11/07/07 23:39:42.77 jOcTu7tV
そう言い残してエンゼルは急いで自分の部屋へと戻って行った。
去る時も顔を赤くしていたが、風邪でもひいてるんだろうか?
「一体どうしたんだろうなぁエンゼルの奴」
「全く、罪な男だねキャプテンは」
ポカンとして俺が言うと、ユウキがニヤニヤしてそんな事を言った。
何かムカついたのでユウキをちょっと押して、俺も部屋へと戻る事にした。
その途中で悲鳴と水音が聞こえたけど、多分気のせいだろう。
「………皆さん聞きました?さっきの話」ゴゴゴゴ
「バッチリです!うーエンゼルさんめ、夜に師匠と二人きりになるなんて…!」○><
「でも邪魔せえへんで良かったな。お陰でええ事聞けたわ」
「そうですネ。抜け駆けした事はあとでオシオキですが」
「笹の葉…何かの料理本で、笹団子っていう料理を聞いた事があるね」
「さっきの歌もちゃんと聞いて覚えてみたいな☆」
部屋に戻る途中で、何かボソボソとそんな声も聞こえたが
こんな時間に起きてる訳無いし、これも空耳だろう。