エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目at EROPARO
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目 - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ピンキー
11/11/10 21:56:05.37 y3w6huu3
4.算用数字と漢数字

些細なことだけど、数字の使い方が気になった。

>>87の第3パラグラフ、6行目
>下世話な1品

>>89の第2パラグラフ、14行目
>自分を脳内で1発殴る

この「1品」や「1発」に目がひっかかった。
通常、数字が成句の一部になっている場合、単なる数のカウントではない場合は、算用数字ではなく漢数字を使う。
「1発」の場合は「3発」や「10発」でも成り立ちうるから間違いではないかもしれないが、
「1品」の方は「一品」としないとおかしい。


5.誤字

>>89下から7行目
>機会は耳障りな音を立てて転がっていき

「機械」が「機会」になってたよ。


以上

101:名無しさん@ピンキー
11/11/12 18:03:37.90 QxkV903r
>>95>>96>>97>>98-100
遅くなりましたが、みなさま的確なアドバイスをありがとうございます。

私の癖が出た結果でしょうが、当SSが女性向かと言われればそうなのかもしれません。
ピングドラムという作品が女性向か、については私が決めることではありませんので言及いたしません。
(ただ、あくまで個人的には「単に、当SSに私の癖が出ただけです」と強く主張いたします。)

地の文についても「好きならば」ということでしたので、もう一度自分なりに考えてみます。

視点について、>>98-99にて詳しい解説をありがとうございます。
晶馬寄りの三人称多元で書きたかったのですが、視点の意識・語り手の設定が足りなかったようです。

また、数字の使い方・誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
完全にミスなのでお恥ずかしい限りです。

以上、今回はありがとうございました。

102:名無しさん@ピンキー
11/11/12 19:00:56.66 Apm9jyf1
何だゴキ腐リか
メス臭いから801から出てくんな

103:名無しさん@ピンキー
11/11/12 21:21:22.47 b6/3E3vi
個人的には腐でも書き手なら構わん
添削されたい奴寄っといで~

104:名無しさん@ピンキー
11/11/12 21:35:58.89 YCvXU6ff
何様


105:名無しさん@ピンキー
11/11/12 22:06:19.14 dS4ALP35
赤ペン先生じゃないんだから、添削まではしなくてもいいんじゃないかw

106:名無しさん@ピンキー
11/11/12 22:13:11.60 b6/3E3vi
素で間違えた…
見直し?だったかな

107:名無しさん@ピンキー
11/11/12 22:34:45.22 afcXO+DX
一番需要あるのは校正じゃないかと思う
地味だが、誤字脱字は書き手にとって宿命だから

108:名無しさん@ピンキー
11/11/12 23:58:48.54 khR44ygz
URLリンク(www.dotup.org)
二次でとある魔術の禁書目録のSSです。
30kb以上あるのでアップローダーで失礼します。

主人公高校生と見た目幼女のロリ先生とのお尻エッチを書いたもので
話も多少ありますが主にエロを書きたいのでそちらを重視してます。

批評して欲しい所は誰が読んでもわかりやすいように書けているか
文章で混乱する所がないか、読みやすいリズムを崩しすぎてないかなどです。
語彙とセンスに欠けるのでわかりやすく書けていればと思っています。

109:名無しさん@ピンキー
11/11/13 04:05:12.33 Xp3l1ckX
>>108
禁書は、一年以上前に一度読んだきり。
キャラを正確に覚えているか自信が無いので、コメントは文章表現をメインに。


・見つけた限りの誤植
40行目「ほおっておく」→「ほうっておく」
165行目「茹って」→「茹だって」
563行目「二週三週」→「二周三周」
601行目「さい」→「際」
625行目「膣内のよう」→「膣内のように」


・ちょっと気になった表現
3~4行目
(普段と普通は、どちらかひとつで十分だと思う)
128行目
(「答える」は間違いじゃない。でも「応える」が一般的)
145行目
(「造作」を「顔の作り、顔立ち」の意で使っているのは分かるけど、
 「造作」って基本的に人が手作りしたものを表す言葉だから、身体に使うのは違和感がある。
 例えば、235行目で出てくるけど「相貌」とかの方が無難だと思う)
326、714行目
(「返事を返す」って重複表現は個人的に気になった。432行目とか572行目みたいな表現で良いのでは)


・エロについて
小萌先生のロリ体型の魅力、臀部を軸に据えた描写。キス。不慣れながら健気な奉仕。アヌス開発。
定番をきっちりカバーしていると思う。私から言うことは特に無い。


・その他全体的に言いたいこと
1,擬音の使い方が過不足なく効果的だと思う。正直見習いたい。
2,「!」「?」の直後にスペースを入れるか入れないかは統一すべきだと思う。
3,アナルセックスまでの準備を書き飛ばさず描いてることは丁寧。演出としても機能していて良かった。
4,肉竿とか、上条自身とか、男の象徴とか、モノとか、肉棒とか、男性器を指す呼称を多種類使っているけど、
 男性器が登場する度に異なる呼称を使っているのならば、それはあまりオススメしない。
 シーンが長くなると、いつか呼称のネタが切れてくるから。
5,一文が長い。どのくらいの文字数が適切か、というのはいろいろあるが、80文字以上はさすがに長過ぎでは。
6,ラストシーンの掛け合いを、何を意図して入れたのか分からなかった。
 ここだけ地の文がすっ飛ばされてるし、内容的にも騎乗位の流れをいきなりぶつ切られて肩透かし。
 シーンそのものは、小萌先生の心理的葛藤が変化したことを端的に示せているだけに、かなり勿体無い。
7,文のリズムはそれぞれの好みがあるけれど、私は良くないと感じた。
 原因はおそらく先述の「一文が長過ぎる」のに加えて、「改行・読点とリズムの区切りが二種類ある」こと、
 「重文の区切りに読点を打ってない場合がある」ことの三点だと思う。
8,文意がひどく紛らわしい、という箇所は無かった。


・まとめ
誤植以外に「絶対コレ直さなきゃマズイだろ……」というところは無かった。
非常に偉そうな言い方をすれば「水準は超えてる」って感じだ。



110:名無しさん@ピンキー
11/11/14 01:38:15.95 /WHEXulJ
セコ24-514
514 :名無しの心子知らず :2005/07/25(月) 15:16:10 ID:WrHGny2Y
新しく近所に引っ越してきた、4歳の知的障害者のママにたかられてます。
彼女、共産党なんだけど『貰えるのは当たり前、お互い様でしょ?』
みたいな感覚の人で、今までにあったことがないような人です。
もちろん彼女から何かお裾分けされたことはありません。引越し挨拶のタオルだけ。

うちはお昼は天気がいいと庭で食べたりするんですよ。そうしてると窓から見えるのか手ぶらでやってくる。
最初は偶然かと思い一緒に食べてたんですけど、うちが外で食べてる度に
やってくるんでなんだかなぁ・・と。
貸したマヨネーズを新品の状態から半分使って返したりっていうようなことがあってからようやく警戒するようになりました。

515 :名無しの心子知らず :2005/07/25(月) 15:17:10 ID:WrHGny2Y
でも、それ以上にうちの娘(4歳)が彼女のお子さんの傍若無人ぶりに
すっかりビクついてしまってて、「もう〇〇君が遊びにこさせないで」って言うんです。
障害のあるお子さんだから自分を抑えられないのは仕方ないんですけど、
共産党ママは息子さんが娘に馬乗りになっても
「あらまぁ~~~〇〇ちゃんと仲良しねぇ~~~」

っていう風に笑ってるだけ。私が一度、娘に暴力をふるってる時にその子に
強い口調で注意したら、獣みたいにガン泣きされて、嘘みたいな話ですが
共産党ママに

「障害があるからって差別しないで!じゃれて遊んでるだけなのよ!
〇〇ちゃんが大好きなのよ!」

って彼女まで泣いて二人で帰っていきました。で、もう流石に来ないよね・・と胸をなでおろしてたら、2日後に

「あれは水に流してあげるわ。まだまだ私達お互いに新米ママだもんね」

と。きついです。勝手に持って行った娘のドイツ製のブロック返してもらってまへん。

111:名無しさん@ピンキー
11/11/14 02:34:33.53 JPQK8mDh
誤爆なら誤爆と。しかもageてるし。

112:名無しさん@ピンキー
11/11/14 09:39:43.55 oaSALtPF
>>109
とても詳しくありがとうございます。
行単位のチェックのおかげで自分で気づかなかった部分が本当によくわかりました。
数字のとこだと4,はちょっと悩んでいた所なので統一を目指したいです。2,も同じく。
5,7,は一行ずつの改行があまり続かないようにと思っていたのが上手くいかなかったようです。
これはちょっと大きい改善ができるか考えてみます。
ただ若干センスがいりそうなのが難関ですね。
6,はラスト付近で気力が尽きかけて駆け足気味の失敗でした。
おっしゃるとおりなので順序入れ替えたりして絶対修正します。

エロと1,3,8,とまとめの感想は素直に嬉しくテンション上がります。
エロと読みやすさ丁寧さを上手く安定させたいです。
ほんとうにありがとうございました。

113:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:08:22.14 yf+XaJSN
>>112
30KB=15000字?だったはずなので、そのくらいの長さでしたら普通にスレに投下してもいいと思います。

ファイルはすでに404だったので該当スレへの投下を心待ちにしています。

114:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:15:23.69 Xru5+/fZ
1KBが全角で約512文字だからだいたいそんな文字数だけど
30KBだと一括投下で読まれるかどうかは、スレによると思うけどな

115:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:41:24.61 oaSALtPF
>>113
もう投稿自体は済んでまして、現在の本スレに同じものがあります。
自分の最新作のバランスが上手く整っているかがわからなくなり批評をお願いしました。

116:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:43:21.46 065fOtpO
自分該当スレ住人だけど確か長い作品は結構ある
10レス以上がわりと普通だったりもするし、ちゃんと予告して淀みなく投下すればむしろ歓迎されてる印象

117:名無しさん@ピンキー
11/11/14 23:07:41.25 pEiphfaU
>>113
某エディター使ってる自分が言うけど、30KB=15000字じゃないよ。
一行改行するのに6バイト使う(メモ帳ではなぜか2バイトと表示される)。
これを40行改行すると240バイト使ってる事になる。
例えば同じ改行数で20レス投下するとして、240×20=4800バイト=4.8キロバイト。
レスの境目の区別も入れると、30KBバイトと表示されるなら実際の文章量は25KBバイト前後が適正かと。

118:名無しさん@ピンキー
11/11/16 20:16:55.90 CxWryixl
Windowsでは改行は2バイト(CR+LF)で合ってるはず。
それより注意しなければならないのは文字コードだったりする。
Windowsでよく使われるShift-JISでは日本語の文字を2バイトで扱うが、UTF-8では3バイトの文字が多い。
まあ文字数表示のあるエディタ使えって話だけど

119:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:02:24.35 fIW0HH0R
皆さんこんにちは。
是非批評をお願いします。

・二次創作
・『サムライ7』(ウキョウ×キララ)
・3~5レスくらい


120:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:05:16.12 fIW0HH0R
「お願いです・・・・・・・、カンベエ様を助けてください」
豪奢な部屋で、キララは土下座をした。
ウキョウは玉座に肘をつきながら、女をはべらせて座っている。
私はどうなっても構いません…。
キララがそう呟いた時、ウキョウの眉がぴくりとあがった。
と思うと、
「君達は外、外」
追い払うような素振りでウキョウは女達に言った。
寝室は薄いカーテンのようなもので仕切られていた。
ウキョウはすぐに腰を下ろして、立ったままのキララに手招きをした。
「どうすればいいか分かってるよねー?」
ウキョウはわざとらしく半眼で笑った。
キララは頷くと、うつむいたまま襟元に手をかけた。
胸元が少しはだけた格好のキララを、ウキョウはぼんやりと眺めていたが、
「あー待って。その服のままやるのもいいかもしれない」
「え・・・・・・きゃ!」
ウキョウは膝の上にキララを抱き寄せ、スカートのスリットに手を入れた。
「やっ!」
「この服、前から思ったんだけどエッチだよねー」
ウキョウは嫌がるキララをよそに、
服の間から差し入れた手で乳房を手で弄びながら、空いた手はゆっくり手を下腹部に侵入させる。
「っあ…!」
ビクリと身体が反応しつつも、
嫌悪感からキララはウキョウの手から逃れようと、暴れた。
「ほら、キララ君。あの人を助けたいんだったら、ちゃんとやってよ?」
耳元で囁かれ、キララはピクリと体を震わせた。
おとなしく抵抗を止め、嬉しそうなウキョウの為すままされながらも、
ぼんやりとカンベエのことを考える。
“カンベエ様の為だったら・・・・・・私・・・・・・”
「・・・・・・んあっ!」
ウキョウはキララの秘部を指で押し広げ、無遠慮に指を挿入する。
自分でも触ったことがない恥ずかしい部分に男の指が入ったことで,
キララの目に涙が浮かんだ。
ウキョウの指にはぬるりとした液体が付着していた。
「嫌・・・・・・・っ!」


121:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:06:39.72 fIW0HH0R
「キララ君、興奮してるんだー?フフ・・・・・・かわいーい」
太腿を撫で上げて、再び指を入れると出し入れを繰り返す。
「はっ・・・・・・あぁ!」
キララの太腿は秘部から溢れた愛液で濡れていた。
「フフ。キララ君は感じやすいんだねー」
 ウキョウは指でとろりとした液体をすくい、舌で味わう。
「うん、甘露!甘露だよ、キララ君!」
 キララは恥ずかしさのあまり、顔を赤らめた。
「さすが水分りの巫女の泉は違うなぁ。これは直に味わわないと・・・・・・」
 ウキョウはおもちゃを見つけた子供のようにはしゃぎ、
力ずくでキララの下履きを剥いて、太腿を押し広げた。
 そこはぴったりと口を閉じながらもきらきらと雫を垂らし佇んでいた。
「ああ・・・・・・・なんて奥ゆかしいんだろう」
 ウキョウは親指と人差し指で入り口を広げて、ゆっくりと舌を差し入れる。
「ひっ!いやあ・・・・・・!」
 柔らかくざらついたものがキララの体の奥で不規則に動いている。
脚を閉じようにも、ウキョウの手と頭に拒まれてできない。キララはよじるように尻を動かして、ウキョウの攻撃から逃れようとするが、むしろ苛立だしげに腰を掴まれ激しく舌を突き入れられた。
「あんっ、ああ」
 舌と唇によって入り口と赤い蕾を攻められて、何も考えられない。舌ですっと蕾を触られた瞬間、キララの体は大きく仰け反り大量の愛液でウキョウの褥を濡らした。ウキョウは口からごくごくとそれを飲み干すと、恍惚とした表情で満足そうに言った。
「ああ、とても美味しかったよ、キララ君。君の甘露!」
 キララは涙を流して力なく褥に横たわった。
嫌なのはずなのに自分のあそこがひくひくと物欲しげに動いているのが分かる。
「ねぇ、キララ君。初めてイッちゃった感想はどうだったかな?」
「んっ、あっ・・・・・・」
 ウキョウはてらてらと光る唇で胸の頂きから首筋を口付けた。そして下半身の可憐な入り口に中指を侵入させる。キララの中はまるで待ち焦がれたようにきゅっとウキョウの指をしめつけた。
「ふふ、僕の舌はそんなによかったかい?」
 ねっとりと耳を舐められ、興奮したような熱い吐息がかかる。その度に心臓がどくどくと高鳴る。
「素直じゃない子は好きじゃないなー」
「いや、いや!」
 お仕置きとばかりに、ウキョウは中にうずめていた指を強く動かし始めた。


122:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:08:37.72 fIW0HH0R
指が中の芯をこするたびにキララは身をよじってウキョウから逃れようとする。
が、ウキョウにはそれが面白いらしく、
キララの体に横から抱きついて羽交い絞めにした。
「ほらほら、イっていいよ~♪」
激しく指を動かされ、キララは途切れ途切れに細い声をあげて首を振る。
「ああっ」
 とろりとしたものが中から溢れ出す。
甘い香の薫りと何気なく見えた天幕の透けた紫の布がキララに絶望感をもたらす。
男の腕に抱かれながら、交差した腕で顔を隠した。
まだひくひくと波打つキララの中。
全てが巫女としての尊厳をずたずたに引き裂いていく。
「うっ、うう・・・・・・」
 ぽろぽろと涙をこぼしていると、
尻に熱い棒のようなものが押し付けられていることに気付いた。
キララはぎくりとした。
「本当はさ」
 ウキョウは荒く息をついてキララを抱きしめる。
「もう少し君を愛でてあげようと思ったんだ」
 声をあげたいのに、まるで凍りついたように体が動かない。
今暴れたらこの恐ろしいもので無理に貫かれそうだ。
「けど、もう我慢できないよ」
 ウキョウはキララの入り口に先端で触れると、
ゆっくりと挿入を開始した。
「痛いっ・・・・・・・!」
 まだ狭いキララの中は悲鳴をあげて侵入を拒んでいる。
あまりの痛みに涙が溢れてくる。
ウキョウはキララの腰を掴み、今まさに巫女としての資格を奪おうとしている。
“カンベエ様、カンベエ様・・・・・・!・”
 キララは目を瞑り、想い人のことを思い浮かべた。
あの方に抱かれていると思えば、痛みは薄れて嬉しさが増す。
まだウキョウの顔を見なくてもいいことが幸いだった。ぶつんと何かが裂けたと同時に何かが失われた。
「はあ・・・・・・・入ったよ。キララ君」
 お腹の中でどくんどくんと脈打つものが、避けられない現実を教えてくる。
じんじんとした痛みと、お腹の中の苦しさで何も考えられない。
「ああ、すごく温かいよ」
 ウキョウはしばらくキララの中で大人しくしていたが、
やがて腰を前に振りはじめた。
「んんっ!」
 まだ痛みがあるうちに中をかき乱される。
ウキョウの一方的な打ち込みが延々と続く中、キララは耐えるように目を閉じた。
やがて熱い肉の棒が出し入れされると、背中にぞわりと粟立つ感覚が立つ。


123:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:10:18.68 fIW0HH0R
「あん、ああっ」
 むせるような甘い匂いと、体に埋め込まれる熱い楔。
男の荒い吐息。全てを受容した時、キララは体を反らせて達した。
中のウキョウも質量を増した後、熱い液体を勢いよくキララの中に注ぎ込む。
「ふう~~」
ウキョウは満足げにうなり、キララを抱きながらどさりと褥に倒れた。

 看守によって扉が開かれると、
キララは壁際で座り込んでいたカンベエに駆け寄った。
「カンベエ様・・・・・・・!」
 薄暗い室内で小さな窓から注ぎ込む光に照らされて男のやつれた顔が見える。
キララは胸に希望の光が甦るのを感じながら、
カンベエの存在を確かめるようにごつりとした頬に触った。
「ご無事で・・・・・・何よりです」
 涙をこらえながら、キララは微笑した。

以上です。よろしくお願いします。


124:名無しさん@ピンキー
11/11/26 16:42:07.82 6IlMWo3D
原作未読……で、内容を批評する前に、どういう方向の批評が欲しいのかがわかんないんだけれど。

いや、どう言えばいいかなあ。
内容が内容だよね。
エロに関するコメントが欲しいのだとしたら、淡白だね、というのが最初に来る。
片思いなのはwiki見て判ったけど、望まない相手とのエロだということを押し出したいなら今度は不快感の描写が居ると思う。
(不快感でなく、「くやしい……でも感じちゃう!」だとしても、やっぱり淡白すぎる)

125:名無しさん@ピンキー
11/11/26 16:52:11.63 fIW0HH0R
>>124
早速レスありがとうございます。
淡白ですか、なるほど。
見て欲しい点としては三人称として書いているつもりなのですが、
突然視点が男性から女性になっているのは
気になるでしょうか?


126:名無しさん@ピンキー
11/11/26 19:09:40.26 YO54s44d
>>119
批評をさせていただきます。

やっぱり急ぎ足過ぎるな、と思います。
たとえば1レス目ですが、いきなり陰部のほうに指を持っていってますよね。
原作未見なので何ともいえませんが、荒々しいレイプを書くのでなければもう少し胸やらお尻、
それ以外の性感帯についても愛撫をしたほうがいいと思います。

肝心のセックスについても、もっといろいろ書いたほうがいいと思います。
どこをどうしてどうなったのか……行為がメインでなければある程度ぼかすのもありですけど。
生々しさに欠けているので、読んでいても気分が盛り上がらないなと感じました。
「中」という言葉を頻繁に使っていますが、もっとバリエーションをつけたらいかがでしょうか?

それとこれは私だけかもしれませんが、処女である巫女が暗に身体を求められても
はっきりといわれない限りはそれを察することができないのでは……と思いました。
キララというキャラクターが耳年増であるならまた違ってきますが。

最後に
全体を見て、やはり説明不足かつ性急な部分が目立ちました。
他の人の作品を読むなどして、まずはアウトプットよりもインプットを重視したほうがいいと思います。


127:名無しさん@ピンキー
11/11/26 19:42:39.81 fIW0HH0R
>>126
批評どうもありがとうございます。
言われた事を鑑みて自分の作品をもう一度読んでみると
確かに性急すぎたなぁと思いました。
原作でウキョウはとてもキララに執着しているのでもっと
粘っこく襲わせるべきでした。

一応メインがエロのつもりだったのですが、
それでもある程度説明がないと伝わらないということが
よく分かりました。なんとなくセリフで
エロさをカバーしたつもりだったのですが失敗でした。
アドバイスのようにもっと言葉のバリエーションを研究します。

キララは確か巫女の割に大人びたキャラ(自分の親ぐらい年の離れた男性に
恋したり、自分に気のある侍を誘惑したりしていました)
だったので多少耳年増かもしれません。

的確なアドバイスをありがとうございます!
当分はもっと他の方の作品を読み漁って力をつける
ことにします。

128:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 始
11/12/12 10:14:03.30 W+dHvzGy
こんにちは、文章を読んでもらいたい事と、いくつか相談をしようと思って参りました。

『ペルソナ3』の二次創作
キャラ:キタロー(男性主人公)×風花
傾向:痴漢、???
使用レス数:15レス

三人称単元視点です。
視点、それから日本語の誤用はあるのか批評をお願いします。
自分なりに学んだ文章創作の知識が合ってるかどうかも、投下後に述べてみます。

もう一つ、相談というのは「このssの傾向がどういうものなのか」という物です。
物語の流れの往くまま、キャラを「踊らせる」感じで書きました。
どういう層にウケるのか、ツボはついてるのか外しているのか、それすらもわかりません。
なので暫定的な処置として、傾向の所に「???」と表記しました。

以上です。
それでは投下します。

129:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 1/15
11/12/12 10:15:16.43 W+dHvzGy
 目の前の光景に呆然としていた。
何が起こったのかわからないくらい、頭が、働かない。

 丁寧に梱包されたダンボール箱の中にあったのは、黒い下着。
それも艶かしい光を放ち、なんだか見ているだけでも人をムラムラさせる物だった。

 山岸風花は配達の人から自分宛に届いた荷物を受け取った。
荷物を送ってきたのは森山夏紀。
いじめっ子の1人だったが、和解して友達同士の関係になった。

 風花は恥ずかしさでかあっと熱くなっていくのを感じる。
性的な興奮より現在の状況整理にパニック状態だった。
確か友達の夏紀は「プレゼントがしたい」と荷物を送ったという電話をしてきた。
それでその荷物が届いたら連絡して欲しいと言っていた。
開けてみると、エッチな下着が入っていた。
見れば見るほど、脳みそが溶けているかのようにいやらしい感情がわき起こる。

 風花は確認の余地を残さないまま、あたふたと夏紀に電話した。
3回ほどのコール音で、送り主である夏紀の声が聞こえてきた。
『おー、風花? おーっす!』
「な、夏紀ちゃん! こ、こ、これ、これ、これが……これがプレゼント?」
風花は喉の奥に溜まっている言葉をなんとか引っ張り出して声に出す。
その様子がおかしかったようで、電話の向こうからけらけらと笑う声。
『そ。え、何、風花さ、今パニくってんの?』
 風花にとって、夏紀には言いたいことが山ほどある。
どれから言っていいものか迷っている。
そうしている内に夏紀が続けて話してきた。
『ソレ穿いてさ、バッチリ決めなよ。そしたら彼氏はきっとあんたにメロメロになるね』
「待って、私と彼とはまだそういう関係じゃないよ!」
応援しているのか、おちょくっているのか、その両方なのか、明るい声の調子が聞こえてくる。
『あー、無事に届いてよかった。じゃ、これから合コンあるから切るね』
「え? あ、ちょっと待っ……」

 風花の返事を待たずに電話は切られてしまった。
残されたのは風花と、風花宛てに送られてきた荷物の中身だった。

130:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 2/15
11/12/12 10:15:59.07 W+dHvzGy
「んー……こんな感じでいいのかな?」
風花は鏡の前で試着していた。
自分の両手で左右のおっぱいを下着の上から揉んでみる。
風花のスリーサイズはとっくに夏紀に知られている。
この下着がエッチなのか、それとも自分の体そのものが実はエッチだったのか。
鏡に映った自分の姿を見ながら思う。「意外に色気がある」と。

 現在、風花はお付き合いを始めたばかりの彼氏がいる。
彼は女子供のような弱い者を助け、真心をもって色々な人に接して仲良くしているようだ。
という事実を、風花は自分の能力を使って何度かこっそりと覗き見していてわかった。
そんな彼とは、自分が作った料理の味見役をしてくれる内に、いつの間にか特別な関係になった。

 体を反らせて首だけ鏡に向いたまま、自分のお尻を見る。
穿いている下着によって、お尻の肉がきゅっと引き締められた心地。
風花の白い素肌と、「T」みたいな形の上品な黒さの下着がコラボしたような感じだ。
なんだか裸より恥ずかしい思いがして、彼女のほとんど全ての意識がお尻に集中する。
「こんなの、恥ずかしいよ……」
両手で隠してもまだ見える部分がいっぱいある。
 こんな物穿けるわけがない。
かといって、これを捨てると夏紀は悲しむだろう。

「やっぱりダメ……。こんなの私には似合わない……」
 彼女は再び体の前面を鏡の前に向けて、彼女自身の全体の姿を確認する。
髪型がショートカットの一種っぽいので、男の子のような服装が似合う。
具体的にいえば、上半身まである青いジーンズのようなのなんか似合う。
 しかし、このいやらしい光を放って止まない下着はどう考えても自分には合わない。
とてもじゃないが、これを穿いたら学校に行けない。授業にも集中できない。そう思った。
そして彼もこんな下着なんか見た日には幻滅するだろう、そう思うと憂鬱な気分だった。
「夏紀ちゃんには悪いけど……やっぱり、やめとこ」
そう言って風花は深くため息をついたのだった。

131:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 3/15
11/12/12 10:16:47.91 W+dHvzGy
 翌日、風花は学校に登校する為、電車の窓際に立っていた。
電車の中はすし詰め状態で、風花と同じ学校に通う生徒も多数乗っている。
車内の揺れで人を押してしまったり押されたり。他人の靴を踏んでしまったり踏まれたり。
ドアのすぐ両隣にある、縦になっている鉄棒にしっかりと手で掴んでいた。

 せめて走っている電車から街の景色だけでも楽しみたい。
そう思ってドアにある窓の外を眺めていた時、不意にお尻を触られた。
誰かが手で制服のスカートの上からいたずらしてきたようだ。
痴漢だ―風花はすぐにそう思った。

 何者かの手は風花のお尻に触るというよりは、軽くタッチしてきている。
恐らくこの時間帯を利用して、「偶然を装って」いつでも手を引っ込める感じで逃げるのだろう。
もし彼女が悲鳴や非難の声をあげても他人事のようにするつもりだと思った。
 現在、被害を受けている風花は悲鳴とか非難の声をあげる。
……といった勇気ある行動はできない。
もし悲鳴や非難の声をあげても、どちらも自分だけが恥ずかしい思いをするのではないか、そう考えていた。
それに声を出さない理由は他にもあった。

 痴漢が風花の心を読んだのか、軽くタッチする程度だった手は徐々に積極的になる。
まだ警戒気味だったが、手のひらでお尻の触り心地を確かめながら撫で回してくる。
痴漢はただ触るだけに飽き足らず、お尻の肉を揉み、お尻の割れ目のあたりを指でなぞったりもする。

 その内、痴漢が風花の耳元で囁いてきた。
「お嬢ちゃん、いやらしい下着穿いてるでしょ」
痴漢は男だった。
男の声を聞いた時、背筋が寒くなるほど風花の体は硬直した。
「Tバックでしょ? ダメだよ、お嬢ちゃんのような可愛い子が穿くなんてねぇ」
風花が声を出せないことをいいことに、耳元で荒い息が聞こえる。
 男の言う通り、風花が穿いていたパンツはTバックだった。
それも昨日、夏紀からプレゼントとして贈られた、いやらしくて黒い下着を身に付けていた。
彼女は「もしかしたら」という微かな希望があった。
自分自身のキャラと照らし合わせても、合わない、と、頭ではわかっている。
しかし「もしかしたら、これをきっかけに彼との仲が進展するかもしれない」。そんな希望に賭けていた。

 男は風花が反撃に出てこないとわかったのか、手口が露骨になってきた。
「その制服、月光館学園の生徒? 親御さんや担任の先生は何してるのかな?」
相変わらず満員電車という状況なので、今度は体を密着させてくる。
男から漂ってくる加齢臭が風花の気分を一層嫌なものにさせる。
「きれいな肌だね。それにお嬢ちゃんから良い匂いがするよ」
首筋のあたりをぬめりとした感触が襲ってくる。
舌を使って舐めたようだ。風花の全身が恐怖で震えだす。

132:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 4/15
11/12/12 10:17:25.93 W+dHvzGy
「じゃあそろそろパンツを拝見……おやおや、これはいやらしい。エッチなんてもんじゃないよ、これは」
とうとうスカートがめくられ、男の手は直にお尻の肉を触ってきた。
肛門のあたりを指先で刺激、またはTバックそのものを上に締め上げる行為をされてしまう。
「お嬢ちゃん知らない? これSMの女王様が穿くようなベタな下着なんだよ」
 風花は自分の自尊心を立て続けに傷つけられる恥辱に黙り込んでいた。
彼女自身の怒りが頂点に達しない程度に男に言い包められている、そんな事はわかっている。
しかし、「こんな下着を穿いた自分も悪い」と頭の片隅で思っていた。
「おじさんね、時々そういったクラブに行くんだけど新米さん? 学生なのに女王様? それともM役?」
 首筋に男の生暖かい吐息がかかる。
息が微妙に早い、そして荒い。興奮しているようだ。
男の手はお尻から太腿を撫で、そして彼女のマンコにあたる部分を触り始める。
「ツヤツヤした手触りが気持ちいいね。おじさん欲情してきちゃった」
男がそういうと共に、風花は自分のお尻に硬い物が当たってきたと感じた。
その硬い物が押し付けられ、風花の肛門のあたりをいたずらに刺激してくる。
「はい、責任とってね。今からおじさんの情熱を君にあげるから―ぐあああっ!」

 突然、男が大声で悲鳴をあげた。
風花は何が起こったのかわからなかった。
自分のお尻や股間をねちっこく責めていた手が消えていたのだ。

 状況を把握しようと、後ろを振り向いてみる。
中年の男性が腕をひねり上げられ、苦痛で顔を歪ませていた。
メガネをかけていて頭は禿げ上がり、メタボな腹になっている。
どうやらこの男が痴漢の正体だったようだ。

「貴様か。女性に対し、恥辱に恥辱を与え、好き勝手にやってきた外道が……。報いは受けてもらうぞ」
「き、君! 一体何を言っているんだ!? い、いたたたたた!」
 風花の目には2人の男女がいた。
 一人は赤色が印象的な3年生の先輩だった。
炎のように赤い髪の毛、宝石のように輝く赤い瞳、胸元には可愛らしい赤いリボン。
日頃、はきはきした言葉遣いや、きびきびとした動作で学校を引っ張っている生徒会長。
男言葉が似合い、まさに「女傑」という言葉が相応しい女性だった。
 もう一人は、風花とお付き合いを始めたばかりの彼だった。
弱い者には微笑み、悪というものには敢然と立ち向かう勇気ある人間だ。
今、この状況、底知れぬ義憤に満ち溢れた彼の目は男の姿をしっかりと捉えていた。
逃げられないように、男の腕をひねり上げていたのだ。
そして彼は低い声で、それでいてはっきりと男に聞き取れるように言った。
「駅に着いたら下りてもらいましょうか」
 この2人の鋭い眼光に痴漢は怯んだ様子だった。
風花とこの男女2人の周りには、沢山の野次馬に見られていた。
好奇心に駆られた者がいたり、称賛の声をあげる者もいた。
そして大多数が痴漢に対する非難の声をあげていた。

133:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 5/15
11/12/12 10:18:05.74 W+dHvzGy
 そこからがまた一手間だった。
男は駅で下ろされると、まず開き直った態度を見せ、自分の肩書きを誇示した。
「知り合いに凄腕の弁護士がいる」「裁判でケツの毛まで毟り取ってやる」と脅してきた。
あるいは「あれは合意の上だ」「あっちから挑発してきた」などと妄想まで言い出す。
 しかし、「下衆が」と美鶴の一喝、それから殺意を含んだ彼の目つきにまたも怯む。
怯んで、今のは嘘だ、本当はただ魔が差しただけだ、家族がいるんだ、と許しを請い始める。
風花の前で土下座までして、美鶴のブーツまで舐める行動までしたが無駄な事だった。
男は駆けつけた何人かの駅員に捕まえられ、意気消沈した様子で連れて行かれた。
 その一連の様子を見ていた風花は、なんだか男がとても哀れだと感じた。
風花の横にいた先輩は、「ああいう輩は許してはならない。許すとつけ上がるからな」と言った。
とにかく風花は自分の体を触っていた男―痴漢の呪縛からやっと解放されたと思った。
男の姿が見えなくなると、気が弱い彼女は緊張の糸が切れたようにその場にへたり込んでしまった。

「じゃ、私はそろそろ学校へ行く。2人が遅れる事は私から君達の担任に告げとくよ」
 あれから少し時間が経った。
先ほど痴漢を一喝した一個上の先輩は、彼に顔を向ける。
山岸のフォローを頼んだぞと言い、彼も承知して首を縦に振った。
風花の方にも顔を向けると、きりっと引き締まった彼女の表情がわずかに緩んだ。
「もう安心していい。今の君の状態から慮ると、登校するもよし、帰るもよし、だ」
その一個上の先輩は、もう一言付け加えた。
「ただ、もし今の気分が切り替えられそうにない、つまり『帰りたい』なら私に携帯で連絡してくれ」
この先輩が持つ「生徒会長」としての責任を担っている以上、学校の秩序を守るのは当然のようだ。
もしこの先輩に断りもなく帰ってしまったら彼女に迷惑をかけてしまうかもしれない。
「はい、ありがとうございました」
 後輩の声を聞いて安心したのか、彼女は軽く頷いて微笑みながら立ち上がる。
そしてブーツの音をカツカツと響かせながら、颯爽と歩いて行った。

 先輩の姿も遠くになって、そして見えなくなった時、ふと風花は視線を感じた。
見ると、風花の傍らにいる彼氏が自分の顔を覗きこむように見ていた。
もしかしたら本当はショックでまだ立ち直っていない? とでも言いたげな顔だった。
「あの、あなたもありがとう。おかげさまでもう私は大丈夫です」
日頃から彼に感謝しているので、自然とそういう言葉が口から出てきた。
言葉と同時に、体も彼の方に座り直して少し頭を下げた。
彼女の慎ましい振る舞いを見て、不安が混じっていた彼の表情は安堵の色を取り戻した。

134:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 6/15
11/12/12 10:18:44.53 W+dHvzGy
「よかった、今回の痴漢の標的が風花だと知った時は驚いた」
 風花は彼の言葉をちょっと変に思った。
まるで刑事みたいに張り込みでもしていたような言い方だったからだ。
 その疑問は彼の口から答えてくれた。
「最近、『痴漢の被害が多い』って駅員さんがぼやいてたから、駅に許可もらって一緒に乗ってたんだ」
「一緒に、って、電車の中でずっと?」
彼は頷いて最近の行動を話してくれた。

 まず彼が学校が終わった後、いつものように帰り際に街の中を散歩していた。
たまたま駅員の人と世間話をした所、痴漢の被害が報告されていたらしい。
彼と風花が通う学校の生徒も狙われているという。
彼自身、生徒会に入っているので学校の治安が脅かされるのは由々しき事態だ。
 義憤を感じた彼は、生徒会長である先ほどの先輩と相談をして張り込みをする事にした。
戦闘の他に、探索の能力も併せ持つ先輩の力を頼りに犯人探しをする。
万が一、生徒会長とはいえ、女である先輩がピンチになるといけないのでボディーガード役を請け負っていた。
2人で一緒に何本も電車に乗り、巌戸台とポートアイランドを往復。
それを何日か費やした末、先輩が今日の出来事を探知したという。
満員電車な状態だった乗客の海をなんとかかき分け、犯人を捕える事に成功した。

「苦労したかいがあってよかった。風花みたいな女の子もこれで安心……風花?」
 彼の話を聞いている間、風花はなんだか面白くない気分だった。
確かに理屈では駅員の人もぼやくほど、「痴漢の被害が多い」というのは風花の周りからでも聞いていた。
だからこそ痴漢を捕まえた時、一緒に乗っていた乗客達の反応ぶりも、そして自分も納得できる。
面白くない気分なのは、彼の話を聞いていた風花自身の暗い感情だった。

 嫉妬、という言葉が風花の心の中に浮かび上がる。
戦闘はともかく、犯人を捕まえる探索の能力だけなら自分の方がはるかに優れていると不満に思う。
それなのに自分には一言も話さず、他の仲間からもそのような話は聞いていなかった。
そればかりか何日も一緒の場所、時間、思いを共有していたというのだ。

 風花の批判の矛先は彼だけではない。
先ほど先輩が去ったのも、もしかしたら生徒会長という立場を利用したのではないか。
「一緒にいるんだぞ」と誇示した優越感なのかと勘繰る思考までしてしまう。
 勿論、あの先輩にしてみれば風花と、傍らにいる風花の彼氏の2人の関係に気を利かせてくれたのはわかる。
みんなで住んでいる学生寮にいる時も、面倒を見てくれる良い先輩だ。
 しかし、本当なら学校に行くよりも、駅員の人と事件の後始末をするべきなのではないか。
それに痴漢は女の敵だ。女性専用車両まで設置されている世の中だ。
なぜ今後の防犯対策もろもろの話などで駅に留まらないのか。
なぜ同じ女である自分はのけ者か。
なぜ彼と2人だけなのか。
なぜ、なぜ……。
 何から何まで嫌な事ばかり考えてしまう。
風花はそんな自分自身が嫌だった。

135:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 7/15
11/12/12 10:19:17.63 W+dHvzGy
「そんな大変な事だったんですね。それじゃ私たちも学校に行きましょう」
 風花は今すぐに助けてくれた彼から離れたかった。
 理由は、彼が心の中に踏み込んでくるのを拒みたかった。
人を観察している時の彼の目は鋭い。
その鋭さは探索の能力を持つ風花でさえ舌を巻くほどだ。
 今、風花の心には「見て、見て、かわいそうな私を見て」という気持ちの割合が少なくない。
悲劇のヒロインを演じるのは簡単で、同情はされる。
しかし、度が過ぎると演じているのを見破られて人間関係にヒビが入る欠点を恐れている。
そんな理屈なんて考えなくとも、彼に余計な心配はかけたくないというのが風花の本音だった。
幸い、痴漢に触られたショックはもうほとんど気にしていない。
だがもし彼に今抱えている気持ちを悟られたら、色々とおかしくなってしまうかもしれない。
彼女は、自分がいじめられっ子だった頃の経験をある意味活かしていた。

