ファイアーエムブレム&ティアサガ第36章at EROPARO
ファイアーエムブレム&ティアサガ第36章 - 暇つぶし2ch664:名無しさん@ピンキー
11/09/27 08:13:40.84 wH4ZuELA
>>648
①と同じシチュのが保管庫にあったよ
URLリンク(www2.bbspink.com)>>980辺りから

665:名無しさん@ピンキー
11/09/27 08:14:10.72 l86SZoeP
十二神将もいなかった気がします。
八神将だっけ?

666:名無しさん@ピンキー
11/09/27 08:38:54.76 +BZdZTDl
>>664
流石にそんな昔のは見てなかった
>>665
八だったか、情報thx、やったのが五年も前なもんでひそかに国名も間違えてたりした
エルトリア⇒エトルリアだったね

では、続きうぷります

667:名無しさん@ピンキー
11/09/27 08:53:11.43 +BZdZTDl
噛みしめた唇から血を滴らせるセシリアの眼光に、ナーシェンが気押された。
だが、次には蛇のように舌を出し、怒りの形相で鞭を後ろにしならせる。

「貴様ぁ、一体誰に向かって口を利いているのだぁ!」

 天井に届かんかという勢いで振り上げられた鞭が弧を描き、セシリアのほぼ真上から襲いかかった。

 ――い”っ!
「…………ひっ……はっ!」

 バシンという大きな音と共に、セシリアの左の乳房が下へ弾かれた。
鎖が今までになく大きく軋む。聞こえてくるのは引きつったような苦鳴だ。
度重なる責めによって固くなった胸のつぼみを、鞭の先が掠めていた。
彼女の頭にあったはずの罵倒の言葉は、白で塗りつぶされている。
 がくがくと細い顎を上下させるセシリアの姿をナーシェンは不思議そうに眺めていた。
ややあって、事情を察したのだろう。ほの暗い笑みを浮かべた。

「おやおや、これは一大事。敏感な突起に当たってしまったかな」
「……はっ……はっ……はっ」

 ―だ、駄目よセシリア! どんな仕打ちを受けようとも気をしっかり持ちなさい!

 こんな下劣な男に屈服してどうするというのか。
そうやって自らをなんとか奮い立たせようとするも、耐え難い激痛と痺れに涙線が緩んでいる。
目が熱を帯びてくると共にじわり、と視界が滲んできた。
セシリアは痛みと恥辱に震える全身を鎮めようと、引きつったように空気を取り込もうとする。
気を緩ませた直後、鞭が下から上に一閃した。

「~~~~っ! ~~~~っ!!!」

 今度は声すらも出なかった。

668:名無しさん@ピンキー
11/09/27 09:00:16.60 +BZdZTDl
 地面にあった鞭の先端が今度は勢いよく振り上げられ、右の下乳を叩き上げた。
形の良い乳房が勢いよく跳ね上がり、背筋が弓なりに反りかえる。
 肩甲骨が石壁に擦れて傷になったが、そんなことは気にもならなかった。
 抗いようがない強烈な刺激に、セシリアは酸素不足の水槽の中で
金魚が喘ぐように、顎を上に向けて口をぱくぱくさせていた。

「ひゃっはっは、なんだそのザマは! 名高い魔道軍将様の姿とは思えんなぁ!」
「……ひっ……ひはっ」

 意識が飛びかけているのか、ナーシェンの嘲りにもセシリアの反応は覚束なかった。
ただ痛みに体を痙攣させ、呼吸するのがやっとという有様だ。
限界が近づいていた。ゼフィールの一撃を受けて体力を損耗している状態。
いかに芯が強い女性であっても、彼女の持ち分は文官としての才と軍の指揮。
どのような覚悟をしていようと若い娘の体がこのような過酷な仕打ちを受ければ
到底耐え切れるものではないのだ。
 もはや上半身は首飾りを除けば一糸纏わぬ状態。
下半身のスカートはボロボロにほつれ、タイツも無残に伝線している。
スカートの隙間からは薄紫色のショーツまでもが除いている。
顔を除いた全身にある痣は見るも無残に腫れ上がっていた。

669:名無しさん@ピンキー
11/09/27 09:06:36.75 +BZdZTDl
 何とか痛みから立ち直り、視線を元の位置に戻すも
その瞳には軽蔑の他にも読み取れる揺らぎがあった。
理不尽な暴力に対する怯えという感情が。
 息も絶え絶えのセシリアに、ナーシェンが勝ち誇ったように口を醜く歪めた。

「さて、少しは考えが変わったかな? お聞かせ願おうか、セシリア将軍?」
「……考え、ですっ……て」

 息も絶え絶えにセシリアが訊き返した。

「そうだ、まずは声高らかに宣言してもらおうか。私は未来永劫ナーシェン様の性奴隷になります、と」
「ふ、ふざけないで! 誰があなたの奴隷なんかに―ひっ」

 ナーシェンがわざとらしく掲げた鞭に、しかしセシリアは敏感に反応し、身を捩じらせた。
徐々に、しかし確実に恐怖と痛みが植え込まれつつあった。

(い、嫌よ、もう痛いのは……)
「まだ物足りないのかな、それならそれで構わないぞ」
「…………」

 弱音を心中に落とし、悔しげに唇を噛むセシリアを見て、ナーシェンは肩をすくめた。
失われた余裕をいつの間にか回復していた。

(くく、この様子ではもう時間の問題かなぁ? ん―)

 ふと、目線がセシリアの腰の下に向いた。
もじもじと、タイツに包まれた白いふとももが擦り合わせてるのを見て
彼の顔に山賊と見紛うかのような下卑た笑みが浮かんだ。

670:名無しさん@ピンキー
11/09/27 09:21:03.30 +BZdZTDl
「もしかして、鞭で打たれて感じていたのか?」
「だ、誰がっ!」

 セシリアが頬を赤らめて反論した。見ただけで呪い殺さんばかりの目つきだった。
それを意に会した様子もなく、ナーシェンが何かを悟ったように顎をなでた。

「なるほど、そういうことか。確かに、気を失って牢屋に入れられてから丸二日
厠にいっている間もなかったはずだな」
「……っ」

 度重なる鞭打ちに尿意をもよおしているのを見破られ、セシリアの顔から一気に血の気が引いていく。

「くっくっく、図星か、はっはっは、これは傑作だ。まかり間違えば、気高き魔道軍将殿の排尿が拝めるというわけか」
「し、信じられない。どこまで性根が腐っているの!」

 凛とした声が地下室に響き渡り、ナーシェンの耳を叩く。
だがそれは、彼女の怒りと恐怖のほどを如実に表してもいた。

「違う、違うな。私が聞きたいのはそんな言葉ではない」

 蛇のように舌を動かし、ナーシェンがゆっくりと胸を張った。

「よし、こうしよう。もし性奴隷になると宣言したら、両手の鎖を解いて厠に連れて行ってやろう。新たな主人としてのせめてもの温情だ」
「……なっ!」
「あくまで言わぬ気であれば、このまま尋問の続行だ。
貴様は遠からぬうちにここであられもない姿を晒すことになる。
なんなら貴様らの部下を呼び出して一緒に見物するというのも面白いか」

 ナーシェンの申し出を聞いて、セシリアは気が遠くなりそうだった。
将軍としてではなく女として、排尿の瞬間などもっとも見られたくない姿だ。

「……こ、これが尋問ですって! こ、言葉の意味をわかって言っているの?」
「強がっていても声が震えていては説得力がないぞ? それとも、このチャンスを逃すか?」

671:名無しさん@ピンキー
11/09/27 09:33:49.89 +BZdZTDl
セシリアが俯き、ぐっと目をつむる。
もはや尿意はのっぴきならないところまで来ている。
隙間風が痣に触れるだけで、体が震えてしまうほどに。
その欲求が意志だけでどうなるものではないこともわかっていた。
いい年頃の女が人前で尿を垂れ流すなど、ましてや名門の貴族の出であるセシリアにとっては、
何よりもおぞましく、耐え難いことだった。

(口約束だけでも、ここで誓えば。この男が約束を守るとは限らないけど。でも、そうならない可能性も)

 わずかな希望にも縋りつきたかった。今もなお裸体を晒すという恥辱に塗れた状況。
断れば暴力が、並々ならぬ気丈さを上回る勢いで襲ってくるだろう。
セシリアの思考は暴力と恥辱によって掻き混ぜられ、判断力を失いつつあった。

(今だけ、……そう、今だけだから。従う振りをするだけよ、躊躇うことなんてないじゃない)

 観念したようにセシリアが溜息を吐き出し、口を開きかけた。
すると唐突に、彼女の脳裏に昔の光景が蘇った。
 オスティアで、とある少年に教鞭を振るっていた時の温かな記憶を。

672:名無しさん@ピンキー
11/09/27 09:58:31.43 +BZdZTDl
 エリウッド公の息子がオスティアに留学に来ていると知ったのは
 オスティア公の娘、リリーナとの他愛ない世間話がきっかけだった。
実際に剣術に励むロイを目の当たりにした折に、セシリアは少年のただならぬ才能を見抜き
自ら個別指導の教師役を買って出ていた。

『いいこと? 将たる者はね。どんな時でも下の者たちの模範にならねばならないのよ』

 本を手にしながらそう語りかけるセシリアに、向かいの椅子に座っていた赤い髪の少年が手を上げた。

『じゃあ、例えば負けた時はどうするんですか? 模範になりようがないと思うんですけど』

『部下たちの除名を乞う場合であれば、相手の吐いた唾を舐めとらなければならない時もある。
けれど、抗う意思は最後まで捨てちゃダメ』

 城壁と同じように、一度崩された壁を直すには、一旦崩れた破片を取り除き
土台を直して、回りの壁をも削ってと前以上の労力を必要とするものだ。
心の壁も同じことだ。一度でも屈してしまえば、負けることに慣れてしまう。
そうなってしまったら、将としての再起は難しい。

『戦いで部下たちに命を懸けさせる以上、指揮官は絶対に心を折られてはいけないの
雪辱を誓うにしても、兵士だって一度自分を見捨てた将にはつかないでしょう』
『ふんふん……』

 少年は何度となくうなずき、感嘆していた。
その様子を見ていて流石に気恥ずかしくなったのか、セシリアが赤くなった顔を逸らした。

673:名無しさん@ピンキー
11/09/27 10:11:11.91 +BZdZTDl
『……セシリアさんってやっぱり凄いですね。
わかりました、今の言葉を忘れずに僕も頑張ります』
『ふふ、その意気よ、ロイ。じゃあ次のページを―』
『―あ、あのっ』
『ん、なぁに?』

 話を遮られたことを咎めるでもなく、セシリアが足を組み替えてロイに目を細めた。
 ロイはたわんだスカートの裾から覗いている下着から慌てて目を逸らすと、
少し躊躇いがちに口を開いた。

『ぼ、僕も、セシリアさんみたいな立派な将軍になれるでしょうか』
『うーん、そうねぇ。私が本当に立派かどうかは置いとくとして、
どうせ目指すならもっと上の頂を目指すべきよ』
『上の頂、ですか。でも、セシリアさんより上っていうと誰だろう
エトルリアのパーシバル将軍? それともベルンのマードック将軍?』
『そういう意味で言ったのではなくてよ。それは、人を真似ることもひとつの方法だけど。
あなたには他人にはない、人を引き付ける才能に溢れている。
それは、何物にも代えがたい強さだわ。
しっかり勉強して実戦経験を積めば、いずれ私など及びもつかない名将になれる。きっとね』
『本当ですか! ……よぉし、セシリアさんを守れるくらいに』
『こぉらぁ、調子に乗らないのっ。今のあなたじゃまだまだよ』

 指を振って叱りつけるセシリアに、ロイは握り締めた拳を解いて頭を掻いた。
照れ笑いを浮かべている彼の姿は、セシリア自身が不思議に思うほど脳裏に強く焼き付いていた。

674:名無しさん@ピンキー
11/09/27 10:29:01.32 +BZdZTDl
 ロイの純朴にしてひたむきな瞳を思い出したことで、恐怖が薄らいでいくのを感じた。
たとえそれが一時的なものであっても構わなかった。

(将たる者の態度や姿勢を説いた私が、ここで持ち崩すわけにはいかない。
そんなみっともないを真似したら、もうあの子に顔向けできないわ)
「……よ」
「ん、なんだ? 聞こえんぞ、はっきりとしゃべれ」
「お断りよ。人をペット代わりになんて、よくもそんな発想ができるものね。あなたの思考って本当に醜い、なんとも汚らわしい発想だわ。爵位持ちとは思えない幼稚さね」

 語気に力と気品が蘇ったことにセシリアは安堵した。
だが、ナーシェンにとっての禁句に触れたことには気づかなかった。

「な、ななっ……なん……誰が醜いだと!」

 ナーシェンがわなわなと肩を震わせて詰め寄った。
語気が荒く唾を飛ばす目の前の男を、セシリアは威厳を崩さぬままに貶める。

「よほど他人に軽んじられることを恐れているのね。でもお生憎様、力で人を従えたとしてもそれは見せかけの主従。
あなたのことを周りの人間がどう見てるか、手に取るようにわかるわ。他人を軽んじることしかできないあなたに待っているのは―」
「―このくそ生意気な雌豚が! おのれの今の立場をわきまえろ!!」
「なっ! きゃああああああ!!?」

 セシリアの言葉は獣じみた絶叫に塗り替えられた。
剣を抜き放ったナーシェンが刀身に秘められた魔力を開放させ
セシリアに向けて放出していた。

「あああぁぁぁぁぁいいイイやぁぁァァ!」

 胸が上下左右に、みだらに揺れ動き、汗が全身から滴ってくる。
一糸まとわぬ無防備な肢体を紫電にも似た魔力が縦横無尽に駆け抜け、美しい顔が苦痛に歪む。
先ほど心に固く誓ったはずの抵抗の意志は、一気に蹴散らされていった。

675:名無しさん@ピンキー
11/09/27 10:44:05.87 +BZdZTDl
「どうした! 苦しみ喘ぐのが好きなのだろう!
お望み通りの展開だ、存分に嫌悪する男の前で恥を晒すがいい!」
(な、なんなのこれ! 嫌、体から力が……抜けていく)

 突然、今まで感じていた耐え難い痛みとは別の感覚に囚われた。
体から何かが出ていくような感覚。手足は麻痺してしまったかのように自由が利かない。
必然的に、閉じていた足にも力が入らなくなっている。
おのれの意思とは裏腹にずるずると靴底が滑り、歩幅が左右に開いていった。

(ダ、ダメ! これ以上開いたら! 踏み……止まれない、あぁあ!
 もう……もう、無理、無理ぃ、限界……いぃ!)

 意識が遠のきかけた瞬間、理性が収縮させていた股間がふっと弛緩した。
途端、たまりにたまっていた黄金色の水がセシリアの穿いているショーツを中から叩いた。
一瞬にして布地の色を変えていくそれは、引き締まった太ももを滴り落ちて、床に続く小さな滝となる。
水たまりに滴る音を聞くだけで、立ち上る薄い湯気を見るだけで、一層羞恥心が高まっていく。

(あぁ! こ、こんなの嘘よ! 悪い夢よ! どうして、どうしてこの私が!
魔道軍将たるこの私が! こんな下劣な男に全裸を晒したばかりか……そ、粗相まで!)

