【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・4【絶倫】at EROPARO
【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・4【絶倫】 - 暇つぶし2ch63:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

64:名無しさん@ピンキー
12/03/25 07:25:28.51 1TIu8lpP
東京国際痴女フェア
幕張痴女コンテンツエキスポ

65:名無しさん@ピンキー
12/03/26 11:30:31.12 KPs5EnDp
東京ヘンタイガールズコレクション

66:名無しさん@ピンキー
12/03/27 08:39:53.49 UiqmF22b
C(chijo)I(inran)Z(zetsurin)48手

67:名無しさん@ピンキー
12/04/13 22:51:13.27 J+JcxZiq
久々に投下します。

属性:女子高生、処女、ピル、人妻

ピルについては、かなりフィクション混ぜています。
pixivにも載せました。

68:名無しさん@ピンキー
12/04/13 22:52:34.31 J+JcxZiq
 放課後の女子校の校舎には、まだ思春期の学生特有の甘く温かな空気が残って
いた。
 数学の準備室では、中年の教師がタバコをくゆらせていた。
 彼はある人を待っていた。この5分後が約束の時間。
 ほどなくノックの音。
「あの、中野です」
「ああ、入れ」
 辺りを見て、素早く部屋に滑り込んだ茶系のセーラー服の少女は、ドアの鍵を
かけた。
 振り返った瞬間、背中にかかった黒髪がふわりと舞った。
 その顔の丹精さと愛らしい大きな二重の瞳、白くきめ細かい肌に校内の誰もが
目を奪われた。嫉妬を覚えることも忘れ、つい目で追ってくる同性のクラスメー
トに朗らかに接し、誰にも分け隔てなく笑顔を向ける少女。
 その美貌はこの数ヶ月で目を見張るほど磨きがかかった。以前はスレンダーな
細長い腕や脚が目立ったが、明らかに女らしいラインが目立つようになり、下着
のサイズも変わってきた。
 その裏に、友人は恋人の存在を疑うが、彼女はそれを否定した。
「彼氏? やだ、そんなの、いないって!」
 それは、事実だった。彼は恋人などという甘ったるいものではなかった。


69:淫美の連鎖
12/04/13 22:54:50.18 J+JcxZiq
「見られなかったろうな?」
「はい、確かめました」
「約束より早く来るとはな。……お前、そんなに欲しいのか?」
「そ……そんなんじゃ、ありませんっ!」
「んー、違うのか、そうかそうか」
 教諭は少女に近づくと、スカートの中に手を差し入れた。指は的確に少女の股
間を包む下着を狙った。
「あっ! いやっ!」
「欲しいんだろ、なんだ、このヌルつきは?」
 かあっと赤くなってうつむく顔に嗜虐心がそそられる。だから、半笑いを浮か
べて教師は下着の上から指を激しく震わせた。
「あっ! あああっ……」
 その腕を思わず掴んで止める。突然の激しい刺激に、脚の力が抜けた。教師は
少女を抱きとめて、湿り気を帯びた声で耳に囁いた。
「早く脱げよ、シたいんだろ?」
 少女は従順に、リボンを解いて胸のボタンを外し、皺にならないようにそっと
椅子にかけた。
 ミルクをなめらかに拡げたような肌が現れ、中央にレースをあしらった大人っ
ぽい白の下着に包まれた発育の良い乳房に目が行く。
 スカートに手がかかり、床につけないように脚を抜いた。上とそろえた白の下
着は、前後にレースが施され、その隙間から素肌が透けていた。ウエストの見事
なくびれと、その真ん中の可愛いへそ、すんなり伸びる脚の先の足首までの白い
ソックス。
 少し内股に恥ずかしそうにしている美少女の、これ以上無い裸体を、しゃぶり
つくすように上から下まで何度も見てから、
「じゃ、その机の上に寝そべるんだ」
 スチール製の透明なカバーが敷いてあり、教師が担当する授業の日課表が差し
込まれただけで書類も本も置いていない机。そこに少女は体を横たえた。
 その上から、少女の肩口を机に押さえつけ、少女の顔を見やる教師。少女もそ
の視線から逃れずにじっと見つめた。


70:淫美の連鎖
12/04/13 22:56:47.78 J+JcxZiq
 教師は艶やかな少女のピンクの唇に吸い付いた。やがて舌が押し込まれ、歯ぐ
きをなぞった。少女は強いタバコの匂いを不快に思いながら、やがて口内で舌同
士で触れ合った。
 唾液が少女の頬の横を落ちる。
 教師は下着の上から乳房をやわやわと愉しむ。その頂点をつぶしたり上下に揺
らしたり、下着と肌の間に指をつっこみ乳房に埋めてみたりした。やがて、背中
のホックを外すと布地は頼りなくなり、そのまま少女の首のあたりに押し上げた。
 人は美しいものを見たときに、行動が止まる。教師も、その乳首の薄い色や、
昂奮にしこって天を向く様、盛り上がりながらも流れないでいる乳房の張りや、
肌が白過ぎてうっすら浮き出た静脈に、右の乳房の谷間側にある小さなほくろに、
いつも目を奪われる。
「いや……見すぎ、です」
 そうやって目で味わってから、汗っぽい手がその感触を欲しがる。しっとりし
た表面を手のひらでたどり、やがて乳首を指で回し、左右に倒した。
「や……ん、あ……」
 身じろぎする彼女の声が恥じらいを含んで甘い。励まされたようで、もっとし
たくなる。
 本能的に左の乳房を頬張った。
「あ! ……んんっ、ああっ」
 すぐに強く吸い付いて、陰圧の中でさらにしこる乳首に舌でねぶり上げた。同
時に右の乳房に指を埋めて、その乳首も指でこねた。
「ふあっ! ああっ! ……いやぁ、いやぁ!」
 そうしながら教師は盛り上がったズボンを少女の膝に押し付けていた。ねちっ
こい愛撫に翻弄されて思わぬ動きをする脚で、彼もまた快感を味わっていた。 
 手が下りていく。白の下着は明らかな淫らな沁みを拡げてしまっている。その
真ん中に指を置いて、一段と固くなった芽を捕らえて揺らした。
「ああんっ! それ、それ、だめぇ……」
 教師にしがみついて動きを封じようとする。だが、それは役に立つことは無く、
教師の思惑のまま、下着の上から弄ばれた。
「いやあ、あん……あっ! ほんとに、それ、だめですぅ!」
「いやらしい顔しやがって。もうすっかりオンナの顔だ」
 上気した目元と頬。潤んだ瞳からは、涙がこぼれて髪の中に消えていく。
 教師は体を起こした。ズボンのベルトを緩めて下着ごと脱ぐために。そして野
太く黒光りした陰茎を少女の白い下着に差し向けた。
「ピルは飲んでいるよな。ヘマして妊娠なんかすんなよ」
「……飲んでます。心配ないです」

71:淫美の連鎖
12/04/13 22:58:17.81 J+JcxZiq
 少女だって、こんな下種な言葉を吐き、下劣な行為に及ぶ男の子供を宿すよう
なことは絶対に避けたかった。
 半年前にこの部屋で強引に処女を奪われ、脅迫めいたことを言われて続いてい
る関係。
 避妊具を使わないで行為に及ぶ彼への防衛策として、ピルを使うようになった。 
 ただ、少女は今、別の目的で避妊薬を飲んでいた。
 少女はもともと生理が不順気味で、にきびやひどい腹痛などに悩まされ続けて
きた。ところが、薬と相性が良かったようでホルモンのバランスが改善し、少女
の肌や体調が整った。
 加えて、性的な刺激が体形へ影響していた。ウエストはそのままにバストとヒ
ップが発育して、人々を魅了するようになった。
 いつしか少女もセックスの魅力に取り付かれていた。男性を生で味わいたい、
そのまま精を子宮で受けたいという自らの欲求のため、毎日薬を摂り、こうして
脚を開くようになっていった。

 白い下着のクロッチ部分をずらすだけで、繋がることができる。   
 幾度とおこなった行為でも、少女の肉襞は少し色づいた程度で、厚ぼったくな
ることはなかった。
 ただ、奥から湧き出た蜜が下着との間に糸を引くほど湧き出るようになり、そ
れが少女の欲情の深さを示していた。
「自分で開けよ」
 教師が命令すると、少女は裂け目を自分の指で開いた。その中の肉の色の鮮や
かさと、恥ずかしそうに自分で性器を見せ付ける様に、教師の昂奮も最高潮に達
した。
 そのすぼまりに、太く開いた傘を擦り付けて粘液をまぶす。
「ふっ……あふ……あう……」
 先端全部にぬるつきをコーティングさせると、本能的に開閉して男根を誘う泉
の入り口に、どす黒い肉茎を呑み込ませていった。
「うっ……はあああああ!」
 押し入ってくるものから与えられる稲妻のような快感。すっかり虜になってい
るその感覚に抑えられない吐息と声。

72:淫美の連鎖
12/04/13 23:00:35.90 J+JcxZiq
 教師は中ほどまでで、その侵略を止めて少女の反応を味わった。
「ああ、お前の胎内(なか)は最高だ。包み込んでぐねぐね動きやがる……」
 少女が意識しないのに男を奥へ奥へと誘(いざな)っていく淫らな蠕動に、毎
回教師は酔った。その位置で淫壺をこじるように腰を左右に振った。
「はああっ! ……いや、もっと……もっと……」
 欲情が煽られる動きに、少女はつい我を忘れて求めてしまう。
「ちんぽを……おちんぽを、奥に叩きつけて! 私をずんずんしてぇ!」
 一層湧き出る潤滑液。教師は容赦なく最奥まで少女を貫いた。
「あはあっ! これぇ! ああああっ! おちんぽ! きてるぅ!」
「お前は絶対俺のものだからな! この体、たまんねえ!」
 少女は快楽に喘ぎながら、ふっと笑う。
“あなたは、オトコの中の一人よ”
 腕を教師の背中に回し、脚を腰にからめて、心の中でつぶやく。
“ちっちゃな翔真(しょうま)くんも、大学生の直哉(なおや)も、サラリーマ
ンの弘(ひろむ)さんも、定年を迎えた昭三郎(しょうざぶろう)さんも、私を
気持ち良くしてくれる”
 気が遠くなるような肉棒の抜き差しの激しさに、声を抑えられない。
“気持ちよくなるほど、私、綺麗になっていく”
 性急になってきた動きに、胎内を焼くようなペニスの熱さに男の限界が近いこ
とが分かった。自分の意識が遠のいていくのと、どちらが早いか分からなかった。
「ふうっ! 出るぞ! もっ、もう駄目だ!」
「ああっ! ああっ! だひてっ! ん……わたひ……いくぅ! いくぅ!」
「ああ……あああっ! 出すぞ! 出すぞ! ……孕め! 真由子(まゆこ)!」
「くううううぅ! …………うっ! ………………あっ! …………んはあ!」
“ああ、もう、ちんぽたまんない! あたし、ばかになっちゃう!”
 注ぎこまれている感覚が、例えようの無い幸福感にすりかわっていく。
 強烈な快楽に思わず肢体を反らせながら、少女は長い睫毛の瞳をうっとりと閉
じた。

73:名無しさん@ピンキー
12/04/13 23:02:49.39 J+JcxZiq
 今日はここまでです。
 あと、3日くらい? アップします。

74:名無しさん@ピンキー
12/04/14 09:47:16.17 0cZvPAfz
続きうpします。

75:名無しさん@ピンキー
12/04/14 09:48:39.22 0cZvPAfz
 ◇   ◇   ◇


 ○○女子高の新聞部の企画会議。特集記事の担当を決める時に上村紗雪(うえ
むらさゆき)は、そっと手を上げた。それから、小さく少し震える声で、
「あたし、考えている企画があります。近所の読者モデルで有名な方がいるので、
インタビューを取ってきます」
 全員が目を見張った。
 2年生の紗雪は部の中では一番おとなしく、どちらかといえば写真撮影とかレ
イアウトとか地味な仕事を好み、人と接しての取材は苦手だった。物怖じしない
下級生が取材する横で録音することもあり、取材ができない子として扱われてい
たのだ。
 その紗雪が取材する。それも相手は読者モデル……意外なことだらけで、本当
のところ、皆とまどった。
 顧問の竹原(たけはら)は、嬉しそうな顔で、沈黙を破った。
「いいぞ、上村。ターゲットもずいぶんレベルが高いな」
 その言葉に紗雪の顔は、ぼっと火がついたように紅く染まった。
 それから銀縁の眼鏡の奥の目を伏せて、
「雑誌だと気さくないい人そうで、綺麗な人だし、綺麗でいる秘訣とか、女の子
の関心が高いことを訊いて来ます!」
「アポ取れてる? その読者モデルって誰なの?」
 部員から質問が出る。
「アポは、まだ、です。でも、取ります。アポを取るのは―」
 紗雪は少し息を吸って、
「―中野真由子さんです。必ず、やります!」
 中野真由子は、ここ数年その美貌と洗練されたライフスタイルがさまざまな雑
誌に何度も取り上げられている。歳の離れた夫との間に一人男の子がいること、
化粧品やスキンケア用品などは化学物質を含まないものを厳選していること、掲
載雑誌が女性誌だけでなく、ハイティーン向け、マイナーな業界誌など多岐に渡
ることまでは研究済みだった。
 ただ、女子校の新聞部の取材に応じてくれるかは、やってみないとわからなか
った。だから、その名前を出したとき、アンテナが高い部員は、おっ、というよ
うな顔をしてから、すぐにやや不審な顔で紗雪を見やった。
 それでも竹原はうなずいた。
「やってごらん。どうしてもアポ取れないなら、俺も手伝う。みんなも取れない
アポあったら、俺に相談してくれ。―じゃ会議続けて」 
 紗雪は竹原に熱い視線を送った。
 その想いを伝えたいけれど、伝えてはいけないし、悟られたくないけれど、気
づいて欲しい。
 地味な自分はどうしても竹原の関心を向けられない。無防備に元気にしなだれ
かかれる他の生徒のようなことができないでいる。
 だから紗雪は決心していた。これを成功させて優しい言葉をかけてもらいたい。
褒められたい。
 おとなしい自分が、自分に振り向いて欲しい、という気持ちから、行動に移せ
たのが嬉しくて、つい顔がほころぶのを紗雪はうつむくことで隠していた。