「……風花?」
 戸惑う彼を残して、彼女は一人ですたすた歩き始める。

「ああ、君か。さっきはよく痴漢を捕まえられたね、お疲れ様」
タイミングが良いのか悪いのか、駅員が戻ってきて彼に話しかけてきた。
 逃げるなら今しかない。
痴漢は捕まえる事ができたが、逆に駅員に捕まった彼を残して先に学校へと向かった。

 助けてくれた人にこの仕打ちはひどいと自覚はしている。
風花は心の中で「ごめんなさい」と思った。
そして、もう少し自分の中で抱えている気持ちの整理が着くまで待って欲しかった。
汚い「思い」と「想い」で散らかった心の中を覗かれるのは風花にとって堪えられなかった。

136:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 8/15
11/12/12 10:20:24.70 W+dHvzGy
「ふーん、おとなしそうな風花でも結構大胆というか、色々とそういうの考えるんだねー」
 お昼時、風花は仲の良い女子2人から一緒に食べようと誘われた。
仲が良いだけでなく、同学年でもあり、一緒に戦う仲間でもある。
同じ女で、腹を割って話せる間柄だったので、昨日と今日の出来事を2人に話してみた。
まず夏紀からのプレゼント、次に痴漢に遭遇した事、その後の風花自身の対応、その対応の理由、全部話した。
 その内の1人、制服の上にピンクのニットカーディガンを着た勝ち気な女子がまじまじと見てくる。
そしてタマゴとサラダが挟まれたサンドイッチにかじりつきながら、口をもぐもぐさせた。

 今度はもう1人の金髪碧眼な少女が興味深そうに、そして割と真面目に口を開いた。
「風花さん、今話した事は他の人にも話してあるのでありますか? 例えば男性陣とか―」
「あー、ダメダメ。そんなのナンセンス。男子なんかアテになるわけないでしょ」
 先に感想を言った勝ち気な女子が話を遮り、もう1人の女子に顔を向けて首を横に振る。
「特に風花が今穿いてるパンツに鼻の下伸ばすのがオチでしょ」
勝ち気な少女の言葉にもう1人の女子は「なるほどなー」と呟きながら何度も頷く。
このもう1人の女子は、人間性がいまひとつ希薄である。
 風花はもう1人の女子にちょっと心配してしまう。
「女だけの会話」というものが、ちゃんと彼女の脳にプログラムされているのだろうか、と。

137:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 9/15
11/12/12 10:20:58.93 W+dHvzGy
「風花ってさ、はじめて知り合った時より、今のほうがずっと活き活きしてるよ」
 勝ち気な少女が風花の方に顔を向けていて笑っていた。
サンドイッチの最後の一かけらを口にほお張り、105円のコーヒーパックを飲む。
そうして食べ物を胃に流し込んでからコーヒーが入ったパックを置いて言った。
「なんかね、恋してる女の子の顔、って感じがする。そういうの好きだよ」
 金髪碧眼の少女も、『恋してる女の子の顔』というのはよくわかりませんが、と前置きして言う。
「今の風花さんの心はとても穏やかでゆったり、でもうきうきノリノリなのが感じられます。私も好きです」

 風花はなんだか2人からかけられた言葉に嬉しかった。
目の前で一緒にお昼を共にしている2人に相談した目的。
それは単に嫌なものを吐き出したかっただけだった。愚痴だ。
それが理解を得られ、そして風花自身の今の生き方も肯定してくれた。
 嬉しくって緊張が解けたのか、急に周囲の雑音が耳に入ってくるようになった。
風花達3人に向かって、こそこそした話し声があちこちから聞こえる。
もしかして自分が打ち明けた話―特に今、風花が穿いている下着の話まで聞かれてしまったのか。
正直、心が弱かった時の彼女はこの雑音が嫌でしょうがなかった。
自分の事を悪く言っているのではないか、もし言っていたらどうしよう、と無駄に意識を割いていた。

 風花はそれらの雑音を、あえて無視して、穏やかな口調で目の前の2人に言った。
「2人とも、ありがとう。人と話すだけでこんなに気持ちが楽になれるものなんだね」
気持ちを吐き出した効果なのか、風花は今やるべき事が見えてきた。
「私、彼に謝らなきゃ。今頃どうしてるのかはわからないけど、会ってちゃんと話しないとね」
勝ち気な少女がニコニコしながらうんうんと頷く。
そして勝ち気な少女は人差し指を立てて、風花の行動に一言付け加える。
「会う前に、事前にメールで連絡してお伺い立てるの忘れずにね。親しき中にもなんとやら、って。ね?」

138:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 10/15
11/12/12 10:21:40.15 W+dHvzGy
 放課後、風花は廊下に出て鞄を持ちながら待っていた。
幸い、彼はぞんざいな扱いに腹を立ててはいなかった。
むしろ気になる事がある、風花に会いたいと返信のメールをしてきた。
そろそろやってくるかもしれない。
気になる物は何か、それはもうすぐ答えが出るはずだ。

 隣の教室のドアが開いたかと思うと、彼の姿が現れた。
彼は風花の姿を見つけると、急いでやって来た。
「風花、お待たせ」
さりげなく微笑みかけてくる爽やかな顔を見た時、「待っていたかいがあった」と感じた。
「ううん、私も今ここに立ってたばかりだから。気になる事って?」
「それは……ここでは言えない。言えるわけない」
何か恥ずかしいのか、もごもごと口を動かす。
風花が首を傾げていると、彼は続けて話してきた。
「どこか2人っきりになれる場所ない? 誰にも邪魔されない所がいい」
「え? うーん、寮じゃダメ?」
 風花の問いに彼は首を横に振り、なぜか目を伏せた。
告白? それともエッチな事? と、そんな予想をしながら一つ提案をしてみた。
「じゃあ、料理部に来ない?」

 部室の鍵でドアを開けて、2人は中に入った。
黒板に「料理部」と大きな文字で書いた文字はまだ消されていないようだ。
掃除も一通り行っていて、テーブルの上は埃だらけ、というのはない。
部屋の中には誰もいない。
それもそのはず。部員は風花一人だからだ。
「鍵閉めてくれる?」
「え? う、うん、いいけど……」
 彼に言われた通りに風花はドアに鍵をかけた。
「ひょっとしたら」という予想がいよいよ現実味を帯びてきた。

 それで彼の方を見てみると、緊張とか興奮という感情を顔に出したような感じだった。
よく見るとその顔は、ほんのりとした感じで赤くなっている気がする。
「今朝、痴漢を捕まえて、風花と2人っきりの時に言いたかった事なんだけど……」
 彼の様子がいつもと違う。
「痴漢にいたずらされている時、風花のパンツ見ちゃった。Tバックの……」
普段、義侠心を行動で示す男前な顔つきではなかった。
異性に色々な意味で関心を持った、年相応の純粋さを秘めている雰囲気だった。
「風花が今穿いているパンツ、その……怒らないで。あの、パンツを、よく見せてくれない?」

139:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 11/15
11/12/12 10:22:26.46 W+dHvzGy
 それから2人は調理台と調理台の間にある通路に移動する。
万が一、人が来たり、ドアの窓から見られても大丈夫なように。

 風花は言われた通りにスカートをめくって、穿いている下着を見せた。
彼はありがとうと礼を言いながらしゃがみ込むと、マンコを覆っている部分をまじまじと見てきた。
風花にしてみれば恥ずかしい気持ちでいっぱいいっぱいなのは言うまでもない。
「すごい……。こういうパンツって、あるんだ……。俺、すごくエッチな気分になってきた」
 最初は遠慮がちに指でつついてくる。
風花の気分を害したくないのか、上目遣いにちらちらと顔色を窺ってくる。
指の腹を使ってパンツの部分を上から下へ。下から上へ。
相変わらず黒く輝き、滑らかな手触りがするパンツに彼は感動しているようだ。

「匂い嗅いでいい?」
「え……はい、いいですよ」
 思わず敬語が出てきてしまった。
 探知したばかりの風花の能力によると、彼の心臓は鼓動を早めている。鼻息も荒い。
彼の脳は何億、何兆、物凄い数の情報処理が超高速で行われている。
それから男だけが持つチンコにも力が集まっている。
 肉眼で確かめてみても、彼の目はかっと見開かれている。
そのぎらぎらした目つきだって瞬きの回数なんか少ない気がする。
彼は深呼吸を3回ほど行い、たまっていたツバをごくりとのみ込む。
そしてまるで美しい物を見たかのような―否、美しいと感じてため息をこぼしているようだ。
性欲が昂ぶっているのだろうか、そうに違いない。
 最後に風花の顔色を窺ってきた後、自分の顔を近づける。
そしてやっと匂いを嗅ぎ始めた。

 彼の鼻息が当たっている。
大事な所の匂いをお気に召すだろうか、と思った。
「ごめん、もう一ついい? 舐めていい? 変なんだ。なんだか、変な気分になってきちゃった」
「う、うん……。い、いいですよ」
 彼は口を開けたかと思うと、舌を伸ばしてきた。
しかし、まだ少し遠慮がちにちろちろ出しながら、時折顔を窺ってくる。

 穿いているパンツを見せている風花にとって、おぼろげだが彼の気持ちがわかってきた。
多分、このまま一気に自分を押し倒して、欲望を大爆発させたいのかもしれない。
同じ学校の生徒、一緒に戦う仲間、人としての理性や常識。
それら全てを脱ぎ捨てて、獣のように本能を露にしたいのではないか。
「男子」ではなく、「男」になって女の体にむしゃぶりつきたいのではないか。
そうしてむき出しになった感情の赴くまま、風花の体も精神も「染めて」しまいたいのだろう。

140:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 12/15
11/12/12 10:22:55.84 W+dHvzGy
 そんな風に欲望を爆発させず、それどころか何度も顔色を窺ってくるのはなぜか。
これも恐らく、彼が今までの人生で培ってきた、彼自身の人の良さかもしれない。
「傷つけてしまうのではないか」「でも爆発させたい」という欲求が燻っているのが想像できる。
そう思うと、相反する2つの葛藤が鎖や足枷となっているはず。
彼の気持ちをわかっていながら黙っているのは、これ以上我慢できなかった。

「あのね、違っていたらごめんなさい」
一度お伺いを立てて、相手の失礼にならないように風花は続ける。
「もしあなたが、その……私のパンツとか体を好き勝手にしたい、って望むなら……」
昨日、夏紀に電話した時の失敗は繰り返さないよう、上手く言葉を選んでいく。
「そのズボン、テント張っているのがわかるの。私でよかったら……」
ここで一度、深呼吸をして、緊張感からくる言葉の震えをなんとか抑えた。
「その溜まった欲望、受け止めてあげましょうか?」

 彼は口を半開きにして風花を見ていた。
彼女は思う。彼はどんな気持ちを抱いて自分を見ているのだろう、と。
予想したものは果たして正解で、彼の心を見事に射抜いたのだろうか。
それとも何かトンチンカンな事を言ってしまったのだろうか。
彼からの答えは―正解、だったようだ。

 風花同様、彼もまた「もう我慢できない」といった状態で下半身を露出した。
今度は風花が跪いて、彼のチンコを観察した。
一応硬くなって伸びているようだが、ぶらぶらと垂れ下がっている。
「これを擦ったり、舐めればいいの?」
彼は頷く。
「一応、聞いておきます。相手が私でいいのかな? 他の人とか……」
彼はまた頷く。またこう付け加えた。
「俺、前から『風花が良い』って思ってたんだ。妻にするならこのタイプが良いって」
慎ましい、おしとやか、控えめな性格等等、色々と風花の特徴を挙げてくる。
そして今日穿いているパンツに驚き、そのギャップというものに興奮していると言う。

141:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 13/15
11/12/12 10:23:24.27 W+dHvzGy
「わかりました。それではよろしくお願いします」
 そう言うと彼女はご奉仕を開始した。
まず頭で覚えている知識通りに手でしごいてみる。
手でチンコを握った状態のまま、風花自身の視点から見て前後に動かす。
爪は立てない、力も必要以上に入れ過ぎないように注意する。
 そうしながら口を開けて、口内で舌を使って責める。
どう頑張ってもチンコの先っぽのカリを過ぎたばかりの所までしか行けない。
確か自分が見聞してきた経験では根元までのみ込めるはずだ。
諦めて自分ができる範囲の部分をぺろぺろしたり、しごいてみる。

「風花、気持ち良いよ。気持ち、良い。良い……そのまま、そのまま……」
 しばらくすると、突然、彼が風花の頭を両手で掴んだ。
くわえたままの状態だったので、彼女は面食らった。
 次の瞬間、「温かい」とか「熱い」といった何かが注ぎ込まれた。
彼女は声にならない悲鳴をあげたり、オエッてなったりする。
「風花、お願い。そのままじっとしてて」
「温かい」とか「熱い」といった何かは、風花の口内や食道を通過していく。
しばらくして彼が安心したようにため息をついたようだ。
彼の手によって頭を抑えつけられていたが、それもだいぶ緩くなった。
 後には口の中が青臭い液体で満たされていた。
その青臭い液体はちょっと口からこぼれてアゴを伝っていた。
風花の頭の中で一つの言葉を思い出した。
これは「精液」だった。

「ごめんね、でも風花になら俺の『想い』をもらって欲しかったんだ」
「そうだったんだ。なんか苦いね」
 これも精液が持つ作用なのか、風花は頭がぽうっとしていた。
色々と頭が正常に働かないが、なんとか彼からの言葉を返す。
「じゃあ今度はお尻も楽しもうかな」
「え?」

142:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 14/15
11/12/12 10:23:54.16 W+dHvzGy
 風花はよくわからないまま、次の行動に移らされた。
彼にスカートを下ろされ、穿いているパンツを露にさせられた。

「そこに手ついて。足、開ける? 足も開いて欲しいんだ」
 精液の味が後を引いたまま、言われた通りにする。
彼が何をするのかと首を曲げて見ていたら、お尻に顔を埋めてきた。
「ひゃっ!? ちょ、ちょっと!」
 彼はどこ吹く風とほっぺたを使って頬ずりしてくる。
ここからじゃよく見えないが、彼の幸せそうな表情が想像できる。
「風花のお尻、むっちりしていて気持ち良い」
 さらに、何だか生温かい物が肛門のあたりに触れてくる。
それは彼の舌だった。
物凄い早さで舌を動かしてくるので、風花の体がゾクゾクと震える。
「T」の字になった形を引っ張ったり噛んだりもする。
「もしかして風花ってトイレのウォシュレットよく使ってる?」
「え? うん、使ってるけど……。でも、汚いからやめてください」
風花はトイレのウォシュレットを利用してきた過去の自分自身に感謝をした。
それから「お尻を水で洗うなんてありえない」と食わず嫌いだった自分を恥じた。
……と、思ったら、風花のお尻をご満悦状態の彼はこんな事を言ってきた。

「俺、風花の事が本当に、本当に本当に好きなんだ。本当に好きな人のパンツにウンコや紙なんか付いてたってそんなの気にしないよ」

 風花は他人の世界を探検する為に本を読む。
主人公が恋人役に語りかける愛の言葉とか告白のシーンによく感情移入をする。
それらのセリフや、登場人物の抱える気持ちを考えると胸が熱くなる。
特に白馬に乗った王子様が囚われのお姫様を救う物語は女の子の憧れだろう。
 それらのきれいな思い出に対し、今、彼の言ったセリフと彼なりの自分に対する想い。
次々ときれいな思い出の数々をゴボウ抜きにしていって、見事一位の座に輝いた。
事実は小説よりも奇なり。
途端に彼への想いは複雑な気分になった。

143:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 15/15
11/12/12 10:24:28.42 W+dHvzGy
「やばい、また勃ってきた。一度でいいから風花にこれもやりたかった」
 言うや否や、風花のお尻の肉と肉の間にチンコを挟む。
風花としては棒状の物がヌルヌルしていて、何かすごく早く動いていると感じる。

 風花は思う。彼はどんな気持ちで私のお尻―と、下着を楽しんでいるのだろう、と。
風花側の気持ちは、彼への想いは強くなったのか弱くなったのか、よくわからない。
下着を送ってきてくれた夏紀にはなんて言えばいいのだろう。
お昼時にご一緒した友達であり、仲間でもある女子達にもなんて言えばいいのだろう。
あの時、気を利かせてくれた生徒会長は今頃、自分の能力を使って覗き見しているのだろうか。
それから痴漢行為をしてきた男は、取調べ室で刑事さん相手に風花の下着の話でもしているのだろうか。

「風花、イく……っ、出すよ……っ!」
 2度目の射精。
自分のチンコをお尻の肉と肉の間に挟みながらイったようだ。

「風花、好きだよ」
 彼は風花の左右のおっぱいをわしづかみにしながら体を密着させてくる。
彼女の首筋のあたりにアゴを乗せ、そのあたりを何度も口づけしてくる。
相変わらずまだ腰をゆっくり動かしながら、溜まっていた欲望を燃やしているようだ。
「まだ足りないよ。あと2回はやりたい。アソコを覆っている部分に出すのと、パンツそのものでチンコをしごきたいんだ」

(なんか、微妙な気分……)
風花は心の中で呟きながら、我ながら変な顔をしたのだった。

この出来事がきっかけとなって、Tバック師匠―女教皇ペルソナのスカアハはめでたく生まれたのだった。

おわり

144:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 終
11/12/12 10:25:16.23 W+dHvzGy
投下終了です。
批評よろしくお願いします。

このssを書くにあたって、自分が持っている知識の確認もさせてください。
・「~してくる」「~してきた」等は、相手から自分の方に向かって来る行為や動作全般を指す
→もしかしたら主語や固有名詞である「彼」「風花」「先輩」などを省ける?

・「履く」は靴(普通の靴・ハイヒール・ブーツ等)に、「穿く」はズボンやパンツに用いる

・「驚く」等の言葉は受け身の表現に用いられる
→「驚かされる」と書くと意味を強める表現になる。

・このssの中で、4レス目の9行目「男の生暖かい吐息」としたのはこういうプロセス
→「生暖かい」は、中途半端に暖かいという意味。
→「吐息」なので気体になっている物っぽい。「気温」を指している感じがする。
→「気温」を指す気体が「男」から出ているので、「生暖かい」としよう。

・同ssの中で、14レス目の10行目「何だか生温かい物」としたのはこういうプロセス
→「生温かい」は辞書(新明解国語辞典第六版、Yahoo!辞書)には載っていない。
→しかし、パソコン(VISTA)の変換機能では「生温かい」と変換できる。
→恐らく固形になってる状態の物に使われるかもしれない。
→「暖かい」は気温を指し、「温かい」は固形や液状を指す場合が一般的である。
→固形になっている物を指すので「生温かい」としよう。

ちなみに「黒○○」がヤンデレ等のキャラの事を指すのは知っているつもりです。
こんな感じのタイトルにした目的は、単にカッコで遊んでみたかったからです。
まだまだ修行中の身ですが、この辺の回答もお願いします。
まだ生まれて間もない知識ですみません。

145:名無しさん@ピンキー
11/12/12 23:28:23.97 glMG2aKN
助言できませんが、上げておきます。

146:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:07:20.16 pMl2zZPA
>>128
原作をまったく知らない人間だが、読ませてもらった。なので原作を知らなくても語れる範囲のことだけ言及する。

>もう一つ、相談というのは「このssの傾向がどういうものなのか」という物です。
>物語の流れの往くまま、キャラを「踊らせる」感じで書きました。
ここらへんのくだりは、何が言いたいのか理解できなかった。
まず(ここでは痴漢やTバックのような)物語・シチュありきで、その中にキャラを登場させたってこと?
解釈に自信が持てないので、コメントは差し控えさせていただく。


>>144について。
>・「~してくる」「~してきた」等は、相手から自分の方に向かって来る行為や動作全般を指す
省ける? と聞かれても……例えば>>131の、
>まだ警戒気味だったが、手のひらでお尻の触り心地を確かめながら撫で回してくる。
この重文では既に主語に当たる痴漢男が省略されてるね。そんな感じでいいんじゃない。

あと、ちょっと細かい話になるんだが、「~してくる」を品詞分解すると、
「し」→動詞の連用形 「て」→「来る」の添字 「くる」→「来る」の補助動詞としての用法
になる。区切りは「~てくる」「~てきた」が適切。
だから、この表現の用法についてより詳しく知りたいなら、「来る」を辞書で引くといい。

>・「履く」は靴(普通の靴・ハイヒール・ブーツ等)に、「穿く」はズボンやパンツに用いる
辞書(明鏡国語辞典)を引いてみたらそのとおりだった。語源は同じらしい。
あんまり関係ないけど、ニーハイソックスはどっちを使うべきなのか、というのが個人的には疑問。

>・「驚く」等の言葉は受け身の表現に用いられる →「驚かされる」と書くと意味を強める表現になる。
受動態になった結果、強調される体言が入れ替わるだけじゃないかな。

>・このssの中で、4レス目の9行目「男の生暖かい吐息」としたのはこういうプロセス
>・同ssの中で、14レス目の10行目「何だか生温かい物」としたのはこういうプロセス
正直まったく気にしてなかった。生には副詞用法あるし、生温かいも間違いではないと思う。
ただ、字面に「生温(なまぬる)い」を連想させるところがあるけど。

>ちなみに「黒○○」がヤンデレ等のキャラの事を指すのは知っているつもりです。
おれの考えるシニフィエだと「黒●●」は腹黒いの黒で、ヤンデレよりは指してる範疇が広い。


その他文章表現について気になったところを。
・ちんこだのまんこだのは話し言葉だから、それらを書き言葉・三人称視点地の文に置くと浮く。

>>130
>具体的にいえば、上半身まである青いジーンズのようなのなんか似合う。
これはオーバーオールのことだろうか。具体的と前置きしている割には持って回った言い方という印象。

>>132
>肛門のあたりを指先で刺激、またはTバックそのものを上に締め上げる行為をされてしまう。
これはTバックを引っ張り上げて生地を食い込ませているという事かな。
ちょっと目が止まってしまった。明瞭な表現ではないと思う。

>>136
>このもう1人の女子は、人間性がいまひとつ希薄である。
これは金髪碧眼の女子が、年頃の女の子にしてはデリカシーを欠いている、ということを言いたかったのかな。
それなら「人間性が希薄」というとイマイチ通じない。前後の台詞を読む限り、そこまで非人間的な印象は受けないけど。
もしかして原作だとこの金髪娘は人外だったりする? そういう背景を踏まえてるならば、まだ理解できる。

>>143
>風花は心の中で呟きながら、我ながら変な顔をしたのだった。
前後の流れから推測すると、これは風花が「あーあ私変な顔してるなぁ」って思ったって状況を描写したいんだよね。
おれの推測が正しいなら、この表現はちょっと手直しが必要。

147:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:35:17.90 rrQIO5+n
>>144
『ペルソナ3』は未プレイ

1.視点
(1)
三人称風花視点で書かれているとのことだが、ところどころ三人称多元の文章になっている。
風花のことを<彼女>と表現した文章がそれにあたる。

たとえば、
>>130の14行目、<彼女のほとんど全ての意識がお尻に集中する。>
>>130の20行目、<彼女は再び体の前面を鏡の前に向けて、彼女自身の全体の姿を確認する。>
>>133の12行目、<気が弱い彼女は緊張の糸が切れたようにその場にへたり込んでしまった。>
>>133の最終行、<彼女の慎ましい振る舞いを見て、>
>>135の14行目、<彼女は一人すたすた歩き始める。>
>>137の16行目、<心が弱かった時の彼女はこの雑音が嫌でしょうがなかった。>
等、他にもあるが、風花視点なら「彼女」ではなく「風花」とした方がいい。
「彼女」とすると、完全に第三者のことを描写している文章になってしまう。

そして、<風花の>、<風花は>といちいち書かなくていい場面もある。
>>130の14行目は、
<なんだか裸よりも恥ずかしい思いがして、ほとんど全ての意識がお尻に集中する。>、
>>130の20行目は、
<再び体の前面を鏡の前に向けて、全体の姿を確認する。>、
これで充分。

三人称単元で書かれている文章は、特にことわりがないときは視点となっている人物が主体なので、
人名を省略できるときが多い。
また、日本語は主語が省略されていた方が自然に見える場合が多い言語なので、
行為の主体がはっきりしている場面で人称代名詞や人名を連発すると読みづらくなる。

(2)
それに関連して、<風花にとって>、<風花としては>という使い方がおかしい。

>>129の21行目、<風花にとって、夏紀には言いたいことが山ほどある。>
>>139の30行目、<穿いているパンツを見せている風花にとって、おぼろげだが彼の気持ちがわかってきた。>
>>143の3行目、<風花としては、棒状の者がヌルヌルとしていて、何かすごく早く動いていると感じる。>

>>129の21行目は、<風花にとって>という部分がまるまるいらない。
>>143の3行目も同じく、<風花としては>と<感じる>が不要。

どうも、作者が「~にとって」「~としては」の使用方法をよくわかっていない印象を受ける。
「~にとって」や「~としては」という表現は、立場や視点を強調するものだから、
その言葉の裏には「他の人は違うかもしれないが」というニュアンスが含まれている。

けれど、>>139の30行目の文章はそういう意味合いを含んでいないので、<風花としては>はおかしい。
せめて<風花は、(中略)と感じる。>とすべきだが、この場合も主語は省略できる。
<棒状の者(「もの」または「物」の誤り)がヌルヌルとしていて、何かすごく早く動いている。>で充分。

(3)
また、三人称単元になっていないと感じるのには、
学校で一緒にお昼を食べていた風花の友達二人を、<勝ち気な女子>、<金髪碧眼の少女>と表現し、
終始名前で呼ばないことも影響していると思う。
視点が風花であるのに、かなり親密な仲の友達を最後までずっと名前で呼ばないのには違和感がある。

<勝ち気な女子>や<金髪碧眼の少女>という表現を続けると、
物語の内側にいる語り手が名前を知らない人物について述べているか、物語の外側に語り手がいるか、
そのどちらかという印象を持たれやすい。
原作で名前がついてない二人なのかもしれないが、
こういう書き方をすると不自然だと思われる場合もあるということは意識していた方がいいかもしれない。

148:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:36:17.80 rrQIO5+n
2.「~してくる」「~してきた」という表現を使ったとき、主語や固有名詞を省けるか

場合による。
行為主体が明かなときは省略できるが、混乱を招きそうなときは省略できない。
大まかに言うと、直前の文章と行為主体が同じときは省略できることが多いが、
直前の文章と行為主体が違うときに省略してしまうと、混乱が生じやすい。

たとえば、
>>131の17行目、<手のひらでお尻の触り心地を確かめながら撫で回してくる。>
これは直前の文章の主語が痴漢の<手>だったので、
痴漢の動作が続いているということで新たに主語がなくてもスムーズに読める。

けれど、
>>139の4行目、<彼は(中略)、マンコを覆っている部分をまじまじと見てきた。>
この場合は、直前の文章で風花が行為の主体となってスカートをめくっており、
行為の主体が変わっていることから、<彼>を省略することはできない。

なお、省略できるかどうかについて述べたが、
省略できるところは絶対に省略しなければいけないと言っているわけではない。


3.「履く」と「穿く」

靴など、足につけるものには「履く」、
ズボンなど、足をとおして下半身につけるものには「穿く」を使う。
この認識で合っているが、辞書に載っていることなので、できれば自分で辞書にあたってほしい。


4.「驚く」と「驚かされる」

「驚かされる」と書くと意味を強める表現になる、という認識は、厳密に言うと正しくない。
「驚かされる」は、「驚く」という自動詞の使役受身。

また、「驚く」が受身の表現に用いられるというのも正しくない。
人間の意思ではコントロールできない感情を表す動詞ではあるが、「受身の表現に用いられる」わけではない。

使役受身というのは、「お使いに行かされる」というように、
あることを強制されてやっているということを被使役者の側から表現したものだから、
人間の意思でコントロールできない感情を表した動詞に使役受身を使うと、
否応なく感情が喚起される、というようなニュアンスが加わる。

なので、結果的に意味を強めたような効果が出るという、感覚的な部分では間違っていない。
けれど、文法的な理解としては不正確。

149:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:37:47.46 rrQIO5+n
5.「生暖かい」と「生温かい」
(1)
各々の表現を用いたプロセスを説明してくれているが、
要するに、「生暖かい」と「生温かい」はどう使い分ければいいのか、ということだよね?