 一度はその恥辱に耐えようと決意したものの、その羞恥心は想像以上のものだった。
顔を覆いたくとも鎖がそうすることを妨げてしまう。
まるで尿と一緒に色々な物が闇に流れていくかのような錯覚に囚われる。
必死に上りつめた将軍としての地位。代々続く名門貴族としての矜持。
エルトリア王国を支えているという自負。そして―教師としての自分。

(ロイ! あぁ、私、あの子に……私は、私、はっ!)

 今やセシリアの瞳からは屈辱と懺悔の涙が、とめどなく溢れていた。

676:名無しさん@ピンキー
11/09/27 10:49:32.00 +BZdZTDl
アップ出来る量が少なくて思いのほか長くなってしまった
後5~6で終わると思うので続きは夜投下しま
読んでくれた人どもです

677:名無しさん@ピンキー
11/09/27 23:32:48.00 tPP3m0/k
>>676

全裸待機中です

678:名無しさん@ピンキー
11/09/27 23:56:20.58 E67xEhwI
これは盛り上がっちゃってますなぁ。いいですなぁ。

679:名無しさん@ピンキー
11/09/28 00:13:52.32 790KhZcc
>>676
gj、おいナーシェンそこ代わry
乳鞭とか魔乳の本領じゃないですか
あと、次からはメモ帳にまとめて投下してもらえると助かる
期待してるぜ兄弟

680:名無しさん@ピンキー
11/09/28 02:02:14.68 CHVRiRjt
ナーシェンは出来る子だな。

681:名無しさん@ピンキー
11/09/28 02:17:32.33 poiMmUmg
こんな時間になって申し訳ない
ナーシェンは下手なイケメン敵キャラより人気
とりま残りを投下しときま

682:名無しさん@ピンキー
11/09/28 02:19:08.22 poiMmUmg
「はっはははは、これはこれは、凄まじい勢いだな、セシリア将軍!
 今の貴様の姿を鏡で見せてやりたいぞ!
 こんなにみっともない姿を晒した将軍など、古今東西どこにもいるまい!」
「やあぁ! 言わ……言わないで! あぁ、ああぁ! いや、どうして、止まらな……いひぃぃぃ!」

 必死に括約筋を収縮しようとするセシリアを嘲笑うかのように
体は頭の命令を無視して魔剣から放たれる魔力でのたうち回る。
いっそ気を失えば楽になれたのに、持続的な痛みで完全に気絶することもできない。
卑劣な男の前ではしたない姿を晒す自分を思うと、悔し涙が後から後から滲み出てくる。
爪先立った状態で幾度も尻を、胸を震わせ
全身をくねらせる様は隠微な香りに満ちていた。
 子供のように咽び泣き、淫らな姿を披露したセシリアを目にし
やっと満足したのか、ナーシェンが魔力の発動を止める。
と、一度大きく、ギシと鎖が鳴り響き、乳房が前後にぷるりと震えた。

「はっ……はひっ……はぁっ……」

 脂汗と涙に顔をぐしゃぐしゃにし、息も絶え絶えなセシリアの様子に、ナーシェンが口端を持ち上げる。

「くはは、どうだ、思い知ったか。我が魔剣ルーンソードの真の力はこんなものではないぞ」

 ぐいっと強引に顎を持ち上げられ、セシリアの体が頼りなげにゆれる。
尿も出切ってしまったのか、ポタポタと太ももに残った滴が垂れ落ちている。
魔力によって相当なダメージを被ったのか、目もどこか虚ろだった。

683:名無しさん@ピンキー
11/09/28 02:23:04.22 poiMmUmg
「……う、うぅ」
「一応褒めておいてやろう、この剣の威力に耐えるとは流石ヴァルキュリア。
魔力に対する加護はことのほか大きいということかな。
ここで殺してしまってもよかったが、私の受けた屈辱はこの程度ではない。
とはいえ、人前で迂闊にも失禁するような婢を抱く趣味もない。
この臭いはどうにもたまらんからな、鼻が曲がってしまう」

 これみよがしに高い鼻をつまみ、手で仰いで見せるナーシェンに
セシリアが薄紅のはげ落ちた唇を震わせる。

「くっ……うっ……うぅ、だ……れが……!」

 誰がそうさせたのか。そう言い返そうとするも舌が回らない。
 人前で漏らしたことなど初めてだった。
ましてや、忌むべき男の前で強制的にさせられるなど、未だかつて受けたことがない恥辱だった。
人前で涙など見せたくないのに、後から後から止めどなく溢れてくる。
 肢体を震わせるセシリアの姿に、やっと腹の虫が収まったのだろう。
ナーシェンは剣を鞘に納めた。
 セシリアが安堵したのも束の間のことだった。
ナーシェンは鞘に収まり切らぬ柄を、薄らと透けたショーツにあてがった。

「くっうっ―ううぅうぅん!」

684:名無しさん@ピンキー
11/09/28 02:30:30.98 poiMmUmg
 剣鞘で薄い布地を擦り上げる度に
羞恥に火照り切ったセシリアの体がびくびくと反応する。
ぐいと押し上げると、布地から染み出ていた黄金水が段々と透明に近づいていく。
ナーシェンは手指を硬直させっぱなしのセシリアを見て舌舐めずりすると
ショーツから染み出てくる水を絞り出そうといわんばかりに剣の鞘をきつく押しつけた。
白いふくらはぎが突っ張ったように反応し、与えられる刺激から逃れようと爪先立ったが
それも無意味な抵抗だった。液がショーツを通過してナーシェンの剣鞘にまとわりつき
剣を握っている手袋をも濡らしていく。

「尿の色とは明らかに違うな。
よもや魔道軍将殿が失禁して感じてしまう筋金入りの変態だったとは
エトルリア国民もさぞや失望することだろう。なぁ!」
「あっ、あっ、……あっあぁっ! ……嫌ぁ、嫌よぉ! やめっ……やぁっ! やめてぇっ!」

 哀願にも近い弱々しい言葉は、しかしナーシェンの耳には逆効果だった。
 ぐりぐりと捻る速度は更にスピードを増していく。

 聞きたくないのに、じゅぷじゅぷといういやらしい水音が耳に纏わりつく。
手が自由になるなら、真っ先に耳を塞いでいただろう。
苦痛に濡れているのは自らに対する責め苦を和らげようとする女の防衛本能だ。
そんなことは自分でよくわかっている。
しかしながら、こんな状況でも体の火照りを自覚すると、辛うじて支えてきた芯が折れそうになる。
 鎖にしっかり固定された手首からは血が滲み出ていた。
体に害が及ぶたびに、反射的に庇おうと動いてしまうのだ。

「呆れたな、あくまで上から目線の物言いか、そこまで貫けるとはむしろ称賛に値するな。だが―」
「あひぃん! ……うぅ……ふああぁぁ!?」

 責めの対象が陰唇にまで至った途端、声に官能の色が混じり始めた。

685:名無しさん@ピンキー
11/09/28 02:47:00.08 poiMmUmg
陰唇を布越しに擦り上げられる度に、腰がびくんびくんと跳ね上がった。
恥毛を少し撫でられただけでも嫌悪とは違う類の声が引き出されていく。
一方で、ナーシェンの魔の手は胸にも及び始めていた。
空いている手の平で弾力のある乳房を揉みしだいている。

「あぁあ! 痛ぃ! そ、そんなに強く……あぁ! も、揉まないでぇ!」

 収まらぬ乳房の肉が指に挟まれて浮き沈みする。
こねかけのパンのように形が変えられていく。
うねる人さし指と中指とが、セシリアの固くなった乳首を挟み込むようにし
時に指先で弾き、指に巻きこむようにしてギュッと引っ張る。

「うあっ……んあぁっ! ひううっ……ふっ……ううんんん!」 

 二方向から責められ、心とは裏腹に官能がどうしようもなく高まっていく。
胸に意識を集中すれば陰唇への刺激に腰が浮いてしまう。
臀部に力を込めれば今度は乳首への刺激で下顎が見えるほどに背が反り返る。
息も段々と荒くなり、声も大分熱と甘さを帯びてきている。
 ナーシェンは愛液で濡れた手袋をセシリアの頬に擦りつけた。
あっという間に、美しい顔が粘性のある液体でべとべとになった。
快感に抗えぬおのれの体が何とも情けなくなり、セシリアは眉をしかめながら目を伏せた。

686:名無しさん@ピンキー
11/09/28 03:01:54.99 poiMmUmg
「ずいぶんといい顔になったなぁ、案外楽しんでいたのではないか?」
「……き、気易く触らないでくださるかしら、……あいにくと、下衆に許す体は持ってな―」
「―だろうな」

 反抗的な言葉を既に予想していたのだろう。
返事を聞き終える前に、ナーシェンが予め探り当てていた
セシリアのパンパンに膨れ上がった陰核を、ショーツの上から指で思い切り爪弾いた。

「つぅ~~~~~~っ!!」

 完全なる不意打ちに、セシリアが苦悶の声を上げた。
この一撃を耐えられただけでも奇跡と言えたが、どこまでも現実は残酷だった。
カチカチと歯を鳴らす間に、ナーシェンの指が強く陰核を捻り上げていた。
意識が白く塗りつぶされ、暗転し―気持ちと下半身が同時に決壊した。

 ―プシャ、プシャ、プシャァァァァァァ!
「……あ! あぁあああぁ! ……あぁ! ……あはっあ……」

 初めての絶頂。連続して潮が吹かれる度に、セシリアがひくひくと喘ぐ。
瞬く間にショーツの両端から収まり切らなかった大量の愛液が零れ出した。

687:名無しさん@ピンキー
11/09/28 03:10:36.45 poiMmUmg
「くく、ははは、まさか本当にイってしまうとは!
エトルリアの魔道軍将殿が剣の柄で責められただけで
気をやる変態将軍とはな! あなたの淫乱さは天井知らずか?」
「うう……う……酷……い」
(あぁ……許して、ロイ……。……私……私
こんな無様な姿を晒して、もう、あなたに……顔向けできない)

これほど過酷な状況に追いつめられているにもかかわらず
ロイの顔が最後まで頭から離れなかった。
あるいは自分は本当に淫乱な女なのではないか。そんな疑問がわき出てくる。
むっとした雌の匂いが室内に充満したところで
反り返っていたセシリアの肢体が、人形のように力なく崩れ落ちた。

「喜べ、明日は貴様の部下、エルトリアの捕虜共をここに呼んでやろう」
「……う」
「貴様も一応は貴族の出であるようだし、割に目立つ容貌をしている。
かつての上官を心行くまで犯せると知ればさぞや張り切ることだろうな。
束の間の休息の後に待っている絶望を、楽しみにしていろ」

 遠ざかりかけた意識に届いた言葉にセシリアの髪がぴくりと動いた。
だが、そこまでだった。
完全に意識を失ったセシリアに、ナーシェンは高笑いを上げながら踵を返し
元来た道を引き返して行った。

688:名無しさん@ピンキー
11/09/28 03:17:19.77 poiMmUmg
ナーシェン絡みは以上だ
付き合ってもらって感謝するぜ兄弟
ここはスカ禁止らしいから浣腸責めなどと調子に乗るのはここまでにしとく
次は出来てないから気が向いた時に書く、アディオス!

689:名無しさん@ピンキー
11/09/28 16:58:39.87 qz3tBaNo
ワンダフル!

690:名無しさん@ピンキー
11/09/28 17:08:42.69 Y37KLKJe
>>688
乙!

691:名無しさん@ピンキー
11/09/28 17:51:39.85 j81e2Fxe
超GJ!
この閣下はできる子だな。

692:名無しさん@ピンキー
11/09/28 19:35:12.00 CHVRiRjt
いい仕事してますなぁ。閣下の輝きが眩しい。
魔乳軍将超俺得ですわホント。

693:名無しさん@ピンキー
11/09/30 00:42:04.31 MNqRkfJ4
GJ
セシリア将軍最高でした。

694:名無しさん@ピンキー
11/09/30 23:52:11.44 Z/ATy1xZ
最高の気分だぜブラザー!

695:名無しさん@ピンキー
11/10/01 02:04:35.12 +EY8FUQM
この勢いならクラリーネを犯す閣下も投下されるだろうか

696:名無しさん@ピンキー
11/10/01 07:22:28.98 oHD/7aLj
魔道軍将、元部下たちの慰み物に……
などというネタが先に思い浮かんだぜ
輪はほとんどないからやっても大丈夫だろうか

697:名無しさん@ピンキー
11/10/01 11:46:18.17 oHD/7aLj
「ンン、ふむうん! むぐ……ぐむうぅ!」

 薄闇の中に響くのは、布を口に押し込められたようなくぐもった声。
 そして、男たちの嘲笑う声。

「おいおい、もう少し加減しないと壊れちまうぜ」
「わ、わかってるけどよ。……はっ、こいつの具合が……はっ……良すぎん、だっ!」
「ごっおほほふぅ! もごっ! ……おっ! おごおおぉオォ!」

 頭を鷲掴みにされたセシリアは地べたに膝をつき
船乗りのような肉体を持つ部下のイチモツを咥えさせられていた。
男は両手で持ち上げるようにセシリアの顎を引き上げ、本能の赴くままに腰を打ち付けた。
たまに、苦しみに歪むセシリアの表情を見下しては鼻で笑っていた。
 小さな唇が強引に抉じ開けられ、唾液と先走りの汁が淫らな音を奏でる。
口腔内を行き来する剛直が幾度も喉彦に触れ、横隔膜がひくひくと蠢く。
こみ上げる吐き気に堪らず肩を戦慄かせる姿も、男たちにとっては興奮を高める材料に過ぎない。
己の順番が回ってくるのを待っている男たちは自分の陰茎を手でしごいている。
いつ終わるとも知れない凌辱に、セシリアの目尻から涙が遠のくことはなかった。

698:名無しさん@ピンキー
11/10/01 11:49:32.87 oHD/7aLj
 何日間も風呂に入っていなかったのだろう。
赤黒く怒張した男のそれはところどころに白いカスがこびりつき
息を止めたくなるくらい醜悪な臭いを撒き散らしていた。
部下のモノを咥えることには凄まじい葛藤があったが
一度捻じ込められてしまえばそれまでだった。
 セシリアの愛らしい唇を、舌を、歯ぐきを、男の剛直が容赦なく汚していく。
長時間に亘って与え続けられる責め苦で疲労感はピークに達し、
予断なことを気にする余裕もなくなってきている。
 男の背後、牢屋の出口は無防備に開け放たれていたが
今の彼女の目には遥か遠くにあるように感じられた。
手首につけられていた鎖は解かれていたものの、手は後ろ手の状態で縛られている。
体の各所にはナーシェンの鞭打ちによるみみず腫れが残っており
体力はほとんど回復していない。
しかも、牢屋の中には自分より二回り以上大きな男たちが三人いる。
元部下の、苦楽を共に分かち合ったはずの者たちに蹂躙される屈辱は
昨夜以上に、セシリアを精神的に追い詰めていた。

