エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目at EROPARO
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目 - 暇つぶし2ch169:名無しさん@ピンキー
11/12/25 18:59:22.21 jUQ4ADBq
ボディーソープでやハンドソープローションプレイねえ
それで粘膜擦られると死ねるけどね

170:名無しさん@ピンキー
11/12/27 21:23:00.13 xlW69lLt
>>167です。

>>168

回答ありがとうございます!
詳しく書いてくださり参考になりました!!
控え室ログのURL、こんな便利なサイトがあったとは・・・・・・・!
エディタについてはもちろん、他の項目も
興味深かったのでゆっくり目を通していこうと思います。

>>169

死!?ですか?

171:名無しさん@ピンキー
11/12/28 00:17:28.19 1OnNjxr6
URLリンク(detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)
こういう事じゃない。

172:名無しさん@ピンキー
11/12/28 01:09:26.09 yOzyq4Fq
痛いよ

173:名無しさん@ピンキー
12/01/14 19:34:48.49 zeqnPVfb
物語を書く上で、携帯電話がものすごく邪魔なアイテムに感じてしまう私は、
レベルが低いのだろうか。

174:名無しさん@ピンキー
12/01/14 21:30:22.59 VOGObRS7
どういう意味で邪魔なんだね?

175:名無しさん@ピンキー
12/01/14 23:40:20.30 zeqnPVfb
すれ違い展開を殺しちゃいません?

電源切るとか着信拒否もありますが、意思次第でいつでも相手と会話可能なのは変わりませんし、
男女とも会話したいのにできない状況を作れなくしちゃうので、葛藤やすれ違いをサクッときっちゃうような…。
短編にはいいのかも知れませんが。

176:名無しさん@ピンキー
12/01/14 23:54:43.79 VOGObRS7
俺は高校時代から携帯が本格的に普及し始めた世代だから、
よく言われる「十円玉脇に積み上げて公衆電話で~」という感覚が分からないんだが、
そういうシチュが携帯の普及によって通用しなくなったということは理解できる。

けれども、推理小説のトリックとかと同じで、携帯があるからこそ書ける(書きやすくなる)シチュというのもあるはず。
例えばメールによるコミュニケーションなんかは、相手にいつ届いたかだけ分かるってので、
「ちゃんと読んでくれてるか、伝わっているのか」という独特の焦燥感があるし、
エロパロ的には、携帯の持つお手軽なカメラ機能やレコーダー機能は、プレイの幅を広げやすくなる。
(携帯が無かったら、写真を撮って脅すとか、結構敷居の高いシチュだと思う)

通話機能にしても、「会話は(技術的に)可能だけど、心理的にできない」とか、
「いつ電話かかってくるんだろうな」とかってシチュが書きやすくなった。
固定電話とはまた違った趣があると思う。

とりあえずSSをかく上で携帯を邪魔と思ったことはないな。
まぁ、邪魔なら時代設定を普及前にするって手もあるし。

177:名無しさん@ピンキー
12/01/15 10:53:50.61 QZP4GxUL
>>175
こう言っちゃなんだけど、携帯普及以前の「恋愛物語」で時間が止まっている気がする

>>176氏の言うように携帯時代でも形を変えてすれ違いはあるんだから、
そういうエピソードを収集して自作に生かせば良いと思う

もしくは、片割れを「携帯はプライベートでは使わない」てな男or女にしてしまう
実際そう言う男性は何人か知っている(現代社会では変人扱いされかねないが、普通の人)

178:176
12/01/15 21:59:11.37 eJZXriTn
私も高校の頃は携帯は持ってるのが普通な時代なんですが、
ファンタジー系の二次ばっかり書いてて、最近現代舞台のものを書いてみたら、
結構邪魔だったので、他の人はどう思ってるのか聞いてみたかったんです。

それまでは気付かなかったんですが、最近の少女漫画でも主人公が(スタート時点では)
携帯を持ってなかったり、特殊な事情(経済性、家柄、ポリシー…要は変人ですね)によって、
男女どちらかが持っていないパターンが結構あるのは、やっぱり邪魔だからかなぁ…と、
なんとなく思った。

少年漫画のラブコメのキャラは、大抵デフォルトで持ってないですよね(偏見?)。

179:名無しさん@ピンキー
12/01/15 22:07:57.11 eJZXriTn
すみません。上のレスは名前欄間違えました。
175でした。

180:名無しさん@ピンキー
12/01/16 01:39:14.74 ut9NF7vI
ジャンプでもマガジンでもサンデーでも普通にもってるね。
そういうすれ違いはなんらかの原因で一時的に気づかないってしてると思うよ。
バイトとか部活とか外せない用事があるとか。
当たり前にやるべき事があるキャラなら携帯が噛み合わない瞬間も生まれるだろうし
逆に毎日電話するようなキャラならすれ違い展開自体が生まれないんでは。

181:名無しさん@ピンキー
12/01/16 17:39:30.29 Q76/43yT
あとはあれかね。瓶詰めの地獄とか読んでみるといいよ。
瓶に入れて流した手紙の形式をとっちゃいるんだが、

・冒頭でその手紙は届いていないことが示唆されている
・『最後の手紙』や手紙の書き手の行動は、届いたと思って行われたもの
・届いていないとすれば、その行動の切っ掛けは何だったのか

ってのが、素直に読んだ時に読み取れる部分でね。
これはそのままメールに置き換えられるはず。

ちょうど携帯が一般に普及し始めた頃に学生だったんだが……
人がもうひとつ急くようになったのは携帯のせいだと思うし、
連絡の取りやすさは尋常じゃなく容易になったかわり、「行き当たりばったり」が増えたし、
恋愛モノに絞れば、会えない時間に対する構え方は確かに変わった。
ただ、ひっくり返せばそれだけの違い(確かに行動描写においては大きな違いだけどね)でしかないかな。

182:名無しさん@ピンキー
12/01/16 23:59:06.89 +KZdbfx8
面倒くさいことを機械があっさり片付けてくれるとおもいきや、
いつの間にか仕事どころか恋愛まで機械に合わせてやることになってしまったでござる。

183:名無しさん@ピンキー
12/01/19 21:51:30.37 lzkrSBCH
たまにはage

184:名無しさん@ピンキー
12/01/19 22:26:02.56 gFvvOK8K
今は無い乙女ゲーム()のスレで、最初年上女×女でのちのち年上女の兄×女になるエロエロ小説書いたら叩かれた。
たかが女同士が69でprprしてるだけのクソ小説に、場外乱闘までして頭ごなしありがとうございます。


その乙女ゲーム()スレには、ピンク難民板に出張スレまで在って、
スレ住民全員が本スレに投下された小説の悪口をあまさず言うシステムが確立していたと知ったのは、
投下したあと本スレに嵐がその悪口スレのURL張ったときだった。

185:名無しさん@ピンキー
12/01/19 23:27:43.02 7UHwjfwy
そりゃ乙女ゲーで百合とか男女とかやったら叩かれるに決まってる
あんたの配慮が足りない、腐女子舐めんな

186:名無しさん@ピンキー
12/01/19 23:56:17.12 lzkrSBCH
愚痴る前にさあ投下してみろよ!おまえならできるだろ!

187:名無しさん@ピンキー
12/01/19 23:59:39.36 lzkrSBCH
>>185
いや、腐女子向けならエロパロではなく、ってのがだいたいの場合ローカルルールであるだろ。
しかもエロパロスレの多くで百合は許容傾向にあるように思う。専用スレがあればまた別だが……

まあ、荒らすのが前提のスレッドは忘れて自分でサイトやったりするほうが良いよってのは、今のうちに言っておく。
ここは最底辺だからね……

188:名無しさん@ピンキー
12/01/20 08:37:18.01 afjjai9t
>>185
自分も腐だけど、そういうことすっから腐女子は~とか色々言われるんだよな。
(185に言ってるんじゃなくて、叩いてる推定腐女子に言ってるからね。念のため)

百合だろうが調教だろうが、自分には萎えでも他人には萌えだとなぜ分からないのだろう。
特にこんな場所は色んな作品が混合してあってしかるべきなのに。
注意書きは必要だと思うけど、いちいち百合狩りとかしだしちゃう腐は本当に醜いな。
こういう事いうと処女厨のキモオタだってそうじゃんみたいな反応するけど同じだよ。
同じくらいみっともない。同類として恥ずかしいよ。

女とか男とか関係ない。
独りよがりで偏狭な奴の言動は見るに耐えない。


189:名無しさん@ピンキー
12/01/20 10:01:43.88 kDK1mTHV
俺も常駐のひとつで♂×♀と♂×♂でスレの分裂騒動が起きてたなぁ。
途中まで争論見てたけど、ついに馬鹿馬鹿しくなって話題ガン無視してSSを投げ込んだのはけっこう痛快だった。

190:名無しさん@ピンキー
12/01/21 01:16:39.05 nnsbxQ+F
>>185
腐女子なめんなとかわざわざ言ってるのは、
乙女ゲー=BLゲーだと思ってるから?
残念ながら乙女ゲとBLゲーは違うから

191:風見
12/01/21 01:45:36.00 9SdbE8H7
なんで私のSSは素晴らしいのに、評価されないんでしょうか?

192:名無しさん@ピンキー
12/01/21 02:52:42.37 Yd3ecY5I
おまえが、「私は人とは違う」と思っているからでしょ

193:名無しさん@ピンキー
12/01/21 02:59:11.38 IkxJmA/D
エロパロスレで投下したSSである時点で、絶賛は決して得られないと考えるべきでしょう。
どうしても評価が欲しい場合は、まず自分の作品を「自作である」と考えることをやめましょう。
書いた後、2日、そのSSのことを忘れて生活してください。
その後、他人が書いたSSであるという前提でそれを読み返してください。

どうして自作が評価されないのか、という悩みには、自作を客観的に見返してみてください、以外の答えを誰一人持ち得ません。
客観視ができるようになってから、>>1(もしくはこのスレッドの>>5)に従って投下してください。

194:名無しさん@ピンキー
12/01/22 00:01:19.73 xXiybPtr
>>191は逆に面白い。
現実にこういう書き込みを目にする日が来るなんて、思っても無かった。

>>185
偏狭というか、勝手に後ろめたさを持って、勝手に攻撃的になってる人は見ますね。
同性愛は文化なんですけどねぇ。

195:名無しさん@ピンキー
12/01/25 11:35:31.73 WxgFsk3M
ageとく

196:名無しさん@ピンキー
12/01/25 11:41:51.35 WxgFsk3M
言っとくが、話題変更のためのageな。
叩かれたジャンルへの不満めいた雑談なんざ、不毛すぎだし、終わらん。
このスレで愚痴るなら、せめてジャンルによる書き方の違いで愚痴れ。

197:名無しさん@ピンキー
12/01/25 16:35:25.55 bOhEjVtG
キリッ

198:名無しさん@ピンキー
12/01/25 17:14:38.87 14LsNVkJ
マジレス推奨スレでキリッとかwww

199:名無しさん@ピンキー
12/01/25 17:32:16.36 YhuUmFxB
           (   )
           (     ) 霧ッ
           (      )


200:名無しさん@ピンキー
12/01/25 18:47:24.74 14LsNVkJ
>>199
意味が分かりにくくて靄っとしたわ

201: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:11:50.91 pbcplif1
前スレでSSを投下した者です。
お礼のレスをするのを完全に忘れていました、申し訳ありません。

以前受けた指摘を元に(スレリンク(eroparo板:495番)
いろいろ作品を書いてみましたが
どこまで質を向上させることができたか知りたいので、作品を投下させていただきます。
オリジナル、陵辱(若干アナルあり)、長さは15レス程度です。

202: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:22:28.14 pbcplif1
 変わり映えしない退屈な毎日にも楽しみはある、男は商店街の片隅でマッサージ店を営んで
いた。表向きは指圧を中心とした平凡な店だが、中学生と高校生は初回無料のうえその後も格
安料金ということで学生を中心に人気を集めていた。
「あ、あの……失礼します」
 ドアが開き、静かに閉じた。音のするほうを向けば、駅近くの中学の制服を折り目正しく着
こなした少女が、心なしか不安そうな翳りを見せて立っていた。
「おや、いらっしゃい……」
「……表の看板を見て、えっと、その……」
 柔和だが、気弱そうな淋しい目元が印象的な少女だった。平均的な身長に色白の肌、ふっく
りとした丸い頬にはあどけなさが残っていた。見たところは地味だったが、よくよく目を凝ら
せば、暗めの色気を含んだ男好きしそうな少女だった。黒髪は背中辺りまでの長さで後ろにま
とめており、光を弾く艶で満ちていた。長い睫毛の目はくりくりと丸く、小動物を思わせる落
ち着かない動きをするが、それが愛らしさを引き立てている。すらりと通った小さめの鼻に、
形のよい耳……やや薄い唇はきゅっと閉じており、少女の緊張が窺えた。
 視線を落とすと、軽く抱けばそれだけで折れてしまいそうな華奢な肩幅、制服の上からでは
まったくふくらみがわからない胸が見えた。利き手を隠す白魚のような細く長い指先は、所在
なさげに制服の裾を握り締めている。膝丈のスカートから伸びる引き締まったふくらはぎもな
かなかだった。
「ああ、マッサージだね……お嬢ちゃんは初めてかな?」
「…………はい」
「それなら今日はお金いらないからね、この紙にお名前とか、どういうマッサージをしてほし
いかとか、書いてくれるかな?」
 小さくうなずいた少女がゆっくりというより、おそるおそるといった様子で、紙切れを置い
たテーブルまで歩を進める。
「上着はここにかけてね」
 ブラウスの白さがまぶしい、目の前の少女は几帳面な性格ゆえか、皺にならないように丁寧
に制服をハンガーにかける。その間、ずっときょろきょろと目を走らせていたが。男はそれを
追いつつ少女の後ろに立った。
「ここに、名前と、住所と、電話番号……あとは、今の身体の具合とか……」
 備え付けの電話、古びたポスター、締め切ったブラインド、マッサージ用のオイルや薬品が
置いてある黒ずんだ棚、埃だらけのエアコン、そして奥にあるベッド……気弱な子なのだろう
と男は歪笑を浮かべる。

