【MH】モンスターハンターでエロパロ 28匹目【モンハン】at EROPARO
【MH】モンスターハンターでエロパロ 28匹目【モンハン】 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:48:50.81 yvXPjQDO
擬人化 禁止すると投下が激減するだろ

201:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:52:44.79 ictIze/g
エロパロスレでここまでIDが豊富なのはここだけだと思うよ。
何がしたいの?

腐女子どうこうの前に、荒れ放題なせいでSSが投下すらされてないのにさ
何と戦ってるの?
前にも書いたけど、君等はエロパロに何をしに来てるの?

202:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:53:14.27 mB2prhIE
男の娘なんて、いかにも荒れそうな題材を選ぶからだろ
大概のスレじゃ叩かれるか専用スレに誘導されるのがおち

203:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:58:29.25 YjnzmSlw
>>200
一つを潰せば求める作品が投下されると信じてるキチガイにそんな配慮できるとは思わん

204:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 00:05:40.71 5bLgKdNV
>>201
荒らしに来てるんやでw

205:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 00:24:54.84 0OHc2FE0
>>203
被害妄想も甚だしいな
こういう奴がスレを意固地にさせて潰してしまうんだ

206:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 01:04:38.58 6E56Hvly
>>188
お前も荒らしの一人なのは間違いないな。

207:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 01:05:59.94 jkO1+KuZ
需要が少なくてもモンハン関連で板のルールを守っていれば投稿してくれていいと思うぞ
BLはさすがに801板に行かなきゃ駄目だけど
男xモンスターは板のルール的にもこのスレのルール的にも投稿して大丈夫
ただマイナーな性癖はちゃんと注意書きをしなきゃ駄目だけどね


ところでおまんまんに蜂蜜かけてアオアシラに舐めさせるSSはまだですか^p^

208:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 01:21:12.97 KYZ+kW3M
BLじゃなくてガチホモだったらいいわけですね
ホモは女のコンテンツじゃなくて、漢のコンテンツだろ?

209:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 02:00:24.93 X07oPPFk
>>207
荒らされ始めてから少なくとも十数回同じようなこと言われてるが全く伝わってないよ
モン姦が荒れの原因で有り腐女子がスレを駄目にしているの一点張りで聞く耳なんて最初から無い
スレの注意分に特殊嗜好禁止、人×人又は擬人化のみくらい書かれるまで居座り続けるだろうさ
その後も荒れる度に「荒らしてるのは追い出された腐女子」くらいのことは平気で言いそうだが

210: ◆qmZDuJZw6U
11/06/21 02:29:40.28 Un85nSlR
そんな流れをぶった切って投下させてもらいます
ハンター×仔アプトノスの竜姦もの

注意としては、竜姦ものでレイプもの。ダメな人はスルーで
あと俺が苦手な人がいるようなんで酉付けてみました。俺自体苦手な人はNGでよろしく

211:1/4 ◆qmZDuJZw6U
11/06/21 02:30:50.64 Un85nSlR
ハンターという職業は、割とモテる職種だったりする。
考えてみれば、それなりに理由を推察することはできる。子供からすれば、強大なモンスターを降すハンターは憧れの的となり、一方の
大人からすれば、彼等は自分にはどうにもできない、災厄の如き生き物から守ってくれる存在となる。もちろん、報酬は多く必要となるが、
自身の命や財産、村に比べれば安いものだろう。
個々で見ても、彼等は己を極限まで鍛え上げ、様々な生き物の生態を熟知し、またあり合わせの材料から薬や道具を作ってしまうほどの
知識もある。まさに文武両道を地で行く存在であり、多くの者が好意を抱くのも無理のないことだろう。
とはいえ、常人をはるかに上回る筋力や、多方面にわたる豊富すぎる知識に気後れしてしまう場合が多いらしく、一般人と付き合う
ハンターというのは意外と少ない。もっとも、それはいつ命を落としてもおかしくない生業であるが故に、ハンターの方が敬遠するという
ことも多いらしい。もちろん、そうでない者も当然おり、むしろ村人との結婚を契機に、ハンターを廃業する者もいたりする。
あるいは、自身が高い能力を持つが故に理想が高く、ハンター同士での交際をする者もいる。こちらの場合、命を預ける戦友でもあり、
自身の命を賭してでも守りたい恋人でもあるということから、周りの者から目の毒だと言われるほどの熱愛ぶりを見せつける者が
多かったりする。
そういったように、ハンターとは意外と異性関係に不自由しない職であり、狩りの道を極めんとする者以外では恋人を持つ者が多いのだが、
彼はその中にあって、恋人というものを一切作らないことで有名だった。
狩人としての腕はそれなり。道を究めようとする風でもなく、かといって収入のためにハンターをしているようでもない。
顔は良い方に入り、優しげな目つきが人気だが、狩りとなれば堅固な盾と鎧に身を包み、一瞬一瞬の隙をついて槍を突き刺す、目つきの鋭い
ランサーとなる。肉を焼くのが異様にうまく、たまに生肉を焼いてもらいたいがために、彼と狩りに出るハンターもいるほどだったりする。
そんな至って普通のハンターである彼だが、もちろん人気がないわけではない。事実、幾人かから告白を受けたこともあるのだが、
それはやんわりと、しかしはっきりとお断りしていた。
なぜ彼が誰とも付き合わないのか、それは一部のハンターの間で謎とされていたが、それには彼なりの事情があった。
彼はしばしば、一人で依頼を受けていた。それは大抵、特産キノコの採集やら、素材ツアーといったごく簡単なものである。
そんな簡単な依頼に担いで行く得物は、決まってアズールクレスト。睡眠効果を持つ、どちらかといえば狩猟クエスト向きの武器である。
もっとも大抵の者は、厄介な大型モンスターに出会ったとき、その槍で眠らせて逃げるのだろうくらいにしか考えていなかったが。
その日も、彼は孤島での依頼を受け、狩り場へと旅立った。
依頼は、特産キノコの採集。新人ハンターでも簡単に達成できる依頼であり、まして狩り場の地理に明るい者なら、それこそあっという間に
終わらせられる依頼だった。当然、彼も孤島にはよく来ており、必要な15本のうち14本を、あっという間に納品した。
しかし、残りの一本を採取に向かうかと思われた彼の足は、まったく別の方向へと向いていた。
キノコの好む、暗い洞窟の中ではなく、日の光が降り注ぐ野外。近くには滝が流れ、辺り一帯は青々としている。そんな中、アプトノスの
親子が、いかにも平和そうにのんびりと草を食んでいた。
それを見た瞬間、ハンターの目つきが変わった。彼はさりげなく親子に近づくと、やおらペイントボールを取り出し、子供に向かって
投げつけた。

212:2/4 ◆qmZDuJZw6U
11/06/21 02:31:43.15 Un85nSlR
痛くもない投擲物とはいえ、突然妙な物を投げつけられ、アプトノスは一声鳴いて駆けだした。異変に気付き、親は子供と反対に
ハンターの方へと駆けてくる。
「あ~あ、こっち来ちゃうか…」
そうぼやきながら、彼はアズールクレストを抜いた。
ドッ、と鈍い音が響き、アプトノスの首に槍が吸い込まれる。そこからさらに一歩踏み込み、彼は槍をさらに奥へと突き込んだ。
さすがに耐えきれず、アプトノスは地面に巨体を横たえ、ビクビクと幾度か痙攣し、やがてその動きを止めた。首を巡らせれば、
先程の子供はずいぶんと遠くまで逃げている。
しかし、所詮は仔竜の足である。彼は即座に槍をしまうと、仔竜の後を追いかけ始めた。瞬く間にその差は縮まり、やがて得物の射程に
捉えた瞬間、彼はランスを抜き様、足を掠らせるように突き出した。
先端が僅かに皮を切り裂き、そこから麻酔性の毒が流れ込む。体の小さなアプトノスは、その僅かな毒にも抗うことができなかった。
ふらふらと何歩か歩き、やがて膝から力が抜ける。そのまま体を横たえると、アプトノスの子供は小さな寝息を立て始めた。
獲物が寝たのを見届けると、彼は一度引き返し、先程殺した親のアプトノスから肉を剥ぎ取った。それを終え、死体に軽く手を合わせると、
再び仔竜の元へ戻り、尻尾の付け根へと手を滑らせる。
さすがに少し触った程度では、目を覚ます気配はない。尻尾を上げた状態にすると、彼は一度アプトノスから離れ、捕縛用の縄を
取り出した。そして輪を作ると、それを慎重に前足と後ろ足へと通す。
それが済むと、再び尻尾の付け根に戻り、総排泄孔を確認すると、背負っているランスを外した。そして、柄の方を前にして持つと、
それを総排泄孔へと差し込んだ。
「……プオォ…!」
違和感に目を覚ましたらしく、アプトノスが仔竜らしい甲高い鳴き声を上げた。同時に、ハンターは会心の笑みを浮かべた。
「よしよし、雌だったか。無駄な殺生にならないで済んだね」
アプトノスは一瞬遅れて状況を把握し、慌てて立ち上がろうとした。途端に、通してあった縄が前後の足を絡め取り、アプトノスは
悲痛な悲鳴と共に再び転倒する。
「はいはい、暴れないでね。大人しくしてればすぐ済むよ」
欲望にぎらついた目とは裏腹に、妙に優しい声で言うと、ハンターは腰の装備を外し、インナーを脱いだ。アプトノスはまだ
起き上がろうともがいているが、自由を奪われた足ではそれも叶わない。
ハンターは膝立ちになると、既に大きく反り返っている自身のモノにハチミツを塗り付けた。そしてアプトノスの総排泄孔にあてがうと、
一度大きく息を吸った。

213:3/4 ◆qmZDuJZw6U
11/06/21 02:32:30.32 Un85nSlR
「ちょっと痛いけど、我慢してね」
言うが早いか、ハンターは未成熟なアプトノスの膣内に、強引にねじ込んだ。
「プアアァァー!!!プアァ!!プオオォォ!!!」
あまりの激痛に、アプトノスは甲高い悲痛な悲鳴を上げ、必死に逃げようと足を動かす。しかしやはり、それは徒労に終わる。
一方のハンターは、仔竜の膣内がもたらす快感に酔いしれていた。大型の草食竜らしく高めの体温に、仔竜ならではのきつすぎる膣内。
さらにその中は痛みでぎゅうぎゅうと締めつけ、甲高い悲鳴もまた耳に心地いい。
「はぁ……やっぱり、仔竜は何回やってもいいねえ。こんなきつさ、人間じゃ絶対味わえないしね」
勝手なことを言いつつ、ハンターは腰を動かし始めた。慣れていないどころか、まだ雄のモノを受け入れる準備すらできていない膣内は、
ところどころ非常に狭い。腰を動かす度、狭い部分がゴリゴリとした感触を与え、同時にアプトノスが悲鳴を上げる。
突き入れれば、硬い肉を押し分け、無理矢理分け入る感触が。引き抜くときは、カリ部分に狭い部分が引っ掛かり、ゴリゴリとした
感触が与えられる。同時に、痛みのせいで抜かれるときに力が入るらしく、再び突き入れるときにはまた、硬く閉じた膣内を強引に
押し広げる感触があり、彼に強い快感を与え続ける。
粘性の高いハチミツを潤滑剤にしたこともあり、腰を動かす度に結合部からぐちぐちという音が鳴り、両者の間に黄色い糸を引く。
滑りすぎず、かといって痛みもないため、彼はこれを好んで使っていた。
快感を貪るように、激しく腰を振るハンター。アプトノスの方は、突然巨大なモノを突っ込まれ、膣内を限界以上に押し広げられる苦痛に
悲鳴を上げ続けている。内側から裂かれているように錯覚するほどの激痛と、体の奥深くを突き上げられる激痛。人間の子供が
泣き喚くのと同じように、アプトノスは叫び、暴れ、逃げ出そうと必死に立ち上がろうとするが、足を縛る縄に加え、ハンターは
思いの外強い力で押さえつけており、立ち上がるどころか動くことすらできない。
「プァオオォォ!!プアアァァ!!!キャー!!!」
アプトノスが叫び、暴れるほどに、ハンターの動きは荒くなっていく。未熟な膣内を抉るように打ち込み、引き抜き、無理矢理根元まで
押し込む。狭い膣内に余裕はなく、ハンターが突き入れる度にハチミツが結合部から溢れ、アプトノスとハンターの体を伝って落ちていく。
潤滑剤が少なくなり、それによって苦痛が増し、アプトノスの動きは一層激しくなる。だが、それはハンターのモノに不規則な刺激を
与え、彼の快感を高める結果にしかならない。
「おお、いい動きだな、今の…!そ、そろそろ限界だ……中に、中に出すよ…!」
アプトノスの腰を抱き締めるようにして、ハンターは激しく腰を打ち付ける。痛みが増したせいか、アプトノスの中はぎゅうぎゅうと
締めつけ、それはまるで彼の射精を促しているかのような動きだった。
「で、出るっ……く、ああっ!」
狭い膣内の一番奥に突き入れ、ハンターは精を注ぎ込んだ。アプトノスは急に痛みがなくなったからか、それとも暴れ疲れたのか、
もはや動くこともなく、ただじっと彼の精液を受け入れている。
中がきつすぎるせいで、射精が終わるまでには長い時間がかかった。たっぷり時間を掛け、全てを彼女の膣内に流し込み、それでもなお
アプトノスの中に留まる。やがて、少しずつ萎え始めたところで、彼はようやく彼女の中から引き抜いた。途端に、彼のモノに引かれて
出されたばかりの精液が、総排泄孔からどろりと溢れた。

214:4/4 ◆qmZDuJZw6U
11/06/21 02:33:34.38 Un85nSlR
「ふ~、気持ちよかったよ、すごく。さ、じゃあ逃がしてあげるよ。無事に生き残れるといいね」
軽い調子で言うと、彼はアプトノスの足を縛っていた縄を外した。すると、足が自由になったことに気付いたのか、アプトノスは
よろよろと立ち上がり、彼の精液を溢れさせたまま、走って逃げて行った。
「さぁてと。じゃ、あとは一本納品して終わり、と。これだから、ハンターはいいよねえ」
言いながら、彼は近くの地面に生えていたキノコの中から、特産キノコを探し出し、ポーチにしまった。
彼は、幼い子供相手にしか興奮できない性質だった。もちろん、人間相手では犯罪になるため、必死に我慢していたのだが、ある時我慢の
限界になり、つい魔が差してアプトノスの子供を襲ったのだ。
だがその日以来、彼は仔竜がもたらす快感の虜になり、事あるごとに仔竜を強姦するようになった。時にはケルビやガウシカも試し、
それらも実際悪くはなかったのだが、やはり幼い子供の方が興奮できるということで、もっぱらアプトノスを標的にしている。
かつて普通の女性と付き合ったこともあり、その際に肉体関係も持ったことがあるのだが、今では人間相手など考えられないと言うほどに、
仔竜の肉体にどっぷりとはまっている。
先程犯したアプトノスの親から剥ぎ取った生肉を、肉焼き機にかける。そして見事なこんがり肉に焼き上げると、彼は早速それに
食いついた。
「っふー!ごちそうさまっと。お母さんも娘さんも、とってもおいしかったです……なんてね」
軽い調子で言うと、彼は骨を投げ捨て、実に軽い足取りでベースキャンプへと戻って行った。