699:名無しさん@ピンキー
11/10/01 11:52:17.30 oHD/7aLj
「くぅ、はは、たまんね、セシリア将軍の口まんこ、本当に最高だぜ!
 はぁ、そろそろ、で、出そうだ! しっかり受け止めてくれよ!」
「んぐっ!? んぐううん、おぐっ―おぐぼおおぉぉ!」

 射精の宣言に抗議の声を発しようとするも、口は完全に塞がれて言葉の体をなさない。
何とか掴まれている頭を振り解こうとするも
男の五指はセシリアの頬が潰れるくらいに力が込められている。
本当に、犯すための道具としか思っていないようだ。
喉の奥に押し込めた剛直からより高い快楽を得ようと、円を描くように先端を擦りつける。
セシリアの細い喉が再び大きく痙攣する。それが男の陰茎への刺激となって更に膨れ上がる。
容赦のない口内凌辱に、セシリアの鼻の穴が酸素を取り込もうと開閉を繰り返す。
先走りの汁と唾液の混合液がセシリアの口端で泡立ってきていた。

「んぶふっ! ぐぶっふっうぅうっ、んばっ! はぁっ、やめっ、あんぐうんンウウッ!」 
「おらっ、逃げてんじゃねえ! おお、おおぉ、出るぞおぉぉぉ!」

 男が一度腰を引き、セシリアの小さな頭を両手で挟み込み、口の位置を固定しながら思い切り前に突き出した。
 ずぶっ。喉の形がへこむほどの衝撃に、セシリアの黒目が一気に収縮し、絶望の涙が飛び散った。

700:名無しさん@ピンキー
11/10/01 11:56:56.55 oHD/7aLj
「んぶぅ!!? んぶふううううううぅぅぅぅ!!!!」

 喉の最奥まで突き入れられた鈴口から、白濁液が一気に吐き出された。
舌の動きすら及ばぬところでは戻しようがない。
セシリアは泣きながらこくこくと喉仏を動かした。
だが、吐き出される精は留まる事を知らず
時間の経たぬうちに喉の壁を叩いて口腔内に跳ね返ってきた。
 びくんと、彼女の体が戦慄いたところで
桃色の唇と陰茎の隙間から、小さな鼻孔からも精液が溢れ出てくる。
耐え難い臭いが鼻を蹂躙し、セシリアは堪らず息を止める。
後ろからも、自らのものをしごいていた二人の男が
なだらかな稜線を引く背中に、尻に、精を振り撒く。
しばらくの間余韻に耽っていた男は、尿道に残っていた精液を手で絞り出すと
唾液と精液の混合液を彼女の美しい頬に塗りたくるようにしながら腰を引いた。

「うぷ……う……ぶふ……おほ、げえええっえぇぇぇ!
 ……げっえっ……おぅええぇぇ!」

 酸素不足で収まりがつかない。喉を蹂躙された気持ち悪さに耐えきれず
口から床に、白く濁った胃液がどぼどぼと吐き出された。

701:名無しさん@ピンキー
11/10/01 12:03:16.73 oHD/7aLj
ひくひくと震える度に釣り下がったセシリアの乳房が小刻みに揺れ
待機している男たちの目を楽しませる。

「ごほっ、げほっ……げほっ! ……げぼっ!」

 酸っぱい臭いが更に吐き気を誘発し、断続的に嘔吐を繰り返す。
二度、三度と吐き戻したところでやっと胃の中が空になったのだろう。
全身を白濁液に汚されたセシリアが息も絶え絶えに顔を上げた。
既に口淫を二周しているにもかかわらず、男たちの男根は衰えることを知らない。
三人のものが天井へと向けてそそり立っている。
このままでは自分は確実に壊される。不安と恐怖でかちかちと歯が鳴る。

「酷えなぁ、俺のをこんなに零しちまうなんてよ。これじゃあ約束と違うだろ、もう一ラウンドといこうぜ」
「駄目ですよ、あなたの順番は終わりです。よかったですね、セシリア将軍。今度はお待ちかね、俺の番ですよ」
「……はぁ……ま、待って! お、……お願い、もう、もうこれ以上は……。
せめて、少しだけでいいから、休ませ……ひああぁっ!?」

 丁寧な物言いだった男が待ちきれないといったように
ぷるぷると揺れる尻の窄まりに指を埋めた。
感じたことのない異物感にセシリアの体が大きく仰け反った。

702:名無しさん@ピンキー
11/10/01 12:11:24.97 oHD/7aLj
皺だらけのショーツがぐっと横にずらされた。
指の官職に反応して収縮する肛門に、男はいやらしい笑みを浮かべ
自らの人差し指をそっと奥へと押し込んでいく。
微かな排泄感を感じ、羞恥にセシリアの唇が歪む。

「ふっ、うっうああぁ、だ、駄目よ、そこは不浄のっおっ! おぅ! んんっ! お、おやめなさい!」
「ならば、やっぱり前の方を使った方が宜しいですか? 私としてはむしろそちらの方がありがたいのですが」 

 冷たい嘲笑に、セシリアの体がびくりと凍りつく。輪姦が始まる前に、自分が譲らなかった条件。
それだけは、彼女にとって何を捨ておいても守らねばならないことだった。

「わ……わかってる、わかってるわ。……ううぅ……うあぁ」

 俯き、許しを乞い、しゃくり上げる今のセシリアを見て
凛々い女将軍の姿を思い起こす者はいないだろう。見る影もない。
 目の前にいるのは理不尽な暴力に怯える哀れな貴族の娘だ。
そのギャップはかつての部下であった者たちの欲情を刺激するのに
十分すぎるシュチエーションだった。

703:名無しさん@ピンキー
11/10/01 12:13:29.64 oHD/7aLj
お目汚し失礼
残りは明日投稿すっぞ


「見る影もない」消し忘れてるけど気にスンナ

704:名無しさん@ピンキー
11/10/01 17:22:56.27 l3rJuJu9
いいねいいね。
また盛り上がって来たぜフゥーハァー

705:名無しさん@ピンキー
11/10/02 05:43:04.96 CkADJkmY
「そうそう、条件をのんで欲しいなら始めから素直に従っていてください、ねっ!」
「あっ、あぁっ、あひゃぁっ! ふっ! ふぅっ、うぅ!
 ひっく、どぅ……して、どうして、私たちがこんなこと……んうっ! ふぅんっ!」

 肛門の奥深くで指がくの字に曲げられ、爪の先端が腸壁を引っ掻いた。
 未知の感覚に堪らずセシリアががくがくと顎を揺らす。
 男の指は古くなった皮をこそげ落とすかのようにゆっくりと丹念に腸壁をなぶる。
 セシリアが這いずって逃れようとするも、体に力が入らない。

「は、はぁ! あぁっ! やぁ、やめっ、やあああぁぁぁッ!」
「こうしなければ我々は殺されてしまうんですよ。いい加減、観念したらどうですか。
もうこの状況を楽しむしかないじゃないですか」
「……た、楽しむですって!? あ、貴方たち正気……はぁっ! ううぅ、ンッ―なっ!」

 肛門をいたぶっていた男が指を引き抜き、自分の鼻にすっと近付けた。
 自分の体の中で、おそらくは一番醜悪な臭いを男に嗅がれでいる。
セシリアはその様子に絶句し、続いては羞恥に顔を赤く染めた。
腸液が纏わりついた指を見ていると、自分の方にまで臭いが漂ってきそうだ。

706:名無しさん@ピンキー
11/10/02 06:26:20.26 CkADJkmY
「ははっ、すごい臭いだ、鼻が曲がりそうですよ将軍」
「い、嫌! 言わないで! くぅっ! ひっ……きゃあっ!?」

 俯いてしまったセシリアに対し
周りに陣取っていた男たちが一本ずつ足首を掴み上げる。
セシリアの腰があっさりと浮かされたところで
男たちが足を押し込むようにしてまんぐり返しの体勢にしてしまう。
更には、空いているもう片方の手で張りのある乳房を揉みしだく。

「すげえ、柔らかいな」
「ああ、ほんと犯されるために生まれてきたような体だ」
「ああっ! 放して! 揉まっ……ないで! 何故っ、何故私が、このような辱めを……!
 ……あぁん……んううっ! やめっ……ひぃっ! やっ、はうううぅぅ!」

 まるで牛の乳を搾るかのように揉み手に強弱がつけられる。
鞭の跡が残っているたわわな乳房が握り潰され、指の隙間から肉が盛り上がる。
痺れとも痛みともつかない感覚に、セシリアの体がびくびくと、男たちの手の中でのたうち回った。

707:名無しさん@ピンキー
11/10/02 06:28:59.29 CkADJkmY
ろくに手入れをしていない長い爪が乳首に食い込むと、セシリアは顕著な反応を見せる。
引きつったような声を上げて手足を突っ張らせ、喉を突っ張らせる。
 刺激を与えた敏感な蕾がむくむくと膨らんでいき、兵士たちの指を持ち上げた。
こりこりと勃起した乳首に、男たちが容赦なく指の腹を擦りつけ、ひねりあげる。

「やっ……やぁあぁっ……はぁっ……はひぃっ! ……つ! 強いぃ!」

 施されたばかりのショーツは早くも汗と愛液で濡れほそってきている。
元々、セシリアは頭脳派であり、屈強な男が相手となれば振り解ける可能性は低い。
ましてや三対一となれば絶対に不可能だ。
 逃げられないとわかって、それでも必死に体をよじらせる姿は
男たちの目にはいかにも扇情的で、背徳的に映る。
兵士たちの怒張が更に大きさを増していくのを見て、セシリアは堪らず充血した目を背けた。

「無理やりされてるのに感じてしまうとは、よほどいやらしい体をお持ちなんですね、セシリア将軍は」

 そう言いながらも男はショーツ越しに指を差し入れ、セシリアの股間をまさぐり始めた。

708:名無しさん@ピンキー
11/10/02 06:35:00.84 CkADJkmY
 新たな刺激に秘裂は敏感に反応し、生き物のように男の指をぱくりと咥えてしまう。

「……あぁ! あ……あなっ……はひっ! あなたたち! 自分が何をやっているかもう、一度……んんっ!
 ……はぁっ、わかってるの!? こんなの、軍法会議物よ!」
「そちらこそ、いつまで上官気分を引きずってるつもりですか。もう貴女は将軍じゃない、ナーシェン様の雌奴隷だ」
「き、聞き捨てならないわね。誰があんな男の! ……ナーシェン……『様』?」
「聞きましたよ、昨日は随分とはしたない姿を晒したそうじゃないですか」
「そ、それは違……ひ! んあああああッッ!?」

 男がねじ込むように二本目を押し入れた瞬間、下着の下で噴出音がした。
 背を弓なりに反らして唇を歪めるセシリアを見て、男たちが小馬鹿にしたように笑う。

「どうやら軽くイッちまったみたいだなぁ」
「う、嘘おっしゃいな……私はイッてなんか……ない」
「上では仲間が二人も殺されていってのに。部下を案じなければなんねえあんたは
ナーシェン様の愛撫でひぃひぃよがっていたってわけだ。反論はあるか?」

 セシリアがぐっと呻いた。愛撫などとは程遠い責めだったが
声が勝手に出てしまった手前、完全に違うとまでは言い切れない。
とはいえ、あの過酷な状況を口で説明するなどということは有り得ない。
敵が何を言おうと取り繕えるが
万が一、彼らの口からエトルリアに漏れるようなことがあれば
もう自分は一生奈落から這い上がれないのだ。

709:名無しさん@ピンキー
11/10/02 06:38:55.55 CkADJkmY
「ほら、何も言い返せない。俺たちはあなたを徹底的に辱めるよう言われているんですよ。
つまり、今のあなたよりも立場は上なんです」
「そ、そんな……。あぁ……駄目! まだ―うぅっ!」

 指を陰核に押し当てられた瞬間、セシリアが声を漏らさぬよう唇を食い縛り、息を止めた。
錐でも回すようにぐりぐりと指を押し込むと、下の口から先ほど以上の愛液が溢れ出してくる。
下だけでなく、両方の乳房を掴む手も動きが激しくなる。
 目を瞑って必死に快楽に抗うも、太ももを伝う感触と聞こえてくる水音で
股間がどういう状況になっているかはわかるのだろう。
セシリアの顔はこれ以上ないほどに紅潮していた。

「んんっ!? んっ、んんっ、んふぅんんーーーっ!!」
「もう、すっかり出来上がっていますねぇ!
 いい加減認められたらどうですか、魔道軍将であらせられるご自分が
レイプされて感じてしまう雌豚だったってことを、ねっ!」
「んンアぁっ!! ダッ、ダメエエエエェェェ~~~~~~~~~~~ッッッ!!!」

 布越しに陰核を抓まれた途端、脳内に電気が走り、結んでいた口があっさりと解けた。
見計らったように乳首が両側に引っ張られ、最後まで踏ん張っていたプライドまでもが
押し寄せる痛みと快楽の波に浚われていく。
足先を突っ張らせ、手首を反り返らせ、セシリアは元部下たちの前で
両目を見開いたまま無様に絶頂に達した。

710:名無しさん@ピンキー
11/10/02 06:41:31.08 CkADJkmY
 ―プシャッ、プシャッ、プシャアァァァ!

