パワポケでエロパロ22at EROPARO
パワポケでエロパロ22 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/11 22:37:43.59 IUEfCUOx
忍法帖が・・・

201:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/12 22:56:04.64 WiJjHdlJ
紫杏ものが読みたいです。

202:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/13 12:58:32.76 g9DSWHoo
紫杏「あ~ん、あは~ん」
紫杏がアナルオナニーしてる! 俺はそれを食い入るように見た!
紫杏「出ちゃうわ~ん」
ブリブリブリブリ、ビチビチビチビチ!!
小波「くせええええええ!!!」

続く

>>201さん、いかがでしょうか!?

203:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/13 15:44:56.84 3mSIe3Em
のりかものが読みたいです。

204:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/13 16:36:12.53 g9DSWHoo
7以前の古臭い作品はやってないので別の人にかいてもらったらどうですか?

205:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 00:37:02.63 LUghaYeB
桜空もの書きます。


206:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 00:54:08.70 LUghaYeB
「最後に…
 ありがとうございました。小波君。
 少しだけ、お父さん以外の人を
 信じてもいいかなって思うことができました。
 本当に忘れていた感情でしたが、
 それでも少しだけ気持ちよかったです。」
今まで、私のために頑張ってくれた彼への、最後になるであろうお礼を言って。
「さら、やめろ!」
「バイバイっ!」
私は、身を投げた。
「くそっ!」
彼の声が聞こえた。
ああ、きっと声が聴けるのもこれで最後かな。
そう思うと、急に名残惜しくなってくる。
…そうか、私は、彼が好きだったんだ。
こんなところで気づくなんて、自分でも馬鹿だとしか思えない。
すべての後悔をかき消すように、目を閉じる。
きっと数秒後には、激痛が全身を走るだろう。
そんなことを考えながら、私は落ちていく。

207:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 01:21:52.76 LUghaYeB
「…?」
おかしい。もう落ちていてもおかしくないのに、痛みがない。
もしかしたら、もう死んでしまったのだろうか。
それとも…?
「さ…さら…っ!」
「…!」
目を開けてみてわかった。
今、私は空中でブランコのように宙ぶらりんになっていて。
その上で、彼が片手で私の手をつかんで、もう片方で屋上につかまっていた。
「は、離して!離してください!」
「嫌だ、絶対に離さない!」
「い、いやっ!」
「いいか、よく聞け、さら!
 俺はお前が大好きだ!だからお前を絶対に死なせたりしない!
 お前が俺を信じられないっていうのならそれでいい。
 でも、お父さんを信じてないのはおかしいだろ!」
「そんなことないっ!私はお父さんを信じてるっ!」
「じゃあなぜ目が覚めると信じない!?
 まだ生きてるって、そう信じないのはなんでだ!?」
「…!」
「お父さんも、きっとお前にまた会えるように必死で頑張ってるはずだ!
 そこにお前がいなくちゃ、意味がないだろ!」
彼の言うとおりだ。私はお父さんが目覚めないと決めつけて、信じることを忘れていた。
「だから、絶対に死なせない!
 お前が人を裏切るなんてこと、絶対にさせない!」
「で…でも!
 このままじゃ小波君も…」
「俺はおそらくもう持たない!でも、お前だけは必ず助ける!
 いいか、今から右手を思いっきりあげる。
 そうしたら、お前は屋上につかまってそのまま上がるんだ!」
「でもっ!」
「行くぞっ!」
そういって、彼は一気に右手をあげた。

208:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 01:38:44.24 LUghaYeB
私はつかまるために手をかけて
「きゃっ!」
…滑らせた。
小波君につかまったまま、元のところに戻る。
「…くっ…もう、限界…っ!」
ついに彼の手が離れる。
「うわぁぁぁぁっ!!」
「きゃぁぁぁぁぁ!!」
どんどん落ちていく。それはもう、ボールを落とすように。
「くっ…こうなったら!」
彼は私を上に、自分を下にする。
「こっ、これって…」
「俺自身をクッションにする。少しは衝撃も和らぐはずだ。」
「そんなことをしたら、小波君が…!」
「俺はいいさ。さらを守れれば、それで。」
彼にはまだ未来がある。プロになる、という未来が。
それを、私が潰してしまうのか。
「そろそろ…か。
 さら、…今までありがとう。
 さらと会えて、よかった。」
「わ、私も…すごく、楽しかったです!
 だから…!」
「さら、一つだけ約束してくれ。
 俺が死んだとしても、さらは生きるんだ。
 自殺なんてしないでくれ。いいか?」
「は…はい…っ」
「よし。なら、もう思い残すことはない、かな。」
そして次の瞬間。
私と彼は、地面に落ちた。

209:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 02:12:02.26 LUghaYeB
「う…ぅん…」
気が付くと、私はベッドの上にいた。
「そうだ…私、飛び降りて…っ!」
体を動かそうとしたが、全身が痛んだ。
激痛ではなく、ピリッとした痛みだ。
「こ…小波君は…?」
看護士さんに聞いてみる。
「あ、あの…」
「はい、どうされました?」
「こ、小波さんという方はここにいますか?」
「ああ、小波さんですか。
 彼は、確か…そこです。ちょうど隣の病室ですよ。」
「あ、ありがとうございます。」
そうか…。まだ生きているんだ。よかった…

隣の病室に行ってみると…
そこには、安らかな顔で眠っている彼の姿があった。
「…!」
一瞬、死んでいるのかと思ったが、息をしているので生きているようだ。
ほぅ、と息をつく。
「う…さ、さら…」
彼の寝言だろうか。小声で何かを言っている。
「お前は…俺が…絶対…守るから…」
夢の中でも彼は私のことを守ってくれているのだろうか。
「ん…?」
「起きましたか?」
「さら…?」
「はい。」
「よかった…生きてたのか。…いてっ!」
「動いちゃだめですよ。大怪我なんですから。」
「あはは…格好悪いな。」
「そんなことないですよ。
 あの時の小波君、すごく格好良かったです。」
「ありがとう。なんだか照れるな…
 …なあ、さら。」
「はい?」
「もう、自殺なんてしないよな?」
「はい。
 私のことを、必要としてくれる人がいるって、気づきましたから。」
「そうか。よかった。」
「それと、小波君。」
「うん?」
「そ、その…わ、私も、小波君が大好きです。
 小波君が、私にしてくれたことを信じることができるから。
 これからも、絶対に裏切らないって、そう思えるから。」
私の気持ちをぶつける。
「だから…そ、その…
 わ、私と、付き合ってくれませんか?」
「さ、さら…」
顔を赤くして、うつむいてしまう私。
「もちろんだよ!むしろ、こっちからお願いするよ!」
「じゃ、じゃあ…」
「うん、…これからもよろしく。桜空。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。小波君。」
そういって、お互いに手を握って。
軽く、甘いキスをした。

210:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 02:13:36.63 LUghaYeB
終わりです。
エロがなくてすみません。


211:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 02:17:03.05 N9LpaKY7
>>210
GJ!
バットエンドがきついぶん、こういう展開もありだね

212:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 04:43:59.22 POCIeXEA
>>210
いいねいいね!GJ!
甘くて、読みやすかった

213:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 05:42:47.54 mb7Q+4Oa
うーん、展開にもう一捻り欲しかったかなぁ。
さらの心情描写ももう少しあった方が良いし、説得ももうちょっと心に響くこと言わせた方が良いと思う。
助かった理由が無いのもいただけない。
それにイベントの時期的に、こんな大怪我してたら大会には出れないから、何かスッキリしないし
大会に出れなくなってまで助けてくれた、という事を押すならそれについて何か言わせるべきだった。

まぁでも腐り切ってたスレの流れを変えてくれたのは、ありがとう。
次回作に期待してるよ。

214:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 07:44:37.11 46nsrZij
>>210
GJ!

これを期にどんどん投下が来るといいな

215:206‐209の作者
11/06/14 21:25:48.51 LUghaYeB
>>213さんの意見をふまえ、少し書き加えたものをwikiのほうに投下させていただきました。
タイトルは「信じること」です。勝手で済みませんが、よかったらそちらもご覧ください。

216:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/14 22:45:58.53 mb7Q+4Oa
>>215
おぉ凄いな。予想以上に良くなってた。
拙いアドバイスだったと思うけど、した甲斐があったよ。

しかし作品投下されてもこの過疎か…

217:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/15 00:04:32.60 N9LpaKY7
>>210>>215
GJ
>>216
まあ、まったり行きましょうや
裸エプロンが似合いそうなキャラって誰かな?

218:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/15 00:17:53.76 WO1Gecaz
>>217
氷の姫君の衣装的にさら
…本当はさらに裸エプロンをしてほしいだけです

219: 忍法帖【Lv=12,xxxPT】
11/06/15 00:26:10.87 XVnlmYg3
家庭的で羞恥心が強いキャラが似合いそうだ
例えばユイさんとかユイさんとかユイさんとか

220:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/15 01:22:47.67 /IVWHoCr
さらが裸エプロンしたら可愛いだろうなw

そのままの格好で恥ずかしいけど10主が好きだから
顔真っ赤にしながら、上目遣いで奉仕・・・

ヤバイ、かわいすぎる

221:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/15 01:34:16.05 cJn/7uZB
俺は奈津姫さん一択だな

222:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/15 23:48:59.46 oMNQmz8m
裸エプロンで大事なのは裸の美しさ
見せる体つきを作ってるちよちゃん一択だな
あーでも恥ずかしがる冴花のお尻も捨てがたい

223:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/15 23:50:15.03 nQ+BHB1M
どんなカッコでも紫杏を見たい

224:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/16 00:09:51.78 z71j6RX0
幼なじみで料理作ってくれる瑠璃花とか合うと思う
ノリノリで着てくれるのは漣とか茜とかだろうね

225:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/16 13:50:11.52 mtW7daDa
げ、規制解除されて久しぶりに見たら>>215の人とネタかぶったw

226:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/16 19:02:36.39 6WxgxrUZ
>>225
すいませんw
でも、あなたのネタ、参考にする意味で見てみたいです。


227:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/16 21:00:33.73 aoUf1hbK
前にも別のネタかぶりはあったな。

228:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/16 21:29:19.29 SpS8Qjv8
まぁちょっと書きにくくなるのは確かだな。
特にプレイ内容まで似ると…


229:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/16 23:52:25.82 X6bxHVM6
まあ、仕方の無いことではあるよな

230:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/17 01:06:06.40 JwNC+8zr
さぁそうならないように速く投下するんだ!

231:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/17 20:20:12.82 M8gzHq8w
被っても気にしないで投下するんだ!

232:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/17 20:50:10.53 iFkNdke9
のりか様が主人公を犯すSSでも投下するんだ!

233:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/17 21:05:53.40 3CZrKfp2
ストレスが30上がった!

234:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/18 00:37:29.83 gcsZUdvm
ブブー
ブブー
ブブー
ブブー
タララーン
ブブー

235:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/18 01:45:57.82 FmW0m5yf
トンネル工事とかボディガードの事故かな?

236:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/18 22:43:43.64 jjz7Pr5E
みんなネタ考えてるのかね?

237:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/18 23:38:06.13 8vUAQMCx
おう考えてやるよ

238: 忍法帖【Lv=2,xxxP】
11/06/19 00:19:55.32 ys7jSz7z
考えてはいるよ
完全に俺得だが

239:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/19 02:10:05.02 p/7G/7Gw
後はエロ書くだけなのに書く気が起きない不思議

240:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/19 23:41:38.13 Omvsarss
場面場面が思い浮かんでも一つに纏めれない不思議

241:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 01:17:04.59 WAVfuL81
エロは書く気が起きないとうまく書けないよなぁ
性欲ゼロの時に書こうなんざ無理な話

242:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 02:56:18.86 JQi3x6yB
見知らぬ男が彼女を犯す展開にハァハァしてしまう最近

243:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 03:15:07.86 yqAp5E35
まぁ無理にエロを書く必要も無いんじゃね。
エロだけ書いてくれる専門業者が居れば、頼んでみたくはあるが。

パワポケの二次創作やってるトコって、ココとピクシブ以外にどこかある?


244:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 04:00:46.21 PuGLIxEv
エロはひらめきとその気だからなあ

人が結構いて安心したよ

245:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 14:24:36.42 eYTu1Z/S
エロはできれば必須にすべき
ここはエロパロだからな

246:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 18:48:43.13 oLov+YoA
>>245わかるけどまずはsageような

247:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 19:25:46.83 PuGLIxEv
うーむ、別にエロ抜きでもいいと思う
他のスレの保管庫でもノーマルSSが結構あったし
あんまり深く考えないでどんどん投下してもいいと思うけど

むしろ投下する方もスレ住民もマナーが重要だと思う

248:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 20:19:55.95 a3QylhC4
そいついつもの奴だから構っちゃ駄目だよ

249:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 20:55:11.69 K7OuNRb8
いつもの奴という言葉で批判を封じ込めて楽しいかい?

250:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 20:56:33.85 K7OuNRb8
自分語り大好きな天咲死ね

251:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 21:38:28.29 JQi3x6yB
焦らしながら少しずつ脱がしてく展開って素晴らしいと思わなイカ?

252:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 22:44:54.30 bhOqjvpk
>>251
語尾的にどこかの誤爆に見えて困る。

脱がしながらだと巫女服うたのんとか制服しあーんとかか?
でも制服組は個人的に着たままがいいなぁ。

253:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 22:46:33.06 X3pDCFY+
ところで、やっぱり海ネタって避けるべきなのかな

254:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 22:48:21.30 R8vknk1O
海ネタ自体は大丈夫かと、問題は中身しだいだと思う

255:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:02:43.42 K7OuNRb8
天咲が消えてくれれば何でもいい

256:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:08:07.20 bhOqjvpk
>>253
海ネタってなんかいちゃもんでもつけられてんの?

257:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:37:14.02 PuGLIxEv
>>256
今回の地震での話
もうそこまで気にしなくてもいいと思うけど
気を遣う人もやっぱりいるんだろう

258:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/20 23:44:53.67 va9nUu3x
海ネタであるだけで駄目だっていうと、13裏とか不合理な制限食らうわな。
不謹慎だから駄目というのなら、戦争編とかほぼ書けない(戦争編に女出ないけど)

そういう理屈が通用しないのがいちゃもんって奴なんだろうが。
気休め程度に冒頭に注意書きとか入れてみる?

259:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 00:01:01.47 K7OuNRb8
スカトロは大丈夫ですか?

260:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 00:27:20.56 sHjjJ4x4
>>258
そんなに海ネタに敏感になる必要もないかと
これから夏だし海ネタも増えてくると思うけど、まぁ>>254の言うとおり中身次第だよな

261:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 01:06:18.96 5u2KR8PD
現実でも海開きしてるんだし気になるなら冒頭にちょっとぐらいでいいよな

262:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 06:44:22.13 GmxJYc4J
>>259
かなり人を選ぶから、まとめの掲示板に投下するのが無難かと。
もしくはまとめに直接載せるか。
どちらにしろ注意書きは必須だと思う。

263:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 08:01:03.66 PNsrB39a
サイボーグ系は拘束しながら脱がしていくのが俺の(

264:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 20:40:33.98 4IhUZ0Hu
>>262
そいつ荒らしだって。ID見ろよ。
これを口実にまたwiki荒らしてくるぞ

265:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 20:43:27.89 GmxJYc4J
え?あ、ホントだ。
sageてたから気付かなかった。

266:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 21:33:29.15 c3OP/8dH
最近雨がよく降るわ
これは雨崎さんのSSを書けというお告げなのか
でも13やってなくて涙目

267:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 22:30:03.72 4g0NIcK3
>>266
13面白いよ、買って損はない

268:春:三つの橋
11/06/21 23:08:03.79 v2zheQyA
えっと、春夏秋冬で一本ずつ書こうと思ったんで、とりあえず春を投下させていただきます。
拙い文ですが、お付き合いいただけると嬉しいです。

269:春:三つの橋
11/06/21 23:09:28.18 v2zheQyA
―春はあけぼの。やうやう白くなりゆくやまぎは―
クスッと笑う。おもむろに浮かんだ、ちょっと懐かしい高校の記憶。
春の、溶けたバターのような、暖かくも少し頼りない光が差し込む部屋の中、私は彼と並んで座っている。
くっつきあって、体を預けて。彼のたくましい両腕に抱き締められると、なんだか、大きな山に護られてるみたいで、とってもほっとする。
高校時代はほとんどなかった、彼と二人、なんの気兼ねもなく過ごせる時間。同じ空気を吸って、互いの息づかいを感じられるほど近くて。

「んん……」

それでも、もっと彼に近づきたい。そう思って身をよじらせると、肩口から唇を塞がれた。

ちゅぱ、ぴちゃ、ちゅ、ちゅちゅ。

お互いの蜜を交換しあって、私たちはもっと親い存在になる。幸せだった。蕩けてしまいそうなほど幸せだった。
けれど、甘い雰囲気に水を差す、うまく言えない切なさも、私のなかにはある。
―明日になれば、この人は遠くなってしまう―
考えるたび、きゅっと身が締め付けられる。でも、そのくらいは我慢できるし、しなくちゃいけない。だって、私の役目は、送り出すことだから。

「んっ……、あ……」

彼の舌が、首筋を這う。
妖しく動くそれは、私の体の芯を痺れさせて、快楽へと誘う毒蛇だ。でも、彼だと思えば。払い除けたりするわけがない。
ゆっくり、ゆっくりなめ回し、存分に毒を生み付けてから、彼は次のステップに―私の胸元に移

270:春:三つの橋
11/06/21 23:10:24.71 v2zheQyA
ていく。
若干、誇らしい。
家事も、スポーツも、身長も。どれも飛び抜けてる訳でもなく、かといって奈落の底に沈んでいるわけでもなく。
全て、中の上から上の下。そんな私の、数少ない「普通」に埋もれてしまわなかったもの。普通を超えて成長し続け、こんなになった、白い双球。
これだって、自分で価値を見いだした訳じゃない。昔は、確かに人より大きいかな、程度の認識だった。
一目見て羨ましがる友達にも、大きいなりの苦労もあるのよ、とか言って軽くあしらっていた。普通な私を構成する、普通のパーツのひとつ、だったのだ。
でも、ある日。彼が、この大きいのを好きだと言ってくれた日。あの日から、この二つの白桃は、私にとっても特別な存在になった。
「あっ、ん!」
もにゅもにゅと穏やかに感触を楽しんでいた彼が、突如、攻勢に転じる。
ぷくりと勃ち上がった、小さな赤い種を挟まれて、自然と声が漏れ、じわり、下着が少し湿るのを感じた。
……別に、「普通」に不満があるわけじゃない。世の中、平穏無事を手に入れるために四苦八苦している人もいるのだから。
ただ、私だって、……少し恥ずかしいけど、女の子、だ。たまには「特別」なお姫様になりたくなったっていいじゃない。それこそ、「普通」だ。
そして、彼と一緒だと、私は「特別」になれる。ああ、やっぱり寂しい。恋愛ご法度の学校を卒業して、やっと、なのに。


271:春:三つの橋
11/06/21 23:11:14.79 v2zheQyA
……いけない、表に出しちゃ。彼は、これから血を血で洗う、厳しく険しいプロ野球界に単身飛び込むんだ。せめてちゃんと送り出してあげなきゃ。私に出来るのは、それだけなんだから。
そろそろ瞳が潤い始め、吐息も熱を帯びてきた、そんな矢先、彼の手が止まった。ふと彼を見ると、ぱっと目があった。なんだか直視していられずに、ぷいと目をそらしてしまう。
ダメ、こんなことしたら不審に思われちゃう。そう思って、首ごと視線を向け直そうとしたら。
ぷに。
頬に、指が突き刺さっていた。
「た~え~こ」
大好きな声に、名前を呼ばれる。いたずらに成功した子供の、無垢な声。
「……」
でも、なぜか私は返事を返せない。何か言うと、止まらないかもしれない。目の前の彼は、ちょっと首を捻って、もう一度口を開いた。
「タエタエ」
……脳裏に、緑髪の(バカな)友人が浮かんで、消えた。
予想外の一言に虚を突かれつつも、なんとか表面を取り繕おうとした私の努力は、
「なんだか、辛そうだな」
ちょっと、遅かったみたい。
「えっと、色々あって……、でも大したことじゃないのよ。ほら、続けましょうよ」
「いや、大したこと、だ。俺には、妙子はずっと我慢しているように見える」
後の祭り、後悔先に立たず、いろんな言葉が浮かんでは、消える。ああ、バレちゃった。何で彼は、勉強以外にはこうも鋭敏なのだろう。
もういいかしら、強がるのも。たまには甘えてみようかな。
「……正解よ。良くできました」
「はは、懐かしいな、それ」
からからと彼は笑って、そして。
「やっぱり、寂しいよな」
ぽん。彼の固くて大きな手が、わさわさと私の髪を撫でた。
この顔だ。普段はちょっぴり頼りなさ気な彼が垣間見せる、驚くほどしっかりした、泰山不動の男の構え。そのギャップが、とても優しくて、暖かくて、そして、嬉しい。
小説とかドラマなら、ここで私は彼に抱きつくのかも。泣きながら、自分の不安を全部、多少の脚色をつけて、さらけ出す場面だと思う。
……私には合わないわね。甘えるのと、媚びるのは、どこかが違う、そう思う私には。
だけど、もう我慢はなし。今日一日ぐらい、彼に寄りかかって、自然体で過ごすことにしよう。

272:春:三つの橋
11/06/21 23:12:07.93 v2zheQyA
「ええ、寂しいわ。それに、悔しい」
「悔しい?」
「うん。なんで高校の時、同じクラスになれなかったんだろう、とか、なんでもっと早く出会えなかったんだろう、とか」
実を言うと、出会いそのものは二年の春だったから、そんなに遅くはなかったけど……、ううん、やっぱりあれは除外。
「だけど、寂しいのは我慢できる。悔しいのは、これから埋めていけばいいって強がれるわ。でもね……」
「でも?」
「歯痒いのよ、とっても。これからあなたは、プロ野球選手として生きていくわけでしょ」
「……ああ、そうだな」
「私に出来るのは、そんなあなたを見送ることだけよ。殺伐とした、結果がすべての世界へ旅立つあなたを、その橋のたもとまで送るだけ。私だってあなたの役に立ちたいわ。なのに、昔みたいに勉強を教えたりとか、ほんの些細なサポートすらできないの。
……辛いのよ、そういうのって、どうしようもなく」
目を伏せて、ちょっぴり熱くなってきた目頭を押さえる。最後まで何とか一本調子を保てたのは、私のささやかなプライドだ。
それでも、ついに言っちゃった。私なんかより、もっともっと不安な未来に進むだろう彼に、余計な負担をかけてしまったのかもしれない。
「妙子」
ああ、彼が呼んでる。今、彼はどんな顔をしてるんだろう。
驚いた顔?優しい顔?それとも……
なんでもいいや。今日は甘えるって、さっき決めたばっかりだ。彼の言葉を聞きたい。きっと教えてくれる。私には考えもつかないようなことを、たくさん。だから、顔をあげよう。彼を見よう。
「……」
でも、期待と不安をごっちゃにして、そっと覗いた彼の顔は、訳がわからない、と言った風に、きょとんとしていた。予想の斜め上の彼に、私も混乱する。
「ええと、私そんなに変なこと言ったかしら?それとも、歯がゆいって言葉がわからなかった?それとも……えっと……」
「いや、そうじゃなくて」
さすがに俺でもそれくらいわかるよ、と苦笑して、彼は続けた。
「私に出来るのは、見送ることだけ……って、妙子、言ってただろ。なんでそう思ったのかなって、不思議になってさ。」
「なんでって、だって、しばらく離れ離れになっちゃうから、お料理とか作ってあげられないし、私はスポーツ医療とか詳しくないし……、あ、もしかして今から勉強すべきなのかしら。
でもダメよ、どう頑張っても向こう一年はかかっちゃうわ!」
だんだんパニックになってくる。回らない頭で必死に思考を巡らせていると、ふと、正面からの熱い視線を感じた。じぃーっと、彼が私を見つめている。
「ど、どうしたの?」
「いや、やっぱりかわいいなぁって」
「ええ!?」

273:春:三つの橋
11/06/21 23:13:50.60 v2zheQyA
唐突に誉められて、嬉し恥ずかしでいっそう加熱する頭。きっと顔も真っ赤だろう。
今時珍しい、ソフトボールみたいな下手投げ―アンダースローと言うらしい―の彼は、その投球に違わぬ緩急と変化をつけて、私を惑わす。
外から内へ、内から外へと予想外の軌道を操り、私を手玉にとって、そして、
「だって、それ『だけ』じゃないだろ。」
ズバンと投げ込んだ。私の胸元に、迷いない真っ直ぐを。
「だって……、でも……、他になにがあるって言うの?」
「わからないかな?妙子は頭いいのに」
「……わからないわ」
皆目見当がつかなかった。数学の難問よりも、難解な英語の長文よりも、何よりも、ずっと。
「じゃあさ」
苦しむ私をみかねたのか、彼が救い舟を出した。
「もし俺がシーズンオフに帰ってきて、妙子に会いに行ったら、妙子はどうする?」
「どうするって、決まってるわ。抱きつくわよ。多分、人目もはばからずに……、あ」
ぱん、と、なにかが弾けた。ぐちゃぐちゃだった疑問のカケラが、整然と並んでいく。ようやく、理解できた。彼の言わんとしていたことを。
「私は、待てる。出発したあなたが、無事に帰ってくるのを。……あなたの帰る場所を、私は作れるわ」
「うん、ありがとう、妙子」
お礼を言いたいのは私の方だった。またひとつ、彼は「特別」を私にくれた。泣きそうになった。よくわからないけど、無性に。
でも、それは私らしくない。根拠は何処にもないけど、私がそう思うから、根拠なんていらない。
涙を堪えて、私は彼に身を寄せる。今度は私から、彼の唇を塞ぐ。一度収まった痺れが、また首をもたげてきた。
今度はきっとノンストップだろう。

274:春:三つの橋
11/06/21 23:15:08.85 v2zheQyA
「……んちゅ」
「ふう……。なぁ妙子、今日はずっと一緒にいような。まだ昼の二時だから、明日俺が出発する朝九時まで……あれ?七時間しかない?」
「なんでそうなるのよ。十九時間、ね」
「そうだったか。まぁとにかく、短いかもしれないけど、でも沢山には違いないんだ。それまではずっと二人っきりでいような」
「う、うん……ひゃあぁ」
計算ミスの照れ隠しか、不意打ちぎみに彼は私の胸に手を伸ばしてきた。さっきよりちょっと強く、荒く、ぐにゅぐにゅと揉みしだかれる。
「大きくて、柔らかくて、気持ちいいよ、妙子。やっぱり俺は妙子のおっぱいが好きだ」
「もう、バカね……」
「うん、知ってる。ところで……」
何の悪びれもなく言って、彼はスカートの中に手を入れた。ちょっと意地悪く彼が笑う。自分でも、さぁっと赤面していくのがわかった。
……私のソコは、もうびちょびちょだ。
「随分グショ濡れだな。興奮しちゃった?」
「あなた、が」
「俺が?」
「あんなこと言うから」
「うん」
「私、感動して」
「うん」
「それ、で」
「……そうか」
ここまでが、私の羞恥心の限界だった。本当に、彼に触れられるだけで、彼の匂いが薫るだけで、止めどなく溢れてしまうのだ。
涙を我慢したツケかもしれない、と、そんな途方もないことを考えてしまうほど、私は敏感になっていた。
「かわいいよ、タエタエ」
「あっ……」
こぷん。また、漏れた。もはや、彼の言葉だけで。
まとわりつく下着が、いやに気持ち悪い。もう、つける意味も、ない。
「ねぇ、その、そろそろ、お願い」
「ん、わかった。……脱がすぞ、腰上げて」
言われるままの私は、黙って体を浮かせる。しゅるしゅるとスカートを取っ払われて、下着一枚になった私の股間に、彼の視線が突き刺さる。
恥ずかしさに身をよじって悶える私を、彼は嬉しそうに観察してから、最後の一枚に手をかけた。
重く、粘着質に成り果てた、白いそれを取り払われて、露になる私の一番恥ずかしい部分。胸の方とは違って、人並み程度にしか成長しなかった茂みに護られた、私と彼だけを繋ぐ場所。
カチャカチャ、金属音が聞こえて、彼が準備を終えた。
「じゃあ、いくよ、妙子」
優しく囁かれた、彼の言葉に静かに頷いて、そして。

