TIGER & BUNNYでエロパロat EROPARO
TIGER & BUNNYでエロパロ - 暇つぶし2ch823:名無しさん@ピンキー
12/03/21 08:13:55.66 KibFYtiX
>>822
感情表現抜いたら虎薔薇はものっそいえろくなりそうだけどなぁ
天然たらしおっさんのテクニックに翻弄されるオボコ娘なんて最高じゃまいか
年甲斐もなくがんばっちゃうおじさんとか
どっちもそんなつもりじゃないのに勝手に開発されてくカラダとか

824:名無しさん@ピンキー
12/03/21 09:53:56.27 rPN1BDP5
薔薇関係結構多くない? まあ牛相手は見たことないけど。
龍の相手が以前より折紙多くなってきてる気がなんとなくするのは、ミラジャンのせいかなあ。
そろそろジャンル内に、なんとなくこのキャラにはこのキャラ、みたいな空気ができてきてしまったイメージがある。
話のパターンとキャラが固まってきたというか。
薔薇は虎・兎・ちょっと少なめだけど空。
龍は折紙・空あたり。
アニエスは牛、みたいな。
炎はみんなの相談相手で。

825:名無しさん@ピンキー
12/03/21 10:50:44.71 LZpeR3aV
ミラジャン読んでない自分涙目w

薔薇は存在がわかりやすくエロいからなぁ。
セクシーな女王という秘密の顔を持つ美少女が、実は片思いもきちんと自覚できない
奥手娘、というのは非常に美味しいです^q^

826:名無しさん@ピンキー
12/03/25 00:35:04.20 KMfrqCo6
今日ついに!
サークルKの!
オリジナルクルセイドカード!
リンリンコンビ!
コンプリート!

マジ折紙先輩のカードみつけんの苦労した…

827:名無しさん@ピンキー
12/03/25 02:20:34.15 GDTIch6N
そー? 俺はバディ結局見つからんかった。リンリン、ローズはすぐあった。
牛と炎と月のあまり具合が泣けたので、俺が貰ってやった(や、買ったんだけど)。

828:名無しさん@ピンキー
12/03/29 00:44:26.75 uwqB828N
近くにセブンとローソンしかない奇跡

829:名無しさん@ピンキー
12/03/29 22:42:47.88 bbASbqzY
ブルーローズに擬態した先輩とカリーナちゃんのナルシストな百合プレイが書きたい…
もちろん先輩が受けで

830:名無しさん@ピンキー
12/04/01 08:15:13.71 wiaySGgm
純情君の先輩も良いが変態の先輩もオイシイよな。
バニーやスカイハイだと常態で変体行為しそうだが
先輩は裏表がありそうだ。

831:名無しさん@ピンキー
12/04/01 13:24:19.91 KvdlazCD
温泉に入って和の雰囲気に浸っていたしてた折紙
そこへ女子組がやってきてしまう。温泉は混浴だったのだ!
慌てた折紙は風呂の椅子に擬態するが、その上に座られて…
な、ネタを話に昇華しようと思ったができなかった

832:名無しさん@ピンキー
12/04/01 13:26:21.40 KvdlazCD
× 浸っていたしてた折紙
○ 浸っていた折紙

「浸っていたしてた」じゃあ、何かいかがわしいことしてたみたいだよ全くw

833:名無しさん@ピンキー
12/04/01 15:18:34.04 1refH6iP
浸って いたしていた からこそ慌てたんだと素直に解釈した

風呂の椅子も良いが脱衣所のマッサージチェアに擬態も良いと思うぜ!

834:名無しさん@ピンキー
12/04/02 19:37:04.88 j5Kmv/ru
猫とかに擬態してパオリンちゃんにスリスリしてもらいたい

835:名無しさん@ピンキー
12/04/03 03:16:44.31 TJPZSX+K
折紙って犬とか猫とか動物にも本当に擬態できる設定なのかなあ?
動物とか、もっといや昆虫とかレベルで小さいものに擬態できるなら
ヒーロー向いてない能力どころか事故・災害系ではかなり使える
能力だと思うんだけどな
まあ犯人追跡系には使えないけどさ

836:名無しさん@ピンキー
12/04/03 15:38:44.85 Iskh909D
この場合、擬態というのが「人の目にそう見える」だけなのか、
実際にその姿・形・大きさに変わっているのか、が問題だな
TVカメラに映ることを考えたら後者なのだとは思うが、
そうするとあまりに大きさが違うものだと難しいかもしれない


だがしかし。
前者とした場合、ローズと貝を合わせていたはずが、なんか入ってきてるぅ!なキッドちゃん、という
究極の男の娘攻めプレイができるので、前者であってほしい気持ちが自分にはあるのだが


837:名無しさん@ピンキー
12/04/03 19:41:31.43 sdz4O2fw
指名手配ポスターから元に戻る時を思い出して欲しい
一時的に頭部だけ折紙に戻っていただろ?
つまり一部だけ擬態も可能ということ…!

温泉椅子に擬態した場合、上に座られた状態でチンコだけ元に戻し、挿入してしまうことも十分に…
いやまてよ、その場合折紙の体勢はブリッジ状態か?さすがにキビシイか

838:名無しさん@ピンキー
12/04/03 22:58:13.97 VirO3sof
やっぱりパオリンちゃんのトラックスーツに擬態してキャッキャッウフフ

839:名無しさん@ピンキー
12/04/04 11:46:59.04 5JAaLNs7
烏龍「パンツに変身するのは得意だ。さあ、はけ」

840:名無しさん@ピンキー
12/04/05 23:45:39.03 V56drQs7
折紙「パンツになるのは拙者でござるーー!!」

841:名無しさん@ピンキー
12/04/06 00:20:13.46 eLpBB4i+
先輩スラブ系らしいし何気に巨根だったりしないかな

巨根な先輩と処女パオリンの初セックスとかね
挿入が大変なんだろうな

842:名無しさん@ピンキー
12/04/06 07:37:58.11 kRvZqDzt
>>841
最初は入らず暴発を繰り返す訳だな

843:名無しさん@ピンキー
12/04/06 08:13:41.70 VQdOj/jR
丘ぬらしとはオツでござるな

844:名無しさん@ピンキー
12/04/11 16:43:05.03 nfoiCphH
リンリンコンビっ!

845:名無しさん@ピンキー
12/04/13 20:39:09.25 m6+OjNb6
728~のりんりん+ばら
の数後日が
594~の焔×薔薇
て読めるな、てふと思ったり

846:名無しさん@ピンキー
12/04/15 00:53:14.66 kxFoi7H6
今読んできた!

リンリンのピー(自主規制)で色々と悶々しちゃった感じだね

847:名無しさん@ピンキー
12/04/18 02:22:17.94 w1nPsg4U
1スレだけで落ちそうだねここ
作品の盛り上がりの割に盛り上がらなかったのは何故だろう
ノーマルエロ書きの琴線には触れなかったのかな

848:名無しさん@ピンキー
12/04/18 08:28:40.10 +aAcFnvX
女子がワンサカ出るようなアニメじゃないし
ヒロインは実らぬ片思いだしなあ

849:名無しさん@ピンキー
12/04/18 09:46:44.23 xJtnuFCW
ただでさえ少ないのにわざわざ2に書くのもったいない

850:名無しさん@ピンキー
12/04/18 11:02:34.36 XCNNF2vt
カップリングの選択肢が少ない+エロまで発展する可能性が薄い が敗因ではなかろうか

851:名無しさん@ピンキー
12/04/18 20:47:12.59 HAUuMCTt
数は多くなくてもいいものが読めて満足なんだぜ
盛り上がらなかったなんて形容するのは書き手諸氏に失礼

852:名無しさん@ピンキー
12/04/18 21:17:52.28 SpR9ji1l
いっそのことリンリン一択でいいんじゃ

853:名無しさん@ピンキー
12/04/19 00:35:05.06 hPZeZWw2
これだから

854:名無しさん@ピンキー
12/04/19 02:00:24.49 ytnTrOma
虎薔薇でお邪魔させていただきます
本当はもっとえっろーいのを書きたかったんですが
その前段で終わってます

【注意】 虎薔薇 二人は付き合っている 若干虎徹がS

855:虎薔薇 1/5
12/04/19 02:02:46.06 ytnTrOma
 虎徹はソファーへ横になるようにだらりと腰かけ、雑誌をぱらぱらと流し見ている。
 そして小脇にかかえた菓子袋から一口サイズのチョコレートをつまむ。
「まったくもう、だらしない……」
 カリーナがそんな虎徹の様子を呆れたように見ている。
 いくら虎徹の自宅とはいえ、普段きちんとしているカリーナにしてみれば虎徹のそんな様子はとてもだらしなく見えて仕方がない。
 それに今日はせっかく二人きりだというのに。
 仕事や学業でそれぞれいつも忙しくしているし、ヒーローとして出動要請がかかってしまえば、それこそプライベートうんぬん言っていられない。貴重な時間なのだから、もう少し甘いひと時を過ごしたいと思っているのに、虎徹はつれない。
 ちらりと虎徹がつまらなそうにしているカリーナに視線をやり―ほんのわずか、口の端をあげる。
 チョコレートをつまんでいた指をすっ、とカリーナの方へ伸ばす。
「ちょっと、タイガー、何やってるのよ。」
 やっとかまってもらえるのかと嬉しそうに表情を変えたカリーナだったが、何事かと迷惑そうに眉をひそめる。
「なめて。」
「は?」
 ちょいちょい、と、とけたチョコレートで汚れた指先を動かした後、さらにぐっとカリーナの眼前へと伸ばされた。
「舐めて綺麗にしてくれよ。」
「何言って―」
「舐めろよ。」
「……」
 にっと人のいい笑みを浮かべている。だが、その目は有無を言わせない力があった。
「な、カリーナ。」
 ましてそんな風に甘く優しく響く声で名前を呼ばれてしまうと、カリーナにはもう抗う事などできなかった。


856:虎薔薇 2/5
12/04/19 02:03:28.08 ytnTrOma
「……意味わかんない……」
 そう言いながらも、おずおずと虎徹が横になっているソファのそばの床に座り、厚みのある唇を近付ける。
 ぺろ、と一舐め。
 チョコレートが甘い。
 目の前の男は満足そうに笑った。まったく、子どもだ。呆れてしまう、などとカリーナが文句の一つでも言おうとしたところで、その指がぐい、とカリーナの口にねじ込まれた。
「……ん、っ。」
 虎徹の指先がカリーナの口内を犯す。
 虎徹はにたにたと意地悪く笑っている。
 しばらくそうやって弄んだ後、気がすんだらしく、ようやく虎徹の指がカリーナの口から引き抜かれる。指先のチョコレートはカリーナのおかげで綺麗に拭われていたが、かわりにてらてらと濡れている。
 虎徹はカリーナを見ると、わざわざカリーナの目に入るようにぺろりとその指先を舐めてみせた。
 再度、小脇にかかえたチョコレートの袋へ手を突っ込む。
 一つ取りだすとそれをすぐには口に放り込まず、ねちゃねちゃと指先の体温で溶かしてからようやく口に含んだ。もちろん虎徹の指先はチョコレートで汚れており―その指先を再度カリーナの眼前へ突き出す。
「……食べ物で遊んじゃいけないのよ。」
「―真面目だねえ?」
 へらり、と虎徹が笑った。

857:虎薔薇 3/5
12/04/19 02:05:13.74 ytnTrOma
「あ、む。ん……」
 仕方ない、といったふうにカリーナが虎徹の指を含み、虎徹の指をしゃぶる。虎徹の指を舐めながら、虎徹の様子をうかがい見るように視線を動かす。
「美味いか?」
「……ふ、う……う……」
 何をどう喋ろうにも、虎徹の指が邪魔をして、喋る事ができない。
 虎徹もそれに気付いたようで、どちらの反応を楽しもうかしばらく逡巡した後、カリーナの口から指を引き抜く。
「美味いだろ?俺の指。」
「美味しくなんか……」
「あっ、そお?」
 そう言いながら虎徹は身を起こした。読んでいた雑誌と―さて、本当に読んでいたのだろうか―チョコレートをソファーの端に置くと、カリーナと向き合うようにして座り直す。
カリーナは床にぺたんと腰をおろしているので、変わらず虎徹が見下ろすような位置にいるのだが。むしろ、きちんと座った分、先ほどよりも視線は高くなっている。
「もっと美味いもん、しゃぶりたい?」
「―な、にを……」
 カリーナは言葉に詰まる。
 カリーナの想像したものと虎徹の意図するものはおそらく同じもので―だからだ。
「ふうん。じゃあ、おしまーい。」
「あっ……」
「どした?カリーナ?」
 虎徹の手のひらの上でいいように弄ばれているのが悔しい、とカリーナは思った。常は人のいい、ただのお節介なオジサンとして皆に接しているというのに。
 目の前の虎徹は―獣のような荒々しさを隠そうともしない。

858:虎薔薇 4/5
12/04/19 02:05:55.20 ytnTrOma
「……な、何でも……」
「……」
 金色にもうつる捕食者の瞳が獲物を見つめている。
 どう抗おうとも、標的となった獲物は、獣を満たす以外に逃れるすべはないのだ。で、あれば、素直に従うのが得策だ。
「何でも―なく、ない。」
 従うのは目の前の男にではない、己の本能に、だ。
「そうだろそうだろ。素直が一番だぜ?」
「―っ。へんたい、っ!」
「だって、お前の反応が余りに良すぎるから。こんなのサバサバ対応されると萎えちまうもん。こういうのは相手あってのもんよー?」
「相手にしなきゃよかった!」
「そう言うなよ。……えろーいオジサンの相手は、えっろーいカリーナさんじゃないと駄目なの。」
「えっ、えろ……っ!?わ、私は違っ―」
「嘘つけ。」
 くっくっと、虎徹が堪え切れないといったように笑って見せる。
「物欲しそうに俺の指しゃぶってたくせに。……嫌なんだろ?あれだけで終わりは。もっと別のもんしゃぶりてぇんだろ?」
 虎徹がぐいとカリーナの腕を引く。
「―しゃぶるだけじゃ物足りないんだろ?」

859:虎薔薇 5/5
12/04/19 02:06:43.22 ytnTrOma
 膝の上に座らせると、もう辛抱たまらないといった様子で、唇を重ねてきた。指ではなく、今度は舌がカリーナを蹂躙する。虎徹はいつも荒々しい。
 もっと優しく、お姫様のように、ガラス細工のように扱って欲しいと思うのは今も同じだ。だが、こんな風に組み敷かれ、征服されていく事に快感を覚えていく自分も感じる。
「……ソファーでするのはヤダ……」
「ほいきた。それじゃあ、参りますかね?」
 カリーナからの、とりあえずの同意を得られた事で虎徹が子供のようににっこりと笑う。カリーナを軽々とお姫様抱っこすると、ロフトベッドの方へ向かう。
「……あと、シャワー浴びたい。」
「そのお願い聞こうとすると、ソファーどころか、風呂場でやる事になるけどどうす―あ痛ぁ!?」
 ……調子付かせるときりがないのは虎徹の悪いところかもしれない。他にも悪い所は色々あるようにも思うが。

860:名無しさん@ピンキー
12/04/19 02:10:32.20 ytnTrOma
以上です!
モノをしゃぶるより女の子が男の指をしゃぶってる方が
エロい! という自分の嗜好で満たされていますが
少しでもどなたかのお気にめすものであれば……

861:名無しさん@ピンキー
12/04/19 04:03:15.48 Ma/8By2o
うおおおSな虎徹さんGJ!!!!
カリーナちゃん可愛い

862:名無しさん@ピンキー
12/04/19 20:12:17.19 kWJn66AP
その先が読みたい気もするが寸止めも良いものだ
乙乙!