76:淫美の連鎖
12/04/14 09:50:27.18 0cZvPAfz
◇  ◇  ◇

 
 読者モデルにインタビュー。
 中野という表札の豪奢な白い邸宅の前で、クリーム色のブレザーと青いスカー
トの制服の紗雪は立ち尽くした。
 こんなに上手くいくとは思わなかった。
 練りに練った取材内容、雑誌社を通じてのアポ取りと、初めてのことの連続だ
ったが、周りの協力を取り付けながら、実現できたことが信じられなかった。
 アポはあっさりと通った。けれど、まず取材するのは紗雪ひとりだけ、また紗
雪の顔のアップの写真、胸から上の写真と全身写真を送れという条件が変だなと
思いながら、そのとおりに制服姿の画像をメールで送信した。  
 恐る恐るチャイムを鳴らすと快活な声がした。外壁の戸の鍵が開く音がして、
上村さんね、入って入って、と促された。そこを入って敷石をたどって行くと、
大きな1枚板の玄関の扉があり、紗雪がそこにたどり着く寸前に開いた。
「いらっしゃい。道、迷わずに分かったかしら」
 その人からは、華という光が発せられていた。
 しっかりとメイクした顔の小さいこと。自信からあふれる笑顔はやわらかく、
誰もが惹きこまれてしまうのは当然のことだった。
 黒髪をしっかりまとめあげ、それを木製の品の良い髪留めいた。
 淡いブラウンのノースリーブワンピース。そこから伸びる、白く太くも細くも
無い腕。ウエストを同じ生地の帯でゆるく締めて体形が分かりづらいが、それで
も細身であることは分かる。スカートは膝上5センチほどで、形のいい脚にも目
が言ってしまう。
 こういう人間っているんだ、と紗雪は呆然とした。自分や周りの女性とはまる
で違う姿と雰囲気に、完全に圧倒されて声も出なかった。
「……あ! し、失礼しました! あたし、○○女子校の上村紗雪と言います。
このたびは―」
「入って。今日は本当に楽しみだったの、あなたに会えるのが」
 こんな言葉をにこやかに言われて、紗雪は完全に舞い上がった。なんだか涙が
出そうになった。
 心を躍らせながら、大きな玄関で慌てて靴を脱ぐ紗雪。
 その姿を真由子が舐めるように見つめていることに、紗雪は気づいていなかっ
た。
 それこそ、三つ編みで一つにした長い黒髪の先から、脱いだ靴を揃える指先、
黒いソックスのつま先まで、真由子の脳に連写写真を保存するかのように焼き付
けられていることなど、想像すらしていなかった。


77:淫美の連鎖
12/04/14 09:52:21.58 0cZvPAfz
「―若さを保つ秘訣? ……それ、難しい質問ね」
 何個かの質問を終え、予想以上のコメントをもらって、少し緊張が解けた時。
 真由子は、紅茶のカップを膝の上のサーバーに優美に置いた。苦笑いもたっぷ
り余裕を含んだものだ。
 白い壁と茶系の家具で統一されたリビングで、二人は白いソファに腰掛けて差
し向かいで話していた。脚を組んでゆったりと座る真由子は、細い眉を少し寄せ
て悩ましげな表情をしても、惚れ惚れしてしまうほど様になっていた。
「若さって、とても相対的なものよね。あなたが若いと思う人は私には老いてい
る人かもしれない。私がその秘訣を伝えても、他の人に役に立たないものかもし
れない。いえ―」
 笑顔の中で瞳が一気に翳りを帯びた。
「あなたの人生を劇的に変えてしまうものかもしれないわ」
 紗雪は硬直した。無難な質問だったはずなのに、こんな雰囲気になってしまう
なんて。選びに選んだものだったし、実はある雑誌の記事を読んだ上で、そのと
きの答えを期待していたものだった。
「あ、あの、中野さんを素敵にしているもの、女の子はみんな知りたがってると
思うんですよね。中野さんにしか効かないかもしれないものでも、ぜひ伺いたい
のですが?」
「そんなに知りたい?」
 悪戯っぽい口ぶりに紗雪は少し安心して、ええ、是非、と重ねて言った。
「月並みすぎて悪いけれど、偏りの無い食事、適度な運動、紫外線を避けること―」
 矢継ぎ早に出てくる言葉。紗雪はそれをメモしようとするが、あまりに多いの
で途中であきらめた。その記録は机の上のICレコーダーで取ってある。
「―それに、社会性も必要ね。自分がこの社会に必要とされているということ。
また、自分から必要とすることも体が活性化するわ」
「社会性。わかります」
 自分が竹原先生に認められたいということと同じかもしれない、と共感のうち
に復唱した。
「この世には男と女しかいないのだから、その関わりを持つ方法を知ることね。
―ね、紅茶冷めちゃうわ? 飲んで飲んで。あなたのためにちょっといいのを
淹れたの」
 紗雪は慌ててカップに口をつける。緊張で乾いた喉に、適度な温度の芳しい紅
茶が、するするとカップ半分の量、簡単に流れていった。
「今、関わりの方法という話が出ましたが、それはどんなものですか」
「それこそ、私を磨き上げ、生きていく糧になるものよ」
 輝く白い膝を組み替えて、真由子は少女を見つめた。
 気さくに話を聞かせてくれていた女性が、急に雰囲気を変えた。 
「それはね……セックス。セックスよ」
 彼女は、しっかり、ゆっくりと2度も女子高生に答えた。
 紗雪は当惑した。冗談なのか、本気なのかわからなくて、自分の聞き間違いの
ような気もした。
「ええと……え? あの……」
「セックスを愉しんでしまうのよ。男に愛されて、愛して女性ホルモンを出すの」
 正面のソファに座る紗雪に諭し始めた。
「いい女でいるということは、フェロモンが出ている証拠。私の場合、ちょっと
顔が良かったから男が寄ってきたけど―」
 こういう美人が言ってのける自賛に、紗雪は気圧(けお)されながら、認めざ
るを得なかった。
「たくさんの男とセックスしたわ。抱かれたし、抱いた。年上も、年下も。もの
すごく偉い人とも、無一文の人ともしたの。妊娠しないための薬も良かったみた
い。どんどん肌が綺麗になっていった」
 言い終わってから、大きな二重の目で紗雪を見据えた。紗雪はたまらず目を伏
せた。
「私ね、あなたが来たとき、『昔の私だ!』って思ったわ。にきびっぽくて、い
つもむくみ気味で、髪がパサついてて、何より―」
 優しくて強い瞳で、紗雪を見つめる。
「―自分の秘めた綺麗さに気づいていなかった」
 真由子は立ち上がって、紗雪の隣に座った。ぐらりと、自分の体が沈み込む方
に自然に傾いた。自分の頭が真由子の肩に乗った。

78:淫美の連鎖
12/04/14 09:54:37.96 0cZvPAfz
“え、何? あたし、どうなっちゃったの?”
 体が思うように動かない。それがわかっていて、真由子に寄りかかっている。
「あ、あの、あたし……」
「いいのよ。紗雪ちゃん、楽にしてね」
 ぬくもりが紗雪の体に溶け込んできた。ほのかな香水の薫りが、さらに紗雪の
頭の中を心地良く麻痺させていく。何故だか、涙が自然ににじんできた。
 そのやわらかくなった肩を抱き寄せて、真由子は紗雪の頬に手を当てて、自分
の方に顔を向けさせた。間近すぎる麗人の瞳のきらめきに、紗雪はた易く惹きこ
まれてしまった。
 緩んだ唇に唇が重なった。甘い接触にくらりとするのもつかの間、真由子の舌
が忍び込み、下唇と歯を撫ぜた。紅茶と口紅の薫りが口腔に滑り込む。
“紅茶?!” 
 何か薬を入れられていたことに紗雪は気づいた。
 けれど、初めての行為は甘美の極まりだった。つい真由子に体をまかせてしま
いたくなった。
 だが、紗雪は理性を振り絞って、力のこもらない腕で突っぱねようとした。レ
コーダだって停止しないままで、悩ましげな息や衣擦れの音は録音され続けてい
た。眼鏡の奥の目は、怯えを隠せなかった。
「いへまへん、いへませんたら………………んんっ!」
 拒否の分だけ、舌は残酷なくらい奥に潜り込む。そして、麗人は少女に唾液を
注ぎ込むように、上向けた顔に深いキスを見舞った。
「……んんっ?! …………んむうううっ?!」
 手がブレザーの中に滑り込んで、胸の丸みを確かめる。女性の手に収まってし
まう慎ましいふくらみに、
「紗雪ちゃん、可愛いおっぱい。敏感なのね。体が熱くなってる」
 と服の上から一番高いところをつまんだ。 
 紗雪は頭を振って、拒否する。
“怖い! こわい! こわい!”
 自分が逃げることが出来ない状態で淫らな愛撫を、しかも初対面の女性から受
けて、とにかくおののくことしかできない。
「やらっ! いやらっ!」
 そんな少女の表情を堪能して、口の端を上げて嗤うと、真由子は紗雪の膝にお
いていた手を肌に沿わせて、奥に忍びいれようとした。


79:名無しさん@ピンキー
12/04/14 09:55:50.96 0cZvPAfz
今日はここまでです。

80:名無しさん@ピンキー
12/04/14 18:14:42.75 52HKMUIb
おお投下きてた
乙です

81:名無しさん@ピンキー
12/04/15 01:12:54.92 MOn9vrNZ
おお、乙です!

82:名無しさん@ピンキー
12/04/15 13:05:49.19 kYqrOT7O
 つづきです。

83:名無しさん@ピンキー
12/04/15 13:06:19.04 kYqrOT7O
 リビングのドアが開いた。
 若い男。細身の黒のスーツ、青いシャツ。少し茶系の髪は耳にかかる長さ。
「ああ、もう始めていたんですね」
「亮二(りょうじ)くん、おっそーい」
「この娘(こ)かあ、素朴な感じがすっげえそそる」
「……?! ……?!」 
 見知らぬ男性に三つ編みの髪をいじられて、ただでさえ父親以外の男性と縁が
無い紗雪は気が動転してしまっていた。
 紅茶に仕込まれていただろう薬物のせいか、目に見えるものがぶれて見え、ど
んな男性なのか、はっきりとしない。だが、自分が真由子にに体をまさぐられて
いる状況をこの男性に見られてしまった事実は大変なショックだった。
「あとね、女の子にいやらしいことしている真由子さんも、すげえ綺麗だ」
 近寄ってきて真由子の隣に座ると、ノースリーブの服の隙間から手を差し入れ
た。
「ああ、真由子さん、乳首こんなに立たせて。……バイだったんですか?」
「ふふ……ん……かもしれない」
 亮二に耳をキスされ、うっとりと目を閉じてから、真由子は紗雪に囁いた。
「この男の子は亮二くん。私の助手、かしら。んー、本当のことを言えばセフレ。
わかる?」
 恋愛のことに疎い紗雪だが、セックスフレンドの略ということは知っていた。
 頭の中が疑問符で埋まっていく。今、自分にされている仕打ち、真由子と亮二。
動揺と混乱で、整理が出来ない状況。
 真由子の指が紗雪のスカートをめくっていく。震えてしまう腕は抗えず、その
まま指の侵入を許してしまう。
「やっ! うあっ……やめ……」
 紗雪の肌の白さに合った白い下着に降りた指は、やわらかな感触を求めてさま
よう。
「ど……して。……ふあっ……こんな……あんっ……」
 週に数度だけする自分の指での慰め。けれど、いつもの数倍の心地良さが体に
生まれる。
 紅茶の薬がいけない。薬のせいで、自分はヘンになっている。
 不条理な今の状態にそう言い聞かしても、同性が繰り出す的確で気を配った責
めに、淫らな吐息が漏れてしまう。
「亮二くんっ! ああっ! はああっ! ……そんなに強くクリいじらないで!」
 紗雪の耳元で喘ぐ真由子。
 亮二の手は、読者モデルの股間に入り、激しくまさぐった。
 引き抜いた手の濡れた指先をかざして、
「ノーパンかよ。真由子さん、ほんとに淫乱なんだなぁ」
「だって、家の中だもん……」
「この子の前に座ってたんでしょ、見えちゃうかもしれないじゃない」
「ふふ……いいの、見られても。今日はそのつもりだったから」 
 目元に妖しい雰囲気を漂わせた真由子は、紗雪のシャツの青いリボンを解いて、
ボタンを外し、へそを探ってから指を上にせり上げていき、カップの中に潜り込
む。もう片方の手の指は、下着の湿りを愉しんでから、時折生地をくぐって直に
襲う。
「はぁ、はぁ、はぁ! ……あん、ん、ん、ん!」
 自分の指を噛んで耐える紗雪。
「ああ、紗雪ちゃん、その仕草可愛いなあ。……ああ、俺、もう脱ぎますよ!」
 愛液に濡れた指のまま、亮二は服を脱いでいく。脂肪が少ない筋肉質な体が現
れ、あっと言う間に、前を大きく膨らませた下着姿になると、紗雪の前に立った。
「紗雪ちゃん、見てよ。君の卑猥な顔のせいでこんなになってるんだ」
 と、ずり下ろした下着から飛び出して上を向く棒状の黒いペニス。その根元は
毛をそり落としてしまっているため、長く見えてしまう。
「やらっ! やらぁぁっ……」
 初めて見てしまった勃起状態の節くれたそれ。
 もう、どうしていいのかわからない極限に追い詰められ、意識が遠のいていく。
 紗雪は底が深く柔らかなソファの中に沈み込んでいった。

84:淫美の連鎖
12/04/15 13:11:14.45 kYqrOT7O
「――んあっ! はっ! はっ! おぅ! りょ、りょうじくん!」
「真由子さん、今日、激し過ぎ!」
 再び目を開いた紗雪の前で、さっき真由子が座っていたソファの上で、全裸の
亮二の膝に、ワンピースを着たままの真由子がまたがっていた。
 ソファのスプリングを使って真由子は体を上下に弾ませ、亮二は真由子の背後
で、服の上から胸を鷲づかんでいる。
 股間から聞こえる、粘りを帯びた、にちゃ、ちょぷ、という音。汗や、営みの
生々しい匂いが、対面の紗雪まで振り撒かれている。
 亮二の手が、ワンピースのスカートの中に入っていく。
「やあん! クリだめえ! 感じすぎちゃう! くぅ! ああん!」
 髪留めが取れて、長い髪が振り乱されていた。上気した顔で焦燥混じりに訴え
る真由子は、出迎えてくれた華やかな女性とはまるで別人のようになってしまっ
ていた。
“せっくす……してるの? なんで? 旦那さんいるのに……”
 回復したばかりの意識はまだ覚束ない。しかし、真由子が着ているスカートで
見えないながらも、真由子の妖しい表情から、今まさにセックスの最中であるこ
とを確信した。
“いやらしい……のに、綺麗……中野さん、すっごく綺麗な顔……”
 とろんとした思考の中で、二人が舌を擦り付けてから、むしゃぶりつくキスを
交わすのを見ていた。
「……あ……やら……」
 紗雪の体が、にわかにぞわぞわっとさざめいた。二人の行為に、紗雪の中に芽
生えつつある女性の欲求がかき立てられていた。
 膝をすり寄せた。いつもしているように、自分で秘所に手を差し向けようとし
て、すんでのところで留まって、スカートの端を指でつまんだ。
「はぁ……あらぁ、目が覚めたのね、紗雪ちゃん。私たちを見て、感じちゃって
る?」
「ち……ちぎゃいます……」
 見透かされた気持ちを否定する。
「なかのひゃんが……えっちになるくすりを……こうちゃに……」
「私は、精神安定剤しか、入れてないわ。ふふふ……」
 ふくみ笑いの妖艶さが、紗雪を優しく拘束していく。
「『えっちになる』のは、あなたの素質だわ。いやらしい、紗雪ちゃん? ―
あうっ! あああっ!」
 再び亮二に激しい動きを見舞われ、天井を見上げた真由子。
「この服、脱がしちゃうよ」
「ああ、そんな、下からなんて?!」
 亮二はワンピースのスカートをウエストまでまくり上げた。さらに、一気に上
まで持っていって、服を床に落とした。
 シミ一つ無く、セックスの昂奮で艶を増した光沢のある肌。
 前を向く乳首が乗った乳房は、きちんと張りのある丸さを維持して、男の突き
上げに合わせて揺れている。右の乳房にあるほくろは淫猥さを彩るアクセサリー
になっていた。
 ウエストもたるみどころか、若い女性のような絶妙なカーブに思わず手を伸ば
したくなる。
 さらに亮二は、真由子の膝を開かせて、さらに奥を指で開いて、紗雪に見せ付
ける。
「紗雪ちゃん、ちんぽがまんこに入っているの、わかる? で、真由子さんはビ
ッチだから、こんなところにピアスしてるんだ」
「あ、はずかしい……いや、見ちゃ、いやぁ……」