私の記憶は、少し途切れる。

275:春:三つの橋
11/06/21 23:17:52.94 v2zheQyA
目が覚めると、私は彼の腕の中に居た。
ちょっと武骨な作りのゆりかごに、しっかりと抱えられていて、とっても落ち着く。
「おはよう、妙子。いや、おはようはおかしいか」
「……今、何時?」
「えっと、夕方五時、だな。……シャワーでも浴びるか?」
「ううん、いいわ。しばらくこのままで」
彼の頬が、少し緩む。私も、お互い裸のままだったことに気付いて赤面しつつも、少し笑う。五時、という時間より、さっと覗いた窓の外の明るさに、私は安堵した。
「今」
「え?」
ぽつり、彼が呟いた。
「今、俺たちは橋のたもとにいるんだよな」
「……ええ」
「思ったんだ、俺。今俺の目の前にある橋、……プロ野球界への架け橋はさ。高校の仲間と、先生と、監督と、そして妙子。いろんな人の思いの結晶であって、決して俺だけの力で建てたわけじゃない。
最初は、プロ初勝利で、って思ってた。でも、ダメだ。初勝利だけじゃ、せいぜい全体の八分の一がいいとこだ。だから、俺は決めた。
……妙子、俺は新人王を取る。そして、自分で妙子の元へと帰る橋を作る。頑張って作るから、二つ目の橋が完成した、その時は」
一旦言葉を切って、軽く深呼吸して、私と目を合わせて、彼は力強く言った。
「二人で、三つめの橋を作ろう。二人で歩く、どこまでも続く、長い長い橋を……、って、どうして笑う」
「ご、ごめんなさい……、っく、ちょっと、クサい、かな、って……、あはは……」
これはウソ。だって、笑わないとバレるじゃない。
「確かに否定は出来ないけど……、って、あれ?妙子、もしかしたら泣いてないか?ん?タエタエ?」
バレた。やっぱり、彼は鋭い。勉強以外は。
なんだか悔しいから、強がってやる。
「気のせい…、よっ」
「って、たえこ、柔らか……、大き、埋もれ、くるし、い、いき、むぎゅ」
両腕で目一杯、彼を抱き締める。だんだんぷるぷる震えてきたけど、そんなの気にしない。
……そうだ。決めた。データベースを作ろう。そして、シーズンオフには打者 ごとの苦手コースとか、癖とかをとことんテストしよう。
うん、名案名案。
えい、えい、おー、と一人気合を入れていたころ、わたしはまだ知らなかった。
私の腕の中で、窒息寸前の彼が、大好きな彼が、天国への橋に一歩足をかけていたことを。

276:春:三つの橋
11/06/21 23:20:33.55 v2zheQyA
以上です。いまいち内容が薄いかなあ。
妙子は普通に可愛い。

277:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 23:31:30.72 yk1DxrXQ
超能力とか組織が関わってこないのがよい

278:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/21 23:35:20.14 4g0NIcK3
GJ!
普通っ娘はパワポケの清涼剤だよね

279:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 01:05:37.83 kqqGLl2g
なにこれすごい
GJ
人を感動させられる文が書ける域までオレも到達したいな


関係ないけど春夏秋冬って言うから春香とか夏海が来るのかと思ってた

280:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 01:28:57.84 UeNQTT3c
これは良いものだ……

281:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 02:29:54.13 BjWZZRIX
gj!感動した。
妙子さんは何気に胸が大きいんだよなw

>>279あと冬子さんとか…秋の付く人いたっけ?

282:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 02:43:44.68 3gjkyeQO
>>281
秋生

283:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 08:32:10.86 PB4pewwQ
春…春香
夏…夏菜・夏海
秋…秋生
冬…冬子

284:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 16:31:03.78 tH+o/O+l
台本形式のSSでもいいでしょうか?

285:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 16:33:24.89 PXzRjMlr
彩さんはカウントしないのかな?

286:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 16:33:39.36 UeNQTT3c
>・台本形式ってダメなの?
>台本形式でも良い作品はあります。結局はキャラ崩壊していないか、扱うネタはどうか、そして『面白いか』です。

さぁ投下だ

287:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 16:39:39.67 GDG3GSCz
台本がどうというより、どんなスレだろうとテンプレに目を通すくらいはして欲しいわな

>>285
苗字ですしおすし

288:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 17:05:34.16 tH+o/O+l
さらのアナルオナニーを目撃した小波が襲うというSSを書きまっす!
スカトロありです!!

289:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 17:09:50.88 GDG3GSCz
いいからsageてくれよ

290:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 17:11:13.95 tH+o/O+l
スイマセントレア空港・・・なんちゃって
じゃあ今から考えますね

291:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 18:21:35.25 3gjkyeQO
>>290はいつもの荒らしだよ
スルースルー

292:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 18:46:42.44 ZCgl3iBX
私は ヘルガ所長の 犬に なりたい

293:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 19:58:04.93 BjWZZRIX
>>292 なるがいい

294:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 20:08:18.25 Wwv68mH1
では俺が瞳さんのイヌに!

295:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 22:50:27.51 QCsa8akv
荒らすならVIPとかν速に行けばいいのになんでこんなインターネット界のクソ田舎で荒らすかな

296:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 23:22:19.20 zBDZpgH3
ν速で荒らしても誰も相手してくれないからだろ。

297:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 00:01:36.53 YUePGl1b
いい加減スルーしろと。相手してちゃキリないわ

>>276
GJ!春に妙子を持ってくるとは意外だったな
夏以降も期待してます

298:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 00:29:40.04 WCdK2FCu
テンプレにもある通り、荒らしはスルーで行こう
>>276
GJ!
タイトルが妙子の名字とかかってるのね

299:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/23 02:35:16.45 +QFE/LBN
>>276
GJ!

俺の中でのサイボーグ組はただの性処理道具と化してます(鬼

300:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/24 20:34:46.47 k4JSvxbj
書きたいがネタがない。
こういうときって困る。

301:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/24 20:45:23.80 sm1IgrQ9
>>300
6月だからジューンブライドネタとかどう?

302:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 00:00:04.52 NXXWjARM
梅雨の話とか

雨が似合うキャラって誰が居るだろ?
ビル街の雨なら間違いなく白瀬だろうが

303:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 02:46:59.32 mUi3Pp5Q
>>301-302
なるほど。とりあえず考えてみる。
出来たら投下しに来る。
お待ちいただけますでしょうか。

304:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 02:48:05.20 9eKQySeh
パンツの色はロマン
一番勃起するのは白or薄い紫か桃

305:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 13:16:00.46 ZxQ2EW4C
パワポケスタジアムの人?

306:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/25 16:48:31.76 r1yOt3Ix
>>304
ドゥーニー乙
3秒以内に消えろ

307:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 11:27:55.63 m0Btl9/i
>>302
なんとなくしのちゃんが思い浮かんだ

308:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 11:42:50.88 agd941UP
触手とかエロいのに触手×彼女ではなく触手×イケメンになるのが13の恐ろしい所だ
どんなプレイしてるんだろう

309:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 13:58:24.04 zLapDP+/
13主「やめて!そんなところ入らな…ひぎぃ!」
こうですか、わかりません!

310:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 21:34:31.82 sZcJmW8s
ちょっと前に裸エプロンの話題があったので
さらでがしがし書いてみたので、投下します

311:『家に帰ると妻が裸エプロンになっています。』
11/06/26 21:35:46.67 sZcJmW8s

「ふー、つかれたつかれた」
軽く息をつく。俺は今、家への帰路についている。

今日のビジターでのデーゲームでは俺が先発を任されていた。
プロに入って3年目、去年から1軍で地道に結果を残していた俺は、今年は先発ローテーションの一角を任されるまでになった。

今日の俺は調子がよかった。球の走りが良かったし決め球のカーブもよく決まり相手に1点も許さなかった。
しかし調子が良かったのは相手のピッチャーも同じだったみたいで、互いに無得点のまま8回へ。
何とか俺が8回表まで抑えたその裏、打線が相手のピッチャーを捕らえ、ようやく得点。
9回をこっちの守護神がきっちり抑えて、ゲームセット。勝ち星を手にすることが出来た。
投球数が100球はゆうに超えていた、おかげで無茶苦茶疲れている。

遠征先から新幹線や電車に乗ってそのまま帰ってきたので、投手戦だったとはいえ、辺りはもう結構暗くなっている。
明日は幸いにも完全なオフだ。早く家に帰って、大好きな奥さんとゆっくり過ごしたいものである。

なんて事を考えてたら、もう家の近くまで来ていた。

―ガチャ
「ただいまー、帰ったよ桜空」
「お、おかえりなさい、十哉君!」
中から妻の桜空が出迎えてくれる。彼女とは高校からの付き合いで去年の冬に結婚したばかりだ。
……………あれ?
「ご、ご飯にしますか? お、お風呂にしますか?」
「ま、待って、ちょっと待って桜空」
「は、はいっ!」
その場で落ち着いて深呼吸をする。そしてもう一度桜空の姿を見る。
………やっぱりおかしい。
「なあ、桜空」
「は、はい、なんですか?」
俺は桜空に今抱いている疑問をぶつけた。

312:『家に帰ると妻が裸エプロンになっています。』
11/06/26 21:36:41.65 sZcJmW8s

「……なんで、そんな格好をしてるんだ?」
そう、桜空の格好はエプロンの下には何も着ていない、いわゆる『裸エプロン』だったのである。
「………///」
…あ、指摘したら真っ赤に照れて縮こまってしまった。もっとも最初から顔色は真っ赤だったけど。
しかし普段外に出かけるときも、恥ずかしがってあまり露出の多い服は着ない桜空が、なぜ『裸エプロン』になっているのだろう。
「…あ、あのですね」
「うん」
「十哉君、最近野球とても頑張ってるじゃないですか。今日だって後半の回まで投げていましたし…」
「…うん、そうだな」
どうも俺が投げるときは援護が少ないというか、終盤まで同点でいる事が多く、大体8回くらいまで投げてることが多い。
「だから頑張ってる十哉君になにかしてあげたいなって思って、でも考えてみたら思い浮かばなくて…、それでお姉ちゃんに相談してみたんです。そしたらこの格好を薦められて…」
……義姉さん、自分の妹になんて事言ってるんですか。
「やっぱり似合いませんよね、こんな格好…」
「いやいやいや、そんなこと無いって! むしろ嬉しいと言うか興奮するというか」
桜空は全体的に控えめな体型だけど、スタイル自体はいいし、胸だって本人が気にしてるほど小さくない。
胸や下の部分が見えそうで見えないところとか、もじもじして隠そうとしている所とかなんだかそそられる。
料理も上手くて献身的な桜空にはイメージ的にもなんとなく似合っていると思う。
「あ、ありがとうございます…」
褒めたらさらに恥ずかしがって縮こまってしまった。その仕草の一つ一つが可愛すぎるというのに。
「そ、それでこれからどうするんですか?」
「うーん、……桜空を食べたいかなあ」
「はい、わかりました。……って、えええ!」
俺の遠まわしな表現にびっくりしたような声を上げる桜空。
「どうしたんだ、桜空?」
「えと、あの、わ、私を食べるってどういう…」
「んー、ちょっと表現が古かったかな?、…つまりこういうことだよ」
そういって俺は桜空の唇を奪った。
「んんっ!?」
突然のキスに驚いている桜空。構わずに舌を絡ませていく。
「んっ……あ…はぁ……んっ…」
桜空は驚いているせいか、俺のなすがままになっている。

十数秒くらいたっただろうか、それくらいの長いキスを終える。
桜空はすっかりキスで紅潮していて、目を潤ませている。
「……ダメかな?」
こんな状況でこんな質問をする俺は意地悪に違いない。
「…うう、わ、私は別にかまいませんけど、十哉君は大丈夫なんですか? 試合帰りですし疲れているんじゃ…」
「俺は大丈夫だよ。野球やってるから体力には自信あるしさ。……それに、桜空のさ、そんなエッチな格好見れてさ、なんか元気がわいてきたというかさ。だから大丈夫だよ」
「……わ、わかりました。…私も、その、もう…、で、でもここじゃさすがに恥ずかしいです……」
…よく考えてみたら、まだ俺たちは玄関だった。さすがにここでは誰だって恥ずかしい。
「確かにそうだな…、よし、それじゃ、…よっと」
「ひゃあっ!」
桜空を下から抱えあげる、いわゆる『お姫様抱っこ』というものである。
急に抱えられてびっくりしたのか可愛らしい声を上げる桜空。
桜空が着ているものはエプロンだけなので、桜空のすべすべな肌の感触がとても気持ちいい。
「あ、あの、十哉君。恥ずかしいです……」
恥ずかしがっている桜空をよそに俺は台所へと向かった。

