エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目at EROPARO
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目 - 暇つぶし2ch134:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 6/15
11/12/12 10:18:44.53 W+dHvzGy
「よかった、今回の痴漢の標的が風花だと知った時は驚いた」
 風花は彼の言葉をちょっと変に思った。
まるで刑事みたいに張り込みでもしていたような言い方だったからだ。
 その疑問は彼の口から答えてくれた。
「最近、『痴漢の被害が多い』って駅員さんがぼやいてたから、駅に許可もらって一緒に乗ってたんだ」
「一緒に、って、電車の中でずっと?」
彼は頷いて最近の行動を話してくれた。

 まず彼が学校が終わった後、いつものように帰り際に街の中を散歩していた。
たまたま駅員の人と世間話をした所、痴漢の被害が報告されていたらしい。
彼と風花が通う学校の生徒も狙われているという。
彼自身、生徒会に入っているので学校の治安が脅かされるのは由々しき事態だ。
 義憤を感じた彼は、生徒会長である先ほどの先輩と相談をして張り込みをする事にした。
戦闘の他に、探索の能力も併せ持つ先輩の力を頼りに犯人探しをする。
万が一、生徒会長とはいえ、女である先輩がピンチになるといけないのでボディーガード役を請け負っていた。
2人で一緒に何本も電車に乗り、巌戸台とポートアイランドを往復。
それを何日か費やした末、先輩が今日の出来事を探知したという。
満員電車な状態だった乗客の海をなんとかかき分け、犯人を捕える事に成功した。

「苦労したかいがあってよかった。風花みたいな女の子もこれで安心……風花?」
 彼の話を聞いている間、風花はなんだか面白くない気分だった。
確かに理屈では駅員の人もぼやくほど、「痴漢の被害が多い」というのは風花の周りからでも聞いていた。
だからこそ痴漢を捕まえた時、一緒に乗っていた乗客達の反応ぶりも、そして自分も納得できる。
面白くない気分なのは、彼の話を聞いていた風花自身の暗い感情だった。

 嫉妬、という言葉が風花の心の中に浮かび上がる。
戦闘はともかく、犯人を捕まえる探索の能力だけなら自分の方がはるかに優れていると不満に思う。
それなのに自分には一言も話さず、他の仲間からもそのような話は聞いていなかった。
そればかりか何日も一緒の場所、時間、思いを共有していたというのだ。

 風花の批判の矛先は彼だけではない。
先ほど先輩が去ったのも、もしかしたら生徒会長という立場を利用したのではないか。
「一緒にいるんだぞ」と誇示した優越感なのかと勘繰る思考までしてしまう。
 勿論、あの先輩にしてみれば風花と、傍らにいる風花の彼氏の2人の関係に気を利かせてくれたのはわかる。
みんなで住んでいる学生寮にいる時も、面倒を見てくれる良い先輩だ。
 しかし、本当なら学校に行くよりも、駅員の人と事件の後始末をするべきなのではないか。
それに痴漢は女の敵だ。女性専用車両まで設置されている世の中だ。
なぜ今後の防犯対策もろもろの話などで駅に留まらないのか。
なぜ同じ女である自分はのけ者か。
なぜ彼と2人だけなのか。
なぜ、なぜ……。
 何から何まで嫌な事ばかり考えてしまう。
風花はそんな自分自身が嫌だった。

135:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 7/15
11/12/12 10:19:17.63 W+dHvzGy
「そんな大変な事だったんですね。それじゃ私たちも学校に行きましょう」
 風花は今すぐに助けてくれた彼から離れたかった。
 理由は、彼が心の中に踏み込んでくるのを拒みたかった。
人を観察している時の彼の目は鋭い。
その鋭さは探索の能力を持つ風花でさえ舌を巻くほどだ。
 今、風花の心には「見て、見て、かわいそうな私を見て」という気持ちの割合が少なくない。
悲劇のヒロインを演じるのは簡単で、同情はされる。
しかし、度が過ぎると演じているのを見破られて人間関係にヒビが入る欠点を恐れている。
そんな理屈なんて考えなくとも、彼に余計な心配はかけたくないというのが風花の本音だった。
幸い、痴漢に触られたショックはもうほとんど気にしていない。
だがもし彼に今抱えている気持ちを悟られたら、色々とおかしくなってしまうかもしれない。
彼女は、自分がいじめられっ子だった頃の経験をある意味活かしていた。

「……風花?」
 戸惑う彼を残して、彼女は一人ですたすた歩き始める。

「ああ、君か。さっきはよく痴漢を捕まえられたね、お疲れ様」
タイミングが良いのか悪いのか、駅員が戻ってきて彼に話しかけてきた。
 逃げるなら今しかない。
痴漢は捕まえる事ができたが、逆に駅員に捕まった彼を残して先に学校へと向かった。

 助けてくれた人にこの仕打ちはひどいと自覚はしている。
風花は心の中で「ごめんなさい」と思った。
そして、もう少し自分の中で抱えている気持ちの整理が着くまで待って欲しかった。
汚い「思い」と「想い」で散らかった心の中を覗かれるのは風花にとって堪えられなかった。

136:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 8/15
11/12/12 10:20:24.70 W+dHvzGy
「ふーん、おとなしそうな風花でも結構大胆というか、色々とそういうの考えるんだねー」
 お昼時、風花は仲の良い女子2人から一緒に食べようと誘われた。
仲が良いだけでなく、同学年でもあり、一緒に戦う仲間でもある。
同じ女で、腹を割って話せる間柄だったので、昨日と今日の出来事を2人に話してみた。
まず夏紀からのプレゼント、次に痴漢に遭遇した事、その後の風花自身の対応、その対応の理由、全部話した。
 その内の1人、制服の上にピンクのニットカーディガンを着た勝ち気な女子がまじまじと見てくる。
そしてタマゴとサラダが挟まれたサンドイッチにかじりつきながら、口をもぐもぐさせた。

 今度はもう1人の金髪碧眼な少女が興味深そうに、そして割と真面目に口を開いた。
「風花さん、今話した事は他の人にも話してあるのでありますか? 例えば男性陣とか―」
「あー、ダメダメ。そんなのナンセンス。男子なんかアテになるわけないでしょ」
 先に感想を言った勝ち気な女子が話を遮り、もう1人の女子に顔を向けて首を横に振る。
「特に風花が今穿いてるパンツに鼻の下伸ばすのがオチでしょ」
勝ち気な少女の言葉にもう1人の女子は「なるほどなー」と呟きながら何度も頷く。
このもう1人の女子は、人間性がいまひとつ希薄である。
 風花はもう1人の女子にちょっと心配してしまう。
「女だけの会話」というものが、ちゃんと彼女の脳にプログラムされているのだろうか、と。

137:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 9/15
11/12/12 10:20:58.93 W+dHvzGy
「風花ってさ、はじめて知り合った時より、今のほうがずっと活き活きしてるよ」
 勝ち気な少女が風花の方に顔を向けていて笑っていた。
サンドイッチの最後の一かけらを口にほお張り、105円のコーヒーパックを飲む。
そうして食べ物を胃に流し込んでからコーヒーが入ったパックを置いて言った。
「なんかね、恋してる女の子の顔、って感じがする。そういうの好きだよ」
 金髪碧眼の少女も、『恋してる女の子の顔』というのはよくわかりませんが、と前置きして言う。
「今の風花さんの心はとても穏やかでゆったり、でもうきうきノリノリなのが感じられます。私も好きです」

 風花はなんだか2人からかけられた言葉に嬉しかった。
目の前で一緒にお昼を共にしている2人に相談した目的。
それは単に嫌なものを吐き出したかっただけだった。愚痴だ。
それが理解を得られ、そして風花自身の今の生き方も肯定してくれた。
 嬉しくって緊張が解けたのか、急に周囲の雑音が耳に入ってくるようになった。
風花達3人に向かって、こそこそした話し声があちこちから聞こえる。
もしかして自分が打ち明けた話―特に今、風花が穿いている下着の話まで聞かれてしまったのか。
正直、心が弱かった時の彼女はこの雑音が嫌でしょうがなかった。
自分の事を悪く言っているのではないか、もし言っていたらどうしよう、と無駄に意識を割いていた。

 風花はそれらの雑音を、あえて無視して、穏やかな口調で目の前の2人に言った。
「2人とも、ありがとう。人と話すだけでこんなに気持ちが楽になれるものなんだね」
気持ちを吐き出した効果なのか、風花は今やるべき事が見えてきた。
「私、彼に謝らなきゃ。今頃どうしてるのかはわからないけど、会ってちゃんと話しないとね」
勝ち気な少女がニコニコしながらうんうんと頷く。
そして勝ち気な少女は人差し指を立てて、風花の行動に一言付け加える。
「会う前に、事前にメールで連絡してお伺い立てるの忘れずにね。親しき中にもなんとやら、って。ね?」

138:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 10/15
11/12/12 10:21:40.15 W+dHvzGy
 放課後、風花は廊下に出て鞄を持ちながら待っていた。
幸い、彼はぞんざいな扱いに腹を立ててはいなかった。
むしろ気になる事がある、風花に会いたいと返信のメールをしてきた。
そろそろやってくるかもしれない。
気になる物は何か、それはもうすぐ答えが出るはずだ。

 隣の教室のドアが開いたかと思うと、彼の姿が現れた。
彼は風花の姿を見つけると、急いでやって来た。
「風花、お待たせ」
さりげなく微笑みかけてくる爽やかな顔を見た時、「待っていたかいがあった」と感じた。
「ううん、私も今ここに立ってたばかりだから。気になる事って?」
「それは……ここでは言えない。言えるわけない」
何か恥ずかしいのか、もごもごと口を動かす。
風花が首を傾げていると、彼は続けて話してきた。
「どこか2人っきりになれる場所ない? 誰にも邪魔されない所がいい」
「え? うーん、寮じゃダメ?」
 風花の問いに彼は首を横に振り、なぜか目を伏せた。
告白? それともエッチな事? と、そんな予想をしながら一つ提案をしてみた。
「じゃあ、料理部に来ない?」

 部室の鍵でドアを開けて、2人は中に入った。
黒板に「料理部」と大きな文字で書いた文字はまだ消されていないようだ。
掃除も一通り行っていて、テーブルの上は埃だらけ、というのはない。
部屋の中には誰もいない。
それもそのはず。部員は風花一人だからだ。
「鍵閉めてくれる?」
「え? う、うん、いいけど……」
 彼に言われた通りに風花はドアに鍵をかけた。
「ひょっとしたら」という予想がいよいよ現実味を帯びてきた。

 それで彼の方を見てみると、緊張とか興奮という感情を顔に出したような感じだった。
よく見るとその顔は、ほんのりとした感じで赤くなっている気がする。
「今朝、痴漢を捕まえて、風花と2人っきりの時に言いたかった事なんだけど……」
 彼の様子がいつもと違う。
「痴漢にいたずらされている時、風花のパンツ見ちゃった。Tバックの……」
普段、義侠心を行動で示す男前な顔つきではなかった。
異性に色々な意味で関心を持った、年相応の純粋さを秘めている雰囲気だった。
「風花が今穿いているパンツ、その……怒らないで。あの、パンツを、よく見せてくれない?」

139:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 11/15
11/12/12 10:22:26.46 W+dHvzGy
 それから2人は調理台と調理台の間にある通路に移動する。
万が一、人が来たり、ドアの窓から見られても大丈夫なように。

 風花は言われた通りにスカートをめくって、穿いている下着を見せた。
彼はありがとうと礼を言いながらしゃがみ込むと、マンコを覆っている部分をまじまじと見てきた。
風花にしてみれば恥ずかしい気持ちでいっぱいいっぱいなのは言うまでもない。
「すごい……。こういうパンツって、あるんだ……。俺、すごくエッチな気分になってきた」
 最初は遠慮がちに指でつついてくる。
風花の気分を害したくないのか、上目遣いにちらちらと顔色を窺ってくる。
指の腹を使ってパンツの部分を上から下へ。下から上へ。
相変わらず黒く輝き、滑らかな手触りがするパンツに彼は感動しているようだ。

「匂い嗅いでいい?」
「え……はい、いいですよ」
 思わず敬語が出てきてしまった。
 探知したばかりの風花の能力によると、彼の心臓は鼓動を早めている。鼻息も荒い。
彼の脳は何億、何兆、物凄い数の情報処理が超高速で行われている。
それから男だけが持つチンコにも力が集まっている。
 肉眼で確かめてみても、彼の目はかっと見開かれている。
そのぎらぎらした目つきだって瞬きの回数なんか少ない気がする。
彼は深呼吸を3回ほど行い、たまっていたツバをごくりとのみ込む。
そしてまるで美しい物を見たかのような―否、美しいと感じてため息をこぼしているようだ。
性欲が昂ぶっているのだろうか、そうに違いない。
 最後に風花の顔色を窺ってきた後、自分の顔を近づける。
そしてやっと匂いを嗅ぎ始めた。

 彼の鼻息が当たっている。
大事な所の匂いをお気に召すだろうか、と思った。
「ごめん、もう一ついい? 舐めていい? 変なんだ。なんだか、変な気分になってきちゃった」
「う、うん……。い、いいですよ」
 彼は口を開けたかと思うと、舌を伸ばしてきた。
しかし、まだ少し遠慮がちにちろちろ出しながら、時折顔を窺ってくる。

 穿いているパンツを見せている風花にとって、おぼろげだが彼の気持ちがわかってきた。
多分、このまま一気に自分を押し倒して、欲望を大爆発させたいのかもしれない。
同じ学校の生徒、一緒に戦う仲間、人としての理性や常識。
それら全てを脱ぎ捨てて、獣のように本能を露にしたいのではないか。
「男子」ではなく、「男」になって女の体にむしゃぶりつきたいのではないか。
そうしてむき出しになった感情の赴くまま、風花の体も精神も「染めて」しまいたいのだろう。

140:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 12/15
11/12/12 10:22:55.84 W+dHvzGy
 そんな風に欲望を爆発させず、それどころか何度も顔色を窺ってくるのはなぜか。
これも恐らく、彼が今までの人生で培ってきた、彼自身の人の良さかもしれない。
「傷つけてしまうのではないか」「でも爆発させたい」という欲求が燻っているのが想像できる。
そう思うと、相反する2つの葛藤が鎖や足枷となっているはず。
彼の気持ちをわかっていながら黙っているのは、これ以上我慢できなかった。

「あのね、違っていたらごめんなさい」
一度お伺いを立てて、相手の失礼にならないように風花は続ける。
「もしあなたが、その……私のパンツとか体を好き勝手にしたい、って望むなら……」
昨日、夏紀に電話した時の失敗は繰り返さないよう、上手く言葉を選んでいく。
「そのズボン、テント張っているのがわかるの。私でよかったら……」
ここで一度、深呼吸をして、緊張感からくる言葉の震えをなんとか抑えた。
「その溜まった欲望、受け止めてあげましょうか?」

 彼は口を半開きにして風花を見ていた。
彼女は思う。彼はどんな気持ちを抱いて自分を見ているのだろう、と。
予想したものは果たして正解で、彼の心を見事に射抜いたのだろうか。
それとも何かトンチンカンな事を言ってしまったのだろうか。
彼からの答えは―正解、だったようだ。

 風花同様、彼もまた「もう我慢できない」といった状態で下半身を露出した。
今度は風花が跪いて、彼のチンコを観察した。
一応硬くなって伸びているようだが、ぶらぶらと垂れ下がっている。
「これを擦ったり、舐めればいいの?」
彼は頷く。
「一応、聞いておきます。相手が私でいいのかな? 他の人とか……」
彼はまた頷く。またこう付け加えた。
「俺、前から『風花が良い』って思ってたんだ。妻にするならこのタイプが良いって」
慎ましい、おしとやか、控えめな性格等等、色々と風花の特徴を挙げてくる。
そして今日穿いているパンツに驚き、そのギャップというものに興奮していると言う。

141:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 13/15
11/12/12 10:23:24.27 W+dHvzGy
「わかりました。それではよろしくお願いします」
 そう言うと彼女はご奉仕を開始した。
まず頭で覚えている知識通りに手でしごいてみる。
手でチンコを握った状態のまま、風花自身の視点から見て前後に動かす。
爪は立てない、力も必要以上に入れ過ぎないように注意する。
 そうしながら口を開けて、口内で舌を使って責める。
どう頑張ってもチンコの先っぽのカリを過ぎたばかりの所までしか行けない。
確か自分が見聞してきた経験では根元までのみ込めるはずだ。
諦めて自分ができる範囲の部分をぺろぺろしたり、しごいてみる。

「風花、気持ち良いよ。気持ち、良い。良い……そのまま、そのまま……」
 しばらくすると、突然、彼が風花の頭を両手で掴んだ。
くわえたままの状態だったので、彼女は面食らった。
 次の瞬間、「温かい」とか「熱い」といった何かが注ぎ込まれた。
彼女は声にならない悲鳴をあげたり、オエッてなったりする。
「風花、お願い。そのままじっとしてて」
「温かい」とか「熱い」といった何かは、風花の口内や食道を通過していく。
しばらくして彼が安心したようにため息をついたようだ。
彼の手によって頭を抑えつけられていたが、それもだいぶ緩くなった。
 後には口の中が青臭い液体で満たされていた。
その青臭い液体はちょっと口からこぼれてアゴを伝っていた。
風花の頭の中で一つの言葉を思い出した。
これは「精液」だった。

「ごめんね、でも風花になら俺の『想い』をもらって欲しかったんだ」
「そうだったんだ。なんか苦いね」
 これも精液が持つ作用なのか、風花は頭がぽうっとしていた。
色々と頭が正常に働かないが、なんとか彼からの言葉を返す。
「じゃあ今度はお尻も楽しもうかな」
「え?」

142:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 14/15
11/12/12 10:23:54.16 W+dHvzGy
 風花はよくわからないまま、次の行動に移らされた。
彼にスカートを下ろされ、穿いているパンツを露にさせられた。

「そこに手ついて。足、開ける? 足も開いて欲しいんだ」
 精液の味が後を引いたまま、言われた通りにする。
彼が何をするのかと首を曲げて見ていたら、お尻に顔を埋めてきた。
「ひゃっ!? ちょ、ちょっと!」
 彼はどこ吹く風とほっぺたを使って頬ずりしてくる。
ここからじゃよく見えないが、彼の幸せそうな表情が想像できる。
「風花のお尻、むっちりしていて気持ち良い」
 さらに、何だか生温かい物が肛門のあたりに触れてくる。
それは彼の舌だった。
物凄い早さで舌を動かしてくるので、風花の体がゾクゾクと震える。
「T」の字になった形を引っ張ったり噛んだりもする。
「もしかして風花ってトイレのウォシュレットよく使ってる?」
「え? うん、使ってるけど……。でも、汚いからやめてください」
風花はトイレのウォシュレットを利用してきた過去の自分自身に感謝をした。
それから「お尻を水で洗うなんてありえない」と食わず嫌いだった自分を恥じた。
……と、思ったら、風花のお尻をご満悦状態の彼はこんな事を言ってきた。

「俺、風花の事が本当に、本当に本当に好きなんだ。本当に好きな人のパンツにウンコや紙なんか付いてたってそんなの気にしないよ」

 風花は他人の世界を探検する為に本を読む。
主人公が恋人役に語りかける愛の言葉とか告白のシーンによく感情移入をする。
それらのセリフや、登場人物の抱える気持ちを考えると胸が熱くなる。
特に白馬に乗った王子様が囚われのお姫様を救う物語は女の子の憧れだろう。
 それらのきれいな思い出に対し、今、彼の言ったセリフと彼なりの自分に対する想い。
次々ときれいな思い出の数々をゴボウ抜きにしていって、見事一位の座に輝いた。
事実は小説よりも奇なり。
途端に彼への想いは複雑な気分になった。

143:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 15/15
11/12/12 10:24:28.42 W+dHvzGy
「やばい、また勃ってきた。一度でいいから風花にこれもやりたかった」
 言うや否や、風花のお尻の肉と肉の間にチンコを挟む。
風花としては棒状の物がヌルヌルしていて、何かすごく早く動いていると感じる。

 風花は思う。彼はどんな気持ちで私のお尻―と、下着を楽しんでいるのだろう、と。
風花側の気持ちは、彼への想いは強くなったのか弱くなったのか、よくわからない。
下着を送ってきてくれた夏紀にはなんて言えばいいのだろう。
お昼時にご一緒した友達であり、仲間でもある女子達にもなんて言えばいいのだろう。
あの時、気を利かせてくれた生徒会長は今頃、自分の能力を使って覗き見しているのだろうか。
それから痴漢行為をしてきた男は、取調べ室で刑事さん相手に風花の下着の話でもしているのだろうか。

「風花、イく……っ、出すよ……っ!」
 2度目の射精。
自分のチンコをお尻の肉と肉の間に挟みながらイったようだ。

「風花、好きだよ」
 彼は風花の左右のおっぱいをわしづかみにしながら体を密着させてくる。
彼女の首筋のあたりにアゴを乗せ、そのあたりを何度も口づけしてくる。
相変わらずまだ腰をゆっくり動かしながら、溜まっていた欲望を燃やしているようだ。
「まだ足りないよ。あと2回はやりたい。アソコを覆っている部分に出すのと、パンツそのものでチンコをしごきたいんだ」

(なんか、微妙な気分……)
風花は心の中で呟きながら、我ながら変な顔をしたのだった。

この出来事がきっかけとなって、Tバック師匠―女教皇ペルソナのスカアハはめでたく生まれたのだった。

おわり

144:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 終
11/12/12 10:25:16.23 W+dHvzGy
投下終了です。
批評よろしくお願いします。

このssを書くにあたって、自分が持っている知識の確認もさせてください。
・「~してくる」「~してきた」等は、相手から自分の方に向かって来る行為や動作全般を指す
→もしかしたら主語や固有名詞である「彼」「風花」「先輩」などを省ける?

・「履く」は靴(普通の靴・ハイヒール・ブーツ等)に、「穿く」はズボンやパンツに用いる

・「驚く」等の言葉は受け身の表現に用いられる
→「驚かされる」と書くと意味を強める表現になる。

・このssの中で、4レス目の9行目「男の生暖かい吐息」としたのはこういうプロセス
→「生暖かい」は、中途半端に暖かいという意味。
→「吐息」なので気体になっている物っぽい。「気温」を指している感じがする。
→「気温」を指す気体が「男」から出ているので、「生暖かい」としよう。

・同ssの中で、14レス目の10行目「何だか生温かい物」としたのはこういうプロセス
→「生温かい」は辞書(新明解国語辞典第六版、Yahoo!辞書)には載っていない。
→しかし、パソコン(VISTA)の変換機能では「生温かい」と変換できる。
→恐らく固形になってる状態の物に使われるかもしれない。
→「暖かい」は気温を指し、「温かい」は固形や液状を指す場合が一般的である。
→固形になっている物を指すので「生温かい」としよう。

ちなみに「黒○○」がヤンデレ等のキャラの事を指すのは知っているつもりです。
こんな感じのタイトルにした目的は、単にカッコで遊んでみたかったからです。
まだまだ修行中の身ですが、この辺の回答もお願いします。
まだ生まれて間もない知識ですみません。

145:名無しさん@ピンキー
11/12/12 23:28:23.97 glMG2aKN
助言できませんが、上げておきます。

146:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:07:20.16 pMl2zZPA
>>128
原作をまったく知らない人間だが、読ませてもらった。なので原作を知らなくても語れる範囲のことだけ言及する。

>もう一つ、相談というのは「このssの傾向がどういうものなのか」という物です。
>物語の流れの往くまま、キャラを「踊らせる」感じで書きました。
ここらへんのくだりは、何が言いたいのか理解できなかった。
まず(ここでは痴漢やTバックのような)物語・シチュありきで、その中にキャラを登場させたってこと?
解釈に自信が持てないので、コメントは差し控えさせていただく。


>>144について。
>・「~してくる」「~してきた」等は、相手から自分の方に向かって来る行為や動作全般を指す
省ける? と聞かれても……例えば>>131の、
>まだ警戒気味だったが、手のひらでお尻の触り心地を確かめながら撫で回してくる。
この重文では既に主語に当たる痴漢男が省略されてるね。そんな感じでいいんじゃない。

あと、ちょっと細かい話になるんだが、「~してくる」を品詞分解すると、
「し」→動詞の連用形 「て」→「来る」の添字 「くる」→「来る」の補助動詞としての用法
になる。区切りは「~てくる」「~てきた」が適切。
だから、この表現の用法についてより詳しく知りたいなら、「来る」を辞書で引くといい。

>・「履く」は靴(普通の靴・ハイヒール・ブーツ等)に、「穿く」はズボンやパンツに用いる
辞書(明鏡国語辞典)を引いてみたらそのとおりだった。語源は同じらしい。
あんまり関係ないけど、ニーハイソックスはどっちを使うべきなのか、というのが個人的には疑問。

>・「驚く」等の言葉は受け身の表現に用いられる →「驚かされる」と書くと意味を強める表現になる。
受動態になった結果、強調される体言が入れ替わるだけじゃないかな。

>・このssの中で、4レス目の9行目「男の生暖かい吐息」としたのはこういうプロセス
>・同ssの中で、14レス目の10行目「何だか生温かい物」としたのはこういうプロセス
正直まったく気にしてなかった。生には副詞用法あるし、生温かいも間違いではないと思う。
ただ、字面に「生温(なまぬる)い」を連想させるところがあるけど。

>ちなみに「黒○○」がヤンデレ等のキャラの事を指すのは知っているつもりです。
おれの考えるシニフィエだと「黒●●」は腹黒いの黒で、ヤンデレよりは指してる範疇が広い。


その他文章表現について気になったところを。
・ちんこだのまんこだのは話し言葉だから、それらを書き言葉・三人称視点地の文に置くと浮く。

>>130
>具体的にいえば、上半身まである青いジーンズのようなのなんか似合う。
これはオーバーオールのことだろうか。具体的と前置きしている割には持って回った言い方という印象。

>>132
>肛門のあたりを指先で刺激、またはTバックそのものを上に締め上げる行為をされてしまう。
これはTバックを引っ張り上げて生地を食い込ませているという事かな。
ちょっと目が止まってしまった。明瞭な表現ではないと思う。

>>136
>このもう1人の女子は、人間性がいまひとつ希薄である。
これは金髪碧眼の女子が、年頃の女の子にしてはデリカシーを欠いている、ということを言いたかったのかな。
それなら「人間性が希薄」というとイマイチ通じない。前後の台詞を読む限り、そこまで非人間的な印象は受けないけど。
もしかして原作だとこの金髪娘は人外だったりする? そういう背景を踏まえてるならば、まだ理解できる。

>>143
>風花は心の中で呟きながら、我ながら変な顔をしたのだった。
前後の流れから推測すると、これは風花が「あーあ私変な顔してるなぁ」って思ったって状況を描写したいんだよね。
おれの推測が正しいなら、この表現はちょっと手直しが必要。

147:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:35:17.90 rrQIO5+n
>>144
『ペルソナ3』は未プレイ