863:名無しさん@ピンキー
12/04/22 20:05:33.59 NIzGWS3A
ワイルドS・タイガー

864:名無しさん@ピンキー
12/04/25 17:37:45.26 JXIGqQxm
ミラジャンゲットッ!

でもスカイハイか…

865:名無しさん@ピンキー
12/04/29 00:17:21.12 t37QjY23
保守

866:名無しさん@ピンキー
12/05/02 19:23:39.65 zIW+E6wL
保守ぅ~~

867:名無しさん@ピンキー
12/05/05 12:09:21.60 EOSfX/Pu
>>859の続きないかな

868:名無しさん@ピンキー
12/05/15 21:39:54.85 7jfcR/wk


869:名無しさん@ピンキー
12/05/18 20:43:28.10 Y8FwccQR
潮時?

870:名無しさん@ピンキー
12/05/18 22:31:06.65 AkQ9xSps
これからは「TIGER&BUNNYでエロパロ・1sentence」と名を改め、1行ネタを書き連ねる二軍スレッドとして頑張ります。

871:名無しさん@ピンキー
12/05/19 17:43:24.20 4e+j59ff
も~!
なんで二軍はテレビで撮さないの?
信じられない!

うろぼろえ

872:名無しさん@ピンキー
12/05/19 21:19:36.77 a3G6IkOg
もうネタがない
ロトワング×シスとかしか思いつかないな

873:名無しさん@ピンキー
12/05/20 17:11:26.12 yjTk1rXk
872
いこうか

874:名無しさん@ピンキー
12/05/21 00:37:31.16 4zd+zLjL
>>872
ここでそんな爆弾を投げてくるか

875:名無しさん@ピンキー
12/05/21 10:05:42.00 ve/Z11oP
>>872
思いついたなら書くべし

876:名無しさん@ピンキー
12/05/23 06:09:39.83 yzX/Fm9a
ネタを思いつくのと実際に書くのとじゃ違うので難しい

スカイハイとシスが会話してるのを実は遠くから見ていたロトワングが、
シスを回収した後、嫉妬心を交えながらあれやらこれやらしちゃう…とか妄想しただけですよ

877:名無しさん@ピンキー
12/06/11 00:21:45.95 YyPffpsR
保守ついでに妄想だけ投下
合意じゃないし外道だから苦手な人はごめん





ありがちなんだが、本国では珍しいnextとして色んなところを検査されちゃうキッド
生殖能力の検査や精神的な負荷に対する反応を見るためという名目で無理矢理生で犯される
一時は廃人一歩手前にまで追い詰められたからシュテルンに保護されたみたいな
開脚検査台にのせてズコバコされてたらいいね

878:名無しさん@ピンキー
12/06/11 23:29:48.17 Z/w4359j
まさに外道

879:名無しさん@ピンキー
12/06/13 22:42:41.73 81CGhdHN
虎徹とカリーナで 数レス使わせてください
これからか? ってところでぶちっと切れます


880:虎徹とカリーナ
12/06/13 22:44:13.06 81CGhdHN

「何だよ、コレ」
 トレーニングウェアに着替えようとしていた俺に、トレーニングを終えたネイサンが
いい物をアゲルと、カップメンの調味料のようなパッケージを俺によこした。味噌、
などの表示はなく、目にどぎついカラフルさだ。
「んふふ。媚薬よ媚薬」
「……はあ!? いっらねーよ!」
 俺は慌てて突き返す。
 だが、ネイサンは引きとりはしなかった。何やらセレブの間で流行っている物
らしいが、そんな怪しげなもの、気持ち悪くて使えない。そもそも使うあてもない。
「媚薬なんてマユツバ物だろ。そんな事言って、ヤバいクスリなんじゃねーのか?」
 ネイサンの事は信頼しているが、セレブとかなんとか―人の上に立ってあぐらを
かいている連中というのはどうにも怪しげだ。『セレブ御用達』の乱交パーティーでは
合法非合法かまわず雑多なクスリが飛び交っているという噂だって聞く。
 そもそも今更そんなクスリを使ってまでどうこうしたいという気も起きない。男を
捨てたつもりはないが、学生時分ほどお盛んなわけでもない。
「まあ、持ってなさいな。別に、あるからって必ず使え、ってわけでもないのよ?」 
 そう言ってぽんぽんと俺の肩を叩いた。
「何なら今ここでお互いに使ってみる?」
「―!?」
「会議が無ければお付き合いしてあげるところなんだけど、残念ねぇー」
 そう言ってからかうとくすくすと笑い、出て行ってしまった。


881:虎徹とカリーナ
12/06/13 22:45:30.07 81CGhdHN
 そんなわけで、俺はその媚薬とやらを持ったままトレーニングルームにいる。手元に
置いておくのも十分危険だが、ロッカーに置いておいて、俺の見知らぬところで何か
あっても不味いと思ったからだ。

 ―媚薬。

 つまりこれを使うと、ムラムラーっと来て、誰もかれもを虜にしてしまうのだろう。
これが本物なら、だが。
 そんな事を考えていると、背後に気配を感じたので、慌てて後ろを振り返った。
「きゃ……!」
「ぶ、ぶぶぶ、ぶるーろーず!?」
 何故だか心臓が跳ね上がる。
「何眉間にしわ寄せてるのよ。やっと最下位をうろうろしてる事に危機感でも
持ち始めたの?」
 心配してくれた―のではないな、これは。
 ブルーローズは、耳に痛い言葉を言い放った。コイツは後輩で、娘ぐらい歳も下
なのだが、今や氷の女王・ブルーローズとしてヒーローランキングの上位常連だ。
―それに比べて俺は、コイツの言うとおりランキング下位をうろうろしている。
ただ、まだ最下位ではない。各方面からの賠償金請求額なら、歴代でも断トツ一位
らしいがそんなの嬉しくもなんともない。
「だっ! かっわいくねーな、ブルーローズは!」
「なっ。―べ、別に可愛くなくて結構よ!」
 幾分ショックを受けたらしいが、ツンと怒って向こうに行ってしまった。
 ほんっと、可愛くねえ。『ブルーローズ』はそういうキャラなのだろうが、素の
コイツも大概だ。確かデビューそこそこの頃は、右も左もわからないし、キャラも
しっくりきてないしで、ちぐはぐしているところが可愛らしいなどと思ったりもしたが、
今のこの生意気っぷりときたら! ……俺をなんだと思ってるんだ。
 人の事をオジサンだの、賠償金男だのと馬鹿にして。俺が海のように広ぉい心で
接してやっているのに、それも知らずに。
 ……オジサンだって、傷つくんだぞ。
 俺が憤慨していると、カサリ、とポケットで音が鳴った。


882:虎徹とカリーナ
12/06/13 22:46:10.94 81CGhdHN
 ―いやいやいや。
 それは不味いだろ。冗談ではすまされないだろ。
 ―でも、あの生意気なブルーローズが、俺の事を熱っぽい目で見つめ、あの艶めいた
唇で虎徹大好き、などと言ったらなどと考えると―そう、少し愉快だ。
 そうだ。別に、媚薬飲ませたからって、俺が相手にしなけりゃいいってだけの話だ。
 その間抜けな姿をケータイにでも撮って、後でからかって―で、データをポンと
消す。これに懲りて先輩を馬鹿にするんじゃねーぞー、はっはっはー! と、笑って
終わらせれば何の問題もないではないか!
 そうだ。これはちょっとタチが悪いだけのお仕置きみたいなもので。そう、だから
大丈夫!
 そう思い立つと、自動販売機に向かい―迷った末に、この薬がどんな物か
わからないが、匂いや味なども誤魔化せるし、女の子は甘い物なら何でも好きだろうと
ココアのボタンを押した。
 ネイサン言うところの媚薬をそれにサラサラと入れ―溶け残るかと思ったが、
あっと言う間に溶けきってしまい、特に色や匂いも変わりないようだった。
 ……何やら完全犯罪めいてきたな。


883:虎徹とカリーナ
12/06/13 22:46:55.55 81CGhdHN
「おい、ブルーローズ」
 ランニングマシーンのスイッチを入れ、さて始めるかといった様子のブルーローズに
声をかける。
「何よ」
「のっ、の、喉乾かねーか?」
「……私、今来たところなんだけど。むしろタイガーの方が水分いるんじゃない?
喉、カラッカラみたいだけど」
 ぎくりとして、顔が引きつる。
 ブルーローズが、私のでよければドリンクあげるけど―といったような事を
早口で喋っているような気もするが、耳に入らない。
「だっ、だよなー!」
 正直ほっとした。
 だよな。そうそう、こんな事しちゃあイケマセン。いくら灸をすえるっていったって、
これは意味合いが違うよな。
 だが、ブルーローズが俺の手元に気付いたようだった。
「なにそれ、くれるの?」
「え、う、まあ……そんな感じ?」
 何と答えたものかと曖昧な返事をしていると、ブルーローズは少し黙り、そして頬を
染めてぱっと笑った。
「……ありがとう、タイガー!」
 ―あ、今の顔、可愛かったな。
 なんだ。コイツ、こういう顔もできるんじゃないか。……どうして普段から俺の前で
見せねーんだ。いつもカリカリ怒ってるから可愛くない奴とか思って―
 って、待て!
 そうだよ、可愛くないとか、生意気だとかでコイツにこんなわけのわからない物
飲ませようなんてどうかしてたんだ。
「―ちょっ、タンマ!」
「きゃっ!?」




884:879
12/06/13 22:52:06.82 81CGhdHN
ここまでです
長い癖にエロさのかけらもないところまでですまない

カリーナが媚薬のんで 処女のくせに押せ押せか
虎徹が飲んで 無理やり気味にか
どっちが面白いかでぐだぐだしてしまったので…




885:名無しさん@ピンキー
12/06/14 00:31:13.70 J2Y6KY0v
続き気になるw

886:名無しさん@ピンキー
12/06/14 20:15:32.96 6cm6pRxu
wktk ww

887:名無しさん@ピンキー
12/06/14 23:50:19.11 P3tacdoZ
どっちもいいwww
gdgdになった挙句
他の人に飲まれてしまうのも可

888:879
12/06/15 04:48:06.28 Mls1pJqT
すみません 調子に乗って書いてみましたが
文章長くなったうえあんまエロくなくってしまった
ガチエロにしたかったのに… 

889:虎徹とカリーナ
12/06/15 04:48:57.00 Mls1pJqT
 俺がブルーローズに見惚れて―じゃねえ、ぼんやりしてる間に! ブルー
ローズが媚薬入りのココアを取り早速それを飲もうとする。あわてて奪い返そう
としたその勢いに驚いたのだろう、ブルーローズはむせ込んだ。トレーニング
ウェアにはココアの斑点がついてしまった。信じられないような顔をしている。
 うお、怖え。
 何か言いたげに俺の方を向き―しばらく口をパクパクさせた後、ようやく
言葉を紡いだ。
「あー、もうっ! どうしてくれるのよ、シミになっちゃうじゃない!」
 そんな跳ねてないだろ、と言おうものなら、ぶん殴られそうな剣幕だった。
「わ、悪い悪い。……飲んでないよな?」
「のっ―の、飲んだわよ。何よ。私にくれたんじゃないの?」
 ―遅かったか!
 ただ、むせ込んでしまったからそんなに飲んでないはずだ。
「どれだけ飲んだ?」
「ひ、一口だけ」
 じっとブルーローズの顔を見つめる。ちょっと顔が赤い、か? うーん、でも
普段どおりっていやあ普段通りのような気もするし。
「何ともないか? ―そ、その。火傷とかしてないか、って事だぞ」
「火傷? ぬるいぐらいだったんだけど」
 ココア買ってから本当に実行するか悩んだり、媚薬仕込んだり、やっぱり
迷ったりで結構時間かかったもんな、うん。
 でも、本当に何ともないのか? 全然?
「……もうちょっと、飲んでみたらどうだ?」
 ……あれ?
 何でこんな事を言ってるんだろう。俺、止めようとしてなかったか?
 なのに何故? ―いや。だって、せっかく使ったんだからちょっとは効果を
見てみたいなと思ってるだけで。別に変な意味は! ……ない、はずだ。


890:虎徹とカリーナ
12/06/15 04:50:00.36 Mls1pJqT
「言われなくても飲むけど」
 ブルーローズがくぴりくぴりと、飲みにくそうにココアを飲んでいる。でも
別にあはーんとか、うふーん、とか言ってこない。

 なんだよネイサンの奴。担ぎやがったな? まったく、やられた。これは
笑われる、確実に。

 などと思っていたのだが。
 ブルーローズが、飲み残しの紙コップを機械の脇に置くと口元や髪をしきりに
触りだし、ちらちらこちらを見ている。
「な……何か急に体がポカポカしてきた気がする。っていうか、その……」
「え」
 これはまさかアレか。やっぱりアレなアレか?
 テンションあがってきた。うわ、まずいぞこれ。何かすっげー……その、
面白い!
「なんだか、変なカンジ」
 やったぞ、ケータイ持ってこなきゃな! などと思っていたのだが、こちらを
見上げたブルーローズの視線に、何故か囚われる。
「……ブルーローズ?」
 あれ。おかしいぞ。
 ―俺はこのココア、飲んでないのに。あれ? 何でドキドキ、っつーか、
ムラムラ―いやいやいや!? くるわけねーじゃん、ムラムラなんて!
だってブルーローズだぞ!?
 こんな、ちょっと可愛いだけの子ども相手に。子ども、相手に。
 ごくり、と喉が鳴る。
「と、ともかくだな―」
 まずい、頭を冷やさねばと、場所を移そうと思いブルーローズの肩に手を
やったのだが、ブルーローズが飛び上がった。
「おい、どうした」
 びっくりするじゃないか。