「暖かい」は、「暖かい部屋」「今日は暖かい」など、主に気温に関することに使う。
「温かい」は、「温かい料理」「心が温かい」など、物体や心に関することに使う。

使い分けを迷った時は、対義語を考えてみるといい。
「暖かい」の対義語は「寒い」。
「温かい」の対義語は「冷たい」。

(2)
これをそれぞれの文章にあてはめて考えてみると、
<男の吐息>の温度が低かった場合は、<男の寒い吐息>ではなく、<男の冷たい吐息>になる。
また、<何だか生温かいもの>の温度が低かった場合も、<寒いもの>でなく、<冷たいもの>になる。
よって、本来はどちらも「生温かい」を使うのが正しいのだと思う。

(3)
けれど、芥川龍之介の『偸盗』なんかでは、
<相手の血が、生暖かく彼の手にかかったのを感じた。>という具合に、
「温」の字をあてるべき箇所にも「暖」の字を使っている。
また、「生温かい」は本来「生温(なまぬる)い」が正確な使い方だと思うが、
「生温かい」という表現が一般的に使われてきているし、小説の中でも散見されるので、間違いではない。
なので、両者の使い分けをそこまで気にする必要はないと思う。


6.文章
文章が不正確な箇所が多く、こなれていない印象を受けた。

(1)主語と述語が対応していない。
たとえば、>>134の28行目、<それなのに自分には一言も話さず、他の仲間からもそのような話は聞いていなかった。>
前半の<それなのに自分には一言も話さず>の主語は「彼」、
後半の<他の仲間からもそのような話は聞いていなかった>の主語は「風花」なのに、
後半で主語が変わっていることを明記していないから、後半も「彼」が主語のままのように読めてしまう。

>>135の8行目、<度が過ぎると演じているのを見破られて人間関係にヒビが入る欠点を恐れている。>
このひとつ前の文章が<悲劇のヒロインを演じるのは簡単で、同情はされる>なので、
<度が過ぎると(中略)人間関係にヒビが入る>の主語は、前の文章から引き続いて<悲劇のヒロインを演じること>のはず。
けれど、<欠点を恐れている>と、いつの間にか主語が風花になっている。

このように、言いたいことはなんとなくわかるが、
ひとつの文章の中で主語と述語が正しく対応していないため、とても読みにくい。

また、
>>132の下から3行目、<風花とこの男女2人の周りには、沢山の野次馬に見られていた。>
ここは、<風花とこの男女2人の周りには、沢山の野次馬がいた。>
もしくは、<風花とこの男女2人は、沢山の野次馬に見られていた。>
でないとおかしいし、

>>134の25行目、<面白くない気分なのは、彼の話を聞いていた風花自身の暗い感情だった。>
ここを<面白くない気分なのは>と書き出したなら、<風花だった。>など、人で受けないとおかしい。
風花が納得していないことの中身を説明したいなら、
<面白くないのは、彼の話を聞いて湧き上がってきた自分の暗い感情だった。>
というような文章になるはず。

同じような観点から、
>>134の4行目、<その疑問は彼の口から答えてくれた。>
>>135の3行目、<理由は、彼が心の中に踏みこんでくるのを拒みたかった。>
等の文章もおかしい。

150:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:38:48.35 rrQIO5+n
(2)
助詞の使い方がおかしい。
>>130の7行目、<風花はお付き合いを始めたばかりの彼氏がいる>→<風花には>
>>131の27行目、<彼女は(中略)微かな希望があった>→<彼女には>
>>137の9行目、<風花はなんだか2人からかけられた言葉に嬉しかった>→<言葉が嬉しかった>または<言葉に嬉しくなった>

(3)
「~っぽい」や「感じ」、「あたり」といった曖昧な表現、
そのものずばりを言い表さずに読み手のフィーリングに頼る表現はなるべく使わない方がいい。

>>130の21行目、<ショートカットの一種っぽい>
この表現だと、では具体的にどのような髪型なのか、読み手には伝わらない。
二次だからそのあたりの共通認識はあるのだろうが、SSの文章としては舌足らず。
せめて<ショートカットの一種のような、>として、そのあとに具体的な描写をするべき。

また、>>138の下から8行目、<緊張とか興奮という感情を顔に出した感じ>は、
<感じ>という表現に逃げない方がいいし、
>>138の下から7行目、<ほんのりとした感じで赤くなっている>の場合は、
<感じ>という言葉は不要。<ほんのりと赤くなっている>で充分。

そして、>>143の下から8行目、
<彼女の首筋のあたりにアゴを乗せ、そのあたりを何度も口づけしてくる。>
これも、最初の<首筋のあたり>はわかるが、同じ文章内で<そのあたり>を使うのは避けた方がいい。
それから、単純に疑問なんだけど、首筋のあたりにアゴの乗せていたら、同時にそこへ口づけはできないよね?
具体的にどういうことになっているのか、絵が想像できない。
<そのあたり>が指しているのは、文法的には<首筋のあたり>というということになるけど、
そうではなく、「首筋にアゴを乗せた状態で口づけをしたときに触れる箇所」のことを<そのあたり>と表現しているなら、
それは怠慢だと取られてもしょうがない。
「うなじ」や「耳の裏」、「髪の生え際」など、<そのあたり>に取って代わる表現はいくらでもある。

(4)
その他、長くなったので、簡単に指摘していく。

>>129の14行目、<確認の余地を残さないまま>
その1行前で<見れば見るほど>と荷物の中身を確認しているし、なにより、確認するために夏紀へ電話したのでは?

>>130の22行目、<上半身まである青いジーンズのようなのなんか>
表現が稚拙。それに、「オーバーオール」や「サロペット」で通じる。

>>131の9行目、<お尻に触るというよりは、軽くタッチしてきている>
<触る>と<タッチ>の意味はほぼ一緒。
違いを出したいなら、<タッチ>を「撫でる」や「さする」などの表現に変えた方がいい。

>>132の4行目、<肛門のあたりを指先で刺激、またはTバックそのものを上に締め上げるような行為をされてしまう。>
「または」というのは、「A or B」の意。
ここでは、<肛門のあたりを指先で刺激>されることと、<Tバックそのものを上に締め上げる>こと、
この両方をされているのだから、<または>はおかしい。

>>139の14行目、<探知したばかりの風花の能力によると>
<探知したばかりの>が<能力>にかかっている。
<探知したばかり>なのは「情報」のはず。

>>141の14行目、<彼女は声にならない悲鳴をあげたり、オエッてなったりする。>
表現があまりにも幼い上、視点が定まっていないため、文体が破綻している。


全体的に文章が洗練されておらず、推敲が足りないと感じた。
自分が今どんな文章を書いているのか、視点はどこにあるのか、主語と述語は噛み合っているか、ちゃんと意識した方がいい。
そして、もっと最適な文章はないのか、あれこれ考えてみる作業を増やした方がいいと思う。

151:名無しさん@ピンキー
11/12/13 02:40:02.12 rrQIO5+n
7.傾向について
(1)
傾向に関しては、よくわからない。
だが、キャラの心理状態や人間関係に重きを置いたSSではないので、
下着という小物を使ったプレイにフェティシズムを感じる人なら、良いと思うかもしれない。

(2)
個人的には、キャラに魅力を感じなかった。
まず「彼」に関しては、<弱い者には微笑み、悪というものには敢然と立ち向かう勇気ある人間>とされているが、
そんな彼が痴漢にあったばかりの女の子に、下着に対するフェティシズム全開のプレイをするという流れが不可解。
キャラが変貌する動機が不十分で、うまく心理に乗っていけない。
理性や常識を<全て脱ぎ捨てて、獣のように本能を露にしたいのではないか>と説明されているが、
普通の男性の理性はそんなに脆くないのでは?
「俺の『想い』をもらって欲しかった」と行って口の中に射精するのも、ただの自分勝手な男の言い分にしか読めない。

そして「風花」に関しては、キャラが定まっていないように感じた。
<慎ましやか>と形容されるようなキャラなはずなのに、
口淫をしている際、<確か自分が見聞きしてきた経験のでは根本までのみ込めるはずだ。>と、
どこのAVで仕入れてきたんだという知識を披露している。
かと思ったら、その直後には口の中に出されてしばらくしてようやく<これは「精液」だった。>と気づいている。
彼女がどんなキャラなのか、よくわからない。
人物造形をしっかり行わず、物語に都合よく行き当たりばったりで書いているように見える。

(3)
また、視点に関係することでもあるが、「チンコ」や「マンコ」といった表現は、風花視点のSSにはそぐわない。
個人的に「チンコ」「マンコ」と書かれるとそれだけで萎えるのだが、それは好みの問題でもあるし、
ギャグやバカエロ、頭の中がエロでいっぱいの中学生男子や、男を馬鹿にしきったビッチの女の子が語り手のSSなら
うまくはまる場合もあるから、「チンコ」「マンコ」という表現が即NGというわけではない。

けれど、このSSの視点は風花で、文体というのは視点や語り手に引きずられるものだから、
<慎ましやか>な風花の語りに「チンコ」「マンコ」という表現はとても不自然。

描かれている精液の量も多すぎるし、全体的にどうにも童貞中学生男子の妄想という印象が拭えない。


読み手の顔色を窺ったり、受けを狙ったりして書く必要はないし、
自分の性癖に従って好きなように書けばいいと思うが、細部はきっちり詰めた方がいい。
そして、二次でやるからにはキャラ造形をしっかり行うのは必須だと思う。

傾向やジャンルに関しては詳しくないので、そこは他の方にまかせる。
長文スマソ。

以上

152:128
11/12/14 17:27:57.26 QEKiqT9O
>>145,>>146,>>147-151
今回もありがとうございます。
やはり「チンコ」「マンコ」という表現はダメでしたか。
それから風花以外の登場人物の名前も書く必要があるんですね。
「これ試作品だから」ってんで、そのまま読み手にお出ししなくてよかったとつくづく思います。
今後、文章を書いていく上での糧にします。
批評の内容を消化しながら、その内本来投下すべきスレに投下したいと思います。

……ただ、感謝しているものの、自分は「文章を推敲する」というものがよくわかっていません。
改めて上の文章の出来事を記した後出しスケジュール(便宜的にこう名づけてます)によると、このような感じです。

・ある程度文章を書き、音読してみる
・一通り書き上げた後、文章を「寝かせる」
・一通り書き上げた文章中の表現を見直してみる。改めて音読してみる

質問続きで悪いのですが、「推敲する」という方法というのはどんな物なのですか?