顔もよく、物腰も柔らかで、優しげな目つきが印象的なハンター。若い娘や女ハンターなどに、それなりの人気はあるのだが、それでいて
順調に撃墜記録を伸ばしていく理由は、今もって解明されていない。

215: ◆qmZDuJZw6U
11/06/21 02:35:34.36 Un85nSlR
以上、投下終了
今後も書きたいもん書いてくんで、重ねて言うけど苦手な人はNGで
それでは失礼

216:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 03:13:01.88 2J+VgMs/
>>215
なんというロリコン!だがそれがいい。

217:蟹の人
11/06/21 03:25:53.58 H6ThvwjG
ご無沙汰してます。
以前、途中で失踪した蟹の人です。
ゴタゴタでPCごと途中まで書いていたのが消し飛んだので、新規で投稿します。
蟹シリーズを終わらせるために2部構成なので、まず1部から。

218:蟹の人
11/06/21 03:29:30.91 H6ThvwjG
刃を守る盾

****

「ねえねえ人げ……りゅーえもん」
「なんでござりましょう、姫」

幸せとは、今のような日々を言うのでしょうか。りゅーえもん……龍衛門と一緒に居ることが本当に幸せです。恐らくダイミョウザザミのままだったら知らなかったでしょう。
『編み物をしているとき後ろから抱っこされる居心地の良さ』『美味しい物を2人で食べる満足感』『一緒に同じ時間を過ごすことの出来る幸せ』冷たくて大きいだけの甲殻には無い、小さくても温かい温度。それを感じることが出来る今、それが“幸せ”なんですね。

「もう仕事は無いんですか?この前みたいな」

この前、といってももう3シーズンくらい前でしょうか。大きなお城に黒竜を退治しに行ったと思ったらヒンシのジューショーを負ったとか仲間(絶さんという人)から聞き、身を裂く思いをしていたら、今度はおにぎりを盗み食い。
いつの間にかハリューとかいうすっごい竜まで倒しちゃったらしいですから、本当に驚きです。命が危うくなると強くなるとかいうすっごい力でも秘めているんでしょうか。

219:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 03:30:21.14 89FcM8+h
>>215
GJ!!
このハンターロリコンから仔竜コンへと転身とは、素晴らしい変態です
というか肉焼きの腕はこれで鍛えられたのかよw
かたや性的な意味で、かたや食欲的な意味で食べたわけだが、これも一種の親子丼?

220:蟹の人
11/06/21 03:35:08.96 H6ThvwjG
「生憎、先だって火山に襲来した覇竜―アカムトルムを倒してきたばかり。さしものギルドでも、しばらくはこき使おうとは思いますまい」
「そうなんでしょうか?またこき使われるんじゃないですか?」
「心配ご無用。今は拙者は―」

「こうやって、姫様を抱いていたいでござる」
「ばっばか!今マフラーを編んでる最中ですよ!手元が狂っちゃうじゃないですか!」

ハンターの割りに小柄だと言われているけれど、私にとってはとても大きくて、包みこんでくれるような抱擁感を与えてくれます。だから抱っこされるのは大好きなんですけど……
なんだか、なんだか最近、ずっと離れたくないような、そんな気持ちになってしまいます。これではいろいろ駄目です。けじめはしっかりつけないと……

「は、離れてください!雑貨屋さんまで毛糸買ってきたいんですから」
「相分かり申した」

こうやって素直なのはとても有難いんですけどなんというか……
なんでしょう、このもやもやした気持は。

****

「あら、龍衛門さんとこの若奥様じゃないかい。久しぶりだねぇ」
「えっ?」

買い物を終えて家に向かう道を歩いていた私と鉢合わせたのは、目付きがやたら鋭くて火竜の雌のなんでしたっけ、そう、リオレイアみたいな髪型をした女性。
腰に下げた黒と白の双剣がなんとなく嫌な感じです。

221:蟹の人
11/06/21 03:38:06.46 H6ThvwjG
「ほらアタシよアタシ、朧―ああ、龍衛門か。アイツがやばかったことをアンタに伝えに来た時に会ったじゃないか」
「ああ!あの時、私と会うなり血を吐いた人ですね!」
「ま、まあね。そんなこともあった。あの時は少し不甲斐ない姿を見せちまったね」

「ところでアンタの旦那は?」
「家で留守してますけど……」
「なんだって。あんの東国の甲斐性無しは女房一人で買い物に行かせるのかい」

ところで若奥様とか旦那とかなんの話をしているのでしょう。
そしてなぜ怒っているのでしょうか。いまいちよく分かりません。

「ところでその、あのー」
「あー、そういや名前を伝えてなかったね。アタシはサフィア、サフィでいいよ」
「サフィさん、ですね。どんなご用事ですか?」
「あー、アタシも一応この村と似たような場所の駐在ハンターでね。依頼でこっちに来る用事があったから、ついでに来たって訳さ」

そういえばこの人間もハンターでしたね。自分の縄張りに外敵が出たから来た、うん、当然の行動です。

222:蟹の人
11/06/21 03:40:32.09 H6ThvwjG
「で、アイツ、龍衛門との“性”活はどうなんだい?東国の男はむっつりスケベと聞くけど、まさか龍衛門もそう?」
「生活ですか?普通ですよ。一緒に御飯を作ったり、音楽を聴いたり、本を読んだり……」
「……毎晩よく眠れてる?」
「ばっちりです!一度寝たら朝まで起きませんよ」

なんか『可哀想に』という目でこっちを見ています。
私、人間の言葉がよく分からなかった頃は表情や筋肉の動きで好意や敵意を判断していたんですから、これくらいは分かります。だけど、サフィさんの機嫌を損ねるようなことでも言いましたっけ?

「むっつりどころか……奥手か。流石童貞侍」
「むっつ?どーて?すみません、ちょっとよく分かりません」
「龍衛門と一緒にいてなんかこう体が火照る、ほわっと熱くなったりしない?体が触れた時とか、風呂上りの姿を見てとかさぁ」
「よく分かりましたね!」

サフィさんは人の考えを見通せるような力でも持っているんでしょうか。
確かに最近一緒に居ると、砂漠で日光浴をしすぎたように頭と体がホワワっとしちゃう時があります。それに温泉帰り、なんとなく直視出来ないし……もちろんそんなこと、当人にはとても言えませんよ。私が胸のうちに秘めています。
そのことをサフィさんに話したら獲物を見つけたあの黒猫、メラルーみたいな表情になりました。

223:蟹の人
11/06/21 03:43:25.03 H6ThvwjG
「龍衛門が好きなんだろ?」
「はい、大好きです」

脳内で叫ばれる『惚れ申した』という言葉。
私の口からも出たその言語、人間界の愛の言葉。

「もしかして、大好きだけど、どうしたらいいのか分からない?」
「……はい。私はまだ(人間について)不慣れなので、この胸のモヤモヤをどうしたらいいのか分かりません」
「……」
「大好きです、本当に大好きです。抱っこされたらずっと抱かれていたいし、頭を撫でてもらったらずっと手を置いておいて欲しい。だけどそれだけじゃ、このモヤモヤは大きくなるばかりなんです。どうして、どうしてなんでしょうか」

この気持は、私がダイミョウザザミだったら経験することは無かったでしょう。
人間になったからこそ出てきたこの気持、どうしたら良いか分かりません。徐々に焼かれるこの感じは、なんなんでしょうか。

224:蟹の人
11/06/21 03:45:29.60 H6ThvwjG
「まったく龍衛門のバカはこんな世間知らずでボンボンのいい娘ちゃんを娶ったくせに、悲しませるなんて腐った男ねぇ。そんな顔しない!見てるとこっちまで心配になってきちゃう」
「えっ、えっ」
「しっかし、あの盆暗になんでアンタみたいな純水でできた氷結晶の塊みたいな良い娘が惚れるんだろうね。まったく、人生っておかしなもんさ」

ぶつくさとサフィさんは呟くと、ため息をひとつこぼしました。

「その悩みはね、アンタ1人じゃ解決できないのさ。かと言って、他の誰かが解決できるようなもんでもない。だけど悩みの解決の近道を教えることはできる」

そう言って、何か液体の入っている小瓶を私にくれました。
『夕食後落ち着いたとき、龍衛門が目を離した隙にそれを一気に飲むこと。くれぐれも飲んでいる姿を見られてはいけない』一体なんでしょうか、コレ。

「んじゃ私はそろそろ行くとするかね。龍衛門によろしく言っておいとくれよ」
「あっ、はい分かりました。どうもありがとうございます」
「OK、いいよ、問題ない。じゃあ私はもう行ってくるね」

225:蟹の人
11/06/21 03:55:12.76 9vmRQIiT
携帯からごめんなさい。
規制をくらったみたいなので、また夜に続きを投稿します。

ご迷惑をおかけしました。

226:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 03:57:05.40 gTLmJZVL
おう、待ってるよ

227:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 07:01:30.98 vS3nveRk
>>210
GJ!まさかの竜姦&ロリコンwww
>>225
続きを期待

228:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 07:02:36.46 vS3nveRk
>>227
すまんsage忘れた

229:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 07:30:17.26 kZ+LDsd6
>>210
手慣れた行程が性処理道具としてしか見てない感じで良いね
外道ハンターの興味が一日でも早く肉食獣幼体に向かうのを期待せざるおえない

230:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 08:15:02.71 jw+3Q6ks
やっと職人さんが来てくれた!
SSの投下は嬉しいな~

>>215
この淡々としたイカレっぷりがたまらんぜ。
やっぱり一番怖いのは人間だな。

>>225
幸せそうな性活に期待させられるよ。
夜までに保管庫を漁りながら、続き待ってます。

231:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 19:12:16.41 +2PJGatm
BL、残虐、擬人化、他色々あるがジャンルは問わないな俺は
ただ、SS投下前にジャンルぐらいは明記してほしい
あとは>>1を必ず守った上で投下してほしい
それだけでも十分効果はある

232:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 19:31:09.57 PPEHGDvf
前置きは大事だよな
ジャンルや文体の地雷回避が出来るのは大きい
殺伐とした流れの中でSS投下乙です

233:蟹の人
11/06/21 21:09:54.57 9vmRQIiT
今から続きを投稿します。

知らない仕様が増えててまた途中までになるかもしれませんが、宜しくお願いします。

あとジャンルを載せず申し訳ありません。
ジャンルはダイミョウザザミ擬人化です。

234:蟹の人
11/06/21 21:10:04.18 H6ThvwjG
はてさて気がついたら太陽が傾いてもう夕飯時です。
普段台所の管理を請け負っているアイルー5人衆は里帰りをし、台所に居るのは私と龍衛門の2人だけ。だから簡単に、そして温かい物を作ろうと決めました。
ポポ肉のロースに採れたて野菜のシチュー、ぜーんぶ炊きたて黄金米と一緒に召し上がれ。

でも、なんだか料理に身が入りません。野菜を切ってる最中も何度か危ない動作をしてしまいました。

「姫、大丈夫でござるか?」
「だだだ大丈夫ですよ。心配しないでくださいっ!」
「しかし……」

誰のせいでこうなってしまっているのでしょう。私?それともりゅーえもん?それとも小瓶をくれたサフィさん?分からない、もう何が何だか分かりません。
頭がぼぅーっとして、考えることがついてきません。あわわ、何と表現すればいいのでしょう。

「姫。大丈夫でござるか?気持ちこの場にあらず、というような感じに見えまするが……熱でもでているのでは?」
「な、何度も言わせないでください。私は大丈夫ですから火加減の心配を―」

妙に体が熱い。熱くて目の前まで真っ赤になってしまいそう。
そして訪れたふわりと空中を浮くような感覚。私は今立っているのは上なのか、それとも下なのか。

235:蟹の人
11/06/21 21:14:54.94 H6ThvwjG
「危ないッ!!」
「ふえっ?」

私を支えてくれる2本のたくましい腕。
空中に浮くような感覚は消え、いつもと同じ安堵感が私を包む。打き抱えられていると気づくまで10秒は必要だったと思います。

「熱があるようですな、顔が真っ赤にござる」
「そんなこと……あ、顔に」

直前まで私は野菜を切っていました。当然、一緒に包丁を握っていた訳ですから……

「ご、ごめんなさい!」
「掠り傷。故、心配なさるな。姫を守った名誉の負傷とでも言いましょうか。拙者より姫、お体が優れぬようです。ここは拙者にお預けください」
「でも……」
「姫に傷を負わせてしまったとあっては拙者の責任は切腹物。別に料理を作るなと申しているのではございません、どうか今はお体を考えてくだされ」
「んむう……」

そう言って龍衛門は台所に戻っていってしまいました。
体を休ませろとは言っても、寝ているだけで治るようであれば苦労はしません。本当にどうしたらいいんでしょう。

「食後って言いましたけど……大丈夫ですよね。きっと薬です、毒なんかを渡すわけがありません」

私は手をポケットにある小瓶へと伸ばしました―

236:蟹の人
11/06/21 21:19:45.71 H6ThvwjG

****

「なあ、アレはどうした?」
「アレって?シラナイナー」
「いやいや。アルビノエキスと狂走エキスを調合させたアレだよ。これからひどい場所に行くんだから滋養強壮に必要だろ?」
「……忘れてきた」
「え?」
「忘れたって言ってるでしょ!しつこい男は嫌われる、というか嫌いになるよ!」
「理不尽!?」

****

「えっへへー」
「ぬおお、姫、お気を確かに!」

なんでしょうこの愉快な気分は。以前お酒を呑んだことがありますけど、それ以上に体がふわふわします。さっきまであった焼けるような熱さは消え、なんだか温かいです。
さすがはお薬ですぅ。