891:虎徹とカリーナ
12/06/15 04:50:56.18 Mls1pJqT
「よっ、よよよ、よく、わかんない。タイガーが急に触るから……っ」
 見ていて可哀想になるぐらい真っ赤な顔だ。ずいぶん薬が効いていると
見える。……可愛いな、こいつ。
 ……うん、可愛い。
「……俺が触ると、どうなんだよ」
 肩の手に少し力を加え、身をかがめるようにして、ブルーローズに問い
かける。ブルーローズの方は、薬が効きすぎているのか、どうにもならない
ような感じで、恥ずかしそうに俺から逃れようともぞもぞしている。
「よく、わかんない……」
 えええっ!?
「なっ、泣くなよ!」
 まずいぞこれは!
 何がまずいって――
 俺の顔が、どういうわけだかにやついてきているのが、何よりまずい。
「―腹でも痛むか?」
 後ろから抱きかかえるようにして、するりと手をブルーローズに伸ばして
みる。これは純粋に心配なだけであって、別にいやらしい意味ではない。
だからあくまで腹しか触っていない。セーフだ。
「―やだ! 何、するの……よ……」
 ブルーローズは驚き、俺の手を押しやろうとしたが、語気とともに、その
押しやろうとする力も弱々しくなってくる。しめたもの―あー、違う違う。
「マシになってきたか?」
「マシじゃなくって……」
 ―まだるっこしい奴だなあ。
「やめるか?」
 耳元に囁くと、ブルーローズは目尻に涙をたたえていたが、小さくふるふると
横に首を振った。
 俺の口元がいびつに歪んだのが、自分でもわかった。
「……場所、変えるか」


892:虎徹とカリーナ
12/06/15 04:51:29.39 Mls1pJqT
 トレーニングルームと同じ階にある、医務室へと場所を移した。医務室とは
言っても、医師は常駐していない。呼べばカップメンが出来上がるより早く
すっ飛んでくるらしいが、もっぱら俺がトレーニングをさぼったり、仮眠を
とったりするために使っているのみだ。
 鍵さえかけてしまえば、もう邪魔は入らない。
 ベッドに腰掛けると、膝と膝の間にブルーローズ挟み込むような塩梅で
ブルーローズを後ろから抱き抱え、わさわさと腹をトレーニングウェアの
上からまさぐる。
「っ、ん……」
 ブルーローズの声がどんどん甘やかなものになっていく。ガキのくせに
生意気な。そんな声出してるから、純粋に心配しているはずの俺のがどえらい
事になってしまっているではないか。本当に困った奴だ、ブルーローズめ。
 ……もっと恥ずかしい声、あげさせてやろう。
「どうだー? 腹の調子、マシになってきたか?」
 ブルーローズがなんの事? といった様子で俺をぼんやりと見つめ、ああ、
そういえばそういう事になっていたな、と思いだしたようだった。
「もっと痛いところあったら、言ってもいいんだぞ? ……そ、の……可愛い
後輩のためだからな。オジサン何でもしちゃうぞー!」
「……ホントに? ホントに、何でもしてくれる?」
 恥ずかしそうに―だけどはっきりそうたずねてきた。
「……ああ」
「もっと、う、上の方触って欲しい」
「そっか。ここが痛いんだな?」
 ぐにゅ、と少し乱暴にそこを扱う。柔らかい事は柔らかいのだが、色々と
邪魔があって、その柔らかさを堪能できない。
「……じかに触った方かいいかもしれねぇな?」
 びくり、とブルーローズが緊張したのがわかった。少し緊張する。媚薬……
効いてる、よな?
「その方が、早く良くなるかも、だろ?」
 ブルーローズは少し迷っているようだった。俺の方も、腹や胸に触れていた
手の動きが自然と止まる。速く言え、何か言え。
「……うん。その方が、はやく、よくなると思う」
「だよな?」
 俺はブルーローズのトレーニングウェアを少したくしあげると、その中へ
手を差し入れた。


893:虎徹とカリーナ
12/06/15 04:51:57.39 Mls1pJqT
「ふぁ……や、あ……!」
 ふにふにと、ブルーローズの胸を味わう。柔らけぇもんだなー。あのヒーロー
スーツの時から上げ底なのは知っていたが、気になるほど小さいわけでもない。
だが、ブルーローズは小さいと思っている自分の胸に固執されているのが嫌な
ようだ。身をよじり逃げ出そうとしている。
「嫌、じゃねーだろ?」
 耳元に囁き、耳朶を甘噛みする。俺の使っている安売りシャンプーと違い、
こいつが使っているのはきっとお高い奴なんだろう。シャンプーの香りが甘い。
「もっと痛いところねーか? あるだろ? ―あるよな?」
 有無を言わせずブルーローズの答えを誘導する。
「……」
 こくり、と小さくブルーローズが頷いた。
「どこだ?」
「……」
「言えよ。―どこだ? ん?」
 だがブルーローズはもじもじと太ももをすりよせているだけだ。俺の方も
いい加減じれてきた。さっさと手を突っ込む。指をそこに伸ばすと―
ぐっしょぐしょだ。
「ふあっ! ―っ。そこは……っ」
 くにゅ、と指先を動かすと、それだけでブルーローズが身をよじる。すでに
刺激に対し敏感になってしまっているそこは、ほんの少し指を動かしたり、
差し入れたりするだけでびくりびくりと体を跳ね上げるぐらい大きな反応を
あげている。


894:虎徹とカリーナ
12/06/15 04:52:28.88 Mls1pJqT
「ひゃ、っあ……んん。……いやあ!」
 声だってすごいもんだ。
 普段ぎゃあぎゃあ怒っている時や、ブルーローズとしてライブをしている時、
バーで歌っている時のどれとも違う、女の声だ。
 へええ? こいつこんな声出せるのか。じゃあもうガキじゃねえよな。ガキは
男にこんな事されて、悦んだりできねえもんな?
 少し責めてやると、ブルーローズは一度大きくのけぞって―俺にしなだれ
かかるようにぐったりとなった。
「―っ。」
 その艶っぽい表情がたまらなく、そこで初めて俺はブルーローズに
キスをした。
 キスというよりは、貪るようなもので色気も何もなかったが、ブルーローズは
ぼんやりとそれを受け入れている。舌を差し入れても、緩慢にそれに応えようと
してくれた。拒絶が無いのをいい事に俺はブルーローズをいいように扱う。
 トレーニングウェアも、下着も取り払い、白い肌があらわになる。俺の方も
さっさと服を脱ぎ散らかした。
 ブルーローズのヒーロースーツは露出度が高くあれはあれで楽しめそうだが、
やはり何もかも取り払った今の姿には霞んでしまう。
 白い肌。俺のかさついた指先にも吸いつくように馴染む瑞々しさ。舌を
這わせれば、甘味すら感じる。
 小さめだがさっきさんざ味わった感度のいい胸に吸いつく。ちゅっと音を立て
吸うと、ブルーローズが甘い声をあげる。こんな声、俺の他に誰が耳にできる?
嬉しくなってブルーローズと再度口づけを交わす。俺を見つめる目はまだ、
とろんとしているが、すごく色っぽい。
 あっと言う間に少女が女に変わっていく。―仕上げは後もう少し。


895:虎徹とカリーナ
12/06/15 04:53:01.15 Mls1pJqT
「あーあー。酷ぇもんだな、こりゃ」
 一度イってまだ敏感なそこに指を差し入れ、ぐちゅぐちゅとかき回す。糸でも
ひきそうなほど濡れていて、ベッドのシーツもえらい事になっている。
てらてらと艶めかしく光る指先をブルーローズの眼前に差し出すと、恍惚とした
表情だったブルーローズの顔が、一瞬にして正気に戻り、目をそらそうとする。
「―っ!」
 だが、もう一方の手でブルーローズの顎を掴むと、ぐいとこちらに向かせ、
キスをした。あー、気持ちいい。俺、甘い物とか特に好きでも嫌いでもないん
だけど、この甘さは、中毒になりそう。っつーか、もう中毒かもしれねえ。
「やーらしーよな、お前。腹痛ぇんじゃなかったのかよ」
 そんなのはお互い方便だったはずだ。でも、ブルーローズは恥じ入るように
顔を伏せようとした。俺に顎を掴まれているから、それも叶わなかったが。
「こんなのまで面倒みる必要もないんだが、俺って面倒見いいからなあー。
まいっちゃうねえー。先輩としては、最後まで責任もって後輩の面倒見て
やらねーとな?」
 少しばかり意地悪く言うと、ブルーローズの目が涙ぐんできた。まずいとは
思ったが―どういうわけだかコイツのこういう表情は、ひどく色っぽく
見えるうえ、嗜虐心がそそられてしまう。
「たい、がぁ……っう、っく」
 ブルーローズの愛液でべとべとになっていた指先を本人の口に突っ込む。
「お前のなんだから、ちゃあんと舐めとけよ?」
 涙目になりながらも真面目に指に舌を這わせるブルーローズが愛おしい。


896:虎徹とカリーナ
12/06/15 07:35:55.25 Mls1pJqT
「……お前のためなんだからな。このままじゃ収まりつかないだろうと思って、
仕方なく、だな」
 こんな準備万端の体勢になっておいて今更言い訳がましい気がしないでも
ないが、そんな前口上を告げる。
 確か三段目の引き出しにコンドームあったよなー、などとぼんやりと記憶を
たどっている。いつだったか歯痛があまりに酷く医務室中をひっかきまわした
時に見つけたのだ。医務室に何故そんな物が? いや、医務室ならアリか?
 こいつの傍からちょっと向こうの薬品棚に行って戻ってくるのに一分とは
かからない。今や学校でも教わるソレの意義については俺も十分わかっている。
 でも、欲が勝ってしまう。
 こいつの全部を味わいたい、と。
 最低だな。俺。……ヒーローなんじゃなかったのか? こんな少女に媚薬を
盛って、組み敷いて。あげくに何もつけずに生のままでとか。いったい幾つ罪を
犯すつもりなんだろう。
 生意気な後輩に少し灸をすえるだけとか思ってたのに。
 ―馬鹿馬鹿しい。
 言い訳がましいにもほどがある。
 したかったんだ。こいつに。
 ―組み敷いて、キスして、胸もんで、ぶち込んで。目茶目茶にしてやりたい。
目茶目茶になりたい。
 人の事を馬鹿にするコイツに、何だかわけのわからない感情を抱えていて。
それがいま形をなしただけなのだろう。


897:虎徹とカリーナ
12/06/15 07:36:25.47 Mls1pJqT
 深いキスを一度交わすと、もうはち切れてしまいそうなそれを、ブルーローズ
の中にねじ込もうとあてがう。
「やだ。タイガー、怖い……」
「う」
 へらへら笑ってする物でもないと思うが、久しぶりすぎてちょっと余裕が
無さすぎたのだろうか。安心させるようにブルーローズの頭を撫でる。
ブルーローズは照れたように笑ったが、すぐにはっとした表情になり、俺へ
必死に訴えかけた。
「あの、怖いっていうのは……私。こ、こういう事、した事、なくって。
その……怖いの」
 えっと?
「……そ、そうか、初めてか」
 よくよく考えればそうだ。コイツは真面目な奴だった。もてるだろうに、
今時珍しい奴だ。
 ……しかし、初めて、か。
 面倒な事になりそうだとも思うが、こんな可愛い奴の初めてを俺がとっちまう
のかと思うと、訳のわからない征服心というか、蹂躙感というか―ともかく、
嬉しい、が勝ってしまう。
 にやける自分の顔を隠そうとして口元に手をやったところで、心細そうに
ブルーローズが問いかけてきた。
「……ねえ、タイガー。どうしてこんな事、私にするの?」
「どうして、ってそれは」
 どうして、って?
 クスリ使ってまでお前に何でこんな事したいかって―何故したいって
思ったからって―そんなの。
 どうでもいいだろうが、と言ってさっさと入れてしまいたい。
 でもそれはただヤリたいからっていうのではなく―今更こんな中年男が
口にするのは、アニエスあたりが番組の企画で考える罰ゲームよりよっぽど
恥ずかしいからで。
「……」
 でも、心細そうに俺を見上げるコイツに対し、何も言わないわけには
いかなかった。大きく深呼吸をする。
「―可愛いからだ。お前が」
「ブルーローズ。お前が、可愛いからだ」
 かあっと首筋まで赤くなってきたのがバレるのが嫌で―まあ、バレバレ
なんだろうけど、俺はブルーローズに深く口づけをした。


898:虎徹とカリーナ
12/06/15 07:36:55.43 Mls1pJqT
「あ。あ、っ」
 腰を少しずつ押し進めていく。
「ブルーローズ、痛いだろうけど―ごめんな。我慢してくれ」
 指とは違うし、指だってそう深くは入れていない。ぐっ、と押し込むたびに、
ブルーローズが不安げな表情になり―とうとう、びくり、と大きく跳ね
上がった。
「―っ!? い、やっ!」
「逃げるな、馬鹿!」
 痛みから逃れようとブルーローズが体をばたつかせたため、ガツン、と壁に
手をぶつけたようだ。かなり痛かったみたいで声にならない声を出している。
ともかくブルーローズの腰に手をやり、逃げ出さないように押さえつけると、
少しずつ少しずつ、ブルーローズの中に割って入っていく。
「ひ、っ……くあ……」
 ブルーローズが時折色気のない、苦痛に満ちた声をあげる。そうこうして
いる間に、俺の全部がブルーローズの中にはいった。やっと一息つく。
「入ったぞ、ブルーローズ」
 髪を梳くように、頭を撫でる。
「いた、い……」
「仕方ねーだろ。お前初めてなんだから」
「……タイガーは気持ちいいの? 」
「すっげー締めつけられてて、すぐイきそう」
 軽口めかして言ってみたが、実はかなり本気だったりする。
「えっと。そ、それって駄目って事?」
 心細そうにブルーローズが首を傾げて俺にたずねる。わかっていないコイツに
思わず噴き出しそうになった。
「ばぁか。……気持ちよくってたまんねーって事だ」
 ちゅ、と軽く頬にキスを落とす。


899:虎徹とカリーナ
12/06/15 07:37:18.97 Mls1pJqT
 医務室の簡易ベッドがギシギシと音を立てている。安っぽい音だ。
 ……何故だかそれがすごく興奮する。
 俺の下には生意気だけど可愛い後輩があられもない姿で、苦しげに顔を
しかめ、だが時に甘やかな声をあげている。そして、俺の荒い息が、頭の中で
反響している。
 もう何も考えられない。
 俺はブルーローズの顔を眺めながら、ただひたすらに、一つの動きを
繰り返した。