85:淫美の連鎖
12/04/15 13:12:37.78 kYqrOT7O
 さっき見た逞しいものは、やはり毛をそり落としてある開かれた真由子の中に
埋め込まれて行き来していた。欲深く色づいて呑み込む肉の中から、濁った恥蜜
が流れ落ちていた。
 襞の最上部の表皮に金色のピアス。亮二はそのピアスに指で淫液を塗って、そ
れを露出してしまっている淫蕾に当てる。
「ひやあああっ! りょう、じ、くん! 
「締まってきたよ。真由子さん、イっちゃえ、ほらあ!」
「あああああっ! …………はっ! んっ!」 
 亮二に体をもたせ掛けるように体を反らせて、真由子は動かなくなった。
 すぐにがくんがくん、と跳ねる肢体。閉じることを忘れた脚の付け根の肉の入
り口から、その証しが滴った。
 あきれた表情ながら、満更でもない亮二が、しこりきった乳首を弄りながら、
「真由子さん、紗雪ちゃんに見られてるから、すぐイっちゃったの?」
 恍惚の表情をはしたなく晒して、真由子は呼吸を整えてから答えた。
「そう……かもぉ。すっごいのが、きちゃった……」   
「でもさ、紗雪ちゃんがさびしそうだ」
「わかってる。お膳立てするからぁ……」

 真由子は亮二の膝から降りると、猫のように床を四つんばいで紗雪の足元にや
ってきた。
 動けないでいる紗雪のスカートのホックを外して、抜き取ってしまう。
「や……やめへぇ……」
「ああ、本当に綺麗な脚……」
 すねから膝までキスの雨を降らせて、腿の内側をねっとりと舐め上がる。
「いやぁ……」
 弱弱しい拒否の言葉は何の効き目も無くて、真由子は真っ白の下着に手をかけ
て、ずり下ろす。
「ああ……もうべとべと。ぺったりくっついて」
「はずかひいこと、いわないれ……」
「見せて……紗雪ちゃんのここ、見せてね」
 亮二とのセックスで快感に濁っていた目は、今はきらきらして、しどけなく緩
んだ紗雪の秘密の場所を暴いている。
「やめへぇ、やめへよ……いやぁ」
 少ない茂みの閉じた部分を開くと、その中身は身持ちの堅い少女らしく薄い肉
の中から桜色の裂け目が現れた。執拗で丁寧な真由子の手ほどきを受けて、今ま
で経験したことがない恥ずかしい液を沁み出させていた。
「可愛いわ。私もあなたの頃は、こうだったの」
 真由子は、顔を近づけると、少女の性器にキスをした。



86:淫美の連鎖
12/04/15 13:14:36.07 kYqrOT7O
「ひやあああっ!」
 反射的に、膝を閉め、手で真由子の顔を押そうとした。真由子は、紗雪の腰に
抱きつくようにして顔を埋め、そのぬるみのとば口から、一番上の紅芽まで舐め
上げた。
「ひっ!? んあああっ!」
 しつこく少女の汁を掬い上げる真由子。濡れてやわらかい舌先の心地良さに、
少女の声は抑えられない。
「ああんっ! ああっ! んっ! んあああっ!」
 しこりきって、表皮から剥き出した敏感な突起を、唾液をたっぷり乗せた舌で
左右や円を描いて可愛がる。
「それは! やめぇ! おかひくなっちゃうのぉ!」
 激しい舐め取りをしたかと思うと、甘噛みを見舞う。
「ひいい! い……うあっ! あうっ! あうっ!」
 舌と唇と歯で織り成す、さまざまなバリエーションの刺激。
 永遠に続くかと思われる長い愛撫に、体も心も蕩けていく。
いつしか、鋭角だった腿の角度は、大きな鈍角に緩まっていた。真由子の舌の
技巧に紗雪は完敗して、女性の悦びの只中に引き込まれていた。
「処女のくせに、エロい声出す娘だね」
 亮二は、湯上りのように肌が染まった少女を横抱きにして、背中から回した手
で乳房を包み込んでやわやわと揉んだ。
 耳の穴に息を吹きかけた。すかさず小さな肩をすくめた反応に嬉しそうに微笑
むと、紗雪の手をとって、自分の腹に置かせた。
 それから、耳元に唇をつけながら尋ねた。
「さっき、おちんちん見たね? 嫌だった?」
 紗雪は目を閉じながら、こくん、とうなずいた。
「汚そうだった? ごつごつしていそうだった? 嫌なとこって、そんな感じ?」
 首を振る少女。自分がどうなってしまうのかわからない恐怖と、全裸で誇示す
るデリカシーの無さが嫌だった。
「だったら、触ってみると、なあんだと思うよ。ほら」
 亮二は自分の手を重ねて、汚れを綺麗に拭ったそそり立つものを握らせた。


87:淫美の連鎖
12/04/15 13:15:40.96 kYqrOT7O
「……!!」
「どう? 温かいだろ。堅くてビンビンするところもあるけど、ぷにぷにしてい
るところもあって」
“あ、本当だ……”
 かろうじて自分の指が回りきる肉の棒の感触は、血の流れを受けて熱く、血管
の筋はグロテスクだがやわらかい。
「僕は、その先端の広がっているところを軽くこすられるのが好きなんだ。君の
性器と同じように、男の性器もいじられると気持ちよくなってしまう―」
 そこに手を移されて上下に動かすと、ペニスは小さく痙攣して先端から透明な
露を浮かべた。
「―さあ、上手くできるかな?」
 励まされるように、胸を揉まれる。
 目がくらみそうになりながら、紗雪はそこを重点的にこすった。
「ああ……上手いね、紗雪ちゃん……とっても気持ちいい……」
 褒められて嬉しくなった紗雪は、より熱心に手を動かした。
 自主的に手を動かし始めたのを見て、亮二と真由子は目くばせをした。
 舌での愛撫をやめた真由子は、銀色に光る金属の器具を手にして、それを紗雪
の秘所にあてがおうとしていた。紗雪の視線に気づいた真由子は、その器具をか
ざして見せた。鼻毛を切るための小さなはさみだった。
「紗雪ちゃんの処女膜、切っとくわ。だってこれから―」
 にっと笑って、続けた。
「―亮二くんと初めてのセックスするのに、痛みや出血は嫌でしょ」
「男のちんぽを入れられると、真由子さんみたいに狂っちゃうよ。だから、もっ
とさすってね」
“……そう、ね。このおちんちん、あたしのなかに、入れられちゃうんだわ―”
“もう、どうにでもして……”
 薬と衝撃の連続と失望、さらに開発されつつある性感と期待が、少女の抵抗を
失わせていた。
 注意深くはさみを入れる真由子をじっと見つめているように見える紗雪。
 眼鏡の中に見える瞳の焦点は、もう合っていなかった。
 冷たかった刃物の感触も、自分の体温に溶けて消えていた。

88:名無しさん@ピンキー
12/04/15 13:17:34.51 kYqrOT7O
今日はここまで。全部うpし終えるのは火曜ぐらいになりそうです。

89:名無しさん@ピンキー
12/04/15 15:43:20.66 MOn9vrNZ
超GJ!!

90:名無しさん@ピンキー
12/04/17 19:45:44.99 95TOfBbw
うpするの忘れてました。ごめんなさい。続きです。

91:名無しさん@ピンキー
12/04/17 19:48:13.57 95TOfBbw
 全ての服を脱がされて、バスタオルを敷いたソファにピンク色の体を横たえた
紗雪。
 その足元にいる亮二は、紗雪の片方の膝を立てさせ、もう片方の足をソファの
背もたれにかけた。
「…………」
 こんなに大きく脚を開いても、すでに抗うことを忘れて脱力した少女。
 今日までずっと秘めていた部分を晒して、今、そこに男性のペニスの大きな先
端が上下に擦りつけられた。
「ん……あん……」
 僅かに反応する紗雪の声を聞いて、真由子はふくらみがわかる紗雪の乳房を手の
ひらで包んで、乳首をやさしく転がした。
「ん……中野、さん」
「真由子でいいわ」
「あたし……こわい……」
「亮二くんは優しくしてくれるからね。安心して?」 
「真由子さん……キス……キスして」
 とにかくすがりたい気持ちを、真由子との口づけで甘えることで溶かした。
 その時、亮二が亀頭の分だけを紗雪のすぼまりに納めた。
「ふっ! ……ふうう」
「痛い? だめ?」
 口を離した真由子に聞かれ、ふるふると頭を振った。
 実際、潤滑液がふんだんなせいか、さっきの真由子のおかげか、痛みや苦しみ
はなく、自分の体に何かが入った違和感に戸惑いを見せた。。
「入り口の締め付け、すごいよ、気持ち良いよ、紗雪ちゃんのここ」
 亮二は大きく息をついた。静かにふた呼吸すると、亀頭を外に出しては入れた。
その度に、ぐちゅり、じゅぼ、という音が響く。  
「……ん……んん?……はぁ……んはぁ……」
 クリトリスからの刺激とは違う、曖昧な感覚。不愉快なものではなく、亮二が
出し入れを繰り返すたびに、感動的に深く大きくなる。
「……ああ……ああん……や……これぇ」
「良くなってきた? すごいヌルヌルだよ」
 かき出されるぬるつきは、ゆるゆると滴って、敷いたタオルにたどり着いてい
た。それを見てから、亮二は入れた状態で動きを止めた。
「徐々に、紗雪ちゃんのまんこ、開拓しちゃうよ。」

92:淫美の連鎖
12/04/17 19:49:42.86 95TOfBbw
 真由子は、紗雪の眼鏡を外して、たたんだ制服の上に置いた。
 覆いかぶさるように深いキスを始める。同時に胸への強めの愛撫を再開する。
 亮二は、1ミリ単位で肉塊を埋める振幅を深くした。紗雪の声や体の反応に注
意しながら、焦らずに奥をうかがった。
「んっ! んんっ! ……ふーっ、ふーっ……んはっ! はあ!」
 熱い男のものが過ぎるたびに、じんじんと起きてくる言いようの無い感覚、頭
を痺れさせ、体の末端まで伝わっていく快美感。
 一突きごとに長くなっていくストロークに、少女の頭の何かが書き換えられて
いく。
「いいの? 紗雪ちゃん、おちんぽ、いいの?」
「……いいっ……ああんっ!……ちんぽ……すごい……」
 恥ずかしい言葉で真由子に訊かれて、ついそのまま答える紗雪。
「ちんぽって言っちゃうんだ? すっげえやらしい子だな―お、ここが行き止
まり」
 辛抱強く奥を探っていた亮二が動きを止めた。まだ全部を入れていないが、
紗雪の処女だった場所は、最奥に黒い陰茎を呑み込んで蠢いている。
「女の人は、中が感じる人と、外側が好きって人がいるけど―」
 亮二は、深く埋めたまま、慎重に円を描いて腰を動かす。
「ふあっ!? ……んあんっ! ひあっ! ……だっ……めぇ!」
 適度にしなる堅さの肉をほぐされ、先端を子宮口になすりつけられる。
「紗雪ちゃんは、初めてで、中で感じて、こんなにアヘ顔になるんだね」   
「紗雪ちゃん、ほんと、可愛い」
「んなああ! ひやぁ! ……うううっ!」
 乳首を舐める真由子は、指を脇腹に滑らせて、お尻の形を愛でて、茂みの中に
潜り込ませて、クリトリスをくじった。
「きゃうう! それ、ほんと……やめてぇ!」

93:淫美の連鎖
12/04/17 19:51:51.11 95TOfBbw
「俺、動くよ。我慢できなくなってきた」
 抜ける寸前まで腰を引くまでの、ひっかかる傘の部分の刺激。
 奥まで入れたときの、好きなポイントをいちいち擦って、最後に奥をこじる有
無を言わさない堅さ。
 それが快楽という麻薬で少女を連続で、継続で追い詰めていく。
「ああっ! ああっ! んはっ! ふうああっ! ……っくあ!」
「紗雪ちゃん、我慢しないで。怖がらないで、感じればいいの」
「あああっ! まゆ、こさあん……あたし、ヘンっ! ヘンなのぉ!」
「いいのよ。そのまま、どこまでも気持ちよくなってもいいの」
 胸に当てられた真由子の手を思わず握る紗雪。
 少女は、終わりの見えない男の力強くリズミカルな動きに、ついには意識が吹
き上げられるような気がした。
“なにこれ、ああ、なんにもかんがえられないよぉ!”
 誰に触られ、誰と体を交わし、自分がどこにいて、自分がなぜここにいるか、
ついには自分が誰かも曖昧になるほど、頭が白く濁っていく。
「はぁ! はぁ! あたし、これ、なにっ! すごいのっ! すごいっ!」
「紗雪ちゃん、イっちゃいなさい。さっきの私みたいに、突き抜けちゃいなさい」
「ああっ! もう、だめっ! だめっ! だめええええっ!」
 その瞬間、紗雪の体が固まり、ぴくりぴくりと痙攣を始めた。
「ああ、すげえ締まる。俺も、出そう!」
 亮二は、少女への手ほどきという役目を投げ捨て、自分本位の動きに変わった。
 射精を促す自らへの報酬のように、容赦の無い打ち込みを紗雪に見舞った。
「…………ふはっ! あ……あっ! あっ! うあっ!」
「ああ、ぐぅ! ほうら、出る! 紗雪ちゃんの中に、出る! ……くああっ!」
 我慢を重ねて勢いを増した迸りが、最奥に飛びかかった。それが開発されたて
の少女の中に幾度も注がれた。
 びくんびくんと、自分の中で跳ねるもの、その度に温かいものが溜まっていく。

