エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目at EROPARO
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙5枚目 - 暇つぶし2ch50:名無しさん@ピンキー
11/10/15 01:14:33.81 P4nPOFS5
>>42の者なのですが、結構いろいろご意見ありがとうございます。
気楽に落書きしただけだったんですが、なんか嬉しかったです。

考えとしては>>43さんと、>>46さんの言ってる事がそうですね。
あえて言うなら『学科』っていうか、『所属してるコミュニティ』による、というのが私の考えです。
>>49さんのご意見はどちらかというと少年漫画的だと思います。
努力せずに綺麗になれるって考えは、今の女の子には突飛過ぎる設定ですかねぇ……。

個人的に>>48での意見がすごく面白かったです。

変な意味じゃなくの興味なんですが、
『盲目的に自分を頼ってなついてくれる子犬みたいな美少女』と、
『社交的で学校中のアイドルで、でもなぜか自分をすごく好いてくれる美少女』は、
どっちが真の理想になるんですかね?

存在の矛盾点は、前者は>>46さんの言うとおり、後者は克己心のない異性は対象外、となるわけですが。
(やや極論)

51:名無しさん@ピンキー
11/10/15 01:32:53.91 +7IwJuEl
ああ、読み返してみたら話について行けてなかった
ラノベと少女小説の違いについての意見が欲しいのかと思ったわ

>>50
真の理想っていうのが何なのかわからんが、個人的には
『盲目的に自分を頼ってなついてくれる子犬みたいな美少女』かな?
盲目的っていうのがいいな。
まぁリアルだとなついてくれるのと恋愛は必ずしも等しくはないんだろうけど

けど、ここら辺は完全に好みの問題だと思う

52:名無しさん@ピンキー
11/10/15 01:39:57.94 zl2EE+8N
>>50
自分は、
『社交的で学校中のアイドルで、でもなぜか自分をすごく好いてくれる美少女』
だと思う。
対等な関係という感じがするし。
あと個人的に前者だとヤンデレに繋がりそうでw

53:名無しさん@ピンキー
11/10/15 02:51:04.55 v+5BHrtZ
真の理想ってのが意味不明だけど、個人的にはどっちも嫌だな
そもそも「なぜか好かれてる」って状態は割りと居心地が悪いと思う
なぜかある日突然嫌になる可能性が常にあるわけだから
二次元の中なら兎も角、変化や進歩も出来ない現状見せてる以外のカード切れない状態になるような気がする

つか、書き手スレとかの話題だよな?
過疎ってるからいいけどさ

54:名無しさん@ピンキー
11/10/15 20:00:16.51 P4nPOFS5
>>53さん
すみません。確かにスレ違いというか、完全に関係ない話題でした。
申し訳ありません。

ただ面白いって思ったのが、
ラノベヒロインの『コミュ能力不全』は、一概には欠点にならないんだなーと。
(すみません、>>51さんを怒らせるような事ばかり言ってるんですが、本当に他意はありません)
やっぱり本質に頼られたい/頼りたいの差が生じるんでしょうね。

55:51
11/10/16 07:37:51.87 m5mHUBur
怒ってるつもりはなかったんだが…
そう捉えられたのならスマソ
それとも>>54の文に怒る要素があるのか?

読み手に正確に伝えるっていうのも物書きとして重要だよな
正確に伝える訓練法ってなんかないのかな?

と、このスレに合った話題にしてみる

56:54
11/10/18 22:15:02.43 TSIsCCwo
>>51さんにせっかく意見を出していただいたのに、やや否定的な返答を、
しかも2回返す形になってしまったためでした。
気分を害されておられないのでしたら、幸いです。

コミュ能力不全は私か…。

57:名無しさん@ピンキー
11/10/22 18:32:26.67 HbOBzmh7
みなさんこんばんは。

二次創作「ジャイアント●リング」
ジーノ×友里+藤沢 3P
3~6レス程度

自分の力だけでは限界を感じたので、是非批評をお願いします。

58:名無しさん@ピンキー
11/10/22 18:33:59.94 HbOBzmh7
すっかり夜の帳が落ちたETUホームグラウンド。
照明が照らす長く伸びた影は練習場を横切り、ETUクラブハウス前まで走っていく。辺りはしんと静まり返っていた。
私、藤沢桂は息を吐いて鍵穴にスペアキーを差し込んだ。
金属音がした後、扉が開くと中からの黴臭いすえた匂い鼻をつく。よし、誰もいないわね。私は周囲を確認し、達海猛の部屋の前で立ち止まった。
今日ここへ来た目的は自室に侵入して監督の情報を探る為だ。ドアノブを回して引くと、アルミ戸が開いた。
達海がよく部屋の鍵を掛け忘れるというのは本当だったみたいね。
しばらく有力な情報がないか部屋をあちこち探してみたけれど、それらしいものはない。まさか全ての情報は彼の頭の中に入っている・・・・・・なんていうことないわよね。収穫がなく途方に暮れていると、誰かの足音と話し声が聞こえてきた。
私は身構えた。もしかしたら達海が帰ってきたのかもしれない。ベッドの物陰で息を潜めていると、別の部屋に入ったらしい。
安堵して退散するべく階段を降りていくとかすかな吐息が聞こえてくる。まさかこれって・・・・・・。ジャーナリスト魂に火がついた私は(決していやらしい気持ちからじゃない!)ふらふらと飛んで火にいる虫の如く近付いた。
「んっ・・・・・・ふぅう」
「ああ、いいよ友里ちゃん」
わずかに開いたドアの隙間から見えた光景に息を呑む。部屋にいたのは上半身に赤と黒を機長とした長袖のユニフォームを着て棒立ちしたジーノ。
下半身は露出しているようだが、女の頭に隠れてペニスの全体像は見えない。そして彼の下半身で頭を横にしたり上下に動かしたりと懸命な奉仕をしているのが永田友里だろう。
こちらもワイシャツのみを着ている形で、正座を崩した形で座っているので足にのせた白い尻がのぞいている。
卑猥な音と中からの熱気で、私はどんどん妙な気持ちになってきた。体中が熱くなってくるのを感じた。
二人はこういう関係だったのね。ジーノは派手な女性を、友里は達海一筋だと思っていたのに。腰をくねらせてモノを奉仕する友里の姿はちょっと意外だわ。
普段は私と似て男に全く無関心な性格に見えて実はこんなに男好きなのね。
でも今はそのギャップもあって凄く妖艶にみえてくる。
「っふ、ここの王様は達海さんだけど、んっ、王子の方がどっちかっていうと王様だよね。傍若無人だし」
「くっ・・・・・・そうかい?」


59:名無しさん@ピンキー
11/10/22 18:34:57.02 HbOBzmh7
友里の頭を掴み、そそり立った陰茎をストロークさせながらジーノが眉を寄せる。
数回、友里の頭を揺するようしてジーノは目を細めるなり下を向いた。
「出すよ」
「んんっ」
友里の口に出されているであろう熱く苦い液体を想像し、下半身が疼いてくる。
私はズボン越しから秘部にそっと指を這わせた。
「はあはぁ・・・・・・」
横を向いた友里の唇から精液が垂れて床と白いシャツに染みを作っていた。頬が荒く染まっているのが悩ましい。呼吸を整えている友里に対し、ジーノはあーあと呟く。
「駄目じゃない。口を離すなって言ったよね」
 さすがは王子、いつもながらのKYだわ。私だったらそんな男は張り倒しているかも。友里もやはり批難するような口調が癇にさわったのか、むっとした声で
「はぁ?・・・・・・・王子さぁ、あたしを奴隷みたいに扱わないでよ」
 友里の言葉にジーノはきょとんとしている。そしてさも心外そうにジーノは演技がかった風に首をすくめた。いちいちキザっぽい仕草をしなければ気がすまないみたいね。それから友里の目線までしゃがみこむと、ぽんぽんと軽いノリで頭を撫でた。
「やだなぁ、君はかわいい飼い犬だよ。バッキーと違ってまだかなり反抗的だけどね」
「か!飼い犬って・・・・・・」
 ジーノは友里の体を軽々と持ち上げて自分の膝の上に座らせた。
「やっ!」
「ん?何だか膝のあたりがぬるぬるしているなぁ・・・・・・。もしかして友里ちゃん、感じたのかい?」
 ジーノは意地の悪い笑みを浮かべて腰に回していた手を友里の股間の辺りに持っていく。
「んくっ、ひっ、ああ」
 蕩けるような甘い声が部屋に響いた。ジーノの長い指が今、友里の中を蹂躙している。一方で片手で器用にワイシャツを脱がせていく。
乳房が露わになるとジーノは顔を寄せて乳首に吸いつく。友里が音白い背筋をのけぞらして喘いだ。
「駄目、そんなに激しくしたら・・・・・・・!やあああ!」
 快楽の頂点に達した友里の体から力が抜けて、ジーノの胸板で荒く息を吐いている。ああ、すごく気持ちよさそうだわ。
ジーノは普段より少し神妙な面持ちで、自分のユニフォームを素早く脱いだ。細身ながらもほどよく筋肉のついた体が現われる。その時、ジーノがこちらを見てにやりと笑った気がした。
「そこの君、覗き見するのはもう飽きたでしょ?」
ドアの隙間越しに完璧に目が合い、私は思わず後ろ手をついた。
友里が驚いているのを尻目に、ジーノはつかつかとこちらに歩み寄り見せつけるようにドアを開ける。でも私は逃げようとはしなかった。


60:名無しさん@ピンキー
11/10/22 18:35:49.29 HbOBzmh7
だって、すでに体は熱く火照り誰かに触られるのを待っていたんだもの。物欲しげな顔をしている私を見てジーノは優しく私の手を取った。
「藤沢さんはいやらしいんだね」
 私達は互いに裸になると床に腰を下ろした。ジーノは裸になった私の肌に指を滑らせていく。首から胸へと移動していき乳房を掴む。先程の情事を覗き見していた私の乳首はすっかり主張してしまってなんとなく・・・・・・恥ずかしい。
「そ、そんなに見ないで」
 彼はそれには答えずおもむろに口に含むと、飴のように舌先で愛撫し始めた。
「ああ・・・・・ん」
欲しかった快楽の味に脳内に電気が走る。彼の期待にこたえようと私も半勃ちしているペニスを手でしごく。
優しく玉を転がして棒を擦ると、喜んだペニスはむくむくと膨らんでいく。ちょうど蚊帳の外になっていた友里が間に割り込み筋に舌を這わせ始めた。
「ん、いいよ二人とも」
 私の胸を弄びながら恍惚とした表情を浮かべるジーノに私の手淫にも俄然力が入る。
しばらく棒を擦っていると手にもぬめぬめとした先走り汁が付いていることに気付く。
「うっ、そろそろ出そうだ」
 ジーノは私達を二人合わせで横たわるように言った。
三人とも我慢の限界は近かった。友里も特に文句は言わずすぐ行動に移る。
私が先に床に寝そべると、友里の体が覆い被さってくる。
「あ・・・・・・」
 柔らかな胸の感触に思わず声をあげる。私はノーマルなのに!でもなんだかすごく変な気分になってくる・・・・・・。
「藤沢さん、すごく柔らかいね」
 友里が照れくさそうに言ってきたので、私達は互いに見つめあい口付けを交し合った。時折乳房の飾りが擦れあってとても気持ちがいい。
次第に気分が高揚して愛液で濡れた互いの股間を擦り合わせて快楽に耽った。鑑賞していたジーノが声をかけるまで、私達はすっかりお互いの体を貪りあい男の肉棒を受け入れる準備ができていた。 
 私達は寝転びながらこちらに近付いてくるジーノの肉棒を見つめた。
「ああ、こんなに・・・・・・」
 立派に反り返ったそれに私は息を飲む。 
おそらく今、私の顔から冷たさは消え、恍惚とした表情が浮かんでいることだろう。そして隣にいる友里も期待に満ちた眼差しでそれを凝視していた。
「君達が魅力的だからさ、こんなになっちゃったよ。責任とってくれるよね」
 私達はこくこくと頷く。なんだか本当にジーノの飼い犬になったみたいね。


61:名無しさん@ピンキー
11/10/22 18:36:32.99 HbOBzmh7
「いつもより凄いね、王子のここ・・・・・・んんっ」
 貝合わせの状態になった私達の性器の間を行き来するように膨張した肉棒が埋められる。ああ、なにこれ。すごくいい!!普通のSEXは比べ物にならないくらいだ。私はよだれを垂らし挿入される度に甲高い声をあげる。
「やぁあ、凄い!」
 ジーノも、懸命に腰をふるい快楽を求めている。
「フフ、二人同時にいただくのも悪くないね・・・・・・・」
 深く浅くの挿入が繰り返され、次第に挿入も早くなっていく。
「らめえええええ、ふあああああ」
 私達は頭が真っ白になるのを感じて遂に果てた。友里の体の重みがのしかかる。ジーノもまたその隣で横たわり息を整えている。
「やあ、藤沢さん。今日は凄く良かったよ」
 帰り際、フフッと笑いながらジーノは私の耳元で囁いた。うーん、さすがは王子。こういう事もテクニシャンなのね・・・・・・と感心した。私は二人よりも少し早めにクラブハウスを出る事にした。すっかり時間を費やしてしまったが、締め切りがあることを忘れていたのだ。
「よかったらまた来てくれるかい」
 私は頬が赤くなるのを感じたが、特に返答を返すことはしなかった。踵を返すと部屋に戻った二人の声が聞こえてきた・・・・・・・。
「さあ、愛し合おうか」
「んっ、あ、ああ・・・・・・!」
「何度も奥に咥えているのにまだ狭いね・・・・・・」
「そういう事言うなってばぁ!王子の馬鹿!」 
 今日は思わぬ収穫ができたわね。足取りも軽く私はETUグラウンドを再び駆けていった。

以上です。

62:名無しさん@ピンキー
11/10/23 02:05:31.97 f6jGcFfk
>>57
元ネタの作品は未読。
特に重大な欠陥があるとは思わないが、中途半端な印象を受けた。