900:虎徹とカリーナ
12/06/15 07:38:09.58 Mls1pJqT
 いくらブルーローズが細っこいとはいえ、流石に医務室のベッドに大人
二人は狭すぎる。だから、終わった後も、ぴったりくっつくようにして一つの
ベッドに寝転んでいた。
 医務室の片付けとかどうしたものか。置いとくわけにもいかないけど、シーツ
無くなってたりしたら流石にばれるよな。替えのシーツはどこに置いてあるん
だろうか。などと、コイツの顔だけ眺めていたいのに、いらない事ばかりに気を
取られてしまう。
 「―ごめんな。初めてがこんなオジサンで」
 腕枕なんて久しぶりだな、そんな事を考えながら、出てきたのは謝罪の
言葉だった。
 華奢な可愛らしいコイツは、もう女の子、じゃなくって、女の人、なんだ
よな。
 綺麗なものを、全部俺が汚しちまったのかな。
「違う。私、タイガーで良かったの。タイガーが―タイガーに……っ」
 ごめんだなんて言わないで、とブルーローズが泣きそうな顔で俺の胸元に顔を
寄せてくる。
 こんなにまっすぐなのに、俺、こいつに媚薬使っちまったんだよな。どこか
空虚感がある。コイツは媚薬の熱に浮かされてこんな事を言っているんだろうか。
「―」
 馬鹿馬鹿しい。
 今のコイツの顔を見て、媚薬のせいだなんて考えられるわけがない。あんな
もの使わなくっても、きっといつかはこうなるようになっていたのだ。媚薬の
事は黙っておこう。
「……そっか。ありがとな」
 本当は唇にしたかったのだが、ブルーローズが近づきすぎていたので、
ふわふわした髪にキスを落とした。
 ……
「あのな、今さらになっちまうけど」
 俺の顔が見えないのをいい事に、なんとなく言いそびれてしまっていた
言葉をぼそりとつげる。
「その。……好きだぞ。―カリーナ」


901:虎徹とカリーナ
12/06/15 07:39:23.69 Mls1pJqT
「酸っぱい! 何故だ!? 私のレモネードが!」
 夜のパトロールを終え、仕事終わり同士で酒を飲んでいたアントニオと
ネイサンのいるバーにキースが合流した。頼んだ飲み物は酒ではなくレモネード
だったが。だが、それを飲んだ途端、キースが騒ぎだした。
「レモネードって酸っぱいものなんじゃないのか?」
「レモネードは酸味もあるが基本的に甘い物―酸っぱい!そして酸っぱい!
―ともかく酸っぱい!」
 そう言って、アントニオの前にあったグラスを取ると、一気にあおった。
「あ、馬鹿。それは俺のスコッチ―」
 キースがスコッチをあおった体勢のまま、昏倒した。倒れた時に鈍い音が
したが―大丈夫だろう、……多分。そう思っていると隣のネイサンがあら、
ちょっと悪い事をしたわね、と言った。その割に楽しそうに笑い、カラフルな
パッケージを振ってみせる。
「んふふ。よそ見してる隙に、ちょっとイケナイおクスリを盛ってみたのよ」
「なんだそれは―ああ。『媚薬』か」
「あぁら、なんだ。アンタ知ってたの? 面白くない」
 『媚薬』
 ―と主に呼ばれるドッキリグッズだ。
 水に溶かしても匂いや色は変わらないが、味が強烈に酸っぱく変わって
しまうのだ。確か、レモン1000個分の酸味がどうとか。
 ただ驚かせるだけの単純なイタズラの他に、媚薬と偽り騙す相手に渡すと
いう方法もある。騙されているとも知らず意中の相手に鼻の下を伸ばして
使っても、相手がその身を蕩かせる事はなく―むしろ激昂するだろう。そう
いったすったもんだを楽しむためのものだ。
「―使ってみたの? 使われたの? どっちよ、教えなさいよ! ファイヤー
気になるわぁ!」
 アントニオはあーうるさいうるさいと、追加のスコッチを頼んでいる。
そして、お前こそ何をたくらんでるんだ、ソレで、とたずねてきた。
「ちょっとね? 賭けをしたのよ。ブルーローズと」
 昨日の事。
 ネイサンはカリーナにココアをおごるわ、と言って強烈に酸っぱいココアを
飲ませて腹を抱えて笑ったばかりだった。種明かしをしたあと、他のからかい方
について教える中でおかしな流れになった。―むしろそうなるよう、
ネイサンが話を誘導したのだが。


902:虎徹とカリーナ
12/06/15 07:40:02.46 Mls1pJqT

 これを渡したなら、あの朴念仁はどう出るかと。

 カリーナは誰にも使わない方に賭けた。カリーナが勝てば、カリーナが持って
いる服に合う靴を一緒に選んでプレゼントする事になっている。
 対してネイサンは―虎徹は『媚薬』をカリーナに使うだろう、と賭けた。
ネイサンが勝てば、顛末を聞かせる事になっている。
 ネイサンが、ただ使うというのではなく誰に対して、まで指定した時の
カリーナの驚きようといったらなかった。  ばばば、馬鹿言わないでよ、
そんな事あるわけないじゃない!  ―と、それはもう、可愛らしくて。
 そんな、素直でないが故の愛らしい様子を一番多く見ているだろうあの男が
―本人は気付いていないだろうが、何も思っていないわけ、ないのに。
「あの子、本当にどうするつもりかしら」
 いざ使われてもいいように、演技指導でもしてあげるべきだったか。
 まあ、明日にでも教えればいいだろう。可愛らしい妹分のためだ。艶っぽく
男を誘う仕草を懇切丁寧に教えよう。
 ネイサンがうふんと艶っぽい仕草でアントニオにウィンクをした。
「―おい、キース。帰るぞ、起きろ。ジョンだかロッキーだかが家で待って
るんだろ?」
「じょーん……」
「ちょっと! スルー!? ねえそれって酷くなーい?」
 くねくねと大仰に騒いだ後、ネイサンもキースを抱き起こすのを手伝った。
本当に困った子ねぇなどと笑いながら。
 ―ネイサンは虎徹の単細胞ぶりを見誤っていたようだ。まさか一時間と
間をおかず使うとは思っていなかったらしい。
 電話口でも真っ赤な顔なのだろうと容易に想像できそうなカリーナから、事の
顛末について第一報を聞く事になった際、  あの野郎、ウチの子に何して
くれてんだ  と、流石に頭を抱えた。


903:879
12/06/15 07:43:40.08 Mls1pJqT

以上です
エロパロ板に恥じぬエロい話をと思ったけど全然エロくならなかった!
大量にレス消費しました すみません

904:名無しさん@ピンキー
12/06/15 11:14:47.82 scPOS4Dj
おおおおGJGJ
いいじゃないかwwwww

905:名無しさん@ピンキー
12/06/15 21:38:17.51 M6LRHCVw
いい!いいよ!GJGJ!


906:名無しさん@ピンキー
12/06/15 22:12:31.68 rS5YbmQ1
888888888

907:879
12/06/16 11:59:32.70 720XMUAr
ありがとうございます!
投下途中で連投規制かかって
寝落ちとか馬鹿やったけど 一言もらえて良かった!


908:名無しさん@ピンキー
12/07/06 21:42:14.39 m5bcv8Pb
スレあったのか

909:名無しさん@ピンキー
12/07/08 19:53:31.79 GVdgrWYk
男がなんだかんだで気のいい奴らばかりなので
女キャラに酷い事させ辛い… 

910:名無しさん@ピンキー
12/07/10 02:13:53.12 AZtj9JER
>>880
ぐぐぐ…GJ!GJ!
ただの虎徹×カリーナに終わらず媚薬にそんなオチが用意されていたとは…!
面白かったです。ゴチでした!

911:名無しさん@ピンキー
12/07/25 12:31:59.64 OXObuDjj
>>909
確かに

912:名無しさん@ピンキー
12/07/25 17:53:07.43 xDYndiVU
原作キャラ同士で酷いエロを描けないなら和姦でいいじゃん
どうしてもレイーポ書きたいなら名無しの犯罪者を作ればいいし

913:名無しさん@ピンキー
12/08/05 22:36:26.26 gbfnosZN
甘い話は探せばあるから 無理やりぎみなのが欲しいと思ったのでまず自分で書いてみたけど
虎薔薇が続く形になっちゃうな… もっと鬼畜なのいきたかったけどスレ的にはどうなんだろう? 
他のキャラの話(甘々でも鬼畜なのでも)読みたいので うぜえ!俺は○○×○○を読みたいんだ!だから書いたぜ! 
って漢が現れると信じて 投下するよ!?

虎薔薇・若干無理やり・虎徹がゲス のため注意!


914:虎薔薇1
12/08/05 22:37:26.05 gbfnosZN
「あー。だっりぃ……」
 トレーニング自体は嫌いではない。が、このところ余りやる気が起きないと
いうか。ヒーロー以外の仕事が多すぎて、変な疲れがたまってきているせいだ。
メディア映えする相棒を持つというのもいろいろ厄介だ。
「その点、コイツは真面目だなあ……」
 学業にヒーロー業にアイドル業に。さらには歌手として独り立ちしようと
頑張っている後輩を見る。ただ、若いから無理がきくとはいえ、さすがに
そちらも疲れがたまっているらしい。トレーニングを終わらせた後に、少し
でも勉強をしようと考えたのだろうか。制服姿のままトレーニングルーム脇の
休憩スペースに勉強道具を広げ、長椅子に背を預けたまま、大口を開けて
寝ている。
「酷ぇ顔だな、ブルーローズ?」
 可愛らしい顔なのに―俺に向ける顔はキツイものが多いが―口を開けて
寝てる様はずいぶんと間抜けだ。
「おい。喉痛めるぞ。歌手なんだろ、お前。」
 すぐ隣に腰掛けると、ブルーローズの顎を持って口を閉じさせる。―が、
しばらくすると口がゆっくり開いてきて、思わず吹き出す。
「ぶっ!ほらほら。口閉じろってー。」
 しばらく口を閉じさせて遊んでいたが、次第にからかっていたはずの笑い声が、空々しいものに変わっていく。
「……しかし……起きねぇな、コイツ。」


915:虎薔薇2
12/08/05 22:39:05.61 gbfnosZN
 無防備なブルーローズ相手によからぬ感情が起こっていた。
 若々しい、白くて弾力のある肌。瑞々しいふっくらとした唇。長い睫。
甘やかな香り。
「コイツ、ほんと無防備だよなー……」
 顎を支えている手から親指を伸ばし、化粧のせいだけではない、ぷるぷると
した唇に触れる。
「何されても、起きねーんじゃないか?」
 このトレーニングルームに今いるのは俺達だけで、ブルーローズは寝て
しまっている。……俺は誰に向けて問うているんだろう。
「起きろっての。知らねーぞ。」
 これからどうなるか。お前が、どんな目にあわされるのか。
「……」
 疲れがたまっていて、体が変に反応してしまっている。普段ならこんな事は
ない。そうであってもちょっとトイレにでも行って一発抜いて来ればすむ話
なのだが―目の前にこんないいもんが転がっていてそれもないだろう。
 ―どうかしてる。
 疲れがたまっているのが悪いんだ。でなければこんな事―


916:虎薔薇3
12/08/05 22:40:09.51 gbfnosZN
「……やーらけぇ。」
 唇をはむようにキスをしてみた。ガキの癖に色っぽい唇してるよなぁ、
なんてアントニオと冗談交じりに話した事もあったが、見た目だけでなく、
味もなかなかいい。
「ん……?」
「!」
 わずかに身じろぎしたため驚いて体を離す。だが、それきりだった。また
むにゃむにゃと穏やかな寝息を立て始めた。
「ぶるーろーずー?ぶるーろーずさぁーん?」
 起きるな起きるな、と念じながら声をかける。……よし、起きないな?
「……ちょっとだけ。ちょっとだけだから。」
 こんなものでおさまりがつくはずがない。むしろ滾ってき始めた。
 服の上から触るが、物足りない。間もなくブラウスのボタンを外し、手に
収まる、形のいい胸を直で揉み解す。
「……んんっ……っ……」
 時に甘い息がブルーローズから漏れているが、それでも起きない。
 キスも、合間を見て舌を差し入れる。噛み千切ってしまいたい衝動を抑え
ながら、吸い付くようにブルーローズを味わう。
 スカートをまくりあげると、白い太ももが目に飛び込む。
「あー、もう、やべえ……」
 挿れたい。
 出したい。
 あられもない姿の女子高生と、それにまたがるような形で覆いかぶさる
中年男。はっきり言って、マズイとかそういうレベルの問題ではない。
 でも、もうそういう細かい事にまで頭が働かない。
「カリーナ……」
 ブルーローズの本名を呼ぶと、ぞくりと背筋を何かが這った。可愛い可愛い、
年端もいかない、大人ぶってみせるが所詮は子供のカリーナ。
 ……可哀想に。
 犯されてしまうのだ。俺に。
 にたりと口元が歪んだ。


917:虎薔薇4
12/08/05 22:40:53.86 gbfnosZN
 もう一度深く、一方的な口づけをかわす。ツンととがってきた桜色の乳首を
親指で押さえつけるように転がしてやると甘い声が漏れる。いったいどんな夢
を見てるんだろうか。惚れた男に抱かれる夢か?
「―へっ。」
 だったらそのまま寝ていればいい。その方がお前のためだろう。止める
つもりなんてさらさらないからな。夢の中で、お前に囁きかける若いボウズ
どもに身を任せていればいい。そいつ相手に喘げばいい。こっちはこっちで
楽しませてもらうから。
 悩ましげに眉が顰められ、長い睫が俺から与えられる快感で、わずかに震え
ている。眠っていてもわかる甘い吐息で、酒も入っていないのに酔ってしまい
そうだ。だが、物足りない。
「―ん……?」
 具合を確かめようと指を差し入れようとしたところで、さすがにカリーナが
目を覚ましてしまった。ちっ、と舌を打つ。―だが、こちらに反応が返って
こない事が少しばかりつまらなく感じていたことも事実だった。
 やっぱり、他の男の事を考えている女を抱いたって面白くない。
 たとえ泣き叫び、罵る声でも構わない。俺の事を見てほしい。
「ん、ふっ…… ―!? たい、っ―ん、ん!」
 とはいえいきなり叫び声をあげられてもややこしい。逃れようとする舌を
無理やりにとらえ、吸い付く。んー!んーっ!?と、何やら声を上げているが、
黙殺する。必死に足に力を入れ、細い手をばたつかせて俺の侵入を拒もうと
するが、男の力に女が敵うはずもない。
 ぐちゅり、と指にぬめる感触があった。生暖かいこの感触がたまらない。
「―ぷは……た、タイガー!?何やって―」
「……ずいぶんとイイ体してるんだな、お前。」
「……は、あ!?」
「眠ってても、こんなぐっちょぐちょ。最近の子ってこんなんばっかか?」
「なっ!?」
 内腿に力が加わるが、この状態では、むしろ俺の指を迎え入れようとして
いるようなものだ。


