!!!!」
店に居た店員も客も何事かと俺を見ていた。店に居づらくなり…外に出る。


『……………………………な…に?』

おそらく、状況は多少違うだろうが、ずっと昔に同じ事をやった記憶が微かにある。
過去に桐乃と疎遠になるその些細なキッカケ、やっぱり俺は本当に大馬鹿だ…。


「すまん…他に考え事をしてたんだ。おまえが気を遣ってくれて嬉しいから。
だから切らないでくれ、頼む…」

『……わかった。優しいあたしに超感謝しないさいよね、で何の悩み?』


「へ?」 『だから何?早く言えっての…それとも、やっぱ切る?』

「ぐ…」 俺の悩み………………、それはあやせだ、麻奈実の事は本来喜ぶべき
事なのだから、それに桐乃にその事を話して何の意味がある?

「実は黙ってたけど、俺はあやせと付き合ってる。いや、これは今更、おまえに
言っても、もう知ってるだろうけどさ…」


それはそうだ、桐乃とあやせと俺の三人で、黒猫を追っかけた時の様な修羅場を
演じたのだから……。あの時と違うのは本当に人間の生き死がリアルに
垣間見えた事だろう………"必死"………文字通り、あやせは必死だった。


747:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:34:04.39 r4sQ2KCc

『ふ~ん、そうなんだ…へぇ~』

「桐乃、おまえとの約束…」

『手錠したまま、あたしとマッタリご飯食べてるのを、あやせに見せるプレイしてる
変態のあんたが今頃、、何言っちゃってんの?』

「ちょ、おま…え、な、な、何で知ってるんだよ?!」

『手錠、紅茶のカップ、それに香水だって…あれをあやせが使ってるのは
あたし知ってんだから。アレはマジで今までの中で一番キモイかった、、から。
んで妹の親友をたぶらかして、あたしらの友情を
ぶち壊してくれた、お兄ちゃんが妹に何の相談あんの?』


それは、かつて俺が変態呼ばわりされても守ろうとしたものだった。
あの時はちゃんと、守れたと思っていたものだった。


ふと、さっき俺の部屋であやせに言った、自分の言葉を思い出す………

『俺らってあのコミケで偶然会わなかったら、どうなってたんだろうな?
もっと早くこうなってたのか?それとも…』

そして、そんな事を考えて……だから…どうなるって言うんだ……………今更


「ただおまえに言っておきたかっただけ…だ。本当にすまない…桐乃…」

『あ、あんたさ…本当にあやせの事が好きなんだよね?付き合ってるからさ…
分かるけど、何て言うか、、、』


「あやせが可哀想だから、同情して付き合ってるんじゃないかって意味か?」


『、、うん、言いづらいけど、そう、、いう意味で聞いた、、』


「俺はあやせが好きだから付き合ったし、今も好きだから付き合ってる」
これ以外どんな答えがある?

『…………ねぇ、まだ質問…ある、、何も聞かずに答えて、わかった?』

「わかった」

『あんたは、もしあたしが妹じゃなかったら、あやせよりあたしを選んでくれた…の?』


「………………………………俺がもっと察しが良くて、優柔不断じゃなければ。
そしてもし桐乃、おまえがもう少しだけ勇気を出していたら、どんな障害が有っても、
誰に反対されても、俺らは結ばれてたかも知れない…でもそうならなかった……。
それはどんな男女にだって起こりうる事だし、起こり得ない事だから…だから」

『…………』

「おまえが妹だからじゃない、その事は………それは全然関係ないんだ」

748:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:35:03.11 r4sQ2KCc

俺はまた、自分に言い聞かせる様に呟いた…本当にこれ以外に、この言葉以外に
答えなんて一生見つけられる筈がない、見つかるわけ無いのだ。

ずっと一緒だった幼馴染みの麻奈実も、俺と桐乃が仲直りするキッカケを作ってくれた
親友の黒猫さえも、見つけられなかった答え。
唯一、限りなく桐乃に近づこうとした、なりきろうとしたあやせだけが…………
……今日やっと気付いた事だが……あやせの捨て身の行動だけが俺に結論を出させた。