“せーえき、だされてる……”
 分かっていても、もうどうすることもできない。
“あかちゃん、できちゃう……けど……ああ……きもちいいの……”
 子宮から放たれる禁断の多幸感に、少女はなす術も無く酔っていた。
 劇的な快楽が終わってから、余韻交じりに繰り返す波にも、心が満ちる気がし
た。

「じゃ、あーんして?」
 真由子に言われて、口を開ける。薄目を開けると、錠剤だった。
「アフターピル。妊娠しないようにね。でも毎日のピルのほうが妊娠しないのよ」

“ああ、真由子さんの言ってたこと、わかりましたぁ……”
 
 言葉にならない実感。それを全身で受け止めて、錠剤が体の中に落ちていくの
を感じながら、紗雪はソファの中に沈み込んだ。

94:淫美の連鎖
12/04/17 19:55:20.08 95TOfBbw
◆  ◆  ◆

「上村さんって変わったよね」
「うん、スカート上げて、脚出し始めたよね」
「肌、きれい過ぎ……ねー、誰か紗雪が使ってるファンデ知ってる?」
「ちょっとぉ! いつの間にか、あの子に胸負けてたあ!」
 紗雪は変わってしまった。
 真由子の家に通うようになり、美のノウハウを学ぶようになった。
 ストレッチ、栄養と料理方法、化粧品の選び方、コーディネートの極意―
 その一環として、その度にセックスを重ねた。オトコの悦ばせ方、オンナの悦
び、ひとつひとつ丁寧に学んで行った。
 ピルを飲むと全く違う世界が開けた。生身で挿入される悦びと愛され方に耽溺
していった。それに体調も良くなり、肌も見違えるほどきめ細かくなった。
 その結果、洗練された動き、磨き上げられた肌、大人びた物腰と余裕、女性ら
しいプロポーションで、一躍校内の評判となった。   

「なんだ、この記事は!」
 新聞部の部室。他の部員を帰らせて、紗雪と竹原だけの部屋。
「俺をからかってるのか! 出来の悪いいかがわしい体験手記じゃないか!」
 机の上に叩き付けた原稿と写真。裸の紗雪が男に組み敷かれた場面だ。
「出来悪かったですか? 体験はしましたが。画像もご覧になったんでしょう」
「上村……お前なあ……」
「先生がおっしゃったことですよ。『見聞きしたことをそのまま記事にしろ』っ
て。だから、あたしは真由子さんのところで、セックスしてきました」
「何を言ってるのか分かってるのか。お前、頭がおかしくなっちまったのか、最
近のお前、何だかヘンだぞ!」
 その言葉にも艶然と微笑む余裕に、竹原は言葉を失った。
 紗雪は、入り口のドアを閉めるとゆっくりと鍵をかけた。
 それから、三つ編みを止めていたリボンを解くと、軽くウエーブがかった長い
黒髪が流れた。紅いフレームの眼鏡をたたんで、机に置いた。

95:淫美の連鎖
12/04/17 19:58:19.76 95TOfBbw
「ねえ、先生。オンナが綺麗になる方法わかっちゃったあたし、見たくないです
か?」
 そっとたくし上げる始めるスカート。太ももの部分が終わると、毛を剃りあげ
てしまった股間が現れた。
 紗雪は片方の足を机に載せると、片手の指で割れ目の肉を開いた。
 埋もれていた襞の一番上に光るもの。
 小さな銀色のピアスがつけられて、その下の秘芽は露出して尖っていた。
「オンナになっちゃったんですよ、あたし」
 妖しく笑う紗雪。おとなしかった少女が、今、何かに取り憑かれたかのように
男を誘っている。
「今、いっぱい、いっぱい、いろんなオトコの人としちゃってます―」
 かすれた声で、囁くように。
「―ナマで、いっぱいしちゃってます。先生、最後にナマでしたの、いつです
か?」
「お前……」
「先生、あたしとナマでしませんか?」
 生徒のそのふしだらな姿から目をそらせない教師。それどころか、血走りかね
ない位の視線を送り始めて、ズボンの前が少しずつ膨らみ始めた。
 黙って教師は紗雪に近づいて、見上げる紗雪を見つめる。
 やがて、鼻息が荒くなり、机にかけた膝に手をかけ、ひざまずくと開いた肉の
部分に顔を埋めた。
「ああん!」
「上村、内緒だぞ。こんなことばれたら、破滅なんだからな」
「『頭のおかしい』あたしと……んあっ! ……したいんですね」
“ああ、竹原先生もオトコなんだぁ”
 舌が入ってくる。思わぬ長さのものが中に滑り込む感覚に、吐息が漏れた。
「ああ、すごいです……」
 紗雪は目を細めて上を仰いだ。
 
 きもちいいって素敵。これがあるから、生きてるのが楽しい。
 自分が日々輝いている、活力がみなぎるという実感が湧く。
 オトコに愛される自分にしてくれるピルと、そのきっかけを与えてくれた真由
子に感謝している。
 自分が想いを寄せた先生は、今、あたしのもの。その満足感に、腰のあたりに
ぞくぞくっと快感が走った。
 先生は、どんな格好であたしを抱いてくれるの。どんな愛撫をするの。どんな
形をしてるの。どのくらいの量を注ぎ込んでくれるの。
 
 指を尻の肉に食い込ませて、貪っている教師の頭を手で抱えて、紗雪は少し強
く自分から押し付けた。

                                       完

96:名無しさん@ピンキー
12/04/17 19:58:58.28 95TOfBbw
お粗末でした。
では、またどこかで。

97:名無しさん@ピンキー
12/04/17 20:32:11.09 bzIxVbvX
乙です!情景が浮かんできます

98:名無しさん@ピンキー
12/04/18 00:50:16.09 nb0iuJII
乙!!

99:名無しさん@ピンキー
12/04/18 04:33:14.77 jEvbUONC
御疲れ様です

ところで >>68-72 と >>75-95 ってタイトルや舞台が同じなだけで別物の2部構成?

100:名無しさん@ピンキー
12/04/18 05:30:10.96 wmSgKpHB
>>99
 >>68-72は真由子さんの若い頃
 >>75-95は真由子さんが紗雪を開発するという
 あくまで一続きの話です。
 分かりにくくてごめんなさい。

101:名無しさん@ピンキー
12/04/18 10:34:49.69 0YFtBRkr
コンドームつけてる時間が我慢できないって淫乱女いてワロタ

102:名無しさん@ピンキー
12/04/21 16:06:51.72 QrmfK6fs
「○ーくん…おっぱい触って…?」
「やん…おててくすぐったいよぉ…」
「おっぱいすき…?おっきいのすき…?」
「ぎゅーっ…。えへ、○ーくぅん…」
「はぁん、○ーくん…かわいぃ…」
「あっ、あっ、おっぱい、ちゅぅちゅぅしちゃうの…?あん…」
「えへへ、○ーくんいいこいいこ…おっぱいおいし…?」
「おっぱい、きもちぃの…。ぁ、ん、んふ…っ」
「ふあっ!ぺろぺろしたらぁ…っ!おまんこせつないよぉ…っ」
「…あ、○ーくん、おちんちんかたくなってるぅ…」
「んふふ、○ーくぅん、一緒にぺろぺろしよ…?」
「…ぁは、○ーくんの、おちんちん…っ!」
「はふ…すきぃ…。んちゅ、ちゅぅ」
「ふっ!はぁっ、あっ、あんっ」
「あむ、むぐ、じゅ、じゅるっ」
「おいひ、ぃ、れるぅ」
「んっ、ん、くぷ、ぢゅうぅぅっ」
「じゅっ、んむっ、じゅるるっ、ぐちゅっ」
「んは、おちんちんで、おくちいじめられるの、きもちぃよお…」
「ん、んー、はぷ、ちゅうっ」
「んっ!ふぁ、らめ、くぃとぃすっらめぇっ」
「あー、あっあっそこらめ、ひゃめぇっ!」
「…んぶっ!んっ!んっんっんっ」
「ぐぢゅっじゅるっ、じゅじゅう…っ」
「…っぷぁ、はぁあ○ーくんだめぇっ、あっあ!あっ!あ!…!…っ!」
「くりとりすぺろぺろだめぇ…!いっちゃうのぉ…!ふぁあん…!○ーくうん…っ!」
「ふぅっ…!ゆびくちゅくちゅやめてぇ…おしりびくびくしちゃうよぉ…」
「あっ、あっ…○ーくんにクリイキおまんこ見られちゃってるぅ…」
「○ーくんのべろ、あったかぁい…。ふぁ…」
「ん…ずぽずぽしたい?おちんちんいれていいよ?×××のおまんこにずぶうってして?」
「あはっ、はやく、はやくぅぅ…!」
「ふぁんっ…!あー、あー、あ」
「あー、ほかほかだよぉ、おちんちんきもちいよぉ…っ」
「○ーくん…、○ーくん、すき…。ちゅう」
「んちゅ、ちゅっ、あむ、れちゅ、んふ」
「○ーくんすごい、おちんちん、ひっかかるのっ…!」
「なかずるずるってしてる、の、っはぁっ、きもちい…っ」
「あっ、○ーくん、○ーくんっ」
「んっ、おなか、ずんずんってぇ!ぃひっ!」
「おなかと、おまんこ、きもちっ、ぃ、あんっいいよぉ!おまんこいぃ…っ!」
「あーっ、へはっ、きもち、きもちぃっ!」
「うううっ!もっとぉ!もっとずんずんしてっ!×××のおまんこぐりぐりしてぇっ!」
「んひんっ!○ーくんそこぉっ!いまのっ!いいよぉ!」
「はぁあ、いっぱいぃ、いっぱいだよぉ、きもちいよぉ」
「○ーくんのっ、おちんちん、きもちいのっ、すごいぃ!」
「すごい、すごい、すきっ!すきなのぉ!おちんちんすきぃ!」
「あー、あー、すごいっおまんこすごいっ!ごりごりっ、いっぱいっ、んはっ!いっぢゃうう!」
「はああぁ、あはあ、いってるいっちゃってる、あっ、あ、やめないでぇえ!おまんこやめないでえ!」
「いくっすごいのっまたいってるのっずっといってるっ!はへえぇまだいくのぉあっあっあっきもちぃよお」
「ふぅうんきもちぃきもちぃ、あっあっすきっ!おまんこすきっ!おちんちんきもちいひっんはぁっ」
「あーっあっあっ…おまんこぉ…はぁ…にゅるにゅる…きもち…」
「うぅう…はふぅ…好きっ…好きだよぉ…!」
「んう…!○ーくん○ーくん…すきっ…!はぁ…」
「ちゅーして…?ちゅー…んふん…ちゅ…、くちゅ、れ、れる…」
「あ、あ、あ……×××、とろけちゃうぅ……」
「はあ、えっちなの、とまらないよぉ…」
「…また…かたくなったね…?えへ」
「もっかいしよぉ…?○ーくぅん…」

103:名無しさん@ピンキー
12/04/26 02:03:29.52 lfsnTot8
あげ

104:名無しさん@ピンキー
12/05/17 15:28:52.91 1rRyNGtW
あげ

105:名無しさん@ピンキー
12/05/23 23:51:49.27 mKpYHap8
淫乱な女の子ばかりいる街に放り出されたんだが俺はもう限界かもしれない

朝になったら
見知らぬ女の子が鍵を開けて朝フェラしてた

仕事に行こうとしたら満員電車で痴女行為された

昼になったら逆セクハラの嵐

家に帰ったら見知らぬ女の子が俺と一緒に風呂に入ってた

寝ようとしたらなんか重い、電気をつけたら知らない女が俺の上で腰振ってた


……ねーな

106:名無しさん@ピンキー
12/05/24 06:29:05.69 RQdTtKNe
>105
kwsk

107:名無しさん@ピンキー
12/06/18 19:48:20.82 C+QuOM1g
>>105
つづけたまへ

108:名無しさん@ピンキー
12/06/23 12:41:43.89 Wg3hIsNZ
降臨がないので、放置された住民で補完するか…

勝手に侵入朝フェラライセンスというのがあって、
強盗や泥棒をしない高いモラルのエリート淫乱女子に与えられる。
任意の男性の部屋に合鍵のようなもので侵入して、
朝フェラできる。
もちろん朝立ち騎乗位ライセンスを持ってる女子が
やってきたら、せっかく固くしたものを、
横からさらわれてしまう。

そんなこともつゆ知らず、俺は舌技を堪能するのであった。


109:名無しさん@ピンキー
12/06/25 17:30:58.10 g8l6SdyI
勝手に侵入して朝ごはん作ってあげるライセンスとか
勝手に侵入して夜玄関で待っていて「お風呂にする?ご飯にする?それともわたし?」の台詞が言えるライセンスとか。

ライセンスなんかなくても…家に侵入するハードルがなければいいんだ。

 そうだ、出勤しようとアパートのドアの鍵を閉めていると、
お隣のお姉さんが、「お早うございます、お仕事ですか」
「ええ、まあ」「早くから大変ですね。」
「引越してきて間が無いので、余裕をみて出かけてるんですけどね」
「まあ、そうですか、じゃあ、よかったら私と一発犯ってからお出かけになりませんか」
とエプロンとロングスカートを捲り上げるお隣のお姉さん。


110:名無しさん@ピンキー
12/06/26 19:28:46.83 KL/Ps05q
イイ!俺はそんなシチュのSSを待ち続けているんだ!

111:名無しさん@ピンキー
12/06/28 20:15:37.20 KxDfW970
アパートの外階段を降りると竹箒で庭を掃いている管理人さんが
「あら折鱧玄海さん、お出かけですか。ネクタイが曲がってましてよ。」
とぎゅーっと俺の首を締め付ける
「今、8419号室の弥陀羅さんに濃い目のたんぱく質提供していたでしょ」
と声を低くして引き寄せて…近い、近いよ管理人さん。唇を奪われた。
「さあ、家賃の追加徴収がありますので、今ここで出してもらいましょうか」
とエプロンにも似たひよこ模様のサロペットスカートが捲くれるのも構わず、
右脚を持ち上げて俺の胴体に絡み付けてくる。いつの間にか開いている
ズボンのチャックのなかの感覚、空気に晒されるはずなのに、熱い。ノーパンなんだ!
蝉がかりのような角度で器用に俺の息子を下の口で食べてしまう。
片脚だいしゅきホールドで引き寄せられた俺がよろけるところを
両腕を首に巻きつけて俺の唇を割る舌攻撃。体のかけ離れた二箇所で
熱い粘膜の接触を感じて、勝手に膨張する肉体の一部分が憎い。
新しい街での初出勤日というのにこれじゃ、いつになったら出かけられるのか。


112:名無しさん@ピンキー
12/06/28 22:59:17.49 8hOwv6zH
いいね

113:名無しさん@ピンキー
12/06/29 04:08:50.92 5IhzA7sS
管理人さんはうら若き未亡人で主人公よりも年上とみた!