313:『家に帰ると妻が裸エプロンになっています。』
11/06/26 21:37:48.83 sZcJmW8s

「…え、えと、十哉君、本当にここでするんですか?」
台所に着くや否や、桜空が疑問を投げかけてきた。
今まで、二人でするときは初めてをのぞいて、決まってどちらかのベットだったし、こんな展開になったことも無かったので無理も無いだろう。
「うん、せっかくそんな格好してるんだしさ」
むしろ裸エプロンなのにベットでするっていうのもかえって違和感があるというものである。
「…なんだかいつもよりも恥ずかしいです……」
「いつもと違うってのも新鮮でいいかもしれないよ? …じゃ、しよっか」
「はい、…よろしくお願いします」
ううむ、桜空はなかなか緊張してるな、いつもと違う状況がそうさせてるのか、いつにもまして初々しくて可愛らしい。
俺はたまらなくなり、桜空を抱きしめ、そのまま口づけをする。
「んっ…」
さっきのキスとは違って、合わせるだけのソフトなキス。
互いに味わうように何度も何度も繰り返す。
…やがてそれに物足りなくなり、さっきのような深いキスを交わす。
「はぁ…ん……んんっ…んんぅ…」
さっきは俺のなすがままになっていた桜空も、舌を絡ませ求めて来る。
「んんぅ…んぁ…ふ、んっ……」
互いの舌が咥内で絡み合い、ぴちゃ、くちゃ、といやらしい水音が聞こえる。
甘く、深い口づけを交えながら、そっと桜空の胸に触れる。
「んっ!」
急な感触に驚いたのか、悩ましげな声を上げる桜空。そのままエプロン越しに軽く触る。
「んんっ…は…んぁぁ…」
最初はゆっくりと愛撫していき、次第に少しづつ強く揉みしだいていく。
「はぅっ…、ふぁ…ひぁぁ…っ!」
胸の快感からだろうか、今まで以上に悩ましげな声を上げる桜空。
左手はそのまま胸を揉みつつ、右手をそっと下の方へ這わせていき……、そのまま桜空の秘所を軽く愛撫した。
「ひゃあっ……!」
今までに無い快感のせいか、桜空が軽い嬌声を上げる。
キスや胸への愛撫のせいか桜空のそこはすっかり濡れていた。そのままゆっくりと指を入れていく。
「ふあぁっ! んんっ……ふぅっ、んあっ」
熱く、ヌメヌメとした感触が俺の指を包んでいく。
そのまま指を開いたりして中を掻き乱していく。
「はぁっ! …あ、やぁっ! はぁんっ! ひぁあっ!」
「もうびしょびしょだね、桜空のあそこからいやらしい汁がどんどん溢れてくるよ」
「やぁっ! い、言わないでください…っ、ふあっ! ひゃあっ!!」
快感に耐え切れないのか、足を震わせ、俺にしがみついて来る。もう限界が近いのだろう。
俺はそのまま一気に桜空の秘所を刺激した。
「っ! ひぁああああああっ!!」
その瞬間、桜空は体を震わせながら大きな嬌声を上げた。
それと同時に俺にしがみつく力が大きくなる。
「……はぁ……はぁっ……」
「気持ちよかった? 桜空」
「はぁ……は、はい、……気持ちよかったです」
恥ずかしながらも柔らかな笑みで答えてくれる。
もうさっきから下のほうがだいぶきつくなっているので、ひとまず桜空から離れて、ズボンを下げて先程から自己主張しているそれを解放してやる。

314:『家に帰ると妻が裸エプロンになっています。』
11/06/26 21:38:43.35 sZcJmW8s

「あ、あの、十哉君」
すっかり大きくなっている俺の一物を恥ずかしげに見ながら、桜空が声をかけてくる。
「ん、どうしたんだ。桜空?」
「…えと、さ、さっきは十哉君に気持ちよくしてもらいましたから、今度は私が十哉君に……その、してあげたいです」
…驚いた。桜空がこういう事を言うのは初めてだ。この状況下がそうさせているのか…、何はともあれなんだかうれしい。
「…それじゃあ、お願いしようかな」
答えを返すと、桜空は近づいてきて俺の目の前でしゃがむ。
「……」
桜空の目の前にあるのは俺の大きくなったモノ。
やっぱり恥ずかしいのだろうか、顔を真っ赤にさせながらそれを見ている。
「…大丈夫?」
「え、は、はい! 大丈夫です」
初めてからの緊張からかびっくりしたような声で返事をする桜空。
「…えっと、確かこうして…」
桜空がおずおずと俺のものに手を伸ばし、そのまま掴む。
「っ!」
「あ、ごめんなさい!」
桜空の手の力加減がちょっと強かったせいか、その痛みが顔に出ていたようだ。
「あ、うんうん、大丈夫。ちょっとだけ力を緩めてほしいな」
「は、はい、…えっとこんな感じですか?」
「…うん、そんな感じ」
不慣れな手つきで俺のモノを軽くしごいていく桜空。
力加減がちょうどいい具合で心地よい感触が伝わってきて気持ちいい。
「…気持ちいいですか?」
「…っ、うん、…ちょっと舐めてもらっていいかな?」
そういうと、恥ずかしそうにこくりと桜空がうなずく、そして俺のモノの先端を軽く舐めた。
「…っ!!」
その瞬間、ビリッとした快感が俺の中を突き抜けていった。
そのまま桜空は俺のモノを続けて舐めていく。
「んちゅ…、ん…んぅ…」
舌を使い、俺のモノをきれいに舐め上げていく。
「くっ…」
今まで感じたことの無い、ぞわぞわした快感に俺は堪らなくなっていく。
そんな俺に追い討ちをかけるかのように桜空は俺のモノを口で咥えてきた。
「んっ、んっ…、んむっ、んんっ…」
さっき以上の快感が俺を襲う。下半身に熱が集まっていくのを感じる。
「くぅっ…、さ、桜空、俺、もう…」
「んぅ…むぅ…んんっ…んむ…、ぷはっ」
限界が近いことを察してか、桜空が口を離す。さすがにご飯の前だから、口の中に出すわけにもいかないだろう。
桜空の行為によって、さっきから大きくなっていた俺のモノはさらにビンビンになっていた。
「はぁ…、十哉君、気持ちよかったですか?」
「う、うん、すごく良かった」
「…よかった、十哉君が喜んでくれるなら私も嬉しいです」
頬を赤らめながら笑顔で答えてくれる桜空。
その姿を見て俺はたまらなくなり、再び桜空を抱きしめる。
「…なあ、桜空、…もういいかな?」
「……はい、…きてください」
そういって軽く口づけを交わし、桜空を流し台の方にもたれさせる。
大きくなっている俺の一物を桜空のもうすっかり濡れている秘所にあてがい、
「…いくよ」
そのまま一気に貫いた。

315:『家に帰ると妻が裸エプロンになっています。』
11/06/26 21:39:28.12 sZcJmW8s

「ふっ、くぅっ、はああああああっ!!!」
桜空が体を震わせ嬌声をあげる。桜空の中は強く締め付けてきて、口でされた時よりもさらに強い快感を生み出す。
「くぁっ、はぁっ…、ふぅっ…」
「…くっ…」
いつもよりも桜空の膣内を熱く感じる。このままじっとしていると出してしまいそうだ。
俺はたまらず動き始める。
「ふっ、ふぁっ! ああっ! ああんっ!」
腰を動かすたびに桜空が声を上げる。そのたびに桜空の膣内が俺のモノをさらにきつく締め付けてくる。
俺はさらに激しく腰を動かす。
「ふあぁっ!ああっ!はぁっ!あんっ!ああんっ!!」
ぬちゅ、ぐちゅといやらしい音が部屋に響きわたる。
桜空は俺の激しい抽送に耐えようと、ぎゅっとしがみついてきている。
俺のほうも、もういっぱいいっぱいだった。
「くっ、さ、桜空っ、俺、もうっ…!」
「ふあっ、はあんっ! と、十哉君! わ、私も、もうっ…、ひゃあっ!」
「桜空っ、イくぞっ、お前の中に、出すからなっ!」
「は、はいっ、きて、きてくださいっ! 十哉君っ! んあぁっ!!」
「くあっ、うぁぁっ!」
「ふぁっ、あぁっ! あああああああああぁっ!!!」
俺と桜空はほぼ同時に絶頂を迎えた。
桜空の一番奥に俺から放たれた白濁液が注ぎ込まれる。それと同時に桜空の膣内も俺のモノから精液をさらに搾り取るかのように締め付けてくる。
「はぁっ…、はぁっ…」
「…んっ…はっ…はぁっ…」
長い射精を終え、俺のモノを桜空の秘所から引き抜く。
引き抜くと同時にこぽっという音と共に収まりきらなかった白濁液が桜空の秘所からこぼれる。
「…はぁ…はぁ…、…いっぱい、出ましたね」
「…ああ、そうだな。…桜空、…愛してる」
「…は、はい、私も、十哉君のこと、愛してます」
そう言いながら俺たちは柔らかな口づけを交わした。

316:『家に帰ると妻が裸エプロンになっています。』
11/06/26 21:41:02.51 sZcJmW8s

あれから少し落ち着いてから、台所の床が大変なことになっていることに気がついた。
俺と桜空は床に撒き散っていた愛液やら精液やらが混じった液体を掃除している。
「そういえば、この掃除が終わったらどうするんですか?」
「ん~、とりあえずご飯を食べて、お風呂に入りたいなあ」
そういえば試合帰りだったから、お腹もぺこぺこだし、体のほうも疲れてるからゆっくりしたい。
「はい、ご飯もお風呂ももう出来てますよ。…でも両方とももう冷めてるかもしれませんね」
「なーに、桜空の料理は冷めててもおいしいし、お風呂は暖めなおせばいいさ」
「…くすくす、ありがとうございます」
そんな会話をしながら、床の掃除をし終えた。
「ふう、終わりましたね。それじゃあご飯にしましょうか」
「ああ、わかった。あ、そうだ、桜空」
「はい、なんですか」
「明日、休みだからさ。久しぶりに二人でどっか遊びに行こうよ」
「そうなんですか? …それじゃあお言葉に甘えて、明日どこか行きましょうか」
「やった! それでさあどこに行こうか?」
「くすくす、楽しみなのは分かりますけど先にご飯食べましょう」
「あ、それもそうだな。…お、今日のご飯もおいしそうだなあ」
「ありがとうございます。どうぞ召し上がってください」
「うん、それじゃ、いただきます!」

…こうやって桜空と二人でいつまでも幸せな日々を送って行きたいな、と桜空のご飯を食べながら、改めてそう思った。

317:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 21:43:09.64 sZcJmW8s
以上です
ちなみに「十哉」というのは便宜上の10主の下の名前です
夫婦になっているのに、名字で呼ぶのもおかしいかなと思ったのでこうしました

318:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 22:38:34.90 v5OxLQaN
>>317
GJ!
さら可愛いよさら
奈桜よくやった

319:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/26 23:40:38.66 4jCSOndS
>>317

GJ!!

320:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/27 16:50:10.45 917t9/x+
GJ!
やっぱさらは可愛いな

321:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/27 18:13:43.57 s1BEc1xC
なぜか小波じゃないと読む気が半減するんだよなー
まあ乙

322:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/28 00:43:00.61 lZqCIAoR
>>317
GJ
さらと裸エプロンの組み合わせは結構新鮮だよな、さらって恥ずかしがりだし
しかし奈桜は自重しないなw

323:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/28 00:47:37.49 zEKFp+ME
GJ! さら可愛いよ、さら。

324:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/29 00:20:29.06 3cOwp9gc
またえらい急に静かになったな

325:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/29 00:50:22.59 TNvXC48j
皆ネタでも考えてるんじゃないのかね

326:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/29 01:15:50.48 zK+m/swO
半ば無意識主人公に対しては意識的に相手の望む人格を演じてしまう紫杏は
グッドエンド後にはそれこそ男が夢見るような理想のエッチな女の子になるんだろうなあ

327:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 00:12:44.01 wL82TaOu
なるほど、考えれるシチュはたくさんありそうだな

328:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 17:38:17.02 TH6bQb4V
たとえば、教室で汗だくスポーツとか野外で「俺、見られて(ry」プレイとかか。

329:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 19:53:45.67 oXBCWvAl
13はちょっとむやみに下品すぎんよ~

330:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 21:10:23.92 wL82TaOu
だがそれがいい

331:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 21:47:25.90 hbZ6ESfe
前作のレン、よほど反響があったと見える

332:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/07/01 01:46:43.10 WWQ9zICe
GBAの頃からも暗喩するような表現はあったけど
露骨な表現になったのは8の友子からだろうな

いいぞ、もっとやれ

333:名無しさん@ピンキー
11/07/02 00:56:19.10 IQnwzue1
7月ネタって何かあるかな?

334:名無しさん@ピンキー
11/07/02 01:00:43.01 1tnOdgOH
そりゃあ海でしょう

335:名無しさん@ピンキー
11/07/02 01:20:28.00 6yZdjgRS
人気のない所の海辺で・・・

336:名無しさん@ピンキー
11/07/02 01:25:52.21 d38a0bL1
崖から落ちて…

337:名無しさん@ピンキー
11/07/02 01:36:13.66 uGxmtbad
ふふふふふ~ん

338:名無しさん@ピンキー
11/07/02 14:12:30.03 KIF6oZcU
考え中

339:13@大学生
11/07/02 14:14:26.30 KIF6oZcU
さら「あ~ん、もれちゃうわ~ん」
ブッブスッ、プスゥ~・・・ボフッバフッ
さらが屁を乱射しながら野グソスポットを探していた!

リレー小説にしましょう!!
さらウンSSをみんなで作りませんか?

340:名無しさん@ピンキー
11/07/02 14:19:00.04 MiSl1jp8
>>332
暗喩は暗喩でそれもいいんだけどね

341:13@大学生
11/07/02 14:19:13.38 KIF6oZcU
続きまだですか?