結論は出たけど、答えはまだ見つかっていない、、もし桐乃が、妹が何度でも
俺に問い続けるなら、俺は一生その声に応え続けなければならない。


      『そう、、』    「…………………ああ」


その後、俺も桐乃もずっと黙っていた。
確かに、この沈黙は実の妹と話している雰囲気じゃ全然……ない、全く。
まるで恋人同士で別れ話をしているかの様な錯覚を覚える。

そして沈黙を破った妹の言葉は……

『これから言う事はあたしの独り言だから、京介は黙って聞いて、わかった?』

「………わかった」

『あたしがさ、京介に初めて人生相談した時のこと、もうずっと、ずっと前のことな
気がするけどさ…あん時は本当に嬉しかったんだよね……本当に、、』

『そんだけじゃなくて、黒猫や沙織に会えたのも、京介のお陰だし、、その後も
ずっと、ずっと京介が沢山してくれた、、こと、、すごく感謝してる、だから、、、』

「桐乃、俺はさ……………………」

『イイからちゃんと聞け、、黙って、聞いて、、よ。
あたし分かったんだ、、京介の事が大好き、、でも京介がお兄ちゃんとして、
妹のあたしの事で心配してくれたり、、助けてくれたりするのもやっぱり凄く、、
安心して嬉しくて、、幸せな気持ちになれんの、、、。』

『だけど、助けられるだけだと、、ずっとあの人に、、麻奈実さんに勝てないと
思ったから、あたし大人になろうとした、、。
でもさ、、結局、京介があたしを頼ってくれても、お礼を言ってくれて、
笑顔を見せてくれても、、あたしが見たい笑顔の半分はやっぱりお兄ちゃんの
笑顔なんだって、、やっと、わかったの、、、』

『だからさっきの話、、、、、京介が鈍いだけじゃない、、あたしに勇気が
なかっただけじゃない、、、きっと、、』

この前俺の家に来て、料理を作ってくれた時、桐乃はイイ女になったと言ったが…
俺が答えを出す事を半ば放棄していた事を、戸惑いながらも、素直に俺に語りかける
その姿は…もうあの時の拗ねた妹では無かった。


749:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:40:49.67 r4sQ2KCc

「こんな情けない兄貴でごめんな、桐乃。俺、もう素直に言うわ、おまえの事が
大好きだ」

『あ、ありがと、、、その言葉、、、、、、、あやせにメールしとくから』


「ちょ、おまえ…………………い、いや、全然構わねぇから」

『ふ、ふ~ん、あっそ、あたしまだ許したわけじゃないし、ムカついてるんだから!』


「今度、おまえが暇な時にデートしようぜ?それにおまえの手料理もっと食べてみたい」

『何、調子に乗っちゃてんの?あんた、ちょっとあたしが良いこと言ってあげたから
ってどんどん増長してさ、キ、、、、』


「俺、間違ってたわ。おまえにキモいなんて言われて萎縮してたから、ダメだったんだ。
俺は立派な世界一のシスコンになって、もっと、桐乃が大好きなお兄ちゃんになるから。
おまえがイヤって言っても、俺は泣いて、駄々こねて、お願いするからな!!!!」

『それ、今までとあんま変わんなくない?』


「ぐ……た、確かに………」


『ぷ、にゃはは………もう…本当に…………困ったお兄ちゃん、、シスコン過ぎ、、。
あ~あしょうがないよね、、、しょうがないから、一生あんたに付き合ってあげる。
その代わり、あたし我が侭だから、滅茶苦茶、我が侭なこと言うつもりだから!
京介にあ、あやせが居ても…あたしを最優先しないと絶対に承知しないんだかんね、
わかってんの?』


桐乃が途中から鼻声になっていたのは気付いていた。
今まで、俺が馬鹿な兄貴だから本当に何度も、何度も桐乃を泣かせてしまった。
でもこれから、俺は今まで以上に、桐乃の理想の兄貴にならなきゃいけない。
もうこいつがこんな声で話さなくて良い様に…さ。


「ああ、わかった。桐乃みたいな最高に可愛い妹が居て、俺は世界で一番幸せ者の
お兄ちゃんだ」


俺の妹は世界で一番可愛い。
ずっと前から変わらなかったもの、これからも絶対に変わらないもの。



   なぁ……麻奈実、これは 『目先の答え』 じゃないよな?





750:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:42:04.55 r4sQ2KCc

『あたしより、京介は、、黒いのとか、ま、麻奈実さんとか、、どうすんの?
あんたのせいで、、、まぁそれはあたしも同じか…………』

「聞いてくれ、桐乃、俺さ………………」

俺は自分なりの"みんなが幸せになれる未来"を桐乃に素直に話し始める。




桐乃との電話を切った後、俺はドラッグストアに行き、買い物をした。
店先を出た所で、あやせからメールが届く。



『さようなら』 でもそのメールを見た時、帰り道を歩きながら俺が考えた事は…………



悪戯っぽい桐乃の笑顔  蠱惑的な黒猫の微笑  暖かさに満ちた麻奈実の笑み


自分の中にあった彼女達の笑顔を、彼女達への気持ちを絶対に忘れない為に、
心に刻む為に何度も、何度も必死に思い浮かべた。




俺がその時、考えた事は…………俺の心にあったものは、本当にそれだけだった。









おわり

次回、気が向けば、多分、完結編に続く

751:名無しさん@ピンキー
11/11/22 21:52:35.21 TarmW/ly
>>750

久し振りにこのスレでSSを読んだ気がする...

752:名無しさん@ピンキー
11/11/22 22:49:59.74 z5amBM29
この際あやせSSオンリースレでいい

753:名無しさん@ピンキー
11/11/22 22:53:29.47 e8H5SYed
おい少なくとも加奈子は必要だ

754:名無しさん@ピンキー
11/11/22 23:55:42.28 AOvzalL+
ごみ

755:名無しさん@ピンキー
11/11/23 00:19:28.49 uYAozMae
スレが伸びてるけどSLでも来たのか?

756:名無しさん@ピンキー
11/11/23 00:35:48.98 S/uwLXv7
SLが来てたら、今頃900

757:名無しさん@ピンキー
11/11/23 02:35:54.00 0BIQ0ikL
途中でなんちゃって哲学に入ったのはちと退屈だった。
中頃の問答を1/3ぐらいに圧縮して後半の懺悔に繋げるとよかったんじゃないかと思う。

にしても各々のフォローが綺麗だわ。哀れな女ってヒロイン補正もあるからだろうけど誰一人貶めようとしないのは好印象。
さて、何すっかわかんないっていってんのに出ていった京介。こっからどう転がるようにナルかが楽しみだわ。



758:名無しさん@ピンキー
11/11/23 05:05:56.58 rj83pgxD
このまままともな書き手が現れないままスレ終わりそう…

759:名無しさん@ピンキー
11/11/23 09:26:21.00 jI+2mKTD
>>736-750
乙。
桐乃の想いがすっごい切なくて、でもあやせの感情も、麻奈実や黒猫それぞれの気持ちもあって…。
皆が京介のことを想ってて、でもお互いの関係を壊さないように四苦八苦して、そんな板ばさみな状況が、
繊細に書けてたと思う。完結編も期待してるよ。


760:名無しさん@ピンキー
11/11/23 12:35:38.84 rIFaS/Y+
愚痴とか馬鹿じゃねえの?
vipでも書いて自演コメしてろカス(嘲笑)

761:名無しさん@ピンキー
11/11/23 14:21:07.24 YzclCC4U
ここはvipじゃないから細かく改行入れなくていいと思うよ
意図があってやってることならアリだけど

762:名無しさん@ピンキー
11/11/23 19:26:51.76 vkqOZRu3
藤林丈司

763:名無しさん@ピンキー
11/11/25 23:05:41.02 Fy1+ZOcS

なんかあやせが何かしそうな怖さがあるのはいつもだが
今回の人はちょっと質が違って展開がハラハラする。
やはりあやせが一番京介と相性良いよな~

ここ荒らしまわってるのは黒猫好きな人かと思ってるんだがどうだろう。
黒猫の話ほとんど無いからここは目障りだろう。


764:名無しさん@ピンキー
11/11/25 23:42:49.11 n3Np6Qdt
荒らし分析とかいらないです

765:名無しさん@ピンキー
11/11/25 23:45:36.30 8+4+I7oR
荒らしは荒らしであって誰好きとも関係ないだろ
碌な根拠もなしに一々関連付ける意味がわからなさすぎる、陰謀論好きなのかしらんがw