114:名無しさん@ピンキー
12/07/14 03:02:53.49 GD76kQEU
ほしゅ。

115:名無しさん@ピンキー
12/07/18 21:01:27.73 k+GR03tk
ぜいぜいはぁはぁと息をついて、見上げると、
ひよこ柄のエプロンの管理人さんのにこやかで艶やかな表情が眩しい。
顔には”今朝のところはこのくらいで許してやるか”と書いてある
管理人さんの愛くるしい顔が、後ろ髪を引く思いだが、
ここは出勤しないとおまんまの食い上げだ。
おまん○の食い逃げかもしれん。

116:名無しさん@ピンキー
12/07/21 13:21:21.87 1ahoIFzo
二穴・三穴輪姦されながらも…つか、ヒロインが積極的に
全ての孔と両手、果ては髪まで使わせて、更に周りからブッカケ…で恍惚…

な、SS希望。

117:名無しさん@ピンキー
12/07/31 17:19:00.22 PqtEPxX6


118:名無しさん@ピンキー
12/09/10 18:17:31.53 32mokE0F
淫乱娘

119:名無しさん@ピンキー
12/10/01 00:13:52.40 cEsdZ3/r


120:名無しさん@ピンキー
12/10/07 00:10:25.21 zcUDmv8g
小学校低学年のころ亡くなった母の実家とは、
遠方であることもあって、神葬祭のうちなので、
法事にあたる祭事の間隔が長くなるにつれて疎遠になっていた。
母の五年祭のとき、小学校に上がったばかりで
おしゃべりで質問魔でくったくのなかった従妹が
十年祭で会ったら、上目遣いで見つめる少女に変わっていた。
姉は、下の叔母と同じ母屋の客間に、
父と僕は、「隠居」と呼ばれる離れの部屋に泊めてもらい、
紋付袴に着替え、白足袋に履き替えていると、
学校の標準服のジャンパースカート姿で覗く従妹。
何も言わない。
「呼びに来たのか?」
声はださずにこくっとうなづく従妹。
父が、「千鶴(ちづ)ちゃんご苦労さん。
行こうか、優」というと、
従妹は頸をふる。「父さんだけ?」と聞くとうなづく。
父が「また後でな」と母屋に行くと、
突然踏み込んで、僕の顔を覗き込むようにする千鶴子。
おい、近いよ。

121:名無しさん@ピンキー
12/10/08 00:52:21.03 E7MTVZc2
家の宗旨というか、父の家系の宗旨は仏教のはずだし、
しかも今の家で母の法事をせずに、実家で神式でするのは
なぜだろうと不思議には思っていた。でもそれ以上に
不思議なことはたくさんあるし、また、友人たちも、
家家で違うことも多いらしいし、そういうものかなと思っていた。
長身でモデルのような伯母と母は姉妹でもかなり体形が違い
むしろ母は世間の平均よりも小柄だった。長女である伯母が
婿をもらってできた子供が千鶴子と紗那の姉妹で、
やっぱりあの母親にしてこの子ありなのか、この一年で
かなり背が伸びて、近づかれるとついたじたじとなる。


122:名無しさん@ピンキー
12/10/16 19:20:29.54 82mQ5MQt
ほお

123:名無しさん@ピンキー
12/10/18 19:48:52.16 cL+DHAON
読んでておっきした。
続きはよう

124:名無しさん@ピンキー
12/11/05 12:08:34.34 BZCQbTTR
保守

125:名無しさん@ピンキー
12/11/05 23:39:15.38 79Q0HoX/
エルフの集落に婿入りしたら男が俺しかいなかったでござる

126:名無しさん@ピンキー
12/11/07 21:31:06.63 cUncm1E7
>125
老若さまざまなエルフの女性がよりどりみどりとな?

やっぱ、耳が性感帯?

127:名無しさん@ピンキー
12/11/11 23:57:11.81 24ECRNJQ
おまけに青姦じゃないとセックスをした気にならないとか

嫁は見せ付けるのが好き、という設定を思いついた

128:名無しさん@ピンキー
12/11/13 09:17:53.99 eSbVCKx1
木の上で、希望。
揺れて葉が落ちて下にいる他のエルフ女性に見つかる。

129:名無しさん@ピンキー
12/11/13 09:56:12.88 Z1Deo/oX
そして揺れる梢で3P突入

130:名無しさん@ピンキー
12/11/16 03:08:32.03 bt3b241H
女「オラッ!ちんぽよこせって言ってんだよ!!さっさと出せ!!犯すぞゴラァ!!!」

131:名無しさん@ピンキー
12/12/06 20:33:36.44 hkaF15Bn
「お姉ちゃん、おかして!」
「はいはい、かばんならそこらへんにおいときなっ」

132:名無しさん@ピンキー
13/01/17 04:21:46.07 Wto+hohj
保守

133:名無しさん@ピンキー
13/03/02 09:58:05.09 GPa/wdp0
女子校で、同級生や先輩を喰いまくっていたお姉ちゃんが、
はじめて男に興味をもったのが弟ショタちんぽ…希望。

134:名無しさん@ピンキー
13/03/03 19:47:12.99 cvcd4KDk
>>130
男「どちらにせよ結局は犯されるじゃないですか、やだー!」

135:名無しさん@ピンキー
13/03/12 22:06:00.22 s/a7mhDV
女「どっちにしてもやさしく犯してやるんだから文句いうな!」

136:名無しさん@ピンキー
13/03/13 22:46:00.99 pl5XsTvH
 じゅぶ、じゅる、じゅるるる……
 今、俺は廊下で一人の女の子にチンポをなめられている。
 彼女の名前は九条美奈、この学校の理事長の孫だ。
 早とちりをしている奴なら”ああ、命令されたんだな”とか何とか言うんだろうけどちがう。
 俺は、おちんぽ係なのだ。彼女はおちんぽを求めてやってきただけの女子生徒でである。
 ぷはぁ、とチンポから口を離すと自分のまんこを指でそっと広げた。
 ぬらぬらとといやらしい汁が零れ落ちている。中のビラビラが時折ヒクヒクとうごめいていた。
 そしてゆっくりとちんぽへとまんこを近づけていくと一気にズプッと奥に差し込んだ。
「ぐぅぅぅぅぅ~~~~~」
 これは彼女の声じゃない、俺の声だ。ぬるぬるとした柔らかいものが俺のチンポを包んだ。
 暖かい? いや、熱い! まるで蛇が俺のチンポをもぎ取ろうと締め付けてくる感じだ。
 そんな俺の戸惑いを感じ取るかのように九条はそのままキスをしてきた。
 俺たちはお互いの唾液を交換する。時折こぼれて口の周りや首筋を汚すが気にしない。
 気がつけば俺は腰を動かしていた。といっても激しいものではない、トン、トン、トン、といった遅いリズムだ。
 大きい方じゃないから”子宮に当たる!”なんてことは無い。
 が、動くたびに彼女の汁が俺の股間を汚していく。じゅぷじゅぷと音を立てながら中の肉を刺激する。
 口の中は九条の唾液がこぼれそうだった。下は下で汁が伝っててかてか光ってる。
 うっ、そろそろ発射しそうだ、というタイミングになると突然九条が俺の唾液を一方的に吸い始めた。
 それだけじゃない、彼女の方からも腰を動かし始めたのだ。
 動きはかなり激しく、俺の股間に自分の股間を叩きつける感じだ。
 パンパンパンパン、とリズム良く俺の股間に叩きつけてくる。
「うぅぅぅぅぅ、で、でるぅぅぅぅぅ……」
 びゅるびゅるびゅるぅぅぅぅぅ……。 情けない声を出しながら俺は彼女の中に射精した。
 彼女も身体を震わせるとそのまま俺にもたれかかった。肩で息をしているが俺は彼女があえぐ声を聞いてない。
 キスをされているから、という理由があったが出るときに口を離したときにはもう射精をしていた。
 これではちんぽ係失格だ。あとで先生たちに怒られてしまう。
「あー、よかった……」
 九条が俺から身体を離す。チンポが抜けると九条のまんこからどろりと俺の精液がこぼれた。
「ちんぽ係があなただって言うから心配だったけどこれなら大丈夫ね」
 九条はにこやかな笑みを浮かべるとすぐさま下着を付け直した。
「大丈夫よ、大きくなくても私をきっちりイカせたんだから。問題ないわ」
「でも声が出てなかったよな?」
 思わず聞いてしまう、九条は感じてないのではと疑ってしまう。
「ああ、私、感じると無口になるの。神経が集中状態になって言葉数が少なくなるから感じてないって思われがちだけど」
 なるほど、それなら納得だ。
「じゃあ、今週のチンポ係、頑張ってね! みんないっぱい来るから腰には気をつけなさいよ」
 九条はそう言って去っていった。明日も頑張ろうと俺は思った。

イメージだけぶつけてみた

137:名無しさん@ピンキー
13/03/17 13:29:17.83 y77309Pl
九条さんは制服でぱんつだけ脱いでやって来たんですね。
素敵なシチュエーションごちそうさまでした。
「おちんぽ係運営委員会味見役」とかいう役職があったりして。

清楚な脇もつながってるジャンスカでスカーフタイの学校だといいな。

138:名無しさん@ピンキー
13/04/16 20:29:52.38 LsGOsgQe
えー、今週のちんぽ係は、あとで職員室に来なさい!

139:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:51:37.41 XprsTyfh
他スレ投稿作品ですが、このスレの趣旨にも合致する部分がある気がするので投稿してみます。
ジャンル:露出・淫乱

140:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:52:07.76 XprsTyfh
「じゃあ皆楽しんでってね!乾杯!」
「乾杯!」
乾杯の合図と同時に喧騒が広がる。
「君、どこの出身なの?」
「サークルって他にどこ見てるの?うちが初めて?」
「わ、君飲むねぇ。絶対これが初めてじゃないでしょ!」
乾杯用のグラスも空き、先輩達が新入生に声をかけている。
新入生も、最初は遠慮気味だったものの、お酒の効果もあってか楽しそうに話し始めている。
俺も交じっていかないと。
とはいうものの、やっぱ少し気後れしちゃうな……。
まさか、都会の大学生というものがこんなに華やかなものだとは。
皆服装も髪型もバッチリだしな……。
同学年の男で、さっそく女の子の連絡先を聞いてる人も居るし。
俺には、やっぱりテニスサークルの新歓なんて荷が重かったかなぁ。
キャンパスで捉まってそのまま連れて来られたのはいいけど、このノリについていける気がしない。
……。
「ふぅ」
なんとなく交じれず端の方に座っていると、右斜め前のテーブルで軽い人だかりができているのが分かった。
「わ……」
人の隙間から輪の中心人物が見え、少し感嘆の声を漏らしてしまう。
輪の中心にはスラッと背の高い美人が笑顔で、しかし少しだけ困ったように座っている。
「凛子ちゃん背高いね、羨ましい!」
「弓道やってたんだ!あー、分かる。印象どおり!」
「ねぇねぇ、ここのサークル入るの?一緒に入ろうよー。一人だと心細くて」
凛子と呼ばれた美人は、周りの女の子から口々に話しかけられている。
そして、その一つ一つに全く嫌な顔をせず丁寧に、笑顔で返事をしている。

141:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:52:58.88 XprsTyfh
「凛子ちゃんさ、テニス興味ある?え、そこまで?照れないでよ~、ホントはあるんでしょー!?」
「ここ入っちゃおうよー。楽しいよ?冬は皆でスノボとか行ってさ!」
「とりあえず、連絡先だけでも教えといてよ!そしたらまたサークル情報とか流すからさ」
「先輩、ホントにそれだけが目的っスか?ちゃんとサークル名簿に連絡先公開して下さいよ?」
「うるせ。……もちろんサークルのためだ。サークルの」
周りには女の子だけでなく、男も大勢群がっている。
どうも、なんとかして凛子さんをサークルに入れようと必死なようだ。
まぁ、あの見た目だもんな。
背は……160後半、いや170センチくらいかな?
首の後ろで一本にまとめた長い黒髪も綺麗だし、細いのに出るところは出てるし……。
「ありがとうございます。でも、もう少し他のサークルも見てから決めたいんです」
凛子さんは笑顔で、ハキハキとした口調で答えている。
ちょっとだけ釣り目で凛々しい感じだけど、明るい笑顔のおかげでそれも可愛く見える。
でも、俺とは完全に別世界の人だよなぁ。
それに、そもそも俺が女の子と仲良くなるのは……。
いつものことだが、昔の事を思い出してしまう。

 どちらかといえば内気で、親しくない人とコミュニケーションをとるのが得意ではな
い自分は、中学高校とも大人しめのグループに所属していた。
穏やかな男友達と過ごした学生生活は楽しいものだったが、女の子と話すような機会はそう
多くもなかった。
ただ見た目はそんなに悪くない、お前なら自分達とは違って女の子に言い寄られることも
あるかもしれない、とは男友達には言われていた。
そして有難いことに高校3年生の始め、俺を気にいっていると言ってくれた女の子が居た。
自分に好意をもってくれる女の子が居てくれた事が嬉しく、女の子も良い子だったので、
すぐに付き合うことになった。
話をするのも楽しかったし、傍から見ても問題は無さそうに見えたと思う。
でも、俺にはどうしても他の人には相談できない欠点があった。
それは、性癖が特殊であるということ。それも、普段の理性を根底から揺るがすほどの強い衝動
を伴うものだった。

142:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:53:43.18 XprsTyfh
特殊性癖といっても色々なものが考えられるだろうが、自分の場合は『本来ならば
してはいけないこと』『人に言えないようなこと』に興奮を覚える癖があった。
女の子が自分の前で露出するところを見たい、女の子に責められてみたい、自分と仲の良い女の子
が他の男の前で露出をするところが見たい......。
今まではアダルトビデオや二次作品でその性癖衝動を抑えてきていた。
でも、付き合うことにより性癖を実現してくれる可能性のある女の子が身近にできてしまったのだ。
しばらくは我慢できたのだが、結局内から湧き上がる衝動を我慢することはできなかった。
こんなことを彼女に言えば間違いなく愛想を尽かされる。
そう思いながらも抑えられない衝動から、彼女に自分の性癖の性癖を告白し、そしてできることなら
性癖を叶えてくれないだろうかとお願いした。
――結果はもちろん想像通り。
それ以来、自分は女の子と必要以上に仲良くなることを諦めている。
また抑えられない性癖衝動に駆られて自分も相手も傷つくのがオチだ。