 腰がわずかに浮いた瞬間、ずらされたショーツの隙間からは
潮が二回、三回と吹き出し、数メートル先まで放物線を描く。
続いて三人の陰茎から吐き出された精が、セシリアの顔に、胸に、局部に降り注ぐ。
 絶頂の余韻に打ち震えていたセシリアが、それで正気に戻った。
反して、普段の毅然とした態度は失われていた。

「あぁ……ああ……もう嫌、嫌よぉ! ……誰、かっ!
 お願……い……誰か助け……てっ……ここから出してぇっ!」

 溺れる子供のように助けを求めながら、固定されている太ももを左に右にと動かす。
もちろん、後ろ手に縛られて三人に組まれているとなれば無駄な抵抗に過ぎない。
せいぜいが尻を震わせ、胸を上下左右に揺り動かすくらいが関の山だ。
そして、皮肉なことにその行為は精を吐き出して萎えかけた三人の陰茎に再び固さをもたらしていく。

「へへ、まだ興奮が収まらねえや」
「ええ、あのセシリア将軍が俺たちの前で……」
「いやっ、もういいでしょっ、もうこれ以上は―」
「そろそろ、本番といくか」

 リーダー格の男が足を抑える役をやめ、セシリアの前に座す。
血管の浮き上がった凶器が反り返るのを目の当たりにし、セシリアが思わず息を呑んだ。

711:名無しさん@ピンキー
11/10/02 06:48:25.29 CkADJkmY
「いい加減、欲しくなっただろ? 俺も限界だ」
「待っ、待ちなさいっ! それじゃあ約束が」
「約束もなにも、あんたが勝手に言い出したことだ。俺たちが守る義理はねえ」
「そ、そんな……冗談……でしょう?」

 ろくに抵抗もできぬまま、ショーツが横にずらされ、赤く腫れた秘裂が露わになる。
短く剃られた陰毛を撫でられる度、セシリアの唇が掠れた息を漏らす。そして―
 男の怒張したものが、大事な部分に押し当てられた。セシリアの顔が一気に蒼褪めた。

「ま、待って……それだけは嫌……嫌なの。……お願い、他のことなら、出来る限りなんでもするわ。
……だから、だからそれだけは許して」
「妙に嫌がるな。こいつ、もしかして……」
「はは、まさか、あり得ないだろ。こいつは、男をたぶらかしてのし上がった女狐だぜ?
 そうじゃなきゃ、この年齢で魔道軍将になんてなれるわけ」
「……どうなんだ?」

 尋ねられたセシリアが、叱られた子供のようにいやいやをする。
 体で魔道軍将になった。そういったくだらない噂は出世していく過程で
ちらほらと彼女の耳にも入っていた。
もしかすれば、家柄のことについていえば多少は影響していたかも知れないが
並みいる将軍候補を退けてその地位についたのは、ひたすら勉学に打ち込む姿勢があればこそだった。
最低限のマナーは弁えていたが、貴族の茶会などにはほとんど出席したこともない。
見目麗しさから婚姻を申し込む手紙は後を絶たなかったが、そのことごとくを振り棄ててきた。

「……の」
「あん、なんだよ」
「……じょ、なの」
「なんだ、聞こえねえよ。もっとはっきり喋れ、じゃないと―」

 男の先端がめり込む感触に、セシリアが痛みに駆られたように口を開いた。

712:名無しさん@ピンキー
11/10/02 06:52:43.21 CkADJkmY
「ま、まだ処女なのよ! だ、だから……お願い、します」

 赤裸々な告白。珠のような涙を零したセシリアに男たちは唖然とし、次いで歪な笑みを浮かべた。
セシリアの肩が恐怖にびくりと跳ね上がった。

「くっく、まじかよ、こりゃあ最高だ! とっくにあの爺共に手をつけられてると思ってたのに」
「驚きですね、あのセシリア将軍がこの歳まで純潔を守ってるとは。指先がきつかったわけだ」
「その大事な貞操を、こんな木端兵に奪われちまうたぁ、またとない見世物じゃねえか」
「え……」

 セシリアには男たちの言うことが信じられなかった。
信じたくなかった。これが今まで仲間と信じていた者たちの言動だということを。
ようやくわかった。彼らにはナーシェンの命令があろうとなかろうと、関係ないのだ。

「おまえら、しっかり押さえてろよ」
「わかってるって」
「戦場の華と謳われたあなたが、まさかレイプで純潔を散らされるなんて。
心中お察しします、セシリア『元』魔道軍将」
「あ、あなたたちっ!! くっ! 放しなさいっ!!」

 窮地を察したセシリアが全力で逃れるべく手足をばたつかせようとする。
男二人がおどけたように身を引いた。わざとらしく腕の力も抜いている。

「お、まだ心が折れていなかったんですね。素晴らしい」
「凄いな、手が外れてしまう。おっとっと」

 活きがいい魚が暴れるような感触を楽しみながらも、その手はセシリアの体を掴んで放そうとしない。
疲弊しきった女が微かな望みに縋りつき、あがき続ける姿は、彼らの欲情を高ねていくばかりだ。
全く改善されぬ状況に諦めの心が芽生えるも、それを必死に押し殺し、セシリアが泣き顔を左右に振る。
 そうこうしているうちに、リーダーの先端が少しずつ侵入してきた。

713:名無しさん@ピンキー
11/10/02 07:10:05.41 CkADJkmY
(……いや、こんなの悪い夢だわ。守ってきたものが、こんなに簡単に)

 溢れる涙で滲んだ視界には、男たちの笑みの形だけが映っている。
ロイのはにかむような笑顔がセシリアの脳裏に過る。
心の奥底で渇望していた儚い夢が、支えにしていた少年の存在が、脆くも失われようとしていた。

(い……や……、やぁ……こんな形で犯されたくない!
 そんなことになったら、もう、もう二度とあの子と……っ!)

「ひっ……! ……嫌……こんな初体験は嫌ぁ! 後生よ!
 なんでもするわ! だから、だからそれだけはやめてぇぇ!!」
「出来ねえ相談だな。ひっひっひ、あんまり暴れると破れちまうぜ」
「うっ、ああぁぁぁぁ!!」
 最後の砦に向かって痛みが押し寄せ、セシリアが甲高い悲鳴を上げた。
尻の形が変わるほど地面に押さえつけられ、その上からガチガチの陰茎が挿し込まれる。
縮こまったショーツが別の男の手で引っ張られ、股間に食い込んだ。
腰が浮き上がりそうになり、セシリアの口から悲鳴が漏れる。
もはや体を起こすことも不可能だ。そんなことをすれば、確実に処女を失ってしまう。
上を向いた双丘がセシリアの心細さを表すように頼りなげに揺れる。

「ああぁ、駄目、もう駄目よ! これ以上入っ……たら、本当に…いぃ!
 私の純潔が……あぁ、あああぁぁぁ! だ、誰か、……ロイ、……ロイッ、ロイッ! 助けてぇッッ!!」

 顔を涙と鼻水でぐしゃぐしゃにしたセシリアを勝ち誇ったように眺めながら
リーダーが勢いをつけるべくゆっくりと腰を引いていった。

714:名無しさん@ピンキー
11/10/02 07:13:31.70 CkADJkmY
以上だ兄弟、拙い文章読んでくれて感謝だぜ
セシは一回休み、紋章、聖戦、封印他キャラで要請があれば

715:名無しさん@ピンキー
11/10/02 07:20:44.57 j8rXyYJ8
素晴らしい

716:名無しさん@ピンキー
11/10/02 10:50:06.76 fyUYYWdV
>>714 個人的にはイグレーヌとかティト、スーとかが見たいです。

717:名無しさん@ピンキー
11/10/02 22:50:30.49 Uw0OOXJj
紋章のシーマも捨てがたいです

718:名無しさん@ピンキー
11/10/03 00:48:29.46 tQHfPERu
>>714
GJ! 神、いわゆるゴッド!
このままセシリア将軍が滅茶苦茶になって欲しいような
助けが来て欲しいような悩ましいシチュエーションにゾクゾクした

719:名無しさん@ピンキー
11/10/03 09:15:21.97 p2TtuJnp
>>714
GJ! これはおにちくいい陵辱。部下の言葉攻めも心得ておりますな。
個人的にはカチュアかソフィーヤが見たいであります大哥!

720:名無しさん@ピンキー
11/10/03 10:54:41.36 rPFndPwX
セシリアごっそさんです
本編で引っ捕らえられてると凌辱も映えるね

721:名無しさん@ピンキー
11/10/03 21:53:29.88 c/+MGOEC
>>714
こんなエロいのに処女なセシリアさんとか最高過ぎるんですが…

大人の女性繋がりでイグレーヌさんとかエキドナさんが見たいです

722:名無しさん@ピンキー
11/10/03 23:01:56.03 2l/rIHH3
セシリアが処女だったとはな…とりあえず乙です。
紋章のリンダが見てみたいです。

723:名無しさん@ピンキー
11/10/03 23:13:33.65 gdHE2TYq
ルイーズさん凌辱で頼む


724:名無しさん@ピンキー
11/10/03 23:24:03.23 rPFndPwX
普段から猥談が絶えないだけあって
みんな欲望に素直だな

725:名無しさん@ピンキー
11/10/03 23:36:07.33 pepfMRKG
>>714
アンケはかえって自分を縛る事になるからやめておいた方がいいぞ!





ユーノさんのラブラブ子作りモノを頼む

726:名無しさん@ピンキー
11/10/04 00:21:26.35 OKxVydII
>>716-725
よもやこんなにレスつくと思わなかったんで反省している
というか、半数以上姉さんキャラで驚いたわwww
独断と偏見によりセシと年齢被りそうな姉さんキャラは
締めのセシリアと状況が被りそうなのでやめておく
ペガサスが被ったんでどちらにしようか迷ったんだが
一応最初にレスしてくれたティトにしときま、要請ありがとな兄弟

アレンとのツンデレか、孤立しやすい飛行ユニットの不遇を活かすか悩み所ですね

727:名無しさん@ピンキー
11/10/04 00:58:09.56 fcLOjtjH
アンケでリク受けて書けるっての、絵ならともかくSSでは率直にすげーなと思っちょるよ
俺なんか自分の好きなキャラでさえ呻吟しながら書いてたっちゅうに

それにしてもティトかぁ あまり注目したことのないキャラだが 考えてみるか

最大の特徴は実直さだよな 登場シーンでも支援会話でもそんな感じ
歴代天馬騎士の中で似たようなキャラを挙げると
俺が思いつく限りでは カチュア フュリー ミーシャ フィオーラ ヴァネッサ タニス などが思い浮かぶ
背負う背景や絡ませる男キャラ(まぁ個人的には百合でもいいんだが)によって それぞれ違う魅力が出てくる

例えばフュリーなら 王道のレヴィンと絡ませると 幼馴染で主従という強力な属性がついてくる
シレジアの内乱 マーニャの死も重要なファクターになりうる

他にタニスだと ベグニオン帝国の設定のせいか エリートの出来る女という属性が強い様に思われる
あとはマーシャとの上司部下の絡みが貴重 名前ありの部下を持ってるのは 上記では彼女だけ
(ミーシャとカリンって 説得の時の会話読む限り 上司部下じゃないよね?)

ヴァネッサは絡む相手がフォルデかヒーニアスかでずいぶん違う
フォルデと絡ませるなら 俺の風を始めとするフォルデ節を生かさない手はない
ヴァネッサは頼りになる姉 想いを寄せる主君 というところから 一見するとフュリーとかぶるような印象がなくもないが
レヴィンとヒーニアスのキャラの違いによって 彼女らが見せる顔を変わってくるだろう

こんな時間に何書いてるんだ俺 というかティトの話出てないし まぁいいか
ペガサスナイト最高だよな

728:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:21:09.49 KgE/F9uz
フィルとか好きです って意識調査みたいなのはダメだろうか

729:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:24:16.93 KgE/F9uz
って>>725より後にもレス付いてたわ
ティトか 陵辱にしろ純愛にしろツン系ですかなー

730:名無しさん@ピンキー
11/10/04 10:16:22.21 A9r60Iyo
ティトとアレンの組み合わせ好きだな
ティトは自分の気持ちをなかなか伝えられないのに
アレンが鈍いので進展しない

言葉以外で伝えるしかないな

731:名無しさん@ピンキー
11/10/04 18:11:46.99 u+yJ+pBB
>>720
> 本編で引っ捕らえられてると凌辱も映えるね

シリーズ伝統というか、初期から女性キャラは捕虜属性が多いな
ゲーム本編で捕らわれてると、ある意味公式設定的で良い
暗黒竜だと11人中6人が捕らわれの身(DナイトとPナイト以外)
外伝だとアルム(男主人公)側だと5人全員捕らわれで、セリカ(女主人公)側だと逆に7人中1人
紋章(2部)は17人中9人が捕らわれ
トラキアで自軍ユニットの捕虜化(全キャラ捕らわれ妄想の実装)
加賀エムブレムだと妄想しやすくなっていってたが、最近の作品はその辺が弱い
聖魔とかだと12人中ターナ1人(しかもルート分岐次第)みたいに人数少ない

とりあえず女性キャラが捕まってるのは非常に萌える
上のセシリアみたいに、まともに一対一なら負けない相手に、武器と自由を奪われて好き勝手にされるのとか

個人的には新・紋章のリンダをリクエストしたい
新・暗黒だと奴隷→捕虜に緩和されたが、リメイク版のスタイル&コスで敵の捕虜はやばい
ドラゴンナイトが女の子を捕らえてエロい事するのは昔からの伝統だし

732:名無しさん@ピンキー
11/10/04 18:19:11.36 8M1WR77R
逆にミネルバ様は色気なくなっちゃったよなあ

733:名無しさん@ピンキー
11/10/04 19:15:35.27 UCoyCBWN
>ドラゴンナイトが女の子を捕らえてエロい事するのは昔からの伝統だし

まさに加賀紋章ではミシェイルがこんなんだった
レナに強引な求婚して、そのせいでレナは国外逃亡、マチスは腹いせに前線に飛ばされた
強引とかついたら求婚はアレな隠語になるべ
新紋章ではバッサリ削られてた
逆に言うと、新紋章ではレナがマケドニアから危険な戦場を一人旅していた動機が薄れたよなー



734:名無しさん@ピンキー
11/10/04 20:11:24.07 PQdoJzg4
つーか新紋章は改変しちゃいけない当たりを改変したから嫌い
その話切る意味がわからんわ
ミシェイルが別人じゃないか

さらにクリスが英雄級の功績とかわけわからん
あいつただの一兵卒じゃんね
ずっと出撃させない事もできるし

735:名無しさん@ピンキー
11/10/04 22:11:19.59 iguU4T1M
レナとミシェイル関係の会話って紋章二部じゃないよな?

736:名無しさん@ピンキー
11/10/04 23:25:17.44 fcLOjtjH
>>735
確か出典は旧デザイナーズノートじゃねぇかな。
カシムの欝設定とかが公開されてたページ。今でもアーカイブをたどれば読める。

>>731
ドラゴンナイトが女の子囚えて~ってのはあんまり馴染みないけどな。
特にユグドラル大陸だとドラゴンナイトは基本トラキア関係でしかでてこないし。
あと聖魔だとアメリアがゲブに結構あぶない扱いされてなかったっけ?