918:虎薔薇5
12/08/05 22:41:31.93 gbfnosZN
 ぐちゅぐちゅと、ゆっくり膣内から溢れてくるものをかき出し、こね回す
ようにカリーナの内壁に触れる。
「ひっ!?や、あ!やっ、いや、タイガー!」
「お前は真面目そうだし違うと思ってたんだけど、そうでもないみたいだな?」
「なに、が―」
「すっげー、やらしい。男が欲しくて欲しくてたまんねーんだろ?可愛い顔
しちゃってまあ、怖ぇえよな。」
 わざと品のない言葉を重ねていく。考えさせてはいけない。俺が悪いのでは
なく、自分が悪いのだと、思い込ませなくてはいけない。―まあ、真面目で
遊んでないであろうコイツなら、生理反応を自分の淫らさと勘違いしてしまう
だろうし、何よりこの状況を冷静に判断などできないだろう。
「ち、ちが―」
 震えた様子で、それでも訳の分からぬまま必死に否定しようとするところに、
カリーナの中から抜き出した俺の指を押し込む。
「何が違うんだよ?ん?もう俺の指べっとべとなんですけど。いやらしい
カラダしたお前のせいで。」
 羞恥で涙ぐんだまま押し黙ったカリーナの腔内で指を動かし、情欲の証を
カリーナ自身に舐めとらせる。
 指を抜き取ると、カリーナは少しおとなしくなっていた。ぐいとカリーナを
押し付けるようにソファーへ横たわらせる。
 乳飲み子のようにカリーナの乳首に吸い付くと、カリーナの体が大きく
跳ねた。叫び声の心配はなさそうだ。涙ぐんでおり、歯をカタカタと鳴らして
いる。……そりゃあそうだろう。
「な、なんで、こんな事―」
 ムラッと来ちまったから、と正直な事を話したらコイツは泣くだろうか、
怒るだろうか。ただ。いくら疲れがたまって思考が散漫な状態とはいえそれ
だけでこんな犯罪行為に及ぶわけもないから―
 いいや、それ以外に何もない。あるわけがない。
「何でもいいだろ。」


919:虎薔薇6
12/08/05 22:42:24.14 gbfnosZN
「あんま暴れると、いろいろまずいことになるぞ?―お互い楽しもうぜ?な?」
 勝手な言い分であるが、多少の反応ならともかく、本気で泣き叫んで暴れる
人間を押さえつけて事に及ぶのはきっとすごく疲れるだろう。コイツだって、
そんな事をされたらただではすむまい。
 犯罪者確保だっていつも骨を折る。カリーナをそいつらと一緒にするのは
酷い話だし―何より、犯罪者は俺の方だ―混乱しているカリーナを少し
でもおとなしくさせることができるのなら、勝手な物言いもしよう。何せ
あまりの事に氷の礫ひとつ投げてよこすこともできていないのだ。このまま
混乱や勘違いをさせておけばいい。
「嫌、こんなの―」
「気持ちよくさせてやるから、嫌がんなって。久々だけど、そんなヘタでも
ない―ハズだから。」
 そう言ってカリーナの体を穿つために身を落とし込む。
 ああ、やっぱヒーローっつっても女の子なんだなあ、強姦魔に対して、最後
には何の抵抗もできていない。そんなことでどうするんだよ、こんな危険な
街に住んでいて、などと自分が今なしている事を棚に上げ、説教をしたい
気持ちになる。
「……え?」


920:虎薔薇7
12/08/05 22:43:03.94 gbfnosZN
 わずかばかりの、でも確実な違和感を感じる。若い子ってやっぱ締まりが
違うんだなー、というだけではない。……コレって。

「いた……い……よ……タイガー……」

「―」
 うっそ、マジ?
 いや、十分考えられた事だ。遊びまわってはないだろうとは思ってたけど、
まさかただの一度も、だなんて。それに芸能界に片足突っ込んでるっていう
なら、その、枕的な事もしてるんじゃねーのとか思ってたんだけど……
タイタンインダストリーほんとコイツの事可愛がってるんだな。うわー……
 いや、その、でも―ああ、何を怖気づいてるんだ。そもそも俺は、ガキを
犯そうって考えてるサイテー男だぞ?ガキなんだから―それがどんな
可愛かろうが、普段大口叩いてようが、初めてだってのも十分考えられる事で。
そんな事で今更怖気づいててどうするんだよ!
 色々と考えたが、結局本当に逃げ場のなくなったという事実、そして―
久々に火が付いた体は、もう止めようがなかった。
「―悪ぃ。」
 さらに押し進める。
 カリーナが声にならない声を上げ、自分の髪をかきむしるようにして痛みに
耐えている。根元まで入ったところで、思わずカリーナを抱きしめる。
「やだ、嫌。嫌。こんなの、嫌ぁ!」
「あー……ばか、動くな。」
 身をよじり、逃れようと動くたびに、刺激が加わる。ただでさえ締まりが
キツイというのに、そんな事をされたら―


921:虎薔薇8
12/08/05 22:43:43.31 gbfnosZN
「……っ、う……」
 出ちまう、っての。
「……あー、もう……」
「な、に?なに、今の、っ……?コレ、何?」
 びくりびくりとわずかに身を震わせる俺に、カリーナもその若干の違和感に
気づいたようだった。
「もう一回……」
 確かにこれはこれで気持ちよくはあるが、これでは何というか―消化
不良だ。幸い、疲れている割にコッチの方は元気があるようで、しばらく
動かせば、もう一仕事できそうだった。
「やっ、痛い、痛い……っ、タイガー、痛いよ!」
 カリーナはそう言っているが、体の方は、腰を動かす俺をきつく締め付け、
まるで扱いてくれているようだ。おかげですぐに硬さを持ち始め、ますます
カリーナを責めたてる動きを取りやすくなる。
「すっげー気持ちいい……ホント、なんだコレ……」
カリーナを引き起こすと、キスをする。
「―ん、あふ……あ、ん―」
 寝起きのアレとは違い、少し濃厚なのを。絡めた舌を離そうとすると、少し
名残惜しそうな顔をしていた。
「あっ、あの……」
「あれ?キス、好きか?」
 冗談のつもりで言ってみたのだが。
「……」
 答えはないが、カリーナの顔がふわっと桜色に染まり、恥ずかしげに顔を
そらした。そしてしばらくしてからちらりと俺を見上げてくる。―うわ。
何コイツ。犯されてるくせして、可愛い。


922:虎薔薇9
12/08/05 23:13:13.08 gbfnosZN
「ん……」
「っ、は……ん……」
 一度カリーナの体から自身を引き抜くと、そっと唇を重ねる。
 舌をからめてみると、恐る恐るカリーナもそれに応えてきはじめた。……
なんだか胸が、熱くなってくる。ちゅ、ちゅと短いキスを繰り返したり、また
舌をからめたり―なんだか恋人同士のような甘いキスを続ける。溶けちまい
そうだ。
 カリーナの髪に触れ、髪をすくように頭を撫でると、目尻に涙をにじませ
ながらカリーナが微笑みかける。
「そんな顔されると―」
 勘違いしてしまいそうになる。
 そして。
「もっとお前に色々したくなっちまう。」
「あ……」
 ちりちりと胸がおかしな痛みを上げる。今更罪悪感で痛む胸など無いはずだ。
解放などしない。今手放したらもう手にできなくなる。離すものか。
 カリーナを四つん這いにさせると、後ろからひと息に突き刺し、責め立てる。
「や、あ、ああ、あ、あ!」
 激しく腰を打ち付けるたびに、カリーナが苦しげな声を上げる。
「おい、もっとしっかり手で支えろ―」
 痛みのために体を支え切れなくなったカリーナがへばろうとするのを、無理
やり抱え上げるようにする。
 白い肌とぐしゃぐしゃになったブラウスが汗でしっとりとしている。まくり
上げられたスカートは形の良い尻をあらわにしており、その先を覗き込めば、
太ももを伝うように僅かに鮮血が垂れている。


923:虎薔薇10
12/08/05 23:13:51.22 gbfnosZN
「や、だ、タイガー―」
 嫌だといわれても、今更止められるわけがない。むしろこんなことをして
しまっているからこそ、全部済ませるまでは何としても止めたくは―
「タイガーの、顔、見えないの、ヤダ。ぎゅってして?さっきみたいに、キス、
して?」
「―」
 首をひねり、涙を流しながら俺に訴えかけてくる。
「ば、っかじゃねーの?ぎゅっと抱きしめろとか。お前、犯されてるんだぞ?
俺に。」
「それでも、いいから。」
 いいわけねーだろ!?
「タイガーの事、すきだから……」
「はあ!?」
 え、何その告白。
 って、なに、なに、なんだよ、それ!わけわかんねーよ!
「ええっと、ほら、あれだ。被害者が加害者に共感しちまう、なんとか
かんとか症候群だったかなんかそんな―」
「違うの、ずっと、好きだったの。……だから、タイガーが私の事、何とも
思ってなくても……それでも。私……無理だって思ってたから……だから、
どんな形でも……今だけでも、構わな……構わないから。」
 訳が分からない。何言ってるの、コイツ。だってお前いつも言ってただろ、
うるさいとか、ポイントゼロとか。話しかけてもすぐ背中向けてどっか行っち
まうし。だから。
 だから?だからなんだっていうんだよ。
「だから……お願い。おとなしくするから。タイガーの言うとおりにするから、
優しくして。嘘でいいの。好きって言って―」
 カリーナはぼろぼろと泣いている。
「……好き、だ。」
 その涙で潤んだ瞳に射抜かれ、ついて出た言葉は、どこに起因したものなの
だろうか。


924:虎薔薇11
12/08/05 23:19:09.57 gbfnosZN
 激しく打ち付けていた腰を止め、カリーナをこちらに向けた。唇を重ねると、
そのままカリーナを抱きしめ、正常位に移る。
「あ……りがとう、タイガー。」
 なんでありがとうだよ。おっかしーだろ。お前犯されてんだぞ。こんな中年
男に。もし本当に俺の事好きだったとしても―惚れてた男に最低の仕打ち
受けてんだぞ。なんでそんな事言うんだよ、言えるんだよ。
「―そんな事言うな。」
 カリーナ・ライルは傲慢不遜にすら思える氷の女王ブルーローズだ。でも
それを抜きにしたって―ただのカリーナ・ライルもそんな事言っちゃ
いけない。それを言わせたのは俺だけど。俺のやってることが原因だけど。
「ううん。だって、私はタイガーの事好きだから、これでもいいの。」
「俺は―」
 その言葉の先を聞きたくないと、カリーナの方からキスをしてきた。聞き
かじった知識だけで、理屈もよくわかっていないそれ。本当はきっと、コイツ
が好きで好きで仕方なくって、それ以上にコイツの事を好きで好きで仕方ない、
そんな男と交わすべきだったそれ。
「……」
 いっそこいつがものすごく遊んでるとか、遊んでなくても、俺の事を反吐が
出るといわんばかりの蔑みの目で見てくれるのならばそれなりに落としどころがあっただろうに。どうして俺の事なんか好きなんだよ。
 色々やるせない気持ちになりながらも、悲しいかな、腰の動きは止まらない。
 浅く、深く。緩急をつけ、締め付けてくるカリーナの内側をえぐるように
貫いていく。それがやがて、一定のリズミカルな動きに変わり、徐々にその
スピードも上がっていく。
「あ、だめ。タイガー、いや。痛い。カラダ、裂けちゃうっ!」
 ぎゅっ、とカリーナがしがみつき、肩に爪が食い込む。
「馬鹿、痛ぇだろ―」
「―っっ!」
 わずかにカリーナの体が緊張し、さらにぎゅうっと俺にしがみついてくる。
「……あ、なに。イったのか?」
「……わ、かん、ない……」


925:虎薔薇12
12/08/05 23:19:54.96 gbfnosZN
 そうは言っているが、緩む手とその様子からどうもイったらしいのがよく
わかった。
「ほーら。ちゃんと気持ちよくしてやっただろ?」
「……気持ちいい……の?」
「気持ちよかったろ?な、カリーナ。」
 言い聞かせるようにささやくと、カリーナはぼんやりとしたまま、鸚鵡返し
に呟いた。
「ん。気持ちいい……私、気持ちよかった……」
 少し放心したようなその表情がたまらなく―本当に愛おしくて頬に軽く
キスをする。
「だろ?―お前気持ちよくなったんだから、問題ないよな?」
「問題……?」
「あー、まあ。お互い満足したんだから、俺ばっかじゃないからいいだろ、
って事。」
「……?」
「ともかく!俺もあとちょっとだから、もう少し我慢してろ!」
「んっ。あ、やだ、体、また、ビリビリきそう―」
「どうせなら一緒にイくか?」
 余裕のない顔のまま笑う。
「たいがぁ、たいがぁ―」
 どうせなら虎徹って呼べよ―と、おかしな不満を胸に抱いたまま激しく
カリーナの体に打ち付ける。
「や。また、来る。タイガー、コレの事?怖い。いっちゃう。―私っ、
イっちゃうっ!」
 ぎゅうとカリーナが抱き着いてくるので、身動きがとりづらくなる。
カリーナが俺にぶら下がるような形になっているが、かまうものかと一心に
動きを進め―
「……っだ、俺ももう―」
 カリーナがしがみついているので抜くことができなかった。そもそも一発目
も膣中に出しちまってるし―いや。最初から抜くつもりもなかった。
 俺は一番奥まで突き入れて、カリーナに深く口づけをしながら、果てた。


926:虎薔薇13
12/08/05 23:21:19.08 gbfnosZN
「な、カリーナ。」
「なあに?タイガー。」
「お前、今でも俺の事好きなわけ?」
「……うん……」
 時間がかかったのは逡巡してのものではなく、恥ずかしかったからのようだ。
「あのさ。俺、その……寝てたお前を無理やり犯したんだぞ?」
「うん。びっくりしたし、何より痛かった。」
「……好きなのか?それでも。」
「……ば、馬鹿だ、って、自分でも思うけど。」
「ばっかじゃねー?……ホント。」

 犯されてまだ好きとか。
 ―犯しといて、好きになるとか。


927:913
12/08/05 23:26:40.90 gbfnosZN
自分でも迷いが見える文章だなとは思うけども
長々とお邪魔しましたー
ギャグで軽いのとか甘々な方がいいのかな
タイバニで鬼畜少ないと思ったけど 自分で書いてみて
書きづらいから そりゃ数もないわなとよくわかった

928:名無しさん@ピンキー
12/08/07 19:04:23.80 YEMEWeyM
>>913
よかったよー
甘々になる予感がした こういう素直なカリーナもいいね

929:名無しさん@ピンキー
12/08/08 04:54:07.13 LnLGTndV
>>913
乙乙!
久々に来たけどいいもん読ましてもらったありがとう

書きづらいってのはあるね
男ヒーローは皆ナイスガイだから鬼畜に持っていきづらいし
女子組を性的にいためつけるのはしのびないし

930:913
12/08/09 00:35:02.24 yCvs+4vq
>>928
>>929

感想ありがとうございますー
ただヤってるだけならこいつじゃなくっていいじゃんってなるし
でもこのキャラがこんなことするか? と…
難しいなー やっぱ


931:名無しさん@ピンキー
12/08/09 01:55:19.94 vD30jaT8
>>913
おお、いいじゃんいいじゃん!
個人的にはちょうどいい無理やり具合だと思ったよ
んで最後にきゅんとさせられちゃうってゆーねw
GJ!!