<描写>
全体的に描写が不足している。

たとえば>>58の下から6行目、
>卑猥な音と中からの熱気で、私はどんどん妙な気持ちになってきた。体中が熱くなってくるのを感じた。
とあるが、その前6行の描写からでは読者は「妙な気持ち」にまではなれない。
「音」についても「熱気」についてもその前の文章では特に描写されていないので、
もっと部屋の中の様子、二人の様子を丁寧に書いた方がいい。

>>58の下から3行目、
>でも今はそのギャップもあって凄く妖艶にみえてくる。
これも「妖艶」の一言で片づけてしまわずに、
具体的な描写によって読んでる人に妖艶と感じ取ってもらえるような文章にした方がいい。

このような描写の不足により、エロさがあまり感じられない。

エロに関しては個人差があるので難しいが、具体例をもうひとつ挙げると、
他人の情事を第三者の目で見ているときに>>59の下から6行目みたいに
>ああ、すごく気持ちよさそうだわ。
という具合に観察者の感想がダイレクトに挟まると、それまで情事の様子に集中していた読み手の意識がとぎれてしまう。
観察すべきところは観察に徹した方が流れがいいかも。


<人物>
覗き→3Pというプロットありきで動かされているように見え、キャラの行動にいまいち説得力がない。

>>58の真ん中あたりで
>ジャーナリスト魂に火がついた
とあるが、ジャーナリスト魂に火がつくとどうして他人の情事を覗き見することになるのか、そのつながりが不明。

普通の女は知り合いの情事を覗き見なんかしないし、それを見て下半身を疼かせたりもしない。
エロはファンタジーだし、そもそも小説は作り物だけど、
その作り物の中にもリアリティーが必要で、読み手に「こういうこと本当にあるかも」と思ってもらわなきゃいけない。
このSSには、思わず覗き見してしまって、目を離せない何かがあって、つい欲情してしまう「私」を疑似体験できるような、
読者の心情を引きずり込めるだけの本当らしさが欠けている。

あと、>>58の下から4行目に
>普段は私と似て男に全く無関心な性格に見えて実はこんなに男好きなのね。
と書かれているけれど、このSSからは「私」が「男に全く無関心な性格」とは読めないので、
その点でも作者が「私」をどういう人物として造形したかったのかがよく分からない。

二次だから原作を読んでいる人の間では言わずもがなの設定があるのだろうけど、
少なくともこのSSからは、キャラがエロのための駒でなく人格を持った一人の人間であるというふうには読めなかった。

63:名無しさん@ピンキー
11/10/23 02:07:50.60 f6jGcFfk

<文章>
ところどころで文章が不正確なのが気になった。

たとえば>>58の5行目
>今日ここへ来た目的は自室に侵入して監督の情報を探る為だ。
となっているが、「目的は」と書くなら「情報を探ることだ」だし、
「探る為だ」で受けるなら、「ここへ来たのは」でないとおかしい。
もしくは、「監督の自室に侵入して情報を探るという目的の為、ここへ来た」。
そして「自室」は「自分の部屋」という意味だから、
「監督の自室」にしないと「私」が自分の部屋に侵入したことになってしまう。

それから>>59の7行目
>「はあはぁ・・・・・・」
このセリフが誰のものか一瞬迷う。
おそらく友里のものだろうという見当はつくが、「私」のセリフであってもおかしくない。

このSSを初めて読んだ人にも作者の頭の中の情景が伝わるような文章になっているか、
もう少し他人の目で推敲を重ねてみるといいかも。


<形式>
これは好みの問題だろうけど、横に長い2ちゃんの掲示板で横幅全部使ってしまうと見にくい。
段落を意識しているのは分かるが、環境によっては句読点が行頭にきてしまうこともあり(実際、自分のブラウザではそうなってる)、
そうなると余計に美しくない。
個人的には、適当な句読点で改行してある方が読みやすく感じる。
行頭一字下げもやっていたりやっていなかったりするので、
今一度、どのように改行すれば一番読みやすくなるのか、考えてみてはどうだろう。

ただ、携帯から見る場合は下手に改行しない方が読みやすいなんてこともあるだろうし、余計なお世話だったらスマソ



あと最後にひとつだけ、これはただのミスだろうけど、
>>59の下から8行目
>友里が音白い背筋をのけぞらして喘いだ。
「音白い」になってるよ。


以上。

64:名無しさん@ピンキー
11/10/23 03:55:20.58 sSqP1ZMh
>>57から投稿したものです。

皆さん、批評どうもありがとうございます。
たくさんの鋭い指摘を受けて、大変身になりました。

>>62
プロットにひきずられるあまり、全体に描写が不足していること。
女性が知り合いの情事を覗き見しても快感を得られないという情報は
目から鱗でした。確かにもし好きな男性が知り合いの女と行為をしていても
嫌悪感しか感じないかもしれませんね。
全体的にもう少し、キャラや読者の身になって
考えて書く事が大切だと実感しました。

>>63
文章の不正確さに納得しました。
確かに日本語がおかしいですね。
また初めて読んだ人にも情景が伝わるようになっていない
ということを改めて痛感しました。
そして改行について。
今までこの方式で投稿していたので、
これからは改行についてもきちんと考えて
文章を書きたいとお思います。

こちらに投稿し、皆さんに批評をつけてもらったことで
エロパロへのモチベーションがあがりました。
本当にありがとうございました!
また投稿する際はよろしくお願いします。


65:名無しさん@ピンキー
11/10/23 17:10:21.73 gdct4iNr
2010年7月5日月曜日午後5時半,かがみは学校から家へ帰る途中のことであった。自転車に乗って数分後、かがみに見知らぬ男が話しかけてきた。
男「すいませんが、ここの町内に柊かがみさんという方はいませんでしょうか?」
かがみ「私ですが・・」
男「あなたがかがみさんですか?可愛らしい顔をしていますね。」
かがみ「何かご用ですか・・?」
その時、男はかがみを自転車から謎の車へ移動させた。
かがみ「何をするんですか!?」
男「おとなしくしな!」
男は麻酔銃でかがみを眠らせた。
数時間後、かがみは広い部屋で目を覚ました。そして、体を見てみると制服が脱がされて全裸になっていた。おまけに手と足はロープで座っている椅子に巻き付けられていて身動きができない状態であった。
かがみ「誰か!助けて!」
その時、5人の男が全裸で部屋に入ってきた。
かがみ「キャー!変態!」
5人の男はかがみの目の前にたった。
かがみ「ロープを解いてよ!」
男「おい!やるぞ!」
2人の男はかがみの手にペニスをのせたりした。
かがみ「(何この感覚?)あん!ああん!!最高!」
次にもう2人がかがみの胸をもんだ。
かがみ「ああん!気持ちい!もっと!やって!」
その言葉の通り4人はもっと快感にさせた。4人の男達は射精を絶えず、繰り返した。かがみの体は男達の精液で濡れていた。
男「次は俺だ」
4人の男はリーダーのような男にかがみを譲った。
男「かがみ・・お前に出すぜ!」
かがみ「出して!」
男はかがみの膣内にペニスを入れた。
かがみ「ああん!快感!」
男は思いっきり射精をした。そして、かがみの体内へ精液を入れた。そして、かがみの膣からペニスを抜いた。
かがみ「あん!ああん!もう終わり~!もっとやって!」
男「まだやってほしいか?分かった。」
男はロープをほどきかがみを床に寝かせた。そして、またセックスを開始するのであった。このあと、かがみは男達の精子により妊娠してしまった。このセックスは次の朝まで続いた。



66:名無しさん@ピンキー
11/10/23 17:10:44.49 gdct4iNr
本スレに投下したらボコられましたので批評お願いします

67:名無しさん@ピンキー
11/10/23 17:46:08.86 JJ0De+4w
>>1も読めないのでは叩かれても仕方ないと思います。
ということで帰れ。

68:名無しさん@ピンキー
11/10/23 17:54:04.32 T50YBZzy
[この項・了]

69:名無しさん@ピンキー
11/10/24 14:49:15.07 2MJV5T7o
こんにちは。
以前、手袋物を見てもらった時はお世話になりました。

「ペルソナ3」の二次創作です。
ジャンル・傾向:ブーツ
長さ:3レス
見て欲しい箇所:三人称から一人称、一人称から三人称に切り替わるタイミングです。

人称が変わる合図は、一文字空けて「彼は」「少年は」と文頭に書き加えました。
また文語体と口語体を区別したつもりですがどうでしょう。
他に日本語としておかしなところがあったらご指摘よろしくお願いします。

70:名無しさん@ピンキー
11/10/24 14:49:58.16 2MJV5T7o
 ある日、ポロニアンモールのブティックの前に少年がいた。
 世間では不況だ謎の奇病だと騒がれている。
今朝、彼が学校に行くついでに見た日経平均の株価は依然として歴史的な低迷を続けていた。
かといって権威ある人々でさえも為す術も無く、まさに「お手上げ侍」であった。
まるでこの世界に綻びが現れたかのようだ。
 それにも関わらず、この少年の目は煌々と輝きを帯びている。
あどけなさを残した顔はショーウインドウに飾られているマネキンを見ていた。
季節に合ったファッションのマネキンを見ることに意識のほとんどを注いでいたのだ。
 女装する趣味なんか彼は持っていない。
付き合っている女子とデートのシュミレーションをしているわけでもなければ、プレゼントしたい服でもない。
もっとずっと、下の方を見ていた。

 彼はブーツを見ていた
現代社会を風刺した服装のマネキンが履いている膝丈の黒いブーツを見ていたのだ。
 あれは多分レザーブーツだろうな。
新品の革製のやつはいつ見ても良い。艶も、そして服との相性も良い。
普通の人はブーツを、服装の魅力を引き立てる小道具、いわゆる大根のつまとしか思ってないようだが個人的には逆だと思う。
ブーツこそが主役だ。履いている人の人格、容姿、服装は引き立て役に過ぎないと思う。
いつかの日におかずにした美鶴が履いているのには遠く及ばないが、まだ誰にも買われていないだけあって見栄えは良いな。
ああ、美鶴本人も魅力的だから、あの時のブーツは相乗効果で美しかったな。
 彼はそんなことを心の中で言いながら、通行人から挙動不審だと思われないように普通に振舞う。
 しなやかな革の素材が照明の光に反射して光り、汚れ、しわやシミも1つも無いのが窺える。
夏が終わり、秋の季節になったので、ブーツを履いた女性が電車の中やここらで見かけるようになった。
 大抵はくるぶしから脛のあたりでしわくちゃになっているのが一般的である。
長く愛されれば愛されるほど、つまさき部分などは擦れて光りを失って色褪せる。
彼が割と好きな革製の物でその状態になってしまうから、エナメル素材に対しての彼の評価はもっと厳しい。
履いている人物の人格・品格・知性まで3点セットで問われるというのが彼の持論だ。
例えふさわしくない人物がブーツを履いていたとしても、彼の中のブーツに対する愛は少しも揺らぐことはない。
燃えるように熱い、彼自身のブーツへの情熱はその程度のものでは消えないからだ。

71:名無しさん@ピンキー
11/10/24 14:50:18.39 2MJV5T7o
 ふと少年は携帯電話を開いた。
時刻を確認してから、それとなく周囲も見回してみた。
日が出ている時間が短くなってきたこともあって空は薄暗かった。
この街を照らしている光がより一層存在感を増した。
カップルと思われる男女がちらほらいる。制服からして月光館学園の生徒だろうか。
ベルベットルームでペルソナの状態を確認してから帰ろうと、交番とカラオケの間にある小道へと歩いた。

「キタロー様、僭越ながら申し上げたいことがございます」
僕がペルソナ全書のページをめくって「彼ら」の強さを吟味していると、エリザベスさんが話しかけてきた。
彼女は僕の右隣に近づき、僕と目が合うと両手を自分の体に添えて軽く会釈した。
「結論から申し上げます。キタロー様、あなたはあなたが信頼している人物達から襲われることになるでしょう」
 信頼している人達から襲われ……なんだって?
藪から棒に言われたので軽く驚いた僕は再度、エリザベスさんの目を見た。
金色の瞳がこちらを見ている。
僕の様子を観察しているのか、改めて背筋を伸ばして今度は深く頭を下げてきた。
「もっと早くわたくしの方から教えるべきでした。申し訳ございません」
「信頼している人達から……って、誰なんだ?」
「わたくしの口からは直接言えません」
首を横に振った後、特定のワードにアクセントをつけてそのことを強調する。
「ですが、このまま心の準備をしておかなければ、大変な屈辱感を味わうことになるでしょう」
 エリザベスさんの瞳はまっすぐ僕に向けられている。
 屈辱感……? 大変な屈辱感って何だ。
なんだか謎めいた言い回しだな。謎といえばエリザベスさんの格好も謎だ。
 なんだそのワンピースとどこかの民族衣装を足して2で割ったような服は。
帽子とか手袋はなんだ。ちょっとの風で帽子は飛ばされそうだし、手首ほどしかない手袋はめるならロングコートも羽織るべきじゃないのか。
両足を覆っている黒いところはタイツなのか、ストッキングなのかはっきりしろ。
それにしても良いブーツだ。ヒールの面積も広いし、足首あたりのしわもあまり無い。艶加減も良好だ。
この不思議な空間に合わせて青と黒の模様は、場に溶け込むようでなかなか良いチョイスだ。
だからといって賽銭箱や噴水に滝のようにお金入れまくるのは感心しない。そんな金あるならペルソナの代金安くしてくれ。
 しかし、色々と面白いこの人が言う予言めいたことは大体当たる。
 それにこの人は恐らく強い。
僕がいくら戦いで強くなっても、僕に媚びる真似は一切しない。
ただじっと僕の顔を見据えて微笑みながら用件を承る。
 再びエリザベスさんの顔を見ると、彼女は満面の笑顔を湛えてこう言った。
「ご心配はなさらなくていいでしょう。あなたはその屈辱感の後に、必ずそれをもっと欲しがるはずです」