「この匂い……アルビノエキスと狂走エキス。このようなものを作るのは1人しか居ないし、飲むような阿呆も1人しか居ない……いつのまに姫を誑(たぶら)かしたか」
「りゅーえもーん!!なぁに難しいこと言ってるんですかぁー?」

難しいことを考えている時の貴方ほど、似合わないものはありません。
むしろ私が嬉しくて、愉快な気分なのに貴方も笑わないことが理不尽でおかしいのです。だから貴方も笑うべきなのです。ほら、にこーっ。

237:蟹の人
11/06/21 21:30:44.68 H6ThvwjG
「少し様子がおかしい。いくら精神を高揚させる滅茶苦茶なエキスを飲んだとしても、ここまで我を忘れるようにはならない筈でござるが……んむっ」
「えっへへ。ちゅーしちゃいましたぁ」
「姫、いくらなんでもそろそろ……お体が」
「私のこと事……嫌いなんですか?」
「へっ?」

なぜ拒否するんですか?私と一緒に居たくないんですか?
近くに居ることがそんなに嫌なんですか?私はずっと、こうしていたいのに。

「しょーじきに言います。私は、貴方の近くにいると顔が、体が、胸が熱くなります。だから思いっきり甘えたいんです。だけど、それじゃあ治らないんです」
「やはり先程の薬が原因かもしれませぬ。早急に解毒薬を作成します故、しばしお待ちくだされ」
「だぁーかぁーらぁー」

なんだろう、この言葉に現せないような、この熱情。喉が乾いたからといって水を飲みたいわけでなく、お腹がすいているのに食べたいというわけでもない。痒い場所に手が届かない、これが言い当て妙かもしれません。
ああ、なんだか体がまた熱くなってきました。

238:蟹の人
11/06/21 21:37:17.26 H6ThvwjG
「お願いします……このままだと、どうにかなってしまいそうです。貴方はこれを冷ます方法、知らないんですか?」

『落ち着け龍衛門、据え膳食わぬは男の恥と言うではないか。姫は其れがしとの同衾(どうきん)を望んでおられるのだぞ』
『いや、それは一時の気の迷いかもしれぬ。それに変な薬を飲まされてこうなったかもしれぬし、その後の責任を取ることが出来るのか』
『しかし不思議だ、姫のこのように乱れた姿を拙者が見たのは初めて。なにか原因があるはず……!』

「はふぅ。ちょうど今はポカポカ陽気な春です。恋の季節ですよ。この時期はケルビやゲネポスだってラブラブな季節。元ダイミョウザザミである私だって甘えていいはずですよ」
『春、ポカポカ?まさか……』

『まさか発情期……?』

『いやいや。元来、人間常に発情期。元ダイミョウザザミだからって、特定の時期に性欲が強くなるなんてことは恐らくないはず』
『待てよ、姫は拙者に“行為”を求めてこなかったし、拙者も求めなかった。繁殖期をずっと我慢していて、薬の働きも手伝ってその容量を今越えてしまったのだとしたら……』

239:蟹の人
11/06/21 21:41:14.46 H6ThvwjG
「なりませぬ。一時の気持ちの迷いで異性との同衾は、己の身体を汚すことになるますぞ」
「汚すってどういうことですか?私は貴方を汚いなんて思ってませんし、私はまだ誰にも体を許してないですよ?」
「そういう事では……」

『―姫は、これが繁殖欲だと気づいておられないのでしょう。少なくともこのシーズンが過ぎ去れば元に戻るはず』

この時私はサフィさんの言っていたことを思い出しました。最初言っていた部分は聞き取れませんでしたけど“奥手”だって。きっと臆病とかそのあたりの意味に近いんでしょうね。
それに何か、隠しているような気がします。女の勘ってやつですね。

「もしかして、私の体が熱いのは繁殖相手、つまり交尾の相手を求めているということなんでしょうか?」
「姫……」
「お願いします、もう、貴方を想うと胸が切ないんです。張り裂けそうなんです。お願い―」

「姫。後悔、なさらりませぬか?」

私はこくりと頷きました。





240:蟹の人
11/06/21 21:47:53.74 H6ThvwjG
「んちゅっんっ」

普通のキスなら何度もしました。だけど今したのは、とろけるような、熱いキス。
舌と舌が音を立てて絡み合い、互いの息と視線が合わさってもっと熱くなる。こんなの初めてです。

「こんなちゅー初めてです……もっと、私に……」

キスだけで頭がぐるぐる回転するなんて……初めてです。
今日だけで私は何度初めてを経験し、これから経験するのでしょう。

「姫、失礼ばせながら、お着物をお脱がせいたします」
「ん」

ゆっくりと、私の着ていたワンピースが脱がせられました。
私が裸体を見せるのは多分、これが3度目。初めて出会ったとき、龍衛門が男湯と女湯を間違えたとき、そして今。前2回はそうでもありませんでしたが、今はとても恥ずかしいです。

「綺麗にござる。それに前見た時よりもその……女性らしい体つきというか、その……」
「気づきました?出会った頃よりおっぱいが大きくなったんですよ?」
「ええ、とても。拙者にはもったいないぐらいでござる」
「なにをいってるんですかぁー」

241:蟹の人
11/06/21 21:54:10.66 H6ThvwjG
当然ですが、ダイミョウザザミに胸なんてありません。
私が人間になったとき戸惑ったことの一つですね。どうやらこれは女性のステイタスらしいです。正直邪魔ですけど、龍衛門が喜んでくれるなら、それでいいのです。

彼はゆっくりと、そんな私の胸へ手を伸ばしてきました。
最初は優しく揉んでいましたが、次第に手つきは荒々しくなり、乳首を口に含んだり……

「んくっ。なんか赤ちゃんみたいですね。くすぐったいです。可愛いです。んああっ」

胸を揉んだり、吸ったり。とても卑猥なのに、いやらしいのに……

「ねえ、ねえ龍衛門。ちょっと聞いてください」
「……どうなされました?」
「体が、お腹がさっきよりあっついのです。すごくすごく熱くて、もう我慢できないのです」

私の胸を弄っていた手を離し、龍衛門は自分の衣服を脱ぎ去りました。
ハンターというのはスゴイですね。何も身につけていない鋼のような肉体には、様々な戦闘で刻まれた無数の傷跡がついています。

242:蟹の人
11/06/21 21:59:06.15 H6ThvwjG
「あ、この胸の傷はすごいです」
「黒竜と戦ったときの傷にござるね。そしてこれは覇竜の爪が掠った傷、そしてこれは鋼龍に吹き飛ばされたときに負ったものにござる」
「こんなに傷があるのに背中に傷は無いんですね。不思議です」
「背中への傷は武士の恥。そういうものにござりますよ」
「今日、私が顔に傷を付けちゃいましたけどね。いい顔を台無しにしてしまいました」

少し互いに笑いあった後私は『抱っこしてほしい』と両腕を突き出します。
そしたらいつものように、龍衛門は私を抱き寄せてくれました。いつもはそれで終わりですけど、今は意味が違います。
服を着ていない分、肌と肌が直に触れ合って火傷してしまいそうです。

「姫」
「ええ、分かっています。龍衛門、私の初めてを、貰ってください。そして貴方の精を、私にください」

言い終えた後、あてがわれたソレが私の中に入ってきました。ギチギチと私の体を割きながら奥深くを目指し、どんどん入ってきます。
私は人間時代は勿論のこと、ダイミョウザザミの時も誰かに体を許したことはありません。名実ともにこれで私は、龍衛門の物に……!

243:蟹の人
11/06/21 22:04:03.56 H6ThvwjG
「はぁっ……んんっ」
「ひ、姫。大丈夫にござるか?もし痛みが酷いようであれば……」

最奥に到達したにも関わらず、身を引こうとする龍衛門の体を必死に掴みます。
絶対に離さない、離したくない。終わりたくない、終わってほしくない。

「いっ嫌です、抜かないでください。私の愛しい人、私の初めての人!一生に一度しか無いこの痛みを、私に刻んでくださいっ!」

私は元ダイミョウザザミ、またの名を盾蟹です。
人間になったとしても体の丈夫さは変わりません。だから、だから―

「お願いしますっ!私にあなたの全てを!私の全身に刻んでください!」

限界が迫ってきています。私も、龍衛門も。
腰の動きが徐々に激しくなり、私も痛みは徐々に快感へと変わっていきました。

「姫っ……!姫っ……!!」
「ふああああああああ!一緒に、いっしょに!中に、私の中にあなたの全てをっ!ください!」

「あっ―」

放たれた精が私のお腹をいっぱいにして、どんどん体を温めていきます。
その温かさは以前のような身を焦がすようなものではなく、包みこんでくれる温かさ。龍衛門が抱っこしていてくれるような温かさ。とても、とても落ち着きます。

244:蟹の人
11/06/21 22:09:09.33 H6ThvwjG
「姫、破瓜の痛み、辛かったでござりましょう。拙者が下手なばかりに申し訳ござらん……」
「えへへ、私を誰だと思っているんですか。私は元ダイミョウザザミ、そして龍衛門の番(つがい)ですよ。こんなの、貴方をディアブロスから庇った時に比べればなんてことはありません。でも……」

そう言って、私は唇を突き出しました。
目をパチクリさせた後、私の最愛の人は顔を真赤にしながらその申し出に答えてくれます。

「実は、私、一度だけ貴方に襲われそうになったことがあるんですよ?」
「なんと……それは」
「あ、切腹は無しですよ?未遂でしたから。それにやっぱり貴方は度胸がなくて、私の体を触るだけで終わってしまいましたし、ね」
「はっはっはっ、拙者らしい」

そんな話をしている中、いつの間にか私は眠ってしまったようです。体の熱も消え去り、久々に良い夢をみることができそうです。私は幸せものです。
この幸せが、ずっと続けばいいのに―

245:蟹の人
11/06/21 22:11:56.15 H6ThvwjG
****

「朧は居るかい?」

今夜の月は不気味なくらい青かった。
近いうちに良くないことが起こる。そう言われてきた。

「その声は―何のようにござるか?」

戸口に立っているのは3人の狩人。
その中から代表して双剣を差した女性が口を開いた。どうやら先刻の訪ね口上もこの女性らしい。

「ギルドからの通達よ。ポッケ村からそう遠くない村が、雪崩で壊滅した。住民の避難と、根源の討伐」
「して、その雪崩を起こした主は?まさか轟竜ごときの声が原因ではござらんのだろう?」

問いかけに女性は唇を歪ませる。龍衛門はこの表情を前に1度見た時があった。
そう、あの時だ。完全に負け戦になった、黒竜ミラボレアスを討伐しに行く、あの時。

「崩壊させたのは崩竜―ウカムルバス。天を滅ぼすとまで言われた覇竜と対を為す純白の災厄。このままだと」

「ポッケ村も雪崩に飲み込まれるわ」

To Be continued

246:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 22:14:30.40 9vmRQIiT
以上です。

続きも近い内に投稿するので、その時は宜しくお願いします。
それでは失礼します。

247:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 22:17:43.80 k2Uy6uDr

今度こそ死亡フラグか・・・

248:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 22:31:07.03 +2PJGatm
乙乙
ところでこの板も連投規制とかあるの?
あるのならめんどうだな・・・

249: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
11/06/21 23:45:31.69 52+or2Ig
さあどうだろう
とりあえず俺はいつかここで投下する事を夢見て忍者LVこつこつ上げてるけど

250:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 01:37:08.95 BV64rHH5
姫様、名前で呼んでほしいとかの願望は無いんですね。(あれ?前回までに解決済みだった?)

なにはともあれ、甘えん坊はドストライクなのでgj

251:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 13:28:52.91 LOijCNGp
GJしている単発も、誰得感タップリのキチガイSS書いてる奴も同一人物なんだろうなあ
自分が受け入れられていると必死でアピールしてるのが手に取るように分かる
そのエネルギーもっと別な方向に使えばいいのに
足掻けば足掻くほど泥沼にはまってしまってるよ

252:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 15:10:01.05 eadqXFNA
GJ
この二人には幸せになってもらいたいな

253:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 19:49:49.50 VJCiWhC0
GJそういや、ロイヤルビードローの話と同じ作者だったと思うけど、合ってる?

254:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 21:58:34.56 eCC8iQiE
あってるからメール欄に半角英数でsageって入れてね

255:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 22:50:41.93 VJCiWhC0
ごめんなさい 教えてくれてありがとうございます

256:心ノ捕食者
11/06/23 00:33:21.19 /J2h7+XL
投下いきます…

・男ハンター×自宅横の先輩ハンター
・ただし先輩がひどい目にあうのが見たくない人は注意
・猟奇的でグロい表現を大いに含みます。いわゆるリョナ
・人を選ぶ内容と思われるので、苦手と思ったらスルーで



257:心ノ捕食者
11/06/23 00:34:20.24 /J2h7+XL
水没林を縦横無尽に飛び回る、黒き疾風。その名はナルガクルガ。
僕はその疾風を前にして、興奮の笑みを浮かべる。

僕の両手には、強力な武器が握られていた。
アングイッシュ。すべてを食らい、破壊しつくす凶悪な王者であるイビルジョーの素材を
使った大剣である。強化に強化を重ね、素材に秘められた力を限界まで引き出した一品。
さらに僕の体は、全身がイビルジョーの防具に覆われている。生態系の頂点に立つイビル
ジョーの心と体を受け継いだとでも言おうか。今の僕は、どんなモンスターを相手にして
も怯むことはない。
感覚が研ぎ澄まされ、相手の動きが手に取るように分かる。

好き勝手に暴れまわるナルガクルガだが、僕はヤツが大きくジャンプした後の隙を見逃さ
ない。動きを読みきって、体全身に力を込める。
「終わりだっ!」
振り向いてきたナルガクルガの額に、僕の振り下ろした刃が突き刺さる。最強の武器から
放たれる渾身の一撃を前に、鱗の防御など無いに等しい。大剣は一気に頭蓋を砕き、両断
し、さらに地面をえぐって、ようやくその凶悪な躍動を止めるに至る。
「はあ、はあ、はあ」
泥だらけのアングイッシュを地面から抜き取り、僕は上がった息を整える。
あれほどの動きを見せてくれた黒き疾風も、いまや泥まみれの肉塊と化して、僕の足元に
横たわっている。
討伐した相手にハンターがすることといえば、ただ一つ。剥ぎ取りだ。