737:名無しさん@ピンキー
11/10/04 23:31:22.92 EYKhKjon
>>733
エロではないが紋章のミシェイルがミネルバを連れていったりとか
聖戦のトラバントがアルテナを連れていったりしたな

738:名無しさん@ピンキー
11/10/04 23:32:16.97 fcLOjtjH
URLリンク(web.archive.org)

レナとミシェイルの関係については、↑のQ7に載ってる。
デザイナーということは、たぶん加賀氏が書いてるんじゃないかね。そのせいか今の公式だと読めない。

739:名無しさん@ピンキー
11/10/04 23:42:37.65 17NtKwsZ
>>731
セシリアを閣下に負けないぐらい育てるのって、結構きつくないか?w

740:名無しさん@ピンキー
11/10/04 23:53:03.32 17NtKwsZ
>>731
あと、囚われ属性はティアサガが豊富だね。
悪徳宰相に初っぱなから人質にとられているメル、
海賊に拐われて海までおいかけっこのレネ、
山賊のアジトにぶちこまれて登場するエリシャ、
拷問火炙りのコンボまで食らってるレニー、
一服盛られて売り飛ばされるプラム、
レンツェンに人質にとられているリィナ、
むしろ捕らえられにいったケイト、
そして四人の巫女だとくる。

741:名無しさん@ピンキー
11/10/05 00:15:44.41 QZ4xse4K
そうやってユニとリーリエをハブってやるな
服着せられただけだが

742:名無しさん@ピンキー
11/10/05 19:40:31.94 3ht+5g2x
トラバントはエスリン陵辱しなかったのか

743:名無しさん@ピンキー
11/10/05 19:48:15.06 3ht+5g2x
途中で送っちまったorz

個人的には
キュアンを押さえつけて
トラ「夫を死なせたくなくば……これ以上は言わずともわかるであろう?」
とエスリンから折れさせるより
キュアンを押さえつけた上でエスリンを無理やり犯して
トラ「素晴らしい締めつけだ! とても二子を生んだ女の膣とは思えぬわ!」
みたいな強引なほうが好き

744:名無しさん@ピンキー
11/10/05 21:33:42.55 PtCBDp7Z
>>743
是 非 書 い て く れ

風呂入ったらティトうp始める
もやもや感を感じていただければ幸いだ、したらば

745:名無しさん@ピンキー
11/10/05 23:44:05.16 PtCBDp7Z
 雪化粧が施された剣山の峰に四足の動物と見られる影が過った。
 全身が雪と同じくらいに真っ白な毛並み。
とても大きな翼を背に持つ馬がゆっくりと動く雲に合わせるように
翼と蹄を連動させて宙を駆けていく。

 あぶみが付けられた白馬の背には、生真面目そうな少女が跨っていた。
かなりの速度で飛んでいるのか、淡青色の美しい髪が常に後ろへと流れている。
前をほとんど見ないことから手綱さばきには余裕がありそうだが
その表情はあまり明るいものではなかった。

「はぁ……少し言い過ぎたかしら」

 寒気でかさかさになった唇から白い靄が溢れ出た。
今日何度目かの独り言を呟きながら、ティトは敵兵の位置を確認するべく自軍の上空を旋回している。
凛々しくぱっちりとした気の強そうな瞳は、今は足元へと向けられていた。
 眼下には葉が全て枯れ落ちた木々が、遠く海岸線の方まで続いている。
大森林に点在する空き地にはぽつぽつと、ベルンの手の者と思しき騎兵たちが陣取っているのが見えた。
地上からでは敵の陣形を知るのは困難窮まるが、空から観察すれば丸裸に等しい。

 リキア同盟軍では、ティトを始めとした飛行兵がもたらす情報によっておよその進軍経路が決められるため
被害予測の観点から見ても、課せられた責任は非常に重いと言える。
裏を返せば、正規兵ではない自分たちに大事な仕事を任せられる。
そうと軍の責任者たちが判断してくれていることに他ならない。
とどのつまり、今の雇い主に当たるロイは余所者であるはずの自分たちを
多分に信頼してくれているということだ。
エトルリアに雇われていた頃は侮蔑された上に捨て駒扱いされていたものだが
所属する国が変わるだけでこうも扱いが違うのか、と驚いたものだった。
 人間とは現金なもので、待遇や報酬が良くなれば自然と仕事にも力が入る。
確かに、イリヤの部下たちが笑顔をよく見せるようになったのも
リキア同盟に加わった時期と符合するかも知れない。
 今は別にして、それはティトも例外ではなかった。

746:名無しさん@ピンキー
11/10/06 00:05:28.75 PtCBDp7Z
(随分と魔道士が固まっているわね。先にゲリラ部隊に攻め込ませた方が良いかしら)

 相手の陣構えを記憶しながら地上に視線を走らせる。
この時期イリアは豪雪に見舞われることも多いのだが
ここ数日、天候は非常に穏やかで視界も申し分ない。
風雨が強い日は天馬や飛竜を飛ばすこともままならないが
今日に限って言えば、空を散歩するには絶好の日和だ。
 けれども、麗らかな天気とは裏腹に、ティトの心はちっとも晴れなかった。
戦闘中で気が抜けないというわけではなく、ある男の存在がやたらと気にかかっていたからだ。

 その男、アレンはリキア同盟の中心的役割を果たすロイの近衛であり
リキア同盟結成時から中核を成している人物でもある。
フェレでも名門の騎士家出身。所謂貴族に当たる彼だが
貴族らしからぬ親しみやすさを持っている。
誰にでも実直な好男子に対して、好感を持つ者は性別を問わず多い。
 意志の強さを感じさせる燃えるような赤い髪。精悍な顔立ちに細く引き締められた体。
そして、扱う武器を問わぬ卓越した武器さばき。
確かに女たちの噂に上がりそうな要素はいくつもあるが
彼に対して黄色い声が投げかける度に、ティトは言いようのない苛立ちを感じた。

 ティトはアレンを嫌っているわけでも過小評価しているわけでもなかった。
こと勇猛さにおいてはエトルリアに雇われていた時にも耳にしていたし
自分が普通に接することができる数少ない異性でもあるのだ。
 ただひとつ、どうしても許せないことがあった。
アレンはいつどこから矢が飛んでくるかわからない戦場で
敢えて狙ってくれと言わんばかりの派手な赤鎧を身に纏い
無謀な単騎特攻を仕掛けることがしばしばあったのだ。
 戦場に出る時も必ずと言っていいほど先陣を切っており、鎧が敵の返り血で染まることから
ベルンには赤獅子の二つ名で恐れられているとも聞いている。
 目立つことに関して言えば、もしかしたら騎士という立場がそうさせるのかも知れないが
それにしたって度を越している気がした。そして今日も―

「……っ! またやってるっ!」

 また、気鬱な一日が始まるのか。
 頭を抱えて溜息を吐き出したティトは、未だ知る由もなかった。
おのれの身にかつてない危機が迫っていたことに。

747:名無しさん@ピンキー
11/10/06 00:23:51.09 kHaH5pyC
 ティトが西の方を見下ろしたとき
リキア側の騎士隊が敵の陣形を崩していくのが目に映った。
しかしながら、一目見て明らかに突出し過ぎな騎兵がいる。
 遠目からでも目立つ紅蓮の鎧を身につけ、槍を背負った赤髪の男。
他ならぬアレンである。

「何やってるのよ、いくらなんでも突っ込み過ぎよ。味方との連携をもう少し考えなさいってあれほど口酸っぱく……。
 あぁ! 違う、そっち行ったら駄目でしょ! 東から敵が来てるってば! 早く気づいて……って! 危ない、後ろ!」

 アレンの後方の茂みに伏せていた敵が姿を現し、アレンの背中に向けて矢を放った。
想像したくない最悪の光景が脳裏を過ぎり、ティトは思わず顔を手で覆う。
 幸い察知が早かったのか、アレンは素早く馬の手綱を引き、大きく横に跳躍させて難を逃れていた。

「はぁあぁ……」

 その様子を指の隙間から確認し、ティトは疲労感をたっぷり含ませて息をつく。
自ら堂々と罠に嵌りにいくような戦い方を毎度上空から見せられれば堪ったものではない。

「もぅ何なの! いくら腕が立つからってあんな無茶苦茶な戦い方じゃ
命がいくつあっても足りるはずないじゃない! よく今まで生き残ってこれたものだわっ!」

 空の上で一人がなり立てるティトの姿というのは、かなりレアな光景だった。
どちらかと言えば命令に忠実で、冷静沈着だというのが仲間内からの評価である。
 単にそれが仲間に対しての思いやりや苛立ちといったものだけでないことは
ティト自身薄々気づいていたのだが、生来の気性が仄かな想いに憎まれ口を後付けしてしまっていた。

 元雇い主のクレインと共にエトルリアを脱してリキア同盟に加わってからは二カ月近くが経つ。
その期間内、戦場以外の場所でアレンと顔を合わせる機会は何度となくあったが
手足にせよ額にせよ背中にせよ、彼の体に生傷が絶えたことはないに等しかった。
喧嘩別れに終わった朝も、腕に血の滲んだ包帯を巻いていた。
喧嘩といっても、自分が苦笑いを浮かべているアレンを一方的に罵っただけなのだが。

「人の気も知らないで、ばか……」

 アレンの周りに味方が集まってきたのを確認し、ティトは脹れっ面のままその場を離れた。

748:名無しさん@ピンキー
11/10/06 00:42:40.22 kHaH5pyC
(うぅ、胃に穴が空いたら治療費請求しなきゃ……)

 ティトはげんなりした表情で、下腹をさすった。
あるいは、面倒見のいい性格が災いしているのだろうか。
近くにいても離れていても、自然と視線が彼を追っている気がするのだ。
 ペガサスに乗って空を飛べば戦場を広範囲に渡って見渡せる。
偵察をしている最中に前線で無茶な突っ込みをしている兵士がいようものなら直ぐにわかる。
そして、そんな危なっかしい戦い方をしている赤い騎兵を見るにつけ
一日中ハラハラドキドキしながら過ごすことになるのだ。
多少の不満が込み上げてくるのも致し方なしだろう。

 受ける傷が少ない兵ほど腕が良いという見方もあるが
アレンの実力は精兵揃いのリキア同盟において五指に入ると言われている。
フェレでの戦いが始まった頃は頼りないところもあったそうだが
今では騎士長のマーカスをして自らを超えたと言わしめる実力者だ。
 現状、アレンを相手取って勝負になるのは、同じくフェレ騎士の双頭を成すランス。
エトルリアにその人ありと謳われた騎士将パーシバル。
自分と同じ傭兵のデューク、そして剣士ルトガーくらいだろう。
今や彼は、リキア同盟になくてはならない存在だと言われている。
ムキになって戦わずとも、彼の実力は既に公にも認められているのだ。
 傭兵として戦場を渡り歩いたティトから見ると、アレンの直情的な戦い方は愚行の一言に尽きる。
それとなく戦い方のことに苦言を呈した時には
怯まぬことによって敵に恐怖を植え付けることができると彼なりの考え方を聞かされた。
しかしながら、いくら鎧を着ているからといっても、反応が遅れて頭部に攻撃を受ければそれまでだ。
加えて、前線に配置された者が敵の魔法で命を落とすことは往々にしてある。
 神の洗礼を受けて聖騎士の位を賜っている彼も危険と隣り合わせには違いない。
精霊の加護を授かったことにより、魔法にも多少の我慢は利くようになったそうだが
我慢するにも限度がある。
 ベルン本国に近づくにつれて敵の攻撃が激しさを増している現状
無理をすれば明日にでも命を落とすことになりかねない。
それを知ってか知らずか、敵に無謀な突撃を繰り返すアレンに
ティトは消化しきれぬ苛立ちを募らせていた。

749:名無しさん@ピンキー
11/10/06 00:51:06.27 kHaH5pyC
 昨日、ティトは腰をかけるのに丁度よい高さの岩に座り
自分の両膝に頬杖をついていた。
鎧を脱いだアレンが黙々と素振りしているのを眺めていたのだ。
 ちらり、とティトの視線が腕に巻かれた包帯に注がれた。

「ねぇアレン、あなたの鎧、いくらなんでも悪目立ちするから
あまり主張しない色にした方がいいと思うのだけど」

 ティトにとってはかなり思い切った、しかし遠回しな気遣いに対して
アレンはあまり気乗りしなそうに答えた。

「確かに赤は目立つけど……、これはこれでいいこともあるんだ」
「良いことって、例えば? 被弾の数を多くする以外の効果があるのかしら」
「そう、それだよ」
 我が意を得たりとばかりにアレンはうなずいた。
「それって……つまりどういうこと?」
「だから、被弾を多くする、だよ。丈夫な鎧を着ている俺に敵の攻撃が集中すれば
後衛のシスターや弓兵たちが優位を保てるし、ロイ様に攻撃が向かうのも防げるだろ?」
「……わざと、やっているってわけ?」

 じと目になったティトに、アレンは素振りを止め、錘のついた木刀をおろした。

「というより、誰かがやらなくてはいけないことだっていうべきかな。
最近は加入する仲間たちの実力も並じゃないから
自分自身の名を貶めぬようにするのが精一杯だが」

 その笑顔がティトには無性に腹立たしく映った。
幼い自分たち三姉妹を置いてあの世に旅立ってしまった両親の姿が、頭を掠めていた。

750:名無しさん@ピンキー
11/10/06 00:53:34.09 kHaH5pyC
『今回は少し戻りが遅くなるけど、なるべく早く帰ってくるからいい子にしているのよ』
『ユーノ、シャニーとティトを頼んだよ』

 二人の最後の言葉が胸に蘇り、ティトは俯き気味に歯を食い縛った。
両親を失って以来、姉は幼い自分とシャニーの面倒を一人で見てきた。
年頃の娘らしいことをなんらせずに最後の約束を忠実に果たしてくれた。
ティトの責任感が強い理由には、イリア傭兵として戦わざるを得なかった姉ユーノへの
負い目もあったのかも知れない。
 
「……もし、もし死んだら、そこで全て終わりなのよ? わかってるの?」
「だから、死なないようにこうやって鍛錬しているんじゃないか」
「私が言いたいのはそういうことじゃなくって……」
「元より騎士を志した以上戦場で朽ちる覚悟はしているし、自分で決めたことだ。
主君たるロイ様の代わりに死ねるのなら悔いはない」
「……そ……あぁそう、……わかったわ」

 これ以上問答していたら感極まって泣いてしまいそうだった。
ティトは一息に立ち上がり、傍らの木に繋ぎ止めていた天馬につかつかと歩み寄った。

「ティト、どうしたんだ? ……一体」
「―放っておいてっ! 自分の命を粗末に扱う人なんか、どうなったって知らない!」
「ちょ、ちょっと待ってくれティ……うわっ!」

 ばさっと天馬の翼が広げられ、駆け寄ろうとしたアレンが後ずさった。
ティトは自分を見上げるアレンをきつく睨みつけてから、天馬と共に空高く舞い上がった。

751:名無しさん@ピンキー
11/10/06 01:29:59.86 kHaH5pyC
 遠くに見える村に山賊の一団が向かっているのに気づいたのは
ティトが天馬騎士とファルコンナイトを一騎ずつ仕留めてから間もなくのことだった。
 ティトは血糊のついた槍を背負い直して後方を振り返り、細い眉をしかめた。
リキア同盟軍の本陣は未だ敵の前線と戦闘を繰り広げている。
優勢に押し進めているとはいえ突破するには今しばらくの時間がかかりそうだ。
あの位置から村まではかなりの距離がある上に、山や森にも敵兵が未だ多く残っている。

「地上からの援護は……、期待できそうにないわね」

 ティトが神妙な面持ちで呟いた。
ロイからは可能な限り村は助けるようにと指示されていた。
 一瞬アレンたちがどうなっているかと考えかけ、慌ててその考えを振り払った。
 飛行兵なら万が一のことがあっても空を飛んで逃げられるが
ここが森林地帯であることを鑑みると騎兵が逃げ切れるかは怪しいところだ。
それでも、助けを求めればアレンは絶対についてきてしまうだろう。
 シャニーを呼ぼうか迷ったが、結局一人でいくことに決めた。
 天馬の扱いにかけては自分よりも上だが、体力自慢の山賊を相手にするには少々心もとないからだ。