 形式的な説明をする間、男の目はくびれたウエストから一気に前に出た巨尻に集中していた。
プリーツスカートを押し上げる丸尻は左右の広がりも大きく、手を広げても余るだろう。さら
に、テーブルが低い位置にあるためお尻が後ろに突き出され、持ち上がった布地の奥にある丸
みと大きさはますます強調される。姿を見せた太ももも、お尻を支えるためかきめの細かい肌
の向こうにあるボリュームは、儚い外見とのギャップを感じさせた。
「市川、真奈美ちゃんか……可愛い名前だね」
「あ、ありがとうございます」
 男は真奈美の容姿、身体、匂いに深く魅了された。巨尻は特に男好みで欲情を煽り、ズボン
の中では早くもペニスが起き上がろうとしている。また、大人しそうな性格も背中を押してく
れる。強く迫れば途端に何も言えなくなりそうな、そんな雰囲気を纏わせており、それも男の
悪癖を目覚めさせた。理性は暴走し、気づけばカメラをスカートの中に差し込んでいた。
「……ここでされたこと、誰にも言っちゃいけないんですか?」
「ごめんね、特殊なマッサージだから秘密がばれると困るんだ……もし、君が誰かに話したこ
とがわかったら100万円くらい払ってもらわないとね」
 なぜ中高生に限り大胆なサービスをしているか、真奈美のような客を男が食い物にしている
からだった。気弱で可憐な少女を狙い、騙し身体を貪る……これが主な手口だった。その上で、
約束違反に制裁を与えることで少女の口を封じる、という卑劣極まりない手段で自分の身を守
ることも忘れない。
 話をしつつ、男は撮影した画像を確認する。画面を埋め尽くすのはブルマに包まれた大尻
だった。下着ではないのが残念だったが、お尻が窮屈な布地に押し込められ、かえって形を目
立たせており、食い込みからはみ出た生尻の白さもあってその光景は素晴らしかった。


203: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:23:55.76 pbcplif1
――――――――――――
「わかりました、誰にも言いません」
 問題になるのは困ると、疑いなく返事をしたところで、先生が不意に声を潜める。
「お尻が気になっているなら、特別なマッサージがあるけど……?」
 書き終わった紙を見ればわかることだが、コンプレックスを他人に明かすのはひどく恥ずか
しかった。細い身体から張り出したお尻は何をしても小さくならず、スリムに見えるジーンズ
でごまかそうとしたが、逆にむちっとしたラインが浮かんでしまい、じろじろ見られたり、声
をかけられたり、あげくに触れられたりといいことはまったく無かった。
「お尻だけ大きいと恥ずかしいでしょ? お嬢ちゃんさえよければやってみない?」
 躊躇はあった。しかし、自身ありげな先生の様子に、よさそうなら試してみたい気分にさせ
られる。
「……お願いします、でも……特別なマッサージって……?」
「服の上からお尻を揉んで代謝をよくするだけだから、心配しなくてもいいよ」
 触られると知り、鉛をお腹に呑んだ気分になる。ただ、羞恥や困惑の中にも期待があった。
本当にお尻が小さくなるなら、少しくらい我慢しても……すがる気持ちがのしかかる鉛を溶か
す。
「はい、それではお願いします」
 真奈美は、ベッドへと向かう。薄汚れて隅に埃さえ溜まっている部屋だが、シーツは染み一
つ無く糊がきいており、その手触りが緊張を和らげてくれた。靴を脱いでうつ伏せになるとに
じり寄った先生がお尻に顔を近づける。

「お嬢ちゃんはどうしてお尻を小さくしたいのかな…………おっと、これは失礼だったか
な?」
「いえ………………えっと、男の人からじっと見られたり……あとは…………」
 話を聞くことでより的確なマッサージをするつもりなのだろう、と真奈美は解釈した。先生
の手はなぜかお尻ではなく、肩や腰、太ももやふくらはぎを指で押しながら前後する。温かい
指が触れるとそこが熱を帯び、言い知れぬ心地よさが広がる。湯加減がちょうどいいお風呂に
浸かっているようで、こわばっていた指や首筋も力が抜けていく。
「あとは……触られたり、とかかな?」
「……はい。た、たまにですけど」
 先生の指は一定のリズムに合わせて押しては引いてを繰り返し、肌の上を歩き、時には走っ
た。なぞられた部分が多くなるほどに肌には汗が滲み、ブラウスの中に蒸し暑さが篭り始めた。
「まあ、しょうがないんじゃない? これだけ立派なお尻ならね」
 先生の言葉に秘められた恥じらいが加速する、羞恥心は手が背中から腰、お尻に近づくにつ
れて増していき、知らないうちに身を捩り、指圧から逃れようとしてしまう。肉厚の尻はス
カートの中で大きく弾み、火照りかけた身体を動かしたことで、下着とブルマの二重の布で通
気の悪くなった双尻も汗でぬめり始めた。
「あふっ……そんな、ことっ…………んぅ」
 高ぶる気持ちを抑えようと、これはマッサージだからと必死に言い聞かせる真奈美。お尻を
……性的な部分を触られつつあることで、消え入りたい気持ちだけではなく、興奮に火がつい
た自分を戒める気持ちも湧き上がってきた。先生はマッサージしてくれているだけなのに、も
し変な気分になったことがばれたら……吐息が白くなるほどに肌は燃える、一方で背筋には冷
たい汗が走った。

――――――――――――
 いよいよかと、男は真奈美のお尻に指を這わせた。臀丘は丸々とたわわに実っており、まさ
に桃尻と言って差し支えなかった。感触も申し分なく、張りや弾力よりも柔らかさが目立ち、
少し力を入れるだけで簡単に形が変わる。遠慮なく沈ませた五指を不規則に動かせば、波打つ
凝脂が寄せては返し男の指を楽しませる。
「きゃっ……ああん、はうぅ」
 スカートも含めれば3枚の布を隔てているはず、にもかかわらず真奈美の声はすでに半オク
ターブほど上ずっていた。感度良好と当たりをつけた男は、広げた手のひらで真奈美の尻たぶ
をまさぐった。指通りのいいスカート生地の奥に若干のこわばり、その向こうに柔肌の息づき
……早く全てを脱がし、蕩けんばかりの生尻を堪能したい衝動に駆られた。
「おや、お嬢ちゃんはお尻が弱いのかな?」

204: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:25:39.01 pbcplif1
「……きゃふっ……違い、ますぅ」
 あらぬほうを見て否定しつつも、驚愕と当惑に隠れた快さを男は見抜く。鼻を後頭部やブラ
ウス一枚の背中に近づけると、発散する甘酸っぱい匂いによろめきさえ覚えてしまった。リン
スと石鹸の中にある少女特有の芳香に、股間はさらに熱くなる。
「本当かな? そんなに気持ちよさそうにして……いけない子だ」
 びくっと真奈美の肩が震えると、枕に顔を埋め始めた。二つに編まれた髪を上から下に指先
で整えながら、ほの赤く染まった耳たぶに鼻を寄せる。彼女は身を小刻みに震わせて擦り寄る
男をよけようとする。腰が泳げばぷるっと大きなお尻が手の中で暴れ、肉がぶつかり手指が沈
み込む気持ちよさを味わうことができた。
「お嬢ちゃん、これはマッサージなんだ……いやらしくなんてないんだから」
 はっと男を見て、真奈美は動きを止める。こめかみや頤の辺りにうっすらと静脈が透け、皮
膚がいかに美しいか物語っていた。切れ込みの深い双瞼と長い睫毛の先にある黒い瞳は、涙で
潤み、どこか夢心地にも感じられた。
「は、はいぃ……っ」
 桃色に匂い立つ眼の縁から頬を軽く撫でてやり、元の姿勢に戻るように促す。

 真奈美が姿勢を戻したところで、男はすらりとしたうなじを見ながらそっとスカートをめ
くった。
「あの……服の上からって……?」
「ブルマだって服だろう?」
 巨臀を包み込む濃紺色のブルマ、サイズは小さく悩ましくも淫らな曲線にぴったりと張り付
いている。本来は五角形に尻たぶを覆うはずが、隠しきれない尻肉がこぼれることで生地は鋭
角に持ち上げられ、三角形に近くなっていた。
 食い込みに魅入られた男は、汗ばむ手のひらを白衣で拭いながら、噛み付きたいほどにふく
れたお尻を緩やかに揉み始めた。上を向いたお尻は、空気が程よく抜けたゴムポールのように
指を埋もれさせる。布が一枚減ったことで柔らかさと温かさはさらに増し、触れる手には容赦
のない快感が注がれた。
「お嬢ちゃんの学校は……体育のときはブルマだったっけ?」
「……あん、ぅっ…………違います」
「そうだよねぇ、こんな大きな尻を見せつけられたら授業にならないからね」
 もっと嫌がられるかと思ったが、予想以上に真奈美は尻が弱いようで、伸びきったブルマに
皺ができるくらいに豊尻を揉み込んでも、腰をくねらせるくらいで目立った抵抗はなかった。
生来の気弱さと耐性のなさに助けられながら、男は叩きつけるような指使いでふっくらとした
お尻をぎりぎりのところで隠していたブルマを内側へと追いやり、生尻の露出を大きくした。
「はひゃっ、ん、ぁう……あ、はぁ」
 白があふれる尻山、直接触れればまさに天国だった。立派に実りながらもたるみは一切感じ
られず、肌の質感もシルク顔負けのきめの細かさを備えていた。その上軽い押し引きで張り詰
めた肉弾はふるふると揺れ、指に絡み、のしかかる。熟れた女性を思わせる頼りない柔らかさ
かと思えば、若々しい張りと艶も同時に感じ取れ、稀有なバランスの上に成り立つ極上の桃尻
としか言いようが無かった。
「おっと、ごめんね……今直してあげるから」
 本音を言えば、さらにブルマを持ち上げて露になった尻を爪が食い込むほどにわしづかみに
してやりたかった。しかし、あくまでこれはマッサージであり、性欲のままに尻を弄れば、い
くら従順そうな真奈美とはいえ、逃げられてしまうかもしれない。
 警戒心を解しつつ気持ちよくするのが先だと、男はブルマのゴムを手繰り寄せ食い込みを直
してやる。ぱちっと小さな音が立ち、引っ張られた布が尻肉を巻き込み、覆い隠した。

「ちょっと失礼するよ……」
 とはいえ、火のついた醜い欲望を押さえきることなどできずに、顔を巨尻に近づけてナイロ
ンの奥で蒸れた汗とフェロモンの香りで肺を満たす。これまで食い物にしてきた少女とは異な
る大きな尻と甘ったるい妖香に暴走しかけてしまう。
「えっと、これは……ひゃ、う」
「……近くで観察しないとどんなマッサージをすればいいかわからないからね」
 言い訳しつつ、視界を埋め尽くす濃紺の山に男は感動さえ覚えていた。視線を感じると、真
奈美が男を不安げに見ていた。ただ、その表情は明らかに弛みつつあり、白い額は汗ばみ、唾
液に濡れた唇はわずかにほころんでいた。汗で仄白くぬめ光る頬は、珠のように艶光りし、熱
による薄紅が彩りを添えていた。

205: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:26:34.66 pbcplif1
 目が放つ輝きは、動揺からか落ち着きを失っている。快楽を必死にこらえるが故の情緒的な
まなざしが、逆に朝露を含んだ蕾のような生々とした美しさを引き立てていた。
「はあっ、んん……ぅ、ひいあっ……」
 匂いをかがれ、尻を揉みたくられ、羞恥が頂点に達したか、真奈美の動きはますます激しく
なった。首を左右に振りたてて二つにまとめた髪を振り乱し、手はシーツを握り締め、腰はお
尻がぷるぷると弾んでしまうほどに捩っていた。尻弄を望んでいるわけではないだろうが、泳
ぐ仕草、鈍い乱れを放つ瞳は媚びて誘っているのではと錯覚しそうになるくらい妖しいもの
だった。
「ブルマも脱がすね。特別なマッサージなんだから……」
 理屈の通らない言い訳、しかし真奈美は喘ぐだけ……理性が失われる感覚に酔いつつ、男は
桃の薄皮を剥ぐように密着したブルマを引き下ろし、お尻をふんわりと覆う下着一枚を残した
ところで、再び巨尻を掴み、指や手のひらを沈ませる。
 こわばりを指に伝える化学繊維よりも、薄いコットンは生尻のふかふかとした心地をダイレ
クトに教えてくれた。また、優しく揉み解されたことで汗をかいているのか、ピンクの水玉模
様の下着には汗で湿っていた。
――――――――――――
「可愛いパンツじゃないか、お嬢ちゃんのお尻だったらもっといやらしいほうが似合うと思う
けど?」
 先生の指の動きがあからさまに感じられる。水玉模様をなぞるように円を描き、お尻の谷間
を指で擦り、かと思えば目一杯広げられた手のひらが尻山を左右に割り開いたりと、思うまま
にいたぶり続けていた。
「そんなこと、ないです……」
 本当にマッサージなのだろうかという疑問もあった。ただその考えも激しい羞恥と不安にか
き消され、正常な思考は徐々に失われる。真奈美の心中などそ知らぬ様子で、先生は開いたお
尻の谷間寸前まで鼻を近づけ、大きな音を立てて呼吸を続けていた。

「ん……これはたまらん、花屋の前を通るとこんな匂いがするような……」
「ひうっ、はあぁ……匂いは、関係ないです」
 息を吸った瞬間の冷たさと吐いた瞬間の暖かさが、先生の顔が近くにある事を実感させ、身
震いするほどの恥ずかしさと嫌悪感に、お尻を浮かせて顔を押し返す。反動をつけて押したの
で、顔にぶつかるたびにぽよぽよと尻たぶが弾み上がってしまった。
「むぐっ……くすぐったかったかな? 一生懸命になりすぎちゃったよ、ごめんごめん」
 顔にぶつけたときの感触がまだお尻の上に残っている。粘りつく吐息のおぞましさが、して
はいけないことをしているのではという気分を掻き立てる。もし、父や母が自分がされた事を
知ったらきっと怒るだろう。もし、友達がこの事を知ったら、明日から学校に行けなくなるだ
ろう……降り注ぐもしもが積み重なるごとに、真奈美の心は舞い乱され、この場から逃げ出し
たくなってしまう。
 反面、背中から腰にかけてぞくりと震えが走り、鳥肌が立つむず痒さが真奈美にほんの小さ
な暗い悦びをもたらした。この気持ちの正体はわからない、しかし心の奥底で芽吹いたそれは、
少しずつ膨らんでいき真奈美を戸惑わせる。
「んぅ……ひゃう、んんっ!」
 内心の葛藤は、這い回る手のひらに霧散させられた。深く沈む指、臀山を押しつぶそうとす
る手……痴漢もここまではしてこない。さらに、分厚い肉に埋もれた指は小刻みに振動を開始
し、大きなお尻は風に吹かれる木の葉のように翻弄させられてしまった。少し触られるくらい
なら、と安易な気持ちでマッサージを依頼した事を今更ながら後悔した。
「こうやってぷるぷるって揺らすと、いい運動になってお尻が引き締まるんだよ?」
 フォローのつもりなのかもしれないが、指の動きが激しくなれば、比例して後ろめたさも強
くなる。脳裏をよぎるのは、両親や友人の顔……それだけではなく真奈美自身の声も聞こえて
くる。それは後ろめたい気持ちよさを振り払おうとする理性そのものだった。
「んひ、っ……い、あ…………だ、め……!」