72:名無しさん@ピンキー
11/10/24 14:50:46.26 2MJV5T7o
 彼はベルベットルームから出た後、その足で帰りの電車の中にいた。
片手で吊り革を掴み、片手で鞄を提げている。
出入り口の窓からはぽつぽつと光っている街の夜景が見える。
 少年がさりげなく右を見れば、優先席で携帯電話をいじっている若者。
左の方を見れば月光館学園の制服を着ている学生達が大きな声で笑い合っている。
キタローはため息をつきながら視線を戻そうとした時、ある若い女性が履いているブーツが目に入った。
 あれは革製じゃないな。ここからじゃよくわからないがそれ以外の素材か。
エナメルはともかく、革でできた素材のやつは大人な雰囲気の女性が履きやすい気がする。
大人な雰囲気といえば、美鶴がまず一番に思いつく。
あの人のようなかっこいい女性はほとんどが振る舞いや言動―信念といえばいいか―が、なんとなく洗練された印象がある。
同じ革でも、足首かふくらはぎまでのショートブーツを履く女性ってどうなんだろう。
膝丈とハイヒールの中間に位置してるだけあって、その人自身の社会的な立ち位置も中間なんだろうか。
 彼は視線を元に戻し、再び顔を右に向け、優先席に座っている女性を見る。
身長はおよそ160センチ前後で童顔で卵形、色白の顔。恐らく20代後半。
真っ白のワイシャツに黒のスーツ、黒のタイトスカートに肌色のストッキング。靴は黒いエナメルのハイヒール。
今日のお仕事でお疲れの様子なのか、電車の壁に首をもたげてすやすやと眠っているようだ。
 ふむ、顔がかわいいからゆかりが履いているようなのが似合いそうだ。
ゆかり、なぁ……あのブーツは確かどうだったっけ。
 彼は電車内のやかましさから逃避する為、携帯音楽プレイヤーの電源を入れる。
マリリン・マンソンの「Rock Is Dead」を選曲し、エンドレス再生にした。
 以前、ゆかりに聞いてみたが本当なのだろうか。
確かムートンブーツ、といったか。
履いているだけで足が暖かくなるブーツらしいが、「ちょっと失敗した」と言っていた。
なんでもそのテのブーツは、履いた状態で長い間歩いていると足が蒸れるらしい。
前にタイミングを見計らってそのブーツを脱いだ状態のゆかりの足を嗅いでみたら……臭かった。
時間が経った納豆を彷彿とさせる臭さで、頭がクラクラした。
しかし、僕の下半身はあの時も、そして思い出した今も大歓迎みたいだが……。
革製じゃないからと甘く見ていたが、あのような臭さは―僕は嫌いじゃない。
 そう言いながら彼は口元を歪めてズボンごしに自分の下半身をやさしく撫でた。
ゆかりの顔と、ゆかりが履いているブーツを思えば思うほど彼の分身はどんどん硬くなる。
そろそろ下りる駅が近いと感じた時、アナウンスが聞こえてきた。

『えー、次は巌戸台、巌戸台。お忘れ物のなきようお願いいたします』



73:名無しさん@ピンキー
11/10/24 14:51:46.66 2MJV5T7o
テスト投下おわりです。
批評よろしくお願いします。

74:名無しさん@ピンキー
11/10/24 17:34:00.28 4uaq4cw2
>>69
日本語の使い方については、個人的には問題ないと思う。
ただ、一人称と三人称を細かく入れ替える手法を取る理由がいまひとつ良くわからないけど。
終始一人称か三人称で一貫させないのはどうして?

それと内容について。
この作品ってここで終わりなの? ずいぶんと中途半端な感じが……
誰に向けて書いたのかよくわからないものになってる。

75:名無しさん@ピンキー
11/10/24 20:19:44.97 2MJV5T7o
>>74
あなたのおっしゃる通りまだ途中です。
つい最近、三人称→一人称→三人称→一人s(ry って違和感無く視点が変わる本と出会って、
「ちょっと自分もやってみよう」って気持ちでやってみました。

特に「誰に向けて」ってのは無いんですが保管庫見たら「あれ、やっぱり見てる人いるのか……」と感動して……。

76:名無しさん@ピンキー
11/10/25 00:08:21.35 Oblxpqj0
>>69
「ペルソナ3」は未プレイ

1.人称について
(1)
>人称が変わる合図は、一文字空けて「彼は」「少年は」と文頭に書き加えました。
まず、この文章の意味がよく分からない。
「一文字空けて」とは、どこのこと? 行頭で一字下がってるところのこと?

もしそうだとすると、>>70第2パラグラフの9行目
>彼はそんなことを心の中で言いながら、通行人から挙動不審だと思われないように普通に振舞う。
という文章がそれにあたるけど、>>70の中で人称が切り替わっているところはない。
>>70は一貫して三人称で書かれている。

この文章の1行前、>>70第2パラグラフの8行目の
>ああ、美鶴本人も魅力的だから、あの時のブーツは相乗効果で美しかったな。
この一文は「彼」のモノローグだが、三人称の小説でも自由間接話法によって人物の内心をそのまま書くことができるので、
ここで人称が変わっているとはみなさない。

以上のことは「お前に言われんでも知っとるわバーカ」だったら申し訳ないのだが、
>>69の文章からは作者が人称についてどのような認識をもっているのかよく分からなかったので、念のために書いた。

(2)
人称が変わっているのは>>71の7行目からと>>72冒頭からだが、
切り替わるタイミング云々の前に、小説を書くときは原則人称は変えない。
もちろん例外はあるが、その場合には複数の人称を使うことの必然性が必要になる。
そういう目で見ると、このSSからは一人称と三人称を混ぜて使う必然性が感じられなかった。

一人称と三人称をひとつの小説で同時に使うという手法を使って書かれている小説は沢山あって、
たとえば、綾辻行人『水車館の殺人』やローレンス・ブロック『すべて死にゆく』、オルガ・トカルチェク『昼の家、夜の家』など、
大勢のプロ作家がやっている手法だから、この形式自体が小説の書き方に反しているわけじゃない。

けれど、一人称と三人称が混在している形式というのは、
一人称では描けない(そこに語り手がいない)場面を描くためにとか、叙述トリックなどの仕掛けがある場合、
様々な声に語らせることによってポリフォニックな効果を出す場合など、それ以外の方法では達成不可能な時に使われることが多い。
「一人称では描けない場面」というのも、三人称で視点を変える、一人称で章ごとに語り手を変えるなど、
それ以外の方法でじゅうぶん達成可能な場合がほとんどなので、それを選ばずあえて人称を混在させる意味が要求される。
つまり、「この形式じゃないと絶対駄目なんです!」という必然性が必要。

翻ってこのSSを見るに、少なくともここに投下された分からは
一人称と三人称を混ぜる方法でしか表現できない何かは感じられなかった。

(3)
また、人称や視点をころころ変えられると読者はとても読みにくい。
なぜかというと、せっかく固定された視点で集中して読んでいたのに、その集中が途切れてしまうから。
なので、三人称で視点を変えることはよくあるが、その場合もある程度まとまった分量をひとつの視点で書かないと読者は混乱する。
一人称で語り手を変える時についても同様で、だから多くの小説は章ごとに語り手を変えるという手法をとっている。

人称の変化は、視点の変化以上に読者への負担となる。
だから、どうしても一人称と三人称の混在をやりたかったとしても、このSSのようにころころ切り替えるのはいただけない。
ひとつの人称で語られる部分が短すぎる。
最低でも一章分は人称を固定すべき。

77:名無しさん@ピンキー
11/10/25 00:11:51.72 Oblxpqj0

2.文語体・口語体について
(1)
おそらく作者は「文語体」について思い違いをしている。
このSSに文語体で書かれた文章はない。

文語体は、特に平安時代の言葉を基礎として発達した書き言葉のことで、
現代使われているものは小説をはじめ印刷してある文章のほとんどが「口語体」だ。

文語体というのは、たとえば小説でいうと尾崎紅葉『金色夜叉』の
<未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、
 真直に長く東より西に横はれる大道は掃きたるやうに物の影を留めず>
このような文章のことをいう。 

あとは、教育勅語の<朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ>とか、
改正前の民法<第一条 私権ハ公共ノ福祉ニ遵フ>とか、こういうのが「文語体」。

(2)
きっと作者は三人称の部分では硬い文章を目指したということなのだろうが、
そうだったとしてもこのSSの三人称部分は硬質で改まった文章になりきれていない。

その原因は、散見される軽い単語にある。
「ここら」(>>70下から7行目)や「割と」(>>70下から4行目)などという単語は、口語体にしてもかなり軽い。
「ここら」だったら「市中」とか、せめて「この界隈」ぐらいにしないと硬度が出ない。
舌足らずな単語を使ってしまうと文体が軽くなる。


3.文章
やや重箱の隅になるが、気になったところを挙げていく。

(1)
>>70の下から7行目
>夏が終わり、秋の季節になったので
「の季節」はいらない。「秋になったので」でいい。SSの文章には無駄なことを書いてはいけない。
「~の季節」というのは、通常「コートの季節」といった使い方をする。

(2)
>>70下から4行目からの3行
>彼が割と好きな革製の物でその状態になってしまうから、エナメル素材に対しての彼の評価はもっと厳しい。
>履いている人物の人格・品格・知性まで3点セットで問われるというのが彼の持論だ。
>例えふさわしくない人物がブーツを履いていたとしても、彼の中のブーツに対する愛は少しも揺らぐことはない。
この3行のつながりが不明。
エナメル素材への評価の話から突然人物の評価の話になっている。
そして、「履いている人物の人格・品格・知性まで3点セットで問われる」と言っているのに、その1行後では
「例えふさわしくない人物がブーツを履いていたとしても、彼の中のブーツに対する愛は少しも揺らぐことはない」としている。
ブーツを履いている人の人格を重要視しているのかいないのか、よく分からない。

おそらく、エナメル素材のブーツは革製のブーツよりも損傷が激しく、痛んだ箇所も目立つから、
そんな素材のブーツを履いている人を見るとそれだけでその人の人格を疑ってしまう、
履いているブーツを見るだけでその人の人格まで分かるものだ、というようなことを言いたかったのだろうが、
上の文章は文と文の間が飛躍しすぎていて読む人に伝わらない。

78:名無しさん@ピンキー
11/10/25 00:13:51.18 Oblxpqj0

(3)
>>71の第2パラグラフ11行目、12行目
>「わたくしの口からは直接言えません」
>首を横に振った後、特定のワードにアクセントをつけてそのことを強調する。
「特定ワード」がどれなのか分からない。
「わたくしの」だったら、他の人の口からだったら教えられますということになるし、
「口からは」だったら、口じゃない方法で伝えられるということだし、
「直接」だったら、間接的にだったら告げられることになる。
どの単語にアクセントをつけたかによって意味が変わる。

また、「そのこと」がどのことなのか分からない。「そのこと」に対応する名詞がない。
強調されたのがどの単語か判然としないことで更に意味不明になっている。

(4)
>>71の下から7行目、8行目、
>この不思議な空間に合わせて青と黒の模様は、場に溶け込むようでなかなか良いチョイスだ。
>だからといって賽銭箱や噴水に滝のようにお金入れまくるのは感心しない。そんな金あるならペルソナの代金安くしてくれ。
「だからといって」以降の文章がおかしい。

ここでの文意は、彼女のブーツは大変趣味がよいが、そこに大金をつぎこむのは感心しない、ということだと思うが、
だとしたら「だからといって賽銭箱へ滝のようにお金をそそぎ込むがごとくブーツに金をつぎこむのは感心しない」
というような文章にしないと、前の文章との飛躍が大きすぎる。
もし「だからといって」以下の一文を暗喩で完結させたいなら、「だからといって」ではなく「だが」にすべき。

そして比喩は数多く出せばいいというものじゃない。
これという比喩でぴったり決めるべきものなので、賽銭箱と噴水を同時に出すのは得策ではない。

あと、「お金入れまくる」というような助詞を入れない文章は稚拙な印象を与えるので、注意が必要。

(5)
>>72の上から7行目、8行目
>あれは革製じゃないな。ここからじゃよくわからないがそれ以外の素材か。
>エナメルはともかく、革でできた素材のやつは大人な雰囲気の女性が履きやすい気がする。
ここも文章と文章の間に飛躍がある。
「それ以外の素材」になにも言及せず突然革製のブーツへと話がとんでいるので、なんの話になったのか一瞬分からない。
読んでいる方は、車内の若い女性が履いている革製ではないブーツ、という情報にまず意識が向いている。
だからたとえば、革製でない靴というのは女を子供っぽく見せる、それにひきかえ革製の靴はいい、
エナメルの質感もまた格別だが、やはり革製の靴を履いている女は大人に見える、
と、このような内容の文章がつらなりがあった方が読者はスムーズに思考を滑らせていくことができる。

(6)
>>72の6行目
>キタローはため息をつきながら視線を戻そうとした時、ある若い女性が履いているブーツが目に入った。
助詞の使い方がおかしい。ここは「キタローは」ではなく、「キタローが」。
もしくは、「キタローはため息をつきながら視線を戻そうとした。その時、ある若い女性が履いているブーツが目に入った。」


全体的に、作者の頭の中ではイメージできているのだろうがそれをうまくアウトプットできていない印象を受けた。
特に人称に関してはもう一度よく考えてみた方がいいと思う。
長くなって申し訳ない。

以上。

79:名無しさん@ピンキー
11/10/25 00:57:00.38 ZND1RmHg
おふた方とも乙かれさまです

つ旦~旦~旦~旦~旦~

80:>>78 訂正
11/10/25 10:56:59.31 Oblxpqj0
申し訳ない、>>78に誤字があった

3(5)の9行目
× このような内容の文章がつらなりがあった方が
○ このような内容の文章のつらなりがあった方が

81:名無しさん@ピンキー
11/10/25 12:35:11.18 m7wiIedo
>>74>>76-78,>>80>>79
前回同様、今回もご指摘をありがとうございます。
なんだか顔をボコボコに殴られたような気分です。良い意味でw

さてこれからどうするかですが、人称を変える手法はまだ温めておきます。
よって一から書き直し、でしょうね。
ご指摘された内容を読んでいて気づいたのですが、
「あれ、ひょっとして自分は知らず知らずの内に革・エナメル以外の素材をバカにしてるんじゃないか」と思いました。
ご指摘された内容も含めて、もう少しその辺も良い言い回しを考えてみようかと思います。