 ティトはアーチの射程に入らぬよう留意し、しかし最短コースで村に向かった。
先に村の門を閉じさせれば、当面の安全は確保できる。
後は迂回して再び自軍と合流すれば問題ないだろう。
 それは事実だったが、ひとつ重大な見落としをしていたことに気づかなかった。
 一刻も早くという焦りが視野を狭くしていたのかも知れない。
 彼女を遠く、砦の上から見つめる敵の司祭に気づかなかったのだ。

 違和感に気付いたティトが天馬に視線を移し、顔色を蒼白にした。
斑の光が天馬の体を覆い尽くそうとしていた。

752:名無しさん@ピンキー
11/10/06 01:44:31.33 kHaH5pyC
「これっ、スリープッ!?」

 しまったと思った時にはもう手遅れだった。
 突然睡魔に襲われ、天馬が身を捩って嘶いた。
みるみるうちに、力強かった翼の動きが鈍ってくる。
 ほどなく天馬の体勢が覚束なくなり
上に乗っていたティトがずり落ちてあぶみにしがみ付く格好になった。
 足元を見れば段々と高度が低くなっているのがわかる。
 葉の形もわからなかった森の梢が一気に大きさを増してくる。

「あぁっ、駄目よ眠ってはッ! このままじゃあなたまで―きゃあ!」

 必死に叫ぶティトの願いもむなしく、木々の隙間に突っ込んだ天馬が
前方にあった大きな枝に鼻から突進し、引きつった鳴き声を上げてその場に墜落した。
 その一方で、ティトは木にぶつかった反動であぶみから投げ出され
下方にあった枝に落下し、脇腹を強かに打ち付けた。

「ぐっ……ふっ……」

 呼気をすることすら忘れ、意識が痛みで途絶えかけた。
だが、妙な浮遊感が意識を現実に引き戻した。
 その感覚が浮遊感ではなく、落下していることによってもたらされていることに気づく。
白い地面が一気に迫ってきていた。
 藁をも掴む思いで両手をばたつかせ、真っ先に触れた細い枝を掴む。
体勢を持ち直し、落下の勢いが弱まったものの人一人の重さには耐え切れなかったのだろう。
枝がミシミシと音を立ててへし折れた。
支える肩の辺りが妙な音を立て、続けざまに激痛が走る。

「~~~~~~ッ!!」

 更に2mほど落下したところで雪原に到達し、ティトが両足を襲う痺れに呻き声を上げた。
地面が雪に覆われていたこともあって、骨が折れることはなかったが
今度は先ほど打ち付けた脇腹を耐え難い痛みが襲う。
 これにはティトも堪らず片膝をついた。
アバラ骨が何本か折れたか、少なくともひびが入ってしまったようだ。
食いしばった唇の隙間から、苦しげな息が漏れた。

 ややあって、背中を冷たい汗が伝った。敵の領域のど真ん中で若い女が一人、満身創痍に陥る。
その意味を真に理解するのに、そう時間はかからなかった。
 ティトの体は抑えが利かぬほど震え始めていた。

753:名無しさん@ピンキー
11/10/06 01:47:50.07 kHaH5pyC
背景のみでエロにはいけなかったが今夜は以上だ
次回は……まぁお約束というかなんというか

754:名無しさん@ピンキー
11/10/06 02:07:53.10 jWIyCSKP
ティトをリクエストしたものですが風景描写がすごいです!
イリアの雄大な自然が頭の中にありありと浮かびます。
鎧の赤、空の青、白銀の雪、森の緑、ペガサスの白と色も鮮やか。
続きが気になって仕方がない。



755:名無しさん@ピンキー
11/10/06 18:34:56.99 MoEgclFH
これは期待

756:名無しさん@ピンキー
11/10/06 19:46:42.48 K5VWxXjL
めっちゃ筆速くないですか

757:名無しさん@ピンキー
11/10/07 17:19:08.19 qjGafeiI
え、エロはまだかっ!

758:名無しさん@ピンキー
11/10/07 22:47:08.58 92G1Ojk/
次回楽しみです。しかしFEの女キャラって捕らえられたら
「さっすが~、オズ様は話がわかるッ!」な展開になってそう。

759:名無しさん@ピンキー
11/10/07 23:02:09.43 P8VdW2/2
ワクワクが止まらんぜ。

ティアサガの話だけど、エストファーネは出てくる章ひとつ早かったと思う。
下衆い剣闘士と鉢合わせたらぐっちょぐちょに陵辱してくれただろうに。

760:名無しさん@ピンキー
11/10/08 01:21:14.65 CGiYu14i
眠いからどこまでやれるかわからんが投下を再開する

761:名無しさん@ピンキー
11/10/08 01:40:57.53 CGiYu14i
 どさどさと、木の梢に乗っていた雪が流れ落ちてきた。
音に反応して梢ひしめく頭上を見上げたティトは、愕然とした。
 天馬が衝突して折れ曲がったと思われる枝は
少なく見積もっても四階建ての建物くらいの高さはありそうだ。
それが、捲れかけた樹皮にぶら下がるような形になっていた。
 あの高さから落ちてこの程度の怪我で済んだのは不幸中の幸いと言って良いはずだ。
 けれども、それくらいで事が好転すると思えないのも事実だった。
 もしも自分が墜落したところを敵兵に見られていたら
生存者の探索にこないとも限らない。
そうでなくとも、敵司祭はスリープをかける時に自分の姿を目で追っていたはずだ。

「……いっ……つぅ」

 膝までずっぽりと埋もれた足を雪の下からようやく引っこ抜き、四つん這いの姿勢で後ろを見る。
 そこには木から剥がれ落ちた針葉樹の葉が散乱していた。
更に奥、20mほど後方にある下り傾斜には、先ほどまで乗っていた天馬が横たわっていた。
既に息絶えているのか、微動だにしない。

「……そ、そんな……」

 ティトは悲しみに目を伏せた。数年来付き添ってきた得難いパートナーが
こんな形で失われるとは想像もしていなかった。
 姉であるユーノが結婚する時に譲られた駿馬。自分と違って素直な性格で言うことをよく聞いてくれた。
 何より、天馬なしで敵陣地から脱出することなど出来るだろうか。


 突如、ティトの不安を肯定するかのように
少し離れたところから新雪を踏む音が聞こえてきた。
 天馬の死体の奥に、豆粒大の人影を確認し
ティトは我が身を抱くようにして肩を竦ませた。
 最後に確認した限りでは、自軍の者たちはかなり後方に位置していた。
距離からして、こちらに向かっている者たちは絶対に味方ではない。
 ティトは脇腹を庇いながら立ち上がろうとしたが、足に力がほとんど入らなかった。
自分の体重を支えるだけで精いっぱいといった有様だ。
まるで目には見えない水の中にいるように、体が重い。
 ちらりと周囲に視線を走らせ、自分が背負っていた、穂先の折れてしまった槍を拾い上げた。
武器としては使えないが、支えくらいにはなるだろう。

(こんな状態じゃとても戦えない。どこでもいいから早く隠れなきゃ……)

 ティトは折れた槍を杖代わりにして、白銀の傾斜をゆっくりと登り始めた。

762:名無しさん@ピンキー
11/10/08 08:22:23.09 CGiYu14i
 ティトが立ち去ってからしばらくして
墜落現場の近くに三人のベルンの兵士たちが姿を現した。

 リーダー格のゲヒドはイリアに赴任してから半年ほどになるウォーリアだ。
 角刈りと強面の髭面、真っ黒に日焼けした体は非常に毛深く
一度会えば生涯忘れられない印象を残す。
体躯はちょっとした熊を思わせる大きさで、腕も丸太のように太かった。
 元々は海賊だったが腕っ節を買われて軍隊へ入り、今ではそれなりの地位を得ていた。
その内面は慈悲深く、小動物を愛する心優しき戦士
などということはなく、体躯にも収まりきらないほどの暴力的な性格を有していた。

 その後ろからこそこそとついてきている狐目の男は司祭のブリガ。
 前髪は後退しており、聖職者というよりは商人の愛想笑いが似合う。
 表向きは孤児院を経営して寄付を募る聖人だが、裏では孤児院の少年少女たちを
奴隷商人に譲り渡して小金を稼いでいる悪党の中の悪党だ。
特に見た目がいい少女には自らも手をつけているのは言うまでもない。
 一応はエルミール教団に属しているはずだが
聖書の冒頭の一節も覚えていないことから信仰心のほどはお察しだ。

 最後に続くのは盗賊のワーダ。ざっくばらんとした長い髪を結い紐でまとめている。
痩せぎすに見えるが意外と筋肉質な体をしており、盗むだけでなく殺しもプロ級だ。
孤立した民家を狙って錠前を外し、盗み、男がいれば殺し、女がいれば犯した後に殺す。
本来ならたっぷり10回くらいは死刑になれるだけの人物であるが
権力者に賄賂を贈ることを欠かさないため、隠ぺい工作によって話題に上った試しはない。
 人間のクズ一番を決める大会があれば確実にランクインしていそうな三者が一所に集ったのは
狩られる対象側からすれば不運としか言いようがなかった。

「確かこの辺りに落ちたと思ったが」
「ゲヒド隊長、あれ、天馬じゃないっすかね」

 ブリガが少し離れた場所を指差した。
雪に同化して見えづらかったが、近寄ってみると確かに、天馬の遺体があった。
鼻血が大量に吹き出ていることから、墜落した拍子に頭部を強打したのだろう。

「くく、これで少しは鬱憤を晴らせそうだ。
こんな雪深い辺境の地で半年も女日照りとあっちゃ、いい加減溜まってるからな」

 ワーダが長い舌で上唇を舐めると、二人共に酷薄な笑みを浮かべた。

763:名無しさん@ピンキー
11/10/08 08:37:29.31 CGiYu14i
「乗っていた兵士は見当たらないっすね。どこかに逃げたんでしょうか」
「生きているってことがわかっただけでもマシだ」

 辺りを見回しながら呟くブリガに、ワーダがしたり顔をした。
 もちろん、彼女の身の心配をしているというわけではない。
相手が死体では特殊な性癖の持ち主以外楽しめないことを指摘しただけだ。
 天馬の大半は雄を毛嫌いし、容易には近寄らせない習性があるため
騎手の性別は9割方が女だ。
ミニスカートを穿いた若い女が振り落とされぬよう必死に馬に跨っている姿は
目の保養を通り越して目の毒である。
戦場で禁欲生活を余儀なくされているとなれば尚更だ。
 ペガサスナイトは少数であれば味方にもいるが
自軍の兵に表立ってそういう行為を強要すれば軍則で罰せられてしまう。
そういった理由もあって、敵国のペガサスナイトは異常と言っていいほどに狙われるのだ。

 ゲヒドは一年ほど前に捕えた女兵士のことを思い出した。
腕は並以下だったものの幼さの残る愛らしい顔立ちだった。
髪は黒曜石を思わせる艶のある見事な黒で、背中の中ほどまで垂らしていた。
 見目に反して処女ではなかったものの
乗馬で引き締まっただろう下半身は思った以上に楽しめた。
 必死に懇願するのを無視して膣内に射精すると女は顔を両手で覆い、子供のように咽び泣いた。
それを無視して狭い尻の穴に前戯なしで突っ込んでやると
今度は細い喉を戦慄かせ、人とは思えない声で絶叫した。
 三日もすると流石に飽きてきたので、物欲しそうな顔をしていた仲間たちに
たっぷり一か月は遊べるくらいの金で売った。
その後は五人がかりで一週間、休みなく犯し抜いたそうだが
気が触れてしまったところで、奴隷商人に譲り渡したらしい。
 当時のことを思い出すだけで、ゲヒドは股間が固くなっていくのを感じた。

「……天馬がこの状態では、騎手とて無事では済まなかったはずだ。
負傷した体でそう遠くにはいけないだろう、手分けして探すぞ」
「いや、隊長。その必要はなさそうだぜ」

 ワーダはにやりと笑って足元を指差した。
 雪に残っている自分たちより二回り小さい足跡を見て、ゲヒドは納得したようにうなずいた。

 それから三十分後、追う三人の視界は必死に逃げるティトの背中をはっきりと捉えていた。

764:名無しさん@ピンキー
11/10/08 09:27:12.15 CGiYu14i
 登り傾斜を上がり切ったところで小柄な女の姿を確認し、三人は生唾を飲み込んだ。
 遠目でもわかる、極上の獲物だ。
 後ろを振り返った少女の顔を見て、三人の歩調が早まっていく。
少女の顔がこちらを見て焦りと驚愕に彩られた。
獲物が自らを獲物と真に自覚する、甘美な瞬間だ。

「はぁ……はっ……はぁっ……」

 苦しげに呼吸しながら歩みを進める度に淡青色の髪が上下に揺れる。
聞こえる声が大きくなっていくほどに三人の興奮も比例して高まっていく。
 少女も懸命に逃げてはいるものの、どこか負傷しているのか、足取りはさほど早まらない。
もはや時間の問題だ。
百歩ほどはあっただろう距離は、五分ほどで五十歩を切っていた。

 逃げる立場としては、自分たちの姿を見て心臓が跳ね上がったはずだ。
まともではない精神状態で一定のペースを維持することなど叶わない。
乱れた歩調は、恐怖は、残り少ない少女の体力を遠慮なしに蝕んでいく。
 本当なら背負っている弓で直ぐにでも動きを止め、行為に入りたいところだったが
ゲヒドはぐっと堪えた。
 以前のように当たり所悪く、獲物を殺してしまったら全てが台無しになる。
焦ることはない。もう目の前の少女は手の内にある。
後五分以内には、以前に捕まえた女のように身悶え
許しを乞いながら泣き叫んでいることだろう。

765:名無しさん@ピンキー
11/10/08 09:34:06.96 CGiYu14i
後三十歩。

「へっへっへ、逃げることはねえじゃねえかよ!」
「……くっ」

 ワーダが少女に、自分たちの声がはっきり聞こえることを自覚させる。
煽られることによって一時的に相手の歩行速度は早まるが
直ぐに残りの体力を使い果たしてしまう。
 狩りの仕方をすべからく知っているからこそ成せる技だ。

後二十歩。

「ほらほら、もう後がないぞ。可愛いお尻をふりふりしちゃって
俺たちを誘ってるのか?」
「はっ……ふぅっ……」

 ベルガがもう間近にある女の体を視姦するように舐める。
 握っている杖に寄りかかるようにして雪の上を歩く少女の服は
長い逃走劇によってじっとりと汗が滲んでいる。
きっと、内心では自分がどうなるか、さぞや色々な想像を巡らしていることだろう。
年頃の少女が見知らぬ男たちにいたぶられることを由とするはずがない。
少女の心細さを想像し、ベルガは生唾を飲み込んだ。

後十歩。

 もう一分ももたない。ゲヒドはそう判断する。
 この距離となると、少女の体が震えを押し殺していることまでわかる。
先ほどから後ろはもう一度も振り返っていない。
そうしても遅れるだけだとわかっているのか
あるいは敵に恐怖している顔を見せたくない、気丈な性格なのかも知れない。