342:13@大学生
11/07/02 14:23:29.61 KIF6oZcU
まだー?
こっちも忙しいんですよ!?

343:名無しさん@ピンキー
11/07/02 15:45:48.92 IQnwzue1
>>340
デート終わりの背景がホテルぽかったり、マムシドリンク贈ったり
暗喩も結構露骨だったよなw

344:名無しさん@ピンキー
11/07/02 18:56:13.47 FGamsJlE
しかもGBAどころかGBCの頃からだったよなw

345:13@大学生
11/07/02 19:20:34.50 KIF6oZcU
早く続きかけよっつ!!

346:名無しさん@ピンキー
11/07/02 20:00:25.79 nvqqja1h
パワポケは最初からパワポケだよ
1でも容赦なく死ぬし(ようこ先生も死ぬはずだったそうな)
2の弓子も結構ダークな話だよ

347:名無しさん@ピンキー
11/07/02 22:26:06.63 uGxmtbad
曽根村さんが任月親子を追い落とすために、弓子をホテルで撲殺して駆に罪をなすりつけるんだっけ。
しかもその過程で口封じにゴミとして処理されたのが、2主の兄である大鉄なんだよなぁ。
初プレイの時はBADになっちまったが、弓子が行方不明扱いになったあとのゆうじ君の電話が今でも忘れられない。

348:名無しさん@ピンキー
11/07/03 00:17:42.00 melEzbG4
あれは弓子が駆の妹で近親相姦させてスキャンダルにするのでは?

349:名無しさん@ピンキー
11/07/03 01:00:38.74 nxyenk8S
駆と異母兄弟だったのも衝撃的だったが
確か2で唯一死者が出るルートだもんなあ(弓子と大鉄)

350:名無しさん@ピンキー
11/07/03 10:01:47.33 W3Do63UW
さすがにあれは正史にならなかったようだが、
今のポケなら普通に正史にしてきそうなのが嫌だわw

351:名無しさん@ピンキー
11/07/03 10:40:46.46 ZjzfioFi
正史が決まってるとそれを思いっきり無視した作品が読みたくなる

352:名無しさん@ピンキー
11/07/03 11:44:49.06 diO07Fbf
紫杏とかヘルガとか薫とかなあ


353:名無しさん@ピンキー
11/07/03 17:27:15.40 P+PhHPLG
投下!投下!



「全く男っていう生き物はケダモノね…」
「いいから早くしろ!さっきから数時間待ってたんだぞ!」
ベッドの上で寝ている裸の男が友子に急かすように言う。
「待ちなさいって。こういうのは焦らすのが一番なのよ、と…」
近くに置いてある扇風機のスイッチを入れて風力を強にすると、友子のスカートが捲れて淡い桃色の下着が丸見えになる
パンモロ。だが、友子はスカートを押さえようとせず寧ろ男に見せつけていた。
「あらら、もうそんなに大きくしちゃって…次のステップに移るわね」
肥大化した男のモノを見ると、扇風機を止めて服を脱ぎ始める。
徐々に露になる下着や素肌を見せられ、男の理性は崩壊寸前だった。
「お待たせー。じゃあ、始めるとしますか」
「い、いいから来い!こっちはもう我慢できねえよ!」
「もう…せっかちなんだから」
裸になると、男のモノに手を添えて刺激を与え始める。
「もう濡れてる…どんだけケダモノなんだか」
「おい!手が緩んでるぞ!休めるな!」
カチン、と友子が頭にきた。
「さっきからその態度……少しお仕置きが必要みたいね」
友子はいきなりモノを胸で挟み、ズニュ、ズニュと音を立てながら先端を舐め始めた。

354:名無しさん@ピンキー
11/07/03 17:27:42.34 P+PhHPLG
「っあ!な……何をしやが…る…」
「口の聞き方が悪いので、パイズリの刑!」
「お前……うっ!」
男の腰が浮くと、モノから白濁液が飛び出した。
「うああぁっ………!!」
「きゃっ!いやぁ……あん!」
―ピュル!ピュル!ドピュ!
白濁液は休む事無く溢れ出て、友子の顔や胸を白く汚していく。
やがて射精が収まると、胸からモノを解放し、絶頂に浸ってる男をじっと見つめる。
「はあ、はあ、はぁ…」
「どう?女は怒らせると怖いって……きゃ!?」
突然、男に押し倒されたかと思うと、射精してから間もないモノを一気に胎内と突き刺された。
「あああああぁぁぁぁぁっ!!」
「今度はこっちの番だ!覚悟しろ!」
腰を前後に動かしながら、揺れる乳を揉みほぐし、支配感を得る。
友子は先程の上から目線の面影は無く、ただひたすらに喘いでいた。
「へへっ!サイボーグが人間に逆らうなど、数百年はえーんだよ!」
「ああぁ!はあぁあん!うあああぁぁ!!」
前に腰を動かす度に友子は大きく震え、絶頂を迎える
何度も腰を前に突き出していると、限界が寸前にまで迫った。

355:名無しさん@ピンキー
11/07/03 17:28:26.22 P+PhHPLG
「っぐ!そろそろ、出すぞ!」
「ち、ちょっと待って!心の準備が…」
「がはっ………!」
「あああぁ…んああああああーーーーっ!!!」


「このケダモノ!」
「うるせー…このサイボーグ…」
「黙りなさい!此処からはずっと私のターンよ!」
騎乗位の状態で友子が宣言する。
「仕方ねーな、こっからはお前の好きにしろや…」
「いい覚悟ね…じゃあ、いくわよ!」


その後、男の精が絞り尽くされるまでセックスは続いた。

356:名無しさん@ピンキー
11/07/03 17:28:56.57 P+PhHPLG
ここまでです。
友子はエロい(キリッ

357:13@大学生
11/07/03 17:30:33.76 t3EcV0qS
下手糞帰れ
死ね

358:名無しさん@ピンキー
11/07/03 18:39:57.77 HEwCIzFa
>>356
GJっす。もっと場所とか状況の描写があるといいよ。
とりあえず友子がエロいってのは完全同意。
パワポケでも五本の指に入るのではなかろうか

359:名無しさん@ピンキー
11/07/03 19:23:47.20 diO07Fbf
>>356
GJ
友子はエロイよな
キスしまくりだしドライブでアレだしバレンタインもアレだしハッピーエンド感動だし
マジたまらん

360:13@大学生
11/07/03 19:32:56.18 t3EcV0qS
>>358
こんな下手糞にアドバイスする必要なし
お前も消えろ

361:名無しさん@ピンキー
11/07/03 21:48:40.80 ZWyKskdv
>>356 GJ! 荒らしは気にしないでね。
ところで、ここってNGとかできたっけ?


362:名無しさん@ピンキー
11/07/03 21:51:57.35 diO07Fbf
>>361
確か専ブラとか使えばいけたはずだけど

363:名無しさん@ピンキー
11/07/03 23:56:48.32 ZWyKskdv
>>361 サンクス

364:名無しさん@ピンキー
11/07/04 00:01:58.27 Y7cAy4M5
すまんミスった
>>362 ×>>361

365:名無しさん@ピンキー
11/07/05 01:22:21.53 Ma58t+uG
友子といい武美といい小野さんといい
サイボーグ組はほんとエロイと思う

366:名無しさん@ピンキー
11/07/05 01:34:02.46 mh9aDrH5
やばい、チハヤビタールートの度に息子が元気になって困る。

ところで13主×チハヤの裏であぶりもの同士的にユウキ×冴花を想像した人っているんかね。

367:名無しさん@ピンキー
11/07/05 21:14:47.52 i0zGx/ri
冴花は13主以外だったら詰井でしか妄想したことないなあ
ていうか俺の場合、あぶれ物同士というならチハ×ユウキのインモラルな関係を妄想する

368:名無しさん@ピンキー
11/07/05 23:42:45.66 tuHlmzO3
ユウキは依存対象が13主とチハっぽいからなあ

369:名無しさん@ピンキー
11/07/05 23:56:43.12 VAHvRDpC
「そうだ、13主君の代わりにおニイをあげるよ。私の食べかけだけど」
「!?」

370:名無しさん@ピンキー
11/07/06 00:25:30.91 8bRKDE21
典子ちゃんのパロが読みたい

371:名無しさん@ピンキー
11/07/06 01:24:47.65 EszToq+E
誰か甲斐のss書いてくれ

372:名無しさん@ピンキー
11/07/06 08:31:55.75 pOBEagwj
もうなかった?

373:13@大学生
11/07/06 09:56:24.96 XJ9dG1Cq
>>370
スカトロなら書きますが

374:名無しさん@ピンキー
11/07/06 20:06:10.11 8bRKDE21
>>370
ストライクゾーンすぎるwww

375:名無しさん@ピンキー
11/07/06 23:51:39.43 S+Yfocii
夏海の純愛物かさくらのドロドロしたのが読みたい

376:名無しさん@ピンキー
11/07/07 00:41:23.07 g0xCpsBp
今日は七夕だが、七夕ネタってどういうのがあるのか

377:名無しさん@ピンキー
11/07/07 01:18:01.11 vlYVDWmr
七夕ネタ(トートロジー)

378:名無しさん@ピンキー
11/07/07 11:25:15.71 UsLS3PxR
七夕の短冊で、船内の女たちに夜這い宣言されて
戦々恐々として夜空どころではない船長とか
でも13裏の世界観に七夕ってあるのか?

379:名無しさん@ピンキー
11/07/07 14:39:44.44 jOcTu7tV
アタシの名前は桜井いつき。
親切高校の二年生だ。

今アタシはひじょーに困っている事がある。
それは高校生としてはごく普通の一般的な悩みなんだけど、アタシの場合は少々特殊だ。

その話をするには、先にアタシの性癖について話しておいておかなければいけないと思う。
アタシはレズなのだ。
……レズっていうと生々し過ぎるかな、別に女の子なら誰でも良いって訳じゃないし……。
訂正。アタシは百合なのだ。
一緒だ、そんなもん!ってツッコミが返って来そうだけど、それは華麗に無視して話を続ける。

さっきも言ったけど、アタシは百合だけど女の子なら誰でも良いって訳じゃない。
アタシが好きなのは、愛してるのは、抱かれたいのはズバリ一人だけ。
子供の頃からの幼馴染で、現在親切高校三年生の姉御、高科奈桜その人だけだ。
…その妹のさらちゃんもちょっと興味あるっていうか、こっちは抱かれたいというより抱きたいなんだけど…コホン。
まぁその事は置いておこう。後で回収しよう、うん。

380:名無しさん@ピンキー
11/07/07 14:42:13.63 jOcTu7tV
それで、だ。
アタシは本気で女として姉御を愛してるのに、姉御ときたら一年ばかしアタシが目を離してる間に、男を作ってしまっていた。
アタシというものがありながら…とそれを知った夜は枕を濡らしたものだ。
そしてうっかり食いちぎって寮の管理人さんに怒られたものだ。

それを知ってからのこの一年の間、何とか再び姉御をアタシの方へ振り向かす為に
色々頑張ってみたものの、あまり効果を上げる事は出来なかった。
姉御と姉御の彼氏、小波って言うんだけど、二人の絆は日増しに増すばかりで
二人の関係を知る人からは、バカップルなんて呼ばれている。
前半部分のアクセント強めで呼ばれている。
それについて言及すると怒られるので、三日位うなされる羽目になるのでコメントは控えさせてもらおう。

さて、これで前置きは終わり。本題に入らせてもらう。
もう皆さんお気づきかもしれないが、アタシが今抱えているのは恋の悩みだ。
自分が特殊だという事は重々承知している。
これは許されない恋だという事も理解している。
でも、でも!好きなものは好きになってしまったんだからしょうがないじゃない!

何だかそんな事を言ってたら胸が熱くなって、財布の中に入っている写真を取り出す。

「あぁ………好きです、小波さん」

381:名無しさん@ピンキー
11/07/07 14:44:36.48 jOcTu7tV
っていうのが読みたい。

382:名無しさん@ピンキー
11/07/07 14:58:13.27 Py09Je/9
そこまで書いたなら最後まで自分で書いちゃいなよ

383: 忍法帖【Lv=1,xxxP】
11/07/07 17:33:12.50 P0MJ/8Yz
>>378
ある、江戸時代には短冊に願い事の慣習成立してた
ユウキが持ち込んだと理由付けすればいける
>>381
さあ続きを

384:名無しさん@ピンキー
11/07/07 21:38:00.28 492iLg7P
わっふるわっふる

385:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:21:23.03 jOcTu7tV
>>378>>383を参考にちょっと書いてみた。

「さーさーの葉、さーらさらー♪」

日付が変わって1時間程経った深夜。
何となく寝つけず船の見回りをしていると、ユウキが船の縁に腰をかけながら歌を歌っていた。

「なんだユウキ?その歌は」

「ん?ありゃキャップテン。これは恥ずかしい所を見られちゃったね」

照れ笑いを浮かべながらこちらに振り向くユウキ。

「オエドーの歌?」

一緒に見回りをしていたエンゼルが再度聞く。

「あぁ。とは言ってもそもそもの伝わりは大陸かららしいんだけどね」

そう言って、ユウキはさっきの歌の詳細を語り始めた。
何でも今から約千年程前に大陸から伝わった風習と、元からオエドーにあった棚機津女(たなばたつめ)の伝説が合わさって出来た行事で
「七夕」と言うらしい。
オエドーの暦で言う、7月7日にその行事はあって(オエドーでは別の言い方がある様だが)
明日がその日にあたるらしい。あ、もう今日か。

386:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:28:28.78 jOcTu7tV
「オエドーでは夏にあるいべんとなんだけど、丁度こんな感じの空気の時期にあるからさ。
 何となく懐かしくて歌っていたという訳さ」

(注:ユウキが歌っていた歌が出来るのはもっと未来の話です!)