僕は腰に携えたハンティングナイフを抜き、相手に近づく。
「それじゃ、いただくよ」
一言、死体に向かって呟き、僕は刃を突き立てる。グイと力を入れて、肉を切り離そうと
するにつれて、黒い鱗からにじみ出る、鮮やかな赤。
勢いを増して噴き出す命の証が、僕の手にまとわりつく。手が真っ赤に染まる。
そんな事を何百回も繰り返して、僕は今のようなベテランになったのだ。だから、こんな
血なまぐさい解体作業も、慣れたものである。
「う…はあっ…」
そのはずだった。
胸のうちからこみ上げてくる何かに、僕の手が止まる。
「な、何だ」
こみ上げてくる何か。それは、不快という感覚に近いと感じた。何故だろうと僕は思う。
あれほど繰り返してきた作業を、淡々と遂行することに、何のためらいがあろうか。
「少し、張り切りすぎたか。ハハっ…」
そうそう手こずるような相手ではなかったが、それだけに余裕を持ちすぎて、いつも以上
にハイテンションな戦いになってしまったのかもしれない。オーバーワークの疲れが、遅
れて肉体に広がってきたのだろうか。


258:心ノ捕食者
11/06/23 00:35:12.08 /J2h7+XL
肉体の疲れと空腹感。そこからくる不快感。
ようやく言葉で言い表すことが出来たのは、そんな感覚だった。
戦闘中は気にならないものだが、かなり腹が減っている。だが、持ち合わせの食料はすで
になくなっていた。
「腹、減ったな」
空腹感に耐えながら、解体作業を完了させ、僕は泥まみれになったナルガクルガの死体を
見下ろす。
「さすがにナルガを食べるやつはいないか。いや、火を通せばあるいは…」
珍妙な自問自答が始まる。
やはり、僕は疲れているようだ。
「ネコタク、まだ来ないのかよ…。なにやってんだよ」
霧雨の舞う静けさの中、僕の嘆きは吸い込まれていく。

「ナルガクルガを食べようとは、なかなかの悪食だな!」
独り言を繰り返していた僕は、後ろから掛けられた声に、飛び上がった。

「やぁ!」
振り返ると、苔むした大木によりかかり、一人の女性が立っていた。
引き締まった体を包むのは、シンプルだが高性能な、鉱石製の防具。それでも露出した肩
や太腿が、確かに女性であることを主張している。
いつも腕組みをしながらも、険しい顔など見せずに浮かべるのは、たおやかな笑顔。
「せ、先輩っ」
立っていたのは、近所に住む先輩ハンターであった。
彼女は僕が新米ハンターとして村に来たころから、様々なアドバイスを授けてくれ、行き
詰まったときには相談に乗ってくれた、頼れるお姉さんといった存在だ。
しかし助言はくれるものの、共に狩りに出かけたことは無かった。フィールドで顔を合わ
せるのは、これが初めてである。
「どんな状況にも対応できるのはハンターとして理想的だが、そんな無理をしなくても、
ここには容易に食用に出来る相手がいるぞ」
「き、聞いてたんですか!やだなあ。いつから居たんですか」
腕組みをしながら、ふむふむと笑いを浮かべる先輩を前にして、僕は顔が真っ赤になりそ
うになる。
「そうだな。キミが絶妙な動きでナルガクルガに止めをさしたあたりから、見させてもら
ったよ。話には聞いていたが、まったく隙の無い戦いぶりだ。アマツマガツチ討伐の件と
いい、私などとうに追い越されてしまったようだな」
「そ、そんな…やめてくださいよ」
「ふっ、相変わらず謙虚だな。全身をかくも凶悪な装備に包んでいるというのに、戦いの
中にいないキミは、いつまでも控えめというのも、面白いものだ」
「は、ははは…」


259:心ノ捕食者
11/06/23 00:36:04.16 /J2h7+XL
実際、先輩の言うとおりだろう。こんな装備を来たハンターが村を歩けば、誰もが顔を背
けて道を譲る光景が想像できる。とある狩猟チームに参加していた折に、イビルジョーと
幾度も刃を交える機会があったため、その時手に入れた素材で一式揃えてしまったのだが、
僕には相応しくない装備かもしれない。
「あ、ははは、恐縮っす!ところで先輩は、どうしてこんな所に?」
あまり褒められるのも恥ずかしく思った僕は、とっさに話題を変える。

「無駄話が過ぎたな。実は、重要なことをキミに伝えるために来たのだ。水没林地域の急
激な気候変化と、それに伴う狩猟環境の不安定に注意せよと、ギルドから警報が発令され
た。そして、この地域のネコタクがすべて運行休止になってしまった」
「ネコタクが、運休ですか?」
「滅多にないことだからな。驚くのも無理は無い。だが、水没林でクエストに挑んでいる
ハンターをギルドが見捨てるようなことはしない。協力し、徒歩にて連れて帰るようにと、
私がキミのために派遣されたというわけだ」
大体、先輩の言わんとすることは理解できた。しかし、なんと無理な話だ。
「で、でも結構それって厳しいですよね!僕もお腹ペコペコですし、携行品もかなり少な
くなっていますよ」
「ああ、わかっているよ。だから出来る限り、モンスターとの接触を避け、少しずつ戻っ
ていくことになるな。今日も立派に狩りを果たし、クタクタになっているキミにこんな事
を強いるのは心苦しい。だが…」
そんな先輩の言葉にかぶさるように、静かな水没林の空気を振るわせる大音量が轟く。ガ
オオオオオンと遠くにいても聞こえるそれが誰の発したものであるのか、僕達は知ってい
る。
「…あの鳴き声、キミはどう見る?」
「声の大きさ、特徴から察するに、イビルジョーでしょうか」
「私も同感だ。まったくこんな時に、最悪のお客様が登場といったところだな。鉢合わせ
ないように行くぞ」
「了解です!気をつけていきましょう」
「ふっ、いい返事だ。よろしく頼むぞ」
突如僕に降りかかった窮地。だけど僕は、不安と共に高揚を心のうちに認めていた。ハン
ターとして、先輩と一緒にフィールドを駆けるという夢が、こんな形であれ、実現したと
いうことに対する高揚だ。
必ず、先輩を守ってみせる。
前を行く先輩の背中を見ながら、僕はそう誓ったのだった。


260:心ノ捕食者
11/06/23 00:37:03.68 /J2h7+XL
「ん、おっと…」
しかし、軽快に歩き出した先輩の足元は、何故かおぼつかない。フラフラと千鳥足にった
かと思うと、立ち止まってしまう。
「ど、どうしたんですか?」
「いや、何でもないさ。めったにない状況に、私も少し緊張していたようだ」
何かを噛み潰すようにして、きりりと表情を作る先輩。
どこか顔色が悪いようにも見える。
「大丈夫だ。さあ、先は長いぞ。頑張って歩いていこう」
だが、明らかに顔色が悪い。
「先輩、本当に大丈夫ですか?ネコタクが運休ってことは、ここまでも歩いて来たんでし
ょう?僕もだいぶ疲れていますし、どこかで少し休んでいったほうがいいと思います!」
「心配しないでくれ。ただの…めまい…だっ、うっ…」
「先輩?」
先輩の顔色がさらに悪くなる。
「うぷ、う、うげえええっ!」
そして僕が見たのは、茂みに跪いて嘔吐する先輩の姿だった。
何だ。どういうことだ。何が起きたんだ?

「先輩、まさか、フロギィの毒にやられて!」
僕の頭に浮かんだのは、水没林に生息する、毒を持った厄介なモンスターの姿であった。
大型モンスターに比べると脅威は少ないものの、解毒薬を持っていないと少し面倒なこと
になる相手だ。
「しまった…。こんな時に解毒薬がないなんて。僕、げどく草を探してきます!」
この近くに、採れる場所があったはずだ。
「待つんだ。アルフ」
しかし、慌てて走り出そうとする僕を、僕の名を呼ぶ先輩の声が制する。
「大丈夫だ。キミの言うとおり、少し休んでいけば治るんだ」
「そんな!この先どこで敵に囲まれるかも分からないのに、毒の自然回復を待つなんてム
チャですよ!」
「アルフ、落ち着くんだ」
「必ず、一緒にユクモ村まで帰りましょう。僕が、先輩を守りますから」
大切な先輩を、こんなところで失うわけにはいかない。僕がなんとかしないと。
「ふっ…」
だが、そんな僕を見上げて、安心したような笑みを浮かべる。

「アルフ、キミにもそんな熱血漢な一面があるのだな。初めて見させてもらったよ」
少し顔色が良くなった先輩が、よろよろと立ち上がる。そして僕の顔をじっと見つめる。
「ハンターとしての成長は耳にしていたが、男としても成長したようだな。今のキミにな
ら、私も惚れていたかもしれない」
「先輩…?」
「うーん、今のキミには教えてあげないと、引っ込みがつかないか。まだ皆には話してお
くタイミングではないと思っていたんだが」
先輩が、恥ずかしそうな顔を浮かべる。


261:心ノ捕食者
11/06/23 00:38:02.67 /J2h7+XL
「さっきのは、つわりだ」
「…は?」
まったく予想していなかった言葉に、僕は硬直してしまう。

「言葉くらいは知っているだろう。妊娠初期に吐き気や嘔吐を伴う体の不調が起きる現象
のことだな」
「あの…いきなりすぎて話についていけません。先輩」
「ああ、私自身についてのことか?ハンター仲間で、将来を誓い合った相手がいるんだが、
どういうわけか、身を固める前に子供を授かってしまったようなんだ。神の気まぐれとい
う言葉は、まさにこういうときに使うものだとは思わないかね?」
「あ、あはは…とりあえず、おめでとうございます」
思わぬジョークにも、乾いた笑いしか出てこない。
「ふっ、ありがとう。そんなわけで、毒の心配はいらないよ。さっき言ってくれたように、
キミが私のことを守ってくれるなら、まったく心配はいらないな」

「しかし、どうしてそんな体調の先輩が、こんな危険な場所に来ているんですか!他にも
ハンターはいるでしょうに!先輩の恋人は何やってるんですか!身重の先輩にこんな役目
をおしつけるなんて!」
初めて聞かされた、先輩の恋人。どんな人なのだろうかと思うと同時に、僕の頭には憤り
が浮かんできた。この理不尽なことに対する憤りだ。
「アルフ、これはな、私自身が希望したことなんだ」
「えっ」
「自分のことを師匠だなんて言うのはおこがましいことだが、聞いてくれ。師匠の手が届
かないような高みまで、一人で上って行ってしまった弟子を、この目で最後に見てやりた
かったと言えば、分かってくれるかな。もうじき、私はハンターを引退することになるだ
ろうからな」
ハンター生活からの引退。それは、身を固めるという言葉から想像するに難くない未来で
あった。
「そんな…僕なんか、まだまだですよ」
「もっと胸を張るといい。そして、出来ることなら、私がキミにしてやったように、後進
の手助けになってあげてほしい。これは退く私からの、最後のお願いといったところだ
な」

危険な状況であることも忘れて、僕は先輩の話に聞き入っていた。
そして、僕の瞳から涙がこぼれる。
分厚いヘルムの奥にある僕の瞳を伝う涙を、先輩は気づいていないだろう。
先輩と永遠に会えなくなるわけじゃない。
先輩の未来を、今は笑って祝福してあげたいのに、何故か言葉が出てこない。


262:心ノ捕食者
11/06/23 00:38:55.06 /J2h7+XL
「いい返事を、期待していたんだがなあ」
そんな僕の戸惑いを感じ取ったのか、先輩の顔がこちらに近づいてくる。
「は、はいっ!頑張ります!」
僕は姿勢を正し、先輩に向かって向き直る。
「うん。いい返事だぞ。しかしキミも、もう少し女性にモテてもいいとは思うんだがな。
もっと顔の見える防具を使ってみるのはどうだ?見た目で防具を選定してみるのも、たま
にはいいものだぞ」

そんな先輩の言葉が、僕の心に穿つのは、ただ虚しさだけだ。
僕がどうして、ああも必死に狩りに挑み、ハンターとしての名を上げてきたのか。
僕は、憧れだった先輩に、認めて欲しかったんだ。
僕は、先輩の一番そばにいる人になりたかったんだ。
しかし、そんな僕の夢は、いま儚く崩れさった。
「頑張ります。頑張ります…」
うつむきながら、僕は呪文のように同じ言葉を繰り返す。

頑張らないと。
先輩がいなくても、僕は頑張らないと。
僕がユクモ村の若手達を、牽引していかないといけないんだ。
先輩が離れていってしまうという事実と、自分がもっと頑張らないといけないという事実
が、僕の両肩にのしかかる。
眩暈がする。
ひどい耳鳴りがする。
胸の中に不快な思いが膨らんでくる。


263:心ノ捕食者
11/06/23 00:39:47.91 /J2h7+XL
何かが、近づいてくる。
この気配。モンスターが、近づいてくる。
先輩を守らないと。
僕が頑張って、先輩を守らないと。
そう思いながらも、僕の意識は遠のいていく。
「先輩…」
目の前の先輩の顔が歪み、世界がぐるぐる回る。



※※※



「グアアアアアアアッ!」
意識を覚醒させたのは、獣の咆哮。
「アルフ…?」
目の前にいるのは、心配そうな表情を浮かべた女。
こいつバカか?
誰が咆哮をあげたのか、分からないのか。目の前の俺以外に誰がいるんだよ。
厄介そうな相手だが、今なら先手を打って痛撃を与えられるはずだ。

「うるあああああっ!」
俺は全身に力を込めて、女に体当たりをしかける。
不意を付くのに成功した。女は俺の一撃を避けることもなくまともに食らったようだ。
重量級の鎧をまとった肉体が弾丸となり、一気に女の体を壁際まで吹き飛ばす。
「うぐっ!」
岩壁に打ち付けられた女が、跳ね返り、苦悶の表情を浮かべる。
俺はさらに拳を握り締め、女の腹部にパンチを放つ。
「ゲヒンッ!」
下腹部に拳がめり込むと同時に、体の中の空気が押し出され、ヘンテコな音を出しやがる。
そうか、人間ってのは、こんな声も出すのか。
だが、そんな事に感心している暇は無い。
そのまま隙を見せずに、今度は女の顔面に殴りかかり、体重を乗せて殴り倒す。
「ああっ!」
紙屑が風に吹かれて飛ばされるように、女の体は吹き飛ばされる。
ここまで問題なし。