「おや、もしかして……変な気持ちになっちゃったかな? ごめんね……副作用みたいなもの
だから気にしなくてもいいよ」

206: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:27:19.59 pbcplif1
 先生の言葉に、これはマッサージだということを思い出した。マッサージなのに、変な意味
で気持ちよくなっている。自分が情けなかった……知らない男性の前でよがり、喘ぎ、感じ入
り……落ち着こうとしても、恍惚とした思いは膨らみ続け、お尻を揉みしだく手の動きが頭か
ら離れなくなる。
「でもね……あんまり大きな声を出すと、近くにいる人が勘違いしちゃうかもね。お嬢ちゃん
のエッチな声が気になって覗く人も出てくるかも」
「っ、ん……ぅ、えっ……そんな、やだぁ……」
 その言葉に不安になった真奈美は、視線を入口に移す。人の気配はないので安心するがいつ
誰が来るかわからない。知っている人が声を聞きつけて様子を窺ってきたら、首をすくめて怯
えの意を先生に表すが、指戯は止まるどころか激しさを増した。特に、皮膚の薄いお尻の割れ
目をすっと擦られると、それが呼水となり快楽の渦に飲み込まれそうになる。
「はあ、んっ、ああぁ……っ」
 誰にも気づかれたくない、その思いが真奈美を踏みとどまらせた。派手になりそうな嬌声は
口を手で押さえて封じたが、発散すべきエネルギーをかえって内に溜め込んでしまい、それが
神経を駆け巡り、身悶えしてしまう。
「感じやすいんだねぇ……これじゃあ、ちょっと痴漢されただけでいっちゃうんじゃない?」
 先生が顔に貼り付けた笑顔は卑猥で、どこか毒々しい。ただ、見ていると頭の芯がぼんやり
してきた。ぼんやりしているのは全身も同じで、シーツを握り締めていたはずの指にも力が入
らず、足を動かそうとすると妙にけだるい。
「痴漢なんて…………んんっ!」
 お尻の穴近くまで指がめり込むとそこに電気が走る。同時に、何かが内から外へ漏れ出した
ような気になる。生まれて初めて抱いた切なさを伴う愉悦に狼狽するばかりだった。

――――――――――――
 古びた室内には到底不釣合いな少女、密やかに咲く名もなき花を思わせる可憐な彼女には似
合わない大きなお尻を好きに弄る……男の征服感をこの上なく煽る行為だった。さらに、真奈
美の顔には嫌悪や拒絶ばかりではなく、当惑の中に法悦も見て取れた。顔は上気し、重たげな
瞼の次にある瞳は薄く照り光り、半ば開いた唇は荒く乱れた呼吸に小刻みに動いていた。
 中学生らしからぬ妖艶な翳りに、手つきは乱暴になり、下着もよじれて食い込むほどに二つ
の脂肪の塊を揉み潰してしまっていた。
「んううっ、痛い……です…………ぅ」
「ああっ、ごめんね。一生懸命になっちゃったよ……これもお嬢ちゃんのせいだ」
 責任を転嫁しつつ、今度は気味悪いほどに優しくお尻を撫で上げた。下着は汗を吸い込み、
濡れたコットンが手に吸い付く。肉が解れた巨尻は、熱さも柔らかさも最高潮に達しており、
蒸かしたての饅頭と勘違いしてしまいそうになる。
 真奈美の双山は、男にとってあまりに蟲惑的だった。可愛らしい下着を脱がしまろやかな円
を描く雪白の大尻をこの目で確かめたかった。言いくるめれば何とかなるだろうと、ふんわり
した丸尻を隠す下着のゴムに手をかける。
「さてと、パンツも脱ごうか……? 汗かいて気持ち悪いだろ?」
 悩ましい逆Sの字を人差し指でなぞりつつ、少しずつショーツをひき下ろす。張り出した
ヒップにゴムがめり込みわずかに引っ掛かりを覚えたが、力を込めて最後の砦の扉を開いた。
少しずつ生尻の深い切れ込みが姿を現し、匂い立つ透白の肌が男の目を遠慮なく射抜いた。豊
満な、色気たっぷりの球体に魅了されながらも、ゴムが尻山の頂点にかかったところで真奈美
の手がそれを邪魔した。
「……ええっ!? そ、そんな……だめ、です」
 制止の手も弱弱しく、歪ませた唇から発せられた声は震えている。臆病そうな子猫じみた顔
をし、上目遣いで見てくるが、男の嗜虐欲を煽るだけだった。
「でもね……直接触らないと効果がないんだよ? お嬢ちゃんも気づいてると思うけど……身
体、どんどん熱くなってるだろ? いっぱい汗をかくと、その分だけお尻が小さくなるんだ」
「本当、なんですか……?」
 つぶやく真奈美の目は次第に逃げ場を失った、追い詰められたものへと変わる。もう一押し
と、男は真奈美の尻割れをじかに擦り上げる、潤いを含んだ肉の重さと柔らかさが指の付け根
まで圧迫した。宛がう指を増やせば、湿やかな柔肉の心地をはっきりと味わうことができる。


207: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:28:09.61 pbcplif1
「ひゃん、うっ……! でも、恥ずかしい」
「恥ずかしいことなんてないさ、じゃあこうしよう…………目隠ししてあげるから、こうすれ
ばこっちからお嬢ちゃんのお尻は見えない。これならいいだろう?」
「…………目隠し?」
 男は一枚の布を取り出し、それを目元に巻きつけた。細かな目の先から真奈美の姿が見える
が、向こうからは目の動きは見えない。相手の女の子を安心させるためによくこの手を使って
いた。
「………………そ、そういう……ことなら………………」
 言い終える前に真奈美の下着を脱がす、全てを丸出しにしたからか、皮膚の表面が恥ずかし
そうに震えている。大きいながらも彫像と見まがうほどの均整に、男は一種の身震いをした。
華奢な背中、腰には釣り合いの欠ける巨臀だが、それが本人の可憐さと艶媚さをおびただしい
ほどに引き上げていた。
 目の粗い薄布など無いも同然で、迷い無く動いた男は、何一つ隔てる物のない真奈美のお尻
を広げた手で揉みたくり、手のひらで揺さぶり、叩くように強く撫で回す。手の動きに合わせ、
お尻は自在に形を変える。へこみ、持ち上げられ、潰され、寄せられ……至上の柔らかさの先
にあるぷるぷるとした水風船に近い弾力に男は酔いしれ、つんっと上をむいた尻山をひしゃげ
させることに執着した。
「はあっう、んん……ぅ、奥は、ああん、ひゃ、うふっ……」
 汗で粘り光る谷間に指を当て、山を左右に割り広げる。誰にも汚されていない清らかな乙女
の匂いが、汗のぬるやかな甘ったるさとともに鼻まで届けられた。そして、奥でひっそりと閉
じられているピンクの蕾に指を這わせ、細かな襞の震えを楽しみつつ、皺の一本一本まで指で
なぞり解す。
「ふええっ、そこ、は……っ!」
 時計回りに円周をたどる男の指は、ゆっくりと中心の窄まりに向かう。濃い桃色のそこは、
お尻の蕩けんばかりの柔軟性とは異なり、指を拒むように固く締まっていた。菊の蕾が花開く
瞬間を待ちわびて、人差し指で表面を穏やかに穿り返す。
「ああ、ごめんね……目隠ししてるから見えないんだ。でも、隅々まで解してあげないと…
…」

 やはり、尻穴に触れられる嫌悪感は強く、途端に真奈美が暴れだす。もっとも、身悶えする
ほどにむっちりと膨らんだお尻が波打ち興奮をそそってしまう。
「……少しだけ我慢してくれるかな? 芯からマッサージしないとだめなんだ」
 ほっそりした肩をすくめ、可愛らしい頭をうつむき加減にしながら、愛らしい白い手できつ
く握りこぶしを作る真奈美。よほど恥ずかしいのか、くぐもったうめきを立てながら身を反ら
そうとする。初々しい反応に欲望の火が燃え広がった男は、割り開いた左右の尻山に頬ずりま
でしてしまう。
 たっぷりとかいた汗が尻肉を覆い、肌触りを向上させている。しっとりとしたきめの細かさ
はどれだけ質のいい布でも真似できないほどだった。どっしりとした威圧感の中に潜む赤ん坊
の頬じみた弾力も男を夢中にさせる。
「あ、あっ……の、離れて、ください」
 至近距離から生尻を眺めれば、その迫力にしばし見入ってしまう。視覚だけでなく、立ち上
る淫猥な芳香も男の劣情をくすぐった。開ききった尻の割れ目に指を走らせ、中心にあるか弱
そうな菊門に軽く指を押し込むと、いよいよ真奈美の動きは激しくなった。
「んんっ! んふ、はあっ……ぁ、お願い、ですからぁ……こっち、だけは……」
 のた打ち回り、顔を押しのけようとする動きに邪魔をされる。だがうつぶせになった状態で
力が入るはずも無く、逆に押し付けた指が中に沈み込み、男を喜ばせる結果となった。
「ん、素晴らしいね……この締め付け」
 菊蕾の芯に迫った指を待ち受けていたのは、強烈な括約筋の締め上げだった。歯のない口で
しゃぶられるくらいだと思っていたが、真奈美が身体に力を入れており、食いちぎられるほど
の収縮感を覚えた。ただし、拒絶を示すのはここまでで、腸腔のふわっとした指触りと焼け付
く熱さに男は生唾を飲み込み、この字に曲げた指を肛奥へとくじらせる。
「は、うっ……ああ、ん、だめ、あっ、そこ、ぅ……っ、ああああん!」
 戸惑い、叫ぶ真奈美に、虐欲をくすぐられた男は、双臀を抱えて親指を打ち込み、第一関節
近くまで赤桃色の口にくぐらせてしまう。指先で腸内粘膜を撫で付けると、そこは触れると消
えてしまいそうな、繊細なつくりになっていた。

208: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:28:44.11 pbcplif1
――――――――――――
 エスカレートする先生の行動に、真奈美は尻の動きを倍加させて対抗する。暴れるというよ
り、くねるにとどまる動きでは逃げられるはずもなく、触られて口を開いた尻穴に先生の指が
深く潜り込んでしまう。身体で最も目を避けたい部分であることから、羞恥は加速し、茹で上
がるくらいに顔が熱くなった。だめなのに……と強く念じるのだが、これまでの尻揉みで脱力
した手足では、振りほどくことはできなかった。
「あ、んっ……お願い、やあ、だ……っ、は、ああ、んっ……指、が…………」
「我慢するんだ、もうちょっとだから」
 本来、何かを入れる場所ではないその部分の違和感はおびただしく、汚いという意識から
マッサージで薄れた嫌悪感が再び頭をもたげ、剥がれたはずの薄皮が心を再び覆い始めた。だ
が、他人には見せられない格好で他人には触れられたくないところに指が届いているにもかか
わらずその恥ずかしさが気持ちよくなりつつあった。秘密の内緒話をするときのような、後ろ
めたいが心が湧き立つ瞬間……罪悪感に似たものが全身を駆け巡る。
 ひとたび内心が切り替われば、恥ずかしさがさらなる快楽への誘因となった。いけないと思
うにつれてお尻はひくひくと痙攣し、窄まりは深く差し込まれ、前後に蠢く指を受け入れてし
まう。恥辱に満ちた行為を止めるだけの力は、すでに失われていた。
「ふあっ、あああぁ……だめ、ひうっ……ん、っ」
 身をくねらせ、両手で顔を覆いながらも、自然とお尻は高く上がり脚も開かれる。それに
乗った先生の指が蕾をこじ開ける。背中も顎も反り返り、天井との距離が縮まった。
「だめ、なのかなぁ? お嬢ちゃん、ずいぶんと気持ちよさそうだけど……」
 指摘されると汗が噴き出した。先生はお尻を掴み、質感たっぷりの肉を波立たせつつ、後穴
をかき回す。にちゅにちゅと粘り気のある音が頭の中でざわめき続ける、撹拌された液体が
ローションのように指の動きを潤滑にする。そして、抽送が深さと早さに比例して悦びは大き
くなり、嫌なのだがしてほしいという矛盾した思いが胸中を支配し始めた。
「はあ、あっ、そんな……こと、ない……です、っ……んふぅ」
 このお尻は自分の物だといわんばかりの動き、それは二つの山だけではなく肉付きよく伸び
た脚にまで進んできた。
「脚もなかなか太いじゃないか、ムチムチで、すべすべで……」
 蛞蝓か蝸牛を思わせる指弄に、背筋が震えた。しかし不快感はなく、不規則に這いずる指先
が皮膚の薄い部分をなぞると両脚のこわばりも霧散していく。
 
 しかもその指は、もう一つの触れられたくない部分……蜜裂にまで足を伸ばそうとしていた。
いよいよマッサージとは関係ない部分に触れられかけるが、気持ち悪いといった感情はなく、
羞恥と期待と興奮が真奈美の心を埋め尽くす。快楽のうねりに流される自分の弱さも官能を引
き立てるきっかけにしてしまっていた。
「さあ、次はこっちだ……」
「ひゃ、ぁ……んはああっ、やっ、あ……ん」
 ついに、先生の指がひくついている複雑な部分を掃き上げた。お尻の深い切れ込みの奥に佇
む縦割れは、すでに露を置き始めており、菊窄をくじられたときと同様ににちゅにちゃと水音
が立つ。
「何だ、もう濡れてるじゃないか……まだ子供のくせに、ずいぶんといやらしいんだねぇ」
 生温い蜜をこぼす処女の艶貝の表面を先生の指が拭う、肩がいくらか浮き上がり、背中がし
なやかにうねると、丸々と膨らんだお尻も高く上がり、撫で抜ける人差し指に秘裂を強く押し
付けてしまう。にちゃり、ぐちゅりと音はさらに強くなった。
「あんっ、あっ、ぁ……う、ずっと、はふうっ、触られてた、から」
 指が退くと吊り上がった肩も戻り、薄れる陶酔に真奈美は安堵した。しかし、先生が眼前に
指を突きつけると、濡れた指の熱と匂いにふらつきを覚えてしまう。
「……感じやすくてスケベなお嬢ちゃんには、サービスしてあげようかな?」
 指が一本増えると、根元から揉みこむように突起に触れてきた。肉の芽に刺激が与えられる
と、その部分を起点に電気が走り、膣口からお腹、頭の先まで、身体のありとあらゆる部分が
逆撫でられた。それはほんの一瞬だったが、指はクリトリスを弄りつつも、肉紐にへばりつい
ており、甘い痺れが余韻として残り続けていた。