(いいねぇ、それでこそ手間をかけた甲斐があるってもんだ)

 歩きづめで火照った女の匂いが、微かに鼻孔をくすぐった。
 それに駆られたのか、ゲヒドが巨躯とは思えぬ俊敏な動きで間合いを詰めていく。
五歩……四歩……三歩…………

 背後に気配を感じたのか、少女が肩越しに後ろを振り返った途端
 背中の布地にゲヒドの手がかかった。
大きな手に掴まれた布地が渾身の力で引き戻され、少女の悲鳴と共に引き裂かれた。

766:名無しさん@ピンキー
11/10/08 09:57:43.97 CGiYu14i
 汗で湿った布地が高い悲鳴をあげて破られ、ティトがその場に引き倒された。

「ひぁあっ!」

 一部むき出しになった背中が雪面につき、冷たさに再び悲鳴を上げる。
 何とか起き上がろうと足掻くも
後ろからきたワーダが起き上がりかけた両肩を改めて引き倒す。

「へっへっへ、ゲームオーバーだなぁ、お嬢ちゃん」
「はっ! ……はぁ! ……はっ、放してっ! 放し……なさいっ! ……このっ、このぉっ!」

 両肩を固定されたティトは何とか逃れようと無駄なあがきを試みる。
 気の強そうな瞳は、怯えと怒りを内包して立っているゲヒドと
自らの顔を覗き込んでいるワーダを交互に睨みつけている。
 よほど疲弊していたのか、呼吸は非常に荒い。
 そして、これからは彼女の人生において最も荒くなるだろう。

 足をばたつかせているティトの腰に、ゲヒドがよっこらしょと尻餅をついた。
 痛めた脇腹が軋んだのか、ティトが引きつったような息を漏らす。
 馬乗りになりながら、ゲヒドはティトの顔と体をじっくりと観察する。
顔は化粧をして髪を伸ばせば、貴族の令嬢としても通じるだろう美貌だ。
 負けん気の強そうな瞳は理性的な深い青を湛えている。
この状況で涙が滲んでいないのは見上げたものだ。
 体も鍛えられているが下半身を除いて線は細い印象。
 そして、絶望的な状態でもまだ逃げることを諦めていないのか
腹筋が健気に自分の尻を押し返そうとしているのがわかる。
間違いなく、今までの中でも一番の上物だ。
 この生意気な少女をどういう風に壊していこうか想像するだけで、ゲヒドは達しそうになった。

767:名無しさん@ピンキー
11/10/08 09:58:58.30 CGiYu14i
とりまここまで、出かけるので残りは夜投下する

768:名無しさん@ピンキー
11/10/08 10:06:19.47 CGiYu14i
>>756
エロへの情熱は全てを加速する、なんつって
ろくに見直さなければ一時間ちょっとで2000字弱は書ける

769:名無しさん@ピンキー
11/10/08 12:03:41.14 vksOVlMu
股間が熱くなるな・・・

770:名無しさん@ピンキー
11/10/08 12:12:17.01 UOOe4rS5
素敵だ

771:名無しさん@ピンキー
11/10/09 01:33:42.35 ELx1kPMV
wktk

772:名無しさん@ピンキー
11/10/09 01:41:12.71 Kb7dE+ez
 ようやく追いついてきたベルガが、座っているワーダの後ろから覗き込むようにティトを見た。
眉間にしわを寄せながらもきつく睨み返してきたティトを見て、ベルガはにやにやと笑みを浮かべた。

「おっほぉ、こりゃ活きのよさそうなべっぴんさんだねぇ。
常日頃から善行を積み重ねてきた甲斐があったってもんだ」
「どの口が言っているんだか、この破戒僧が。……にしてもこの小娘、どこかで見たことがあるような」

 ワーダが暴れるティトの手首を抑えながら、考え込むように首を傾げる。

「ふん、誰だって構わんさ。だいぶ体を痛めているみたいだな。
この状態でよくもまぁ長い距離を逃げられたもんだ」

 褒め言葉を口にしながらも、ゲヒドの視線は拘束を外そうとするティトを嘲っていた。
おまえのしたことは結局何もかも無駄な努力だったのだ。そう言いたげに。
 ティトの視線の鋭さが増したが、三人は全く動じない。
身動きできない少女のせめてもの抵抗は、男たちの欲望を刺激するだけだ。

「くっ……うぅ……っ! ど、どきなさいっ!」
「……さて、まずは邪魔な物をどけるか」
「ひっ!? いやっ、冷たいっってば!」

 股下から飛んでくる制止の言葉を無視し、ゲヒドが冷え切った手をティトの脇に挿し入れた。
冷たさと異物感に身をくねらせながらも、ティトは威厳を崩そうとしない。

「やっ、いやぁッ! やっ、やめなさいっ!」
「へっへっへ、良い声だな。そそられるぜ」

 予め背中の布地を破っていたおかげで、金属製の胸当てはいともあっさりと外すことができた。
 胸当てで抑えられていた双丘が、布地を控えめに押し出した。
大きくも小さくもない、しかし左右均一で形が整っている美乳だ。
剥き出しの肩にはブラのものと思われる白い紐が引っ掛かっていた。

773:名無しさん@ピンキー
11/10/09 01:44:49.85 Kb7dE+ez
「純白か、いいっすねぇ。いわゆる清純派ってやつだ」
「今日まではな。これからそんな肩書きは二度と使えなくなるだろ」
「な、何をする気なの……」

 ベルガとワーダの軽口の叩き合いに、ティトが声を震わせた。

「それはこれからのお楽しみにしておいた方がいいな。
まぁヒントだけ教えてやると、あんたはもう一生嫁にいけなくなっちまうな」
「なっ……」

 絶句したティトを差し置いて、ゲヒドは馬乗りになったまま目の前の胸元に手を伸ばした。
 ゆっくりと近づいてくる大きな手の平に、ティトの瞳が恐怖に見開かれた。
 背中の部分が破れたティトの服は前掛けのような状態になっていた。
ゲヒドは胸当てを外した時と同じように両脇から、今度は服の下に手を滑らせた。
 胸の部分が五指の形に盛り上がり、タコのようにくねり出す。

「きゃっ! ……んぅっ……やだ、揉まないでよっ! ……気持ち、悪いっ!」

 下着の上からまさぐられて嫌悪感を感じているのか、ティトの頭が左右に振られる。
淡青色の髪が踊り、口元からは靄を伴った吐息が不規則に吐き出される。
 まだ感じているわけではないだろうが
髪を振り乱し、息を乱している美少女の姿は、行為中の娼婦にも勝る淫らさがあった。
 胸を揉まれたティトが顔を少しずつ上気させていくのを楽しみながら
ゲヒドは一心不乱に張りのある胸を弄った。

「やぁっ、あっ、あひっ、あなたたち……絶対に許さ、あぁっ!」

 布の上から乳首を弾いた途端、ティトの上半身が大きく戦慄いた。
 胸の下着が段々と湿ってくるのがわかる。
ティトの汗なのか、それとも自分の手によるものかはわからなかった。

774:名無しさん@ピンキー
11/10/09 01:50:36.25 Kb7dE+ez
「さてと、そろそろレベルアップするか」
「……はっ、はっ……レベル……アップですって?」
「くくく……あらよっとっ!」

 ゲヒドがティトの服に手を差し入れたまま手首を返した。
手の甲に跳ね返る弾力を楽しみながら、彼女の上半身を隠す服を握り締め、強引に引き上げた。

 ―ビリィィィッ!

「きゃああああっ!」

 一瞬にして服を剥がされ、ティトが甲高い悲鳴を上げる。
反射的に腕が露わになった胸を隠そうとしていたが
ワーダに両手をしっかり抑えられていたために叶わなかった。
 体を動かす度に、弾力のある胸が微かに揺れる。
 男たちのわざとらしい口笛に、ティトが悔しげに唇を噛み締めた。
 一方で、ゲヒドは今しがた引き裂いたばかりの服の残骸をワーダに差し出した。

「これは?」
「いつまでも抑えていたくはねえだろ。それで腕を縛っとけ。
かなり丈夫な布みたいだから、女の力じゃ引き千切れないだろう」

 そう言って、ゲヒドがティトの腰から太腿へと、のしかかる場所を変えた。
起き上がりやすく、ひいては縛りやすくするためだ。

「へっへっへ、さっすが隊長は話がわかる。……おら、痛い目見たくなかったら大人しく―おわっ」
「くっ!」

 縛ろうと片腕を開放した途端、ティトがワーダの腰に刺さっていた短剣に手を伸ばした。
が、腰に乗られている不安定な体勢では体を捻り切ることもできない。
鞘に手を当てたところで敢えなく腕を取られ、強く捩じり上げられた。

「うぅ……ああぁっ! ―痛……いぃっ!」
「こいつ、油断も隙もねえな。ベルガ、手伝ってくれ」
「あいよ」

 先ほどまでティトが嬲られるのを見ているだけだった司祭のベルガが
両手でティトの右手を背中に完全に固定する。
その間に、ワーダがティトの両手を交差させ、手首の部分できつく縛りあげる。
三人がかりとなればもはや疲弊し切ったティトに成すすべなどなかった。

775:名無しさん@ピンキー
11/10/09 02:00:18.67 Kb7dE+ez
 再び地面に横たえられたティトが、射抜くような視線で三人を交互に睨む。

「この下種っ! 変態っ! あなたたち、絶対に私の手で八つ裂きにしてやるッ!」
「まだそんな口が利けるってなぁ、感心するけどよぉ。
ちっと自分の立場って物を、履き違えてねえか?」

 ティトの顔に疑問の色が浮かんだ瞬間、ふいにゲヒドが腰に乗せていた尻を持ち上げ、両足を滑らせた。

「ぐっ……ふゥッ! ……あっはっ! ……いっ! ……たぁあっ!」

 完全に失念していた一撃だった。無防備な腹を踏み抜かれ、華奢な体がくの字に折り曲がる。
負傷した脇腹を更に痛めつけられ、ティトの顔が苦悶に歪んだ。
への字に曲がった唇から泡のような唾液が零れ出るのを前にして、ゲヒドが自分の腰のベルトを外し始める。

「悪い悪い、足が滑っちまった。何しろこの雪だからな、北国じゃしょっちゅうあることなんで勘弁してくれよ」
「う……ぐぅう……! こ……んの……きゃあっ!?」

 ボロンと、目の前に飛び出したグロテスクな肉棒に、ティトの顔が今までになく引きつった。
ゲヒドは素早く前にすり寄り、ティトの顔の前にまで持ってくる。

「やっ……ちょっとっ! あなた、どういうつもり!? そんな汚らわしい物……いやっ、近づけないでッ!」
「汚らわしいとは失礼だなぁ。これからお嬢ちゃんのお口の恋人になるんだぜ?」
「な……に……? ……何を、言っている―ふごっ!?」

 質問を聞き終える前にゲヒドは、ティトの小さい頭を両手で引き寄せ
半開きだった口の中に、強引に自らのイチモツを捻じ込んだ。

「噛んだら殺す」
「ぐっほっ……おぐっ! んぶおっ、もごっ、ぷはぁっ、放しっ……え゛ぶっ!」

 一週間も風呂に入ってないせいで、少し離れている自分でも顔をしかめたくなる。
鼻の前に置かれているティトにしてみれば、その比ではないのだろう。
 口腔内で暴れ回る肉棒とその臭気で、ティトの目にはみるみるうちに涙が溜まっていった。

776:名無しさん@ピンキー
11/10/09 02:02:32.78 Kb7dE+ez
「ふぃやぁ……ふはいっ……ふはぃぃ! うぶっ……おえが……ひぃ! ……ふぃへっ、ふぃへ……え゛ぇっ!」
「ははは、ちょっと何言ってるかわからないっすね」
「こんな美味しい物初めて食べましたって聞こえたぜ」
「そうかそうか、遠慮はいらんぞ、もっとたっぷりと味わえっ!」
「ふぃっ! ふぃがっ! ……じゅぷっ! ……ふぃがうっ……ほひぃっ!」

 拒絶の言葉を吐き出そうとしているのがわかっていながら、三人は素知らぬふりをしてティトを貶める。
 小さな唇が侵入物を必死に押し戻そうとするが、ベルガが胸に刺激を与えると敏感に反応して口が開く。
その度に更に奥まで叩きこまれ、涙を湛えたティトの目が大きく見開かれた。

「ぐるひっ……ぐるひぃっ! ……もほっ、もほやめふぇ!」
「ようやく泣きが入ってきたか」
「十分持った方だと思いまっす」
「ひひ、こいつは最高に具合がいい。んじゃあそろそろ行くぜぇ? そら、そらっ、そらそらっ」

 ティトの懇願を聞き入れることもなく、ゲヒドが股間を叩きつけるようにしてピストンを速めていく。
抱えられているティトの頭ががくがくと揺れる。かと思えば、胸を抓まれる度に体が左に右にと揺れる。
 先走りの汁が唾液と絡み合い、唇の端からぽたぽたと雪の大地に零れ落ちる。

「……しっ、一発目だっ」
「んぶぅっ!? ……ぐっ、ぶふっ!」

 喉の奥まで挿し込まれかけた瞬間、頭を掴んでいる手が外れかけていることに気づく。
ティトが渾身の力で身を捩り、背を反らした。
口から解放された肉棒がぶるりと揺れ、堰き止められていたゲヒドの鈴口が膨れ上がる。
 断続的に迸る精液が、ティトの美しい顔を、整った胸を、白い下腹を汚していった。

777:名無しさん@ピンキー
11/10/09 02:06:18.94 Kb7dE+ez
「はっ……はぁっ……はぁっ……はっ……」

 二つの膨らみが何度となく上下する。息絶え絶えの状態になりながらも
なんとか口腔内での射精を防げたことにはほっとしたのだろう。
ティトの唇に微かな、してやったりというべき笑みが浮かんだ。
 瞬間、凄まじい怒りがゲヒドの顔を過ったが、直ぐにその表情は消え失せた。
それを見逃したティトは、これから我が身を襲う拷問のような仕打ちに気づくことができなかった。
気付いたとしても結果は変わらなかっただろうが。

「ベルガくーん、この娘ちょっと調子に乗っちゃってるみたいだからショックやってみようか」
「……え、あぁ、わかりました」

 ベルガは慌ただしく立ち上がった。
 平坦な声を出している時は、かなり頭にきている状態だ。
下手に逆らうと自分の命にかかわる。
 背負っていたライブの杖を外し、ティトの足側に回り込む。
フレアスカートが捲り上がり、引き締まった太腿の隙間からは白いショーツが覗いている。
 視姦されていることに気付いたのか、ティトが顔を赤らめて足を閉じようとした。
だが、どんなにぴったり閉じたとしても隙間はある。
 ほどなくして、強引に抉じ開けられて杖を深く差し入れた。
そして、杖の先端をティトのショーツに守られた股間へと押し当てる。

「なっ……まさか、杖なんかで犯そうって言うんじゃ―」
「ない、残念ながらな」

 ワーダがティトの語尾を引き取り、ベルガが始めろとばかりに手を上げる。
ベルガは小物入れから小さな魔道書を取り出し
ティトの股間に当てている杖へと意識を集中する。

 ティトもようやく何をやろうとしているかを察したのだろう。
ゲヒドに縋りつくような視線を送るも、ゲヒドは鬼の形相でティトを嘲笑う。

「う、嘘……でしょ? ……やっ、正気なのっ!? やめなさいっ、冗談はよしてっ!」

 切羽詰まったような彼女の物言いに、ゲヒドが無慈悲な笑みを浮かべる。
 サンダー。ベルガが詠唱を終えた途端、指先から雷が杖に伝わり、ティトの股間に襲来した。

778:名無しさん@ピンキー
11/10/09 02:09:25.14 Kb7dE+ez
とりあえずは以上っす
お茶濁すつもりが意外と長くなっちまったんだぜ

これで終わりにしてセシに移るか
ティトがどうなっちゃうかの続きを書くかは未定

779:名無しさん@ピンキー
11/10/09 02:17:11.54 ELx1kPMV
わっふるわっふる

780:名無しさん@ピンキー
11/10/09 17:56:55.39 N433W8Lr
なんだと……ここでお預けかいっ!
いやまじもうすこしだからねぇ(ry

781:名無しさん@ピンキー
11/10/09 21:15:48.68 XsuIGpHW
なんか杖で犯すって、前にも見かけたような気がするんだが。

782:名無しさん@ピンキー
11/10/09 21:41:48.42 6yFqOWqj
杖でなぶりものにするというパターンなら、
四日目氏が三日目だったころにクラリーネがティトにやらせてる。あれはライブでだったが。
電撃プレイという意味では、アサティニで一本あったような。

783:名無しさん@ピンキー
11/10/10 00:05:39.22 uhGCmN6D
先駆者のやつは確認してないんだ
電撃責めは使い古されたネタだし、被っても不思議ではないとは思ってたが

784:名無しさん@ピンキー
11/10/10 00:40:53.94 Wqj6Yf6g
多少ネタがかぶってもシチュエーションが違うし問題ないと思う。
続きを頼みますぜ、兄貴!