1.視点
(1)
三人称風花視点で書かれているとのことだが、ところどころ三人称多元の文章になっている。
風花のことを<彼女>と表現した文章がそれにあたる。

たとえば、
>>130の14行目、<彼女のほとんど全ての意識がお尻に集中する。>
>>130の20行目、<彼女は再び体の前面を鏡の前に向けて、彼女自身の全体の姿を確認する。>
>>133の12行目、<気が弱い彼女は緊張の糸が切れたようにその場にへたり込んでしまった。>
>>133の最終行、<彼女の慎ましい振る舞いを見て、>
>>135の14行目、<彼女は一人すたすた歩き始める。>
>>137の16行目、<心が弱かった時の彼女はこの雑音が嫌でしょうがなかった。>
等、他にもあるが、風花視点なら「彼女」ではなく「風花」とした方がいい。
「彼女」とすると、完全に第三者のことを描写している文章になってしまう。

そして、<風花の>、<風花は>といちいち書かなくていい場面もある。
>>130の14行目は、
<なんだか裸よりも恥ずかしい思いがして、ほとんど全ての意識がお尻に集中する。>、
>>130の20行目は、
<再び体の前面を鏡の前に向けて、全体の姿を確認する。>、
これで充分。

三人称単元で書かれている文章は、特にことわりがないときは視点となっている人物が主体なので、
人名を省略できるときが多い。
また、日本語は主語が省略されていた方が自然に見える場合が多い言語なので、
行為の主体がはっきりしている場面で人称代名詞や人名を連発すると読みづらくなる。

(2)
それに関連して、<風花にとって>、<風花としては>という使い方がおかしい。

>>129の21行目、<風花にとって、夏紀には言いたいことが山ほどある。>
>>139の30行目、<穿いているパンツを見せている風花にとって、おぼろげだが彼の気持ちがわかってきた。>
>>143の3行目、<風花としては、棒状の者がヌルヌルとしていて、何かすごく早く動いていると感じる。>

>>129の21行目は、<風花にとって>という部分がまるまるいらない。
>>143の3行目も同じく、<風花としては>と<感じる>が不要。

どうも、作者が「~にとって」「~としては」の使用方法をよくわかっていない印象を受ける。
「~にとって」や「~としては」という表現は、立場や視点を強調するものだから、
その言葉の裏には「他の人は違うかもしれないが」というニュアンスが含まれている。

けれど、>>139の30行目の文章はそういう意味合いを含んでいないので、<風花としては>はおかしい。
せめて<風花は、(中略)と感じる。>とすべきだが、この場合も主語は省略できる。
<棒状の者(「もの」または「物」の誤り)がヌルヌルとしていて、何かすごく早く動いている。>で充分。

(3)
また、三人称単元になっていないと感じるのには、
学校で一緒にお昼を食べていた風花の友達二人を、<勝ち気な女子>、<金髪碧眼の少女>と表現し、
終始名前で呼ばないことも影響していると思う。
視点が風花であるのに、かなり親密な仲の友達を最後までずっと名前で呼ばないのには違和感がある。

<勝ち気な女子>や<金髪碧眼の少女>という表現を続けると、
物語の内側にいる語り手が名前を知らない人物について述べているか、物語の外側に語り手がいるか、
そのどちらかという印象を持たれやすい。
原作で名前がついてない二人なのかもしれないが、
こういう書き方をすると不自然だと思われる場合もあるということは意識していた方がいいかもしれない。

148:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:36:17.80 rrQIO5+n
2.「~してくる」「~してきた」という表現を使ったとき、主語や固有名詞を省けるか

場合による。
行為主体が明かなときは省略できるが、混乱を招きそうなときは省略できない。
大まかに言うと、直前の文章と行為主体が同じときは省略できることが多いが、
直前の文章と行為主体が違うときに省略してしまうと、混乱が生じやすい。

たとえば、
>>131の17行目、<手のひらでお尻の触り心地を確かめながら撫で回してくる。>
これは直前の文章の主語が痴漢の<手>だったので、
痴漢の動作が続いているということで新たに主語がなくてもスムーズに読める。

けれど、
>>139の4行目、<彼は(中略)、マンコを覆っている部分をまじまじと見てきた。>
この場合は、直前の文章で風花が行為の主体となってスカートをめくっており、
行為の主体が変わっていることから、<彼>を省略することはできない。

なお、省略できるかどうかについて述べたが、
省略できるところは絶対に省略しなければいけないと言っているわけではない。


3.「履く」と「穿く」

靴など、足につけるものには「履く」、
ズボンなど、足をとおして下半身につけるものには「穿く」を使う。
この認識で合っているが、辞書に載っていることなので、できれば自分で辞書にあたってほしい。


4.「驚く」と「驚かされる」

「驚かされる」と書くと意味を強める表現になる、という認識は、厳密に言うと正しくない。
「驚かされる」は、「驚く」という自動詞の使役受身。

また、「驚く」が受身の表現に用いられるというのも正しくない。
人間の意思ではコントロールできない感情を表す動詞ではあるが、「受身の表現に用いられる」わけではない。

使役受身というのは、「お使いに行かされる」というように、
あることを強制されてやっているということを被使役者の側から表現したものだから、
人間の意思でコントロールできない感情を表した動詞に使役受身を使うと、
否応なく感情が喚起される、というようなニュアンスが加わる。

なので、結果的に意味を強めたような効果が出るという、感覚的な部分では間違っていない。
けれど、文法的な理解としては不正確。

149:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:37:47.46 rrQIO5+n
5.「生暖かい」と「生温かい」
(1)
各々の表現を用いたプロセスを説明してくれているが、
要するに、「生暖かい」と「生温かい」はどう使い分ければいいのか、ということだよね?

「暖かい」は、「暖かい部屋」「今日は暖かい」など、主に気温に関することに使う。
「温かい」は、「温かい料理」「心が温かい」など、物体や心に関することに使う。

使い分けを迷った時は、対義語を考えてみるといい。
「暖かい」の対義語は「寒い」。
「温かい」の対義語は「冷たい」。

(2)
これをそれぞれの文章にあてはめて考えてみると、
<男の吐息>の温度が低かった場合は、<男の寒い吐息>ではなく、<男の冷たい吐息>になる。
また、<何だか生温かいもの>の温度が低かった場合も、<寒いもの>でなく、<冷たいもの>になる。
よって、本来はどちらも「生温かい」を使うのが正しいのだと思う。

(3)
けれど、芥川龍之介の『偸盗』なんかでは、
<相手の血が、生暖かく彼の手にかかったのを感じた。>という具合に、
「温」の字をあてるべき箇所にも「暖」の字を使っている。
また、「生温かい」は本来「生温(なまぬる)い」が正確な使い方だと思うが、
「生温かい」という表現が一般的に使われてきているし、小説の中でも散見されるので、間違いではない。
なので、両者の使い分けをそこまで気にする必要はないと思う。


6.文章
文章が不正確な箇所が多く、こなれていない印象を受けた。

(1)主語と述語が対応していない。
たとえば、>>134の28行目、<それなのに自分には一言も話さず、他の仲間からもそのような話は聞いていなかった。>
前半の<それなのに自分には一言も話さず>の主語は「彼」、
後半の<他の仲間からもそのような話は聞いていなかった>の主語は「風花」なのに、
後半で主語が変わっていることを明記していないから、後半も「彼」が主語のままのように読めてしまう。

>>135の8行目、<度が過ぎると演じているのを見破られて人間関係にヒビが入る欠点を恐れている。>
このひとつ前の文章が<悲劇のヒロインを演じるのは簡単で、同情はされる>なので、
<度が過ぎると(中略)人間関係にヒビが入る>の主語は、前の文章から引き続いて<悲劇のヒロインを演じること>のはず。
けれど、<欠点を恐れている>と、いつの間にか主語が風花になっている。

このように、言いたいことはなんとなくわかるが、
ひとつの文章の中で主語と述語が正しく対応していないため、とても読みにくい。

また、
>>132の下から3行目、<風花とこの男女2人の周りには、沢山の野次馬に見られていた。>
ここは、<風花とこの男女2人の周りには、沢山の野次馬がいた。>
もしくは、<風花とこの男女2人は、沢山の野次馬に見られていた。>
でないとおかしいし、

>>134の25行目、<面白くない気分なのは、彼の話を聞いていた風花自身の暗い感情だった。>
ここを<面白くない気分なのは>と書き出したなら、<風花だった。>など、人で受けないとおかしい。
風花が納得していないことの中身を説明したいなら、
<面白くないのは、彼の話を聞いて湧き上がってきた自分の暗い感情だった。>
というような文章になるはず。

同じような観点から、
>>134の4行目、<その疑問は彼の口から答えてくれた。>
>>135の3行目、<理由は、彼が心の中に踏みこんでくるのを拒みたかった。>
等の文章もおかしい。

150:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:38:48.35 rrQIO5+n
(2)
助詞の使い方がおかしい。
>>130の7行目、<風花はお付き合いを始めたばかりの彼氏がいる>→<風花には>
>>131の27行目、<彼女は(中略)微かな希望があった>→<彼女には>
>>137の9行目、<風花はなんだか2人からかけられた言葉に嬉しかった>→<言葉が嬉しかった>または<言葉に嬉しくなった>

(3)
「~っぽい」や「感じ」、「あたり」といった曖昧な表現、
そのものずばりを言い表さずに読み手のフィーリングに頼る表現はなるべく使わない方がいい。

>>130の21行目、<ショートカットの一種っぽい>
この表現だと、では具体的にどのような髪型なのか、読み手には伝わらない。
二次だからそのあたりの共通認識はあるのだろうが、SSの文章としては舌足らず。
せめて<ショートカットの一種のような、>として、そのあとに具体的な描写をするべき。

また、>>138の下から8行目、<緊張とか興奮という感情を顔に出した感じ>は、
<感じ>という表現に逃げない方がいいし、
>>138の下から7行目、<ほんのりとした感じで赤くなっている>の場合は、
<感じ>という言葉は不要。<ほんのりと赤くなっている>で充分。

そして、>>143の下から8行目、
<彼女の首筋のあたりにアゴを乗せ、そのあたりを何度も口づけしてくる。>
これも、最初の<首筋のあたり>はわかるが、同じ文章内で<そのあたり>を使うのは避けた方がいい。
それから、単純に疑問なんだけど、首筋のあたりにアゴの乗せていたら、同時にそこへ口づけはできないよね?
具体的にどういうことになっているのか、絵が想像できない。
<そのあたり>が指しているのは、文法的には<首筋のあたり>というということになるけど、
そうではなく、「首筋にアゴを乗せた状態で口づけをしたときに触れる箇所」のことを<そのあたり>と表現しているなら、
それは怠慢だと取られてもしょうがない。
「うなじ」や「耳の裏」、「髪の生え際」など、<そのあたり>に取って代わる表現はいくらでもある。

(4)
その他、長くなったので、簡単に指摘していく。

>>129の14行目、<確認の余地を残さないまま>
その1行前で<見れば見るほど>と荷物の中身を確認しているし、なにより、確認するために夏紀へ電話したのでは?

>>130の22行目、<上半身まである青いジーンズのようなのなんか>
表現が稚拙。それに、「オーバーオール」や「サロペット」で通じる。

>>131の9行目、<お尻に触るというよりは、軽くタッチしてきている>
<触る>と<タッチ>の意味はほぼ一緒。
違いを出したいなら、<タッチ>を「撫でる」や「さする」などの表現に変えた方がいい。

>>132の4行目、<肛門のあたりを指先で刺激、またはTバックそのものを上に締め上げるような行為をされてしまう。>
「または」というのは、「A or B」の意。
ここでは、<肛門のあたりを指先で刺激>されることと、<Tバックそのものを上に締め上げる>こと、
この両方をされているのだから、<または>はおかしい。

>>139の14行目、<探知したばかりの風花の能力によると>
<探知したばかりの>が<能力>にかかっている。
<探知したばかり>なのは「情報」のはず。

>>141の14行目、<彼女は声にならない悲鳴をあげたり、オエッてなったりする。>
表現があまりにも幼い上、視点が定まっていないため、文体が破綻している。


全体的に文章が洗練されておらず、推敲が足りないと感じた。
自分が今どんな文章を書いているのか、視点はどこにあるのか、主語と述語は噛み合っているか、ちゃんと意識した方がいい。
そして、もっと最適な文章はないのか、あれこれ考えてみる作業を増やした方がいいと思う。

151:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:40:02.12 rrQIO5+n
7.傾向について
(1)
傾向に関しては、よくわからない。
だが、キャラの心理状態や人間関係に重きを置いたSSではないので、
下着という小物を使ったプレイにフェティシズムを感じる人なら、良いと思うかもしれない。

(2)
個人的には、キャラに魅力を感じなかった。
まず「彼」に関しては、<弱い者には微笑み、悪というものには敢然と立ち向かう勇気ある人間>とされているが、
そんな彼が痴漢にあったばかりの女の子に、下着に対するフェティシズム全開のプレイをするという流れが不可解。
キャラが変貌する動機が不十分で、うまく心理に乗っていけない。
理性や常識を<全て脱ぎ捨てて、獣のように本能を露にしたいのではないか>と説明されているが、
普通の男性の理性はそんなに脆くないのでは?
「俺の『想い』をもらって欲しかった」と行って口の中に射精するのも、ただの自分勝手な男の言い分にしか読めない。

そして「風花」に関しては、キャラが定まっていないように感じた。
<慎ましやか>と形容されるようなキャラなはずなのに、
口淫をしている際、<確か自分が見聞きしてきた経験のでは根本までのみ込めるはずだ。>と、
どこのAVで仕入れてきたんだという知識を披露している。
かと思ったら、その直後には口の中に出されてしばらくしてようやく<これは「精液」だった。>と気づいている。
彼女がどんなキャラなのか、よくわからない。
人物造形をしっかり行わず、物語に都合よく行き当たりばったりで書いているように見える。

(3)
また、視点に関係することでもあるが、「チンコ」や「マンコ」といった表現は、風花視点のSSにはそぐわない。
個人的に「チンコ」「マンコ」と書かれるとそれだけで萎えるのだが、それは好みの問題でもあるし、
ギャグやバカエロ、頭の中がエロでいっぱいの中学生男子や、男を馬鹿にしきったビッチの女の子が語り手のSSなら
うまくはまる場合もあるから、「チンコ」「マンコ」という表現が即NGというわけではない。

けれど、このSSの視点は風花で、文体というのは視点や語り手に引きずられるものだから、
<慎ましやか>な風花の語りに「チンコ」「マンコ」という表現はとても不自然。

描かれている精液の量も多すぎるし、全体的にどうにも童貞中学生男子の妄想という印象が拭えない。


読み手の顔色を窺ったり、受けを狙ったりして書く必要はないし、
自分の性癖に従って好きなように書けばいいと思うが、細部はきっちり詰めた方がいい。
そして、二次でやるからにはキャラ造形をしっかり行うのは必須だと思う。

傾向やジャンルに関しては詳しくないので、そこは他の方にまかせる。
長文スマソ。

以上

152:128
11/12/14 17:27:57.26 QEKiqT9O
>>145,>>146,>>147-151
今回もありがとうございます。
やはり「チンコ」「マンコ」という表現はダメでしたか。
それから風花以外の登場人物の名前も書く必要があるんですね。
「これ試作品だから」ってんで、そのまま読み手にお出ししなくてよかったとつくづく思います。
今後、文章を書いていく上での糧にします。
批評の内容を消化しながら、その内本来投下すべきスレに投下したいと思います。

……ただ、感謝しているものの、自分は「文章を推敲する」というものがよくわかっていません。
改めて上の文章の出来事を記した後出しスケジュール(便宜的にこう名づけてます)によると、このような感じです。

・ある程度文章を書き、音読してみる
・一通り書き上げた後、文章を「寝かせる」
・一通り書き上げた文章中の表現を見直してみる。改めて音読してみる

質問続きで悪いのですが、「推敲する」という方法というのはどんな物なのですか?

