エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目at EROPARO
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目 - 暇つぶし2ch147:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:35:17.90 rrQIO5+n
>>144
『ペルソナ3』は未プレイ

1.視点
(1)
三人称風花視点で書かれているとのことだが、ところどころ三人称多元の文章になっている。
風花のことを<彼女>と表現した文章がそれにあたる。

たとえば、
>>130の14行目、<彼女のほとんど全ての意識がお尻に集中する。>
>>130の20行目、<彼女は再び体の前面を鏡の前に向けて、彼女自身の全体の姿を確認する。>
>>133の12行目、<気が弱い彼女は緊張の糸が切れたようにその場にへたり込んでしまった。>
>>133の最終行、<彼女の慎ましい振る舞いを見て、>
>>135の14行目、<彼女は一人すたすた歩き始める。>
>>137の16行目、<心が弱かった時の彼女はこの雑音が嫌でしょうがなかった。>
等、他にもあるが、風花視点なら「彼女」ではなく「風花」とした方がいい。
「彼女」とすると、完全に第三者のことを描写している文章になってしまう。

そして、<風花の>、<風花は>といちいち書かなくていい場面もある。
>>130の14行目は、
<なんだか裸よりも恥ずかしい思いがして、ほとんど全ての意識がお尻に集中する。>、
>>130の20行目は、
<再び体の前面を鏡の前に向けて、全体の姿を確認する。>、
これで充分。

三人称単元で書かれている文章は、特にことわりがないときは視点となっている人物が主体なので、
人名を省略できるときが多い。
また、日本語は主語が省略されていた方が自然に見える場合が多い言語なので、
行為の主体がはっきりしている場面で人称代名詞や人名を連発すると読みづらくなる。

(2)
それに関連して、<風花にとって>、<風花としては>という使い方がおかしい。

>>129の21行目、<風花にとって、夏紀には言いたいことが山ほどある。>
>>139の30行目、<穿いているパンツを見せている風花にとって、おぼろげだが彼の気持ちがわかってきた。>
>>143の3行目、<風花としては、棒状の者がヌルヌルとしていて、何かすごく早く動いていると感じる。>

>>129の21行目は、<風花にとって>という部分がまるまるいらない。
>>143の3行目も同じく、<風花としては>と<感じる>が不要。

どうも、作者が「~にとって」「~としては」の使用方法をよくわかっていない印象を受ける。
「~にとって」や「~としては」という表現は、立場や視点を強調するものだから、
その言葉の裏には「他の人は違うかもしれないが」というニュアンスが含まれている。

けれど、>>139の30行目の文章はそういう意味合いを含んでいないので、<風花としては>はおかしい。
せめて<風花は、(中略)と感じる。>とすべきだが、この場合も主語は省略できる。
<棒状の者(「もの」または「物」の誤り)がヌルヌルとしていて、何かすごく早く動いている。>で充分。

(3)
また、三人称単元になっていないと感じるのには、
学校で一緒にお昼を食べていた風花の友達二人を、<勝ち気な女子>、<金髪碧眼の少女>と表現し、
終始名前で呼ばないことも影響していると思う。
視点が風花であるのに、かなり親密な仲の友達を最後までずっと名前で呼ばないのには違和感がある。

<勝ち気な女子>や<金髪碧眼の少女>という表現を続けると、
物語の内側にいる語り手が名前を知らない人物について述べているか、物語の外側に語り手がいるか、
そのどちらかという印象を持たれやすい。
原作で名前がついてない二人なのかもしれないが、
こういう書き方をすると不自然だと思われる場合もあるということは意識していた方がいいかもしれない。


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