932:名無しさん@ピンキー
12/08/11 05:07:43.67 DBAJh4CN
虎徹を鬼畜にしづらいのは楓ちゃんがいるからかもしれん
キースさんを鬼畜にしづらいのはジョンがいるからかも
バニーを鬼畜にしづらいのはバニかずがちらつくからかも
先輩を鬼畜にしづらいのは和風だからかも
牛さんを鬼畜にしづらいのは牛角が
姐さんを鬼畜にしづらいのはお尻が痛くry


以上「深層心理に潜むあなたのTIGER&BUNNY」から抜粋

933:名無しさん@ピンキー
12/08/11 06:20:04.43 Zmv9ZKYI
つまりバニかず(ぬいぐるみ)×ジョンさんでやれば心が痛まないと

934:名無しさん@ピンキー
12/08/19 23:36:10.41 M5LFbhoq
先輩を鬼畜にしづらいのはキングオブDTだからじゃry

935:名無しさん@ピンキー
12/08/20 07:28:59.14 ToMeN297
虎徹に関しては楓ちゃんももちろんそうだけど何より奥さんがなあ
9月の映画でも夫婦愛が強調されそうな感じだしさ

もちろん妄想は個人の自由だから虎徹とアニエスが再婚しようが
バニーとカリーナがヤリまくろうが先輩とホアンちゃんが
処女と童貞を捧げあおうがそれはそれでありなんだがな
モブ犯罪者による愛なしの鬼畜エンドも注意書きがあればオッケー
ここはあくまで2ちゃんのエロパロ板なわけだしレイプなんて許せない
ありえないという人は向いてないと思う

と書くだけ書いてみたつまりは職人さんホモ以外はどんな作品でも歓迎ですよ

936:名無しさん@ピンキー
12/08/21 20:25:22.55 dPVv7yBh
いつから百合OKになったん

937:名無しさん@ピンキー
12/08/22 19:55:07.59 hQFDF/mP
>>936
エロパロ板のお約束みたいなものじゃなかったかな?
801だけ専用板があるのでそっちへという

938:名無しさん@ピンキー
12/08/22 20:50:10.71 T7ATtyeC
>>937
実は百合も専用板があるけどな
というかローカルルールだと801や百合に関するルールは無かったりする
でも慣習的な扱いで801は専用板だし、百合は少なくともこのスレでは平気だった

939:名無しさん@ピンキー
12/09/10 23:15:07.29 32mokE0F
虎兎

940:名無しさん@ピンキー
12/09/11 01:37:47.60 JqaKba5u
ん?とらうさ?
ふむ、けものカップリングか

941:名無しさん@ピンキー
12/09/12 20:41:01.17 Rpvfwhyr
エロ、エロなぁ
シチュ的なものが思い浮かんでも文章にできない文才の無さよ…
虎薔薇兎で3Pとか…、ダレカ…

942:名無しさん@ピンキー
12/09/15 15:01:37.79 dhsPUWbr
>>941
よし! 俺に任せておけ!
―と思ったが 男前のスーパールーキーは書けなかったよ……
一応虎薔薇兎にしようとは思ったんだ…… 思ったんだ……

943:虎薔薇兎? 1
12/09/15 15:02:44.99 dhsPUWbr
「ご褒美くれよ、ご褒美」
 BTBでの活動があったせいか、今も三人での仕事が入る事がある。歌や
踊りなども。そのたびダンスの練習に付き合わされる事も多くなった。
 そして―
「なあ。ご褒美」
 ちゃんとダンスを覚えたなら、ご褒美をあげる。―あるいは、ちゃんと
ダンスを覚えるからご褒美をよこせ。
 こんなやり取りもいつからか交わされるようになり―本当に、いったい
いつからこうなってしまったのだろう。
「……」
 私が戸惑っていると、目の前のタイガーは簡素な丸椅子に足を広げる
ようにして座ったまま、首をかしげるように私を見上げた。
「くれねーの?」
 可愛いと思ってやっているのだろうか。……目の前の男のあざとさに
見事にはまっている自分が悔しい。
「よ、よく頑張ったわね。褒めてあげる」
 ぽんぽんと、軽くタイガーの頭を撫でる。
「……」
 だけどタイガーは不満そうだ。
「な、なによっ」
「くれないんなら貰いに行くぞ」
 そう言って椅子から立ち上がる。口の端を上げ―いったいいつから、
タイガーはこんな表情を私に向けるようになったのかしら。そんな事を
思っていると途端に逃げ場を奪われ―覆いかぶさるような強引さで唇を
奪われた。
「ちょっ……ん、ふ……」
 ご褒美。
 交わされるやり取り。
 はじめは単純にねぎらいの言葉だけで。で、私がほんのちょっぴり勇気を
出して、冗談を装って頭を撫でたのが最初だった。触れるか触れないか
ぐらいに撫でるのが精一杯だったのに、どういうわけかタイガーはそれが
気に入ってしまった。レッスンが終わるとタイガーの頭を撫でるのが習慣
みたいになって―
 撫でるのに慣れてくると、調子に乗ったタイガーがほっぺにチューとか
してくれるなら振り付けを一晩で覚えてくるなどと言いだした。―まさか
本当に覚えてくるとも思わなかったし、覚えたところで、本当にそれを要求
してくるだなんて思ってなかった。
 そんな事がどんどんエスカレートしていってしまっている。
 互いの舌が絡まり続ける。逃れようとしても、タイガーがそれを許さない。
 やっと解放されたと思ったら、タイガーの手は私の服をまさぐるように
うごめきだした。
「タイガー、だめ、ちょっと……」
 どんどん深みにはまっている。
 こんな事、もう冗談では済まされない。なのに、続いてしまっている。
 ご褒美、というやり取り。
 タイガーはいったいどう考えているんだろう。
「何だよ。いいだろ。―ぐえ。」
 襟首を掴まれたタイガーが、私から引き離された。
「よくありません。鍵開けっ放しで何やってるんですか」
 開いた手で眼鏡を直しているハンサムがいた。

944:虎薔薇兎? 2
12/09/15 15:03:33.79 dhsPUWbr
「ハンサム……」
 正直、タイガーが怖い。どんどん私を変えていってしまうタイガーが。
ただの気のいいオジサンではなく、一人の男の人になってしまうタイガーが。
一時的にとはいえ、助かったと思った。
「邪魔すんなよ、バニー」
「ですから、バニーとかハンサムとか。どうしてみんな、僕の事をそう……」
「バニージャナイ、バーナビーデス!」
 襟首を掴まれたままのタイガーが唇を尖らせるようにして耳元でぴょこ
ぴょこウサギの耳のように動かして―ハンサムの真似なんだと思うけど、
甲高い声を上げている。
「そんな言い方―ともかくどいてください」
 ぐい、とハンサムがタイガーを押しやり―タイガーと入れ替わるように
して私の前に立ちはだかる。
「次は僕です。むしろ、褒められるべきは僕です」
「……」
 うん、嫌な予感はしていた。
 っていうか、いつもこのパターンだ。
「ご褒美、ください」
 タイガーは冗談めかしているけれど、逆にハンサムはやけに真剣なので
これはこれで対処に困る。
「……あ、あの……」
「していただけないなら、僕も勝手に貰いますよ?」
「……わ、わかったわよ」
 結局のところ、こうなってしまうのだ。
 ……私達、どうしてこんな風にただれた関係になってしまったんだろう。
タイガーとハンサムが私にキスする時の違いとか、触れ方の違いとか。
そういうのがわかるほどに回数を重ねてしまっている。
 ハンサムは本当に優しい。少し遠慮がちに何度も短いキスを重ねてくる。
「……はーい、おしまい」
 タイガーがハンサムの頭を掴むと、仕返しだといわんばかりにぐいと
向こうへ押しやってしまった。


945:虎薔薇兎? 3
12/09/15 15:04:04.52 dhsPUWbr
「んぐ、まだ全然―」
「うっせぇ。俺より長くやってんじゃねぇよ!」
「どこがどう長いんですが! 虎徹さんの方がねちねちやってたで
しょう!?」
 タイガーは、貪るようにキスをしてくる。普段はへらへらしているのに、
獣のように荒い。
「俺のが先なんだから当然だろ!? ……なんだよ、後から混ざってきた
くせに……」
 息を整え、そっと言い争いを始めようとしている二人の間を縫って出て
行こうとしたのだけど―
「おい、ブルーローズ」
「!」
「どこへ行こうとしているんですか」
 見逃してくれればいいのに、こういう時はやはり二人はバディで、
きっちり連携をとってくる。
「ふ、服を着替えて帰ろうと……」
 一応正直に答えるが、二人はどうしてそれで納得できようか、といった
様子だった。
「何だよ、ご褒美はまだまだこれからだろ?」
「も、もう終わり! 終わりなんだから!」
「そう急ぐ事も無いでしょう。今日はもう帰るだけなんですよね?」
「お、おかしいわよ、こんなの……」
 別に付き合っているわけでもないのだ、私たちは。
 なのにこんな―こんな事をするだなんて。なに、私ってそんな軽い女
だったの? 都合のいい女なの?
 こんな風に行為がエスカレートし始めてからずっと考えている。でも、
言葉にするのは、怖くてできない。
「別にいいだろ。頑張ったご褒美、なんだから。……まあ、もうどうでも
いいけどな。俺達へのご褒美でも。お前へのご褒美でも」
「ちょっと―」
「素直じゃないですね」
「ほーんと、な? お前だって欲しいんだろ? ご褒美」
「……っ」
 頷く事はできなかった。でも、否定できなかったのが、答え。
 二人は目線を合わせて少しばかり意地悪く笑うと、それぞれ私の体に触れ
始めた。


946:虎薔薇兎? 4
12/09/15 15:04:35.44 dhsPUWbr
「……ホントは独り占めしちまいたいんだけど、まあ、バニーが仲間はずれ
になると可哀想だしなぁ」
「ちょっと! どういう事ですか!」
 ハンサムは脚フェチなのかもしれない。いつも足ばかりにこだわっている。こんな整った顔をした人間が、自分の足元に跪いているというのは―
ちょっとぞくぞくする。
「どういうも何も。俺らがヤってるのを物陰から盗み見て、一人寂しく
ヌいてるなんて可哀想すぎて。俺、涙出ちまったもん」
「で、ですからあれはっ!」
 確かにあれにはびっくりした。ただ、タイガーの反応から、あの時よりも
もっと前からハンサムは覗き見をしていて―タイガーはわかっていて、
それでもこういう事を何度か相棒に見せつけていたっている事になる。
 あの時私はちょうどタイガーに……イかされた後で―ぼうっとして、
よくわからないうちにハンサムのを咥えていたんだ。いつもと感じが違う
からおかしいなって顔を見上げたらハンサムの顔があって―びっくりして
歯を立ててしまって大騒ぎをしたんだった。
 そんな事を思い出していると、タイガーが耳元で囁く。
「なー、声出せって、ブルーローズ」
「ムリ……出せるわけ……」
「―バニー」
 虎徹がそう言って顎をしゃくると、ハンサムが含んでいた私の足の指に
軽く歯を立てる。
「ふぁっ……!」
「もっと声出せよ。……バニー、手加減するな」
 もっとやれとタイガーが合図を送るが、ハンサムが私の足から口を離す。
ぺろりと唇を舐める仕草が色っぽい。
「でも、ここ、案外壁薄かったですよ? 余り大っぴらに騒ぐと―」
「どうせ挿れたら嫌でも声出ちまうんだから、おんなじ事だろ」
「……大した自信ですね」
 ハンサムが私の足を恍惚とした表情で撫でさすりながらも、呆れた目線を
タイガーに投げた。
「だってしょうがないだろ。……ブルーローズは俺に挿れてもらうの、好き
なんだもんなー?」
 なー? とタイガーが私に同意を求めてくる。
「……ち、が―」
 好きなのは『アンタとエッチな事をする事』じゃなくって。私はアンタの
事が―でも、そんな事、言えるわけがない。
「違わねーだろ。バニーが挿れてる時と俺が挿れてる時って、全然反応違う
じゃねーか」
 そう言って満足げに笑っている。そしてちらりとハンサムに目線を映した。
「……ごめんなー? バニーちゃん」
「ものすごく腹が立つから、その顔止めてください」
 あっそう、と言うと、タイガーが私の中に入り込んでくる。
「ん、あ……っ」
 駄目だ駄目だと思っていても―ああ、やっぱり気持ちいい。この圧迫感も
たまらない。
「ほれほれ、我慢すんなって」
 どうしても漏れてしまう声に対処するために口元にやろうとした手を
タイガーが取ってしまう。
 ぐねぐねと腰を動かし、もうとっくに見つけられてしまっている私の弱い
ところを意地悪くついてくる。そしてどんどん気持ちよくなる場所が増えて
いく。
「―あっ!」
「んー? ここもかー? よーっし、覚えたからな」
「いや、もう、駄目……たいがぁ、ダメぇ……おかしくなっちゃう……」
「―おかしくなっちまえ」


947:虎薔薇兎? 5
12/09/15 15:05:55.37 dhsPUWbr
 今までは弱いところをこね回すように動いていたけど、徐々にタイガーの
腰の動きが、早くなってくる。
「あっ、あっ……あっ!」
 タイガーが腰を打ち付けるたびに、声が漏れてしまう。ハンサムに助けを
乞おうとするが、ハンサムはハンサムで常では見せないような表情をたたえ、
私とタイガーのやり取りを見ている。
「ちょ……っと、アンタ―」
「バニーはほっとけって。アイツより、俺の方見てろ。バニーはそういう
のが好みなんだよ」
「……勝手な事を! それは貴方が独占したがっているからで―」
「ウサギちゃんの鳴き声がうるせぇなあ。ブルーローズの声が聞こえねー
だろ?」
 むっとした表情でハンサムが黙った。タイガーは満足そうに笑うと、私に
もう一度キスをして、ますます激しく私を責めたてる。
「たい……が……」
 たいがあ、たいがあ。
 狂ったようにその言葉を繰り返し、タイガーにしがみ付く。もう何も考え
られない。欲しい。全部欲しい。もっとして。ちょうだい、私にご褒美を。
私に、タイガーのを全部。一滴も漏らさずに。
「―っ!」
 タイガーの方も限界のようだった。深く深く、私の中に打ち付けるように
していたけど、ぐいとその体を引きはがし―私の口に無理やり押しつけ
ようとする。早く口を開きそれを含まなければと、私もそれを受け入れる。
私の唇が触れるのと同時に、タイガーの口から絞り出すような声が漏れ、
そして一度も美味しいなどと思ったことのない―だけど吐き出してしまう
事もできないそれが私の腔内へと出された。
「っあ……あー……」
 タイガーの荒い息が心地よい。タイガーはいつもギリギリまで私の内壁を
味わおうとする。……そのうち本当に内壁で出されてしまうのではないかと
ひやひやする。
「あー、すっげースッキリした……」
 舐めとるようにタイガーのを咥えていると、いつものようにタイガーが
頭を撫でてくれる。ホント、上手くなったよなー等と言われても、なんと
いうか……手放しで喜べない。