153:名無しさん@ピンキー
11/12/14 22:48:14.43 s0vhQpmz
ここは具体的なSSに対してコメントを寄せるスレ。
そういう一般的な話題について知りたいのなら、
SS書きの控え室スレでも行って過去ログ読むなりROMるなりするかし。

154:名無しさん@ピンキー
11/12/14 22:49:24.31 tFxO/3OO
横からだけど上で抜粋されて訂正されてる行為、これ自体が推敲すると言う事。
推敲と言っても色々あるので本来の意味は検索したほうがいい。

んで、今>>152に必要なのはどうしてこれが訂正しないといけないかって知識じゃないかな。
本を読んで何度も書いてたら、いつかはわかってくるんだけど時間はかかるかも。

155:128
11/12/15 10:37:19.07 wdJIetb/
>>153,>>154
レスありがとうございます。
なんだか野暮な事言ってすみません。
知りたい事はもう十分です。
ありがとうございました。

156:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:39:38.28 2YQmxLZM
皆さん、いつもお世話になっています。
以前投稿したエロパロなのですが、
是非批評をお願いします。

・二次創作
・『みえるひと』(ガク×姫乃)無理矢理?
・4~8レス程度

157:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:40:59.60 2YQmxLZM
「この、奪われた悲しみ・・・・・・!」
男の体がふっと浮き上がり、2M先まで吹き飛んだかと思うと地面に崩れ落ちた。
地味な顔に似合わない巻き毛を振り乱して派手な服を着た女が駆け寄り、
白目を剥いて気を失った恋人の体を揺さぶる。
彼女はおろおろと人気のない住宅街の一角を見渡した。
周囲にはブロック塀と静まった道だけで誰もいない。
女は泣きそうな顔でバッグから携帯を取り出し、
震える手で番号を押して電話をかけ始める。
その慌てた様子に、手元にあったピコピコハンマーを交互に見て反省する。
しまった、やりすぎた。
手加減したつもりだったのに思ったより飛距離が出てしまったようだ。
・・・・・・・まあいいか。倒れた武という奴が病院の世話にならないことを祈ろう。
お嬢さん、すみません。
「ツキタケ、行くぞ」
コートを翻して、事を起こした当事者はゆらゆらと歩き出した。
自分の横を歩く弟分のツキタケは後ろを振り返ると
「ご愁傷様です」
 と、同情した声で呟いた。
 路地裏から離れると、商店街が見えてきた。
スピーカーから流れる『ジングルベル』と街灯の間に飾られたイルミネーション。
クリスマス一色になった商店街を、白いファーがついた枯草色のコートを着た陰気な男と、
赤いマフラーに白のつなぎ姿の小柄な少年は連なって歩いていく。
右目を前髪で隠し、長身を丸めて猫背気味に歩いているコートの男はガク。
派手な飾り付けをされた店には興味を持たず、無表情にひたすら前を見すえていた。
彼の横で両端がはねた茶髪にマフラーをつけた少年はツキタケ。
子供らしく店内のディスプレイを興味津々に眺めていたが、
ガクが歯を剥き出してクリスマスムードを露骨に嫌がっているのに気付き溜息をついた。
「アニキ、大人気ないですよ」
ツキタケは黙々と歩を進めるガクをいさめた。
「さっきは普通の一般人に殴りかかるし。何も軽傷を負わせるほどの罪じゃないでしょ」
「人前でイチャイチャしているのが悪い。お前は子供だから分からないんだ」
 ガクは身を震わせて叫んだ。
「彼女とクリスマスを楽しめない、この悲しみ・・・・・・!」
 手にモグラ叩きに使用するようなピコピコハンマーを出現させ、ガクは辺り構わず振り振り回した。

158:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:42:36.19 2YQmxLZM
ピコピコピコピコピコ・・・・・・・
ガクは懲りもせず、また遭遇したカップルの男の頭を叩き始めた。
「いてっ、なんだよこれ」
被害者は訳もわからず頭を押さえている。これだけ悪ふざけをしても周囲の人が、
自分に好奇の目を向けることはない。
彼らは“陽魂”と呼ばれる他者を思う気持ちや、強い志など陽性の思いで留まった霊だ。本来陽魂は生者に触れることはできない。しかしガクの場合は、破壊衝動を覚えると生者に害を成す事ができる“陰魄”に近付く。
一見普通のピコピコハンマーはガクの破壊衝動を具現化したもので、願えばその姿はトンカチや巨大な木鎚に変化することもある。
霊が見えたり、声が聞こえたりする者には当然、霊感がない者にもガクは攻撃をすることができる。
「いいじゃないですか。今年はねーちゃんやうたたか荘の皆で過ごせるでしょう?」
 ぴくりとガクは攻撃を止めて、可憐な姫乃の姿を思い描く。
そうだ。きっと彼女とならクリスマスは素晴らしい一日になる。脳内で赤いミニスカートとブーツからのぞく白い太腿にボンボンのついた肩出しスタイルの姫乃が、サンタ帽をかぶってガクに笑いかけた。
「ひめのんのサンタ服姿・・・・・・最高にイイ」
ぽっと頬を染めてガクはひとりごちた。そうと決まれば話は早い。
「よし、ツキタケ。ひめのんにサンタ服を贈るぞ」
「えっ」
「楽しみだな~」
「アニキ、そんなことしたらまたねーちゃんにひかれますよぉ」
後ろでぼやいているツキタケを連れ、ガクは近場のドン・○ホーテに向かうことにした。
品物で溢れた店内を進み、八階のコスプレコーナーまで行くと、店内にはメイドにナース、果ては透けたランジェリーまで様々な衣装が多種多様に置かれていた。
「ほう・・・・・・・」
サンタ衣装よりも刺激の激しい衣装に思わず目を奪われる。ガクが悶々と妄想に励んでいる頃、奥の通路にいたツキタケが呼ぶ声がした。
「どうした」
「アニキ、これ何に使うんですかね?」
道行く商品をすり抜けて来たガクは度肝を抜かれた。
ツキタケが指さした先にはローターやバイブといった、所謂大人の玩具が並べられていた。
もっと分かりにくい所に置けよ!
思わず心の中でツッコむ。ガクはゴホンと咳払いした。
「あー・・・・・・これは、だな。女性を喜ばせるものだ」
ツキタケを見ると、へぇ~と目を皿にしている。
「そうなんすか。あ、それならねーちゃんにも」
 恐ろしい提案をしてくるツキタケはまだ小学生なのだ。
高校生の女の子にこんなの贈ったらただの変態だろうが!
「ツキタケ、いいから早くこっちへ来い」
ガクの切迫した様子に気付いたのか、ツキタケは大人しく従ってくれた。
ああ、なんだかどっと疲れてしまった。
早くひめのんに会ってなでなでしてもらおう。
「あれ?」
 再び声をあげるツキタケに、今度は何だと顔を上げる。
そこには見知った白髪頭が、怪しげな玩具を手にしげしげと眺めている姿があった。
「おい貴様、こんな所で何をしている」
ガク達が住むうたかた荘には、ガクのように地上に留まっている陽魂や、時折普通の人間も住んでいる。後者は管理人の明神という白髪にサングラスをかけた男と、ガクの運命の相手である姫乃だけが今のところうたかた荘に住む生者だった。
 ガクは体から魂を溢れさせながら、臨戦状態で明神に問いかける。
明らかに動揺して目を反らす白髪の男を見ていて、ガクははっと思い立った。
「まさかその卑猥なものを、ひめのんに贈る気じゃないだろうな!」
「・・・・・・・」
 全身で肯定しているような明神に、ガクは自分の中で何かが切れた音を聞いた。
叫びながら巨大な木槌を振り上げて明神に向かっていく。
「分かった、言うから!とりあえず落ち着けーー!」
 明神の説明は、ガラスのように繊細なガクの心を粉々に打ち砕いた。
話し合いの甲斐もなく、ガクによって店内がめちゃくちゃに荒らされた後、三人はぼろぼろになりながら女性用のサンタのコスチュームを一着買って帰った。
外を出ると、空はすっかり暮れていた。
三人は始終無言で歩を進め、ようやく二階まである木造建築のボロアパートであるうたかた荘に着いた。
「お帰りなさい!」
 三人は玄関先でセーラー服の上にカーティガンを羽織った姫乃に笑顔で迎えられた。
「あれ?三人一緒なんて珍しいね」
「・・・・・・・まぁ、ちょっと色々あってね。ただいま、ひめのん」
 明神が苦々しくほほ笑む中、ガクは口から魂が抜けた人形のように動かない。
「ガクリン、大丈夫?」
姫乃に心配そうな声をかけられたが、ガクは目を反らしてただ頷いた。

159:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:44:09.21 2YQmxLZM
こんなに純情そうなひめのんがすでに明神に抱かれていたとは。
自分の一方的な片思いとはいえ、ガクはひどく裏切られた気分になっていた。
そのことばかり考えていると具体的な妄想が始まっていきそうで、
ガクは考えるのを止めた。
胸に痛みを抱えながら、そのままふらふらとうたかた荘に入っていく。
薄暗い部屋の中で、ガクはただ黙って床に座った。
じっとしているだけでも怒りが体中に駆け巡り、今にも爆発しそうだ。
ひめのんと結ばれることはないことは分かっていた。
『運命の人』
そんな言葉を用いて、どこかで期待していた自分が虚しく思えた。
「おーい、ガク」
明神が部屋のドアをノックした。
「・・・・・・これから皆で明日の準備をしてくるから。留守番頼むな」
 アズミやエージ、ツキタケといった子供の霊がはしゃいでいる声が聞こえてくる。
同情しているつもりか、明神。
ガクが何も答えずにいると、管理人は軽く溜息をついて去っていった。
胸の奥底からどす黒い感情が沸きあがってくる。
「ひめのんはどうする?」
「私はいーよ!もう子供じゃないもん」
 階下から二人のやり取りが聞こえてくる。風呂に入ってくるといい、姫乃は自室のドアを閉めたらしかった。
自問自答を繰り返している内に、ガクは以前自分が敵であったグレイに投げつけた言葉を思い出していた。
『何故お前達が生前の姿を留めず異質な姿・・・・・・異質な力を持つのか?
それはお前らが強い負の感情により
たやすく生前持っていた常識をかなぐり捨てる事ができたからだ。
霊魂とはハート・・・・・・元は生前の記憶や性格そのもの・・・・・
死してなお生前の姿のままでありたいと思う陽魂達が・・・・・・
いらぬ常識を引きずり続け魂の力を有効活用できないのは当然の事なのだ。
自分を縮こませる常識など必要ない。
―死んだ者に残るのは魂・・・・・・
思いこそ力
飛べると思えば空は飛べるのだ。
この世界では常識は自分で作るもの』
コツコツと時計の針が秒を刻む音がやけ鮮明に聞こえてくる。
ガクは壁をすり抜けると、うたかた荘のしんとした廊下を進んでいく。


160:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:44:46.70 2YQmxLZM
うたかた荘の共同施設である「ゆ」と書かれた風呂の暖簾をくぐると、曇ったガラス戸に透けて、肌色の人影が見えた。中からは鼻歌が聞こえ、容器から水が零れる音が耳に届く。
ガクは足を止めた。
本当にこんなことをしていいのだろうか。姫乃を傷付けることを?
畳まれた衣服を横目にガクが躊躇していると、あっと短い悲鳴が聞こえた。続けて叩きつけられた大きな音。
「どうしたひめのん!」
思わずガラス戸を通り抜け、風呂場へ駆け込んでいた。
その時にはすでに気を失った姫乃が手足を広げてタイルの上で伸びている所だった。
足元には石鹸が転がり、タイルには白い泡が僅かに残っている。
「・・・・・・・」
床で眠った姫乃の体をガクの視線がなぞっていく。
黒髪が張り付いたまま目を瞑るあどけない顔。ふくらみの中央で赤く色づいている実。くびれた腰つき。そして薄く茂みになっている逆三角の場所。
ガクは一度目を反らし、やがてまたもう一度目をやった。細身の体つきは守ってやりたいと思えるほど愛らしい。
・・・・・・あいつにこの体を自由にさせたのか。
またも胸の中がもやつき、先程の声が再び喚起された。
『自分を縮こませる常識など必要ない』
「・・・・・・ひめのんがいけないんだ」
俺の気持ちを知っていて、明神なんかに体を許すから。
ガクの指が湯水に濡れた温かな姫乃の肌に突き抜けることなく触れる。
横たわった体を抱き起こして首筋に顔をうずめると、甘い香りがしたような気がした。
マシュマロのように形を変える膨らみに酔いながら、胸の突起を擦る。
執拗な愛撫を繰り返していると、突起は長く伸びて主張を始めた。
子供のように夢中で吸い付いてその味と形を舌で確かめていると、
姫乃がガクの頭を掴んで離そうとした。
その手が煩わしくなり、右手で強く両手首を掴んで上で拘束したままタイルに押し倒す。
「ガクリン!私、本気で怒るよ!」
目の端に涙を浮かべた姫乃に睨みつけられた。
気丈に振る舞っているが、本気で自分に怯えているのは目を見れば分かる。
普段のガクであればそのまま「はい」と引き下がっただろうが、
常識をなくした今の自分に背徳心などなく、歯向かう姫乃を征服する歓びが勝っていた。
「どうして?こんなになってるのに」
言葉とは裏腹に、唾液によって艶みを帯びて膨らんだ赤い実を人差し指で弄ぶ。


161:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:47:53.62 2YQmxLZM
ガクは傍にあった棚にあったリンスから片手で白い乳白色の液体を出した。
姫乃の胸の間に垂らした液体は糸を引きながらゆっくりと落ちていく。
手の平で胸の突起を中心に撫でると、姫乃の体が小刻みに震えた。
「いやあっ」
滑りのよくなった膨らみを揉みしだき、
液体が透明になるまで円を描きながら手を腹部から恥丘へ下げていく。
全身にとろりとした膜が張った頃には、姫乃はぐったりとして小さく喘いでいた。
ガクは油断していた姫乃に顔を近づけて唇を重ねた。
閉じられた太腿を掴んで、割った脚の間に自分の体を割り込ませる。
姫乃の太腿のしなやかさ。柔らかな舌。
全てが劣情をもたらす。
頭が熱で浮かされたような息苦しさを感じながら、
ガクは最後に残してあった姫乃の秘唇を指で一撫でした。
「ああっ」
 待ち焦がれていたように、姫乃が腰を浮かせた。
再びポンプに手を伸ばし、液体を塗りつけた中指を挿れると、出し入れを繰り返す。
柔らかく温かい中が指を包み込む度に胸が熱く鼓動した。
「これが、ひめのんの中・・・・・・」
ゆっくりと引き抜くと、中指はリンスと愛液がとろりと絡んでいた。
「そろそろいくよ」
ガクはスラックスの前をくつろげて姫乃の中に入ろうとした。
これでようやく二人は一つになれる。
荒く息を吐いて腹の前で勃起していたものを掴む。
「だめ・・・・・・・やめてガクリン」
ガクは無言で姫乃の秘唇に自身を侵入させる。
最後まで柔らかで温かなものに包まれた時、分身は激しく波打った。
「やっと一つになれたね」
「っ・・・・・・・ふっ・・・・・・くっ」
子供のように泣きじゃくる姫乃の体を抱きしめると、ガクは欲望に忠実に従った。
固くなった肉棒で柔肉の味を愉しんでいる間も、姫乃は眉を寄せていた。
彼女の中はその人柄と同じように自分を温かく包み、ガクは夢中になって腰を振る。
「はー・・・・・・・はー・・・・・・出る」
 びくりと体を強張らせた姫乃の肩を鷲づかみ、
ガクは暴発した感情と共に白濁した欲望の全てを姫乃の中に注ぎ込む。
これで彼女を自分のものにできた。
明神などに渡すものか。
行為が終わり、タイルに呆然と座っていたガクはふと鏡を見た。
そこにはまるで魂が抜け落ちたようにおぼろげな目をした自分が映っていた。
「ひっく・・・・・・・うっく」
床には手で顔を押さえた姫乃のしゃくりあげる声が聞こえてくる。
何だこれは。現実か?
ガクは自問自答した。
少し前まであったはずの高揚はすっかり消え失せ、倦怠感が重くのしかかる。
「ひめのん・・・・・」
 わずかな希望にすがるように姫乃の名を呼ぶ。
しかし彼女は何も答えてくれなかった。
温かな肌に触れようとしても、まるで姫乃が拒絶するかのように
ガクの手をすり抜ける。
分かっていたじゃないか。自分を愛してくれる女性などこの世界にはいないと。
瞳から零れ落ちた透明な雫は、タイルに落ちることなく消えていく。
いつのまにか起き上がった姫乃が、真っ赤に泣き腫らした目でじっと見つめている。
戸惑い狼狽するガクに向けて姫乃はすっと手をあげ、子供をあやすように頭を撫でた。
もちろん直接頭に触れられた訳ではない。
ガクには充分だった。
姫乃はもう一度自分にやり直す機会を与えてくれているのだ。
この人はやはり自分を変えてくれる運命の人に間違いはなかった。
きっと何があっても、彼女を守り抜く。
その時、玄関から扉を閉める音がすると子供達や明神の騒々しい声が聞こえてきた。



162:名無しさん@ピンキー
11/12/22 14:57:39.82 2YQmxLZM
以上です。
聞きたい事としては

ある板に投稿しました。
が、あまり反応がなく
風呂場での特殊な行為が引かれたのか、
それともただ描写が上手く伝わらなかったのか?
など原因がわからずこちらに投稿させてもらいました。

よろしくお願いします。



163:名無しさん@ピンキー
11/12/22 22:42:20.53 u2vlIcLy
改行タイミングが不安定など気になるとこもありますが文章や行為の問題ではなく
ごく単純に原作作品そのものに求心力ないんではないかと。
ジャンプ読んでますけど、連載時はともかくとしてもかなり前の
打ち切り作品なので愛ではカバーしきれないのでは。

164:名無しさん@ピンキー
11/12/23 16:20:40.98 R414X+bV
>>156
『みえるひと』は未読。


1.文章
(1)
文章にわかりにくいところがある。
特に冒頭。
このSSがどのような視点で書かれているのかがわかりにくい。

>>157では「男」と「女」が出てくるが、視点がはっきりしてないから、

>その慌てた様子に、手元にあったピコピコハンマーを交互に見て反省する。

ここで「反省」しているのがいったい誰なのか、先まで読み進めないとわからない。
三人称多元、神視点で書くにしても、誰の行為なのか、誰の内心なのかは明確にわかるように書くべき。

(2)
また、書かなければいけない情報が抜け落ちている箇所がある。
たとえば>>160の8行目、

>その時にはすでに気を失った姫乃が手足を広げてタイルの上で伸びている所だった。

と、姫乃は気を失っているはずが、同レス下から7行目では、

>「ガクリン!私、本気で怒るよ!」

と、いつの間にか起きている。
「姫乃がガクの頭を掴んで離そうとした」という記述もあるが、
なにかを掴むという行為は意識がなくてもできるので、もっと正確に伝わるように書いた方がいい。


2.展開
ガクが姫乃に風呂場で無理矢理ことに及ぼうとする、その行動の動機が不十分。
>>159の後半で、おそらく原作のものであろう文言が引用されているが、
そこからどうしてその後の行為に及んだのかが飛躍しすぎていて、ガクの心理の流れについていけない。

そして、最後に姫乃があっさりガクを許すような行動を取っているのも、
その心理がよくわからず、ガクに都合がいいだけの行動に読める。

投稿したときにあまり反応がなかったとのことだが、
きっと風呂場での特殊な行為云々が原因ではなく、
ガクの行動に読者が感情移入できなかったことが原因だと思う。

もちろん、読者に感情移入させることは物語の必須条件でははないが、
感情移入させるようなSSでないなら余計に設定や人物を作り込まないと話に説得力が生まれない。
無理矢理だろうがレイプだろうが、人物の行動に説得力があったら読者は引き込まれる。

もうちょっと人物をしっかり掘り下げた方がいい。

165:名無しさん@ピンキー
11/12/23 16:21:36.49 R414X+bV
3.形式
(1)
改行と行頭一字下げに法則性が感じられず、少々読みにくい。

改行せずに横幅いっぱいに文章を繋げてしまうとそれだけで読みにくく感じるのだが、
それは個人の好みもあるし、ブラウザにもよるので、それ自体が悪いとは言わない。
けれど、段落を行頭一字下げで表すなら、
横幅いっぱいに文章をつめているところと改行しているところ、その違いはなに?
どういう形式をとるにせよ、ひとつのSSの中では形式を一貫させてくれないと、読んでいてひっかかる。

(2)
また、行頭一字下げが段落を表しているとしたら、その段落のつけ方にも疑問がある。
段落はひとつの意味をもった文章によって構成されるが、たとえば>>159の14行目、

> アズミやエージ、ツキタケといった子供の霊がはしゃいでいる声が聞こえてくる。

ここは前の文章とひとつながりの内容なので、ここで段落をわける必然性はない。
文章の意味を意識して段落をつけるとしたら、むしろ同レス21行目、

>自問自答を繰り返している内に、ガクは以前自分が敵であったグレイに投げつけた言葉を思い出していた。

ここで行頭一字下げを行った方がいい。



全体的に作り込みの甘さを感じるので、細部までつめていけばもっとよくなると思う。

以上

166:名無しさん@ピンキー
11/12/24 21:58:44.42 rIXSgBrJ
テクニック的なことは >>164,>>165 が書いてくれてるので…

まず、これ最近投下したの? 連載時ではなく? なにゆえ?
と小一時間問い詰めたい。まず需要をもう少し読んだ方が。
二次はその作品の設定を把握していることが前提。これほど昔の作品
になってしまうと、もうガクがどういう条件で現世の人に触れるかとか忘れてるので、
その時点で読者が非常に限られる。
自分も激しくうろ憶え。

当方ジャンプ読者で、連載当時は結構好きで読んでた作品だったし、ガクは好きなキャラだった
気がするが、細かい設定(触れる条件とか)が思い出せない。
なんか攻撃は当てられた気がするが、触れ合い(自分に触感があり、相手に触感がある)とか、
可能だったっけ? 思い出せない…。少なくとも、ひめのんと触れ合ったシーンはなかった気が。
それともこのSSで特殊条件を設定してるのかな? ガクがひめのんを強姦してる割に
ひめのんはガクの頭を撫でられてない??
「ガクがひめのんと触れ合える」のがこのSSのみの特殊設定だったとしたら、それだけでスルー
されるに充分な理由だと思う。

また、二次は構成やストーリー、文章テクニックよりまずシチュエーションだと言われる。
「みえるひと」はそもそも恋愛展開が少なく、その不満をエロパロにぶつけることは可能だが、
憶えてるファンがいたとして、このカプのこのシチュが受けるかと言えば、残念ながらとても
そうとは言えない。

まず、姫乃(ひめのん)は明神が好きであり、メインカプとしては一応姫乃×明神だったと思う。
しかし明神が必ずしも姫乃に恋愛感情を見せるわけではないので、まあ他のキャラとの絡みも可能。
しかし色気はなく、ファンとして襲いたいキャラかと言うと微妙。
ガクは、初期のうちはこの作品にも見られるようにヤンデレ要素のあるキャラかと思われていたが、
実際は心の中に供給過剰の愛を持っていて、愛されるより愛したい、無償の愛を惜しみなく捧げる相手
を求めるキャラだったはず。
連載初期ならともかく、連載終了してからガクがキレてレイプ、というシチュを原作ファンが喜ぶかと言うと、
自分を含めて「無し」なシチュな気がする。

風呂場でリンスを使ってローションプレイ? 自体はそれほど特殊性はない気がするが、過剰な
「与える愛」を持つガクがひめのんを押し倒してのプレイとしては不自然だと思う。
せっかく触れるのにわざわざ特殊プレイはないだろ、と。


あと個人的に、ローションプレイ的なことをするアイテムとしてリンスを選択するセンスは気持ち悪い。
リンスは洗髪後の髪をコーティングするものなので、べたっと纏わりついて、洗い流しにくい。肌に使う
ものでもない。読んでいて気持ち悪さが先に立った。
>>162 はリンスで自慰をする趣味でもあるのだろうか。

される側の触感がいいのは固形石鹸塗りつけ、視覚的にいいのはボディソープだと思う。
泡で出るハンドソープなんかもいいが、風呂場にはなさそう。

167:名無しさん@ピンキー
11/12/25 15:11:18.67 e0D8YQ+8
>>162です。

皆さん、意見ありがとうございます!
自分では気付けなかった点など指摘してもらい
とても勉強になりました。

>>163

『原作がかなり前に連載終了しており、
需要もなく、反応が薄いのは必然』という皆さんの言葉を受けて
少し安心しました。

>>164

文章のテクニックについてのアドバイスも
詳しく書いてくださり感謝です!
最初に主語をつけて書くことや、矛盾した部分を作らないようにすること、
また自分はいつも、エロパロを書く際、まずエロありきなのでそこに至るきっかけが
つい甘くなってしまうので
『感情移入させるようなSSでないなら
余計に設定や人物を作り込まないと話に説得力が生まれない。』
という言葉に納得です。

すみません、形式について少し質問です。
自分はWORDで書いたものをコピペして
そのまま投稿しています。
スレッドではWORDで段落分けしたものを
そのまま反映してくれないようなのですが、
段落をそのまま反映してくれる文章ソフトというものはあるのでしょうか?

>>166

これを書いた経緯としては、
最近、初めて「みえるひと」を読み、面白かったので
「設定などを忘れない内に」と思いエロパロを書きました。
板もまだ落ちてなかったのでそのまま投稿という感じです。

幽霊が人に触れるという点ですが、
普通の霊は人に触れることが出来ないが、人を害しようという負の感情を持つ霊は
悪霊として人に触れることが出来るという設定だったと思います。
また原作でガクが「強い思いがあれば空を飛べる」
のだという発言をしており、思いが強ければ何でも出来るんじゃ?
と思う節があったのでそのネタを使いました。

連載終了してからガクがキレてレイプ、というシチュを原作ファンが喜ぶか・・・・・
言われてみれば確かにNOですね。
多くの方がほのぼのな感じで書かれていたので、斜め上を行こうとして
脱線しました。そこに原因があったのですね。

リンスプレイ・・・・・・不快にさせてしまったようで
申し訳ありません。
>>162の趣味でした。リンスの方がなめらかな感じがしたので。
やっぱり一般的にはボディソープですよね。

それではありがとうございました!
また投稿する際はよろしくお願いします。

168:164
11/12/25 18:32:11.17 Hj/bLfki
>>167
>段落をそのまま反映してくれる文章ソフトというものはあるのでしょうか?

「段落」というのは改行のことでいいのかな。
それとも、行頭一字下げ?

どちらにせよ、文書作成エディタで作った文章の形式が
スレ投下時に反映されなかったことはないので、原因がよくわからない。
Wordも使ったことあるけど、ちゃんと反映されたよ。
もしかしたらバージョンで違うのかもしれないが、一度設定を確認してみた方がいいかも。

普段は一太郎を使っているんだけど、文書の形式が反映されなかったことはないよ。
メモ帳も同じく反映される。
けど、メモ帳は行数がひと目でわからないのでSSを書くときは使わないかな。

エディタについてはSS書きの控え室でよく話題になっているので、覗いてみるといいかも。
最近では確か123スレ目の732あたりでエディタの話が出てた。
その時に、メモ帳、Word、一太郎以外で挙がっていたものをざっと拾ってみると、

・サクラエディタ
・VerticalEditor
・StoryEditor
・TeraPad
・vertical
・evernote
・秀丸エディタ
・iTEXT
・MKEditor

こんなところだった。

控え室の過去ログでもエディタについてまとめてくれているので、参考にしてみたらいいと思う。
URLリンク(hikaeshitsu.h.fc2.com)

169:名無しさん@ピンキー
11/12/25 18:59:22.21 jUQ4ADBq
ボディーソープでやハンドソープローションプレイねえ
それで粘膜擦られると死ねるけどね


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