ありがとうございました。

82:名無しさん@ピンキー
11/11/08 01:10:04.79 W2InAUzk


83:名無しさん@ピンキー
11/11/08 17:45:02.45 W2InAUzk


84:名無しさん@ピンキー
11/11/08 21:30:32.84 /8Jr8s3I
テストスレではないぞ……っと。
ついでにage

85:名無しさん@ピンキー
11/11/09 03:39:42.67 o5v5vEjQ
隣の外国人に飼い犬を食べられた
スレリンク(news7板)

86:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:10:52.61 cacm3W3d
対象スレ投下前の未完ネタですが、冒頭部分の批評をお願いいたします

ジャンル
輪るピングドラム二次創作:高倉晶馬×荻野目苹果(両方高校生)の初夜もの
本編終了後こうなったら、と妄想して書いたので捏造強めです。(本編終了していないので)
ほのぼのから微シリアス→エロの流れですが、エロ突入前までのチェックをしていただきたいです。
使用レス数
6レス
見て欲しい個所
・三人称視点が適切か。
・地の文章に違和感はないか。
何も考えずに書くと地の文章をやたら回りくどくする癖があり気になっています。
ある程度回りくどいほうが個人的には好みなのですが、読むのに気になるかどうかを
見ていただきたいです。
・前振りとして、長さは許容範囲内か。
長いのは自覚しておりますが、エロパロとして許される範囲でしょうか。
ちなみに続きで挿入までは考えています。
・その他気になる点があれば教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

87:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:14:37.40 cacm3W3d
そのきっかけは苹果を高倉家の食卓に誘った夜、彼女の唐突な発言だった。
「あのね晶馬君。明日から3日間、ママが急な出張で家に居ないの」

その言葉の意味をはかりかね、きょとんと首をかしげる晶馬を、冠葉が先制して茶化す。
「そうか。なら晶馬、明日は荻野目家でパジャマパーティーだな!」
冠葉にはとても似つかわしくないパジャマパーティーという可愛らしい響きに、
陽毬は純粋に目を輝かせた。
「えっ、いいないいな、楽しそう!」
「いやー、残念だけど陽毬はまた今度な。明日は俺が特製赤飯を炊いてやっから」
「え?お赤飯…?どうして?」
「いや、おい、何の話だよ!?っていうか陽毬に変なこと吹き込むな!!」
たっぷりと含みのある兄と純粋な妹の会話を聞いていた晶馬はやっと状況を把握して叫ぶ。
これはいわゆる外堀を埋められた、というやつなのか。
女の子のしたたかさに触れた気がして、晶馬は少しだけ戦慄を覚える。
しかし、そんな兄妹の団欒をにこやかに見つめる苹果がこちらを見て、上目づかいで問うてきたら。
「晶馬君、明日遊びに来る…?」
「あー、えっと…。うん。大丈夫」
目線を逸らしながらも頷くしかないのだ。断る理由など、どこにもないのだから。

翌日昼。いってらっしゃい、と可愛らしく手を振る妹に手を振り返し、ぐっと親指を立てて
「ファイト一発」とだけのたまった兄にはヘッドロックをかまし、晶馬は荻野目家へと向かう。
ふと地下鉄の中で鞄を開けたら入れた覚えのないコンドームが入っていた。冠葉に違いない。
家から遠いコンビニあたりで入手しようと思っていたから手間が省けた、などとは微塵も思わず、
家に帰ったらもう一発技をお見舞いしてやろうと心に決める。
しかも冠葉なら、やれ卑猥な突起がついたものだの、やれ味がついたものだの、下世話な1品を
かましてきそうなところを、実際入っているのは薄さと丈夫さを謳っただけのごく実用的な品だった。
それが無性に気恥ずかしくて、晶馬はうなだれながら考える。
晶馬と苹果が恋人同士と言える仲になってからどれくらい時間がたったのか、あまり実感はない。
そもそも出逢いからして目まぐるし過ぎたのだから、その辺りはもう仕様がないと思う。
何にせよ今晩きっと、ふたりは大切な一歩を踏み出すのだろう。

陽毬。今晩お兄ちゃんは、陽毬の大切な友達と一緒に、蛹から蝶になるよ!
ほんの僅か、純粋な妹に後ろめたさを感じながら晶馬は心の中で呼びかけた。

玄関のドアを開けた苹果は満面の笑顔だ。
とりあえず、とお茶の用意をする彼女の後ろ姿を見つめる。てきぱきと動く伸ばされた背中は見ていて
飽きない。これはとても幸福なことなのだと、晶馬は目を細めてため息をついた。
それから、特別な何かをしたわけでもない。他愛ない話をして、夕飯にふたりで言い合いをしながら
ちょっと凝った夕飯を作って。

かくして夜はやって来た。


88:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:17:57.00 cacm3W3d
今日は泊まるとも泊まらないとも、断言はしていなかった。だから、鞄には必要最低限の
着替えと日用品しか入れてこなかった。明らかに含みのあるお誘いではあったが、
お泊まりセット一式の入った大きな鞄を持って行くのもいかがなものだろう。
結局、着替えが必要な事態にはなったのだが。

Tシャツとハーフパンツ姿の晶馬は、海の中を模した苹果の部屋で自分の鞄をまさぐっていた。
部屋の主のシャワーを浴びる音が遠く聞こえ、晶馬はかぶりを振った。タオルで雑に
拭いただけの乾ききっていない髪がはたはたと揺れる。
鞄から取り出した、兄お墨付きの紙箱を開け、小さい四角形の物体をポケットに忍ばせると
今日何度目かのため息をつく。

まだ。まだ、すると決まった訳じゃないからな。もしも、のためだ。
自分に言い聞かせる。
本当に、ただキスをして抱き合って眠るだけでも充分なのだ。それなのに晶馬の男の部分は
別のものを期待していた。熱を抑えようとかたく目をつぶる。
どちらにしても、この夜を大切にすごそう。今まで紆余曲折のあったふたりだから、
ゆっくりと愛をはぐくんでいこう。

気が付けば遠い水の音が止んでいて、やがてスリッパのすれる音が近づき、止まり、
部屋のドアは開かれた。
「おまたせー、ってちょっと、何で正座してるのよ?くつろいでてって言ったじゃない」
シンプルながらあちこちに愛らしい趣向の凝らされた薄い緑色のパジャマで身を包んだ苹果は
ぎょっとしたような声を上げる。
「いやっ、あのっ、こういうのは最初の挨拶が肝心で、」
「は?」
「だから、その、よ、よろしくお願いします…」
苹果はきょとんとした顔で真っ赤な顔の晶馬を見つめた。

しまった、やっぱり変に期待し過ぎたかも。
荻野目さん、そんなつもりじゃなかったのかも…!

冷や汗をかいて赤くなったり青ざめたりする晶馬をしばらく見つめた後、苹果は得心して
あ、と呟いた。すとんと晶馬の前で同じく正座をして姿勢を正す。にっこり笑い、
ぺこりと頭を下げた。
「…そうね、こういうのは大切にしなきゃね。よろしく、おねがいします」
「荻野目さん…!」

あれ、なんかこれじゃあ、男女逆じゃないか?
晶馬はその自問にはとりあえず蓋をした。
「そう、大切な夜だもの。素晴らしいものにしないとね。大丈夫、準備は万端。きっと晶馬君も大満足よ」
「ん?」
言葉の違和感に晶馬が気付くより先に、苹果はタンスの脇のカゴから何かを取り出す。その手に取ったのは
不気味に輝く、黄金色のカプセルだ。

「えっと。荻野目さん?それ、何?」
「うん、あのね、『男にとって【たまらん身体】になるクスリ』だって!まず私がこれを飲ん」
「ちょっと待て!待った!!それどう考えても怪しいだろ!そんな得体の知れないもん飲むんじゃないよ!!」
あわてて苹果の手から謎の薬をひったくる。捨てたとしても拾って飲むに違いないので、
カプセルを割って中身をゴミ箱へ破棄した。
「ちょっと!何するのよ!」
わめく苹果の横で晶馬は頭を抱えた。

そうだった。この娘はこういう娘だった。


89:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:30:51.50 cacm3W3d
「いいかい、荻野目さん。薬の力なんかに頼っちゃ駄目だよ。君と僕が夜をすごすこと自体に意味があるんだから」
普段ではありえない歯の浮く台詞を吐く自分に、他人事のように感心した。とにかく今は、
彼女を落ち着かせることが最優先事項だ。
「やだ、晶馬君たら・・・」
むくれていた苹果はコロリと表情を変え、両手を頬にあてはにかんでいる。
こういうところは本当に普通の女の子なのに、どうにも他人の予想とは正反対の方向に飛び出してしまうようだ。
今でこそ、そんなところも可愛いと思えなくもないが、とりあえず今は落ち着いて欲しい。
彼女の暴走はいつだって裏目に出るのだから。

「じゃあ、私たちの身体を使って出来ることをしましょ。何がいいかしら…私、ちゃんとたくさん勉強してきたんだから!」
苹果は鼻高々に胸を張る。もう、嫌な予感しかしない。
しかしここで頭から否定しても事態は好転しないだろう。
とりあえず口を挟まずに様子を見ようと、先を促す。
「あのね、晶馬君は…ワカメ酒って知ってる?」
「嫌です」
晶馬は即答した。
「えっ、…知ってるの?」
「知らないよ。知らないけど大体想像つくよ!っていうか酒って僕らまだ未成年だろ!
っていうか君こそ、そんな知識どこで仕入れてくるんだよ!!」
「ちゃんと勉強したんだって言ったでしょ。ううん、これも嫌なら…そうね」
ごそごそ、がちゃがちゃと大仰な音がして、取り出されたのは鞭とロウソクとハイヒールと赤い麻縄。
ああ、それならわかりやすい分マシだな、と思ってしまった自分を脳内で1発殴る。
「…ってちょっとあいたたた!」
「あれ、ここをこうして…」
いつの間にか背後に回りこまれ麻縄を巻きつけられ、よく分からない体勢で
縛り上げられそうになる。
「いやこれ無理だってば!僕たちにはハードル高すぎるよ!!」
「練習のときはうまくいったのよ!」
結局苹果は思い通りに扱えず、残念そうに麻縄をほどいて脇に置き、
その手で今度はロウソクを持ち出した。
「じゃあこれは…ん、その顔だけで嫌って分かるわ、もう!あと残っているのは…」
一体どこに隠していたのか、床には謎の形をした器具やら水着やらビデオカメラやら手錠やらが
次々に並べられる。どう見ても医療器具であろう薬剤とチューブは一体何に使うのか、
考えたくもない。怪しげな品々に囲まれて晶馬は途方に暮れた。

僕はただ、初めての夜を幸せにすごしたいだけなのに…!
「いや、荻野目さん、そういうのはまた次の機会にしてさ、今日はもう普通に」
「何言ってるの!今日、この夜を華麗に彩らなくてどうするの!そうだ、これはどう?」
聞く耳持たず。苹果に悪気がないのは百も承知だが、言いようのない感情が胸に溜まっていく。
高揚していた期待と欲が、行き場を求めている。

僕はただ、お互いのことだけを想い合って過ごしたいのに。
俯く晶馬に苹果は気付かず、卑猥な形のピンク色の機械をいじくっている。
「荻野目さん。」
機械がうまく動作せずぶつぶつ呟いている苹果には、晶馬の呼びかけも耳に入らない。
悪戦苦闘の末、妙な動きを始めた機械を持って晶馬ににじり寄る。
「さ、晶馬君!こうなったらあなたにこれを挿れ、きゃ」

晶馬は無防備で華奢な肩を掴み、そのまま押し倒した。衝動の中に残した理性で、
苹果が変に身体をぶつけないように加減する。機会は耳障りな音を立てて転がっていき、
そのまま動きを止めた。
「っなに、ぅ」
抗議の声を上げかけた苹果が息を飲む。いつも優しく輝いている緑色の瞳が剣呑に光り、
しばしばハの字に垂れ下がる眉が根を寄せていた。
「…いい加減にしろよ」
聞き慣れたはずのテノールが、響きを変えて苹果の鼓膜を震わせた。

90:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:39:16.46 cacm3W3d
常とは真逆の雰囲気の晶馬を見上げ、苹果は戸惑う。
彼がこんな顔をするなんて、何かしてしまったのだろうか。
確かに、一方的に話を進めすぎたかもしれない。自覚はしている自分の悪い癖だ。
苹果は窺うように晶馬の名前を呼ぶ。
「しょう、んっ」
苹果が呼びかけた自分の名前ごと、晶馬は彼女の唇を食んだ。
一度、触れるだけの口づけをし、間髪入れず次は深く。

彼女を床に縫いとめたのは憤りからきた衝動だ。しかし、力なく横たわり不安そうに
見上げてくる苹果の姿に、宙ぶらりになっていた根源的な情欲が、そのくすぶりを強めた。
いけない、いけないと叫ぶ自分はとても遠くにいる。
薄く開かれていた唇に舌を挿し入れゆっくりこじ開ける。身体全体をこわばらせ
喉の奥で悲鳴をあげ、反射的に逃げようとする苹果の手首を、しかし晶馬は押さえ付けて
逃さなかった。顔を背けようとする動きは、かえって角度を変え口付けを深め、
ふたりの舌が絡み合う。

傍から見れば悪ふざけをしているようにしか見えなかったであろう苹果は、その実、
至って真面目で真剣、興奮していて、そして、欲情していた。
だから、乱雑にかき回すだけの舌の動きにも敏感に反応し、呼吸の合間に鼻から抜けるような
甘やかな声をあげ始めるのにそう時間はかからなかった。
「ん、んく、…は…ぁっ」
気付けば晶馬は手首ではなく、手のひらを合わせ指を絡めていた。苹果はその指を
縋るように握り返す。晶馬が薄く目を開けると、至近距離に目をつぶった顔が見えた。
紅潮させた頬と、苦痛とは別の理由でしかめられた眉。
ついさっきまで荒唐無稽な快楽ばかり追及していた彼女が、今こうして自分の下で
あえかな声を漏らしている。その事実に晶馬は興奮と罪悪感を同時に覚えた。
好きな女を思い通りにしてこんな気持ちになるなんて。結局自分もただの男だった
ということか。兄を非難する資格などなかったのだ。