153:名無しさん@ピンキー
11/12/14 22:48:14.43 s0vhQpmz
ここは具体的なSSに対してコメントを寄せるスレ。
そういう一般的な話題について知りたいのなら、
SS書きの控え室スレでも行って過去ログ読むなりROMるなりするかし。

154:名無しさん@ピンキー
11/12/14 22:49:24.31 tFxO/3OO
横からだけど上で抜粋されて訂正されてる行為、これ自体が推敲すると言う事。
推敲と言っても色々あるので本来の意味は検索したほうがいい。

んで、今>>152に必要なのはどうしてこれが訂正しないといけないかって知識じゃないかな。
本を読んで何度も書いてたら、いつかはわかってくるんだけど時間はかかるかも。

155:128
11/12/15 10:37:19.07 wdJIetb/
>>153,>>154
レスありがとうございます。
なんだか野暮な事言ってすみません。
知りたい事はもう十分です。
ありがとうございました。

156:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:39:38.28 2YQmxLZM
皆さん、いつもお世話になっています。
以前投稿したエロパロなのですが、
是非批評をお願いします。

・二次創作
・『みえるひと』(ガク×姫乃)無理矢理?
・4~8レス程度

157:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:40:59.60 2YQmxLZM
「この、奪われた悲しみ・・・・・・!」
男の体がふっと浮き上がり、2M先まで吹き飛んだかと思うと地面に崩れ落ちた。
地味な顔に似合わない巻き毛を振り乱して派手な服を着た女が駆け寄り、
白目を剥いて気を失った恋人の体を揺さぶる。
彼女はおろおろと人気のない住宅街の一角を見渡した。
周囲にはブロック塀と静まった道だけで誰もいない。
女は泣きそうな顔でバッグから携帯を取り出し、
震える手で番号を押して電話をかけ始める。
その慌てた様子に、手元にあったピコピコハンマーを交互に見て反省する。
しまった、やりすぎた。
手加減したつもりだったのに思ったより飛距離が出てしまったようだ。
・・・・・・・まあいいか。倒れた武という奴が病院の世話にならないことを祈ろう。
お嬢さん、すみません。
「ツキタケ、行くぞ」
コートを翻して、事を起こした当事者はゆらゆらと歩き出した。
自分の横を歩く弟分のツキタケは後ろを振り返ると
「ご愁傷様です」
 と、同情した声で呟いた。
 路地裏から離れると、商店街が見えてきた。
スピーカーから流れる『ジングルベル』と街灯の間に飾られたイルミネーション。
クリスマス一色になった商店街を、白いファーがついた枯草色のコートを着た陰気な男と、
赤いマフラーに白のつなぎ姿の小柄な少年は連なって歩いていく。
右目を前髪で隠し、長身を丸めて猫背気味に歩いているコートの男はガク。
派手な飾り付けをされた店には興味を持たず、無表情にひたすら前を見すえていた。
彼の横で両端がはねた茶髪にマフラーをつけた少年はツキタケ。
子供らしく店内のディスプレイを興味津々に眺めていたが、
ガクが歯を剥き出してクリスマスムードを露骨に嫌がっているのに気付き溜息をついた。
「アニキ、大人気ないですよ」
ツキタケは黙々と歩を進めるガクをいさめた。
「さっきは普通の一般人に殴りかかるし。何も軽傷を負わせるほどの罪じゃないでしょ」
「人前でイチャイチャしているのが悪い。お前は子供だから分からないんだ」
 ガクは身を震わせて叫んだ。
「彼女とクリスマスを楽しめない、この悲しみ・・・・・・!」
 手にモグラ叩きに使用するようなピコピコハンマーを出現させ、ガクは辺り構わず振り振り回した。

158:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:42:36.19 2YQmxLZM
ピコピコピコピコピコ・・・・・・・
ガクは懲りもせず、また遭遇したカップルの男の頭を叩き始めた。
「いてっ、なんだよこれ」
被害者は訳もわからず頭を押さえている。これだけ悪ふざけをしても周囲の人が、
自分に好奇の目を向けることはない。
彼らは“陽魂”と呼ばれる他者を思う気持ちや、強い志など陽性の思いで留まった霊だ。本来陽魂は生者に触れることはできない。しかしガクの場合は、破壊衝動を覚えると生者に害を成す事ができる“陰魄”に近付く。
一見普通のピコピコハンマーはガクの破壊衝動を具現化したもので、願えばその姿はトンカチや巨大な木鎚に変化することもある。
霊が見えたり、声が聞こえたりする者には当然、霊感がない者にもガクは攻撃をすることができる。
「いいじゃないですか。今年はねーちゃんやうたたか荘の皆で過ごせるでしょう?」
 ぴくりとガクは攻撃を止めて、可憐な姫乃の姿を思い描く。
そうだ。きっと彼女とならクリスマスは素晴らしい一日になる。脳内で赤いミニスカートとブーツからのぞく白い太腿にボンボンのついた肩出しスタイルの姫乃が、サンタ帽をかぶってガクに笑いかけた。
「ひめのんのサンタ服姿・・・・・・最高にイイ」
ぽっと頬を染めてガクはひとりごちた。そうと決まれば話は早い。
「よし、ツキタケ。ひめのんにサンタ服を贈るぞ」
「えっ」
「楽しみだな~」
「アニキ、そんなことしたらまたねーちゃんにひかれますよぉ」
後ろでぼやいているツキタケを連れ、ガクは近場のドン・○ホーテに向かうことにした。
品物で溢れた店内を進み、八階のコスプレコーナーまで行くと、店内にはメイドにナース、果ては透けたランジェリーまで様々な衣装が多種多様に置かれていた。
「ほう・・・・・・・」
サンタ衣装よりも刺激の激しい衣装に思わず目を奪われる。ガクが悶々と妄想に励んでいる頃、奥の通路にいたツキタケが呼ぶ声がした。
「どうした」
「アニキ、これ何に使うんですかね?」
道行く商品をすり抜けて来たガクは度肝を抜かれた。
ツキタケが指さした先にはローターやバイブといった、所謂大人の玩具が並べられていた。
もっと分かりにくい所に置けよ!
思わず心の中でツッコむ。ガクはゴホンと咳払いした。
「あー・・・・・・これは、だな。女性を喜ばせるものだ」
ツキタケを見ると、へぇ~と目を皿にしている。
「そうなんすか。あ、それならねーちゃんにも」
 恐ろしい提案をしてくるツキタケはまだ小学生なのだ。
高校生の女の子にこんなの贈ったらただの変態だろうが!
「ツキタケ、いいから早くこっちへ来い」
ガクの切迫した様子に気付いたのか、ツキタケは大人しく従ってくれた。
ああ、なんだかどっと疲れてしまった。
早くひめのんに会ってなでなでしてもらおう。
「あれ?」
 再び声をあげるツキタケに、今度は何だと顔を上げる。
そこには見知った白髪頭が、怪しげな玩具を手にしげしげと眺めている姿があった。
「おい貴様、こんな所で何をしている」
ガク達が住むうたかた荘には、ガクのように地上に留まっている陽魂や、時折普通の人間も住んでいる。後者は管理人の明神という白髪にサングラスをかけた男と、ガクの運命の相手である姫乃だけが今のところうたかた荘に住む生者だった。
 ガクは体から魂を溢れさせながら、臨戦状態で明神に問いかける。
明らかに動揺して目を反らす白髪の男を見ていて、ガクははっと思い立った。
「まさかその卑猥なものを、ひめのんに贈る気じゃないだろうな!」
「・・・・・・・」
 全身で肯定しているような明神に、ガクは自分の中で何かが切れた音を聞いた。
叫びながら巨大な木槌を振り上げて明神に向かっていく。
「分かった、言うから!とりあえず落ち着けーー!」
 明神の説明は、ガラスのように繊細なガクの心を粉々に打ち砕いた。
話し合いの甲斐もなく、ガクによって店内がめちゃくちゃに荒らされた後、三人はぼろぼろになりながら女性用のサンタのコスチュームを一着買って帰った。
外を出ると、空はすっかり暮れていた。
三人は始終無言で歩を進め、ようやく二階まである木造建築のボロアパートであるうたかた荘に着いた。
「お帰りなさい!」
 三人は玄関先でセーラー服の上にカーティガンを羽織った姫乃に笑顔で迎えられた。
「あれ?三人一緒なんて珍しいね」
「・・・・・・・まぁ、ちょっと色々あってね。ただいま、ひめのん」
 明神が苦々しくほほ笑む中、ガクは口から魂が抜けた人形のように動かない。
「ガクリン、大丈夫?」
姫乃に心配そうな声をかけられたが、ガクは目を反らしてただ頷いた。

159:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:44:09.21 2YQmxLZM
こんなに純情そうなひめのんがすでに明神に抱かれていたとは。
自分の一方的な片思いとはいえ、ガクはひどく裏切られた気分になっていた。
そのことばかり考えていると具体的な妄想が始まっていきそうで、
ガクは考えるのを止めた。
胸に痛みを抱えながら、そのままふらふらとうたかた荘に入っていく。
薄暗い部屋の中で、ガクはただ黙って床に座った。
じっとしているだけでも怒りが体中に駆け巡り、今にも爆発しそうだ。
ひめのんと結ばれることはないことは分かっていた。
『運命の人』
そんな言葉を用いて、どこかで期待していた自分が虚しく思えた。
「おーい、ガク」
明神が部屋のドアをノックした。
「・・・・・・これから皆で明日の準備をしてくるから。留守番頼むな」
 アズミやエージ、ツキタケといった子供の霊がはしゃいでいる声が聞こえてくる。
同情しているつもりか、明神。
ガクが何も答えずにいると、管理人は軽く溜息をついて去っていった。
胸の奥底からどす黒い感情が沸きあがってくる。
「ひめのんはどうする?」
「私はいーよ!もう子供じゃないもん」
 階下から二人のやり取りが聞こえてくる。風呂に入ってくるといい、姫乃は自室のドアを閉めたらしかった。
自問自答を繰り返している内に、ガクは以前自分が敵であったグレイに投げつけた言葉を思い出していた。
『何故お前達が生前の姿を留めず異質な姿・・・・・・異質な力を持つのか?
それはお前らが強い負の感情により
たやすく生前持っていた常識をかなぐり捨てる事ができたからだ。
霊魂とはハート・・・・・・元は生前の記憶や性格そのもの・・・・・
死してなお生前の姿のままでありたいと思う陽魂達が・・・・・・
いらぬ常識を引きずり続け魂の力を有効活用できないのは当然の事なのだ。
自分を縮こませる常識など必要ない。
―死んだ者に残るのは魂・・・・・・
思いこそ力
飛べると思えば空は飛べるのだ。
この世界では常識は自分で作るもの』
コツコツと時計の針が秒を刻む音がやけ鮮明に聞こえてくる。
ガクは壁をすり抜けると、うたかた荘のしんとした廊下を進んでいく。


160:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:44:46.70 2YQmxLZM
うたかた荘の共同施設である「ゆ」と書かれた風呂の暖簾をくぐると、曇ったガラス戸に透けて、肌色の人影が見えた。中からは鼻歌が聞こえ、容器から水が零れる音が耳に届く。
ガクは足を止めた。
本当にこんなことをしていいのだろうか。姫乃を傷付けることを?
畳まれた衣服を横目にガクが躊躇していると、あっと短い悲鳴が聞こえた。続けて叩きつけられた大きな音。
「どうしたひめのん!」
思わずガラス戸を通り抜け、風呂場へ駆け込んでいた。
その時にはすでに気を失った姫乃が手足を広げてタイルの上で伸びている所だった。
足元には石鹸が転がり、タイルには白い泡が僅かに残っている。
「・・・・・・・」
床で眠った姫乃の体をガクの視線がなぞっていく。
黒髪が張り付いたまま目を瞑るあどけない顔。ふくらみの中央で赤く色づいている実。くびれた腰つき。そして薄く茂みになっている逆三角の場所。
ガクは一度目を反らし、やがてまたもう一度目をやった。細身の体つきは守ってやりたいと思えるほど愛らしい。
・・・・・・あいつにこの体を自由にさせたのか。
またも胸の中がもやつき、先程の声が再び喚起された。
『自分を縮こませる常識など必要ない』
「・・・・・・ひめのんがいけないんだ」
俺の気持ちを知っていて、明神なんかに体を許すから。
ガクの指が湯水に濡れた温かな姫乃の肌に突き抜けることなく触れる。
横たわった体を抱き起こして首筋に顔をうずめると、甘い香りがしたような気がした。
マシュマロのように形を変える膨らみに酔いながら、胸の突起を擦る。
執拗な愛撫を繰り返していると、突起は長く伸びて主張を始めた。
子供のように夢中で吸い付いてその味と形を舌で確かめていると、
姫乃がガクの頭を掴んで離そうとした。
その手が煩わしくなり、右手で強く両手首を掴んで上で拘束したままタイルに押し倒す。
「ガクリン!私、本気で怒るよ!」
目の端に涙を浮かべた姫乃に睨みつけられた。
気丈に振る舞っているが、本気で自分に怯えているのは目を見れば分かる。
普段のガクであればそのまま「はい」と引き下がっただろうが、
常識をなくした今の自分に背徳心などなく、歯向かう姫乃を征服する歓びが勝っていた。
「どうして?こんなになってるのに」
言葉とは裏腹に、唾液によって艶みを帯びて膨らんだ赤い実を人差し指で弄ぶ。


161:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:47:53.62 2YQmxLZM
ガクは傍にあった棚にあったリンスから片手で白い乳白色の液体を出した。
姫乃の胸の間に垂らした液体は糸を引きながらゆっくりと落ちていく。
手の平で胸の突起を中心に撫でると、姫乃の体が小刻みに震えた。
「いやあっ」
滑りのよくなった膨らみを揉みしだき、
液体が透明になるまで円を描きながら手を腹部から恥丘へ下げていく。
全身にとろりとした膜が張った頃には、姫乃はぐったりとして小さく喘いでいた。
ガクは油断していた姫乃に顔を近づけて唇を重ねた。
閉じられた太腿を掴んで、割った脚の間に自分の体を割り込ませる。
姫乃の太腿のしなやかさ。柔らかな舌。
全てが劣情をもたらす。
頭が熱で浮かされたような息苦しさを感じながら、
ガクは最後に残してあった姫乃の秘唇を指で一撫でした。
「ああっ」
 待ち焦がれていたように、姫乃が腰を浮かせた。
再びポンプに手を伸ばし、液体を塗りつけた中指を挿れると、出し入れを繰り返す。
柔らかく温かい中が指を包み込む度に胸が熱く鼓動した。
「これが、ひめのんの中・・・・・・」
ゆっくりと引き抜くと、中指はリンスと愛液がとろりと絡んでいた。
「そろそろいくよ」
ガクはスラックスの前をくつろげて姫乃の中に入ろうとした。
これでようやく二人は一つになれる。
荒く息を吐いて腹の前で勃起していたものを掴む。
「だめ・・・・・・・やめてガクリン」
ガクは無言で姫乃の秘唇に自身を侵入させる。
最後まで柔らかで温かなものに包まれた時、分身は激しく波打った。
「やっと一つになれたね」
「っ・・・・・・・ふっ・・・・・・くっ」
子供のように泣きじゃくる姫乃の体を抱きしめると、ガクは欲望に忠実に従った。
固くなった肉棒で柔肉の味を愉しんでいる間も、姫乃は眉を寄せていた。
彼女の中はその人柄と同じように自分を温かく包み、ガクは夢中になって腰を振る。
「はー・・・・・・・はー・・・・・・出る」
 びくりと体を強張らせた姫乃の肩を鷲づかみ、
ガクは暴発した感情と共に白濁した欲望の全てを姫乃の中に注ぎ込む。
これで彼女を自分のものにできた。
明神などに渡すものか。
行為が終わり、タイルに呆然と座っていたガクはふと鏡を見た。
そこにはまるで魂が抜け落ちたようにおぼろげな目をした自分が映っていた。
「ひっく・・・・・・・うっく」
床には手で顔を押さえた姫乃のしゃくりあげる声が聞こえてくる。
何だこれは。現実か?
ガクは自問自答した。
少し前まであったはずの高揚はすっかり消え失せ、倦怠感が重くのしかかる。
「ひめのん・・・・・」
 わずかな希望にすがるように姫乃の名を呼ぶ。
しかし彼女は何も答えてくれなかった。
温かな肌に触れようとしても、まるで姫乃が拒絶するかのように
ガクの手をすり抜ける。
分かっていたじゃないか。自分を愛してくれる女性などこの世界にはいないと。
瞳から零れ落ちた透明な雫は、タイルに落ちることなく消えていく。
いつのまにか起き上がった姫乃が、真っ赤に泣き腫らした目でじっと見つめている。
戸惑い狼狽するガクに向けて姫乃はすっと手をあげ、子供をあやすように頭を撫でた。
もちろん直接頭に触れられた訳ではない。
ガクには充分だった。
姫乃はもう一度自分にやり直す機会を与えてくれているのだ。
この人はやはり自分を変えてくれる運命の人に間違いはなかった。
きっと何があっても、彼女を守り抜く。
その時、玄関から扉を閉める音がすると子供達や明神の騒々しい声が聞こえてきた。



162:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:57:39.82 2YQmxLZM
以上です。
聞きたい事としては

ある板に投稿しました。
が、あまり反応がなく
風呂場での特殊な行為が引かれたのか、
それともただ描写が上手く伝わらなかったのか?
など原因がわからずこちらに投稿させてもらいました。

よろしくお願いします。



163:名無しさん@ピンキー
11/12/22 22:42:20.53 u2vlIcLy
改行タイミングが不安定など気になるとこもありますが文章や行為の問題ではなく
ごく単純に原作作品そのものに求心力ないんではないかと。
ジャンプ読んでますけど、連載時はともかくとしてもかなり前の
打ち切り作品なので愛ではカバーしきれないのでは。

164:名無しさん@ピンキー
11/12/23 16:20:40.98 R414X+bV
>>156
『みえるひと』は未読。


1.文章
(1)
文章にわかりにくいところがある。
特に冒頭。
このSSがどのような視点で書かれているのかがわかりにくい。

>>157では「男」と「女」が出てくるが、視点がはっきりしてないから、

>その慌てた様子に、手元にあったピコピコハンマーを交互に見て反省する。

ここで「反省」しているのがいったい誰なのか、先まで読み進めないとわからない。
三人称多元、神視点で書くにしても、誰の行為なのか、誰の内心なのかは明確にわかるように書くべき。

(2)
また、書かなければいけない情報が抜け落ちている箇所がある。
たとえば>>160の8行目、

>その時にはすでに気を失った姫乃が手足を広げてタイルの上で伸びている所だった。

と、姫乃は気を失っているはずが、同レス下から7行目では、

>「ガクリン!私、本気で怒るよ!」

と、いつの間にか起きている。
「姫乃がガクの頭を掴んで離そうとした」という記述もあるが、
なにかを掴むという行為は意識がなくてもできるので、もっと正確に伝わるように書いた方がいい。


2.展開
ガクが姫乃に風呂場で無理矢理ことに及ぼうとする、その行動の動機が不十分。
>>159の後半で、おそらく原作のものであろう文言が引用されているが、
そこからどうしてその後の行為に及んだのかが飛躍しすぎていて、ガクの心理の流れについていけない。

そして、最後に姫乃があっさりガクを許すような行動を取っているのも、
その心理がよくわからず、ガクに都合がいいだけの行動に読める。

投稿したときにあまり反応がなかったとのことだが、
きっと風呂場での特殊な行為云々が原因ではなく、
ガクの行動に読者が感情移入できなかったことが原因だと思う。

もちろん、読者に感情移入させることは物語の必須条件でははないが、
感情移入させるようなSSでないなら余計に設定や人物を作り込まないと話に説得力が生まれない。
無理矢理だろうがレイプだろうが、人物の行動に説得力があったら読者は引き込まれる。

もうちょっと人物をしっかり掘り下げた方がいい。

165:名無しさん@ピンキー
11/12/23 16:21:36.49 R414X+bV
3.形式
(1)
改行と行頭一字下げに法則性が感じられず、少々読みにくい。

改行せずに横幅いっぱいに文章を繋げてしまうとそれだけで読みにくく感じるのだが、
それは個人の好みもあるし、ブラウザにもよるので、それ自体が悪いとは言わない。
けれど、段落を行頭一字下げで表すなら、
横幅いっぱいに文章をつめているところと改行しているところ、その違いはなに?
どういう形式をとるにせよ、ひとつのSSの中では形式を一貫させてくれないと、読んでいてひっかかる。

(2)
また、行頭一字下げが段落を表しているとしたら、その段落のつけ方にも疑問がある。
段落はひとつの意味をもった文章によって構成されるが、たとえば>>159の14行目、

> アズミやエージ、ツキタケといった子供の霊がはしゃいでいる声が聞こえてくる。

ここは前の文章とひとつながりの内容なので、ここで段落をわける必然性はない。
文章の意味を意識して段落をつけるとしたら、むしろ同レス21行目、

>自問自答を繰り返している内に、ガクは以前自分が敵であったグレイに投げつけた言葉を思い出していた。

ここで行頭一字下げを行った方がいい。



全体的に作り込みの甘さを感じるので、細部までつめていけばもっとよくなると思う。

以上

166:名無しさん@ピンキー
11/12/24 21:58:44.42 rIXSgBrJ
テクニック的なことは >>164,>>165 が書いてくれてるので…

まず、これ最近投下したの? 連載時ではなく? なにゆえ?
と小一時間問い詰めたい。まず需要をもう少し読んだ方が。
二次はその作品の設定を把握していることが前提。これほど昔の作品
になってしまうと、もうガクがどういう条件で現世の人に触れるかとか忘れてるので、
その時点で読者が非常に限られる。
自分も激しくうろ憶え。

当方ジャンプ読者で、連載当時は結構好きで読んでた作品だったし、ガクは好きなキャラだった
気がするが、細かい設定(触れる条件とか)が思い出せない。
なんか攻撃は当てられた気がするが、触れ合い(自分に触感があり、相手に触感がある)とか、
可能だったっけ? 思い出せない…。少なくとも、ひめのんと触れ合ったシーンはなかった気が。
それともこのSSで特殊条件を設定してるのかな? ガクがひめのんを強姦してる割に
ひめのんはガクの頭を撫でられてない??
「ガクがひめのんと触れ合える」のがこのSSのみの特殊設定だったとしたら、それだけでスルー
されるに充分な理由だと思う。

また、二次は構成やストーリー、文章テクニックよりまずシチュエーションだと言われる。
「みえるひと」はそもそも恋愛展開が少なく、その不満をエロパロにぶつけることは可能だが、
憶えてるファンがいたとして、このカプのこのシチュが受けるかと言えば、残念ながらとても
そうとは言えない。

まず、姫乃(ひめのん)は明神が好きであり、メインカプとしては一応姫乃×明神だったと思う。
しかし明神が必ずしも姫乃に恋愛感情を見せるわけではないので、まあ他のキャラとの絡みも可能。
しかし色気はなく、ファンとして襲いたいキャラかと言うと微妙。
ガクは、初期のうちはこの作品にも見られるようにヤンデレ要素のあるキャラかと思われていたが、
実際は心の中に供給過剰の愛を持っていて、愛されるより愛したい、無償の愛を惜しみなく捧げる相手
を求めるキャラだったはず。
連載初期ならともかく、連載終了してからガクがキレてレイプ、というシチュを原作ファンが喜ぶかと言うと、
自分を含めて「無し」なシチュな気がする。

風呂場でリンスを使ってローションプレイ? 自体はそれほど特殊性はない気がするが、過剰な
「与える愛」を持つガクがひめのんを押し倒してのプレイとしては不自然だと思う。
せっかく触れるのにわざわざ特殊プレイはないだろ、と。


あと個人的に、ローションプレイ的なことをするアイテムとしてリンスを選択するセンスは気持ち悪い。
リンスは洗髪後の髪をコーティングするものなので、べたっと纏わりついて、洗い流しにくい。肌に使う
ものでもない。読んでいて気持ち悪さが先に立った。
>>162 はリンスで自慰をする趣味でもあるのだろうか。

される側の触感がいいのは固形石鹸塗りつけ、視覚的にいいのはボディソープだと思う。
泡で出るハンドソープなんかもいいが、風呂場にはなさそう。

167:名無しさん@ピンキー
11/12/25 15:11:18.67 e0D8YQ+8
>>162です。

皆さん、意見ありがとうございます!
自分では気付けなかった点など指摘してもらい
とても勉強になりました。

>>163

『原作がかなり前に連載終了しており、
需要もなく、反応が薄いのは必然』という皆さんの言葉を受けて
少し安心しました。

>>164

文章のテクニックについてのアドバイスも
詳しく書いてくださり感謝です!
最初に主語をつけて書くことや、矛盾した部分を作らないようにすること、
また自分はいつも、エロパロを書く際、まずエロありきなのでそこに至るきっかけが
つい甘くなってしまうので
『感情移入させるようなSSでないなら
余計に設定や人物を作り込まないと話に説得力が生まれない。』
という言葉に納得です。

すみません、形式について少し質問です。
自分はWORDで書いたものをコピペして
そのまま投稿しています。
スレッドではWORDで段落分けしたものを
そのまま反映してくれないようなのですが、
段落をそのまま反映してくれる文章ソフトというものはあるのでしょうか?