209: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:29:34.20 pbcplif1
「っく、んううっ、ふ、あぁ……っ、い、いいです、はああああっ!」
 淫悦は寄せては返す波のように、絶え間なく真奈美の身体を揺さぶる。めくるめく痴辱の世
界に、瞼の裏では火花が飛び、ともに訪れた切ない被虐の感覚に身を浸らせた。

――――――――――――
 地味ながら整った顔には赤い恥じらいの花が咲いている。しかし、それ以上に今の真奈美は
牝としての快美を惚けた表情に滲ませていた。男はさらに覚醒を促そうと、露に濡れた楚々と
した茂みを掻き分けて指で襞を摩擦し、同時に上端の突起を弾き扱く。
「ひ、いっ……ああん、あっ、ああ! だめぇ、や、っ…………!」
 上下する真奈美のお尻を押さえつけたまま、男は秘密のむらがりに顔を寄せた。絹草は土手
を覆ってはいるものの、唇の周りにまでは及んではいない。たたずまいは淡い一方で、フェロ
モンの分泌する盛りの年齢なのか、吸い寄せられそうな不道徳な香りが毛穴や肉の裂け目から
立ち上っていた。
 割れ口も桜の落ちびらかと見まがうほどに初々しいが、一度開陳すると花園は淫らにぬめり、
花弁は獲物を待ち構える食虫花のようであった。呼吸に合わせて息づく桃色の膣穴には、複雑
で細やかな肉襞が絡み合っており、目線を張り付けるだけで深く割れた粘膜の合わせ目にある
肉翅が内側に引っ込んだ。未熟な蕾が綻ぶ瞬間を目の当たりにしようと男は濡れたビロードを
思わせるトロ肉に指で落書きを始めた。
「だめだよ、隠しちゃ……」
 こそばゆさを感じたか、真奈美が手で秘裂を隠そうとするが、それを軽く制する。鈍く淫靡
な光を放つ瞳は虚空を向いたままで、先ほどの抵抗は真に本意から行われたものではないと考
える。
 理性は拒むのに、肉体は受け入れてしまう。可憐で慎ましやかな真奈美らしい反応に、男の
征服心と劣情はさらに勢いを増す。巨大なお尻を掴み、浮き上がった腰部が露にする肉の狭間
に人差し指をさらに深く打ち込む。第一関節から第二関節に、指のほとんどを濡れ肉が包み込
んだ。軟弱で傷つきやすそうな粘膜は、その触れ心地からは信じられないほどの収縮を指にも
たらす。また、蜜溜まりを掻き出そうとすれば刻まれた段がぐねぐねと指に絡み、肉の洞窟さ
ながらの動きを見せた。
「おおっ、いい締まりじゃないか」
 熱蜜の海に指先を沈ませながら、もう片方の手で汗でぬめ潤うお尻を撫で、奥にある排泄孔
に指先を押し潜らせる。一方は指を舐め回し、他方は指に噛み付く……男はまったく異なる二
種類の締め上げを堪能した。

――――――――――――
「あはあっ、ああぁ…………」
 指の一突きが真奈美を狂わせる。肢体が身悶えるようにくねり、いつしか先生の服の裾を握
り締めてしまっていた。その動作を肯定と受け止めたか、指の撹拌はさらに激しくなり、洪水
状態となった肉襞から滴る膣蜜が先生の指を、シーツを、真奈美の心を汚した。
 喘ぐ間もなく指先の追撃は続く。親指が肛芯に入り込むと、二本の指がアナルと膣を隔てた
薄い膜を揉みほぐす。両穴は先生に穿られることで感度がピークに達してしまい、張り付き圧
搾する粘膜のおかげで動きさえも手に取るようにわかってしまった。
「だめ、だめ……こんなの、って……んふぅ」
 螺旋を描きながら弛緩のタイミングを狙って指がくぐり込む。溢れる愛液が摩擦と異物感を
和らげるが、狭隘な穴を押し広げられることに変わりはなく、刻まれた細襞の蠢動がわずかな
痛みを与える。
「いけない子だ……お尻の穴で気持ちよくなるなんて、人が来るかもしれないのにねぇ」
 菊穴を責める指も穴を掘り進めることで苦痛をもたらすが、先生の言葉に羞恥心も振り切れ
そうになった。もっとも、恥じ入るほどに顰めた眉も、噛んだ唇も緩み始め、真奈美は目を閉
じたまま、うっとりとした吐息を漏らしてしまう。羞恥が背徳を生み、背徳が疼痛を洗い流し、
最後に残った愉悦がここぞとばかりに全身に広がった。
「あ、うっ……あああん、はあ、ああふ、ぅ……んんんっ!!」
 恥骨を前後させたまま、真奈美はくぐもった叫びを轟かせる。淫裂から指が引き上げたが、
続けて肛門をくじり回していた指が入り込み、休む間を与えない。
「まったく、お嬢ちゃんは……さっきよりも濡れてるよ」

210: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:30:31.17 pbcplif1
 巧みな指戯に頭がふらつく、気を失いそうになりながら飛沫を立てる音に耳を傾ける。ぐ
ちゅぐちゅと粘る液体を突き捏ねる音は大きくなり続け、外にまで聞こえるのでは……と薄れ
る意識の中に不安がよぎる。しかし、菊壷と蜜壷を小突かれ、快楽の渦に誘われた今となって
は、その不安さえも気持ちよさに置き換わった。
「あ、あっ…………ああああーーっ!!」
 それはあっけなく訪れた、気をやるとともにぷしゅっと何かが噴き出し、頭がくらっと落ち、
目の前がうっすらと青くなる。手足は意思とは関係なく暴れだし、溺れそうになってしまった。

――――――――――――
 痙攣を続ける真奈美を男は満足そうに眺める。初心な少女に快感を与え絶頂を迎えさせたこ
とで、胃の辺りがぞよめく。もっとほしいという本能の囁きかけに異を唱えることもなく、ズ
ボンのファスナーを下げ、脈打つ怒張をさらけ出した。
「はふ、ぅ………………んんんっ!!」
 捩れた唇の上辺にある突起に亀頭を擦り付ける、膨らみきった肉粒から蜜芯へと位置を調整
すると、口を開けた襞が赤黒い兜に、自身の吐き出す涎を塗りつけた。
「も、もういいです……終わりに……ひああっ」
「そうはいかないよ、これからが本番なんだから。ここまでやって、初めてお尻を小さくでき
るんだ」
 もやのかかった真奈美の瞳に、怯えが彩られる。性感に浸っていたとはいえ、やはり経験の
なさからか目の前の少女は途端に躊躇し始めた。
「いや、っ……ああ、お願いです、やめて、ぇ……」
 強引に乙女の生花を散らすことはしたくなかった、何とか彼女からほしがるように仕向けた
いと、男は度重なる刺激で充血した聖裂を擦り立てながら真奈美の耳元に口を寄せる。
「……大丈夫、これはセックスじゃなくて、マッサージだからそんなに痛くないよ……さっき
よりももっと気持ちよくなれるんだけどな」
 たわむ巨尻を抱え寄せ、わずかに腰を沈める、ぴったりと閉じた肉の裂け目が掻き広げられ
るが、息づく洞窟は先端を押し返すどころかそれを受け入れんと口を開く。生来の淫らさに付
け込もうと、男はもう一歩だけペニスを進ませ、へばりつく蟲筒に切っ先を埋める。

「経験した女の子って、他の子よりもスタイルがいいだろう? お嬢ちゃんも、お尻を小さく
したいからここに来たはずだよね……」
「………………は、はい…………」
 本当に嫌ならもっと嫌がるはずだ、目の前にある快楽の荒波に押されるままに身を投じよう
とする真奈美に、男はさらに肉棒を前にやり、処女穴を貫く準備を済ませる。
「心配いらないよ、お嬢ちゃんが嫌ならすぐにでもやめてあげるからね」
「……っ、ああああ!! く、ぅ……いた、い……!」
 最後の一線を踏み越えるとともに、雫を纏ったとろみのある襞が一気に竿やカリ、亀頭に押
し寄せる。異性を知らない穴だけが持つ極上の収縮感に、男はしばし動きを止めて美酒と紛う
ほどの乱酔に全てを委ねた。
 名器はしばしば蚯蚓に例えられるが、真奈美のそれはどちらかといえば磯巾着に近かった。
精を搾り取ろうと熱いぬめりが上下左右から巻きつき、潤みを間に挟みながら蠕動を繰り返し
奥へと導こうとするのは、獲物を捕食する動きそのものともいえる。
「んあ、はっ! ひうっ、ああんっ、だめ、抜い……てっ」
 凝脂をたっぷりと敷いた巨尻を掴んで揺さぶり、前後に動こうとしたところで真奈美が裂痛
に悲鳴を上げる。欲望のままにストロークを深くしようとする衝動を押さえつけ、慣れさせる
のが先だと腰の動きを刻み、ねとついた汁渦の中をゆっくりと泳がせて、こわばる膣壁を解す
ことに専心した。
「んぁ、っ……うう、はあふ……っ、こんな、太いの……はあああんっ」
「入ってるだろう? さあ、もっと力を抜くんだ……」
 媚肉の合わせ目をくつろげ開き、肉刀で鞘を蹂躙する。吸い付く粘膜との触れ合いが、ぶつ
かり波打つ柔尻と相まって男に電撃的な快感をもたらし、律動も自然と速さを増していく。


211: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:31:26.06 pbcplif1
――――――――――――
 外にはしたなさが聞こえないように、両手で口をしっかりと押さえる。声は封じ込めること
ができても、総身を舐め回す痛みと、その奥から寄せては返す悦びの波に、口の端から喘ぎは
漏れ続けた。
「はうっ、んん、いう……っ、ぐ、ぅ……ふああぁ」
 声を出してはいけない、という思いはどうなってもいいという思いにかき消されそうになる。
それでも理性を保っていられたのは膣肉をえぐる痛みと、かろうじて脳裏に引っかかった羞恥
心のおかげだった。
 本当はいけないことなんだと思い、はしたない自分を否定することで法悦の蟻地獄から後ず
さろうとする。しかし、熱い煮え蜜を男性器が突き捏ねるたびに蟻地獄は大きくなり、真奈美
の心は追い詰められる。追い討ちをかけるように、一回、一回と膣内を突き上げられていくう
ちに、痛みは痺れに変わり、手付かずの膣奥は疼きさえ感じつつあった。
「んはあ、っ! だめ、だめ……ぇ、あああぁ…………!」
 貫かれる衝撃に悶えながらも、ちょっとした物音がした途端に目の前が真っ暗になる。恐怖
に白い歯を鳴らしてしまうが、身体は、みっちりと絡みついた鉄竿をさらに締め上げて、破滅
におののく心と真逆の反応を示していた。
「だんだんと慣れてきたかな? さすがに、そそる身体をしてるだけのことはあるね……」
 先生の言う通りだった。肉襞の引きつりは打ち込みにより解きほぐされ、肉筒は太竿の動き
に合わせて自在に形を変え、握り締めるような収斂とともにインサートを助長した。最奥近く
まで怒張が差し込まれると、むず痒さすら感じていた狭隘な穴底が、掻き広げられることによ
り周囲に鋭い痛みを巡らせるが、反面、耳の中に溜まっていた水がようやく抜けるような……
奇妙な気持ちよさが苦痛を上書きしてしまう。
「ひゃあん、っ! はあっ、ふあああっ、んあああぁ……」
 身奥を割り開く侵入物のたくましい存在感は、真奈美の葛藤にまで及び、それすらも手の内
に納めようとした。漣は、荒波に、そして嵐へと変わり皮膚の奥で吹き荒れる。
 先生も内心の変化を察したか、ついさっきまで穢れを知らなかった花穴にもかかわらず、猛
然とスパートをかけてきた。赤黒い棍棒は切れ込みを割り広げ、ぞよめき、うねくる襞を掻き
分けて進む。身体ごと貫かれる錯覚に襲われたが、苦痛はかけらほどしか残っていない。
「ああっ、ごめんね……お嬢ちゃんのオマンコが気持ちよすぎて、我慢できなくなりそうだ
よ」
「ん……ふっ、ああっ!! ああんっ! 壊れ、ちゃう……」

 恥じらいは薄れる一方で、あられもない声を上げ続け、乱れ狂う真奈美。鋭痛が散るほどに、
感情の揺さぶりも小さくなり、消えつつあった罪悪感が脳裏に靄を作る。恋人、結婚相手でも
ない、好きでもない相手とセックスをしている……という実感が今更ながら湧いてきた。
 かと思うと襞壷をかき混ぜられる愉悦が、申し訳ないという気持ちを吹き飛ばしてしまう。
それどころか、潜り進む、引き戻るペニスを温蜜で溢れた筒内が押しつぶし、にちゃりと追い
すがる感触が伝わることで後ろ暗さ、罪悪感、悲しみ、恥ずかしさといった気持ちが全て一つ
になり、牝の悦びとして全身を走り回り、肌を焦がす。もっとも、ふと我に返ることで再び負
の感情が波のように押し寄せてきたのだが。
「お嬢ちゃんも、結構感じてるみたいだね……嬉しいよ」
「はっ、ううぅ……あ、あああっ、はあああん!」
 打ち震える薄襞に絡みつく花蜜に助けられた肉兜はさらに奥へと突き込みを繰り返す。蛇腹
が縮こまった部分も肉棒の突端が引き剥がし、先へ進むほどに窮屈になる穴でも止まることな
くペニスを深く差し込んでいく。
「…………さてと、一番奥までしてあげようね」
 不意に動きが止まる、鳥肌が立つほどに優しく、温かい声……振り回された心が少し落ち着
いたが同時に嫌な予感が脳裏を掠める。
「…………? きゃあああっ!! ああっ、んああああっっ!!」
 腰を少し持ち上げられたかと思うと、亀頭が最奥にぶつかった。身体中を鞭で打たれるよう
な痛みにも似た一撃がみっちりと火照った肉体を包み込んだ。自分の意思とは関係なく身体は
激しく踊る、気絶しそうな衝撃が膣底から波紋のように何度も何度も広がった。それが広がり
きると、今度は陶然とした思いが心奥から染み出す。子宮口への突き上げに、快楽が見出され
つつあった。