264:心ノ捕食者
11/06/23 00:40:42.67 /J2h7+XL
俺はうつぶせに倒れこんで呻いている女に近寄り、左腕を掴んだ。
そして女の背骨に膝を乗せて組み敷き、掴んだ左腕を渾身の力で、背中側に折り曲げる。
肩の関節が、ありえない方向に曲がっていく。
「うぅ…痛っ…」
ガクガクと、女が顎を震わせる。
関節部が、そちらに曲がってはいけないと、抵抗を見せる。
だが、所詮は女の肉体なわけで、力をかけ続けていけば、終わりはすぐに訪れる。

…ばきっ

「いやああああああああっ!」
女の左腕が抵抗を失い、俺が力を入れるままに、ぶらりぶらりと宙を泳ぐ。
まあ、とりあえずはコレ位か。
片腕が動かせなければ、ろくに抵抗も出来まい。
俺は左腕を解放してやる。力を失った左腕は、そのまま泥の海に沈みこむ。
ぐったりと倒れこみ、息を荒げている女のわき腹に、俺はさらに蹴りを入れる。
「おーら、よ!」
蹴りの衝撃で、女の体がゴロゴロと泥の中を転がっていく。
それが面白くて、俺は何度も女の腹に蹴りを入れる。
何度も何度も、蹴りを入れる。
何度も転がり、全身を泥まみれにしたところで、ようやく女の体は仰向きになって動きを
止めた。
俺は、ゆっくりと女のもとに歩み寄り、息を荒げた女を見下ろす。
女は、何が起こったかわからないという表情を浮かべたまま、目の前の俺を見やる。
「はじめましてだな。センパイ」

「あ…あ…」
「どうだい?後輩に殴り倒されて、片腕折られた感想は?」
目を見開いたまま、女はまだ状況を把握できていないようだ。
「…アル、フ。痛っ…!アルフなのか?」
この期に及んで、人違いを疑うか。
「おお、そう来たか。面白い反応だねえ!」
自分の目で見てもらうのも面白いだろう。
俺はゆっくりとヘルムを外し、素顔を女の前に晒してやる。
そこに晒されたのは、紛れもなく、アルフの顔と言うやつだ。

「さあ、言ってみろよ。知っている顔なんだろう?」
俺はニヤリと笑みを浮かべる。
「え…」
女は、答えられない。
俺は哀れな女に、目の前にいる男が一体何者なのか、分かりやすく説明してやることにし
た。


265:心ノ捕食者
11/06/23 00:42:46.91 /J2h7+XL
「驚くよなあ。気弱だった後輩が、豹変して襲い掛かってきたらな。俺はお前が知るアル
フであって、アルフじゃねえ。アルフの心の中に生まれた、もう一人のアルフってところ
だな」
「アルフ。キミは、何を言ってるんだ…」
「ふん。物分りが悪いねーちゃんだな。じゃあ言い方を変えるか。俺はこの肉体を借りて
いるがな、名前はジョーって言うんだよ。イカした名前だろ?」
「ジョー、…ジョーだと…?」
人間たちが忌み嫌い、恐れるだろう生き物の名から取った、俺の名前だ。俺は人格が生ま
れたときから、ジョーという名前だけは覚えていた。
「…強大過ぎるモンスターの装備は、主の精神を侵食し、力と共に破壊衝動を呼び起こす。
そんな話を聞いたことはあるが…イビルジョーの装備に憑いた念が、アルフにとりついた
という事なのか。まさか、そんな事が…」
「おお、ねーちゃん、イイ線だが、ちょっと違うんだぜ」
「くっ!貴様、アルフを返せ!今すぐアルフの肉体から出て行け!」
苦痛に顔を歪ませた顔を精一杯隠すようにして、女が叫ぶ。

「ちょっと黙んなよ」
俺は赤紫色に腫れ上がった女の肩関節を、ゆっくりと踏みつける。
「あぐっ!ぎゃあああああっ!」
グリグリと体重を乗せて踏みにじる。
「俺はな、アルフの苦しみを、一番そばで見て来たんだよ。アルフの苦しみ…お前には分
かるか?」
「ぐあっ!くっ…アルフの、苦しみだと?」
「いつまでもイイ子ぶって、模範的なハンターであることが、アルフにとっては相当な重
圧だったらしいんだわ。感情も押し殺して、ひたすら剣を振るう生活の中で、俺はアルフ
の中に生まれて、いつしか分離して一個の人格となったというわけだ。アルフが自分の中
に認められなかった、野生的な本能や、破壊衝動。それらを発散させる役割として、俺は
創られたらしい」
「人格…?貴様は、アルフの中にいるのか?」
「アルフのヤツは、強がってイビルジョーの装備を揃えたりもしてたがな、そんな事をし
なくても、俺って凶暴な人格が、内面に潜んでたんだよな。もっとも、俺はアルフがして
いる行動をある程度客観的に認識できるが、アルフの方はそうではないらしい。俺が出て
いる間は、何も覚えてないんじゃないか」
こういう場合、人格が交代すれば、記憶が飛んで違和感を生ずる問題が起きるのかもしれ
ないが、俺についてはそうした問題は起きなかった。
なぜなら、俺はいつも戦いの中で交代させられるのだ。アルフにしてみれば、無我夢中で
戦っていたら勝っていた…という出来事が何度か続いたに過ぎないのだ。


266:心ノ捕食者
11/06/23 00:44:11.06 /J2h7+XL
「久しぶりだぜ。こうして表に出てくるのは。ずっと前に体がスイッチした時には、ムシ
ャクシャして野生のクソ猫の集落を全滅させてやったんだが、それっきりアルフのヤツは
落ち着いていたみたいでな。俺はアルフの中から、じっと出てくる機会を伺っていたんだ。
何か大きなストレスをきっかけに、アルフの心は引きこもってくれるらしいんでな」
「ストレス…だと?」
何度も激痛の中に溺れさせられて、ようやく息を整えることを許された女が、じっとこち
らを見据えて呟く。
「お前も相当なニブチンだよなー!分かんないのか?」
俺は右手の篭手を外し、汗ばんだ手のひらを突きつけてやる。
「この右手で、毎晩アルフは、お前の名前を呟きながらシコってたんだぜ」
「え…」
「その顔じゃ、まったく気づいていなかったようだな。罪深いほどの鈍さだわ。憧れのセ
ンパイを近くで見ながら、好意を表に出すこともせず、夜な夜な自分を慰めながら、満た
されぬ欲求を溜めていく…。アルフの心の闇を食らって、俺は成長してきたんだ」
「そんな…アルフが、私を?」
「突然の結婚宣言だなんて、アルフには相当ショックだったみたいだなぁ。おかげで俺が
出てこれたってわけだ」

「す、すまない…」
「ああ?」
泣きながら唐突に謝りだした女に、俺は不機嫌そうに鼻を鳴らす。
「私の言動で、キミを…いや、キミ達を傷つけてしまったのは、すまなかったと思う。あ
れだけ交流があったというのに、キミ達の好意に気づいてあげられなかった。本当にすま
ない」
「ほーう…」
「キミ達には何て言葉を掛けていいのかわからない。でも、これが人間の恋愛と言うもの
なんだ。失恋や嫉妬を通じて、人間は成長し…ぐぅっ!」
ご高説を唱えようとする女の腹に、俺は力を込めて蹴りをくれてやる。
「まだ分かってないようだな。アルフはお前のことをズリネタにしてたがな、俺はそんな
んじゃねえ。俺はお前を殺すためだけにここにいるんだよ」
「そんな…」
「お前がいなければ、自分はあんなに苦しむことも無かった。そう思ってしまったアルフ
の心の闇が、俺の力になっているんだよ。俺を動かすのは、破壊衝動だけだ。俺を生み出
したお前を憎み、粉々になるまでいたぶって殺してやるのさ。だが、ハンターとして生き
てきたお前の最期に相応しい殺し方も、色々と考えてやったんだぜ」


267:心ノ捕食者
11/06/23 00:45:25.90 /J2h7+XL
「名づけて、モンスターハンターごっこ!…なんてな」
「ひっ!」
パチパチパチと唐突に手を叩き始めた俺に驚き、怯えるように女が声をあげる。
「お前達ハンターは、色んな武器を使ってモンスターを狩るわけだが、狩られる側になっ
て気持ちを理解してみろよ。面白いだろ?血がブシューって出るんだぜ。そんで最期には
剥ぎ取りナイフでバラバラに解体されてこんがり焼かれちまう。そんな残酷なことを、そ
うと気づかずお前達はやってきたんだよ」
「そんな…」
「でもなぁ、俺は大剣しか持ってないし、お前は片手剣だろ?大剣は最後に取っておくと
して…手ごろなのでハンマーだな。質量さえあればそれっぽくなるだろ。

俺は身動き取れない女の体を、ツタの葉でグルグル巻いて固定してやる。そして巨大な岩
を拾い上げる。アルフがよく火山で運んでいた、火薬岩とかいうデカい岩と同じくらいの、
重たい岩だ。
「…草食獣の巣から、育てていた大切な卵が盗まれてしまいました。そして、誰の腹を満
たすわけでもなく、ハンターの気まぐれで卵は割られてしまいました」
「え…え…?」
「生まれてくる前の大切な子供を、遊びで奪われる気持ち、味わってみるべ?」
俺の言わんとすることをようやく理解したのか、女の顔が青ざめる。
「いやああああ!お願い!やめて!!」
「気にすんなよ。お前もすぐにブッ殺してやるから。生まれてくるはずだった子供とは、
あの世で再会できるんじゃねえの?ぎゃはは!」
俺は頭の上に巨石を掲げる。
「やめて…やめて…」
泣きながら懇願する女の腹部めがけて、俺は勢いをつけて巨石を投げ落とした。
「おっらあ!いくぜ溜め3スタンプ!」

投げ落とされた岩が、下腹部を容赦なく押しつぶす。
「ぎぃやあああああああっ!」
轟音と共に、辺りの地面を濡らしていた水が舞い上がる。
鎧などあってないようなもので、無骨な岩の塊が、内臓を押しつぶし、子宮を破壊し、女
の未来を木っ端微塵に粉砕した。
勢いで腰骨もへし折ってしまったようで、えぐれた皮膚から骨が見えて、出血している。
「げひっ…げひっ…」
目をひん剥き、およそ人間のものとも思えないようなうめき声を上げる女。
下腹部からはどくどくと血が滲み出し、周囲の泥を血に染めていく。
どす黒い中から匂う、鼻を突く匂い。
あまりの衝撃を受けて、小便もウンコも勢いで漏らしてしまったようだ。
泥と血の海に沈んで白目を剥いている女には、お似合いの汚らしい匂いじゃないか。


268:心ノ捕食者
11/06/23 00:46:34.35 /J2h7+XL
「狩場で敵に襲われて、自分の子供を守れないママなんて、どうしようもなく哀れでクズ
だと思わないかよ、ああ?」
俺は泥と糞尿の海に横たわる女の頭を蹴り飛ばし、声をかける。
「…」
「あん?もうオネンネかよ」
苦痛と絶望に頭が耐えられなくなったのか、女は既に気絶していた。
だが、こんなものでは終わらせない。
俺はアイテムポーチの中をまさぐる。
生命の粉塵。
秘薬。
いにしえの秘薬。
命をつなぎとめるものは、いくらでもある。
薬がなくなるまで、女は死ぬことすら許されないのだ。

「さーて、次はどうすっかね」
俺は気絶している女を見下ろす。
「そういやコイツ、新人ハンターを見つけるといつも、ケルビの角がどうのこうのって講
釈垂れてたな。気絶させた状態で剥ぎ取ると、必ず角が手に入るとか」
「…」
「試してみようか。センパイ。人間を気絶させて剥ぎ取ると、何が手に入るのか」

じっと動かなくなっている女を眺めていると、アルフがこいつにほれ込んだ理由もわから
んでもない。俺は限られた時間しか他の人間を見ていないから判断しかねるが、目の前で
気絶している女の身体は、オスの本能に訴えかけるものがあるように思う。
俺は女のもとに歩み寄り、狙うべき場所を探す。
ほう、脚が露出しているな。好都合だ。
俺は背中の大剣に手を賭け、肩越しに担いで力を込める。
「ぬぅぅぅぅ」
全身に広がった破壊衝動が、腕を伝い、手を伝い、剣へと収束していく。
黒い衝動が極限まで高まった瞬間、俺は狙いをつけた大腿部へと大剣を振り下ろす。
「オラアアアアッ!」

何とも言えぬ、いい手ごたえがあった。
重い大剣が肉を切り裂き、骨を絶つ感触。
かつてイビルジョーだった大剣が、いま再びモンスターと化して人間の足に食らい付いた
とでも言おうか。
無力な生き物を見下ろすというのは、どうしてこんなにも気持ちいいのだろう。
心が昂る。
大剣が地面を叩き、泥が飛沫を上げると同時に、切断された両足が、衝撃で宙を舞う。


269:心ノ捕食者
11/06/23 00:47:43.66 /J2h7+XL
「あ、ああ!いやああっ!」
両脚が切断され、泥の海の中へ放り出されてから一拍置いた後、女の絶叫が響く。
「い、痛い、痛い、よぉっ!」
泥の海を血に染めながら、女がのた打ち回る。
絶望を顔に浮かべながら、泳ぎ回る。
片腕を折られ、内臓を潰されただけでもまともに動けないだろうに、さらに両脚もスッパ
リ切断されては、どうすることもできまい。
それでもどうにか俺から逃げようと、泥の中をもがく。
「だ、だずげでぇっ!」
「アッハッハぁ!ボルボロスかよてめーはよ!」
うめき声を上げる女を蹴っ飛ばし、俺は血を噴出しながら泥の中に埋もれていた、女の両
脚を拾い上げる。
「ハンターの脚を入手しました。なんてな」
俺は女の片脚を頭の上に掲げ、切断部に口をつける。
生臭く塩辛い血液が、俺の口の中に満ちていく。
「ほーう、新鮮な人間の血っていうのは、こんな味がするのか」
「ひっ…ひっ…ひっ…」
「おいセンパイ、お前も味わってみるか?自分の血の味を味わうなんて、人生で一度きり
じゃないかよ?」
「ひっ…  ひっ…  」
「ん?」
おっといけない。調子に乗りすぎて、女の様子を見るのを忘れていた。
あまり攻撃を加えると、そのままショック死しちまうからな。ここらで回復してやらない
と。