785:名無しさん@ピンキー
11/10/12 15:01:56.72 SufM/5/r
ここのみんな新作買う?

786:名無しさん@ピンキー
11/10/12 21:43:22.92 1ae1Y1Gm
当たり前だろ!
Wiiを買えなかった悔しさで3DS買うさ

787:名無しさん@ピンキー
11/10/12 22:45:41.74 DClNCRrm
来年の見通しが立ってたら買うよ

788: ◆90ulypMKU1vr
11/10/12 23:14:36.17 tRuWbewO
俺、ルナ裏AAAが取れたら新作買うんだ…

あ、とりあえず15章まで来たから、後は攻略して結果を見るのみね

789:名無しさん@ピンキー
11/10/13 14:30:27.86 Q9UOWYdQ
エロパロスレ見てると使った事ないキャラを育ててみたくなるなあ
ちょっとティト育ててくる

790:名無しさん@ピンキー
11/10/13 22:57:36.56 vVGuevbQ
最近のエロパロスレ見てると封印を売ったことを猛烈に後悔する

791:名無しさん@ピンキー
11/10/13 23:07:51.15 E0S9bK+M
GBA版って値下がりしないよな。
箱ありだと聖魔ですらDS版より高い場合がほとんどな気がする。

792:名無しさん@ピンキー
11/10/13 23:12:18.78 V4HQLISj
ティトはどっちルートでもストレス溜まる
ノーマルでもしんどい。ハードでは発狂しかけたのでよく覚えてる
そんだけ苦労しても封印飛行系はミレディ無双だしなぁ

でもティト隊は部下も地味にかわいい

793:名無しさん@ピンキー
11/10/13 23:28:41.96 mWT8gmtg
>>791
出荷数の割に人気作だから中古に余り出回らないんだよな
蒼炎なんかも中古が定価並みだし、トラキアに至っては……

794:名無しさん@ピンキー
11/10/14 00:17:03.95 vsLoCPOR
トラキアを偶然安値でゲット出来たのは良い思い出
でも8章ぐらいで詰んだ

795:名無しさん@ピンキー
11/10/14 01:28:59.44 kzAWn3qo
ハードのソフィーヤをドルまで育てた人は尊敬してる
空気を読まずにちょろりと電撃ティトの続き投稿する
陵辱色が強めなんで苦手な兄弟はスルー推奨

796:名無しさん@ピンキー
11/10/14 01:39:24.08 kzAWn3qo
「いやああああアぁぁぁァ――ッ!」

 股間へ電撃が殺到した途端、ティトが後頭部を雪に埋もれさせた。
華奢な体が打ち上げられた魚のように跳ね回り、三人の目を楽しませた。
腕をしっかり抑えられているため、どこにも逃げ場はない。
電撃が流される度に、猫のように軽く握られた手が開かれ、反り返った。
下着に包まれた胸が上下してはゼリーのように揺れている。
青いニーソックスと白いスカートの間にある瑞々しい太腿ががくがくと震え
足を何度となく跳ね上げている。
その度に下着がもろに見えていることにも気づかぬ様子だ。
足の指は今にも攣りそうなほどに突っ張り、彼女の受けている苦痛のほどを物語っている。
みるみるうちに絶望に染まっていく泣き顔を、湿っていくショーツを見て
ゲヒドはにやにやと笑っていた。

「あっアッあぁァぁ! ―あひっやアぁめっエッえェッ!
 ―だ、誰かだずげっ―アッ―ひ、ひんじゃ……ひんじゃっ―ウウぅゥッ!」
「はは、こりゃあ見たことがねえくらいひでえ面だ。
もしこんな姿を恋人に見られでもしたら、さぞかし幻滅されちまうだろうぜ」

 もはや顔を振り乱す余裕も、言葉を返す余裕もないようだった。
小さな口から舌先が突っ張り、乳首は下着の上からでもわかるほどに勃起している。
白目を剥く様は先ほどまで毅然とした態度を崩さなかった少女だとは到底思えない。
今まさに、この気の強い美少女は、男の欲望を刺激するだけの玩具に成り下がっていた。

797:名無しさん@ピンキー
11/10/14 01:41:52.17 kzAWn3qo
「ヒグッ―ヒィッ―ヒッ―アヒィインッ!」

 目が瞑られ、ポロポロと涙が零れていく。吐き出される絶望の吐息がやたらと色気を帯びている。
 これで最後とばかりに、ベルガの杖がティトの股間に押し込まれた。
包皮がずり剥かれ、蕾の部分に擦りつけらた状態で、そこから直接的に電流が与えられた。

「―イギッッ!!」

 ティトの瞳孔が一気に収縮し、歯が食いしばられた。
噛みしめられた上下の歯の隙間から、ぶくぶくと泡が吹き出してきた。
ショーツの一部が黄色く染まったが、辛うじて決壊は回避されたようだ。
苦痛にのたうち回った美少女の姿に、ベルガは満足げに杖を持つ手を引き
魔力が失われて文字が読めなくなった魔道書の残骸を投げ捨てた。
そして、仰向けのティトの体に自らの欲望を振り撒いた。

「あぁ……やぁ……もうやめ……て。……これ以上……私を……汚さ……ないでよ」

 普通の女であれば確実に失神するか、気が触れるレベルの責め苦だった。
だが、驚くべきことにティトは意識を辛うじて繋ぎ止めていた。
もしかしたら不幸にも、と言うべきかも知れない。
 寒冷地にもかかわらず、ティトの全身は汗まみれで、濃い雌の香りに満ちていた。
痛みと痺れ、そして無力感に打ち震えている様は、公開するだけでも金を取れそうだ。
筋肉がすっかり委縮してしまったのか、M字に開かれた足は元に戻ろうとしない。
そして、それは三人にとって非常に都合がよかった。

798:名無しさん@ピンキー
11/10/14 01:42:27.79 kzAWn3qo
「おやおや、こんなに股をおっ広げちまって、年頃の娘の恥じらいってものはないのかね」
「あひっ……やぁ……あ……アッ……レン……」

 男の名前だろうか。ワーダに貶められたティトが涙ながらに呟いた。
何の変哲もない、どこにでもありそうな名前だ。
兵卒を含めればリキア同盟軍にも同名の者が何人かいるはずだった。
名高いあの男の確率は低い。気にすることはない。
 電撃にいじめられたティトの秘裂はすっかり赤くなり、てらてらとぬめっていた。
涎を垂らしてひくひくと蠢く様は、まるで早く入れてくださいと懇願しているようだった。

「さっきみたいな声を上げられちまうと、邪魔が入らないとも限らないからな」
「あ……む……もごっ」

 ゲヒドはティトのブラを毟り取ると、口の中に捻じ込んだ。
ティトが苦しげに呻き声を上げた。

「……ん、んーッ! ウンーッ!?」

 ややあって、ようやく痺れが和らいできたのか、ティトの瞳に力が戻ってきた。
それを見計らうかのように、ゲヒドはティトの頬を強く二回叩いた。
多少の手加減はしていたが、小気味良い音がなった。
あっさりと左右を向かされ、遅れてティトの白い頬が腫れ上がった。
 再び涙が零れたのを満足そうに眺めると、ゲヒドは自らの怒張をティトの秘裂にあてがった。

799:名無しさん@ピンキー
11/10/14 01:43:44.43 kzAWn3qo
「んんー! ンムゥー! ムー……ムーッ!」

 とても収まりきる大きさではなさそうな肉棒を見て、ティトの顔色が青くなった。
けれども、未だに痺れが取り切れていないのか、抵抗の動きは緩慢だった。

「まさに運命だな。おまえがペガサスナイトだったのも。
今日まで無事に生きてこれたのも、気が人並み以上に強いのも。
時流を読めずにリキア同盟軍なんぞに加わっていたのも」

 何を言いたいのかわからぬ様子で、ティトは眉をしかめた。

「全てはこの日のため、俺たち三人を限りなく興奮させ。
犯されるためにおまえは女として生を受けた。
全てを奪われ、人としての尊厳をことごとく破壊され、雌奴隷に貶められるためにな。
せいぜい、生んでくれた両親といたずら好きな神様に感謝するこった」

 ゲヒドの口から飛び出した信じられない台詞に、ティトが体を硬直させた。
顔はそんなはずがないと必死に訴えていた。
その表情こそが、三人にとっては最高の精力剤だった。
涙で潤むティトの知的な瞳を見下し、ゲヒドは一息つき
最後の砦であるショーツを横にずらし、高らかに凌辱の開始を宣言する。

「ひっひっひ、これが栄えある記念日のプレゼントだ。遠慮はいらねえ、受け取りなぁッ!」
「ンン! ―ングムウウウ――ッッ!!」

 ―ズチュッ

 淡青の髪が一瞬ふわりと浮く。ニーソックスに包まれた少女の両足は
処女膜を貫く痛みと衝撃に勢いよく天に向けられていた。
私は犯されました。そう高らかに主張するかのように。


800:名無しさん@ピンキー
11/10/14 01:49:11.11 kzAWn3qo
今夜は以上だ兄弟
男視点って意外と書きにくいのな

801:名無しさん@ピンキー
11/10/14 10:21:20.26 UNzSRqZq
すばらしいやはりペガサスナイトは襲われてなんぼだ

802:名無しさん@ピンキー
11/10/14 23:04:40.18 6v/VNg/g
もうクライマックスって感じだわな!

803:名無しさん@ピンキー
11/10/15 00:15:33.69 /nhkCcFg
いいねいいね!
ますます続きが楽しみだ

804:名無しさん@ピンキー
11/10/15 23:21:09.42 ahhs3Ihs
ティトに助けは来るのか、来ないのか
どちらの展開も捨てがたい

805:名無しさん@ピンキー
11/10/15 23:43:57.31 /nhkCcFg
これはいいわ……いい感じにサディスティックだ

806:名無しさん@ピンキー
11/10/15 23:44:25.94 o9ETblBQ
オリジナル展開だと、助けがこない可能性があるからこの後どうなるかドキドキして読める
前のセシリアみたいな原作準拠だと、最終的に助けらまでにどこまでヤられるのかドキドキして読める

807:名無しさん@ピンキー
11/10/16 02:51:20.73 7qWKFLUw
グロは注意書き欲しかった

808:名無しさん@ピンキー
11/10/16 12:10:57.43 Sg4aAP6e
グロというよりリョナじゃないかね、とリョナ好きの俺が言ってみる
好みどストライクでした


809:名無しさん@ピンキー
11/10/16 21:55:06.83 oGQTmuB1
11章の「西方の勇者」で、仲間になったティト隊のペガサスナイトが
弱い癖に敵に突撃して、次々と玉砕されているのを見て
彼女たちは西方の荒くれ男たちに、凌辱されたんだと少し思った

810:名無しさん@ピンキー
11/10/16 23:23:49.99 LWk9uF0H
待ってねえよ、的な返しがないことを祈りつつ、待たせたな兄弟
風呂入ったらうpる

811:名無しさん@ピンキー
11/10/17 00:19:44.76 ryfKR+Ov
>>809
あのペガサス隊の動き意味不明なんだよなw
西方の勇者はレイプされるし。

812:名無しさん@ピンキー
11/10/17 00:40:04.74 pPYPOFQl
やっぱ自軍で拉致しとかないとだめだよな
あの時ほど救出の有難味を感じたことは、シリーズを通してもなかなかない

813:名無しさん@ピンキー
11/10/17 00:46:51.47 jCBMoxpq
「ぐ……ふっ……グっ……ふうっ……ウうぅ」

 ティトの顔が苦痛と屈辱に満ちていく。赤く腫れた両目からは涙が川を作り
ひゃっくりするかのように連続して体をひくつかせている。
口に突っ込まれた下着の布地が吐息の湿気と涎で少しずつ湿っていくのがわかる。
 ゲヒドの両肩を挟むように開かれた足は、断続的に痙攣している。
 結合部から一筋の血が垂れ落ち、白雪に赤を施すのを見て、ゲヒドは確信を深めた。
挿入時に感じた一瞬の抵抗は、破瓜のものだったのだ。

「おぉ、俺のために純潔を守っていたんだな、いじらしくて涙が出るぜ」
「うぅ……うぐぅ……むぐっ!……むぐっふうううぅっ!」
「二人の栄えある門出だな、いやぁ、めでたい! 拍手っ」

 パチパチパチ。ワーダの声を皮切りに、場が三人の拍手に満たされていく。
もちろんティトの耳にも届いているのだろう。
反抗的な瞳をこちらに向け、なにか恨みごとを口にしているようだ。
布で塞がれてくぐもっていたためろくに聞き取れなかったが。

「おうおう、そうかそうか。涙が出るほど嬉しかったか。
よしよし、たっぷりと時間をかけて可愛がってやるからな」
「ぐむぅぅう……むうぅ……ウッ! ……フゥッ!」

 ゲヒドが腰を深く落とした瞬間、ティトの背筋がビンと弓なりに反らされた。


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