212: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:34:48.62 pbcplif1
「ふふっ……ここが弱いんだね?」
 穏やかな声の一瞬後、先生はさらに腰を前に出し切っ先を行き止まりに強く押し付ける。今
の真奈美には声も動きも抑えるだけの余裕は無かった。嬌声のオクターブは上がり続け、本当
に外に聞こえてしまいそうなのだが、口をふさぐだけの力さえ残されていない。

――――――――――――
 真奈美の悲鳴じみた鋭い声が、部屋の中に響き渡る。だがそこに恐怖や嫌悪は無かった、あ
るのはあさましい女の本能だけだった。肉体も剛直を歓迎し、奥の入口を突くほどに肉びらは
ねたねたと男根にまきつき、へばりついてくる。
 不規則な段を形作っている襞は実に精巧に作られており、抜き差しに反応して粘り気をひい
て吸い込んでくれる。そこに畳み掛けるように迫る噛み付かんばかりの圧迫が、それは生命の
躍動さながらだった。
「あ、ああっ、ああんっ! そこは、あああ、はあうっ!」
「大きな声を出せば、もっと気持ちよくなれるよ……」
 乙女の恥じらいなど捨てさせてやろうと、男は激しい抽送を繰り出しながら、親指をお尻の
穴にねじ込んだ。蠢動する膣内と同様に、こちらも息づきで指を迎え入れた。
「あひいっ! だ、だめ……ぇ、はあ、うっ、ぅ……」
 前後させる指のタイミングを変えつつ、肛穴と膣穴のリング状の締め付けを楽しむ。その具
合は対照的で、菊腔は一つの狭い輪を潜り抜けると中は緩やかに包み込むのに対し、淫腔は肛
門に比べると円環そのものは大きいが、それがいくつも並び、竿にも亀頭にも休む間を与えな
い。
「お、お嬢ちゃん……そんなに…………ううううっ!」
「あ、んっ……はあっ、んんんんうっ! だ、だめ……」
 拒絶の言葉がさらなる収斂をもたらし、ぎりぎりまで溜め込まれた器に最後の一滴がもたら
された。さすがに中に出すのは危険だと、男はペニスを引き抜いた。うめきを上げて間もなく
怒張した肉塊から熱い精液を迸らせて、目の前にある真奈美の巨桃に浴びせかける。
 襞蟲の締め付けに包まれながら射精できなかったのはやはり残念だったが、煮えたぎる性欲
を一気に放出したことで、弛緩する筋肉がもたらす最上の快楽と達成感に、男はしばし酔いし
れた。

――――――――――――
「あ、ああああぁ…………」
 大きく開いた真奈美の口から上がったのは歓喜の声だった。先生の一突き一突きが異次元の
快美をもたらし、あっという間に絶頂まで引き上げられてしまった。
 おびただしい量の精が吐き出されるとともに背中も顎も大きく反り返り、視界が真っ暗にな
り、何も聞こえなく、何も感じなくなってしまった。
「…………はあ、うっ……ぅ」
 次に全ての感覚が戻った瞬間、真奈美の身体は激しく痙攣する。眉間に皺を寄せて虚ろな視
線を宙にさまよわせながら、五感が戻った刹那に身体を包み込んだ例えようのない心地よさに
全てを委ねた。絶頂を迎えた余韻からか、身体全体が性器になってしまったかのような刺激は、
媚悦に塗り替えられていき、最後に残った理性も、罪の意識も、何もかもを吹き飛ばしてしま
う。
「これは……一度や二度じゃあ収まりがつかないな……」
「……ぁ、ん…………っ!」
 身体がくるりと反転させられると、直前まで肉筒を貫いて自分を狂わせた長大な竿がそこに
あった。先生はためらうそぶりも見せずに腰を沈め、散らされた肉花の中心に向かって亀頭を
没入させた。
「ふあああ、ぁ…………っ」
 今の自分にこれを拒むことができなかった。先生の射精と同時に与えられたオルガスムスが
真奈美の心境に変化をもたらす。拒絶や羞恥は、受容と愉悦に……中学生なのにセックスをし
ているという現実も、さらなる深みに身を浸らせるための誘いでしかなかった。
「……もう一回、いいかな? お尻ももっと小さくなるよ……」
「………………は、はい」
 ただうなずくことしかできなかった。

213: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:36:02.80 pbcplif1
以上です。

214:名無しさん@ピンキー
12/01/29 16:30:45.58 aux3OEvA
あげとこう
お茶どうぞ つ旦

215:名無しさん@ピンキー
12/01/31 23:20:18.72 B68o9KCf
>>213
まずひとこと言わせて貰うと、長い。
メリハリのない展開に、3レス目くらいで自分は限界。

自分の常駐でもこのトリ見かけたんで、本人は真面目に書いてるのかなあ…と思うけど、
正直嵐かと疑うレベル。いまも若干疑っているが、本人は真面目と仮定してレスしておく。

1.描写がいちいち長い。の割に情景が浮かばない。

> 柔和だが、気弱そうな淋しい目元が印象的な少女だった。平均的な身長に色白の肌、ふっく
>りとした丸い頬にはあどけなさが残っていた。見たところは地味だったが、よくよく目を凝ら
>せば、暗めの色気を含んだ男好きしそうな少女だった。黒髪は背中辺りまでの長さで後ろにま
>とめており、光を弾く艶で満ちていた。長い睫毛の目はくりくりと丸く、小動物を思わせる落
>ち着かない動きをするが、それが愛らしさを引き立てている。すらりと通った小さめの鼻に、
>形のよい耳……やや薄い唇はきゅっと閉じており、少女の緊張が窺えた。
> 視線を落とすと、軽く抱けばそれだけで折れてしまいそうな華奢な肩幅、制服の上からでは
>まったくふくらみがわからない胸が見えた。利き手を隠す白魚のような細く長い指先は、所在
>なさげに制服の裾を握り締めている。膝丈のスカートから伸びる引き締まったふくらはぎもな
>かなかだった。

ヒロインの外見描写に何行かけてんだよ! 読者が読むのは三行が限界だよ…そのうえ、我慢して
これを読んでもヒロイン像がさっぱり浮かばないんである。
あとで出てくるけど、ヒロインの特徴は『大きなお尻』じゃないんだろうか。
『大きなお尻』とは何かというと、普通は『大きな骨盤』である。その上に肉がついてるんである。
『大きな骨盤』を支える下半身は当然太く、そうなると上半身だけが細い子はそうはいない。
つまり『大きなお尻』を気にしてるほどの子は、全体的にぽっちゃり、ふっくらしてると考えられる
んだが、肩幅は細いし胸はないし、指は細いしそもそもどんな体形か混乱するんである。

全体的な雰囲気も、気弱そうなんだか淋しいんだかあどけないんだか暗めの色気があるんだか小動物みたいなんだか
書き出しただけでイラついてきた。いい加減に印象をまとめろよ!!

なんかよさげな描写を書き連ねてはいるんだが、それぞれがちぐはぐで、読めば読むほど混乱して
どんなキャラなんだか分からない。

この文章で10レス越えか…というだけで毎回、読むのを断念してるんである。

216:名無しさん@ピンキー
12/01/31 23:21:53.50 B68o9KCf
2.ヒロインが気持ち悪い

男性的に言うと、「このヒロインでヌきたくない」と思う。ざっと同じトリの作品を見て
(と言っても、毎回途中で挫折)みても。
ヒロインに人格があるように見えない。
清楚なんだかビッチなんだか分からず、何を考えて男を受け入れているのか分からず、
最後のあたり(大体飛ばしてラスト付近をまた見る)では何故か必ずデブのオバサンを
相手にしているような気分になってしまい、激しく萎える。
 
何故デブのオバサンのように感じるのか? というと、繰り返し読む苦痛に耐えられそうもないが、
生理的嫌悪を感じるはずの相手をなぜか(いつも理由が分からない)積極的に受け入れ、
喜んで快感を感じ、恥を感じないところかなあ。
身体描写もあとに行くほど「むっちり」とかデブを連想させるものが多くなっている気がする。
あと性器関係の描写がやたらと長年経験を重ねた熟女みたいな描写になっている。
若い処女の性器がそんなぐねぐね動くわけないだろ、みたいな。

ヒロインの魅力については、前スレでヒロインが「流されやすい」と評されていたが、そんな問題ではない。
ヒロインが毎回、オナホール以下だと思う。
男キャラのオナニーの進行具合に合わせて、キャラが入れ替わるのである。
登場人物がオナニーをしながら違うイラストを順に見ているような気持ち悪さ。
しかも最後はほぼ必ず、アヘ顔腹ボテダブルピースのような品のなさになってしまう。

自分の萌えは他人の萎えというので、萌え萎えを論じるのもどうかとは思うが、ともかく激しく
萎えポイントをついてくる作品だなあ~、と思って毎回途中で読むのをやめている。

例えば、陵辱と言うからには美しいもの、清楚なものを汚す喜びってのがあるが、途中で
ヒロインがデブのオバサン化してしまっては、逆レイプも同然である。
陵辱で快楽堕ちするなら、男側にそれなりのテクニックが要求されるが、毎回男キャラに
テクニックを感じない。ヒロインは最初はイヤイヤ言ってるくせに、何のテクもなく触られているだけで
なぜかどうしようもなく快感を感じ、理性を勝手に投げ捨て、中田氏すら受け入れるという、
?????な展開が多い。
ちなみにここで言うテクニックは、嫌がるヒロインをどう手懐けて快感に導くかという心理的なもの、
あるいはどう優位的立場に立つかという社会的なものである。手先のことではない。

217:名無しさん@ピンキー
12/01/31 23:24:17.28 B68o9KCf
3.ヒロインの行動がいつも変

まあ「人格がなく」「オナホール以下」と言っておいていまさらだが、大体男キャラに都合の良すぎる展開である。
今回の>>202>>212をみても、そもそもなんで中学生がこんなあからさまに怪しいおっさん一人
の店に入るのか、ワカランのである。
きょうびの中学生はこんなに騙されやすくないだろう…。
「口外無用」の段階で即逃げるレベルだろう…。
女の子が初めての店に入るきっかけと言ったら主に口コミだが、このおっさんの評判がいい気がしない。
「中学生と高校生は初回無料」も惹かれる要因じゃなく警戒する要因だろう普通…。




というわけで、最初の設定からして突っ込みどころが多いが、展開の勢いでその突っ込みどころを
カバーできるわけでなく、描写は毎回長すぎる上にちぐはぐ、どういうヒロイン像かよくわからず、
男のテクニックが描写されないまま、適当に撫でているだけでヒロインが勝手に快楽堕ちし、
経験のあるオバサンの如く性器をぐねぐねさせてよがり声を上げ、最後は男の陵辱行為を喜んで
受け入れる…というのがテンプレらしいが、このテンプレで楽しんでコメントをつける読者が
どこにいるかは知らない。


むしろ嵐か邪神としてわざとやっているのであれば、かなりのレベルとして逆に感心する。
萎えポイントをつくテクニックは毎回かなりのものである。

自分の常駐に同じトリで 2011/12/23 の日付で落とされた作品があった(御本人なら分かると思う)が、
あれほどあのスレ的に萎えポイントをてんこ盛りにした作品には久しぶりにお目にかかった。
しばらくなんでこんなに萎えるのか首をひねったほどである。
あと直前の話題でスレ容量がやばいと告げていたにもかかわらず、あっさりと埋め潰した空気読まなさ
にも感服した。

218:名無しさん@ピンキー
12/01/31 23:42:22.40 HDUSquuW
>>215
いつもの嵐だよ。マジレスすんな

219:名無しさん@ピンキー
12/02/01 01:36:56.59 AtTL5W2t
いつもの嵐は確かにこのトリの人に粘着してたが……
この書き込みがやつだとすると、トリップ割れたことになるぞ。
さすがにそれはないだろ。

220:名無しさん@ピンキー
12/02/01 01:47:10.54 AtTL5W2t
だけだと何なので、一応お茶うけも。

長い。
確かに長いんだが、多分、「言葉だけ」羅列して作ってるんじゃないかと思う。
その文字列が何を意味するのか、の想像がいまいちできてないんじゃないかな。
多分、だが。
【その文章(描写)の中でいちばんの肝はなにか】を把握するのが苦手なんじゃないかと思ったよ。

語彙とかは今はどうでもいいから、箱書きを覚えてみるといい。
詳しい内容は自分で調べて。

221:名無しさん@ピンキー
12/02/01 04:29:02.84 NcL69htV
粘着してる方がおかしいのはもちろんだけど
◆EqHQZWqzB.もググってみると問題行動の多い人のようだし
関係ないこのスレに火種持ち込まないで欲しい
荒らしに居座られると迷惑なんで、消えて


222:名無しさん@ピンキー
12/02/01 23:23:01.85 qVU/4C6t
う~ん、確かに読んでいて、「いつの間に先生に気を許したんだろう?」とは感じた。
小動物系なら尚のこと警戒心が強いはずだし、そこを拭う理由付けが無いと、
快楽に流される以前に生理的嫌悪で立ち止まるはずだと思う。

導入部の説得力は、>217の通りだとして、心理面では、
整体士が美形で疑問が芽生えるたびに微笑みで刈り取るタイプとか、
事前にサービスとして渡した飲料に媚薬が入っているとか。
あとは、一定以上施術が進んだ時点で、「ここでやめたら契約違反で罰金」みたいに脅すか。

オリジナル作品は難しいし、ご都合展開を完全否定すると、世の官能小説を全て否定する事になるけれど、
やっぱり多少の説得力は欲しいところ。

223:名無しさん@ピンキー
12/02/01 23:35:57.52 rHQIq67k
>>213
あんまりな言われっぷりに逆に興味が湧いて読んでみた。
結論から言うと、俺ならGJ書き込んでおく水準だと思う。興奮した。

良いところ。尻の描写に重点を置いた話の展開。
気弱な女に対して、羞恥心を煽る男の振る舞い。女の気弱な設定が生かされている。
初心な反応と巨尻のギャップ萌え。などなど、定番をきっちりと抑えている印象。

ただ、これはやめたほうがよい、という点も散見された。

まず、同じ対象物を指すのに、何種類もの名詞を使うことは、できる限り避けるべき。
例えばこのSSだと、犯している男を地の文中で示す際に、「男」「先生」という名詞を使い分けているが、紛らわしいだけ。
他にも男の陰茎を示す時に「肉刀」「鉄竿」「剛直」「ペニス」とか。
何を指してるか分からないってほどではないけど、わざわざ使い分けてる意図が不明。

次。文構成が読者に優しくない。例えば>>206から引用すると、

>可愛らしい下着を脱がしまろやかな円を描く雪白の大尻をこの目で確かめたかった。

まず、重文なら、主節と従節の間くらいには、読点なりコンマなりを打って欲しい。
また、この文には動詞が三つある。「脱がす」と「確かめる」は男がやる動作。「描く」は尻がやる動作。
でも文中だと「脱がす」「描く」「確かめる」という順で出てくるから、「男」→「尻」→「男」と、主語の交替が起きてる。
こういう主語の交代する文構成で、文中の主語を省略されると、読む側にとってはややこしい。
このSSの場合、登場人物が二人しかいないから何とかなってるけど、これ3Pとかでやられたら読者は混乱するよ。

224:名無しさん@ピンキー
12/02/02 14:43:58.50 LjI2COAR
>>221
いや、問題行動は特に見当たらんが何を指してるんだ?