>>166

これを書いた経緯としては、
最近、初めて「みえるひと」を読み、面白かったので
「設定などを忘れない内に」と思いエロパロを書きました。
板もまだ落ちてなかったのでそのまま投稿という感じです。

幽霊が人に触れるという点ですが、
普通の霊は人に触れることが出来ないが、人を害しようという負の感情を持つ霊は
悪霊として人に触れることが出来るという設定だったと思います。
また原作でガクが「強い思いがあれば空を飛べる」
のだという発言をしており、思いが強ければ何でも出来るんじゃ?
と思う節があったのでそのネタを使いました。

連載終了してからガクがキレてレイプ、というシチュを原作ファンが喜ぶか・・・・・
言われてみれば確かにNOですね。
多くの方がほのぼのな感じで書かれていたので、斜め上を行こうとして
脱線しました。そこに原因があったのですね。

リンスプレイ・・・・・・不快にさせてしまったようで
申し訳ありません。
>>162の趣味でした。リンスの方がなめらかな感じがしたので。
やっぱり一般的にはボディソープですよね。

それではありがとうございました!
また投稿する際はよろしくお願いします。

168:164
11/12/25 18:32:11.17 Hj/bLfki
>>167
>段落をそのまま反映してくれる文章ソフトというものはあるのでしょうか?

「段落」というのは改行のことでいいのかな。
それとも、行頭一字下げ?

どちらにせよ、文書作成エディタで作った文章の形式が
スレ投下時に反映されなかったことはないので、原因がよくわからない。
Wordも使ったことあるけど、ちゃんと反映されたよ。
もしかしたらバージョンで違うのかもしれないが、一度設定を確認してみた方がいいかも。

普段は一太郎を使っているんだけど、文書の形式が反映されなかったことはないよ。
メモ帳も同じく反映される。
けど、メモ帳は行数がひと目でわからないのでSSを書くときは使わないかな。

エディタについてはSS書きの控え室でよく話題になっているので、覗いてみるといいかも。
最近では確か123スレ目の732あたりでエディタの話が出てた。
その時に、メモ帳、Word、一太郎以外で挙がっていたものをざっと拾ってみると、

・サクラエディタ
・VerticalEditor
・StoryEditor
・TeraPad
・vertical
・evernote
・秀丸エディタ
・iTEXT
・MKEditor

こんなところだった。

控え室の過去ログでもエディタについてまとめてくれているので、参考にしてみたらいいと思う。
URLリンク(hikaeshitsu.h.fc2.com)

169:名無しさん@ピンキー
11/12/25 18:59:22.21 jUQ4ADBq
ボディーソープでやハンドソープローションプレイねえ
それで粘膜擦られると死ねるけどね

170:名無しさん@ピンキー
11/12/27 21:23:00.13 xlW69lLt
>>167です。

>>168

回答ありがとうございます!
詳しく書いてくださり参考になりました!!
控え室ログのURL、こんな便利なサイトがあったとは・・・・・・・!
エディタについてはもちろん、他の項目も
興味深かったのでゆっくり目を通していこうと思います。

>>169

死!?ですか?

171:名無しさん@ピンキー
11/12/28 00:17:28.19 1OnNjxr6
URLリンク(detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)
こういう事じゃない。

172:名無しさん@ピンキー
11/12/28 01:09:26.09 yOzyq4Fq
痛いよ

173:名無しさん@ピンキー
12/01/14 19:34:48.49 zeqnPVfb
物語を書く上で、携帯電話がものすごく邪魔なアイテムに感じてしまう私は、
レベルが低いのだろうか。

174:名無しさん@ピンキー
12/01/14 21:30:22.59 VOGObRS7
どういう意味で邪魔なんだね?

175:名無しさん@ピンキー
12/01/14 23:40:20.30 zeqnPVfb
すれ違い展開を殺しちゃいません?

電源切るとか着信拒否もありますが、意思次第でいつでも相手と会話可能なのは変わりませんし、
男女とも会話したいのにできない状況を作れなくしちゃうので、葛藤やすれ違いをサクッときっちゃうような…。
短編にはいいのかも知れませんが。

176:名無しさん@ピンキー
12/01/14 23:54:43.79 VOGObRS7
俺は高校時代から携帯が本格的に普及し始めた世代だから、
よく言われる「十円玉脇に積み上げて公衆電話で~」という感覚が分からないんだが、
そういうシチュが携帯の普及によって通用しなくなったということは理解できる。

けれども、推理小説のトリックとかと同じで、携帯があるからこそ書ける(書きやすくなる)シチュというのもあるはず。
例えばメールによるコミュニケーションなんかは、相手にいつ届いたかだけ分かるってので、
「ちゃんと読んでくれてるか、伝わっているのか」という独特の焦燥感があるし、
エロパロ的には、携帯の持つお手軽なカメラ機能やレコーダー機能は、プレイの幅を広げやすくなる。
(携帯が無かったら、写真を撮って脅すとか、結構敷居の高いシチュだと思う)

通話機能にしても、「会話は(技術的に)可能だけど、心理的にできない」とか、
「いつ電話かかってくるんだろうな」とかってシチュが書きやすくなった。
固定電話とはまた違った趣があると思う。

とりあえずSSをかく上で携帯を邪魔と思ったことはないな。
まぁ、邪魔なら時代設定を普及前にするって手もあるし。

177:名無しさん@ピンキー
12/01/15 10:53:50.61 QZP4GxUL
>>175
こう言っちゃなんだけど、携帯普及以前の「恋愛物語」で時間が止まっている気がする

>>176氏の言うように携帯時代でも形を変えてすれ違いはあるんだから、
そういうエピソードを収集して自作に生かせば良いと思う

もしくは、片割れを「携帯はプライベートでは使わない」てな男or女にしてしまう
実際そう言う男性は何人か知っている(現代社会では変人扱いされかねないが、普通の人)

178:176
12/01/15 21:59:11.37 eJZXriTn
私も高校の頃は携帯は持ってるのが普通な時代なんですが、
ファンタジー系の二次ばっかり書いてて、最近現代舞台のものを書いてみたら、
結構邪魔だったので、他の人はどう思ってるのか聞いてみたかったんです。

それまでは気付かなかったんですが、最近の少女漫画でも主人公が(スタート時点では)
携帯を持ってなかったり、特殊な事情(経済性、家柄、ポリシー…要は変人ですね)によって、
男女どちらかが持っていないパターンが結構あるのは、やっぱり邪魔だからかなぁ…と、
なんとなく思った。

少年漫画のラブコメのキャラは、大抵デフォルトで持ってないですよね(偏見?)。

179:名無しさん@ピンキー
12/01/15 22:07:57.11 eJZXriTn
すみません。上のレスは名前欄間違えました。
175でした。

180:名無しさん@ピンキー
12/01/16 01:39:14.74 ut9NF7vI
ジャンプでもマガジンでもサンデーでも普通にもってるね。
そういうすれ違いはなんらかの原因で一時的に気づかないってしてると思うよ。
バイトとか部活とか外せない用事があるとか。
当たり前にやるべき事があるキャラなら携帯が噛み合わない瞬間も生まれるだろうし
逆に毎日電話するようなキャラならすれ違い展開自体が生まれないんでは。

181:名無しさん@ピンキー
12/01/16 17:39:30.29 Q76/43yT
あとはあれかね。瓶詰めの地獄とか読んでみるといいよ。
瓶に入れて流した手紙の形式をとっちゃいるんだが、

・冒頭でその手紙は届いていないことが示唆されている
・『最後の手紙』や手紙の書き手の行動は、届いたと思って行われたもの
・届いていないとすれば、その行動の切っ掛けは何だったのか

ってのが、素直に読んだ時に読み取れる部分でね。
これはそのままメールに置き換えられるはず。

ちょうど携帯が一般に普及し始めた頃に学生だったんだが……
人がもうひとつ急くようになったのは携帯のせいだと思うし、
連絡の取りやすさは尋常じゃなく容易になったかわり、「行き当たりばったり」が増えたし、
恋愛モノに絞れば、会えない時間に対する構え方は確かに変わった。
ただ、ひっくり返せばそれだけの違い(確かに行動描写においては大きな違いだけどね)でしかないかな。

182:名無しさん@ピンキー
12/01/16 23:59:06.89 +KZdbfx8
面倒くさいことを機械があっさり片付けてくれるとおもいきや、
いつの間にか仕事どころか恋愛まで機械に合わせてやることになってしまったでござる。

183:名無しさん@ピンキー
12/01/19 21:51:30.37 lzkrSBCH
たまにはage

184:名無しさん@ピンキー
12/01/19 22:26:02.56 gFvvOK8K
今は無い乙女ゲーム()のスレで、最初年上女×女でのちのち年上女の兄×女になるエロエロ小説書いたら叩かれた。
たかが女同士が69でprprしてるだけのクソ小説に、場外乱闘までして頭ごなしありがとうございます。


その乙女ゲーム()スレには、ピンク難民板に出張スレまで在って、
スレ住民全員が本スレに投下された小説の悪口をあまさず言うシステムが確立していたと知ったのは、
投下したあと本スレに嵐がその悪口スレのURL張ったときだった。

185:名無しさん@ピンキー
12/01/19 23:27:43.02 7UHwjfwy
そりゃ乙女ゲーで百合とか男女とかやったら叩かれるに決まってる
あんたの配慮が足りない、腐女子舐めんな

186:名無しさん@ピンキー
12/01/19 23:56:17.12 lzkrSBCH
愚痴る前にさあ投下してみろよ!おまえならできるだろ!

187:名無しさん@ピンキー
12/01/19 23:59:39.36 lzkrSBCH
>>185
いや、腐女子向けならエロパロではなく、ってのがだいたいの場合ローカルルールであるだろ。
しかもエロパロスレの多くで百合は許容傾向にあるように思う。専用スレがあればまた別だが……

まあ、荒らすのが前提のスレッドは忘れて自分でサイトやったりするほうが良いよってのは、今のうちに言っておく。
ここは最底辺だからね……

188:名無しさん@ピンキー
12/01/20 08:37:18.01 afjjai9t
>>185
自分も腐だけど、そういうことすっから腐女子は~とか色々言われるんだよな。
(185に言ってるんじゃなくて、叩いてる推定腐女子に言ってるからね。念のため)

百合だろうが調教だろうが、自分には萎えでも他人には萌えだとなぜ分からないのだろう。
特にこんな場所は色んな作品が混合してあってしかるべきなのに。
注意書きは必要だと思うけど、いちいち百合狩りとかしだしちゃう腐は本当に醜いな。
こういう事いうと処女厨のキモオタだってそうじゃんみたいな反応するけど同じだよ。
同じくらいみっともない。同類として恥ずかしいよ。

女とか男とか関係ない。
独りよがりで偏狭な奴の言動は見るに耐えない。


189:名無しさん@ピンキー
12/01/20 10:01:43.88 kDK1mTHV
俺も常駐のひとつで♂×♀と♂×♂でスレの分裂騒動が起きてたなぁ。
途中まで争論見てたけど、ついに馬鹿馬鹿しくなって話題ガン無視してSSを投げ込んだのはけっこう痛快だった。

190:名無しさん@ピンキー
12/01/21 01:16:39.05 nnsbxQ+F
>>185
腐女子なめんなとかわざわざ言ってるのは、
乙女ゲー=BLゲーだと思ってるから?
残念ながら乙女ゲとBLゲーは違うから

191:風見
12/01/21 01:45:36.00 9SdbE8H7
なんで私のSSは素晴らしいのに、評価されないんでしょうか?

192:名無しさん@ピンキー
12/01/21 02:52:42.37 Yd3ecY5I
おまえが、「私は人とは違う」と思っているからでしょ

193:名無しさん@ピンキー
12/01/21 02:59:11.38 IkxJmA/D
エロパロスレで投下したSSである時点で、絶賛は決して得られないと考えるべきでしょう。
どうしても評価が欲しい場合は、まず自分の作品を「自作である」と考えることをやめましょう。
書いた後、2日、そのSSのことを忘れて生活してください。
その後、他人が書いたSSであるという前提でそれを読み返してください。

どうして自作が評価されないのか、という悩みには、自作を客観的に見返してみてください、以外の答えを誰一人持ち得ません。
客観視ができるようになってから、>>1(もしくはこのスレッドの>>5)に従って投下してください。

194:名無しさん@ピンキー
12/01/22 00:01:19.73 xXiybPtr
>>191は逆に面白い。
現実にこういう書き込みを目にする日が来るなんて、思っても無かった。

>>185
偏狭というか、勝手に後ろめたさを持って、勝手に攻撃的になってる人は見ますね。
同性愛は文化なんですけどねぇ。

195:名無しさん@ピンキー
12/01/25 11:35:31.73 WxgFsk3M
ageとく

196:名無しさん@ピンキー
12/01/25 11:41:51.35 WxgFsk3M
言っとくが、話題変更のためのageな。
叩かれたジャンルへの不満めいた雑談なんざ、不毛すぎだし、終わらん。
このスレで愚痴るなら、せめてジャンルによる書き方の違いで愚痴れ。

197:名無しさん@ピンキー
12/01/25 16:35:25.55 bOhEjVtG
キリッ

198:名無しさん@ピンキー
12/01/25 17:14:38.87 14LsNVkJ
マジレス推奨スレでキリッとかwww

199:名無しさん@ピンキー
12/01/25 17:32:16.36 YhuUmFxB
           (   )
           (     ) 霧ッ
           (      )


200:名無しさん@ピンキー
12/01/25 18:47:24.74 14LsNVkJ
>>199
意味が分かりにくくて靄っとしたわ

201: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:11:50.91 pbcplif1
前スレでSSを投下した者です。
お礼のレスをするのを完全に忘れていました、申し訳ありません。

以前受けた指摘を元に(スレリンク(eroparo板:495番)
いろいろ作品を書いてみましたが
どこまで質を向上させることができたか知りたいので、作品を投下させていただきます。
オリジナル、陵辱(若干アナルあり)、長さは15レス程度です。