俺はポーチから生命の粉塵をありったけ掴み取り、泥まみれの女に向かって投げつけた。
みるみるうちに切断部が塞がっていく。
まったく、この道具も人間の体も、どういう仕組みになっているのか。
だが傷口が塞がっても、びくんびくんと痙攣し続ける、女の体。
仕方ないので、女の髪を掴んで引きずり起こし、口をあけさせる。
人形のようにされるがままの女の口に、液状の秘薬を流し込んでやる。
「うう…」
「これで死ねるかと思ったか?甘いんだよ。俺の破壊衝動を満足させるまで、お前に死ぬ
ことは許さねえ」
「もう…いや…」


270:心ノ捕食者
11/06/23 00:48:52.41 /J2h7+XL
「次はどうするかなー。折角だから、全部位破壊、いってみるか」
「うぅ…」
「鱗を剥がされ、尻尾を切られ、羽を折られたモンスターを見るのは、まったく哀れで気
持ちがいいもんだよなあ!それじゃお前の体で試してみるか」
「…」
もはや抵抗する気力も無いのか、女は虚ろな目で宙を仰ぐ。
身動き取れない女を倒し、馬乗りになる。
手始めに顔面を殴りつける。
両方の拳を握り締め、何度も何度も殴りつける。
繰り返し殴りつけてやると、女の顔は鬱血してパンパンに腫れ上がった。
村でアルフ相手に微笑んでいた面影など、もはや微塵も無い。

「顔面破壊完了!じゃあ次は…」
俺は腰のハンティングナイフを抜く。戦闘には使うことはないが、生き物の体を傷つけ、
何かを切り取るのに最適化された道具だ。
俺は右手にナイフを握り、左手に、血まみれの女の銀髪を掴む。
「グシャグシャになっちまったけど、一応素材になるかも知れない部分ってことで」
銀髪を力任せに引っ張り、ナイフの刃で切り取ってやる。本来はこんな使い方を想定され
ていないのだから無理があるのは当然だ。髪の短い部分などは、直接地肌に刃を立てるよ
うな形で、生えた髪をこそぎ落としていく。
「はっは!まあこんなもんでいいか!頭破壊されたリオレイアみたいな哀れな感じに仕上
がったぜ。鏡がないのが残念だな!」

「両脚がないのに腕だけついていても中途半端だよなあ。バランス悪いから腕も切り取っ
てやるよ」
破壊できる部位を全部破壊するなら、両手両脚切断ってとこか。
さっきのように大剣の一撃で切り取ってもいいんだが、剥ぎ取りナイフでもいけるだろう。
硬いモンスターの鱗に比べれば、人間の体なんて脆いものだ。
まずは関節を折っておいた左肩に、ナイフを突き立てる。ちょうど筋の部分だったのか、
抵抗なく突き入れることができた。そこからグイっと力を入れてナイフを引く。
ぶちぶちと肉と筋を切断する音が響き、ナイフが肩を切断していく。
「よっ!ハンターの上腕を入手しました!なんてな」
なかなか俺は盛り上がってきたんだが、もう女はなんの反応も無い。
ゼエゼエと息をしているので死んじゃいないんだが、いささか面白くない。
まあいいか。
もうじき、この宴も終わりだ。
俺は女のもう一方の腕も、同じように切断してやる。
関節が折れてはいない肩だったが、問題なく切り取ることが出来た。


271:心ノ捕食者
11/06/23 00:50:00.74 /J2h7+XL
「さて…」
俺は全部位破壊という目的を達成し、ターゲットを見下ろす。
辛うじて、生きている。
だが、目の前のこいつは手足を切断され、髪を乱暴に切られ、顔をボコボコにされて、泥
と血の海の中に横たわっていた。
まったく、ハンターというのはこうも面白い職業だったのか。
抵抗する相手を切り刻み、蹂躙し、最後に無力な相手を見下ろすというのは、こんなに気
持ちがいいものだったのか。
俺は、ある男の別人格に過ぎないものとして生まれた自分自身を残念に思う。俺が肉体を
持ってハンターとして生まれたなら、きっと朝も夜も狩りに勤しんでいたことだろう。
「もうお前を切り刻むのにも飽きたわ。放っておいても腕の出血で死にそうだが、最後は
俺の手で殺してやるよ」
「あ…あ…」
女が何かを言おうとするが、言葉にならない。
「グチャグチャになるまでぶん殴ってやったからな。言葉も話せないか。折角だから、最
後にお話でもするか?いにしえの秘薬が一個だけあるから、これを使えば少しは顔面も回
復するかもしれないぜ」
俺は、ポーチから赤いビンを取り出し、女の顔の前にちらつかせる。
「なーんてな。さっさと死ね」
そして、泥の中に投げ捨ててやる。
女の崩れた顔は、涙すら浮かべない。

「そんじゃー、フィニッシュといきますか。やっぱり大剣の最終奥義といえば、強溜め斬
りしかないな」
俺は背中の大剣を抜き、動けない女のもとに歩みよる。
「全身ボロボロにした相手を、なおも動けなくさせて、豪快な一撃で止めをさす。狩りの
醍醐味だよなあ!」
ダルマにされて動けない女の頭に、キックを放つ。次いで、剣の重量を活かした横殴り。
女の体が力なく、ゴロリと転がった。
「ぬああああああっ…」
狙うは、首元。一気に仕留める。
「どおおりゃああああっ!!」
命を奪うという使命に、大剣が歓喜しているかのように躍動する。
血を求める凶暴な武器が、寸分狂わず女の首元に振り下ろされた。


272:心ノ捕食者
11/06/23 00:51:05.32 /J2h7+XL

俺の目的は、完了した。
返り血に真っ赤に染まった俺の全身を、水没林に降る霧雨が、しとしとと打つ。
俺は、目の前の女を完全に肉の塊になるまで、いたぶって殺してやった。
泥まみれの頭部を拾い上げて、改めて極上の快楽に包まれたのだった。

「なあ、アルフよ」
眠っているだろう相方に、俺は声をかける。
「お前の悩みの種、綺麗さっぱり殺してやったぜ。これで、もう俺の役割は終わりなのか
ねえ?」
俺という人格の存在理由は、不満の源泉たるものの破壊。一番壊してやりたかったものは、
もう壊してしまった。
「でもなあ、俺はあいつを殺してやってから、ハンターって仕事はこんなに楽しいものか
と思ったね。生き物の命を奪って生きていくなんて、お前よりも俺に相応しいと思わない
か?アルフ」
先ほどの手ごたえを、俺は思い出す。
女の命が俺の一撃で消えていく瞬間の快楽は、しっかりと俺の胸に焼き付いていた。
「俺は、この体をお前になんか渡さない。ずっとこの体を使って、あらゆる命を狩り尽く
してやるぜ。俺の破壊衝動は、どこまでも収まらなくなっちまった」

抑圧がアルフの心を閉じこもらせ、肉体を俺に明け渡したのなら、心が満たされれば再び
主導権をアルフが取り戻すのかもしれない。
この後すぐにでも、何かのきっかけで、アルフが出てくる事も考えられる。
だが、アルフが目を覚ましたとき、さっきより耐え難い衝撃が目の前にあったならどうか。
心の弱いアイツは永遠に引きこもり、俺に肉体を永遠に明け渡してくれるのではないか。
そうすれば、この肉体はずっと俺だけのものだ。
「フハハハハっ!アルフぅ!お前の心、俺が殺してやるぜ!」


273:心ノ捕食者
11/06/23 00:52:12.81 /J2h7+XL

俺は準備にとりかかる。
目を覚ましたアルフに用意する、最高にして最悪の朝メシだ。
俺は肉焼きセットを取り出し、右手に鉄串を持つ。そして左手で汚れた女の首を持ってく
る。
「本来なら食えたモンじゃないんだがな。インパクトは大事だよな」
泥まみれで食欲をそそらないうえ、頭蓋骨割らなきゃロクに食べる場所もないだろう。だ
が、コイツが目の前にあったら、アルフはどれだけ衝撃を受けるか。
「頭はさすがに固いから串が通らないな。あー、どうすっか。耳の穴でいいか」
鉄串を、グリグリと耳の穴に突き刺す。やや硬い感触があったが、力任せに突き入れてや
ると串は貫通し、反対側の耳から血にまみれた串が現れた。
「へっへっへ。頭に両腕に、両脚。内臓もこんがり焼いて周りに並べておくからよ。いつ
でも目を覚ましていいぜ。アルフよ。そして盛大に泣き叫んでくれよ。それが俺の目覚め
の合図になるんだ」
憧れていたセンパイが、自分の手にかかって殺され、自分の手で料理されている光景。
アルフの心を殺すには、十分なものじゃないか。
これでいい。
「それじゃ、俺はこれからハンター生活を送っていくために、肉焼きに慣れておくとしよ
うかね。ぐへへっ」
俺はどっかりと腰を下ろし、肉焼きセットに火を入れる。
「ちゃんちゃちゃん、ちゃちゃちゃ…」
軽快な俺の鼻歌と共に、髪の毛が焦げる不快な匂いが辺りに充満する。だがやがて、匂い
は香ばしく、食欲をそそるものに変わっていく。
ハンターの食欲を刺激するような、香ばしい匂いに変わっていく。


「へっへっへ。上手に焼けましたァ!!」



END


274:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 01:27:15.41 pYxNjHdL
何故だかわからんが、修学旅行の戦争経験者の話を思い出した。

275:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 02:00:54.36 YnQrp72z
作品の投下マダかなぁ?

276:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 02:09:56.45 xH7xuqqh
>>273
乙乙。軽い気分で読んでみたら思ったよりハードだったぜw

277:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 02:24:19.91 cWHWTy9l
2ndGでシビレ罠を作ろうと雷光虫集めてたらとんでもないことに気づいた
やっぱ俺みたいに3rdから入った俄はダメだなw

278:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 06:05:01.37 KVY8mLIu
>>273
久々のハンター×ハンターだwktk→うわあぁ(略
注意書きを読む大切さを思い知ったぜ・・・でもこれはこれで悪くなかった乙

279:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 07:56:18.16 gciZQ0er
逆にゲネポスがいない世界でどうやってシビレ罠を作るのかと悩んだ俺がいる

280:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 11:37:38.45 E6HQ+0HG
まぁこっちも似たようなことをやっとる
狩るのはよくて狩られるのはイヤだってのは通らんわな
現実にも獲物をいたぶる動物もいるそうだし


黒ティガ「力こそ正義 いい時代になったものだ」
普ティガ「なんか俺攻撃判定とかいろいろ弱体化してね?疲労もあるしさぁ」
黒ティガ「P2異常震域が最盛期だったなw絶対強者www」
普ティガ「やんのかコノヤロー」
黒ティガ「いいだろう私が相手になる」
普ティガ「アッー!」

281:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 11:42:35.43 E6HQ+0HG
ぁあースマヌスイビルジョーさんが転生したのかと勘違いした

イビルジョーさんはただひたすら腹減ってるイメージ
余裕なさそう 防具の説明は人間側のイメージで実際はマーベルコミック
のギャラクタみたいな日常だったら萌ゆる

ティガさんとかジョーさんとか本気で「食い殺しにくる」モンスターは
こいつら生きてるって感じがしてナイスだのぅ
クルペッコは人間くさすぎるw

282:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 18:02:31.81 gCCzeYLc
ペッコは可愛いから仕方が無い@生態ムービー
ジャギィもかわいいけどね、あれ。

283:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 18:18:04.54 JF7DZBdd
>>273
乙乙GJ!
こういうノリは個人的に好き

しかし名前のせいか所ジョージの声で台詞が再生されたww

284:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 19:24:46.83 rl2ToUoQ
ペッコが火打ち石をカチカチいわせ始めたら、大タルGを置いてやるんだ
自爆した時の爽快感というかザマミロ感はもの凄いものがある

285:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 19:25:27.46 X0kz4Yr8
>>273
胃とタマがすくみあがった
ド外道GJ

>>283
おまえのせいで!と言いかけたけど、それはそれでかっこいい気が

286:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 19:27:23.21 IOb+c95c
GJなぜか、勃起してる俺がいた

287:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 19:30:26.48 R+thc5u3
お前は分かりやすくていいな
気に入らないレスが付くと、それを押し流すように短時間に単発レスが続くw

288:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 20:39:13.22 pYxNjHdL
何時までgjで流すつもりだ?
今回は400KBくらいは越えようぜ?な?

289:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 21:29:11.06 IOb+c95c
じゃあ、俺は何をすればいいんだ。教えてくれ

290:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 21:31:35.10 HlVr7rre
戦う女ハンターの魅力は腹筋と見せかけて腋の下という話しでもするか

291: 忍法帖【Lv=5,xxxP】
11/06/23 23:15:15.68 BqSeDAlS
んじゃ俺は鍛え抜かれた筋肉で引き締まっているのに、女性らしいラインを失わない『尻』に一票ノ

292:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 23:18:54.64 AK/jJtq4
あの尻に突っ込んだらねじ切られそうだ

293:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/24 00:05:38.18 pYxNjHdL
ケツにもがれるのか、スリル満点だな

294:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/24 10:27:16.28 oxh9hM/J
レックスU脚を装備した女ハンターの尻を眺めてるとムラムラする

295:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/24 23:16:15.32 CAaFLjSP
オレはモンスターハンター♀を狩るモンスターハンター♀ハンター
クック狩って油断してる新米をハンティンするぞ~(^-^)/

296:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 11:29:59.13 Mgp78h3G
味方攻撃はノーダメなのがいけない。
少しダメージあるだけで出来る妄想も広がるのに

297:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 13:19:28.07 rA4uKt/k
>>296
つ大タル爆弾G

298:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 16:51:40.02 rkfN5Zpd
猫の爆弾でかなり妄想できるぞ

299:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 21:00:52.18 xBVgcbWG
前スレが過去ログ倉庫に行っちゃったから誰かに保管してもらいたい
誰かしてくれないか?
一応前スレも作品投下されてるし俺はいいと思ってるから

300:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 21:18:48.34 q/4o5ra/
いいと思っているのは作者のお前だけw
スルーされてるのに気づいてくれや
保管の要なしと認む

301:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 21:21:06.15 Qc66vqwt
ハンター「さっきからこっちばっか狙ってない?」
オトモ「わざとじゃないニャ。お薬塗るから許してニャ」
ぬりぬり
ハンター「ちょくちょく爪当たって痛いんだけど」
オトモ「じゃあ舌でやったげるニャ」
ぴちゃぴちゃ
ハンター「……今度はざらざらして痛い」
オトモ「こればかりはどうしようもないニャー。
でも―ほんとに痛いだけかニャ?」

みたいなSSを読んでみたい

302:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 21:30:26.35 Picpqlks
datならあるから、保管してくれる人がいるならうpするよ

303:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 21:43:29.18 XCtb14yM
管理人何やってるんだ?