 「―確かに、そう熱心に説明されるとテニスサークルも面白いのかもしれないという気になる。
先輩方の熱心さも伝わる。しかしですね、さっきも言った通り私は他のサークルや部も……」
どれくらい思いを巡らせていたのだろうか、ふと意識が現実に引き戻される。
どうやら、まだ凛子さんの勧誘は終わっていないようだ。
「頑張るなぁ」
座敷の長テーブルに座っていた凛子さんも、今や部屋の真ん中に連れ出されている。
そこに凛子さんが、いわゆるお姉さん座りをして座っており、その周りを先輩男子が取り囲む形だ。
「うわっ……」
遠くからだとテーブルが邪魔して見えなかったが、凛子さんはかなり短いデニムのスカートを履いていた。
白いパリっとしたシャツと合わせて、凛とした雰囲気を感じるものの、そのスカート
丈のせいでかなりセクシーな状態になっている。
あんなに真面目そうでハキハキした人でも、ああいうミニスカって履くんだな。
ぼんやりとそんな事を考えながら凛子さんを眺める。
新歓コンパの空気に上手く交じれなかったため、今は凛子さんくらいにしか興味の向くものがない。

143:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:54:20.64 XprsTyfh
「……え?」
今見たものは、見間違いだろうか。
先輩達が見ていない一瞬に、凛子さんがただでさえ短いスカートの端に指を引っ掛けて、
さらに短くしたような……。
先輩達に気づいた様子は見られない。
やっぱり思い違いだったか。
そう思ってもう一度凛子さんのスカートに目線を戻すと、さっきまでは見えていなかった白いものが、暗くなった三角の部分から覗いていた。
――――ドクン。
一気に体が熱くなるのを感じた。
血がある部分に急速に集まってくる。
あんな美人な子の……。
一度意識するともうダメで、ずっとスカートを見てしまう。
幸いな事に、凛子さんは先輩への対応に忙しくてこちらには気づいていないようだ。
脚も、すごく綺麗だな。
全体的に肌の色は白く脚のラインも綺麗だが、太ももは適度にムッチリしていて性的な魅力を余分
に感じてしまう。
「ええ、○○県から上京してきました。今はマンションで一人暮らしをしています。はい、都会は
交通機関が素晴らしいですね。私の住んでいたところなど30分に一本程度しか電車はこないので
、正直驚いています」
凛子さんは相変わらず話しっぱなしだ。
が、見ていると少しずつ白いものが見える面積が増えている気がする。
まさか、ちょっとずつ脚を開いているのか?
あんな子がそんな事をするわけがない。
でも、それなら段々見える下着の面積が増えているのは?
いや、無意識にやっているだけなのかも……。
色々と考えを巡らせるが、興奮で考えがまとまらない。
頭のほとんどは凛子さんの下着に興奮することに使われている。

144:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:54:53.76 XprsTyfh
「話しすぎて少し疲れてきました。ちょっと向こう側で休んできます」
と、凛子さんが凛々しい笑顔の中に少しだけ疲れを含ませて立ち上がる。
スカートの中が隠れてしまい少し残念に思っていると、なぜか凛子さんがこちらに向かってくる。
そして、ふぅっと息を吐きながら俺の目の前に座った。
「君は他の人と話さないのかい?」
突然のことに焦りながらも、ああ同学年と話すときはこういう話し方になるのか、などという考え
も頭に浮かんでくる。
「いや……、キャンパスで捉まって連れてこられたのはいいんだけど、どうもこういう空気に馴染めなくて。
大学生、特に都会だとこんなに華やかでノリがいいものだなんて知らなくてさ。
俺は人の少ない田舎から来たし、もともとそんなに話し上手ってわけでもなくて上手く輪に交じるタイミングを逃しちゃってさ」
ちょっと恥ずかしいことだけど、突然のことだったので正直な気持ちをそのまま言ってしまう。
「ああ、私も田舎から来た人間だから分かるよ。都会は人も多いし華やかな雰囲気だよね。
楽しいんだけど私も少し疲れてしまった。だから少し輪の外で休憩しようと思ったんだけど、
誰とも話していなさそうな君が目に入って、気になってなんとなく話しかけてしまった」
微妙な理由で気にとめてもらえたんだな……。
でも、こんな美人な子と話ができることなんて今までになかったし、ラッキーだと思っておこう。
「それで、せっかくだし名前を聞いてもいいかな。休憩している間、のんびり話にでも付き合ってくれると嬉しいんだけど。
ああ、自分の名前を名乗ってなかったよね、申し訳ない。私は霧島凛子。よろしくね。」
「霧島さん……。あ、俺加志崎っていいます。加志崎隆志。よろしく」
「加志崎君か。私のことは凛子でもかまわないよ。昔から名前と雰囲気がよくあっていると
言われて名前で呼ばれることが多かったからね。その方が呼ばれ慣れているんだ」
「あ、じゃあ、凛子さん、で」
なんとなくぎこちなくなってしまいながらも、名前で呼んでみる。
―それから少しずつお互いの話をした。
出身地での今までのことや、上京してからのこと。
中学高校時代のこと、実家でのこと。
もちろん、性癖のことについては触れてもいない。

145:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:56:04.53 XprsTyfh
「ところで加志崎君はなんか趣味はあるのかい?」
「趣味かぁ。そうだね、写真を撮るのは好きかな。綺麗な風景とか、寂れた工場とか色々と」
「写真か、良いじゃないか。私は小さい頃から家庭の方針もあって勉強やスポーツは色々とやって
きたんだけど、芸術の才能だけはからっきしでね。絵画も音楽も陶芸も一通りはやってみたんだけどちっとも上達しなかったんだ」
凛子さんが少し照れたように笑う。
「だからなのか、芸術作品を見るのはとても好きなんだ。絵にしろ、写真にしろね。私が全くでき
ないから、そういう作品を創れる人をとても尊敬してもいる。君さえ良ければ君の撮った写真を見せてくれないかな」
「え、ああ。……大したものかどうかは分からないけど、俺ので良ければ」
俺がカメラを持ち出すと、テーブルの向こう側から俺の隣に凛子さんが移動してくる。
「―――」
凛子さんの綺麗な脚が目の前に現れる。
そして座る直前、スカートの両端に指を引っ掛けて少し短くして座った。
もう上からでも、ほんの少し白い下着が覗いて見える。
酔っ払って、大胆になってるのか?
そう考えながらも、股間が熱くなるのを止められない。
こんなに純粋な気持ちで写真を見せて欲しいと言ってきている子に対して、俺はなんてことを考えているんだ……!
なんとか性癖に頭が支配されそうになるのを堪え、写真を見せる。
「……すごい」
「え?」
「君の撮った写真だよ。自然の景色とは、こんなにも綺麗に捉えることができるものなのか。
やはり芸術肌の人は私などとは景色の捉え方が違うんだろうね。尊敬するよ」
「あ、ありがとう」
そんなにも自分の撮った写真を褒めてくれる人は今まで居なかったので少し驚くが、やっぱり自分の写真を褒められると満更でもない。
「他の写真もあったら見せてくれないかな。もっと見てみたいんだけど」
か、顔が近い。
胸元からは谷間がチラチラと見えているし、たまに見える舌の動きにすら興奮してしまう。
スカートからは変わらず白い下着が見え隠れしているし……。
我慢だ……!
こんなにも美人でいい子と話せているのに、そんな邪念に囚われちゃダメだ。

146:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:56:40.97 XprsTyfh
結局、その日は凛子さんは最後まで俺の隣で話していた。
途中先輩が呼び戻しにきたが、戻るのを断っていた。
帰り際に、凛子さんからせっかくだからと連絡先の交換を提案され、どうしたものかと思いながらなし崩し的に連絡先を交換した。

「あれから一週間くらいか~」
授業終わりにキャンパスを歩きながら呟く。
結局メールや電話はしていない。
女の子と仲良くすることを考えると、どうしても自分の欠点の事が頭に浮かんでしまうからだ。
それに、あの時は雰囲気で相手をしてくれただけではないのか、シラフで連絡などしても
返事は返ってこないのではないかと思うと、内気な自分としては連絡する勇気も起きなかった。
現に、向こうからの連絡も来ていない。
まぁ、あんな美人と楽しく話せただけでも幸運だったと思うべきかな。
そう思いふと視線を上げた矢先。
「おお!加志崎君じゃないか。久しぶりだね!元気だった?」
「あ……凛子さん!久しぶりですね」
「ぷっ。なんで敬語なんだ君は。この前は普通に話していたじゃないか」
「あ、いや突然だったから焦っちゃって」
どうやら、あれから一週間サークル・部選びや授業の履修登録、部屋の環境整備などで忙しかったらしい。
サークル勧誘では、至る所からしつこく誘われたとのこと。
本人は不思議がっていたが、それも無理はない。
「最近、やっと落ち着いてきてね。加志崎君とはまた写真の話をしたいと思っていたんだけど
忙しくて。今日はこれから時間あるのかい?」
「ああ、うん。今一応授業が終わって帰るところなんだけど」
「なら、そこの店にでも入って少しお茶でもしていかないかな。
私は君の撮る写真も好きだけど、君のこともけっこう気に入っている。
君は自分からどんどん出て行くタイプではないかもしれないが、考え方はしっかりしている。
それはこの間話していて伝わった。話していても楽しいんだ」
ぐっと喫茶店に向けて袖を引っ張られる。
一瞬、過去のことを思い出し脚が止まる。が、
「いいじゃないか。この後暇なんだろう?お茶くらい付き合ったってバチは当たらないだろう」
もう一度腕を引っ張られ、こんな幸運もうないかもなと思いながら喫茶店へと脚を向けた。

147:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:57:24.02 XprsTyfh
それからしばらくの間、ちょこちょこと凛子さんから連絡があり、そのたびにお茶したりちょっとした買い物に行ったりした。
そしてある日のこと、凛子さんの提案で二人で写真撮影に行くことになった。
「おお、都会でもこんなに景色の綺麗なところがあるもんなんだね」
凛子さんがキョロキョロしながら隣を歩いている。
今日は初めて会った日と同じ白のシャツにデニムのミニスカートだ。
あれから何度か、一緒に居て性癖の衝動に駆られそうになることもあったが、なんとか
堪えることができていた。
ただ、この服装はあの新歓コンパの時を思い出させるため、すぐにムラムラときてしまう。
いかんいかん、集中しないと!
邪念を振り払うように写真を撮りつつ、ふと隣を見る。
「―――っ」
スカートの両端に指を……。
凛子さんは、人差し指をスカートの端の隙間から差し込んだり、そのままひっかけたりして生地をいじっている。
癖……なのかな……?
そう考えつつも、最初のコンパの記憶と目の前の光景に興奮が湧き上がる。
凛子さんがスカートを引っ掛けて少し上に持ち上げる度に、白くてムチっとした太ももがより深いところまで見える。
ドクン。ドクン。
心臓の音が大きくなる。内側から湧き上がってくる何かを感じる。
と、スカートから手を離した凛子さんが、何事もなかったかのようにこっちを振り向いた。
「そういえば、君は人を写真に撮ったことはあるのかい?今まで見せてもらったものだと、
一枚もなかったように思うんだけど」
「え!?は、はい!人は撮ったことないっす!」
「何でそんなに驚いているんだ?まぁいいか。なら、私を撮ってみる気はないかい。
君の写真の腕なら、人物だってきっと印象的に撮れると思うんだけど」
凛子さんが微笑を浮かべて訊ねてくる。
「それとも、私がモデルでは不足かな。まぁ確かに、そう言われるとどうしようもないんだけど」
頬を掻きながら少し困ったような顔をする凛子さん。
「いや、そんな!凛子さんより良いモデルなんて、そうそう居ないと思うよ」
心からの本音だ。
「ありがとう。でも、それならちょうど良いね。君だっていずれは人物も撮りたいだろう?
練習がてらに撮ってみればいいじゃないか。よし、そうと決まれば行こう!」
「い、いきなりだね」
行くって、どこに行くのかとか分かって言ってるのかな。
というか、ほんとに凛子さんを撮るのか?
色々と考えを巡らすものの、いつものように凛子さんにグイグイと引っ張られる。
これまでの期間で、主導権は完全に凛子さんに握られている。

148:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:58:00.48 XprsTyfh
「……ホントに何にもない部屋なんだね」
都内の撮影スタジオを適当に借りたが、確かに何もない。
真っ白い部屋に椅子がひとつおいてあるだけだ。
スタッフ……と呼んでいいのか分からないオジサンに部屋の鍵を借り受け、料金を支払い(格安だった)、後は時間になったら鍵を返すだけ。
いつも外で自由に撮っていたためあまりスタジオには詳しくないが、ホントに大丈夫だったんだろうか。
やたら料金も安かったけど……。
まぁいいか、もう気にしても仕方がない。
「加志崎君、何やってるんだ?撮ってくれないのかい」
カメラに向かってちょっと照れながら立ちポーズを決める凛子さん。
モデルが美人でスタイルも良いものだから、どんなポーズを取ってもカッコよくて綺麗に見える。
とりあえず、思うままに写真を撮っていく。
シャッターを切る音と、フラッシュの光が部屋に満ちる。
立ちポーズから、座りポーズ、さらに椅子を適当に使ってもらったポーズなども撮っていく。
「……ふぅっ。今までこんな風にカメラの音と光を浴びたことはなかったけど、これはなかなか気持ちのいいものだね」
凛子さんは少し興奮したような表情を浮かべながらポーズをとっていく。
気分がノッてきたのか、そのポーズも段々と大胆なものになってきている気がする。
――――ドクン。
俺は、完全に勃起しきっていた。
もとから女の子がその肌を見せることに興奮するというのに、凛子さんの短いスカートから伸びる脚、
胸元から覗く谷間のせいで完全に頭は沸騰している。
ズボンの前がパンパンにテントを張っているのは気づかれていないのだろうか。
多分、凛子さんも撮られるのに夢中で気づいていないんだろうな。
「……じゃあ次。椅子に座って片膝を立ててもらってもいい?」
本当なら絶対言えないようなリクエストだが、理性は性癖衝動によって隅に押しやられている。
「これで、いいかな?」
凛子さんが言われた通りに脚を上げていく。
ゆっくりと膝を立て終わると、脚の隙間から下着が覗いて見える。

149:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:58:29.88 XprsTyfh
「―――」
音にならない声が漏れる。
「どう……かな?言われた通りにできているかい?」
凛子さんがもう一度聞いてくる。
心なしか、凛子さんも少し上気しているような気がする。
「うん、いいね……。じゃあ次は――」
段々とお互いの口数が減ってくる。
シャッターの音と光、それに時折出す短いポーズ指示の声だけが聞こえる。
カシャカシャッ、パッ。
カシャッ、カシャッ。
しばらく、ほとんど無言で撮影をする時間が続いた。
すると。
ジジジッ、ジジッ。
凛子さんが静かに、ゆっくりとスカートのファスナーを開いた。
布に隠れて気づかなかったが、あのスカートには横にファスナーがあったらしい。
眩しい太ももがどんどんと露になる。
凛子さんは無言だ。
何事もなかったかのように次のポーズの指示を待っている。
思わず変な声を出しそうになるが、何事もなかったかのようにこちらも指示を出す。
「じゃあ今度は肘を床について、頭は下げて。お尻は少し持ち上げてもらってもいい?」
いわゆる目豹のポーズ。
「こう、かな」
言われた通りのポーズをとった凛子さんが上目使いで聞いてくる。
当然、開いたファスナーのせいで左の太ももは付け根近くまで完全に丸見えになっている。
下着の白い紐も覗いている。
「うん、すごく良いよ」
上目使いの顔、綺麗に反った背中、丸みを帯びたお尻、そしてむき出しになった太ももと、
じっくりと観察しながらシャッターを切っていく。
写真を撮ることに集中しすぎてうっかり射精してしまわないように、そちらにも少し気を配る。