「なるほどな、なかなか面白い話だったよ」

「ハハハ、二人の逢引の肴位にはなれたかな?」

「オイオイ、そんなんじゃな…ってエンゼル?

チラと隣を見ると、エンゼルは俯いて何かプルプルしていた。
そういえばユウキが話を始めてからは、一言も喋らなかったな。

「どうし「すっっっっごく良いね!!!それ!!!」うわぁっ!?」

どうしたんだ?と肩に手をおこうとしたタイミングで、勢い良く身を乗り出して来て
俺はよろけて尻餅をついた。

「いやぁ~~~ロマンだねぇ~~~。ここまでロマン溢れる話を聞いたのは久々だよ!
 豆柴のくせにやるじゃん!」

今迄見た事も無い程目を輝かせて、楽しそうに言うエンゼル。小躍りでも始めそうな勢いだ。

387:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:31:47.77 jOcTu7tV
「昔の人が、宇宙のベガとアルタイルを眺めて作られた恋物語…。
 オリヒメとヒコボシだったっけ?愛し合う二人が年に一度だけ逢う事を許された日……素敵だねぇ~」

うっとりした顔をしてまくしたてるエンゼル。
完全に自分の世界に入っている様だ。
そのキラッキラした目は、星の輝きが写っているのか自前なのか。

「ま、まぁ捻くれた見方をすれば、仕事もしないでイチャつき倒していたバカップルに神がキレただけの話なんだけどね。
 一年に一度ってのも星の寿命に換算して考えれば、僕達で言う0.3秒に1度って感じだし」

エンゼルの勢いに若干引いたユウキが、そんな色々台無しな事を言うが
浮かれるエンゼルの耳には入らない。
これが乙女フィルターというやつだろうか。

「そ、そうえばユウキ。その七夕っていうのは祭りの様なものなんだろう?何をするんだ?」

未だベラベラと情感たっぷりに語り続けるエンゼルから逃れる為、ユウキに話題を振る。
エンゼルさん背中バシバシ叩かないで下さい。痛いです。

「あ、うん。オエドーでは笹を取って来て、それを玄関とかにつるしておくんだ。
 そこに飾り付けとして「短冊」っていう小さく長方形に切った色紙を用意して、そこに願い事を一つ書くんだよ」

388:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:33:58.54 jOcTu7tV
「へーね「願い事!?」

さっきの台無しな台詞には反応しなかったのに、これにはカットインしてエンゼルが入って来る。
ロマンセンサーが反応したのだろうか、都合の良い耳だ。

「うん、織姫と彦星が逢えた事を祝して、短冊に書いてある願い事を叶えてくれるんだ」

コナミはそれを聞いても、サンタクロースみたいなものか。
自分達が幸せだからそのお裾わけの奇跡ねぇ…けっ。
というか、地球からベガとアルタイルの距離を考えれば、願いが届くのには片道16年か25年かかるんじゃないか?
等としか思わなかったが、エンゼルは違ったらしく

「イイね!!その風習もすっごく良いよ!そりゃあ1年に1度の逢瀬なんだから
 それ位の奇蹟は起こって然るべきだよね!!」

ストップ高のテンションを更に上げてはしゃいでいた。
皆を起こしてしまわないだろうか?
そうえば何故か俺が夜に見回りをすると、女性クルーに遭遇する事がよくあるなぁ。

「ね、ね!その願い事って何でも良いの?」

「えーと、基本的には何でも良いんだけど、やっぱり恋人の二人が起こす奇蹟だから
 恋愛に関する事の方が叶いやすいとか聞いた気が…」

「!!!れ、恋愛…な、なるほど。ロマンだね」

389:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:37:14.12 jOcTu7tV
エンゼルが何故か顔を赤くしてたじろぐ。
何回ロマンだねと言うのか。何かそう言わせておけばそれっぽく見えるという神の意志を感じ…まぁいいか。
恋愛のコトねぇ。つくづくオンナノコ向けというか何というかな行事だな。
やれやれと手を上げて苦笑する。

「………これを利用すれば…いかに鈍感なキャプテンでも……(ボソッ)」

エンゼルがこちらに背を向けて何かボソボソと独り言を言っていた。
そしてクルリとこちらに顔を向ける。

「ねぇねぇキャプテン!私達もやろうよタナバタ!」

「ん?まぁ別に構わないけど、色紙はともかく笹なんか無いぞ?」

「そっか。そりゃそうだよね…。うーん、何とか出来ないかな」

「そうだなぁ、このペースなら朝には島に着くから、その島にあれば良いけどな。
 クルー全員で探してみるか?カズーイならそういうの詳しいだろうし」

「だっ駄目!この事はアタシとキャプテンだけの秘密!」

「へ?何でだ?俺達二人で探しても効率悪いだろ」

「何でも!絶対秘密だからね!アタシは朝に備えてもう寝るから!おやすみなさい!」

「あ、あぁおやすみ…」

390:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:39:42.77 jOcTu7tV
そう言い残してエンゼルは急いで自分の部屋へと戻って行った。
去る時も顔を赤くしていたが、風邪でもひいてるんだろうか?

「一体どうしたんだろうなぁエンゼルの奴」

「全く、罪な男だねキャプテンは」

ポカンとして俺が言うと、ユウキがニヤニヤしてそんな事を言った。
何かムカついたのでユウキをちょっと押して、俺も部屋へと戻る事にした。
その途中で悲鳴と水音が聞こえたけど、多分気のせいだろう。



「………皆さん聞きました?さっきの話」ゴゴゴゴ

「バッチリです!うーエンゼルさんめ、夜に師匠と二人きりになるなんて…!」○><

「でも邪魔せえへんで良かったな。お陰でええ事聞けたわ」

「そうですネ。抜け駆けした事はあとでオシオキですが」

「笹の葉…何かの料理本で、笹団子っていう料理を聞いた事があるね」

「さっきの歌もちゃんと聞いて覚えてみたいな☆」



部屋に戻る途中で、何かボソボソとそんな声も聞こえたが
こんな時間に起きてる訳無いし、これも空耳だろう。

391:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:45:02.84 jOcTu7tV
疲れたのでとりあえず終わり。

392:名無しさん@ピンキー
11/07/07 23:49:50.75 J6ZQNIEU
リアルタイムで乙乙。

ところでベガとアルタイルはこの時代でも認知されてたのかね。

393:名無しさん@ピンキー
11/07/08 00:03:11.51 Py09Je/9
これpixivに投稿されてる奴だけど、本人?

394:名無しさん@ピンキー
11/07/08 01:19:06.27 gQ7rW6xZ
そんなんpixivで本人に聞けよ

395:名無しさん@ピンキー
11/07/08 03:31:34.35 pSkStF/i
>>393
本人です。向こうのページにその旨書いときます。

396:名無しさん@ピンキー
11/07/08 06:50:42.24 s3W779FP
GJ

397:名無しさん@ピンキー
11/07/09 02:46:27.48 CCVu6Iv4
>>390
乙乙。即興でここまで書けるとは凄いな。
俺はピクシブ登録して無いから、こっちにも続き投下してくれると嬉しい。
いつきの方も出来たら頼むぜ。

398:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:39:39.55 138pw2Lj
まだ自分でも満足できない点が多々ありますが、とりあえず作品が出来たので投下します。

タイトルは『白衣の天使』で

399:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:40:11.69 138pw2Lj
「…で、これは一体どういうことなの?」
「すいません…本当に…すいませんでした!」
 勢いよく頭を下げ、謝罪の言葉をかける。こんな土下座で許してもらえるはずも無いのだろうが。
「はぁ…あたしっていう女がいるのに、こんなことが出来るなんて…小波さんの浮気者!」
「え?浮気?」
 思わずぽかんとして頭を上げる。視線の先にいたのは、半眼でこちらをにらむ武美の顔。
その表情からは怒りよりもむしろ呆れの気持ちが感じられる。
「当然でしょ!こんなの浮気も同然だよ!…あたしとの関係に、何か不満でもあるの?」
「いいえ…ありません…これはほんの出来心で…というか、これには深い訳が…」
「言い訳なんか聞きたくないよ!」
 恐ろしい勢いで言葉を遮られる。いや、これには訳があるのに…。
 だが、そう嘆願する俺の表情は無視された。
「…とりあえず、1週間ごはん抜きだから。河川敷で魚でも釣って、自給自足しなさい!」
「わ…分かりました!申し訳ございませんでした!」
再び勢いよく頭を下げる。勢い余って床に頭をぶつけたが、気にする余裕もなかった。
(はぁ…何やってんだよ俺…)


400:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:40:59.65 138pw2Lj
「兄貴!いいDVDがあるんですけど、どうっすか?」
野球の練習を終え、帰宅の準備をしていたときのことだった。寺門に勧められたのは、何の変哲もないアニメ映画のDVD。
「風邪の谷のナウい鹿…?ああ、数年前話題になってたな」
「えっ!よく知ってますね。てっきり知らないかと思ってましたけど」
「あぁ。よく電器屋のテレビのCMで見たんだ」
「あ、そうですか…」
冷たい視線を向けられる。仕方もない。放浪時代の情報取得手段といえば、道端に落ちてる新聞を拾い読みするか、テレビは公共の場に置いてあるのを見るしかなかったものだ。
まぁしかし何にせよ、映画は時々武美と見に行く程度。家で見ようというような気も起こらなかった。
「ははっ、まぁあいにく俺はそんなのには興味ないんでな。じゃあ」
 断りの言葉を言い捨て、立ち去ろうとする。…が
「ちょちょ、待ってくださいよ!」
 突然腕をつかまれ、後ろに引き戻された。危うく倒れこみそうになったが、何とか踏ん張って立ち上がる。
「…っとっと、危ないな!何するんだよ」
「いやいや、これバイト先の先輩に借りたんですけど、ホントに泣けるんですよ!血も涙もない兄貴でも、絶対に感動しますから!」
「なに人のこと悪魔みたいに言ってるんだ!」
「おねがいしますよぉ、みてくださいよぉ」
 変な声で懇願してくる寺門。どう考えても怪しかったが、これ以上練習で汗をかいた体でベタつかれるのも嫌だった。
「…わかったよ。借りてみるよ」
「やったぁ!ありがとうございます!じゃあ、返すのは4日後でお願いします!」
 了承した途端ニヤニヤ喜びながらDVDを手渡し、早々に立ち去っていく寺門。ますます怪しい。
「………ま、いいか」
 DVDをバッグの中に詰め込む。まぁ見ずに返してもバチは当たらないだろう、感想聞かれても適当に答えればどうにかなるだろうし。
 そんなことを考えながら帰路に立つ。このDVDが事件を起こすとは、その時思いもしなかった。


401:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:42:06.57 138pw2Lj
事件が起きたのは、その3日後。
日曜日というわけで、練習は休み。武美もカシミールの手伝いに行っている日である。
何もすることがなく、とりあえず野球道具の整理でもしようとバッグをあさっていた時だった。
「…?…なんだこりゃ」
バッグの奥底に入り込んでいた物体を取り出す。出てきたのは寺門から借りていたDVD。
「あ、そういやこれ借りてたな…確か明日返す約束だったっけ」
 妙に懇願してきた寺門の顔が頭によぎる。さすがにあれだけ頼んできたんだから、見ずに返すのは悪いだろうか。
それに、あんなに勧めてきた理由も気になる。こういう娯楽が好きそうには見えない寺門が勧めてきたんだから、よほど素晴らしい映画なのか。それとも、何か裏があるのか。
そんなことを考えながら、DVDのパッケージを開く。
「あれ?なんだこのディスク」
 取り出したDVDのディスクはなぜか表面が油性マジックで塗りつぶしてあった。違和感を感じながら、レコーダーにDVDを入れる。その予感は的中した。
「…何だ…こりゃ」
 テレビに映ったのはアニメではなく、何処ぞとも知れぬ病院の一室。病室にいるのは男性ばかりで、そこに若くスタイルの良い女性が入ってくる。ミニスカートに胸元の大きく開いたナース服。
このDVDが何であるかはその場面で悟ったが、そのときの俺は停止ボタンを押すことが出来なかった。その女優のスタイルが良かったのも要因の一つだが、これが男の性というやつなのだろうか。


402:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:42:56.50 138pw2Lj
しばらく進むと、予想通りおもむろに看護婦が服を脱ぎだし、患者の上にまたがり腰を振り出した。 
「あっ…あん…はぁ、はぁ、…んっ」
 男なら誰でも一度は抱きたいと思うであろう体つきだ。形の整った胸部に加え、細くてすらりとした体。 
こんなナースが誘ってきたとしたら、俺はどうするだろうか。…いや、俺には武美という大切な存在が……武美?
(ブツン!)
頭の中に武美の顔が浮かぶやいなや、反射的にリモコンへと手を伸ばし、レコーダーを停止した。黒くなった画面を見つめながら、大きなため息をつく。
「はぁ……何やってんだ俺。武美っていう大切な彼女がいるってのに、他の女性に情欲を持ってしまうなんて…」
 そのままレコーダーからDVDを取り出し、パッケージへと戻す。すると今度は武美に変わって寺門の顔が頭に浮かんできた。
「…しかし寺門は結局何がやりたかったんだ?アニメDVDとか言いながらこんなアダルトDVD渡してきやがって…訳分からん。ホントに分からん、何やってんだあいつ」
「それは、こっちの台詞だねぇ」

403:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:46:09.52 138pw2Lj
「………………!!!?」
一瞬で体が凍りつく。後ろから聞こえてきたのは…誰の声だろうか。
いや、よく聞き取れなかったなぁ…女性の声だった気がするけど、まさか武美じゃあるまい、まだ帰ってくるには早すぎるし…あ、そうだ。
きっと回覧板か何かを届けに来てくれたご近所の人だ!いや~こまったなぁ変なところを見られてしまって。まぁ、なんとかごまかせばだいじょうぶだろう。
そんな儚い期待を抱きながら、口元に軽い笑みを作り後ろを振り向く。…やっぱり聞き違いではなかった。
振り返った先にいたのは、両手に買い物袋をぶら下げた武美の姿。顔は…なぜか満面の笑みだ。
「お…お早いお帰りですねぇ」
なんとか声をしぼり出す。しかし、何言ってんだ俺
「あはは、今日はなっちゃんがお昼過ぎに帰ってきて『今日はもういいわよ武美、私がやるから。お買い物でもしてきて早く家に帰ってあげなさい、小波さんが家で寂しがってるんじゃない?』って言ってきてくれたから、お言葉に甘えさせてもらったの。
でも、小波さんは別に寂しがってなかったみたいだね♪」
 ザクリ。鋭いナイフが俺の左胸に突き刺さる。未だに武美の表情には笑みが浮かんでいる。
「い…いつから……」
 息絶え絶えになりながら、もう一度言葉をしぼり出す。最早何を言うべきかもわからなかった。
「さぁ?確かあのナースさんが服を脱ぎだした頃だったかなぁ~?」
「……………(バタッ)」


404:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:46:46.18 138pw2Lj
その翌日、グラウンドに着くと俺はまっしぐらに突撃した。
「じもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!」
「あ、兄貴。どうしたんすか?」
 ストレッチをしながら、何食わぬ表情。そこに問題のDVDをつきつける。
「…どういうことだ、こりゃ」
「あ、見てくれたんすね!なかなかいい体してますよね、あの娘」
「あのな…そうじゃなくて、なんでこんなことやったんだ」
「へ?」
 ぽかんとした表情をする寺門。その顔面をバッドにぶん殴ろうという衝動が起きたが、なんとか抑えきった。しかし寺門の口から出てきたのは、衝撃の告白だった
「あはは、ドッキリですよドッキリ!実際はバイトの先輩から借りたんじゃなくて、中古で売ってあったのを買ったんですけどね。アニメの映画のパッケージは拾ったものなんすけど…」
「ドッキリ…だと…」
 怒りをこめながら言葉を放つ。しかし、寺門はその怒りに気付かず言葉を続けた。
「ええ。喜んでくれるかなぁ~って思いまして。俺もうあの娘にはまっちゃいましてねぇ。あの娘の作品集めてるんすよ。兄貴も気に入ったんならまた2本くらい貸しま…」
「バカヤロー!」
 思わず、右頬を殴りつける(さすがにバットではなく拳でであるが)
 寺門は勢いよく後ろに倒れこんだが、すぐさま体勢を立ちなおし起き上がった。
「痛いなぁ…何すんだよ兄貴!」
 頬を押さえながら、驚いた表情でこちらを見つめる寺門。
「あのなぁ…お前のせいで…俺は……ぐっ」
 不意に目頭が熱くなる…が、こんなことで泣くまいと歯を強く食いしばった。近くでキャッチボールをしていたチームメイトの視線を感じる。…何やってんだよ、俺
そんな俺を見てからか、寺門が申し訳なさそうにこちらに近づいてきた。
「すいません…あれっすかね、ナースものは苦手だったとか…」
 で、何を言ってんだお前は
「申し訳ありません!今日は練習後ラーメンでもおごりますから、元気出していきましょう!」
「…替え玉頼んでもいいか?」
「いいっすよ、勿論!…じゃ練習に」
「チャーシュー大盛りにしてもいいか?」
「え、あ、はい、いいっすよ」
「餃子も頼んでいいか?」
「…チャーハンもつけましょうか?」
「ああ、すまないな」
「…じゃあ、練習始めましょうか」


405:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:47:14.05 138pw2Lj
…というわけで、その日はなんとか青草とキノコのソテー、一尾魚つきという夕食を避けられた。残りの6日間は粗末な食事で生活することになるのだが。

武美との関係はというと、事件当日こそ会話が少なくなっていたが、その翌日からは普通に話しかけてくれるようになった。
食事の時間こそ「そろそろご飯の支度してきたら?」という感じでそれとなく追い出されるのだが、食事を終えて帰ってくると「おかえり~」と笑顔で迎えてくれた。
なんとなくそのときが辛かったりもしたのだが。
 
事件から1週間後の朝、「おはよ~、ご飯出来てるよ」という声で目を覚ました。
約束どおり自給自足期間は1週間で終了。料理の内容も焦げた卵焼きやらパン1枚だけやら悪意の込んだものでもなく、今までどおりのもの。
見た目も今までどおりいびつだったが。
と、そんなこんなでその日からはいつも通りの武美との生活が帰ってきた…という訳ではなかった。
別に態度が冷たいわけではない、以前と比べて会話が減ったわけでもない。
ただ、武美の秘密を知った日からほとんど欠かすことのなかった情事は、完全に日々の生活パターンから抜け落ちていた。


406:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:49:06.80 138pw2Lj
そしてあの事件から2週間後、日曜日。
俺は風呂に入りながら考えにふけっていた。
(ダメだよな…このままじゃ)
ほとんど今までの生活と同じだ。しかし、拭いきれない違和感がある。
このまま煮え切らない関係を続けるわけにもいかない。
(これからの生活の為にも、きっちりこの件にはケリをつけとかないと)
武美と話をしよう。そう決意して、俺は浴槽から出た。

「あ、小波さん、はい!」
「?…なんだ、これ」
「見てわかんないの?牛乳だよ、牛乳!」
 武美が差し出してきたのは、コップいっぱいに注がれた真っ白な牛乳。
見て分からなかった訳ではないが、差し出してきた意図がよく分からなかった。
「風呂上りに冷たい飲み物をグイッっていくのって、やっぱロマンだよねぇ。ビールもいいんだろうけど、やっぱ風呂上りは牛乳でしょ!牛乳なら9歳のあたしでも飲めるしね」
 妙にニコニコ笑顔で話しかけてくる武美。断る理由も無いので、とりあえず受け取り一気に口に流し込んだ。
「おおっ、いい飲みっぷりだねぇ」
「んぐっ、んぐっ…ぷはぁ。牛乳を飲むってのは久しぶりだな」
 俺からコップを受け取った武美はそのままコップを流し台へと持っていった。
ルンルン調子で戻ってきた武美に、とりあえず声をかけてみる。


407:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:49:57.74 138pw2Lj
「あのな、武美…」
「あ、そういえば今日見逃せないドラマがあるんだった!」
 武美は俺の呼びかけを無視して、テレビの電源をつける。聞こえなかったのだろうか、それともわざと無視したのか。何にせよ一度決めた以上、今日中に決着をつけねばならない。意を決して再び武美に話しかける。
「なあ、武美」
「このドラマ、脚本家が良いんだよね。前回のこの人のドラマだってありふれたハッピーエンドじゃなかったし。一緒に見る?」
 間違いない。女の勘というやつなのだろうか、何か仕掛けてくるであろうことに勘づいている。何か話したくない理由でもあるのだろうか。
だが参ってもいられない。先ほどの誘いを無視して今度は強い口調で話しかけてみる。
「ちょっと武美。話が……うっ!?」
 その瞬間、目の前の世界がうねり始めた。頭に鈍い痛みを感じる。
「なんだ…こりゃ……」
「小波さん!大丈夫!?」
 思わず倒れこむ。額を押さえながら見上げる先には、武美の姿。
だが心配している様子はない。むしろしてやったりというような顔をしている。
「これは…一体どういうことだよ…」
「えへへ、さっきの牛乳にちょいと睡眠薬を入れといたんだ♪大丈夫、別に副作用はないから」
「なん…で……」
「何が起こるかは、目覚めてからのお楽しみで~す♪」
にこにこしながら手を振る武美。小悪魔のような表情だ。若干の不安と恐怖に襲われながら、俺の意識はフェードアウトしていった。


408:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:50:38.46 138pw2Lj
「んん…」
 目の辺りに光を感じ、眠りから覚める。そのままゆっくりと目を開く。
「…どこだ、ここは」
 仰向けの状態で、天井を見やる。背中には布団の感触。しかし、いつも寝ている敷き布団の感触ではない。
部屋の電灯は消されていて、ついているのはベッドのそばにあるステンドライトの光だけだったが、それでも部屋の半分くらいは照らし出されている。
ステンドライトのそばに置かれてある目覚まし時計に目をやると、針は午前3時を差していた。
不意に、眠る前の記憶が頭の中をめぐる。風呂上り、牛乳、ドラマ、睡眠薬、笑顔で手を振る武美の姿……そうだ、こうしちゃいられない。とりあえずここから出て武美を問答しないと。そう思い、起き上がろうとした途端
「………!!?」
 手が動かない。何かに縛られているような感じがした。
「ぐっ、なんだ、こりゃ」
 なんとか体を反転させて両手の先を見やる。縛っていたのは一本の細長い縄だった。手首の先をがんじがらめにされ、並大抵でほどけそうな感じではない。
縛られた先は木製の短い柱のようなもの。そこで俺が寝かされていたのはベッドの上だったということに気付いた。
「これは…いったい…」


409:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:52:19.07 138pw2Lj
「こ、な、み、さ~ん♪やっと起きましたかぁ」
「……?」
 聞こえたのは武美の声。声のほうを見やると、ライトで照らされされていなかった暗闇から一つの人影が現れてきた。
もちろんそれは武美であった…のだが、どうも様子がおかしい
「あれぇ、どうしたんですか?」
「どうしたんですか…じゃないだろ。なんだ、その格好」
 ボタンのついた薄手の白衣に、純白のナース帽。俺の目に飛び込んできたのは、ナースコスプレをした武美の姿だった。
(ナース……ん…?………!!)
 突然額に冷や汗が走る。確か武美にバレたあのDVDもナースの……まずい、何か企んでる……そう感づくやいなや、一人で焦る俺を尻目に武美は俺の額に手を当ててきた。
「だいじょうぶですか?顔色が悪いみたいですけど」
 そのまま屈みこんで、顔を近づけてくる武美。思わず目をそらしたが、その先に飛び込んだのは
「な…!」
 武美の胸だった。ナース服のサイズが合わないせいか、2つの大きな胸はいつも以上に自己主張をしている。
「う~ん、顔が赤くなってきましたねぇ。少し熱っぽいみたいですよ?」
 笑顔でこちらを見つめてくる。いたずらっ子のような幼い笑みに、それに似つかない大きく実った2つの胸。
下半身が徐々に熱くなってくる。あの大きな胸にむしゃぶりつきたい、揉みしだきたい、自分の欲望を満たしたい。2週間近くご無沙汰の俺にとって、そんな気持ちを起こすのにはこの程度の誘惑で十分だった。
勢いよく起き上がり、間髪入れず武美をベッドに押し倒す……そんなつもりだった。が
「うぐっ!?」
 あまりに間抜けだった。飛び起きようと手をベッドにつけようとするが、つくはずもない。縄で縛られているのだから。
情けなくもがく俺に対して再び武美は笑顔を向ける。
「だめですよぉ、勝手に動いちゃあ…ん?」
そう言うと突然武美はベッドに飛び乗り、勢いよく俺の下着をずり下ろした
「なっ……?」
「あらあら、こんなに大きくしちゃって」
 下着の抑圧から解放された俺の男根は、天井を向いて大きく膨らんでいた。
自分の準備は出来ているのに、目の前に愛する女性がいるというのに、欲望を満たせない空虚感。 
「正直に言ったら、いいことしてあげますよぉ?」
おもむろに自分の胸を揉みながら誘惑する武美。我慢の限界に達した俺は、遂にプライドを捨てた。


410:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:54:42.64 138pw2Lj
「は…早くしてくれ…」
「え、何をですか?」
 おのれトボけるかぁ!わざとらしくキョトンとする武美に、そう言いそうになった。じわじわと体が震えだす。怒りからではなく、抑えきれない欲望からだ。
「はっきり言ってくれないと、分かんないですよぉ。それにちゃんと『~してください』って言ってもらわないと」
「パイズリ……してください…」
「え?なんていいましたか?」
「武美さんのおっぱいで、パイズリをしてください!」
「はいはい、よくできました~♪」
 笑顔を見せながら頭を撫でてくる武美。完全にペースに飲まれてしまったが、そんなことは気にしていられなかった。
そのまま武美はボタンに手をかけ、一つずつゆっくりと下ろしていく。一つ一つ外されていくたびに露わになる武美の谷間。胸近くのボタンをいくつか外した辺りで、武美はベッドに跳び乗ってきた。
バストトップは見えないにしろ、2つの胸が作り出す美しい谷間を見るだけで、俺の男根の大きさは限界に達した。
「…は、早く」
「はいはい、いまやりますよぉ」
親指をあてがい、谷間を押し広げてゆく。そしてその谷間にゆっくりと俺のモノを包み込んでいく。深く入り込んでいくにつれて男根を刺激する柔らかな感触。深く包み込まれていくたびに、俺の体は快感で震えた。
「ぐっ……はぁ…はぁ…」
「は~い、それじゃいっきますよぉ!いっぱい出して、元気になってくださいネ♪」
「は…はい…」
 なすがままにされている俺を見るのが楽しいのだろう、武美はくすくすと笑いながら両手で胸を挟みながら、ゆっくりと男根を刺激していく。
なんとも言えない柔らかい感触に挟み込まれるたびに、思わず息が乱れていく。
「くぁ……はぁ…」
「どうですか?気持ち良いですかぁ?」
「は…はい…気持ち良いです」
 笑顔で問いかけてくる声。男としてのプライドうんぬん以上に、こらえきれない欲望を満足させることの方が俺にとって重要だった。
「もっと激しくしてくださいって言ったら、もっと強く挟んであげますよぉ?」
「……なんだって…?」
「あっ、従わない気ですか?いいもん、それじゃしてあげないから」
「な…も、もっと激しく…してください」
「は~いわかりましたぁ」
 そう言うと武美は胸を鷲摑みするように持ち換え、円を描くように胸を動かしだした。最初は遅く、徐々に刺激のスピードを速めていく。片方では小さく、もう一方では大きく。右胸は左回りに、左胸は右回りに円を描く。
不規則に刺激していく柔らかな感触で、俺のモノは限界を迎えだしていた。
「あん…どんどん小波さんのが熱くなってきてますよぉ。そろそろ限界みたいだし、じゃあトドメを差しますか♪」
 そう言うやいなや、武美は今までにないスピードで、激しく胸で挟み込んでいく。
「うっ…うぐっ……うああああ!!」
 ほんの一瞬現れた理性の健闘もむなしく、俺は大きな叫び声を上げた。一度、二度、三度……大きな脈を打ちながら快感が武美の胸の中へと流れ込んでいく。何度も荒く息を吐く俺に、武美はしてやったりの笑顔を向けた。


411:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:55:42.78 138pw2Lj
「くすっ、なかなか可愛かったですよ、小波さんの声」
「…ぐっ……」
 屈辱的な一声。だが俺はなんと言うこともできなかった。快感の余韻に浸った後、再び考え込む。
結構な量を出したとはいえ、俺の本能は未だに満足しきっていない。しかしこの状況とあっては武美に服従せざるを得ない。ここで俺は、武美の狙いに気付いた。
(プライドか、俺のプライドが狙いかぁ!)
「うわぁ~、すごいいっぱい出ましたねぇ。胸の中がとっても温かいですよぉ♪」
 そう言いながら、胸を引き抜いていく。そしてこちらの目を見て、ニヤリと微笑む。これじゃ終わらせないよ、まだ小波さんのプライドをぶっつぶしてあげるんだから!…と言わんばかりの表情だ。  
(せめて…この縄がほどけたなら…)
 両手をあくせくと動かしてみる。無駄か…そう思った途端
「……………………………!!!?」

「え~っと、んじゃあ、次はそろそろおっぱいを見たいんじゃないですかぁ?ねっ?」
「……………」
「あれぇ?返事がありませんねぇ」
「…そうだな」
「…むぅ?」
 眉をひそめ、怪訝そうな表情でこちらを見つめる武美。
「いやいや、『…そうだな』じゃなくて『はぁはぁ…お願いします…この愚かな風来坊に武美さんの神々しいおっぱいを拝ませてください…』って言ってもらわないと。はいリピートアフターミー!」
「その必要は……ない!」
 にやりと口をゆがませ、瞬時に起き上がると俺は武美をベッドに押し倒した。そのまま仰向けになった武美の方を押さえつける。
…形勢逆転。
「…………ホワイ?」
 先ほどまでニコニコとしていた武美の目は点のようになりこちらに問いかけてくる。その額からは汗が流れ出しており、焦っているのが見え見えだった。
「残念だったな武美…お前が油断しているスキに、縄はほどかせてもらったぜ!」
 ガーン!と言わんばかりに武美の口がぽかんと開く。とはいえ、こちらも狙って出来たわけではない。
快楽に狂っているうちに暴れていた両腕で勝手にほどけたか、それとも本能を押さえる役目を失っていた理性が俺が気付かぬうちに縄をほどかせていたのか。
どちらにせよ、無意識のうちに腕が自由になっていたのは確かだ。
「なんで…そんな…どうして…強く縛ったはずなのに…ひぅ!」
 現実から逃れようとする武美の頬を掌で掴む。反撃開始だ
「第2ラウンドといきましょうか、可愛いナースさん」
「ふぁ……ふぁい……」


412:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:56:54.78 138pw2Lj
凍りついた表情から一転、武美の目は許しを懇願するかのようにこちらを見つめてくる。だがそんな願いをよそに、俺は白衣のボタンをそそくさと外していく。
ボタンの締め付けから解放された2つの胸がぷるんと震える。両胸の間は先ほど流し込んだ白濁の液体でいっぱいになっている。
俺はそれを指ですくうと、ローションのようにそれを胸へと塗り広げた。薄ピンクの乳頭が見る見るうちに硬くなっていくのが分かる。
「ははっ、ほんとにエッチなナースさんだなぁ」
「やぁん…小波さんのスケベ」
「それはお互い様だろ」
 ライトの光に照らされつやつやと輝く2つの胸を、下側からわしづかみにする。プリンのように柔らかな乳は揉むたびにプニュプニュと変形していく。耐え切れなくなった俺は間髪いれず右側の乳頭にしゃぶりついた。
「ひっ…あぁん!もうちょっと優しくしてよぉ…」
「しょうがないだろ…あむ。武美がかわいいからついイジめたくなるんだ…じゅる」
強く吸うたびに武美の口から甘い吐息が漏れる。今度は左の胸へとしゃぶりつく。口中に広がる柔らかな感触。いつの間にか武美の胸は精液やら俺の唾液やらでベトベトになっていた。
口を離し、武美の顔を見やる。赤く染まった顔は既に興奮しきっているように見えた。俺はそれを確認すると、武美のスカートへと手を伸ばした。真っ白なスカートを外した先には、これまた純白の下着が隠れていた。
しかし下着の表面には愛液で出来たのであろうシミが出来ている。
「あらら、せっかくの綺麗な下着にシミができちゃってますねぇ。ほんとにスケベだなぁ、このナースさんは」
 人差し指でコツンと額を叩く。一方の武美は不満げな様子だ。
「はぁ…ちゃんと縄が縛っててくれたなら、小波さんと純白下着ストリップが楽しめたんだけどなぁ…残念だねぇ」
「そりゃ楽しそうだが、こっちとしてもアレ以上むちゃくちゃなセリフ要求されちゃたまらないからな」
 笑いながら返答し、愛液で満ちた場所を下着の上からゆっくりと撫で始める。


413:名無しさん@ピンキー
11/07/10 01:58:40.58 138pw2Lj
「あ…ふぁ…あん…気持ちいいよぉ…」
 快感にもだえる武美の頬をなめると、ぴくぴくと体が震えているのが分かった。イタズラのつもりで、秘部を強く刺激してみる。
「ひゃあ!あっ……ちょ、ちょっとぉ!だからもうちょっと優しく…」
「そんなこと言いながら、体は震えてるじゃないか。感じてるんじゃないのか?嘘を言っちゃいけませんよ、ナースさん」
「ふぁ…こなみさんのいじわ…」
 言葉を言い終えないうちにもう一度ぐっと刺激を与える。その瞬間
「ひゃあ!んあっ…あああああん!」
 武美のびくびくと震えだした。下着のシミが濃くなっていくのが手の先から感じられる。
「…あれぇ?まさかこんなのでイッちゃったんですか?本当に淫乱なナースさんですねぇ」
 再び挑発してみる。反論が返ってくるのかと思ってたが、返ってきたのは意外な言葉だった。
「はぁ…も、もうダメだよぉ…」
「?…なにがダメだって?」
そう問いかけると武美はとろんとした眼をこちらに向けてきた。どうやら限界が来ているらしい。
「あぁん…もう限界だって…早く……」
「え?何を?」
 とぼけた顔で応答する。そしてニヤリと口をゆがませる。ここで借りを返さねば。
「うっ……だ、だから…分かるでしょ…早く…」
「いやぁ、分かりませんよナースさん。はっきり言葉にしてもらわないと」
 うぅぅと下唇を噛みしめる武美。何とか言うまいと耐えていたが、遂に口を切った。
「あん…もう!早くあたしの中に小波さんのを挿れてよぉ!もう我慢できないよぉ…」
「はい、よく言えました♪」
 わざとらしく微笑を浮かべ、武美の額を撫でる。またも悔しげな表情を浮かべる武美。これでおあいこだ。…とはいえ、こちらの欲望も限界に近づいてきていた。


414:名無しさん@ピンキー
11/07/10 02:02:26.75 138pw2Lj
「それじゃ、挿れるぞ」
「うん…お願い」
 ゆっくりと下着を脱がせていく。びしょびしょに濡れきった武美の秘部を挨拶代わりにぺろりとなめると、武美の体が大きく揺れた。
「あぁん!も…もう前戯は入らないから、早くして…」
「はは、分かった分かった」
 こちらが2週間ぶりなら、あちらも2週間ぶりというわけだ。思っていた以上に武美も溜まっていたらしい。言われたとおりにゆっくりと武美の中へと男根を挿入していく。愛液で満たされた武美の膣内は、なんともいえないほど心地よく、暖かかった。
「あん…小波さんのが入ってくる…やっぱり、あったかいなぁ」
「武美こそ。やっぱり武美の中は最高だよ」
 甘い言葉を交し合ったところで、素早く腰を動かしだした。びちゃびちゃといやらしい音が部屋中に響いていく。
「んん…あぁ…あん!はぁ…いいよぉ、小波さんの…とっても…あったかくて……あっ…気持ちいい…」
「俺もだ…武美」
 おもむろに武美が俺の腕をつかんできた。
指先から伝わってくる熱、腰を動かすたびにだんだんと激しくなっていく喘ぎ声、小さなへそ、激しく揺れる2つの胸、そしてとろんとした表情でこちらを見つめる瞳、吐息を漏らす口元、美しくたなびく茶色い髪の毛、首元……
すべてが愛おしく感じられ、俺の欲望は限界に達した。
「くっ…出すぞ、武美。大丈夫か?」
「うん…いっぱい出して……あん…小波さんのがほしいから…んっ…あっ…」
 武美の言葉を聞き、限界の力で強く突き上げていった。快楽の時はすぐさまやってきた。
「くっ…た、武美…うっ」
「小波さん、うぁ、気持ちいい…きもちいいよぉ…ふぁっ、ああああああぁ!」
 武美の中へと欲望が流れ出していく。今日二度目ながらも、俺の男根は何度も脈を打っていった。
そのままゆっくりと倒れこむ。倒れた顔のそばには快楽の余韻にひたる武美の姿。そっと口づけをする。口づけをするがいなや武美は激しく舌を絡ませてきた。それに負けじとこちらも絡ませていく。おそらく10分以上は求め合っていただろうか。


415:名無しさん@ピンキー
11/07/10 02:03:13.57 138pw2Lj
「……ごめんな」
 唇を離し、最初に俺の口から飛び出したのは謝罪の言葉だった。武美はなぜ謝罪されたのか理解できていないようだった。
「…何言ってるの?別にあたしは気持ちよかったけど」
「いや…まだあの件許してもらってもいないのに…こんなことしてしまって」
「……ぷっ、あはははははははは!」
「?」
突然武美は笑い出した。どういう意図か分からずおもわずたじろいでしまう。
「…あの…」
「ははは…やっぱまだ気にしてたんだねぇ、あのこと。あたしは当日で許してあげてたんだけど」
「え?」
「あのDVD、野球のチームメイトから借りたんでしょ?しかも最初はアニメのDVDって伝えられてたとか」
「…知ってたのか」
「あはは、自分で言ってたじゃん」
 思わずぐぅと唸る。なんとか伝えようとした言い訳、それがもとから耳に届いていたとは。
「はは…それに、ちゃんと一言目も聞えてたからね」
「一言目…?」
 必死で頭の中の記憶をたどる…が、思い出せない。疑問の眼差しを向けると、武美は笑顔で答えてきた。
「わかんない?ほらあれだよあれ、え~と確か『何やってんだ俺。武美っていう大切な彼女がいるってのに、他の女性に情欲を持ってしまうなんて』だったっけ。なかなか嬉しかったよ、あの言葉」
 武美の出した言葉が、俺の記憶の闇で隠された部分とリンクする。それと同時に思わず顔が紅潮していくのを感じた。
「あっ照れてるね小波さん!…あれ?泣いてる?」
「ぐっ…な、泣いてないぞ!」
 強がりを見せるが、俺の目が意図に反して潤んでいるのは確かだった。チクショウ、なんだこの気持ちは
「ずるいなぁ、こちとら涙を流せないってのに!」
「あ、あくびだあくび!もう俺は眠たいから寝る!」
「ははっ、照れてる照れてる。かわいいなぁ」


416:名無しさん@ピンキー
11/07/10 02:04:59.97 138pw2Lj
満面の笑みを見せる武美。最後の最後でペースに飲まれてしまったか…まぁいいか。許してもらえたし武美の笑顔をたくさん見れたし、今日はいい一日になった。
と、ここで気にかかることが出てきたので、武美に聞いてみることにした。
「ところで…なんでナース服のコスプレなんかしたんだ?」
 頭に?を浮かべて不思議そうな顔をする武美。
「あと腕を縛られていたのも…やっぱりアダルトDVDを見た懲罰かなにかだよな」
「ん…まぁそうだねぇ。見ることは見たんだから、なんかやり返しときたいなぁっていうのはあったし。失敗に終わっちゃったけどね。…でもコスプレした彼女とエッチするっていうのも、男の人のロマンなんじゃない?」
「う~ん…そういうもんか?」
 すると突然武美はベッドから飛び降り、こちらを向きながら体を一回転させた。…改めてみると、このコスプレ姿はたまらない。ひらりと舞う白衣に豊満な体…さしづめ白衣の天使といったところか。…月並みな表現だが、やはり天使というのがピッタリ来る。
「えへへ、かわいいでしょ~。ネットオークションで安く落としたんだけど、なかなか気に入ってるんだ、これ。あ、そうだ、どうせだったら他のコスプレもしてあげようか?猫耳とか制服とか…あ、小悪魔ってのもなかなかグッと来るね。
あとは警察官とかシスターとか…裸エプロンってのもいいんじゃない?」
 続々と出てくるコスプレの数。武美が変装しているのを考えるとどれもよだれが出そうではあるが…いや、ここはリクエストではなくカッコいい言葉で返してやろう。
「いや…いいよ。俺はそのままの武美が一番好きだから」
「……なにそれ」
 半眼であきれた表情を向けられる。その瞳の奥にちょっと喜びの気持ちが見えたような…気がした。




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