11/10/22 18:34:57.02 HbOBzmh7
友里の頭を掴み、そそり立った陰茎をストロークさせながらジーノが眉を寄せる。
数回、友里の頭を揺するようしてジーノは目を細めるなり下を向いた。
「出すよ」
「んんっ」
友里の口に出されているであろう熱く苦い液体を想像し、下半身が疼いてくる。
私はズボン越しから秘部にそっと指を這わせた。
「はあはぁ・・・・・・」
横を向いた友里の唇から精液が垂れて床と白いシャツに染みを作っていた。頬が荒く染まっているのが悩ましい。呼吸を整えている友里に対し、ジーノはあーあと呟く。
「駄目じゃない。口を離すなって言ったよね」
さすがは王子、いつもながらのKYだわ。私だったらそんな男は張り倒しているかも。友里もやはり批難するような口調が癇にさわったのか、むっとした声で
「はぁ?・・・・・・・王子さぁ、あたしを奴隷みたいに扱わないでよ」
友里の言葉にジーノはきょとんとしている。そしてさも心外そうにジーノは演技がかった風に首をすくめた。いちいちキザっぽい仕草をしなければ気がすまないみたいね。それから友里の目線までしゃがみこむと、ぽんぽんと軽いノリで頭を撫でた。
「やだなぁ、君はかわいい飼い犬だよ。バッキーと違ってまだかなり反抗的だけどね」
「か!飼い犬って・・・・・・」
ジーノは友里の体を軽々と持ち上げて自分の膝の上に座らせた。
「やっ!」
「ん?何だか膝のあたりがぬるぬるしているなぁ・・・・・・。もしかして友里ちゃん、感じたのかい?」
ジーノは意地の悪い笑みを浮かべて腰に回していた手を友里の股間の辺りに持っていく。
「んくっ、ひっ、ああ」
蕩けるような甘い声が部屋に響いた。ジーノの長い指が今、友里の中を蹂躙している。一方で片手で器用にワイシャツを脱がせていく。
乳房が露わになるとジーノは顔を寄せて乳首に吸いつく。友里が音白い背筋をのけぞらして喘いだ。
「駄目、そんなに激しくしたら・・・・・・・!やあああ!」
快楽の頂点に達した友里の体から力が抜けて、ジーノの胸板で荒く息を吐いている。ああ、すごく気持ちよさそうだわ。
ジーノは普段より少し神妙な面持ちで、自分のユニフォームを素早く脱いだ。細身ながらもほどよく筋肉のついた体が現われる。その時、ジーノがこちらを見てにやりと笑った気がした。
「そこの君、覗き見するのはもう飽きたでしょ?」
ドアの隙間越しに完璧に目が合い、私は思わず後ろ手をついた。
友里が驚いているのを尻目に、ジーノはつかつかとこちらに歩み寄り見せつけるようにドアを開ける。でも私は逃げようとはしなかった。