766:名無しさん@ピンキー
11/11/26 04:39:56.67 d4qoUggj
むしろ、763が黒猫嫌いなんだろうということだけはわかったw
いや、対立荒らしは単なる荒らしであって、誰が好きとか嫌いとかいうわけでもないか

767:名無しさん@ピンキー
11/11/26 08:23:58.73 ut68H7Vs
ふと、京介が恋人作った上で桐乃と浮気するという展開が思い浮かんだ
「自分の気持ちにけじめ付けたいから、最後に一度だけ抱いて……」と桐乃がセックスを要求
でも一度だけにとどまらず、その後もズルズルと関係が続くみたいな感じで
その後京介も桐乃もそれぞれ結婚して、桐乃には子供もいるけど、その子供は本当は……

と、ここまで妄想したはいいが、文章にするモチベーションが涌かない。書き上がるのはいつになることやら

768: ◆XUsplk79ik
11/11/26 14:01:59.76 9zd+Wok+
久しぶりに拙作を投下してみます。
以前の自分の作品の設定をつまみ食いして引き継いでいます(他の作品と繋がっているわけではない)ので注意。
具体的には、

・京介×沙織
・時系列的には京介が大学1年、沙織が高2(他のキャラも同様)
・京介が沙織のマンションに住み込んでいる。早い話が同棲
・交際時間は深くは考えてないが、短くても半年程度
・京介と沙織の仲は桐乃と黒猫は認めている。また、沙織も桐乃と黒猫が京介にちょっかい出すのを認めている

こんな感じです。
久しぶりなのでいろいろ粗いと思いますがご容赦ください。


769: ◆XUsplk79ik
11/11/26 14:02:25.52 9zd+Wok+
「沙織ってござるござる言ってた割に忍者のコスプレしたことないよな」
「ほえ?」

何の気なしにつぶやいた俺の発言がきっかけだった。

「いや、今でこそあの眼鏡ほとんど使ってないけどさ。ああいう口調だったからそういえばくの一にでもなったことあるのかなっと」

とはいえ、『~氏』とか考えるに別に特定の何かってわけでもなかったのだろうが。

「あれは彼方さんの『コスプレ』とでも言うべきものでしたからね。なるほど、考えてみればその発想は無かったですわ」
「しょっちゅうニンニンとか言ってた気もするが」
「そういえばそんなこともあったでござるなぁ~ふふっ」
「おい」

口をωにして顔をほころばせる沙織に軽くチョップで小突きを入れ、沙織はてへっと舌をちろりと出す。
死ぬほどあざといが、加奈子の次ぐらいには似合うから困る。いや、麻奈実とタイぐらいか?
そんなことを居間のソファに体を預けながら考えていたところ、

「……また他の女の子のこと考えてました?」
「別に?」

こういうことには意外なほど鼻が鋭い奴だったりするのがこの沙織である。
なぁにぃ聞こえんなぁとばかりに目を上に泳がしてわざとらしくうそぶく。

「……新垣、あやせさんでしたっけ?」
「―ッ!?」

未知の角度からの追求に思わず背筋が凍った。
なんでそんなことを……と訊こうとしたが、それでは自白したようなものだと思いとどまる。

770: ◆XUsplk79ik
11/11/26 14:02:59.78 9zd+Wok+
「『最近友達の―あやせって言うんだけどさァ―の様子がおかしいのよね。
そんで聞いてみたら”今度の休みにお兄さんと久しぶりに会うんだよ”って返ってきてさ。
あのバカに釘刺しておいた方がいいんじゃないの?』って匿名希望の方から投書を戴きまして」

ご丁寧に口調までトレースしてくれたおかげでバレバレである。
あ……あんのバカ妹がぁーッ!!と逆ギレしそうになったが、よく考えてみればこれに関してはあやせが軽率なだけで桐乃に罪はない。
ああそうさ、ばれなければ黙っておくつもりだったのは認めるよ。これに関しては完膚なきまでに俺が悪い。
って誰に言ってるんだろうか俺。

「別に京介さんが誰と会おうとわたしは止めませんよ?けども、彼女たるわたしには一言でも言伝してほしかったですね。
わたしの許可無く手を出していいのは桐乃さんと瑠璃ちゃんだけです」