202: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:22:28.14 pbcplif1
 変わり映えしない退屈な毎日にも楽しみはある、男は商店街の片隅でマッサージ店を営んで
いた。表向きは指圧を中心とした平凡な店だが、中学生と高校生は初回無料のうえその後も格
安料金ということで学生を中心に人気を集めていた。
「あ、あの……失礼します」
 ドアが開き、静かに閉じた。音のするほうを向けば、駅近くの中学の制服を折り目正しく着
こなした少女が、心なしか不安そうな翳りを見せて立っていた。
「おや、いらっしゃい……」
「……表の看板を見て、えっと、その……」
 柔和だが、気弱そうな淋しい目元が印象的な少女だった。平均的な身長に色白の肌、ふっく
りとした丸い頬にはあどけなさが残っていた。見たところは地味だったが、よくよく目を凝ら
せば、暗めの色気を含んだ男好きしそうな少女だった。黒髪は背中辺りまでの長さで後ろにま
とめており、光を弾く艶で満ちていた。長い睫毛の目はくりくりと丸く、小動物を思わせる落
ち着かない動きをするが、それが愛らしさを引き立てている。すらりと通った小さめの鼻に、
形のよい耳……やや薄い唇はきゅっと閉じており、少女の緊張が窺えた。
 視線を落とすと、軽く抱けばそれだけで折れてしまいそうな華奢な肩幅、制服の上からでは
まったくふくらみがわからない胸が見えた。利き手を隠す白魚のような細く長い指先は、所在
なさげに制服の裾を握り締めている。膝丈のスカートから伸びる引き締まったふくらはぎもな
かなかだった。
「ああ、マッサージだね……お嬢ちゃんは初めてかな?」
「…………はい」
「それなら今日はお金いらないからね、この紙にお名前とか、どういうマッサージをしてほし
いかとか、書いてくれるかな?」
 小さくうなずいた少女がゆっくりというより、おそるおそるといった様子で、紙切れを置い
たテーブルまで歩を進める。
「上着はここにかけてね」
 ブラウスの白さがまぶしい、目の前の少女は几帳面な性格ゆえか、皺にならないように丁寧
に制服をハンガーにかける。その間、ずっときょろきょろと目を走らせていたが。男はそれを
追いつつ少女の後ろに立った。
「ここに、名前と、住所と、電話番号……あとは、今の身体の具合とか……」
 備え付けの電話、古びたポスター、締め切ったブラインド、マッサージ用のオイルや薬品が
置いてある黒ずんだ棚、埃だらけのエアコン、そして奥にあるベッド……気弱な子なのだろう
と男は歪笑を浮かべる。

 形式的な説明をする間、男の目はくびれたウエストから一気に前に出た巨尻に集中していた。
プリーツスカートを押し上げる丸尻は左右の広がりも大きく、手を広げても余るだろう。さら
に、テーブルが低い位置にあるためお尻が後ろに突き出され、持ち上がった布地の奥にある丸
みと大きさはますます強調される。姿を見せた太ももも、お尻を支えるためかきめの細かい肌
の向こうにあるボリュームは、儚い外見とのギャップを感じさせた。
「市川、真奈美ちゃんか……可愛い名前だね」
「あ、ありがとうございます」
 男は真奈美の容姿、身体、匂いに深く魅了された。巨尻は特に男好みで欲情を煽り、ズボン
の中では早くもペニスが起き上がろうとしている。また、大人しそうな性格も背中を押してく
れる。強く迫れば途端に何も言えなくなりそうな、そんな雰囲気を纏わせており、それも男の
悪癖を目覚めさせた。理性は暴走し、気づけばカメラをスカートの中に差し込んでいた。
「……ここでされたこと、誰にも言っちゃいけないんですか?」
「ごめんね、特殊なマッサージだから秘密がばれると困るんだ……もし、君が誰かに話したこ
とがわかったら100万円くらい払ってもらわないとね」
 なぜ中高生に限り大胆なサービスをしているか、真奈美のような客を男が食い物にしている
からだった。気弱で可憐な少女を狙い、騙し身体を貪る……これが主な手口だった。その上で、
約束違反に制裁を与えることで少女の口を封じる、という卑劣極まりない手段で自分の身を守
ることも忘れない。
 話をしつつ、男は撮影した画像を確認する。画面を埋め尽くすのはブルマに包まれた大尻
だった。下着ではないのが残念だったが、お尻が窮屈な布地に押し込められ、かえって形を目
立たせており、食い込みからはみ出た生尻の白さもあってその光景は素晴らしかった。


203: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:23:55.76 pbcplif1
――――――――――――
「わかりました、誰にも言いません」
 問題になるのは困ると、疑いなく返事をしたところで、先生が不意に声を潜める。
「お尻が気になっているなら、特別なマッサージがあるけど……?」
 書き終わった紙を見ればわかることだが、コンプレックスを他人に明かすのはひどく恥ずか
しかった。細い身体から張り出したお尻は何をしても小さくならず、スリムに見えるジーンズ
でごまかそうとしたが、逆にむちっとしたラインが浮かんでしまい、じろじろ見られたり、声
をかけられたり、あげくに触れられたりといいことはまったく無かった。
「お尻だけ大きいと恥ずかしいでしょ? お嬢ちゃんさえよければやってみない?」
 躊躇はあった。しかし、自身ありげな先生の様子に、よさそうなら試してみたい気分にさせ
られる。
「……お願いします、でも……特別なマッサージって……?」
「服の上からお尻を揉んで代謝をよくするだけだから、心配しなくてもいいよ」
 触られると知り、鉛をお腹に呑んだ気分になる。ただ、羞恥や困惑の中にも期待があった。
本当にお尻が小さくなるなら、少しくらい我慢しても……すがる気持ちがのしかかる鉛を溶か
す。
「はい、それではお願いします」
 真奈美は、ベッドへと向かう。薄汚れて隅に埃さえ溜まっている部屋だが、シーツは染み一
つ無く糊がきいており、その手触りが緊張を和らげてくれた。靴を脱いでうつ伏せになるとに
じり寄った先生がお尻に顔を近づける。

「お嬢ちゃんはどうしてお尻を小さくしたいのかな…………おっと、これは失礼だったか
な?」
「いえ………………えっと、男の人からじっと見られたり……あとは…………」
 話を聞くことでより的確なマッサージをするつもりなのだろう、と真奈美は解釈した。先生
の手はなぜかお尻ではなく、肩や腰、太ももやふくらはぎを指で押しながら前後する。温かい
指が触れるとそこが熱を帯び、言い知れぬ心地よさが広がる。湯加減がちょうどいいお風呂に
浸かっているようで、こわばっていた指や首筋も力が抜けていく。
「あとは……触られたり、とかかな?」
「……はい。た、たまにですけど」
 先生の指は一定のリズムに合わせて押しては引いてを繰り返し、肌の上を歩き、時には走っ
た。なぞられた部分が多くなるほどに肌には汗が滲み、ブラウスの中に蒸し暑さが篭り始めた。
「まあ、しょうがないんじゃない? これだけ立派なお尻ならね」
 先生の言葉に秘められた恥じらいが加速する、羞恥心は手が背中から腰、お尻に近づくにつ
れて増していき、知らないうちに身を捩り、指圧から逃れようとしてしまう。肉厚の尻はス
カートの中で大きく弾み、火照りかけた身体を動かしたことで、下着とブルマの二重の布で通
気の悪くなった双尻も汗でぬめり始めた。
「あふっ……そんな、ことっ…………んぅ」
 高ぶる気持ちを抑えようと、これはマッサージだからと必死に言い聞かせる真奈美。お尻を
……性的な部分を触られつつあることで、消え入りたい気持ちだけではなく、興奮に火がつい
た自分を戒める気持ちも湧き上がってきた。先生はマッサージしてくれているだけなのに、も
し変な気分になったことがばれたら……吐息が白くなるほどに肌は燃える、一方で背筋には冷
たい汗が走った。

――――――――――――
 いよいよかと、男は真奈美のお尻に指を這わせた。臀丘は丸々とたわわに実っており、まさ
に桃尻と言って差し支えなかった。感触も申し分なく、張りや弾力よりも柔らかさが目立ち、
少し力を入れるだけで簡単に形が変わる。遠慮なく沈ませた五指を不規則に動かせば、波打つ
凝脂が寄せては返し男の指を楽しませる。
「きゃっ……ああん、はうぅ」
 スカートも含めれば3枚の布を隔てているはず、にもかかわらず真奈美の声はすでに半オク
ターブほど上ずっていた。感度良好と当たりをつけた男は、広げた手のひらで真奈美の尻たぶ
をまさぐった。指通りのいいスカート生地の奥に若干のこわばり、その向こうに柔肌の息づき
……早く全てを脱がし、蕩けんばかりの生尻を堪能したい衝動に駆られた。
「おや、お嬢ちゃんはお尻が弱いのかな?」

204: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:25:39.01 pbcplif1
「……きゃふっ……違い、ますぅ」
 あらぬほうを見て否定しつつも、驚愕と当惑に隠れた快さを男は見抜く。鼻を後頭部やブラ
ウス一枚の背中に近づけると、発散する甘酸っぱい匂いによろめきさえ覚えてしまった。リン
スと石鹸の中にある少女特有の芳香に、股間はさらに熱くなる。
「本当かな? そんなに気持ちよさそうにして……いけない子だ」
 びくっと真奈美の肩が震えると、枕に顔を埋め始めた。二つに編まれた髪を上から下に指先
で整えながら、ほの赤く染まった耳たぶに鼻を寄せる。彼女は身を小刻みに震わせて擦り寄る
男をよけようとする。腰が泳げばぷるっと大きなお尻が手の中で暴れ、肉がぶつかり手指が沈
み込む気持ちよさを味わうことができた。
「お嬢ちゃん、これはマッサージなんだ……いやらしくなんてないんだから」
 はっと男を見て、真奈美は動きを止める。こめかみや頤の辺りにうっすらと静脈が透け、皮
膚がいかに美しいか物語っていた。切れ込みの深い双瞼と長い睫毛の先にある黒い瞳は、涙で
潤み、どこか夢心地にも感じられた。
「は、はいぃ……っ」
 桃色に匂い立つ眼の縁から頬を軽く撫でてやり、元の姿勢に戻るように促す。

 真奈美が姿勢を戻したところで、男はすらりとしたうなじを見ながらそっとスカートをめ
くった。
「あの……服の上からって……?」
「ブルマだって服だろう?」
 巨臀を包み込む濃紺色のブルマ、サイズは小さく悩ましくも淫らな曲線にぴったりと張り付
いている。本来は五角形に尻たぶを覆うはずが、隠しきれない尻肉がこぼれることで生地は鋭
角に持ち上げられ、三角形に近くなっていた。
 食い込みに魅入られた男は、汗ばむ手のひらを白衣で拭いながら、噛み付きたいほどにふく
れたお尻を緩やかに揉み始めた。上を向いたお尻は、空気が程よく抜けたゴムポールのように
指を埋もれさせる。布が一枚減ったことで柔らかさと温かさはさらに増し、触れる手には容赦
のない快感が注がれた。
「お嬢ちゃんの学校は……体育のときはブルマだったっけ?」
「……あん、ぅっ…………違います」
「そうだよねぇ、こんな大きな尻を見せつけられたら授業にならないからね」
 もっと嫌がられるかと思ったが、予想以上に真奈美は尻が弱いようで、伸びきったブルマに
皺ができるくらいに豊尻を揉み込んでも、腰をくねらせるくらいで目立った抵抗はなかった。
生来の気弱さと耐性のなさに助けられながら、男は叩きつけるような指使いでふっくらとした
お尻をぎりぎりのところで隠していたブルマを内側へと追いやり、生尻の露出を大きくした。
「はひゃっ、ん、ぁう……あ、はぁ」
 白があふれる尻山、直接触れればまさに天国だった。立派に実りながらもたるみは一切感じ
られず、肌の質感もシルク顔負けのきめの細かさを備えていた。その上軽い押し引きで張り詰
めた肉弾はふるふると揺れ、指に絡み、のしかかる。熟れた女性を思わせる頼りない柔らかさ
かと思えば、若々しい張りと艶も同時に感じ取れ、稀有なバランスの上に成り立つ極上の桃尻
としか言いようが無かった。
「おっと、ごめんね……今直してあげるから」
 本音を言えば、さらにブルマを持ち上げて露になった尻を爪が食い込むほどにわしづかみに
してやりたかった。しかし、あくまでこれはマッサージであり、性欲のままに尻を弄れば、い
くら従順そうな真奈美とはいえ、逃げられてしまうかもしれない。
 警戒心を解しつつ気持ちよくするのが先だと、男はブルマのゴムを手繰り寄せ食い込みを直
してやる。ぱちっと小さな音が立ち、引っ張られた布が尻肉を巻き込み、覆い隠した。

「ちょっと失礼するよ……」
 とはいえ、火のついた醜い欲望を押さえきることなどできずに、顔を巨尻に近づけてナイロ
ンの奥で蒸れた汗とフェロモンの香りで肺を満たす。これまで食い物にしてきた少女とは異な
る大きな尻と甘ったるい妖香に暴走しかけてしまう。
「えっと、これは……ひゃ、う」
「……近くで観察しないとどんなマッサージをすればいいかわからないからね」
 言い訳しつつ、視界を埋め尽くす濃紺の山に男は感動さえ覚えていた。視線を感じると、真
奈美が男を不安げに見ていた。ただ、その表情は明らかに弛みつつあり、白い額は汗ばみ、唾
液に濡れた唇はわずかにほころんでいた。汗で仄白くぬめ光る頬は、珠のように艶光りし、熱
による薄紅が彩りを添えていた。