様々に思いをめぐらせても、腹の底にくすぶる雄としての熱は勢いを増していく。
晶馬にキスの知識などない。拙い動きで欲望のままに口蓋を擦り、歯裏をなぞり、
舌を吸い、内頬の壁を味わうと苹果はその度びくびくと震える。熱く濡れていく口内を
犯す舌は甘いしびれを感じ始めていた。
どうしようもなく、苹果が、欲しい。

いつまでだって味わっていられる気がしたが、流石にそうもいかないので、ちゅ、と
水音をたてて口を離す。ぷは、と色気のない息をして、苹果は濡れた唇をひくひく動かし
浅く早く息をついた。薄く開けられた瞳にはうっすら涙の膜が張られ、部屋の無機質な
電球の光が星のように反射している。
「…しょうま、くん…?」
くったり全身を弛緩させた苹果の弱々しくうわずった声に、怒り慣れていない晶馬の激情は、
あっというまにかき消えた。眉尻を下げ、しばらく取り繕うように苹果のこめかみ辺りを
撫でさすって、晶馬はようやく呟いた。
「ごめん。でも君が悪いんだからな…」
責任を追及する気が全く感じられない声色を、苹果は大人しく聞き入れる。
「…私も、ごめんなさい。でも、私、今日がとっても嬉しくって、晶馬君を喜ばせたくて、それで、」

うん、分かってるよ。君はいつもそうだった。積極的で行動力があって、でもそれが全部おかしな方向に飛んでいって。
やっていることはどう見てもおかしいのに、それは純粋な愛情からうまれた行為でしかなくて。
とても愛情深いのに分かりにくい、ただのひとりの女の子。

「わかってるよ。僕の事を考えてくれて、ありがとう。でもいいんだ、そんなことは気にしなくていいんだ。
だって僕は今夜、君と一緒にいられて、それだけで嬉しいんだから。君がここに居てくれれば、それだけでいいんだから」

まっすぐ晶馬を見つめ彼の言葉に耳を傾けていた苹果は、ひとつ息を吸った後。
大粒の涙を流して泣きだした。


91:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:44:12.98 cacm3W3d
「えええ、ちょっと荻野目さん?」
苹果に覆いかぶさる半身を起こし、晶馬は狼狽した。

確かにこっぱずかしい事は言ったけど!
でもせいぜい、笑われるか真っ赤になるか、そのくらいの反応だと思っていたのに
苹果は両手で顔を覆い、ひきつる声でしゃくりあげている。

また下手なことを言ってしまったのだろうか。方法はおかしくても彼女の奇行は彼女なりに
精一杯考えた結果に違いない。それをいらないと言ってしまったのは、やはりまずかっただろうか。
こうなったら付き合ってやるのが男というものなのかもしれない。苹果と夜をすごすことに
意味があるというのなら、そこに他の何があっても変わらない、はずだ、多分。
晶馬は得体の知れない品々を肩越しにちらりと覗き、腹を決めた。
「荻野目さん!ごめんよ、そうだよね、一生懸命考えてくれたんだもんね。やっぱりあれ使おうか!」
泣きじゃくる頭をあやすように撫で、ことさら明るい声で言う晶馬の言葉を苹果は涙声でさえぎった。

「ちがうの」
「え?」
嗚咽で震える喉を必死に宥めながら苹果は言葉を紡ぐ。
「ち、違うの、うぇ、うれしいの。晶馬君と、こうなりたかったの。ありがとう、私と一緒に
いてくれて、ありがとう。あの日、私を止めてくれて、ありがとう。あの日、私を、
たすけてくれてありがとう」
あの日。曖昧な単語を晶馬は正しく理解した。あの日、あの強い雨風の夜。
まだ恋心など抱いていない、ただ自分の正義感と、心の底から微かに湧き上る名前の
付けられない感情で以って苹果の『初夜』を妨害し、諭し、庇ったあの夜。

苹果はなおも続ける。
「わっ、私は私だって、言ってくれてありがとう。私に本当のことを話してくれてありがとう。
辛いのに、私と一緒にいてくれてありがとう。私、晶馬君とあえて、うれしいの…!」

違う。
晶馬は心の中で苹果の言葉を繰り返した。

違うよ、荻野目さん、それは僕が言わなきゃいけないことなんだよ。
君は、僕を僕として想ってくれた。あの事件に囚われていた僕を僕自身として
見てくれた。離れずにいてくれた。それが、どれだけ嬉しかったか。

声に出して言おうと思うのに、口を開けば泣きそうに震える息が変な音で漏れるだけで
声にならない。

情けない、何て情けないんだろう。でも、君はこんな僕でも受け入れてくれるんだ。

胸に暖かくも激しい感情が渦巻いて、いよいよ晶馬は声を出せない。それでも何とか口を開けて、
かすれる声でやっとひとことだけ言った。

「…ありがとう」

言葉に出来なくとも、せめて。
苹果の目尻にそっと口付け、からい涙を舐めとった。


92:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:57:18.93 cacm3W3d
ベッドの上にぺたりと座る苹果の姿が、橙色の明かりを残した室内でぼんやりと
浮かび上がる。晶馬の静かな動きにもスプリングはぎしりと悲鳴をあげ、晶馬は
知らずごくりと喉を鳴らした。

苹果の傍まで身を寄せると肩に手をかけ今度は優しく引き寄せる。
苹果はされるままに半身を晶馬に預け、そのまま口づけを交わした。
「んぅ…ぁ、ふぁ」
控えめに、しかし容易に苹果は声を漏らし、初めて感じる情欲のまま、
たどたどしくも晶馬の舌を求め吸い付く。やがて晶馬のほうが息苦しくなり
思わず顔を離す瞬間、名残惜しく追いかけるようにちろりと舌先をあらわにした。
とがった舌先の、その濡れた色。

全身があわ立つ感覚に身を震わせ、苹果の肩を抱いて問う。
「…いい?」
「ん…」
俯いてか細く応えを返し、パジャマのボタンへ指をかけた苹果の手を
晶馬はそっと止め、自らの手でゆっくりとボタンを外し始める。驚いて思わず
顔をあげた先の、目を伏せた晶馬の表情。
それを見た苹果の唇は愛おしそうに弧をえがいた。
全てのボタンを外し肌蹴られた隙間から、手触りのよさそうなキャミソールがのぞく。
レースとフリルで飾られV字型に大きく開いた襟ぐりの下にわずかな起伏が見てとれるが、

「あれ?」
違和感を感じて晶馬は呟き、すぐに口を噤んだ。

ブラジャーしてないんだ…。

何の根拠もなく信じ込んでいた自分の思い込みが覆され、妙な背徳感が湧き、
それはすぐに高揚へとすがたを変えた。高鳴る心音を感じながら
まずキャミソールの上から触れる。
苹果の脇の辺りから右手を滑らせ、4本の指で横のふくらみを、
親指でやわらかさを味わう。
「っ!」
布越しのもどかしい感覚に苹果が息を詰め、晶馬のTシャツの裾を握る。それを宥めるように
左手で苹果の肩を支えながらも、右手はゆるゆる動き続ける。
「あっ、ぅ」
ふと、親指がふくらみとは感触の違う突起に触れ、それまで息を漏らすだけだった
苹果から音がこぼれた。
今までと色の違う声に一瞬怯みかけたが、続けて突起を押し曲げ刺激してみると、苹果は
俯き喉で声を殺しながら、握り締めていた裾を引いて何かを請う。

晶馬が手を止め苹果の顔を覗き見ると、悔しそうな表情でにらむ顔。
「ひどいわ。ちゃんと、さわって」

薄くとも布越しであることが、晶馬の気を大きくしていたのかもしれない。
「う、わ」
苹果に手を掴まれ、キャミソールの中へ手を差し入れさせられた途端、晶馬は狼狽した。
するするとした、だけど少し湿った肌。布越しでは分からなかった肌触り、柔らかさ、形、
全てがダイレクトに伝わって感覚を刺激する。

うろたえながらも、晶馬の本能が手を動かした。決して大きいとはいえないが、
確かに『女』としての豊満さをもった肉は晶馬の指を適度に飲み込み、なおかつ押し返す。





93:名無しさん@ピンキー
11/11/10 02:58:40.52 cacm3W3d
以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。

94:名無しさん@ピンキー
11/11/10 04:31:10.93 7IY2qZ1/
トンキンは福島の被爆米食って死ね

95:名無しさん@ピンキー
11/11/10 10:42:49.21 nCEx4878
三人称視点について
一部一人称っぽく書かれていますが、個人的にはそれでもいいと思います。

ただ徹底させたいなら3レス目の
>僕はただ、お互いのことだけを想い合って過ごしたいのに。
>俯く晶馬に苹果は気付かず、卑猥な形のピンク色の機械をいじくっている。
こういった部分などをより三人称っぽく書く必要があると思います。

地の文について
ごてごてと飾り立てた文章はいかにもライトノベルっぽくて私は苦手です。
回りくどい文章については好き嫌いもあると思いますので、自分が読みやすいレベルにとどめておくならそれで十分だと思います。

前振りについて
最終的に20レスくらいの作品になるなら短くはないと思いますが、そうでないなら長いですね。
ここまでいろいろ書いておいて肝心のセックスをさらりと書いてしまうと、肩透かしを食らった気分になります。

最後に
輪るピングドラムという作品は女性向けなのでしょうか?
はっきり言って男性側の心理描写を綿密に書かれても……エロスに欠けるなと思ってしまいます。
エロシーンまで読んでもらうための盛り上げる力が足りないですね。

※あくまで男性の視点からレスをしてみましたが、女性が読むとまた異なった印象になるかもしれません。

96:名無しさん@ピンキー
11/11/10 15:34:59.63 1lOq0akf
原作未視聴。ただし、ウテナの監督の新作なのは知ってる。

ひっくり返して、女性向けであれば、感情の動きは悪くはないかなと思う。
むしろ多めな分だけ、>>92冒頭で突然心理描写が減るのが違和感なくらい。
ただ、前フリの長さについては>>95さんといっしょ。
これで朝チュンした日には怒る世界。(エロパロじゃなく、R18でない同人SSならまだありだけども)

地の文については、ラノベ風だと考えてもちょっと回りくどいのは確か。
もうちょっとだけでいいから、「この部分必要かな」と、推敲してみたら良いと思う。
やり過ぎると伝わらないけど、今はちょっと過剰。

97:名無しさん@ピンキー
11/11/10 15:45:29.13 1lOq0akf
三人称視点だけど、自分は難しいことわからない。
ただ、途中で「あれ?」とはなった。これは誰の視点?って感じで。

挿入までは考えてるとの話だけど、女性向けSSだと挿入後は薄くなりがちな印象がある。
このテンポの描写なら、挿入後にも2レスはいるかもしれない。
読ませようとする意図は見えるし、悪くはないので、
一旦長くなってもいいから書き上げた後、全体通して推敲したら見違えると思う。

以上、女性向けだと考えてのレス。

もし男性向けだと考えてるなら、前フリは悪いこと言わないから最初から書き直したほうが早いレベル。
地下鉄が作品的に意味があるのはわかるから、
鞄をあけるくだりで入ってたコンドームを発見して、どうして移動してるのかを回想でさっくり入れたほうが早い。
(もっと言うなら、最中にコンドーム取り出そうとして「入れられたのに気がついたのは地下鉄の中。多分兄だ」程度で十分)

98:名無しさん@ピンキー
11/11/10 21:53:18.62 y3w6huu3
>>86
『輪るピンクドラム』は未読


1.人称、視点について

視点がぶれている。

まず、三人称には大きく分けて三人称単元と三人称多元がある。
三人称単元は、作中人物の背後にカメラが固定されている状態で、視点はこの作中人物のものとなる。
三人称多元は、カメラが全体を俯瞰しており、視点は複数の人物の間を行き来する。

このSSの冒頭から>>89下から4行目の途中までは、ところどころぶれているところはあるが、
基本的に晶馬視点の三人称単元で書かれている。

けれど、>>89下から4行目の途中から視点が急に変わっている。

>抗議の声を上げかけた苹果が息を飲む。いつも優しく輝いている緑色の瞳が剣呑に光り、
>しばしばハの字に垂れ下がる眉が根を寄せていた。

「抗議の声を上げかけた苹果が息を飲む。」のところまでは、晶馬視点で読んでいる。
そうすると、「いつも優しく輝いている緑色の瞳が剣呑に光り、しばしばハの字に垂れ下がる眉が根を寄せていた」
のは当然苹果のことだと思うが、その先の>>89最終行、

>聞き慣れたはずのテノールが、響きを変えて苹果の鼓膜を震わせた。

ここで突然苹果視点になっていて、とても戸惑う。
この最終行が苹果視点だということは「いつも優しく輝いている緑色の瞳~」が指しているのは晶馬のこと?
原作を知っていればわかるのかもしれないが、順々に文章を追っているだけだとそうは読めない。

作中人物の一人に視点を固定する三人称単元では、通常このような視点の変え方はしない。
もちろん途中で変えてもいいんだけど、このような混乱の生じる方法で変えるのはやめた方がいい。


で、>>90の一行目からも苹果視点が何行か続くので、ここで視点を変更したのかと思って読んでいると、
>>90の8行目

>彼女を床に縫いとめたのは憤りからきた衝動だ。

ここから先はまた晶馬視点に戻っている。


同じように、>>92の第3パラグラフ、5行目の途中、

>驚いて思わず顔をあげた先の、目を伏せた晶馬の表情。

ここからの2行半だけがまた苹果視点になっていて、視点がぶれている。


複数の視点を行き来させたいなら、三人称多元で書かなければいけない。
けれど、このSSは三人称多元の文章にはなっていない。
文体には様々なものがあり、たったひとつの正解があるわけじゃないけど、
もし三人称多元で書きたかったのだとすると、語り手の設定ができてないんじゃないかと思う。
地の文=語り手、だとすると、作者がその語り手をどう設定しているのかが見えてこない。