あいつらならいいのかよ!と心の中で突っ込みながら、ばつの悪そうに俺は沙織を見た。
その悲しげな表情に、自責で思わず唇を噛んだ。

「いや、悪かった。ちょっと欲を出しちまった俺が本当に悪い。こんなできた彼女がいるってのにな」
「まったくですよ。
さて、話がまとまったようですし、コスプレでもしましょうか」
「えっ?」
「忍者のですよ。さっき言ってたじゃないですか」

そういえばそんなことも言ってたっけな……あまりの冷や汗にすっかり忘れてたぜ。

「忍者っつっても結構広い気がするが。ハットリ君のでもするのか?くの一はいなかったような……」
「ああ、それに関してはきちんとツテがあるので大丈夫です」
「ふぅん?すると俺は?」
「漆黒で構いませんよ。ちょっとした都合もあるので」
「うぅん、なんか面倒くs―」

にっこり。

「やらせていただきます」
「よろしい。それでは向こうで着替えてきてくださいな」

首を二度縦に振ってマンションの外に出る。
すっごいニコニコしながらキレるのがうちの娘の特徴でもある。というかやっぱあれ超恐ええよ!

771: ◆XUsplk79ik
11/11/26 14:03:29.56 9zd+Wok+
「この格好をするのも何度目なのかな」

というほど多くもない気もするが。最初に素顔の沙織を見た時から指折り数えられるぐらいか?
なんにせよ沙織に付き合わされて結構コスプレをしてきたが、これが俺に一番合っていると自分でも思うことはある。
沙織も『姉さんの旦那さんが元ネタ』だとか言ってたし、そのへん思い入れがあるんだろうかね。
用意の済んだ俺は元いた部屋の玄関に手をかけてノックをした。

「おーい、戻っていいかー」
「はーい」

許しを得た俺は取っ手を回してドアを開けると、沙織の意外な姿に心を奪われた。
くの一っちゃらしいんだが、黒を基調とした軽装で、沙織の豊満なボディが余すところなく表現されている。
ってかこれは……

「……SO(ステラ・オーシャン)3のクレア?」
「ご名答!どうです?似合いますか?」

ふわっと一回転して腰を低く落とし、右手を閉じたチョキの形にして口元に寄せる。
元のキャラが貞淑で温和なグレーの長髪ということもあってか、はまりすぎて怖い位である。

「―いや、すっげえかわいい」
「ふふっ、お褒めに預かり光栄です。京介さんも良くお似合いですよ。さあさあ中へ」
「お、おう」

語彙力のない自分が恨めしいが、あげつらった言葉も変だと自己弁護してみる。
そうして忍者というか隠密に導かれて俺は部屋の中に入ったのだが―

772: ◆XUsplk79ik
11/11/26 14:03:55.08 9zd+Wok+
「……なにこれ?」

部屋の中には縄に鞭といった―いわゆる、そういう系のシロモノ?が並べられていた。
というか、こんなのが部屋のどこに隠されていたのかという疑問もあるが、

「隠密といえば捕縛、尋問じゃないですか。だから京介さん、お願いしますね」
「いや、その理屈はおかしい」
「わたしは夜魔の女王の放った斥候という設定でお願いします」
「人の話を聞け!」

そもそも漆黒はダークヒーローではあるがそんな趣味はないと思うんだが。
黒猫に聞かせれば「漆黒はそんなこと言わない」とか一蹴されそうである。

「大丈夫です、人は誰しも暗黒面を持ってるものですから。さあ!京介さん」

やけにノリノリで怖いぐらいの沙織さんがちょいちょいと手招きをしてくる。
そのやたら扇情的な仕草に思わず俺も劣情を煽られてきた。

「……なに、そんなに俺にやって欲しいの?」
「……京介さんじゃなきゃ頼みませんよこんなの。言わせないでください恥ずかしい」
「わ、わかった」

好いた女にそこまで言われたら据え膳ってレベルじゃあるまい。覚悟を決して俺は沙織を縛りにかかる。
ご丁寧に部屋周りには引っ掛ける用のフックみたいなものがついていた。
世の中には色々便利なものがあるもんだな……と変にしみじみと思いながら縄を結っていると、