225:名無しさん@ピンキー
12/02/02 14:54:55.11 YaVvG3Jn
別に長いことは自分は構わんし
描写の冗長さ以外は特に問題点はないと思う
もっとひどいのも結構ここで見ることもあるし

226:名無しさん@ピンキー
12/02/02 15:52:40.94 EgxPRmaS
評価依頼だけなら普段使ってるトリじゃなくてもいいのに
何で嵐を連れてくるようなことするかなあ
わざわざ荒らされに来てるようにも思うわ

227:名無しさん@ピンキー
12/02/02 16:22:08.68 VUQEg+ne
この作者に別分非があるわけではないが
なんでこのトリに拘るかは気になるわな

228:名無しさん@ピンキー
12/02/02 16:35:29.01 LjI2COAR
というか別にまだ荒らし来てないのにみんな敏感に反応しすぎじゃないのかなあ?

229:名無しさん@ピンキー
12/02/02 17:30:42.54 JeZ3x71U
粘着荒らしと書き手がいても、荒らしの方だけに年単位常駐されたスレなんだから、そりゃ警戒もするわ……

230:名無しさん@ピンキー
12/02/02 19:14:19.63 EgxPRmaS
>>228
前から散々荒らされてただろ、知らんの?

231:名無しさん@ピンキー
12/02/02 19:37:44.03 LjI2COAR
>>230
知ってるよ、しかし最近は完全スルーで対処してたでしょ
それに荒らしを呼ぶからって特定の作者を門前払いしていい理由にはなるまい、別にこの作者が何かをしたわけでもないんだし
ましてやここは邪神認定スレでもないわけよ
確かに粘着されてるのにトリを変えないのには疑問が残るけどさ

荒らしは過剰反応するから活気づくんだからこうやってわいわい言うのも荒らしの思うつぼなんじゃないかって思うのよ
荒らしはスルーするもんだし

232:名無しさん@ピンキー
12/02/02 19:58:26.54 YaVvG3Jn
ここは本来作品の批評をまったりするスレだから
来ても居ない荒らしについて議論するのはスレチかも知れんね

>>221が言うようにググってみたけど、◆EqHQZWqzB. は投下してるだけで別分荒れる行動はしてないわけだし
というか◆EqHQZWqzB. は投下して普通に評価してもらってるからここに来なくてもいいんじゃないのと思うけど
叩いてんの大抵あの粘着荒らしだけだし

この話題はそろそろ切り上げた方がいいかもしれんね

233:名無しさん@ピンキー
12/02/02 20:00:05.19 rewKtUZX
やるならこっちかな

エロパロ板の愚痴を吐け! 【十七言目】
スレリンク(eroparo板)

234:名無しさん@ピンキー
12/02/10 17:50:55.75 XxJ5t1vB
ごめんよく把握してないんだけど、何スレッドで圧縮とかあるのかな。

235:名無しさん@ピンキー
12/02/10 17:51:27.80 XxJ5t1vB
途中で書き込んでしまった……
保守のタイミング計るのに悩んだだけなんだ。ごめん。

236:名無しさん@ピンキー
12/02/11 17:41:56.45 joiZumDa
復旧レス

237: ◆EqHQZWqzB.
12/02/12 12:18:47.88 3aSiL9EH
私用でいろいろありまして返事が遅れてしまいました、申し訳ありません。
しばらく多忙な時期が続くもので、批評していただいた方に対するレスはもう少し後になりそうです。

ただ、自分は知らないうちにおかしな方向に進んでいたのではないか……ということを痛感しました。


238:名無しさん@ピンキー
12/02/12 14:24:31.57 6tgv4LGz
別に返しは義務じゃないが。

239:名無しさん@ピンキー
12/02/19 00:29:43.87 NB8R21cY
こんばんは。自分の書いた小説が今ひとつ上手くかけていなかったので、
批評をお願いしに来ました。
●傾向等 一次創作・エロなし・甘系のつもり
●レス数 1レス
●見て欲しい個所 説明不足・分かりにくい点がないかを特に見ていだだきたいです。
 あと、甘々系を目指して書いたので、ちゃんと甘くなってるかどうかも評価をお願いします。
●投下対象スレ 日本人×外国人スレ

----------------------------------
「今年のバレンタインデーも独りだったなクソ」
2月15日早朝。昨日の独りさびしいバレンタインを思い出し、俺は悪態をついた。
朝食をとるため台所へ向かおうとしたその時、
こんな早い時間には珍しく電話が鳴り響く。
受話器をとると、女性と思しき相手からいきなり告げられた。

「Happy Valentine's Day!! Can you guess who am I?」
「はぁ?」

まず、「私は誰かわかる?」とかいきなり言われてもわかんねーよ。
そしてなぜ英語だ。
どこから突っ込めばいいか分からなかったが、とりあえずこう返事した。
「Today is February 25th.」
「O, oh...」
恥ずかしそうな声を上げる女性。気まずさが受話器越しに伝わってくる。
あわてて俺は気にしなくていいと英語で伝えた。
すると、電話主はまだ気まずそうな声を出しながらも、もう一度尋ねる。
「Can you guess who am I?」
「ええと……Are you Elizabeth?」
エリザベスさんはイギリスからの短期留学生。
俺のダチの家にしばらくステイしていたが、つい先月国に帰ったばかりだ。
俺とは何度か話したことがあったが、ウマも趣味も合う美人だった。
「Yes, yes!」
嬉しそうに答えるエリザベスさん。

その後しばらく話しているうちに分かったが、エリザベスさんが今日になって
バレンタインの電話をかけたのは時差のことを忘れていたかららしい。
イギリスと日本はかなり時差があり、日本時間では15日の朝でも
イギリスではまだ14日の夕方である。
またイギリスでは、バレンタインで贈り物をするとき、わざと自分の名前を書かず、
相手に送り主を当ててもらう習慣があるという。
最初に名乗らなかったのもそのためか。

真相がわかり笑いあう俺たち。
しかし、エリザベスさんは突然笑うのをやめた。
そしてしばしの沈黙の後、彼女が口に出した言葉。

「Be my Valentine. ワタァシは、アナタを、愛してぇます。」
つたない日本語ではあったが、思いは十二分に伝わった
「I love you, too.」
こうして俺たちは付き合うことになった。海を越えての遠距離恋愛だが不安なんてなかった。

240:名無しさん@ピンキー
12/02/19 11:37:54.60 2szVHj+t
まず、投下されたらたぶん突っ込まれるだろうな、というところ。

>「Today is February 25th.」
>「O, oh...」

15日の誤植ですな。

>イギリスと日本はかなり時差があり、日本時間では15日の朝でも
>イギリスではまだ14日の夕方である。

中学校の地理の話ですが、日本と英国の標準時間の時差は9時間です。
早朝夕方といってもいろいろありますが、2月の日本の早朝ったら、英国では日が暮れてるんじゃないでしょうか。


●見て欲しい所について。
文章表現については、特に意味不明なところはありません。

話の展開は、ものすごく急激でよくわかりませんでした。
先月までの男と女の様子が殆ど書かれていないので、女がいきなり国際電話で告白し、
また男が即座に承諾するという流れが妥当かどうか判断できません。

●その他

>「Can you guess who am I?」
>「ええと……Are you Elizabeth?」

かつて意気投合した相手なのですから、LizとかBethとかElsaとか、愛称で呼んだ方がよそよそしくないと思います。

また、相手が英語でしゃべっているとしても、その台詞をそのまま英語で表記する必要性は無いと思います。
この文章は男の一人称で、男にある程度の英語力があることが分かっているのですから、
例えば、英語で喋られている台詞は、『』などを用いて通常の台詞と区別し、台詞そのもの内容は日本語で書き、
男が脳内で日本語訳したという体にしておく方が、読みやすいですし、書きやすいです。

241:名無しさん@ピンキー
12/02/19 18:34:11.46 qOKnodWR
特に気になった点を2つだけ。

1点目は、バレンタインデーを独りで過ごすような主人公が、数回会っただけの人に告白されたら、もっと動揺するのではというものです。
その点が違和感を生み出している可能性があるので、告白を受け入れる理由をより明確にしてみるというのはどうでしょうか。
2つ目は、この作品は一次創作なので、より話に引き込むために、キャラクターの性格や容姿の描写を濃くするべきという点です。
主人公は感情移入の対象だから省くとしても、ヒロインであるエリザベスさんがどのような人なのかは、更に説明してよいでしょう。
個人的には「俺とは何度か話したことがあったが、ウマも趣味も合う美人だった。 」の部分を詳細にして、上の二点を盛り込むとより良くなるのではないかと考えました。

242:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:14:23.40 2Bh1amh7
まず、シチュエーションはかなりいいです。

・男主人公は一人寂しくバレンタインデーを過ごし、既に翌朝。
       ↓
・と思ったら、イギリスから国際電話で告白が! あちらはまだ14日だった!
       ↓
・仲良くなる二人

プロットとしてはこうなるかと思います。最悪の状態だった男主人公が、海を越えての
愛の告白を受け、幸せになるというあらすじには萌えます。
時差があるからあちらではまだ14日、という特別な日の使い方もなかなかよいです。

しかし、よいシチュエーションを生かすための細部の書き込み、人物描写、人物関係、
心情描写ができていないと思います。

1.男主人公はヒロインをどう思っているのか

>受話器をとると、女性と思しき相手からいきなり告げられた。

>まず、「私は誰かわかる?」とかいきなり言われてもわかんねーよ。
>そしてなぜ英語だ。

>エリザベスさんはイギリスからの短期留学生。
>俺のダチの家にしばらくステイしていたが、つい先月国に帰ったばかりだ。
>俺とは何度か話したことがあったが、ウマも趣味も合う美人だった。

男主人公はヒロインのことを「ウマも趣味も合う」と言っているにもかかわらず、
つい先月帰国したばかりで記憶に新しいのに、「英語で喋る、女性の声をした誰か」
は「いきなり言われてもわかんねー」と思っています。
この表現は、男主人公にとってヒロインはたまに思い出したりするような間柄でなく、
友人以下、知り合い以下、「顔を知っている程度」であるという印象を受けます。
普通の日本人にとって、英語で喋る知り合いというのは稀なもので、英語で電話が
かかってきたりしたら、まず何をおいてもその知り合いのことを思い浮かべるのでは
ないでしょうか。
なのに「いきなり言われてもわかんねーよ」とまで言われてしまうとは、「失敗したな
ヒロイン…可愛そうに」と思ってしまいました。
ともかく冒頭で、「男主人公の中のヒロイン…薄っ!!」という印象を受けました。

その後も「ウマも趣味も合う美人」だけど、それだけの相手ってことでは? という印象を
拭えないまま、「I love you, too.」とか言っちゃうのです。
他の人も「展開が速い」と言っているけど、もしや男が物凄く不誠実で、とりあえず告られたので
相手は誰でもいーや、って感じで今後の苦労とかの検討をポイして何も考えずにOKしたのでは?
とすら読めてしまいます。

一応前書きに甘甘と書いてあるので、それはないと判断できるのですが…。

男主人公がヒロインに抱いている感情というものが「ウマも趣味も合う美人」だけで終わっているので
ともかく読んでいてなんで超遠距離恋愛をOKしたのか分かりません。



243:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:17:06.04 2Bh1amh7
やはり「男主人公は早朝に突然受話器から英語が聞こえてきても完全にヒアリングが出来ていて、
しかも女性だと判断しているほど『冷静』だが、最近知り合った英国人女性のことは思い出さない」
のではなく、
「朝早くわけの分からない電話がかかってきた…が、よく聞いてみると女の子の声だし、英語だし
(←英語であることも少し後で気付く)、もしかして…リズ?!」
くらいで始めていただきたいものです。
ちなみに上の方も書かれていますが、「エリザベスさん」という呼び方はどうかと思います。
向こうの人は、友人には愛称で呼ばせるという感じがしますし、日本語敬称の『さん』を
英語名につけて呼ぶというのは、英国人のほうからすれば違和感のある呼び方に見えますので、
やはり相手を「数回会っただけの人」「どうでもいい人」と程度に扱ってるのかも…と勘ぐりたくなります。

そして電話の相手がエリザベスだと分かったとき、何を話すのかで男主人公がヒロインのことを
どういう風に思っていたのか表現すべきです。
『エリザベスさん。今は15日です。そうですか、時差ですか。』
というのが英文で書いてあるのと、
『ええ?! ベス?! 元気? どうしたの電話なんかかけて! うちの電話番号…そっか
一回交換したんだっけね! きょうは15日だけど…。 イギリスは時差があるから
まだ14日か! でもベス、日本では今は15日の、早朝だよ~!!』
『えっ…、あっ…! やだ、わたしったら…!』
と、英語で話した内容を日本語に訳して書いてあるのとでは印象が大分違います。

該当のスレの雰囲気はよく分かりませんが、細かいニュアンスを含んだ英文を書くには
かなりの英語力が必要ですし、それがわかる人も限られますので、>>240さんが書いて
おられるように。『』で囲って英語で話した内容を日本語で書くほうが無難と思います。
無理に英語で書いても、上の会話文の前者のような、意味がかろうじて取れる無味乾燥な
会話に見えてしまいます。
あるいは、私くらいの英語が苦手な人には高度すぎて意味不明な美しい英文かどっちかです。