948:虎薔薇兎? 6
12/09/15 15:06:30.53 dhsPUWbr
「……あれ、バニーは?」
 満足したタイガーが、次お前の番だぞーと、ものすごい気安さでハンサムに
声をかけている。
「今日はよしておきます。……鍵をかけているとはいえ、何があるか
わかりませんし」
「遠慮するなよ。どうせこの現場見られたら、挿れてようが挿れてまいが
言い訳できねーんだし」
 本当に。
 こんな事、他の人にばれたらどうなるのかしら。この関係が終わるぐらい
で済むはずがない。
「結構です。一応ご褒美のキスもいただけましたし、お二方とも満足された
んならもういいでしょう? では僕はこれで―」
「あのさ、バニー。若いうちから変な癖つけると、後々苦労するぞ? お前
家に帰ってから、俺らがやってるの思い出して一人でするつもりだろ」
「なっ……」
「お前オナニーしかできなくなるぞ?」
「いいでしょう、別に!」
 してるんだ。……ふぅん。
 ……本当に、顔だってかっこいいし、立ち居振る舞いだってすっごく
スマートなのにいろいろ残念だ。
「……ね、ハンサム。……いいよ?」
 タイガーに遠慮しているんだろうか。それとも私とするのは嫌? この
関係がおかしい事はわかっているし、悩んでいる。けど……
 誰も答えが出ないのなら、これを続けるしかないのかもしれない。
「―っ」
 淫らな私に触発されたのか、帰ろうとしていたハンサムが踵を返そうとする。でも、隣のタイガーが、言葉をこぼす。
「……やっべ、また勃ってきた」
「ちょっ……虎徹さん!?」
「だって無理だろ、こんな顔されたらお前じゃなくっても勃つって」
「貴方、今終わったところですよね!?」
「一回しかできねーほど老けちゃいねーよ。それに―こいつも掃除じゃ
なくって、しごいてんだもん。もっとしたいって事だろ? ……なあ?」
「……っ」
 だって、これはその……!
 タイガー達に教え込まれてしまっているのだから仕方ないじゃない!
これが私にとっての普通なんだから!


949:虎薔薇兎? 7
12/09/15 15:07:13.28 dhsPUWbr
「あー、やっぱ無理だわ。おさまりきかねぇ。俺、バニーちゃんみたいに
変態じゃないから、他人がやってるの見て、それだけで満足とか無理だし」
「僕は変態じゃない! ノーマルです!」
「ヘンタイジャナイ、ノーマルデスゥ!」
「そんな言い方はしていないっ!」
「……で、変態のバニーちゃん。よかったら、尻、いってみるか? 前の
処女はとっくに貰っちまったけど、後ろはまだ俺手ぇつけてねーから」
「なっ!?」
 ちょ―ちょっと、何それ!? 待って、待ってよ!
「バディで仲良く二輪挿しとか面白くねぇ?」
「た、たたた、タイガー!?」
「若いうちは何事も経験だって」
「だってそんな―」
「俺がいるから大丈夫だって。な?」
 な? って、何が、な? だってそんな。無理! 二人一緒にとかそんな
―ちょっとハンサム。何興味深げな顔してるのよ! どこがノーマルなの
よ! なにこの二人! バディそろってド変態じゃない!
「―し、仕方ないですね―」
「あ、でも準備が必要だから今日は無理だな。ごっめんなー?」
 ……絶対最初からわかっていて、ハンサムにこういう言い方してる。
咎めるようにタイガーを見ると、タイガーは面白くなさそうに、ブルーローズ
はアイツの肩持ちすぎなんだよと唇を尖らせた。……もしこれがやきもち
だったら可愛いんだけど。狡いタイガーの心境なんて、わからない。
 わなわなと震えるハンサムを横目に、タイガーがぎゅう、と見せつける
ように私を抱きしめた。
「信じてみようと思ったのにっ!」
 ……出ていく気持ちはわかるけど、ドアは閉めて行ってよ……っていうか、
この状態でどうして始められるわけ? タイガーってば!?
「馬鹿、ドア開いてる―」
「もうおさまりつかねーんだもん。ヒーロー用のダンスレッスンルーム
なんだから誰も来やしねーよ」
 もっとくれよ、ご褒美。
 そう言って囁く声に、私は結局流されてしまうらしい。
 どんどんエスカレートしていくご褒美。次は何を求められるのだろう。
―何を求めてしまうのだろう。
 お互いそんな風に先の見えない事を考えているんだろうけれど、結局は
ただただ、互いの熱と体に溺れていくだけだった。


950:名無しさん@ピンキー
12/09/15 15:11:23.97 dhsPUWbr
以上!
バーナビーが全然いいところなしで終わってしまった……
間に女の子がいても 男同士が密着していたら萎えると思うんだけど
どうなんだろう ―そんな状況になる機会がないけども!

941の虎薔薇兎を読んでみたいよ! もっとぐっちょんぐっちょんのやつを!

951:名無しさん@ピンキー
12/09/15 23:03:36.62 wRHMyzL5
GJ!
ぜひともハンサム救済篇を。

952:名無しさん@ピンキー
12/09/16 17:57:20.42 iwnyZUg6
3Pイイヨイイヨー
GJ!


953:名無しさん@ピンキー
12/09/16 22:40:15.19 weYNMsQM
おおお!2穴攻めktkr!と思ったら…、俺のwktkを返せw
バーナビーさん気の毒すぎwww
悪い大人に翻弄されちゃうカリーナいいねええ!
GJGJっす!!

954:名無しさん@ピンキー
12/09/16 22:47:30.10 a671MPpK
GJそしてGJ
次回のご褒美に期待

955:950
12/09/17 01:42:55.02 wCG1/O3J
感想ありがとうございます
やっぱりちゃんとした虎薔薇兎読みたい
誰か! くんずほぐれつな虎薔薇兎を!

956:950
12/09/17 01:45:16.98 wCG1/O3J
あと カリーナ視点で書いたため
ハンサムハンサムってものすごいギャグっぽいな
やっぱりバーナビーって呼ばせた方がよかったか…

957:名無しさん@ピンキー
12/09/18 00:17:54.66 HxozuwtQ
【コピー商品】シークレットヒーロー【タイバニ】6
スレリンク(comiket板)

958:名無しさん@ピンキー
12/09/24 20:40:54.07 Uzk8l2Fs
薔薇は虎だと思ってたがこのスレ見てたら兎が意外といいな

ということで虎はクリームに弄ばれるのとか誰か書いてくれ

959:名無しさん@ピンキー
12/09/25 00:13:02.83 4aNXBJdg
クリームさんで妄想してたらいつの間にかクマちゃん相手になってたでござる

960:名無しさん@ピンキー
12/09/25 02:29:31.53 T7wQYXuW
>>959
おいちょっとそれはNEXT能力を使ったいけないお遊びなのかい

なかなかイイネ

961:名無しさん@ピンキー
12/09/25 03:07:20.54 YfrCmBjL
>>959
その妄想の中身をここに書くんだ!はよ!!

962:名無しさん@ピンキー
12/09/25 19:31:57.68 4aNXBJdg
あ、書き方が悪かったかも
クリームにもてあそばれてる虎徹のはずが
クリームの操るクマちゃんにもてあそばれる虎徹っていう…
ついでにそれをニヤニヤ眺めるジェイク様とクリームさんがエロエロに…
ここまでは妄想した

が、俺は文章がかけん
箇条書きになっちゃうよ…orz

963:名無しさん@ピンキー
12/09/25 20:54:47.06 YfrCmBjL
くそっ俺に>>962を文章にするNEXTがあれば…!

964:名無しさん@ピンキー
12/09/26 23:36:31.86 vwInav0c
ヒーロー登場に期待

965:名無しさん@ピンキー
12/09/29 22:51:29.84 Nf1xNvGG
>>964
きたぞ、ワイルドタイガーだ! ……じゃないが 頑張って>>962
文章にしてみた  マッドベアにもてあそばれる虎徹という被虐的な場面を
うまく文章にできなかったが まあ にぎやかしにでもなれば
 あと、よく考えたらジェイクとクリームってそこそこ高齢だよね…?

966:ジェイク×クリーム 虎徹
12/09/29 22:52:54.48 Nf1xNvGG
「あら。もっと不細工な顔かと思ってましたけど、それほど酷くはあり
ませんのね」
 薄暗い倉庫で、クリームが虎徹の顔を見下ろすと意外そうに言った。
虎徹はぬいぐるみの山に埋もれている。一見するとファンシーな光景だが、
人ではない、ありえない拘束力でもって捕らえられているのであった。
「おい! こら、離せ!」
 ハンドレッドパワーを行使していた間こそクリーム達が劣勢であったが、
5分をしのいでしまえば、物量で勝るクリームに分があった。そのために
クリームの髪を埋め込んだぬいぐるみを待機させていたこの倉庫で相手を
したのだ。そしてクリーム本人は非武装の女性だ。犯罪を憎むヒーローとは
いえ―だからこそかもしれないが、女子供にはやはり甘い。
「……邪魔ですわね」
 ぺりっ、とクリームが虎徹のアイパッチを取り払ってしまう。
「だっ―!」
 虎徹が慌てて顔を伏せようとするがクリームがそれを許さない。サルの
ぬいぐるみがたたっとぬいぐるみの山を駆け上がり、虎徹の髪をひっつかむと
無理やり顔を上げさせた。
「ワイルドタイガー、我々の同志になる気はございませんか? ささやかな
虚栄心など捨て去り、我々とともに、我々が正しい生き方のできる世界を
創り上げましょう? 」
「虚栄心!? ふざけんな! ヒーローってのはそんなもんじゃねえ!」
 虎徹が声を荒げるが、それまで黙ってコンテナの上で胡坐をかいていた
ジェイクが、うんざりだといったように口を挟んできた。
「どーこがだよ。ちょっとちやほやされていい気になってるだけだろうが。
ちいせぇ奴だな。どうしてあんな屑どものために俺たちが血を流す必要が
ある?」
「違う! この力は、人を守るためにあるんだ! そのための力があるのなら、
そう使うべき―」
 ジェイクが眉をしかめる。ああ、ほんとコイツマジうぜえ、と。そんな
くだらない事を、本気で言っていやがると嫌悪している。NEXT能力を
与えられなかった有象無象どもが、与えられた俺達に対してどんな目を向け
たか、どんな仕打ちをしてきたか。この男だってその差別にあっているはずだ。
なのに。
 ―馬鹿の相手は疲れる。ジェイクはクリームに声をかけた。


967:ジェイク×クリーム 虎徹
12/09/29 22:53:33.09 Nf1xNvGG
「あー、うぜえ。クリーム。そいつを黙らせろ。」
 そう言われてクリームは口元に指先をやり、うーん、と考え込んだよう
だった。まだあれこれと怒鳴りたてている虎徹に手を伸ばし、頬に触れるか
触れないかといったようにそっと撫でた。
「―っ!?」
 びくりと虎徹が驚きその口をつぐむ。クリームがクスクスと笑った。
「黙らせる方法はいろいろありますけれど、貴方には少しサービスして差し
上げますわ」
「さ、さーびす?」
 妖艶な笑みを浮かべるクリームに対し、虎徹がわずかに緊張した様子で
問いかける。緊張だけではない何かもあるようだったが。
 乱れた虎徹の髪を手櫛ですくと、その手を襟元へと伸ばす。ネクタイを
取り去ると、一つ一つボタンに手をかけていく。あれだけぎゃんぎゃん
咆えていたのに、すっかり大人しくなっている。ちょろいものだとクリームは
笑う。
 一目で鍛えられていることのわかる胸元に手を入れ、虎徹を見る。期待
する男の顔に一瞬心地よさを感じる。
 ―だが、ジェイクが戻ってきた今、クリームのすべてはジェイクの物
だった。ましてこんなに下心の透けて見える浅ましい男など、相手にする
のも吐き気がする。
「クマちゃん。こちらのヒーロー崩れの相手をお願いできるかしら」
 ぱたぱたとあちこちから湧き出るように出てきた、死んだ魚のような
虚ろな目をしたポップな色調のクマのぬいぐるみが、虎徹を拘束している
人形たちと会釈をかわしながらするすると虎徹の服をはだけていく。
「え……ちょ、マジ……?」
「マジマジ、ですわ」
「いや、こんなぬいぐるみ相手にされるぐらいなら、おねーさんの方が―」
「気持ちの悪い事、おっしゃらないでいただけますかしら?」
 にっこりと、でもはっきりと拒絶の意思を含んだ笑顔を返す。その間に、
声は発しないものの、マッドベアたちじゃれあいながら虎徹の各所を責め
始めた。


968:ジェイク×クリーム 虎徹
12/09/29 22:54:45.94 Nf1xNvGG
「いやいやいや! なにこれ、もふもふしててくすぐってぇ! なははは!?
ありえねえ!」
 などと騒いでいる。じたばたと騒ぎ始めたが、それも次第に収まり―
熱をはらんだ声が漏れ始めた。
「ぐ、あ……」
 マッドベアは子供向けの人形だ。
 デザインやコンセプトはなかなかパンチのきいたものだが、素材そのもの
は繊細な子供の肌に優しいものが使用されている。きめ細やかな布地が、
虎徹の突起を刺激し―あるいは昂ぶり始めたものを扱いている。自分の
手とは違う、体温など微塵も感じさせない異質な感覚が刺激的らしい。
 情けないとしか言えないその姿に、クリームはあざけるように笑う。
ジェイク様以外の男なんて所詮こんなものだ、と。
「体は正直なようですわね。お気に召していただけたようで何よりですわ。」
 小さなマッドベアたちが、自分自身の体を使い、おしくらまんじゅうでも
するように虎徹自身を挟み込み、扱く。硬めに詰め込まれた綿により、
程よい圧迫感が虎徹に加わっている。我慢できずに滴り始めたものにより、
一部のマッドベアはしっとりと湿り気を帯びている。そして、とうとう我慢
しきれず、吐き出してしまった虎徹のたまりにたまった欲望をべったりと
その身に浴びたマッドベアも出始めた。
「おーい、クリーム。そいつ聞いてねーぞー?」
「あら」
 もはや拘束はその意味をなしていなかった。
 人形はクリームの支配下にある限り疲れることなどないのだから、次々に
虎徹をへ快楽を与えてくる。息もつけないほど、虎徹は声を荒げている。
遅い来る快楽の波に身をのけぞらせている。もう耐えることなどできない。
ただただ、流されるばかりだ。