視点のぶれを修正するとしたら、三人称晶馬視点で統一するか、三人称多元で最初から書き直すか、このどちらかだと思う。

99:名無しさん@ピンキー
11/11/10 21:55:00.93 y3w6huu3

なお、三人称晶馬視点で統一するとしたら晶馬の視点でしか描写できなくなるので、
>>88の第6パラグラフの1行目、

>冷や汗をかいて赤くなったり青ざめたりする晶馬をしばらく見つめた後、苹果は得心して
>あ、と呟いた。すとんと晶馬の前で同じく正座をして姿勢を正す。

この文章はおかしいことになる。
「赤くなったり青ざめたりする」というのは外から見た晶馬の様子であって、
晶馬は自分ではその様子は見えていないはずなので、晶馬の視点で晶馬の状態を描写したものとしては不適切。
そして、「苹果は得心して」というのも、苹果がなにを思ったかは晶馬にはわからず、断言できないはずだから、
「苹果は得心したように」というような表現にしなくてはいけない。

もう少し視点がどこにあるのかを意識して書いてみたら、すっきりした文章になると思う。


2.地の文について

特に回りくどいとは思わなかったが、それよりも少々ポエムっぽい文章が混ざることが気になった。
たとえば、>>87の上から14行目、

>しかし、そんな兄妹の団欒をにこやかに見つめる苹果がこちらを見て、上目づかいで問うてきたら。

この「問うてきたら。」というような、終止形や助動詞で終わらない文章というのは、下手すると舌足らずで幼い印象を与えてしまう。
作者が小手先で雰囲気を出そうとしている、作者の自己陶酔が混ざっているように見えて、個人的にはあまり好きじゃない。
でも、たぶん好みの問題だろうから、こういう表現が気に入って使っているのだったらスルーしてほしい。


3.長さ

バランスの問題なので全部読んでみないとなんともいえないが、分量的な観点からいうと特に長いとは思わなかった。
エロパロといえども見せ場はエロだけではないし、
特に二次ならそのキャラらしく生き生きと描けているかどうかが重要なので、
見せると決めたところをきっちり書きこむことはむしろ必須だと思う。

作者は長すぎることを気にしているようだけど、
個人的にはコミカル部分からシリアス部分への移行が急すぎることの方が気になった。
え、そんなことで泣くの? 突然そんな雰囲気になるの?
と、作中人物の心理の流れについていけなかった。

長いか長くないか、エロ以外のところを重視するかしないかはスレによって違うので、
投下予定のスレの雰囲気を知らない以上無責任なことは言えないが、
個人的には、この先もきっちり書いてあるんだったらまったく問題ない長さだと思う。

数字的な長さを気にして下手に文字数を減らそうとするとスカスカの味気ないSSになってしまうので、
あまり見た目の数字にこだわる必要はないと思う。
もし削ることを考えるのだったら、このSSでなにを描きたいのかをまず第一に考えて、
それに必要だと思う場面はしっかり書き、そうでないところは場面ごとばっさり切ってしまった方が締まる。

100:名無しさん@ピンキー
11/11/10 21:56:05.37 y3w6huu3
4.算用数字と漢数字

些細なことだけど、数字の使い方が気になった。

>>87の第3パラグラフ、6行目
>下世話な1品

>>89の第2パラグラフ、14行目
>自分を脳内で1発殴る

この「1品」や「1発」に目がひっかかった。
通常、数字が成句の一部になっている場合、単なる数のカウントではない場合は、算用数字ではなく漢数字を使う。
「1発」の場合は「3発」や「10発」でも成り立ちうるから間違いではないかもしれないが、
「1品」の方は「一品」としないとおかしい。


5.誤字

>>89下から7行目
>機会は耳障りな音を立てて転がっていき

「機械」が「機会」になってたよ。


以上

101:名無しさん@ピンキー
11/11/12 18:03:37.90 QxkV903r
>>95>>96>>97>>98-100
遅くなりましたが、みなさま的確なアドバイスをありがとうございます。

私の癖が出た結果でしょうが、当SSが女性向かと言われればそうなのかもしれません。
ピングドラムという作品が女性向か、については私が決めることではありませんので言及いたしません。
(ただ、あくまで個人的には「単に、当SSに私の癖が出ただけです」と強く主張いたします。)

地の文についても「好きならば」ということでしたので、もう一度自分なりに考えてみます。

視点について、>>98-99にて詳しい解説をありがとうございます。
晶馬寄りの三人称多元で書きたかったのですが、視点の意識・語り手の設定が足りなかったようです。

また、数字の使い方・誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
完全にミスなのでお恥ずかしい限りです。

以上、今回はありがとうございました。

102:名無しさん@ピンキー
11/11/12 19:00:56.66 Apm9jyf1
何だゴキ腐リか
メス臭いから801から出てくんな

103:名無しさん@ピンキー
11/11/12 21:21:22.47 b6/3E3vi
個人的には腐でも書き手なら構わん
添削されたい奴寄っといで~

104:名無しさん@ピンキー
11/11/12 21:35:58.89 YCvXU6ff
何様


105:名無しさん@ピンキー
11/11/12 22:06:19.14 dS4ALP35
赤ペン先生じゃないんだから、添削まではしなくてもいいんじゃないかw

106:名無しさん@ピンキー
11/11/12 22:13:11.60 b6/3E3vi
素で間違えた…
見直し?だったかな

107:名無しさん@ピンキー
11/11/12 22:34:45.22 afcXO+DX
一番需要あるのは校正じゃないかと思う
地味だが、誤字脱字は書き手にとって宿命だから

108:名無しさん@ピンキー
11/11/12 23:58:48.54 khR44ygz
URLリンク(www.dotup.org)
二次でとある魔術の禁書目録のSSです。
30kb以上あるのでアップローダーで失礼します。

主人公高校生と見た目幼女のロリ先生とのお尻エッチを書いたもので
話も多少ありますが主にエロを書きたいのでそちらを重視してます。

批評して欲しい所は誰が読んでもわかりやすいように書けているか
文章で混乱する所がないか、読みやすいリズムを崩しすぎてないかなどです。
語彙とセンスに欠けるのでわかりやすく書けていればと思っています。

109:名無しさん@ピンキー
11/11/13 04:05:12.33 Xp3l1ckX
>>108
禁書は、一年以上前に一度読んだきり。
キャラを正確に覚えているか自信が無いので、コメントは文章表現をメインに。


・見つけた限りの誤植
40行目「ほおっておく」→「ほうっておく」
165行目「茹って」→「茹だって」
563行目「二週三週」→「二周三周」
601行目「さい」→「際」
625行目「膣内のよう」→「膣内のように」


・ちょっと気になった表現
3~4行目
(普段と普通は、どちらかひとつで十分だと思う)
128行目
(「答える」は間違いじゃない。でも「応える」が一般的)
145行目
(「造作」を「顔の作り、顔立ち」の意で使っているのは分かるけど、
 「造作」って基本的に人が手作りしたものを表す言葉だから、身体に使うのは違和感がある。
 例えば、235行目で出てくるけど「相貌」とかの方が無難だと思う)
326、714行目
(「返事を返す」って重複表現は個人的に気になった。432行目とか572行目みたいな表現で良いのでは)


・エロについて
小萌先生のロリ体型の魅力、臀部を軸に据えた描写。キス。不慣れながら健気な奉仕。アヌス開発。
定番をきっちりカバーしていると思う。私から言うことは特に無い。


・その他全体的に言いたいこと
1,擬音の使い方が過不足なく効果的だと思う。正直見習いたい。
2,「!」「?」の直後にスペースを入れるか入れないかは統一すべきだと思う。
3,アナルセックスまでの準備を書き飛ばさず描いてることは丁寧。演出としても機能していて良かった。
4,肉竿とか、上条自身とか、男の象徴とか、モノとか、肉棒とか、男性器を指す呼称を多種類使っているけど、
 男性器が登場する度に異なる呼称を使っているのならば、それはあまりオススメしない。
 シーンが長くなると、いつか呼称のネタが切れてくるから。
5,一文が長い。どのくらいの文字数が適切か、というのはいろいろあるが、80文字以上はさすがに長過ぎでは。
6,ラストシーンの掛け合いを、何を意図して入れたのか分からなかった。
 ここだけ地の文がすっ飛ばされてるし、内容的にも騎乗位の流れをいきなりぶつ切られて肩透かし。
 シーンそのものは、小萌先生の心理的葛藤が変化したことを端的に示せているだけに、かなり勿体無い。
7,文のリズムはそれぞれの好みがあるけれど、私は良くないと感じた。
 原因はおそらく先述の「一文が長過ぎる」のに加えて、「改行・読点とリズムの区切りが二種類ある」こと、
 「重文の区切りに読点を打ってない場合がある」ことの三点だと思う。
8,文意がひどく紛らわしい、という箇所は無かった。


・まとめ
誤植以外に「絶対コレ直さなきゃマズイだろ……」というところは無かった。
非常に偉そうな言い方をすれば「水準は超えてる」って感じだ。



110:名無しさん@ピンキー
11/11/14 01:38:15.95 /WHEXulJ
セコ24-514
514 :名無しの心子知らず :2005/07/25(月) 15:16:10 ID:WrHGny2Y
新しく近所に引っ越してきた、4歳の知的障害者のママにたかられてます。
彼女、共産党なんだけど『貰えるのは当たり前、お互い様でしょ?』
みたいな感覚の人で、今までにあったことがないような人です。
もちろん彼女から何かお裾分けされたことはありません。引越し挨拶のタオルだけ。

うちはお昼は天気がいいと庭で食べたりするんですよ。そうしてると窓から見えるのか手ぶらでやってくる。
最初は偶然かと思い一緒に食べてたんですけど、うちが外で食べてる度に
やってくるんでなんだかなぁ・・と。
貸したマヨネーズを新品の状態から半分使って返したりっていうようなことがあってからようやく警戒するようになりました。

515 :名無しの心子知らず :2005/07/25(月) 15:17:10 ID:WrHGny2Y
でも、それ以上にうちの娘(4歳)が彼女のお子さんの傍若無人ぶりに
すっかりビクついてしまってて、「もう〇〇君が遊びにこさせないで」って言うんです。
障害のあるお子さんだから自分を抑えられないのは仕方ないんですけど、
共産党ママは息子さんが娘に馬乗りになっても
「あらまぁ~~~〇〇ちゃんと仲良しねぇ~~~」

っていう風に笑ってるだけ。私が一度、娘に暴力をふるってる時にその子に
強い口調で注意したら、獣みたいにガン泣きされて、嘘みたいな話ですが
共産党ママに

「障害があるからって差別しないで!じゃれて遊んでるだけなのよ!
〇〇ちゃんが大好きなのよ!」

って彼女まで泣いて二人で帰っていきました。で、もう流石に来ないよね・・と胸をなでおろしてたら、2日後に

「あれは水に流してあげるわ。まだまだ私達お互いに新米ママだもんね」

と。きついです。勝手に持って行った娘のドイツ製のブロック返してもらってまへん。

111:名無しさん@ピンキー
11/11/14 02:34:33.53 JPQK8mDh
誤爆なら誤爆と。しかもageてるし。

112:名無しさん@ピンキー
11/11/14 09:39:43.55 oaSALtPF
>>109
とても詳しくありがとうございます。
行単位のチェックのおかげで自分で気づかなかった部分が本当によくわかりました。
数字のとこだと4,はちょっと悩んでいた所なので統一を目指したいです。2,も同じく。
5,7,は一行ずつの改行があまり続かないようにと思っていたのが上手くいかなかったようです。
これはちょっと大きい改善ができるか考えてみます。
ただ若干センスがいりそうなのが難関ですね。
6,はラスト付近で気力が尽きかけて駆け足気味の失敗でした。
おっしゃるとおりなので順序入れ替えたりして絶対修正します。

エロと1,3,8,とまとめの感想は素直に嬉しくテンション上がります。
エロと読みやすさ丁寧さを上手く安定させたいです。
ほんとうにありがとうございました。

113:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:08:22.14 yf+XaJSN
>>112
30KB=15000字?だったはずなので、そのくらいの長さでしたら普通にスレに投下してもいいと思います。

ファイルはすでに404だったので該当スレへの投下を心待ちにしています。

114:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:15:23.69 Xru5+/fZ
1KBが全角で約512文字だからだいたいそんな文字数だけど
30KBだと一括投下で読まれるかどうかは、スレによると思うけどな

115:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:41:24.61 oaSALtPF
>>113
もう投稿自体は済んでまして、現在の本スレに同じものがあります。
自分の最新作のバランスが上手く整っているかがわからなくなり批評をお願いしました。

116:名無しさん@ピンキー
11/11/14 10:43:21.46 065fOtpO
自分該当スレ住人だけど確か長い作品は結構ある
10レス以上がわりと普通だったりもするし、ちゃんと予告して淀みなく投下すればむしろ歓迎されてる印象

117:名無しさん@ピンキー
11/11/14 23:07:41.25 pEiphfaU
>>113
某エディター使ってる自分が言うけど、30KB=15000字じゃないよ。
一行改行するのに6バイト使う(メモ帳ではなぜか2バイトと表示される)。
これを40行改行すると240バイト使ってる事になる。
例えば同じ改行数で20レス投下するとして、240×20=4800バイト=4.8キロバイト。
レスの境目の区別も入れると、30KBバイトと表示されるなら実際の文章量は25KBバイト前後が適正かと。

118:名無しさん@ピンキー
11/11/16 20:16:55.90 CxWryixl
Windowsでは改行は2バイト(CR+LF)で合ってるはず。
それより注意しなければならないのは文字コードだったりする。
Windowsでよく使われるShift-JISでは日本語の文字を2バイトで扱うが、UTF-8では3バイトの文字が多い。
まあ文字数表示のあるエディタ使えって話だけど

119:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:02:24.35 fIW0HH0R
皆さんこんにちは。
是非批評をお願いします。