ともかく、男主人公はもう少しヒロインのことを大きな存在として(友人でもいいから)
捉えていて欲しいです。
ヒロインがエリザベスだと分かったらテンションあげて欲しいですし、告白されたら
じーんと来て欲しいです。
その上で、「どうして好きになってくれたの?」と疑問を持ち、納得した上で、自分の
気持ちを考えて欲しい。
もし初めからヒロインのことを(i love you, too と言ったように)本当に好きだったのなら、
それなりの反応をしてあげるべきです。


244:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:24:59.24 2Bh1amh7
2.ヒロインの人物像

まず、この短い文章を読んだだけで、「ヒロインはドジっ子か?」という印象を受けました。
・時差のことを忘れている
・バレンタインの習慣の差が曖昧。日本で「だ~れだ」とやっても「ハア?」な反応であることに気付いてない?
・愛の告白なのに、誤訳。この場合「I love you」のTPOに合わせた訳は「あなたが好きです」
であり、その気になれば調べられそうなのにあっさり間違ってる。

このことを考えると、英国から来た美人で、英語ペラペラ(当たり前)で、同じ年なら日本人より大人に
見えるから大人っぽくて賢い子かな、と思ってたら、喋ってみると割とドジっ子で、日本文化も
比較的低俗なの(アニメとかゲームとか漫画とか)が好きで親しみやすいし、話してると楽しい、
とかだったら男主人公が惚れててもおかしくないな、と思いました。

ステイが終わってからちょっと経って国際電話で告白、というのんびりぶり(肉食系じゃない)も、
萌え対象です。

ですが、海の向こうに居るヒロインがなぜ今になって、日本に居る男主人公に告白し、今後どうしたいのか、
については全くの謎です。

ヒロインは美人で、外国人でいまいち言葉の通じない男主人公とも仲良くなれる社交的な性格、と見えます。
多少男主人公のことが好きでも、イギリスに帰れば、距離もあるし文化もあるし、近くにいる男の子と
付き合ったほうが断然楽です。
なのに、なぜあえて、国際電話をかけて男主人公に告白するのか?
しかも、自分からです。

やはりそこは、「英国人男性にはない何か」「周りの男の子にはない何か」が男主人公にあって、帰っても、
むしろイギリスに帰ったからこそ、一層自分の気持ちが明確になった、みたいな流れを作らないと、説得力
がないかと思います。
『何か』には英国人女性-日本人男性の国際結婚を描写してある他作品からこっそり引っ張ってきても
問題ないと思いますよ。
例えば某漫画では、「日本人男性の、『ナイーヴ』なとこが素敵」とか言われてましたが、そういうのを
絡めて、ヒロインが「あなたでなければ」と言ってくれて、男主人公はそれに納得してからでないと
普通、超遠距離恋愛始めようとか、決心しないと思うのです。


3.バレンタインの習慣の差

日本のバレンタインはチョコレート会社が今の形にした、というのは知ってても、「ではイギリスでの
バレンタインデイの位置づけは?」と聞かれても、すぐには出てきません。
「男女共に告白する日」だったり、「家族とか友人とか、『愛』している人にプレゼントする日」だったりと
様々なので、ちょっとイギリスでの習慣ってどうなのかを作中で説明して欲しかったです。

ヒロインはイギリス式に説明なく「だ~れだ」ってやってますが、もし日本人の女の子がイギリスに行って、
向こうの男の子にバレンタインにチョコ渡して、「この日にチョコ渡すってことは…どういうことか
分かるでしょ」と、日本での習慣を完全に理解していることを言外に求めたとしたら…その子はアホだと思います。
しかし、「この国ではちょっと違うかもしれないけど、日本では女性が男性にチョコを渡して告白するの。
だからこのチョコは、あなたが好きだって意味よ」と自分で説明するなら、可愛いと思います。

この作品でも、男主人公が自分の頭の中で「そういえばそういう習慣だった…だからそういうことか」
と解決するのではなく、
『ところでベス、さっきの「だ~れだ」って何?』
『だってバレンタインデイだから、普通当ててもらうでしょ』
『日本にはそういう習慣はないから、何を言われてるのかわかんなかったよ』
『ええ~!!』
みたいに、会話で二人の距離を縮め、いちゃいちゃを表現すれば、二人の関係性も表現できるし、
男主人公がヒロインを可愛く思っていること、ヒロインが男主人公に自分の気持ちを伝えたいと
思っていること、二人が会話を楽しんでいることを表現できると思いますが、そこをすっぱり
飛ばしているので、わけが分からないまま話が終わっています。

245:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:47:56.19 2Bh1amh7
4.英語わかんないけど…

私は英語の細かいニュアンスまで読み取れないので、この会話が萌えだ!
と言われるなら、このアドバイスは全くの無駄ですが…
二人の会話が

>「Be my Valentine. ワタァシは、アナタを、愛してぇます。」
>つたない日本語ではあったが、思いは十二分に伝わった
>「I love you, too.」

だけで終わってしまうと、何がなんだかわかりません。ヒロインの台詞は前述のとおり
I love you の誤訳と思います。
日本語で

「…好きです。」
「俺も…」

なら、これだけで告白の会話として成立しますが、英語で「I love you/I love you, too」
だと、慣れた夫婦の朝の挨拶とかでも成り立つようなイメージだし、英語のloveって意味が広いし、
前後の会話を地の文で適当に飛ばして、男主人公の心理描写もほぼなし、ヒロインに対する
気持ちも、ヒロインからの前振りも描写されないままこの英文を提示されても、これが
確かに告白の決め文句になっているのか確信が持てませんでした。
あと、男主人公はいつ「love」と言ってしまえるような気持ちになったのかわかりませんでした。
英語の「love」は日本語の「好き」より随分軽いのかもしれませんが、その辺もわかりませんでした。

そのあとは突然

>こうして俺たちは付き合うことになった。海を越えての遠距離恋愛だが不安なんてなかった。

になっていて、あれ? いつ今後の展望の話をしたんだろ? と思いました。
多分ショートステイとかしてるあたり、高校生くらいかな?と思ったんで、
そうすると自力で簡単に行き来できるもんでもないし、
『好きです/俺も/でも遠いから無理ですね、伝えたかっただけです』
という文脈も十分ありえます。
付き合うってこの場合何なのか、どのくらいの頻度で会えるとかいう展望なのか、
メールで文通友達なのか、とか疑問はつきません。


ざっと見たところこんな感じなんですが、シチュエーションがいいので、会話は日本語訳で
書き込めるようにして、必要な描写が入れられるようになればいい感じになると思います。

246:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:33:02.62 EIVKA38W
つよきす二次創作(対馬レオ×霧夜エリカ)
エロなし、甘めのつもり
7レス程度
初めて完成させたもので、投下したときから一部改訂しています。
自分の書きたいように書きましたが、これでいいのかどうか。
特に基本的な文章の書き方について、おかしな点がないか見て頂きたい。

247:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:36:27.53 EIVKA38W
―ピリリリッ。
けたたましく鳴る携帯電話の音で、少年―対馬レオは眠りの淵から引き戻された。
その音源を探ろうと腕をのばす。
が、妙に身体がだるいわ、視界はぼやけるわでうまくいかない。
思い通りに動かない自身の身体に難儀しながらも指にストラップを引っ掛け、
ようやく電話を手にしたところで着信欄を確認すると、
(電話? 姫から?)
何かがひっかかっている。大事なことを忘れているような……。
しかし、頭の中がひどく重たくて思考がまとまらない。
とりあえず用件を聞こうと電話をとった。
「もしも―」
「対馬クン! 何時だと思ってるの!?」
寝起きで少し掠れた少年の声を遮って、少女が怒鳴り声をあげた。
「え?」
「約束の時間から30分も経ってんのよ!! さっきからずっと電話してたのに全然繋がらなかったし!」
「あ……ああ!」
一気に意識が覚醒した。
今日は少女―霧夜エリカと約束をしていたというのに、どうやら寝過ごしてしまったらしい。
とにかく今すべきことは、
「ご、ごめん! すぐ行くから!」
彼女に声をかけながら身体を起こし、急ぎ準備をしようと勢いよく立ち上がる、
「この私を待たせるなんていい度胸してるわね!」
が。
(?)
足を踏み出そうとしたところで、レオは身体に違和感を覚えた。
力が入らない。それにいつもの部屋が歪んで見えて、かと思えば床が迫ってくる。
―ドサッ。
倒れた拍子に携帯電話が手から離れ床に転がった。
「? ちょっと、今の音はなに?」
不審な音を聞き付けた少女の訝し気な声が静寂な室内に響く。
電話口の向こうにいる彼女を安心させるためにも、声をかけようと携帯電話に手を伸ばすが、
身体が云うこと聞かず叶わない。
(あれ。やばいかも)
「対馬クン? もしもし、どうしたの!? 対馬クン!?」
呼び掛けるエリカの声を遠くのように聞きながら、レオはそのまま意識を手放した。

額に冷たい感触を覚え、レオは再び目を覚ます。
「やっと起きたわね」
声のした方に視線を向ければ、愛しの姫君がベッドの傍らで椅子に腰掛けていた。
「気分はいかがかしら?」
どうして? なんで? 聞きたいことは山ほどあるが、
(まずは謝らないと)
身体を起こそうとしたところで。
「いいから、そのまま寝てなさい。熱けっこう高いんだから」
肩を押さえられ寝かしつけられてしまった。
氷枕がガラリと音をたてる。
「その、ごめんね、姫」
「風邪、ひいたみたいね」
軽い違和感。先程もそうだったが意外なほど優しい声が返ってきた。
「そうみたい。昨日カニに冷水ぶっかけられたせいかな」
レオは昨晩の出来事に思いを巡らす。

248:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:39:32.50 EIVKA38W
昨夜もいつものようにレオの部屋で幼なじみ同士集まって。
きっかけは覚えていないくらい些細な事。カニとフカヒレが喧嘩を始めて。
そこまではよくあることだが、昨夜はどこからか持ち出した水鉄砲で家中人中水浸しにしてくれた。
水鉄砲を持ち出した張本人は一暴れしたらウサが晴れたらしく、さっさと帰って行ったのだが。
跡には、華麗なフットワークで上半身だけに被害を抑えたスバルと、
顔面に零距離射撃を受けてトラウマが発動したフカヒレと、
パンツの中までぐしゃぐしゃになったレオと、水浸しになった室内が残されて。
最低限(かなり際どいが)の分別は弁えているので、レオの部屋や電化製品などは無事だったが、
ソファや畳も濡らしてくれたおかげで急いで片付けなければならなかった。
使い物にならないフカヒレは放っておいて男二人で後始末をしたのだが、
昨晩はこの時期にしては珍しいくらい冷え込んでいた上、
濡れたままで作業をしたせいで風邪をひいてしまったらしい。

「スバル君からだいたい聞いたわ。対馬クンは被害者だから怒らないでやってくれって」
彼女の言葉にようやく納得がいった。スバルがエリカにフォローしておいてくれたようだ。
そうでなければ待ち合わせに遅刻した揚句、
電話の最中に倒れるという失態を侵した彼にこんなに優しく接するような彼女ではない。
「スバルいるの?」
「……バイトに行ったわ。昨日のことがあったから少し様子を見にきただけだからって。
 鍵がかかってたから帰ろうとしてたところに、ちょうど私が来たってわけ。
 で、一緒に中に入ったら倒れてる対馬クンを見つけたの」
幼なじみ達が病気になった時などは、自分の用事を後回しにしてでも
幼なじみを優先するスバルが途中で帰ったことに違和感を覚える。
が、それも目の前にいる少女を見れば合点がいくわけで。
(あとでお礼言っとかないとな)
誰よりも気の利く幼なじみだ。気を遣って恋人と二人きりにしてくれたことは想像に容易い。
「まったく、いきなり大きな音がしたかと思ったら返答はなくなるし。心配させないでよね」
「ごめんね」
「ん、まあいいわ。……こういうのも新鮮だし」
「なにか言った?」
「ううん。それより、薬飲むために何かお腹にいれないとね。お粥あるけど、食べられそう?」
「うん」
「じゃああっためて来るから」
レオの頭を軽くぽんぽんと叩いてから、エリカは階下へと降りていった。

時計を見るとちょうど正午を回ったところだったから、2時間も気を失っていたようだ。
熱のせいで頭がぼーっとしているが、気分は悪くない。
(たまにはこういうのも悪くないかも)
理不尽、とまではいかなくても、普段は高飛車傲慢唯我独尊を絵に書いたような彼女だけに、
いつになく優しい姿を見ていると、不謹慎ながらテンションが上がってしまう。


249:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:42:39.34 EIVKA38W
ほどなくエリカがおぼんを抱えて戻って来た。
「おまたせ。一人で食べられる?」
「食べさせてよ」
今日の彼女になら多少甘えても許されるだろう、そんな気がして。
身体を起こしながら甘えた声を出すレオ。
「もう、しょうがないわね。……はい、あーん」
エリカはそんな彼の期待を裏切らず、蓮華でお粥を掬うと口元に差し出してくれた。
「あーん。……うん、おいしい」
聞かなくてもわかる、慣れ親しんだ幼なじみの味。
前に作り方を教えてもらった時に、梅干をほぐして入れるのがポイントだと言っていた。
料理上手な幼なじみが作るそれは紛れもなく絶品で、それに今日はそれだけじゃなくて。
「ま、私が作ったわけじゃないけど」
「姫が食べさせてくれるから」
「もう……、調子いいんだから」
時々食べさせっこはするけど、やはり彼女に食べさせてもらうだけでなんでも美味しく感じる。
彼女自身それをよく理解しているのだろう、口では彼の言葉を軽く流しているがどことなく嬉しそうだ。
「ふーふーはしてくれないの?」
「調子に乗るな。そんなに熱くないでしょ。
 まったく、それだけ元気なら自分で食べられるんじゃないの?」
「うぇっ……ごほっごほごほっ。うぅぅ……」
「そんなあからさまな演技しなくても。食べさせてあげるから。……はい、口開けて」
「あーん」
正直あまり食欲はなかったが、彼女の手で食べさせてもらえたからか、結局全部食べ切ってしまった。

食後に薬を飲み、再び横になったレオ。満腹感もあり、すぐに眠気が襲ってくる。
横に目をやれば、片付けを終え今は本棚から取り出した小説を読んでいるエリカがいて。
視線に気がつくと、優しく頭を撫でてくれた。
暖かい掌の感触が少年を眠りへと誘う。
(そういえば今日は夕方から会食があるって……)
睡魔には勝てず、そのまま安らかな気持ちで眠りについた。