969:ジェイク×クリーム 虎徹
12/09/29 22:55:18.40 Nf1xNvGG
「……無様な事」
 虎徹の醜態にクリームが眉をしかめている。だが、無様なその見世物が
気に入ったのかジェイクからそう言ってやるなよ、と声が返ってくる。
「たまってるんならしょーがねーよなぁ? まだまだ頑張れる年なんだし?
まっ、造り物のヒーローにはお似合いなんじゃねーの? 造り物のクマちゃん
相手がよ!?」
 へっへっへ、と愉快そうにジェイクが笑っていたが―忌々しげにその
表情を戻す。
「……ヒーローってやつも形無しだな。せっかく選ばれた人間だってのに、
愚図どもに飼われて、見世物になって」
 クリームがカンカンとヒールの音を響かせながらジェイクのそばに駆け寄る。
「ジェイク様。ジェイク様と私で、NEXTによる、選ばれた世界を創り
上げましょう。私はジェイク様のおそばにいられるのなら、どんな世界
だって天国以上のものですけれど!」
「天国ねえ。今すぐにも見せてやるぜ?」
 ぐいと抱き寄せ、クリームへ口づける。
「……ジェイク様……!」
 男の喘ぎ声なんて気持ち悪いだけだ。それを掻き消すぐらいの女の声を、
ジェイクは聴きたかった。


970:ジェイク×クリーム 虎徹
12/09/29 22:57:16.31 Nf1xNvGG
 乱暴に服をはぎ取っていくが、クリームは恍惚とした表情でそれを受け
入れ―クリームの方も愛しいジェイクへと手を伸ばしていく。
「おい、クリーム。お前『ヤダ、思ってたよりかっこいいですわー』とか
なんとか思ってたろ、あのクソ虎に対して」
 ここでジェイクがクリームを抱こうという気になったのは、それがきっかけ
だったかもしれない。
「……ジェイク様、やきもちですの?」
 虎徹に対し、そう思ったのは事実だったらしい。でも、クリームに
とっては何をおいてもジェイクが一番なので、虎徹への印象はあくまで
正直な感想として以上の意味はなく、後ろめたい気持ちは無いようだった。
むしろ、ジェイクからそのような台詞が出たことが嬉しいようで、キラキラ
した目でジェイクを見つめている。
「―そういうわけじゃねぇけどよ。しばらく会えねえ間に趣味が悪く
なったんじゃねえの、ってな?」
「酷いですわ、ジェイク様!」
 咎めるような目でクリームがジェイクを見つめる。心の声を聴くまでも
ないその様子に苦笑しながらクリームの胸を揉みしだく。アッバスを出て
から、今までの時間を埋めるように何度となくクリームを抱いた。今のように、
ほんの些細な嫉妬や、それこそ手持ち無沙汰だからとか、そんなくだらない
理由でも。
 何年ぶりかのクリームの体は女として十分に熟れており、とても楽しめる
ものになっていた。
「私のすべてはジェイク様に捧げておりますのに」
 ―だからこそ、ジェイクのためにあらゆる方法をとることもできた。
ジェイクが収監されたアッバスからの解放を求める今回の作戦を実現する
ために、いかなる方法も。
 あの、何に対してもたどたどしかった初々しい少女が、ジェイクを満足
させるほどの腰使いを覚えている事とか。使役しているマネキンたちが、
虎徹を何度も絶頂させるほどの技巧を持ち合わせている事だとか。ジェイクは
心を読む事が出来るからというのもあるが、それでもクリームに何故かと
問う事はなかった。


971:ジェイク×クリーム 虎徹
12/09/29 22:58:26.70 Nf1xNvGG
「わりぃな。お前があんまり可愛いもんだからよ」
「ジェイク様……! 」
 ただ、この反応だけは、あの頃と変わらなかった。俺に惚れてりゃそれで
いい。何人の男がコイツの体を知っていようが、コイツの心はいついかなる
時でも俺の物なのだからとジェイクは笑った。
 ヒーロー・ワイルドタイガーが再度そのNEXT能力を発動できるまでは
時間がある。その間、たっぷり楽しんでやろうとジェイクが腰を動かし、
深く突き入れる。
「あぁあ……ジェイク様ぁ……」
 求めるその声にジェイクがますます上機嫌になる。艶めかしく動く
クリームの腰はすぐにもジェイクを絞り取ろうとしている。
「っあ……やめ……あ―!」
 かたやその傍で、ファンシーな子供向け玩具により精を搾り取られている
男がいる。
「アイツ、あのままだと死んじまうんじゃねーか? おい、クリーム」
「ジェイク様、もっと! もっとください、ジェイク様ぁあ!」
 クリームは己の快楽を求めるのに必死で、NEXT能力の制御の方まで
頭が回っていないようだった。その、快楽を求める気持ちだけがリンクして
いるようで―マッドベア達の動きはより容赦のないものになっている。
―何とも奇妙な光景だ。
「ま、知ったこっちゃねーわなぁ」
 ジェイクはそう言って笑った。あれで死ぬならそれはそれで幸せな一生
ってやつだろう。―相手がぬいぐるみだというのが滑稽だが……あんなに
愚かしい奴には、それで十分だ。
 ジェイクは目の前の女へと意識を戻し、全てでもって自分を愛してくれる
女を満足させることに終始した。


972:965
12/09/29 23:02:55.61 Nf1xNvGG
通し番号入れ忘れた…
ともかくここまでしか書けなかったよ ねちっこい中年同士のあれこれは
各人の心の中で展開されるのではないだろうか 
あるいは>>962かエロパロ板のMrレジェンドが…!


973:名無しさん@ピンキー
12/09/30 04:41:55.20 se7EJmrI
ひょおおおすげええ!
変態紳士の俺にはたまらん!!クリームさん可愛いい
ありがとう!そしてありが(ry

974:962
12/09/30 11:46:01.36 CpPUC1PD
うおおお、俺のただの妄想が形になっている!
ありがたやーありがたやー
はぁぁ、クリームさんエロカワ!
すばらしい!実にすばらしい!!!

975:名無しさん@ピンキー
12/09/30 20:48:14.35 w4BmsF03
>>965-971
きたぞ、ネ申が!
GJそしてDJ

976:名無しさん@ピンキー
12/09/30 20:48:54.80 w4BmsF03
興奮しすぎてGJがDJになったw

977:965
12/09/30 22:45:31.24 FfljwRqM
>>962
おお! 喜んでもらえて何よりだ!
っていうか962のシチュにぐっとくるものがあったんだよ

皆も一言ありがとう! 俺……ヒーローになれたかな……?

978:名無しさん@ピンキー
12/09/30 23:20:09.67 OAUYcCsj
>>958の俺も歓喜
おじさんはやっぱりしてやられてるのが似合うなw
エロいクリームかわいいよクリーム
弄ばれてぇ~w

>>977キングオブヒーローだぜ

979:名無しさん@ピンキー
12/09/30 23:24:53.03 7Ou6wy/p
>>977
今日から君もヒーローだ!b

980:965
12/09/30 23:56:25.52 FfljwRqM
>>979


981:名無しさん@ピンキー
12/10/01 04:30:50.94 pg/BshVb
もうスレも終わりそうだね

虎薔薇兎、3Pで数スレ使います 連投規制引っかかりそうなので
その場合は朝か夜まで空くかも

かなり無理やり・虎徹が調子に乗っている・バニー影薄い

―といった塩梅のため お気に召さない方は数スレすっ飛ばしてください

982:虎薔薇兎 1/11
12/10/01 04:31:39.63 pg/BshVb
「おいバニー、それ取ってくれ、それ」
「それってどれです」
「それだよソレ、その、美味いやつ」
「だから、どれですか!」
 タイガーとハンサムが、私を挟んで先ほどからどうでもいいやり取りを
している。トレーニング終わりがちょうど三人同じ時間になったから、飯でも
食いに行くか!? などとタイガーが食事に誘ってくれたのだ。できれば
二人っきりで、なんて思いもしたけど、実際そんなことになったら緊張と
嬉しさで死んでしまっていたかもしれない。
 ……っていうか、近い。本当に近い。大体何でお座敷タイプなのに同じ側に
三人も座る必要があるのだろう。狭いんですけど!?
「それだって、ソレ」
「ですから!」
 二人とも疲れが溜まっているのか、それほど大した量のお酒を飲んでいる
わけでもないのに結構べろんべろんだ。
「だーから、バニーの目の前にあんだろうが」
「―!」
 タイガーが身を乗り出してハンサムの前にある焼き鳥に手を伸ばす。―
つまり二人の間にいる私に密着するわけで。
 タイガーのそばなのは嬉しいのだけれど、こんなに近いとどうしていいのか
わからない。
「相棒なら分かれよこれぐらい―うわっ、とと」
「きゃああ!?」
「……あー、わりぃ」
 机の端にあったお茶の入ったグラスにタイガーが触れ、グラスが倒れて
しまった。おかげで私のスカートはべっしゃべしゃ!
「ちょっとタイガー、何やってるのよサイアク―って! ちょっと!」
「シミになるだろー?」
 おしぼりを取って私のスカートを拭こうとしているが、それはつまり
布越しにタイガーの手が私の足に触れてしまうという事で。
「い、いいからいいから!」
「遠慮すんなって。俺が悪いんだから」
「いやいやいや! だ、だって―ひ、ゃあ!?」
「んー? どうしたー?」
 へらへら笑いながら酔っぱらっているタイガーが私を見た。慌てて答える。
「な、何でも、ない!」
 そうだ、酔っ払い相手にまともに取り合ってはいけない。相手は酔っ払い
なのだ。もう、ぐっでんぐでんの。だから、いつも以上に無遠慮で、身勝手で。
―私の事、ただの子どもだって思ってるから、私の気持ちなんか全然
わかってないから、そういう事が出来るんだ。
「……そっか」
 少しの間をおいてタイガーが答えると、またタイガーがおしぼりで私の
スカートを―スカート、だよね……? ともかく拭きはじめた。

983:虎薔薇兎 2/11
12/10/01 04:32:30.13 pg/BshVb
「ん、っ」
 ぐっと歯を食いしばる。身がこわばる。
 変なところにお茶を零すから、おしぼりで拭く場所もなんだかきわどい所に
なってしまっている。スカートを拭くのをやめさせたいけれど、そのために
口を開こうとすると、変な声が出てしまいそうだ。それは絶対に駄目だ。
「……っ、あ、う……」
 もういい、もういいよ。お気に入りの服だけど、シミになっても構わない
から。だからもうやめて、タイガー。
 おしぼりは私のスカートの太ももや―もっと、その……エッチなところに
零れた水分を拭き取ろうと動いており、酔っ払っているタイガーはいつも以上
の無遠慮さで私の足をぐっとひっつかんでいる。
 ……だめ、だめっ!
 そう思うのに、声が漏れそうになり、それを必死に我慢しようとすると息が
つけなくなりそうになる。
「―はっ、あっ、あ―たい、タイガー、も、もういいから…… ―っ、
あっ。やっ、ダメ、ダメなの! そこ、ダメ!」
「遠慮するなって。こういうのはー、零してすぐにやんねーと、な、バニー」
「―っ!」
 そうだ、ハンサム!
 忘れていた。酔っているとはいえ、ハンサムならこの事態の異常さに
気付いているはずだ。……わ、私の様子がおかしい事とかも、き、気づい
ちゃってる、よね……? ―それでもいい。ともかく止めてくれないと、
タイガーの前なのに、私、おかしな事になっちゃう!
「ゴシゴシこすっちゃダメなんですよ。こう、裏に他の布を置いて、叩く
ようにして―」
 馬鹿だー!
 ハンサムなのにー! それにそれはソースを零した時とかだ。水かと疑う
ほど薄いお茶なんかでそこまで神経質にする必要は、って―
「なるほど、流石バニー」
「流石じゃないわよ、何言ってるの―いっ!? やだ! やだやだ、タイガー、
やめて!」
 た、たたた、タイガーの手が! 私の! スカートの中に!?
「これでポンポン叩きゃいいの?」
「はい、ばっちりです。流石は虎徹さんです」
「だな! 流石俺だよな!」
「だな、じゃない! ―や、だ……」
 ぎゅっとスカートを抑え込んでタイガーの手の侵入を拒もうとするが、
酔っ払いの力には勝てない。っていうか、裏にあてるはずの他のおしぼり
とか布なんて持って無いじゃないのよ!
「―!」
 タイガーの手が。スカートの中に突っ込んだ手が、じかに私の太ももを
撫で上げた。泣きそうになりながらタイガーを見る。いい加減にしてよ!
そう言おうとして―薄く笑っているタイガーの目とかち合う。
 ……え?

984:虎薔薇兎 3/11
12/10/01 04:33:11.76 pg/BshVb
「シミになると、いけねえよなあ?」
 ぐい、とタイガーが私のスカートを引き上げる。太ももどころか、下着
まであらわになってしまった。そして、男の力でもって、私の足を大きく開く。
「あーあー。こんなになっちまって」
「―っ!」
 カッと全身が熱くなる。
「なんで、ここ、こんなになってんだろうな?」
 にたりと笑いながら、タイガーが私に問いかける。
 恥ずかしい! ……ぬ、濡れちゃって、るんだ。タイガーがスカート拭いて
くれただけで。
「なあ、なんでだ?」
「……っ、それ、は……」
「虎徹さんがお茶を零したからでしょう?」
 さも当然だといわんばかりに背後のハンサムが答えてくれた。
「……っ」
「あれー? そうだっけ?」
「そうですよね?」
 ……それは、その。
 なぜだか、二人とも、薄く、笑っているような気がする。気のせい、だよね?
なんだっていい、とりあえずこの場を乗り切らなくちゃいけない。
「そ、そう……タイガーがこぼした、お茶のせい」
「ふぅん? そうか、そうか。これ、お茶かぁ!」
 こくりと小さく頷く。
「―じゃあ、これも拭かねえとな?」
「えっ!?」
「あ、なんだっけ、叩くように、だったっけ?」
「はい。しっかりとお願いしますよ?」
 ばたつく私を、ハンサムが背後から抑え込んだ。ちょっと、何考えてるの、
なんていう間もなかった。
「ひゃ、あ、あああ!」
 下着越しにではあるけど、けどっ! まともに刺激が与えられて! や、あ、
あぁっ!
「ダメ、違う、違うの! お茶じゃないの! お茶じゃなかったの! だから、
やめ、やめてっ!」
 もうわけがわからない! タイガーの指が、私の中に、入ってきていて、
ぐにゅぐにゅと―やだ、なんで!?


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