150:名無しさん@ピンキー
13/04/17 23:59:30.30 XprsTyfh
次のポーズはどうしようかと、思考力が残っているかも分からない頭で考えていると、
凛子さんから声が聞こえた。
「こういうのはどうかな?」
凛子さんの細い指がシャツの裾に伸びる。
指が裾にかかるのを、俺は言われるがままに見ている。
凛子さんは裾に手をかけたまま少しの間静止していたが、そのままゆっくり、ゆっくりと
裾を前に向かって引っ張ってくる。
白い背中が手の動きに合わせて少しずつあらわになる。
上の下着が少し見えるか、というところで手を止めた凛子さんが、どうかな?というような
目線をこちらに向けてきた。
「うん、良いよ。すごく良い。凛子さん、モデルの才能あるかも」
凛子さんの背中は、普段服で隠れているからだろう、脚よりもさらに白い。
腰周りも白く、モデルのようにくびれている。
「本当かい?それは嬉しいな」
凛子さんは上目使いでこちらを見ながら話しかけてくる。
普段自分をぐいぐいと引っ張ってくれる凛子さんの顔が地面近くにあり、
それを見下ろしているというシチュエーションはゾクゾクするものがある。
横からも見たいな。
正面からの写真をある程度取り終えて、凛子さんの横側にまわる。
そして、横からの写真を撮り終えて今度は後ろに回る。
「後ろからなんて、いい写真が撮れるのかい」
もっともなことを問いかけられる。
その問に、なんとかそれらしい事を返そうと口を開きかける。
その瞬間。
凛子さんのお尻が、クイっと突き上げられた。
そのせいで、太ももとお尻の境が、短すぎるスカート丈で区切られるような形になる。
う、わぁ。
あんまり下から覗き込むこともできないが、上から見る分には下着がほんの少ししか覗いていない。
これ、もしかしてかなり細い下着をつけてるのか?
凛子さんは別段何も言ってこない。

151:名無しさん@ピンキー
13/04/18 00:00:08.55 XprsTyfh
「……初めてだからね。色んな方向から撮ってみて、どんな感じになるのか確かめたいんだ」
ひとまず先ほどの問の答えを返す。
「なるほど、それはもっともだ。……ところで。私の方もさっきのように少しポーズに工夫を入れていってもいいのかな」
「も、もちろん」
返事をする声が少し震えてしまった。
自分が何を考えているのか、もうよくわからなくなっている。
「そう、だなあ」
スカートの下からカチャ、と金属の音が聞こえる。
何の音か分からず考えていたが、目の前の光景でその音の意味が理解できた。
凛子さんの両方の人差し指がスカートと腰の隙間に差し込まれる。
そして、本当にゆっくりとした動きで指を後ろに動かしていく。
今の音、ベルトだったのか。
やっと答えが理解できたが、そんな思考も目の前の光景によってすぐ奪われてしまう。
まず腰骨が見えてくる。
そのまま、たっぷりと時間をかけてお尻の割れ目が見え始める。
「写真のモデルなんてやったことないからね。ちゃんとできているのか分からないが」
手は止まることなく後ろに伸びていく。
そしてお尻の割れ目が全体の三分の一ほど見えたかというところで止まった。
下着ごと下げたのだろう。
「俺も人を撮ったことないから分からないのはお互い様だよ。……でも、良いポーズだと思うよ?」
レンズから目線を外して顔を上げると、背中からお尻にかけての白くて滑らかなラインが見える。
それに、ちょっと横から見れば捲り上げられたシャツとの隙間からブラジャーを見ることができる。
と。完全な後ろから見ていたため気がつかなかったが、少し横から凛子さんの顔を見ると、
緩みそうな口元を必死に我慢しているような表情が窺えた。
「そう言われると自信を持ってしまうぞ?なら、少し自分でもポーズを取ってみようかな」
立ち上がり、背もたれを正面にして椅子を跨ぐ凛子さん。
椅子を跨ぐため、スカートはいつの間にか元の通り引き上げられている。

152:名無しさん@ピンキー
13/04/18 00:01:05.77 XprsTyfh
椅子を跨ぐと脚はほぼ180度に開かれ、蟹股になった凛子さんがこっちを見つめている。
今度はどう?とは聞いてこなかった。
無言でシャッターを切る。
すると、凛子さんの口がゆっくりと開き、綺麗な舌を口からチロっと覗かせた。
一瞬、頭から意識が飛びそうになる。
視覚的にもそうだが、この空間の異様な空気が興奮に拍車をかけている。
何より今撮っているのはあの凛子さんだ。
凛々しくて、頼りになって、でもちょっとだけ我が侭で可愛いところもあるあの凛子さんを今……。
チロチロと覗く舌と蟹股に開かれた凛子さんの脚に惑わされ、カメラを上に向けたり下に向けたりしていると、凛子さんが声をかけてくる。
「構図が決まらないのかい」
もう凛子さんが何を考えているのかは、さっぱり分からなくなっている。
「う、ん。ちょっと、どう撮ろうか迷ってて」
「ふむ。やっぱり初めてだと色々難しいんだろうね」
凛子さんの左手の指がすうっと太ももをなぞり、開いているファスナーの間を通って太ももの付け根に辿りつく。
そしてそのままファスナーから見えている下着の紐を引っ張ると、するりと結び目がほどける。
椅子の背中の部分は真ん中に背もたれの板があり、その左右が空いている構造になっているため、肝心な部分は見えていない。
しかし、こちらの意識を強烈に惹きつけるには十分だった。
カメラを下に向けて、蟹股に開いた凛子さんの長くて白い脚を撮っていく。
もちろんファスナーの隙間から見えている太ももの付け根を重点的に撮ることは忘れない。
「……撮るべきところが決まったようだね。良かった良かった」
「じゃあ次は……こっちで撮らないかい?」
凛子さんが壁際に歩いていく。
そのまま立ち上がったため、ほどけた下着は椅子の上に残ったままだ。
無言で凛子さんの後を追って壁に近づいていく。
「どういうポーズをとればいいかな?」
一歩。
「ううん、壁際か。言ったはいいものの、どう使えば良いか」
一歩。
少しずつ凛子さんに近づき、顔と顔の距離が20センチくらいになる。
「壁限定のポーズといわれると難しいな。とりあえずはこれでどうかな?」
トンッと凛子さんの両手が俺を押し戻す。
その勢いで、凛子さんとの距離は大体1メートル程度になった。
慌てて前を向くと、さっきまで白いシャツから透けて見えていたものが、胸部からなくなっている。
下を向くと、下着がそこに落ちていた。

153:名無しさん@ピンキー
13/04/18 00:02:35.43 XprsTyfh
「……。何も変わってないけど、ポーズは?」
もう言葉から興奮が伝わっていてもおかしくない。
「まぁそう急かさないでくれ」
シャツの裾を腕をクロスさせて持ち、ゆっくりと持ち上げる。
お臍、うっすらと透けた肋骨の順に見えていき、最後は胸の下半分があらわれる。
「うーん、体勢が少し苦しいな」
凛呼さんはシャツの裾をそのまま口で咥えてしまう。
もうそのまま凛子さんを壁に押し付けてしまったとしても、誰にも文句は言われないだろう。
そして、そうしてしまいたいという気持ちも心の内にはあった。
しかし、実際には決してそんなことはしない。
そんな直接的な行為よりも、今行われている撮影行為の方が何倍も興奮するものだと、
これまで共に過ごしてきた性癖が本能的に教えてくれていた。
「他に付け加えるべき細かいポーズの指定は?」
シャツを咥えたまま器用に凛子さんが訊ねてくる。
「ううーん。そうだなぁ」
また凛子さんに近づき直す。
そして、凛子さんのスカートのベルトを静かに外す。
凛子さんは全く反応しない。
そのまま凛子さんの顔を見つめながら、スカートをゆっくりと下ろしていく。
秘所のギリギリ上、腰から秘所へのラインが綺麗に見えるところで止めた。
「特にはないかなぁ」
凛子さんの腰骨を少し撫でるようにして指を離す。
「何だ。君のポーズの知識も私とあまり変わらないな」
もう見た目はほとんど裸に近い。
口でシャツの裾を咥えているため上半身は胸の半分まで露出し、下半身もお尻の膨らみにスカートが
引っかかっているだけだ。
大事なところは決して見えていないが……。

154:名無しさん@ピンキー
13/04/18 00:04:09.65 LgaZR3DD
「だからさっきから言ってるじゃないか。俺も人については素人だって。
今までは聞かなかったけど、逆にこういう風に撮って欲しいとかはある?アングルとか」
顔を見つめていたためはっきりとは見えなかったが、下のほうで細い指が動いたのが分かった。
カチャと音がして、腰周りの締め付けが緩まる。
そして、腰骨、太ももの外側、太ももの内側の順でゾクゾクと指による快感が這い回る。
「私もそれは特にないかな。前も言ったが、撮る側のセンスはまるでないんでね」
目線をこちらに返しながらクスッと笑う。
「しかしせっかく壁際でポーズを撮っているのに、顔だけ撮るというのは意味はあるのかい」
一度押し返されたのをまた密着したせいで、顔くらいしか撮れるところがないのだ。
「……モデルさんがあんまり可愛いから、つい」
冗談っぽく本当のことを言う。
すると、内ももを這い回っていた指が急に太ももをギュッとつかんで動きを止めた。
「君は内向的な性格のくせに、そういうことは言えるんだね。さすがに少し照れてしまうよ」
凛子さんの顔は実際赤く火照っていた。
「そうかな。本当のことを言ったまで、で!?」
太ももをつかんでいた指が、急に後ろの穴に添えられる。
「確かに、今までそういうことを言われたことが無いわけではないんだけど。でも、君に言われると、その、なんだ」
爪先が穴の周りを丁寧にくすぐっていたかと思うと、指先がほんの少し中へと進入してくるのを感じた。
恐ろしいほどの快感に顔がのけ反る。
指は少し進入すると出ていき、また入ってくるのを繰り返している。
「ひぁっ。凛子さんも、そんなにっ、照れた顔、したりするんだっ」
快感のせいで、もう平静を保つこともできない。
「で、でも。本当の気持ちだよ。俺の人生の中では、多分、一番、綺麗な人だと、思うっ。
顔だけじゃなくて、人として」
脳の痺れに耐えながらなんとか言い切る。
「……ありがとう、嬉しいよ」
ずぷっ。
音が聞こえたのかと思うほどの勢いと滑らかさで、指が奥まで突き入れられた。
「―――っっ。ああっ!」
凛子さんが素早く指を穴、そしてズボンから引き抜く。
う……ああぁ……。
自分の股間から出たものが、下着の裏側をびちゃびちゃと濡らしていくのが分かった。
同時に、凛子さんの脚の間にも、ポタポタと透明の雫が落ちる。
俺は、今まで味わったことがないほどの快感と、やっと性癖を解放することができたという喜び
に、ただ体を震わせることしかできなかった。

155:名無しさん@ピンキー
13/04/18 00:05:38.11 LgaZR3DD
ここまでが一応導入部となります。
次回からは、ヒロインがより一層淫乱さを表していきます。

156:名無しさん@ピンキー
13/04/22 10:54:54.97 9WfUulPF
久しぶりの投下だなぁー

期待

157:名無しさん@ピンキー
13/04/22 19:30:45.43 3bJPwQIY
全力で待機!!

158:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:50:03.15 Dz69z0TS
第二部を投稿します。

159:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:51:03.39 Dz69z0TS
初めて凛子さんを撮ったあの日から2週間が経過した。
あの後は、すぐに撮影終了時間がきてしまい、そのまま帰ることになった。
何と言っていいのかわからないのは凛子さんも同じだったのか、さっきまで本当に何事も
なかったかのように、無駄なことはほとんど話さずそれぞれの帰路についた。
とはいっても、あの日の出来事を完全に無かったことにするなどできるはずもなく。
撮影から二日後、凛子さんに話を持ちかけてみることにした。
「あの、凛子さん。その、この前のことは……」
どういう展開になるのか予想もつかないため、おそるおそる話しかける。
凛子さんの体がビクッと震える。
「……。あれは、その。……すまなかったね」
あんなことがあったのだ、謝られるというリアクションも一応は想定していた。
でも、謝られるといっても、一体何に対して?
それに、あの行為には自分も完全に便乗していた。
むしろ俺が誘導したといってもあながち間違いではない。
今思い返しても、あの行為のことを上手くまとめることができない。
「いや、別に。凛子さんは何にも悪くないよ、うん。……」
ひとまず凛子さんが悪いという事は否定できたものの、他に何と言っていいのか分からない。
むしろ、あの行為でどちらかが被害を被ったのかな?
少なくとも俺は被ってなんかいない。
初めて心のそこから性癖を満足させることができて、感謝したいくらいだ。
「……私の昔からのどうしようもない癖でね。誰にも言ったことはないんだけど、加志崎君になら……。
難しいお願いかもしれないが、どうかこの話を聞いても私を嫌いにならないで欲しい。君にはできること
なら嫌われたくない」
そうは言うものの、凛子さんはなかなか話し出さない。
そうとう言いにくいことなんだろうか。

160:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:51:39.14 Dz69z0TS
「……実は。私には『やってはいけないこと』、つまり非道徳的なことに興奮する癖があってね。
特に、人前で肌を露出したり、男性を責めたり、私がとる行動で男性を興奮させたりすることに悦びを感じてしまうんだ。
親しい男性がその場に居たりすると、背徳感でより興奮が高まってしまう。それも、恥ずかしい話だけど
一度興奮に体が支配されると、どうにも我慢がきかなくてね……」
唖然とする。
あまりの事実に言葉がでてこない。
こんなことって……。
「言葉が出ないか。そうだよね。今までは想像や、言いにくいがそういう映像を見たりすることで
性癖を満足させていたんだけど、あの新歓コンパの日は初めてお酒を飲んだものだから、つい気が大きくなってやってしまった。
あの日のことが周りに気づかれていたかは分からないけど、実際に行動に移してしまったことでより一層
過激な事をしたくて仕方がなくなったんだ。君と会っているときは、しばらくは我慢できていたんだけど、
あの日カメラを見たことで想像してしまったんだ。このカメラで、自分が肌を露出するところを撮られたらどんなに興奮するだろうってね」
凛子さんが恥ずかしそうに話すのをじっと聞く。
「しかし勘違いはしないで欲しいんだ。普段からああいうことをしているわけでもないし、できるわけでもない。
あの日は、君がいたから。……君という親しい男性が居たから、大丈夫かもしれないという安心感と
この人が興奮するところを見たいという背徳感が同時にきてしまった。誰とでもというわけでは……」
こちらをじっと見てくる凛子さん。
引かないで欲しい、という気持ちがヒシヒシと伝わってくる。
「う……ん。う~~ん」
「ど、どうしたんだいいったい。すまない、やっぱりショックな話だったよね」
凛子さんが心配そうな目を向けてくる。
「違うんだ。いや、違わないのか?とにかく、頭が混乱して……。とりあえず、俺の事をそんな風に思ってくれててありがとう。
ん?ショートカットしすぎかな?そもそも、なんでそんなドンピシャな性癖を持ってるんだ……」

161:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:52:12.73 Dz69z0TS
それからしばらくかけて落ち着き、言いたい事を整理して伝えた。
自分も、凛子さんと似通っていてある意味で対極にある性癖に今まで悩まされていたこと。
そのせいで女性と一定以上仲良くなることに対して相当な不安を感じること。
あの日は凛子さんだけでなく自分も興奮を抑えられなくて、行為を誘導してしまったこと。
しかし、自分は初めて性癖を満たすことができて解放された気持ちもあったこと。
凛子さんに親しい男性と言われてとても嬉しかったこと。
そして。
「あ、あの!あんなことがあってすぐ言うのも変かもしれないけど……。俺と……俺と付き合ってもらえませんか!」
ついに言ってしまった。
「え!?いや、君の事は少なからず良く思っている。……いや違うな、とても良く思っている。
で、でもだね。そんないきなり言われたって、私にはその、言ったような性癖もあってまともな
付き合いができるとも思わないし、その」
凛子さんは真っ赤になっている。
あの撮影の日もそうだったけど、いつもは凛々しいくせに真っ直ぐな好意を向けられるとあたふたと照れるんだな。
そんな意外な一面も、可愛いっていう思いを強くする一方なんだけど。
「俺はあの日自分の欠陥を完全に自覚した日から、女の子と仲良くなることを完全に諦めてた。
でも、凛子さんなら俺の気持ちを理解してくれると思ってしまったんだ。……ホントは、そんな
事情を知る前から、会った日から好きになってたんだけどね」
とんでもない美人だし、綺麗なのは見た目だけではない。
変わった性癖はあるものの、それ以外は真面目で優しくて頼りになって実は可愛い、ホントに良い女の子だ。
「……加志崎君は何で、こういうときだけそんなにハッキリとものを言うんだ。普段はそんなことないくせに。
……嬉しいよ。私だって君のことはホントに気に入っている。……言い替えると、その、好きかもしれない。
でも、やっぱりこの性癖がある以上、まともに付き合えるとは到底……」

162:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:53:04.28 Dz69z0TS
凛子さんは相当自分の性癖にコンプレックスを感じているようだ。
しかしそれは自分も同様。
気持ちは痛いほど分かる。
「ん~、ならさ。こういうのはどうかな。とりあえず、お互いの性癖を知っちゃった以上、一緒に
居て性癖をずっと我慢できるわけはないと思うんだ。ただでさえ我慢できなかったのを、実現できる
相手を見つけちゃったんだから。でも、だからといって凛子さんと関りを絶つなんて絶対したくない。
だから、まずはお互いの性癖を満足させあうパートナーってことでどうだろう。その関係で一緒に居るうちに、
この性癖と共にある生活に上手く折り合いをつける道を見つけたら、そのときに付き合うってことで」
「ううん。そうだね、私も君と関りをたつなんてことはしたくない。実際、君の言う以外の方法は今のところなさそうだ。
……分かった、それでいこう」
内心、グッとガッツポーズをする。
「よし、それじゃ改めてよろしくね、凛子さん」
「うん。……大丈夫なのかまだ不安だが。よろしくね、『隆志』君」

「撮影の日から2週間、暴露&告白の日から12日かぁ」
考えることがありすぎたせいか、一瞬で時が過ぎたように感じる。
「にしても、けっこうすぐだったなぁ」
暖かいお茶でひと息入れて、小宴会場へと向かう。
あの告白の日から3日ほど経った日には、すでに凛子さんは我慢がきかなくなり始めていた。
よっぽど前回の撮影で半裸になったのが気持ちよかったのだろう。

163:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:53:41.61 Dz69z0TS
それからというもの、日ごとに色々とチャレンジしてみた。
もう一度同じような撮影をしてみたり、俺の前で軽いストリップショーをしてもらったり、
生放送配信サイトで軽い露出をしたり。
ただ、お互い興奮して満足はするものの少し手加減している感じが余計に次回への欲求を刺激してしまっていた。
そして一週間前、凛子さんがついに言い出した。
「隆志君……。すまない、もう我慢できなさそうだ。君の目の前で、他の男に肌を晒してみたい。
君という人が居ながら、他の男の性欲を受け止めて興奮する私を、君に見て欲しいと思ってしまっている」
申し訳なさそうな、それでいて受け入れて欲しそうな目でこっちを見てくる。
「……妄想と、実際にやるのじゃ大違いだよね。やっぱり、こんな女は引いてしまうかな?」
本当に心配そうに上目使いで見つめてくる。
普通の男なら、もちろんこんなお願いは聞けたものではないだろう。
でも、俺は違う。
今までは完全な負の遺産だった性癖が、今初めて意味を為そうとしている。
「引いたりなんかしないよ。凛子さんが他の男の性欲を求めて脱ぐところ、正直見たいって思っちゃった。
それに、俺は凛子さんが興奮してどんな事をしたって、絶対嫌いになったりはしないよ。約束する」
パアッと凛子さんの顔が明るくなる。
仲良くなる毎に分かってきたけど、凛子さんってホントはすごく表情豊かだよな。
普段、外では優雅でしっかりとした一面を見せていることが多いから気づかなかったが、実際は
落ち込んだり喜んだり拗ねたり照れたりと色んな一面があることを最近少しずつ気づかされている。
「隆志君!」
座って話していた凛子さんが正面から思いっきり首に抱きついてくる。
うわ、うわっ!
「私もだ隆志君。君がどんなことを私に望んだとしても、君の事を嫌いになったりしないよ」
よっぽど今の言葉が嬉しかったのか、凛子さんは首から手を離さない。
むしろ、抱き着く腕の力はどんどん強くなっている。

164:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:58:04.01 Dz69z0TS
「でも、君がどの程度を想像しているかは分からないけど、私の願望は最低でも君の想像と同程度だと思う。
実際のところは、君でも想像のつかないレベルの、その……」
凛子さんの歯切れが悪くなる。
「こんなこと自分で言いたくはないもんだね。私は、君でも想像のつかないレベルの変態だと思う。
……ああ、言っていて頭が痛いよ」
ピッタリとはまる性癖同士でも、そのレベルに大きく差があるということだろうか。
ここまで言い切るほど、すさまじいレベルなんだろうか。
俺だって、相当なレベルで変態だと思うけどな……。
と、確かに、こんなことを自分で考えると頭が痛くなるな。
「関係ないよ。性癖的に相性が良かったのももちろんだけど、俺は凛子さんそのものに惚れたんだ。
性癖とは関係ない普段の凛子さんがどんなに魅力的な人か、俺は知ってるからね。そんな事で嫌いになったりはしないよ」
自信をもって言い切った。
「……!」
凛子さんの腕の力が無言で強くなる。
嬉しいのはこちらも同じだ。
過去に仲良くできた女の子とも、この性癖のせいで別れることになってしまった。
自分の性癖を知った上で嫌いにならないと言われることがどれほど嬉しいかは痛いほど分かる。
「嫌いにならないって言われて俺も嬉しかったよ凛子さん。それじゃあ、さっそく色々とあたってみよう」
そう言って凛子さんの腕に手を置く。
「……凛子さん?おーい?」
腕を離そうとしない凛子さんにどうしたものかと顔を向ける。
その瞬間、唇に柔らかいものの感触を感じた。

165:名無しさん@ピンキー
13/04/22 23:58:42.82 Dz69z0TS
目の前に小宴会場への曲がり角が見えてくる。
「小宴会場は、右か」
あれからというもの、色々と方法を考えた俺と凛子さんは他大学のサークルに目をつけた。
そして、どこの大学生でも歓迎すると謳っているこのサークルが見つかった。
一応調べてみたものの、都合がいいことに一年生が今年立ち上げた、イベントだけを行うチャラチャラしたサークルだった。
凛子さんが忘れてしまったと言うと、学生証も見せずに入れたので、情報もほとんど漏れていない。
学生証の有無程度で凛子さんほどの美人を逃すような真似はしないだろう。
サークルに入会するときは、下の名前を除いて全て偽情報で入会してある。
連絡先もフリーメールで登録しているため、最終的にはその連絡手段を絶つことも可能だ。
後は、入会の時に聞いたサークル合宿の日を待つだけだった。

やっと目の前に小宴会場の襖が見えた。
「お~、遅いじゃん隆志!」
松崎が声をかけてくる。
けっこう酔ってるな。
「ホントだぜ、待ったよー?」
滝島も待ちくたびれたと、畳をポンポンと叩いている。
早く座れということだろう。
正直言ってこういうサークルの人と仲良くやる自信はないが、今は酒の力でなんとかごまかしている。
「隆志君、大丈夫かい?」
「ああ、大丈夫。喉が渇いてお茶飲んできたんだ」
もちろん凛子さんもいる。
「いやしかし、他のヤツらみんな酔い潰れちまうなんてな!」
「意外だよね~。ま、合宿初日だしテンション上がっちゃったんでしょ」
二人はわざとらしく話している。
途中から、酔ってきた他のメンバー六人のお酒に少しずつ度数の高いウイスキーを混ぜていたのをしっかり見てしまったんだけど……。
狙いは完全に凛子さんか。
俺が生き残れたのは、凛子さん一人だとこのゲームに参加してくれないと思ったからだろうな。

166:名無しさん@ピンキー
13/04/23 00:00:07.04 Dz69z0TS
「はい、それじゃゲームやるよー」
滝島がトランプを取り出す。
ルールは、上から順番に好きな枚数カードを引いて、ジョーカーが出たら負けという単純なもの。
ジョーカーが出なかった場合はそのまま山札を次の人に回すわけだ。
ゲーム自体は単純そのものなんだけど、このテのゲームの目的は結局負けた後の罰ゲームだしな。
横には男用と女用の罰ゲームBOXが置いてある。
中に入っている紙をとって、書いてあることをするというものだ。
通常、こんな怪しいゲームを男3:女1でやるなど考えられないようなものなんだけど……。
「いやー、参加してくれてありがとね凛子ちゃん!野郎3人でこんなゲームやったってむさ苦しくて仕方ないからさ!」
松崎が話しかける。
「私もサークル合宿なんて初めてでね。楽しめるものは全力で楽しまないとと思って」
「くぅ~、良い子だ凛子ちゃん。隆志が羨ましいわ」
滝島も続く。
「はい、それじゃ一番はわたくし松崎から!うりゃ!」
まとめて10枚を引っこ抜く。
「ぶはっ、いきなりジョーカー!」
「そりゃいきなり10枚も抜きゃそうなるよ、馬鹿だね~」
酒も入っているせいか、凛子さんも可笑しそうにクスクスと笑っている。
その場は松崎が一発芸の紙を引き当て、意外と面白い一発芸を決めて終了した。

167:名無しさん@ピンキー
13/04/23 00:01:12.38 Dz69z0TS
次々と回が進んでいく。
松崎と滝島はさすがのチャラサーメンバー、ゲームは盛り上がりを見せ続ける。
「お、今度は凛子ちゃんか!罰ゲームはーー?お、その場で立って一回転!」
意外にも凛子さんの罰ゲームBOXの内容は大したものはほとんど出ていない。
実際、これくらいがサークルの普通といえば普通か。
凛子さんが、立ってその場でくるっと一回転する。
すると浴衣がふわっと舞い上がり、隙間から凛子さんの白い脚が見えた。
ゴクっ。
松崎と滝島が息をのむ音が聞こえる。
「凛子ちゃん、脚綺麗だねー!」
「そうそう、ちょっと見惚れちゃった」
「そ、そうかな。そう言われると嬉しいような恥ずかしいような」
凛子さんは少し恥ずかしそうにしながら、また少し浴衣から脚を見せる。
演技ではなく本当に恥ずかしいんだろうなぁ。
親しくもない男に肌を見せるのは、妄想では何度もやってきただろうが、実際にやってみると相当恥ずかしいに違いない。
男二人は凛子さんの脚を凝視している。
ひとしきり二人が凛子さんの脚を褒めた後、ゲームを再開した。
「お、またやっと凛子ちゃんだ」
「やっととはなんだい、やっととは。そんなに私が負けるのを期待しているのかい」
「そりゃあ、男の罰ゲームなんて華がないでしょ華が!なぁ隆志!」
いきなり自分に振られて驚く。
「そ、そうだね。男がやったってねぇ」
「だろ!?ほら、彼氏もそう言ってるよ」
俺はほとんど傍観に徹しているが、他の二人にとってそれはどうでもいいことなのか、特別何か突っ込まれることはない。
「全く、仕方がないな君達は」
そういう凛子さんも、雰囲気とお酒もあって、なんだかんだと楽しそうだ。

168:名無しさん@ピンキー
13/04/23 00:01:52.01 wVA3e1h9
「あ、ごめん。そろそろ紙が少なくなってるころだと思うから、新しいの入れるね」
滝島が新しい罰ゲームの紙を入れる。
「はいどうぞ」
「ありがとう。……えっと、浴衣を少しはだける?こ、これは……」
ついにきたか。
「どしたの凛子ちゃん、ゲームゲーム!」
「そうだよー、ゲームはノリが大事!ねぇ彼氏」
滝島がこっちを向く。
「……うん。ゲームだからね。罰ゲームはちゃんとやらないと」
むくりと息子が立ち上がるのを感じる。
「彼氏は分かってるねー!ほら、凛子ちゃん」
「そ、そうだね。ゲームだからね」
まだ恥ずかしさが衝動に勝っているのだろう。
おそるおそる浴衣に手を伸ばす。
そして、顔を背けながら少し胸元を開いた。
「おお……!」
「これは……!」
二人はにやけ顔が隠せなくなっている。
浴衣からは豊満な胸の谷間が覗いている。
凛子さんは恥ずかしさからか、まだ顔を背けたまま赤い顔をしている。
「いいねぇ凛子ちゃん、セクシーだねぇ」
「うん……。てか、エロいよ凛子ちゃん」
その瞬間、凛子さんの体がゾクゾクと震えるのが分かった。
「き、君たちはずいぶんと直接的なものの言い方をするね」
「だって、エロいもんはエロいし。彼氏もそう思うでしょ?」


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