―パタンッ。
静寂な室内に扉を閉める音が控え目に響き、
「………んぅ?」
少年は三度目を覚ました。
身体を起こす。
薬が効いたのか目眩などもない。額に手をやれば冷えピタも新しいのに交換されている。
横を見るがそこにエリカの姿はなく、彼女が読んでいたらしい雑誌がぽつんと残されているだけだった。
どうやら今の音は彼女のものらしい。
生理現象を催していたところで、気だるい身体を引きずりながらベッドを抜け出した。

250:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:45:20.07 EIVKA38W
トイレを済ませ、部屋に戻るが彼女の姿はない。踵を返し、今度は階段を降りる。
リビングの手前まできたところで、
「……しつこいわね。何度も言わせないでよ」
数センチほど開いた戸の隙間から、彼女の苛立たし気な声が聞こえてきた。
音を発てないようそーっと戸を開き、様子を伺う。
「……今日の予定はキャンセルだって言ってるの!」
扉を背に立ち、携帯電話に苛立った声をぶつけるエリカの姿があった。
どうやら仕事の話をしているらしいが、なにやら不穏な様子だ。
普段は気配に敏感な彼女だが今は電話に集中しているせいか、レオには気付かずに会話を続ける。
「……無理? そこを何とかするのがあなたの役割でしょうが!!」
「…………」
レオはしばしの間思考を巡らせると、尚も不機嫌そうに会話を続ける彼女ににじり寄り、
「……え? ちょ―」
電話を取り上げてしまう。
咄嗟のことに反応できないエリカを尻目に電話の相手と何言か言葉を交わし、
そのまま彼女に代わることなく通話を終わらせると、
お揃いのイルカのストラップの付いた携帯電話を彼女に差し出した。
「ばあやさん、ここまで迎えに来てくれるって」
「何勝手なことしてるのよ」
彼氏の手から電話を引ったくりつつ、鋭い視線を放つエリカ。
突然電話を取り上げられた上勝手に話を進められ、姫君は当然ご立腹だ。
「俺のことでこれ以上姫に迷惑をかけるわけにはいかないから」
思っていることをそのまま毅然とした態度で言うが。
「……迷惑?」
瞬間、悪寒を感じた。エリカの形のいい眉が不機嫌そうに吊り上がる。
(やばい……)
短くない彼女との付き合い。本能が警鐘を鳴らしていた。
「だ、だって、遅刻するし、約束は反古にしちゃったし、看病させちゃったし、
揚句仕事もキャンセルさせちゃうなんて……。姫にこれ以上迷惑かけられないよ」
「……」
冷や汗が止まらない。
必死に弁明するが、エリカは無言で前髪を弄くりながらレオを睨み続けているし、
彼が喋るほどにその眉間に寄せられた皺はどんどん深くなっていく。
「そ、それに熱もだいぶ下がったから俺一人でも大丈夫そうだし。
あの、やばそうならスバル呼ぶから……」
「……」(ムカ)
その言葉で少女の身に纏う空気がまた変わったのだが、焦っているレオは気がつかない。
「対馬クン」
「は、はい!」
低く唸るような彼女の声に、思わず直立姿勢をとってしまう。
と――。
―パンッ。
乾いた音が部屋全体に響きわたった。
衝撃が全身へと伝わり、へなへなと床にへたりこんでしまう。
口の中に鉄の味が広がる段になって、少年はようやく目の前の少女に頬を叩かれたことに気がついた。
少女は床に座り込んだ少年を一瞥すると、
「ばか」
小さく吐き捨て、放心状態の少年に背を向けると足早にその場をあとにした。

251:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:47:22.89 EIVKA38W
一人取り残されたレオ。
何故彼女が怒ったのかわからなかったが、過程はどうあれ仕事に向かったらしい彼女にひとまず安心する。
(俺、間違ってないよな……?)
夢を追い続けてこその彼女だ。そしてレオはそれを支えると誓った。
足枷になるなんてことはあってはならない。
ただ―。
「……」
彼女が去り際に一瞬だけ見せた、見慣れない、悲しげな表情だけが気になって―。

とりあえず薬が効いて多少楽になったとはいえ、まだまだ本調子ではない。
おとなしくベッドに戻ることにした。
と、その前に。
彼女に殴られた頬を冷やそうと、台所に氷を取りに行く。
冷凍庫を開けるとまず目に飛び込んできたのは氷の山。
家庭で作るそれではなく、スーパーなどで売っているブロックアイス。
買い置きなどなかったはずだが。
(スバルかな?)
ありがたく頂戴することにした。
簡易な氷嚢を作ろうと、適当な袋を探し辺りを見回したところで、
テーブルの横に見慣れない箱が置かれているのに気がついた。
近づいて見ればそれはアイスボックスで、そんなものがここにあることに疑問を深める。
(冷蔵庫いっぱいなのか?)
少なくとも昨日の時点では余裕があったはずだが。
中を確かめようと冷蔵庫を開けると、
「うわっ」
思いがけず驚きの声が漏れる。
冷蔵庫の中には定番の林檎をはじめ、蜜柑、西瓜、メロン、梨、桃、葡萄、苺など
多種多様な果物が所狭しと並んでいた。
(な、なんだ……?)
とりあえず山のように入っているそれらが崩れてこないよう静かに扉を閉め、
今度はアイスボックスの中身を確認してみることに。
蓋を開けると中には水、スポーツドリンク、リンゴジュースなどの飲み物に加え、
ゼリーやプリンなどがぎっしりと詰め込まれていた。
(スバルじゃ……ないよ、な……)

結局手ぶらで部屋に戻ってきたレオ。身体を横たえ眼を瞑るが眠気はない。
暇つぶしがてら本棚からマンガを取り出し読み始めるが、なぜだかちっとも面白くない。
仕方なく取り出したばかりのそれを本棚に戻すと、そのまま何をするでもなしにベッドの上を転った。
ふと、椅子の上に置きっぱなしになっていた雑誌が目に留まった。
開いたままの状態で伏せられているそれは所謂ティーン向の女性誌で、レオが買ったものではない。
この部屋に出入りする女性は多くはなく、同居していた従姉が進学のため
実家に帰ってしまった現在となっては、幼なじみの一人として入り浸るカニと、
恋人で合鍵を渡しているエリカくらいしかいない。おそらくその二人のどちらかが持ち込んだものであろう。
なんとなく気になって、手に取ってみた。
開きっぱなしになっていたページには、
『今年の風邪はこれで撃退!! スタミナ料理特集』
「…………」
叩かれた頬が何かを訴えかけるかのようにジンジンと痛んでいた。

252:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:50:41.38 EIVKA38W
―ガチャッ。
日もどっぷりと暮れ夜空に星が瞬き出した頃、玄関の扉が開く音と共に誰かが家に入ってきた。
表の街路灯の明かりが微かに照らすだけの薄暗い廊下をひたひたと忍び歩く影。
ブロンドのポニーテールが控えめに揺れている。
――と。
「姫?」
「あ……」
闇に身を潜め、何かを待ち続けていた少年が侵入者に声を掛ける。
明かりが点いていなかった時点で家主の少年は眠っているとでも思っていたのだろう、
不意に声をかけられ侵入者の少女は驚きに固まった。
エリカは先程のラフな装いから一転し、紅色のシャツにストライプの入った
白の女性物のスーツというフォーマルな出で立ちで、暗がりにおいてもその美貌を隠すことはできない。
凛々しさを増した少女に見惚れる少年と驚きに固まった少女、しばしの間見つめ合い―。
先に我を取り戻した少女がふいっと視線を逸らした。
「……水とか持ってきただけだから。ここ置いとくから」
言い訳をするように、心持ちいつもより早口で喋る姫君。
だらんと下げた腕には水やら薬やらが入ったビニール袋をぶら下げていて、それをおもむろに床に置く。
「会食途中で抜け出しちゃったから。もう戻るわ」
「姫!」
背を向けてそそくさとこの場から離れようとするエリカの腕を掴んだレオ。
力を込めればその歩みは簡単に止まってしまう。
「ごめん」
「……なにが」
その華奢な肩に手をかけ相対すれば、いつもより深みを増した強気な蒼眼が見返してくる。
「姫の気持ち考えてなかった。だから、ごめん」
少女は相変わらず憮然とした表情で。
しかしやがて、堪えきれなくなったように言葉を零す。
「……く……ない」
「え?」
「迷惑だなんて、思わない…から」
目の前にいる少年にしか聞こえないくらい小さな、けれど芯の通った声で。
「今日の対馬クンはダメダメだったけど、対馬クンのために何かをしてあげることは、迷惑じゃ……ない。
 その、一応、彼女……だから」
言っていて恥ずかしくなったのか、ぽすんとレオの肩口に顔を埋めてしまった。
「……うん。ごめん」
レオは思わず目の前にいる少女を抱きしめたくなる衝動を必死に抑えた。
今はそれよりも伝えなければならないことがあるから。
「だけど俺の気持ちも少しはわかってほしかったかな。
 俺は姫を支えたい、力になりたい、助けになりたい。だから足を引っ張りたくなかった」
「それは知ってるけど……。こんな時くらい、別にいいのに」
「それでも、ね」
苦笑いを浮かべる。
ちっぽけなプライド、捨ててしまえば楽かもしれない。
けれど、彼女に釣り合う男になりたいから。
遥か高見を目指す彼女と、どこまでも、共に歩んで行きたいから。
くだらないと言われても、捨てることなどできない。

253:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:53:11.63 EIVKA38W
エリカはそんな彼の真っ直ぐな視線を受け止めると、しばしの間思案に暮れる。
そしてほっと吐息をもらすと、いつかのように仕方ないわねとばかり微笑んだ。
「貸し三つね」
「多くない?」
「じゃあ四つ」
「なんか増えたんだけど」
「仕方ないわね。五つでいいわ」
「……三つで勘弁してください」
少女は返事の代わりに少年の背に腕を回した。
いつもより少し汗臭い胸に顔を押し付ける。
「風邪治したらちゃんと埋め合わせするのよ。まずはそれで貸し一つ分ね」
「わかってるよ。今日はごめんね」
溢れる愛しさに任せ、少女を腕の中に収めるが。
「……む」
何がまずかったというのか、またしても少女は不機嫌そうに眉を歪めた。
「さっきからごめんごめんって、それ以外に言うべきことはないの?」
「え?」
「な・い・の!?」
「えっと……申し訳ありませんエリカ様?」
―ドカッ。
言い終えるのと同時にローキックが跳んできた。
思いっきり手加減されてはいるが、衝撃はあるし、それなりに痛い。
「い、痛いよ姫」
「ふざけたこと言うから、自業自得でしょ! 真面目に言いなさいよ!」
とは言われても、謝る以外に言うべきことなど皆目見当もつかない。
真剣に悩みだした少年に、少女は拗ねたような表情を見せると、
「……ありがとう、とか」
顔を背けてしまった。
たまにしか見られないエリカの可愛い一面を目の当たりにし、レオの熱は再び上昇していく。
ともあれ今は告げるべきことを告げなければ。
レオはこちらに向けられているエリカの耳元に顔を寄せ、
「ありがとう、姫。大好きだよ」
「ぁぅ……」
そっと囁くと、暗闇の中でもはっきりと白磁の頬が朱く染め上がった。
「わ、わかればいいのよ」
「うん。好きだよ」
「~~っ! ほ、ほら! 病人はさっさとベッドで休む!」
「ちょっわかったから、蹴らないでってば」
「うーるーさい!!」

254:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:56:31.02 EIVKA38W
以上になります。
ちなみにカニもフカヒレも食材ではありません。
よろしくお願いします。

255:名無しさん@ピンキー
12/02/27 10:34:32.54 LeNbvQfX
投稿あったから上げ
とりあえず乙

256:名無しさん@ピンキー
12/02/27 18:11:09.10 miN3yCzA
特に問題のない田中君相手には、みんな静かだなあ…


「つよきす」は未プレイ、未視聴。
とりあえず、大きな問題点はありません。日本語的にもさほど
問題はないし、読みやすい文章です。
おそらくそのせいで、このスレ的にはコメントがつきにくいのでしょう。

一番気になったのは、「これは一人称で書かれるべき話ではないか?」
ということです。一人称では主人公の見たものが描写されるのに対し、
三人称視点固定では、主人公の外から見た視点で描写されます。

>が、妙に身体がだるいわ、視界はぼやけるわでうまくいかない。

このように、始めから主人公の感覚、主人公の考え、主人公の見たことだけで話が
進んでいますし、全編に渡ってそうなので、「僕は」とか「俺は」で文章が展開される
一人称で書くべきだと思いました。
むしろ、一人称っぽく書かれているのに突然「少年は」「レオは」と他人事のような
三人称が入ってきて違和感があります。
例えばですが、上の文は三人称レオ視点ならば

音源を探ろうと手を伸ばしたが、少年は身体がだるいのかなかなかうまくいかなかった。

と言う風に、外から見た文章になると思います。
文章テクニック的なことは以上です。
それ以外に気になるところはありません。


次に物語構成について、登場人物の関係が分からないので細かいことは分かりませんが、
物語としてそこそこ流れが出来ていると思います。

しかし、上手に纏まっているだけに、山場が弱いのが残念です。

高飛車なお嬢様、エリカが看病に変えつけてくれたこと。
お見舞いの品が、冷蔵庫に入らないくらいぎっしり届いてたこと。
最後に会食を途中で抜けてきてくれたこと。彼女に謝るくだり。

主人公としてはもっと気持ちの揺れがあって、凄く嬉しかったりドキドキしたり
ワクワクしたりキュンときたりして欲しいのですが、なんだかその辺がとても
薄いです。
非エロの甘展開なら、心情描写で盛り上げないといけないのではないかと思います。

描写が無いわけではないのですが、薄い。主人公の心情も、ヒロインの心情もなんとなく
薄くて、甘感がありません。ゲームだと心情描写はプレーヤーに任せられるのかもしれませんが、
文章だと心情描写がないということは、「大した感慨を抱かなかったってことだな」と解釈されます。

ヒロインが何を考えてこういう行動を取った(と主人公が考えているのか)、それを見て主人公は
どういう気持ちになったか、どう考えたかをもう少し濃く描写してみられてはいかがでしょう。

初回でこれだけ書けるのであれば、このくらいのアドバイスで充分参考になるかと思いますので、
以上で終わります。



257:名無しさん@ピンキー
12/02/28 09:08:01.37 LugfA82t
∧_∧
( ・ω・ )      とりあえずお茶でも
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦

全レス返しは義務じゃないけど、田中君は批評読んだらひとことお礼をね
他人による転載と区別するためにもよろしくね


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