「あ、そうそう京介さん」
「ん?」
「この衣装、別に破っても構わないんで。脱がしたいならそれでもいいですけど」
「……」

けろっとした顔で言い放ちやがる。
こいつ、たまに痴女の素質があるんじゃないかと疑わざるを得ない時があるんだよな。
嫌いかと言われればうん、大好きSA!と答えるところだが。

773: ◆XUsplk79ik
11/11/26 14:04:30.83 9zd+Wok+
薄暗い部屋の中、両手両足を部屋の壁と縄で拘束された女が一人いた。

「ここは……?」
「ようやくお目覚めかね」

そこから姿を現したのは、黒いマント姿に身をうつした漆黒―つまり俺だった。

「女王の為に御苦労様、と労っておこうかな?」
「下種が……一思いに殺せ!」
「殊勝な心がけだが―その容姿、殺すには惜しいのでな」
「なん……だと?」
「要は、俺の女になれ、ということだ」
「ふざけるな!誰がそんな……」
「そうだ。その強気な態度。それが実にいい。
まあいい、俺の手でじっくりと俺の味を教えてやる」

我ながら歯の浮くような台詞だが、いわば小芝居のようなものなのだから気にしたら負けだ。
沙織もそのへんがわかっているからこそ余計なことは言わない。
彼女に下種とか言われると地味に傷ついたりもするんだが、まあいい。今はとにかく雑念を捨てることだった。
俺―漆黒は徐に彼女の首筋を掴み、強引に唇を奪った。

「―んッ!?」
「俺謹製の媚薬だ。割と即効性だぞ。さて、次は―」

力いっぱいに首元から忍装束を引き千切る。
見た目よりも割とやわい作りだった。そういう意図だったと内心苦笑せざるを得ないが―
その何度見ても飽きない大きな双球が外気に晒され、俺は生唾を飲み込んだ。

「普段の力さえ出せれば……貴様なんぞに……!」
「その縄も貴様等の力を削ぐように出来ているのでな。無駄なあがきはよすことだ」
「くっ……」

いかにも悔しそうな素振りで俺を睨み付ける。
なんかどこかで聞いたようなセリフだが、今は考えるのはよそう。
漆黒はこね回す様な動きで両手を胸へと動かし、乳首をきゅっと摘み取る。
時に強く、時に優しく。

「うっ……ああっ……」
「どうだ、愉しくなってきただろう?」
「だっ……誰が!」
「そうか。では、こちらも味わうとするか」
「あっ……」

残っていた衣装を股の下まで裂き取り、残っているのは白いショーツ一枚となった。
そこをショーツの上から丹念に舐め回す。
女の体が電撃を受けたようにビクンと跳ねた。

774: ◆XUsplk79ik
11/11/26 14:04:55.71 9zd+Wok+
「ああっ……ひ、卑劣な……」
「お仕置きに汚いも何もあるまい。現にお前のここは悦んでいるぞ?」
「き……貴様の薬のせいだろうっ」
「ん?言っている意味がわからないな。あれはただの栄養剤だぞ」
「なっ……」
「お前は自分が快楽に溺れていると認めたのさ。それが真実だ」
「姑息な真似を……!」
「何か違いがあるのか?違わないさ、ははは」

残ったショーツも破り捨て、露になった秘所に人差し指を滑らかに差し入れる。
今だきつさを失わないそれはまさしく名器と呼ぶにふさわしいだろう。
そしてそれがある一点に到ったとき、

「んっ……くっ…あっ…あ…あああああっ!!」

体をバイブのように著しく痙攣させ、目の前の女はイき果てた。
あ、そういやバイブ使うの忘れてたな。まあいいや、俺ももう我慢できん。
ヒャア、がまんできねぇ0だ!

「ま……まだ……!」
「心までは屈さぬか……ますます気に入った。まあいい、夜はこれからだ。じっくりと可愛がってやろう。まず一発目を受け取るがいい」
「な、何を!」

漆黒は名も知らぬ女の腰を持ち上げて後ろ向きにさせると、むき出しにした性器をそこにあてがった。

「やっ……やめろッ!?」
「悪いが、それはできない相談だな」

あくまで余裕そうに、漆黒はずぶりと思い切り差し入れた。


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