205: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:26:34.66 pbcplif1
 目が放つ輝きは、動揺からか落ち着きを失っている。快楽を必死にこらえるが故の情緒的な
まなざしが、逆に朝露を含んだ蕾のような生々とした美しさを引き立てていた。
「はあっ、んん……ぅ、ひいあっ……」
 匂いをかがれ、尻を揉みたくられ、羞恥が頂点に達したか、真奈美の動きはますます激しく
なった。首を左右に振りたてて二つにまとめた髪を振り乱し、手はシーツを握り締め、腰はお
尻がぷるぷると弾んでしまうほどに捩っていた。尻弄を望んでいるわけではないだろうが、泳
ぐ仕草、鈍い乱れを放つ瞳は媚びて誘っているのではと錯覚しそうになるくらい妖しいもの
だった。
「ブルマも脱がすね。特別なマッサージなんだから……」
 理屈の通らない言い訳、しかし真奈美は喘ぐだけ……理性が失われる感覚に酔いつつ、男は
桃の薄皮を剥ぐように密着したブルマを引き下ろし、お尻をふんわりと覆う下着一枚を残した
ところで、再び巨尻を掴み、指や手のひらを沈ませる。
 こわばりを指に伝える化学繊維よりも、薄いコットンは生尻のふかふかとした心地をダイレ
クトに教えてくれた。また、優しく揉み解されたことで汗をかいているのか、ピンクの水玉模
様の下着には汗で湿っていた。
――――――――――――
「可愛いパンツじゃないか、お嬢ちゃんのお尻だったらもっといやらしいほうが似合うと思う
けど?」
 先生の指の動きがあからさまに感じられる。水玉模様をなぞるように円を描き、お尻の谷間
を指で擦り、かと思えば目一杯広げられた手のひらが尻山を左右に割り開いたりと、思うまま
にいたぶり続けていた。
「そんなこと、ないです……」
 本当にマッサージなのだろうかという疑問もあった。ただその考えも激しい羞恥と不安にか
き消され、正常な思考は徐々に失われる。真奈美の心中などそ知らぬ様子で、先生は開いたお
尻の谷間寸前まで鼻を近づけ、大きな音を立てて呼吸を続けていた。

「ん……これはたまらん、花屋の前を通るとこんな匂いがするような……」
「ひうっ、はあぁ……匂いは、関係ないです」
 息を吸った瞬間の冷たさと吐いた瞬間の暖かさが、先生の顔が近くにある事を実感させ、身
震いするほどの恥ずかしさと嫌悪感に、お尻を浮かせて顔を押し返す。反動をつけて押したの
で、顔にぶつかるたびにぽよぽよと尻たぶが弾み上がってしまった。
「むぐっ……くすぐったかったかな? 一生懸命になりすぎちゃったよ、ごめんごめん」
 顔にぶつけたときの感触がまだお尻の上に残っている。粘りつく吐息のおぞましさが、して
はいけないことをしているのではという気分を掻き立てる。もし、父や母が自分がされた事を
知ったらきっと怒るだろう。もし、友達がこの事を知ったら、明日から学校に行けなくなるだ
ろう……降り注ぐもしもが積み重なるごとに、真奈美の心は舞い乱され、この場から逃げ出し
たくなってしまう。
 反面、背中から腰にかけてぞくりと震えが走り、鳥肌が立つむず痒さが真奈美にほんの小さ
な暗い悦びをもたらした。この気持ちの正体はわからない、しかし心の奥底で芽吹いたそれは、
少しずつ膨らんでいき真奈美を戸惑わせる。
「んぅ……ひゃう、んんっ!」
 内心の葛藤は、這い回る手のひらに霧散させられた。深く沈む指、臀山を押しつぶそうとす
る手……痴漢もここまではしてこない。さらに、分厚い肉に埋もれた指は小刻みに振動を開始
し、大きなお尻は風に吹かれる木の葉のように翻弄させられてしまった。少し触られるくらい
なら、と安易な気持ちでマッサージを依頼した事を今更ながら後悔した。
「こうやってぷるぷるって揺らすと、いい運動になってお尻が引き締まるんだよ?」
 フォローのつもりなのかもしれないが、指の動きが激しくなれば、比例して後ろめたさも強
くなる。脳裏をよぎるのは、両親や友人の顔……それだけではなく真奈美自身の声も聞こえて
くる。それは後ろめたい気持ちよさを振り払おうとする理性そのものだった。
「んひ、っ……い、あ…………だ、め……!」

「おや、もしかして……変な気持ちになっちゃったかな? ごめんね……副作用みたいなもの
だから気にしなくてもいいよ」

206: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:27:19.59 pbcplif1
 先生の言葉に、これはマッサージだということを思い出した。マッサージなのに、変な意味
で気持ちよくなっている。自分が情けなかった……知らない男性の前でよがり、喘ぎ、感じ入
り……落ち着こうとしても、恍惚とした思いは膨らみ続け、お尻を揉みしだく手の動きが頭か
ら離れなくなる。
「でもね……あんまり大きな声を出すと、近くにいる人が勘違いしちゃうかもね。お嬢ちゃん
のエッチな声が気になって覗く人も出てくるかも」
「っ、ん……ぅ、えっ……そんな、やだぁ……」
 その言葉に不安になった真奈美は、視線を入口に移す。人の気配はないので安心するがいつ
誰が来るかわからない。知っている人が声を聞きつけて様子を窺ってきたら、首をすくめて怯
えの意を先生に表すが、指戯は止まるどころか激しさを増した。特に、皮膚の薄いお尻の割れ
目をすっと擦られると、それが呼水となり快楽の渦に飲み込まれそうになる。
「はあ、んっ、ああぁ……っ」
 誰にも気づかれたくない、その思いが真奈美を踏みとどまらせた。派手になりそうな嬌声は
口を手で押さえて封じたが、発散すべきエネルギーをかえって内に溜め込んでしまい、それが
神経を駆け巡り、身悶えしてしまう。
「感じやすいんだねぇ……これじゃあ、ちょっと痴漢されただけでいっちゃうんじゃない?」
 先生が顔に貼り付けた笑顔は卑猥で、どこか毒々しい。ただ、見ていると頭の芯がぼんやり
してきた。ぼんやりしているのは全身も同じで、シーツを握り締めていたはずの指にも力が入
らず、足を動かそうとすると妙にけだるい。
「痴漢なんて…………んんっ!」
 お尻の穴近くまで指がめり込むとそこに電気が走る。同時に、何かが内から外へ漏れ出した
ような気になる。生まれて初めて抱いた切なさを伴う愉悦に狼狽するばかりだった。

――――――――――――
 古びた室内には到底不釣合いな少女、密やかに咲く名もなき花を思わせる可憐な彼女には似
合わない大きなお尻を好きに弄る……男の征服感をこの上なく煽る行為だった。さらに、真奈
美の顔には嫌悪や拒絶ばかりではなく、当惑の中に法悦も見て取れた。顔は上気し、重たげな
瞼の次にある瞳は薄く照り光り、半ば開いた唇は荒く乱れた呼吸に小刻みに動いていた。
 中学生らしからぬ妖艶な翳りに、手つきは乱暴になり、下着もよじれて食い込むほどに二つ
の脂肪の塊を揉み潰してしまっていた。
「んううっ、痛い……です…………ぅ」
「ああっ、ごめんね。一生懸命になっちゃったよ……これもお嬢ちゃんのせいだ」
 責任を転嫁しつつ、今度は気味悪いほどに優しくお尻を撫で上げた。下着は汗を吸い込み、
濡れたコットンが手に吸い付く。肉が解れた巨尻は、熱さも柔らかさも最高潮に達しており、
蒸かしたての饅頭と勘違いしてしまいそうになる。
 真奈美の双山は、男にとってあまりに蟲惑的だった。可愛らしい下着を脱がしまろやかな円
を描く雪白の大尻をこの目で確かめたかった。言いくるめれば何とかなるだろうと、ふんわり
した丸尻を隠す下着のゴムに手をかける。
「さてと、パンツも脱ごうか……? 汗かいて気持ち悪いだろ?」
 悩ましい逆Sの字を人差し指でなぞりつつ、少しずつショーツをひき下ろす。張り出した
ヒップにゴムがめり込みわずかに引っ掛かりを覚えたが、力を込めて最後の砦の扉を開いた。
少しずつ生尻の深い切れ込みが姿を現し、匂い立つ透白の肌が男の目を遠慮なく射抜いた。豊
満な、色気たっぷりの球体に魅了されながらも、ゴムが尻山の頂点にかかったところで真奈美
の手がそれを邪魔した。
「……ええっ!? そ、そんな……だめ、です」
 制止の手も弱弱しく、歪ませた唇から発せられた声は震えている。臆病そうな子猫じみた顔
をし、上目遣いで見てくるが、男の嗜虐欲を煽るだけだった。
「でもね……直接触らないと効果がないんだよ? お嬢ちゃんも気づいてると思うけど……身
体、どんどん熱くなってるだろ? いっぱい汗をかくと、その分だけお尻が小さくなるんだ」
「本当、なんですか……?」
 つぶやく真奈美の目は次第に逃げ場を失った、追い詰められたものへと変わる。もう一押し
と、男は真奈美の尻割れをじかに擦り上げる、潤いを含んだ肉の重さと柔らかさが指の付け根
まで圧迫した。宛がう指を増やせば、湿やかな柔肉の心地をはっきりと味わうことができる。


207: ◆EqHQZWqzB.
12/01/29 11:28:09.61 pbcplif1
「ひゃん、うっ……! でも、恥ずかしい」
「恥ずかしいことなんてないさ、じゃあこうしよう…………目隠ししてあげるから、こうすれ
ばこっちからお嬢ちゃんのお尻は見えない。これならいいだろう?」
「…………目隠し?」
 男は一枚の布を取り出し、それを目元に巻きつけた。細かな目の先から真奈美の姿が見える
が、向こうからは目の動きは見えない。相手の女の子を安心させるためによくこの手を使って
いた。
「………………そ、そういう……ことなら………………」
 言い終える前に真奈美の下着を脱がす、全てを丸出しにしたからか、皮膚の表面が恥ずかし
そうに震えている。大きいながらも彫像と見まがうほどの均整に、男は一種の身震いをした。
華奢な背中、腰には釣り合いの欠ける巨臀だが、それが本人の可憐さと艶媚さをおびただしい
ほどに引き上げていた。
 目の粗い薄布など無いも同然で、迷い無く動いた男は、何一つ隔てる物のない真奈美のお尻
を広げた手で揉みたくり、手のひらで揺さぶり、叩くように強く撫で回す。手の動きに合わせ、
お尻は自在に形を変える。へこみ、持ち上げられ、潰され、寄せられ……至上の柔らかさの先
にあるぷるぷるとした水風船に近い弾力に男は酔いしれ、つんっと上をむいた尻山をひしゃげ
させることに執着した。
「はあっう、んん……ぅ、奥は、ああん、ひゃ、うふっ……」
 汗で粘り光る谷間に指を当て、山を左右に割り広げる。誰にも汚されていない清らかな乙女
の匂いが、汗のぬるやかな甘ったるさとともに鼻まで届けられた。そして、奥でひっそりと閉
じられているピンクの蕾に指を這わせ、細かな襞の震えを楽しみつつ、皺の一本一本まで指で
なぞり解す。
「ふええっ、そこ、は……っ!」
 時計回りに円周をたどる男の指は、ゆっくりと中心の窄まりに向かう。濃い桃色のそこは、
お尻の蕩けんばかりの柔軟性とは異なり、指を拒むように固く締まっていた。菊の蕾が花開く
瞬間を待ちわびて、人差し指で表面を穏やかに穿り返す。
「ああ、ごめんね……目隠ししてるから見えないんだ。でも、隅々まで解してあげないと…
…」

 やはり、尻穴に触れられる嫌悪感は強く、途端に真奈美が暴れだす。もっとも、身悶えする
ほどにむっちりと膨らんだお尻が波打ち興奮をそそってしまう。
「……少しだけ我慢してくれるかな? 芯からマッサージしないとだめなんだ」
 ほっそりした肩をすくめ、可愛らしい頭をうつむき加減にしながら、愛らしい白い手できつ
く握りこぶしを作る真奈美。よほど恥ずかしいのか、くぐもったうめきを立てながら身を反ら
そうとする。初々しい反応に欲望の火が燃え広がった男は、割り開いた左右の尻山に頬ずりま
でしてしまう。
 たっぷりとかいた汗が尻肉を覆い、肌触りを向上させている。しっとりとしたきめの細かさ
はどれだけ質のいい布でも真似できないほどだった。どっしりとした威圧感の中に潜む赤ん坊
の頬じみた弾力も男を夢中にさせる。
「あ、あっ……の、離れて、ください」
 至近距離から生尻を眺めれば、その迫力にしばし見入ってしまう。視覚だけでなく、立ち上
る淫猥な芳香も男の劣情をくすぐった。開ききった尻の割れ目に指を走らせ、中心にあるか弱
そうな菊門に軽く指を押し込むと、いよいよ真奈美の動きは激しくなった。
「んんっ! んふ、はあっ……ぁ、お願い、ですからぁ……こっち、だけは……」
 のた打ち回り、顔を押しのけようとする動きに邪魔をされる。だがうつぶせになった状態で
力が入るはずも無く、逆に押し付けた指が中に沈み込み、男を喜ばせる結果となった。
「ん、素晴らしいね……この締め付け」
 菊蕾の芯に迫った指を待ち受けていたのは、強烈な括約筋の締め上げだった。歯のない口で
しゃぶられるくらいだと思っていたが、真奈美が身体に力を入れており、食いちぎられるほど
の収縮感を覚えた。ただし、拒絶を示すのはここまでで、腸腔のふわっとした指触りと焼け付
く熱さに男は生唾を飲み込み、この字に曲げた指を肛奥へとくじらせる。
「は、うっ……ああ、ん、だめ、あっ、そこ、ぅ……っ、ああああん!」
 戸惑い、叫ぶ真奈美に、虐欲をくすぐられた男は、双臀を抱えて親指を打ち込み、第一関節
近くまで赤桃色の口にくぐらせてしまう。指先で腸内粘膜を撫で付けると、そこは触れると消
えてしまいそうな、繊細なつくりになっていた。


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