304:名も無き槍使い
11/06/25 22:26:09.47 ZX5eTFBm
うまく書き込めずもがいていた者です。今度こそ書き込んで
もいいですか?

305:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 22:32:12.13 Picpqlks
>>1をよく読んでちゃんと守って投稿するんだぞ

306:名も無き槍使い
11/06/25 22:33:24.98 ZX5eTFBm
なんか友達がこのサイトおもしろいっていってたんで、除いてみたらおもしろそうだって思いました。でもパソコンないので、投稿は一回だけにして、パソコン買ってからまたお邪魔したいと思います。

307:名も無き槍使い
11/06/25 22:35:48.83 ZX5eTFBm
・一回だけなので、無題
・エロなし
です。
305さん、ご忠告ありがとうございました。


308:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 22:53:29.08 A0H2u5Fk
とりあえずsageろ
メール欄にsageって入れるだけだから

309:名も無き槍使い
11/06/25 23:10:41.75 ZX5eTFBm
あるカップルハンターの話。
女ハンターは恋人ができた。
ギルドナイトの、たくましい男だ。
誕生日の時に、女が一目惚れした。
男は凄まじい美貌を持っていた。
ダメでもともと、声をかけてみた。
すると、すんなりとokをもらえた。
なんと嬉しい誕生日プレゼントだろう、と喜んだ。
彼女は親はいない。
アルバトリオンと呼ばれるモンスターに挑みにいったっきり、帰ってこない。
ハンターになったのは、五年前、14の時だ。
親がいないぶん、祖父母に育ててもらっていた。
しかしいつまでもこのままでいいはずもない。
祖父母にも、死は迫っている。
だから命をつなぐため、ハンターになった。
男はギルドナイトであるにも関わらず、制定された制服を身につけず、ギルドのサーベルといったものもなかった。


310:名も無き槍使い
11/06/25 23:13:07.91 ZX5eTFBm
レザーSシリーズにドゥームクラウンという、なんとも浮いた存在だった。
その自由な性格にも、彼女は惚れたのだった。
時を重ねるうち、お互いの愛は深くなっていった。
クエストに出かけることが多かったため、一緒にいる時間はそう多くはなかった。
それでも短い一緒の時間を過ごすたびに。
終わりの日はこない。
そう考えていた。
しかし、甘い幻想だった。


311:名も無き槍使い
11/06/25 23:15:13.43 ZX5eTFBm
お互いの欠点を知り、喧嘩も増えていった。
そして終わりの日がきた。
随分前になるが、彼女は子供を出産していた。
喧嘩がえなかった二人だが、子どもの出産を期に、喧嘩の規模は小さくなっていった。
その赤ちゃんは村長に預け、
二人で狩りに出ていた時のこと。
水没林に出た、ナルガクルガの狩猟依頼。
無事に討伐を終え、キャンプに戻ろうとしたとき、
「先にキャンプに帰っててくれる?ちょっとやりたいことがあって・・・」
と彼女がいった。
「わかった。早く戻ってこいよ?」
「うん。」
そういって、彼女はどこかに走っていった。
彼はこんがり肉を食べようとした。そしてアイテムポーチを忘れたことに気付く。
戦闘中に落としたままだった。
ポーチを拾いにいって、そしてふと気になった。
「あいつのやることってなんだ?」
気になったので、探してみることにした。
少し残った足跡からして、ルドロスたちの巣になっている洞窟に向かったようだ。
そしてふと、嫌な予感が頭をよぎる。
彼は足早に洞窟に駆け出した。
予感的中。
彼女はルドロスの卵をくすねていた。

312:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 23:18:19.96 thG5CwnO
年齢の低さが伺える文章だな
17歳以下は禁止だというのに

313:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 23:27:07.78 fIDjRSBg
このスレを板から除くとか言ってるみたいだし
こいつ新手の荒らしなんじゃね?

314:名も無き槍使い
11/06/25 23:27:32.50 ZX5eTFBm
「何をしてるっ!!」
彼が怒鳴った。
当たり前だ。竜の卵を盗むには、ギルドの許可がいる。
ルドロス素材は需要があり、乱獲により数は激減していた。
ギルドがそんなモンスターの卵の強奪など、許すはずがない。
彼はギルドナト。違法行為は、直ちに処刑。
殺さなければいけない。
だが、違法者をかくまえば、他のギルドナイトによる二者処刑が待っている。
どうすればいいのだ。
「なぜこんなことを・・・?」
「お金がないから・・・こうでもしないと、ろくな収入がないのよ・・・」
お互いの間に、長く深い静寂が訪れる。
「でも、違法は処刑しないといけない。かくまえば、二人とも死ぬ。」
「・・・だから、お前を殺せってのか?」
「あたしは死んでも、あなたが生き残れば、あの子は生きて行ける」
「・・・でも、」
「早く殺して!あの子もあなたも、死なせる訳には行かないのっ!!」
これまでの戸惑いは消えた。
彼はうなずくと、ドゥームクラウンで、彼女の心臓を抜いた。

315:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 23:29:07.84 4+PL2fU9
なんつーかこれは流石に擁護できないな

316:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 23:33:43.43 thG5CwnO
1レスで急展開過ぎて吹いた

317:名も無き槍使い
11/06/25 23:34:29.99 ZX5eTFBm
彼女は死んだ。
雨と共に涙が溶けていく。
死骸を抱きしめながら、彼は泣いていた。
これでいいのだ。悪いことではない。当然のことだ。
それから、彼はギルドナイトを脱退、ハンターになった。
そして必死に働いた。
子どもは大きく育って、立派なハンターになった。
だが、男は黒いティガレックスに挑み、行方がわからなくなった。
そしてまた、物語が始まるのである。


318:名も無き槍使い
11/06/25 23:34:42.75 ZX5eTFBm
彼女は死んだ。
雨と共に涙が溶けていく。
死骸を抱きしめながら、彼は泣いていた。
これでいいのだ。悪いことではない。当然のことだ。
それから、彼はギルドナイトを脱退、ハンターになった。
そして必死に働いた。
子どもは大きく育って、立派なハンターになった。
だが、男は黒いティガレックスに挑み、行方がわからなくなった。
そしてまた、物語が始まるのである。


319:名も無き槍使い
11/06/25 23:36:47.90 ZX5eTFBm
つまんないとか、荒らしとか非難がありましたが、書ききらせてもらいました。
長文失礼しました。あとつまんなくてごめんなさい
・・・荒らしじゃないですヨ?

320:名も無き槍使い
11/06/25 23:40:45.76 ZX5eTFBm
318削除お願いします

321:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 23:51:52.33 8l6QGWNc
削除されるべきはお前自身だよ
突っ込みどころが多すぎて、どこから手を付けていいのやら……
スルーに限るな
もしかして釣られたのかも?

322:名も無き槍使い
11/06/25 23:55:03.26 ZX5eTFBm
初心者だから許して・・・

323:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 00:17:08.50 Q2YBPHCG
こんだけ短いなら1レスでまとめとけ
あと教えて君、初心者君、厨房君は規制の元になるからやめとけ

324:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 00:20:04.08 Q2YBPHCG
連レス失礼
317~18の事な。
さすがにPCなら入るだろ。

325:名も無き槍使い
11/06/26 00:20:31.56 qWiq0KMy
忠告ありがとうございました
18なったらまたきます
最後のお願いで、採点してほしいのですが・・・

326:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 00:23:48.74 FLNQZfZg
名も無き槍使い氏、まずは書き手デビュー乙
書きたいものを書ききる、そのパッションは大事だよ
あなたの文体は童話ぽくて読みやすいから、俺は好きだけど
もう少し、プロの作品を読みまくって読み手の想像任せにしていい部分と
書き手が肉付けをするべき部分を勉強してみたらどうだろう
書いて読んでもらうのが好きなら自ずと身につくはずだ

最後に、あなたが腕をあげたと思ったら、また投下してほしい

327:名も無き槍使い
11/06/26 00:25:56.41 qWiq0KMy
326さん
ありがとうございました
2ちゃんねるのことを勉強してから、またきます
ありがとうございました。ほんとに。
それではさようなら~

328:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 00:25:58.47 dLDHmF1W
大絶賛のはずだったんだけどな
おかしいなあw

329:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 00:27:06.52 Q2YBPHCG
ま、同じ初心者書き手として応援すっから。
精進しぃや名も槍s。
何年後かにまたな。

330:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 00:43:00.71 ErTMIG0Y
ろくに投下終わるまで叩くのを待たない
お前等の性根が見てて悲しい。
初心者とか言ってるんだから軽く見逃してやれよ

>>322
小ネタを書き方に気をつけて書くといい練習になる。
表現も色々試せるし、結構楽しいぞ。
俺のいつもの目安はPSPの入力限界。

まぁ文の書き方を勉強してから出直して来い。
というか年齢以下かよ。
まあ俺の見始めた歳も人のこと言えないが。

331:134を続けた。 遭遇篇 ◆xNDlZiuark
11/06/26 01:27:22.20 ErTMIG0Y
なんで俺がマ王の突き上げなんかに直撃したのか、
正直、『わけがわからないよ』と言ってしまいたい。

「くはっ…早く…逃げないとヤツが…」
多分意識を失ってから数時間が過ぎている
日が傾き暑さが和らいだおかげで意識を取り戻した。
「しかしここからだとBCは遠いな…どうする…」
俺はふと倒れる寸前に構えた道具を思い出す
しかしいくら手元を探しても見あたらない
「くっ!モドリ玉!」
「はい?」

は?何か聞こえたか?
余りに突飛すぎて痛みも忘れて飛び起きる
「きゃっ!」
口に柔らかい触感。そんなバカな
それこそ『わけがわからないよ』と言わなければならない
目を開けると縁髪碧眼の小柄な少女が目の前に居る
「くそ、ついに天国送りかよ」
「いえ?BCですけど」
「…天国じゃないの?」
「私はそんな雑な仕事する子じゃないです!怒りますよ?」
ちょっと待ってほしい、仕事?BC送りにする天使なんて聞いたことないし、
ネコタクならぬヒトタクなんてのも知らない
「えっと…何の仕事かな?」
「モドリ玉です♪」
「ごめん、聞き逃した」
「モドリ玉です♪」
何この子どうしちゃったの?頭ヤバいの?
それとも順当に俺がそろそろヤバいの?

332:書きながらだよ@1 遭遇篇 ◆xNDlZiuark
11/06/26 02:05:02.28 ErTMIG0Y
今さっき、『俺がガ●ダムだっ!』くらいの衝撃発言を
目の前の可憐な少女が迷いもなく言い放った。どういうこと?

「どうして君がモドリ玉なのかな?」
「あなたが使ったから」
「いや、訳がわからないし。モドリ玉は道具でしょ?」
「今はヒトだよ?」
この子は電波的な何かを混入したらしい
この世界に電波は無いけど。青春Pをマイナスだ。
「はぁ…」
「今回は特別さーびすでベッドに寝かせてクスリもかけてあげたのに…ぐすっ」
そういえば痛みがない。全く、思いこみとは罪深い
さっきの思わせぶりな瀕死声は何だったんだ
しかも太陽が射してないのももBCだからじゃないか…
「あーあー分かった分かった。運んでくれたのはありがとな、処置も的確で助かった」
それにしても防具は軽めだったからいいとして、大人一人をどうやって…聞かないでおこう
まず根本の疑問からだ
「どうしてモドリ玉が人間に?」
「大事にされた道具はヒトになって恩返しが出来るの」
突っ込み所は放置。
「君が俺の道具である証拠は?」
「名前はラッド、ポッケ村在住、彼女その他不在、ネコのモフモフが大好き、最近レイアの尻尾の刺激が快…」
「わーわーわー!!」
「これで認める?」

333:すみません後書きします 遭遇篇 ◆xNDlZiuark
11/06/26 02:57:45.76 ErTMIG0Y
目の前の少女はあり得ないほどの俺の情報量を持っていた。
なんだ彼女は?『オゥ~ユウギボーイ!私は心が読めるのデース』
とでも言いたいのか?

「くそっここまで当てられたら認めるしかない…
ちなみに聞くがどこまで知っているんだ?」
「えっと、だいたい4ヶ月前」
そうか、そういえば多少抜けている場面もあったか
俺は6ヶ月前まではレイアの尻尾ではなくキリンの落雷にはまっていたのだから
いや?異常性癖ではないぞ?その装備の♀ハンターに置き換えて妄想してるからな?
女性関係に恵まれないだけだからな?幼なじみも引っ越していったし…
「はぁ…」
「私は記憶力がいいのよ」
「いや、俺の過去に落胆してたんだ」
「ふーん、ところで、なんだけど」
「なんだ?世話代に一つくらいは聞いてやる」
「私を貰ってくれない?」
「…」
「ねぇ?私を貰って?」
「え、いや、そんな小説展開は…」
「なんですか?メタ発言でもするつもりですか?」
「それが一番のメタ発言…」
「それより私を貰ってくれるの?くれないの?」
「いいさっ!男に二言は無いっ!」

こうして俺はこのクエストもアイテムを減らさずに帰ることが出来た。
回復薬は不可抗力なので勘弁。

334:2レス目くらいで考えた設定+雑談  ◆xNDlZiuark
11/06/26 03:16:09.80 ErTMIG0Y
ラッドはこうしてまぁ、モドリ子ちゃん(未定)をお持ち帰りできたわけです。
毎日かわいい子が見れてテカテカですが、
まさかのロリ趣味を持っていない彼は襲うことはしないのです。
むしろ20代前半(設定)にして保護者ヅラ。

そんないらない設定までつけて劇終

---------
今回は「1レス1ネタ(以上)」という誰得挑戦。
怒られる気がしながらも書きながら投稿してゴメンね。
あと、エロ無しにしたから注意書きも省いた。
なんか、がんばって投稿した槍の人を見てたら書きたくなった。

今度長く書くときはメモ帳に書いてからにする。

335:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 04:25:38.44 5PHtVgF5
なんつうか、自己満足の作品が続いたな

336:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 07:26:49.40 FLNQZfZg
sageたらなにをしてもいいわけじゃない
◆xNDlZiuarkは三年ROMれ

337:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 07:55:45.18 3le7h+sr
まぁ、とりあえず二人ともGJ

338:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 08:41:55.93 HFOinMiz
「男に二言はない」とか言っといて前言撤回している明らかな矛盾
ガンダムやユウギボーイとかの独りよがりの悪ふざけ
ベテランの名を借りた作家気取り見え見えの筆致
不安から来る言い訳じみた冗長な後書き