・二次創作
・『サムライ7』(ウキョウ×キララ)
・3~5レスくらい


120:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:05:16.12 fIW0HH0R
「お願いです・・・・・・・、カンベエ様を助けてください」
豪奢な部屋で、キララは土下座をした。
ウキョウは玉座に肘をつきながら、女をはべらせて座っている。
私はどうなっても構いません…。
キララがそう呟いた時、ウキョウの眉がぴくりとあがった。
と思うと、
「君達は外、外」
追い払うような素振りでウキョウは女達に言った。
寝室は薄いカーテンのようなもので仕切られていた。
ウキョウはすぐに腰を下ろして、立ったままのキララに手招きをした。
「どうすればいいか分かってるよねー?」
ウキョウはわざとらしく半眼で笑った。
キララは頷くと、うつむいたまま襟元に手をかけた。
胸元が少しはだけた格好のキララを、ウキョウはぼんやりと眺めていたが、
「あー待って。その服のままやるのもいいかもしれない」
「え・・・・・・きゃ!」
ウキョウは膝の上にキララを抱き寄せ、スカートのスリットに手を入れた。
「やっ!」
「この服、前から思ったんだけどエッチだよねー」
ウキョウは嫌がるキララをよそに、
服の間から差し入れた手で乳房を手で弄びながら、空いた手はゆっくり手を下腹部に侵入させる。
「っあ…!」
ビクリと身体が反応しつつも、
嫌悪感からキララはウキョウの手から逃れようと、暴れた。
「ほら、キララ君。あの人を助けたいんだったら、ちゃんとやってよ?」
耳元で囁かれ、キララはピクリと体を震わせた。
おとなしく抵抗を止め、嬉しそうなウキョウの為すままされながらも、
ぼんやりとカンベエのことを考える。
“カンベエ様の為だったら・・・・・・私・・・・・・”
「・・・・・・んあっ!」
ウキョウはキララの秘部を指で押し広げ、無遠慮に指を挿入する。
自分でも触ったことがない恥ずかしい部分に男の指が入ったことで,
キララの目に涙が浮かんだ。
ウキョウの指にはぬるりとした液体が付着していた。
「嫌・・・・・・・っ!」


121:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:06:39.72 fIW0HH0R
「キララ君、興奮してるんだー?フフ・・・・・・かわいーい」
太腿を撫で上げて、再び指を入れると出し入れを繰り返す。
「はっ・・・・・・あぁ!」
キララの太腿は秘部から溢れた愛液で濡れていた。
「フフ。キララ君は感じやすいんだねー」
 ウキョウは指でとろりとした液体をすくい、舌で味わう。
「うん、甘露!甘露だよ、キララ君!」
 キララは恥ずかしさのあまり、顔を赤らめた。
「さすが水分りの巫女の泉は違うなぁ。これは直に味わわないと・・・・・・」
 ウキョウはおもちゃを見つけた子供のようにはしゃぎ、
力ずくでキララの下履きを剥いて、太腿を押し広げた。
 そこはぴったりと口を閉じながらもきらきらと雫を垂らし佇んでいた。
「ああ・・・・・・・なんて奥ゆかしいんだろう」
 ウキョウは親指と人差し指で入り口を広げて、ゆっくりと舌を差し入れる。
「ひっ!いやあ・・・・・・!」
 柔らかくざらついたものがキララの体の奥で不規則に動いている。
脚を閉じようにも、ウキョウの手と頭に拒まれてできない。キララはよじるように尻を動かして、ウキョウの攻撃から逃れようとするが、むしろ苛立だしげに腰を掴まれ激しく舌を突き入れられた。
「あんっ、ああ」
 舌と唇によって入り口と赤い蕾を攻められて、何も考えられない。舌ですっと蕾を触られた瞬間、キララの体は大きく仰け反り大量の愛液でウキョウの褥を濡らした。ウキョウは口からごくごくとそれを飲み干すと、恍惚とした表情で満足そうに言った。
「ああ、とても美味しかったよ、キララ君。君の甘露!」
 キララは涙を流して力なく褥に横たわった。
嫌なのはずなのに自分のあそこがひくひくと物欲しげに動いているのが分かる。
「ねぇ、キララ君。初めてイッちゃった感想はどうだったかな?」
「んっ、あっ・・・・・・」
 ウキョウはてらてらと光る唇で胸の頂きから首筋を口付けた。そして下半身の可憐な入り口に中指を侵入させる。キララの中はまるで待ち焦がれたようにきゅっとウキョウの指をしめつけた。
「ふふ、僕の舌はそんなによかったかい?」
 ねっとりと耳を舐められ、興奮したような熱い吐息がかかる。その度に心臓がどくどくと高鳴る。
「素直じゃない子は好きじゃないなー」
「いや、いや!」
 お仕置きとばかりに、ウキョウは中にうずめていた指を強く動かし始めた。


122:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:08:37.72 fIW0HH0R
指が中の芯をこするたびにキララは身をよじってウキョウから逃れようとする。
が、ウキョウにはそれが面白いらしく、
キララの体に横から抱きついて羽交い絞めにした。
「ほらほら、イっていいよ~♪」
激しく指を動かされ、キララは途切れ途切れに細い声をあげて首を振る。
「ああっ」
 とろりとしたものが中から溢れ出す。
甘い香の薫りと何気なく見えた天幕の透けた紫の布がキララに絶望感をもたらす。
男の腕に抱かれながら、交差した腕で顔を隠した。
まだひくひくと波打つキララの中。
全てが巫女としての尊厳をずたずたに引き裂いていく。
「うっ、うう・・・・・・」
 ぽろぽろと涙をこぼしていると、
尻に熱い棒のようなものが押し付けられていることに気付いた。
キララはぎくりとした。
「本当はさ」
 ウキョウは荒く息をついてキララを抱きしめる。
「もう少し君を愛でてあげようと思ったんだ」
 声をあげたいのに、まるで凍りついたように体が動かない。
今暴れたらこの恐ろしいもので無理に貫かれそうだ。
「けど、もう我慢できないよ」
 ウキョウはキララの入り口に先端で触れると、
ゆっくりと挿入を開始した。
「痛いっ・・・・・・・!」
 まだ狭いキララの中は悲鳴をあげて侵入を拒んでいる。
あまりの痛みに涙が溢れてくる。
ウキョウはキララの腰を掴み、今まさに巫女としての資格を奪おうとしている。
“カンベエ様、カンベエ様・・・・・・!・”
 キララは目を瞑り、想い人のことを思い浮かべた。
あの方に抱かれていると思えば、痛みは薄れて嬉しさが増す。
まだウキョウの顔を見なくてもいいことが幸いだった。ぶつんと何かが裂けたと同時に何かが失われた。
「はあ・・・・・・・入ったよ。キララ君」
 お腹の中でどくんどくんと脈打つものが、避けられない現実を教えてくる。
じんじんとした痛みと、お腹の中の苦しさで何も考えられない。
「ああ、すごく温かいよ」
 ウキョウはしばらくキララの中で大人しくしていたが、
やがて腰を前に振りはじめた。
「んんっ!」
 まだ痛みがあるうちに中をかき乱される。
ウキョウの一方的な打ち込みが延々と続く中、キララは耐えるように目を閉じた。
やがて熱い肉の棒が出し入れされると、背中にぞわりと粟立つ感覚が立つ。


123:名無しさん@ピンキー
11/11/26 15:10:18.68 fIW0HH0R
「あん、ああっ」
 むせるような甘い匂いと、体に埋め込まれる熱い楔。
男の荒い吐息。全てを受容した時、キララは体を反らせて達した。
中のウキョウも質量を増した後、熱い液体を勢いよくキララの中に注ぎ込む。
「ふう~~」
ウキョウは満足げにうなり、キララを抱きながらどさりと褥に倒れた。

 看守によって扉が開かれると、
キララは壁際で座り込んでいたカンベエに駆け寄った。
「カンベエ様・・・・・・・!」
 薄暗い室内で小さな窓から注ぎ込む光に照らされて男のやつれた顔が見える。
キララは胸に希望の光が甦るのを感じながら、
カンベエの存在を確かめるようにごつりとした頬に触った。
「ご無事で・・・・・・何よりです」
 涙をこらえながら、キララは微笑した。

以上です。よろしくお願いします。


124:名無しさん@ピンキー
11/11/26 16:42:07.82 6IlMWo3D
原作未読……で、内容を批評する前に、どういう方向の批評が欲しいのかがわかんないんだけれど。

いや、どう言えばいいかなあ。
内容が内容だよね。
エロに関するコメントが欲しいのだとしたら、淡白だね、というのが最初に来る。
片思いなのはwiki見て判ったけど、望まない相手とのエロだということを押し出したいなら今度は不快感の描写が居ると思う。
(不快感でなく、「くやしい……でも感じちゃう!」だとしても、やっぱり淡白すぎる)

125:名無しさん@ピンキー
11/11/26 16:52:11.63 fIW0HH0R
>>124
早速レスありがとうございます。
淡白ですか、なるほど。
見て欲しい点としては三人称として書いているつもりなのですが、
突然視点が男性から女性になっているのは
気になるでしょうか?


126:名無しさん@ピンキー
11/11/26 19:09:40.26 YO54s44d
>>119
批評をさせていただきます。

やっぱり急ぎ足過ぎるな、と思います。
たとえば1レス目ですが、いきなり陰部のほうに指を持っていってますよね。
原作未見なので何ともいえませんが、荒々しいレイプを書くのでなければもう少し胸やらお尻、
それ以外の性感帯についても愛撫をしたほうがいいと思います。

肝心のセックスについても、もっといろいろ書いたほうがいいと思います。
どこをどうしてどうなったのか……行為がメインでなければある程度ぼかすのもありですけど。
生々しさに欠けているので、読んでいても気分が盛り上がらないなと感じました。
「中」という言葉を頻繁に使っていますが、もっとバリエーションをつけたらいかがでしょうか?

それとこれは私だけかもしれませんが、処女である巫女が暗に身体を求められても
はっきりといわれない限りはそれを察することができないのでは……と思いました。
キララというキャラクターが耳年増であるならまた違ってきますが。

最後に
全体を見て、やはり説明不足かつ性急な部分が目立ちました。
他の人の作品を読むなどして、まずはアウトプットよりもインプットを重視したほうがいいと思います。


127:名無しさん@ピンキー
11/11/26 19:42:39.81 fIW0HH0R
>>126
批評どうもありがとうございます。
言われた事を鑑みて自分の作品をもう一度読んでみると
確かに性急すぎたなぁと思いました。
原作でウキョウはとてもキララに執着しているのでもっと
粘っこく襲わせるべきでした。

一応メインがエロのつもりだったのですが、
それでもある程度説明がないと伝わらないということが
よく分かりました。なんとなくセリフで
エロさをカバーしたつもりだったのですが失敗でした。
アドバイスのようにもっと言葉のバリエーションを研究します。

キララは確か巫女の割に大人びたキャラ(自分の親ぐらい年の離れた男性に
恋したり、自分に気のある侍を誘惑したりしていました)
だったので多少耳年増かもしれません。

的確なアドバイスをありがとうございます!
当分はもっと他の方の作品を読み漁って力をつける
ことにします。

128:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 始
11/12/12 10:14:03.30 W+dHvzGy
こんにちは、文章を読んでもらいたい事と、いくつか相談をしようと思って参りました。

『ペルソナ3』の二次創作
キャラ:キタロー(男性主人公)×風花
傾向:痴漢、???
使用レス数:15レス

三人称単元視点です。
視点、それから日本語の誤用はあるのか批評をお願いします。
自分なりに学んだ文章創作の知識が合ってるかどうかも、投下後に述べてみます。

もう一つ、相談というのは「このssの傾向がどういうものなのか」という物です。
物語の流れの往くまま、キャラを「踊らせる」感じで書きました。
どういう層にウケるのか、ツボはついてるのか外しているのか、それすらもわかりません。
なので暫定的な処置として、傾向の所に「???」と表記しました。

以上です。
それでは投下します。

129:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 1/15
11/12/12 10:15:16.43 W+dHvzGy
 目の前の光景に呆然としていた。
何が起こったのかわからないくらい、頭が、働かない。

 丁寧に梱包されたダンボール箱の中にあったのは、黒い下着。
それも艶かしい光を放ち、なんだか見ているだけでも人をムラムラさせる物だった。

 山岸風花は配達の人から自分宛に届いた荷物を受け取った。
荷物を送ってきたのは森山夏紀。
いじめっ子の1人だったが、和解して友達同士の関係になった。

 風花は恥ずかしさでかあっと熱くなっていくのを感じる。
性的な興奮より現在の状況整理にパニック状態だった。
確か友達の夏紀は「プレゼントがしたい」と荷物を送ったという電話をしてきた。
それでその荷物が届いたら連絡して欲しいと言っていた。
開けてみると、エッチな下着が入っていた。
見れば見るほど、脳みそが溶けているかのようにいやらしい感情がわき起こる。

 風花は確認の余地を残さないまま、あたふたと夏紀に電話した。
3回ほどのコール音で、送り主である夏紀の声が聞こえてきた。
『おー、風花? おーっす!』
「な、夏紀ちゃん! こ、こ、これ、これ、これが……これがプレゼント?」
風花は喉の奥に溜まっている言葉をなんとか引っ張り出して声に出す。
その様子がおかしかったようで、電話の向こうからけらけらと笑う声。
『そ。え、何、風花さ、今パニくってんの?』
 風花にとって、夏紀には言いたいことが山ほどある。
どれから言っていいものか迷っている。
そうしている内に夏紀が続けて話してきた。
『ソレ穿いてさ、バッチリ決めなよ。そしたら彼氏はきっとあんたにメロメロになるね』
「待って、私と彼とはまだそういう関係じゃないよ!」
応援しているのか、おちょくっているのか、その両方なのか、明るい声の調子が聞こえてくる。
『あー、無事に届いてよかった。じゃ、これから合コンあるから切るね』
「え? あ、ちょっと待っ……」

 風花の返事を待たずに電話は切られてしまった。
残されたのは風花と、風花宛てに送られてきた荷物の中身だった。

130:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 2/15
11/12/12 10:15:59.07 W+dHvzGy
「んー……こんな感じでいいのかな?」
風花は鏡の前で試着していた。
自分の両手で左右のおっぱいを下着の上から揉んでみる。
風花のスリーサイズはとっくに夏紀に知られている。
この下着がエッチなのか、それとも自分の体そのものが実はエッチだったのか。
鏡に映った自分の姿を見ながら思う。「意外に色気がある」と。

