11/07/29 18:46:29.16 6EUnuLjO
ラージャン・・・・・・金獅子と呼ばれるその牙獣がもつ獣性は、古龍すら避けて通ると言われる。
初めてラージャンと相まみえる俺は、緊張から足が震え、手に持つ大剣は情けないほどに揺れていた。
(落ち着け・・・落ち着け・・・・・・街で聞いた情報を思い出すんだ・・・・・・)
ラージャンの攻撃は、見た目こそ絶望的に派手だが、その実連撃頼りで横の移動に弱い。
古龍のような体の大きなモンスターならば避けられないだろうが、体の小さいハンターなら腕の隙間を潜り抜けることも可能だ。
(そしてさらに・・・)
ラージャンの弱点は尻尾である。特定の気性の荒い個体を除けば、
大抵のラージャンは尻尾を切断することで多少は興奮を抑えることができる。
すなわち。
(ラージャンの横殴りを前転で潜り抜けて、無防備な尻尾を斬りつける!)
そして、戦闘。思い描いていた通りにラージャンの脇を潜り抜けるハンター。大剣を振りかぶり、尻尾にたたきつけるその瞬間だった。
ハンターの眼に飛び込んできたのは、意外とプリプリした形のいいヒップ。くびれたウェスト。
ババコンガやドドブランゴのような群れ成す猿猴類では出せない、マウントしなれていないがゆえの未成熟な色気が、そこにはあった。
んなわけねーだろ。こっちでやれこっちで。
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