槍使いの人に「こうやるんだよ」ってお手本を示したつもりなんだろうけど
残念ながら、君の作品も投稿が許される基準に達しているとは言えない
叩かれる要素を散りばめた、書いてる本人だけがウケている、悪いSSの見本市みたいな作品だ

339:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 09:12:25.03 k1D8HBYT
未熟で稚拙極まりない文体を「童話ぽくて読みやすい」とか言い換える神経が理解できない

このスレはいつからこんな残念な状態になっちまったんだ
そろそろいい加減にしてくれ

340:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 09:15:20.38 Jw7fg253
まあそのなんだ
両方とも、今後に期待しとくわ…

341:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 10:36:02.07 TvF4T4uS
たったの4ヶ月、それもただ持っていただけのモドリ玉に魂が宿るの?
確か東国の諺じゃ、物に魂が宿るには長い間持ち続けなきゃならないんじゃ?
自分で作った設定だろうに

そんなんじゃ、俺の持ってる鉄鉱石や大地の結晶は、何百人規模で恩返ししてくれそうだな

342:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 10:57:52.86 zNKZYZ8D
謝ってんのに叩くのを止めない
お前等の性根が見てて悲しい。
直接投下とか言ってるんだから軽く見逃してやれよ

>>331
小ネタを書き方に気をつけて書くといい練習になる。
表現も色々試せるし、結構楽しいぞ
お前のSSは実力限界。

まぁ文の書き方を勉強してから出直して来い。
というか腐女子以下かよ。
まあアテクシも人のこと言えないが。

343:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 11:08:58.07 Jw7fg253
この程度を『叩き』とか思うなら、そも2ちゃんに向いてないよ。

344:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 11:12:44.12 zNKZYZ8D
>>343
そりゃそうだろう
これは作者自らが招いた結果に他ならないからな
投下した時点でどのように料理されても文句は言えまい
これが嫌なら、作家気取りで投下なんぞしなさんなってことだ

345:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 11:13:44.70 7VaSpcRA
>>339
んじゃ偉そうに言ってるおまえが添削してやれよ

346:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 11:22:12.61 JrU0JDV7
>>325
申し訳ないけどここはそういうスレじゃ無いから。
取り合えず
SS・小説創作の初心者のためのスレ
あたりで聞いて見たら?
スレのリンクとアンカー張れば読んでもらえるし。
これ以上ダラダラレスすると叩かれるからやめとけ。


まぁなんだ。あんまり叩きすぎるとまた今まで名作書いていてくれた書き手逃げちゃうから気をつけてな。
もう手遅れだと思うが。

347:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 11:45:24.48 pTee9WOE
特に注意書きは必要ない内容だったな
あるとすれば「独り善がりでまったく面白くありません」くらいか

348:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 12:05:52.71 ErTMIG0Y
あ、書き忘れです申し訳ない。
宿り始めが4ヶ月前。所持開始はもっと前です。

所々、要る部分まで削ってしまった。

349:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 12:16:20.67 5PHtVgF5
書き忘れってか、あれだな
書き手の脳内で色々完結や設定はついてるんだけど
未熟で表現出来なかったってタイプか?

ネタ的にも伝説ランキングにも入らないし、マジでつまんねーからwww

350:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 12:27:34.63 pTee9WOE
器物に魂が宿るってのは、付喪神のことを言ってるんだろうけど
付喪神は九十九髪と書かれることもあり、99年経たないと魂は宿らないんだよ
知識が浅すぎて作者の限界というか底が見えている
言い訳なんかするんじゃないよ

351:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 13:16:13.52 Ft6QQ0wh
東方のシェンロ…ゲフンゲフン古龍の逆鱗ペカーと光って体組織とかの編成が
すべて置き換わるようなSS書いた人もおるし
リアリティを突き詰めるとスティンガーに追跡されるレウスや
対戦車地雷で死ぬティガとかになるから
気に入らなきゃヌルーしときなさい(汗)

352:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 13:25:02.08 pTee9WOE
>>351
関係もなく、意味もない例えで論点をすり替えるなよ
国語の時間にいきなり分数の割り算を教え始めた教師みたいで滑稽だぜ
今はリアリティの話なんか誰もしていないだろうが

353:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 13:55:41.80 eN200BeJ
荒らしも荒らしだけどいい加減学習能力も無い一部の住民にも愛想が尽きてくるよな
通報しても会話成立してたら受理されねぇってのが>>15にあるのにころっと忘れてるよね
あっID変えた荒らしさんの自己レスだったらごめんなさい^^;

354:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 15:03:00.04 6N3z514o
とりあえず二人とも投下乙

>>309槍使いの人
まず板とスレのルールをよく読むことから始めようか
18歳未満ならこの板に来ちゃダメで、他の板でもメ欄に「sage」は基本な
SSの内容だけど淡々と進みすぎている、というか描写不足に思えた
収入不足で卵を盗む前のハンターの心情とか
恋人を殺すまでのギルドナイトの思考とか
どの時に誰がどんな様子で、というのが伝わらなかったのが残念
全体的に一行で物事が大きく動いてるから
一つ一つの場面をできるだけ細かく丁寧に書いて
後からいらない所を削ってくようにするといいかも

>>331モドリ玉の人
世界観がMHなのか現実なのか分からない
後からアニメとかのネタがあるから現実のように思えたけど
現実のネタをゲームのキャラに言わせるのは苦手だな
知らない人には面白くないだろうし
最初の諺も実在するものじゃなくて、自分で作った設定であれば
「~という諺をご存知か?」と現実世界の読み手に語りかけるより
「~という諺を聞いたことがある」みたいに
作中の人物の中で完結してれば世界観がぶれなくていいと思う

それと二人ともエロが欲しいです

355:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 15:31:27.37 FghA7mKb
会話が成立していようがしていまいが、批評と荒らしは関係ないだろ
SS中のおかしな部分を指摘するのが荒らしなら、指摘されるような未完成なSS投下するのも充分荒らしだ
>>353みたいな自警団気取りの通報マニアは、ネットに限らずリアルでも嫌われてるよ
批評されるのが嫌なら自サイト作って、そこで好きなだけ作品を公開すればいい
掲示板は絶対に設置するなよ

356:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 15:37:53.54 vTN2Brap
>>354って口調は丁寧だが、言ってることは一番厳しいな
上から目線の一言一句がとても辛辣で、まったく容赦が感じられない
それに既に終わったことをグダグダ蒸し返すところにナルガ的な執念深さを感じる



まさかと思うけど、噂の貴腐人の方ですか(ドキドキ

357:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 15:41:13.86 m60m/RTW
ホント前以上に糞スレになったな

358:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 16:05:33.79 JxUPC4A4
>>354
文句があるならお前が書いて見せろよ、書きもできないくせに文句ばっかり言うな
最近の携帯小説じゃ淡々と進行するのが主流なんだよ
凝った技法や心情描写なんてのは不必要だし、第一そんな作者の自己満足な部分は読み飛ばされるだけ
悪いけど作者が思ってるほど、ROMも細部までは読み込んでいないんだよ

359:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 16:06:53.27 JrfWB8NJ
投下乙
でもちゃんとした批評を求めるなら違うサイト行った方がためになると思うよ?
>>296
逆に考えると多少リョナっても大丈夫、とも言える
つーわけでSS投下
基本ハンター同士。ちこっとリョナ気味なんで注意よろ
というかNG登録してくれ


360:♂ ◆qbEL6/gYys
11/06/26 16:08:39.98 JrfWB8NJ
「ね、なつき先輩!冗談はやめましょうよ?」
ひきつった顔で動けない身体をもじもじさせ、少女が涙を浮かべて懇願する。
「あら?私はいつだって真剣よ?あなた、私みたいになりたいんでしょ?
大丈夫、まかせて♪ちゃんと私みたいな身体にしてあげるから♪」
見やすいよう鎧の前面を外し、ぼっこりと膨らんだお腹を見せつける。
無駄に怯えさせてしまわないよう優しくにっこり微笑んであげたのに、
新米ハンターのナツミはその可愛い顔を盛大に青ざめさせた。
「わ、私はずっと先輩に憧れてて…、や、いやぁ!助けてぇ!」
「無駄だってば」
怯えて逃げようとするが、ネンチャク草で岩に張りつけられた身体はびくともしない。
「ほら、じっとしてないと危ないわよ?」
まあ、これから片手剣に貫かれるのに危ないもクソもないけど。
「なあ、ホントにいいのか?この子、どう見ても処女だろ?」
巨大なハンマーを携えた男ハンターが気まずそうに、泣き出してしまった少女を見下ろす。
「あら?処女もなにも、まだ初潮も来てなかった私にこんな快感を
教えこんだのは誰だったかしら?」
「うっ、それは…。危ないから、って何度言ってもついてきちゃう子供に
お灸を据えるためにだな、その…」
たじろぐ男ハンターに妖艶な笑みを見せると、所在なげに閉じたり開いたりを
繰り返す右手を自分のお腹に持っていき、鋭角に膨らんだそこに押し付ける。
「ふふ、冗談よ。それに私、感謝してるのよ?この世にこんな気持ちいいことが
あるなんて、思いもしなかったんだから」
男ハンターのゴツい指が、中の刃をなぞるように動く。
「はぁんっ!」
なつきは身体を震わせ、つらそうに眉を寄せた。
が、すでにグシャグシャのインナーからは吸収しきれない愛液が噴き出し、
溢れたソレが膝上まであるグリーブの表面をいやらしく光らせる。
「ん?今日は何を突っ込んで来たんだ?」
いつもより余裕のないなつきを見て、男ハンターが疑問を口にする。
「ん…、もっとぉ…。いつものペッコチョッパーよ?ただ、今日は三本だけど」
「さ、三本!?いくらなんでも大丈夫なのか!?」
尿道、あそこ、アヌス、それぞれに押し込まれたペッコチョッパーは、
互いの刃が当たらぬようそれぞれにずらして身体の奥まで貫いている。
すなわち、膀胱、子宮、そしてS状結腸を貫き、大腸までそれぞれの剣先が
達し、どのような作用が発生しているのか、激痛をなつきに与えているにも関わらず、
そこからは愛液が滴るのみで血は一滴も流れていない。
「身体の中から焼かれて、さっきからジンジンしちゃってるの…」
なつきの瞳はトロンと濡れ、手にしたラギアソードをまるでフェラチオでも
するかのようにネットリとなめあげる。
「ふふ、ピリピリしていい感じ♪最初にこっちでお仕置きされてたら、
これを3本作ったかも」
なつきが最初にされたのはペッコチョッパーの刃を横にしてのスパンキングだった。
お尻を真っ赤に腫らせながら、なつきは初めてのアクメを迎えてしまったのだ。
「初イキが火に炙られてのマゾアクメだなんて、ホントやらしいガキだったよな」
男ハンターの脳裏にあの時の恥態がよみがえる。


361:♂ ◆qbEL6/gYys
11/06/26 16:13:54.31 JrfWB8NJ
>>360続き

「ふふ。女は快感を知るのが早ければ早いほど、気持ちいいことには貪欲になるのかもね」
そう自嘲気味に笑うと、怯えすぎてお漏らしをしてしまったナツミのあそこに
なんの躊躇いも見せず舌を這わす。
「はううっ!?だめぇ!なつき先輩、そこ汚いですぅっ!?」
少女の少ない人生経験では到底理解出来ない出来事に見舞われながらも、
だからこそかこんな状況にも関わらず潔癖な羞恥心を発揮する。
「ナツミちゃんのだもん、汚くなんてないわ。でもちょっと緊張し過ぎね。
これじゃいくら傷つかないとはいえ痛みで失神しちゃうかも」
フィールド上ではなぜか一切の傷をつけられないことを悪用し、
ナツミの処女膜に思い切り爪をたてる。
「ひぎぃっ!?」
プシュッ、と音をたて、ナツミのあそこからまたもオシッコが噴き出す。
「ふふ、今は痛いだけよね。でもちゃんと気持ちよく感じる身体に作り替えてあげるわ」
ギリギリと音をたてて処女膜のヒダをつねりながら、皮に包まれたクリトリスを
剥きあげる。
「せんっ…!ぱいっ…!いたい!痛いですっ!ひぃぃっ!」
幼子のように顔をイヤイヤと振りながら泣きじゃくるナツミを、なつきは
いとおしげに見つめる。
「さーあ、いよいよナツミの身体、串刺しにしちゃおうね。初めてなんだから
気絶してもいいわよ?すぐに起こしてあげるから」
そう言いながらナツミの割れ目にラギアソードをあてがう。
「ひっ!いやっ!いやっ!先輩!お願い!やめて!許して!」
恐怖に顔をひきつらせ、必死に許しを乞うナツミ。
「そう…、そんなにやめてほしいの…」
刃の先端が無毛の縦筋に沿って上下に揺れる。
顔を強張らせ、コクコクと頷くナツミ。
しかし…。
「じゃあ、自分から求めるいけない女の子になるまで頑張ろうね♪」
にっこりと笑顔を浮かべながら、一気に少女の身体を貫いた。


「ひぎぃぃぃっ!!」
大剣に比べたら遥かに小さい片手剣だが、それが小柄な少女に納まると刃の形に
腹部がぼっこりと膨らむ。
「ふふふ、ほーら入ったわよ♪不思議よね、こんなことになってるのに、
処女膜すら破けないんだもんね。って気絶しちゃってるか」
ヨダレを垂らし、涙と鼻水でグシャグシャになった顔に優しくキスの雨を降らす。
が、ナツミが気絶の向こう側に居られるのは一瞬だった。
「ぎゃうぅぅっ!?」
ビクンッ!と魚のように身体を跳ねさせ、ナツミが意識を取り戻す。
「お帰りなさい。ふふ、ハラワタに直接電撃喰らったら、寝てられるわけないわよね?」
ナツミのクリトリスをついばみながら、ラギアソードの柄を軽く弾く。
「あぐぅっ!ぬいでっ!ぬいでぇー!ちんじゃう!ちんじゃうよおぉっ!」
身体を貫かれた激痛にラギアソードの電撃が合わさり、ナツミは狂ったように
暴れまわる。
それが新たな激痛を生むと分かっていても、余りの痛さにじっとなんてしていられない。
ネンチャク草で張りつけられていなければ、大怪我をしたかもしれない。
しばらく暴れまわると限界がきて気を失うが、すぐに電撃で覚醒する、というサイクルを
繰り返していたが…、



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