 現在、風花はお付き合いを始めたばかりの彼氏がいる。
彼は女子供のような弱い者を助け、真心をもって色々な人に接して仲良くしているようだ。
という事実を、風花は自分の能力を使って何度かこっそりと覗き見していてわかった。
そんな彼とは、自分が作った料理の味見役をしてくれる内に、いつの間にか特別な関係になった。

 体を反らせて首だけ鏡に向いたまま、自分のお尻を見る。
穿いている下着によって、お尻の肉がきゅっと引き締められた心地。
風花の白い素肌と、「T」みたいな形の上品な黒さの下着がコラボしたような感じだ。
なんだか裸より恥ずかしい思いがして、彼女のほとんど全ての意識がお尻に集中する。
「こんなの、恥ずかしいよ……」
両手で隠してもまだ見える部分がいっぱいある。
 こんな物穿けるわけがない。
かといって、これを捨てると夏紀は悲しむだろう。

「やっぱりダメ……。こんなの私には似合わない……」
 彼女は再び体の前面を鏡の前に向けて、彼女自身の全体の姿を確認する。
髪型がショートカットの一種っぽいので、男の子のような服装が似合う。
具体的にいえば、上半身まである青いジーンズのようなのなんか似合う。
 しかし、このいやらしい光を放って止まない下着はどう考えても自分には合わない。
とてもじゃないが、これを穿いたら学校に行けない。授業にも集中できない。そう思った。
そして彼もこんな下着なんか見た日には幻滅するだろう、そう思うと憂鬱な気分だった。
「夏紀ちゃんには悪いけど……やっぱり、やめとこ」
そう言って風花は深くため息をついたのだった。

131:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 3/15
11/12/12 10:16:47.91 W+dHvzGy
 翌日、風花は学校に登校する為、電車の窓際に立っていた。
電車の中はすし詰め状態で、風花と同じ学校に通う生徒も多数乗っている。
車内の揺れで人を押してしまったり押されたり。他人の靴を踏んでしまったり踏まれたり。
ドアのすぐ両隣にある、縦になっている鉄棒にしっかりと手で掴んでいた。

 せめて走っている電車から街の景色だけでも楽しみたい。
そう思ってドアにある窓の外を眺めていた時、不意にお尻を触られた。
誰かが手で制服のスカートの上からいたずらしてきたようだ。
痴漢だ―風花はすぐにそう思った。

 何者かの手は風花のお尻に触るというよりは、軽くタッチしてきている。
恐らくこの時間帯を利用して、「偶然を装って」いつでも手を引っ込める感じで逃げるのだろう。
もし彼女が悲鳴や非難の声をあげても他人事のようにするつもりだと思った。
 現在、被害を受けている風花は悲鳴とか非難の声をあげる。
……といった勇気ある行動はできない。
もし悲鳴や非難の声をあげても、どちらも自分だけが恥ずかしい思いをするのではないか、そう考えていた。
それに声を出さない理由は他にもあった。

 痴漢が風花の心を読んだのか、軽くタッチする程度だった手は徐々に積極的になる。
まだ警戒気味だったが、手のひらでお尻の触り心地を確かめながら撫で回してくる。
痴漢はただ触るだけに飽き足らず、お尻の肉を揉み、お尻の割れ目のあたりを指でなぞったりもする。

 その内、痴漢が風花の耳元で囁いてきた。
「お嬢ちゃん、いやらしい下着穿いてるでしょ」
痴漢は男だった。
男の声を聞いた時、背筋が寒くなるほど風花の体は硬直した。
「Tバックでしょ? ダメだよ、お嬢ちゃんのような可愛い子が穿くなんてねぇ」
風花が声を出せないことをいいことに、耳元で荒い息が聞こえる。
 男の言う通り、風花が穿いていたパンツはTバックだった。
それも昨日、夏紀からプレゼントとして贈られた、いやらしくて黒い下着を身に付けていた。
彼女は「もしかしたら」という微かな希望があった。
自分自身のキャラと照らし合わせても、合わない、と、頭ではわかっている。
しかし「もしかしたら、これをきっかけに彼との仲が進展するかもしれない」。そんな希望に賭けていた。

 男は風花が反撃に出てこないとわかったのか、手口が露骨になってきた。
「その制服、月光館学園の生徒? 親御さんや担任の先生は何してるのかな?」
相変わらず満員電車という状況なので、今度は体を密着させてくる。
男から漂ってくる加齢臭が風花の気分を一層嫌なものにさせる。
「きれいな肌だね。それにお嬢ちゃんから良い匂いがするよ」
首筋のあたりをぬめりとした感触が襲ってくる。
舌を使って舐めたようだ。風花の全身が恐怖で震えだす。

132:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 4/15
11/12/12 10:17:25.93 W+dHvzGy
「じゃあそろそろパンツを拝見……おやおや、これはいやらしい。エッチなんてもんじゃないよ、これは」
とうとうスカートがめくられ、男の手は直にお尻の肉を触ってきた。
肛門のあたりを指先で刺激、またはTバックそのものを上に締め上げる行為をされてしまう。
「お嬢ちゃん知らない? これSMの女王様が穿くようなベタな下着なんだよ」
 風花は自分の自尊心を立て続けに傷つけられる恥辱に黙り込んでいた。
彼女自身の怒りが頂点に達しない程度に男に言い包められている、そんな事はわかっている。
しかし、「こんな下着を穿いた自分も悪い」と頭の片隅で思っていた。
「おじさんね、時々そういったクラブに行くんだけど新米さん? 学生なのに女王様? それともM役?」
 首筋に男の生暖かい吐息がかかる。
息が微妙に早い、そして荒い。興奮しているようだ。
男の手はお尻から太腿を撫で、そして彼女のマンコにあたる部分を触り始める。
「ツヤツヤした手触りが気持ちいいね。おじさん欲情してきちゃった」
男がそういうと共に、風花は自分のお尻に硬い物が当たってきたと感じた。
その硬い物が押し付けられ、風花の肛門のあたりをいたずらに刺激してくる。
「はい、責任とってね。今からおじさんの情熱を君にあげるから―ぐあああっ!」

 突然、男が大声で悲鳴をあげた。
風花は何が起こったのかわからなかった。
自分のお尻や股間をねちっこく責めていた手が消えていたのだ。

 状況を把握しようと、後ろを振り向いてみる。
中年の男性が腕をひねり上げられ、苦痛で顔を歪ませていた。
メガネをかけていて頭は禿げ上がり、メタボな腹になっている。
どうやらこの男が痴漢の正体だったようだ。

「貴様か。女性に対し、恥辱に恥辱を与え、好き勝手にやってきた外道が……。報いは受けてもらうぞ」
「き、君! 一体何を言っているんだ!? い、いたたたたた!」
 風花の目には2人の男女がいた。
 一人は赤色が印象的な3年生の先輩だった。
炎のように赤い髪の毛、宝石のように輝く赤い瞳、胸元には可愛らしい赤いリボン。
日頃、はきはきした言葉遣いや、きびきびとした動作で学校を引っ張っている生徒会長。
男言葉が似合い、まさに「女傑」という言葉が相応しい女性だった。
 もう一人は、風花とお付き合いを始めたばかりの彼だった。
弱い者には微笑み、悪というものには敢然と立ち向かう勇気ある人間だ。
今、この状況、底知れぬ義憤に満ち溢れた彼の目は男の姿をしっかりと捉えていた。
逃げられないように、男の腕をひねり上げていたのだ。
そして彼は低い声で、それでいてはっきりと男に聞き取れるように言った。
「駅に着いたら下りてもらいましょうか」
 この2人の鋭い眼光に痴漢は怯んだ様子だった。
風花とこの男女2人の周りには、沢山の野次馬に見られていた。
好奇心に駆られた者がいたり、称賛の声をあげる者もいた。
そして大多数が痴漢に対する非難の声をあげていた。

133:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 5/15
11/12/12 10:18:05.74 W+dHvzGy
 そこからがまた一手間だった。
男は駅で下ろされると、まず開き直った態度を見せ、自分の肩書きを誇示した。
「知り合いに凄腕の弁護士がいる」「裁判でケツの毛まで毟り取ってやる」と脅してきた。
あるいは「あれは合意の上だ」「あっちから挑発してきた」などと妄想まで言い出す。
 しかし、「下衆が」と美鶴の一喝、それから殺意を含んだ彼の目つきにまたも怯む。
怯んで、今のは嘘だ、本当はただ魔が差しただけだ、家族がいるんだ、と許しを請い始める。
風花の前で土下座までして、美鶴のブーツまで舐める行動までしたが無駄な事だった。
男は駆けつけた何人かの駅員に捕まえられ、意気消沈した様子で連れて行かれた。
 その一連の様子を見ていた風花は、なんだか男がとても哀れだと感じた。
風花の横にいた先輩は、「ああいう輩は許してはならない。許すとつけ上がるからな」と言った。
とにかく風花は自分の体を触っていた男―痴漢の呪縛からやっと解放されたと思った。
男の姿が見えなくなると、気が弱い彼女は緊張の糸が切れたようにその場にへたり込んでしまった。

「じゃ、私はそろそろ学校へ行く。2人が遅れる事は私から君達の担任に告げとくよ」
 あれから少し時間が経った。
先ほど痴漢を一喝した一個上の先輩は、彼に顔を向ける。
山岸のフォローを頼んだぞと言い、彼も承知して首を縦に振った。
風花の方にも顔を向けると、きりっと引き締まった彼女の表情がわずかに緩んだ。
「もう安心していい。今の君の状態から慮ると、登校するもよし、帰るもよし、だ」
その一個上の先輩は、もう一言付け加えた。
「ただ、もし今の気分が切り替えられそうにない、つまり『帰りたい』なら私に携帯で連絡してくれ」
この先輩が持つ「生徒会長」としての責任を担っている以上、学校の秩序を守るのは当然のようだ。
もしこの先輩に断りもなく帰ってしまったら彼女に迷惑をかけてしまうかもしれない。
「はい、ありがとうございました」
 後輩の声を聞いて安心したのか、彼女は軽く頷いて微笑みながら立ち上がる。
そしてブーツの音をカツカツと響かせながら、颯爽と歩いて行った。

 先輩の姿も遠くになって、そして見えなくなった時、ふと風花は視線を感じた。
見ると、風花の傍らにいる彼氏が自分の顔を覗きこむように見ていた。
もしかしたら本当はショックでまだ立ち直っていない? とでも言いたげな顔だった。
「あの、あなたもありがとう。おかげさまでもう私は大丈夫です」
日頃から彼に感謝しているので、自然とそういう言葉が口から出てきた。
言葉と同時に、体も彼の方に座り直して少し頭を下げた。
彼女の慎ましい振る舞いを見て、不安が混じっていた彼の表情は安堵の色を取り戻した。

134:練習用――黒(のエナメルのTバックを穿いた)風花さん 6/15
11/12/12 10:18:44.53 W+dHvzGy
「よかった、今回の痴漢の標的が風花だと知った時は驚いた」
 風花は彼の言葉をちょっと変に思った。
まるで刑事みたいに張り込みでもしていたような言い方だったからだ。
 その疑問は彼の口から答えてくれた。
「最近、『痴漢の被害が多い』って駅員さんがぼやいてたから、駅に許可もらって一緒に乗ってたんだ」
「一緒に、って、電車の中でずっと?」
彼は頷いて最近の行動を話してくれた。

 まず彼が学校が終わった後、いつものように帰り際に街の中を散歩していた。
たまたま駅員の人と世間話をした所、痴漢の被害が報告されていたらしい。
彼と風花が通う学校の生徒も狙われているという。
彼自身、生徒会に入っているので学校の治安が脅かされるのは由々しき事態だ。
 義憤を感じた彼は、生徒会長である先ほどの先輩と相談をして張り込みをする事にした。
戦闘の他に、探索の能力も併せ持つ先輩の力を頼りに犯人探しをする。
万が一、生徒会長とはいえ、女である先輩がピンチになるといけないのでボディーガード役を請け負っていた。
2人で一緒に何本も電車に乗り、巌戸台とポートアイランドを往復。
それを何日か費やした末、先輩が今日の出来事を探知したという。
満員電車な状態だった乗客の海をなんとかかき分け、犯人を捕える事に成功した。

「苦労したかいがあってよかった。風花みたいな女の子もこれで安心……風花?」
 彼の話を聞いている間、風花はなんだか面白くない気分だった。
確かに理屈では駅員の人もぼやくほど、「痴漢の被害が多い」というのは風花の周りからでも聞いていた。
だからこそ痴漢を捕まえた時、一緒に乗っていた乗客達の反応ぶりも、そして自分も納得できる。
面白くない気分なのは、彼の話を聞いていた風花自身の暗い感情だった。

 嫉妬、という言葉が風花の心の中に浮かび上がる。
戦闘はともかく、犯人を捕まえる探索の能力だけなら自分の方がはるかに優れていると不満に思う。
それなのに自分には一言も話さず、他の仲間からもそのような話は聞いていなかった。
そればかりか何日も一緒の場所、時間、思いを共有していたというのだ。

 風花の批判の矛先は彼だけではない。
先ほど先輩が去ったのも、もしかしたら生徒会長という立場を利用したのではないか。
「一緒にいるんだぞ」と誇示した優越感なのかと勘繰る思考までしてしまう。
 勿論、あの先輩にしてみれば風花と、傍らにいる風花の彼氏の2人の関係に気を利かせてくれたのはわかる。
みんなで住んでいる学生寮にいる時も、面倒を見てくれる良い先輩だ。
 しかし、本当なら学校に行くよりも、駅員の人と事件の後始末をするべきなのではないか。
それに痴漢は女の敵だ。女性専用車両まで設置されている世の中だ。
なぜ今後の防犯対策もろもろの話などで駅に留まらないのか。
なぜ同じ女である自分はのけ者か。
なぜ彼と2人だけなのか。
なぜ、なぜ……。
 何から何まで嫌な事ばかり考えてしまう。
風花はそんな自分自身が嫌だった。


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